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JP2010011061A - 無線通信システム - Google Patents

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健一郎 三治
Akira Takaoka
彰 高岡
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博道 内藤
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Abstract

【課題】スペクトラム拡散方式で通信を行う際に、同期捕捉に要する時間を従来よりも短縮して、応答性を向上させることが可能な無線通信システムを提供すること。
【解決手段】スライディング相関器(またはマッチドフィルタ)は、RF受信用車載機が実際の受信信号の受信を時刻t1の時点で開始したことにより、時刻t2の時点で同期捕捉の試行を開始できる状態になったとしても、直ちに同期捕捉の試行を開始することはなく、CPUからの同期点検索スタート制御信号を待つ。そして、時刻t3の時点で同期点検索スタート制御信号が到来したら、同期点検索エンド制御信号が到来する時刻t4の時点までを検索期間として、この検索期間内に開始点がある周期を対象に、同期捕捉の試行を開始する。その結果、時刻t3を開始点とする受信信号を1周期分受信した時刻t5の時点で同期捕捉に成功すれば、以降は、逆拡散復調を行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、利用者が携帯する携帯機から車両に搭載される車載機へ無線信号を伝送する際、スペクトラム拡散方式で無線信号を伝送する無線通信システムに関する。
スペクトラム拡散方式は、送信装置側において原信号を拡散符号で拡散変調して送信し、受信装置側において受信信号を拡散符号で逆拡散復調する周知の通信方式である。このスペクトラム拡散方式において、受信信号を逆拡散する際には、受信信号と拡散符号との同期捕捉が必要となる。
このような拡散符号の同期捕捉を行うための代表的な手法としては、スライディング相関器を用いる方式(以下、従来技術1という。)や、マッチドフィルタを用いる方式(以下、従来技術2という。)が知られている。
また、これらの方式以外にも、受信信号と拡散符号の一致・不一致の数をカウントして、最終までカウントすることなく、あるスレッシュレベルで同期捕捉ができているかどうかを判断することで、処理数を減らして同期捕捉を高速にする手法(以下、従来技術3という。)、拡散された送信信号のビット間に非拡散のプリアンブルを挿入して、受信装置側では非拡散のプリアンブルから同期タイミングを検出する手法(以下、従来技術4という。)なども提案されている(特許文献2参照)。
特開平5−219011号公報 特開平8−237170号公報
しかしながら、スライディング相関器を用いる方式(上記従来技術1)では、適当な開始点から1周期分の受信信号を受信し、1周期分の拡散符号との積和演算を行って同期点かどうかを判断する、という一連の処理を、同期点が見つかるまで、開始点をずらしながら何度も繰り返すことになる。
そのため、多くの場合、同期点が見つかるまでには、上記のような一連の処理を、かなりの回数にわたって繰り返すことになるので、同期捕捉に長時間を要することとなり、システムの応答性を悪化させる要因となっている。
一方、マッチドフィルタを用いる方式(上記従来技術2)では、開始点がずれた複数の重複する周期を対象にして、並列に拡散符号との積和演算を行って同期点かどうかを判断するので、重複のない周期を対象に繰り返し積和演算を行う上記従来技術1に比べ、より高速な同期捕捉を実現できる。
しかし、上記従来技術2の場合、複数のスライディング相関器を並列に設けたものに相当する構成となるので、回路規模(アナログで逆拡散する場合)またはゲート数(デジタルで逆拡散する場合)が激増し、コストの増加、回路規模の肥大化、消費電流の増加が問題となる。また、受信信号と拡散符号との相関(自己相関)をとる処理を並列に実行することで、同期捕捉の高速化を図ってはいるものの、相関(自己相関)をとる処理が実行される回数自体は、上記従来技術1と差異がない。
さらに、上記従来技術3の場合は、同期捕捉が完了するまで送信装置は固定値データしか送信しない条件が必要であり、しかも、同期捕捉が完了したことを送信装置へ伝える手段が必要である。そのため、同期捕捉が完了してからデータが受信されるまでに、相応の時間を要することになる。
また、上記従来技術4の場合、非拡散のプリアンブル分だけ通信時間が余分にかかるため、同期捕捉後の通常のデータ送受信時には、プリアンブル分だけ伝送速度が悪化してしまうという問題がある。
つまり、上記従来技術3,4では、同期捕捉そのものがいくらか容易になるとしても、送信装置側に余計な構成が増えたり、同期捕捉後のデータ伝送速度に悪影響が及んだりするなどの問題があった。
本発明は、上記のような諸問題を解決するためになされたものであり、その目的は、逆拡散の際に同期捕捉に要する時間を従来よりも短縮して、応答性を向上させることが可能な無線通信システムを提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
請求項1に記載の無線通信システムにおいて、車載機は、同期信号を携帯機へと送信することにより、車載機側で決めた基準周期を携帯機側へ伝達する。そして、その同期信号を受信した携帯機は、同期信号との同期をとって携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された無線信号を車載機へと送信する。すなわち、この無線通信システムにおいては、同期信号に基づいて車載機と携帯機との間で同期調整が行われる。
ここで、上記同期調整によって「車載機側で決めた基準周期」と「車載機が携帯機から受信した無線信号を逆拡散復調する際に同期させるべき実際の周期」との「ずれ」(以下、単に「周期のずれ」という)を、無視できるほど小さくすることができる理想的な場合を想定すると、車載機は、受信した無線信号に基づく同期捕捉を行わなくても、自ら管理する基準周期との同期をとって車載機側拡散符号を変動させるだけで、その車載機側拡散符号を用いて、携帯機から受信した無線信号を逆拡散復調することができるものと考えられる。
しかし、一般的に、携帯機は低消費電力を目的として車載機からの電波が無い状態ではSleepモードになっており、車載機からの電波をRSSI(Received Signal Strength Indicator)により検知した後に携帯機をWakeモードへと切り替える仕組みになっている。そのため、車載機と携帯機との距離が変わると、携帯機のRSSIによる検知時間にも変化が生じ、この検知時間にはある程度の範囲内でばらつきが生じることになる。また、車載機および携帯機それぞれの回路遅延時間にもある程度の範囲内でばらつきがある。そのため、これらのばらつきの総和が大きくなると、上記「周期のずれ」は、無視できない程度まで大きくなる。この場合、車載機は、自ら管理する基準周期との同期をとって車載機側拡散符号を変動させても、そのような周期で変動する車載機側拡散符号では、携帯機から受信した無線信号を逆拡散復調することができなくなる。
ただし、上記「周期のずれ」は、同期調整が全く行われていない場合、基準周期1周期分にわたる範囲内で、どの程度ずれているのかが不明となるのに対し、同期信号に基づく同期調整が行われている場合は、ごく僅かな範囲内のずれに収まることになり、極端に大きくずれることはない。しかも、上記「周期のずれ」がどの程度の範囲内に収まるのかは、例えば実験結果やシミュレーション結果から予測することができる。
そこで、この無線通信システムにおいては、「車載機側で決めた基準周期」と「車載機が携帯機から受信した無線信号を逆拡散復調する際に同期させるべき実際の周期」との間に、どの程度のずれが生じ得るのかをあらかじめ予測しておき、そのようなずれが生じ得る範囲を対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行うことにした。
より具体的には、どの程度のずれが生じ得るのかをあらかじめ予測した結果から、あらかじめ第1補正時間および第2補正時間を決めておくことにより、車載機が、基準周期と第1補正時間とに基づいて特定可能な「基準周期の開始点との間の時間差が第1補正時間となる時点」を検索スタート点、基準周期と第2補正時間とに基づいて特定可能な「基準周期の開始点との間の時間差が第2補正時間となる時点」を検索エンド点、検索スタート点から検索エンド点に至る期間として特定可能な「基準周期よりも短い期間」を検索期間として、これらを特定できるようにした。
このような検索期間は、上述の如き「ずれ」を考慮しても、「車載機が携帯機から受信した無線信号を逆拡散復調する際に同期させるべき実際の周期」の開始点が確実に含まれる期間となる。そのため、車載機は、受信した無線信号の内、上記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行えば、同期点を検出することができる。そして、同期捕捉に成功したら、後は、受信した無線信号との同期をとって車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて、携帯機から受信した無線信号の逆拡散復調を行うことができる。
したがって、以上のような無線通信システムによれば、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行う際に、その候補となる周期を、上記検索期間内に開始点がある周期のみに絞り込むことができるので、同期信号による同期調整を行うことなく同期捕捉を試行する一般的な方式とは異なり、基準周期1周期分の期間内に開始点がある周期すべてを候補として同期捕捉を行う必要がなく、同期捕捉完了までに要する時間を格段に短縮し、システムの応答性を向上させることができる。
請求項2に記載の無線通信システムは、車載機が携帯機へ応答要求信号を送信する際に、上述の同期信号を送信する。そして、その応答要求信号に応じた携帯機が車載機へ応答信号を送信する際に、同期信号との同期をとって携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された応答信号を車載機へと送信する。
車載機は、受信した応答信号の内、上記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行うことで、同期点を検出する。そして、同期捕捉に成功したら、後は、受信した応答信号との同期をとって車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて、携帯機から受信した応答信号の逆拡散復調を行う。
したがって、以上のような無線通信システムによれば、いわゆるスマートエントリー機能のような、車載機側からの応答要求信号送信を契機として、携帯機を含むシステム全体が作動を開始する仕組みになっている無線通信システムにおいて、同期捕捉完了までに要する時間を格段に短縮し、システムの応答性を向上させることができる。
請求項3に記載の無線通信システムは、車載機が携帯機へ応答要求信号を再送信する際に、上述の同期信号を送信する。そして、その応答要求信号に応じた携帯機が車載機へ応答信号を再送信する際に、同期信号との同期をとって携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された応答信号を車載機へと送信する。
車載機は、受信した応答信号の内、上記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行うことで、同期点を検出する。そして、同期捕捉に成功したら、後は、受信した応答信号との同期をとって車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて、携帯機から受信した応答信号の逆拡散復調を行う。
したがって、車載機が携帯機からの応答信号受信に失敗した場合に、車載機側から応答要求信号の再送信が行われる仕組みを持つ無線通信システムにおいて、応答信号を再受信する際にも、同期捕捉完了までに要する時間を格段に短縮し、無線通信システムの応答性を向上させることができる。
特に、正常な送受信ができなかったら送受信の再試行が何回か繰り返される構成を採用している場合には、通常、同期捕捉に要する時間が再試行の回数分だけ蓄積されるので、請求項3に記載の構成を採用することによって、1回の同期捕捉が完了までに要する時間を短縮すれば、格段に応答性を向上させることができる。
請求項4に記載の無線通信システムは、携帯機からの最初の指令信号は、車載機側とは非同期で送信されるものの、車載機が携帯機からの指令信号を正常に受信できなかった場合には、車載機が携帯機へ再指令要求信号を送信する。そして、その再指令要求信号に応じた携帯機が車載機へ指令信号を再送信する際には、同期信号との同期をとって携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された指令信号を車載機へと再送信する。
車載機は、受信した応答信号の内、上記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行うことで、同期点を検出する。そして、同期捕捉に成功したら、後は、受信した指令信号との同期をとって車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて、携帯機から受信した指令信号の逆拡散復調を行う。
したがって、いわゆるリモートキーレスエントリー機能のような、携帯機側からの無線信号送信を契機として、車載機を含むシステム全体が作動を開始する仕組みになっている無線通信システムにおいても、車載機が携帯機からの1回目の指令受信に失敗した場合に、車載機側からの要請で、携帯機側から指令の再送信が行われる際には、以降、無線通信システムの応答性を向上させることができる。
特に、正常な送受信ができなかったら送受信の再試行が何回か繰り返される構成を採用している場合には、通常、同期捕捉に要する時間が再試行の回数分だけ蓄積されるので、請求項4に記載の構成を採用することによって、1回の同期捕捉が完了までに要する時間を短縮すれば、格段に応答性を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
[無線通信システムの構成]
以下に説明する無線通信システムは、車両の正規利用者が所持する特定の携帯機が車両周囲の無線通信エリア内に入ったときにドアのアンロック等の制御を実行する機能(いわゆるスマートエントリー機能)と、携帯機でのボタン操作に応じてドアのロック/アンロック等の制御を実行する機能(いわゆるリモートキーレスエントリー機能)とを兼ね備えたものである。
図1は、無線通信システムの構成を表すブロック図である。この無線通信システムは、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3を備えている。
これらの内、LF送信用車載機1からLF受信用・RF送信用携帯機2へは、LF帯の無線信号を送信することができる。また、LF受信用・RF送信用携帯機2からRF受信用車載機3へは、スペクトラム拡散方式でRF帯の無線信号を送信することができる。なお、LF送信用車載機1、およびRF受信用車載機3は、本発明でいう車載機に相当し、LF受信用・RF送信用携帯機2は、本発明でいう携帯機に相当する。
LF送信用車載機1は、CPU11、LF用変調機12、アンプ・フィルタ13、およびLF用送信アンテナ14などを備えている。CPU11は、同期信号を含んだLFデータを送出し、このLFデータが、LF用変調機12で変調されて、アンプ・フィルタ13に通されて、LF用送信アンテナ14へと伝送される。また、CPU11は、RF受信用車載機3にも同期信号を伝送可能に構成されている。
LF受信用・RF送信用携帯機2は、LF用受信アンテナ21、アンプ・フィルタ22、LF用復調機23、CPU24、XOR演算器25、RF用変調機26、アンプ・フィルタ27、RF用送信アンテナ28などを備えている。
LF送信用車載機1から伝送されるLF無線信号は、LF用受信アンテナ21によって受信され、アンプ・フィルタ22に通され、LF用復調機23で復調され、その結果、同期信号を含むLFデータがCPU24へと伝送される。
CPU24は、同期信号を含むLFデータが入力された場合、その同期信号によって指示された通りの同期を取って、RFデータおよび拡散符号を出力する。そして、CPU24から出力されるRFデータおよび拡散符号は、XOR演算器25へ入力され、そのXOR演算器25からの出力が、RF用変調機26で変調されて、アンプ・フィルタ27に通されて、RF用送信アンテナ28へと伝送される。
RF受信用車載機3は、RF用受信アンテナ31、アンプ・フィルタ32、RF用復調機33、スイッチ34、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)、拡散符号出力部36、同期検出部37、XOR演算器38、CPU39などを備えている。
LF受信用・RF送信用携帯機2から伝送されるRF無線信号は、RF用受信アンテナ31によって受信され、アンプ・フィルタ32に通されて、RF用復調機33で復調される。RF用復調機33からの出力は、スイッチ34によって出力先が切り替えられるが、同期捕捉前の時点においては、RF用復調機33からの出力が、スイッチ34を介してスライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)へと伝達される。
また、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)には、拡散符号出力部36から出力される拡散符号も入力され、これにより、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)では、RF用復調機33からの入力(受信信号)と拡散符号出力部36からの入力(拡散符号)とに基づいて、拡散符号1サイクル分の相関観察が行われる。
このとき、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)は、CPU39から出力される同期点検出スタート制御信号に基づいて、RF用復調機33からの入力(受信信号)の中から、CPU39に指示された開始点を特定し、その開始点から1周期分の信号を対象に、拡散符号1サイクル分の相関観察を行い、その結果を同期検出部37へと出力する。
また、このような1周期分の相関観察を完了したら、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)は、開始点を所定の単位時間だけずらした上で、その開始点から1周期分の信号を対象に、拡散符号1サイクル分の相関観察を行う。以降は、開始点を所定の単位時間分ずつずらしながら同様の処理が繰り返されることになり、この繰り返し処理は、同期点を検出するか、CPU39から同期点検出エンド制御信号が到来するまで続けられることになる。
ちなみに、スライディング相関器35の場合とマッチドフィルタ35の場合とでは、相関観察の結果を同期検出部37へ出力するタイミングおよび頻度が変わる。具体的には、最初に相関観察の結果を同期検出部37へ出力した後、スライディング相関器35の場合は、開始点を所定の単位時間分だけずらしてから、再び1周期分の受信信号を受信した上で、相関観察の結果を同期検出部37へ出力することになる。一方、マッチドフィルタ35の場合は、既に受信済みの受信信号の一部が、次以降の周期の相関観察を行うためにも並列に利用されていて、新たに所定の単位時間分の受信信号を受信すれば、開始点を所定の単位時間分だけずらした範囲について、相関観察の結果が同期検出部37へ出力される。
このような違いそのものは、本実施形態特有のものではなく、スライディング相関器とマッチドフィルタの本質的な違いであるが、このような違いがあるので、CPU39が同期点検出スタート制御信号を出力した後、同期点検出エンド制御信号を出力するタイミングは、スライディング相関器35またはマッチドフィルタ35のいずれを採用するかに合わせて最適化する必要がある。
さて、以上のような相関観察がスライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)で行われる結果、同期検出部37には相関観察の結果が出力されるので、その出力結果に基づいて同期検出部37は同期点か否かを判断し、同期点であると判断した時点で、スイッチ34を切り替えるとともに、XOR演算器38を作動させる。
スイッチ34が切り替えられると、RF用復調機33からの出力は、XOR演算器38へと入力される。また、拡散符号出力部36から出力される拡散符号もXOR演算器38へと入力される。そして、XOR演算器38から出力されるRFデータがCPU39へと伝送される。XOR演算器25から出力されるRFデータは、逆拡散されたデータであり、このRFデータが得られた場合、CPU39は、各種機能を制御するために必要となる処理を実行する。
ちなみに、各種機能を制御するために必要となる処理は、CPU39が直接実行せず、他のCPUを備えた別の制御部が実行するようになっていればよく、この場合、CPU39は、正常に逆拡散されたRFデータを別の制御部へ伝送すればよい。
また、受信したRFデータ中のコードとメモリに記憶しているコードとが一致しているか否かを検証する等、認証処理の一部または全部をCPU39で実行してから、認証条件の一部または全部が成立の場合に、その旨を別の制御部へ伝送すると、その別の制御部が各種機能を制御するために必要となる処理を実行するようになっていてもよい。
なお、各種機能を制御する処理としては、ドアロックの制御に関する処理や、エンジンの始動制御に関する処理等を挙げることができるが、これらは、この種の無線通信システムにおける周知の制御であり、本発明の要部とは直接関連しない事項になるので、これ以上の具体的な説明は省略する。
[同期捕捉タイミングの具体的事例]
次に、上記無線通信システムによる同期捕捉タイミングについて、具体的な事例を挙げて説明する。
図2は、LF送信用車載機1が規定した基準周期と、LF受信用・RF送信用携帯機2から受信する実際の受信信号の一例と、その受信信号に基づいて一般的なスライディング相関器で同期捕捉を行う場合の同期捕捉例と、上述した同期点検索スタート・エンド制御を行って同期捕捉を行う場合の同期捕捉例とを併記したタイミングチャートである。
LF送信用車載機1は、自ら基準周期を決定する立場にあり、LF受信用・RF送信用携帯機2およびRF受信用車載機3は、LF送信用車載機1から伝達される同期信号に基づいて、LF送信用車載機1と同期をとって作動しようとする。つまり、無線通信システムにおいては、同期信号に基づいてLF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3の間で同期調整が行われる。
ただし、通常、LF送信用車載機1とLF受信用・RF送信用携帯機2との間の距離によってLF受信用・RF送信用携帯機2内のRSSIの検知時間は変化するため、この検知時間にはある程度の範囲内でばらつきがある。また、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3それぞれの回路遅延時間にもある程度の範囲内でばらつきがある。
そのため、これらのばらつきの総和が大きくなると、基準周期と実際の受信信号との間には、図2に示すような「周期のずれ」が生じてしまう。すなわち、基準周期が時刻t0を開始点とした周期であっても、実際の受信信号は時刻t1を開始点とした周期になってしまうことがある。
この場合、RF受信用車載機3は、LF送信用車載機1が管理する基準周期との同期をとって拡散符号を変動させても、そのような周期で変動する拡散符号では、LF受信用・RF送信用携帯機2から受信した無線信号を逆拡散復調することができなくなる。したがって、この場合、スライディング相関器やマッチドフィルタを利用して、受信信号に基づく同期捕捉を行わざるを得なくなる。
ここで、一般的なスライディング相関器を使って、基準周期とは非同期での同期捕捉を行う事例について説明すると、例えば、実際の受信信号の受信を時刻t1の時点で開始し、時刻t2の時点で同期捕捉の試行を開始できる状態になった場合、時刻t2の時点から1周期分の信号を受信して、1周期分の拡散符号との積和演算を行い、その結果から同期点かどうかを判断することになる。
この時点で、同期点ではないとの判断がなされた場合、同期捕捉に失敗したことになるので、引き続き、受信信号と拡散符号の周期を相対的に所定時間だけずらしながら、同期点が見つかるまで積和演算が繰り返されることになる。そして、何度か積和演算を繰り返した結果、時刻t6の時点で同期点であるとの判断がなされたら、この時点で同期捕捉に成功したことになるので、以降は、受信信号と拡散符号との同期を維持して逆拡散復調を行うことになる。
なお、図2に示した事例は、図示を簡単にするため、データ1ビットを拡散符号で7チップに拡散する場合を例示してあるので、同期捕捉に5回失敗した後、6回目に同期捕捉に成功しているが、データ1ビットを数十チップ、あるいは数百チップに拡散する場合は、通常、同期捕捉に失敗する期間はさらに増大するおそれがある。さらに、チップ内のずれを考慮すると、1チップ内で数サンプルの点において同期捕捉する必要があり、同期に失敗する期間はさらに増大するおそれがある。
これに対し、RF受信用車載機3においては、基準周期と実際の受信信号との間に、どの程度の「周期のずれ」が発生するのかを、実験結果やシミュレーション結果から予測してあり、そのようなずれが生じ得る範囲を対象に、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)を利用した同期捕捉を行っている。
より具体的には、どの程度のずれが生じ得るのかをあらかじめ予測した結果から、あらかじめ第1補正時間T1および第2補正時間T2を決めてあり、RF受信用車載機3が、基準周期と第1補正時間T1とに基づいて特定可能な「基準周期の開始点との間の時間差が第1補正時間T1となる時点」を検索スタート点、基準周期と第2補正時間T2とに基づいて特定可能な「基準周期の開始点との間の時間差が第2補正時間T2となる時点」を検索エンド点、検索スタート点から検索エンド点に至る期間として特定可能な「基準周期よりも短い期間」を検索期間として、これらを特定できるようにした。
このような検索期間は、上述の如き「周期のずれ」を考慮しても、実際の受信信号が持つ周期の開始点が確実に含まれる期間となる。そのため、RF受信用車載機3は、受信信号の内、上記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)を利用した同期捕捉を行えば、同期点を検出することができる。
より具体的には、CPU39は、CPU11から伝達される同期信号(基準周期)と、あらかじめ定められた第1補正時間T1および第2補正時間T2に基づいて、検索スタート点および検索エンド点を特定して、これら検索スタート点および検索エンド点を伝達するための制御信号(同期点検索スタート・エンド制御信号)を、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)に伝達する。
スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)は、例えば、RF受信用車載機3が実際の受信信号の受信を時刻t1の時点で開始したことにより、時刻t2の時点で同期捕捉の試行を開始できる状態になったとしても、直ちに同期捕捉の試行を開始することはなく、CPU39からの同期点検索スタート制御信号を待つ。そして、時刻t3の時点で同期点検索スタート制御信号が到来したら、同期点検索エンド制御信号が到来する時刻t4の時点までを検索期間として、この検索期間内に開始点がある周期を対象に、同期捕捉の試行を開始する。
その結果、図2に例示した事例の場合は、時刻t3を開始点とする受信信号を1周期分受信した時刻t5の時点で同期捕捉に成功することとなり、以降は、受信信号と拡散符号との同期を維持して逆拡散復調を行うことになる。
なお、図2に示した事例は、たまたま最短時間で同期捕捉に成功した事例を示してあり、検索期間内に開始点がある部分を対象に同期捕捉を行っても、検索期間の範囲によっては何度か同期捕捉に失敗する可能性はある。しかし、データ1ビットを数十チップ、あるいは数百チップに拡散する場合、通常、数十回、数百回と同期捕捉に失敗する可能性があるのに対し、その中で検索期間が周期全体の1/nに絞り込まれていれば、同期捕捉に失敗する回数は1/nに減らすことができる。
より詳しくは、例えば、伝送速度を1/Abps(1bitの時間:A秒)、電波伝搬時間のばらつきおよび回路遅延時間のばらつきの総和の時間をL秒(A>L)とすると、同期検出の対象範囲はA秒の期間からL秒の期間まで減少する。これは、同期検出のための処理数がL/Aにまで減ることを意味する。したがって、従来のスライディング相関器又はマッチドフィルタのみを使用したときの同期捕捉に要する時間をB秒とすると、上記RF受信用車載機3では、同期検出対象を絞ることで、B×(L/A)秒まで短縮できることになる。
さらに具体的な数値を挙げて説明すると、例えば、伝送速度A=1kbps(1bitの時間:1.0ミリ秒)、ばらつきの総和の時間が200マイクロ秒、通常のスライディング相関器のみを使用した場合に同期捕捉に要する時間を500ミリ秒とすると、上記RF受信用車載機3では、同期検出の対象範囲が1.0ミリ秒から200マイクロ秒に絞れたことによって、500ミリ秒×(200マイクロ秒/1.0ミリ秒)=100ミリ秒にまで低減できるのである。
したがって、以上説明したような検索期間に基づく同期捕捉を行えば、同期信号による同期調整を行うことなく同期捕捉を試行する一般的な方式とは異なり、基準周期1周期分の期間内に開始点がある周期すべてを候補として同期捕捉を行う必要がなくなるので、同期捕捉完了までに要する時間を格段に短縮することができ、システムの応答性を向上させることができる。
[スマートエントリー機能利用時に実行される処理]
次に、スマートエントリー機能利用時に、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3のそれぞれにおいて実行される処理について、図3および図4のフローチャートに基づいて説明する。
これらの処理は、最初にLF送信用車載機1において実行される処理が契機となって、LF受信用・RF送信用携帯機2が応答信号を返した場合に進行することになる処理である。
具体的には、まず、LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S105)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号を含むLF無線信号(=応答要求信号)を送信する(S110)。
このとき、RF受信用車載機3は、上記S105の処理によって送信された同期信号を受信する(S305)。また、LF受信用・RF送信用携帯機2が車両近傍の通信エリア内に存在する場合、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S110の処理によって送信された同期信号を受信する(S205)。
なお、図3に示したフローチャート上では、便宜上、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信した後に、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号を送信しているが、後述する処理において、LF受信用・RF送信用携帯機2側とRF受信用車載機3側との同期がとれれば、同期信号の送信順序は特に限定されない。
また、LF受信用・RF送信用携帯機2へ送信される同期信号、およびRF受信用車載機3へ送信される同期信号は、LF受信用・RF送信用携帯機2側とRF受信用車載機3側との同期がとれるような信号であれば、同一のデータ構造を持つ信号である必要はない。
さて、S205の処理によって同期信号を受信したLF受信用・RF送信用携帯機2は、続いて、同期信号に基づく同期調整を行う(S210)。具体的には、CPU24からXOR演算器25へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)処理を実行し(S215)、拡散処理が施されたRF無線信号(=応答信号)を送信する(S220)。S215の処理では、上記S210の処理で周期が調整された拡散符号を利用して拡散処理が行われる。
なお、S220の処理において、RF無線信号の送信周波数としては周波数#1を使用する。この周波数#1を使用することは、システム内であらかじめ取り決めてあってもよいし、上記S110、S205の処理によってLF無線信号を伝送する際に、LF送信用車載機1からLF受信用・RF送信用携帯機2へ通知するようになっていてもよい。
一方、S305の処理によって同期信号を受信したRF受信用車載機3も、同期信号に基づく同期調整を行う(S310)。具体的には、CPU39からXOR演算器38へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、上記S220の処理によって送信されたRF無線信号(=応答信号)を受信する(S315)。なお、このS315の処理では受信周波数として上述の周波数#1が使用される。
S315の処理によってRF無線信号を受信した場合、RF受信用車載機3は、既に説明した同期点検索スタート・エンド制御信号に基づく同期捕捉処理を実行し(S321)、その処理結果から同期点を検出する(S322)。ここでの同期検出は、既に説明した通り、一般的なスライディング相関器(またはマッチドフィルタ)で、周期全体の中で開始点をずらしながら同期点を探す場合に比べ、同期点検出までに要する時間を格段に短縮できる。
そして、同期点を検出したら、RF受信用車載機3は、同期検出信号に基づく逆拡散処理を実行し(S323)、逆拡散に成功したか否かを判断する(S325)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S325:成功)、各種機能動作開始のための処理を実行する(S330)。
なお、S330の処理は、LF受信用・RF送信用携帯機2の認証を経て、最終的にはドアロックの制御に関する処理やエンジンの始動制御に関する処理等に至るものである。ただし、既に説明した通り、RF受信用車載機3は、他の制御部へ逆拡散に成功した旨の情報のみを通知し、その通知を受けた他の制御部が各種制御を実行するようになっていればよい。
一方、S330の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S330:失敗)、外来ノイズ(妨害波)等に起因して、周波数#1での通信が適切に実施できない環境となっている可能性がある。そこで、その場合、RF受信用車載機3は、図4に示すように、逆拡散に失敗した旨の情報を、LF送信用車載機1に対して通知する(S350)。
この場合、LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3からの通知を受信し(S150)、再びRF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S155)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号および周波数変更情報を含むLF無線信号(=応答要求信号)を送信する(S160)。
S160の処理で送信される周波数変更情報は、先に使用した周波数#1とは異なる周波数#2を使用することを、RF受信用車載機3に対して通知するための情報である。
これらの処理が実行された結果、RF受信用車載機3は、上記S155の処理によって送信された同期信号を受信する(S355)。また、LF受信用・RF送信用携帯機2が車両近傍の通信エリア内に存在する場合、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S160の処理によって送信された同期信号および周波数変更情報を受信する(S255)。
続いて、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S210の処理と同様に、同期信号に基づく同期調整を行う(S260)。そして、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S265)、拡散処理が施されたRF無線信号(=応答信号)を送信する(S270)。このS270の処理では、RF無線信号の送信周波数として、周波数#2が使用され、これにより、周波数#1の使用時受けた妨害の回避が図られる。
一方、S355の処理によって同期信号を受信したRF受信用車載機3も、上記S310の処理同様、同期信号に基づく同期調整を行う(S360)。そして、上記S270の処理によって送信されたRF無線信号(=応答信号)を受信する(S365)。なお、このS365の処理では受信周波数として上述の周波数#2が使用される。
S365の処理によってRF無線信号を受信した場合、RF受信用車載機3は、既に説明した同期点検索スタート・エンド制御信号に基づく同期捕捉処理を実行し(S371)、その処理結果から同期点を検出する(S372)。ここでの同期検出でも、一般的なスライディング相関器(またはマッチドフィルタ)で、周期全体の中で開始点をずらしながら同期点を探す場合に比べ、同期点検出までに要する時間を格段に短縮できる。
そして、同期点を検出したら、RF受信用車載機3は、同期検出信号に基づく逆拡散処理を実行し(S373)、逆拡散に成功したか否かを判断する(S375)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S375:成功)、各種機能動作開始のための処理を実行する(S380)。
一方、S380の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S380:失敗)、そのまま処理を終了する。すなわち、本実施形態においては、周波数#1で1度目のRF通信を試行し、その通信に失敗した場合は、周波数#2で2度目のRF通信を試行するが、さらにその通信に失敗した場合は、その時点でLF受信用・RF送信用携帯機2からの情報受信を断念する。
[リモートキーレスエントリー機能利用時に実行される処理]
次に、リモートキーレスエントリー機能利用時に、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3のそれぞれにおいて実行される処理について、図5および図6のフローチャートに基づいて説明する。
これらの処理は、最初にLF受信用・RF送信用携帯機2において実行される処理が契機となって、LF送信用車載機1が応答信号を返した場合に進行することになる処理である。すなわち、利用者がLF受信用・RF送信用携帯機2を操作すると、それによってLF受信用・RF送信用携帯機2が処理を開始する点が、上述のスマートエントリー機能利用時とは異なるものとなる。
具体的には、まず、利用者がLF受信用・RF送信用携帯機2の操作部(図示略)において所定の操作を行うと、LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S515)、拡散処理が施されたRF無線信号(=指令信号)を送信する(S520)。
S515の処理では、拡散符号を利用して拡散処理が行われるが、先に説明したS215の処理とは異なり、拡散符号はRF受信用車載機3とは非同期のまま利用される。なお、S520の処理において、RF無線信号の送信周波数としては周波数#1を使用する。
一方、RF受信用車載機3は、上記S520の処理によって送信されたRF無線信号(=指令信号)を受信する(S615)。なお、このS615の処理では受信周波数として上述の周波数#1が使用される。
S615の処理によってRF無線信号を受信した場合、RF受信用車載機3は、同期捕捉処理を実行する(S621)。ただし、S621の処理では、先に説明した同期点検索スタート・エンド制御信号を使用せず、一般的なスライディング相関器(またはマッチドフィルタ)で、周期全体の中で開始点をずらしながら同期点を探す方法がとられる。
そして、その同期捕捉処理の結果から同期点を検出し(S622)、同期検出信号に基づく逆拡散処理を実行し(S623)、逆拡散に成功したか否かを判断する(S625)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S625:成功)、各種機能動作開始のための処理を実行する(S630)。なお、S630の処理は、LF受信用・RF送信用携帯機2の認証を経て、最終的にはドアロックの制御に関する処理等に至るものであるが、既に説明した通り、RF受信用車載機3は、他の制御部へ逆拡散に成功した旨の情報のみを通知し、その通知を受けた他の制御部が各種制御を実行するようになっていればよい。
一方、S630の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S630:失敗)、外来ノイズ(妨害波)等に起因して、周波数#1での通信が適切に実施できない環境となっている可能性がある。そこで、その場合、RF受信用車載機3は、図6に示すように、逆拡散に失敗した旨の情報を、LF送信用車載機1に対して通知する(S650)。
この場合、LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3からの通知を受信し(S450)、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S455)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号および周波数変更情報を含むLF無線信号(=再指令要求信号)を送信する(S460)。S460の処理で送信される周波数変更情報は、先に使用した周波数#1とは異なる周波数#2を使用することを、RF受信用車載機3に対して通知するための情報である。
これらの処理が実行された結果、RF受信用車載機3は、上記S455の処理によって送信された同期信号を受信する(S655)。また、LF受信用・RF送信用携帯機2が車両近傍の通信エリア内に存在する場合、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S460の処理によって送信された同期信号および周波数変更情報を受信する(S555)。
続いて、LF受信用・RF送信用携帯機2は、同期信号に基づく同期調整を行う(S560)。具体的には、CPU24からXOR演算器25へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S565)、拡散処理が施されたRF無線信号(=指令信号)を送信する(S570)。このS570の処理では、RF無線信号の送信周波数として、周波数#2が使用され、これにより、周波数#1の使用時受けた妨害の回避が図られる。
一方、S655の処理によって同期信号を受信したRF受信用車載機3も、同期信号に基づく同期調整を行う(S660)。具体的には、CPU39からXOR演算器38へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、上記S570の処理によって送信されたRF無線信号(=指令信号)を受信する(S665)。なお、このS665の処理では受信周波数として上述の周波数#2が使用される。
S665の処理によってRF無線信号を受信した場合、RF受信用車載機3は、既に説明した同期点検索スタート・エンド制御信号に基づく同期捕捉処理を実行し(S671)、その処理結果から同期点を検出する(S672)。
すなわち、上記S621の処理では、同期点検索スタート・エンド制御信号を使用しない一般的な方式で同期捕捉を行っていたが、S671の処理では、同期点検索スタート・エンド制御信号を使用する方式で同期捕捉を行う。したがって、ここでの同期検出は、既に説明した通り、一般的なスライディング相関器(またはマッチドフィルタ)で、周期全体の中で開始点をずらしながら同期点を探す場合に比べ、同期点検出までに要する時間を格段に短縮できる。
そして、同期点を検出したら、RF受信用車載機3は、同期検出信号に基づく逆拡散処理を実行し(S673)、逆拡散に成功したか否かを判断する(S675)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S675:成功)、各種機能動作開始のための処理を実行する(S680)。
一方、S680の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S680:失敗)、そのまま処理を終了する。すなわち、周波数#1で1度目のRF通信を試行し、その通信に失敗した場合は、周波数#2で2度目のRF通信を試行するが、さらにその通信に失敗した場合は、その時点でLF受信用・RF送信用携帯機2からの情報受信を断念する。
[上記実施形態の効果]
以上説明した無線通信システムによれば、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3が、同期信号による同期調整を行っているので、スライディング相関器35(またはマッチドフィルタ35)を利用した同期捕捉を行う際に、その候補となる周期を、あらかじめ決められた検索期間内に開始点がある周期のみに絞り込むことができる。
したがって、同期信号による同期調整を行うことなく同期捕捉を試行する一般的な方式とは異なり、1周期全体の期間内に開始点がある周期すべてを候補として、同期点かどうかを調べる必要がなく、同期捕捉完了までに要する時間を格段に短縮し、システムの応答性を向上させることができる。
特に、スマートエントリー機能利用時には、1回目のRF通信が行われる時点で、既にLF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3の同期がとられているので、無線通信システムの応答性がきわめて良好になる。
また、リモートキーレスエントリー機能利用時には、1回目のRF通信のみ、一般的な方式で同期捕捉が行われるものの、2回目以降のRF通信については、迅速に同期を捕捉できるようになるので、1回目のRF通信に失敗した場合に、それ以降のRF通信について、無線通信システムの応答性を向上させることができる。
加えて、上記無線通信システムによれば、RF通信を行う際に、スペクトラム拡散方式で通信を行うので、耐ノイズ性を向上させることができ、さらに、1回目のRF通信において通信に失敗した場合は、周波数を変更して2回目以降のRF通信を行うので、この点でも、耐ノイズ性を向上させることができる。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、スペクトラム拡散方式の具体的な例として、直接拡散方式(DSSS;Direct Sequence Spread Spectrum)での通信を行う例を挙げたが、スペクトラム拡散方式の別の具体例としては、周波数ホッピング方式(FHSS;Frequency Hopping Spread Spectrum)も挙げることができ、これらの方式はどちらを採用してもよい。また、DSSSとFHSSとを併用した方式であってもよい。
また、上記実施形態では、RF通信を行う際に、周波数#1、#2を使用して、総計2回まで通信を再試行する例を示したが、さらに周波数を変更して、3度目以降のRF通信を試行する構成や、周波数#1、#2の両方または片方によるRF通信を再び繰り返す構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態では、スマートエントリー機能、およびリモートキーレスエントリー機能の双方において、スペクトラム拡散方式での通信を行う例や、通信失敗時に通信を再試行する例を示したが、これらは任意に組み合わせて採用可能である。
すなわち、スマートエントリー機能についてのみ、スペクトラム拡散方式での通信を行ったり、通信失敗時に通信を再試行したりしてもよく、あるいは、リモートキーレスエントリー機能についてのみ、スペクトラム拡散方式での通信を行ったり、通信失敗時に通信を再試行したりしてもよい。
また、上記実施形態では、LF送信用車載機1からの同期信号に基づいて同期捕捉範囲を絞り込む方式と、一般的な同期捕捉方式について、状況に応じていずれか一方の方式で同期を捕捉する例について説明したが、これらの方式は併用することもできる。
具体的には、LF送信用車載機1からの同期信号に基づいて同期捕捉範囲を絞り込みながら、一般的な方式での同期捕捉も並行して実施する構成にしてもよい。このような構成を採用すれば、LF送信用車載機1からの同期信号に基づく同期捕捉範囲の絞り込みが適切になされているか否かを検証したり、さらに、LF送信用車載機1からの同期信号に基づく同期捕捉範囲の絞り込みが適切になされていなかった場合に、一般的な方式での同期捕捉に切り替えたりすることが可能となる。
このような構成を採用した場合でも、通常は、LF送信用車載機1からの同期信号に基づいて同期捕捉範囲を絞り込むことができるので、迅速な同期捕捉を行うことができる。しかも、同期信号にエラーが生じるといった偶発的な問題が発生した場合には、誤った同期信号に基づく同期捕捉範囲の絞り込みが行われたり同期捕捉範囲の絞り込みができなくなったりするのを防止できるので、より確実な同期捕捉を行うことができるようになる。
本発明の実施形態として説明した無線通信システムの内部構成を示すブロック図。 基準周期、実際の受信信号、一般的なスライディング相関器での同期捕捉例、同期点検索スタート・エンド制御を行って同期捕捉を行う場合の同期捕捉例を併記したタイミングチャート。 スマートエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その1)。 スマートエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その2)。 リモートキーレスエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その1)。 リモートキーレスエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その2)。
符号の説明
1・・・LF送信用車載機、2・・・LF受信用・RF送信用携帯機、3・・・RF受信用車載機、11,24,39・・・CPU、12・・・LF用変調機、13,22,27,32・・・アンプ・フィルタ、14・・・LF用送信アンテナ、21・・・LF用受信アンテナ、23・・・LF用復調機、25,38・・・XOR演算器、26・・・RF用変調機、28・・・RF用送信アンテナ、31・・・RF用受信アンテナ、33・・・RF用復調機、34・・・スイッチ、35・・・スライディング相関器(またはマッチドフィルタ)、36・・・拡散符号出力部、37・・・同期検出部。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される車載機と利用者が携帯する携帯機とで構成され、前記車載機と前記携帯機との間で相互に無線信号を伝送可能で、前記携帯機側から前記車載機側へ無線信号を伝送する際、前記携帯機は、携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された無線信号を前記車載機へと送信する一方、前記車載機は、前記携帯機側拡散符号と同一の車載機側拡散符号を用いて前記携帯機から受信した無線信号の逆拡散復調を行うことにより、前記車載機と前記携帯機がスペクトラム拡散方式で通信を行う無線通信システムであって、
    前記車載機は、車載機側で決めた基準周期を携帯機側へ伝達するために同期信号を前記携帯機へと送信し、
    前記携帯機は、前記同期信号を前記車載機から受信した場合には、前記同期信号との同期をとって前記携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された無線信号を前記車載機へと送信し、
    前記車載機は、前記同期信号の送信後に前記拡散変調された無線信号を前記携帯機から受信した場合には、前記基準周期とあらかじめ決められた第1補正時間とに基づいて特定可能な「前記基準周期の開始点との間の時間差が前記第1補正時間となる時点」を検索スタート点、前記基準周期とあらかじめ決められた第2補正時間とに基づいて特定可能な「前記基準周期の開始点との間の時間差が前記第2補正時間となる時点」を検索エンド点、前記検索スタート点から前記検索エンド点に至る期間として特定可能な「前記基準周期よりも短い期間」を検索期間として、前記受信した無線信号の内、前記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行い、前記同期捕捉に成功したら、前記受信した無線信号との同期をとって前記車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて前記携帯機から受信した無線信号の逆拡散復調を行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記車載機が前記携帯機へ応答要求信号を送信すると、前記応答要求信号を受信した前記携帯機が前記車載機へ応答信号を送信し、前記応答信号を受信した前記車載機が、前記応答信号中に含まれる情報に基づいて前記携帯機の認証を行い、当該認証が成立した場合に、前記車載機による各種制御が実行されるように構成されており、
    前記車載機は、前記携帯機へ前記応答要求信号を送信する際に、前記同期信号を前記携帯機へと送信し、
    前記携帯機は、前記車載機へ前記応答信号を送信する際に、前記同期信号との同期をとって前記携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された前記応答信号を前記車載機へと送信し、
    前記車載機は、前記同期信号の送信後に前記拡散変調された応答信号を前記携帯機から受信した場合に、受信した前記応答信号の内、前記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、前記同期捕捉を行い、前記同期捕捉に成功したら、受信した前記応答信号との同期をとって前記車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて前記携帯機から受信した前記応答信号の逆拡散復調を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記車載機が前記応答信号を正常に受信できなかった場合に、前記車載機が前記携帯機へ前記応答要求信号を再送信すると、再送信された前記応答要求信号を受信した前記携帯機が送信周波数を変更して前記車載機へ前記応答信号を再送信し、再送信された前記応答信号を受信した前記車載機が、前記応答信号中に含まれる情報に基づいて再び前記携帯機の認証を行い、当該認証が成立した場合に、前記車載機による各種制御が実行されるように構成されており、
    前記車載機は、前記携帯機へ前記応答要求信号を再送信する際に、前記同期信号を前記携帯機へと再送信し、
    前記携帯機は、前記車載機へ前記応答信号を再送信する際に、再送信された前記同期信号との同期をとって前記携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された前記応答信号を前記車載機へと送信し、
    前記車載機は、前記同期信号の再送信後に前記拡散変調された応答信号を前記携帯機から受信した場合に、受信した前記応答信号の内、前記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、前記同期捕捉を行い、前記同期捕捉に成功したら、受信した前記応答信号との同期をとって前記車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて前記携帯機から受信した前記応答信号の逆拡散復調を行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記携帯機が前記車載機へ指令信号を送信し、前記指令信号を受信した前記車載機が、前記指令信号中に含まれる情報に基づいて前記携帯機の認証を行い、当該認証が成立した場合に、前記車載機による各種制御が実行されるように構成されており、
    前記携帯機は、前記車載機へ前記指令信号を送信する際に、携帯機側で決めた「前記基準周期と同じ長さの周期」にて前記携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された前記指令信号を前記車載機へと送信し、
    前記車載機は、拡散変調された前記指令信号を前記携帯機から受信した場合には、受信した前記指令信号を対象に、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用した同期捕捉を行い、前記同期捕捉に成功したら、受信した前記指令信号との同期をとって前記車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて前記携帯機から受信した前記指令信号の逆拡散復調を行うように構成され、
    さらに、前記車載機が前記指令信号を正常に受信できなかった場合に、前記車載機が前記携帯機へ前記再指令要求信号を送信すると、前記再指令要求信号を受信した前記携帯機が送信周波数を変更して前記車載機へ前記指令信号を再送信し、再送信された前記指令信号を受信した前記車載機が、前記指令信号中に含まれる情報に基づいて再び前記携帯機の認証を行い、当該認証が成立した場合に、前記車載機による各種制御が実行されるように構成されており、
    前記車載機は、前記携帯機へ前記再指令要求信号を送信する際には、前記同期信号を前記携帯機へと送信し、
    前記携帯機は、前記車載機へ前記指令信号を再送信する際に、前記同期信号との同期をとって前記携帯機側拡散符号を変動させるとともに、当該携帯機側拡散符号を用いて拡散変調された前記指令信号を前記車載機へと再送信し、
    前記車載機は、前記同期信号の送信後に前記拡散変調された指令信号を前記携帯機から受信した場合に、受信した前記指令信号の内、前記検索期間内に開始点がある部分だけを対象に、前記同期捕捉を行い、前記同期捕捉に成功したら、受信した前記指令信号との同期をとって前記車載機側拡散符号を変動させるとともに、当該車載機側拡散符号を用いて前記携帯機から受信した前記指令信号の逆拡散復調を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
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