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JP2010243550A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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JP2010243550A
JP2010243550A JP2009088729A JP2009088729A JP2010243550A JP 2010243550 A JP2010243550 A JP 2010243550A JP 2009088729 A JP2009088729 A JP 2009088729A JP 2009088729 A JP2009088729 A JP 2009088729A JP 2010243550 A JP2010243550 A JP 2010243550A
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Abstract

【課題】スクイーズニップ部に入射する光を低減することができ、不要なカブリトナーを効率よく除去する画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、液体現像剤による現像像を担持する感光体10Yと、前記感光体10Y表面に当接するように配置され前記感光体10Y上の現像像が転写される中間転写体40と、前記感光体10Y表面に当接するように配置され所定のバイアス電圧が印加される第2感光体スクイーズローラー13Y’と、前記感光体10Y上の帯電状態を緩和する光を照射する除電用光源142Yと、前記第2感光体スクイーズローラー13Y’と前記除電用光源142Yとの間に配置される遮光部材130Yと、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、感光体上に形成した潜像をトナー及びキャリアからなる液体現像剤によって現像し、現像された現像像をさらに記録紙などの媒体に転写して、転写された媒体上のトナー像を融着し定着して画像形成する画像形成装置、及び画像形成方法に関する。また、このような画像形成装置に用いられる感光体ユニット、転写ベルトユニットに関するものである。
液体溶媒中に固体成分からなるトナーを分散させた高粘度の液体現像剤を用いて潜像を現像し、静電潜像を可視化する湿式画像形成装置が種々提案されている。この湿式画像形成装置に用いられる現像剤は、シリコンオイルや鉱物油、食用油等からなる電気絶縁性を有し高粘度の有機溶剤(キャリア液)中に固形分(トナー粒子)を懸濁させたものであり、このトナー粒子は、粒子径が1μm前後と極めて微細である。このような微細なトナー粒子を使用することにより、湿式画像形成装置では、粒子径が7μm程度の粉体トナー粒子を使用する乾式画像形成装置に比べて高画質化が可能である。
ところで、液体現像剤を用いた画像形成装置においては、感光体表面と中間転写体との間に電位差をかけ、感光体上に形成されたトナー像を中間転写体にトナー粒子の電気泳動によって転写するが、このとき、感光体表面電位と中間転写体電位との間の電位差が大きいと、放電が発生し画像乱れが生じ画質が悪化するなどの課題が知られていた。また、転写部におけるこのような放電によって、感光体に放電痕が発生したり、感光体の劣化が促進したりするという問題も知られていた。
そこで、感光体上のトナー像を中間転写体に転写する前段に、感光体表面の電位を調整して、上記のような放電を発生させないようにした画像形成装置が提案されている。例えば、特許文献1には、図6に示すように、中間転写体の周囲に複数の色毎の感光体を配置し、カラートナー画像を中間転写体上に重ねて形成した後で、用紙に一括して転写するタンデム方式の電子写真装置において、中間転写体に転写する直前の感光体上の画像部表面電位をVimg、中間転写体に転写する直前の非画像部表面電位をVbg、中間転写体の電位をVtr、中間転写体と感光体の間で放電が開始する電位差をVlimit、とするとき、|Vimg|<|Vbg|かつ|Vbg−Vtr|<Vlimitとなるように感光体上の非画像部表面電位Vbgを調整する画像形成装置が開示されている。
特開2003−270968号公報
ところが、特許文献1のように転写前段で除電用光源としての除電LEDによって非画像部表面電位を調整する構成は、現像部において光の乱反射により感光体の非画像部の表面電位を低くしてしまい、カブリが生じやすいという課題があった。
また、他では、現像後にカブリを除去するスクイーズローラーを備えた画像形成装置が提案されている。このような構成では、液体現像剤が付着する感光体や中間転写体が鏡面のように作用して、除電用光源からの光を乱反射しやすく、前記スクイーズ部に光が入射し感光体の非画像部表面電位が落ちてしまい、カブリが発生する、という問題が発生していた。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる画像形成装置は、感光体と、前記感光体に液体現像剤を現像する現像部と、現像された前記液体現像剤を転写する転写部と、前記現像部と前記転写部との間に配置され、前記感光体上の過剰に現像された前記液体現像剤を除去する除去部と、前記除去部と前記転写部との間に配置され、前記感光体に向けて光を照射する除電用光源部と、前記除去部と前記除電用光源部との間に配置された遮光部材と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、除去部と転写部との間に除電用光源部を設けることによって、転写前の除電が可能となり、転写部における放電の発生を抑制することができる。これにより、画質の悪化や、感光体の劣化を防止することができる。さらに、除去部と除電用光源部との間に遮光部材を配置したので、除電用光源部から照射された光は、遮光部材によって遮光される。従って、除去部側へ侵入する光量が低減されるので、感光体上の非画像部と除去部との間で適切な電位差を維持することができる。これにより、非画像部において不要なカブリトナーを効率よく除去でき、用紙の白色部における白色度が落ちて画質を損なうことがない。
[適用例2]上記適用例にかかる画像形成装置の前記遮光部材は、前記感光体と前記除去部とのニップ部への前記光の進入を防止することを特徴とする。
この構成によれば、感光体と前記除去部とのニップ部への光の侵入が防止されるので、確実に、感光体上の非画像部と除去部との間で適切な電位差を維持することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる画像形成装置の前記除電用光源部は、光軸が仮想水平面に対し、正の仰角を持つように配置されたことを特徴とする。
この構成によれば、除去部側への光の直接侵入を防止することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる画像形成装置の前記遮光部材は、光反射面を有することを特徴とする。
この構成によれば、除電用光源部から照射された光や乱反射した光を効率良く反射させることができる。
[適用例5]上記適用例にかかる画像形成装置では、前記感光体と前記除去部と前記除電用光源部と前記遮光部材とを一体化したことを特徴とする。
この構成によれば、取り扱いが容易となり、メンテナンス等が簡便となる。
[適用例6]本適用例にかかる画像形成方法は、感光体に液体現像剤を現像する現像工程と、前記感光体上に現像された液体現像剤のうち、過剰に現像された前記液体現像剤を除去する除去工程と、前記感光体と前記除去部とのニップ部への光の進入を防止するとともに、前記感光体に向けて前記光を照射する除電光照射工程と、前記感光体に現像された前記液体現像剤を転写する転写工程と、を含むことを特徴とする。
この構成によれば、転写前の感光体の除電が可能となり、転写部における放電の発生を抑制することができる。これにより、画質の悪化や、感光体の劣化を防止することができる。さらに、感光体と除去部とのニップ部への光の進入を防ぎながら感光体に向けて光を照射するため、感光体上の非画像部と除去部との間で適切な電位差を維持することができる。これにより、非画像部において不要なカブリトナーを効率よく除去でき、用紙の白色部における白色度が落ちて画質を損なうことがない。
画像形成装置の概略構成図。 画像形成部の断面図。 除電用光源部周辺のレイアウト図。 他の画像形成装置の概略構成図。 他の画像形成装置の概略構成図。 従来の画像形成装置の概略構成図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置1は、画像形成部2と、現像装置30と、中間転写体40と、2次転写ユニット60等で構成されている。画像形成装置1の中央部に配置された各色の画像形成部2に対し、現像装置30は、画像形成装置1の下部に配置され、中間転写体40、2次転写部(2次転写ユニット)60は、画像形成装置1の上部に配置されている。
画像形成部2(2Y、2M、2C、2K)は、感光体10Y、10M、10C、10K、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11K、不図示の露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。露光ユニット12Y、12M、12C、12Kは、有機EL素子アレイ(或いはLEDアレイ)、ドライバーIC、配線基板を有し、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11Kにより、感光体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて、制御を行い、帯電された感光体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
現像部としての現像装置30(30Y、30M、30C、30K)は、概略、現像ローラー20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラー20Y、20M、20C、20Kに塗布する塗布ローラーであるアニロックスローラー32Y、32M、32C、32K等を備え、各色の液体現像剤により感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
中間転写体40は、エンドレスのベルトであり、駆動ローラー41とテンションローラー42、52、53に張架され、転写部としての一次転写部50Y、50M、50C、50Kで感光体10Y、10M、10C、10Kと当接しながら駆動ローラー41により回転駆動される。一次転写部50Y、50M、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10Kと中間転写体40を挟んで一次転写ローラー51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、感光体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された感光体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写体40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
2次転写ユニット60は、2次転写ローラー61が中間転写体40を挟んでベルト駆動ローラー41と対向配置され、さらに2次転写ローラークリーニングブレード62からなるクリーニング装置が配置される。そして、2次転写ローラー61を配置した転写位置において、中間転写体40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像をシート材搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の記録媒体に転写する。
さらに、シート材搬送経路Lの下流には、不図示の定着ユニットが配置され、用紙等の記録媒体上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の記録媒体に融着させ定着させる。
また、テンションローラー42は、駆動ローラー41と共に中間転写体40を張架しており、中間転写体40がテンションローラー42に張架されている箇所で、中間転写体クリーニングローラー46からなるクリーニング装置が当接・配置されている。
次に、本発明の実施形態にかかる画像形成装置の画像形成部及び現像装置について説明する。図2は、画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。各色の画像形成部及び現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の画像形成部2Y及び現像装置30Yに基づいて説明する。
画像形成部2Yは、感光体10Yの外周の回転方向に沿って、感光体クリーニングローラー16Y、感光体クリーニングブレード18Y、コロナ帯電器11Y、露光ユニット12Y、現像装置30Yの現像ローラー20Y、第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’が配置されている。
感光体クリーニングローラー16Yはウレタンゴム表層を有するローラーであり、感光体10Yに当接しつつ反時計回りに回転することによって、感光体10Y上の転写残り液体現像剤や未転写液体現像剤をクリーニングする。感光体クリーニングローラー16Yには、液体現像剤中のトナー粒子を誘引するようなバイアス電圧が印加される。このため、感光体クリーニングローラー16Yで回収されるのは、トナー粒子が多く含まれる液体現像剤となる。このような感光体クリーニングローラー16Yで回収された固形分リッチな液体現像剤は、感光体クリーニングローラー16Yに当接する感光体クリーニングローラークリーニングブレード17Yによって掻き取られ、鉛直下方に落下する。
これに対して、感光体クリーニングローラー16Yの下流側において、感光体10Yと当接している感光体クリーニングブレード18Yは、感光体10Y上のキャリア成分リッチな液体現像剤を、クリーニングブレード保持部材73Yを通じて下方に落下させる。
なお、固形分リッチとは、現像装置30Yに補給される液体現像剤と比較して固形分を多く含む液体現像剤の状態のことをいう。これに対して、キャリア成分リッチとは、現像装置30Yに補給される液体現像剤と比較してキャリア成分を多く含む液体現像剤の状態のことをいう。また、液体現像剤(トナー)は、固形分(トナーの粒子)がキャリア中に分散しているものとして定義することができる。
クリーニングブレード保持部材73Yには、感光体クリーニングローラークリーニングブレード17Yから落下した固形分リッチな液体現像剤と、感光体クリーニングブレード18Yで掻き取られたキャリア成分リッチな液体現像剤の双方が混ざり合うことによって搬送性がよくなる。また、このような搬送性の向上は、装置の小型化にも寄与することができる。
感光体回収貯留部80Yは、感光体クリーニングローラークリーニングブレード17Yで掻き取られた固形分リッチな液体現像剤、感光体クリーニングブレード18Yで掻き取られたキャリア成分リッチな液体現像剤、の双方を受ける凹状部を有している。
感光体回収貯留部80Yの凹状部には、回収スクリュー81Yが設けられており、この回収スクリュー81Yが回転することによって、そのスパイラル羽根が凹状部で受けた液体現像剤を回収スクリュー81Yの回転軸方向へと搬送する。回収スクリュー81Yで搬送された液体現像剤は、不図示の回収機構へと送り出される。
70Y、71Y、72Y、73Yは各クリーニングブレードを保持するクリーニングブレード保持部材である。
現像装置30Yにおける現像ローラー20Yの外周には、クリーニングブレード21Y、アニロックスローラー32Y、コンパクションコロナ発生器22Yが配置されている。アニロックスローラー32Yには、現像ローラー20Yへ供給する液体現像剤の量を調整する規制ブレード33Yが当接している。75Yは規制ブレード33Yを保持するブレード保持部材である。現像剤容器31Yの中にはオーガ34Y、回収スクリュー321Yが収容されている。
また、中間転写体40に沿って、感光体10Yと対向する位置に一次転写部の一次転写ローラー51Yが配置されている。
感光体10Yは、現像ローラー20Yの幅より広く、外周面に感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、例えば図2に示すように、時計回りの方向に回転する。該感光体10Yの表層の感光層は、アモルファスシリコン感光体で構成される。コロナ帯電器11Yは、感光体10Yと現像ローラー20Yとのニップ部より感光体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から電圧が印加され、感光体10Yをコロナ帯電させる。露光ユニット12Yは、コロナ帯電器11Yより感光体10Yの回転方向の下流側において、コロナ帯電器11Yによって帯電された感光体10Y上に光を照射し、感光体10Y上に潜像を形成する。なお、露光ユニット12Yによって、光を照射する箇所を画像部、照射しない箇所を非画像部と称する。
なお、画像形成プロセスの始めから終わりまでで、より前段に配置されるローラーなどの構成は、後段に配置されるローラーなどの構成より上流にあるものと定義する。
現像装置30Yは、キャリア内にトナーを概略重量比20%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Yを有する。この現像剤容器31Yには、アニロックスローラー32Yに供給されなかった液体現像剤などを回収する回収スクリュー321Yも備えられている。
また現像装置30Yは、前記の液体現像剤を担持する現像ローラー20Y、液体現像剤を現像ローラー20Yに塗布するための塗布ローラーであるアニロックスローラー32Yと、現像ローラー20Yに塗布する液体現像剤量を規制する規制ブレード33Yと、液体現像剤を攪拌、搬送しつつアニロックスローラー32Yに供給するオーガ34Y、現像ローラー20Yに担持された液体現像剤をコンパクション状態にするコンパクションコロナ発生器22Y、現像ローラー20Yのクリーニングを行うクリーニングブレード21Yを有する。76Yはクリーニングブレード21Yを保持するクリーニングブレード保持部材である。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されているIsopar(登録商標)(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本実施形態における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1〜2μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約20%とした高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体現像剤である。
現像剤容器31Yの中にオーガ34Yはアニロックスローラー32Yと離間するように設けられているが、このオーガ34Yが図2で反時計回りに回転することによって液体現像剤がアニロックスローラー32Yに供給されるようになっている。
現像剤容器31Y内の空間は仕切り部330Yによって2つに分け隔てられている。この仕切り部330Yによって分けられる空間の一方は、液体現像剤を供給するための供給貯留部310Yとして利用され、他方は液体現像剤を回収するための回収貯留部320Yとして利用される。供給貯留部310Yと回収貯留部320Yは、互いに軸方向に並列するように仕切り部330Yにより隔てられる。
供給貯留部310Yには、オーガ34Yが回転可能に設けられており、このオーガ34Yが装置動作時に回転することで、供給貯留部310Yに溜まっている液体現像剤がアニロックスローラー32Yに供給される。供給貯留部310Yと液体現像剤供給管370Yは連結しており、供給貯留部310Yに対する液体現像剤の供給は液体現像剤供給管370Yにより行われる。
また、回収貯留部320Yには回収スクリュー321Yが回転可能に設けられており、回収スクリュー321Yが装置動作時に回転することで、現像に利用されなかった液体現像剤や、感光体スクイーズローラークリーニングブレード14Y、14Y’などのクリーニングブレードから滴下したキャリアなどを回収する。
回収貯留部320Yと不図示の液体現像剤回収管とは連結されており、回収スクリュー321Yが回転することで、液体現像剤回収管が連結されている回収貯留部320Yの一方端に液体現像剤を搬送するようになっている。このようにして回収貯留部320Yで回収された液体現像剤は、液体現像剤回収管によって不図示の液体現像剤リサイクル機構へと導かれる。
アニロックスローラー32Yは、現像ローラー20Yに対して液体現像剤を供給し、塗布する塗布ローラーとして機能するものである。このアニロックスローラー32Yは、円筒状の部材であり、表面に現像剤を担持し易いように表面に微細且つ一様に螺旋状に彫刻された溝による凹凸面が形成されたローラーである。このアニロックスローラー32Yにより、現像剤容器31Yから現像ローラー20Yへと液体現像剤が供給される。装置動作時においては、図2に示すように、オーガ34Yが反時計回り回転し、アニロックスローラー32Yに液体現像剤を供給し、アニロックスローラー32Yは反時計回りに回転して、現像ローラー20Yに液体現像剤を塗布する。
規制ブレード33Yは、表面に弾性体を被覆して構成した弾性ブレードであり、アニロックスローラー32Yの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部と、該ゴム部を支持する金属等の板で構成される。そして、アニロックスローラー32Yによって担持搬送されてきた液体現像剤の膜厚、量を規制、調整し、現像ローラー20Yに供給する液体現像剤の量を調整する。
クリーニングブレード21Yは、現像ローラー20Yの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラー20Yが感光体10Yと当接する現像ニップ部より現像ローラー20Yの回転方向の下流側に配置されて、現像ローラー20Yに残存する液体現像剤を掻き落として除去するものである。
コンパクションコロナ発生器22Yは、電界印加手段であり、現像ローラー20Yによって搬送される液体現像剤は、図2に示すようにコンパクションコロナ発生器22Yによって、コンパクション部位でコンパクションコロナ発生器22Y側から現像ローラー20Yに向かって電界が印加される。
なお、このコンパクションのための電界印加手段は、図2に示すコロナ放電器のコロナ放電に代えて、コンパクションローラーなどを用いても良い。このようなコンパクションローラーは、円筒状の部材とし、現像ローラー20Yと同様に弾性体を被覆して構成した弾性ローラーの形態とし、金属ローラー基材の表層に導電性の樹脂層やゴム層を備えた構造とし、例えば現像ローラー20Yと反対方向の時計回りに回転させるようにするとよい。
一方、現像ローラー20Yに担持されてコンパクションされた液体現像剤は、現像ローラー20Yが感光体10Yに当接する現像ニップ部において、所望の電界印加によって、感光体10Yの潜像に対応して現像される。
現像残りの液体現像剤は、クリーニングブレード21Yによって掻き落として除去され現像剤容器31Y内の回収部に滴下して再利用される。尚、このようにして再利用されるキャリア及びトナーは混色状態ではない。
一次転写の上流側に配置される感光体スクイーズローラー(13Y,13Y’)は、感光体10Yに対向して現像ローラー20Yの下流側に配置された感光体10Yに現像されたトナー像の余剰な液体現像剤を回収するものであり、図2に示すように、表面に弾性体を被覆して感光体10Yに摺接して回転する弾性ローラー部材から成る第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’と、該第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’に押圧摺接して表面をクリーニングする感光体スクイーズローラークリーニングブレード14Y、14Y’とから構成され、感光体10Yに現像された液体現像剤から余剰なキャリア及び本来不要なカブリトナーを回収し、顕像内のトナー粒子比率を上げる機能を有する。一次転写前の感光体スクイーズ装置として、本実施形態では複数の感光体スクイーズローラー13Y、13Y’を設けているが、ひとつの感光体スクイーズローラー13によって構成しても良い。また、液体現像剤の状態などに応じて、複数の感光体スクイーズローラー13Y、13Y’のうち一方が当離接するように構成しても良い。
上記の第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’のそれぞれには適切なバイアス電圧値が印加されることによって不要なカブリトナーを回収する。
現像装置30Yと一次転写部50Yとの間には、除電用光源部140Yが配置されている。上記の第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’からなるスクイーズ装置を経た感光体10Y表面は、除電用光源部140Yからの照射光を受けて、その帯電状態が緩和される。除電用光源部140Yは、ローラー類の軸方向に延びる基台141Yと、この基台141Y上に適当な前記軸方向に間隔をもって配されるLEDなどの除電用光源142Yとから構成されるものである。上記のように配置された除電用光源142Yによって感光体10Y表面上が軸方向で均一に照射される。
このような一次転写部50Yの前段での除電用光源部140Yの照射により、(特に非画像部における)表面電位が低減され、一次転写ローラー51Yとの電位差が小さくなるので、一次転写部における放電の発生を抑制することができ、画質の悪化や、感光体の劣化を防止することが可能となる。
また、第2感光体スクイーズローラー13Y’の鉛直方向上側であって、第2感光体スクイーズローラー13Y’と除電用光源部140Yとの間に遮光部材130Yが配置されている。遮光部材130Yは、除電用光源部140Yの除電用光源142Yからの照射光が、第2感光体スクイーズローラー13Y’と感光体10Yとがなすニップ部に進入することを防止している。この遮光部材130Yは、図示する断面形状でローラー類軸方向に延びる部材である。遮光部材130Yの上面側(S面側)は、光反射面であることが好ましい。また、本実施形態では、この遮光部材130Yに対して、除電用光源部140Yが取り付けられる構造となっており、製造時における取り付けが簡単になっている。
本発明ではこのような遮光部材130Yによって、感光体スクイーズローラー13Y、13Y’と感光体10Yとがなすスクイーズニップ部に入射する光を低減することができ、感光体10Y上の非画像部と感光体スクイーズローラー13Y,13Y’間で適切な電位差を維持することができるので、非画像部において不要なカブリトナーを効率よく除去でき、用紙の白色部における白色度が落ちて画質を損なうことがない。
一次転写部50Yでは、感光体10Yに現像された液体現像剤を一次転写ローラー51Yにより中間転写体40へ転写する。この一次転写部においては、一次転写バックアップローラー51に印加される転写バイアスVtの作用によって、感光体10Y上のトナー像は中間転写体40側に転写される。ここで、感光体10Yと中間転写体40は等速度で移動する構成であり、回転及び移動の駆動負荷を軽減するとともに、感光体10Yの顕像トナー像への外乱作用を抑制している。
中間転写体40はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色の一次転写部50のニップを通過し、各色の感光体10の現像剤が転写され、色重ねされて2次転写ユニット60のニップ部に進入する。
2次転写ユニット60を経た中間転写体40は、再び一次転写部50で転写像を受けるために周回するが、一次転写部50が実行される上流側において中間転写体40は、中間転写体クリーニングローラー46などによってクリーニングが実施される。
中間転写体40は、ポリイミド基層上にポリウレタンの弾性中間層を設け、さらにその上にPFA表層が設けられている三層構造となっている。このような中間転写体40では、ポリイミド基層側において駆動ローラー41、テンションローラー42、52、53で張架され、PFA表層側においてトナー像が転写されるようにして用いられる。このように形成された弾性を有する中間転写体40は、記録媒体表面への追従性、応答性がよいために、2次転写時において、特に粒子径が小さいトナー粒子を記録媒体の凹部に対して送り込み転写させるのに有効である。
次に、除電用光源部140や遮光部材130などの理想的なレイアウトについて説明する。図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置における除電用光源部周辺のレイアウト関係を説明する図である。
図3において、水平面H−H’は除電用光源142Yの発行部の中心を通る水平面である。また、光軸O−O’は、除電用光源142Yの光軸を示している。
また、本実施形態においては、除電用光源142Yの光軸O−O’が、水平面H−H’に対して、正の仰角を持つように除電用光源142Yを配置する。
このような配置とすると、スクイーズニップ部Nに入射する光を低減することができ、感光体10Y上の非画像部と感光体スクイーズローラー間13,13Y’で適切な電位差を維持することができるので、非画像部において不要なカブリトナーを効率よく除去でき、用紙の白色部における白色度が落ちて画質を損なうことがない。
次に、除電用光源部140、遮光部材130などの部材を画像形成装置1に取り付けるときにおけるその方法について説明する。感光体10周辺のローラー類は、感光体10と共に一体化される構造となっており、このような一体化物を感光体ユニットとして扱っている。このような感光体ユニットを、感光体10と共に構成する候補部品としては、感光体クリーニングローラー16、感光体クリーニングブレード18、コロナ帯電器11、露光ユニット12、現像装置30の現像ローラー20、第1感光体スクイーズローラー13、第2感光体スクイーズローラー13’などを挙げることができる。なお、これらの部品以外のものを感光体ユニットとして一体化することもできる。
感光体ユニットは、感光体10の軸方向両端部から、感光体10とその他の部品類を挟む2つの感光体ユニット側板35を有している。このような感光体ユニット側板35は図1において、シアンの画像形成部2Cのみに感光体ユニット側板35Cとして明示されている。
本実施形態においては、感光体ユニットの感光体ユニット側板35には、少なくとも感光体10、スクイーズローラー13、13’、除電用光源部140の基台141、遮光部材130が取り付けられ、一体化されるようになっている。このように、除電用光源部140と遮光部材130とが、感光体ユニットとしてその他の部品類と共に一体化された構成となっているので、製造時の取り扱いがし易い、メンテナンスが簡便である、などのメリットを享受することができる。
次に、他の実施形態について説明する。図4は、他の実施形態にかかる画像形成装置1Aの概略構成図である。図4において、先の実施形態と同様の符号が付された構成については同様のものを示しているのでその説明を省略し、先の実施形態と異なる構成について説明する。図4においては、160Y、160M、160C、160Kは中間転写ドラム、170はシート材搬送ユニット、171は駆動ローラー、172はテンションローラー、173はシート材搬送ベルトをそれぞれ示している。
中間転写ドラム160Y、160M、160C、160Kには、それぞれの色の感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された現像トナー像が一次転写されるようになっている。
また、シート材搬送ユニット170は、無端ループ状のシート材搬送ベルト173と、シート材搬送ベルト173を張架すると共にそれを駆動する駆動ローラー171及び、シート材搬送ベルト173に対して、駆動ローラー171と共にテンションを付与するテンションローラー172とから構成されており、シート材搬送ベルト173の回転によって、シート材を搬送するものである。このようなシート材搬送ユニット170によって、搬送されるシート材に、中間転写ドラム160Y、160M、160C、160Kからトナー像が二次転写される。
以上のような構成においても、現像装置30と中間転写ドラム160との間には、除電用光源部140(140Y,140M,140C,140K)が配置されている。また、第2感光体スクイーズローラー13’(13Y’,13M’,13C’,13K’)と除電用光源部140(140Y,140M,140C,140K)との間に遮光部材130(130Y,130M,130C,130K)が配置されている。このような構成によれば、スクイーズニップ部に入射する光を低減することができ、感光体10上の非画像部と感光体スクイーズローラー13,13Y間で適切な電位差を維持することができるので、非画像部において不要なカブリトナーを効率よく除去でき、用紙の白色部における白色度が落ちて画質を損なうことがない。
次に、他の実施形態について説明する。図5は、他の実施形態に係る画像形成装置1Bの概略構成図である。図5において、先の実施形態と同様の符号が付された構成については同様のものを示しているのでその説明を省略し、先の実施形態と異なる構成について説明する。図5においては、180は中間転写ドラム、181はバックアップローラーをそれぞれ示している。中間転写ドラム180には、それぞれの色の感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された現像トナー像が順次一次転写されるようになっている。そして、中間転写ドラム180と、バックアップローラー181との間に形成されるニップに挿通されるシート材に、重ね合わされフルカラーとなったトナー像が二次転写されるようになっている。
以上のように構成される画像形成装置おいても、現像装置30と中間転写ドラム180との間には、除電用光源部140(140Y,140M,140C,140K)が配置されている。また、第2感光体スクイーズローラー13’(13Y’,13M’,13C’,13K’)と除電用光源部140(140Y,140M,140C,140K)との間に遮光部材130(130Y,130M,130C,130K)が配置されている。このような構成によれば、スクイーズニップ部に入射する光を低減することができ、感光体10上の非画像部と感光体スクイーズローラー間13,13’で適切な電位差を維持することができるので、非画像部において不要なカブリトナーを効率よく除去でき、用紙の白色部における白色度が落ちて画質を損なうことがない。
なお、本明細書においては、種々の実施形態について説明したが、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
1,1A,1B…画像形成装置、2(2Y,2M,2C,2K)…画像形成部、10(10Y,10M,10C,10K)…感光体、11…コロナ帯電器、12…露光ユニット、13,13’…除去部としての感光体スクイーズローラー、20…現像ローラー、30(30Y,30M,30C,30K)…現像部としての現像装置、40…中間転写体、50(50Y,50M,50C,50K)…転写部としての一次転写部、130(130Y,130M,130C,130K)…遮光部材、140(140Y,140M,140C,140K)…除電用光源部、141(141Y,141M,141C,141K)…基台、142(142Y,142M,142C,142K)…除電用光源、160Y…中間転写ドラム、170…シート材搬送ユニット、171…駆動ローラー、172…テンションローラー、173…シート材搬送ベルト、180…中間転写ドラム、181…バックアップローラー。

Claims (6)

  1. 感光体と、
    前記感光体に液体現像剤を現像する現像部と、
    現像された前記液体現像剤を転写する転写部と、
    前記現像部と前記転写部との間に配置され、前記感光体上の過剰に現像された前記液体現像剤を除去する除去部と、
    前記除去部と前記転写部との間に配置され、前記感光体に向けて光を照射する除電用光源部と、
    前記除去部と前記除電用光源部との間に配置された遮光部材と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記遮光部材は、前記感光体と前記除去部とのニップ部への前記光の進入を防止することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記除電用光源部は、光軸が仮想水平面に対し、正の仰角を持つように配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記遮光部材は、光反射面を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記感光体と前記除去部と前記除電用光源部と前記遮光部材とを一体化したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 感光体に液体現像剤を現像する現像工程と、
    前記感光体上に現像された液体現像剤のうち、過剰に現像された前記液体現像剤を除去する除去工程と、
    前記感光体と前記除去部とのニップ部への光の進入を防止するとともに、前記感光体に向けて前記光を照射する除電光照射工程と、
    前記感光体に現像された前記液体現像剤を転写する転写工程と、を含むことを特徴とする画像形成方法。
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