JP2010016941A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡素な構成で、コモンモードノイズを抑えることができる電力変換装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置1は、IGBT110〜115と、コンデンサC1〜C12とからなる電力変換回路11を備えている。コンデンサC1〜C12は、IGBT110〜115の電極と、冷却器と、絶縁部材とから構成されている。コンデンサC1〜C12の一端は、IGBT110〜115のコレクタ端子及びエミッタ端子に接続されている。コンデンサC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端は、互いに接続されている。コンデンサC2、C3、C6、C7、C10、C11の他端は、互いに接続され車体に接地されている。これにより、IGBT110〜115で発生したノイズの一部が車体にバイパスされないこととなる。そのため、従来に比べ、車体にバイパスされるノイズの量を抑えることができる。従って、簡素な構成でありながら、コモンモードノイズを抑えることができる。
【選択図】図1
【解決手段】モータ制御装置1は、IGBT110〜115と、コンデンサC1〜C12とからなる電力変換回路11を備えている。コンデンサC1〜C12は、IGBT110〜115の電極と、冷却器と、絶縁部材とから構成されている。コンデンサC1〜C12の一端は、IGBT110〜115のコレクタ端子及びエミッタ端子に接続されている。コンデンサC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端は、互いに接続されている。コンデンサC2、C3、C6、C7、C10、C11の他端は、互いに接続され車体に接地されている。これにより、IGBT110〜115で発生したノイズの一部が車体にバイパスされないこととなる。そのため、従来に比べ、車体にバイパスされるノイズの量を抑えることができる。従って、簡素な構成でありながら、コモンモードノイズを抑えることができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子とを備えた電力変換装置に関する。特に、高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子が絶縁部材を介して導電性を有する保持部材によって保持されている電力変換装置に関する。
従来、高電位側スイッチング素子と低電位側スイッチング素子とを備えた電力変換装置として、例えば特許文献1に開示されているハイブリッド自動車用のインバータ装置がある。
このインバータ装置は、半導体モジュールと、第1絶縁部材及び第2絶縁部材と、上方保持管及び下方保持管とを備えている。半導体モジュールは、IGBTとフライホイールダイオードとからなり、モジュール樹脂で扁平な矩形状に一体成形されている。半導体モジュールの表面側には、第1電極板が露出している。また、半導体モジュールの裏面側には、第2電極板が露出している。第1絶縁部材及び第2絶縁部材は、半導体モジュールの第1電極板及び第2電極板にそれぞれに密着している。上方保持管及び下方保持管は、それぞれ第1絶縁部材及び第2絶縁部材に密着し、半導体モジュールを保持している。また、上方保持管及び下方保持管は、ともに車体に接地されている。
これにより、電極板、保持管及び絶縁部材によってバイパスコンデンサが構成されることとなる。そのため、このバイパスコンデンサによって全てのノイズが車体にバイパスされ、ノーマルモードノイズを抑えることができる。
特開2005−73342号公報
ところで、ハイブリッド自動車等の車両においては、インバータ装置以外にも様々な
電子装置が搭載されている。これらの電子装置は、車体を基準とした電源電圧によって動作している。しかし、前述したインバータ装置では、ノーマルモードノイズを抑えることはできるが、ノイズを車体にバイパスすることから、逆に、コモンモードノイズを増加させてしまうという問題があった。そのため、電源電圧にコモンモードノイズが重畳されることとなり、他の電子装置の動作に影響を与える可能性があった。
電子装置が搭載されている。これらの電子装置は、車体を基準とした電源電圧によって動作している。しかし、前述したインバータ装置では、ノーマルモードノイズを抑えることはできるが、ノイズを車体にバイパスすることから、逆に、コモンモードノイズを増加させてしまうという問題があった。そのため、電源電圧にコモンモードノイズが重畳されることとなり、他の電子装置の動作に影響を与える可能性があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡素な構成で、コモンモードノイズを抑えることができる電力変換装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、電極、保持部材及び絶縁部材によって構成されるコンデンサのうち、所定のコンデンサを接地するとともに、それ以外のコンデンサを電気的に接続することで、簡素な構成で、コモンモードノイズを抑えられることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の電力変換装置は、高電位側電極及び低電位側電極を有する高電位側スイッチング素子と、高電位側電極及び低電位側電極を有し、高電位側電極が高電位側スイッチング素子の低電位側電極に電気的に接続される低電位側スイッチング素子と、高電位側スイッチング素子の高電位側電極及び低電位側電極にそれぞれ当接して配設される第1絶縁部材及び第2絶縁部材と、低電位側スイッチング素子の高電位側電極及び低電位側電極にそれぞれ当接して配設される第3絶縁部材及び第4絶縁部材と、高電位側スイッチング素子の高電位側電極及び低電位側電極にそれぞれ対向した状態で、第1絶縁部材及び第2絶縁部材にそれぞれ当接して配設され、高電位側スイッチング素子を保持する導電性を有する第1保持部材及び第2保持部材と、低電位側スイッチング素子の高電位側電極及び低電位側電極にそれぞれ対向した状態で、第3絶縁部材及び第4絶縁部材にそれぞれ当接して配設され、低電位側スイッチング素子を保持する導電性を有する第3保持部材及び第4保持部材と、を備えた電力変換装置において、第1保持部材及び第4保持部材は電気的に接続され、第2保持部材及び第3保持部材は電気的に接続され、電気的に接続された第1保持部材及び第4保持部材、又は、電気的に接続された第2保持部材及び第3保持部材のいずれか一方のみが接地されていることを特徴とする。なお、第1〜第4絶縁部材及び第1〜第4保持部材は、絶縁部材及び保持部材を区別するために便宜的に導入したものである。
この構成によれば、スイッチング素子の電極と、第1〜第4保持部材と、第1〜第4絶縁部材とによってコンデンサが構成されることとなる。これらのコンデンサを構成する構成要素のうち、第1保持部材と第4保持部材が電気的に接続されている。また、第2保持部材と第3保持部材が電気的に接続されている。さらに、電気的に接続された第1保持部材と第4保持部材、又は、電気的に接続された第2保持部材と第3保持部材のいずれか一方のみが接地され、他方は接地されない。そのため、従来のように、全てのコンデンサが接地されている場合に比べ、接地側へバイパスされるノイズの量を抑えることができる。従って、簡素な構成で、コモンモードノイズを抑えることができる。
請求項2に記載の電力変換装置は、請求項1に記載の電力変換装置において、電気的に接続された第1保持部材及び第4保持部材、又は、電気的に接続された第2保持部材及び第3保持部材のうち、接地された一方の反スイッチング素子側に隣接して配置され、高電位側スイッチング素子及び低電位側スイッチング素子を制御する制御手段を有することを特徴とする。この構成によれば、制御手段は、接地された保持部材の反スイッチング素子側に配置されている。スイッチング素子のスイッチングに伴って発生したノイズは、空間にも放射される。しかし、スイッチング素子と制御手段との間には、接地された保持部材が配置されている。そのため、スイッチング素子の放射ノイズを確実に遮蔽することができる。
請求項3に記載の電力変換装置は、請求項1又は2のいずれか1項に記載の電力変換装置において、第1保持部材及び第2保持部材は高電位側スイッチング素子を冷却し、第3保持部材及び第4保持部材は低電位側スイッチング素子を冷却することを特徴とする。この構成によれば、保持部材によって、スイッチング素子を冷却することができる。そのため、電力変換装置の温度上昇を抑えることができる。
請求項4に記載の電力変換装置は、請求項3に記載の電力変換装置において、第1保持部材、第2保持部材、第3保持部材及び第4保持部材は、内部に冷却媒体が流通することを特徴とする。この構成によれば、保持部材の冷却効率を向上させることができる。そのため、電力変換装置の温度上昇をより効率的に抑えることができる。
請求項5に記載の電力変換装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力変換装置において、第1保持部材及び第4保持部材は一体的に形成され、第2保持部材及び第3保持部材は一体的に形成されていることを特徴とする。この構成によれば、部品点数を削減することができる。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電力変換装置を、車両に搭載されたモータを制御するモータ制御装置に適用した例を示す。
まず、図1〜図6を参照してモータ制御装置の構成について説明する。ここで、図1は、本実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。図2は、電力変換回路の構成を説明するための斜視図である。図3は、IGBTの斜視図である。図4は、別のIGBTの斜視図である。図5は、図2におけるIGBT周辺の拡大斜視図である。図6は、電極変換回路及び制御回路の構成を説明するための斜視図である。なお、図中における前後方向、左右方向及び上下方向は、モータ制御装置を説明するために便宜的に導入したものである。また、図中における白抜き矢印は、冷媒の流通方向を示すものである。
図1に示すモータ制御装置1(電力変換装置)は、バッテリB1の出力する直流低電圧を3相交流電圧に変換して3相交流モータM1に供給し、3相交流モータM1を駆動する装置である。つまり、直流電力を交流電力に変換する装置である。モータ制御装置1は、平滑用コンデンサ10と、電力変換回路11と、駆動回路12と、制御回路13(制御手段)とから構成されている。
平滑用コンデンサ10は、バッテリB1の直流電圧を平滑するための素子である。平滑用コンデンサ10の正極端子及び負極端子はバッテリB1の正極端子及び負極端子に
それぞれ接続されている。なお、バッテリB1の負極端子は車体には接地されず浮いている。
それぞれ接続されている。なお、バッテリB1の負極端子は車体には接地されず浮いている。
電力変換回路11は、平滑用コンデンサ10によって平滑されたバッテリB1の直流電圧を3相交流電圧に変換し、3相交流モータM1に供給する回路である。電力変換回路11は、IGBT110〜115と、コンデンサC1〜C12とから構成されている。
IGBT110〜115は、オン、オフすることで直流電圧を3相交流電圧に変換するためのスイッチング素子である。IGBT110、113、IGBT111、114及びIGBT112、115はそれぞれ直列接続されている。具体的には、IGBT110〜112のエミッタ端子がIGBT113〜115のコレクタ端子にそれぞれ接続されている。直列接続された3組のIGBT110、113、IGBT111、114及びIGBT112、115は並列接続されている。3つのIGBT110〜112のコレクタ端子は平滑用コンデンサ10の正極端子に、3つのIGBT113〜115のエミッタ端子は平滑用コンデンサ10の負極端子にそれぞれ接続されている。IGBT110〜115のゲート端子は駆動回路12にそれぞれ接続されている。また、直列接続されたIGBT110、113、IGBT111、114及びIGBT112、115の直列接続点に形成されるU、V、W相端子は、3相交流モータM1にそれぞれ接続されている。なお、3相交流モータM1の各相コイルは車体から浮いている。
コンデンサC1〜C12は、IGBT110〜115のスイッチングに伴って発生する高周波ノイズをバイパスするための素子である。コンデンサC1〜C12は、IGBT110〜115、後述する絶縁部材14a〜14l及び冷却器15、16によって構成されている。コンデンサC1、C2の一端はIGBT110のコレクタ端子及びエミッタ端子にそれぞれ接続されている。コンデンサC3、C4の一端は、IGBT113のコレクタ端子及びエミッタ端子にそれぞれ接続されている。コンデンサC5、C6の一端は、IGBT111のコレクタ端子及びエミッタ端子にそれぞれ接続されている。コンデンサC7、C8の一端は、IGBT114のコレクタ端子及びエミッタ端子にそれぞれ接続されている。コンデンサC9、C10の一端は、IGBT112のコレクタ端子及びエミッタ端子にそれぞれ接続されている。コンデンサC11、C12の一端は、IGBT115のコレクタ端子及びエミッタ端子にそれぞれ接続されている。一方、コンデンサC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端は、互いに接続されている。コンデンサC2、C3、C6、C7、C10、C11の他端は、互いに接続され車体に接地されている。
ここで、コンデンサC1〜C12の構成についてより詳細に説明する。
図2に示すように、電力変換回路11は、構造的には、IGBT110〜115と、絶縁部材14a〜14lと、冷却器15、16とから構成されている。
図3に示すように、IGBT110(高電位側スイッチング素子)は、長方形板状の素子である。IGBT110の上面には、長方形薄板状のエミッタ電極110a(低電位側電極)が形成されている。エミッタ電極110aの前方端面の左角には、前方に突出するエミッタ端子110bが一体的に形成されている。また、IGBT110の下面には、長方形薄板状のコレクタ電極110c(高電位側電極)が形成されている。コレクタ電極110cの前方端面の右角には、前方に突出するコレクタ端子110dが一体的に形成されている。IGBT111、112(高電位側スイッチング)も同様の構造である。
図4に示すように、IGBT110に直列接続されるIGBT113(低電位側スイッチング素子)は、IGBT110と同様に長方形板状の素子である。IGBT113の上面には、長方形薄板状のコレクタ電極113a(高電位側電極)が形成されている。コレクタ電極113aの前方端面の右角には、前方に突出するコレクタ端子113bが一体的に形成されている。また、IGBT113の下面には、長方形薄板状のエミッタ電極113c(低電位側電極)が形成されている。エミッタ電極113cの前方端面の左角には、前方に突出するエミッタ端子113dが一体的に形成されている。IGBT111、112にそれぞれ直列接続されるIGBT114、115(低電位側スイッチング素子)も同様の構造である。
図2に示す絶縁部材14a〜14lは、IGBT110〜115のコレクタ電極及びエミッタ電極と、冷却器15、16とを絶縁するためのコレクタ電極及びエミッタ電極よりわずかに大きい長方形薄板状の部材である。
冷却器15、16は、IGBT110〜115を保持するとともに冷却する熱伝導性及び導電性を有する直方体状の部材である。冷却器15、16には、冷媒が流通する流通路150、160が左右方向に形成されている。流通路150、160の左方端部は、パイプ状の連結部材17によって連結されている。
図5に示すように、IGBT110のエミッタ電極110aには、絶縁部材14a(第2絶縁部材)が、コレクタ電極110cには、絶縁部材14b(第1絶縁部材)がそれぞれ当接して配設されている。IGBT110の左方には、隣接してIGBT113が配設される。IGBT113のコレクタ電極113aには、絶縁部材14c(第3絶縁部材)が、エミッタ電極113cには、絶縁部材14d(第4絶縁部材)がそれぞれ当接して配設されている。
絶縁部材14a、14cの上方には、冷却器15(第2保持部材、第3保持部材)が、エミッタ電極110a及びコレクタ電極113aにそれぞれ対向した状態で、絶縁部材14a、14cにそれぞれ当接して配設されている。絶縁部材14b、14dの下方には、冷却器16(第1保持部材、第4保持部材)が、コレクタ電極110c及びエミッタ電極113cにそれぞれ対向した状態で、絶縁部材14b、14dにそれぞれ当接して配設されている。冷却器15、16は、IGBT110〜115を絶縁部材14a〜14lを介して上下方向から挟持している。冷却器15は、車体に接地されている。一方、冷却器16は、車体には接地されていない。
これにより、エミッタ電極110a、冷却器15及び絶縁部材14aによって、一端がIGBT110のエミッタ端子110bに接続されたコンデンサC2が構成される。コレクタ電極110c、冷却器16及び絶縁部材14bによって、一端がIGBT110のコレクタ端子110dに接続されたコンデンサC1が構成される。コレクタ電極113a、冷却器15及び絶縁部材14cによって、一端がIGBT113のコレクタ端子113bに接続されたコンデンサC3が構成される。エミッタ電極113c、冷却器16及び絶縁部材14dによって、一端がIGBT113のエミッタ端子113dに接続されたコンデンサC4が構成される。
同様に、図2に示すIGBT111、114の電極、冷却器15、16及び絶縁部材14e〜14hによってコンデンサC5〜C8が構成される。また、IGBT112、115の電極、冷却器15、16及び絶縁部材14i〜14lによってコンデンサC9〜C12が構成される。
冷却器15が共通であり、車体に接地されていることから、コンデンサC2、C3、C5、C8、C9、C12の他端は、互いに接続され車体に接地されることとなる。一方、冷却器16が共通であり、車体に接地されないことから、コンデンサC1、C4、C6、C7、C10、C11の他端は、互いに接続され車体から浮いた状態となる。
図1に示す駆動回路12は、制御回路13から出力される駆動信号に基づいて電力変換回路11を駆動する回路である。具体的には、IGBT110〜115毎に設けられ、IGBT110〜115をオン、オフする回路である。駆動回路12の駆動信号入力端子は、制御回路13に接続されている。また、出力端子は、IGBT110〜115のゲートにそれぞれ接続されている。
制御回路13は、外部から入力される指令に基づいてIGBT110〜115のオン、オフを制御するための駆動信号を出力する回路である。制御回路13の駆動信号出力端子は、駆動回路12の駆動信号入力端子にそれぞれ接続されている。図6に示すように、制御回路13は、車体に接地された冷却器15の上方、つまり冷却器15の反IGBT側に隣接して配置された配線基板18に実装されている。
次に、図1及び図2を参照してモータ制御装置の動作について説明する。
図1において、外部から指令が入力されると、モータ制御装置1は動作を開始する。制御回路13は、入力された指令に基づいてIGBT110〜115をオン、オフするための駆動信号を出力する。駆動回路12は、制御回路13から出力される駆動信号に基づいてIGBT110〜115を所定のタイミングでオン、オフして、バッテリB1の直流電圧を3相交流電圧に変換し、3相交流モータM1に供給する。
このとき、IGBT110〜115のスイッチングに伴って高周波ノイズが発生する。例えば、IGBT113のスイッチングに伴って発生したノイズは、バッテリB1の負極端子側の浮遊容量Cbpを経て車体へと続く経路1を介して車体にバイパスされる。また、コンデンサC4、C1を介してIGBT110へと続く経路2を介してバイパスされる。また、U相端子、3相交流モータM1のU相コイルLu及び浮遊容量Cmpを経て車体へと続く経路3を介して車体にバイパスされる。また、コンデンサC3を介して車体へと続く経路4を介して車体にバイパスされる。
ところで、従来のように、IGBTのコレクタ端子及びエミッタ端子に接続されたコンデンサが全て車体に接地されていた場合、IGBTのスイッチングに伴って発生したノイズは、全て車体にバイパスされることになる。しかし、モータ制御装置1においては、経路2に示すように、ノイズの一部が車体にバイパスされないこととなる。そのため、その分、コモンモードノイズを抑えることができる。
最後に、具体的効果について説明する。本実施形態によれば、前述したように、従来に比べ、車体にバイパスされるノイズの量を抑えることができる。そのため、簡素な構成でありながら、コモンモードノイズを抑えることができる。
また、本実施形態によれば、制御回路13は、接地された冷却器15の上方、つまり冷却器15の反IGBT側に隣接して配置された配線基板18に実装されている。IGBT110〜115のスイッチングに伴って発生したノイズは、空間にも放射される。しかし、IGBT110〜115と制御回路13との間には、接地された冷却器15が配置されている。そのため、IGBT110〜115の放射ノイズを確実に遮蔽することができる。
また、本実施形態によれば、IGBT110〜115は、保持機能を有する冷却器15、16によって、保持されるとともに冷却されている。そのため、モータ制御装置1の温度上昇を抑えることができる。
さらに、本実施形態によれば、冷却器15、16は、流通路150、160を備え、冷媒が流通する。そのため、冷却器15、16冷却効率を向上させることができる。
加えて、本実施形態によれば、IGBT110〜115は、保持機能を有する冷却器15、16によって一体的に保持されている。そのため、IGBT毎に保持する場合に比べ、部品点数を削減することができる。
なお、本実施形態では、コンデンサC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端が互いに接続され車体から浮き、コンデンサC2、C3、C6、C7、C10、C11の他端が互いに接続され車体に接地されている例を挙げているが、これに限られるものではない。これとは逆に、コンデンサC2、C3、C6、C7、C10、C11の他端が互いに接続され車体から浮き、コンデンサC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端が互いに接続され車体に接地されていてもよい。いずれか一方のみが接地されていればよい。
また、本実施形態では、コンデンサC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端が互いに接続され車体から浮いている例を挙げているが、これに限られるものではない。コンデンサC2、C3の他端、コンデンサC6、C7の他端、及び、コンデンサC10、C11の他端がそれぞれ接続され車体から浮いていてもよい。つまり、コンデンC1、C4、C5、C8、C9、C12の他端が各相毎に接続され車体から浮いていればよい。
1・・・モータ制御装置(電力変換装置)、10・・・平滑用コンデンサ、11・・・電力変換回路、110〜112・・・IGBT(高電位側スイッチング素子)、113〜115・・・IGBT(低電位側スイッチング素子)、110a・・・エミッタ電極(低電位側電極)、110b・・・エミッタ端子、110c・・・コレクタ電極(高電位側電極)、110d・・・コレクタ端子、113a・・・コレクタ電極(高電位側電極)、113b・・・コレクタ端子、113c・・・エミッタ電極(低電位側電極)、113d・・・エミッタ端子、12・・・駆動回路、13・・・制御回路(制御手段)、14a、14e、14i・・・絶縁部材(第2絶縁部材)、14b、14f、14j・・・絶縁部材(第1絶縁部材)、14c、14g、14k・・・絶縁部材(第3絶縁部材)、14d、14h、14l・・・絶縁部材(第4絶縁部材)、15、16・・・冷却器(保持部材)、150、160・・・流通路、17・・・連結部材、18・・・配線基板、B1・・・バッテリ、M1・・・3相交流モータ、Cmp、Cbp・・・浮遊容量
Claims (5)
- 高電位側電極及び低電位側電極を有する高電位側スイッチング素子と、
高電位側電極及び低電位側電極を有し、前記高電位側電極が前記高電位側スイッチング素子の前記低電位側電極に電気的に接続される低電位側スイッチング素子と、
前記高電位側スイッチング素子の前記高電位側電極及び前記低電位側電極にそれぞれ当接して配設される第1絶縁部材及び第2絶縁部材と、
前記低電位側スイッチング素子の前記高電位側電極及び前記低電位側電極にそれぞれ当接して配設される第3絶縁部材及び第4絶縁部材と、
前記高電位側スイッチング素子の前記高電位側電極及び前記低電位側電極にそれぞれ対向した状態で、前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材にそれぞれ当接して配設され、前記高電位側スイッチング素子を保持する導電性を有する第1保持部材及び第2保持部材と、前記低電位側スイッチング素子の前記高電位側電極及び前記低電位側電極にそれぞれ対向した状態で、前記第3絶縁部材及び前記第4絶縁部材にそれぞれ当接して配設され、前記低電位側スイッチング素子を保持する導電性を有する第3保持部材及び第4保持部材と、を備えた電力変換装置において、
前記第1保持部材及び前記第4保持部材は電気的に接続され、
前記第2保持部材及び前記第3保持部材は電気的に接続され、
電気的に接続された前記第1保持部材及び前記第4保持部材、又は、電気的に接続された前記第2保持部材及び前記第3保持部材のいずれか一方のみが接地されていることを特徴とする電力変換装置。 - 電気的に接続された前記第1保持部材及び前記第4保持部材、又は、電気的に接続された前記第2保持部材及び前記第3保持部材のうち、接地された一方の反スイッチング素子側に隣接して配置され、前記高電位側スイッチング素子及び前記低電位側スイッチング素子を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
- 前記第1保持部材及び前記第2保持部材は前記高電位側スイッチング素子を冷却し、
前記第3保持部材及び前記第4保持部材は前記低電位側スイッチング素子を冷却することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の電力変換装置。 - 前記第1保持部材、前記第2保持部材、前記第3保持部材及び前記第4保持部材は、内部に冷却媒体が流通することを特徴とする請求項3に記載の電力変換装置。
- 前記第1保持部材及び前記第4保持部材は一体的に形成され、
前記第2保持部材及び前記第3保持部材は一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
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| JP2008173295A JP2010016941A (ja) | 2008-07-02 | 2008-07-02 | 電力変換装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012196113A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-11 | Toyota Motor Corp | 電源装置 |
| JP2013034304A (ja) * | 2011-08-02 | 2013-02-14 | Toyota Motor Corp | 電力変換装置 |
| JP2013150488A (ja) * | 2012-01-23 | 2013-08-01 | Calsonic Kansei Corp | パワー半導体モジュール |
| JP2015149883A (ja) * | 2014-01-09 | 2015-08-20 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
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-
2008
- 2008-07-02 JP JP2008173295A patent/JP2010016941A/ja not_active Withdrawn
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| WO2015133024A1 (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-11 | 三菱電機株式会社 | 電力用半導体装置 |
| JPWO2015133024A1 (ja) * | 2014-03-06 | 2017-04-06 | 三菱電機株式会社 | 電力用半導体装置 |
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