JP2010039071A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010039071A JP2010039071A JP2008199968A JP2008199968A JP2010039071A JP 2010039071 A JP2010039071 A JP 2010039071A JP 2008199968 A JP2008199968 A JP 2008199968A JP 2008199968 A JP2008199968 A JP 2008199968A JP 2010039071 A JP2010039071 A JP 2010039071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- toner
- image quality
- forming apparatus
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】画質調整制御時のトナー消費量を抑制し、かつ、経時にわたり精度の高いトナー付着量検知を行うことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】主走査線方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパッチからな主走査方向形状補正用テストパターンを中間転写ベルトに形成し、反射型フォトセンサーで各トナーパッチを検出し、反射型フォトセンサーの検出値から画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを決定する。次に、副走査線方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパッチからなる副走査方向形状補正用テストパターンを中間転写ベルトに形成し、反射型フォトセンサーで各トナーパッチを検出し、反射型フォトセンサーの検出値から画質調整用トナーパッチの副走査方向長さを決定する。
【選択図】図19
【解決手段】主走査線方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパッチからな主走査方向形状補正用テストパターンを中間転写ベルトに形成し、反射型フォトセンサーで各トナーパッチを検出し、反射型フォトセンサーの検出値から画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを決定する。次に、副走査線方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパッチからなる副走査方向形状補正用テストパターンを中間転写ベルトに形成し、反射型フォトセンサーで各トナーパッチを検出し、反射型フォトセンサーの検出値から画質調整用トナーパッチの副走査方向長さを決定する。
【選択図】図19
Description
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では、環境変動に伴ってトナーの性状(例えば流動性や嵩)が変化すると、それに応じた作像能力の変化によって現像濃度が変動してしまう。そこで、従来より、所定のトナーパッチに対するトナー付着量を光学的検知手段たる光学センサーによって検知した後、検知結果に基づいて現像バイアスや光書込強度などの作像条件を調整して画質調整処理を行う画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。この種の画像形成装置は、画質調整用トナー像たるトナーパッチを所定のタイミングで中間転写ベルト等の像担持体の表面に形成する。そして、反射型フォトセンサーの発光素子から像担持体の表面に向けて発した光を像担持体やトナーパッチの表面で反射させて、その反射光量を受光素子で検知する。
像担持体の表面に照射された光は、鏡面反射により正反射し、トナー表面に照射された光は拡散反射する。トナーパッチのトナー付着量が少ないときは、像担持体表面の露出率が高いので、正反射光が多く、拡散反射光が少なくなる。一方、トナーパッチのトナー付着量が多くなると、像担持体表面の露出率が低く、正反射光が少なくなり、拡散反射光が多くなる。よって、受光素子で正反射光量や拡散反射光量を検知することで、トナーパッチのトナー付着量を知ることができる。
このようにして、光学センサーで検知した検知結果と、所定のトナー付着量目標値との比較に基づいて、作像手段の作像能力の変化量を検出する。そして、検出結果に基づいて作像手段の作像能力を調整することで、現像濃度の安定化を図ることができ、良好な画質を維持することができる。
特開2004−93972号公報
従来、トナーパッチの像担持体軸方向(以下、主走査方向という)長さや像担持体表面移動方向(以下、副走査方向という)長さを予め実験などにより決めていた。すなわち、図24に示すように、トナーパッチTの主走査方向および副走査線方向長さが光学センサーのビームスポット径Sよりも小さいと、トナーパッチTが形成された周辺の像担持体206表面にも光学センサーからの光が照射される。このため、正反射光量が多くなり、正確な付着量が検知できなくなる。よって、トナーパッチTが確実にビームスポット径に入るようにする必要がある。そこで、従来においては、図25に示すようにトナーパッチTの主走査方向長さおよび副走査線方向長さを光学センサーのビームスポット径Sよりも十分に長くして、トナーパッチTが確実にビームスポット径Sに入るようにしていた。
しかしながら、光学センサーのビームスポット径Sに対して、トナーパッチTの主走査方向および副走査方向長さをあまりにも長くすると、画質調整処理時のトナー消費量が多くなってしまうという問題があった。そこで、トナーパッチTの主走査方向および副走査方向長さを光学センサーのビームスポット径Sと同等もしくは僅かに大きくして、トナーパッチTの大きさを必要最低限度に抑えることも考えられる。
しかし、経時使用によって、像担持体206に、像担持体移動方向に対して直交する方向に位置変動が生じたり、トナーパッチTの主走査方向の書込み位置が変動したりする場合がある。像担持体206に像担持体移動方向に対して直交する方向に位置変動が生じると、光学センサーと像担持体表面との距離が変動し、光学センサーのビームスポット径Sが大きくなる場合がある。光学センサーのビームスポット径Sが大きくなる結果、トナーパッチTの主走査方向および副走査方向長さよりもビームスポット径Sが大きくなり、トナーパッチ以外の像担持体表面も検知してしまい、正確なトナー付着量検知を行えなくなる問題が生じる。また、トナーパッチTの主走査方向の書込み位置が変動すると、光学センサーのビーム照射位置に対して、トナーパッチが主走査方向へずれて、光学センサーがトナーパッチ以外の像担持体表面を検知してしまう。よって、トナーパッチが主走査方向へずれた場合も正確なトナー付着量を検知できなくなる問題があった。
しかし、経時使用によって、像担持体206に、像担持体移動方向に対して直交する方向に位置変動が生じたり、トナーパッチTの主走査方向の書込み位置が変動したりする場合がある。像担持体206に像担持体移動方向に対して直交する方向に位置変動が生じると、光学センサーと像担持体表面との距離が変動し、光学センサーのビームスポット径Sが大きくなる場合がある。光学センサーのビームスポット径Sが大きくなる結果、トナーパッチTの主走査方向および副走査方向長さよりもビームスポット径Sが大きくなり、トナーパッチ以外の像担持体表面も検知してしまい、正確なトナー付着量検知を行えなくなる問題が生じる。また、トナーパッチTの主走査方向の書込み位置が変動すると、光学センサーのビーム照射位置に対して、トナーパッチが主走査方向へずれて、光学センサーがトナーパッチ以外の像担持体表面を検知してしまう。よって、トナーパッチが主走査方向へずれた場合も正確なトナー付着量を検知できなくなる問題があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、画質調整制御時のトナー消費量を抑制し、かつ、経時にわたり精度の高いトナー付着量検知を行うことのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、自らの移動する表面にトナー像を担持する像担持体と、前記トナー像からの反射光を検出する光学的検知手段と、前記像担持体表面に画質調整用トナー像を形成し、前記光学的検知手段の前記画質調整用トナー像を検知したときの検出値に基づいて、前記画質調整用トナー像のトナー付着量を検知し、検知したトナー付着量に基づいて画質調整制御を実行する画質調整制御手段とを備える画像形成装置において、形状が互いに異なる前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果を形成し、前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果に基づいて、前記画質調整用トナー像の形状を決定する画質調整用トナー像決定手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果から、互いに同じ検知結果が得られたテスト用トナー像群を特定し、このテスト用トナー像群のち最も小さい形状のテスト用トナー像を画質調整用トナー像に決定するよう前記画質調整用トナー像決定手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、前記画質調整用トナー像決定手段は、それぞれ像担持体軸方向長さが異なるよう各テスト用トナー像を形成し、前記画質調整用トナー像の像担持体軸方向長さを決定するよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、前記像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段を備え、前記像担持体として、自らの表面における移動方向に直交する方向の一部領域が前記記録媒体への画像の出力に寄与しない非画像出力領域となっており、前記画質調整用トナー像および前記テスト用トナー像を前記非画像出力領域に形成することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、当該画像形成装置が最初に使用されるときに、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、電源投入時に前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかの画像形成装置において、前記光学的検知手段交換時に、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、前記像担持体上のトナー像の位置ずれを補正した後に、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果から、互いに同じ検知結果が得られたテスト用トナー像群を特定し、このテスト用トナー像群のち最も小さい形状のテスト用トナー像を画質調整用トナー像に決定するよう前記画質調整用トナー像決定手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、前記画質調整用トナー像決定手段は、それぞれ像担持体軸方向長さが異なるよう各テスト用トナー像を形成し、前記画質調整用トナー像の像担持体軸方向長さを決定するよう構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、前記像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段を備え、前記像担持体として、自らの表面における移動方向に直交する方向の一部領域が前記記録媒体への画像の出力に寄与しない非画像出力領域となっており、前記画質調整用トナー像および前記テスト用トナー像を前記非画像出力領域に形成することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、当該画像形成装置が最初に使用されるときに、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、電源投入時に前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかの画像形成装置において、前記光学的検知手段交換時に、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、前記像担持体上のトナー像の位置ずれを補正した後に、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とするものである。
本発明によれば、形状が互いに異なる複数のテスト用トナー像を形成し、光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果に基づいて、画質調整用トナー像の形状を決定している。光学的検知手段のビームスポット径よりも小さい形状のテスト用トナー像の場合は、テスト用トナー像の形状によって光学的検知手段の検知結果が異なる。これは、光学的検知手段のビームスポット径よりも小さい形状のテスト用トナー像の場合は、トナーと像担持体表面とを光学的検知手段が検知することになるからである。すなわち、テスト用トナー像の形状によってビームスポット径における像担持体表面の露出率が異なるため、テスト用トナー像の形状によって光学的検知手段の検知結果が異なるのである。
一方、光学的検知手段のビームスポット径よりも大きい形状のテスト用トナー像の場合は、テスト用トナー像の形状が異なっても、光学的検知手段の検知結果が同じになる。ビームスポット径よりも大きい形状のテスト用トナー像の場合は、光学的検知手段がトナーのみを検知することなる。従って、テスト用トナー像の形状が異なっても、光学的検知手段が検知するのは、トナーのみであるため、検知結果が同じになるのである。
テスト用トナー像の形状と光学的検知手段とには上記したような関係があるので、テスト用トナー像の形状と光学的検知手段の検知結果との関係を調べると、テスト用トナー像が大きくなるにつれて、光学的検知手段の検知結果が変化していき、テスト用トナー像の形状がある大きさになると検知結果が同じ値になる。よって、テスト用トナー像の形状が変化すると、光学的検知手段の検知結果が変化する領域から、テスト用トナー像の形状が変化しても検知結果が変化しない領域へ切り替わるところが、光学的検知手段のビームスポット径と同等もしくは僅かに大きいテスト用トナー像の形状であると推測できる。
従って、テスト用トナー像の形状と光学的検知手段の検知結果との関係から、光学的検知手段のビームスポット径と同等もしくは僅かに大きいような最適な形状の画質調整用トナー像を決定することができる。これにより、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整制御時におけるトナー消費量を抑制することができる。
また、画質調整用トナー像を決定する画質調整用トナー像決定手段を備えることで、所定のタイミングで、画質調整用トナー像決定手段を実行して、画質調整用トナー像の形状を調整することができる。これにより、光学的検知手段のビームスポット径が変化するおそれのあるタイミングや、画質調整用トナー像が主走査方向へずれるおそれのあるタイミングで画質調整用トナー像決定手段を実行すれば、経時にわたり、光学的検知手段のビームスポット径と同等もしくは僅かに大きいような最適な形状に画質調整用トナー像を維持することができる。これにより、経時にわたり、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整制御時におけるトナー消費量を抑制することができる。
一方、光学的検知手段のビームスポット径よりも大きい形状のテスト用トナー像の場合は、テスト用トナー像の形状が異なっても、光学的検知手段の検知結果が同じになる。ビームスポット径よりも大きい形状のテスト用トナー像の場合は、光学的検知手段がトナーのみを検知することなる。従って、テスト用トナー像の形状が異なっても、光学的検知手段が検知するのは、トナーのみであるため、検知結果が同じになるのである。
テスト用トナー像の形状と光学的検知手段とには上記したような関係があるので、テスト用トナー像の形状と光学的検知手段の検知結果との関係を調べると、テスト用トナー像が大きくなるにつれて、光学的検知手段の検知結果が変化していき、テスト用トナー像の形状がある大きさになると検知結果が同じ値になる。よって、テスト用トナー像の形状が変化すると、光学的検知手段の検知結果が変化する領域から、テスト用トナー像の形状が変化しても検知結果が変化しない領域へ切り替わるところが、光学的検知手段のビームスポット径と同等もしくは僅かに大きいテスト用トナー像の形状であると推測できる。
従って、テスト用トナー像の形状と光学的検知手段の検知結果との関係から、光学的検知手段のビームスポット径と同等もしくは僅かに大きいような最適な形状の画質調整用トナー像を決定することができる。これにより、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整制御時におけるトナー消費量を抑制することができる。
また、画質調整用トナー像を決定する画質調整用トナー像決定手段を備えることで、所定のタイミングで、画質調整用トナー像決定手段を実行して、画質調整用トナー像の形状を調整することができる。これにより、光学的検知手段のビームスポット径が変化するおそれのあるタイミングや、画質調整用トナー像が主走査方向へずれるおそれのあるタイミングで画質調整用トナー像決定手段を実行すれば、経時にわたり、光学的検知手段のビームスポット径と同等もしくは僅かに大きいような最適な形状に画質調整用トナー像を維持することができる。これにより、経時にわたり、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整制御時におけるトナー消費量を抑制することができる。
請求項1乃至8の発明によれば、経時にわたり、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整制御時におけるトナー消費量を抑制することが可能となる。
まず、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタの第1実施形態について説明する。図1は、本第1実施形態に係るプリンタのうち、露光、帯電、現像、転写、定着を行う画像形成工程部分(プロセスエンジン部)を示す概略構成図である。
プリンタには、図1に示した構成部材の他に、PC(パソコン)等から送られた画像データを処理し露光データに変換するプリントコントローラ(後述の図5に符号410で示す。)、高圧を発生させる高圧発生装置(後述の図5に符号416で示す。)、画像形成動作を制御する制御部(後述の図5に符号406で示す。)、記録部材としての転写材である記録紙Pの供給を行う図示しない給紙装置、記録紙Pを手差し給紙させるための図示しない手差しトレイ、画像形成済みの記録紙Pが排紙される図示しない排紙トレイ等が設けられている。
図1において、200という符号で示されているのは、転写ユニットである。この転写ユニット200は、駆動ローラ201、クリーニングバックアップローラ202、1次転写ニップ入口ローラ203、4つの1次転写ローラ204Y,C,M,K、2次転写ニップ入口ローラ205、中間転写ベルト206、ベルトクリーニング装置207、2次転写ローラ208、クリーニングローラ209等を有している。そして、無端状の中間転写ベルト206を、ベルトループ内側に配設された複数のローラによって張架しながら、駆動ローラ201の回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめる。なお、4つの1次転写ローラを示す符号の末尾に付されたY,C,M,Kという添字は、イエロー,シアン,マゼンタ,黒用の部材であることを示している。以下、他の符号に付されたY,C,M,Kという添字も同様である。
像担持体である中間転写ベルト206は、厚みの最も大きいベルト基体層のおもて面上に、弾性層と表面層とが順次積層された3層構造になっている。ベルト基体層は、例えば伸びの少ないフッ素系樹脂や、伸びの大きなゴム材料に帆布などの伸び難い材料を組み合わせた材料からなる。また、弾性層は、例えばフッ素系ゴムやアクリロニトリルーブタジエン共重合ゴムなどからなり、ベルト基体層のおもて面に積層されている。また、表面層は、弾性層のおもて面に、例えばフッ素系樹脂がコーティングされることで形成されている。
転写ユニット200の下方には、Y,C,M,K用の4つの画像形成ユニットが、中間転写ベルト206の下部張架箇所おもて面に沿って並ぶように配設されている。これら画像形成ユニットは、それぞれドラム状の感光体101Y,C,M,K、現像装置103Y,C,M,K、ドラムクリーニング装置120Y,C,M,Kなどを有している。そして、像担持体である感光体101Y,C,M,Kの周面の上端をそれぞれ中間転写ベルト206の下部張架箇所おもて面に当接させて、Y,C,M,K用の1次転写ニップを形成している。
転写ユニット200の上方には、図示しないY,C,M,Kトナーをそれぞれ個別に収容しているY,C,M,K用のトナーボトル90Y,C,M,Kが、中間転写ベルト206の上部張架箇所おもて面に沿って並ぶように配設されている。トナーボトル90Y,C,M,Kに収容されているY,C,M,Kトナーは、それぞれ図示しないY,C,M,K用のトナー補給装置の駆動によって現像装置103Y,C,M,Kに補給される。そして、トナーボトル90Y,C,M,Kは、画像形成装置本体に対してそれぞれ個別に着脱可能になっており、内部のトナーが無くなった時点で新たなものと交換される。
同図において、ほぼ水平方向に並んでいる4つの画像形成ユニットの下方には、光書込ユニット290が設けられている。この光書込ユニット290は、画像情報に基づいて、光書込ユニット290の内部に設けられている図示しないレーザー露光ユニットから半導体レーザーを駆動してY,C,M,K用の書込光Lbを出射する。そして、それら書込光Lbにより、像担持体たる感光体101Y,C,M,Kを走査して、図中反時計回り方向に回転駆動する感光体101Y,C,M,Kの周面に静電潜像を書き込む。なお、書込光Lbの出射は、レーザーに限るものではなく、例えばLED(light emitting diode)であってもよい。
次に、K用の画像形成ユニットを例にして画像形成ユニットの構成を説明する。他色(Y,C,M)用の画像形成ユニットは、使用するトナーの色が異なる点の他は同様の構成であるので説明を省略する。
図2は、K用の画像形成ユニットを示す拡大構成図である。K用の画像形成ユニットを構成する各種の部材や機器に対しては、本来、符号の末尾にKという添字を付すべきであるが、同図では便宜上、かかる添字の付記を省略している。K用の画像形成ユニットにおいては、ドラム状の感光体101の周囲に、感光体101を一様帯電させる帯電装置102、現像装置103、ドラムクリーニング装置120などが配設されている。
帯電装置102は、図示しない電源によって帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体101に接触させる接触帯電方式のものであり、帯電ローラと感光体101との間に放電を生じせしめることで感光体101の周面を一様帯電させる。帯電ローラを採用した接触帯電方式の代わりに、帯電ブラシを採用した接触放電方式や、スコロトロンチャージャーを採用した非接触帯電方式を採用してもよい。
現像装置103は、図示しない磁性キャリアと非磁性トナーとを含有する二成分現像剤を撹拌する攪拌部104と、後述の現像スリーブを収容している現像部105とをケーシング内に有している。攪拌部104では、二成分現像剤(以下、単に「現像剤」という)が攪拌されながら搬送される。より詳しくは、攪拌部104には、第1スクリュウ部材106と第2スクリュウ部材107とが平行配設されており、両スクリュウの間には仕切板が設けられている。この仕切板により、両スクリュウを収容する空間が個別に仕切られているが、仕切板におけるスクリュウ軸線方向の両端部にはそれぞれ開口が形成されている。これにより、両空間はそれぞれスクリュウ軸線方向の両端部で連通している。以下、第1スクリュウ部材106が収容されている空間を第1撹拌室、第2スクリュウ部材107が収容されている空間を第2撹拌室という。
第2スクリュウ部材107は、現像部105の下方に位置しており、自らの周面の上端側を、現像部105内に収容されている現像スリーブ109の下端側に対面させている。そして、図示しない駆動手段によって回転駆動されながら、第2撹拌室内の現像剤を図紙面に直交する方向の奥側から手前側へと搬送する過程で後述の現像スリーブ109に供給したり、現像スリーブ109から使用済みの現像剤を受け取ったりする。第2スクリュウ部材107によって図中の手前側端部まで搬送された現像剤は、仕切板の開口を通って第1撹拌室に進入する。
第1スクリュウ部材106は、図示しない駆動手段によって回転駆動されながら、第1撹拌室内の現像剤を図紙面に直交する方向の手前側から奥側へと搬送する。第1撹拌室の底壁には、トナー濃度センサー108が固定されており、第1スクリュウ部材106によって搬送される現像剤のトナー濃度を検知する。この検知結果は、トナー濃度信号として図示しない制御部に送られる。制御部は、トナー濃度信号に基づいて、図示しないK用のトナー補給装置を適宜駆動することで、第1撹拌室内に適量のトナーを補給させる。これにより、現像部105での現像に伴ってトナー濃度を低下させた現像剤のトナー濃度が回復する。第1スクリュウ部材106によって図中の奥側端部まで搬送された現像剤は、仕切板に設けられたもう一方の開口を通って、第2撹拌室内に進入する。このようにして、現像装置103内の現像剤は、第1撹拌室→第2撹拌室→現像部→第2撹拌室→第1撹拌室という経路で循環搬送される。そして、第1撹拌室内においてトナー濃度が調整される。
現像部105には、図示しない駆動手段によって回転駆動される筒状の現像スリーブ109が配設されており、この現像スリーブ109は現像装置103のケーシングに設けられた開口から自らの周面の一部をケーシング外に露出させている。そして、その露出箇所を、0.9[mm]程度の現像ギャップを介して感光体101に対向させている。また、現像スリーブ109は、その中空内に図示しないマグネットローラを内包している。このマグネットローラは、現像スリーブ109に連れ回らないように回転不能に固定されている。
上述した第2撹拌室内において第2スクリュウ部材107によって搬送される現像剤は、マグネットローラの発する磁力によって現像スリーブ109の表面に引き寄せられて、スリーブ表面に汲み上げられる。そして、スリーブの回転に伴って、スリーブと規制ブレード110との間のギャップを通過する際にスリーブ上の層厚が規制された後、感光体110に対向する現像領域に搬送される。
非磁性材料からなる現像スリーブ109の内側には、図示しない現像電極が配設されており、これには現像バイアスが印加されている。そして、現像領域では、感光体101の静電潜像と、現像スリーブ109との間に現像電界が形成される。現像領域に搬送された現像剤は、マグネットローラの図示しない現像磁極の発する磁力によって穂立ちして磁気ブラシを形成し、そのブラシ先端を感光体101に摺擦させる。そして、磁気ブラシ中のトナーは、前述の現像電界の作用によって磁性キャリアから離脱して感光体101の静電潜像に転移する。この転移により、感光体101上の静電潜像が可視像としてのトナー像に現像される。
現像スリーブ109の回転に伴って現像領域を通過した現像剤は、第2撹拌室との対向位置まで来ると、マグネットローラの図示しない2つの同極磁極によって形成される反発磁界の作用により、スリーブ表面から離脱して第2撹拌室に落下する。
これにより、現像剤中のトナーは、感光体101上の静電潜像部分に転移し、感光体101上の静電潜像は可視像化され、トナー像が形成される。現像領域を通過した現像剤は、マグネットの磁力が弱い部分まで搬送されることで現像スリーブ109から離れ、攪拌部104に戻される。
なお、2成分現像剤を用いる2成分現像方式を採用した現像装置103について説明したが、磁性キャリアを含まない1成分現像剤(トナー)を用いる1成分現像方式の現像装置を採用していもよい。
感光体101の周面に形成されたトナー像は、感光体101の図中時計回り方向の回転に伴って、感光体101と中間転写ベルト206との当接による1次転写ニップに進入して、中間転写ベルト206のおもて面に1次転写される。1次転写ニップを通過した感光体101表面は、ドラムクリーニング装置120との対向位置に進入する。
ドラムクリーニング装置120は、例えばポリウレタンゴム等からなるクリーニングブレード121を有しており、これの先端を感光体101に押し当てている。上述の1次転写ニップを通過した感光体101の表面には、中間転写ベルト206に転写されなかった若干量の転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、クリーニングブレード121によって感光体101表面から掻き取られて、ドラムクリーニング装置120内に回収される。
また、ドラムクリーニング装置120は、クリーニングブレード121との接触位置に進入する直前の感光体101の表面に当接しながら回転する導電性のファーブラシ122を備えており、このファーブラシ122によっても転写残トナーを除去する。
クリーニングブレード121やファーブラシ122によって感光体101から除去されたトナーは、ドラムクリーニング装置120の内部に収容され、排出スクリュウ123によって装置外に排出される。そして、排出されたトナーは、図示しない廃トナーボトル内に回収される。
直径40[mm]の感光体101は、200[mm/sec]の線速で図中時計回り方向に回転駆動される。また、直径は25[mm]の現像スリーブ109は、564[mm/sec]の線速で図中反時計回り方向に回転駆動される。
現像領域に搬送される現像剤中のトナーの帯電量は、およそ−10〜−30[μC/g]の範囲となるのが好適である。また、感光体101と現像スリーブ109との間隙である現像ギャップは、0.5〜0.9[mm]の範囲で設定されており、その値を小さくすることで現像効率の向上を図ることが可能である。
先に示した図1において、感光体101の感光層の厚みは30[μm]であり、光書込ユニット(図1の290)の光書込ユニット290のビームスポット径は50×60[μm]であり、その光量は約0.47[mW]である。一例として帯電装置(図2の102)によって感光体101の表面は−700[V]に一様帯電され、光書込ユニット290によってレーザー光が照射された静電潜像部分の電位は、−120[V]となる。これに対して、現像スリーブ(図2の109)に印加される現像バイアスの電圧は−470[V]であり、これによって350[V]の現像ポテンシャルが発生する。このようなプロセス条件は電位ポテンシャル制御の結果によって適時変更される。
転写ユニット200の1次転写ローラ204Y,C,M,Kは、中間転写ベルト206におけるY,C,M,K用の1次転写ニップの裏側に当接している。このようにベルト裏面に当接する1次転写ローラ204Yには、図示しない電源によって1次転写バイアスが印加されている。これにより、Y,C,M,K用の1次転写ニップには、感光体101Y,C,M,K上のトナー像を感光体表面からベルト側に向けて静電移動させる1次転写電界が形成される。本プリンタでは、第1転写手段として、1次転写ローラ204Y,C,M,Kを採用したが、導電性のブラシ形状のものや、非接触のコロナチャージャなどを採用してもよい。
中間転写ベルト206は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の1次転写ニップを順次通過する。そして、そのおもて面にY,C,M,Kトナー像が順次重ね合わせて1次転写される。これにより、K用の1次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト206のおもて面には、Y,C,M,Kトナー像の重ね合わせによる重ね合わせトナー像が形成されている。
中間転写ベルト206のループ外側に配設された2次転写ローラ208は、ループ内側に配設された駆動ローラ201との間にベルトを挟み込むようにして、ベルトのおもて面に当接して2次転写ニップを形成している。この2次転写ニップの周囲においては、駆動ローラ201が接地されているのに対し、2次転写ローラ208にトナーと逆極性の2次転写バイアスが印加されている。これにより、2次転写ニップには、トナーをベルトおもて面側から、第2転写手段たる2次転写ローラ208側に静電移動させる2次転写電界が形成される。
本プリンタは、図示しない給紙カセットを備えており、その内部には複数の記録紙が厚み方向に重ね合わされた紙束の状態で収容されている。給紙カセットは、所定のタイミングで紙束の一番上の記録紙を給紙路に向けて送り出す。送り出された記録紙Pは、給紙路の末端付近に配設されているレジストローラ対250のローラ間に挟み込まれる。レジストローラ対250は、自らの2つのローラを回転駆動させながら記録紙Pの先端部を両ローラ間に挟み込むが、その直後に両ローラの回転駆動を停止させる。そして、2次転写ニップで記録紙Pを中間転写ベルト206上の重ね合わせトナー像に重ね合わせ得るタイミングで、両ローラの回転駆動を再開する。2次転写ニップに挟み込まれた記録紙Pに対しては、上述の2次転写電界の作用によって中間転写ベルト206上の重ね合わせトナー像が一括2次転写され、記録紙Pの白色と相まってフルカラー画像となる。
転写ユニット200の第2転写手段としては、2次転写ローラ208を用いる方式のものに代えて、転写チャージャを用いる方式のものを採用してもよい。
図3は、転写ユニット200を示す斜視図である。同図において、中間転写ベルト206の幅(幅方向の長さ)は、2次転写ローラ208のローラ部の軸線方向長さよりも大きい。また、図示しない給紙カセットに収容され得る最大サイズの記録紙Pの幅(搬送方向に直交する方向の長さ)は、2次転写ローラ208のローラ部の軸線方向長さ以下である。中間転写ベルト206の幅方向の両端と、2次転写ローラ208のローラ部の軸線方向両端との寸法差の領域は、記録媒体たる記録紙Pへの画像の出力に寄与しない非画像出力領域となっている。この非画像出力領域は、それぞれ後述のテストパターンが形成されるテストパターン形成領域A1、A2となっている。なお、テストパターンは、感光体(図1の101Y,C,M,K)の軸線方向の両端部にそれぞれ形成されたパッチ状のY,C,M,K画質調整用トナーパッチが中間転写ベルト206の幅方向両端部に1次転写されることによって得られる。
2次転写ローラ208は、テストパターン形成領域A1、A2よりも内側のベルト領域に当接しているので、テストパターンに接触することはない。また、2次転写時には自らの表面と中間転写ベルト206との間に記録紙Pが介在するので、中間転写ベルト206上のトナー像に接触することもない。
先に示した図1において、2次転写ニップの上方には、定着装置260が配設されている。この定着装置260は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ261と、加圧ローラ262とを互いに当接させて定着ニップを形成している。そして、両ローラを定着ニップで互いに同方向に表面移動させるように回転駆動する。2次転写ニップを通過した記録紙Pは、定着装置260に進入した後、定着ニップに挟み込まれる。そして、ニップ圧や加熱によってフルカラー画像が定着される。
図1、図3において、中間転写ベルト206における駆動ローラ201に対する掛け回し箇所には、ベルト幅方向の一端部にあるテストパターン形成領域A1に対して所定の間隙を介して対向する光学的検知手段たる第1反射型フォトセンサー130が配設されている。また、ベルト幅方向の他端部にあるテストパターン形成領域A2に対して所定の間隙を介して対向する光学的検知手段たる第2反射型フォトセンサー115が配設されている。
中間転写ベルト206におけるクリーニングバックアップローラ202に対する掛け回し箇所には、ベルトクリーニング装置207のクリーニングブレード210がおもて面側から当接している。このクリーニングブレード210は、2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト206のおもて面に残留している転写残トナーや、テストパターンをベルトおもて面から除去するためのものであり、ベルトの幅方向の全域に当接している。
図4は、光学的検知手段たる第1反射型フォトセンサー130を示す拡大構成図である。同図において、第1反射型フォトセンサー130は、発光素子としての赤外光LED131、正反射型受光素子132、拡散反射型受光素子133、集光レンズ134、ケーシング135等を有している。なお、発光素子として、赤外光LEDに代えてレーザー発光素子等を用いてもよい。また、正反射型受光素子111、拡散反射型受光素子112としては、何れもフォトトランジスタを用いているが、フォトダイオードや増幅回路等からなるものを用いてもよい。
赤外光LED110から発せられた赤外光は、集光レンズ113を透過した後、中間転写ベルト206のテストパターン形成領域(図3のA1)や、その上でテストパターンを構成しているトナー層に到達する。そして、赤外光の一部は、テストパターン形成領域で正反射して正反射光になった後、集光レンズ113を再透過して正反射型受光素子111に受光される。また、赤外光の他の一部は、テストパターン形成領域やトナー層で拡散反射して拡散反射光となった後、集光レンズ113を再透過して拡散反射型受光素子112に受光される。なお、図3に示した第2反射型フォトセンサー136の構成は、第1反射型フォトセンサー130と同様である。
図5は、第1実施形態に係るプリンタの電気回路の一部を示すブロック図である。同図において、本プリンタの制御部406は、本プリンタの各種機器の駆動制御を行うものである。そして、各種演算や各部の駆動制御を実行するCPU(Central Processing Unit)402、これにバスライン409を介してコンピュータプログラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)405、各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)403、不揮発性記憶手段たるNVRAM(Non Volatile Random Access Memory)407、アナログ/デジタル変換回路(以下、A/D変換回路という)401等を有している。
ROM405には、テストパターンを発生させるために必要なテストパターンの形成位置や濃度情報、テストパターンの階調を形成するためのバイアス条件、テストパターンの付着量を推定するための第1反射型フォトセンサー109や第2反射型フォトセンサー115からの出力電圧値の付着量変換テーブル(Look up table)などが格納されている。
NVRAM407には、画質調整用トナーパッチの中間転写ベルト軸方向(以下、主走査方向という)長さ、および中間転写ベルト移動方向(以下、副走査方向という)長さ情報が格納されている。また、作像条件としての現像バイアスVbなども格納されている。
また、制御部406には、プリントコントローラ410が接続されており、これは、PC(パソコン)、FAX(ファクシミリ)、スキャナ等からの画像情報を制御部406に一元化した画像データとして送信する。また、各種センサー情報をデジタルデータに変換するA/D変換回路401、モータやクラッチを駆動する駆動回路414、画像形成に必要な電圧を発生する高圧発生装置416等も接続されている。
次に、図1、5等を参照しながら、本第1実施形態に係るプリンタの動作について説明する。
本プリンタを用いてPCからの情報でプリントを行う場合、まず、PC上のプリンタドライバを用いて画像情報を送信する。プリントコントローラ410では、プリンタドライバからのプリント情報を受けて、光書込ユニット290に露光信号を送る。
本プリンタを用いてPCからの情報でプリントを行う場合、まず、PC上のプリンタドライバを用いて画像情報を送信する。プリントコントローラ410では、プリンタドライバからのプリント情報を受けて、光書込ユニット290に露光信号を送る。
プリント指令を受けた制御部406は、図示しない各種の駆動モータを駆動させて、中間転写ベルト206を無端移動させる。また、これと同時に、各画像形成ユニットの感光体101Y,C,M,Kも回転駆動する。
その後、プリントコントローラ410からの情報に基づいて、光書込ユニット290から、感光体101Y,C,M,K上に書込光Lbがそれぞれ照射される。これにより、各感光体101Y,C,M,Kには、それぞれ静電潜像が形成され、現像装置103Y,C,M,Kによって可視像化される。そして、各感光体101Y,C,M,Kには、Y,C,M,Kトナー像が形成される。これらY,C,M,Kトナー像は、Y,C,M,K用の1次転写ニップで中間転写ベルト206に重ね合わせて1次転写されて重ね合わせトナー像になる。
一方、図示しない給紙カセットでは、給紙ローラの回転駆動によって記録紙Pが送り出される。送り出された記録紙Pは、図示しない分離ローラで1枚に分離されて給紙路に入り込まれた後、レジストローラ対250に挟み込まれる。
なお、図示しない給紙カセットにセットされていない記録紙Pを使用する場合、図示しない手差しトレイにセットされた記録紙Pを図示しない給紙ローラによって送り出し、図示しない分離ローラで1枚に分離した後、レジストローラ対250に送り込む。
レジストローラ対250は、中間転写ベルト206上に形成された重ね合わせトナー像に重ね合わせ得るタイミングで、記録紙Pを2次転写ニップに向けて送り出す。なお、レジストローラ対250については、一般的には接地して使用することが多いが、記録紙Pの紙粉除去のためにバイアスを印加するようにしてもよい。
レジストローラ対250によって送り出されて2次転写ニップに挟み込まれた記録紙Pには、中間転写ベルト206上の重ね合わせトナー像が一括2次転写される。その後、記録紙Pは、上述のようにして定着装置260を経由した後、機外へと排出される。
なお、定着装置260によって一方の面にトナー像が定着された記録紙Pの他面にも画像を形成する場合には、まず、定着装置260を通過した記録紙Pを図示しないスイッチバック装置によって裏表反転せしめながらレジストローラ対250に再送する。
次に、本第1実施形態に係るプリンタのCPU402によって実施される画質調整処理の概要について説明する。図6は、画質調整処理における制御フローを示すフローチャートである。図示しない本体の電源スイッチがパワーオンされたり、プリント命令が受信されたりすると(ステップ502でY、以下、ステップをSと記す)、画質調整処理の必要性が判断される(S503)。
パワーオン直後は、定着ヒーターの加温時間やプリントコントローラの準備時間が必要である。この時間を利用して、必要に応じて画質調整処理が実施される。具体的には、本プリンタは、定着ローラ(図1の261)の表面温度を検知する図示しない表面温度センサーを有している。この表面温度センサーによる検知結果が所定温度以下である場合、画像形成動作が行われないまま比較的長時間経過していることになり、前回の画像形成動作時と比べて環境等が大きく変化している可能性がある。そこで、表面温度センサーによる検知結果が所定温度以下である場合には、画質調整処理が実施されるようになっている。
また、電源を頻繁に入切しないユーザーのもとにおいては、パワーオン中に環境等が変化していく。そこで、パワーオン中には、感光体の停止時間、機内温度、機内湿度が監視される。そして、プリント命令受信時に、感光体の停止時間が6時間以上である、機内温度が前回の画像形成動作終了時から10°C以上変化している、あるいは、機内湿度が前回の画像形成動作終了時から50%以上変化していると判断された場合に、画質調整処理が実施されるようになっている。
感光体の停止時間は次のように求められる。即ち、感光体が停止したら、図5のプリントコントローラ410に搭載されているリアルタイムクロックから時刻情報が取得されてRAM403に保存される。プリント命令受信時に同様にリアルタイムクロックから時刻情報が取得され、その差分から感光体停止時間が求められる。
また、温度や湿度の変化は、次のようにして把握される。即ち、感光体停止時に機内温湿度センサー414から温度情報、相対湿度情報が取得され、プリント命令受信時に同様に温湿度センサー414から温度情報、相対湿度情報が取得され、その差分から温度変化量、相対湿度変化量が求められる。
また、図6では便宜上、フローの図示を省略しているが、本プリンタにおいては、累積プリント枚数を計数してき、所定枚数だけ累積プリント枚数が増加する毎にも、画質調整処理が行われる。画質調整処理開始のトリガーとなるプリント増加枚数については、予めの実験によって求められたプロセス変動量に基づいて設定されている。プリント増加枚数に代えて、現像スリーブ(図2の109)や中間転写ベルト(図1の206)の走行距離などをトリガーにしてもよい。
画質調整処理が必要であると判断されると(S503でY)、NVRAM(図5の407)に格納されている画質調整用トナーパッチの主走査方向長さ情報、画質調整用トナーパッチの副走査方向長さ情報などに基づいて、階調パターンが形成される(S504)。図7は、階調パターンが形成された中間転写ベルト206及びその周囲構成を上方から示す平面図である。同図において、中間転写ベルト206のおもて面には、2次転写ローラ208のローラ部がベルト幅方向に延在する姿勢で当接して2次転写ニップを形成しているが、このローラ部の軸線方向の長さはベルト幅よりも小さくなっている。このため、2次転写ローラ208のローラ部における軸線方向の両脇には、ローラ部に当接されない非画像出力領域がそれぞれ形成されており、これら領域がテストパターン形成領域A1、A2となっている。中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A1には、Y階調パターンTpYとC階調パターンTpCとがベルト移動方向に並ぶように形成される。また、中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A2には、M階調パターンTpMとK階調パターンTpKとがベルト移動方向に並ぶように形成される。
それら階調パターンは、それぞれ、ベルト移動方向に並ぶ5つの画質調整用トナー像たる画質調整用トナーパッチを具備している。また、それら5つの画質調整用トナーパッチの主走査方向という長さ、および副走査方向長さは、後述するトナーパッチ調整処理によって決定された長さとなっている。
5つの画質調整用トナーパッチの作像条件は、それぞれ異なっている。具体的には、1番目の画質調整用トナーパッチは、感光体の地肌部電位(一様帯電電位)=−300[V]、現像バイアス=−100[V]の条件で形成される。また、2番目の画質調整用トナーパッチは、感光体の地肌部電位=−350[V]、現像バイアス=−150[V]の条件で形成される。また、3番目の画質調整用トナーパッチは、感光体の地肌部電位=−400[V]、現像バイアス=−200[V]の条件で形成される。また、4番目の画質調整用トナーパッチは、感光体の地肌部電位=−450[V]、現像バイアス=−250[V]の条件で形成される。また、5番目の画質調整用トナーパッチは、感光体の地肌部電位=−500[V]、現像バイアス−300[V]の条件で形成される。何れの画質調整用トナーパッチも、現像ポテンシャル条件は、200[V]である。
中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A1に形成されたY階調パターンTpYやC階調パターンTpC内の各画質調整用トナーパッチは、中間転写ベルト206の無端移動に伴って、第1反射型フォトセンサー130の直下を通過する。この際、第1反射型フォトセンサー130により、光学特性たる反射光量が検知される。また、中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A2に形成されたM階調パターンTpMやK階調パターンTpK内の各画質調整用トナーパッチは、中間転写ベルト206の無端移動に伴って、第2反射型フォトセンサー136の直下を通過する。この際、第2反射型フォトセンサー136により、反射光量が検知される。
詳しくは、反射型フォトセンサー(130、136)からのアナログ出力電圧値は、上述したA/D変換回路(図5の401)でデジタルデータに変換された後、制御部(図5の406)のCPU(図5の402)に入力される。CPUは、各画質調整用トナーパッチが反射型フォトセンサーの直下を通過するタイミングを見計らって、前述のデジタルデータを2[msec]毎にRAM403内に格納していく。例えば、画質調整用トナーパッチの副走査方向の寸法が、15[mm]、ベルトの移動速度は200[mm/sec]ときは、1パッチあたり、(15/200×1000)/2≒38個のデータがサンプリングされる。CPUは、測定時のノイズを除去する目的から、これら38個のデータのうち、値の大きな上位10個と、値の小さな下位10個とがそれぞれ除外した後、残りの18個のデータの平均値を求めて、そのトナーパッチについての平均センサー出力値(平均反射光量)としてRAM内に格納する。
本プリンタの画質調整制御手段たる制御部(図5の406)は、このようにして各画質調整用トナーパッチについての平均センサー出力値を求めると(図6のS505)、その結果に基づいて反射光の受光量R[n]を求める。そして、Y,M,C,Kの各色について、それぞれ、5つの画質調整用トナーパッチについての受光量R[n]と、ROM(図5の405)内に格納している付着量変換テーブルとに基づいて、それぞれの画質調整用トナーパッチに対する単位面積あたりのトナー付着量を求める。次いで、各色について、画質調整用トナーパッチに対応する現像バイアスVb[n]と、トナー付着量MA[n]との関係を示す近似直線式を最小二乗法によって求める(図6のS506)。そして、この近似直線式と、予め定められたトナー付着量の目標値とに基づいて、その時の環境に適した作像条件としての現像バイアスVbを特定してNVRAM内に格納する。また、現像バイアスVbから所定の現像ポテンシャル(例えば200V)を減じることで、その時の環境に適した作像条件としての感光体一様帯電電位(地肌部電位)を求めてNVRAMに格納する(図6のS507、S508)。そして、以降のプリントプロセスにおいて、各色の画像形成ユニットを、それぞれNVRAM内に記憶した作像条件に設定して作動させる。
なお、本プリンタにおいては、K画質調整用トナーパッチに対するトナー付着量を、第2反射型フォトセンサー(図7の136)による正反射光の受光量に基づいて求める。また、M画質調整用トナーパッチに対するトナー付着量を、第2反射型フォトセンサーによる拡散反射光の受光量に基づいて求める。また、Y,C画質調整用トナーパッチに対するトナー付着量を、第1反射型フォトセンサー(図7の130)による拡散反射光の受光量に基づいて求める。
作像条件として、現像バイアスVbと感光体一様帯電電位とを調整する例について説明したが、例えば感光体に対する光書込強度やトナー濃度など、他の作像条件を調整するようにしてもよい。
図8は、反射型フォトセンサーの正反射型受光素子による正反射光の受光量と、K画質調整用トナーパッチに対するトナー付着量との関係を示すグラフである。光反射性を有さないKトナーからなるK画質調整用トナーパッチにおいては、正反射型受光素子によって受光される反射光のほぼ全量が中間転写ベルト206の表面で正反射した正反射光となる。そして、トナー付着量が、概ね、視覚的な画像濃度増加飽和点に相当する量まで増加すると、正反射型受光素子の受光量がほぼゼロになる。かかる特性では、正反射型受光素子の平均センサー出力値Vsp_regをそのまま比例式などの変換式に代入することで、トナー付着量を求めることができる。但し、階調パターンの検知に先立って、反射型フォトセンサーを校正する必要がある。反射型フォトセンサーの発光素子の発光量が機内温度の変化(とりわけ装置の作動に伴う発熱によるもの)によって変動したり、受光素子の受光量が機内温度に伴う光軸変化や指向性変化等によって変動したりするからである。
本プリンタにおいては、次のようにして反射型フォトセンサーを校正するようになっている。即ち、中間転写ベルト206のテストパターン形成領域(A1、A2)におけるトナーの乗っていない地肌部に対して発光素子から光を照射し、その時の正反射型受光素子における平均センサー出力値である地肌出力値Vsg_regが予め定められた値になるように、発光素子の発光量を調整するのである。この地肌出力値Vsg_regについては、10個の出力値の平均で求める。次いで、K階調パターン内の5つのK画質調整用トナーパッチにおける1番目について、正反射型受光素子における平均センサー出力値Vsp1_regを検出したら、次の式に基づいて受光量R[n]を算出した後、この受光量R[n]に対応するKトナー付着量を上述の付着量変換テーブルから特定する。なお、2、3、4、5番目のK画質調整用トナーパッチについても、同様にしてトナー付着量を特定する。
R[n][Bk]=Vsp_REG/Vsg_REG
R[n][Bk]=Vsp_REG/Vsg_REG
本プリンタにおいては、Y,C,Mの階調パターンにおける各画質調整用トナーパッチのトナー付着量を、次のようにして求める。
図9は、反射型フォトセンサーの拡散反射型受光素子による拡散反射光の受光量と、Y,C,M画質調整用トナーパッチに対するトナー付着量との関係を示すグラフである。K画質調整用トナーパッチを被検対象とする正反射型受光素子では、図8に示したように、トナー付着量が多くなるほど、ベルト面で得られる正反射光が減少するため、受光素子からの出力電圧値が低下する。これに対し、Y,C,M画質調整用トナーパッチを被検対象とする拡散反射型受光素子では、図9に示すように、拡散反射性を有するそれらカラートナーの付着量が多くなるほど、トナー粒子表面で得られる拡散反射光が増加するため、受光素子の受光量が増加する。そして、カラートナーにおいては、トナー付着量が視覚的な画像濃度増加飽和点に相当する量よりも多くなっても、受光量が単調増加し続ける。このような特性では、拡散反射型受光素子単独でカラートナー付着量を正確に検知することが困難であった。
図9は、反射型フォトセンサーの拡散反射型受光素子による拡散反射光の受光量と、Y,C,M画質調整用トナーパッチに対するトナー付着量との関係を示すグラフである。K画質調整用トナーパッチを被検対象とする正反射型受光素子では、図8に示したように、トナー付着量が多くなるほど、ベルト面で得られる正反射光が減少するため、受光素子からの出力電圧値が低下する。これに対し、Y,C,M画質調整用トナーパッチを被検対象とする拡散反射型受光素子では、図9に示すように、拡散反射性を有するそれらカラートナーの付着量が多くなるほど、トナー粒子表面で得られる拡散反射光が増加するため、受光素子の受光量が増加する。そして、カラートナーにおいては、トナー付着量が視覚的な画像濃度増加飽和点に相当する量よりも多くなっても、受光量が単調増加し続ける。このような特性では、拡散反射型受光素子単独でカラートナー付着量を正確に検知することが困難であった。
しかしながら、本実施形態においては、次のような手法を用いて、拡散反射型受光素子単独でカラートナー付着量を正確に検知できるようにしている。
先に示した図7において、中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A1、A2には、それぞれベルト周方向の所定位置に標準光学特性部としての標準反射部206aが形成されている。この標準反射部206aは、ベルト表面に対するシール貼り付け、蒸着、あるいは印刷等によってテストパターン形成領域A1、A2に形成されたものであって、マンセル表色系の明度が7.5に調整されている。一方、中間転写ベルト206の地肌部(標準反射部206aを設けていない箇所)は、黒みを帯びた色であってマンセル表色系の明度が1〜2程度に調整されている。
また、本プリンタの制御部(図5の406)は、予めの試験によって得られた標準拡散反射出力値Vtref_tgtをROM内に格納している。この標準拡散反射出力値Vtref_tgtは、所定の発光量の条件下で標準反射部206aの表面で得られた拡散反射光を、図4に示した第1反射型フォトセンサー130と同じ構成のセンサーで検知したときに得られるセンサー出力値である。
Y,C,Mの階調パターンにおける各画質調整用トナーパッチのトナー付着量の算出は、まず、標準反射部206aを被検対象とする反射型フォトセンサー(130、136)の拡散射型受光素子からの出力値の平均値を画質調整用トナーパッチと同様にして求めて、標準センサー出力VtrefとしてRAM内に格納する。次いで、各画質調整用トナーパッチについての拡散射型受光素子における平均センサー出力値Vsp1_dif、Vsp2_dif、Vsp3_dif、Vsp4_dif、Vsp5_difを取得してRAM内に格納する。そして、次に示すゲイン補正式により、トナーパッチについての拡散反射光量R[n]を求める。
それぞれの平均センサー出力値Vsp[n]_difをゲイン補正する。
R[n]=Vsp[n]_dif×(Vtref_tgt/Vtref)
それぞれの平均センサー出力値Vsp[n]_difをゲイン補正する。
R[n]=Vsp[n]_dif×(Vtref_tgt/Vtref)
実験室で標準拡散反射出力値Vtref_tgtを得た試験のときと全く同じ条件である場合に、Vsp1_dif=1[V]、Vsp2_dif=2[V]、Vsp3_dif=3[V]が得られると仮定する。ユーザーのもとでは、環境条件が変動したり、反射型フォトセンサーが前述の試験に使用したものとは異なっていたりするため、同試験と全く同じ条件下で画質調整用トナーパッチを検知することができない。このような状況であっても、先に説明したようなゲイン補正を行うことで、カラー画質調整用トナーパッチにおける拡散反射光量を正確に検知することができる。例えば、発光素子の発光量が同試験のときよりの1.5倍になった場合には、Vsp1_dif=1.5[V]、Vsp2_dif=3[V]、Vsp3_dif=4.5[V]となるが、それぞれゲイン補正によって1[V]、2[V]、3[V]に修正されるため、拡散反射光量は同試験のときと同じ値で求められる。
なお、本プリンタにおいては、図1に示したY,M,C,K用の画像形成ユニット、光書込ユニット290、制御部(図5の406)等によって作像手段が構成されている。そして、この作像手段は、感光体の非画像出力領域に形成された階調パターンを、中間転写ベルト206のテストパターン形成領域(A1、A2)における標準反射部206aからずれた位置に転写し得るように、階調パターンを得るための潜像書込開始タイミング(光書込開始タイミング)を決定するようになっている。具体的には、ベルト1周毎に標準反射部206aが反射型フォトセンサーに検知されることに基づいて、各周回で標準反射部206aのベルト軌道上における位置を把握し、その把握結果に基づいて、標準反射部206aから所定量だけベルト移動方向下流側にずれた位置に、階調パターンを形成し始めるようになっている。
なお、中間転写ベルトに標準反射部206aを設けずに、Y,C,Mの階調パターンにおける各画質調整用トナーパッチのトナー付着量を求めることもできる。この場合は、正反射光受光素子の出力値を用いて、Y,C,Mの階調パターンにおける各画質調整用トナーパッチのトナー付着量を求めることになる。
まず、発光素子の発光量調整後における中間転写ベルト206のテストパターン形成領域(A1、A2)におけるトナーの乗っていない地肌部の正反射射型受光素子からの出力値の平均値である地肌出力値Vsg_regおよび拡散射型受光素子からの出力値の平均値である地肌出力値Vsg_difをRAM内に格納する。
次に、カラー画質調整用トナーパッチにおける正反射型受光素子における平均センサー出力値Vsp[1〜5]_reg、拡散反射型受光素子における平均センサー出力値Vsp[1〜5]_difの関係から正反射受光素子の感度補正係数(K2)を求める。
K2=MIN(Vsp[n]_reg/Vsp[n]_dif)
次に、カラー画質調整用トナーパッチにおける正反射型受光素子における平均センサー出力値Vsp[1〜5]_reg、拡散反射型受光素子における平均センサー出力値Vsp[1〜5]_difの関係から正反射受光素子の感度補正係数(K2)を求める。
K2=MIN(Vsp[n]_reg/Vsp[n]_dif)
次に、正反射受光素子の出力電圧からトナー拡散反射成分を除去した値(K[n])を求める。この値は各画質調整用トナーパッチの中間転写ベルト206からの正反射光成分を表す。
K[n]=(Vsp[n]_reg−Vsp[n]_dif×K2)/(Vsg[n]_reg−Vsg[n]_dif×K2)
K[n]=(Vsp[n]_reg−Vsp[n]_dif×K2)/(Vsg[n]_reg−Vsg[n]_dif×K2)
次に、拡散反射受光素子の出力電圧を中間転写ベルト206からの拡散反射成分を除去し、各画質調整用トナーパッチのカラートナーからの拡散反射成分のみに分離する。
Vsp[n]_dif_dush=Vsp[n]_dif−Vsg[n]_dif×K[n]
Vsp[n]_dif_dush=Vsp[n]_dif−Vsg[n]_dif×K[n]
次に、拡散反射受光素子のトナー出力のばらつきを補正するためのゲイン調整を行う。このゲイン調整はゲイン調整係数K5を求めることによる行う。
K5=1.63/(α×0.15^2+β×0.15×γ)
(α、β、γは、X軸に各階調パターンのK[n]、Y軸に各画質調整用トナーパッチのVsp[n]_dif_dushとした時の2次近似により求めた2乗項の係数、1乗項の係数、y切片を表す。なお近似直線は最小二乗法により求める。また式中の定数は予め実験等により求める値である。
K5=1.63/(α×0.15^2+β×0.15×γ)
(α、β、γは、X軸に各階調パターンのK[n]、Y軸に各画質調整用トナーパッチのVsp[n]_dif_dushとした時の2次近似により求めた2乗項の係数、1乗項の係数、y切片を表す。なお近似直線は最小二乗法により求める。また式中の定数は予め実験等により求める値である。
次に正規化計算を行う。
R[n][YCMK]=K5×Vsp[n]_DIF_dush
この時点で検知系の持つセンサーの取り付けや個体ばらつき、中間転写ベルト206の反射特性変化はほぼキャンセルされ、一意的に決定される。次に予め実験等により求められたR[n]とカラーY、C、M、Kについてトナー付着量の関係をテーブルとR[n]、[YCMK]からトナー付着量MA[n]を求める。
R[n][YCMK]=K5×Vsp[n]_DIF_dush
この時点で検知系の持つセンサーの取り付けや個体ばらつき、中間転写ベルト206の反射特性変化はほぼキャンセルされ、一意的に決定される。次に予め実験等により求められたR[n]とカラーY、C、M、Kについてトナー付着量の関係をテーブルとR[n]、[YCMK]からトナー付着量MA[n]を求める。
また、本第1実施形態に係るプリンタは、所定のタイミングで位置ずれ補正制御を実施する。以下に、CPU402によって実施される位置ずれ補正制御について、特開2002−207338公報を参考にして実施例を示す。
図10は、位置ずれ補正処理(色あわせ)における制御フローを示すフローチャートである。
位置ずれ補正処理(色あわせ)は、(1)定着装置260の定着温度が60℃未満で電源オンになったとき、(2)K、Y、CおよびMのユニット(画像形成ユニット)のいずれかが新品に交換された時、(3)操作表示ボードまたはPC411より色合わせ指示があったとき、(4)指定枚数のプリントアウトを完了し、しかも機内温度が前回の色合わせのときの機内温度から5℃を超える変化をしているとき、および、(5)指定枚数のプリントアウトを完了し、しかもカラープリント積算数が、前回の色合わせのときの値よりも200以上多くなっているときに、実行する。
位置ずれ補正処理である色合わせが実行されると、制御部406は、先ず、「テストパターンの形成と計測」(PFM)にて、中間転写ベルト206上に、図11に示すように、テストパターン形成領域A1に、スタートマークMsrならびに8セットの位置ずれ補正用テストパターンを形成する。また、テストパターン形成領域A2に、スタートマークMsfならびに8セットの位置ずれ補正用テストパターンを形成する。位置ずれ補正用テストパターンは、主走査方向に平行な直交マーク群と、主走査方向に対して45゜の角度をなす斜交マーク群とで構成されている。直交マーク群は、K色の直交マークAkc、Y色の直交マークAyc、C色の直交マークAcc、M色の直交マークAmcからなっており、斜交マーク群は、K色の斜交マークBkc、Y色の斜交マークByc、C色の斜交マークBcc、M色の斜交マークBmcからなっている。スタートマークおよび8セットの位置ずれ補正用テストパターンを反射型フォトセンサー(130,136)で検出し、検出信号Sdr、Sdf(正反射受光素子の出力値)を上述したA/D変換回路(図5の401)でデジタルデータDdr、Ddfに変換させて読みこむ。
制御部406は、デジタルデータDdr、Ddfから各マークの中心点における中間転写ベルト206上の位置(分布)を算出する。更に、制御部406は、リア側テストパターン群(8セットのリア側位置ずれ補正用テストパターン)の平均パターン(パッチ位置の平均値群)と、フロント側テストパターン群の平均パターンを算出する。この「テストパターンの形成と計測」(PFM)の詳細は、後述する。
制御部406は、上記平均パターンを算出すると、その平均パターンに基づいてK、Y、CおよびMの画像形成ユニットのそれぞれによる作像のずれ量を算出し(DAC)、その算出した作像のずれ量に基づいて作像のずれをなくするための調整を行う(DAD)。
図12は、テストパターンの形成と計測の実行フローである。
まず、制御部402は、200[mm/sec]で定速駆動している中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A1、A2それぞれに同時に、例えば副走査方向(図11のY方向)の幅wが1[mm]、主走査方向(図11のX方向)の長さAが例えば10[mm]、ピッチdが例えば6[mm]、セット間の間隔cが例えば9[mm]の、スタートマークMsr、Msfならびに8セットの位置ずれ補正用テストパターンの形成を開始する。スタートマークMsr、Msfが反射型フォトセンサー(130,136)の直下に到来する直前のタイミングを図るための、時限値がTw1のタイマT1をスタートさせ(1)、タイマT1がタイムオーバ(タイムアップ)するのを待つ(2)。制御部402は、タイマT1がタイムオーバ(T1=Tw1)すると、中間転写ベルト206のリアr、フロントfそれぞれでテストパターン群の最後の位置ずれ補正用トナーパッチが反射型フォトセンサー(130,136)を通過し終わるタイミングを測るための、時限値がTw2のタイマT2をスタートさせる(3)。
まず、制御部402は、200[mm/sec]で定速駆動している中間転写ベルト206のテストパターン形成領域A1、A2それぞれに同時に、例えば副走査方向(図11のY方向)の幅wが1[mm]、主走査方向(図11のX方向)の長さAが例えば10[mm]、ピッチdが例えば6[mm]、セット間の間隔cが例えば9[mm]の、スタートマークMsr、Msfならびに8セットの位置ずれ補正用テストパターンの形成を開始する。スタートマークMsr、Msfが反射型フォトセンサー(130,136)の直下に到来する直前のタイミングを図るための、時限値がTw1のタイマT1をスタートさせ(1)、タイマT1がタイムオーバ(タイムアップ)するのを待つ(2)。制御部402は、タイマT1がタイムオーバ(T1=Tw1)すると、中間転写ベルト206のリアr、フロントfそれぞれでテストパターン群の最後の位置ずれ補正用トナーパッチが反射型フォトセンサー(130,136)を通過し終わるタイミングを測るための、時限値がTw2のタイマT2をスタートさせる(3)。
反射型フォトセンサー(130,136)の視野にK、Y、C又はMのマークが存在しないときには光センサ反射型フォトセンサー(130,136)の正反射受光素子の出力電圧は4Vである。一方、視覚的な画像濃度増加飽和点に相当する量の付着量のマークが反射型フォトセンサー(130,136)の視野を埋めるときは、正反射受光素子の出力電圧は0Vである。このため、直交マークや斜交マークが反射型フォトセンサー(130,136)の視野(ビームスポット径)に入ると、正反射受光素子の出力電圧が低下する。そして、直交マークや斜交マークが移動してくると、反射型フォトセンサー(130,136)の視野が捉える中間転写ベルトの表面の割合(ビームスポット径における露出する中間転写ベルトの部分)が減っていき、マークが視野中心(ビームスポット径の副走査方向の真ん中)に来たとき、反射型フォトセンサー(130,136)の視野が捉える中間転写ベルトの部分が最も少なくなり、出力値が0[V]付近まで低下する。そして、さらにマークが移動すると、反射型フォトセンサー(130,136)の視野が捉える中間転写ベルトの部分が徐々に多くなり、マークが反射型フォトセンサー(130,136)の視野から抜けると、反射型フォトセンサー(130,136)の視野には、中間転写ベルト表面しか捉えてないので、出力値が4[V]となる。その結果、中間転写ベルト206の定速移動により、正反射受光素子の出力電圧は、図13に示すようなレベル変動を生ずる。なお、図14(a)は、そのレベル変動の一部分を拡大したものである。
図15(a)において、正反射受光素子の出力電圧のレベルが低下している下降域は、マークの先端エッジ領域に対応している。正反射受光素子の出力電圧のレベルが上昇している上昇域は、マークの後端エッジ領域に対応している。そして、下降域と上昇域との間が、マークの副走査方向の幅wである。
制御部406には、反射型フォトセンサー(130,136)の正反射受光素子の出力電圧から、判定信号を発信する不図示のウィンドウコンパレータが設けられている。このウィンドウコンパレータは、正反射受光素子の出力電圧が2〜3[V]にあるときは、L判定信号を発信し、それ以外のときは、H判定信号を発信するようになっている。
制御部406は、反射型フォトセンサー(130,136)の視野にスタートマークMsr、Msfが到来して正反射受光素子の出力電圧が5[V]から0[V]に変化する過程で、不図示のウィンドウコンパレータから出力されるレベル判定信号Swr、Swfが、H判定信号からL判定信号になるのを待つ。
図14(b)に示すように、正反射受光素子の出力電圧が2〜3[V]のときに不図示のウィンドウコンパレータから出力されるL判定信号は、マークのエッジ領域にあたる。すなわち、レベル判定信号Swr、SwfがLとなると言うことは、反射型フォトセンサー(130,136)の視野にマークのエッジが到来したことを意味する。すなわち、ステップ4では、制御部406は、反射型フォトセンサー(130,136)の視野にスタートマークMsr、Msfの先端が到来したか否かを監視しているのである。
制御部406は、反射型フォトセンサー(130,136)の視野にスタートマークMsr、Msfが到来して正反射受光素子の出力電圧が5[V]から0[V]に変化する過程で、不図示のウィンドウコンパレータから出力されるレベル判定信号Swr、Swfが、H判定信号からL判定信号になるのを待つ。
図14(b)に示すように、正反射受光素子の出力電圧が2〜3[V]のときに不図示のウィンドウコンパレータから出力されるL判定信号は、マークのエッジ領域にあたる。すなわち、レベル判定信号Swr、SwfがLとなると言うことは、反射型フォトセンサー(130,136)の視野にマークのエッジが到来したことを意味する。すなわち、ステップ4では、制御部406は、反射型フォトセンサー(130,136)の視野にスタートマークMsr、Msfの先端が到来したか否かを監視しているのである。
反射型フォトセンサー(130,136)の視野にスタートマークMsr、Msfのエッジ領域が到来すると、時限値Tspが非常に短い時間(たとえば50[μsec])のタイマT3をスタートさせる。時限値Tspを短くすればするほど、中心点の位置を精度良く算出することができるが、RAMに記憶されるデータ量が多くなってしまう。一方、時限値Tspを長くすれば、RAMに記憶されるデータ量は少なくできるが、パッチの中心点の位置を精度良く算出することができなくなる。よって、時限値Tspは、RAMの容量とパッチの中心点の位置の精度とを考慮して決定している。
タイマT3がタイムオーバ(Tspとなる)すると、制御部406は、図15に示す「割込み処理」(TIP)を許可して実行させる(5)。次に、制御部406は、サンプリング回数レジスタNosのサンプリング回数値Nosを0に初期化する。また、制御部内のFIFOメモリに割り当てたrメモリ(リアマーク読取りデータ記憶領域)、fメモリ(フロントマーク読取りデータ記憶領域)の書込みアドレスNoar、Noafをスタートアドレスに初期化する(6)。制御部406は、タイマT2がタイムオーバ(Tw2となる)するのを待ち、すなわち、8セットの位置ずれ補正用テストパターンのすべてが反射型フォトセンサー(130,136)の視野を通過し終わるのを待つ(7)。
ここで、割り込み処理について、説明する。図15は、「割り込み処理」(TIP)の実行フローである。この「割込み処理」(TIP)の処理は、時限値がTspのタイマT3がタイムオーバする度に実行する。制御部406は、まず、タイマT3をスタートし(11)、A/D変換回路401にA/D変換を指示する(12)。すなわち、反射型フォトセンサー(130、136)からのアナログ出力電圧値Sdrを上述したA/D変換回路(図5の401)でデジタルデータに変換してデータラッチに保持する。また、制御部406は、A/D変換指示回数であるサンプリング回数レジスタNosのサンプリング回数値Nosを1つインクレメントする(13)。
Nos×Tspは、スタートマークMsr、Msfのいずれかひとつ先端エッジを検出してからの経過時間(=スタートマークMsr、Msfのいずれかひとつを基点とする、副走査線方向の反射型フォトセンサー(130,136)と対向する現在の中間転写ベルト206の位置)を表す。
制御部406は、不図示のウィンドウコンパレータからの検出信号SwrがL(反射型フォトセンサー130がマークのエッジ部を検出中で、2V<Sdr<3V)であるか否かをチェックする(14)。ウィンドウコンパレータからの検出信号SwrがLである(S14のYES)場合、rメモリのアドレスNoarに、書込みデータとして、サンプリング回数レジスタNosのサンプリング回数値Nosおよびデータラッチに保持したA/D変換データDdr(反射型フォトセンサー130の正反射受光素子の出力値Sdrのデジタル値)を書込み(15)、rメモリの書込みアドレスNoarを1つインクレメントする(16)。
制御部406は、不図示のウィンドウコンパレータからの検出信号SwrがH(Sdr<2V又は3V<Sdr)であるときには、データラッチに保持したA/D変換データDdrをrメモリへ書込まない。これは、メモリへの書込みデータ量を低減し、しかも、後のデータ処理を簡易にするためである。
次に同様に、制御部406は、不図示ウィンドウコンパレータからの検出信号SwfがL(反射型フォトセンサー136がマークのエッジ部を検出中で、2V<Sdf<3V)であるか否かをチェックし(17)、不図示のウィンドウコンパレータからの検出信号SwfがLであると、fメモリのアドレスNoafに、書込みデータとして、サンプリング回数レジスタNosのサンプリング回数値NosおよびA/D変換データDdf(反射型フォトセンサー136の正反射受光素子の出力値Sdfのデジタル値)を書込み(18)、fメモリの書込みアドレスNoafを1つインクレメントする(19)。
このような割込み処理が時間Tsp周期で繰返して実行されるので、反射型フォトセンサー(130,136)の正反射受光素子の出力値Sdr、Sdfが図14の(a)に示すように高、低に変化するとき、制御部406内のFIFOメモリに割り当てたrメモリ、fメモリには、図14の(b)に示す、2V以上3V以下の範囲内の、検出信号Sdr、SdfのデジタルデータDdr、Ddfのみが、サンプリング回数値Nosと共に格納される。各メモリ(r、f)に格納されたサンプリング回数値Nosから、位置ずれ補正用テストパターンの各マークにおけるスタートマークからの副走査方向位置を示すことができる(時間Tsp×サンプリング回数値Nos×中間転写ベルトの搬送速度)。
テストパターン群の最後のマーク(第8位置ずれ補正用テストパターンのM色の斜交マークBmr,Bmf)が反射型フォトセンサー(130,136)を通過した後に、タイマT2がタイムオーバ(T2=Tw2)する。先の図12のフローに示すように、タイマT2がタイムオーバしたら(7のYES)、割り込み処理を禁止する(8)。次に、制御部406は、FIFOメモリのrメモリ、fメモリの各検出データDdr,Ddfに基づいて、各マークの中心位置を算出する(CPA)。
マークの中心点位置の算出は、以下のようにして行う。各メモリの書込みアドレスNoar、Noafに書込まれるデータは、図14の(b)に示す、2V以上3V以下の範囲内の、正反射受光素子の出力電圧のレベルが低下している下降域および、その次の上昇している上昇域に対応するデータがそれぞれ複数格納されている。まず、最初のK色直交マークAkrの下降域に対応する複数データから、中心位置aを算出し、K色位置ずれ補正用トナーパッチ上昇域に対応する複数データから、中心位置bを算出する。次に、中心位置aと中心位置bとから、K色直交マーク中心点(中間点Akrp)を算出する。同様に、次のマーク(Y色直交マークAyr)の下降域の中心位置cと、その次の上昇している上昇域の中心位置dをそれぞれの領域に対応する複数のデータから算出し、それらから、Y色直交マーク中心点(中間点Ayrp)を算出する。このような処理を各位置ずれ補正用トナーパッチについて行う。
以下に、図16および図17を用いて、具体的に説明する。図16、図17は、「マーク中心点位置の算出」(CPA)のフロー図である。ここでは「リアrのマーク中心点位置の算出」(CPAr)、「フロントfのマーク中心点位置の算出」(CPAf)を実行する。
「リアrのマーク中心点位置の算出」(CPAr)では、先ず、その内部のFIFOメモリに割り当てたrメモリの読出しアドレスRNoarを初期化して、エッジの中心点番号レジスタNocのデータを、第1エッジを意味する1に初期化する(21)。このエッジの中心点番号レジスタNocが、図14(b)に示す、a、b、c、d・・・に相当する。次いで、制御部406は、1エッジ領域内サンプル数レジスタCtのデータCtを1に初期化し、下降回数レジスタCdおよび上昇回数レジスタCuのデータCdおよびCuを0に初期化する(22)。次いで、制御部406は、エッジ域データ群先頭アドレスレジスタSadに、読出しアドレスRNoarを書込む(23)。以上が、第1エッジ領域のデータ処理のための準備処理である。
次に、制御部406は、rメモリのアドレスRNoarからデータ(副走査方向の位置Nos:N・RNoar,検出レベルDdr:D・RNoar)を読出す。なお、副走査方向の位置Nos:N・RNoarは、時間Tspとサンプリング回数値Nosと中間転写ベルトの搬送速度とを乗算して算出した値である。また、制御部406は、その次のアドレスRNoar+1からもデータ(副走査方向位置Nos:N・(RNoar+1),検出レベルDdr:D・(RNoar+1))を読出す。その読み出した両データの副走査方向位置の差(N・(RNoar+1)−N・RNoar)がE(例えばE=w/2=例えば1/2[mm]相当値)以下(同一エッジ領域上)であるか否かをチェック(24)する。その読み出した両データの副走査方向位置の差がE以下である(24のYES)と、上記読み出した両データの検出レベル差(D・RNoar−D・(RNoar+1))が0以上であるか否かを判断する(25)。両データの検出レベル差が0以上の場合(25のYES)は、下降傾向であるので、下降回数レジスタCdのデータCdを1つインクレメントする(S27)。一方、両データの検出レベル差が0以下の場合(25のNO)は、上昇傾向であるので上昇回数レジスタCuのデータCuを1つインクレメントする(26)。
次に、制御部406は、1エッジ内サンプル数レジスタCtのデータCtを1つインクレメントする(28)。そして、制御部406は、rメモリ読出しアドレスRNoarがrメモリのエンドアドレスであるか否かをチェックし(29)、rメモリ読出しアドレスRNoarがrメモリのエンドアドレスになっていない場合(S29のNO)は、メモリ読出しアドレスRNoarを1つインクレメントして(30)上述の処理(24〜30)を繰返す。
一方、読出しデータが第1エッジ領域から次のエッジ領域のものに変わると、ステップ24で、前後メモリアドレスの各位置データの位置差(N・(RNoar+1)−N・RNoar)がEより大きくなり(S24のNO)、ステップ24から図17のステップ31に進む。ステップ31に進むことで、1つのマークエッジ(先端エッジ又は後端エッジ)領域のサンプリングデータのすべての下降,上昇傾向のチェックを終えたことになる。
次に、制御部406は、このときの1エッジ内サンプル数レジスタCtのサンプル数データCtが、1エッジ領域内の相当値であるか否かをチェックする(31)。すなわち、F≦Ct≦Gであるか否かをチェックするのである。ここで、Fは、正常に形成されたマークの先端エッジ又は後端エッジを検出した場合のrメモリへに書込まれるデータの下限値であり、Gは正常に形成されたマークの先端エッジ又は後端エッジを検出した場合のrメモリへに書込まれるデータの上限値(設定値)である。
CtがF≦Ct≦Gである(31のYES)場合は、読取りとデータ格納が正常に行われたと判断し、第1エッジが、下降傾向か上昇傾向かをチェックする(32,34)。具体的には、制御部406は、下降回数レジスタCdのデータCdが、データCdと上昇回数レジスタCuのデータCuとの和Cd+Cuの70%以上である(Cd≧0.7(Cd+Cu))場合(32のYES)は、メモリのエッジNo.Noc宛てのアドレスに、下降を意味する情報Downを書込む(33)。また、上昇回数レジスタCuのデータCuがCd+Cuの70%以上である(Cu≧0.7(Cd+Cu))場合(34のYES)は、メモリのエッジNo.Noc宛てのアドレスに、上昇を意味する情報Upを書込む(35)。次に、制御部は、第1エッジ領域における副走査方向の位置データの平均値、すなわちエッジ領域の中心点位置(図14の(b)のa)を算出して、メモリのエッジNo.Noc宛てのアドレスに書込む(36)。
次に、制御部406は、エッジNo.Nosが130以上になったか否か、すなわち、スタートマークMsrおよび8セットの位置ずれ補正用テストパターンのすべてのマークにおける先端エッジ領域および後端エッジ領域の中心位置算出を完了したか否かをチェックする(37)。130以下の場合は、エッジの中心点番号レジスタNocのデータを、第1エッジ(K色直交マークAkrの先端)を意味する1から、第2エッジ(K色直交マークAkrの後端)を意味する2にインクレメントする。そして、第2エッジについても、同様に、ステップ22〜S36までの処理を行って、上昇または下降を意味する情報と、エッジ領域の中心点位置(図14の(b)のb)とをメモリのエッジNo.Noc宛てのアドレスに書込む。このような処理が、8セットの位置ずれ補正用テストパターンにおける最後のマークの後端のエッジ領域(Bmr)まで、繰り返し行われる。
一方、スタートマークMsrおよび8セットの位置ずれ補正用テストパターンすべての先端エッジ領域および後端エッジ領域における各マークの中心位置算出を完了(S37のYES)、または、rメモリ読出しアドレスRNoarがrエンドアドレスである、すなわちrメモリから格納データの読出しをすべて完了したら(S29のYES)、エッジ中心点位置データ(ステップ36で算出した副走査方向位置データ)に基づいて、マーク中心点位置を算出する(39)。
一方、スタートマークMsrおよび8セットの位置ずれ補正用テストパターンすべての先端エッジ領域および後端エッジ領域における各マークの中心位置算出を完了(S37のYES)、または、rメモリ読出しアドレスRNoarがrエンドアドレスである、すなわちrメモリから格納データの読出しをすべて完了したら(S29のYES)、エッジ中心点位置データ(ステップ36で算出した副走査方向位置データ)に基づいて、マーク中心点位置を算出する(39)。
マーク中心点位置の算出は、まず、メモリのエッジNo.Noc宛てのアドレスのデータ(下降/上昇データ&エッジ中心点位置データ)を読出す。次に、先行の下降エッジ領域の中心点位置とその直後の上昇エッジ領域の中心点位置との位置差がマークの副走査方向幅w相当の範囲内であるか否かをチェックする。先行の下降エッジ領域の中心点位置とその直後の上昇エッジ領域の中心点位置との位置差がマークの副走査方向幅w相当の範囲を外れている場合は、これらのデータを削除する。先行の下降エッジ領域の中心点位置とその直後の上昇エッジ領域の中心点位置との位置差がマークの副走査方向幅w相当の範囲内であると、これらのデータの平均値を求めてこれを、1つのマークの中心点位置として、先頭からのマークNo.宛てにメモリに書込む。マーク形成,マーク検出および検出データ処理のすべてが適正であると、リアrに関して、スタートマークMsrおよび8セットの位置ずれ補正用テストパターン(1位置ずれ補正用テストパターン8マーク×8セット=64マーク)、合わせて65個のマークの中心点位置データが得られ、メモリに格納される。
次に、制御部406は、上述の「リアrのマーク中心点位置の算出」CPArと同様に「フロントfのマーク中心点位置の算出」CPAfを実行し、メモリ上の測定データを処理する。フロントfに関して、マーク形成,測定および測定データ処理のすべてが適正であると、スタートマークMsfおよび8セットの位置ずれ補正用テストパターンのマーク(64マーク)、合わせて65個のマーク中心点位置データが得られ、メモリに格納される。
以上のようにして、マーク中心点位置の算出が終了すると、次に、制御部406は、先の図12に示すように、「各セットパターンの検証」(SPC)を行う。「各セットのパターンの検証」(SPC)は、メモリに書きこんだマーク中心点位置データ群が図11に示すマーク分布相当の中心点分布であるか否かを検証するものである。まず、制御部406は、メモリに書きこんだマーク中心点位置データ群について、図11に示すマーク分布相当から外れるデータをセット単位で削除し、図11に示すマーク分布相当の分布パターンとなるデータセット(1セットは8個の位置データ群)のみを残す。すべて適正な場合には、メモリに書きこんだマーク中心点位置データ群は、リアr側に8セット、フロントf側にも8セットのデータが残る。
次に、制御部406は、リアr側のデータセットの第2セット以降における各セットの中の1番目のマークであるK色直交マークAkr中心点位置データを、先頭のセット(第1セット)の中のK色直交マークAkr中心点位置に、変更する。また、2番目〜8番目のマークの中心点位置データも、その変更した差分値分変更する。すなわち、制御部406は、第2セット以降の各セットにおける各マークの中心点位置データ群について、各セットの先頭マークの中心点位置を第1セットの先頭マークの中心点位置に合わせるように副走査方向にシフトした値に変更する。制御部406は、フロントf側の第2セット以降の各セットの中の中心点位置データも同様に変更する。
次に、制御部406は、「平均パターンの算出」(MPA)を行う。まず、リアr側の全セットの各マークの中心点位置データの平均値Mar〜Mhrを算出する。また、同様にしてフロントf側の全セットの各マークの中心点位置データの平均値Mac〜MhcおよびMaf〜Mhfを算出する。これらの平均値は、図18に示すように分布する仮想の、平均位置マーク
MAkr(Kのリア側直交マークの代表),
MAyr(Yのリア側直交マークの代表),
MAcr(Cのリア側直交マークの代表),
MAmr(Mのリア側直交マークの代表),
MBkr(Kのリア側斜交マークの代表),
MByr(Yのリア側斜交マークの代表),
MBcr(Cのリア側斜交マークの代表),
MBmr(Mのリア側斜交マークの代表),
MAkf(Kのフロント側直交マークの代表),
MAyf(Yのフロント側直交マークの代表),
MAcf(Cのフロント側直交マークの代表),
MAmf(Mのフロント側直交マークの代表),
MBkf(Kのフロント側斜交マークの代表),
MByf(Yのフロント側斜交マークの代表),
MBcf(Cのフロント側斜交マークの代表),及び、
MBmr(Mのフロント側斜交マークの代表)の中心点位置を示す。
MAkr(Kのリア側直交マークの代表),
MAyr(Yのリア側直交マークの代表),
MAcr(Cのリア側直交マークの代表),
MAmr(Mのリア側直交マークの代表),
MBkr(Kのリア側斜交マークの代表),
MByr(Yのリア側斜交マークの代表),
MBcr(Cのリア側斜交マークの代表),
MBmr(Mのリア側斜交マークの代表),
MAkf(Kのフロント側直交マークの代表),
MAyf(Yのフロント側直交マークの代表),
MAcf(Cのフロント側直交マークの代表),
MAmf(Mのフロント側直交マークの代表),
MBkf(Kのフロント側斜交マークの代表),
MByf(Yのフロント側斜交マークの代表),
MBcf(Cのフロント側斜交マークの代表),及び、
MBmr(Mのフロント側斜交マークの代表)の中心点位置を示す。
以上のようにして、「テストパターンの形成と計測」(PFM)が終了したら、制御部406は、先の図10に示すように、「計測データに基づくズレ量の調整」(DAC)を実行して、色ずれ量を算出する。本プリンタにおいては、K色に対して、Y、M、Cの各色のずれ量の算出する。以下に、Y色の色ずれ量(Acy)の算出について、具体的に説明する。
[副走査ずれ量:dyy]
リアr側のBk直交マークMAkrとY直交マークMAyrの中心点位置の差(Mbr−Mar)の、基準値d(図11)に対するずれ量dyy=(Mbr−Mar)−d。もちろん、フロントf側のBk直交マークMAkfとY直交マークMAyfの中心点位置の差(Mbf−Maf)の、基準値dに対するずれ量を副走査ずれ量としてもよいし、リア側の副走査ずれ量とフロント側の副走査ずれ量との平均値を副走査ずれ量としてもよい。
リアr側のBk直交マークMAkrとY直交マークMAyrの中心点位置の差(Mbr−Mar)の、基準値d(図11)に対するずれ量dyy=(Mbr−Mar)−d。もちろん、フロントf側のBk直交マークMAkfとY直交マークMAyfの中心点位置の差(Mbf−Maf)の、基準値dに対するずれ量を副走査ずれ量としてもよいし、リア側の副走査ずれ量とフロント側の副走査ずれ量との平均値を副走査ずれ量としてもよい。
[主走査ずれ量dxy]
リアr側の直交マークMAyrと斜交マークMByrの中心点位置の差(Mfr−Mbr)の、基準値4d(図11)に対するずれ量dxyr=(Mfr−Mbr)−4dと、フロントf側の直交マークMAyfと斜交マークMByfの中心点位置の差(Mff−Mbf)の、基準値4d(図11)に対するずれ量dxyf=(Mff−Mbf)−4dとの平均値dxy=(dxyr+dxyf)/2=(Mfr−Mbr+Mff−Mbf−8d)/2。
リアr側の直交マークMAyrと斜交マークMByrの中心点位置の差(Mfr−Mbr)の、基準値4d(図11)に対するずれ量dxyr=(Mfr−Mbr)−4dと、フロントf側の直交マークMAyfと斜交マークMByfの中心点位置の差(Mff−Mbf)の、基準値4d(図11)に対するずれ量dxyf=(Mff−Mbf)−4dとの平均値dxy=(dxyr+dxyf)/2=(Mfr−Mbr+Mff−Mbf−8d)/2。
[スキューdSqy]
リアR側の直交マークMAyrとフロントf側の直交マークMAyfの中心点位置の差dSqy=(Mbf−Mbr)。
リアR側の直交マークMAyrとフロントf側の直交マークMAyfの中心点位置の差dSqy=(Mbf−Mbr)。
[主走査線長のずれ量dLxy]
リアr側の斜交マークMByrとフロントf側の斜交マークMByfの中心点位置の差(Mff−Mfr)から、スキューdSqy=(Mff−Mfr)を減算した値
dLxy=(Mff−Mfr)−dSqy=(Mff−Mfr)−(Mbf−Mbr)。
リアr側の斜交マークMByrとフロントf側の斜交マークMByfの中心点位置の差(Mff−Mfr)から、スキューdSqy=(Mff−Mfr)を減算した値
dLxy=(Mff−Mfr)−dSqy=(Mff−Mfr)−(Mbf−Mbr)。
他の、CおよびMの作像ずれ量は、上記Yに関する算出と同様にして算出する(Acc,Acm)。Bkも大略では同様であるが、この実施例では、副走査方向yの色あわせはBkを基準にしているので、Bkに関しては、副走査方向の位置ずれ量dykの算出は行わない(Ack)。
図10に示すずれの調整(DAD)では、制御部406は、次のように、各色の作像ずれ量を調整する。Yのずれ量調整(Ady)を、具体的に次に示す。
[副走査ずれ量dyyの調整]
Yトナー像形成のための画像露光(潜像形成)の開始タイミングを、基準のタイミング(副走査方向)から、算出したずれ量dyyずらして設定する。
Yトナー像形成のための画像露光(潜像形成)の開始タイミングを、基準のタイミング(副走査方向)から、算出したずれ量dyyずらして設定する。
[主走査ずれ量dxyの調整]
Yトナー像形成のための画像露光(潜像形成)の、ライン先頭をあらわすライン同期信号に対する、露光装置109の露光レーザ変調器への、ライン先頭の画像データの送出タイミング(主走査方向)を、基準のタイミングから、算出したずれ量dxy分ずらして設定する。
Yトナー像形成のための画像露光(潜像形成)の、ライン先頭をあらわすライン同期信号に対する、露光装置109の露光レーザ変調器への、ライン先頭の画像データの送出タイミング(主走査方向)を、基準のタイミングから、算出したずれ量dxy分ずらして設定する。
[スキューdSqyの調整]
露光装置109の、感光体ドラム101に対向してY画像データで変調したレーザビームを反射して感光体ドラム101に投射する、軸方向に延びるミラーのリアr側は支点支持され、フロントf側が、副走査方向に摺動可のブロックで支持されている。このブロックをパルスモータとスクリューを主体とする副走査駆動機構で、副走査方向に往復駆動してスキューdSqyを調整する。「スキューdSqyの調整」では、この副走査駆動機構のパルスモータを駆動して、ブロックを基準のy位置から、算出したスキューdSqyに相当する分駆動する。
露光装置109の、感光体ドラム101に対向してY画像データで変調したレーザビームを反射して感光体ドラム101に投射する、軸方向に延びるミラーのリアr側は支点支持され、フロントf側が、副走査方向に摺動可のブロックで支持されている。このブロックをパルスモータとスクリューを主体とする副走査駆動機構で、副走査方向に往復駆動してスキューdSqyを調整する。「スキューdSqyの調整」では、この副走査駆動機構のパルスモータを駆動して、ブロックを基準のy位置から、算出したスキューdSqyに相当する分駆動する。
[主走査線長のずれ量dLxyの調整]
ライン上に画素単位で画像データを割りつける画素同期クロックの周波数を、基準周波数×Ls/(Ls+dLxy)に設定する。Lsは基準ライン長である。
ライン上に画素単位で画像データを割りつける画素同期クロックの周波数を、基準周波数×Ls/(Ls+dLxy)に設定する。Lsは基準ライン長である。
他の、CおよびMの作像ずれ量の調整は、上記Yに関する調整と同様にして調整する(Adc,Adm)。Bkも大略では同様であるが、この実施例では、副走査方向の色あわせはKを基準にしているので、Kに関しては、副走査方向の位置ずれ量dykの調整は行わない(Adk)。次回の「色合わせ」まで、このように調整した条件でカラー画像形成を行う。
次に、本プリンタの特徴的な構成について説明する。
本第1実施形態に係るプリンタは、画質調整用トナーパッチの形状を調整するトナーパッチ調整処理が、CPU402によって実施される。
図19は、トナーパッチ調整処理における制御フローを示すフローチャートである。図示しない本体の電源スイッチがパワーオンされたり、最初プリント命令が受信されたりするとトナーパッチ調整処理が実施される。
本第1実施形態に係るプリンタは、画質調整用トナーパッチの形状を調整するトナーパッチ調整処理が、CPU402によって実施される。
図19は、トナーパッチ調整処理における制御フローを示すフローチャートである。図示しない本体の電源スイッチがパワーオンされたり、最初プリント命令が受信されたりするとトナーパッチ調整処理が実施される。
パワーオン直後は、画像調整処理が実施される前に行われる。具体的には、上述したように、表面温度センサーによる検知結果が所定温度以下であり、画質調整処理の実施が決定されたとき、画像調整処理が実行する前に、トナーパッチ調整処理が実行される。この表面温度センサーによる検知結果が所定温度以下である場合、画像形成動作が行われないまま比較的長時間経過していることになり、前回の画質調整処理時と比べて環境等が大きく変化している可能性がある。環境が大きく変動すると、書き込み開始位置が主走査方向にずれる場合もある。その結果、トナーパッチの形成位置が、中間転写ベルト軸方向(主走査方向)にずれて、反射型フォトセンサー(130、136)によるトナーパッチ検知時にトナーパッチ以外の中間転写ベルト表面も検知していまい、正確なトナー付着量を算出できないおそれがある。よって、パワーオン直後で、画像調整処理が実施される前にトナーパッチ調整処理を実行するようになっている。
また、電源を頻繁に入切しないユーザーのもとにおいては、パワーオン中に環境等が変化していく。そこで、パワーオン中には、感光体の停止時間、機内温度、機内湿度が監視される。そして、プリント命令受信時に、感光体の停止時間が6時間以上である、機内温度が前回の画像形成動作終了時から10°C以上変化している、あるいは、機内湿度が前回の画像形成動作終了時から50%以上変化していると判断された場合に、画像調整処理が実施される前にトナーパッチ調整処理が実施されるようになっている。
また、最初のプリント命令が受信されたときに、トナーパッチ調整処理を実行して、画像調整処理時のトナーパッチを決定してもよい。この場合は、予め製造段階で最初のプリント命令が受信されたときにトナーパッチ調整処理が実行されるようにフラグを立てておく。
また、最初の画像調整処理が行われる前に、トナーパッチ調整処理を実行して、画像調整処理時のトナーパッチを決定してもよい。この場合は、トナーパッチ調整処理が必要であると判断されたときにトナーパッチ調整処理実行フラグが立っているか否かをチェックするようにすればよい。
また、最初の画像調整処理が行われる前に、トナーパッチ調整処理を実行して、画像調整処理時のトナーパッチを決定してもよい。この場合は、トナーパッチ調整処理が必要であると判断されたときにトナーパッチ調整処理実行フラグが立っているか否かをチェックするようにすればよい。
さらに、反射型フォトセンサー(130、136)が交換されたときに、トナーパッチ調整処理を実行してもよい。反射型フォトセンサー(130、136)が交換されることで、反射型フォトセンサー(130、136)のビームスポット径が変化する。その結果、トナーパッチがビームスポット径よりも小さくなったり、ビームスポット径に対して必要以上に大きくなりすぎたりしまうおそれがある。よって、反射型フォトセンサー(130、136)が交換されたときトナーパッチ調整処理が実施されるようになっている。
反射型フォトセンサー(130、136)が交換されたときは、サービスマンが図示しない操作表示パネルから隠しメニューを呼び出して、トナーパッチ調整処理の実行を指示する。
反射型フォトセンサー(130、136)が交換されたときは、サービスマンが図示しない操作表示パネルから隠しメニューを呼び出して、トナーパッチ調整処理の実行を指示する。
トナーパッチ調整処理が実施されると、図20に示すような、主走査方向形状補正用テストパターンが中間転写ベルトのテストパターン形成領域A1、A2に形成される(S601)。主走査方向形状補正用テストパターンは、主走査線方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパッチからなっている。中間転写ベルト移動方向上流側のトナーパッチの主走査方向長さは、中間転写ベルト移動方向下流側のトナーパッチの主走査方向長さよりも長くなっている。各トナーパッチの中間転写ベルト移動方向(以下、副走査方向という)長さは、反射型フォトセンサー(130、136)のビームスポット径の副走査方向長さよりも十分長くなっている。各トナーパッチは、各トナーパッチの付着量が中間転写ベルト表面を完全に覆う付着量となる作像条件で形成されている。
そして、反射型フォトセンサー(130、136)で各トナーパッチの平均センサー出力値(平均反射光量)をトナーパッチと関連付けてRAM内に格納する(S602)。RAMに格納するのは、正反射受光素子の平均センサー出力値Vsp[n]_reg、拡散反射受光素子の平均センサー出力値Vsp[n]_difのいずれか一方でよい。
次に、制御部406は、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを決定する(S603)。
図21は、図20に示す主走査方向形状補正用テストパターンを検知したときの拡散反射光受光素子の出力電圧を縦軸、時刻を横軸にしたときのグラフである。
図21に示すように、反射型フォトセンサー(130、136)の主走査方向のビームスポット径よりも小さい1番目のトナーパッチを検知したときの拡散反射光受光素子の出力電圧は、低い。しかし、2番目、3番目とトナーパッチの主走査方向の長さが長くなるにつれて、拡散反射光受光素子の出力電圧が高くなっていくことがわかる。これは、1番目のトナーパッチよりも2番目のトナーパッチの主走査方向長さが長いため、トナーパッチの部分に照射される光が増え拡散する反射光が増えるためである。そして、あるトナーパッチを境にして、トナーパッチの主走査方向の長さが長くなっても、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加せずに一定の値となっている。これは、トナーパッチの主走査方向長さが反射型フォトセンサー(130、136)のビームスポット径の主走査方向長さよりも長くなり、反射型フォトセンサー(130、136)の赤外光の全てがトナーパッチに照射される。その結果、主走査方向の長さが長くなっても、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加せずに一定の値となるのである。
図21は、図20に示す主走査方向形状補正用テストパターンを検知したときの拡散反射光受光素子の出力電圧を縦軸、時刻を横軸にしたときのグラフである。
図21に示すように、反射型フォトセンサー(130、136)の主走査方向のビームスポット径よりも小さい1番目のトナーパッチを検知したときの拡散反射光受光素子の出力電圧は、低い。しかし、2番目、3番目とトナーパッチの主走査方向の長さが長くなるにつれて、拡散反射光受光素子の出力電圧が高くなっていくことがわかる。これは、1番目のトナーパッチよりも2番目のトナーパッチの主走査方向長さが長いため、トナーパッチの部分に照射される光が増え拡散する反射光が増えるためである。そして、あるトナーパッチを境にして、トナーパッチの主走査方向の長さが長くなっても、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加せずに一定の値となっている。これは、トナーパッチの主走査方向長さが反射型フォトセンサー(130、136)のビームスポット径の主走査方向長さよりも長くなり、反射型フォトセンサー(130、136)の赤外光の全てがトナーパッチに照射される。その結果、主走査方向の長さが長くなっても、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加せずに一定の値となるのである。
図22は、RAM内に格納された拡散反射受光素子の平均センサー出力値Vsp[n]_difをプロットしたときのグラフである。
図22に示すように、トナーパッチの主走査方向長さが増加するに従って、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加する領域と、トナーパッチの主走査方向長さが増加しても拡散反射光受光素子の出力電圧の値がほぼ一定な領域とにわかれる。そして、図22から、トナーパッチの主走査方向長さが増加するに従って、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加する領域から、トナーパッチの主走査方向長さが増加しても拡散反射光受光素子の出力電圧の値がほぼ一定な領域とへ切り替わるときの主走査方向長さAが、反射型フォトセンサー(130、136)のビームスポット径の主走査方向長さとなる。
図22に示すように、トナーパッチの主走査方向長さが増加するに従って、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加する領域と、トナーパッチの主走査方向長さが増加しても拡散反射光受光素子の出力電圧の値がほぼ一定な領域とにわかれる。そして、図22から、トナーパッチの主走査方向長さが増加するに従って、拡散反射光受光素子の出力電圧の値が増加する領域から、トナーパッチの主走査方向長さが増加しても拡散反射光受光素子の出力電圧の値がほぼ一定な領域とへ切り替わるときの主走査方向長さAが、反射型フォトセンサー(130、136)のビームスポット径の主走査方向長さとなる。
本実施形態においては、次のようにして、主走査方向長さを特定している。トナーパッチは、中間転写ベルトを完全に覆っている所謂ベタ画像となっている。すなわち、トナーパッチが反射型フォトセンサーのビームスポット径よりも大きい場合は、反射型フォトセンサーは、トナーしか検知しない。よって、予め実験などで、ベタ画像を検知したときの拡散反射受光素子の出力値を調べて、調べた値をROMなどに記憶しておく。そして、各トナーパッチを検知したときの拡散反射受光素子の出力値をチェックし、ROMに記憶された出力値と同じ出力値が検出された最初のトナーパッチを特定し、この特定したトナーパッチの主走査方向長さを画質調整用トナーパッチの主走査方向長さに決定する。
また、正反射受光素子の出力値に基づいて、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さに決定するここともできる。ベタ画像を検知したときの正反射受光素子の出力値は、0[V]になるので、正反射受光素子の出力値が0[V]となった最初のトナーパッチを特定し、この特定したトナーパッチの主走査方向長さを画質調整用トナーパッチの主走査方向長さに決定する。
また、正反射受光素子の出力値に基づいて、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さに決定するここともできる。ベタ画像を検知したときの正反射受光素子の出力値は、0[V]になるので、正反射受光素子の出力値が0[V]となった最初のトナーパッチを特定し、この特定したトナーパッチの主走査方向長さを画質調整用トナーパッチの主走査方向長さに決定する。
また、RAMに格納された各トナーパッチを検知したときの反射型フォトセンサーの出力値から、出力値が同じ値のトナーパッチ群を特定し、この特定したトナーパッチ群から、最初に反射型フォトセンサーに検知されたトナーパッチを特定する。そして、この特定したトナーパッチの主走査方向長さを画質調整用トナーパッチの主走査方向長さに決定するようにしてもよい。
また、RAMに格納された各トナーパッチを検知したときの反射型フォトセンサーの出力値から、出力値が同じ値のトナーパッチ群と、出力値が異なるトナーパッチ群とに分け、出力値が異なるトナーパッチ群からトナーパッチに対応する出力値と、トナーパッチに対応する主走査方向長さとの関係を示す近似直線式を最小二乗法によって求める。求めた近似直線式に、出力値が同じ値のトナーパッチ群に対応する出力値や予め実験で求めたベタ画像時の出力値を代入して、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを求めてもよい。
また、多少の余裕度を持たせるために、求めた主走査線方向長さに規定値αを加え、この規定値αを加えた値を画質調整用トナーパッチの主走査方向長さにしてもよい。
上述のような計算を、中間転写ベルトのテストパターン形成領域A1に形成された主走査方向形状補正用テストパターンについて行い、第1反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの主走査方向長さを算出する。また、中間転写ベルトのテストパターン形成領域A2に形成された主走査方向形状補正用テストパターンについて行い、第2反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの主走査方向長さを算出する。算出した第1反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの主走査方向長さおよび、第2反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの主走査方向長さをNVRAMに格納する。
第1、第2反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの主走査方向長さを求めたら、次に、画像調整処理用のトナーパッチ副走査方向長さを決定するために、副走査方向形状補正用テストパターンを中間転写ベルトのテストパターン形成領域A1、A2に形成する(S604)。副走査方向形状補正用テストパターンは、副走査線方向の長さがそれぞれ異なるn個のトナーパッチからなっている。各トナーパッチの主走査方向長さは、先程決定した長さにしている。
次に、反射型フォトセンサー(130、136)で各トナーパッチの平均センサー出力値(平均反射光量)をトナーパッチと対応づけてRAM内に格納する(S605)。そして、第1反射型フォトセンサー130に対応する画質調整用トナーパッチの副走査方向長さ、第2反射型フォトセンサー130に対応する画質調整用トナーパッチの副走査方向長さを決定する(S606)。具体的には、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを算出したときと同様にして、算出する。
算出した第1反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの副走査方向長さおよび、第2反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの副走査方向長さをNVRAMに格納する。
次に、反射型フォトセンサー(130、136)で各トナーパッチの平均センサー出力値(平均反射光量)をトナーパッチと対応づけてRAM内に格納する(S605)。そして、第1反射型フォトセンサー130に対応する画質調整用トナーパッチの副走査方向長さ、第2反射型フォトセンサー130に対応する画質調整用トナーパッチの副走査方向長さを決定する(S606)。具体的には、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを算出したときと同様にして、算出する。
算出した第1反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの副走査方向長さおよび、第2反射型フォトセンサーに対応するトナーパッチの副走査方向長さをNVRAMに格納する。
このような処理をY、M、C,K全ての色に対して行う。
画質調整処理時において、階調パターンを作成するときは、NVRAMから、各色の画質調整用トナーパッチの副走査線方向長さデータおよび主走査方向長さデータを読み出して、それらデータに基づいて、各色の階調パターンを作成する。
このように、本実施形態のプリンタにおいては、トナーパッチ調整処理を所定のタイミングで実行して、画質調整用トナーパッチの形状を調整することで、画質調整用トナーパッチを、反射型フォトセンサーのビームスポット径と同等もしくは僅かに大きい最適な形状に経時にわたり維持することができる。これにより、経時にわたり、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整制御時におけるトナー消費量を抑制することができる。
また、主走査方向長さを決定するときのトナーパッチは、図20に示すようなものに限られず、図23に示すように、主走査方向の幅が段階的に大きくなるような副走査線方向に長い一つの大きなトナーパッチにしてもよい。この場合は、トナーパッチの先端が反射型フォトセンサー(130、136)に検知されたら、時間計測を開始する。そして、反射型フォトセンサー(130、136)の出力値が所定値となったときの時刻を計測する。この所定値は、ビームスポット径よりも大きいトナーパッチを検知したときの出力値であり、予め実験により求め、ROMに格納されている。すなわち、反射型フォトセンサー(130、136)の出力値が所定値となったということは、このときの主走査方向長さは、反射型フォトセンサのビームスポット径の主走査方向長さよりも大きい。よって、計測した時刻から、主走査方向長さを求め、この求めた主走査方向長さを画像調整処理用のトナーパッチの主走査方向長さに決定する。なお、図23に示す形状の他に、台形や2等辺三角形としてもよい。
また、位置ずれ補正処理(色あわせ)後に、トナーパッチ調整処理を実行してもよい。位置ずれ補正後は、主走査線長のずれ量や主走査ずれ量が調整されているので、位置ずれ補正処理(色あわせ)後にトナーパッチ調整処理を実行することで、画質調整用トナーの主走査方向長さをより短くすることが可能となり、画質調整時におけるトナー消費を抑えることができる。
また、位置ずれ補正処理後に行うトナーパッチ調整処理は、画質調整用トナーの主走査方向長さのみの算出にしてもよい。
また、位置ずれ補正処理後に行うトナーパッチ調整処理は、画質調整用トナーの主走査方向長さのみの算出にしてもよい。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、画質調整用トナー像を決定する画質調整用トナー像決定手段たる制御部は、形状の異なる複数のテスト用トナー像たるトナーパッチを形成し、光学的検知手段たる反射型フォトセンサーの各トナーパッチの検知結果に基づいて、画質調整用トナー像たる画質調整用トナーパッチの形状を決定するトナーパッチ調整処理が実行できるようになっている。よって、反射型フォトセンサーのビームスポット径が変化するおそれのあるタイミングや、画質調整用トナーパッチが主走査方向へずれるおそれのあるタイミングでトナーパッチ調整処理を実行すれば、経時にわたり、画質調整用トナーパッチを、反射型フォトセンサーのビームスポット径と同等もしくは僅かに大きい最適な形状にすることができる。これにより、経時にわたり、精度の高いトナー付着量検知を行うことができるとともに、画質調整処理時におけるトナー消費量を抑制することができる。
また、制御部は、それぞれ像担持体たる中間転写ベルト軸方向長さが異なるよう各トナーパッチを形成し、画質調整用トナーパッチの中間転写ベルト軸方向長さ(主走査方向長さ)を決定する。これにより、画質調整用トナーパッチの主走査方向長さを反射型フォトセンサーのビームスポット径の主走査方向長さと同等もしくは僅かに大きい最適な長さにすることができる。
また、画質調整用テストパターンなどのテスト用パターンを中間転写ベルトの非画像出力領域であるテストパターン領域に形成することで、用紙に転写する画像と主走査線方向並列に、テストパターンを形成することができる。これにより、連続画像形成時にテストパターンを形成して画質調整処理や位置ずれ補正処理を行っても生産性が低下することがない。
さらに、本実施形態では、トナーパッチの主走査方向長さを反射型フォトセンサーのビームスポット径の主走査方向長さと同等もしくは僅かに大きい程度に抑えることができるので、テストパターン領域の主走査方向長さを短くすることができる。その結果、中間転写ベルトの主走査方向長さを短くすることができ、装置の主走査方向長さを短くすることができる。
さらに、本実施形態では、トナーパッチの主走査方向長さを反射型フォトセンサーのビームスポット径の主走査方向長さと同等もしくは僅かに大きい程度に抑えることができるので、テストパターン領域の主走査方向長さを短くすることができる。その結果、中間転写ベルトの主走査方向長さを短くすることができ、装置の主走査方向長さを短くすることができる。
また、画像形成装置が最初に使用されるときに、トナーパッチ調整処理を行うことで、製造時の反射型フォトセンサーの組み付け誤差などがあって、反射型フォトセンサーのビームスポット径にばらつきがあった場合でも、画質調整処理時には、最適な形状の画質調整用トナーパッチで画質調整を実行することができる。
また、電源投入時にトナーパッチ調整処理を行うことで、外部環境変動でテストパターン書込み位置がずれたとしても、画質調整処理時には、最適な形状の画質調整用トナーパッチで画質調整を実行することができる。
また、反射型フォトセンサー交換時にトナーパッチ調整処理を行うことで、反射型フォトセンサーの交換によって、反射型フォトセンサーのビームスポット径に変動が生じた場合でも、画質調整処理時には、最適な形状の画質調整用トナーパッチで画質調整を実行することができる。
また、位置ずれを補正した後に、トナーパッチ調整処理を行うことで、画質調整用トナーの主走査方向長さをより短くすることが可能となり、画質調整時におけるトナー消費を抑えることができる。
101Y,C,M,K:感光体
103Y,C,M,K:現像装置
130:第1反射型フォトセンサー
136:第2反射型フォトセンサー
204Y,C,M,K:1次転写ローラ
206:中間転写ベルト
206a:標準反射部
208:2次転写ローラ
290:光書込ユニット
406:制御部
A1,A2:テストパターン形成領域
103Y,C,M,K:現像装置
130:第1反射型フォトセンサー
136:第2反射型フォトセンサー
204Y,C,M,K:1次転写ローラ
206:中間転写ベルト
206a:標準反射部
208:2次転写ローラ
290:光書込ユニット
406:制御部
A1,A2:テストパターン形成領域
Claims (8)
- 自らの移動する表面にトナー像を担持する像担持体と、
前記トナー像からの反射光を検出する光学的検知手段と、
前記像担持体表面に画質調整用トナー像を形成し、
前記光学的検知手段の前記画質調整用トナー像を検知したときの検出値に基づいて、前記画質調整用トナー像のトナー付着量を検知し、検知したトナー付着量に基づいて画質調整制御を実行する画質調整制御手段とを備える画像形成装置において、
形状が互いに異なる前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果を形成し、前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果に基づいて、前記画質調整用トナー像の形状を決定する画質調整用トナー像決定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
前記光学的検知手段の各テスト用トナー像の検知結果から、互いに同じ検知結果が得られたテスト用トナー像群を特定し、このテスト用トナー像群のち最も小さい形状のテスト用トナー像を画質調整用トナー像に決定するよう前記画質調整用トナー像決定手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
前記画質調整用トナー像決定手段は、それぞれ像担持体軸方向長さが異なるよう各テスト用トナー像を形成し、前記画質調整用トナー像の像担持体軸方向長さを決定するよう構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
前記像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する転写手段を備え、
前記像担持体として、自らの表面における移動方向に直交する方向の一部領域が前記記録媒体への画像の出力に寄与しない非画像出力領域となっており、
前記画質調整用トナー像および前記テスト用トナー像を前記非画像出力領域に形成することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、
当該画像形成装置が最初に使用されるときに、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、
電源投入時に前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6いずれかの画像形成装置において、
前記光学的検知手段交換時に、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、
前記像担持体上のトナー像の位置ずれを補正した後に、前記画質調整用トナー像決定手段を実行するよう制御することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008199968A JP2010039071A (ja) | 2008-08-01 | 2008-08-01 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008199968A JP2010039071A (ja) | 2008-08-01 | 2008-08-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010039071A true JP2010039071A (ja) | 2010-02-18 |
Family
ID=42011723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008199968A Withdrawn JP2010039071A (ja) | 2008-08-01 | 2008-08-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010039071A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012073535A1 (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | オムロン株式会社 | トナー濃度センサの製造方法、これに用いるトナー濃度センサの調整方法、調整検査機、及びトナー濃度センサ |
| JP2015034884A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社リコー | 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 |
| US9104127B2 (en) | 2012-06-25 | 2015-08-11 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
| US9182701B2 (en) | 2013-11-06 | 2015-11-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control |
| US9442420B2 (en) | 2014-11-06 | 2016-09-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
| US9565319B2 (en) | 2014-10-17 | 2017-02-07 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having an optical sensor for converting a toner adhesion amount and image forming method |
| JP2017090654A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP2019158920A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
| US11507008B2 (en) | 2021-02-10 | 2022-11-22 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US11561496B1 (en) | 2022-01-07 | 2023-01-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
2008
- 2008-08-01 JP JP2008199968A patent/JP2010039071A/ja not_active Withdrawn
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012073535A1 (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | オムロン株式会社 | トナー濃度センサの製造方法、これに用いるトナー濃度センサの調整方法、調整検査機、及びトナー濃度センサ |
| JP2012118436A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Omron Corp | トナー濃度センサの製造方法、これに用いるトナー濃度センサの調整方法、調整検査機、及びトナー濃度センサ |
| US9104127B2 (en) | 2012-06-25 | 2015-08-11 | Ricoh Company, Limited | Image forming apparatus |
| JP2015034884A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社リコー | 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 |
| US9182701B2 (en) | 2013-11-06 | 2015-11-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image density control |
| US9565319B2 (en) | 2014-10-17 | 2017-02-07 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having an optical sensor for converting a toner adhesion amount and image forming method |
| US9442420B2 (en) | 2014-11-06 | 2016-09-13 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and image forming method |
| JP2017090654A (ja) * | 2015-11-10 | 2017-05-25 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
| JP2019158920A (ja) * | 2018-03-07 | 2019-09-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
| JP7085115B2 (ja) | 2018-03-07 | 2022-06-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
| US11507008B2 (en) | 2021-02-10 | 2022-11-22 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US11561496B1 (en) | 2022-01-07 | 2023-01-24 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5009818B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| US7203433B2 (en) | Apparatus for detecting amount of toner deposit and controlling density of image, method of forming misalignment correction pattern, and apparatus for detecting and correcting misalignment of image | |
| JP2010039071A (ja) | 画像形成装置 | |
| US7697854B2 (en) | Image forming apparatus with variable process speed | |
| US8942584B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
| US20110305468A1 (en) | Image forming apparatus | |
| CN1983047A (zh) | 成像装置及控制成像质量的方法 | |
| JP4375918B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| US7444090B2 (en) | Image forming apparatus for outputting images while obtaining transfer outputs | |
| JP5382519B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2006145903A (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
| US20090257761A1 (en) | Developer conveying device, developing device, process unit, and image forming apparatus | |
| JP2009093007A (ja) | 画像形成装置 | |
| US8301047B2 (en) | Image forming apparatus and method of controlling development electric field strength therein | |
| JP2014119665A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5700290B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP5106841B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2004240369A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2003131443A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2008040441A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP7027976B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2008020818A (ja) | 画像形成装置および画像安定化方法 | |
| JPH09106168A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2014215504A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP4107549B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111004 |