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JP2010276555A - 自動分析装置 - Google Patents

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JP2010276555A JP2009131538A JP2009131538A JP2010276555A JP 2010276555 A JP2010276555 A JP 2010276555A JP 2009131538 A JP2009131538 A JP 2009131538A JP 2009131538 A JP2009131538 A JP 2009131538A JP 2010276555 A JP2010276555 A JP 2010276555A
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Abstract

【課題】試薬庫に収納された試薬容器内への結露水の落下を低減することができる自動分析装置を提供する。
【解決手段】第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141から進入して第1及び第2試薬を吸引する第1及び第2試薬分注プローブ23,27と、第1及び第2試薬容器13,14を収納する試薬庫17とを備え、試薬庫17は、第1及び第2試薬容器13,14を収納するための試薬ケース33と、第1及び第2試薬分注プローブ23,27が進入する貫通孔39乃至42を有する試薬ケース33を覆うための試薬カバー34と、貫通孔35乃至38に内接し、貫通孔35乃至38に発生する結露水を導いて試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141外へ滴下させるための誘導体39乃至42とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、液体に含まれている成分を分析する自動分析装置に係り、特に、ヒトの血液や尿などの体液中に含まれる成分を分析するための試薬を収納する試薬庫を備えた自動分析装置に関する。
自動分析装置は生化学検査項目や免疫検査項目等を対象とし、被検体から採取された被検試料と各検査項目の試薬との混合液の反応によって生ずる色調や濁りの変化を、分光光度計や比濁計等の測光部で光学的に測定することにより、被検試料中の様々な検査項目成分の濃度や酵素の活性等で表される分析データを生成する。
この自動分析装置では、各検査項目の試薬を収容した試薬容器を試薬庫に収納してから、検査に応じて選択された検査項目の分析を行う。そして、サンプル分注プローブにより検査対象の被検試料を収容した試料容器から被検試料を吸引して反応容器に吐出する。また、試薬分注プローブにより試薬庫内の試薬容器から試薬を吸引して反応容器に吐出する。そして、反応容器に吐出された被検試料及び試薬の混合液を測光部で測定する。
ところで、分析可能な検査項目の試薬を収容した試薬容器は試薬庫に収納され、収納された試薬容器は試薬が変性するのを防ぐために保冷される。この試薬庫は冷気が庫外に逃げ出すのを防止する試薬カバーを備え、試薬カバーには試薬を吸引するために試薬分注プローブが進入する貫通孔が設けられている。また、試薬容器には試薬を吸引するために試薬分注プローブが進入する貫通孔が設けられている。
この試薬庫では、試薬庫内と外気との温度差に起因して貫通孔で結露し易やすい。そして、結露した結露水が貫通孔から落下し、落下した結露水が開口部から試薬容器内に入り、試薬容器内の試薬が汚染又は希釈されてしまう問題がある。この問題に対して、試薬カバー内側に傾斜面を有する試薬庫を備えた自動分析装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−262030号公報
しかしながら、特許文献1の試薬庫の試薬カバー内側の傾斜面の傾斜角が小さいと、結露した水滴が傾斜面の途中の位置から落下して、試薬容器内に落下する恐れがある。また、傾斜角が大きいと試薬カバーの厚さが増して、試薬庫が大型化する問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、試薬庫に収納された試薬容器内への結露水の落下を低減することができる自動分析装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明の自動分析装置は、試料及び開口部を有する試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注して、その混合液を測定する自動分析装置において、前記開口部から進入して前記試薬容器内の試薬を吸引する試薬分注プローブと、前記試薬容器を収納する試薬庫とを備え、前記試薬庫は、前記試薬容器を収納するための試薬ケースと、前記試薬容器から試薬を吸引するために前記試薬分注プローブが進入する貫通孔を有する前記試薬ケースを覆うための試薬カバーと、前記貫通孔に内接し、前記貫通孔に発生する結露水を導いて前記試薬庫に収納された前記試薬容器の開口部外へ滴下させるための多孔質状の誘導体とを有することを特徴とする。
また、請求項2に係る本発明の自動分析装置は、試料及び開口部を有する試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注して、その混合液を測定する自動分析装置において、前記開口部から進入して前記試薬容器内の試薬を吸引する試薬分注プローブと、前記試薬容器を収納する試薬庫とを備え、前記試薬庫は、前記試薬容器を収納するための試薬ケースと、前記試薬容器から試薬を吸引するために前記試薬分注プローブが進入する貫通孔を有する前記試薬ケースを覆うための試薬カバーと、前記貫通孔に内接し、前記貫通孔に発生する結露水を導いて前記試薬庫に収納された前記試薬容器の開口部外へ滴下させるための親水性の誘導体とを有することを特徴とする。
更に、請求項5に係る本発明の自動分析装置は、試料及び開口部を有する試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注して、その混合液を測定する自動分析装置において、前記開口部から進入して前記試薬容器内の試薬を吸引する試薬分注プローブと、前記試薬容器を収納する試薬庫とを備え、前記試薬庫は、前記試薬容器を収納するための試薬ケースと、前記試薬容器から試薬を吸引するために前記試薬分注プローブが進入する貫通孔を有する前記試薬ケースを覆うための試薬カバーと、前記貫通孔に内接し、前記貫通孔に発生する結露水を導いて前記試薬庫に収納された前記試薬容器の開口部外へ滴下させるための溝が形成された誘導体とを有することを特徴とする。
本発明によれば、試薬カバーの貫通孔に発生する結露水を導いて、試薬庫に収納された試薬容器の開口部外へ滴下させるための誘導体を配置することにより、その試薬容器内への結露水の落下を低減することができる。
本発明の実施例1に係る自動分析装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る分析部の構成を示す斜視図。 本発明の実施例1に係る分析部の試薬庫、第1及び第2試薬ラック、反応ディスク、及び第1及び第2試薬分注アームの配置を示す平面図。 本発明の実施例1に係る第1及び第2試薬容器の外観を示す図。 図3に示した試薬庫のA−A線矢視断面図。 本発明の実施例1に係る誘導体の一例を示す断面図。 本発明の実施例1に係る第1試薬吸引位置に停止した第1試薬容器の開口部及びこの第1試薬容器に隣り合う例えば2つの第1試薬容器の開口部と、誘導体の開口部との関係を示す平面図。 本発明の実施例1に係る誘導体の他の例を示す図。 本発明の実施例2に係る試薬庫の構成を示す図。 本発明の実施例2に係る誘導体の一例を示す図。 本発明の実施例2に係る誘導体の他の例を示す図。
以下、本発明の実施例を説明する。
以下、本発明による自動分析装置の実施例1を、図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係る自動分析装置の構成を示したブロック図である。この自動分析装置100は、各検査項目の標準試料や被検体から採取された被検試料と各検査項目に該当する試薬との混合液を測定して標準データや被検データを生成する分析部10と、分析部10の測定に関る各分析ユニットの駆動及び制御を行う分析制御部50とを備えている。
また、分析部10で生成された標準データや被検データを処理して検量データや分析データの生成を行うデータ処理部60と、データ処理部60で生成された検量データや分析データを印刷出力や表示出力する出力部70と、各種コマンド信号の入力等を行う操作部80と、分析制御部50、データ処理部60、及び出力部70を統括して制御するシステム制御部90とを備えている。
図2は、分析部10の構成を示した斜視図である。この分析部10は、標準試料や被検試料等の各試料を収容する試料容器11と、この試料容器11を移動可能に保持するサンプルラック12と、各検査項目に該当する1試薬系及び2試薬系の第1試薬を収容する第1試薬容器13と、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する第2試薬容器14とを備えている。
また、第1及び第2試薬容器13,14を収納する試薬庫17と、この試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14を回動可能に保持する第1及び第2試薬ラック15,16と、円周上に配置された複数の反応容器19を回転可能に保持する反応ディスク20とを備えている。
また、サンプルラック12に保持された試料容器11内の試料を吸引して反応容器19内へ吐出する分注を行うサンプル分注プローブ21と、このサンプル分注プローブ21を回動及び上下移動可能に保持するサンプル分注アーム22と、第1及び第2試薬ラック15,16に保持された第1試薬容器13内の第1試薬を吸引して各試料が吐出された反応容器19内に吐出する分注を行う第1試薬分注プローブ23とを備えている。
また、第1試薬分注プローブ23を回動及び上下移動可能に保持する第1試薬分注アーム24と、反応容器19内に吐出された各試料と第1試薬の混合液を撹拌する第1撹拌子25と、この第1撹拌子25を回動及び上下移動可能に保持する第1撹拌アーム26と、第1及び第2試薬ラック15,16に保持された第2試薬容器14内の第2試薬を吸引して各試料及び第1試薬が吐出された反応容器19内に吐出する分注を行う第2試薬分注プローブ27とを備えている。
また、この第2試薬分注プローブ27を回動及び上下移動可能に保持する第2試薬分注アーム28と、反応容器19内の各試料、第1試薬、及び第2試薬の混合液を撹拌する第2撹拌子29と、第2撹拌子29を回動及び上下移動可能に保持する第2撹拌アーム30と、反応容器19内の混合液に光を照射して光学的に測定する測光部31と、測光部31で測定を終了した反応容器19内を洗浄する洗浄ユニット32とを備えている。
そして、測光部31は、反応容器19に光を照射し、その反応容器19内の標準試料や被検試料を含む混合液を透過した各検査項目の波長光を検出する検出信号に基づいて、例えば吸光度や吸光度の変化量で表される標準データや被検データを生成する。そして、生成した標準データや被検データをデータ処理部60に出力する。
分析制御部50は、分析部10の各分析ユニットを駆動する機構を有する機構部51、及びこの機構部51の各機構を制御して分析部10の各分析ユニットを分析サイクル毎に所定のタイミングで作動させる制御部52を備えている。
機構部51は、分析部10のサンプルラック12を移動する機構、並びに第1及び第2試薬ラック15,16を夫々回動する機構を備えている。また、サンプル分注プローブ21に試料の吸引及び吐出を行わせるポンプを駆動する機構、第1試薬分注プローブ23に第1試薬の吸引及び吐出を行わせるポンプを駆動する機構、第2試薬分注プローブ27に第2試薬の吸引及び吐出を行わせるポンプを駆動する機構を備えている。
更に、反応ディスク20を回転する機構、サンプル分注アーム22、第1試薬分注アーム24、第2試薬分注アーム28、第1撹拌アーム26、及び第2撹拌アーム30を夫々回動及び上下移動する機構、洗浄ユニット32を上下移動する機構等を備えている。
図1のデータ処理部60は、分析部10の測光部31から出力された標準データや被検データを処理して各検査項目の検量データや分析データを生成する演算部61と、演算部61で生成された標準データや分析データを保存するデータ記憶部62とを備えている。
演算部61は、測光部31から出力された標準データ及びこの標準データの標準試料に予め設定された標準値から、各検査項目成分の濃度や活性と標準データの関係を表す検量データを生成し、生成した検量データを出力部70に出力すると共にデータ記憶部62に保存する。
また、分析部10の測光部31から出力された吸光度で表される被検データに対応する検査項目の検量データをデータ記憶部62から読み出し、読み出した検量データを用いて測光部31から出力された被検データから濃度値として表される分析データを生成する。また、吸光度変化量で表される被検データに、分析パラメータとして設定された所定の波長における分子吸光係数を含むファクタを乗ずることにより、酵素の活性値として表される分析データを生成する。そして、生成した分析データを出力部70に出力すると共にデータ記憶部62に保存する。
データ記憶部62は、ハードディスク等のメモリデバイスを備え、演算部61から出力された検量データを検査項目毎に保存する。また、演算部61から出力された各検査項目の分析データを被検試料毎に保存する。
出力部70は、データ処理部60の演算部61から出力された検量データや分析データを印刷出力する印刷部71及び表示出力する表示部72を備えている。そして、印刷部71は、プリンタなどを備え、演算部61から出力された検量データや分析データを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷する。
表示部72は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、演算部61から出力された検量データや分析データを表示する。また、自動分析装置100で検査可能な各検査項目の分析パラメータを設定するための分析パラメータ設定画面、各検査項目に該当する第1及び第2試薬の情報を設定するための試薬情報設定画面、被検試料毎に被検試料を識別する氏名やID等の識別情報及び検査対象の検査項目を設定するための被検試料情報設定画面等を表示する。
操作部80は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、検査項目毎の分析パラメータ、第1及び第2試薬情報、被検試料の識別情報及び検査項目等を設定するための入力操作を行う。
システム制御部90は、CPU及び記憶回路を備え、操作部80からの操作により入力されたコマンド信号、各検査項目の分析パラメータの情報、第1及び第2試薬情報、被検試料の識別情報及び検査項目の情報等の入力情報を記憶回路に記憶した後、これらの入力情報に基づいて、分析制御部50、データ処理部60、及び出力部70を統括してシステム全体を制御する。
以下、図1乃至図7を参照して、分析部10における試薬庫17の構成の詳細を説明する。
先ず、図2及び図3を参照して、第1及び第2試薬分注プローブ23,27で第1及び第2試薬を分注する動作を説明する。
図3は、分析部10の試薬庫17、第1及び第2試薬ラック15,16、反応ディスク20、及び第1及び第2試薬分注アーム24,28の配置を示した平面図である。第1試薬分注アーム24は、各検査項目の分析が行われるとき、回動軸を中心として上停止位置における高さで回動して、各検査項目の第1試薬の分注を行うために第1試薬分注プローブ23を破線で示した円形の第1軌道上を移動する。
そして、第1試薬分注プローブ23を第1又は第2試薬ラック15,16に保持された第1試薬容器13内の第1試薬を吸引するための第1試薬吸引位置T1又は第1試薬吸引位置T2の一方の位置で停止した後、下へ移動して試薬庫17内及び一方の位置に停止した第1試薬容器13内へ進入させて、その第1試薬容器13内の第1試薬の吸引が可能な高さで停止する。
次いで、第1試薬を吸引した第1試薬分注プローブ23を、上へ移動した後、反応容器19内に第1試薬を吐出する位置である第1試薬吐出位置T3へ移動する。そして、第1試薬分注プローブ23により、第1試薬吐出位置T3に停止した反応容器19内へ第1試薬の吐出が行われる。
第2試薬分注アーム28は、回動軸を中心として上停止位置における高さで回動して、各検査項目の第2試薬の分注を行うために第2試薬分注プローブ27を破線で示した円形の第2軌道上を移動する。
そして、第2試薬分注プローブ27を第1又は第2試薬ラック15,16に保持された第2試薬容器14内の第2試薬を吸引するための第2試薬吸引位置T4又は第2試薬吸引位置T5の一方の位置で停止した後、下へ移動して試薬庫17内及び一方の位置に停止した第2試薬容器14内へ進入させて、その第2試薬容器14内の第2試薬の吸引が可能な高さで停止する。
次いで、第2試薬を吸引した第2試薬分注プローブ27を一方の位置まで上へ移動した後、反応容器19内に第2試薬を吐出する位置である第2試薬吐出位置T6へ移動する。そして、第2試薬分注プローブ27により、第2試薬吐出位置T6に停止した第1試薬を収容する反応容器19内へ、その第1試薬と対を成す第2試薬の吐出が行われる。
次に、図2乃至図7を参照して、試薬庫17の構成の詳細を説明する。図4は、試薬庫17に収納する第1及び第2試薬容器13,14の外観を示す図である。図5は、図3に示した試薬庫17のA−A線の矢視断面図である。図6は試薬庫17の一部を示す断面図である。図7は、第1試薬吸引位置T1に停止した第1試薬容器13及びこの第1試薬容器13に隣り合う例えば2つの第1試薬容器13を示す平面図である。
図4において、第1及び第2試薬容器13,14は、夫々同じ形状及び寸法を成している。また、各第1及び第2試薬容器13,14の上面及び底面は夫々同じ形状及び寸法を成し、例えば上底と下底間の長さである高さの方向を長手方向とする台形を成している。また、各第1及び第2試薬容器13,14の側面は、上面の上底を一辺とする長方形を成す内周側面と、上面の下底を一辺とする長方形を成す外周側面と、上面の上底及び下底以外の対辺を一辺とする長方形を成す2つの幅側面とにより構成される。
そして、第1及び第2試薬容器13,14の上面の外周側面近傍には、第1及び第2試薬を吸引するために第1及び第2試薬分注プローブ23,27が第1及び第2試薬容器13,14内に進入する口径r1の円形状の開口部131,141が設けられている。
図5は、図3に示した試薬庫17のA−A線の矢視断面図である。試薬庫17は第1及び第2試薬が収容された第1及び第2試薬容器13,14を収納するための上側に開口部を有する試薬ケース33と、この試薬ケース33の開口部を覆う着脱自在の試薬カバー34と、試薬カバー34に配置された4つの誘導体39乃至42と、試薬ケース33に収納された第1及び第2試薬容器13,14を保冷する冷却器43とを備えている。
試薬ケース33内に第1及び第2試薬ラック15,16が配置される。この第1試薬ラック15は、長手方向が第1試薬庫17の中心C1に向いた各第1及び第2試薬容器13,14を円周上に保持した状態で、中心C1の周りを、保持した各第1及び第2試薬容器13,14の長手方向に対して垂直方向である幅方向(配列方向)回動する。また、第2試薬ラック16は、長手方向が中心C1に向いた各第1及び第2試薬容器13,14を円周上に保持した状態で、第1試薬ラック15の外周を、保持した各第1及び第2試薬容器13,14の幅方向に回動する。
試薬カバー34は、冷気が試薬ケース33外に逃げ出すのを防止すると共に試薬ケース33内への外気の流入を防ぐために設けられている。また、試薬ケース33に収納された第1及び第2試薬容器13,14内の第1及び第2試薬の濃縮を抑えるために設けられている。そして、試薬ケース33に収納された第1及び第2試薬容器13,14から第1及び第2試薬を吸引するために第1及び第2試薬分注プローブ23,27が進入する4つの貫通孔35乃至38を有する。
貫通孔35は、第1試薬ラック15に保持された第1試薬容器13から第1試薬を吸引するための第1試薬分注プローブ23が試薬庫17内に進入可能なように設けられ、第1試薬吸引位置T1に形成されている。
貫通孔36は、第2試薬ラック16に保持された第1試薬容器13から第1試薬を吸引するための第1試薬分注プローブ23が試薬庫17内に進入可能なように設けられ、第1試薬吸引位置T2に形成されている。
貫通孔37は、第1試薬ラック15に保持された第2試薬容器14から第2試薬を吸引するための第2試薬分注プローブ27が試薬庫17内に進入可能なように設けられ、第2試薬吸引位置T4に形成されている。
貫通孔38は、第2試薬ラック16に保持された第2試薬容器14から第2試薬を吸引するための第2試薬分注プローブ27が試薬庫17内に進入可能なように設けられ、第2試薬吸引位置T5に形成されている。
各誘導体39乃至42は、各貫通孔35乃至38に内接し、試薬庫17内と外気との温度差に起因して、外気と接する貫通孔35乃至38に発生する結露水を誘導して試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141外へ滴下させるために設けられている。
図6は、図5に示した誘導体39の一例を示した断面図である。この誘導体39は、貫通孔35に多孔質状を形成するための例えば多孔質樹脂、多孔質金属、多孔質セラミック等の多孔質材料により構成され、上下方向に貫通する開口部を有する。この開口部は、試薬庫17内に近づくに従い、例えば直径が増加する円錐状の側面の一部を成す傾斜面391により構成され、その傾斜面391を内周面とし、外周面が貫通孔35に内接している。
そして、誘導体39の上端部における開口部392は、第1試薬吸引位置T1へ移動した第1試薬分注プローブ23の停止精度及び試薬ケース33に試薬カバー34を取り付けたときの試薬カバー34の位置精度に基づいて、第1試薬吸引位置T1に停止した第1試薬分注プローブ23が誘導体39に接触しないで試薬庫17内に進入可能な最小の径である第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の口径r1よりも短い口径r2を有する。
このように、開口部392を口径r2にすることにより、試薬庫17外への冷気の流出及び試薬庫17内への外気の流入を抑制することができる。これにより、試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14内の第1及び第2試薬の劣化を防いで、効率よく保冷することができる。また、試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14内の第1及び第2試薬の濃縮を抑制することができる。
更に、誘導体39の下端部における開口部393は、第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の口径r1よりも長い口径r3を有する。
なお、誘導体39と同様の形状を有する樹脂、多孔質金属、セラミック等の材料からなる誘導体の傾斜面に多孔質を形成するように実施してもよい。
図7は、第1試薬吸引位置T1に停止した第1試薬容器13の開口部131及びこの第1試薬容器13に隣り合う例えば2つの第1試薬容器13の開口部131と、誘導体39の開口部393との関係を示した平面図である。
誘導体39は、下端部の開口393が、第1試薬吸引位置T1に停止した第1試薬容器13の開口部131を含む位置に配置される。また、両隣の2つの第1試薬容器13の開口部131を含まない位置に配置される。
ところで、誘導体39を除いた貫通孔35が誘導体39の開口部と同じ形状及び寸法である口径r2の開口部を有する上端部、口径r3の開口部を有する下端部、及び傾斜面391に当たる例えば切削面や成型面により形成された斜面により構成されているとする。この場合、その斜面の傾斜角が水平面に対して小さいと、試薬庫17内と外気の接するその斜面上で結露して成長した水滴が、その斜面に沿って第1試薬吸引位置T1に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141よりも外周の上方に位置する下端部まで流動しないで、成長した位置又は斜面の途中の位置から落下することがある。その水滴の位置が第1試薬容器13の開口部131上方であると、落下した水滴により第1又は第2試薬が汚染又は希釈される問題が発生する。
この問題に対して、貫通孔35に多孔質状の傾斜面391を有する誘導体39を配置することにより、貫通孔35で発生する結露水が傾斜面391表層で保持されるため、傾斜面391表面を親水化することができる。そして、傾斜面391上で成長した水滴を、この水滴の自重及び親水化された親和力でもって傾斜面391に沿って下端部に導いて、この下端部から第1試薬吸引位置T1に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周に落下させることができる。これにより、試薬カバー34を厚くすることなく、貫通孔35から第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下を低減することができる。
誘導体40は、誘導体39と同様に構成され、貫通孔36に配置される。そして、誘導体39の場合と同様にして、第1試薬吸引位置T2に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周の上方に位置する下端部に導いて、この下端部から開口部131,141外周に落下させることができる。これにより、試薬カバー34を厚くすることなく、貫通孔36から第2試薬ラック16に保持された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下を低減することができる。
誘導体41は、誘導体39と同様に構成され、貫通孔37に配置される。そして、誘導体39の場合と同様にして、第2試薬吸引位置T4に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周の上方に位置する下端部に導いて、この下端部から開口部131,141外周に落下させることができる。これにより、試薬カバー34を厚くすることなく、貫通孔37から第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下を低減することができる。
誘導体42は、誘導体39と同様に構成され、貫通孔38に配置される。そして、誘導体39の場合と同様にして、第2試薬吸引位置T5に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周の上方に位置する下端部に導いて、この下端部から開口部131,141外周に落下させることができる。これにより、試薬カバー34を厚くすることなく、貫通孔38から第2試薬ラック16に保持された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下を低減することができる。
なお、誘導体39乃至42と同様の形状を有する樹脂、多孔質金属、セラミック等の材料からなる誘導体の傾斜面に多孔質を形成するように実施してもよい。
以上述べた本発明の実施例1によれば、貫通孔35に内接して多孔質状の傾斜面391を有する誘導体39を配置することにより、貫通孔35で発生する結露水を第1試薬吸引位置T1の下方に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周に落下させることができる。また、貫通孔36乃至38に内接して誘導体39と同様に構成される誘導体40乃至42を配置することにより、貫通孔36乃至38で発生する結露水を第1及び第2試薬吸引位置T2,T4,T5に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周に落下させることができる。
これにより、試薬庫17の大型化を防いで、試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下による第1及び第2試薬の汚染又は希釈を低減することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、傾斜面の表層を例えば親水処理剤で親水処理した誘導体39と同じ形状及び寸法を有する親水性の誘導体を各貫通孔35乃至38に内接することにより、その親水性の傾斜面に沿って第1及び第2試薬吸引位置T1,T2,T4,T5に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周の上方に位置する下端部に導いて、この下端部から開口部131又は開口部141外周に落下させることができる。これにより、試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下による第1及び第2試薬の汚染又は希釈を低減することができる。
また、図8に示すように、各貫通孔35乃至38に誘導体39aを配置するように実施してもよい。この誘導体39aは誘導体39と同じ形状及び寸法を有し、傾斜面391aには、上端部と下端部を繋ぐ放射状の複数の溝394が形成されている。この溝394に沿って第1及び第2試薬吸引位置T1,T2,T4,T5に停止した第1又は第2試薬容器13,14の開口部131,141外周の上方に位置する誘導体39aの下端部に導いて、この下端部から開口部131又は開口部141外周に落下させることができる。これにより、試薬庫17に収納された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下による第1及び第2試薬の汚染又は希釈を低減することができる。
以下、本発明による自動分析装置における試薬庫の実施例2を、図9乃至図11を参照して説明する。図9は、実施例2に係る試薬庫の構成を示す図である。図9に示した実施例2が図3における実施例1と異なる点は、実施例1における試薬庫17の誘導体39乃至42を形状が異なる誘導体に置き換えた点である。なお、実施例2を構成している試薬庫のユニットの内、実施例1と同じユニットには同じ符号を付与し説明を簡略にする。
図9において、試薬庫17bは、第1及び第2試薬が収容された第1及び第2試薬容器13,14を収納するための試薬ケース33、この試薬ケース33の開口部を覆う着脱自在の試薬カバー34、試薬ケース33に収納された第1及び第2試薬容器13,14を保冷する冷却器43、及び試薬ケース34に配置された誘導体39b乃至42bを備えている。そして、試薬カバー34は貫通孔35乃至38を有し、この貫通孔35乃至38に誘導体39b乃至42bが内接している。
図10は、図9に示した誘導体39bの一例を示した図である。この誘導体39bは、貫通孔35に多孔質状を形成するために誘導体39と同様の多孔質材料により構成され、上下方向に貫通する開口部を有する。この開口部は、試薬庫17b内に近づくに従い、例えば直径が増加する円錐状の側面の一部を成す傾斜面391bにより構成される。
この傾斜面391bの下端部には、第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の軌道上の部分に2つの切欠き395が設けられている。また、切欠き395が設けられた傾斜面391bの下端部の内の対向する2つの最下端部である滴下点396が前記軌道上以外の例えば第1試薬吸引位置T1に停止した第1試薬容器13の幅方向の中央を通る直線132上に設けられている。
そして、誘導体39bの上端部における開口部392bは、第1試薬吸引位置T1へ移動した第1試薬分注プローブ23の停止精度及び試薬ケース33に試薬カバー34を取り付けたときの試薬カバー34の位置精度に基づいて、第1試薬を吸引するために第1試薬吸引位置T1に停止した第1試薬分注プローブ23が誘導体39bに接触しないで試薬庫17b内に進入可能な口径r2を有する。また、滴下点396間の距離は、図6に示した誘導体39における開口部393の口径r3に一致する。
このように、貫通孔35に内接して多孔質状の傾斜面391bを有する誘導体39bを配置することにより、貫通孔35で発生する結露水が傾斜面391b表層で保持されるため、傾斜面391b表面を親水化することができる。そして、傾斜面391b上で成長した水滴を、この水滴の自重及び親水化された親和力でもって傾斜面391bに沿って滴下点396に導いて、この滴下点396から第1試薬吸引位置T1に停止した第1又は第2試薬容器13,14における開口部131,141外の長手方向の位置に落下させることができる。また、第1試薬吸引位置T1を回動中の第1又は第2試薬容器13,14における開口部131,141外の長手方向の位置に落下させることができる。
これにより、試薬カバー34を厚くすることなく、貫通孔35から第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下による第1及び第2試薬の汚染又は希釈を防止することができる。
誘導体40bは誘導体39bと同様に構成され、誘導体40bの下端部には第2試薬ラック16に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の軌道上の部分に2つの切欠きが設けられている。また、この切欠きが設けられた傾斜面の下端部の内の対向する2つの滴下点が第1試薬吸引位置T2に停止した第1試薬容器13の幅方向の中央を通る直線上に設けられている。
誘導体41bは誘導体39bと同様に構成され、誘導体41bの下端部には第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の軌道上の部分に2つの切欠きが設けられている。また、この切欠きが設けられた傾斜面の下端部の内の対向する2つの滴下点が第2試薬吸引位置T4に停止した例えば第2試薬容器14の幅方向の中央を通る直線上に設けられている。
誘導体42bは誘導体39bと同様に構成され、誘導体42bの下端部には第2試薬ラック16に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の軌道上の部分に2つの切欠きが設けられている。また、この切欠きが設けられた傾斜面の下端部の内の対向する2つの滴下点が第2試薬吸引位置T4に停止した第2試薬容器14の幅方向の中央を通る直線上に設けられている。
これにより、第1及び第2試薬吸引位置T2,T4,T5の第1又は第2試薬容器13,14における開口部131,141外の長手方向の位置に落下させることが可能となり、試薬カバー34を厚くすることなく、貫通孔36乃至38から第1及び第2試薬ラック15,16に保持された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下による第1及び第2試薬の汚染又は希釈を防止することができる。
以上述べた本発明の実施例2によれば、貫通孔35に内接する多孔質状の傾斜面391bを有する誘導体39bを配置することにより、貫通孔35で発生する結露水を第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141外に落下させることができる。また、貫通孔36乃至38に内接する誘導体39bと同様に構成される誘導体40b乃至42bを配置することにより、貫通孔36乃至38で発生する結露水を第1及び第2試薬ラック15,16に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141外に落下させることができる。
これにより、試薬庫17bの大型化を防いで、試薬庫17bに収納された第1及び第2試薬容器13,14内への結露水の落下による第1及び第2試薬の汚染又は希釈を防止することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば図11に示すように、下から見た誘導体39cを貫通孔35に配置するように実施してもよい。この誘導体39cは、誘導体39bと同じ形状及び寸法を有する。そして、内周側の傾斜面391cにおける下端部には、誘導体39bの滴下点396に対応する2つの滴下点396cの一方の滴下点と、傾斜面391cの上端部の一方の滴下点に近い側の一方の半円を所定の間隔で区分した複数の位置とを繋ぐ複数の溝394cが形成されている。また、他方の滴下点と、傾斜面391cの上端部の他方の滴下点に近い側の他方の半円を所定の間隔で区分した複数の位置とを繋ぐ複数の溝394cが形成されている。そして、誘導体39cの下端部の切欠き395cが第1試薬ラック15に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の軌道上に位置するように貫通孔35に配置される。
これにより、傾斜面391c上で成長した水滴を溝394cに沿って滴下点396cに導いて、第1試薬吸引位置T1の第1又は第2試薬容器13,14における開口部131,141外の長手方向の位置に落下させることが可能となり、貫通孔35で発生する結露水を第1及び第2試薬ラック15,16に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141外に落下させることができる。
また、誘導体39bと同様に構成される各誘導体を、その誘導体の下端部の切欠きが第1又は第2試薬ラック15,16に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141の軌道上に位置するように各貫通孔36乃至38に配置する。これにより、貫通孔36乃至38で発生する結露水を第1及び第2試薬ラック15,16に保持された第1及び第2試薬容器13,14の開口部131,141外に落下させることができる。
T1,T2 第1試薬吸引位置
T4,T5 第2試薬吸引位置
13 第1試薬容器
14 第2試薬容器
17 試薬庫
23 第1試薬分注プローブ
27 第2試薬分注プローブ
33 試薬ケース
34 試薬カバー
35,36,37,38 貫通孔
39,40,41,42 誘導体
131,141 開口部
391 傾斜面
392,393 開口部

Claims (8)

  1. 試料及び開口部を有する試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注して、その混合液を測定する自動分析装置において、
    前記開口部から進入して前記試薬容器内の試薬を吸引する試薬分注プローブと、
    前記試薬容器を収納する試薬庫とを備え、
    前記試薬庫は、
    前記試薬容器を収納するための試薬ケースと、
    前記試薬容器から試薬を吸引するために前記試薬分注プローブが進入する貫通孔を有する前記試薬ケースを覆うための試薬カバーと、
    前記貫通孔に内接し、前記貫通孔に発生する結露水を導いて前記試薬庫に収納された前記試薬容器の開口部外へ滴下させるための多孔質状の誘導体とを
    有することを特徴とする自動分析装置。
  2. 試料及び開口部を有する試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注して、その混合液を測定する自動分析装置において、
    前記開口部から進入して前記試薬容器内の試薬を吸引する試薬分注プローブと、
    前記試薬容器を収納する試薬庫とを備え、
    前記試薬庫は、
    前記試薬容器を収納するための試薬ケースと、
    前記試薬容器から試薬を吸引するために前記試薬分注プローブが進入する貫通孔を有する前記試薬ケースを覆うための試薬カバーと、
    前記貫通孔に内接し、前記貫通孔に発生する結露水を導いて前記試薬庫に収納された前記試薬容器の開口部外へ滴下させるための親水性の誘導体とを
    有することを特徴とする自動分析装置。
  3. 前記誘導体は、貫通する開口部を有し、
    前記誘導体の開口部は、前記試薬庫内に近づくに従い、直径が増加する円錐状の側面の一部を成す傾斜面により構成され、
    前記誘導体の下端部における開口部の口径は、前記試薬容器の開口部の口径よりも長いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記試薬庫内に配置され、前記試薬容器を移動可能に保持する試薬ラックを有し、
    前記傾斜面の下端部には、前記試薬ラックに保持された前記試薬容器の開口部の軌道上の部分に切欠きが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の自動分析装置。
  5. 試料及び開口部を有する試薬容器に収容された試薬を反応容器に分注して、その混合液を測定する自動分析装置において、
    前記開口部から進入して前記試薬容器内の試薬を吸引する試薬分注プローブと、
    前記試薬容器を収納する試薬庫とを備え、
    前記試薬庫は、
    前記試薬容器を収納するための試薬ケースと、
    前記試薬容器から試薬を吸引するために前記試薬分注プローブが進入する貫通孔を有する前記試薬ケースを覆うための試薬カバーと、
    前記貫通孔に内接し、前記貫通孔に発生する結露水を導いて前記試薬庫に収納された前記試薬容器の開口部外へ滴下させるための溝が形成された誘導体とを
    有することを特徴とする自動分析装置。
  6. 前記誘導体は、貫通する開口部を有し、
    前記誘導体の開口部は、前記試薬庫内に近づくに従い、直径が増加する円錐状の側面の一部を成す上端部と下端部を繋ぐ複数の前記溝が形成された傾斜面により構成され、
    前記誘導体の下端部における開口部の口径は、前記試薬容器の開口部の口径よりも長いことを特徴とする請求項5に記載の自動分析装置。
  7. 前記試薬庫内に配置され、前記試薬容器を移動可能に保持する試薬ラックを有し、
    前記傾斜面には、前記下端部における前記試薬ラックに保持された前記試薬容器の開口部の軌道上の部分に切欠きが設けられ、この切欠きが設けられた下端部の内の最下端部と前記上端部を繋ぐ複数の前記溝が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の自動分析装置。
  8. 前記誘導体の上端部における開口部の口径は、前記試薬容器の開口部の口径よりも短いことを特徴とする請求項3、請求項4、請求項6、又は請求項7のいずれかに記載の自動分析装置。
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