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JP2010265830A - 密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置 - Google Patents

密閉型圧縮機と冷凍サイクル装置 Download PDF

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JP2010265830A
JP2010265830A JP2009118655A JP2009118655A JP2010265830A JP 2010265830 A JP2010265830 A JP 2010265830A JP 2009118655 A JP2009118655 A JP 2009118655A JP 2009118655 A JP2009118655 A JP 2009118655A JP 2010265830 A JP2010265830 A JP 2010265830A
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hermetic compressor
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divided
cylinder
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Izumi Onoda
泉 小野田
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Toshiba Carrier Corp
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Abstract

【課題】本発明は、複数の圧縮機構部を備えることを前提として、軸長を長くした回転軸の振れ回りの低減化を図り、圧縮効率の向上化を得るとともに、潤滑油の漏れを最小限に抑制して圧縮機構部に対する給油効率の向上を得られる密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクル効率の向上を得られる冷凍サイクル装置を提供する。
【解決手段】本発明の密閉型圧縮機Aは、内底部に潤滑油の油溜り部Tを備えた密閉容器1と、この密閉容器内に収容される電動機部3と、この電動機部と回転軸4を介して連結される第1〜第3の圧縮機構部2A〜2Cと、回転軸の回転にともなって油溜り部の潤滑油を各圧縮機構部に給油する給油通路Kとを具備し、回転軸は軸方向に沿って第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bに分割されるとともに、これらの分割回転軸相互は回転軸連結具21によって連結され、この回転軸連結具の周囲に、吐出される冷媒を導くマフラ室Mと仕切る仕切り筒体24が設けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の圧縮機構部を備えた多気筒タイプの密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を用いて冷凍サイクルを構成する冷凍サイクル装置に関する。
近年、上記圧縮機構部を上下に2組備えた、2気筒タイプの密閉型圧縮機が標準化されつつあり、単気筒タイプの圧縮機と比較して圧縮能力の増大化を図れて有利である。そして、さらに圧縮能力の増大化を図るべく、たとえば、[特許文献1]には、3組の圧縮機構部を軸方向に連設した多気筒タイプの密閉型圧縮機が開示されている。
この種の圧縮機に用いられる回転軸は、単気筒および2気筒タイプの圧縮機に用いられる回転軸と比較して、当然、軸長が長くなる。回転軸の下端部と略中間部は軸受によって軸支されるが、これら軸受間の回転軸には、1個もしくはそれ以上の偏心部が一体に設けられ、それぞれに偏心ローラが嵌合されて、軸受がない。
上述の回転軸を回転駆動すると、軸受の規制を受けない、軸受間の回転軸部分が大きく湾曲変形する。特に、軸受相互間の真中部分の偏心部に嵌合する偏心ローラが、両側部の軸受と接する偏心ローラと比較して振れ回りが大きくなり、摺動部での金属接触によるカジリが生じやすく、摩耗が増大して実質的に圧縮効率が低下したり、信頼性が低下してしまう。
そこで、多気筒タイプの密閉型圧縮機において、たとえば軸受に接しない圧縮機構部のクリアランスを、軸受に接する圧縮機構部のクリアランスよりも大に設定する考えが生じるようになった。この場合、軸受に接しない回転軸部分でのカジリを防止し、摩耗を低減して圧縮効率の低下を最小限に抑えることができる。
特開平5−1686号公報
その反面、クリアランスを拡大する結果、単気筒タイプの圧縮機に対して、平均圧縮効率が下がる。また、各部の寸法が、1本の回転軸に対して複数の偏心ローラや仕切り板などの順序を揃えながら組込む、組込み性を重視して決定されるので、必ずしも完全な最適設計にならない。
ところで、一般的な密閉型圧縮機では、密閉容器の内底部に潤滑油を集溜する油溜り部が形成され、回転軸の回転にともなって潤滑油が吸上げられる。潤滑油は回転軸に設けられる給油通路を介して、各圧縮機構部における、たとえば回転軸と軸受が接する摺動部に給油される。
一方、各圧縮機構部で圧縮された冷媒ガスは一旦、密閉容器内に吐出され、内部に充満してから密閉容器に接続される吐出冷媒管に導かれる。したがって、回転軸と軸受間から流出する潤滑油は密閉容器内に充満する圧縮された冷媒ガスに晒される。
換言すれば、冷媒ガスの流れに潤滑油が混合されてしまい、潤滑油が漏れると同様の現象となる。回転軸の軸長が長いことも相俟って、潤滑油の漏れによる給油不足が無視できない状態となる。
本発明は上記事情にもとづきなされたものであり、その目的とするところは、複数の圧縮機構部を備えることを前提として、軸長を長くした回転軸の振れ回りの低減化を図り、圧縮効率の向上化を得るとともに、潤滑油の漏れを最小限に抑制して圧縮機構部に対する給油効率の向上を得られる密閉型圧縮機と、この密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクルを構成し、冷凍サイクル効率の向上を得られる冷凍サイクル装置を提供しようとするものである。
上記目的を満足するため、本発明の密閉型圧縮機は、内底部に潤滑油を集溜する油溜り部を備えた密閉容器と、この密閉容器内に収容される電動機部と、この電動機部と回転軸を介して連結されそれぞれが冷媒を圧縮して吐出する複数の圧縮機構部と、回転軸に設けられ回転軸の回転にともなって油溜り部の潤滑油を複数の圧縮機構部に給油する給油通路とを具備し、上記回転軸は軸方向に沿って複数に分割されるとともにこれらの分割回転軸相互は連結手段によって連結され、この連結手段の周囲に圧縮機構部で圧縮され吐出される冷媒を導く吐出冷媒通路と仕切る仕切り手段が設けられる。
上記目的を満足するため、本発明の冷凍サイクル装置は、上記密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器とを冷媒管を介して連通し、冷凍サイクルを構成した。
本発明の密閉型圧縮機によれば、軸長を長くした回転軸の振れ回りの低減化を図り、圧縮効率の向上化を得るとともに、潤滑油の漏れを最小限に抑制して圧縮機構部に対する給油効率の向上を得られる。
また、本発明の冷凍サイクル装置によれば、上記密閉型圧縮機を備えて冷凍サイクル効率の向上を得られる。
本発明における第1の実施の形態に係る、密閉型圧縮機の一部縦断面図と、冷凍サイクル構成図。 同実施の形態に係る、圧縮機構部の縦断面図と、潤滑油および圧縮された冷媒ガスの流れを説明する図。 同実施の形態に係る、圧縮機構部の横断平面図。 本発明における第2の実施の形態に係る、圧縮機構部の縦断面図と、潤滑油および圧縮された冷媒ガスの流れを説明する図。 同実施の形態に係る、圧縮機構部の組立を説明する図。
以下、本発明における第1の実施の形態を、図面にもとづいて説明する。
図1は、冷凍装置の冷凍サイクル構成図と、冷凍サイクルを構成する密閉型圧縮機Aの内部構造を示す一部縦断面図である。なお、説明中に符号を付していない構成部品については図示していない。図示しても説明しない部品もある。(以下、同)
はじめに、冷凍装置の冷凍サイクル構成について説明する。
密閉型圧縮機Aの上端部に吐出冷媒管Pが接続されていて、この吐出冷媒管Pに、凝縮器Bと、膨張機構である膨張弁Cと、蒸発器DおよびアキュームレータEが順次設けられる。上記アキュームレータE底部から3本の吸込み冷媒管Pa,Pb,Pcが接続されていて、これら吸込み冷媒管Pa,Pb,Pcは上記密閉型圧縮機Aの側面部に接続され、以上で冷凍サイクルが構成される。
つぎに、密閉型圧縮機Aについて説明する。
1は密閉容器であって、この密閉容器1内の下部には複数の圧縮機構部、ここでは第1の圧縮機構部2Aと、第2の圧縮機構部2B、および第3の圧縮機構部2Cが設けられる。第1の圧縮機構部の上部には電動機部3が設けられ、これら電動機部3と第1〜第3の圧縮機構部2A〜2Cの全ては、後述する回転軸4を介して連結される。
密閉容器1の内底部には潤滑油を集溜する油溜り部Tが設けられていて、第2、第3の圧縮機構部2B,2Cは油溜り部Tの潤滑油中に浸漬され、第1の圧縮機構部2Aのほとんど大部分も潤滑油中に浸漬される。
上記電動機部3は、密閉容器1の内面に固定されるステータ5と、このステータ5の内側に所定の間隙を存して配置され、かつ上記回転軸4が挿嵌されるロータ6とから構成される。電動機部3は、給電部3aを介して運転周波数を可変するインバータと、電動機部3を制御する制御部に電気的に接続される。
上記第1の圧縮機構部2Aと第2の圧縮機構部2Bは、取付けボルトにより連結され一体化したものであって、いわゆる2気筒(ツイン)タイプの密閉型圧縮機に用いられるものを流用できる。第3の圧縮機構部2Cは、それ単独で構成されるものであって、いわゆる単気筒(シングル)タイプの密閉型圧縮機に用いられるものを流用できる。
ここでは、第1、第2の圧縮機構部2A,2Bを一体化した組立体と、単独の第3の圧縮機構部3Cとを、後述する中間連結体Fで連結して、1つの圧縮機構組立体Gを構成している。
図2は、上記圧縮機構組立体Gの縦断面図である。
図1および図2に示すように、上記電動機部3のロータ6に挿嵌される上記回転軸4は、圧縮機構組立体Gに挿嵌され、第3の圧縮機構部2Cの下端から下方に突出する。実際には、回転軸4は電動機部3と圧縮機構組立体Gの一部に挿嵌する部分と、圧縮機構組立体Gの残り一部に挿嵌する部分と、に分割されている。
なお説明すると上記回転軸4は、電動機部3から第1の圧縮機構部2Aおよび第2の圧縮機構部2Bに挿嵌する第1の分割回転軸4Aと、第3の圧縮機構部2Cに挿嵌する第2の分割回転軸4Bとからなる。これら第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bのそれぞれ端面は、上記中間連結体F内部において互いに狭小の隙間Sを存して対向する。
上記第1の圧縮機構部2Aと第2の圧縮機構部2Bは、中間仕切り板7を介して設けられていて、それぞれが第1のシリンダ8A、第2のシリンダ8Bを備えている。すなわち、第1、第2のシリンダ8A、8Bが中間仕切り板7を介して重ね合わされ、複数の取付けボルトによって互いに取付け固定される。
第1のシリンダ8Aの上面部に主軸受9が載設され、バルブカバーaとともに第1のシリンダ8Aに取付け固定される。主軸受9は第1のシリンダ8Aに重ね合わされ、かつ吐出弁機構10aが設けられするフランジ部9aと、このフランジ部9aの中心部に設けられ第1の分割回転軸4Aを回転自在に枢支する枢支部9bとからなる。
上記第3の圧縮機構部2Cは第3のシリンダ8Cを備えていて、この下面に副軸受11が設けられる。副軸受11は第3のシリンダ8Cに重ね合わされるフランジ部11aと、このフランジ部11aの中心部に第2の分割回転軸4Bを回転自在に枢支する枢支部11bとからなる。
上記第1のシリンダ8Aは、上記主軸受9と中間仕切り板7とで上下面が区画され、内径部に第1のシリンダ室12aが形成される。上記第2のシリンダ8Bは、中間仕切り板7と上記中間連結体Fとで上下面が区画され、内径部に第2のシリンダ室12bが形成される。
上記第3のシリンダ8Cは、中間連結体Fと副軸受11で上下面が区画され、内径部に第3のシリンダ室12cが形成される。これら第1〜第3のシリンダ室12a〜12cは互いに同一直径に形成されている。
第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bは、第1〜第3のシリンダ8A〜8C内径部を貫通する。そして、上部から順に略120°の位相差で形成される3つの偏心部4a,4b,4cを一体に備え、これら偏心部4a〜4cの周面には偏心ローラ13a,13b,13cが嵌合される。
なお説明すると、第1の分割回転軸4Aに2つの偏心部4a,4bが所定間隔を存して設けられ、第2の分割回転軸4Bには1つの偏心部4cが設けられる。偏心部4aに嵌合する偏心ローラ13aは第1のシリンダ室12a、偏心部4bに嵌合する偏心ローラ13bは第2のシリンダ室12b、偏心部4cに嵌合する偏心ローラ13cは第3のシリンダ室12cに、それぞれ位置するように組立てられる。
図3は、圧縮機構組立体Gを構成する第1の圧縮機構部2Aの概略的な横断面図である。第1の圧縮機構部2A〜第3の圧縮機構部2Cは全て同一の構成をなしているので、ここでは第1の圧縮機構部2Aについてのみ説明し、第2、第3の圧縮機構部2B,2Cについては対応する構成部品に対応する番号を付して説明は省略する。
第1のシリンダ8Aには、第1のシリンダ室12aと連通するブレード室15aが設けられている。このブレード室15aには、ブレード16aが第1のシリンダ室12aに対して突没自在に収容される。
上記ブレード室15aは、ブレード16aの両側面が摺動自在に移動できるブレード収納溝17aと、このブレード収納溝17a端部に一体に連設されブレード16aの後端部が収容される縦孔部18aとからなる。上記ブレード室15aには、圧縮ばねであるばね部材19が収容され、ブレード16aに弾性力(背圧)を付与する。
ブレード16aの先端縁は平面視で半円状に形成され、ばね部材19による背圧を受けて先端縁が偏心ローラ13a周壁に、回転角度にかかわらず線接触する。上記偏心ローラ13aがシリンダ室12aの内周壁に沿って偏心回転したとき、ブレード16aはブレード収納溝17aに沿って往復運動し、この後端部は縦孔部18aへ突没自在である。
上記第1のシリンダ8Aにおけるブレード収納溝17a近傍に半円状の吐出切欠20が設けられていて、この吐出切欠20は主軸受9のフランジ部9aに設けられる吐出弁機構10aに連通する。
上記第2のシリンダ8Bにおけるブレード収納溝17b近傍に設けられる半円状の吐出切欠20と、上記第3のシリンダ8Cにおけるブレード収納溝17c近傍に設けられる半円状の吐出切欠20は、それぞれ中間連結体Fに設けられる吐出弁機構10b,10cに連通する。
上記吐出切欠20とはブレード収納溝17aを介して反対側の部位に、第1のシリンダ8Aの外周面から内径部であるシリンダ室12aに貫通して吸込み孔bが設けられる。この吸込み孔bには、上記アキュームレータEの底部から延出され、密閉容器1を貫通して設けられる吸込み冷媒管Paが接続される。
再び図2に示すように、上記回転軸4を構成する第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bは、上記中間連結体Fを構成する回転軸連結具(連結手段)21によって連結されている。
したがって、電動機部3によって第1の分割回転軸4Aが回転駆動されれば、第1の圧縮機構部2Aおよび第2の圧縮機構部2Bが作動し、かつ回転軸連結具21を介して第2の分割回転軸4Bが同時に回転駆動されて、第3の圧縮機構部2Cが同時に作動するようになっている。
上記中間連結体Fは、上記した回転軸連結具21と、第1の中間軸受22Aおよび第2の中間軸受22Bと、フレーム23および、仕切り筒体(仕切り手段)24とから構成される。
はじめに、フレーム23から説明すると、このフレーム23は、上記第2のシリンダ8Bと第3のシリンダ8Cのそれぞれ周端部間に介在していて、取付けボルト25が挿通する孔部が設けられる胴部23aと、この胴部23aの上端に周方向に一体に突設されるフランジ部23bを備えている。
再び図1に示すように、フレーム23のフランジ部23b周面が密閉容器1の内周面に密に嵌め込まれ、かつ密閉容器1の外周面側からスポット溶接などの手段で、フレーム23は密閉容器1に取付け固定される。
フレーム23の上端を第2のシリンダ8B下面に当接し、フレーム23の下端に第3のシリンダ8C上面を当接し、互いに位置合せしたうえでフレーム23の孔部に取付けボルト25を挿通し締結固定する。このことで、フレーム23を介して第2のシリンダ8Bと第3のシリンダ8Cが一体に取付け固定される。
再び図1および図2に示すように、上記第1の中間軸受22Aはフレーム23のフランジ部内径側に設けられ、ツインタイプに組立てられた状態の上記中間仕切り板7に取付け固定される。上記第2の中間軸受22Bはフレーム23の下端部内径側に設けられ、第3のシリンダ8Cを介在した状態で上記副軸受11に取付け固定される。
上記第1、第2の中間軸受22A,22Bのそれぞれには、上記した吐出弁機構10b,10cが設けられている。第1の中間軸受22Aの吐出弁機構10bは、第2のシリンダ8Bに設けられる吐出切欠20と連通し、第2の中間軸受22Bの吐出弁機構10cは、第3のシリンダ8Cに設けられる吐出切欠20と連通する。
第1の分割回転軸4Aは第1の中間軸受22Aに枢支され、第2の分割回転軸4Bは第2の中間軸受22Bに枢支される。第2の中間軸受22Bに枢支される分割回転軸4Bの下端部は、この中間軸受22Bから突出する。第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bとの狭小の隙間Sは、第1の中間軸受22Aと第2の中間軸受22Bとの略中間部に形成される。
上記回転軸連結具21は、内輪部21aと、外輪部21bと、これら内輪部21aと外輪部21bとの間に、たとえばボール等の転動部材21cを介在させたボールジョイントである。実際には、回転軸連結具21の内輪部21aが第1、第2の分割回転軸4A,4Bに嵌合され、外輪部21bには嵌合相手が存在しない。
上記仕切り筒体24は、第1の中間軸受22Aと第2の中間軸受22Bのそれぞれ枢支部周面に亘って設けられる。結果として、仕切り筒体24は回転軸連結具21を間隙を存して覆うことになる。仕切り筒体24と、第1の中間軸受22Aの枢支部周面との間および第2の中間軸受22Bの枢支部周面との間には、たとえばOリングからなるシール部材hが介在されていて、仕切り筒体24内部に対するシールをなす。
このようにして中間連結体Fの中心軸に沿って分割された回転軸4が挿通し、これら分割回転軸4A,4Bを回転軸連結具21が連結する。この回転軸連結具21とは間隙を存した周部に仕切り筒体24がシール部材hとともに設けられ、内部にある回転軸連結具21と分割された回転軸4とをシールする。
一方、上記中間連結体Fを構成する第1の中間軸受22Aと、第2のシリンダ8Bと、中間仕切り板7と、第1のシリンダ8Aおよび、主軸受9のフランジ部9aとに亘ってガス案内孔27が連通して設けられる。
したがって、中間連結体Fの仕切り筒体24と、フレーム23と、第1の中間軸受22Aおよび第2の中間軸受22Bのフランジ部とで囲まれる空間部と、上記主軸受9に取付けられるバルブカバーa内部とが、上記ガス案内孔27を介して連通する。以下、仕切り筒体24、フレーム23、第1、第2の中間軸受22A,22Bで囲まれる空間部を、「マフラ室」Mと呼ぶ。
上記第1、第2の分割回転軸4A,4Bに給油通路Kが設けられる。すなわち、下部側にある第2の分割回転軸4Bの下端面に給油孔28の一端部が開口されている。上記給油孔28は第2の分割回転軸4Bの軸方向に沿って設けられ、かつ貫通して、第1の分割回転軸4Aの軸方向に沿って設けられる。
第1の分割回転軸4Aにおける給油孔28の上端位置は、主軸受9の枢支部9b上端を越えた部位に設定される。第2の分割回転軸4B下端における給油孔28下端に給油ポンプが設けられていて、第2の分割回転軸4Bの回転にともなって油溜り部Tの潤滑油を給油孔28に汲み上げるようになっている。
給油孔28の中途部と第1、第2の分割回転軸4A,4Bの外周面とに亘って複数の横油孔29が設けられる。なお説明すると、横油孔29が設けられる部位は、副軸受11と連通する部位と、第2の中間軸受22Bと連通する部位と、第1の中間軸受22Aと連通する部位および主軸受9と連通する部位である。
給油ポンプが油溜り部Tから汲み上げた潤滑油は、給油孔28に沿って導かれるとともに、それぞれの横油孔29から副軸受11、第2の中間軸受22B、第1の中間軸受22A、主軸受9へ給油され、これら軸受の枢支孔周面と各分割回転軸4A,4Bの周面とが接する摺動部に給油されるようになっている。
中間連結体Fを構成する回転軸連結具21と仕切り筒体24との間の空間部は、第1の分割回転軸4Aと第1の中間軸受22Aとの摺動部に給油された潤滑油が溜るとともに、第2の分割回転軸4Bと第2の中間軸受22Bとの摺動部に給油された潤滑油が溜る。これら回転軸連結具21と仕切り筒体24との間の空間部を、「潤滑油室」Nと呼ぶ。
つぎに、このようにして構成される多気筒タイプの密閉型圧縮機Aの作用について説明する。
図示しないリモコン(遠隔操作盤)などから制御部に運転開始信号が入ると、制御部はインバータを介して電動機部3に運転信号を送り、回転軸4が回転駆動される。詳しくは、電動機部3に設けられた第1の分割回転軸4Aが回転駆動され、第1の分割回転軸4Aに回転軸連結具21を介して連結される第2の分割回転軸4Bが一体に回転駆動される。
第1、第2の分割回転軸4A,4Bとともに偏心部4a〜4cが回転駆動され、偏心ローラ13a〜13cは各シリンダ室12a〜12c内で偏心回転を行う。ばね部材19により背圧を付与されるブレード16a〜16cは、先端縁が偏心ローラ13a〜13c周壁に摺接して第1〜第3のシリンダ室12a〜12c内を吸込み室と圧縮室に二分する。
偏心ローラ13a〜13cのシリンダ室12a〜12c内周面転接位置とブレード収納溝17a〜17cが一致し、ブレード16a〜16cが最も後退した状態で、シリンダ室12a〜12cの空間容量が最大となる。冷媒ガスはアキュームレータEから冷媒吸込み管Pa〜Pcを介してそれぞれのシリンダ室12a〜12cに吸込まれ充満する。
偏心ローラ13a〜13cの偏心回転にともなって各シリンダ室12a〜12c内周面に対する転接位置が移動し、シリンダ室の区画された圧縮室容積が減少して先に導かれたガスが徐々に圧縮される。回転軸4が継続して回転され、各シリンダ室12a〜12cの圧縮室容量がさらに減少して圧縮された冷媒ガスの圧力が上昇する。
ガス圧が所定圧まで上昇し、高圧化したところで、各軸受9,22A,22Bに設けられる吐出弁機構10a〜10cが開放する。図2に破線矢印で示すように、第1のシリンダ室12aで圧縮され吐出弁機構10aから吐出される冷媒ガスは、直接バルブカバーa内に充満する。
第2のシリンダ室12bで圧縮され第1の中間軸受22Aの吐出弁機構10bから吐出される冷媒ガスは、中間連結体Fのフレーム23と仕切り筒体24との間のマフラ室Mに充満する。同時に、第3のシリンダ室12cで圧縮され第2の中間軸受22Bの吐出弁機構10cから吐出される冷媒ガスも、上記マフラ室Mに充満する。
マフラ室Mに充満した冷媒ガスはガス案内孔27を介してバルブカバーa内に導かれ、第1のシリンダ室12aで圧縮された冷媒ガスと合流する。そのあと、バルブカバーaの吐出孔a1から出て密閉容器1内に充満するので、それぞれのシリンダ室12a〜12cから吐出された際の冷媒ガスの消音化が完全になされる。
高圧の冷媒ガスは、密閉容器1に接続される吐出冷媒管Pへ導出され、凝縮器Bに導かれて凝縮し、膨張弁Cに導かれて断熱膨張し、上記蒸発器Dに導かれて蒸発する。このとき、蒸発器Dに導かれる空気と熱交換して蒸発潜熱を奪い、冷凍作用をなしてからアキュームレータEに導かれて気液分離される。
上記アキュームレータEで気液分離された低圧の蒸発冷媒が導出され、各吸込み冷媒管Pa〜Pcを介して第1〜第3のシリンダ室12a〜12cに導かれて圧縮される。そして、再び上述の経路を循環する。
結局、多気筒タイプの密閉型圧縮機Aにおいては、第1のシリンダ室12aと、第2のシリンダ室12bおよび、第3のシリンダ室12cとの、3つのシリンダ室12a〜12cで一斉に、かつ同時に圧縮作用が行われるので、圧縮能力の増大化を得られる。
また、第1、第2の分割回転軸4A,4Bの回転にともなって、第2の分割回転軸4Bの給油孔28に設けられる給油ポンプが密閉容器1内底部の油溜り部Tから潤滑油を吸上げる。吸上げられた潤滑油は、図2に実線矢印で示すように、給油通路Kに沿って導びかれる。
潤滑油は、給油通路Kから各分割回転軸4A,4Bと各軸受9,22A,22B,11との摺動部等に導かれ、これらの潤滑性を保証する。そして、各シリンダ室12a〜12cで偏心回転する偏心ローラ13a〜3cとの摺動部や、ブレード室15a〜15cで往復移動するブレード16a〜16cとの摺動部にも導かれ、これらの潤滑性を保証する。
特に、第1の中間軸受22Aと第1の分割回転軸4Aとの摺動部に導かれた潤滑油と、第2の中間軸受22Bと第2の分割回転軸4Bとの摺動部に導かれた潤滑油は、回転軸連結具21と仕切り筒体22との間の潤滑油室Nに溜り、時間の経過とともに油溜り部Tに戻る。
潤滑油室Nは仕切り筒体22によってマフラ室Mと仕切られ、潤滑油室Nの潤滑油がマフラ室Mに充満する高圧化された冷媒ガスに晒されることはない。中間連結体F内部においては、潤滑油と冷媒ガスとを完全に分離するので、冷媒ガスの流れに潤滑油が混合されることを防止できる。
したがって、油溜り部Tから吸上げられ、給油通路Kを介して各摺動部に給油された潤滑油のほとんど大部分は確実に、かつ円滑に油溜り部Tに戻り、再び給油通路Kを介して各摺動部に給油される。常に充分な量の潤滑油が各摺動部に給油されることとなり、これらの潤滑性を保証する。
第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bとに分割された回転軸4を備えているところから、単気筒もしくは二気筒タイプの圧縮機と比較して回転軸4の軸長が長く形成される。各摺動部に給油された潤滑油が油溜り部Tに戻る途中で漏れると、特に上部側である第1の分割回転軸4Aの摺動部へ充分な量の潤滑油を給油することができない。
その点、本実施の形態の構造を採用することで、潤滑性を保証し、信頼性の向上を得られる。
また、電動機部3と第1〜第3の圧縮機構部2A〜2Cに亘って設けられる回転軸4を、第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bとに分割した。しかしながら、これら分割回転軸4A,4Bは上記回転軸連結具21によって電動機部3と同期回転可能に連結されることとなり、構造上、不利な条件は存在しない。
各圧縮機構部2A〜2Cを、中間連結体Fを構成するフレーム23を介してボルト等の取付け固定具25により一体に取付け固定するようにした。したがって、第1の圧縮機構部2Aおよび第2の圧縮機構部2Bを一体化した組立体と、第3の圧縮機構部2Cとを固定した圧縮機構組立体Gを構成でき、回転軸4の回転によって起こる捩りモーメントや落下衝撃にも充分に耐え得る密閉型圧縮機Aを提供できる。
中間連結体Fを構成するフレーム23を密閉容器1に取付け固定して、第1〜第3の圧縮機構部2A〜2Cと密閉容器1とをフレーム23を介して固定するので、第1〜第3の圧縮機構部2A〜2Cを密閉容器1に取付けする必要がない。第1〜第3の圧縮機構部2A〜2Cの密閉容器1に対する溶接にともなう変形を防止できる。
中間連結体Fを構成するフレーム23の内周部と、第2の圧縮機構部2Bおよび第3の圧縮機構部2Cとで囲まれる空間部をマフラ室Mとしたので、マフラ室Mの容積を大きくできるとともに、遮音性が向上し、騒音低減が図れる。
なお、本実施の形態においては、回転軸連結具21に対して第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bを圧入により取付け固定している。この他、生産性の条件によっては、圧入と他の方式、たとえば焼き嵌め、ねじ止め、キー止め、接着剤等を併用する、もしくは焼き嵌め単独で固着することもできる。
いずれにしても、分割回転軸4A,4Bを回転軸連結具21に挿入固定するために、スラスト荷重方向に第1の分割回転軸4Aと、第2の分割回転軸4Bを押す作業が必要となる。また、圧縮運転中は、各分割回転軸4A,4Bのスラスト荷重を支えるスラスト軸受機能を持たせる必要がある。
本実施の形態では、第1、第2の圧縮機構部2A,2Bを中間仕切り板7を介して一体化した圧縮機構部の組立体と、第3の圧縮機構部2Cとを連結する際のスラスト荷重を、第1の中間軸受22Aと副軸受11が支える。
このような構成によれば、スラスト荷重を一箇所に持たせることなく、両方の圧縮機構構成部品に均等に配分できるので、高価な材料を使用することなく、信頼性が高いスラスト軸受を提供できる。
なお説明すると、スラスト荷重は第1、第2の圧縮機構部2A,2B組立体の最下端に位置する軸受と、第3の圧縮機構部2Cの最下端に位置する軸受にて支持する。すなわち、第1の中間軸受22Aと副軸受11が該当し、そのため、少なくとも第2の偏心部4bの下端面と、第3の偏心部4cの下端面は研磨加工が施される。
また、第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bを回転軸連結具21を介して連結する作業において、第2の偏心部4bの下端面と、第3の偏心部4cの下端面を、それぞれ第1の中間軸受22Aと副軸受11に均等に接触させ、かつ軸同士の衝突を避けるために、上記隙間Sを設けている。
また、本実施の形態では、中間仕切り板7を介して第1の圧縮機構部2Aと第2の圧縮機構部2Bとを一体に組立た、いわゆるツインタイプの圧縮機構部を用いている。したがって、上記中間仕切り板7の内径孔は、第1の分割回転軸4Aの偏心部4aや偏心ローラ13aの組み込みを円滑になすために、直径を大きくとっている。
このため、中間仕切り板7でスラスト荷重を受ける構造にすると、摺動面積が小さく、摩耗が早く進行し易い。そこで、本実施の形態では、中間仕切り板7ではスラスト荷重を受けることなく、最下端の軸受である第1の中間軸受22Aにスラスト受構造を設けて、スラスト受面積を充分に取り信頼性の向上を図っている。
図4は、第2の実施の形態における圧縮機構組立体Gaの縦断面図であり、図5は圧縮機構組立体Gaの組立を説明する図である。なお、第1の実施の形態と同一部品については同番号を付して新たな説明を省略する。
圧縮機構組立体Gaは、中間仕切り板7を介して第1の圧縮機構部2Aと第2の圧縮機構部2Bを固定するとともに、主軸受9および第1の中間軸受22Aaを備えた第1の組立体Q1と、第3の圧縮機構部2Cに第2中間軸受22Baと副軸受11を備えた第2の組立体Q2とを、フレーム23Aを介して連結し構成されるものである。
ここで中間連結体Faは、フレーム23Aと、第1の中間軸受22Aaと、第2の中間軸受22Baおよび回転軸連結具21を備えている。特に仕切り手段(仕切り筒体22)は単独部品として備えておらず、上記第2の中間軸受22Baが兼用するようになっている。
上記フレーム23Aは、取付けボルト25が挿通する孔部が設けられる胴部23a1と、この胴部23a1の上端に周方向に一体に突設され周面が密閉容器1の内周面に嵌着固定されるフランジ部23bを備えている。基本構造は変りがないが、胴部23a1の軸方向長さは後述する理由から第1の実施の形態で用いられたものより短縮されている。
第1の中間軸受22Aaは、第2の吐出弁機構10bが設けられるフランジ部と、第1の分割回転軸4A一部を枢支する枢支部からなる。ここでは第1の実施の形態で説明したように枢支部に仕切り筒体24を取付ける必要が無いので、上記枢支部は第1の分割回転軸4Aを枢支するのに必要最小限の軸方向長さがあればよい。
第2の中間軸受22Baは、吐出弁機構10cが設けられるフランジ部と、第2の分割回転軸4Bを回転軸連結具21を介して枢支する枢支部を備えている。そのため、第2の中間軸受22Baにおける枢支部の軸方向長さは、少なくとも回転軸連結具21を収容できる長さが必要である。
上記回転軸連結具21は、内輪部21aと、外輪部21bと、これら内輪部21aと外輪部21bとの間にボール等の転動部材21cを介在させた、たとえばボールジョイントからなる。実質的に、回転軸連結具21を構成する内輪部21aが、第1の分割回転軸4Aと、第2の分割回転軸4Bに嵌合して互いを連結固定する。
回転軸連結具21の上記外輪部21bは、第2の中間軸受22Baの枢支部に設けられる内径穴に嵌合される。したがって、外輪部21bは固定されていて、ボール等の転動部材21cを介して内輪部である第1の分割回転軸4Aと第2の分割回転軸4Bが回転自在となっている。
第2の中間軸受22Ba上端面には、Oリング等のシール部材hが取付けられ、第1の組立体Q1と第2の組立体Q2とを組立てた状態で、上記シール部材hが第1、第2の中間軸受22Aa,22Baの間をシールする。上述したガス案内孔27が設けられるとともに、第1、第2の分割回転軸4A,4Bに給油通路Kが設けられる。
したがって、第2の中間軸受22Baのフランジ部および枢支部と、第1の中間軸受22Aaのフランジ部と、フレーム23Aの内周面とで囲まれる空間部がマフラ室Maとなる。第2の中間軸受22Baに設けられるシール部材hが第1の中間軸受Aaとの間をシールし、マフラ室Maと給油通路Kとの間をシールする。
シール部材hを備えた第2の中間軸受22Baが仕切り手段を兼用することとなり、上記回転軸連結具21の内輪部21aと外輪部21bとの間の、転動部材21cが設けられる隙間部分が潤滑油室Naとなる。
このようにして構成される圧縮機構組立体Gaであって、作用的には先に第1の実施の形態で説明したものと全く同一であるので、ここでは新たな説明を省略する。3組の圧縮機構部2A〜2Cを回転軸4に沿って設ける構成であるから、必然的に回転軸4の軸方向長さが長くなってしまうことは、変りがない。
しかるに、この実施の形態では、第1の中間軸受22Aaの軸方向長さを必要最低限の長さとするとともに、第2の中間軸受22Baに密接状態で取付け、これらの間の間隙を無くした。回転軸連結具21を第2の中間軸受22Baの枢支部に設けて、回転軸連結具21単独での軸方向長さを不要とした。
したがって、中間連結体Faの軸方向長さの短縮化を図ることができ、圧縮機構組立体Gaの軸方向長さの短縮化と、密閉型圧縮機Aの軸方向長さの短縮化に繋げることができる。
第1の中間軸受22Aaの吐出弁機構10bと、第2の中間軸受22Baの吐出弁機構10cとを対向して設け、これらの間に形成されるマフラ室Maと、回転軸連結具21の内輪部21aと外輪部21bとの間に形成される潤滑油室Naとを、第2の中間軸受22Baの枢支部に設けたシール部材hで仕切るようにしたから、潤滑油の漏れを規制する効果も確実に得られる。
なお、上記回転軸連結具21を構成する内輪部21aと外輪部21bとの間の転動部材21cとして、たとえばボールを適用したが、これに限定されるものではなく、コロ等、他の転動部材を適用できる。要は、回転軸連結具21として、転がり軸受を用いることができればよい。
また、本発明は上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。そして、上述した実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
T…油溜り部、1…密閉容器、3…電動機部、4…回転軸、2A…第1の圧縮機構部、2B…第2の圧縮機構部、2C…第3の圧縮機構部、K…給油通路、A…密閉型圧縮機、21…回転軸連結具(連結手段)、24…仕切り筒体(仕切り手段)、23…フレーム、M…マフラ室、21a…内輪部、21b…外輪部、21c…転動部材、B…凝縮器、C…膨張弁(膨張機構)、D…蒸発器。

Claims (6)

  1. 内底部に潤滑油を集溜する油溜り部を備えた密閉容器と、
    この密閉容器内に収容される電動機部と、この電動機部と回転軸を介して連結され、それぞれが冷媒を圧縮して吐出する複数の圧縮機構部と、
    上記回転軸に設けられ、回転軸の回転にともなって上記油溜り部の潤滑油を上記複数の圧縮機構部に給油する給油通路と、
    を具備した密閉型圧縮機において、
    上記回転軸は、軸方向に沿って複数に分割されるとともに、これらの分割回転軸相互は連結手段によって連結され、
    上記連結手段の周囲に、上記圧縮機構部で圧縮され、圧縮機構部から吐出される冷媒を導く吐出冷媒通路と仕切る仕切り手段が設けられる
    ことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 上記連結手段は、複数に分割された回転軸を電動機部と同期回転可能に連結し、
    上記複数の圧縮機構部相互間には、フレームが挟み込まれ、ボルト等の取付け固定具により上記複数の圧縮機構部と上記フレームとが一体に取付け固定される
    ことを特徴とする請求項1記載の密閉型圧縮機。
  3. 上記フレームは、上記密閉容器に取付け固定され、上記複数の圧縮機構部と上記密閉容器との固定を上記フレームを介して行う
    ことを特徴とする請求項2記載の密閉型圧縮機。
  4. 上記フレームと圧縮機構部との間をマフラ室とした
    ことを特徴とする請求項2記載の密閉型圧縮機。
  5. 上記連結手段は、内輪部と外輪部との間に転動部材を介在させた転がり軸受と、この転がり軸受の外輪部が挿嵌され、転がり軸受を収容する軸受具とからなり、
    上記分割回転軸の端部が、上記転がり軸受の内輪部に嵌合され、
    上記軸受具は、上記仕切り手段を兼用した
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の密閉型圧縮機。
  6. 上記請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の密閉型圧縮機と、凝縮器と、膨張装置と、蒸発器とを冷媒管を介して連通し、冷凍サイクルを構成したことを特徴とする冷凍サイクル装置。
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CN113009336A (zh) * 2021-02-25 2021-06-22 长春汽车工业高等专科学校 一种具有弹性缓冲机构的新能源汽车电机动力检测装置

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