[go: up one dir, main page]

JP2010083240A - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ及びエアバッグ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010083240A
JP2010083240A JP2008252477A JP2008252477A JP2010083240A JP 2010083240 A JP2010083240 A JP 2010083240A JP 2008252477 A JP2008252477 A JP 2008252477A JP 2008252477 A JP2008252477 A JP 2008252477A JP 2010083240 A JP2010083240 A JP 2010083240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
airbag
main
deployed
sub
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008252477A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Tani
隆徳 谷
Hideki Mochizuki
秀樹 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP2008252477A priority Critical patent/JP2010083240A/ja
Publication of JP2010083240A publication Critical patent/JP2010083240A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】カーテンエアバッグ装置のエアバッグを乗員の側方に円滑迅速に展開する。
【解決手段】ルーフサイド部に細長く折り畳んで収納したエアバッグ1をカーテン状に展開する。エアバッグ本体部31に、前席の乗員のための第1の主膨張部41と、後席の乗員のための第2の主膨張部42とを設ける。これら主膨張部41,42同士の間に、副膨張部45,46を設ける。これら副膨張部45,46には、主膨張部41,42からガスを供給する。エアバッグ本体部31の外面に沿って、ベルト81を配置する。ベルト81は、前端部81aを第1の主膨張部41に連結固定し、後端部81bを第2の主膨張部42の下方に連結固定し、中間位置81cを副膨張部45,46に近接してエアバッグ本体部31に連結固定する。エアバッグ1の展開時には、先行して膨張展開する第2の主膨張部42が、副膨張部45,46を引っ張り、これら副膨張部45,46が迅速に展開する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の側部の窓部に沿って展開するエアバッグ及びエアバッグを備えたエアバッグ装置に関する。
従来、ガスを導入して膨張展開するエアバッグを備えたエアバッグ装置について、自動車の車室の側部のドアの窓部などに沿ってエアバッグを展開するいわゆるカーテンエアバッグ装置が知られている。このようなエアバッグ装置のエアバッグ、すなわちカーテンエアバッグは、通常時は細長く折り畳まれ、窓部の上縁部のルーフサイト部に沿って配置されている。そして、側面衝突や横転(ロールオーバー)などの衝撃を受けた際に、インフレータからガスが供給され、カーテンエアバッグが側部の窓部などに沿って上側から下方に展開して、乗員を拘束して保護する。
このようなカーテンエアバッグにおいて、主として前席の側方に膨張展開する第1の膨張部と、この第1の膨張部の後側に位置し主として後席の側方に展開する第2の膨張部とを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。さらに、この構成では、各膨張部は、ガスが直接的に供給される主膨張部と、これら主膨張部から狭い連通路を介してガスが供給される副膨張部を備えている。そこで、インフレ−タから供給されるガスが主膨張部に供給されると、カーテンエアバッグは所定の形状で所定の位置に展開し、膨張展開した主膨張部が側方に移動してくる乗員の頭部などを拘束して保護する。
そして、この構成では、展開初期には副膨張部にガスが供給されないため、インフレータから供給されるガスを有効に利用して主膨張部を迅速に膨張展開できる。さらに、主膨張部に乗員頭部が接触した際は、主膨張部のガスが連通路を介して副膨張部に移動し、乗員に加わる力が抑制される。また、主膨張部のガスは、カーテンエアバッグの外部に排気されるのではなく、カーテンエアバッグ内の副膨張部に留められるため、比較的長時間にわたり内圧を維持して乗員を保護できるようになっている。
特開2007−186192号公報 (図3−4)
上記従来の構成では、展開初期には副膨張部にガスが供給されないため、ガスを有効に利用して主膨張部を迅速に膨張展開できるものの、ガスが供給されない副膨張部など他の部分は、膨張せずにつぶれた状態のまま隣接する主膨張部に引かれて展開する。そこで、この副膨張部などの部分を含めて、カーテンエアバッグの全体を所定の位置に迅速に展開させることが容易でない問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、エアバッグを容易に迅速に展開できるエアバッグ及びエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグは、折り畳んで収納されガスが導入されて所定面に沿って面状に膨張展開し、被保護物を拘束して保護するエアバッグであって、それぞれガスが導入されて被保護物に対向して膨張展開する複数の主膨張部を備え、これら複数の主膨張部は、先行して膨張展開する一方の主膨張部と、この一方の主膨張部よりも遅れて膨張展開する他方の主膨張部とを備えたエアバッグ本体部と、前記一方の主膨張部側に一端部を連結し、前記他方の主膨張部側に他端部を連結する連結手段とを具備したものである。
そして、この構成では、折り畳んで収納されたエアバッグにガスが導入されると、ガスが導入された主膨張部が被保護物に対向して膨張展開し、被保護物を保護する。複数の主膨張部の一方の主膨張部側に一端部を連結し、他方の主膨張部側に他端部を連結し、すなわち、一方の主膨張部及び一方の主膨張部の近傍の少なくとも一方に一端部を連結し、他方の主膨張部及び他方の主膨張部の近傍の少なくとも一方に他端部を連結したため、先行して膨張展開する一方の主膨張部と遅れて膨張展開する他方の主膨張部との間で連結手段に張力が生じ、遅れて膨張展開する主膨張部を含めてエアバッグの全体が容易に迅速に所望の形状に展開する。
請求項2記載のエアバッグは、請求項1記載のエアバッグにおいて、エアバッグ本体部は、複数の主膨張部の間に位置し、これら主膨張部の少なくとも一方からガスが導入されて膨張展開可能な副膨張部を備え、連結手段は、前記一端部と前記他端部との間の中間位置が、前記副膨張部側に連結されたものである。
そして、この構成では、主膨張部からガスが導入されて膨張展開可能な副膨張部を備えたため、展開初期には副膨張部にガスが供給されず、ガスが有効に利用され、主膨張部が迅速に展開する。被保護物が主膨張部に接触すると、主膨張部から副膨張部にガスが移動し、被保護物に加わる力が抑制されるとともに、比較的長時間にわたり内圧が維持されて被保護物が保護される。ガスが導入されて主膨張部が膨張展開すると、この主膨張部に連結された連結手段により引かれて、副膨張部が迅速に展開し、エアバッグの全体が容易に迅速に所望の形状に展開する。
請求項3記載のエアバッグは、請求項2記載のエアバッグにおいて、エアバッグ本体部は、連結手段を内側に巻き込んで、下方から上方に向けて少なくとも一部がロール状に折り畳まれ、主膨張部は、折り畳まれた状態からガスが導入されて下方に展開する第1の主膨張部、及び折り畳まれた状態からガスが導入されて前記第1の主膨張部に先行して下方に展開する第2の主膨張部を備え、前記連結手段は、一端部が前記第2の主膨張部の下端部側に位置する第2の連結固定部でエアバッグ本体部に連結固定され、他端部が前記第1の主膨張部側に位置しかつ前記第2の連結固定部よりも上方に位置する第1の連結固定部で前記エアバッグ本体部に連結固定され、中間位置が副膨張部側に位置する第3の連結固定部で前記エアバッグ本体部に連結固定されたものである。
そして、この構成では、連結手段は、一端部が第2の主膨張部側すなわち第2の主膨張部の下端部及び下端部に近接した位置の少なくとも一方に位置する第2の連結固定部でエアバッグ本体部に連結固定され、他端部が第1の主膨張部側すなわち第1の主膨張部及び第1の主膨張部の近傍の少なくとも一方に位置しかつ第2の連結固定部よりも上方に位置する第1の連結固定部でエアバッグ本体部に連結固定され、中間位置が副膨張部側すなわち副膨張部及びこの副膨張部に近接した位置の少なくとも一方に位置する第3の連結固定部でエアバッグ本体部に連結固定されている。そこで、連結手段を内側に巻き込んで下方から上方に向けて少なくとも一部がロール状に折り畳まれたエアバッグ本体部にガスが供給され、第1の主膨張部よりも先行して第2の主膨張部がエアバッグ本体部を巻き戻しながら下方に膨張展開すると、連結手段は、第2の主膨張部の下端部側の第2の連結固定部とこの第2の連結固定部よりも上方の第1の連結固定部との間で緊張した状態となり、中間位置の第3の連結固定部で副膨張部を下方に引き出す。そこで、副膨張部にガスが供給されるか否かに係わらず、副膨張部が迅速に展開し、エアバッグの全体が容易に迅速に所望の形状に展開する。
請求項4記載のエアバッグは、請求項1ないし3いずれか一記載のエアバッグにおいて、連結手段は、エアバッグ本体部の所定面側に沿って配置されたものである。
そして、この構成では、エアバッグの展開の過程及び展開完了後において、所定面の反対側である被保護物側に連結手段が露出しにくく、連結手段と被保護物との干渉が抑制される。
請求項5記載のエアバッグ装置は、請求項1ないし4いずれか一記載のエアバッグと、このエアバッグにガスを供給するインフレ−タとを具備し、所定面は、車室の側部に沿った面であり、前記エアバッグは、前記所定面の上縁部に沿った収納位置に折り畳んで収納され、ガスが導入されて下方に展開し、主膨張部は、被保護物としての着席した乗員の側方に対向して展開するものである。
そして、この構成では、車室の側部に沿ってエアバッグを展開し、主膨張部が乗員に対向する領域が容易に確保され、乗員がエアバッグに接触した際の力を抑制して乗員が保護されるとともに、エアバッグを所定の位置に容易に迅速に展開させ、乗員を保護する好ましい特性の実現が容易になる。
本発明によれば、折り畳んで収納されたエアバッグにガスが導入することにより、ガスが導入された主膨張部が被保護物に対向して膨張展開し、被保護物を保護できる。複数の主膨張部の一方の主膨張部側に一端部を連結し、他方の主膨張部側に他端部を連結したため、先行して膨張展開する一方の主膨張部と遅れて膨張展開する他方の主膨張部との間で連結手段に張力が生じ、遅れて膨張展開する主膨張部を含めてエアバッグの全体を容易に迅速に所望の形状に展開できる。
以下、本発明のエアバッグ及びエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図3において、1はエアバッグで、このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置2は、カーテンエアバッグ装置とも呼ばれるもので、車両である自動車の車体3の車室の収納位置としてのルーフサイド部5に配置されている。そして、このエアバッグ1は、カーテンエアバッグ、側突用エアバッグ、インフレータブルカーテン、あるいは頭部保護用エアバッグなどとも呼ばれるもので、側面衝突の衝撃を受けた際や横転(ロールオーバー)の際などに、被保護物としての乗員の側方にほぼ面状に展開し、乗員を保護するようになっている。
なお、以下、前後方向、車幅方向である両側方向、上下方向などの方向は、車両の直進方向を基準とし、前側方向(図1ないし図3に示す矢印F方向)、上方(矢印U方向)、車室の外方(図3に示す矢印W方向)、車室の内方(図3に示す矢印C方向)などを説明する。
そして、図2に示すように、この自動車の車体3は、車室内に乗員が着座可能な前席及び後席を備え、これら前席及び後席に対応して、それぞれ上部に開口可能な開口部としての窓部(サイドウィンドウ)8を備えた図示しないドアが設けられている。また、車室の両側には、前側(図1における左側)から順に、Aピラーとも呼ばれるフロントピラー11、Bピラーとも呼ばれるセンターピラー12、Cピラーとも呼ばれるリアピラー13が設けられている。そして、これら窓部8、ドア及び各ピラー11,12,13により、車室の両側部に所定面14が構成されている。また、これらピラー11,12,13の上側、すなわち窓部8の一縁部である上縁部に、ルーフサイドレールなどとも呼ばれる被取付部材を構成する車体パネルが設けられ、この車体パネルを介して天井部としての天井パネルが支持されている。また、両側のフロントピラー11の前側にはフロントガラス(フロントウインドシールド)が設けられ、両側のリアピラー13の後側にはリアガラスが設けられている。そして、収納位置としてのルーフサイド部5は、天井パネルの両側の縁部の部分から、この縁部の部分といわば交差する方向に伸びるフロントピラー11及びリアピラー13のほぼ全長にかかる部分にまで設定され、これら天井パネルの縁部の部分とフロントピラー11及びリアピラー13とで仮想的に構成される弧の内側に、エアバッグ1が展開する所定面14が設定される。
なお、ここで、センターピラー12とは、前後の端部のピラーではなく、展開したエアバッグ1に覆われるピラーを示す。また、車両の種類によっては、片側に例えば4本以上のピラーを備える場合があるが、前から3本目以後のピラーは、リアピラー13として説明する。
そして、エアバッグ装置2は、前後の座席の乗員を保護可能な、いわゆる前後席用エアバッグであり、車体パネルとヘッドライニングとなどに囲まれたルーフサイド部5すなわち車体3のドア開口部の上縁に沿って細長く折り畳んで収納されたエアバッグ1と、後席の後方あるいは上方に収納されこのエアバッグ1にガスを供給するガス発生器であるインフレータ25となどを備えている。また、このエアバッグ装置2は、必要に応じて、エアバッグ1を車体パネルに取り付ける金属板をプレス加工などして形成された取付ブラケット、折り畳んだエアバッグ1に沿って取り付けられて展開時にエアバッグ1を保護する樹脂製のプロテクタ、及び折り畳んだエアバッグ1の形状を保持する破断可能な筒状あるいはひも状の形状保持部材としてのスリーブ、エアバッグ1の前端部に連結されたテザーベルト29などが備えられている。
そして、エアバッグ1は、単数あるいは複数の基布を組み合わせ、例えば1枚の基布を下端で折り返し、あるいは2枚の基布を重ねて接合して、扁平な袋状に形成されたエアバッグ本体部31と、このエアバッグ本体部31の複数カ所から延設された取付部を構成する取付片部32となどを備え、細長く折り畳んでルーフサイド部5に収納される。
そして、エアバッグ本体部31は、車室の内側に配置される内側の基布部33と車体側である外側に配置される外側の基布部34とを重ね、接合部である所定の縫製部で縫い合わせ、ガスが流入して膨張展開する袋状の膨張部35と、エアバッグ本体部31の後端上部などに位置して膨張部35を外部に連通するガス導入部36と、ガスが流入せず膨張展開しない非膨張部37となどが設けられている。
そして、膨張部35は、中空部である気室であり、ガス案内部40、主膨張部としての第1の主膨張部41、主膨張部としての第2の主膨張部42、第1の副膨張部44、副膨張部としての第2の副膨張部45、及び副膨張部としての第3の副膨張部46を備えている。
そして、ガス案内部40は、ガス導入部36に直接的に連通し、エアバッグ本体部31の上縁部に沿って前後方向を長手方向として直線状に設けられ、すなわち前後方向を長手方向である軸方向として略水平な柱状に展開する。このガス案内部40は、本実施の形態では、エアバッグ本体部31の前端部には形成されず、また、後端部にガス導入部36が連通している。
また、第1の主膨張部41は、ガス案内部40の下流側である前側に連通し、展開時に前席の乗員の側方に対向して展開する前席保護部となっている。
一方、第2の主膨張部42は、ガス案内部40の上流側である後側に連通するとともに、ガス導入部36に直接的に連通し、展開時に後席の乗員の側方に対向して展開する後席保護部となっている。すなわち、第2の主膨張部42は、第1の主膨張部41よりもガス流の上流側に位置し、第1の主膨張部41に先行して展開するようになっている。
さらに、第1の副膨張部44は、連通部としての第1のベントホール51を介して第1の主膨張部41の前側に連通し、展開時に前席の乗員の側方よりさらに前方に位置して展開可能となっている。また、第2の副膨張部45は、第2のベントホール52を介して第1の主膨張部41の後側に連通し、展開時に前席の乗員の側方より後方に位置して展開可能となっている。さらに、第3の副膨張部46は、第3のベントホール53を介して第2の主膨張部42の前側に連通し、展開時に後席の乗員の側方より前方に位置して展開可能となっている。すなわち、第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46は、第1の主膨張部41と第2の主膨張部42との間に位置している。
また、縫製部は、縫製、接着、あるいは縫製とシール手段との併用などにより略気密あるいは高度な気密に構成され、膨張部35の外周を縫製する外周連結部である外周縫製部55と、この外周縫製部55に囲まれた領域に位置し各主膨張部41,42および各副膨張部44,45,46などを区画形成するとともに各部の展開時の幅寸法を規制する規制部56とを備えている。そして、この規制部56は、外周縫製部55と一体あるいは別体に形成され、線状をなす線部57と、この線部57の端末などに位置して線部57を保護する円環状の保護部58が形成されている。
そして、本実施の形態では、規制部56の線部57は、第1の主膨張部41の前側に位置してこの第1の主膨張部41と第1の副膨張部44とを区画する第1の区画線61と、第1の主膨張部41の後側に位置してこの第1の主膨張部41と第2の副膨張部45とを区画する第2の区画線62と、第2の主膨張部42の前側からガス案内部40の下側に位置しこれら第2の主膨張部42及びガス案内部40と第3の副膨張部46とを区画する第3の区画線63とを備えている。さらに、規制部56の線部57としては、第1の区画線61から分岐し第1の主膨張部41の内側に湾曲するように延びる第4の区画線64と、第2の区画線62から分岐し第1の主膨張部41の内側に湾曲するように延びる第5の区画線65と、第2の区画線62と外周縫製部55とを連結し第2の副膨張部45と第3の副膨張部46とを区画する第6の区画線66とを備えている。
そして、第1の区画線61は、第1の区画線部71と、この第1の区画線部71に連続する第2の区画線部72とを備える。第1の区画線部71は、上下方向に沿った垂直な直線状に配置され、下端としての一端71aと、下方に対向する外周縫製部55との間が、ガスが流通可能な第1のベントホール51となっている。そして、第1のベントホール51から上方に延びる第1の区画線部71の上端部である他端71bからは、第2の区画線部72が、この第1の区画線部71の延長線71c上よりも後方すなわち第1の主膨張部41側に向かって屈曲するようにして上側後方に傾斜して延設されている。
そして、このように、第1の副膨張部44は、第1の区画線61、外周縫製部55、及び第1のベントホール51により区画して定義されている。そして、外周縫製部55の前端部は、下側部は第1の区画線61と略平行な垂直状の直線状で、上側部が上側後方に向かって傾斜するように形成され、第1の副膨張部44は、第1の区画線部71に沿った下部副膨張部44aと、この下部副膨張部44aの上側に連通し第2の区画線部72に沿った上部副膨張部44bとを備えている。すなわち、下部副膨張部44aは、第1の主膨張部41の前側部に沿って配置され、上部副膨張部44bは、第1の主膨張部41の前側部の上側部に沿って配置されている。
また、第2の区画線62は、ガス案内部40の先端側すなわち第3の区画線63の先端側から下方に延びるように形成され、この第2の区画線62の先端部である下端部と外周縫製部55との間が第2のベントホール52となっている。また、第5の区画線65は、第2の区画線62の先端部である下端部から前側に延び、さらに上側に湾曲するように形成されている。
さらに、第3の区画線63は、ガス案内部40の下側に沿って前後方向に延びる部分の後端部が下方に延設され、この下方に延設された部分の先端部である下端部と外周縫製部55との間が第3のベントホール53となっている。
また、第6の区画線66は、第2の区画線62の上端部から前後方向に沿って第3の区画線63と平行に後方に延設され、上側に湾曲する外周縫製部55と連結する。
なお、各ベントホール51,52,53は、常時開口しているものの、開口面積が小さくスリット状に開口して所定の通気抵抗を発生されるもので、各ベントホール51,52,53に連通する各副膨張部44,45,46をいわば内部排気受入部(インターナルベント)として機能させる。また、各ベントホール51,52,53の位置は、各主膨張部41,42の下流側の端部である下端部に位置して形成されている。そこで、ガス導入部36からガス案内部40を介して各主膨張部41,42にガスが導入されこれら主膨張部41,42が展開する展開初期には、各副膨張部44,45,46には、全くあるいはほとんどガスが導入されないようになっている。
また、内側の基布部33と外側の基布部34との間には、必要に応じて、ガスを案内し、あるいは、展開時の膨張部の幅寸法を規制する手段として、基布を筒状としたインナパイプ77や、内側の基布部33と外側の基布部34とを連結する基布である隔壁体などが縫合などして取り付けられている。また、この実施の形態では、エアバッグ本体部31の上端部の前端部及び後端部の下端部にそれぞれ若干の非膨張部37が形成され、前側の非膨張部37には、車体に取り付けられる固定点79が形成されている。
また、エアバッグ1の取付片部32は、車体取付用の取付片であり、エアバッグ本体部31の上縁部の所定位置に複数形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31を構成する基布部と一体に形成され、例えば、内側の基布部33と外側の基布部34とを重ね縫着して形成されている。そして、各取付片部32は、エアバッグ本体部31から舌片状に突設され、円孔状をなす取付孔32aが形成されている。
さらに、上記のように構成されたエアバッグ本体部31の外側の基布部34の外側面に沿って、連結手段としてのベルト81が配置され、エアバッグ本体部31に複数カ所で縫合して固定されている。このベルト81は、引き出し手段とも呼び得るもので、例えばエアバッグ本体部31の基布部33,34を構成する基布と同じ基布で細長い帯状に形成され、エアバッグ本体部31の長手方向である前後方向を長手方向とし、かつ、前側から後側に向かって若干下側に向かって傾斜し、エアバッグ本体部31を平面上に広げた状態で直線状に延びるように配置され、エアバッグ本体部31のみに連結固定されている。すなわち、このベルト81は、テザーベルト29などとは別体で、車体3に連結されるものではない。
そして、このベルト81は、他端部としての前端部81aがエアバッグ本体部31の第1の主膨張部41側すなわち第1の主膨張部41の部分あるいは第1の主膨張部41に近接した部分に連結されている。また、ベルト81は、一端部としての後端部81bがエアバッグ本体部31の第2の主膨張部42側すなわち、第2の主膨張部42の部分あるいは第2の主膨張部42に近接した部分、例えば、第2の主膨張部42の下端側あるいは第2の主膨張部42外部の下端側近傍に連結されている。さらに、ベルト81は、中間位置81cが、エアバッグ本体部31の第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46側、すなわち、第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46のいずれかの部分あるいはこれら第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46に近接した部分に連結されている。
そして、本実施の形態では、ベルト81の前端部81aは、厚み規制部である第5の区画線65の基端部の保護部58に囲まれた部分(セル)内で両基布部33,34に縫製する第1の連結固定部82で、第1の主膨張部41の部分の上下方向すなわち高さ方向の略中央に連結固定されている。また、ベルト81の後端部81bは、第2の主膨張部42の下方に近接した部分で両基布部33,34に縫製する第2の連結固定部83で、非膨張部37に連結固定されている。さらに、ベルト81の中間位置81cは、第2の副膨張部45と第3の副膨張部46とに近接した部分で両基布部33,34に縫製する第3の連結固定部84で、第2の副膨張部45と第3の副膨張部46との間に位置する非膨張部37に連結固定されている。
次に、このエアバッグ装置2の組み立て工程及び車体3への取付工程を説明する。
まず、エアバッグ1は、内側の基布部33、外側の基布部34、及びベルト81を重ねて平面状に広げた状態から、エアバッグ本体部31を所定の細長い形状に折り畳み、スリーブなどを用いて折り畳み形状を保持し、プロテクタ及び取付ブラケットを取り付けるとともに、後端部のガス導入部36にインフレータ25の円柱状の本体部分から延びる接続管を接続する。
そして、エアバッグ本体部31の折畳方法は、種々の方法を採ることができるが、例えば、図3に示すように、下側部をロール状に折り畳んで集積部91を形成するとともに、上側部はこの集積部91を上側部から両側部まで包むパラソル状の案内部92として折り畳むことができる。そして、この実施の形態では、集積部91は、ベルト81の少なくとも一部、本実施の形態ではベルト81の全体を巻き込んで、エアバッグ本体部31を下端部から外側すなわち所定面14側に巻き上げるように外向きに所定長だけ巻回して構成されている。また、案内部92は、ガス案内部40を含む部分であり、上側部を車室側に折り線が向くように折返し、下側部を車外側に折り線が向くように折返して構成されている。
そして、このエアバッグ装置(カーテンエアバッグモジュール)2を車室内に持ち込み、ヘッドライニング及びピラーガーニッシュなどの内装部材が取り付けられる前に車体3への取付作業を行う。この取付作業は、エアバッグ1の複数の取付片部32、固定点79、テザーベルト29、インフレータ25に設けた取付部、及び、取付ブラケットをそれぞれボルトなどの固定具で車体に固定することにより行われる。また、インフレータ25から導出されたハーネスを車体3に備えた制御装置に接続する。次いで、車体3の天井パネルにヘッドライニングを取り付け、各ピラー11,12,13にピラーガーニッシュを取り付けてエアバッグ装置2を覆うことにより、エアバッグ装置2の車体3への取付作業、すなわち、折り畳んだエアバッグ1を所定面14の上縁部に沿った収納位置であるルーフサイド部に配置する作業が完了する。
次に、エアバッグ1の展開動作を説明する。
車両の側面衝突あるいは横転などの際には、制御装置によりインフレータ25が作動し、このインフレータ25から噴射されるガスが接続管を介しガス導入部36からエアバッグ本体部31内の膨張部35に導入される。すると、エアバッグ本体部31の膨張部35は、まず、案内部92が膨張展開してヘッドライニング及び前後のピラーガーニッシュを押しのけ、次いで、集積部91が車室の側部内面である所定面14をこすりながら巻き戻されるように所定面14に沿った所定方向である略下方に迅速にカーテン状に膨張展開して、窓部8及びセンターピラー12などを覆う。
この時、膨張部35では、ガス案内部40が後端部から前端部まで迅速に展開するとともに、このガス案内部40から、第1の主膨張部41及び第2の主膨張部42にガスが供給されてこれら主膨張部41,42が前席及び後席の乗員の着座位置の側方に対向する領域に迅速に展開し、乗員を保護する。より詳細には、ガス流の上流側に位置する第2の主膨張部42が、ガス流の下流側に位置する第1の主膨張部41に先行して膨張展開し、すなわち、第2の主膨張部42の膨張展開から若干遅れて、第1の主膨張部41が展開する。
そして、これら主膨張部41,42の展開が完了した状態で、乗員がエアバッグ1に接触する前の状態では、インフレータ25から供給されるガスの圧力と、各ベントホール51,52,53の位置及び通気抵抗との関係で、各副膨張部44,45,46にはガスは流入せず、平らにつぶれたままのいわゆるフラットな状態のままで、主膨張部41,42に引かれて展開する。
さらに、第2の主膨張部42が下方に膨張展開する状態で、第2の主膨張部42の下方と第1の主膨張部41とに連結されたベルト81の前端部81aと後端部81bとの間に張力が生じ、先行して膨張展開する第2の主膨張部42が第1の主膨張部41を引っ張るとともに、このベルト81の中間位置81cの第3の連結固定部84すなわち第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46に近接した部分を下方に引っ張り、ガスは流入せず平らにつぶれたままの第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46を迅速に所定の位置まで展開させ、エアバッグ1の略全体を所定の形状すなわち所定の位置まで展開させる。
そして、側方に投げ出されてくる乗員がエアバッグ1に接触し、各主膨張部41,42のいずれかあるいは両方の内圧が大きくなると、各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に流入して最大容積まで展開し、エアバッグ1から乗員に対して加わる力が軽減される。なお、これら各副膨張部44,45,46は、乗員の通常の着座位置からは外れた位置に展開する。
このように、本実施の形態のカーテンエアバッグ装置によれば、エアバッグ1にガスを導入することにより、各主膨張部41,42が車室の側部の所定面14に沿って乗員の側方に対向して必要な面積で展開し、乗員の頭部などを保護できる。
そして、エアバッグ本体部31に沿ってベルト81を配置し、前端部81aで第1の主膨張部41側に、後端部81bで第2の主膨張部42側に、さらに中間位置81cで第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46側に連結固定したため、第2の主膨張部42が下方に膨張展開する状態で、第2の主膨張部42の下方と第1の主膨張部41とに連結されたベルト81に張力が生じ、先行して膨張展開する第2の主膨張部42が第1の主膨張部41を引っ張って引き出すとともに、このベルト81の中間位置81cの第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46に近接した部分を下方に引っ張って引き出し、ガスは流入せず平らにつぶれたままの第2の副膨張部45及び第3の副膨張部46を迅速に所定の位置まで展開させ、エアバッグ1の略全体を所定の形状すなわち所定の位置まで展開させることができる。
さらに、本実施の形態では、エアバッグ本体部31は、ベルト81を内側に巻き込んで、下方から上方に向けてロール状に折り畳まれ、ベルト81は、後端部81bが先行して膨張展開する第2の主膨張部42の下端部側に位置する第2の連結固定部83でエアバッグ本体部31に連結固定され、前端部が遅れて膨張展開する第1の主膨張部41側に位置しかつ第2の連結固定部83よりも上方に位置する第1の連結固定部82でエアバッグ本体部31に連結固定され、中間位置81cが副膨張部45,46側に位置する第3の連結固定部84でエアバッグ本体部31に連結固定されているため、エアバッグ本体部31にガスが供給され、第1の主膨張部41よりも先行して第2の主膨張部42がエアバッグ本体部31を巻き戻しながら下方に膨張展開すると、ベルト81は、展開の最初期から、第2の主膨張部42の下端部側の第2の連結固定部83とこの第2の連結固定部83よりも上方の第1の連結固定部82との間で緊張した状態となり、中間位置81cの第3の連結固定部84で副膨張部45,46を迅速に下方に引き出す。そこで、副膨張部45,46にガスが供給されるか否かに係わらず、副膨張部45,46が迅速に展開し、エアバッグの全体を容易に迅速に所望の形状に展開できる。
このようにして、ガス流の下流側に位置し前後の主膨張部41,42の間に配置される副膨張部45,46あるいはガスが供給されない非膨張部37を所定位置に円滑迅速に展開すなわち配置でき、エアバッグ1の全体を所定位置に円滑迅速に展開させ、乗員保護特性を容易に向上できる。
また、ベルト81は、エアバッグ本体部31の所定面14側すなわち反乗員側である車体3側に沿って添設したため、エアバッグ1の展開の過程及び展開完了後において、所定面14の反対側である乗員側にベルト81が露出しにくく、ベルト81と乗員との当接などの干渉を抑制できる。
さらに、ベルト81は、テザーベルト29のように車体3側の他の部材に連結されるものではないため、エアバッグ1及びエアバッグ装置2の車体3への設置の作業性が悪化することもなく、設置作業の作業性を容易に向上できる。
そして、エアバッグ1の膨張部35には、第1及び第2の主膨張部41,42に加えて第1ないし第3の副膨張部44,45,46が設けられているが、これら主膨張部41,42と第1ないし第3の副膨張部44,45,46との間は第1ないし第3の区画線61,62,63で区画され、エアバッグ1に乗員が接触する以前の展開初期には各副膨張部44,45,46にガスが流入せず、インフレータ25から供給されるガスを有効に利用し、各主膨張部41,42を迅速に所定の位置に膨張展開させることができる。また、インフレータ25から供給されるガスを有効に利用できるため、インフレータ25を小型化することもできる。
また、展開したエアバッグ1の膨張部35の各主膨張部41,42に乗員が接触すると、各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動してこれら副膨張部44,45,46を膨張させ、エアバッグ1から乗員に対して加わる力を抑制し、乗員を保護できる。
さらに、各主膨張部41,42から各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動しても、ガスがエアバッグ1の膨張部35の外部に放出されないため、エアバッグ1は内圧すなわち展開形状を比較的長時間にわたり維持し、横転時(ロールオーバー時)などにも乗員を効果的に保護できる。
また、第1の副膨張部44が膨張展開すると、この第1の副膨張部44は第1の区画線61に沿って中間部で屈曲した柱状に膨張展開し、第1の主膨張部41を支えるようにして、エアバッグ1のエアバッグ本体部31の位置及び展開形状を強固に保持できる。そこで、車両の側面衝突時に、乗員の頭部などが第1の主膨張部41に接触した際のエアバッグ1が車幅方向に揺れる挙動を抑制し、エアバッグ1を容易に安定させ乗員を保護することができる。このため、エアバッグ1を安定させるための別個の部材を用いる必要がなく、エアバッグ装置2の製造コストを低減できる。
さらに、第1の主膨張部41と第1の副膨張部44とを区画する第1の区画線61について、この第1の区画線61の下部に位置する第1の区画線部71は垂直な直線状で、この第1の区画線部71の上端部から延びる第2の区画線部72は後方に向かって傾斜して延設したため、比較的後側に座席を位置させて後側に位置する大柄な乗員については、上下方向に広く保護領域を確保し、比較的前側に座席を位置させあるいは身を乗り出すなどして前側に位置する小柄な乗員については、下側部に保護領域を確保し、これら大柄な乗員と小柄な乗員との両者を十分に保護できる必要な保護領域を容易に確保しつつ、展開初期に膨張する第1の主膨張部41の容積を抑制し、ガスを有効に利用できる。
また、各ベントホール51,52,53を介してガスが各副膨張部44,45,46に移動し、エアバッグ1から乗員に対して加わる力を抑制するいわば衝撃吸収特性は、各ベントホール51,52,53の寸法を調整することにより、容易に大きく変更することができる。
なお、上記の実施の形態では、連結手段としてのベルト81は1本のみ設けたが、複数の連結手段を設けることもできる。例えば、図4に示すように、ベルト81を第1のベルトとし、この第1のベルト81に加えて、車両前方に位置する第1の主膨張部41及び第1の副膨張部44の下方に位置する非膨張部37に連結手段としての第2のベルト95設けることもできる。この図4に示すエアバッグ1の非膨張部37は、図1に示す構成より下側に延長されている。そして、第2のベルト95は、エアバッグ本体1の長手方向である前後方向に沿って略水平あるいは水平に配置され、一端部である後端部95aは、第1の主膨張部41の後端部の下方、すなわち第1の主膨張部41と第2の副膨張部45とを区画する第2の区画線62の下方に位置して縫製される第4の連結固定部96で連結固定されている。また、他端部である前端部95bは、第1の主膨張部41と第1の副膨張部44とを区画する第1の区画線61より前方に位置し、すなわち第1の副膨張部44の下方に位置して縫製される第5の連結固定部97で連結固定されている。
そして、この図4に示す実施の構成によれば、第2のベルト95により、エアバッグ本体部31の前後方向に張力を発生させて、横揺れを防止できるとともに、第1の主膨張部41のガス流の下流側に位置する第1の副膨張部44を、ガスが供給されない平坦な状態のままで、円滑迅速に所定位置に展開させることができる。
なお、この第2のベルト95は、後方に延長するとともに第2の主膨張部42の下方に位置して連結固定部を形成し、第1の主膨張部41側と第2の主膨張部42側とを連結することもできる。
また、上記の各実施の形態において、ベルト81,95の材質は、エアバッグ本体部31と同じ基布としたが、これに限定されず、補強布、テザーベルト29と同じ材質を用い、あるいは、張力を発生して折り畳んだ部分を引き出せるものであれば良く、合成樹脂などにて形成することもでき、また、形状も、帯状に限られず、紐状などとすることもできる。
また、上記の各実施の形態において、固定手段である各連結固定部82,83,84,96,97については、縫製により形成する構成に限定されず、縫製に代えて、あるいは、縫製とともに、接着剤あるいはリベットなどの固定手段を用いることもできる。
また、上記の実施の形態では、連通部としての各ベントホール51,52,53は、ガスの流れを完全に遮断する構成ではなく、常時開口可能に連通する構成としたが、これに限られず、乗員の接触時のガスの圧力で破断可能な破断部材により閉塞することもできる。
また、エアバッグ1の膨張部35、ガス導入部36、非膨張部37、及び外周縫製部55の前端部などは適宜の配置を採ることが可能であり、例えば、ガスを導入するガス導入部36は、エアバッグ本体部31の前後方向の略中央上部に位置させガス案内部40の中間位置に連通させることもできる。このように、ガス導入部36をガス案内部40の中間位置に連通させる構成においても、ガスが先行して供給される側の主膨張部が遅れて供給される側の主膨張部を下方に引っ張り、あるいは、主膨張部間の副膨張部を下方に引っ張る効果を実現できる。また、第1の区画線61などの区画線61,62,63,64,65,66について、上記の構成に限られず、屈曲しない直線状、階段状、あるいは曲線状などの形状を採ることもできる。また、ガス案内部40は、例えば、エアバッグ本体部31の上縁部の略全長に沿って形成することもできる。
また、エアバッグ1は、上側から下側に向かって展開して自動車の側方の窓部8を覆う構成に限られず、所定面に沿って面状に膨張展開する必要がある適宜のエアバッグ装置に適用できる。
本発明は、例えば、自動車の側部の窓部に沿って展開するカーテンエアバッグと呼ばれるエアバッグ及びエアバッグ装置に適用できる。
本発明のエアバッグの一実施の形態を示す平面状に広げた状態の説明図である。 同上エアバッグを備えたエアバッグ装置を示す車両に配置した状態及び展開した状態の説明図である。 同上エアバッグを示す折畳形状の説明図である。 本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示す平面状に広げた状態の説明図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 エアバッグ装置
5 収納位置としてのルーフサイド部
14 所定面
25 インフレータ
31 エアバッグ本体部
41 主膨張部としての第1の主膨張部
42 主膨張部としての第2の主膨張部
45 副膨張部としての第2の副膨張部
46 副膨張部としての第3の副膨張部
81 連結手段としてのベルト
81a 他端部としての前端部
81b 一端部としての後端部
81c 中間位置
82 第1の連結固定部
83 第2の連結固定部
84 第3の連結固定部

Claims (5)

  1. 折り畳んで収納されガスが導入されて所定面に沿って面状に膨張展開し、被保護物を拘束して保護するエアバッグであって、
    それぞれガスが導入されて被保護物に対向して膨張展開する複数の主膨張部を備え、これら複数の主膨張部は、先行して膨張展開する一方の主膨張部と、この一方の主膨張部よりも遅れて膨張展開する他方の主膨張部とを備えたエアバッグ本体部と、
    前記一方の主膨張部側に一端部を連結し、前記他方の主膨張部側に他端部を連結する連結手段とを具備した
    ことを特徴とするエアバッグ。
  2. エアバッグ本体部は、複数の主膨張部の間に位置し、これら主膨張部の少なくとも一方からガスが導入されて膨張展開可能な副膨張部を備え、
    連結手段は、前記一端部と前記他端部との間の中間位置が、前記副膨張部側に連結された
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
  3. エアバッグ本体部は、連結手段を内側に巻き込んで、下方から上方に向けて少なくとも一部がロール状に折り畳まれ、
    主膨張部は、折り畳まれた状態からガスが導入されて下方に展開する第1の主膨張部、及び折り畳まれた状態からガスが導入されて前記第1の主膨張部に先行して下方に展開する第2の主膨張部を備え、
    前記連結手段は、一端部が前記第2の主膨張部の下端部側に位置する第2の連結固定部でエアバッグ本体部に連結固定され、他端部が前記第1の主膨張部側に位置しかつ前記第2の連結固定部よりも上方に位置する第1の連結固定部で前記エアバッグ本体部に連結固定され、中間位置が副膨張部側に位置する第3の連結固定部で前記エアバッグ本体部に連結固定された
    ことを特徴とする請求項2記載のエアバッグ。
  4. 連結手段は、エアバッグ本体部の所定面側に沿って配置された
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のエアバッグ。
  5. 請求項1ないし4いずれか一記載のエアバッグと、
    このエアバッグにガスを供給するインフレ−タとを具備し、
    所定面は、車室の側部に沿った面であり、
    前記エアバッグは、前記所定面の上縁部に沿った収納位置に折り畳んで収納され、ガスが導入されて下方に展開し、主膨張部は、被保護物としての着席した乗員の側方に対向して展開する
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
JP2008252477A 2008-09-30 2008-09-30 エアバッグ及びエアバッグ装置 Pending JP2010083240A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252477A JP2010083240A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 エアバッグ及びエアバッグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008252477A JP2010083240A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 エアバッグ及びエアバッグ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010083240A true JP2010083240A (ja) 2010-04-15

Family

ID=42247639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008252477A Pending JP2010083240A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 エアバッグ及びエアバッグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010083240A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051557A (ja) * 2010-08-27 2012-03-15 Tk Holdings Inc エアバッグ装置
JP2012086829A (ja) * 2010-09-22 2012-05-10 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ
JP2012254731A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Honda Motor Co Ltd サイドカーテンエアバッグ
WO2019244767A1 (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012051557A (ja) * 2010-08-27 2012-03-15 Tk Holdings Inc エアバッグ装置
JP2012086829A (ja) * 2010-09-22 2012-05-10 Autoliv Development Ab カーテンエアバッグ
JP2012254731A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Honda Motor Co Ltd サイドカーテンエアバッグ
WO2019244767A1 (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ装置
JP2019218014A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ装置
JP7104569B2 (ja) 2018-06-22 2022-07-21 Joyson Safety Systems Japan株式会社 エアバッグ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7673897B2 (en) Head-protecting airbag apparatus
CN102300750B (zh) 轿车用头部保护安全气囊装置
US20140217707A1 (en) Airbag device
JP5366774B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグの折畳方法
JP4947773B2 (ja) エアバッグ、エアバッグ装置及びエアバッグの折畳方法
JP6277077B2 (ja) カーテンエアバッグ装置及びカーテンエアバッグの折り畳み方法
WO2009144971A1 (ja) 頭部拘束エアバッグ装置
JP5826093B2 (ja) 頭部保護エアバッグ装置
JP5478219B2 (ja) エアバッグ
JP4432699B2 (ja) エアバッグ装置
JP2019043197A (ja) エアバッグ
US7357413B2 (en) Curtain airbag device
JP2010083240A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP4911760B2 (ja) エアバッグ装置
JP2010052513A (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP6872373B2 (ja) エアバッグ
JP5641648B2 (ja) エアバッグ
JP2010052703A (ja) エアバッグ装置
JP7368210B2 (ja) エアバッグ及びその折畳方法
JP5762108B2 (ja) エアバッグ
JP5191045B2 (ja) エアバッグ装置
JP5131982B2 (ja) エアバッグ及びエアバッグ装置
JP5627398B2 (ja) カーテンエアバッグ
JP5843432B2 (ja) カーテンエアバッグ装置
JP2013203171A (ja) エアバッグ