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JP2010098281A - Memsセンサ及びその製造方法 - Google Patents

Memsセンサ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 支持導通部(アンカ部)等と配線基板間のAl層を備える接合構造に関し、特に、前記Al層の接合表面の酸化を抑制でき、適切に共晶接合又は拡散接合できるMEMSセンサを提供することを目的としている。
【解決手段】 支持導通部12の表面12aには、第1の接続金属層41が形成される。第1の接続金属層41はAl層51と、その表面51aに形成された酸化防止層52との積層構造で形成される。配線基板2の表面には第2の接続金属層31が形成される。第2の接続金属層31及び酸化防止層52は例えばGeで形成される。そして、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31とが共晶接合又は拡散接合される。
【選択図】図6

Description

本発明は、シリコン基板を微細加工して形成されたMEMSセンサ及びその製造方法に関する。
MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)センサは、SOI(Silicon on Insulator)基板を構成するSOI層を微細加工することで、可動電極部と固定電極部が形成される。この微細なセンサは、可動電極部の動作により、加速度センサ、圧力センサ、振動型ジャイロ、またはマイクロリレーなどとして使用される。
図14は、従来のMEMSセンサの部分断面図、図15は、図14に示す支持導通部(アンカ部)と配線基板間を接合する前の状態を示す拡大断面図である。
図14に示すMEMSセンサは、支持基板200、酸化絶縁層203及びSOI層210にて構成されるSOI基板と、SOI基板に対向して設けられた配線基板211とを有して構成される。
可動電極部及び固定電極部で構成される可動領域201と、可動電極部及び固定電極部の各支持導通部202は前記SOI層210を微細加工して形成されたものである。
図14,図15に示すように支持導通部202の表面202aには第1の接続金属層212が設けられている。
配線基板211は、シリコン基板204、絶縁層205、及び、リード層206等を備えて構成され、前記支持導通部202と対向する表面に第2の接続金属層213が形成されている。第2の接続金属層213はリード層206と電気的に接続されている。そして、第1の接続金属層212と第2の接続金属層213間を加熱しながら加圧して、第1の接続金属層212と第2の接続金属層213とが共晶接合される。
特開2005−236159号公報
例えば第1の接続金属層212はAlで形成され、第2の接続金属層213はGeで形成される。これにより、第1の接続金属層212と第2の接続金属層213とを共晶接合できる。
しかしながら、Alで形成された第1の接続金属層212の接合表面212aには図11に示すように自然酸化層214が形成されてしまう。
したがって、従来では、第1の接続金属層212と第2の接続金属層213とを適切に共晶接合するために、接合工程前に、自然酸化層214をエッチングにて除去することが必要となった。
特に、自然酸化層214を取り除いても、しばらくすれば、また第1の接続金属層212の接合表面212aに自然酸化層が形成されてしまうので、自然酸化層214の除去工程から接合工程に早急に移行することが必要であった。
また、Alで形成された第1の接続金属層212の厚みを、自然酸化層214の除去量を見込んである程度厚く形成しなければならず、また自然酸化層214の除去量にばらつきが生じやすく、それによるMEMSセンサの厚さ寸法のばらつきや、接合強度のばらつき等が生じやすくなっていた。
また、従来の構造では、Al層の表面に自然酸化層が残ることで、適切に共晶接合あるいは拡散接合できず、あるいは、接合むらが出来やすく、強固な接合強度を得ることが難しかった。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するものであり、支持導通部(アンカ部)等と配線基板間のAl層を備える接合構造に関し、特に、前記Al層の接合表面の酸化を抑制でき、適切に共晶接合又は拡散接合できるMEMSセンサ及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明におけるMEMSセンサは、支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
前記機能層には、前記中間層に固定支持されるとともに、前記配線基板と接合される接合層が形成されており、
前記接合層の表面に第1の接続金属層が形成され、前記配線基板の表面に第2の接続金属層が形成され、前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合されており、
前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、少なくとも一方の接続金属層は、Al層と、前記Al層の他方の接続金属層との接合表面に形成された酸化防止層と、を有して形成されていることを特徴とするものである。
これにより、Al層の接合表面の酸化を防止できる。したがって、第1の接続金属層と第2の接続金属層との接合強度を向上でき、MEMSセンサの機械的強度を向上させることができる。
本発明では、前記酸化防止層は、前記Al層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合を可能とする膜厚で形成されることが好ましい。具体的には、前記酸化防止層の膜厚は、50〜500Åの範囲内で形成されることが好ましい。このように酸化防止層を薄く形成することで、Al層に対する酸化防止機能を発揮させつつ、Al層と第2の接続金属層との共晶接合又は拡散接合を阻害するのを防止することができ、第1の接続金属層と第2の接続金属層とを強固に接合できる。
また本発明では、上記において、前記酸化防止層は、Alと共晶可能な又はAl層へ拡散可能な材質で形成されることが好ましい。これにより、第1の接続金属層と第2の接続金属層間の共晶接合又は拡散接合を効果的に促進させることができる。
さらに本発明では、上記において、前記第2の接続金属層は、少なくとも前記酸化防止層との接合表面側に、前記酸化防止層と同じ材質で形成された部分を有することが好ましい。これにより接合強度を効果的に高めることが出来る。
また本発明におけるMEMSセンサは、支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
前記機能層には、前記中間層に固定支持されるとともに、前記配線基板と接合される接合層が形成されており、
前記接合層の表面に第1の接続金属層が形成され、前記配線基板の表面に第2の接続金属層が形成され、前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合されており、
前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、一方の接続金属層は、Al層と、前記Al層の他方の接続金属層と対向する表面に形成された被覆層と、を有して形成されており、
前記被覆層は、前記他方の接続金属層と同じ材質で且つ前記他方の接続金属層よりも薄い膜厚で形成されていることを特徴とするものである。
これにより、Al層と被覆層との間で生じる共晶あるいは拡散を、第1の接続金属層と第2の接続金属層との共晶接合あるいは拡散接合の反応開始トリガー(反応開始の活性点)にでき、したがって、第1の接続金属層と第2の接続金属層との接合強度を向上でき、MEMSセンサの機械的強度を向上させることができる。
本発明では、前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に対して遠ざかる方向へ凹む凹部が形成されており、前記被覆層が前記凹部内に形成されていることが好ましい。
あるいは本発明では、前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に向けて突出する凸部が形成されており、前記被覆層が前記凸部の裾に位置する前記表面に形成されていることが好ましい。
上記により、第1の接続金属層と第2の接続金属層との接合強度をより効果的に向上でき、MEMSセンサの機械的強度をより向上させることができる。
また本発明では、例えば、前記接合層は、前記可動電極部及び前記固定電極部の夫々に接続される支持導通部である。あるいは、前記接合層は、前記可動電極部及び前記固定電極部と分離して形成され、前記可動電極部の可動領域を囲む枠体層であり、前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合されて、前記可動領域の外周を囲む金属シール層が形成されている。
また本発明では、前記配線基板は、シリコン基板と、前記シリコン基板の表面に、絶縁層とこの絶縁層の内部に埋設された前記可動電極部及び前記固定電極部の夫々に電気的に接続されるリード層と、前記第2の接続金属層と、を有して形成されることが好ましい。これにより配線基板を簡単な構造で形成できると共に、MEMSセンサの薄型化を実現できる。
また本発明におけるMEMSセンサの製造方法は、
支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
前記機能層に、前記中間層に固定支持された接合層を形成する工程、
前記接合層の表面に第1の接続金属層を形成し、前記配線基板の表面に第2の接続金属層を形成し、
このとき、前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、少なくとも一方の接続金属層を、Al層を有して形成し、さらに、前記Al層の他方の接続金属層との接合表面に酸化防止層を形成する工程、
前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とを共晶接合又は拡散接合する工程、
を有することを特徴とするものである。
上記のMEMSセンサの製造方法によれば、Al層の接合表面の酸化を効果的に抑制できる。したがって本発明では従来に比べて簡単且つ適切に、第1の接続金属層と第2の接続金属層とを共晶接合又は拡散接合できる。
本発明では、前記酸化防止層を、前記Al層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合を可能とする膜厚で形成することが好ましい。具体的には、前記酸化防止層の膜厚を、50〜500Åの範囲内で形成することが好ましい。このように酸化防止層を薄く形成することで、Al層に対する酸化防止機能を発揮させつつ、Al層と第2の接続金属層との共晶接合又は拡散接合を阻害するのを防止することができる。
また本発明では、上記において、前記酸化防止層を、Alと共晶可能な又はAl層へ拡散可能な材質で形成することが好ましい。これにより、第1の接続金属層と第2の接続金属層との共晶接合又は拡散接合を効果的に促進させることができる。
さらに本発明では、上記において、前記第2の接続金属層の少なくとも前記酸化防止層との接合表面側に、前記酸化防止層と同じ材質の部分を形成することが好ましい。これにより第1の接続金属層と第2の接続金属層とをより強固に接合できる。
また本発明におけるMEMSセンサの製造方法は、
支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
前記機能層に、前記中間層に固定支持された接合層を形成する工程、
前記接合層の表面に第1の接続金属層を形成し、前記配線基板の表面に第2の接続金属層を形成し、
このとき、前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、少なくとも一方の接続金属層を、Al層を有して形成し、さらに、前記Al層の他方の接続金属層と対向する表面に、前記他方の接続金属層と同じ材質で且つ前記他方の接続金属層よりも薄い膜厚の被覆層を形成する工程と、
前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とを共晶接合又は拡散接合する工程、
を有することを特徴とするものである。
これにより、Al層と被覆層との間で生じる共晶あるいは拡散を、第1の接続金属層と第2の接続金属層との共晶接合あるいは拡散接合の反応開始トリガー(反応開始の活性点)にでき、したがって、第1の接続金属層と第2の接続金属層との接合強度を向上できる。
本発明では、前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に対して遠ざかる方向へ凹む凹部を形成し、少なくとも前記凹部内に前記被覆層を形成することが好ましい。
あるいは本発明では、前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に向けて突出する凸部を形成し、少なくとも前記凸部の裾に位置する前記表面に前記被覆層を形成することが好ましい。
上記により、第1の接続金属層と第2の接続金属層との接合強度をより効果的に向上でき、MEMSセンサの機械的強度をより向上させることができる。
本発明のMEMSセンサ及びその製造方法によれば、第1の接続金属層及び第2の接続金属層の少なくとも一方に形成されたAl層の接合表面の酸化を抑制でき、第1の接続金属層と第2の接続金属層との接合強度を向上できる。
本発明の実施の形態のMEMSセンサの可動電極部と固定電極部および枠体層の分離パターンを示す平面図、 図1のII矢視部の拡大平面図、 図1のIII矢視部の拡大平面図、 MEMSセンサの積層構造を示す断面図であり、図1のIV−IV線での断面図に相当している、 接合前のMEMSセンサの断面図(なお図4と図5は、各層の配置構成が上下逆となっている)、 本実施形態における接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、 図6と異なる実施形態における接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、 本実施形態の好ましい一例を示す接合時の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、 本実施形態の好ましい一例を示す接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、 本実施形態の好ましい一例を示す接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、 本実施形態の好ましい一例を示す接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、 ICパッケージを使用した実施の形態を示す断面図、 図4と異なる実施形態を示す断面図、 従来におけるMEMSセンサの部分断面図、 図14に示す支持導通部(アンカ部)と配線基板間を接合する前の状態を示す拡大断面図、
図1は本発明の実施の形態のMEMSセンサを示すものであり、可動電極部と固定電極部および枠体層を示す平面図である。図1では支持基板および配線基板の図示は省略している。図2は図1のII部の拡大図、図3はIII部の拡大図である。図4は、MEMSセンサの全体構造を示す断面図であり、図1をIV−IV線で切断した断面図に相当している。図5は、接合前のMEMSセンサの断面図である。なお図4と図5は、各層の配置構成が上下逆となっている。図6は、本実施形態における接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、図7は、図6と異なる実施形態における接合前の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図、である。
図4に示すように、MEMSセンサは、支持基板1と配線基板2の間に、SOI層(機能層)10が挟まれている。支持基板1とSOI層10の各部は、酸化絶縁層(中間層)3a,3b,3cを介して接合されている。
支持基板1、SOI層10および酸化絶縁層3a,3b,3cは、SOI(Silicon on・Insulator)基板(第1の基板)を微細加工して形成されたものである。
SOI層10には、第1の固定電極部11、第2の固定電極部13、可動電極部15および枠体層25が分離して形成されている。さらに酸化絶縁層の一部が除去されて、互いに分離された酸化絶縁層3a,3b,3cが形成されている。
図1に示すように、SOI層10の平面形状は、中心(図心)Oに対して180度の回転対称であり、且つ中心Oを通りX方向に延びる線に対して上下方向(Y方向)に対称である。
図1に示すように、中心OよりもY1側に第1の固定電極部11が設けられている。第1の固定電極部11では、中心Oに接近する位置に四角形の支持導通部(アンカ部)12が一体に形成されている。図4に示すように、支持導通部12は酸化絶縁層3aによって支持基板1の表面1aに固定されている。第1の固定電極部11は、前記支持導通部12のみが前記酸化絶縁層3aによって支持基板1の表面1aに固定されており、その他の部分は、支持基板1との間の酸化絶縁層が除去されて、支持基板1の表面1aとの間に、酸化絶縁層3aの厚さに相当する間隔の隙間が形成されている。
図1に示すように、第1の固定電極部11は、支持導通部12からY1方向に直線的に延びる一定の幅寸法の電極支持部11aを有している。電極支持部11aのX1側には、複数の対向電極11bが一体に形成されており、電極支持部11aのX2側には、複数の対向電極11cが一体に形成されている。図2には、一方の対向電極11cが示されている。複数の対向電極11cはいずれもX2方向へ直線的に延びており、Y方向の幅寸法は一定である。そして、複数の対向電極11cは、Y方向へ一定の間隔を空けて櫛歯状に配列している。X1側に延びる他方の対向電極11bと、X2方向に延びる前記対向電極11cは、中心Oを通ってY方向に延びる線に対して左右対称の形状である。
中心OよりもY2側には第2の固定電極部13が設けられている。第2の固定電極部13と前記第1の固定電極部11は、中心Oを通ってX方向に延びる線に対して上下方向(Y方向)へ対称形状である。すなわち、第2の固定電極部13は、中心Oに接近する位置に設けられた四角形の支持導通部(アンカ部)14と、この支持導通部14からY2方向へ直線的に延びる一定の幅寸法の電極支持部13aを有している。電極支持部13aのX1側には、電極支持部13aから一体に延びる複数の対向電極13bが設けられ、電極支持部13aのX2側には、電極支持部13aから一体に延びる複数の対向電極13cが設けられている。
図3に示すように、対向電極13cはX2方向へ直線状に延び幅寸法が一定であり、且つY方向へ一定の間隔で互いに平行に形成されている。X1側の対向電極13bも同様に一定の幅寸法でX1方向へ直線的に延び、Y方向へ一定の間隔で平行に延びている。
第2の固定電極部13も、支持導通部14のみが酸化絶縁層3aを介して支持基板1の表面1aに固定されている。それ以外の部分である電極支持部13aおよび対向電極13b,13cは、支持基板1の表面1aとの間の酸化絶縁層が除去されており、電極支持部13aおよび対向電極13b,13cと、支持基板1の表面1aとの間に、酸化絶縁層の厚さに相当する間隔の隙間が形成されている。
図1に示すSOI層10は、四角形の枠体層25の内側が可動領域であり、可動領域では、前記第1の固定電極部11と第2の固定電極部13を除く部分が可動電極部15となっている。可動電極部15は、前記第1の固定電極部11と第2の固定電極部13および枠体層25から分離されて形成されている。
図1に示すように、可動電極部15は、中心OよりもX1側に、Y1−Y2方向に延びる第1の支持腕部16を有しており、中心OのX1側に接近した位置に、第1の支持腕部16と一体に形成された四角形の支持導通部(アンカ部)17が設けられている。可動電極部15は、中心OよりもX2側に、Y1−Y2方向に延びる第2の支持腕部18を有しており、中心OのX2側に接近した位置に、第2の支持腕部18と一体に形成された四角形の支持導通部(アンカ部)19が設けられている。
第1の支持腕部16と第2の支持腕部18とで挟まれた領域で、且つ第1の固定電極部11と第2の固定電極部13を除く部分が、錘部20となっている。錘部20のY1側の縁部は、弾性支持部21を介して第1の支持腕部16に支持されているとともに弾性支持部23を介して第2の支持腕部18に支持されている。錘部20のY1側の縁部は、弾性支持部22を介して第1の支持腕部16に支持されているとともに、弾性支持部24を介して第2の支持腕部18に支持されている。
中心OよりもY1側では、錘部20のX1側の縁部からX2側に延びる複数の可動対向電極20aが一体に形成されているとともに、錘部20のX2側の縁部からX1側に延びる複数の可動対向電極20bが一体に形成されている。図2に示すように、錘部20と一体に形成された可動対向電極20bは、第1の固定電極部11の対向電極11cのY2側の辺に対して静止時に距離δ1を介して対向している。同様に、X1側の可動対向電極20aも、第1の固定電極部11の対向電極11bのY2側の辺に対して静止時に距離δ1を介して対向している。
錘部20には、中心OよりもY2側において、X1側の縁部からX2方向に平行に延びる複数の可動対向電極20cが一体に形成されているとともに、X2側の縁部からX1方向に平行に延びる複数の可動対向電極20dが一体に形成されている。
図3に示すように、可動対向電極20dは、第2の固定電極部13の対向電極13cのY1側の辺に対して静止時に距離δ2を介して対向している。これは、X1側の可動対向電極20cと対向電極13bとの間においても同じである。静止時の対向距離δ1とδ2は、同じ寸法となるようように設計されている。
図4に示すように、第1の支持腕部16に連続する支持導通部17と支持基板1の表面1aとが酸化絶縁層3bを介して固定されており、第2の支持腕部18に連続する支持導通部19と支持基板1の表面1aも酸化絶縁層3bを介して固定されている。可動電極部15は、支持導通部17と支持導通部19のみが前記酸化絶縁層3bによって支持基板1に固定されており、それ以外の部分、すなわち第1の支持腕部16、第2の支持腕部18、錘部20、可動対向電極20a,20b,20c,20dおよび弾性支持部21,22,23,24は、支持基板1の表面1aとの間の酸化絶縁層が除去されており、これら各部と支持基板1の表面1aとの間に酸化絶縁層3bの厚さ寸法に相当する間隔の隙間が形成されている。
弾性支持部21,22,23,24は、薄い板バネ部でミアンダパターンとなるように形成されている。弾性支持部21,22,23,24が変形することで、錘部20がY1方向またはY2方向へ移動可能となっている。
図1に示すように、枠体層25は、SOI層10を四角い枠状に切り出すことで形成されている。この枠体層25と支持基板1の表面1aとの間には、酸化絶縁層3cが残されている。この酸化絶縁層3cは、可動電極部15の可動領域の外側の全周を囲むように設けられている。
図1,図4に示す形状のSOI層10の製造方法は、加工前のSOI層10の表面に、第1の固定電極部11、第2の固定電極部13、可動電極部15および枠体層25を覆うレジスト層を形成し、レジスト層から露出している部分のSOI層を、高密度プラズマを使用した深堀RIEなどのイオンエッチング手段で除去し、第1の固定電極部11、第2の固定電極部13、可動電極部15および枠体層25を互いに分離させる。
このとき、支持導通部12,14,17,19および枠体層25を除く全ての領域に、前記深堀RIEによって、多数の微細孔を形成しておく。図2と図3には、対向電極11cに形成された微細孔11d、対向電極13cに形成された微細孔13d、および錘部20に形成された微細孔20eが図示されている。
深堀RIEなどによってパターン加工した後に、シリコンを溶解せずに酸化絶縁層(SiO2層)を溶解できる選択性の等方性エッチング処理を行う。このときエッチング液は、SOI層10の前記各部を分離した溝内に浸透し、さらに前記微細孔内に浸透して、酸化絶縁層が除去される。
その結果、支持導通部12,14,17,19および枠体層25と、支持基板1の表面1aとの間のみ、酸化絶縁層3a,3b,3cが残され、それ以外の部分で絶縁層が除去される。
なお、支持基板1は、厚さ寸法が0.2〜0.7mm程度、SOI層10の厚さ寸法は10〜30μm程度、酸化絶縁層3a,3b,3cの厚さは1〜3μm程度である。
配線基板2を構成するシリコン基板5は、厚さ寸法が0.2〜0.7mm程度で形成される。シリコン基板5の表面5aに絶縁層30が形成される。絶縁層30は、SiO2、SiNまたはAl23などの無機絶縁層であり、スパッタ工程やCVD工程で形成される。無機絶縁層としては、シリコン基板との熱膨張係数の差が、接続金属層を構成する導電性金属とシリコン基板の熱膨張係数の差よりも小さい材料が選択される。好ましくは、シリコン基板との熱膨張係数の差が比較的小さいSiO2またはSiNが使用される。
図4に示すように、絶縁層30の表面に、第1の固定電極部11の支持導通部12に対面する第2の接続金属層31が形成され、同様に第2の固定電極部13の支持導通部14に対面する第2の接続金属層31(図示せず)が形成される。また、絶縁層30の表面に、可動電極部15の一方の支持導通部17に対面する第2の接続金属層32が形成され、同様に、他方の支持導通部19と対面する第2の接続金属層32(図示せず)も形成されている。
絶縁層30の表面には、前記枠体層25の表面に対向する第2のシール接続金属層33が形成されている。この第2のシール接続金属層33は、前記第2の接続金属層31,32と同じ導電性金属材料によって形成されている。第2のシール接続金属層33は、枠体層25に対面して四角形に形成されており、可動電極部15の可動領域の外周でこの可動領域の周囲全周を囲むように形成されている。
絶縁層30の内部には、一方の第2の接続金属層31に導通するリード層34と、他方の第2の接続金属層32に導通するリード層35が設けられている。リード層34,35はAl(アルミニウム)で形成されている。複数のリード層34,35は、それぞれの第2の接続金属層31,32に個別に導通している。そして、それぞれのリード層34,35は、絶縁層30の内部を通過し、第2のシール接続金属層33と接触することなく、第2のシール接続金属層33が形成されている部分を横断して、第2のシール接続金属層33で囲まれている領域の外側へ延びている。配線基板2には、前記領域の外側において、それぞれのリード層34,35に導通する接続パッド36が設けられている。接続パッド36は、導電性材料であるAl(アルミニウム)やAu(金)などで形成されている。
絶縁層30は、第2の接続金属層31,32が形成されている表面および第2のシール接続金属層33が形成されている表面が同一平面上に位置している。そして、絶縁層30には、第2の接続金属層31,32と第2のシール接続金属層33が形成されていない領域に、シリコン基板5の表面5aに向けて凹部38が形成されている。この凹部38は、絶縁層30において、支持導通部12,14,17,19および枠体層25に対向する前記表面以外の全ての部分に形成されている。また、凹部38は、絶縁層30の内部の途中までの深さであって、リード層34,35が露出しない深さに形成されている。
図4に示すように、SOI層10の支持導通部12,14の表面には、それぞれ前記第2の接続金属層31に対面する第1の接続金属層41が形成され、支持導通部17,19の表面には、それぞれの第2の接続金属層32に対面する第1の接続金属層42がスパッタ工程で形成される。さらに、枠体層25の表面には、第2のシール接続金属層33に対面する第1のシール接続金属層43が形成される。第1のシール接続金属層43は、第1の接続金属層41,42と同じ金属材料で同時に形成される。
図5に示すように、第2の接続金属層31と第1の接続金属層41とを対面させ、第2の接続金属層32と第1の接続金属層42とを対面させ、さらに第2のシール接続金属層33と第1のシール接続金属層43とを対面させる。そして、加熱しながら支持基板1とシリコン基板5間を加圧する。これにより、第2の接続金属層31と第1の接続金属層41とが共晶接合又は拡散接合し、第2の接続金属層32と第1の接続金属層42とが共晶接合又は拡散接合する。第2の接続金属層31,32と第1の接続金属層41,42との共晶接合又は拡散接合により、支持導通部12,14,17,19が酸化絶縁層3a,3bと絶縁層30との間で動かないように挟持されるとともに、第2の接続金属層31,31と支持導通部12,14とが個別に導通し、第2の接続金属層32,32と支持導通部17,19とが個別に導通する。
同時に、第2のシール接続金属層33と第1のシール接続金属層43とが共晶接合又は拡散接合する。この共晶接合又は拡散接合により、枠体層25と絶縁層30とが強固に固定されるとともに、可動電極部15の可動領域の周囲全周を囲む金属シール層45が形成される。
図6の部分拡大図に示すように、本実施形態では、例えば、支持導通部12の表面12aに形成された第1の接続金属層41はAl(アルミニウム)で形成されたAl層51を備える。
図6に示すように、Al層51の表面51aには酸化防止層52が形成されている。例えば酸化防止層52をスパッタで形成することが出来る。酸化防止層52は、Alと共晶可能又はAl層へ拡散可能な材質で形成されることが好適である。具体的には、酸化防止層52は、Ge、Mg、Znのいずれかにより形成されていることが好適である。
本実施形態では、酸化防止層52をAl層51の表面51aに形成しているため、Al層51の表面51aの自然酸化を効果的に防止することが出来る。
本実施形態では、第2の接続金属層31は、酸化防止層52と同じ材質とすることが好ましい。好ましい一例としては、酸化防止層52及び第2の接続金属層31を共にGe(ゲルマニウム)で形成する。
上記のように、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31とを形成した後、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31間を加熱しながら加圧して共晶接合又は拡散接合する。
本実施形態では、第1の接続金属層41を構成するAl層51の表面51aに酸化防止層52を形成しているため、第1の接続金属層41の接合表面に自然酸化膜が形成されるのを従来に比べて抑制できる。このため、上記の接合工程の前に、自然酸化層を完全に除去するための深いエッチング(オーバーエッチング)が必要なく、接合表面に付着した有機物等を除去するためのクリーニング工程を行う程度で足りる。クリーニング工程は、通常の半導体素子の製造に使用される既存方法を使用できる。また従来では、自然酸化層をエッチングで削るため、第1の接続金属層の膜厚寸法にばらつきが生じやすかったが、本実施形態では第1の接続金属層41の膜厚のばらつきを小さくできる。
図6に示す実施形態では、酸化防止層52は、Al層51と第2の接続金属層31とが共晶接合又は拡散接合可能な薄い膜厚で形成される。具体的には、酸化防止層52の膜厚は、50〜500Åの範囲内であると好適である。酸化防止層52の膜厚を50Å以上とすることで、Al層51に対する酸化防止効果を発揮できる。また、酸化防止層52の膜厚を500Å以下とすることで、Al層51と第2の接続金属層31との共晶接合又は拡散接合を阻害しない。
また本実施形態では、上記したように、酸化防止層52はAlと共晶可能な又はAl層へ拡散可能な材質で形成されている。これにより、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との共晶接合又は拡散接合を効果的に促進させることができる。
しかも本実施形態では、上記したように、第2の接続金属層31は、酸化防止層52と同じ材質で形成される。したがって、酸化防止層52とAl層51との共晶温度や拡散温度と、第2の接続金属層31とAl層51との共晶温度や拡散温度を同じにでき、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31の共晶接合又は拡散接合をより効果的に促進させることができる。
以上のように、本実施形態では、Al層51の自然酸化を抑制し、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31とを適切に共晶接合又は拡散接合でき、両接続金属層31,41間の接合強度を向上させることができる。したがって、MEMSセンサの機械的強度を向上させることができる。
また従来では、Al層51の自然酸化層を完全に除去することが必要であったが、本実施形態では、第1の接続金属層41の接合表面に対する自然酸化を抑制できるので、従来のような自然酸化除去工程が必要ないし、従来では、自然酸化層を除去した後、すぐに、接合工程へ移行させることが必要であったが、本実施形態では、酸化防止層52が設けられているので、従来に比べて接合工程へ移行するまでの時間的余裕を持たせることが出来る。したがって従来に比べて製造工程を簡単にできると共に、接合条件マージンを向上できる。
図7は、第2の接続金属層31がAl層53と、その表面53aに形成された酸化防止層54との積層構造で形成されている。この実施形態では、酸化防止層52,54が同じ材質で形成されることが好適である。例えば、酸化防止層52,54は共にGeで形成される。
第2の接続金属層31に形成された酸化防止層54は、第1の接続金属層41に形成された酸化防止層52より厚く形成される。これは、Alと共晶を形成したりAl層へ拡散するための共晶材や拡散材の量を増やし、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との共晶接合又は拡散接合を効果的に促進させるためである。
図7に示す形態では、第2の接続金属層31に形成されたAl層53と、同じくAlで形成されたリード層34との接合状態を良好にできる。またAlは低抵抗で電気伝導性に優れるため、リード層34と接続されるパッドとしても最適な材質の一つである。よって第2の接続金属層31側にもAl層53が設けられていることが好適である。
上記したように、Alと共晶接合又は拡散接合が可能な金属の組み合わせとしては、Al−Mg、Al−Zn、Al−Ge等がある。これら金属の組み合わせにより、それぞれの金属の融点以下の温度である450℃以下の比較的低い温度で接合を行うことが可能になる。
図6では第1の接続金属層41がAl層51と酸化防止層52との積層構造で形成され、第2の接続金属層31が単層構造であったが、第1の接続金属層41が単層(例えばGe)で、第2の接続金属層31がAl層51と酸化防止層52との積層構造で形成されてもよい。図7についても同様である。
上記では支持導通部12の接合構造について説明したが、他の支持導通部14,17,19についても同様の接合構造となっている。
また図4の実施形態のように枠体層25の部分に、第1のシール接続金属層43と第2のシール接続金属層33の共晶接合又は拡散接合による金属シール層45が形成される形態では、第1のシール接続金属層43及び第2のシール接続金属層33も図6,図7で示した形態で形成されることが好適である。これによって、強固な金属シール層45を形成でき、シール性を向上させることができて好適である。
上記したMEMSセンサは、SOI基板と配線基板2を重ねた構造であり、全体に薄型にできる。特に従来では、Alからなる接続金属層の表面に形成された自然酸化層をエッチングすることで接続金属層の膜厚にばらつきが生じやすかったが、本実施形態では、従来におけるエッチング工程が必要ないため、従来に比べて、MEMSセンサの厚さのばらつきを抑制できる。
また、第2の接続金属層31,32と第1の接続金属層41,42とから成る接合層は薄く且つ面積が小さく、しかも支持導通部12,14,17,19と支持基板1とが無機絶縁材料の酸化絶縁層3a,3bを介して接合されている。そのため、周囲温度が高くなったとしても、接合層の熱応力が支持導通部12,14,17,19の支持構造に影響を与えにくく、熱応力による固定電極部11,13や可動電極部15の歪みなどが発生しにくい。
同様に、可動電極部15の可動領域の周囲を囲む金属シール層45は、枠体層25と絶縁層30との間で薄く形成された接合層であり、枠体層25が十分な厚み寸法を有しているため、金属シール層45の熱応力によって、シリコンで形成された支持基板1やシリコン基板5に歪みなどが発生しにくい。
図8は、本実施形態の好ましい一例を示す接合時の第1の接続金属層及び第2の接続金属層の拡大断面図である。
図8に示す実施形態では、第1の接続金属層41は、Al層51と、薄いGe層(被覆層)55との積層構造で形成されている。第2の接続金属層31はGeである。このように第1の接続金属層41の表面に第2の接続金属層31と同じGeからなる被覆層を設け、しかもその膜厚を第2の接続金属層31よりも薄く形成している。
第1の接続金属層41の表面に形成されたGe層55は、図6、図7で説明した酸化防止層52と同様にAl層51の自然酸化を抑制する。
そして図8に示す加熱・加圧状態の接合時、Al層51とGe層55との間で生じる共晶あるいは拡散を、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との共晶接合あるいは拡散接合の反応開始トリガー(反応開始の活性点)にできる。よって、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との接合強度を適切に向上させることができる。なお図6においても上記と同様の現象が生じる。
またGe層55はAl層51の自然酸化を抑制する役割を担うが、Ge層55を形成する前に、Al層51の表面に自然酸化層が形成されるような製造環境にある場合、Al層51の表面に形成された自然酸化層を除去した後、Ge層55を形成することができる。さらにGe層55を形成した後、第1の接続金属層41の表面をクリーニング処理することが出来る。また、Al層51とGe層55との間で生じる共晶あるいは拡散が反応開始トリガー(反応開始の活性点)になるので、多少、第1の接続金属層41の表面に酸化膜があっても酸化膜を破壊し、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との反応を適切に促進させることができる。
図6,図7に示す酸化防止層52や図8のGe層55はいずれもAl層51の表面全域に形成されるが、一部、Al層51が露出する部分を設けてもよい。Al層51の露出部分では自然酸化が促進されやすくなるものの、酸化防止層52やGe層55の膜厚あるいは加熱条件によっては、Al層51の露出領域がないと適切に反応が促進されない場合がある。特に上記した反応開始トリガー(反応開始の活性点)の現象を利用すれば、多少、酸化膜があってもその酸化膜を破壊して反応が促進すると考えられるため、Al層51の一部を露出させる形態でも、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との接合強度を従来に比べて向上できる。
図9に示す実施形態では、第1の接続金属層41を構成するAl層51の表面の略中央部分に凹む凹部51bが形成されている。そして、Ge層55が前記凹部51b内に設けられている。Ge層55の膜厚は、同じくGeで形成された第2の接続金属層31の膜厚に比べて十分に薄い。
図9の実施形態では、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との接合面積が小さくなり、よって第1の接続金属層41と第2の接続金属層31間に加わる単位面積あたりの加重を大きくでき、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との間の接合強度をより効果的に大きくできる。
図9の実施形態では、Ge層55は凹部51b内にのみ形成されている。Ge層55をAl層51の全表面を覆うように形成したほうがAl層51の自然酸化をより効果的に抑制できる。一方、Ge層55の膜厚や加熱温度によっては、加重が加わるAl層51の接合表面51aにGe層55があると、加重が加わったときに、同じGeで形成された第2の接続金属層31との間で適切に反応が進まない可能性がある。よって図9では、Ge層55を凹部51b内にのみ形成した。Al層51の接合表面51aには自然酸化層が形成されやすくなるが、上記のように、Al層51とGe層55との間で生じる共晶あるいは拡散を反応開始トリガー(反応開始の活性点)にできると共に加重を接合面により集中させることが出来るから、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との間の接合強度をより効果的に大きくできる。
図10に示す実施形態は、例えば支持導通部12の表面12aには突出部56が形成され、前記突出部56の略中央部に凹む凹部56aが形成されている。そして、突出部56の表面に倣ってAl層51が形成され、Al層51に形成された凹部51b内にGe層55が形成されている。
図11に示す実施形態では、第1の接続金属層41を構成するAl層51の表面の略中央部分には突出する凸部51cが形成されている。そして、凸部51cの側面から凸部51cの裾に位置するAl層51の表面にかけてGe層55が形成されている。この実施形態でも、図9と同様に、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との接合面積が小さくなり、よって第1の接続金属層41と第2の接続金属層31間に加わる単位面積あたりの加重を大きくでき、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との間の接合強度をより効果的に大きくできる。
上記した図8ないし図11の実施形態ではAl層51の表面にGe層55を設けたが、第2の接続金属層31がGe以外であれば、それに合わせてAl層51の表面に形成される被覆層の材質も決定される。このとき、被覆層の材質により、Ge層55を設けた場合に比べて、第1の接続金属層41の表面に酸化膜が形成されやすくなるかもしれないが、本実施形態では図8ないし図11のように加熱・加圧状態にて、Al層51と被覆層との間で生じる共晶あるいは拡散が反応開始トリガー(反応開始の活性点)になるので従来に比べて、第1の接続金属層41と第2の接続金属層31との接合強度を向上させることができる。
本実施形態におけるMEMSセンサは、支持基板1とシリコン基板5の厚さ寸法、およびSOI層10の厚さ寸法、さらに絶縁層30の厚さ寸法によって、全体の厚さ寸法がほぼ決められる。それぞれの層の厚さ寸法は、高精度に管理できるため、厚さのばらつきが生じにくくなる。しかも、絶縁層30には、可動電極部15の可動領域に対向する凹部38が形成されているため、全体が薄型であっても、可動電極部15に厚さ方向の移動余裕(マージン)を与えることができ、外部から厚さ方向への大きな加速度が作用しても、錘部20および可動対向電極20a,20b,20c,20dが絶縁層30に当たりにくく、誤動作を生じにくい。
また図4に示す実施形態では、配線基板2は、シリコン基板5と、シリコン基板5の表面5aに、絶縁層30とリード層34,35と第2の接続金属層31とを有して構成される。したがって後述する図13のようにシリコン基板に貫通する貫通配線を用いて支持導通部との導通経路を確保する形態に比べて、簡単な構造で薄型化を実現できる。
このMEMSセンサは、Y1方向またはY2方向の加速度を検知する加速度センサとして使用することができる。例えば、MEMSセンサにY1方向への加速度が作用すると、その反作用により可動電極部15の錘部20がY2方向へ移動する。このとき、図2に示す、可動対向電極20bと固定側の対向電極11cとの対向距離δ1が広がって、可動対向電極20bと対向電極11cとの間の静電容量が低下する。同時に、図3に示す、可動対向電極20dと対向電極13cとの対向距離δ2が狭くなって、可動対向電極20bと対向電極13cとの間の静電容量が増大する。
静電容量の減少と増大を電気回路で検出し、対向距離δ1の増大による出力の変化と対向距離δ2の減小による出力の変化との差を求めることにより、Y1方向へ作用した加速度の変化や加速度の大きさを検知することができる。
なお、本発明は、可動電極部15の錘部20が、X−Y平面と直交する向きの加速度に反応して厚さ方向へ移動して、固定電極部11,13の対向電極11b,11c,13b,13cと、可動電極部15の可動対向電極20a,20b,20cとの対向状態が、可動電極部15の厚さ方向へずれて、対向面積が変化し、このときの可動対向電極と対向電極との間の静電容量の変化を検知するものであってもよい。
図12は、さらに他の実施の形態のMEMSセンサを示す断面図である。
このMEMSセンサは、シリコン基板5の代わりにICパッケージ100が使用されている。ICパッケージ100内には、対向電極と可動対向電極との静電容量の変化を検出する検出回路などが内蔵されている。
ICパッケージ100の上面101に絶縁層30が形成され、この絶縁層30の表面に、第2の接続金属層31,32および第2のシール接続金属層33が形成されている。第2の接続金属層31,32は、絶縁層30を貫通するスルーホールなどの接続層134,135を介して、ICパッケージ100の上面101に現れている電極パッドなどに導通し、ICパッケージ100内の電気回路に接続されている。
図12に示すMEMSセンサも、接合層(支持導通部12,14,17,19や枠体層25)の配線基板との接合構造を構成する第1の接続金属層及び第2の接続金属層は、図6から図11のいずれかの形態で形成されている。よって、第1の接続金属層及び第2の接続金属層の少なくとも一方に設けられたAl層の接合表面の酸化を抑制でき、第1の接続金属層と第2の接続金属層の接合強度を向上させることができる。
図13は、さらに他の実施の形態のMEMSセンサを示す断面図である。
図13に示す実施形態では、配線基板26を構成するシリコン基板27に貫通する同じくシリコンで形成された貫通配線層28が設けられている。貫通配線層28とシリコン基板27の間は絶縁層29にて絶縁されている。図13に示すように貫通配線層28に接してSOI層10と対向するシリコン基板27の表面27aに第2の接続金属層31,32が形成されている。また絶縁層29は、シリコン基板27のSOI層10との対向面と反対面27bを覆い、図13に示すように、絶縁層29の内部には、貫通配線層28に接するリード層37が形成されている。
図13に示すMEMSセンサも、接合層(支持導通部12,14,17,19や枠体層25)の配線基板との接合構造を構成する第1の接続金属層及び第2の接続金属層は、図6から図11のいずれかの形態で形成されている。よって、第1の接続金属層及び第2の接続金属層の少なくとも一方に設けられたAl層の接合面積の酸化を抑制でき、第1の接続金属層と第2の接続金属層の接合強度を向上させることができる。
1 支持基板
2 配線基板
3a,3b,3c 酸化絶縁層
5、27 シリコン基板
10 SOI層
11 第1の固定電極部
11b,11c 対向電極
12 支持導通部(アンカ部)
13 第2の固定電極部
13b,13c 対向電極
14 支持導通部(アンカ部)
15 可動電極部
16 第1の支持腕部
17 支持導通部(アンカ部)
18 第2の支持腕部
19 支持導通部(アンカ部)
20 錘部
20a,20b,20c,20d 可動対向電極
21,22,23,24 弾性支持部
25 枠体層
28 貫通配線層
29、30 絶縁層
31,32 第2の接続金属層
33 第2のシール接続金属層
34,35 リード層
38 凹部
41,42 第1の接続金属層
43 第1のシール接続金属層
45 金属シール層
51、53 Al層
51a 凹部
51c 凸部
52、54 酸化防止層
55 Ge層
56 突出部
100 ICパッケージ

Claims (19)

  1. 支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
    前記機能層には、前記中間層に固定支持されるとともに、前記配線基板と接合される接合層が形成されており、
    前記接合層の表面に第1の接続金属層が形成され、前記配線基板の表面に第2の接続金属層が形成され、前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合されており、
    前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、少なくとも一方の接続金属層は、Al層と、前記Al層の他方の接続金属層との接合表面に形成された酸化防止層と、を有して形成されていることを特徴とするMEMSセンサ。
  2. 前記酸化防止層は、前記Al層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合を可能とする膜厚で形成される請求項1記載のMEMSセンサ。
  3. 前記酸化防止層の膜厚は、50Å〜500Åの範囲内で形成される請求項2記載のMEMSセンサ。
  4. 前記酸化防止層は、Alと共晶可能な又はAl層へ拡散可能な材質で形成される請求項2又は3に記載のMEMSセンサ。
  5. 前記第2の接続金属層は、少なくとも前記酸化防止層との接合表面側に、前記酸化防止層と同じ材質で形成された部分を有する請求項4記載のMEMSセンサ。
  6. 支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
    前記機能層には、前記中間層に固定支持されるとともに、前記配線基板と接合される接合層が形成されており、
    前記接合層の表面に第1の接続金属層が形成され、前記配線基板の表面に第2の接続金属層が形成され、前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合されており、
    前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、一方の接続金属層は、Al層と、前記Al層の他方の接続金属層と対向する表面に形成された被覆層と、を有して形成されており、
    前記被覆層は、前記他方の接続金属層と同じ材質で且つ前記他方の接続金属層よりも薄い膜厚で形成されていることを特徴とするMEMSセンサ。
  7. 前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に対して遠ざかる方向へ凹む凹部が形成されており、前記被覆層が前記凹部内に形成されている請求項6記載のMEMSセンサ。
  8. 前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に向けて突出する凸部が形成されており、前記被覆層が前記凸部の裾に位置する前記表面に形成されている請求項6記載のMEMSセンサ。
  9. 前記接合層は、前記可動電極部及び前記固定電極部の夫々に接続される支持導通部である請求項1ないし8のいずれか1項に記載のMEMSセンサ。
  10. 前記接合層は、前記可動電極部及び前記固定電極部と分離して形成され、前記可動電極部の可動領域を囲む枠体層であり、前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合されて、前記可動領域の外周を囲む金属シール層が形成されている請求項1ないし9のいずれか1項に記載のMEMSセンサ。
  11. 前記配線基板は、シリコン基板と、前記シリコン基板の表面に、絶縁層とこの絶縁層の内部に埋設された前記可動電極部及び前記固定電極部の夫々に電気的に接続されるリード層と、前記第2の接続金属層と、を有して形成される請求項1ないし10のいずれか1項に記載のMEMSセンサ。
  12. 支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
    前記機能層に、前記中間層に固定支持された接合層を形成する工程、
    前記接合層の表面に第1の接続金属層を形成し、前記配線基板の表面に第2の接続金属層を形成し、
    このとき、前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、少なくとも一方の接続金属層を、Al層を有して形成し、さらに、前記Al層の他方の接続金属層との接合表面に酸化防止層を形成する工程、
    前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とを共晶接合又は拡散接合する工程、
    を有することを特徴とするMEMSセンサの製造方法。
  13. 前記酸化防止層を、前記Al層と前記第2の接続金属層とが共晶接合又は拡散接合を可能とする膜厚で形成する請求項12記載のMEMSセンサの製造方法。
  14. 前記酸化防止層の膜厚を、50Å〜500Åの範囲内で形成する請求項13記載のMEMSセンサの製造方法。
  15. 前記酸化防止層を、Alと共晶可能な又はAl層へ拡散可能な材質で形成する請求項13又は14に記載のMEMSセンサの製造方法。
  16. 前記第2の接続金属層の少なくとも前記酸化防止層との接合表面側に、前記酸化防止層と同じ材質の部分を形成する請求項15記載のMEMSセンサの製造方法。
  17. 支持基板、中間層、及び機能層の順に積層される第1の基板と、前記機能層と対向して、前記機能層に形成される可動電極部及び前記固定電極部との導通経路を備える配線基板と、を有し、
    前記機能層に、前記中間層に固定支持された接合層を形成する工程、
    前記接合層の表面に第1の接続金属層を形成し、前記配線基板の表面に第2の接続金属層を形成し、
    このとき、前記第1の接続金属層及び前記第2の接続金属層のうち、少なくとも一方の接続金属層を、Al層を有して形成し、さらに、前記Al層の他方の接続金属層と対向する表面に、前記他方の接続金属層と同じ材質で且つ前記他方の接続金属層よりも薄い膜厚の被覆層を形成する工程と、
    前記第1の接続金属層と前記第2の接続金属層とを共晶接合又は拡散接合する工程、
    を有することを特徴とするMEMSセンサの製造方法。
  18. 前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に対して遠ざかる方向へ凹む凹部を形成し、少なくとも前記凹部内に前記被覆層を形成する請求項17記載のMEMSセンサの製造方法。
  19. 前記Al層の表面から前記他方の接続金属層に向けて突出する凸部を形成し、少なくとも前記凸部の裾に位置する前記表面に前記被覆層を形成する請求項17記載のMEMSセンサの製造方法。
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