JP2010082661A - 溶接ブラケットのアーク溶接方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】溶接ブラケットを被溶接部材に確実に位置決めすることができ、被溶接部材が細長いパイプであっても、位置ずれを生じない、溶接ブラケットをアーク溶接する。
【解決手段】アーク溶接装置20は、溶接ブラケット3A、3Bを被溶接部材1の溶接位置に固定する治具2A、2Bと、治具の結合部9に連結される溶接ツールヘッド5と、溶接ツールによって被溶接部材に接触した溶接ブラケットを被溶接部材から引上げて溶接ブラケットと被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融し、溶接ツールによって溶接ブラケットを被溶接部材に押付けて溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するように溶接ツールを制御するコントローラ6とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】アーク溶接装置20は、溶接ブラケット3A、3Bを被溶接部材1の溶接位置に固定する治具2A、2Bと、治具の結合部9に連結される溶接ツールヘッド5と、溶接ツールによって被溶接部材に接触した溶接ブラケットを被溶接部材から引上げて溶接ブラケットと被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融し、溶接ツールによって溶接ブラケットを被溶接部材に押付けて溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するように溶接ツールを制御するコントローラ6とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するアーク溶接方法及び装置に関する。
プレート形状の溶接ブラケットを被溶接部材にアーク溶接することが、特許文献1に記載されている。溶接ブラケットは、被溶接部材に溶接されて、被溶接部材への継手等として用いられて、被溶接部材に他の部品を連結するのに用いられる。
また、溶接には、小電流のパイロットアークの後に大電流のメインアークを生成して溶接部品を被溶接部材に溶接するドローンアーク溶接を代表とするアーク溶接や、アークを生成せずに溶接部品と被溶接部材に大電流を供給して溶接部品を被溶接部材に溶接する抵抗溶接等が知られている。アーク溶接の1例が、特許文献1に記載されている。
特開2004−160550号公報
特開平9-099372号公報
溶接ブラケットは被溶接部材に溶接するときその溶接位置に固定されねばならないが、被溶接部材が細長いパイプ等の場合には、溶接ツールのヘッドに保持させた溶接ブラケットの位置がパイプの円筒面上で溶接ツールの移動によってずれ、良好な溶接を維持できないおそれがある。特に、小電流のパイロットアークの後に大電流のメインアークを生成して溶接部品を被溶接部材に溶接するアーク溶接においては、溶接ツールのヘッドが被溶接部材に対して離接するように移動するので、位置ずれを生ずるおそれがあり、適正な位置への溶接が損なわれ、また、溶接品質も損なわれる。
特許文献2は、アーク溶接には関係しないが、プレート状の部品を保持するクランプを記載している。
本発明の目的は、溶接ブラケットのアーク溶接において、溶接ブラケットを被溶接部材に確実に位置決めすることができ、被溶接部材が細長いパイプであっても、位置ずれを生じない、溶接ブラケットのアーク溶接方法及び装置を提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明による、溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するアーク溶接方法は、溶接ブラケットを、治具で保持して、被溶接部材の溶接位置に固定し、溶接位置に固定された溶接ブラケットを保持した治具の結合部に溶接ツールのヘッドを連結して溶接ツールを溶接ブラケット及び被溶接部材に配置し、溶接ツールによって被溶接部材に接触した溶接ブラケットを被溶接部材から引上げて溶接ブラケットと被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融し、溶接ツールによって溶接ブラケットを被溶接部材に押付けて溶接ブラケットを被溶接部材に溶接する、ことを特徴とする。
上記のように、溶接ブラケットを治具で保持して被溶接部材の溶接位置に固定し、溶接位置に固定された溶接ブラケットを保持した治具の結合部に溶接ツールのヘッドを連結して溶接ツールを溶接ブラケット及び被溶接部材に配置するので、治具によって溶接ブラケットが被溶接部材に確実に位置決めされ、被溶接部材が細長いパイプであっても、位置ずれを生じることがない。そして、治具を介して、溶接ツールによって被溶接部材に接触した溶接ブラケットを被溶接部材から引上げて溶接ブラケットと被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融するので、アーク溶接が確実に行われ、溶接品質が高く維持される。
上記アーク溶接方法において、治具は、結合部を上方に有し且つ内側に溶接ブラケットをその溶接面を下方に向けて保持するクランプと、クランプの外側にあってクランプを上下方向にスライド可能に支持するスライド部とから成り、溶接ブラケットを被溶接部材の溶接位置に固定することが、溶接ブラケットをクランプで保持し、クランプで保持した溶接ブラケットが被溶接部材の溶接位置に位置するようにスライドを被溶接部材に対して固定することから成り、クランプで保持された溶接ブラケットが、固定されたスライドによって被溶接部材から離接するように移動可能にされる。これによって、治具によって溶接ブラケットが被溶接部材に一層確実に固定されて位置ずれの防止が確実になる。
また、上記アーク溶接方法において、第1の溶接ブラケットを被溶接部材の第1の溶接位置に溶接し且つ第2の溶接ブラケットを被溶接部材の第2の溶接位置に溶接するため、第1の溶接ブラケットを第1の治具で保持して第1の溶接位置に固定するとともに、第2の溶接ブラケットを第2の治具で保持して第2の1溶接位置に固定し、第1の溶接ブラケットを保持した第1の治具の結合部に溶接ツールのヘッドを連結して、溶接ツールによって第1の溶接ブラケットを被溶接部材の第1の溶接位置に溶接し、次に、第1の溶接ブラケットを保持した第1の治具の結合部から溶接ツールのヘッドの連結を外して、ヘッドを第2の溶接ブラケットを保持した第2の治具の結合部に連結して、溶接ツールによって第2の溶接ブラケットを被溶接部材の第2の溶接位置に溶接することができる。更に、被溶接部材を細長いパイプにして、パイプの長手方向に異なる位置に、第1の溶接ブラケット及び第2の溶接ブラケットを溶接できる。また、溶接ブラケットは3個以上であってもよく、その場合にも、溶接ブラケットのそれぞれが、治具によって被溶接部材の異なる溶接位置に固定される。
本発明によれば、溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するアーク溶接装置であって、溶接ブラケットを被溶接部材の溶接位置に固定するための治具と、溶接位置に固定された溶接ブラケットを保持した治具の結合部に連結される溶接ツールと、溶接ツールによって被溶接部材に接触した溶接ブラケットを被溶接部材から引上げて溶接ブラケットと被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融し、溶接ツールによって溶接ブラケットを被溶接部材に押付けて溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するように溶接ツールを制御するコントローラとを備えている、ことを特徴とするアーク溶接装置が提供される。
かかる装置によっても、溶接ブラケットを治具で保持して被溶接部材の溶接位置に固定し、溶接位置に固定された溶接ブラケットを保持した治具の結合部に溶接ツールのヘッドを連結して溶接ツールを溶接ブラケット及び被溶接部材に配置するので、治具によって溶接ブラケットが被溶接部材に確実に位置決めされ、被溶接部材が細長いパイプであっても位置ずれを生じることがない。そして、治具を介して、溶接ツールによって被溶接部材に接触した溶接ブラケットを被溶接部材から引上げて溶接ブラケットと被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融するので、アーク溶接が確実に行われて、溶接品質が高く維持される。
上記装置において、治具は、結合部を一端に有し且つ内側に溶接ブラケットを保持するクランプと、クランプの外側にあってクランプを上下方向にスライド可能に支持するスライド部とから成り、溶接ブラケットをクランプで保持し、クランプで保持した溶接ブラケットが被溶接部材の溶接位置に位置するようにスライドを被溶接部材に対して固定する。また、第1の溶接ブラケットを被溶接部材の第1の溶接位置に溶接し且つ第2の溶接ブラケットを被溶接部材の第2の溶接位置に溶接するために、第1の溶接ブラケットを第1の治具で保持して第1の溶接位置に固定するとともに、第2の溶接ブラケットを第2の治具で保持して第2の1溶接位置に固定し、第1の溶接ブラケットを保持した第1の治具の結合部に溶接ツールのヘッドを連結して、溶接ツールによって第1の溶接ブラケットを被溶接部材の第1の溶接位置に溶接し、次に、第1の溶接ブラケットを保持した第1の治具の結合部から溶接ツールのヘッドの連結を外して、ヘッドを第2の溶接ブラケットを保持した第2の治具の結合部に連結して、溶接ツールによって第2の溶接ブラケットを被溶接部材の第2の溶接位置に溶接する、ことができる。
以下、図面を参照して本発明の1実施形態に係るアーク溶接方法及びアーク溶接装置を説明する。図1には、被溶接部材1に溶接位置に治具2Aによって保持配置された溶接ブラケット3Aと別の溶接位置に治具2Bによって保持配置された溶接ブラケット3Bとが示されている。また、図1〜図3には、治具2Aに保持された溶接ブラケット3Aと治具2Bに保持された溶接ブラケット3Bとを、溶接ツールのヘッド5によって、コントローラ6の制御の下で、細長い、円筒のパイプ形状の被溶接部材1に溶接する様子が示されている。治具は、溶接されるブラケットに適合する大きさと形状で成り、図示の例では、溶接ブラケット3Aは治具2Aによって保持され、溶接ブラケット3Bは、治具2Bによって保持される。
図1を参照して、治具2A、2Bについて説明する。治具2Aと治具2Bは、保持する溶接ブラケットに適合するように、大きさや形状の点で多少の違いがあるが、基本的な構成は同じである。以下において、治具2Aを代表してその構成を説明し、治具2Bには、治具2Aの構成要素と同じ符号を付することで説明を省略する。治具2Aは、溶接ツールのヘッド5の治具連結部7に結合される結合部9を上方に有し且つ内側の空間10に溶接ブラケット3Aをその溶接面を下方に向けて保持する、導電性材料のクランプ11と、クランプ11の外側の両面にあってクランプ11を上下方向にスライド可能に支持する、電気絶縁性材料のスライド部13とから成る。クランプ11が導電性材料で成るのは、保持する溶接ブラケットに溶接ツールのヘッド5からの電圧を溶接ブラケットに付与して被溶接部材1との間にアーク放電を生成するためである。また、スライド部13が電気絶縁性材料で成るのは、溶接ツールのヘッド5からの電圧又は電流が、スライド部13を通して被溶接部材1に漏れるのを防止するためである。なお、クランプ11とスライド部13との間には、スライド部13とクランプ11とが相対的にスライドし易いように、複数のローラ14が設けられている。ローラ14は、スライド部13とクランプ11とが相対的にスライドし易くするためのもので、スライドできるのであればなくともよい。また、被溶接部材1は、保持部1A、1Bによって、例えば、固定パネルP等に固定されている。
クランプ11には、空間10に収容した溶接ブラケット3Aを両面から挟持する一対の挟持フィンガ15(図においては1つしか見えない)が上部に形成されて、クランプ11に溶接ブラケット3Aを保持する。クランプ11の上部の結合部9の構造及び形状は、使用する溶接ツールのヘッド5の治具連結部7に適合するように形成される。この結合部9の構造及び形状は、溶接ブラケット3Aや3Bには依存せず、使用する溶接ツールのヘッド5の治具連結部7に合わせて形成されるため、治具2Aでも、治具2Bでも、同じ構造及び形状に形成される。これによって、治具2Aによって保持された溶接ブラケット3Aでも、治具2Bによって保持された溶接ブラケット3Bでも、同じ溶接ツールで被溶接部材1に溶接できる。
スライド部13は、クランプ11の両側に設けられており、両側のスライド部13は相互に一体又は一体的に連結されて、クランプ11をスライド可能に支持する。図1〜図3において示される両側のスライド部13は、図の紙面の裏面側で連結されている。スライド部13には、固定アーム17が連結されて、スライド部13を、例えば、固定パネルPに固定する。固定アーム17によって固定パネルPに固定されたスライド部13は、クランプ11に保持された溶接ブラケット3A(及び3B)が被溶接部材1の所定の溶接位置に溶接されるように、クランプ11をスライド可能に保持する。パネルPに固定されたスライド部13は被溶接部材1に対しても固定され、これによって、クランプ11は、溶接ブラケット3A(又は3B)が、被溶接部材1の表面において、所定の溶接位置から周方向や長手方向に位置ずれするのが阻止される。しかし、スライド部13は、クランプ11をスライド可能に支持するので、クランプ11に保持された溶接ブラケット3A(又は3B)は、被溶接部材1の表面に直交する方向(図1の上下方向)に移動することができ、所定の溶接位置において溶接ブラケット3A(又は3B)の溶接面を被溶接部材1に接触させたり、離したりできる(矢印18)。
上記構成で成る治具2A、2Bは、溶接する溶接ブラケット3A、3Bに適合する及び構造に合わせて用意される。溶接される溶接ブラケットが3個以上ある場合にも、治具2C等は、溶接ブラケット3C等に適合する形状及び構造に形成される。いずれの場合も、治具の結合部9の形状及び構造は、使用する溶接ツールのヘッド5の治具連結部7に適合するように同じに形成される。
上記の治具2A、2Bを用いるアーク溶接装置20は、図1〜図3に図示のように、治具2A、2Bの外に、溶接位置に固定された溶接ブラケット3A、3Bを保持した治具2A、2Bの結合部9に連結される溶接ツール(説明の便宜上、ヘッド5だけを示す)と、コントローラ6とを備えている。コントローラ6は、溶接ツールによって被溶接部材1に接触した溶接ブラケット3A、3B(図1の状態)を被溶接部材1から引上げて(図1の矢印18の上方向への引上げである)溶接ブラケット3A、3Bと被溶接部材1との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融し、溶接ツールによって溶接ブラケットを被溶接部材に押付けて溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するように溶接ツールを制御する。
コントローラ6によって制御される、アーク溶接方法について、図1〜図3を参照して説明する。先ず、図1に示すように、治具2Aによって溶接ブラケット3Aが保持され、治具2Bによって溶接ブラケット3Bが保持されて、パネルPに固定された被溶接部材1の所定の溶接位置に、溶接ブラケット3A、3Bの溶接面が接触するように、スライド部13の固定アーム17がパネルPに固定される。これによって、溶接ブラケット3A及び3Bが被溶接部材1の所定の溶接位置に固定される。溶接位置に固定された溶接ブラケット3Aを保持した治具2Aの結合部9に溶接ツールのヘッド5を治具連結部7が連結される(図1)。これによって、溶接ツールが、溶接ブラケット3A及び被溶接部材1に配置されて、治具2Aのクランプ11に保持された溶接ブラケット3Aが被溶接部材1の所定の溶接位置に接触させられる。次に、コントローラ6からの指令信号を受けた溶接ツールによって、ヘッド5が引上げられて治具2Aのクランプ11をスライド部13に対して上方にスライドさせて、被溶接部材1に接触した溶接ブラケット3Aを被溶接部材から引上げる。この引上げのとき、溶接ツールのヘッド5からクランプ11を介して溶接ブラケット3Aには放電電圧が印加されており、溶接ブラケット3Aと被溶接部材1との間に小電流のパイロットアークを生成する。その後、コントローラ6の制御によって、溶接ブラケット3Aと被溶接部材1との間には大電流のメインアークが生成されて溶接ブラケットの溶接面と被溶接部材の溶接位置の部分とを溶融する。一定時間の溶融後、コントローラ6の制御される溶接ツールがヘッド5を下方に移動してヘッド5に連結された治具2Aのクランプ11を下方に移動させ、溶接ブラケット3Aを被溶接部材1に押付けて溶接ブラケット3Aを被溶接部材1の所定の溶接位置に溶接する(図2の矢印21)。
溶接ブラケット3Aの溶接後、溶接ブラケット3Aを保持した治具2Aの結合部9から溶接ツールのヘッド5の治具連結部7を外して、溶接ツールを図3の矢印22に示すように移動させる。この移動後において、溶接ブラケット3Aが被溶接部材1に溶接によって固着されているので、スライド部13の固定アーム17をパネルPから取外し、クランプ11を持ち上げると、治具2Aが溶接ブラケット3Aから取外される。溶接ツールは、ヘッド5が治具2Bに対応する位置に移動されて、ヘッド5の治具連結部7を溶接ブラケット3Bを保持した治具3Bの結合部に連結する。その後、溶接ブラケット3Bは、上記の溶接ブラケット3Aと同様に、被溶接部材1の所定の溶接位置に溶接される(図3)。溶接後、他に被溶接部材には溶接ブラケットが溶接されないのであれば、治具2Bの結合部9から溶接ツールのヘッド5の治具連結部7を外す。溶接ブラケット3Bも被溶接部材1に固着されているので、治具2Bのスライド部13の固定アーム17をパネルPから取外し、クランプ11を持ち上げると、治具2Bが溶接ブラケット3Aから取外される。これによって、溶接ブラケット3A及び3Bが、被溶接部材1の所定の溶接位置に確実に溶接される。
上記のように、1つの溶接ツールで、複数の溶接ブラケットを、たとえ被溶接部材が円筒形状のパイプであっても、確実に位置ずれすることなく溶接できる。図示の例では、溶接ブラケット3Aと3Bが、被溶接部材1の同じ上方側の面に溶接されている。しかし、被溶接部材1の周方向の位置が違っていても(溶接ブラケット3Aが図示のように被溶接部材1の上方の面に、溶接ブラケット3Bが、被溶接部材の下方の面に溶接される場合であっても)治具2A、2Bによって位置決めできるので、確実に且つ位置ずれなく溶接できる。更に、3個以上の溶接ブラケットを、円筒パイプ形状の被溶接部材1の長手方向に異なる位置に溶接できる。その場合にも、溶接ブラケットのそれぞれが、治具によって被溶接部材の異なる溶接位置に固定される。また、溶接ツールは、図1〜図3に図示のような、ロボットアームに連結される大型のものであっても、手で握れるハンドタイプの溶接ツールであってもよい。更に、溶接ブラケットは、図示のような平板形状のものに限定されない。例えば、半円筒状の形状のもの、円筒形状のもの、L字型のもの、横断面がU字形状のもの等、治具で保持できる限り、任意の形状の溶接ブラケットでもよい。
1 被溶接部材
1A、1B 被溶接部材の保持部
2A、2B 治具
3A,3B 溶接ブラケット
5 溶接ツールのヘッド
6 コントローラ
7 治具連結部
9 治具の結合部
10 クランプの空間
11 クランプ
13 スライド部
14 ローラ
15 挟持フィンガ
17 スライド部の固定アーム
20 アーク溶接装置
1A、1B 被溶接部材の保持部
2A、2B 治具
3A,3B 溶接ブラケット
5 溶接ツールのヘッド
6 コントローラ
7 治具連結部
9 治具の結合部
10 クランプの空間
11 クランプ
13 スライド部
14 ローラ
15 挟持フィンガ
17 スライド部の固定アーム
20 アーク溶接装置
Claims (8)
- 溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するアーク溶接方法において、
前記溶接ブラケットを、治具で保持して、前記被溶接部材の溶接位置に固定し、
前記溶接位置に固定された前記溶接ブラケットを保持した前記治具の結合部に溶接ツールのヘッドを連結して該溶接ツールを溶接ブラケット及び被溶接部材に配置し、
前記溶接ツールによって前記被溶接部材に接触した前記溶接ブラケットを該被溶接部材から引上げて該溶接ブラケットと該被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して該溶接ブラケットの溶接面と該被溶接部材の前記溶接位置の部分とを溶融し、
前記溶接ツールによって前記溶接ブラケットを前記被溶接部材に押付けて前記溶接ブラケットを前記被溶接部材に溶接する、
ことを特徴とするアーク溶接方法。 - 請求項1に記載の方法において、前記治具は、前記結合部を一端に有し且つ内側に前記溶接ブラケットをその溶接面を被溶接部材に向けて保持するクランプと、該クランプの外側にあって該クランプを上下方向にスライド可能に支持するスライド部とから成り、
前記溶接ブラケットを前記被溶接部材の溶接位置に固定することが、前記溶接ブラケットを前記クランプで保持し、該クランプで保持した溶接ブラケットが前記被溶接部材の前記溶接位置に位置するように前記スライドを前記被溶接部材に対して固定することから成り、前記クランプで保持された前記溶接ブラケットが、前記固定されたスライドによって前記被溶接部材から離接するように移動可能である、ことを特徴とする方法。 - 請求項1又は2に記載の方法において、
第1の溶接ブラケットを前記被溶接部材の第1の溶接位置に溶接し且つ第2の溶接ブラケットを前記被溶接部材の第2の溶接位置に溶接するために、前記第1の溶接ブラケットを第1の治具で保持して前記第1の溶接位置に固定するとともに、前記第2の溶接ブラケットを第2の治具で保持して前記第2の1溶接位置に固定し、
前記第1の溶接ブラケットを保持した前記第1の治具の結合部に前記溶接ツールの前記ヘッドを連結して、該溶接ツールによって前記第1の溶接ブラケットを前記被溶接部材の前記第1の溶接位置に溶接し、
次に、前記第1の溶接ブラケットを保持した前記第1の治具の結合部から前記溶接ツールの前記ヘッドの連結を外して、該ヘッドを前記第2の溶接ブラケットを保持した前記第2の治具の結合部に連結して、該溶接ツールによって前記第2の溶接ブラケットを前記被溶接部材の前記第2の溶接位置に溶接する、
ことを特徴とする方法。 - 請求項3に記載の方法において、前記被溶接部材が細長いパイプであり、該パイプの長手方向に異なる位置に、前記第1の溶接ブラケット及び前記第2の溶接ブラケットが溶接される、ことを特徴とする方法。
- 請求項3又は4に記載の方法において、前記溶接ブラケットが3個以上であり、該溶接ブラケットのそれぞれが、治具によって前記被溶接部材の異なる溶接位置に固定される、ことを特徴とする方法。
- 溶接ブラケットを被溶接部材に溶接するアーク溶接装置において、
前記溶接ブラケットを前記被溶接部材の溶接位置に固定するための治具と、
前記溶接位置に固定された前記溶接ブラケットを保持した前記治具の結合部に連結される溶接ツールと、
前記溶接ツールによって前記被溶接部材に接触した前記溶接ブラケットを該被溶接部材から引上げて該溶接ブラケットと該被溶接部材との間に小電流のパイロットアークを生成した後に大電流のメインアークを生成して該溶接ブラケットの溶接面と該被溶接部材の前記溶接位置の部分とを溶融し、前記溶接ツールによって前記溶接ブラケットを前記被溶接部材に押付けて前記溶接ブラケットを前記被溶接部材に溶接するように前記溶接ツールを制御するコントローラとを備えている、
ことを特徴とするアーク溶接装置。 - 請求項6に記載の装置において、前記治具は、前記結合部を一端に有し且つ内側に前記溶接ブラケットを保持するクランプと、該クランプの外側にあって該クランプを上下方向にスライド可能に支持するスライド部とから成り、前記溶接ブラケットを前記クランプで保持し、該クランプで保持した溶接ブラケットが前記被溶接部材の前記溶接位置に位置するように前記スライドを前記被溶接部材に対して固定する、ことを特徴とする装置。
- 請求項6又は7に記載の装置において、第1の溶接ブラケットを前記被溶接部材の第1の溶接位置に溶接し且つ第2の溶接ブラケットを前記被溶接部材の第2の溶接位置に溶接するために、前記第1の溶接ブラケットを第1の治具で保持して前記第1の溶接位置に固定するとともに、前記第2の溶接ブラケットを第2の治具で保持して前記第2の1溶接位置に固定し、前記第1の溶接ブラケットを保持した前記第1の治具の結合部に前記溶接ツールの前記ヘッドを連結して、該溶接ツールによって前記第1の溶接ブラケットを前記被溶接部材の前記第1の溶接位置に溶接し、次に、前記第1の溶接ブラケットを保持した前記第1の治具の結合部から前記溶接ツールの前記ヘッドの連結を外して、該ヘッドを前記第2の溶接ブラケットを保持した前記第2の治具の結合部に連結して、該溶接ツールによって前記第2の溶接ブラケットを前記被溶接部材の前記第2の溶接位置に溶接する、ことを特徴とする装置。
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|---|---|
| JP (1) | JP2010082661A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014171279A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 国立大学法人富山大学 | 1,5-アンヒドロ-d-グルシトール含有コラーゲン産生促進剤 |
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2008
- 2008-09-30 JP JP2008255218A patent/JP2010082661A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014171279A1 (ja) | 2013-04-15 | 2014-10-23 | 国立大学法人富山大学 | 1,5-アンヒドロ-d-グルシトール含有コラーゲン産生促進剤 |
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