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JP2010080087A - 平面表示装置の製造方法、平面表示装置の製造装置及び平面表示装置 - Google Patents

平面表示装置の製造方法、平面表示装置の製造装置及び平面表示装置 Download PDF

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JP2010080087A JP2008243878A JP2008243878A JP2010080087A JP 2010080087 A JP2010080087 A JP 2010080087A JP 2008243878 A JP2008243878 A JP 2008243878A JP 2008243878 A JP2008243878 A JP 2008243878A JP 2010080087 A JP2010080087 A JP 2010080087A
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sealing substrate
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智洋 松井
Masaaki Furuya
正明 古矢
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Abstract

【課題】製品信頼性の向上及び製造工程の簡略化を実現することができる平面表示装置の製造方法を提供する。
【解決手段】平面表示装置の製造方法において、封止基板K1に熱硬化性樹脂フィルム2を積層する工程と、熱硬化性樹脂フィルム2が積層された封止基板K1と発光素子3を有する素子基板K2とを、熱硬化性樹脂フィルム2及び発光素子3を内側にし、熱硬化性樹脂フィルム2を囲う枠形状の封止材1を間にして減圧雰囲気下で貼り合わせる工程と、貼り合わせた封止基板K1と素子基板K2との間に位置する封止材1により封止基板K1と素子基板K2とを減圧雰囲気下で接合する工程と、貼り合わせた封止基板K1と素子基板K2との間に位置する熱硬化性樹脂フィルム2を大気圧雰囲気下で加熱して硬化させる工程とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、平面表示装置の製造方法、平面表示装置の製造装置及び平面表示装置に関する。
平面表示装置は、コンピュータディスプレイや携帯端末など、様々な装置で使用されている。この平面表示装置としては、例えば、有機EL(Electro Luminescence:エレクトロルミネッセンス)表示装置が開発されている。この有機EL表示装置は、液晶表示装置やプラズマ表示装置などよりも薄型化が可能であって、プラズマ表示装置と同様自発光が可能な表示装置である。
平面表示装置においては、水分と酸素による発光素子の劣化を防止するため、封止基板と素子基板とが封止材であるフリット材により接合され、素子基板上の発光素子が封止される(例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3参照)。ここで、封止基板と発光素子との間に存在する空間により干渉縞が発生することを防止するため、それらの間にフィルムを貼る方式(例えば、特許文献1参照)やそれらの間を干渉縞が発生しない距離だけ広げる方式(例えば、特許文献2参照)が提案されている。さらに、基板衝撃による破損を防止するため、フリット材の周辺を樹脂で補強する方式も提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2007−115692号公報 特開2007−227340号公報 特開2007−140061号公報
しかしながら、前述の方式では、封止基板と発光素子との間に空間が存在している構造や、封止基板と素子基板とがフリット材だけによって接合している構造が採用されており、十分な強度が確保されず、衝撃による破損が発生することがあるため、製品の信頼性が低くなってしまう。さらに、封止前にフリット材が樹脂やフィルムにより汚染されることがあり、このフリットの表面汚染により封止強度が低下するため、製品の信頼性が低くなってしまう。また、フリット材の周辺に行う補強工程が必要となるため、製造工程が複雑になってしまう。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、製品信頼性の向上及び製造工程の簡略化を実現することができる平面表示装置の製造方法、平面表示装置の製造装置及び平面表示装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、平面表示装置の製造方法において、封止基板に熱硬化性樹脂フィルムを積層する工程と、熱硬化性樹脂フィルムが積層された封止基板と発光素子を有する素子基板とを、熱硬化性樹脂フィルム及び発光素子を内側にし、熱硬化性樹脂フィルムを囲う枠形状の封止材を間にして減圧雰囲気下で貼り合わせる工程と、貼り合わせた封止基板と素子基板との間に位置する封止材により封止基板と素子基板とを減圧雰囲気下で接合する工程と、貼り合わせた封止基板と素子基板との間に位置する熱硬化性樹脂フィルムを大気圧雰囲気下で加熱して硬化させる工程とを有することである。
本発明の実施の形態に係る第2の特徴は、平面表示装置の製造装置において、開閉可能な扉を有する気密な減圧チャンバと、減圧チャンバ内に設けられたステージと、減圧チャンバ内に設けられ、ステージを加熱するヒータと、減圧チャンバ内に設けられ、減圧チャンバを閉空間である圧力室とヒータ及びステージを収容する収容室とに区分するように移動可能に形成された弾性シートと、減圧チャンバ外から弾性シートを移動させるシート移動機構と、減圧チャンバ内を減圧する減圧部と、圧力室に不活性ガスを供給する第1供給部とを備えることである。
本発明の実施の形態に係る第3の特徴は、平面表示装置において、前述の第1の特徴に係る製造方法により製作したことである。
本発明によれば、製品信頼性の向上及び製造工程の簡略化を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態について図1ないし図12を参照して説明する。
(平面表示装置の製造方法)
本発明の第1の実施の形態に係る平面表示装置の製造工程は、図1に示すように、封止基板K1上にフリット材1を枠形状に塗布して焼成する塗布焼成工程と、図2に示すように、封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の内側に、保護シート2aを有する熱硬化性樹脂フィルム2を貼り付けて積層するフィルム積層工程と、図3に示すように、熱硬化性樹脂フィルム2上の保護シート2aを剥離するシート剥離工程と、図4に示すように、熱硬化性樹脂フィルム2が積層された封止基板K1と、複数の発光素子3を有する素子基板K2とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、図5に示すように、貼り合わせ状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のフリット材1を溶融して素子基板K2に接着するフリット接着工程と、図6に示すように、フリット材1接着状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する熱硬化性樹脂フィルム2を加熱して硬化させるフィルム硬化工程とを有している。
塗布焼成工程では、図1に示すように、封止材としてのフリット材1が封止基板K1上に所定領域を囲むように枠形状に塗布され、その後、フリット材1塗布済の封止基板K1が焼成炉内に入れられ、枠形状のフリット材1が封止基板K1上に焼成される。封止基板K1上のフリット材1の断面形状は例えば台形状になっている。焼成条件の一例として、仮焼成が大気雰囲気中で320℃程度の温度で行われ、本焼成が窒素(N)などの不活性ガス雰囲気中で420℃程度の温度で行われる。
ここで、封止基板K1としては、例えばガラス基板などが用いられる。また、フリット材1の幅は例えば0.3〜1.0mm程度であり、その高さは熱硬化性樹脂フィルム2の厚さと同じか数μm低く形成されている。
フィルム積層工程では、図2に示すように、保護シート2aを有する熱硬化性樹脂フィルム2がフリット材1塗布済の封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の内側に載置される。この工程では、シート貼付装置11b(詳しくは、後述する)が用いられ、シート載置は窒素などの不活性ガス雰囲気中で行われる。その後、封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2が80℃程度の温度、すなわち熱硬化性樹脂フィルム2が硬化せずにその表面が軟化する程度の温度で加熱され、封止基板K1に密着した状態で接着されて積層(ラミネート)される。この工程では、真空ラミネータ装置11c(詳しくは、後述する)が用いられ、フィルム加熱は減圧雰囲気中で行われる。
ここで、熱硬化性樹脂フィルム2は、干渉縞を防止する干渉縞防止フィルムとして機能し、パネル化後に樹脂層となる材料である。この熱硬化性樹脂フィルム2は、加熱すると軟化し、化学反応により固化するものであり、一度加熱して固化したものは再度加熱しても溶けない。特に、本実施の形態に係る熱硬化性樹脂フィルム2は、表面の粘着性が向上する温度で基板上に貼り付けられ、全体が固化する温度に上昇する過程で一時軟化して溶融するタイプのフィルムである。なお、熱硬化性樹脂フィルム2の厚さは、例えば10〜20μm程度である。
シート剥離工程では、図3に示すように、封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2から保護シート2aが剥離される。このシート剥離工程では、シート剥離装置11d(詳しくは、後述する)が用いられ、シート剥離は窒素などの不活性ガス雰囲気中で行われる。なお、保護シート2aは、熱硬化性樹脂フィルム2上に貼り付けられており、熱硬化性樹脂フィルム2を外気(ゴミや埃の付着など)や外力から保護するシートである。
貼り合わせ工程では、図4に示すように、封止基板K1が反転されて封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2が素子基板K2上の各発光素子3に向けられ、素子基板K2上に載置されて貼り合わされる。この貼り合わせ工程では、貼り合わせ装置あるいは真空ラミネータ装置11cが用いられ、貼り合わせは減圧雰囲気中で行われる。例えば、封止基板K1が貼り合わせ装置の保持枠により支持され、素子基板K2が貼り合わせ装置のステージ上に載置される。その後、封止基板K1と素子基板K2との位置合わせが行われ、素子基板K2が載置されたステージが、封止基板K1を保持している保持枠に向かって移動し、加圧状態及び減圧雰囲気中で封止基板K1と素子基板K2との貼り合わせが行われる。
ここで、素子基板K2には、有機発光素子膜やその素子膜に通電するための電極層などからなる発光素子(例えば、有機発光ダイオード(OLED)素子)3を画素ごとに積層した有機EL回路が形成されている。また、発光素子3は水分や酸素により劣化するため、素子基板K2は、露点管理された不活性ガス雰囲気下で管理される。
フリット接着工程では、図5に示すように、貼り合わせ状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のフリット材1がレーザ光の照射により溶融されて素子基板K2に接着される。このフリット接着工程では、レーザ封止装置が用いられ、レーザ光の照射は減圧雰囲気中で行われる。例えば、レーザ封止装置に設けられたレーザ照射部L1(図5参照)により、貼り合わせ状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のフリット材1に対してレーザ光が照射され、フリット材1が溶融されて素子基板K2に接着される。これにより、封止基板K1と素子基板K2とはフリット材1により接合される。
ここで、レーザ照射時には、封止基板K1と素子基板K2とを密着する方向に加圧し、あるいは、封止基板K1及び素子基板K2におけるフリット材1に対向する位置を加圧してレーザ照射を行う。これにより、素子基板K2に対するフリット材1の接着を確実に行うことができる。
フィルム硬化工程では、図6に示すように、フリット材1接着状態の封止基板K1及び素子基板K2が焼成炉内に入れられ、それらの間に位置する熱硬化性樹脂フィルム2が加熱されて硬化する。焼成条件の一例として、フィルム本硬化の焼成は大気雰囲気中で100℃程度の温度で行われる。この加熱により、熱硬化性樹脂フィルム2は一時的に軟化して溶融し、枠形状のフリット材1、封止基板K1及び素子基板K2により形成される内部空間で拡がっていき、その内部空間を埋めて硬化する。これにより、平面表示装置1Aが完成する。
ここで、前述の内部空間は減圧状態であるため、封止基板K1及び素子基板K2のパネル外面に作用する大気圧により、溶融した熱硬化性樹脂フィルム2は押されて拡がっていく。この熱硬化性樹脂フィルム2が硬化すると、封止基板K1と素子基板K2とが枠形状のフリット材1に加え、内部空間を満たす熱硬化性樹脂フィルム2によっても固着されるので、十分な強度を得ることが可能となる。また、内部空間での熱硬化性樹脂フィルム2の拡がりはフィルム材の粘性とパネル内のガス圧によって変化するが、封止時の雰囲気圧力と硬化温度の設定によって樹脂の拡がり範囲を制御することも可能である。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態に係る製造方法によれば、平面表示装置1Aの内部空間は熱硬化性樹脂フィルム2による樹脂層により埋められ、フリット材1のみの接合に比べ、封止基板K1と素子基板K2の密着力が向上する。したがって、フリット材1単独で密着状態を保持している場合に比べ、十分な強度を確保することが可能となるので、衝撃による破損を抑え、製品の信頼性を向上させることができる。さらに、レーザ照射まで熱硬化性樹脂フィルム2とフリット材1とが接触しないように隙間を設けることが可能となるので、フリットの表面汚染による封止強度の低下を抑え、製品の信頼性を向上させることができる。また、フリット材1の周辺に行う補強工程を必要としないので、製造工程を簡略化することができる。
なお、熱硬化性樹脂フィルム2は封止基板K1と素子基板K2との隙間に樹脂層として充填されるが、初期のフィルム体積(フィルム厚さ×フィルム面積)とフリット枠内容積とを一致させることによって、基板間の隙間厚を均一にすることができ、その結果、干渉縞の発生を確実に防止することができる。
また、フィルム面積はフィルム厚さを増すことにより小さくなり、あるいは、フリット高さを減少することによるフリット枠内容積の減少により小さくなることから、熱硬化性樹脂フィルム2と枠形状のフリット材1との隅間を大きくすることが可能となる。これにより、熱硬化性樹脂フィルム2を封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の内側に貼り付ける際に、高い位置決め精度を要求しないので、貼り付け作業の簡略化及び装置の簡素化を実現することができる。また、その隙間を大きくすることが可能であるため、レーザ照射まで熱硬化性樹脂フィルム2とフリット材1との接触を確実に抑えることが可能となるので、フリットの表面汚染による封止強度の低下を確実に抑えることができる。
(平面表示装置の製造装置)
次に、平面表示装置を製造する製造装置について説明する。ここでは、前述のフィルム積層工程及びシート剥離工程を行うための製造装置11について説明する。
図7に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る製造装置11は、枠形状のフリット材1が焼成された封止基板K1を投入する投入装置11aと、その封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の内側に、保護シート2aを有する熱硬化性樹脂フィルム2を貼り付けるシート貼付装置11bと、その熱硬化性樹脂フィルム2を封止基板K1に密着させて積層する真空ラミネータ装置11cと、封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2から保護シート2aを剥離するシート剥離装置11dと、シート剥離済の封止基板K1を払い出す払出装置11eと、各装置間の封止基板K1の搬送を行う搬送装置11fとを備えている。これらの装置内は外気と遮断されており、その内部は基本的に窒素などの不活性ガス雰囲気に維持されている。
図8に示すように、真空ラミネータ装置11cは、開閉可能な扉21aを有する気密な減圧チャンバ21と、その減圧チャンバ21内に設けられたヒータ22と、そのヒータ22上に移動可能に形成されたステージ23と、減圧チャンバ21内に設けられヒータ22及びヒータ22と反対に向かって移動可能に形成された弾性シート24と、減圧チャンバ21外から弾性シート24を移動させるシート移動機構25と、減圧チャンバ21外からヒータ22上に位置するステージ23を移動させるステージ移動機構26と、減圧チャンバ21内を減圧する減圧部27と、減圧チャンバ21内の圧力室H1(図11参照)に不活性ガスを供給する第1供給部28と、減圧チャンバ21内の収容室H2(図11参照)に不活性ガスを供給する第2供給部29と、各部を制御する制御部30とを備えている。
減圧チャンバ21は、開閉可能に形成されたスライドドアとしての扉21aを有している。この扉21aから移動可能なステージ23が減圧チャンバ21内に搬送されてヒータ22上に位置して、そのステージ23上の封止基板K1が減圧チャンバ21内に搬入される。なお、封止基板K1上には、枠形状のフリット材1が焼成されており、そのフリット材1の内側に、保護シート2aを有する熱硬化性樹脂フィルム2が貼り付けられている。その後、扉21aが閉じられた状態で減圧チャンバ21内が減圧部27により減圧されて大気圧より低い圧力状態(例えば、真空状態)になる。
ヒータ22は、ステージ23を介してステージ23上の封止基板K1を加熱し、その封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2を軟化させ、その熱硬化性樹脂フィルム2の接着力を向上させる。このヒータ22は制御部30に電気的に接続されており、熱硬化性樹脂フィルム2が硬化せずにその表面が軟化する程度の温度で一定になるように制御部30により制御される。
ステージ23は、回転可能な複数の車輪23aを有しており、搬送装置11f内の基板搬送ロボットでステージ23に封止基板K1を載せ、一対のレールR1から開状態の扉21aによる開口部を介して減圧チャンバ21内の一対のレールR2に移動可能に形成されている。
弾性シート24は、減圧チャンバ21を閉空間である圧力室H1(図11参照)と、ヒータ22及びステージ23を収容する収容室H2(図11参照)とに区分可能にヒータ22に対して接離方向に移動可能に形成されている。この弾性シート24としては、例えばシリコンやバイトンなどの弾性体が用いられる。
シート移動機構25は、弾性シート24の外縁を保持する枠形状の保持枠25aと、その保持枠25aを昇降可能に支持する支持体25bと、その支持体25bを昇降方向に移動させる昇降機構25cとにより構成されている。この昇降機構25cは制御部30に電気的に接続されており、制御部30の制御に応じて支持体25b及び保持枠25aを介して弾性シート24を昇降させる。支持体25bが昇降機構25cにより昇降すると、保持枠25aに保持された弾性シート24もヒータ22に対して昇降方向に移動する。このとき、保持枠25aが下降し、所定位置で減圧チャンバ21の内壁に形成された枠形状の凸部に当接する。これにより、減圧チャンバ21は弾性シート24により圧力室H1と収容室H2とに区分される。なお、この凸部の当接面には、圧力室H1及び収容室H2を区分する際の気密性を保持するため、気密性保持部材としてOリングなどが設けられている。
ステージ移動機構26は、減圧チャンバ21内に設けられた一対のレールR2と、その一対のレールR2を昇降可能に支持する支持体26aと、その支持体26aを昇降方向に移動させる昇降機構26bとにより構成されている。この昇降機構26bは制御部30に電気的に接続されており、制御部30の制御に応じて支持体26a及び一対のレールR2を介してステージ23を昇降させる。支持体26aが昇降機構26bにより昇降すると、一対のレールR2上のステージ23もヒータ22に対して昇降方向に移動する。なお、ステージ23が減圧チャンバ21内に搬送されてヒータ22上に位置すると、そのステージ23はステージ移動機構26により下降してヒータ22に密着する。
減圧部27は、減圧チャンバ21内の気体(雰囲気)を排気する排気部である。この減圧部27は、減圧チャンバ21内に連通する排気管27aやその排気管27aを介して減圧チャンバ21内の雰囲気を排気するポンプ27bなどを備えている。このポンプ27bは制御部30に電気的に接続されており、制御部30の制御に応じて減圧チャンバ21内の気体を吸引して排気する。
第1供給部28は、減圧チャンバ21内の圧力室H1(図11参照)に窒素などの不活性ガスを供給する供給部である。この第1供給部28は、減圧チャンバ21内の圧力室H1に連通する供給管28aと、その供給管28aを介して圧力室H1に窒素などの不活性ガスを供給するガス供給源28bと、供給管28aの途中に設けられたバルブ28cとを備えている。このバルブ28cは制御部30に電気的に接続されており、制御部30の制御に応じて供給管28aを開閉する。なお、バルブ28cとしては、例えば電磁弁やバタフライ弁などの開閉弁が用いられる。このような第1供給部28は、制御部30の制御によるバルブ28cの開閉に応じて、供給管28aを介して減圧チャンバ21内の圧力室H1に不活性ガスを供給する。
第2供給部29は、減圧チャンバ21内の収容室H2(図11参照)に窒素などの不活性ガスを供給する供給部である。この第2供給部29は、減圧チャンバ21内の収容室H2に連通する供給管29aと、その供給管29aを介して収容室H2に窒素などの不活性ガスを供給するガス供給源29bと、供給管29aの途中に設けられたバルブ29cとを備えている。このバルブ29cは制御部30に電気的に接続されており、制御部30の制御に応じて供給管29aを開閉する。なお、バルブ29cとしては、例えば電磁弁やバタフライ弁等の開閉弁等が用いられる。このような第2供給部29は、制御部30の制御によるバルブ29cの開閉に応じて、供給管29aを介して減圧チャンバ21内の収容室H2に気体を供給する。
制御部30は、各部を集中的に制御するコントローラと、各種プログラムや各種データ等を記憶する記憶部と(いずれも図示せず)を備えている。この記憶部としては、例えば、コントローラのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)や不揮発メモリ、ハードディスクドライブなどを用いる。制御部30は、記憶部に格納されている各種プログラムや各種データ等に基づいて各部の制御や、データの計算又は加工等を行う一連のデータ処理などを行う。特に、制御部30は、封止基板K1上に熱硬化性樹脂フィルム2を積層するためのフィルム積層処理を実行する。このフィルム積層処理は、減圧を行う減圧処理や押圧を行う押圧処理などを含んでいる。なお、記憶部には、減圧条件や押圧条件などを含む積層条件が記憶されている。
次に、前述の製造装置11が行うフィルム積層動作について説明する。なお、製造装置11の制御部30はフィルム積層処理を実行して各部を制御する。
図9に示すように、弾性シート24が退避位置に存在し、レールR2が待機位置に存在している状態で、ワーク(すなわち、フリット材1が焼成されて熱硬化性樹脂フィルム2が貼り付けられた封止基板K1)が載置されたステージ23がレールR1から開状態の扉21aによる開口部を介して減圧チャンバ21内のレールR2に搬送され、そのステージ23がヒータ22上に位置する。その後、レールR2がステージ移動機構26により下降する。
これにより、図10に示すように、レールR2上のステージ23がヒータ22に密着する。ヒータ22は、熱硬化性樹脂フィルム2の表面が軟化する程度の温度に維持されているので、そのヒータ22の熱により、ステージ23を介して封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2が加熱され、その表面が軟化して粘着性が向上する。
次いで、図10に示すように、減圧チャンバ21の扉21aが閉められ、減圧チャンバ21は気密状態となる。その後、減圧チャンバ21内は減圧部27により減圧される。これにより、減圧チャンバ21内は大気圧より低い圧力状態(例えば、真空状態)となる。この減圧により、封止基板K1と熱硬化性樹脂フィルム2との間に存在する気泡が移動し、それらの間から取り除かれる。
次に、図11に示すように、弾性シート24がシート移動機構25により押圧位置まで下降し、減圧チャンバ21内を圧力室H1と収容室H2とに区分する。その後、圧力室H1に不活性ガス(N)が第1供給部28により供給され、弾性シート24が下方に膨らみ封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2を封止基板K1に密着する密着方向に押圧する。この押圧により、軟化した熱硬化性樹脂フィルム2が封止基板K1に押し付けられて密着する。また、前述の減圧工程後も残っていた気泡は封止基板K1と熱硬化性樹脂フィルム2との間から押し出され、それらの間から取り除かれる。
ここで、注入する不活性ガスの圧力を制御することにより、加圧力を多段的に任意に調整することが可能である。このとき、注入する不活性ガスの圧力と時間とは管理される。なお、必要な加圧力は熱硬化性樹脂フィルム2の貼り付け条件などにより変わるものである。
最後に、図12に示すように、減圧チャンバ21内の収容室H2に不活性ガス(N)が第2供給部29により供給され、収容室H2が大気圧に戻される。その後、弾性シート24がシート移動機構25により退避位置まで上昇する。さらに、減圧チャンバ21内のレールR2がステージ移動機構26により上昇し、減圧チャンバ21の扉21aが開かれる。その状態で、ステージ23が減圧チャンバ21内のレールR2から開状態の扉21aによる開口部を介してレールR1上に搬送され、封止基板K1は搬送装置11f内の基板搬送ロボットによりステージ23から取り出され、搬送装置11fに出される。その後、封止基板K1は後工程のシート剥離装置11dに搬送される。
ここで、粘着フィルムなどをガラス基板に貼り付ける場合やガラス基板同士を粘着フィルムで貼り合わせる場合などには、それらの間の気泡発生やダスト混入などを防止するため、その作業を真空下、不活性ガスの雰囲気、あるいは、温湿度やダストなどを管理した管理雰囲気内で行う必要がある。このため、通常の製造装置では、真空チャンバ(減圧チャンバ)を上下方向に分割して開放し、大気環境下で基板のセットを行い、その後、真空チャンバを閉じて真空チャンバ内を減圧する構造が採用されている。
しかしながら、そのような構造の製造装置は、真空チャンバを上下方向に分割して開放し、大気環境下で基板のセットを行う構造であるため、その基板を不活性ガスの雰囲気や管理雰囲気内に保持する必要がある場合には、真空チャンバ全体を囲うための気密ボックスなどを別途設けなければならない。したがって、気密性を維持しながら真空チャンバを分割構造にし、加えて、気密ボックスなどを設置する必要があり、さらに、密着性を高めるために貼り合わせを行う際にフィルムや基板を押圧する必要がある場合には、装置構造が複雑化し、装置価格も上昇してしまう。
一方、本発明の第1の実施の形態に係る真空ラミネータ装置11cによれば、減圧チャンバ21を圧力室H1と収容室H2とに区分可能な弾性シート24と、圧力室H1に不活性ガスを供給する第1供給部28とを設けることによって、弾性シート24により減圧チャンバ21内が二つの部屋に気密性を維持しながら分けられ、二つの部屋の一方である圧力室H1に不活性ガスが供給されると、弾性シート24は下方に膨らみ封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2を封止基板K1に密着する密着方向に押圧する。この押圧により、軟化した熱硬化性樹脂フィルム2が封止基板K1に押し付けられて密着する。したがって、通常のように複雑な押圧機構などを設けることなく、さらに、気密性を維持しながら真空チャンバを分割構造にして気密ボックスなどを設置する必要がなくなるので、装置構造の複雑化及び装置価格の上昇を抑止することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態について図13ないし図17を参照して説明する。
本発明の第2の実施の形態は第1の実施の形態と基本的に同じである。したがって、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。なお、第2の実施の形態においては、第1の実施の形態で説明した部分と同じ部分の説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態に係る平面表示装置の製造工程は、第1の実施の形態に係る製造工程の図3に示すシート剥離工程後、図13に示すように、保護シート2a剥離後の封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の外側にシール材4aを枠形状に塗布する塗布工程と、図14に示すように、シール材4aが塗布された封止基板K1と素子基板K2とを貼り合わせる貼り合わせ工程と、図15に示すように、貼り合わせ状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のシール材4aを硬化させるシール硬化工程と、図16に示すように、シール材4a硬化状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のフリット材1を溶融して素子基板K2に接着するフリット接着工程と、図17に示すように、フリット材1接着状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する熱硬化性樹脂フィルム2を加熱して硬化させるフィルム硬化工程とを有している。
塗布工程では、図13に示すように、封止材としてのシール材4aが保護シート2a剥離状態の封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の外側に枠形状に塗布される。これにより、封止材がシール材4a及びフリット材1として2重の枠形状に封止基板K1上に形成されることになる。この塗布工程では、シール塗布装置が用いられ、シール塗布は窒素などの不活性ガス雰囲気中で行われる。例えば、シール材4aを吐出する吐出ヘッドが封止基板K1に対して相対移動し、シール材4aが封止基板K1上に枠形状に塗布される。なお、シール材4aとしては、例えば光硬化性樹脂などが用いられる。
貼り合わせ工程では、図14に示すように、素子基板K2が反転されて素子基板K2上の各発光素子3が封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2に向けられ、封止基板K1上に載置されて貼り合わされる。この貼り合わせ工程では、貼り合わせ装置が用いられ、貼り合わせは減圧雰囲気中で行われる。例えば、封止基板K1が貼り合わせ装置のステージ上に載置され、素子基板K2が貼り合わせ装置の保持枠により支持される。その後、封止基板K1と素子基板K2との位置合わせが行われ、封止基板K1が載置されたステージが、素子基板K2を保持している保持枠に向かって移動し、減圧雰囲気中で封止基板K1と素子基板K2との貼り合わせが行われる。
シール硬化工程では、図15に示すように、貼り合わせ後の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のシール材4aが光照射により硬化する。このシール硬化工程でも、貼り合わせ装置が用いられ、光照射も減圧雰囲気中で行われる。例えば、貼り合わせ装置に設けられた照射部L2(図15参照)により、貼り合わせ状態の封止基板K1と素子基板K2との間に位置する枠形状のシール材4aに光が照射され、シール材4aが硬化する。これにより、封止基板K1と素子基板K2とはシール材4aにより接合され、さらに、後工程のフリット接着工程でフリット材1により固着される。なお、シール材4aとして紫外線硬化樹脂を用いた場合には、紫外線を照射するUV照射部が用いられる。
ここで、枠形状のシール材4aが硬化し、そのシール材4a、封止基板K1及び素子基板K2により形成される内部空間はシール材4aにより減圧状態で封止されている。これにより、その後工程においては、シール材4a硬化状態の封止基板K1及び素子基板K2を大気中にさらすことが可能となるので、後工程で真空や不活性ガスを用いるための複雑な装置を用いることなく、後工程のフリット接着工程を大気中で行うことができ、その結果、製造を容易化することができる。
シール硬化工程後、図16に示すフリット接着工程及び図17に示すフィルム硬化工程が行われ、平面表示装置1Bが完成する。ここで、フリット接着工程及びフィルム硬化工程は第1の実施の形態と同様である。なお、平面表示装置1Bにおいて枠形状のシール材4a部分を分断する必要がある場合には、枠形状のシール材4aと枠形状のフリット材1との間が切断され、熱硬化性樹脂フィルム2硬化状態の封止基板K1及び素子基板K2の外周が分断される。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、シール材4a、封止基板K1及び素子基板K2により形成される内部空間はシール材4aにより減圧状態で封止されることから、その後工程では、シール材4a硬化状態の封止基板K1及び素子基板K2を大気中にさらすことが可能となる。これにより、後工程のフリット接着工程を大気中で行うことが可能となり、さらに、真空や不活性ガスを用いるための複雑な装置を用いる必要がなくなるので、製造を容易化することができ、加えて、製造コストを抑えることができる。また、枠形状のシール材4aにより封止基板K1と素子基板K2の密着力が向上するので、衝撃による破損を抑え、製品の信頼性をより向上させることができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態について図18ないし図22を参照して説明する。
本発明の第3の実施の形態は第2の実施の形態と基本的に同じである。したがって、第3の実施の形態では、第2の実施の形態と異なる部分について説明する。なお、第3の実施の形態においては、第2の実施の形態で説明した部分と同じ部分の説明を省略する。
図18に示すように、枠形状のシール材4bが載置された封止基板K1は反転されて封止基板K1上の熱硬化性樹脂フィルム2が素子基板K2上の各発光素子3に向けられ、素子基板K2上に載置されて貼り合わされる。シール材4bは熱硬化性樹脂フィルムである。このシール材4bは、第1の実施の形態に係るフィルム積層工程において、熱硬化性樹脂フィルム2の載置と同様に、封止基板K1上であって枠形状のフリット材1の外側に枠形状に載置される。
ここで、シール材4bである熱硬化性樹脂フィルムは、図19に示すように、封止基板K1上に枠形状に載置される(図19の左参照)。このとき、シール材4bとして複数のシール片4b1、4b2が封止基板K1上に載置される。このように、例えば四つの短冊状のシール片4b1、4b2で枠形状のシール材4bを構成することによって、一つの枠形状のシール材4bを用いる場合に比べ、その位置合わせや取り扱いを容易にすることができる。
また、各シール片4b1、4b2は、図19に示すように、それぞれ隙間をあけて連続しないように載置される。これは、後工程の貼り合わせ工程において、シール材4b、封止基板K1及び素子基板K2により形成される内部空間がスムーズに減圧されるようにするためである。貼り合わせ工程が完了すると、各シール片4b1、4b2は潰れ拡がって隙間がなくなる(図19の右参照)。これにより、シール材4b、封止基板K1及び素子基板K2により形成される内部空間はシール材4bにより減圧状態で封止される。なお、シール片4b1とシール片4b2との離間部は、封止基板K1の角を通る直線上に位置している。これにより、各シール片4b1、4b2は潰れて隙間無く一体化しやすくなる。
なお、フィルム積層工程で、各シール片4b1、4b2の離間が大きいと判断した場合や、より確実な封止を行いたい場合には、図20や図21に示すように、新たなシール片4b3をその隙間上に位置付けて各シール片4b1、4b2に重ねて載置する。これにより、貼り合わせ工程で、重ねたシール片4b3に荷重が集中し、シール片4b3が潰れ拡がりやすくなるので、確実に隙間を塞ぐことができる。また、図22に示すように、シール片4b2の一部をシール片4b1の一部に重ねて載置するようにしてもよい。この場合でも、貼り合わせ工程で、重ねたシール片4b2の一部分に荷重が集中し、シール片4b2が潰れ拡がりやすくなるので、確実に隙間を塞ぐことができる。
ここで、新たなシール片4b3の載置や重ね載置を行った場合には、貼り合わせ工程でシール片4b3と素子基板K2の表面とに隙間が発生しやすくなるので、シール材4b、封止基板K1及び素子基板K2により形成される内部空間の排気性能を向上させることができる。また、貼り合わせ工程で、封止基板K1と素子基板K2との四隅のつぶし量を増加させれば、フィルムの伸びを増させてフィルム同士の接触と密着を向上させることができる。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに、シール材4bとして熱硬化性樹脂フィルムを用いることによって、フィルム積層工程でシール材4bを設けることが可能になるので、光硬化性樹脂などのシール材4aを用いた場合に比べ、塗布工程やシール硬化工程を省くことができ、その結果、製造工程を簡略化することができる。また、シール塗布装置やシール硬化用の設備も不要となるので、製造コストを抑えることができる。
(他の実施の形態)
なお、本発明は、前述の実施の形態に限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、前述の実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、前述の実施の形態においては、各種の数値を挙げているが、それらの数値は例示であり、限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態に係る平面表示装置の製造工程を示す第1の工程断面図である。 第2の工程断面図である。 第3の工程断面図である。 第4の工程断面図である。 第5の工程断面図である。 第6の工程断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る平面表示装置の製造装置の一部を示す平面図である。 図7に示す製造装置が備える真空ラミネータ装置の概略構成を示す模式図である。 図8に示す真空ラミネータ装置が行うラミネート動作を説明すための第1の動作説明図である。 第2の動作説明図である。 第3の動作説明図である。 第4の動作説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る平面表示装置の製造工程を示す第1の工程断面図である。 第2の工程断面図である。 第3の工程断面図である。 第4の工程断面図である。 第5の工程断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る平面表示装置の製造工程を示す第1の工程断面図である。 第1のシール材の載置及び潰れ拡がりを説明するための説明図である。 第2のシール材の載置を説明するための説明図である。 第3のシール材の載置を説明するための説明図である。 第4のシール材の載置を説明するための説明図である。
符号の説明
1A,1B…平面表示装置、1…封止材(フリット材)、2…熱硬化性樹脂フィルム、3…発光素子、4a,4b…封止材(シール材)、11…平面表示装置の製造装置、21…減圧チャンバ、21a…扉、22…ヒータ、23…ステージ、24…弾性シート、25…シート移動機構、27…減圧部、28…第1供給部、29…第2供給部、30…制御部、H1…圧力室、H2…収容室、K1…封止基板、K2…素子基板

Claims (7)

  1. 封止基板に熱硬化性樹脂フィルムを積層する工程と、
    前記熱硬化性樹脂フィルムが積層された前記封止基板と発光素子を有する素子基板とを、前記熱硬化性樹脂フィルム及び前記発光素子を内側にし、前記熱硬化性樹脂フィルムを囲う枠形状の封止材を間にして減圧雰囲気下で貼り合わせる工程と、
    貼り合わせた前記封止基板と前記素子基板との間に位置する前記封止材により前記封止基板と前記素子基板とを減圧雰囲気下で接合する工程と、
    貼り合わせた前記封止基板と前記素子基板との間に位置する前記熱硬化性樹脂フィルムを大気圧雰囲気下で加熱して硬化させる工程と、
    を有することを特徴とする平面表示装置の製造方法。
  2. 前記貼り合わせる工程は、前記熱硬化性樹脂フィルムが積層された前記封止基板と前記素子基板とを、前記封止材として枠形状のフリット材と前記フリット材を囲う枠形状のシール材とを間にして貼り合わせ、
    前記接合する工程は、貼り合わせた前記封止基板と前記素子基板との間に位置する前記シール材により減圧雰囲気下で前記封止基板と前記素子基板とを接合し、前記シール材により接合した前記封止基板と前記素子基板との間に位置する前記フリット材を大気圧雰囲気下で溶融し、前記封止基板と前記素子基板とを固着させることを特徴とする請求項1記載の平面表示装置の製造方法。
  3. 前記貼り合わせる工程は、前記シール材として前記熱硬化性樹脂フィルムと同じ種類のフィルムを用いることを特徴とする請求項2記載の平面表示装置の製造方法。
  4. 前記積層する工程は、
    前記封止基板上に前記熱硬化性樹脂フィルムを載置する工程と、
    前記封止基板上の前記熱硬化性樹脂フィルムを加熱して軟化させる工程と、
    軟化した前記熱硬化性樹脂フィルムの周囲雰囲気を減圧する工程と、
    減圧雰囲気下で前記封止基板上の前記熱硬化性樹脂フィルムを前記封止基板に密着する方向に押圧する工程と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の平面表示装置の製造方法。
  5. 開閉可能な扉を有する気密な減圧チャンバと、
    前記減圧チャンバ内に設けられたステージと、
    前記減圧チャンバ内に設けられ、前記ステージを加熱するヒータと、
    前記減圧チャンバ内に設けられ、前記減圧チャンバを閉空間である圧力室と前記ヒータ及び前記ステージを収容する収容室とに区分するように移動可能に形成された弾性シートと、
    前記減圧チャンバ外から前記弾性シートを移動させるシート移動機構と、
    前記減圧チャンバ内を減圧する減圧部と、
    前記圧力室に不活性ガスを供給する第1供給部と、
    を備えることを特徴とする平面表示装置の製造装置。
  6. 前記ヒータに前記ステージの加熱を実行させ、前記ステージを加熱した状態で前記減圧部に前記減圧チャンバ内の減圧を実行させ、前記減圧チャンバを減圧した状態で前記シート移動機構に前記減圧チャンバを前記圧力室と前記収容室とに区分するように前記弾性シートの移動を実行させ、前記弾性シートが前記減圧チャンバを前記圧力室と前記収容室とに区分した状態で前記第1供給部に前記圧力室に対する前記不活性ガスの供給を実行させる制御部を備えることを特徴とする請求項5記載の平面表示装置の製造装置。
  7. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の製造方法により製作したことを特徴とする平面表示装置。
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