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JP2010120092A - 終点検出装置および研磨装置 - Google Patents

終点検出装置および研磨装置 Download PDF

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JP2010120092A JP2008293092A JP2008293092A JP2010120092A JP 2010120092 A JP2010120092 A JP 2010120092A JP 2008293092 A JP2008293092 A JP 2008293092A JP 2008293092 A JP2008293092 A JP 2008293092A JP 2010120092 A JP2010120092 A JP 2010120092A
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Abstract

【課題】研磨加工中に高精度に研磨終点を判定することができる終点検出装置を提供する。
【解決手段】終点検出装置は、所定の条件により算出される予測研磨時間の前後に一定の時間幅を有して定まる許容時間が設定される初期条件設定部62と、予め第1のウェハを研磨加工することでEPD部40により検出された複数の分光の波長域から少なくとも2以上の分光の波長域の組み合わせを複数選択して、2以上の波長域の分光の各光強度信号を合成して合成信号をそれぞれ算出し、複数の2以上の波長域の組み合わせの中から許容時間に生じる合成信号の出力値が予め定められた所定の条件に一致するような特徴点を表す特定の2以上の波長域の組み合わせを決定する検出条件決定部64と、第1のウェハの研磨加工よりも後に行われた他のウェハの研磨加工中に、EPD部40により検出される特定の2以上の波長域の分光に基づいて得られる合成信号が上記特徴点を表した時点で研磨終点を検出し研磨加工の終了を判断する終点判定部65とを備えて構成される。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体ウェハなどの研磨対象物の研磨加工において研磨の終点を検出する終点検出装置、および、この終点検出装置を用いた研磨装置に関する。
半導体デバイスの高密度化は限界を見せず進展を続けており、高密度実現のため、様々な技術、方法の開発が進められている。その一つが多層配線であり、これに伴う技術的課題に、グローバルな(比較的大きなエリアでの)デバイス面の平坦化および上下層間の配線がある。リソグラフィの短波長化に伴う露光時の焦点深度短縮を考慮すると、少なくとも露光エリア程度の範囲での層間層の平坦化の精度要求は大きい。また、金属電極層の埋め込みである、いわゆる像嵌(プラグ、ダマシン)の要求も多層配線実現にとっては大きく、この場合、積層後の余分な金属層の除去および平坦化が行われなければならない。
これらの大きな(ダイサイズレベルでの)エリアの効率的な平坦化技術として注目を集めているのが、CMP(Chemical Mechanical Polishing)と呼ばれる研磨工程である。CMPは、物理的研磨に化学的な作用を併用して、ウェハの表面層を除いていく工程で、グローバル平坦化および電極形成技術の最有力な候補となっている。具体的には、酸、アルカリ、酸化剤などの研磨物の可溶性溶媒中に、研磨粒(シリカ、アルミナ、酸化セリウムなどが一般的)を分散させたスラリーと呼ばれる研磨剤を用い、適当な研磨布で、ウェハ表面を加圧し、相対運動で摩擦することにより研磨を進行させる。
この工程は、デバイスプロセス技術として、多くの課題を残しており、中でも、種々の理由により、研磨工程速度が一定しないため、適切な研磨工程の終了や変更のタイミングを知ることが問題となっている。このため、研磨加工のその場(in-site)によるウェハ表面状態の計測(以降の説明では、「研磨その場計測」と称する)を行う終点検出(EPD)と呼ばれる研磨工程モニタリング技術への要請が高くなっており、従来から用いられている終点検出装置として、ウェハの表面状態を光学的に計測して終点検出を行う装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。このような装置では、ウェハの表面(被研磨面)にプローブ光を照射するとともに、プローブ光が照射されたウェハからの反射光を検出し、その強度変化やスペクトル分布に基づいて終点検出(EDP)を行うようになっている。
特許第3360610号公報 特開平11−33901号公報
ところで、一般にCMPプロセスには、メタルCMP工程のみならず、シリコン酸化膜を研磨するシャロートレンチアイソレーション(STI)工程、層間絶縁膜(ILD)工程などが存在する。メタルCMP工程と呼ばれるものの一例を挙げると、銅層からバリア層(タンタル等)に膜が切り替わる点を検出しなければならないところ、銅層からバリア層への膜の露出はその反射率が大きく変化することから、上記従来の光学式の終点検出装置を用いて、比較的容易に終点検出を行うことができる。一方、STI工程では、酸化膜から窒化膜に層が切り替わる状態の検出、酸化膜が僅かに残った状態の検出、もしくは窒化膜を少し加工した状態などの各状態の検出が要求されており、また同様にILD工程では、任意の誘電体膜の膜厚を検出することが要求されている。しかしながら、STI工程において窒化膜の露出点は反射率が小さく安定して終点検出を行うことは容易ではない。また、ILD工程に代表されるように、層内における任意の膜厚での終点検出を行うことは非常に困難であるという問題がある。これは、終点検出の判定を理想的な研磨終点(の近傍)に合致させることが難しいことを意味し、研磨終点の検出精度を向上させることが、CMPプロセスにおける効率的な管理およびCMP装置のスループットを向上させるうえで重要な技術的課題になっている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、研磨加工中に高精度に研磨終点を判定することができる終点検出装置、および、この終点検出装置を用いた研磨装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、第1の本発明に係る終点検出装置は、被研磨物の研磨加工において、研磨加工の終了を判断する終点検出装置であって、被研磨物の被研磨面にプローブ光を照射する照明部と、プローブ光が照射された被研磨面からの光を波長域ごとの複数の分光として検出する光検出部と、所定の条件により算出される研磨終了予定時刻の前後に一定の時間幅を有して定まる許容時間帯が設定される条件設定部と、予め第1の被研磨物を研磨加工することで光検出部により検出された複数の分光の波長域から少なくとも2以上の分光の波長域の組み合わせを複数選択して、2以上の波長域の分光の各光強度信号を合成して合成信号をそれぞれ算出し、複数の2以上の波長域の組み合わせの中から許容時間帯に生じる合成信号の出力値が予め定められた所定の条件に一致するような特徴点を表す特定の2以上の波長域の組み合わせを決定する検出条件決定部と、第1の被研磨物の研磨加工よりも後に行われた他の被研磨物の研磨加工中に、光検出部により検出される特定の2以上の波長域の分光に基づいて得られる合成信号が特徴点を表した時点で研磨終点を検出し研磨加工の終了を判断する終点判定部とを備えて構成される。
また、第2の本発明に係る終点検出装置は、被研磨物の研磨加工において、研磨加工の終了を判断する終点検出装置であって、被研磨物の被研磨面にプローブ光を照射する照明部と、プローブ光が照射された被研磨面からの光を波長域ごとの複数の分光として検出する光検出部と、所定の条件により算出される研磨終了予定時刻の前後に一定の時間幅を有して定まる許容時間帯が設定される条件設定部と、予め第1の被研磨物を研磨加工することで光検出部により検出された複数の分光の波長域ごとの光強度信号に基づいて、複数の波長域の中から許容時間帯に生じる光強度信号の出力値が予め定められた所定の条件に一致するような特徴点を表す特定の波長域を決定する検出条件決定部と、第1の被研磨物の研磨加工よりも後に行われた他の被研磨物の研磨加工中に、光検出部により検出される特定の波長域の分光の光強度信号が特徴点を表した時点で研磨終点を検出し研磨加工の終了を判断する終点判定部とを備えて構成される。
さらに、本発明に係る研磨装置は、被研磨物を保持する保持機構と、保持機構に保持された被研磨物を研磨する研磨部材とを備え、保持機構に保持された被研磨物の被研磨面に研磨部材を当接させながら相対移動させて被研磨物の研磨加工を行うように構成された研磨装置であって、上記構成の終点検出装置を更に備えて構成されることを特徴とする。
本発明によれば、研磨加工中に高精度に研磨終点を判定することが可能になり、これにより、研磨工程を効率的に管理して研磨装置のスループットを向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。ここでは、実施例として、シリコン酸化膜を研磨するCMP工程(STI工程やILD(層間絶縁膜)工程)において、研磨終点を判定する場合について詳述する。まず、本発明を適用した研磨装置の代表例であるCMP装置(化学的機械的研磨装置)1の概略構成を図1に示す。
CMP装置1は、上面側において半導体ウェハ(以下、ウェハと称する)Wを回転可能に保持する保持機構10と、保持機構10の上方に対向して設けられ下面側において研磨パッド21が装着される研磨ヘッド20と、研磨パッド21の中心部からスラリ(研磨剤)31を供給するスラリ供給部30と、終点検出を行うEPD部(光学測定部)40と、これらの作動を制御する制御装置60とを主体に構成される。
保持機構10は、円盤状のウェハチャック11と、このウェハチャック11を支持して鉛直下方に延びるスピンドル12とを有して構成され、図示しない回転駆動機構によりウェハチャック11の上面と直交する回転中心軸O1を中心にウェハチャック11が水平面内で回転駆動される。ウェハチャック11の内部には、ウェハWの下面(被保持面)を真空吸着する真空チャック構造が設けられてウェハWを着脱可能に構成されており、ウェハチャック11に吸着保持されたウェハWの研磨対象面(すなわち被研磨面)が上向きの水平姿勢で保持される。
研磨ヘッド20は、下面に研磨パッド21が取り付けられるヘッド部材22と、このヘッド部材22を支持して鉛直上方に延びるスピンドル23とを備え、図示しない回転駆動機構によりヘッド部材22の下面と直行する回転中心軸O2を中心に研磨パッド21が水平面内で回転駆動される。研磨パッド21は、外径が研磨対象であるウェハWの外径よりも小さい円環状に形成されており、例えば、独立発泡構造を有する硬質ポリウレタンのシートを用いて構成され、ヘッド部材22の下面に貼り付けられて研磨面が下向きの水平姿勢で保持される。この研磨ヘッド20は、図示しないヘッド移動機構を用いて、ウェハチャック11に対して水平揺動および垂直昇降可能に構成される。
スラリ供給部30は、配管32を通じて、研磨パッド21およびヘッド部材22の中央部に上下に貫通して形成された孔部(図示しない)から研磨パッド21とウェハWの当接部にスラリ31を供給する。
ウェハWの研磨加工を行うには、ウェハチャック11およびヘッド部材22を同一方向もしくは反対方向にそれぞれ回転させ、スラリ供給部30により研磨パッド21の中心(孔部)からスラリ31を供給しながら、研磨ヘッド20を下降させて研磨パッド21をウェハWの被研磨面に当接させつつこの状態で研磨ヘッド20をウェハWの中心部と外周部との間で半径方向に往復(水平)揺動させる。これにより、ウェハWの被研磨面が研磨パッド21との間に介在するスラリ31の機械的および化学的研磨作用を受けて、平坦に研磨加工される。
EPD部40は、ウェハWの被研磨面が所定量研磨されたか否かの判定、すなわち、研磨終点の判定を行うために、光の分光強度などを測定する。EPD部40は、光源41、光路分割部材45、光検出器54等を有して構成されている。なお、EPD部40は研磨対象物たるウェハWの上方に対向して配置されるため、研磨加工の際に飛散するスラリ31から機器を保護するためカバー55内に収容されている。また、カバー55内に収容されたEPD部40は、図示しないEPD揺動機構を用いて、ウェハW(ウェハチャック11)の上方に位置する計測位置と、ウェハW(ウェハチャック11)の上方から退避した位置との間で往復揺動可能に構成されている。このEPD部40は、光源41から出射した光線をウェハWの被研磨面で反射させて、その反射光を光路分割部材45で取り出して後述する分光器等で分光された光線について光検出器54でその分光強度を測定するようになっている。
ここで、このEPD部40について図2を用いてより詳しく説明する。光源41は多波長成分をもつ白色光源であり、白色LEDやキセノンランプ等を用いることができる。この光源41から出射した光線は、レンズ42により平行光束に変換され、照明エリア制御スリット43を通った後、レンズ44によりビームスプリッタ(光路分割部材)45に集光される。ビームスプリッタ45を通過した光線は、レンズ46により再び平行光束とされ、ウェハWの表面(被研磨面)に照射されてウェハ面上に所定スポット径のビームスポットを形成する。このウェハWの被研磨面で反射した反射光は、再びレンズ46を通してビームスプリッタ45に集光される。ビームスプリッタ45においてウェハWからの反射光は90°方向を変えられ、レンズ48により平行光束とされる。そして、ミラー49で反射されて、レンズ40で0次光(正反射光)のみを選別する開口を有する遮光手段であるスリット51上に集光される。このスリット51により散乱光、回析光等のノイズ成分が除去され、レンズ52を介して分光手段である回析格子53に投射されて分光される。この回析格子53で分光された光線は、光電変換素子である光検出器(リニアセンサ)54に入射し、分光強度が測定される。
この光学系において、光源の41の像はビームスプリッタ45に結像し、その結像位置がレンズ46の前方焦点に位置している。よって、ウェハWの被研磨面は一様に、且つ、ほぼ垂直な平行光束により照射される。また、スリット51は、ウェハWからの垂直反射光の集光位置に設けられている。よって、その開口の径を調整することにより、反射光の開口数(NA)、すなわちその開口を通過する光線の反射角度を調整することができる。したがって、想定されるウェハWの被研磨面上のパターンから発生する1次以上の回折光が、スリット51の開口を通過できないように開口数を選定することにより、0次光(正反射光)以外の反射光はこのスリット51により遮光され、回折格子53には正反射光のみが入射し、その波長に応じた回折角で回折される。
光検出器54に入射する正反射光は回折格子53で波長に応じて回折され分光されているため、光検出器54では正反射光における波長成分ごとの分光強度が検出され、この分光強度情報が制御装置60に入力されるようになっている。
このように光検出器54で検出した反射光の波長成分ごとの分光強度、例えば、透明膜である層間絶縁膜(ILD)の反射光に対して検出される任意の波長λにおける分光強度は、図3のような変動特性を示す。このとき、研磨される膜の屈折率をnとすると、研磨工程が進み膜厚がほぼλ/2n変わる毎に図3に示すように極大点が出現するため、後で詳述するが、時間的に分光強度を追跡し、極大点の出現回数で膜厚変動を知るアルゴリズムにおいては、反射光強度(反射率)の時間変化において目的とする膜厚に到達するにはいくつ目の極大点で研磨終点とするかを適時に計算し、極大点の出現回数をカウントすることで研磨終点が判定される。なお、反射光強度の変動特性は、反射光強度の極小点を測定するときでも同様である。本実施形態においては、後述する制御装置60により、図4に示すように、所定の研磨レート等から算出される目標の膜厚になるまでの研磨時間(以降の説明では「予測研磨時間」と称する)と、予測研磨時間Teの前後において一定の幅を持って定められる許容時間ΔT(例えば、予測研磨時間Teの±5%等)とを設定し、この許容時間ΔT内に極大極小点(判定点)が出現するようなパラメータ(終点判定のための特定の波長域、もしくはその組み合わせ)の最適値を決定するように構成されている。
制御装置60は、図5に示すように、予め設定記憶された制御プログラムや研磨対象に応じて読み込まれた加工プログラムに基づいて保持機構10、研磨ヘッド20、スラリ供給部30、およびEPD部40等の作動を制御する作動制御部61と、研磨終点判定のための所定のアルゴリズム等の初期条件を設定する初期条件設定部62と、EPD部40(光検出器54)から入力された波長成分ごとの分光強度情報を記憶する記憶部63と、初期条件設定部62からの設定情報や記憶部63に記憶された分光強度情報などに基づいて、研磨終点判定のためのパラメータ(終点検出条件、すなわち、終点判定のための特定の波長域もしくはその組み合わせや、判定点となる極大極小点のカウント数)の最適値を決定する検出条件決定部64と、EPD部40を制御して検出条件決定部64によって決定されたパラメータなどに基づいてウェハWの研磨終点を検出する終点判定部65とを有して構成される。
それでは、研磨終点判定のパラメータについて、制御装置60を用いたその最適値の決定手順について図6および図7に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本手順では上記パラメータとして単一の波長域を用いる場合、および複数の波長域の組み合わせを用いる場合の2つのケースについて述べる。
まず、制御装置60に接続された入出力器66(諸条件のキー入力を行うキーボードや画像表示を行うディスプレイなどを備えるヒューマンインターフェース)を用いて、所定の初期条件を入力し(ステップS101,201)、この初期条件を初期条件設定部62に設定する。この初期条件としては、終点判定のための所定のアルゴリズムのほかに、目標の膜厚になるまでの研磨量と所定の研磨レートとに基づいて算出される予測研磨時間Teや、予測研磨時間Teに対する許容時間ΔTなどが設定される。また、分光器(回折格子43および光検出器54等で構成)が持つ多数のチャンネルch(例えば、256チャンネル(ch1〜ch256))から、その観測対象となる波長領域での開始波長(チャンネルch1)と終了波長(チャンネルch256)とを設定する。ここで、光源41を白色LEDとした場合、開始波長(チャンネルch1)は450nm、終了波長(チャンネルch256)は750nmが一般値となる。
ここで、光検出器54で検出される各波長成分のうち、終点判定のためのパラメータを、まず単一の波長域とするときについて図6を用いて説明する。このとき、検出条件決定部64により、記憶部63に記憶された分光強度情報を用いて、観測対象となるチャンネルchをその初期値としてチャンネルch1(開始波長450nm)に設定し(ステップS102)、そのチャンネルchの信号波形に対して前処理として平滑化処理を行って(ステップS103)、サンプリングした時間帯(サンプリング周期の間隔)ごとの分光強度のデータD(0),D(1),D(2)・・・D(m)を取得する(ステップS104)。ここで、データD(0)はサンプリング時間T=0のときの分光強度データ、データD(1)はサンプリング時間T=1のときの分光強度データ、データT(m)はサンプリング時間T=mのときの分光強度データを表す。
そして、これらのデータD(0)〜D(m)の中から極大値のみを抽出してピーク値リストを作成するとともに、極小値のみを抽出してボトム値リストを作成する(ステップS105)。ピーク値およびボトム値リストから極大値および極小値の出現するそれぞれのサンプリング時間を求め、その中から初期条件設定部62に設定された予測研磨時間Te前後の許容時間ΔT内に出現した極大値および極小値のみを抽出して記憶部63に一時記憶させる(ステップS106)。
次いで、チャンネルchをカウントアップして、チャンネルchに対して分光器の全チャンネル(1〜256ch)分、すなわち波長域450nm〜750nmのもとで、ステップS103〜106が行われる(ステップS107,S110)。このため、チャンネルchは450nm〜750nmまで分光器のチャンネル数に応じた波長域刻みでカウントアップされることにより、分光器のチャンネル数に応じた波長域のもとで許容時間ΔT内に出現する極大値および極小値が抽出される。
そして、全ての波長域についてループ(ステップS103〜106)が終了したら、波長域ごとにピーク値リストから許容時間ΔT内に出現した極大値とその直前に出現した極小値とが比較され、もしくはボトム値リストから許容時間ΔT内に出現した極小値とその直前に出現した極大値とが比較される。そして、比較の結果、極大値とその直前の極小値との差、もしくは極小値とその直前の極大値との差が最大値となるチャンネルch(特定の波長域)を求める(ステップS108)。これは、極大値と極小値との差が大きくなるほど、終点判定のために捉えるべき分光強度の変動が顕著に表れるため、ノイズ要素の影響に拘らず安定した検出を行うことができるということになり、終点判定におけるS/Nを優先した場合には、この極大値と極小値との差が最大であったチャンネルch(波長域)が終点判定のためのパラメータの最適値となる。同時に、この最適値とされたチャンネルchの分光強度の波形において許容時間ΔT内に出現する判定点(極大極小点)のカウント数も同時に算出される(ステップS109)。
一方、目標となる時間(予測研磨時間Te)を優先した場合には、ステップS108の代わりに、予測研磨時間Teに最も近接した地点に極大極小点が出現するチャンネルch(特定の波長域)を求め、これを終点判定のためのパラメータの最適値とする(ステップS108′)。
続いて、終点判定のパラメータを、複数の波長域の組み合わせとするときについて図7を用いて説明する。このとき、検出条件決定部64により、記憶部63に記憶された分光強度情報を用いて、観測対象となる2つのチャンネルch,chをその初期値としてチャンネルch1(開始波長450nm)、チャンネルch256(終了波長750nm)にそれぞれ設定し(ステップS202)、チャンネルch(ch1の波長域)に基づく時系列信号の絶対値と、チャンネルch(ch256の波長域)に基づく時系列信号の絶対値との比(chの時系列信号/chの時系列信号)による信号波形(合成波形)を算出する(ステップS203)。これは、各分光成分の信号波形にはスラリ32の変動による散乱等を原因とする多くのノイズ要素が含まれているため、同条件のもとで測定された各分光強度を比として演算することによりノイズ要素を排除することができるからであり、前述のパラメータを単一波長として測定するときよりもS/Nを向上させることができる。
そして、この合成波形に対して前処理として平滑化処理を行って(ステップS204)、サンプリングした時間帯(サンプリング周期の間隔)ごとの分光強度のデータD(0),D(1),D(2)・・・D(m)を取得する(ステップS205)。
そして、これらのデータD(0)〜D(m)の中から極大値のみを抽出してピーク値リストを作成するとともに、極小値のみを抽出してボトム値リストを作成する(ステップS206)。このとき、ピーク値およびボトム値リストから極大値および極小値の出現するそれぞれの時間帯を求めて、その中から初期条件設定部62に設定された予測研磨時間Te前後の許容時間ΔT内に出現した極大値および極小値のみを抽出して記憶部63に一時記憶させる(ステップS207)。
次いで、チャンネルch1をカウントアップするとともに、チャンネルch2をカウントダウンして(ステップS208,211)、チャンネルchおよびchについて全チャンネル(1〜256ch)分の組み合わせのもとで、ステップS203〜S207が行われる。すなわち、チャンネルchAは450nmから750nmまで分光器のチャンネル数に応じた波長刻みでカウントアップされ、反対にチャンネルchBは750nmから450nmまで分光器のチャンネル数に応じた波長域刻みでカウントダウンされることにより、分光器のチャンネル数に応じた波長域の組み合わせのもとで許容時間ΔT内に出現する極大値および極小値が抽出される。
そして、全ての波長域の組み合わせについてループ(ステップS203〜207)が終了したら、各波長域の組み合わせごとに、許容時間ΔT内に出現した極大値とその直前に出現した極小値とを比較し、もしくは許容時間ΔT内に出現した極小値とその直前に出現した極大値とを比較する。そして、比較の結果、極大値とその直前の極小値との差、もしくは極小値とその直前の極大値との差が最大値であったチャンネルch,chの組み合わせを求める(ステップS209)。終点検出におけるS/Nを優先した場合には、このチャンネルch,ch(の波長域)の組み合わせが終点判定のためのパラメータの最適値となる。同時に、このチャンネルch,ch(の波長域)の組み合わせの光強度の波形において許容時間ΔT内に出現する判定点(極大極小点)の所定のカウント数も同時に算出される(ステップS210)。
一方、目標となる時間(予測研磨時間Te)を優先した場合には、ステップS209の代わりに、予測研磨時間Teに最も近接した地点に極大極小点が出現するチャンネルch,ch(の波長域)の組み合わせを求め、これを終点検出のためのパラメータの最適値とする(ステップS209′)。
そして、研磨工程においては研磨その場計測のEPD部40を作動させ、上記のように決定された波長域、もしくは複数の波長域の組み合わせの最適値に基づいて所定のカウント数の極大極小点が検出されたことをもって終点判定部65が終点検出信号を出力することで、この研磨終点の検出タイミングでウェハWの研磨加工を終了する。
このように、予め取得した波長成分ごとの分光信号などを用いて終点と判定されるべき時間領域(許容時間ΔT)内に極大極小点(判定点)が現れるように終点判定のためのパラメータ(波長域)を最適化させることにより、ウェハWの被研磨面における表面状態の変化を的確に捉えることが可能になり、終点検出精度を向上させることができる。そのため、CMPプロセスを効率的に管理してCMP装置1のスループットを向上させることが可能になる。
なお、本実施形態では、終点検出を極大極小値の出現に基づいて判定するように構成しているが、所定の閾値を超えた場合や、変曲点の出現などに基づいて判定するようにしてもよい。
以上のように構成されたCMP装置1において、ウェハWのCMP工程について説明する。まず、図示しない搬送装置によりウェハWをウェハチャック11上に搬送した後、研磨加工の開始前に、制御装置60は、図示しないEPD部揺動機構を用いて、EPD部40を前述の退避位置からウェハW上方の計測位置に移動させる。保持機構10、研磨ヘッド20、およびスラリ供給部30等を作動させて研磨加工を始めるとともに、EPD部40の光源41よりプローブ光を照射させて光検出器54によるウェハWからの反射光の計測(すなわち、EPD部40による計測)を開始する。このとき、制御装置60では、前述したように、予め設定された予測研磨時間、許容時間、および終点検出条件に基づいて、光検出器54で検出される反射光のうち観測対象となる(最適とされる特定の波長域、もしくはその組み合わせによる)分光強度をサンプリングしつつ、この分光強度の極大極小点の出現回数がカウントされ、極大極小点が所定回数現れたときに研磨加工の終点であると判定する。そして、終点判定部65から終点検出信号が出力された場合、そのタイミングで当該研磨加工を終了する制御を行う。
なお、このときEPD部40によりサンプリングされる分光信号の波形に対しては、ノイズ低減のため常に制御装置60により平滑化処理(スムージング処理)が行われているが、平滑化処理ではその対象となる点とその一定時間前・後における点とに基づいて補正される。よって、対象となる点で平滑化処理を行うには、その一定時間後にサンプリングされる点のデータも必要になるため、リアルタイムで反射光の分光成分を検出して平滑化処理を行う場合、その一定時間分だけ処理の遅れが発生することになり、その結果、終点検出が遅れることで目的とする膜厚を大きく超えて研磨加工してしまうおそれがある。例えば、t秒間隔でサンプリングされる分光信号の波形おいて、5点(平滑化の対象点とその前後2点ずつとの計5点)で平滑化処理する場合、対象となる点が補正(平滑化)されるのはその点がサンプリングされた2t秒後(後の2点が計測された時点)となり、このため、2t秒後の遅れが生じることになる。そこで、パラメータの最適値として、予測研磨時間Te近傍に極大極小点が出現する波長域(もしくはその組み合わせ)を求める代わりに、予測研磨時間Teの2t秒前近傍に極大極小点が出現する波長域(もしくはその組み合わせ)を求めるように構成としてもよい。これによれば、この最適値による分光波形に対して平滑化処理を行ったときに、予め予測研磨時間Teに対して2t秒前近傍に現れる極大極小点を検出するように構成しているため、平滑化処理による2t秒の遅れが生じても終点検出を行うタイミングを予測研磨時間Teに合致させることが可能になる。したがって、平滑化処理による遅れが生じることなく、より高精度に終点を検出することができる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
[実施例1]
まず、図8に示すウェハ構造(STI構造、ILD構造)のパターン加工がされた12インチのシリコンウェハ(ウェハW)を研磨するケースにおいて、制御装置60により、研磨終点判定のパラメータの最適値を算出するためのシミュレーション計算を行った結果について説明する。この研磨対象物たるウェハWは、図8に示すように、シリコン基板70の上面にSiO2層(シリコン熱酸化膜)71を10nmの厚みに形成し、その上にバリア層として窒化シリコンSiN層72を60nmの厚みに形成し、さらにその上にTEOS層としてSiO2層73をプラズマCVDで400nmの厚みに形成したものを用いる。なお、シリコン基板70にはトレンチ74が存在し、その深さは200nmとする。
ここで、研磨ヘッド20のTEOS層の加工レートを既存のデータから10nm/秒であるとし、研磨終了の目標(終点)を最上層のTEOS層73が消失したときとすると、予測研磨時間Te、および許容時間ΔT(例えば予測研磨時間Teの±5%とする)は次の式で求められる。
Te = 400/10 = 40秒
ΔT = 40×0.05 = 2秒(±2秒)
よって、このウェハWの場合は、研磨開始から40秒の地点でTEOS層73が消失した状態になると予測され、制御装置60に研磨時間として40秒±2秒(38秒〜42秒)が設定される。一方、EPD部40の光源41は、白色LED(波長範囲450nm〜750nm)が用いられている。
このような条件のもとで、制御装置60によりシミュレーション計算を行った結果として、分光強度の時間変化の様子を図9および図10に示す。なお、図9および図10において、縦軸は分光強度を、下側の横軸は左から右に研磨時間の経過を、上側の横軸は左から右に膜厚(残膜厚)の変化を表している。観測波長として波長450nm(開始波長)、波長750nm(終了波長)における分光強度の時間変化を表す図9から示されるように、波長450nmおよび波長750nmの分光では研磨時間40秒±2秒の区間には極大極小点が生じないことがわかる。これに対して、前述した手順により観測波長領域450nm〜750nmにおいて制御装置60(検出条件決定部64)を用いて研磨時間40秒±2秒の地点に極大極小点が生じるような解(パラメータ)を単一波長で求めた結果、波長553nmが最適値であると決定された。波長553nmにおける分光強度の時間変化を表す図10に示されるように、波長553nmでは、研磨時間(予測研磨時間Te)40秒の地点で極小点が出現していることが分かる。したがって、このケースでは3番目の極小点を検出したときに、研磨終点と判定することができる。
なお、上記のケースでは、研磨終点がTEOS層73からバリア層72に切り替わる位置である。次いで、任意の膜厚での判定が可能であることを示すために、研磨終点の目標をTEOS層73の膜厚が150nmとなったとして、パラメータ(波長域)の解を求めた場合の観測結果を図11に示す。なお、このとき、予測研磨時間Te=25秒である。これを単一の波長域で求めた結果、波長648nmが最適値であると決定され、2番目の極大点を検出したときに、研磨終点と判定できることがわかる。
また、このとき制御装置60によってシミュレーション計算が行われた結果として、前述の入出力器66のディスプレイに表示される画面を図12に示す。この入出力器66のソフト画面には、前述した初期条件(所定のアルゴリズムなど)が設定されるとともに、シミュレーション計算の結果として、パラメータ(波長)の最適値(図12中の「Monitored Wavelength = 647.92」)や、極大極小点のカウント数(図12中の「PeakBottom Counts = 2」)、最適波長(648nm)における分光波形(図12中の右上段のグラフ)、任意のサンプリング時間における各波長域(波長領域450nm〜750nm)に対する分光強度(図12中の右下段のグラグ)などが出力(表示)される。
[実施例2]
次に、層間絶縁膜(ILD)構造を有するウェハWを研磨した場合の観測結果を図13に示す。ウェハWの研磨には、研磨パッドがウェハWよりも小径のオスカータイプのCMP装置1を用いた。また、スラリにはシリカ系SS25(アルカリ溶媒で分散させたもの)を用い、低圧の研磨圧で研磨を行った。図13に示すサンプル1のデータから研磨レートを算出し、予測研磨時間Te=170秒で目的となる所定膜厚に到達すると求められた。本実施例では、白色LEDを用いて、開始波長450nm、終了波長750nmのもとで複数の波長域の組み合わせをパラメータとして、その最適値を求めたところ、波長549nmと波長694nmとの組み合わせによる光強度の波形において、予測研磨時間Te近傍に(2番目の)極大点が現れることが求められた。したがって、これら波長549nmと波長694nmとの組み合わせをパラメータの最適値として決定し、この終点検出条件に基づいて、2枚目(サンプル2)および3枚目(サンプル3)のウェハWの研磨を行った。図13に示すように、2枚目および3枚目のウェハ研磨においても、予測研磨時間Te(170秒)近傍において2番目の極大点が出現し、これをもって研磨加工の終点であると判定することにより、このタイミングで研磨加工を終了することができ、本システムが問題なく動作していることがわかる。
また、上記ケースにおいて研磨圧を変更してウェハWの研磨加工を行った場合の観測結果を図14に示す。ここで、図14中、サンプル3は研磨圧を低圧で行い(上記ケースと同じ)、サンプル4は研磨圧を中圧で行い、サンプル5は研磨圧を高圧で行った場合を示す。研磨圧を低圧から中圧、高圧に昇圧するにしたがって、研磨レートが向上し、予測研磨時間Teが短縮することとなるが、研磨圧以外の他の条件を保持しつつ研磨加工を行えば、算出されたパラメータの最適値、および判定点(極大極小点)のカウント数がほぼ同一となることがわかる。すなわち、研磨圧が低圧、中圧、および高圧のいずれのときでも、波長549nmと波長694nmとの組み合わせに基づく光強度の波形のもとで、2番目の極大点が出現する地点において予測研磨時間Te(Te3,Te4,Te5)に達することがわかる。このように終点検出したサンプル4,5の膜厚は、サンプル3の膜厚とほぼ等しくなった。このように、研磨圧が変更された場合であっても、研磨終点判定のための極大極小点のカウント数は変わらないため、複数のウェハWの研磨進行に伴い研磨圧を変更した場合、もしくは研磨進行に伴って研磨圧が若干ばらつくような場合であっても、当該極大極小点が所定のカウント数に達したことをもって高精度に終点を検出することができる。
[実施例3]
次に、STI構造を有するウェハWを研磨した場合の観測結果を図15に示す。ウェハWの研磨には、研磨パッドがウェハWよりも小径のオスカータイプのCMP装置1を用いた。また、スラリにはセリア系を使用した。セリア系スラリはシリカ系スラリに対して散乱しやすいため、ノイズ要素が大きく発生し易く、S/Nを低下させるおそれがある。このとき、終点判定のためのパラメータとして、単一の波長域を用いた場合と、複数の波長域を組み合わせて用いた場合について、その分光強度の時間変化を図15に示している。ここで、単一の波長域での最適値は519nm、複数の波長域の最適な組み合わせは641nmと733nmとに決定されているものとする。終点判定のパラメータとして単一波長域(519nm)を用いた場合には、S/Nが悪く、反射光の検出精度が低下してしまう。一方、パラメータとして複数の波長域の組み合わせ(641nm,733nm)を用いた場合は、前述したように信号波形からノイズ要素を排除することができ、単一の波長域を用いたときよりもS/Nを向上させることができる。このため、複数の波長域を用いてその最適値を求めることにより、ノイズ要素の影響によらず、高精度に終点を検出することができることがわかる。
なお、上述の実施形態において、図1に示すように、ウェハWを上向きの水平姿勢で保持する保持機構10と、当該保持機構10の上方に対向して設けられ下面側において研磨パッド21が下向きに装着される研磨ヘッド20とを備えるCMP装置1について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明は、ウェハWを下向きの水平姿勢で保持する機構と、当該保持機構の下方に対向して設けられ上面側において研磨パッドが上向きに装着される研磨部材とを備える(いわゆるコンベンショナルタイプ)のCMP装置にも用いることができる。
また、上述の実施形態においては、シリコン酸化膜を研磨する場合(STI工程、ILD工程)について説明したが、これに限定されるものではなく、金属膜等の研磨に用いても同様の効果を有する。
さらに、上述の実施形態において、被研磨物は半導体ウェハWに限定されるものではなく、例えば、ガラス基板等の場合であっても、本発明を適用可能である。
本実施形態に係る研磨装置の一例であるCMP装置を示す概略図である。 光学式のEPD部の構成を示す概略図である。 研磨時間と反射光の強度の関係を示すグラフであり、(a)は初期膜厚が厚いとき、(b)は初期膜厚が薄いときである。 予測研磨時間と許容時間との関係を示す説明図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 制御装置において最適な単一波長域を求める場合の制御フローを示すフローチャートである。 制御装置において最適な複数の波長域の組み合わせを求める場合の制御フローを示すフローチャートである。 実施例1に使用した半導体ウェハの積層構造の概略図である。 実施例1における観測波長450,750nmでの分光強度の時間変化を示すグラフである。 実施例1における最適波長域(553nm)での分光強度の時間変化を示すグラフである。 実施例1における最適波長域(648nm)での分光強度の時間変化を示すグラフである。 実施例1において入出力器に表示される画面を示す図である。 実施例2における最適波長域の組み合わせでの分光強度の時間変化を示すグラフである。 実施例2において研磨圧を変更した場合の分光強度の時間変化を示すグラフである。 実施例3における単一の波長域、および複数の波長域の組み合わせでの分光強度の時間変化を示すグラフである。
符号の説明
1 CMP装置(研磨装置) 10 保持機構
21 研磨パッド(研磨部材) 40 EPD部(終点検出装置)
41 光源(照明部) 54 光検出器(光検出部)
60 制御装置(終点検出装置) 62 初期条件設定部(条件設定部)
64 検出条件決定部 65 終点判定部
W 半導体ウェハ(被研磨物) Te 予測研磨時間(研磨終了予定時刻)
ΔT 許容時間(許容時間帯)

Claims (6)

  1. 被研磨物の研磨加工において、前記研磨加工の終了を判断する終点検出装置であって、
    前記被研磨物の被研磨面にプローブ光を照射する照明部と、
    前記プローブ光が照射された前記被研磨面からの光を波長域ごとの複数の分光として検出する光検出部と、
    所定の条件により算出される研磨終了予定時刻の前後に一定の時間幅を有して定まる許容時間帯が設定される条件設定部と、
    予め第1の被研磨物を研磨加工することで前記光検出部により検出された前記複数の分光の波長域から少なくとも2以上の分光の波長域の組み合わせを複数選択して、前記2以上の波長域の分光の各光強度信号を合成して合成信号をそれぞれ算出し、複数の前記2以上の波長域の組み合わせの中から前記許容時間帯に生じる前記合成信号の出力値が予め定められた所定の条件に一致するような特徴点を表す特定の2以上の波長域の組み合わせを決定する検出条件決定部と、
    前記第1の被研磨物の研磨加工よりも後に行われた他の被研磨物の研磨加工中に、前記光検出部により検出される前記特定の2以上の波長域の分光に基づいて得られる合成信号が前記特徴点を表した時点で研磨終点を検出し前記研磨加工の終了を判断する終点判定部とを備えて構成されることを特徴とする終点検出装置。
  2. 被研磨物の研磨加工において、前記研磨加工の終了を判断する終点検出装置であって、
    前記被研磨物の被研磨面にプローブ光を照射する照明部と、
    前記プローブ光が照射された前記被研磨面からの光を波長域ごとの複数の分光として検出する光検出部と、
    所定の条件により算出される研磨終了予定時刻の前後に一定の時間幅を有して定まる許容時間帯が設定される条件設定部と、
    予め第1の被研磨物を研磨加工することで前記光検出部により検出された前記複数の分光の波長域ごとの光強度信号に基づいて、複数の波長域の中から前記許容時間帯に生じる前記光強度信号の出力値が予め定められた所定の条件に一致するような特徴点を表す特定の波長域を決定する検出条件決定部と、
    前記第1の被研磨物の研磨加工よりも後に行われた他の被研磨物の研磨加工中に、前記光検出部により検出される前記特定の波長域の分光の光強度信号が前記特徴点を表した時点で研磨終点を検出し前記研磨加工の終了を判断する終点判定部とを備えて構成されることを特徴とする終点検出装置。
  3. 前記所定の条件とは、前記第1の被研磨物の研磨加工において前記光検出部により検出されて得た複数の分光の前記光強度信号、もしくは複数の前記合成信号のうち、前記許容時間帯に現れた第2の極大極小値とその直前に現れた第1の極大極小値との差が最大となるような第1の極大極小値の出力値を特徴点として有することであることを特徴とする請求項1または2に記載の終点検出装置。
  4. 前記所定の条件とは、前記第1の被研磨物の研磨加工において前記光検出部により検出されて得た複数の分光の光強度信号、もしくは複数の前記合成信号のうち、前記研磨終了予定時刻に対して最も近い時刻に極大極小値、もしくは変曲値を出力値とした特徴点を有することであることを特徴とする請求項1または2に記載の終点検出装置。
  5. 前記検出条件決定部は、第1時間帯で検出される前記合成信号もしくは前記光強度信号を、前記第1時間帯よりも所定時間後の第2時間帯で検出される前記合成信号もしくは前記光強度信号を用いて信号処理するように構成され、
    前記研磨終了予定時刻は、前記所定の条件により算出される時刻よりも前記所定時間だけ前の時刻に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の終点検出装置。
  6. 前記被研磨物を保持する保持機構と、前記保持機構に保持された前記被研磨物を研磨する研磨部材とを備え、前記保持機構に保持された前記被研磨物の前記被研磨面に前記研磨部材を当接させながら相対移動させて前記被研磨物の研磨加工を行うように構成された研磨装置であって、
    請求項1〜5のいずれかに記載の終点検出装置を更に備えて構成されることを特徴とする研磨装置。
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