以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る送金管理システム10の概略構成を示す図である。図1に示す送金管理システム10は、移動端末(端末)1A、1Bと、これらの移動端末1A、1Bと移動通信網であるコアネットワーク2を介して接続された移動通信センター3及び料金管理装置4とから主に構成される。移動通信センター3には、インターネット5のようなネットワークを介して、金融機関に設置される管理装置(以下、「金融機関装置」という)6が接続されている。なお、移動通信センター3と、料金管理装置4とは、例えば、有線によって接続されている。
移動端末1A、1Bは、複数の通信方式のインタフェース、例えば、移動通信用のインタフェースを備えている。また、移動端末1A、1Bは、オペレーティングシステム(移動機OS)を有しており、移動機OS上でブラウザ機能、ビューワ機能及びその他の機能が動作可能に構成されている。なお、移動端末1A、1Bは、通常の移動端末が有する機能(例えば、通話機能やメール通信機能など)を備えている。
コアネットワーク2は、移動端末1A、1Bと移動通信センター3との間のネットワークである。このコアネットワーク2には、通常の移動通信網に加えて移動パケット通信網も含まれる。移動通信センター3は、例えば、iモード(登録商標)サーバであり、コアネットワーク2とインターネット5とを結ぶゲートウェイ機能を担っており、具体的には、情報配信機能、メール送受信機能、メール蓄積機能、契約ユーザ管理機能、情報提供者(IP:Information Provider)管理機能及び情報料課金機能を有する。ネットワークには、インターネット5をはじめその他のネットワーク、例えば、LANやWANなども含まれる。
料金管理装置4は、料金管理機能を備え、移動端末1A、1Bに対する請求料金を計算すると共に、その請求料金に応じた請求書を発行する。料金管理装置4において計算される請求料金には、例えば、移動端末1の契約プランに応じた基本料、音声通話にかかった通話料、パケット通信等にかかった通信料などが含まれる。また、料金管理装置4は、移動端末1Aと、移動端末1Bとの間における送金処理を行う機能(送金処理機能)を有する。料金管理装置4においては、この送金処理機能による送金額や手数料を請求料金に含める。
金融機関装置6は、金融機関に構築されたネットワーク上に配置され、例えば、インターネット5を介して到来する振込依頼に応じて振込処理を行う機能を有している。詳細について後述するように、金融機関装置6は、料金管理装置4からの振込依頼に応じて、例えば、移動通信センター3を運営する通信事業者が有する銀行口座から、振込依頼で指定された振込金額を指定された銀行口座に振り込む。
図2は、本実施の形態に係る送金管理システム10を構成する移動端末1の構成を示すブロック図である。なお、図2に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、通常の移動端末に搭載される構成要素は備えているものとする。また、図2においては、移動端末1Aの構成を示すが、他の移動端末1Bも同様の構成を有している。
図2に示すように、移動端末1Aは、装置全体を制御する制御部11と、コアネットワーク2を介して移動通信センター3との間で移動通信により通信を行う通信制御部12と、種々のデータを表示する表示部13と、種々の操作を受け付ける操作部14と、装置に搭載され、或いは、ダウンロードされた種々のアプリケーションを起動するアプリ制御部15とから主に構成されている。
通信制御部12は、移動通信用インタフェースによりコアネットワーク2を介して移動通信センター3及び料金管理装置4と通信を行う。表示部13は、通信制御部12により移動通信センター3及び料金管理装置4からコアネットワーク2を介して受信した情報を表示する。アプリ制御部15は、装置に搭載され、或いは、ダウンロードされた送金処理アプリケーション(以下、「送金アプリ」という)を起動し、料金管理装置4にアクセスして送金処理用画面(例えば、メニュー画面や送金確認画面)を表示部13に表示させる。操作部14は、例えば、送金アプリを起動する際、或いは、送金処理用画面上における情報入力の際の入力操作を受け付ける。
図3は、本実施の形態に係る送金管理システム10を構成する料金管理装置4の構成を示すブロック図である。なお、図3に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、移動端末1に対する請求料金を計算する通常の料金管理装置に搭載される構成要素は備えているものとする。
図3に示すように、料金管理装置4は、装置全体を制御する制御部41と、移動端末1、移動通信センター3及び金融機関装置6との間で通信を行う通信制御部42と、移動端末1からの送金依頼に応じて送金処理を行う送金管理部43と、送金処理に用いられる口座(以下、「送金用口座」という)を管理する口座管理部44と、移動端末1に対する請求料金を管理する料金管理部45と、移動端末1の契約情報等を含む顧客データが登録された顧客データベース(DB)46とから主に構成されている。
通信制御部42は、コアネットワーク2を介して移動端末1と通信を行う。例えば、送金処理における各種の指示を受信する場合や、送金管理部43から各種の通知を送信する場合に移動端末1と通信を行う。また、通信制御部42は、移動端末1に課金される情報料を取得する際、移動通信センター3と通信を行う。さらに、通信制御部42は、移動端末1からの要求に応じて振込依頼を送出する場合に金融機関装置6と通信を行う。
送金管理部43は、送金処理を行う際に必要な全ての処理を実行する。例えば、移動端末1に送出される各種の通知の特定や、送金処理用画面からの入力情報に応じた処理の選択を行うと共に、後述する与信確認処理、入力内容確認処理、受取人確認処理、送金上限額確認処理や口座更新処理等を実行する。この場合において、送金管理部43は、必要に応じて顧客DB46に登録された顧客データを参照して各種処理を実行する。
口座管理部44は、移動端末1のユーザ毎に割り当てられる送金用口座を管理する。送金用口座には、送金処理における各種の処理状態と、処理対象金額とが登録される。例えば、送り手から3,000円の送金依頼があった場合、この送り手の送金用口座には、「3,000円」が「送金中」である旨が登録される。また、送金用口座には、送金処理における利用料(送金利用料)又は手数料(振込手数料)や、各種処理の管理番号(送金管理番号、振込管理番号)が登録される。
料金管理部45は、通信制御部42を介して音声通話にかかった通話料、パケット通信等にかかった通信料を管理する。これらの通話料、通信料は、コアネットワーク2を介して到来する情報に応じて計算され、顧客DB46に登録される。また、料金管理部45は、顧客DB46から契約プランに応じた基本料を取得する一方、口座管理部44から送金を行った移動端末1における送金実績金額を取得する。そして、これらの通話料及び通信料、基本料及び送金実績金額等に応じて移動端末1における請求料金を計算する。さらに、料金管理部45は、計算した請求料金に応じた請求書を発行する。
顧客DB46には、移動端末1の契約情報や電話番号等を含む顧客データが登録される。図4は、本実施の形態に係る料金管理装置4が有する顧客DB46に登録される情報の一例を示す図である。なお、図4に示す情報は一例を示すものであり、顧客DB46に登録される情報としては、これに限定されるものではない。図4に示すように、顧客DB46には、移動端末1の契約番号毎に、契約情報、情報料、電話番号、個人番号、銀行口座情報1(銀行口座情報1、2)、利用期間、総支払額、未納実績、通話料、通信料及び利用料充当額が登録されている。
契約情報は、契約プランを特定するものであり、その契約プランに応じて基本料が変更される。例えば、契約Aは、基本料が2000円であり、契約Bは、基本料が3000円である。情報料は、ユーザの申請により登録されるものであり、例えば、特定の情報提供者からの情報料が登録される。電話番号は、契約時に移動端末1に割り当てられるものである。個人番号は、送金処理のために割り当てられるものであり、送金処理を希望するユーザからの申請により割り当てられるものである。銀行口座情報1には、例えば、移動端末1の請求料金を引き落とすための銀行口座が登録される。銀行口座情報2には、銀行口座情報1の銀行口座以外の銀行口座が登録されるものであり、例えば、送金処理における送金額の振込み先として希望する銀行口座が登録される。
また、利用期間には、契約時から現在までの期間が登録される。なお、この場合において、実質的に利用されていない期間(いわゆる休止期間)は除外されている。総支払額には、契約時から現在までに支払った総金額が登録される。未納実績には、契約時から請求料金の引き落としが期日にできなかった場合等の未納の有無が登録される。通話料及び通信料には、上述のように料金管理部45で計算された料金が登録される。利用料充当額には、次回の請求料金の支払いに充当できる金額が登録される。
本実施の形態に係る送金管理システム10においては、詳細について後述するように、移動端末1の電話番号を指定して送金できるものとなっているが、これに加えて、送り手又は受け手の秘匿性を確保するために個人番号を指定して送金できるものとなっている。個人番号を指定して送金可能とすることにより、例えば、インターネット上におけるオークションで落札した際、移動端末1の電話番号を明かすことなく送金を行うことが可能となる。なお、この個人番号は、上述のように、ユーザからの申請により割り当てるようにしても良いが、契約時に予め割り当てるようにしても良い。
次に、本実施の形態に係る送金管理システム10において、移動端末1間で送金処理を行う場合の動作について説明する。図5及び図6は、本実施の形態に係る送金管理システム10において、移動端末1間で送金処理を行う場合の動作について説明するシーケンス図である。図5は、送り手である移動端末1Aから料金管理装置4に送金依頼を送出する際の処理を示し、図6は、受け手である移動端末1Bが送金を受け取る際の処理を示している。なお、この場合において、移動端末1A、1Bには、それぞれ相手先の電話番号及び個人番号が予め登録されているものとする。これらの電話番号及び個人番号は、例えば、送金処理を行う前に電子メール等により交換される。
送り手(移動端末1Aのユーザ)が送金処理を希望する場合、操作部14から送金アプリの起動が指示される。この指示を受けると、移動端末1Aにおいて、送金アプリが起動される(ステップ(以下、「ST」という)501)。送金アプリが起動されると、まず、認証処理が実行される(ST502)。この認証処理は、予め移動端末1Aに登録されている認証番号の照合により行われる。認証処理の結果、適正なユーザでないと判定された場合には、送金処理が中断される。ここでは、適切なユーザであると判定されるものとする。
認証処理により適切なユーザであると判定されると、表示部14に送金処理用のメニュー画面が表示される(ST503)。図7は、送金アプリにより表示部14に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。図7に示すように、メニュー画面においては、送金を行うための送金ボタン71と、送金の受取りを行うための受取ボタン72と、移動端末1Aの匿名番号(個人番号)を確認するための匿名番号確認ボタン73と、送金及び受取りの履歴を確認するための履歴確認ボタン74と、利用方法や注意を表示するための利用方法・注意ボタン75とが設けられている。この場合、メニュー画面から送金ボタン71が選択される。
送金ボタン71が選択されると、移動端末1Aから料金管理装置4に対して送金の開始指示(送金開始指示)が送出される(ST504)。なお、この送金開始指示には、送り手(移動端末1A)の識別情報(例えば、電話番号)が含まれる。この送金開始指示を受け取ると、料金管理装置4においては、送金管理部43により送り手(移動端末1Aのユーザ)の与信確認処理が行われる(ST505)。この与信確認処理は、顧客DB46に登録された情報を参照して行われる。ここでは、移動端末1Aの利用期間、総支払額、未納実績の有無の少なくとも1つに応じて送り手に対する与信が確認される。例えば、利用期間が5年未満か否か、総支払額が1,000,000円未満か否か、未納実績が有るか否か等の予め定めた条件に応じて送り手に対する与信が確認される。そして、与信確認処理の結果、予め定めた条件を満たさない場合には、その旨が料金管理装置4から移動端末1Aに通知された後、送金処理が中断される。ここでは、予め定めた条件が満たされているものとする。
このように、本実施の形態に係る送金管理システム10においては、移動端末1Aにおける利用状況又は請求料金に対する支払状況に基づいて当該送金元からの送金依頼の受付けの許否を決定しているので、利用実績や支払実績に問題のある送金元からの送金依頼を排除することが可能となる。特に、送金管理システム10においては、料金管理装置4の送金管理部42により送金元となる移動端末1Aにおける利用期間、請求料金の総支払額及び未納実績の少なくとも1つを用いて当該送金元に対する与信を確認することから、利用期間の短い送信元や、請求料金の未納実績が存在する送信元からの送金依頼を排除することが可能となる。
なお、与信確認処理においては、利用期間、総支払額、未納実績の有無以外の情報に基づいて送り手に対する与信を確認するようにしても良い。例えば、送り手の年齢、契約情報の内容(例えば、一定額以上の基本料の契約プランにのみ送金処理を認める場合)、或いは、契約者の属性(例えば、個人契約であるか、法人契約であるか)などの情報に基づいて与信確認処理を行うようにしても良い。この場合には、必要な情報を顧客DB46に予め登録しておくことが必要になる。
与信確認処理により所定の条件を満たしている場合には、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Aに対して送金を許可する送金許可通知が送出される(ST506)。なお、この送金許可通知には、現在までの送り手の送金実績金額と、今月内に送金可能な送金許容金額とが含まれる。これらの送金実績金額及び送金許容金額は、送金許可通知に先立って送金管理部43により口座管理部44に登録された情報から得られる。
この送金許可通知を受信すると、移動端末1Aにおいては、表示部14に送金内容を指示するための送金指示画面が表示される(ST507)。図8は、送金アプリにより表示部14に表示される送金指示画面の一例を示す図である。図8に示すように、送金指示画面には、送金先(受け手)の電話番号又は個人番号を入力する番号入力欄81と、送り手の名前を入力する名前入力欄82と、送金額を指定する送金額指定欄83と、コメントを入力するコメント入力欄84と、送金許容金額及び送金実績金額が表示される送金情報欄85と、これらの入力欄に対する入力情報を料金管理装置4に送出するための確認ボタン86とが設けられている。
このように、本実施の形態に係る送金管理システム10においては、送金指示画面における送金情報欄85に送金許容金額が表示されるので、送信元である移動端末1Aのユーザにおいて、送金依頼の送信時に送金可能な金額を把握でき、より利用性に優れた送金処理システムを提供することが可能となる。
これらの入力欄に送金先等の情報を入力した後、確認ボタン86が選択されると、移動端末1Aから料金管理装置4に対して送金内容の確認指示(送金確認指示)が送出される(ST508)。なお、この送金確認指示は、送り手からの送金依頼に相当する。この送金開始指示を受け取ると、料金管理装置4においては、送金管理部43により入力内容を確認する入力内容確認処理が行われる(ST509)。ここでは、送金指示画面における入力項目の欠落が確認される。入力項目の欠落が存在する場合には、その旨が料金管理装置4から移動端末1Aに送出された後、送金処理が中断される。ここでは、入力項目が適切に入力されているものとする。
そして、入力内容が確認された後、送金管理部43により受取人(受け手:移動端末1Bのユーザ)に対する有効性を確認する受取人確認処理が行われる(ST510)。この受取人確認処理は、顧客DB46に登録された情報を参照して行われる。ここでは、この受取人が存在するかが確認されると共に、この受取人における受取上限額が確認される。受取人確認処理の結果、受取人が存在しない場合、或いは、送金対象額が受取上限額を上回る場合には、その旨が料金管理装置4から移動端末1Aに送出された後、送金処理が中断される。例えば、受取上限額の確認においては、予めユーザ毎に設定された月毎の受取上限額と、確認時点における受取待ち額、当月の受取済み額及び今回の処理の送金額を加算した額とを比較し、前者が後者以上である場合にのみ送金処理を許容するように設定される。ここでは、受取人が存在し、受取人の受取上限額を上回らないものとする。
受取人の存在が確認された後、送金管理部43により、送金額の上限額(送金上限額)を確認する送金上限額確認処理が行われる(ST511)。この送金上限額確認処理は、口座管理部44で管理される送り手の送金用口座の情報を参照して行われる。この場合において、送金管理部43は、送り手に予め割り当てられた送金上限額の範囲内で送金額が指定されているかを確認する。送金管理部43においては、過去に実際に送金した送金額の支払実績に応じて送金上限額を増減させている。なお、送金管理部43における送金上限額の取扱いについては後述する。送金額が送金上限額の範囲内で指定されていない場合には、その旨が料金管理装置4から移動端末1Aに送出された後、送金処理が中断される。ここでは、送金額が送金上限額の範囲内で指定されているものとする。
このように、本実施の形態に係る送金管理システム10においては、送金管理部43により、送金依頼に含まれる送金額が予め設定した送金上限額を超えるか確認し、送金依頼の受付けの許否を決定している。これにより、上限額を超える送金額を含む送金依頼を排除でき、上限額の範囲内で確実に送金処理を実行することが可能となる。特に、送金管理部43は、上記送金上限額の範囲内で複数回の送金依頼を受け付ける。これにより、送金上限額の範囲内で複数回の送金依頼が受け付けられるので、例えば、小額の送金処理を複数回実行することができ、送金元の利用性を向上するものとなっている。
送金額が送金上限額の範囲内で指定されている場合には、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Aに対して送金内容の確認を促す送金確認通知が送出される(ST512)。なお、この送金確認通知には、送金処理に伴う利用料(送金利用料)が含まれる。この送金利用料は、送金管理部43により予め保持されている。この送金確認通知を受信すると、移動端末1Aにおいては、表示部14に送金利用料を確認するための送金確認画面が表示される(ST513)。図9は、送金アプリにより表示部14に表示される送金確認画面の一例を示す図である。図9に示すように、送金確認画面には、送金利用料91が表示されると共に、送金処理の実行を指示する実行ボタン92が設けられている。
送金確認画面から実行ボタン92が選択されると、移動端末1Aから料金管理装置4に対して送金処理の実行指示(送金実行指示)が送出される(ST514)。この送金実行指示を受け取ると、料金管理装置4においては、送金管理部43により送り手及び受け手の送金用口座における登録内容を更新する口座更新処理が実行される(ST515)。この場合において、口座管理部44の送り手の送金用口座には、指定された送金額が送金中である旨が登録されると共に、この送金を管理する送金管理番号が採番され、登録される。また、送金処理サービスを利用するための利用料(送金利用料)が登録される。一方、受け手の送金用口座には、指定された送金額が受取待ちである旨が登録されると共に、送り手の送金用口座に登録されたものと同一の送金管理番号が登録される。なお、口座管理部44の送金用口座における登録内容については後述する。
口座更新処理が行われた後、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Aに対して送金依頼の受付けが完了した旨を示す送金受付完了通知が送出される(ST516)。この送金受付完了通知を受信すると、移動端末1Aにおいては、表示部14に送金依頼の受付けが完了した旨を示す受付完了画面が表示される(ST517)。図10は、送金アプリにより表示部14に表示される受付完了画面の一例を示す図である。図10に示すように、受付完了画面には、料金管理装置4にて採番された送金管理番号101が表示されている。
なお、料金管理装置4においては、移動端末1Aに対して送金受付完了通知を送出した後、送金管理部43により送金内容を含む確認メールを送信する確認メール送信処理が行われる(ST518)。この確認メールは、送り手の移動端末1A、受け手の移動端末1Bにそれぞれ送信される。この確認メールを受信することにより、送り手においては、送金依頼が適切に処理された旨を把握することができる一方、受け手においては、自分宛ての送金依頼が存在することを把握することできる。このような一例の処理を経て、送り手である移動端末1Aから料金管理装置4に送金依頼を送出する際の動作が終了する。
一方、確認メールを受け取った移動端末1Bのユーザが送金の受取処理を希望する場合、操作部14から送金アプリの起動が指示される。この指示を受けると、図6に示すように、移動端末1Bにおいて、送金アプリが起動される(ST601)。送金アプリが起動されると、まず、認証処理が実行される(ST602)。この認証処理については、送金依頼の送出時と同様である。認証処理の結果、適正なユーザでないと判定された場合には、送金の受取処理が中断される。ここでは、適切なユーザであると判定されるものとする。
認証処理により適切なユーザであると判定されると、表示部14に図7に示した送金処理用のメニュー画面が表示される(ST603)。この場合、図7に示すメニュー画面から受取ボタン72が選択される。受取ボタン72が選択されると、移動端末1Aから料金管理装置4に対して受取りの開始指示(受取開始指示)が送出される(ST604)。なお、この受取開始指示には、受け手(移動端末1B)の識別情報(例えば、電話番号)が含まれる。この受取開始指示を受け取ると、料金管理装置4においては、送金管理部43により受け手(移動端末1Bのユーザ)における受取待ちの送金情報(以下、「受取待ち情報」という)が口座管理部44に登録されているか判定される(ST605)。
そして、受取待ち情報が登録されている場合にはその受取待ち情報が、登録されていない場合にはその旨が送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Bに送出される(ST606)。なお、ここでは、受取待ち情報が登録されているものとする。受取待ち情報を受け取ると、移動端末1Bにおいては、受取待ち情報を一覧表示する受取待ち情報一覧画面が表示される(ST607)。図11は、送金アプリにより表示部14に表示される受取待ち情報一覧画面の一例を示す図である。図11に示すように、受取待ち情報一覧画面には、受取待ち情報の表示欄111と、受取待ち情報の受取合計金額の表示欄112と、受取方法を指定する受取方法指定欄113と、指定欄113で指定した受取方法を料金管理装置4に送出するための確認ボタン114とが設けられている。
なお、図11において、受取方法指定欄113は、プルダウンメニューで構成されている。ここでは、受取方法として、「銀行口座へ振込」が指定された場合について示している。受取待ち情報一覧画面においては、この「銀行口座へ振込」の他、移動端末1の利用料金の支払いに充当する「利用料へ充当」と、送金の受取りを拒否する「受取拒否」が指定できるように構成されている。なお、これらの「利用料へ充当」、「受取拒否」に対応する処理については後述する。
なお、ここまでの説明においては、確認メールを受信した移動端末1Bのユーザが送金アプリを起動してメニュー画面を表示させた後、メニュー画面から受取ボタン72を選択して料金管理装置4にアクセスして受取待ち情報一覧画面を取得する場合について示しているが、受取待ち情報一覧画面を表示するための情報を取得する際の処理についてはこれに限定されるものではない。例えば、確認メールに料金管理装置4にアクセス可能な情報(例えば、URL)を書き込んでおき、この情報を選択することで確認メールから直接的に受取待ち情報一覧画面を表示するための情報を取得するようにしても良い。
受取方法指定欄113における受取方法が指定された後、確認ボタン114が選択されると、移動端末1Aから料金管理装置4に対して送金の受取方法を指定した受取方法通知が送出される(ST608)。ここでは、受取方法として「銀行口座へ振込」が通知される。この受取方法通知を受信すると、料金管理装置4においては、送金管理部43により銀行口座を確認する銀行口座確認処理が行われる(ST609)。この銀行口座確認処理は、顧客DB46に登録された情報を参照して行われる。ここでは、選択可能な銀行口座情報が登録されているかが確認される。選択可能な銀行口座が存在しない場合には、振込口座の指定の選択を前提として処理が継続される。具体的には、後述する図12の選択ボタン12において、「振込口座を指定する」のみが表示されることとなる。ここでは、選択可能な銀行口座が存在しているものとする。
選択可能な銀行口座が確認されると、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Aに対して選択可能な銀行口座を示す選択可能口座通知が送出される(ST610)。この選択可能口座通知を受信すると、移動端末1Aにおいては、表示部14に銀行口座を選択するための口座選択画面が表示される(ST611)。図12は、送金アプリにより表示部14に表示される口座選択画面の一例を示す図である。図12に示すように、口座選択画面には、受取処理の対象とされる振込額121が表示されると共に、振込口座を選択する選択ボタン122と、選択ボタン122で選択した振込口座を料金管理装置4に通知するための確認ボタン123とが設けられている。図12に示す口座選択画面においては、前回指定した銀行口座と、利用料金の支払先である銀行口座と、直接入力で指定される銀行口座とが選択ボタン122により選択できるものとなっている。ここでは、前回指定した銀行口座が指定されたものとする。
選択ボタン122により振込口座を選択した後、確認ボタン123が選択されると、移動端末1Aから料金管理装置4に対して、選択した振込口座を通知する選択口座通知が送出される(ST612)。この選択口座通知を受信すると、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Bに対して受取内容の確認を促す受取確認通知が送出される(ST613)。なお、この受取確認通知には、受取処理に伴う手数料が含まれる。この手数料は、送金管理部43により予め保持されている。
この受取確認通知を受信すると、移動端末1Bにおいては、表示部14に受取内容を確認するための受取確認画面が表示される(ST614)。図13は、送金アプリにより表示部14に表示される受取確認画面の一例を示す図である。図13に示すように、受取確認画面には、振込口座を特定する銀行名、支店名、口座番号及び名義を含む銀行口座情報表示欄131と、手数料の表示欄132と、振込額の表示欄133と、受取処理の実行を指示する実行ボタン134とが設けられている。
受取確認画面から実行ボタン134が選択されると、移動端末1Bから料金管理装置4に対して受取処理の実行指示が送出される(ST615)。この受取実行指示を受け取ると、料金管理装置4においては、送金管理部43により送り手及び受け手の送金用口座における登録内容を更新する口座更新処理が実行される(ST616)。この場合において、送り手の送金用口座には、指定された送金額が送金された旨(送金済みである旨)が登録される。一方、受け手の送金用口座には、指定された送金額を現金で受け取る旨が登録されると共に、振込処理を管理するための振込管理番号が採番され、登録される。また、振込処理のための手数料(振込手数料)が登録される。
口座更新処理が行われた後、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Bに対して受取処理の受付けが完了した旨を示す受取受付完了通知が送出される(ST617)。この受取受付完了通知を受信すると、移動端末1Bにおいては、表示部14に受取処理の受付けが完了した旨を示す受付完了画面が表示される(ST618)。図14は、送金アプリにより表示部14に表示される受付完了画面の一例を示す図である。図14に示すように、受付完了画面には、料金管理装置4にて採番された振込管理番号141が表示されている。
なお、料金管理装置4においては、移動端末1Bに対して受取受付完了通知を送出した後、送金管理部43から通信制御部42を介して、金融機関装置6に対して受取処理で受け付けた振込み内容を含む振込依頼を送出する振込依頼処理が行われる(ST619)。これにより、受取処理で受け付けた振込み内容が金融機関装置6に通知されることとなる。その後、受取処理の内容を含む確認メールを送り手の移動端末1Aに送信する確認メール送信処理が行われる(ST620)。このような一連の処理を経て、受け手である移動端末1Bにおいて送金を受け取る際の動作が終了する。なお、振込依頼を受け取った金融機関装置6においては、指定された振込内容に応じて振込処理を実行する。これにより、受け手の指定した銀行口座に送り手が送金した金額が振り込まれることとなる。
ここで、図5及び図6に示す口座更新処理(ST515、ST616)が行われた後の送り手及び受け手の送金用口座の登録内容について説明する。図15は、本実施の形態に係る料金管理装置4において、口座更新処理が行われた後の送り手及び受け手の送金用口座の登録内容について説明するための図である。なお、ここでは、送り手である移動端末1Aのユーザから、受け手である移動端末1Bのユーザに3,000円の送金が行われた場合について説明するものとする。
図5に示すST515において、3,000円を送金額とする口座更新処理が行われると、図15(a)に示すように、口座管理部44における送り手の送金用口座には、3,000円が送金中である旨が登録されると共に、この送金を管理する送金管理番号(ここでは「123」)が採番され、登録される。また、送金利用料が登録される。ここでは、送金利用料は「52円」であるものとする。一方、受け手の送金用口座には、3,000円が受取待ちである旨が登録されると共に、送り手の送金用口座に登録されたものと同一の送金管理番号「123」が登録される。
一方、図6に示すST616において、3,000円を受取額とする口座更新処理が行われると、図15(b)に示すように、口座管理部44における送り手の送金用口座には、3,000円が送金された旨(送金済みである旨)が登録される(送金中である旨から書き換えられる)。なお、送金利用料は登録されたまま維持される。一方、受け手の送金用口座には、3,000円を現金で受け取る旨が登録されると共に、振込管理番号(ここでは「456」)が採番され、登録される。また、振込手数料が登録される。ここでは、振込手数料は「105円」であるものとする。
このように送り手から送金依頼が送出された際に行われる口座更新処理と、受け手から受取処理を指示された際に行われる口座更新処理とにおいて、送り手及び受け手の送金用口座の登録内容が書き換えられ、確実に送金処理における各種の処理状態を把握することができるようになっている。
ここで、送金管理部43における送金上限額の取扱いについて具体例を用いて説明する。図16は、本実施の形態に係る料金管理装置4の送金管理部43における送金上限額の取扱いについて説明するための図である。図16においては、送り手における送金上限額が20,000円である場合について示すものとする。なお、この送金上限額は、一例を示したものであり、これに限定されるものではない。また、送金上限額を送り手となるユーザ毎に増減させることは実施の形態として好ましい。この場合には、例えば、上述した与信確認処理の確認結果に応じて送金上限額を増減させることが考えられる。
図16(a)においては、送金処理、受取処理、請求確定及び収納タイミングを示し、同図(b)においては、送金許容額の推移を示している。図16(a)に示すように、1月上旬においては、5,000円の送金が行われている。これにより、20,000円の送金許容額(ここでは、送金上限額)は、15,000円に引き下げられている。なお、この送金は、1月中に受け取られ、2月上旬に請求が確定すると共に、2月末でその料金が収納されている。同様に、1月下旬においては、10,000円の送金処理が行われている。これにより、15,000円の送金許容額は、5,000円に引き下げられている。なお、この送金は、2月上旬に受け取られ、3月上旬に請求が確定すると共に、3月末でその料金が収納されている。
また、2月上旬においては、3,000円の送金処理が行われている。これにより、5,000円の送金許容額は、2,000円に引き下げられている。なお、この送金は、2月中に受け取られ、3月上旬に請求が確定すると共に、3月末でその料金が収納されている。上述のように、2月末には、1月の5,000円の送金が収納される。これにより、2,000円の送金許容額は、7,000円まで引き上げられている。このような要領で送金許容額は、送金上限額の範囲内で増減するものとなっている。
このように、本実施の形態に係る送金管理システム10においては、送金管理部43により、先行する送金依頼に含まれる送金額に対応する請求料金の支払実績に応じて、上記送金上限額の範囲内で送金許容額を増加させるように管理している。これにより、先行する送金額が支払われると、送金上限額の範囲内で許容される送金許容額が増加されることから、送金上限額を超える送金額を含む送金依頼を確実に排除しつつ、利用性に優れた送金処理システムを提供することが可能となる。
上述のように、送金の受取方法としては、「銀行口座への振込み」の他、「利用料へ充当」及び「受取拒否」が指定できるものとなっている。ここで、送金の受取方法として、「利用料へ充当」が指定された場合について説明する。図17は、受け手である移動端末1Bが送金の受取方法として、「利用料へ充当」を指定する場合のシーケンス図である。なお、図17において、図6と同一の処理については同一の符号を付し、その説明を省略する。この場合には、ST607で移動端末1Bに表示される受取待ち情報一覧画面における受取方法指定欄113において、図18に示すように「利用料へ充当」が指定される。なお、図18において、図11と同一の構成については同一の符号を付している。
受取方法指定欄113において「利用料へ充当」が指定された後、確認ボタン114が選択されると、表示部14に受取内容を確認するための受取確認画面が表示される(ST1701)。図19は、送金アプリにより表示部14に表示される受取確認画面の一例を示す図である。図19に示すように、受取確認画面には、利用料へ充当する旨が表示されると共に、受取待ち情報を表示する情報表示欄191と、受取処理の実行を指示する実行ボタン192とが設けられている。
受取確認画面から実行ボタン192が選択されると、受取方法として「利用料へ充当」を指定した受取方法通知が送出される(ST1702)。この受取方法通知を受信すると、料金管理装置4においては、送金管理部43により送り手及び受け手の送金用口座における登録内容を更新する口座更新処理が実行される(ST1703)。この場合、送り手の送金用口座には、指定された送金額が送金された旨(送金済みである旨)が登録される。一方、受け手の送金用口座には、指定された送金額を貨幣価値(バリュー)で受け取る旨が登録される。
例えば、3,000円を受け取る口座更新処理が行われると、図20(b)に示すように、送り手の送金用口座には、3,000円が送金された旨(送金済みである旨)が登録される(送金中である旨から書き換えられる)。一方、受け手の送金用口座には、3,000円を貨幣価値(バリュー)で受け取る旨が登録される。この貨幣価値(バリュー)は、図4に示す利用料充当額に相当する。なお、図20(a)については、図15(a)と同様であるため、その説明を省略する。
口座更新処理が行われた後、銀行口座へ振り込む場合と同様に、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Bに対して受取受付完了通知が送出される(ST617)。移動端末1Bにおいては、この受取受付完了通知に応じて表示部14に受付完了画面が表示される(ST618)。この場合には、図14に示す受付完了画面から振込管理番号141が排除された受付完了画面が表示される。
なお、料金管理装置4においては、移動端末1Bに対して受取受付完了通知を送出した後、送金管理部43により受取処理で指定された金額を利用料に充当する利用料充当処理が行われる(ST1704)。この場合、顧客DB46の利用料充当額に該当金額が加算されることとなる。これにより、受取処理にて受け取った金額を利用料に充当することが可能となる。その後、受取処理の内容を含む確認メールを送り手の移動端末1Aに送信する確認メール送信処理が行われる(ST620)。このような一連の処理を経て、受け手である移動端末1Bにおいて送金を利用料充当額として受け取る際の動作が終了する。
次に、送金の受取方法として、「受取拒否」が指定された場合について説明する。図21は、受け手である移動端末1Bが送金の受取方法として、「受取拒否」を指定する場合のシーケンス図である。なお、図21において、図6と同一の処理については同一の符号を付し、その説明を省略する。この場合には、ST607で移動端末1Bに表示される受取待ち情報一覧画面における受取方法指定欄113において、図22に示すように「受取拒否」が指定される。なお、図22において、図11と同一の構成については同一の符号を付している。
受取方法指定欄113において「受取拒否」が指定された後、確認ボタン114が選択されると、表示部14に受取内容を確認するための受取確認画面が表示される(ST2101)。図23は、送金アプリにより表示部14に表示される受取確認画面の一例を示す図である。図23に示すように、受取確認画面には、受取りを拒否する旨が表示されると共に、受取待ち情報を表示する情報表示欄231と、受取処理の実行を指示する実行ボタン232とが設けられている。
受取確認画面から実行ボタン232が選択されると、受取方法として「受取拒否」を指定した受取方法通知が送出される(ST2102)。この受取方法通知を受信すると、料金管理装置4においては、送金管理部43により送り手及び受け手の送金用口座における登録内容を更新する口座更新処理が実行される(ST2103)。この場合、送り手の送金用口座には、指定された送金額の受取りが拒否された旨が登録される。一方、受け手の送金用口座には、指定された送金額の受取りを拒否した旨が登録される。
例えば、3,000円の受取りを拒否する口座更新処理が行われると、図24(b)に示すように、送り手の送金用口座には、3,000円の送金が受取り拒否された旨が登録される(送金中である旨から書き換えられる)。一方、受け手の送金用口座には、3,000円の送金の受取りを拒否した旨が登録される。なお、図24(a)については、図15(a)と同様であるため、その説明を省略する。
口座更新処理が行われた後、銀行口座へ振り込む場合と同様に、送金管理部43から通信制御部42を介して、移動端末1Bに対して受取受付完了通知が送出される(ST617)。移動端末1Bにおいては、この受取受付完了通知に応じて表示部14に受付完了画面が表示される(ST618)。この場合には、図14に示す受付完了画面から振込管理番号141が排除された受付完了画面が表示される。
なお、料金管理装置4においては、移動端末1Bに対して受取受付完了通知を送出した後、送金管理部43により受取処理の内容を含む確認メールを送り手の移動端末1Aに送信する確認メール送信処理が行われる(ST620)。このような一連の処理を経て、受け手である移動端末1Bにおいて送金の受取りを拒否する際の動作が終了する。なお、受取りが拒否された送金は、例えば、予め定めた一定期間の経過後、受け手の利用料充当額に加算すことや、送金自体のキャンセルをすることが考えられる。
次に、本実施の形態に係る送金管理システム10において、移動端末1に対する請求料金を計算する際の動作について説明する。図25は、本実施の形態に係る送金管理システム10において、移動端末1に対する請求料金を計算する際の動作について説明するためのフロー図である。送金管理システム10においては、料金管理装置4が移動端末1に対する請求料金を計算する。料金管理装置4は、毎月予め定められたタイミングで請求料金を計算するものとなっている。具体的には、請求情報が確定するタイミングで請求料金が計算される。
請求料金を計算するタイミングが来ると、料金管理装置4の料金管理部45は、図25に示すように、まず、顧客DB46から契約情報を取得する(ST2501)。契約情報を取得することにより、料金管理部45は、請求料金を計算する対象の移動端末1が契約する基本料を把握することが可能となる。
次に、料金管理部45は、顧客DB46から通話料及び通信料を取得する(ST2502)。この場合において、ST2501で取得した契約情報に無料対象となる通話料及び通信料が含まれている場合、料金管理部45は、これらを差し引いて通話料及び通信料を取得する。これにより、料金管理部45は、請求料金を計算する対象の移動端末1に請求する通話量及び通信料を把握することが可能となる。
続いて、料金管理部45は、移動端末1における情報料を取得する(ST2503)。この場合において、料金管理部45は、顧客DB46に登録されている情報料を取得すると共に、移動通信センター3から課金対象となる情報料を取得し、これらの合計金額を情報料として把握する。これにより、請求料金を計算する対象の移動端末1に請求する情報料を把握することが可能となる。
さらに、料金管理部45は、口座管理部44で管理される送金用口座から、実際に送金された送金額を取得する(ST2504)。この場合、料金管理部45は、該当する移動端末1の送金用口座において、送金済みと登録されている金額を取得する。また、この際、送金用口座に登録されている送金手数料を取得する。これにより、請求料金を計算する対象の移動端末1に請求する送金額及び送金手数料を把握することが可能となる。
これらの基本料、通話料、通信料、情報料、送金額及び送金手数料を取得した後、料金管理部45は、この移動端末1に対する請求料金を計算する(ST2505)。この場合、料金管理部45は、基本料、通話料、通信料、情報料、送金額及び送金手数料の合計額を請求料金として確定する。このようにして、移動端末1に対する請求料金が計算される。なお、このような請求料金の計算は、契約している移動端末1毎に行われる。
そして、料金管理部45においては、このように計算した請求料金に基づいて請求書の発行処理を行う。これにより、送り手である移動端末1Aのユーザは、送金処理に伴って発生する負担金額の請求を、従来の料金請求システムと同様に受けることから、送金処理に伴って発生する負担金額を特別な精算手続きをすることなく支払うことが可能となる。
さらに、料金管理部45においては、請求書の発行後、所定のタイミングで、移動端末1における請求料金の収納状況(未納状況)の確認処理を行う。請求料金の収納状況の確認処理は、例えば、コンビニエンスストアや銀行などに設置されたATMなどから各収納情報を送金管理システム10が受信した時点でリアルタイムで行われる。そして、この請求料金の収納状況の確認結果に応じて、顧客DB46における未納実績の有無を更新する。これにより、顧客DB46には、最新の未納実績の有無が登録されるものとなっている。
このように、本実施の形態に係る送金管理システム10によれば送金元となる移動端末1Aから、送金先となる移動端末1B及び送金額を指定した送金依頼を送信し、料金管理装置4において、この送金依頼に応じて送金先に対して送金額の払込みを実行し、送金元に対する請求料金にこの送金額を含めて計算する。これにより、送金元となる移動端末1Aからの送金依頼に含まれる送金額を含めて請求料金が計算されることから、従来の料金請求システムと同様の支払い手続きによって送金額の精算を行うことができるので、貨幣価値を減算したり、書き込みしたりする特別な環境にない移動端末1間においても、容易に送金を行うことが可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、処理部や処理手順については適宜変更して実施することが可能である。その他、本発明の範囲を逸脱しないで適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、移動端末1が送金アプリを起動し、料金管理装置4からの各種の通知に応じて各種送金処理用画面を表示するようにしているが、送金処理用画面の表示手法については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。例えば、これらの送金処理用画面を料金管理装置4から送信し、移動端末1でこれを受信して表示するようにしても良い。