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JP2010024144A - オキシムの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケトンを有機過酸化物及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させて、良好な選択率及び収率でオキシムを製造すること。
【解決手段】反応器内で、溶媒中、チタノシリケートの存在下、ケトンを有機過酸化物及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させてオキシムを製造する方法であって、あらかじめ溶媒、チタノシリケート及び有機過酸化物を入れた反応器内に、ケトン及びアンモニアを供給して前記反応を行うことを特徴とするオキシムの製造方法。ケトンとしては、シクロアルカノンが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、ケトンをアンモキシム化反応してオキシムを製造する方法に関するものである。オキシムは、アミドやラクタムの原料等として有用である。
ケトンをアンモオキシム化反応してオキシムを製造する方法として、特許文献1〜3には、ケトンを過酸化物及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させる方法、具体的には、過酸化物として過酸化水素を用い、溶媒中、チタノシリケートの存在下に、ケトンを過酸化水素及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させる方法が開示されている。
特開2006−169168号公報 特開2007−1952号公報 特開2007−238541号公報
しかしながら、過酸化水素は比較的高価な原料であるため、前記反応に過酸化水素を用いる方法はコスト面から必ずしも十分ではなかった。そこで、本発明者らは、過酸化水素のかわりに、リサイクル可能な過酸化物として有機過酸化物を用いる方法を検討したが、原料の供給方法によってはオキシムの選択率が低くなる場合があり、十分な収率で、かつ安定的にオキシムを製造する点で、必ずしも満足のいくものではなかった。
そこで、さらに検討を進めた結果、前記反応を行う際、あらかじめ溶媒、チタノシリケート及び有機過酸化物を反応器内に入れておき、該反応器内にケトン及びアンモニアを供給することにより、良好な選択率及び収率でオキシムを製造しうることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、反応器内で、溶媒中、チタノシリケートの存在下、ケトンを有機過酸化物及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させてオキシムを製造する方法であって、あらかじめ溶媒、チタノシリケート及び有機過酸化物を入れた反応器内に、ケトン及びアンモニアを供給して前記反応を行うことを特徴とするオキシムの製造方法を提供するものである。
本発明によれば、ケトンを有機過酸化物及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させて、良好な選択率及び収率でオキシムを製造することができる。
本発明では、アンモオキシム化反応を行う際、あらかじめ溶媒、チタノシリケート及び有機過酸化物を反応器内に入れておき、該反応器内にケトン及びアンモニアを供給することを特徴とする。このような供給方法を採用することにより、過酸化物として有機過酸化物を用いても、良好な選択率及び収率でオキシムを製造することができる。
原料のケトンは、脂肪族ケトンであってもよいし、脂環式ケトンであってもよいし、芳香族ケトンであってもよく、必要に応じてそれらの2種以上を用いてもよい。ケトンの具体例としては、アセトン、エチルメチルケトン、イソブチルメチルケトンのようなジアルキルケトン;メシチルオキシドのようなアルキルアルケニルケトン;アセトフェノンのようなアルキルアリールケトン;ベンゾフェノンのようなジアリールケトン;シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シクロオクタノン、シクロドデカノンのようなシクロアルカノン;シクロペンテノン、シクロヘキセノンのようなシクロアルケノン等が挙げられる。中でもシクロアルカノンが本発明の好適な対象となる。
原料のケトンは、例えば、アルカンの酸化により得られたものであってもよいし、2級アルコールの酸化(脱水素)により得られたものであってもよいし、アルケンの水和及び酸化(脱水素)により得られたものであってもよい。
アンモニアは、ガス状のものを用いてもよいし、液状のものを用いてもよく、また有機溶媒の溶液として用いてもよい。アンモニアの使用量は、反応混合物の液相におけるアンモニアの濃度が1重量%以上となるように調整されるのが好ましい。このように反応混合物液相中のアンモニア濃度を所定値以上とすることにより、原料のケトンの転化率と目的物のオキシムの選択率を高めることができ、その結果、目的物のオキシムの収率も高めることができる。このアンモニアの濃度は、好ましくは1.5重量%以上であり、また、通常10重量%以下、好ましくは5重量%以下である。なお、アンモニア使用量の目安は、ケトン1モルに対して、通常1モル以上、さらには1.5モル以上である。
アンモキシム化反応の溶媒としては、水溶性の有機溶媒が好ましく、中でも、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、イソブチロニトリル、トリメチルアセトニトリル、バレロニトリル、イソバレロニトリル、ベンゾニトリルのようなニトリルや、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、s−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール、t−アミルアルコールのようなアルコールが好適であり、さらに炭素数が2以下のニトリルまたはアルコールが好適である。また、必要に応じそれらの2種以上を用いることもできる。尚、本発明では、オキシムの選択性の点から、反応混合物の液相の水分濃度は低いほうが好ましい。
溶媒の使用量は、ケトン1重量部に対して、通常1〜500重量部、好ましくは2〜300重量部である。
本発明のアンモオキシム化反応では、触媒としてチタノシリケートを用いる。このチタノシリケートは、骨格を構成する元素として、チタン、ケイ素及び酸素を含むものであり、実質的にチタン、ケイ素及び酸素のみから骨格が構成されるものであってもよいし、骨格を形成する元素としてさらにホウ素、アルミニウム、ガリウム、鉄、クロム等、チタン、ケイ素及び酸素以外の元素を含むものであってもよい。チタノシリケートの具体例としては、MWW構造を有する結晶性チタノシリケートであるTi−MWW、MFI構造を有する結晶性チタノシリケートであるTS−1、メソポア構造を有する非結晶性チタノシリケートであるTi−MCM−41等が例示される。ここで、MWWおよびMFIとは、国際ゼオライト学会〔International Zeolite Association(IZA)〕が定めるゼオライトの構造コードの1つである。
チタノシリケートの使用量は、反応混合物の液相に対して通常0.1〜10重量%になるように調整される。
有機過酸化物としては、t−ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、シクロヘキシルヒドロペルオキシド、ジイソプロピルベンゼンヒドロペルオキシド、p−メンタンヒドロペルオキシド、1,1,3,3−テトラメチルブチルヒドロペルオキシドのようなヒドロペルオキシド;t−ブチルクミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、ジ−t−ヘキシルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、α,α’−ジ(t−ブチルペルオキシ)ジイソプロピルベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3のようなジアルキルペルオキシド;クミルペルオキシネオデカノエート、1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシネオデカノエート、t−ヘキシルペルオキシネオデカノエート、t−ブチルペルオキシネオデカノエート、t−ブチルペルオキシネオヘプタノエート、t−ヘキシルペルオキシバレート、t−ブチルペルオキシピバレート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、1,1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ヘキシルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシラウレート、t−ブチルペルオキシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−ヘキシルペルオキシイソプロピルモノカルボネート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキシルモノカルボネート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン、t−ブチルペルオキシアセテート、t−ヘキシルペルオキシベンゾエート、t−ブチルペルオキシベンゾエートのようなペルオキシエステル;ジイソブチリルペルオキシド、ジ(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジサクシニックアシドペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシド、ジ(4−メチルベンゾイル)ペルオキシドのようなジアシルペルオキシド;ジイソプロピルペルオキシジカルボネート、ジ−n−プロピルペルオキシジカルボネート、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)ペルオキシジカルボネート、ジ−2−エチルヘキシルペルオキシジカルボネート、ジ−sec−ブチルペルオキシジカルボネートのようなペルオキシジカルボネート等が挙げられる。中でも、ヒドロペルオキシドが好ましい。
かかる有機過酸化物は、アンモオキシム化反応に使用されることにより、アルコールやカルボン酸へと変換されるが、これらは蒸留、抽出等により回収可能である。そのため、前記反応に有機過酸化物を用いることにより、コスト面で有利となる。
有機過酸化物の使用量は、ケトン1モルに対して、通常0.5〜20モルであり、好ましくは0.5〜10モルである。
次に、アンモオキシム化反応の反応形式について説明する。本発明では、まず、反応容器内に、溶媒、チタノシリケート及び有機過酸化物を導入する。これらの導入順序には特に制限はない。これらを反応器内に導入した後、攪拌してチタノシリケートを懸濁させ、次いで、ケトン及びアンモニアを供給する。ケトン及びアンモニアは、それぞれ単独で供給(いわゆる共フィード)してもよいし、これらの混合物を供給してもよい。また、あらかじめ有機過酸化物等とともにアンモニアの一部を反応器内に入れておき、次いで該反応器内にケトンと残りのアンモニアを供給してもよいし、あらかじめ有機過酸化物等を反応器内に入れておき、次いで、ケトンやアンモニアとともに、有機過酸化物を追加で供給してもよい。
また、アンモオキシム化反応は、回分式で行ってもよく、連続式で行ってもよい。中でも、反応原料を供給しながら反応混合物の液相を抜き出す連続式で行うのが、生産性及び操作性の点から望ましい。
連続式での反応は、例えば、反応器内にチタノシリケートが懸濁した反応混合物を存在させるようにして、この中にケトン等の反応原料を供給しながら、反応器からフィルターを介して反応混合物の液相を抜き出すことにより、好適に行うことができる。なお、反応器は、有機過酸化物の分解を防ぐ観点から、グラスライニングされたものやステンレススチール製のものが好ましい。
アンモキシム化反応の反応温度は、通常50〜200℃、好ましくは80〜150℃である。また、反応圧力は常圧でもよいが、反応混合物の液相にアンモニアが溶解し易くするためには、通常、絶対圧で0.2〜1MPa、好ましくは0.2〜0.5MPaの加圧下に反応を行うのが好ましく、この場合、窒素やヘリウム等の不活性ガスを用いて、圧力を調整してもよい。
得られた反応混合物の後処理操作については、適宜選択されるが、例えば、反応混合物からチタノシリケートを濾過やデカンテーション等により分離した後、液相を蒸留に付すことにより、オキシムを分離することができる。
以下、本発明の実施例及び比較例を示すが、本発明はこれによって限定されるものではない。尚、例中、反応混合物の液相をガスクロマトグラフィーにより分析し、シクロヘキサノンの転化率、シクロヘキサノンオキシムの選択率及び収率を算出した。
実施例1
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを2.6重量%含むアセトニトリル溶液158.7g、クメンヒドロペルオキシドを80重量%含むクメン溶液7.6g、及びTi−MWW(ケミストリー・レターズ、2000、pp774−775記載と同等の方法によって調製)5.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を110℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.5MPaであった。次いで、該反応器内に、シクロヘキサノンを4.7重量%含むアセトニトリル溶液10g、アンモニアを3.9重量%含むアセトニトリル溶液115gを1時間でそれぞれ供給(共フィード)した。尚、反応混合物液相中のアンモニア濃度は、該液相に対し1.0〜2.6重量%で推移した。
前記供給後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は73.3%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は71.2%、収率は52.2%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は21.1%であった。
実施例2
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを2.6重量%含むアセトニトリル溶液158.7g、t−ブチルヒドロペルオキシドを65重量%含むn−デカン溶液5.5g、及びTi−MWW(ケミストリー・レターズ、2000、pp774−775記載と同等の方法によって調製)5.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を110℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.5MPaであった。次いで、該反応器内に、シクロヘキサノンを4.7重量%含むアセトニトリル溶液10g、アンモニアを3.8重量%含むアセトニトリル溶液115gを1時間でそれぞれ供給(共フィード)した。尚、反応混合物液相中のアンモニア濃度は、該液相に対し1.0〜2.6重量%で推移した。
前記供給後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は99.9%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は63.6%、収率は63.5%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は36.4%であった。
実施例3
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを4.3重量%含むエタノール溶液158.8g、クメンヒドロペルオキシドを80重量%含むクメン溶液7.6g、及びTi−MWW(ケミストリー・レターズ、2000、pp774−775記載と同等の方法によって調製)5.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を110℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.5MPaであった。次いで、該反応器内に、シクロヘキサノンを4.7重量%含むエタノール溶液10g、アンモニアを3.8重量%含むエタノール溶液115gを1時間でそれぞれ供給(共フィード)した。尚、反応混合物液相中のアンモニア濃度は、該液相に対し2.5〜4.3重量%で推移した。
前記供給後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は96.6%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は37.3%、収率は36.1%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は55.8%であった。
実施例4
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを2.3重量%含むアセトニトリル溶液159.4g、クメンヒドロペルオキシドを80重量%含むクメン溶液7.6g、及びTi−MWW(ケミストリー・レターズ、2000、pp774−775記載と同等の方法によって調製)5.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を115℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.5MPaであった。次いで、該反応器内に、シクロヘキサノンを4.7重量%含むアセトニトリル溶液10gと、アンモニア3.8重量%及びクメンヒドロペルオキシド1.0重量%を含むアセトニトリル溶液115gとを1時間でそれぞれ供給(共フィード)した。尚、反応混合物液相中のアンモニア濃度は、該液相に対し1.0〜2.3重量%で推移した。
前記供給後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は99.5%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は83.9%、収率は83.5%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は16.0%であった。
比較例1
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを1.8重量%含むアセトニトリル溶液273g、クメンヒドロペルオキシドを80重量%含むクメン溶液3.8g、Ti−MWW(ケミストリー・レターズ、2000、pp774−775記載と同等の方法によって調製)5.0g、及びシクロヘキサノン2.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を90℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.2MPaであった。次いで、同温、同圧力にて2時間攪拌した。その後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は37.9%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は26.6%、収率は10.1%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は18.1%であった。
比較例2
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを2.1重量%含むエタノール溶液256g、クメンヒドロペルオキシドを80重量%含むクメン溶液3.9g、Ti−MWW(ケミストリー・レターズ、2000、pp774−775記載と同等の方法によって調製)5.0g、及びシクロヘキサノン2.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を90℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.2MPaであった。次いで、同温、同圧力にて2時間攪拌した。その後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は41.1%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は8.3%、収率は3.4%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は25.7%であった。
比較例3
1Lのオートクレーブ(反応器)内に、アンモニアを7.4重量%含むt−ブタノール(さらに水12.5重量%含有)溶液243g、クメンヒドロペルオキシドを80重量%含むクメン溶液3.8g、TS−1(特開昭56−96720号記載と同等の方法によって調製)10.0g、及びシクロヘキサノン2.0gを入れ、該反応器内の気相部を窒素で置換した後、密閉し、攪拌しながら反応器内の温度を90℃に昇温した。このときの反応器内の圧力は0.2MPaであった。次いで、同温、同圧力にて6時間攪拌した。その後、反応混合物の液相を抜き出し、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、シクロヘキサノンの転化率は10.9%であり、シクロヘキサノンオキシムの選択率は3.2%、収率は0.4%であった。また、シクロヘキサノンイミン(シクロヘキサノンがイミン化した化合物)や該イミン由来の不純物の生成率は5.9%であった。

Claims (4)

  1. 反応器内で、溶媒中、チタノシリケートの存在下、ケトンを有機過酸化物及びアンモニアによりアンモオキシム化反応させてオキシムを製造する方法であって、あらかじめ溶媒、チタノシリケート及び有機過酸化物を入れた反応器内に、ケトン及びアンモニアを供給して前記反応を行うことを特徴とするオキシムの製造方法。
  2. ケトンが、シクロアルカノンである請求項1に記載の製造方法。
  3. 溶媒が、水溶性の有機溶媒である請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. アンモオキシム化反応における反応混合物の液相のアンモニア濃度を、該液相に対し1重量%以上とする請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
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