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JP2010271385A - 光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法 - Google Patents

光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】安価にして確実な切断を行うことができる信頼性の高い光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ切断用カッター1は、ガラスファイバまたは被覆部内にガラスファイバを内装した光ファイバ70を切断する光ファイバ切断機10に装着される簡易刃である。そして、初期傷を付与する際にガラスファイバ表面に刃先を面接触させるための面状部20を有する刃部4を備えている。また、面状部20は、その幅寸法が5〜20μmであり、その表面がDLCコートで表面処理されている。また、刃部4は、ガラスファイバの表面に5N〜8Nの荷重により初期傷を付与する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば光コネクタに収納する光ファイバを切断する光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法に関する。
従来の光ファイバの切断方法の一例として、上下のクランプ間に光ファイバを把持させ、スライダを移動させることで、刃部材の外周縁が光ファイバに接触して光ファイバの被覆部に切り込んでいく。そして、被覆部が切り込まれてから、刃部材が光ファイバのガラスファイバに接触することで、ガラスファイバ表面に傷を付けて破断させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
通常、被覆付き光ファイバを切断するためには、被覆を切断するとともにガラスファイバ表面へ加傷する必要があり、刃先角が60度等の比較的大きな角度で高価な超硬刃を有する光ファイバ切断用カッターを用いている。
すなわち、上記光ファイバ切断用カッターでは、ガラスファイバヘの加傷は十分できるものの、刃先が被覆を切り裂きにくく被覆を切断することが難しかった。
特開2006−284839号公報
そのため、被覆付き光ファイバを切断するためには、被覆を切裂くために刃先が鋭利な刃が使用されていた。
また、上記光ファイバ切断用カッターにおいて、刃先が鋭利でかつ安価なNT刃が用いられている。その場合、被覆切断には適切であるが、ガラス加傷においては十分な強度がないため、特殊な切断条件が必要であった。
例えば、加傷時にガラスファイバは砕けずに、刃先が倒れこむ刃圧で加傷するとき、ガラスファイバの把持力(張力)を通常のガラスファイバの2倍以上とする。
また、曲げ破断を安定させるために曲げ破断スピードを遅くする等の特殊な調整が必要になる。これらの特殊条件は、ガラスヘの加傷が小さいことに起因する。加傷が十分でないため、曲げ過程の条件(ファイバ把持力、曲げ速度等)が限定される。
そこで本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安価にして確実な切断を行うことができる信頼性の高い光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法を提供することにある。
上記課題を解決することができる本発明に係る光ファイバ切断用カッターは、ガラスファイバまたは被覆部内にガラスファイバを内装した光ファイバを切断する光ファイバ切断用カッターであって、
初期傷を付与する際に前記ガラスファイバ表面に刃先を面接触させるための面状部を有する刃部を備えたことを特徴としている。
上記記載の光ファイバ切断用カッターによれば、ガラスファイバ表面に面接触させるための面状部を刃先に設けることで、光ファイバに初期傷を付与する際の光ファイバへの接触面積が大きくなる。これにより、高価な超硬刃を用いる必要がなくなり、安価な簡易刃を適用して初期傷を付与することができ、光ファイバの切断を確実に行うことができる。
本発明に係る光ファイバ切断用カッターは、前記面状部の幅寸法が5〜20μmであることが好ましい。
上記記載の光ファイバ切断用カッターによれば、面状部の刃先幅を5〜20μmに設定することにより、光ファイバへの加傷力を増大させて有効な初期傷を付与することができる。
本発明に係る光ファイバ切断用カッターは、前記面状部の表面が表面処理されていることが好ましい。
上記記載の光ファイバ切断用カッターによれば、面状部の表面に、例えば、DLCコート等の表面処理がされることにより、光ファイバへの加傷力をさらに増大させて有効な初期傷を付与することができる。
本発明に係る光ファイバ切断用カッターは、前記刃部が前記ガラスファイバの表面に、5〜8Nの荷重により初期傷を付与することが好ましい。
上記記載の光ファイバ切断用カッターによれば、刃部を5〜8Nの荷重により光ファイバ表面に接触させることにより、光ファイバへの加傷力をさらに増大させて有効な初期傷を付与することができる。
本発明に係る光ファイバ切断用カッターは、前記光ファイバが被覆付き光ファイバであることが好ましい。
上記記載の光ファイバ切断用カッターによれば、刃先に面状部を有する刃部を備えているので、特に被覆付き光ファイバにおける被覆切断を確実に行うことができるとともに、十分な初期傷の付与を行うことができる。
本発明に係る光ファイバの切断方法は、上記記載の光ファイバ切断用カッターを用いて光ファイバに初期傷を付与することが好ましい。
上記記載の光ファイバの切断方法によれば、刃先に面状部を有する刃部を光ファイバに接触させることにより、十分な接触面積を確保して光ファイバに初期傷を付与することができる。これにより、高価な超硬刃を用いる必要がなくなり、安価な簡易刃を適用して光ファイバへの初期傷の付与を確実に行えるとともに、光ファイバの切断を確実に行うことができる。
本発明に係る光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法によれば、安価にして確実な切断を行うことができる信頼性の高い光ファイバ切断機を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法を適用した光ファイバ切断機の外観斜視図である。 図1の光ファイバ切断用カッターの部分拡大図である。 図1の光ファイバ切断用カッターの正面図である。 図1の光ファイバ切断用カッターの刃部の拡大断面図である。 図1の光ファイバ切断機による光ファイバの切断方法の説明図である。
以下、図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1〜図5は本発明に係る光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法の一実施形態を示すもので、図1は本発明の一実施形態に係る光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法を適用した光ファイバ切断機の外観斜視図、図2は図1の光ファイバ切断機の部分拡大図、図3は図1の光ファイバ切断用カッターの正面図、図4は図1の光ファイバ切断用カッターの刃部の拡大断面図、図5は図1の光ファイバ切断機による光ファイバの切断方法の説明図である。
図1に示すように、光ファイバ切断機10は、光ファイバ切断用カッター1、上部ボディ11、下部ボディ12、ファイバホルダ13、一対のクランプ14,15、一対の枕部材16,17、刃圧設定部18等を備えている。この光ファイバ切断機10は、被覆付き光ファイバ70に初期傷を付与するスクラッチベント式(垂直押付け式)の切断機である。
光ファイバ切断用カッター1は、SK鋼(SK420系)、ハイス鋼、SUS(マルテンサイト系(SUS420系等))等のステンレス鋼製の、所謂、簡易刃であって、上部ボディ11の下面に長手方向に組み付けられている。その基端部に有する固定用孔2が、上部ボディ11の上面に配置されているスライド送り出し操作部19に有する固定軸20に固定される。
上部ボディ11は、その基端部が下部ボディ12の基端部に枢軸21を介して回動自在に連結されており、不図示の戻しばねによって、先端部が下部ボディ12の先端部から離れる方向に常時付勢されている。この上部ボディ11は、光ファイバ切断用カッター1の上側に、クランプ14,15に対向配置される押圧部材22が刃圧ばね23を介して組み付けられている。刃圧ばね23は、光ファイバ切断用カッター1の被覆付き光ファイバ70に対する押圧力を、例えば、5N〜8Nに設定する。
ファイバホルダ13は、下部ボディ12の側部に突出形成されており、ファイバ押え部24を開閉自在に備えている。ファイバホルダ13は、ファイバ押え部24を開成して、切断する被覆付き光ファイバ70を上面に載置してから、ファイバ押え部24を閉成する。これにより、被覆付き光ファイバ70は、下部ボディ12の先端部に形成された切断処理部25に配置される。
クランプ14,15は、下部ボディ12の切断処理部25の両側部にそれぞれ組み付けられている。このクランプ14,15は、ファイバホルダ13に支持されている被覆付き光ファイバ70の所定の切断部71をそれぞれの中央位置に配置し、上部ボディ11の押圧部材22が上方から押圧される。これにより、クランプ14,15は、刃圧ばね23を介して曲げ張力を付与して被覆付き光ファイバ70の切断部71を支持する。
枕部材16,17は、それぞれがV字の光ファイバ保持用溝28,29を有するVブロック形状に形成されており、両者の間にカッター逃し用溝30を有している。光ファイバ保持用溝28,29は、例えば、60〜90度の開成角度を有している。この枕部材16,17は、クランプ14,15の間に並べて配置されている。このため、クランプ14,15によって支持されている被覆付き光ファイバ70の切断部71は、光ファイバ保持用溝28,29内に保持される。
また、枕部材16,17は、光ファイバ切断用カッター1が上方から押圧進行されてきた際の抗力を保持するとともに、ファイバ切断時の曲げ張力を付与する。
刃圧設定部18は、不図示の付勢ばねを利用した付勢手段であって、枕部材16,17の下部に組付けられている。刃圧設定部18は、付勢ばねを介して枕部材16,17を押圧するために、光ファイバ切断用カッター1による初期傷量を任意に設定する。刃圧設定部18は、押圧部材22の刃圧ばね23と協働して刃圧を設定する。
図2に示すように、光ファイバ切断用カッター1は、その刃先に平坦状の面状部20を形成している。なお、面状部20は平坦状に代えて湾曲面状に形成されても良い。また、光ファイバ切断用カッター1の刃部4の表面粗さは、Ra0.5μm〜1.0μmに設定されている。
被覆付き光ファイバ70は、ガラスファイバ72を芯材として、その外周に樹脂製のプライマリ被覆部73が被覆され、プライマリ被覆部73の外周に同じく樹脂製のセカンダリ被覆部74が被覆されている。ガラスファイバ72は、例えばφ125μmであり、プライマリ被覆部73は、例えばφ180〜200μmであり、セカンダリ被覆部74は、例えばφ250μmである。
枕部材16,17の間に配置されているカッター逃し用溝30は、光ファイバ切断用カッター1の刃圧を被覆付き光ファイバ70に適切に加えるため、および光ファイバ切断用カッター1が被覆付き光ファイバ70以外の部材に接触しないようにする機能を備えている。
カッター逃し用溝30は、浅すぎると加傷を十分できないためファイバ切断に至らず、逆に深すぎるとファイバ断面に曲げ力が加わって、端面不良(リップ/欠け)が発生する。そのため、カッター逃し用溝30は、枕部材16,17の幅寸法を、例えば、4mmとした場合に、溝幅を1mm、溝深さを0.3mm〜0.7mmに設定している。
図3及び図4に示すように、光ファイバ切断用カッター1は、例えば、長さL30〜50mm、厚みT0.1〜0.5mmを有している。そして、平板形状をなす本体部3の一端部に固定用孔2が形成されており、刃先の刃部4の先端部に平坦状の面状部20が形成されている。この面状部20を含む刃先に表面処理層31が施されている。面状部20は、その刃先幅が5〜20μm、好ましくは、7〜18μmに設定されている。なお、面状部20の両側を刃先方向に延長した場合の刃先角度は、0°以上30°以下で、刃先が薄い方が被覆を切り裂き易く好ましい。
表面処理層31は、例えば、DLC(Diamond Like Carbon)コート、チタンコート(窒化チタン、炭化窒化チタン、チタン・アルミ・ナイトライド等)等の表面処理であって、例えば、0.1μm〜1.0μmの膜厚に設定されている。
次に、図1〜図5を参照して、光ファイバ切断用カッター1を用いた光ファイバの切断方法について説明する。
先ず、ファイバホルダ13によって下部ボディ12の切断処理部25のクランプ14,15上に被覆付き光ファイバ70が載置され、枕部材16,17の光ファイバ保持用溝28,29内に被覆付き光ファイバ70が保持される。
次に、上部ボディ11が戻しばねに抗して下方に向けて押下されることで、枕部材16,17の間のカッター逃し用溝30に挿入しながら光ファイバ切断用カッター1が下方に向けて押圧進行される。このときのファイバクランプ力は、押圧部材22の刃圧ばね23によって、例えば、1〜4Nに設定される。
光ファイバ切断用カッター1が進行することにより、光ファイバ切断用カッター1の面状部20によって被覆付き光ファイバ1が下方に向けて押圧されて光ファイバ保持用溝28,29の頂部に向けて押圧移動される。これにより、光ファイバ切断用カッター1の面状部20が被覆付き光ファイバ70のセカンダリ被覆部74に食い込んでいく。
そして、セカンダリ被覆部74からプライマリ被覆部73までに径方向に切り込み75を入れ、光ファイバ切断用カッター1がさらに押圧進行される。これにより、ガラスファイバ72の外周部の一部に、例えば1μm程度の深さを有する初期傷(切断部)71を付与する。
次に、刃圧設定部18により枕部材16,17が上昇されることにより、初期傷71がガラスファイバ72に付与された被覆付き光ファイバ70に曲げ応力が与えられる。これによって、セカンダリ被覆部74とプライマリ被覆部73とともにガラスファイバ72が切断部71において切断される。
このように切断された被覆付き光ファイバ70は、不図示のハウジングに収容されてから、同じく不図示の短尺ファイバが収容されている不図示のフェルールにハウジングが結合されることで短尺ファイバに光学的に接続されて光コネクタを構成する。
以上説明したように、本実施形態の光ファイバ切断用カッター1によれば、刃先に面状部20を有することにより、被覆付き光ファイバ70に初期傷71を付与する際の被覆付き光ファイバ70への接触面積が大きくなる。したがって、大きな接触面積を被覆付き光ファイバ70に接触させることにより、高額の超硬刃を用いる必要がなく、安価な簡易刃を適用して初期傷を付与することで、確実な切断を行うことができる。
また、面状部20の刃先幅を5〜20μmに設定することにより、被覆付き光ファイバ70への加傷力を増大させて有効な初期傷71を付与することができる。
また、面状部20の表面に、DLCコートの表面処理層31が施された光ファイバ切断用カッター1を用いることにより、被覆付き光ファイバ70への加傷力を増大させて有効な初期傷を付与することができる。
また、刃圧ばね23による5〜8Nの荷重により光ファイバ切断用カッター1を被覆付き光ファイバ70へ接触させることにより、被覆付き光ファイバ70への加傷力を増大させて有効な初期傷を付与することができる。
(実施例)
次に、本発明の光ファイバ切断用カッター及び光ファイバの切断方法の作用効果を確認するために行った実施例について説明する。
[切断張力の圧力依存性測定1]
実施例として、DLCコートを処理して刃先に面状部を設けた光ファイバ切断用カッターを用意した。比較例1として、DLCコートを処理していない光ファイバ切断用カッター、比較例2として、DLCコートを処理して刃先に面状部を設けていない光ファイバ切断用カッターを用意して、切断張力の圧力依存性測定について調べた。
その結果、実施例では、ある一定の条件にて目標破断張力0.2kgf〜0.3kgfを刃圧4.5N〜5.3Nの範囲で得ることができた。これに対して、比較例1及び比較例2では、刃圧0.4Nより下げることができず、目標破断張力0.2kgf〜0.3kgfを達成できなかった。
[切断張力の圧力依存性測定2]
実施例として、上記同様にDLCコートを処理して刃先に面状部を設けた光ファイバ切断用カッターを用意した。比較例として、DLCコートを処理して刃先に面状部を設けていない光ファイバ切断用カッターを用意して、切断張力の圧力依存性測定について調べた。
その結果、比較例及び実施例共に、ある刃圧以上になるとファイバ破断張力が一定になる。実施例では、刃圧5〜8Nで目標破断張力(0.2kgf〜0.3kgf)を得ることができた。これに対して、比較例では、刃圧5N〜8Nでは、破断張力は0.4kgf〜0.5kgfと大きく、目標破断張力0.2kgf〜0.3kgfまで下げることができなかった。
[刃先幅とファイバ破断張力との相関関係測定]
実施例として、0.5μmの膜厚のDLCコートを処理した光ファイバ切断用カッターを用意した。比較例として、0.1μmの膜厚のDLCコートを処理した光ファイバ切断用カッターを用意し、刃先幅とファイバ破断張力の相関関係について調べた。
その結果、目標破断張力(0.2kgf〜0.3kgf)を得るための刃先幅は、DLCコートの膜厚が0.1μmの比較例の場合、7μm〜18μmであることがわかった。このとき、刃先幅が20μm以上であると、被覆付き光ファイバを切断できないことがあった。
また、DLCコートの膜厚が比較例の0.1μmに比べて、実施例の0.5μmでは、加傷力が大きくなる傾向があり、許容刃先幅は22μm程度と考えられる。また、DLCコートの膜厚が1μmであると、DLCコートの内部応力の作用により、クラックや剥離が発生してコーティングができなかった。したがって、DLCコートの膜厚は、0.5μm〜1.0μmが良好である。
以上の結果から、光ファイバ切断用カッター1としては、光ファイバ切断用カッター1の面状部20の刃先幅が5μm〜20μm、好ましくは7μm〜18μmに設定する。また、DLCコートである表面処理層31の膜厚が0.5μm〜1.0μm、表面粗さがRa0.5μm〜1.0μmに設定する。
また、光ファイバ切断機10による光ファイバの切断方法としては、光ファイバ切断用カッター1の被覆付き光ファイバ70に対する押圧力が5N〜8N、ファイバクランプ力が1N〜4Nに設定することが最良であることが判明した。これにより、高価な超硬刃を用いることなく、安価な簡易刃を使用して確実な切断を行うことができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 光ファイバ切断用カッター
3 本体部
4 刃部
10 光ファイバ切断機
20 面状部
22 押圧部材
23 刃圧ばね
31 表面処理層(表面処理)
70 被覆付き光ファイバ(光ファイバ)
71 初期傷(切断部)
72 ガラスファイバ

Claims (6)

  1. ガラスファイバまたは被覆部内にガラスファイバを内装した光ファイバを切断する光ファイバ切断用カッターであって、
    初期傷を付与する際に前記ガラスファイバ表面に刃先を面接触させるための面状部を有する刃部を備えたことを特徴とする光ファイバ切断用カッター。
  2. 前記面状部は、その幅寸法が5〜20μmであることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ切断用カッター。
  3. 前記面状部は、その表面が表面処理されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバ切断用カッター。
  4. 前記刃部は、前記ガラスファイバの表面に、5〜8Nの荷重により初期傷を付与することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の光ファイバ切断用カッター。
  5. 前記光ファイバは、被覆付き光ファイバであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の光ファイバ切断用カッター。
  6. 請求項1〜5記載の光ファイバ切断用カッターを用いて光ファイバに初期傷を付与することを特徴とする光ファイバの切断方法。

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