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JP2010093118A - 受光素子および受光装置 - Google Patents

受光素子および受光装置 Download PDF

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JP2010093118A
JP2010093118A JP2008262834A JP2008262834A JP2010093118A JP 2010093118 A JP2010093118 A JP 2010093118A JP 2008262834 A JP2008262834 A JP 2008262834A JP 2008262834 A JP2008262834 A JP 2008262834A JP 2010093118 A JP2010093118 A JP 2010093118A
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Yasuhiko Iguchi
保彦 井口
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Abstract

【課題】寄生容量の増大を最小限に抑えつつ、大きな光電流を発生させることの可能な受光素子およびそれを備えた受光装置を提供する。
【解決手段】受光素子10において、面内方向において互いに対向するp型半導体領域14Aおよびn型半導体領域14Bを有する半導体層14が設けられている。p型半導体領域14Aのうちn型半導体領域14Bとの対向部分18Aおよびn型半導体領域14Bのうちp型半導体領域14Aとの対向部分18Bの双方が互い違いに凹凸形状となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、受光光量に応じた電荷を発生させる受光素子およびそれを備えた受光装置に関する。
従来から、表示装置の表示面に接触あるいは近接する物体の位置などを検出する技術が知られている。その中でも代表的で一般に広く普及している技術として、タッチパネルを備えた表示装置が挙げられる。このタッチパネルも種々のタイプのものが存在するが、一般に普及しているものとして、静電容量を検知するタイプのものが挙げられる。このタイプのものは、指でタッチパネルに接触することでパネルの表面電荷の変化を捕らえ、物体の位置などを検出するようになっている。したがってこのようなタッチパネルを用いることで、ユーザは直感的に操作することが可能である。
また、最近では表示面上にこのようなタッチパネルを別途設けることなく、物体の位置などを検出することを可能とする技術が各種提案されている。例えば、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイや液晶表示ディスプレイにおいて、表示面に配置された受光素子を周期的に動作させる技術が提案されている。このような表示装置を利用すれば、取り込んだ映像に基づいて、物体の位置などを検出することが可能である。したがって、このような表示装置を利用することで、表示面上にタッチパネルなどの部品を別途設けることなく、簡易な構成で物体の位置などを検出することが可能となる。
図8は、上述した位置検出可能な表示装置における受光装置の回路構成の一例を表したものである。図8に示した受光装置100は、受光素子110と、容量素子111と、2つのトランジスタ112,113とを含んで構成されている。受光素子110は、受光光量に応じた電荷を発生させるものであり、例えば、フォトダイオード、フォトトランジスタなどにより構成されている。なお、図8には、受光素子110がフォトダイオードからなる場合が例示されている。また、トランジスタ112,113はそれぞれ、例えば薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)などにより構成されている。
この受光装置100では、例えば、受光素子110のカソードが電源電圧線VDDに接続され、受光素子110のアノードがリセット用のトランジスタ112のドレインと、容量素子111の一端と、増幅用のトランジスタ113のゲートに接続されている。トランジスタ112のゲートはリセット信号線RSTに接続され、トランジスタ112のソースは参照電圧線VSSに接続されている。容量素子111の他端が参照電圧線VSSに接続され、トランジスタ113のソースが電源電圧線VDDに接続されている。そして、トランジスタ113のドレインが信号出力線OUTに接続されている。
なお、静特性の向上を目的として、pn接合面を凹凸にし、pn接合面の面積を拡大したトランジスタが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開昭56−4274号公報
ところで、上記した受光装置100において、信号出力線OUTの電圧Vsは、Ip×t/Csとなる。ここで、Ipは受光素子110から出力される光電流であり、tは光照射時間であり、Csは受光素子110の容量である。上述した関係式から、受光装置100の感度を上げるためには、(1)受光素子110の感度、すなわち、受光素子110から発生する光電流をより大きくするか、(2)光検出に時間をかけるか、(3)容量素子111の容量を小さくすることが考えられる。しかし、検出にかける時間はあまり大きくすることができないので、受光装置100の感度を上げるためには、上記(1)または(3)を実践することが必要となる。
もっとも、実際の回路では、受光素子110から発生する電荷を蓄積する保持容量C’は、Cs+Cpである。ここで、Cpは受光素子110の寄生容量である。従って、実際の回路において感度を上げるためには、上記(1)を実践するか、または寄生容量Cpを小さくすることを実践することが必要となる。
しかし、上記(1)を実践するために、受光素子110のサイズを大きくすると、寄生容量Cpが膨大に大きくなってしまうという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、寄生容量の増大を最小限に抑えつつ、大きな光電流を発生させることの可能な受光素子およびそれを備えた受光装置を提供することにある。
本発明の第一の受光素子は、面内方向において互いに対向するp型半導体領域およびn型半導体領域を有する半導体層を備えたものである。この第一の受光素子には、p型半導体領域およびn型半導体領域に別個に接する電極が設けられている。また、p型半導体領域のうちn型半導体領域との対向部分とn型半導体領域のうちp型半導体領域との対向部分とを含む部分との対向領域には、ゲート絶縁膜およびゲート電極が設けられている。そして、p型半導体領域のうちn型半導体領域との対向部分およびn型半導体領域のうちp型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている。
本発明の第一の受光装置は、受光光量に応じた電荷を発生させる上記受光素子と、上記受光素子から発生した電荷を蓄積させる容量素子と、容量素子に蓄積された電荷を光電流として取り出す出力素子と、出力素子によって電荷が取り出された後に容量素子に残留する電荷を放出させる放出素子とを備えたものである。
本発明の第一の受光素子および第一の受光装置では、半導体層において、p型半導体領域のうちn型半導体領域との対向部分およびn型半導体領域のうちp型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている。これにより、受光素子のサイズを大きくしなくても、p型半導体領域とn型半導体領域との対向面積を大きくすることができる。
本発明の第二の受光素子は、面内方向において所定の間隙を介して互いに対向する一対の第一導電型半導体領域と一対の第一導電型半導体領域の間隙に設けられた第二導電型半導体領域とを有する半導体層を備えたものである。この第二の受光素子には、一対の第一導電型半導体領域および第二導電型半導体領域に別個に接する電極が設けられている。また、第一導電型半導体領域のうち第二導電型半導体領域との対向部分と第二導電型半導体領域のうち第一導電型半導体領域との対向部分とを含む部分との対向領域には、ゲート絶縁膜およびゲート電極が設けられている。そして、第一導電型半導体領域のうち第二導電型半導体領域との対向部分および第二導電型半導体領域のうち第一導電型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている。
本発明の第二の受光装置は、受光光量に応じた電荷を発生させる上記受光素子と、上記受光素子から発生した電荷を蓄積させる容量素子と、容量素子に蓄積された電荷を光電流として取り出す出力素子と、出力素子によって電荷が取り出された後に容量素子に残留する電荷を放出させる放出素子とを備えたものである。
本発明の第二の受光素子および第二の受光装置では、半導体層において、第一導電型半導体領域のうち第二導電型半導体領域との対向部分および第二導電型半導体領域のうち第一導電型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている。これにより、受光素子のサイズを大きくしなくても、第一導電型半導体領域と第二導電型半導体領域との対向面積を大きくすることができる。
本発明の第一の受光素子および第一の受光装置によれば、半導体層において、p型半導体領域のうちn型半導体領域との対向部分およびn型半導体領域のうちp型半導体領域との対向部分の少なくとも一方を凹凸形状としたので、受光素子の寄生容量の増大を最小限に抑えつつ、受光素子から大きな光電流を発生させることができる。
本発明の第二の受光素子および第二の受光装置によれば、半導体層において、第一導電型半導体領域のうち第二導電型半導体領域との対向部分および第二導電型半導体領域のうち第一導電型半導体領域との対向部分の少なくとも一方を凹凸形状としたので、受光素子の寄生容量の増大を最小限に抑えつつ、受光素子から大きな光電流を発生させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第一の実施の形態]
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る受光装置1の回路構成の一例を表したものである。本実施の形態の受光装置1は、例えば、図示しないが、プラスチックフィルム基板やガラス基板などの絶縁性基板上に、有機EL素子や液晶素子と共に形成されたものである。
本実施の形態の受光装置1は、例えば、受光素子10と、容量素子20と、2つのトランジスタ30,40とを含んで構成されている。受光素子10は、受光光量に応じた電荷を発生させるものであり、フォトダイオードにより構成されている。容量素子20は、受光素子10から発生した電荷を蓄積させるものであり、キャパシタにより構成されている。また、トランジスタ40(出力素子)は、容量素子20に蓄積された電荷を光電流として取り出すものであり、トランジスタ30(放出素子)は、トランジスタ40によって電荷が取り出された後に容量素子20に残留する電荷を放出させるものである。これらトランジスタ30,40はそれぞれ、例えば薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)などにより構成されている。
この受光装置1では、例えば、受光素子10のカソードが電源電圧線VDDに接続され、受光素子10のアノードがトランジスタ30のドレインと、容量素子20の一端と、トランジスタ40のゲートに接続されている。トランジスタ30のゲートはリセット信号線RSTに接続され、トランジスタ30のソースは参照電圧線VSSに接続されている。容量素子20の他端が参照電圧線VSSに接続され、トランジスタ40のソースが電源電圧線VDDに接続されている。そして、トランジスタ40のドレインが信号出力線OUTに接続されている。
図2(A)は、図1の受光素子10の断面構成の一例を表したものである。この受光素子10は、例えば、基板11上に、ゲート電極12と、ゲート絶縁膜13と、半導体層14と、電極15,16とを基板11側から順に備えたボトムゲート型のフォトダイオードである。
基板11は、例えば、プラスチックフィルム基板やガラス基板などの絶縁性基板である。ゲート電極12は、例えば、Alによって構成されている。このゲート電極12は、後述の接合界面14Cを含む部分との対向領域に形成されており、例えば矩形状となっている。これにより、ゲート電極12は、低抵抗の電極となっており、かつ基板11側から入射した光が接合界面14Cに入射するのを遮断する遮光膜として機能する。なお、接合界面14Cを含む部分とは、具体的には、p型半導体領域14Aのうちn型半導体領域14Bとの対向部分18A(後述)と、n型半導体領域14Bのうちp型半導体領域14Aとの対向部分18B(後述)とを含む部分を指している。
ゲート絶縁膜13は、例えば、酸化シリコン(SiO)や窒化シリコン(SiN)などを主成分として含んで構成されている。このゲート絶縁膜13は、少なくとも接合界面14Cを含む部分との対向領域に形成されており、例えば、ゲート電極12を覆うように形成されている。なお、図2(A)には、ゲート絶縁膜13が、ゲート電極12を含む基板11の表面全体に渡って形成されている場合が例示されている。
半導体層14は、ゲート電極12との対向領域を横切るように形成されており、電極15,16の対向方向(後述)に延在して形成されている。この半導体層14の上面は、電極15,16とのコンタクト部分を除いて、保護膜17によって覆われている。この保護膜17の上面のうち接合界面14Cを含む部分との対向領域が外部からの光が入射する光入射面となる。なお、保護膜17は、入射光に対して透明な材料からなり、例えば、酸化シリコン(SiO)や窒化シリコン(SiN)などを主成分として含んで構成されている。
上記した半導体層14は、例えば、図2(A),(B)に示したように、面内方向において互いに対向するp型半導体領域14Aおよびn型半導体領域14Bを有している。なお、図2(B)は、半導体層14を光入射側から見たときの平面構成を表したものである。p型半導体領域14Aは、例えば、p型不純物を含有するシリコン薄膜からなり、n型半導体領域14Bは、例えば、n型不純物を含有するシリコン薄膜からなる。
p型半導体領域14Aのうちn型半導体領域14Bとの対向部分18Aおよびn型半導体領域14Bのうちp型半導体領域14Aとの対向部分18Bの少なくとも一方が凹凸形状となっている。なお、本実施の形態では、対向部分18A,18Bが互いに直接接触しており、対向部分18Aと対向部分18Bとの間に接合界面14Cが形成されている。そのため、対向部分18A,18Bの双方に、互い違いに凹凸形状が形成されており、接合界面14Cは、クランク状にジグザクとうねっている。
ここで、接合界面14Cの面積Sは、半導体層14の幅(接合界面14Cの延在方向の長さ)をWとし、接合界面14Cのうねりの振幅をdとし、うねりの数をnとし、半導体層14の厚さをhとすると、面積Sは、おおよそ、(W+2nd)hとなる。つまり、接合界面14Cが仮に平坦な面であった場合の面積(Wh)と比べると、おおよそ、2ndhだけ大きくなっている。なお、図2(B)に例示したように、接合界面14Cのうねりが矩形状となっており、かつ、うねりの数nが2となっている場合には、面積Sが、おおよそ、4dhだけ大きくなっている。
電極15,16は、例えば、Alによって構成されている。電極15,16は、保護膜17に形成された開口内に形成されると共に、その上面が保護膜17から露出している。ここで、電極15はp型半導体領域14Aと電気的に接続されており、電極16はn型半導体領域14Bと電気的に接続されている。
本実施の形態の受光装置1では、受光素子10のI−V特性がゲート電極12で制御された状態で、受光素子10に対して外部から光が入射すると、受光素子10から光電流Ipが発生する。発生した光電流Ipは容量素子20に流れ込み、容量素子20に電荷が蓄積され、トランジスタ40のゲート電位が変位すると、その変位量に応じた電流がトランジスタ40のソース−ドレイン間に流れ、信号出力線OUTに出力される。
ところで、受光装置1において、信号出力線OUTの電圧Vsは、Ip×t/Csとなる。ここで、Ipは受光素子10から出力される光電流であり、tは光照射時間であり、Csは受光素子10の容量である。上述した関係式から、受光装置1の感度を上げるためには、(1)受光素子10の感度、すなわち、受光素子10から発生する光電流Ipをより大きくするか、(2)光検出に時間をかけるか、(3)容量素子20の容量を小さくすることが考えられる。しかし、検出にかける時間はあまり大きくすることができないので、受光装置1の感度を上げるためには、上記(1)または(3)を実践することが必要となる。
もっとも、実際の回路では、受光素子10から発生する電荷を蓄積する保持容量C’は、Cs+Cpである。ここで、Cpは受光素子10の寄生容量である。従って、実際の回路において感度を上げるためには、上記(1)を実践するか、または寄生容量Cpを小さくすることを実践することが必要となる。しかし、上記(1)を実践するために、受光素子10のサイズを大きくすると、寄生容量Cpが膨大に大きくなってしまう。
一方、本実施の形態では、半導体層14において、p型半導体領域14Aのうちn型半導体領域14Bとの対向部分18Aおよびn型半導体領域14Bのうちp型半導体領域14Aとの対向部分18Bの双方が互い違いに凹凸形状となっている。これにより、受光素子10のサイズを大きくしなくても、p型半導体領域14Aとn型半導体領域14Bとの対向面積(接合界面14Cの面積)を大きくすることができる。その結果、受光素子10の寄生容量Cpの増大を最小限に抑えつつ、受光素子10から大きな光電流Ipを発生させることができる。
[変形例]
上記実施の形態では、p型半導体領域14Aおよびn型半導体領域14Bが互いに直接接触していたが、例えば、図3(A),(B)に示したように、p型半導体領域14Aとn型半導体領域14Bとの間に、真性半導体領域14Dが設けられていてもよい。この場合には、対向部分18Aおよび対向部分18Bは互いに直接接触せず、真性半導体領域14Dを介して配置されることになる。したがって、この場合には、図示しないが、対向部分18Aおよび対向部分18Bのいずれか一方にだけ凹凸形状を設けることが可能である。また、図3(B)に示したように、対向部分18Aおよび対向部分18Bの双方に互い違いに凹凸形状を設けたりすることも、もちろん可能である。
なお、図3(B)に示したように、対向部分18Aおよび対向部分18Bの双方に互い違いに凹凸形状を設けた場合には、対向部分52Aと、真性半導体領域14Dのうちp型半導体領域14Aとの対向部分18Cとが互いに直接接触しており、対向部分18Aと対向部分18Cとの間に接合界面14Eが形成されている。そのため、対向部分18A,18Cの双方に、互い違いに凹凸形状が形成されており、接合界面14Eは、クランク状にジグザクとうねっている。さらに、対向部分18Bと、真性半導体領域14Dのうちn型半導体領域14Bとの対向部分18Dとが互いに直接接触しており、対向部分18Bと対向部分18Dとの間に接合界面14Fが形成されている。そのため、対向部分18B,18Dの双方に、互い違いに凹凸形状が形成されており、接合界面14Fは、クランク状にジグザクとうねっている。
ここで、接合界面14Eの面積S1は、接合界面14Eのうねりの振幅をd1とし、うねりの数をn1とすると、面積S1は、おおよそ、(W+2×n1×d1)hとなる。つまり、接合界面14Eが仮に平坦な面であった場合の面積(Wh)と比べると、おおよそ、2×n1×d1×hだけ大きくなっている。一方、接合界面14Fの面積S2についても、接合界面14Fのうねりの振幅をd2とし、うねりの数をn2とすると、面積S2は、おおよそ、(W+2×n2×d2)hとなる。つまり、接合界面14Fが仮に平坦な面であった場合の面積(Wh)と比べると、おおよそ、2×n2×d2×hだけ大きくなっている。これにより、上記実施の形態と同様、受光素子10の寄生容量Cpの増大を最小限に抑えつつ、受光素子10から大きな光電流Ipを発生させることができる。
なお、上記変形例において、真性半導体領域14Dの代わりに、p型半導体領域14Aのp型不純物濃度よりも低いp型不純物濃度の領域を設けたり、n型半導体領域14Bのn型不純物濃度よりも低いn型不純物濃度の領域を設けたりしてもよい。
また、上記実施の形態では、受光素子10がボトムゲート型のフォトダイオードである場合について説明したが、受光素子10は、例えば、図4に示したように、基板11上に、遮光膜21と、バッファ絶縁膜22と、半導体層14と、ゲート絶縁膜23と、ゲート電極24とを基板11側から順に備えたトップゲート型のフォトダイオードであってもよい。
なお、上記において、遮光膜21は、上記実施の形態のゲート電極12と同様、接合界面14Cを含む部分との対向領域に形成されており、例えば矩形状となっている。これにより、遮光膜21は、基板11側から入射した光が接合界面14Cに入射するのを遮断する機能を有している。また、バッファ絶縁膜22は、上記実施の形態のゲート絶縁膜13と同様、例えば、酸化シリコン(SiO)や窒化シリコン(SiN)などを主成分として含んで構成されている。このバッファ絶縁膜22は、ゲート電極12を含む基板11の表面全体に渡って形成されており、平坦化膜の役割を有している。
[第二の実施の形態]
図5は、本発明の第二の実施の形態に係る受光装置2の回路構成の一例を表したものである。本実施の形態の受光装置2は、上記実施の形態と同様、例えば、図示しないが、プラスチックフィルム基板やガラス基板などの絶縁性基板上に、有機EL素子や液晶素子と共に形成されたものである。
本実施の形態の受光装置2は、受光素子10の代わりに、受光素子50を設けた点で、上記実施の形態の受光装置1の構成と相違する。そこで、以下では、上記実施の形態との相違点について主に説明し、上記実施の形態との共通点については適宜省略するものとする。
図6(A)は、図5の受光素子50の断面構成の一例を表したものである。この受光素子50は、例えば、基板11上に、ゲート電極12と、ゲート絶縁膜13と、半導体層51と、電極15,16とを基板11側から順に備えたボトムゲート型のフォトダイオードである。
半導体層51は、ゲート電極12との対向領域を横切るように形成されており、電極15,16の対向方向(後述)に延在して形成されている。この半導体層51の上面は、電極15,16とのコンタクト部分を除いて、保護膜17によって覆われている。
上記した半導体層51は、例えば、図6(A),(B)に示したように、面内方向において所定の間隙を介して互いに対向する一対のn型半導体領域51A,51B(第一導電型半導体領域)を有しており、さらに、一対のn型半導体領域51A,51Bの間隙にp型半導体領域51C(第二導電型半導体領域)を有している。なお、図6(B)は、半導体層51を光入射側から見たときの平面構成を表したものである。p型半導体領域51Cは、例えば、p型不純物を含有するシリコン薄膜からなり、n型半導体領域51A,51Bは、例えば、n型不純物を含有するシリコン薄膜からなる。
n型半導体領域51Aのうちp型半導体領域51Cとの対向部分52A、p型半導体領域51Cのうちn型半導体領域51Aとの対向部分52B、p型半導体領域51Cのうちn型半導体領域51Bとの対向部分52C、およびn型半導体領域51Bのうちp型半導体領域51Cとの対向部分52Dの少なくとも一つが、凹凸形状となっている。なお、本実施の形態では、対向部分52A,52Bが互いに直接接触しており、対向部分52Aと対向部分52Bとの間に接合界面51Dが形成されている。そのため、対向部分52A,52Bの双方に、互い違いに凹凸形状が形成されており、接合界面51Dは、クランク状にジグザクとうねっている。さらに、対向部分52C,52Dが互いに直接接触しており、対向部分52Cと対向部分52Dとの間に接合界面51Eが形成されている。そのため、対向部分52C,52Dの双方に、互い違いに凹凸形状が形成されており、接合界面51Eは、クランク状にジグザクとうねっている。
ここで、接合界面51Dの面積S3は、接合界面51Dのうねりの振幅をd3とし、うねりの数をn3とすると、面積S3は、おおよそ、(W+2×n3×d3)hとなる。つまり、接合界面51Dが仮に平坦な面であった場合の面積(Wh)と比べると、おおよそ、2×n3×d3×hだけ大きくなっている。一方、接合界面51Eの面積S4についても、接合界面51Eのうねりの振幅をd4とし、うねりの数をn4とすると、面積S4は、おおよそ、(W+2×n4×d4)hとなる。つまり、接合界面51Eが仮に平坦な面であった場合の面積(Wh)と比べると、おおよそ、2×n4×d4×hだけ大きくなっている。これにより、上記実施の形態と同様、受光素子50の寄生容量Cpの増大を最小限に抑えつつ、受光素子50から大きな光電流Ipを発生させることができる。
本実施の形態の受光装置2では、受光素子50のI−V特性がゲート電極12で制御された状態で、受光素子50に対して外部から光が入射すると、受光素子50から光電流Ipが発生する。発生した光電流Ipは容量素子20に流れ込み、容量素子20に電荷が蓄積され、トランジスタ40のゲート電位が変位すると、その変位量に応じた電流がトランジスタ40のソース−ドレイン間に流れ、信号出力線OUTに出力される。
本実施の形態では、半導体層51において、対向部分52A,52Bの双方が互い違いに凹凸形状となっており、さらに、対向部分52C,52Dの双方が互い違いに凹凸形状となっている。これにより、受光素子50のサイズを大きくしなくても、n型半導体領域51Aとp型半導体領域51Cとの対向面積(接合界面51Dの面積)と、n型半導体領域51Bとp型半導体領域51Cとの対向面積(接合界面51Eの面積)とを大きくすることができる。その結果、受光素子50の寄生容量Cpの増大を最小限に抑えつつ、受光素子50から大きな光電流Ipを発生させることができる。
[変形例]
上記第二の実施の形態では、受光素子50がボトムゲート型のフォトダイオードである場合について説明したが、受光素子50は、例えば、図7に示したように、基板11上に、遮光膜21と、バッファ絶縁膜22と、半導体層51と、ゲート絶縁膜23と、ゲート電極24とを基板11側から順に備えたトップゲート型のフォトダイオードであってもよい。
また、上記第二の実施の形態では、半導体層51は、一対のn型半導体領域51A,51Bの間隙にp型半導体領域51Bを形成したnpn構造となっていたが、pnp構造となっていてもよい。
また、上記第二の実施の形態において、n型半導体領域51Aとp型半導体領域51Cとの間に、p型半導体領域51Cのp型不純物濃度よりも低いp型不純物濃度の領域を設けたり、n型半導体領域51Aのn型不純物濃度よりも低いn型不純物濃度の領域を設けたりしてもよい。また、n型半導体領域51Bとp型半導体領域51Cとの間に、p型半導体領域51Cのp型不純物濃度よりも低いp型不純物濃度の領域を設けたり、n型半導体領域51Bのn型不純物濃度よりも低いn型不純物濃度の領域を設けたりしてもよい。
以上、実施の形態およびその変形例を挙げて本発明の受光素子および受光装置について説明したが、本発明は上記各実施の形態等に限定されるものではなく、本発明の受光素子および受光装置の構成は、上記各実施の形態等と同様の効果を得ることが可能な限りにおいて自由に変形可能である。
例えば、上記各実施の形態では、受光素子10,50は、TFT構造となっていたが、例えば、図示しないが、FinFET構造となっていてもよい。また、受光素子10,50において、基板11として、ガラス基板などの代わりに、SOI基板を用いることも可能である。
本発明の第一の実施の形態に係る受光装置の回路図である。 図1の受光素子の断面図と、受光素子内の半導体層の上面図である。 図1の受光素子の一変形例の断面図と、その受光素子内の半導体層の上面図である。 図1の受光素子の他の変形例の断面図である。 本発明の第二の実施の形態に係る受光装置の回路図である。 図5の受光素子の断面図と、受光素子内の半導体層の上面図である。 図5の受光素子の一変形例の断面図である。 従来の受光装置の回路図である。
符号の説明
1…受光装置、10,50…受光素子、11…基板、12,24…ゲート電極、13,23…ゲート絶縁膜、14,51…半導体層、14A,51C…p型半導体領域、14B,51A,51B…n型半導体領域、14C,14E,14F,51D,51E…接合界面、14D…真性半導体領域、15,16…電極、17…保護膜、18A,18B,18C,18D,52A,52B,52C,52D…対向部分、20…容量素子、21…遮光膜、22…バッファ絶縁膜、30,40…トランジスタ、Cs…寄生容量、Ip…電流、OUT…信号出力線、RST…リセット信号線、Vs…電圧、VDD…電源電圧線、VSS…参照電圧線。

Claims (5)

  1. 面内方向において互いに対向するp型半導体領域およびn型半導体領域を有する半導体層と、
    前記p型半導体領域および前記n型半導体領域に別個に接する電極と、
    前記p型半導体領域のうち前記n型半導体領域との対向部分と前記n型半導体領域のうち前記p型半導体領域との対向部分とを含む部分との対向領域に形成されたゲート絶縁膜およびゲート電極と
    を備え、
    前記p型半導体領域のうち前記n型半導体領域との対向部分および前記n型半導体領域のうち前記p型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている受光素子。
  2. 前記半導体層は、前記p型半導体領域と前記n型半導体領域との間に真性半導体領域を有する請求項1に記載の受光素子。
  3. 面内方向において所定の間隙を介して互いに対向する一対の第一導電型半導体領域と前記一対の第一導電型半導体領域の間隙に設けられた第二導電型半導体領域とを有する半導体層と、
    前記一対の第一導電型半導体領域および前記第二導電型半導体領域に別個に接する電極と、
    前記第一導電型半導体領域のうち前記第二導電型半導体領域との対向部分と前記第二導電型半導体領域のうち前記第一導電型半導体領域との対向部分とを含む部分との対向領域に形成されたゲート絶縁膜およびゲート電極と
    を備え、
    前記第一導電型半導体領域のうち前記第二導電型半導体領域との対向部分および前記第二導電型半導体領域のうち前記第一導電型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている受光素子。
  4. 受光光量に応じた電荷を発生させる受光素子と、
    前記受光素子から発生した電荷を蓄積させる容量素子と、
    前記容量素子に蓄積された電荷を光電流として取り出す出力素子と、
    前記出力素子によって電荷が取り出された後に前記容量素子に残留する電荷を放出させる放出素子と
    を備え、
    前記受光素子は、
    面内方向において互いに対向するp型半導体領域およびn型半導体領域を有する半導体層と、
    前記p型半導体領域および前記n型半導体領域に別個に接する電極と、
    前記p型半導体領域のうち前記n型半導体領域との対向部分と前記n型半導体領域のうち前記p型半導体領域との対向部分とを含む部分との対向領域に形成されたゲート絶縁膜およびゲート電極と
    を備え、
    前記p型半導体領域のうち前記n型半導体領域との対向部分および前記n型半導体領域のうち前記p型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている受光装置。
  5. 受光光量に応じた電荷を発生させる受光素子と、
    前記受光素子から発生した電荷を蓄積させる容量素子と、
    前記容量素子に蓄積された電荷を光電流として取り出す出力素子と、
    前記出力素子によって電荷が取り出された後に前記容量素子に残留する電荷を放出させる放出素子と
    を備え、
    前記受光素子は、
    面内方向において所定の間隙を介して互いに対向する一対の第一導電型半導体領域と前記一対の第一導電型半導体領域の間隙に設けられた第二導電型半導体領域とを有する半導体層と、
    前記一対の第一導電型半導体領域および前記第二導電型半導体領域に別個に接する電極と、
    前記第一導電型半導体領域のうち前記第二導電型半導体領域との対向部分と前記第二導電型半導体領域のうち前記第一導電型半導体領域との対向部分とを含む部分との対向領域に形成されたゲート絶縁膜およびゲート電極と
    を備え、
    前記第一導電型半導体領域のうち前記第二導電型半導体領域との対向部分および前記第二導電型半導体領域のうち前記第一導電型半導体領域との対向部分の少なくとも一方が凹凸形状となっている受光装置。
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