JP2010068699A - 固定子鉄心およびエンドカバーを結合する嵌合部を具備する電動機 - Google Patents
固定子鉄心およびエンドカバーを結合する嵌合部を具備する電動機 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】モールド樹脂の注入時にモールド樹脂が漏洩することなくエンドカバーを装着すると共に、エンドカバーにより外径が大きくならず、安価に電動機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による電動機は、コイル12と、コイル12を支持する固定子鉄心10と、固定子鉄心10の軸線方向端面から突出するコイル12のコイルエンド部分13a、13bを覆うように固定子鉄心10に取り付けられるエンドカバー22a、22bと、コイル12と固定子鉄心10とエンドカバー22a、22bとの間の空間を充填する樹脂充填材14とを具備する電動機において、固定子鉄心10とエンドカバー22a、22bとに設けられ、相補的な嵌め合いにより固定子鉄心10とエンドカバー22a、22bとを互いに結合する嵌合部26a、26bを具備する固定子100aを有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明による電動機は、コイル12と、コイル12を支持する固定子鉄心10と、固定子鉄心10の軸線方向端面から突出するコイル12のコイルエンド部分13a、13bを覆うように固定子鉄心10に取り付けられるエンドカバー22a、22bと、コイル12と固定子鉄心10とエンドカバー22a、22bとの間の空間を充填する樹脂充填材14とを具備する電動機において、固定子鉄心10とエンドカバー22a、22bとに設けられ、相補的な嵌め合いにより固定子鉄心10とエンドカバー22a、22bとを互いに結合する嵌合部26a、26bを具備する固定子100aを有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、電動機に関する。特に、コイルから発生する熱を排熱する伝熱部材を有する電動機に関する。
電動機を大型化せずに高出力化させるためにはコイルから発生する熱の排熱効率を向上させる必要がある。そのため、コイルから発生する熱を外部へ効率よく排熱させる伝熱部材を有する電動機が多数考案されている。例えば、特許文献1に示された電動機は、伝熱部材としてモールド樹脂(樹脂充填材)により一体化されたコイルエンド部分と放熱板とを有し、コイルエンド部分から発生する熱はモールド樹脂および放熱板を介して外部に排熱されている。
特許文献2に示される電動機もまた、コイルエンド部分にカバーを有しており、カバー同士は固定子鉄心の外側からボルトにて締結されて、隙間を無くして組み付けられている。
コイルから発生する熱を排熱するために、単一部材として製作された放熱板を固定子の外周面に装着する構造が、従来技術として考案されている。単一部材の放熱板を固定子に装着する場合、隙間が無いのでモールド樹脂の注入時に、モールド樹脂が外部に漏洩することはない。しかしながら、コイルエンド部分だけでなくコイルを支持する固定子鉄心の外周面にも放熱板を装着するので、放熱板の厚さの分だけ電動機の外径が大きくなるという課題があった。
その課題に対し、特許文献1に示された電動機のように、放熱板を分割してコイルの端部にのみに放熱板を装着する方法がある。しかしながら、単に放熱板の端面を固定子鉄心に接触させて接合、固定すると、放熱板と固定子鉄心との接合部分に隙間が発生する可能性がある。隙間が発生した場合、モールド樹脂の注入時にモールド樹脂が外部に漏洩する。発生した隙間からモールド樹脂が漏洩するのを防止するために、別途ケースを固定子に装着することが考えられるが、装着したケースにより電動機の外径が大きくなるという課題が残る。
また、特許文献2に示された電動機のように、隙間の発生を防止するために、放熱部材であるエンドカバーをボルトにより締結して固定する方法がある。しかしながら、ボルトによりエンドカバーを締結するための締結部をエンドカバーに備える必要があり、結局のところ電動機の外径が大きくなる。
そこで、本発明は上述の課題を解決するために鑑み、モールド樹脂の注入時にモールド樹脂が漏洩することなくエンドカバーが固定されると共に、エンドカバーにより外径が大きくならず、安価に電動機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、コイルと、該コイルを支持する固定子鉄心と、該固定子鉄心の軸線方向端面から突出する該コイルのコイルエンド部分を覆うように該固定子鉄心に取り付けられるエンドカバーと、該コイルと該固定子鉄心と該エンドカバーとの間の空間を充填する樹脂充填材とを具備する電動機において、前記固定子鉄心と前記エンドカバーとに設けられ、相補的な嵌め合いにより前記固定子鉄心と前記エンドカバーとを互いに結合する嵌合部を具備する、電動機を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動機において、前記エンドカバーは筒状部分を有し、前記嵌合部は、前記固定子鉄心の前記軸線方向端面に形成される環状凹部と、該環状凹部に嵌入される前記エンドカバーの該筒状部分の環状縁部とを含んで構成される、電動機を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電動機において、前記エンドカバーの前記筒状部分の外周面と、前記固定子鉄心の外周面とが、同一の仮想筒状面に沿って配置される、電動機を提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の電動機において前記エンドカバーは、前記環状縁部の反対側で前記筒状部分の内側に張り出す蓋部分を有する、電動機を提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の電動機において、前記嵌合部は、すきまばめの嵌め合い構造を有し、該嵌合部に接着剤が配置される、電動機を提供する。
請求項6に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の電動機において、しまりばめの嵌め合い構造を有する、電動機を提供する。
請求項1の発明によれば、固定子鉄心とエンドカバーとに嵌合部を設けて、固定子鉄心とエンドカバーとを互いに結合しているので、結合部分に隙間が発生し難い。そのため、固定子鉄心とエンドカバーとの間の空間にモールド樹脂(樹脂充填材)を注入して充填した場合においても、モールド樹脂の漏洩を防止することができる。さらに、コイルエンド部分にのみエンドカバーを覆うので、固定子鉄心の外周面にエンドカバーを装着する必要が無い。そのため、エンドカバーの厚さにより電動機の外径が大きくなることがなく、電動機の小型化が可能となる。また、モールド樹脂の注入時にモールド樹脂の漏洩を防止する金型を必要としないので、金型製作に必要なコストを必要とせず安価に電動機を製造することが可能である。
請求項2の発明によれば、エンドカバーは筒状部分を有し、嵌合部は固定子鉄心の軸線方向端部に形成される環状凹部と、エンドカバーの環状縁部とを含んで構成される。そのため、嵌合部に隙間が発生し難いと共に、固定子鉄心とエンドカバーとを容易に結合して嵌合することが可能となる。
請求項3の発明によれば、固定子鉄心の外周面とエンドカバーの外周面とが、同一の仮想筒状面に沿って配置される。そのため、電動機を他の機械や冷却手段に設置または内蔵させた場合、電動機の外周面のうちより広い面積をその他の機器や冷却手段に密着させることができる。すなわち、隙間を発生させること無く、電動機の固定子鉄心の外周面およびエンドカバーの外周面の両方を他の機械や冷却手段に密着させることが可能となり、排熱効率を高めることができる。
請求項4の発明によれば、前記環状縁部の反対側で、前記筒状部分の内側に張り出す蓋部分を備えている。そのため、蓋部分を介しての伝熱経路が増え排熱効率がより高くなる。また、蓋部分を備えることにより、モールド樹脂の注入時に電動機の端部を封止する工程を必要とせず、製造工程を減少させることができる。すなわち電動機の製造コストを下げ、安価に電動機を提供可能となる。
請求項5の発明によれば、嵌合部はすきまばめの嵌め合い構造を有し、嵌合部に接着剤が配置されるので、エンドカバーの変形や膨張により発生した隙間を埋めることができる。そのため、モールド樹脂の注入時に、モールド樹脂が嵌合部から漏洩し難いという効果がある。
請求項6の発明によれば、嵌合部はしまりばめの嵌め合い構造を有する。そのため、例えば、エンドカバーが焼きばめにより固定子鉄心の嵌合部に固定される場合、エンドカバーが冷却して半径方向に収縮するので、隙間が発生することなく固定することができる。そのため、モールド樹脂の注入時に、モールド樹脂が嵌合部から漏洩し難いという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同一の部材には同一の参照符号が付けられている。図1は、本発明に係る電動機の固定子の構成を示す断面図である。図2は、図1に示すB部の拡大図である。
まず、図1を用いて本実施形態の電動機の固定子100aの構成について説明する。本実施形態の電動機の固定子100aは、固定子鉄心10、コイル12、モールド樹脂14、およびエンドカバー22a、22bを備えている。固定子100aは嵌合部26a、26bを備えており、嵌合部26a、26bはエンドカバー22a、22bと固定子鉄心10とを互いに結合している。
固定子鉄心10は、円筒の鉄心であり、輪状の磁性鋼板を積層することにより製造される。固定子鉄心10の内部には中空孔11が形成されており、この中空孔11にはモールド樹脂14(樹脂充填材)を注入する際に使用する治具または電動機の回転子(図示しない)が挿入される。
固定子鉄心10はコイル12を支持しており、コイル12の端部であるコイルエンド部分13a、13bは、固定子鉄心10の軸線方向の端面から外側に突出している。また、図1に示すようにコイルエンド部分13aの端部からは、コイル12に電源を供給するためのリード線18が外部に導出されている。
本実施形態のエンドカバー22a、22bは円筒の部材であり、伝熱性の高い金属または樹脂により形成されている。エンドカバー22a、22bの外径は、固定子鉄心10の外径と略同じであり、エンドカバー22a、22bはコイルエンド部分13a、13bを覆うように固定子鉄心10に取り付けられている。
モールド樹脂14は、コイルエンド部分13a、13bとエンドカバー22a、22bとの間の空間に注入され充填され、固化したものである。モールド樹脂14とエンドカバー22a、22bとは、モールド樹脂14の外周面16a、16bにおいて密着している。そのため、コイルエンド部分13a、13bから発生した熱は、モールド樹脂14およびエンドカバー22a、22bを介して外部に排熱される。モールド樹脂14の注入方法については後述する。
次に、嵌合部26aについて図2を用いて説明する。嵌合部26bの構造は嵌合部26aと同様であるため説明を省略する。嵌合部26aは、固定子鉄心10の軸線方向端面に形成される環状凹部と、その環状凹部に嵌入されるエンドカバー22aの円筒の環状端部とを含んで構成されている。本実施形態の嵌合部26aの環状凹部は、固定子鉄心10を切削することにより固定子鉄心10の端部を半径方向Cに縮径して形成された段差部分である。固定子鉄心10を半径方向Cに縮径する長さDは、エンドカバー22aの厚さEと略同じ寸法である。すなわち、縮径された固定子鉄心の端部の外径W2は、エンドカバー22aの内径H2と略同じ(図1参照)であり、エンドカバー22aの環状端部が環状凹部に嵌入されることにより相補的に嵌め合い、エンドカバー22aと固定子鉄心10とが互いに結合して嵌合する。
固定子100aが嵌合部26aを備えることにより、モールド樹脂が漏洩し難くなることについて説明する。図2に示すように、嵌合部26aにおいて固定子鉄心10とエンドカバー22aとが嵌合することにより、エンドカバー22aの端面27aとエンドカバー22aの端部の内周面28aとが固定子鉄心10と接触して固定される。固定方法については後述する。
例えば、特許文献1に示された電動機のように、エンドカバーの端面のみ固定子鉄心に接触してエンドカバーが固定される場合は、一旦接合部分において隙間が発生すると、その隙間からモールド樹脂が外部に漏洩する。一方、本実施形態のエンドカバー22aは、嵌合することにより、エンドカバーの端面27aに加えてエンドカバー22aの端部の内周面28aにおいて、固定子鉄心10に接触して固定される。エンドカバー22aと固定子鉄心10とが接触する部分が広くなるので、エンドカバー22aはより強固に固定されること可能となる。さらに、嵌合部26aにおいて嵌合しているので、内周面28aおよび端面27aの何れか一方は接触し隙間のない状態である。すなわち、内周面28aおよび端面27aの何れか一方において隙間が発生した場合においても、他方によりモールド樹脂の漏洩を防止するので、モールド樹脂が漏洩し難くなる。
一方、本実施形態のように嵌合部26aを備えずに、エンドカバーを固定子鉄心の端面に接合する場合、モールド樹脂の漏洩を防ぐために電動機の外周面を覆う金型を利用する方法も考えられる。すなわち、金型の中において、固定子鉄心とエンドカバーとを同時に入れモールド樹脂を注入し、電動機を組み立てる。しかしながら、金型の作製には費用が掛かるので電動機を組み立てる際のコスト高につながる。本実施形態の電動機の固定子100aは、モールド樹脂14を注入するときに金型を必要としないので、安価にモールド樹脂が充填された電動機を提供することが可能である。
また、電動機は他の機械や冷却手段に設置または内蔵されることも一般的である。そのため、電動機の外周面が他の機械や冷却手段に密着することにより、電動機から発せられる熱が他の機器や冷却手段に伝熱される。したがって、電動機が他の機器や冷却手段に密着する面積が広いほど電動機の排熱効率が高くなる。すなわち、電動機の外周面に段差がなく、他の機械や冷却手段との間に隙間が発生しない方がよい。従来のように嵌合部を有さず、エンドカバーが固定子鉄心に接合される場合、エンドカバーは例えば左右方向にずれて接合される可能性があった。そのため、エンドカバー22aの外径と固定子鉄心10の外径とが同一であっても、接合部分において段差ができる場合があった。
本実施形態は嵌合部26aを備えているので、エンドカバー22aは、ずれること無くエンドカバー22aは固定子鉄心10に固定される。また、前述のように、本実施形態において固定子鉄心10を半径方向に縮径する長さDはエンドカバー22aの厚さEと略同一であるので、固定子鉄心10の外周面31とエンドカバー22aの外周面32aとが、実質的に段差の無い面を形成する。すなわち、固定子鉄心10の外周面31とエンドカバー22aの外周面32aとが同一の仮想筒状面に沿って配置される。そのため、他の機械や冷却手段に設置または内蔵した場合において、段差により隙間を発生させることなく、他の機械や冷却手段に電動機の外周面を密着させることができる。従って、より優れた排熱効率を有する電動機を提供することができる。
さらに、エンドカバー22aはエンドカバー22aの内周面28aにおいて固定子鉄心10と接触しているので、半径方向Cに外力をかけられた場合においても、エンドカバー22aは変形し難い。そのため、エンドカバー22aと固定子鉄心10が嵌合し固定された後でも、エンドカバー22aの外周面32aと固定子鉄心10の外周面31とに段差ができず仮想筒状面を維持することが可能である。
次に、エンドカバー22a、22bを嵌合部26a、26bに固定する方法について述べる。本実施形態の嵌合部26a、26bは、いわゆる、すきまばめの嵌め合い構造を有している。そのため、嵌合部26a、26bに接着剤を配置して接着することによりエンドカバー22a、22bを固定することが可能である。接着剤を用いることにより、例えば、エンドカバー22a、22bの変形や膨張により発生した隙間を埋めることができ、モールド樹脂の漏洩を防止することができる。
本実施形態の嵌合部26a、26bは、しまりばめの嵌め合い構造を有しているので、エンドカバー22a、22bが金属製である場合は、焼きばめにより固定することができる。熱せられたエンドカバー22a、22bが冷却して半径方向Cに収縮することにより固定されるので、嵌合部26a、26bに隙間が発生することなく、エンドカバー22a、22bを強固に固定することができる。
次に、モールド樹脂14の注入方法について、図3を用いて説明する。図3は本実施の形態に係る電動機の固定子100aにモールド樹脂14を注入する前の状態を示す断面図である。図3に示された固定子100aは、固定子鉄心10にエンドカバー22a、22bが焼きばめまたは接着剤により固定された状態である。前述のように固定子鉄心10の中心には中空孔11が形成されており、モールド樹脂14を注入する準備段階として、中空孔11に治具40が挿入されている。また、固定子100aの下側端部は封止部材42が取付けられ封止されている。
この状態において、流動性のあるモールド樹脂14が、固定子10の上側端部からエンドカバー22a、22bとコイルエンド部分13a、13bとの間の空間に注入される。さらに、モールド樹脂14は、固定子鉄心10のコイル12が支持されている溝(図示しない)を通じてコイルエンド部分13bとエンドカバー22bとの間の空間に注入される。モールド樹脂14が充填され固化した後、治具40および封止部材42は取外され図1に示す固定子100aが完成する。
本実施形態に係る電動機の固定子の別の例について、図4を用いて説明する。図4は、固定子の別の構成例を示す断面図である。固定子100bは、図1の固定子100aと略同じ構成であるが、さらに、固定子100bの両端部であって、コイルエンド10の環状凹部に嵌入されるエンドカバー22a、22bの環状端部と反対側に位置する端部(以下、遠位端29a、29bと呼ぶ)に蓋部分23a、23bを有する点が異なる。
蓋部分23a、23bは、エンドカバー22a、22bの遠位端29a、29bから、エンドカバー22a、22bの筒状部分の内側に向かって張り出している。また、蓋部分23a、23bは、遠位端29a、29bから半径方向内側に延在して設けられているとも言える。そのため、蓋部分23a、23bとエンドカバー22a、22bの筒状部分とをあわせた断面はL字形状となっている(図4参照)。
モールド樹脂14は、図1の固定子100aと同様にコイルエンド部分13a、13bとエンドカバー22a、22bとの間の空間に充填されている。図4に示す固定子100bのモールド樹脂14は、さらに、蓋部分23a、23bの内面に密着するよう充填されている。蓋部分23a、23bの内面がモールド樹脂14に密着しているので、固定子100bはコイルエンド部分13a、13bから発生した熱を、モールド樹脂14を介して蓋部分23a、23bから排熱させることが可能となる。すなわち、排熱する経路が増加するので、固定子100bの排熱効率が向上することになる。
なお、リード線18は蓋部分23aに形成されたリード線用孔19を通じで外部に導出されている。また、モールド樹脂14はリード線用孔19を通じてエンドカバー22a、22bの内部に注入される。
また、図1の固定子100aにモールド樹脂14を注入する際、図3に示すように固定子100aの下側端部に取付けた封止部材42により封止していたが、蓋部分23bを備えることにより、その必要が無い。すなわち、固定子の端部に封止部材42を取付ける工程とモールド樹脂14が固化した後に封止部材42を取外す工程とを省略することができる。
以上、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明した。なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、本実施形態において、嵌合部は固定子鉄心を切削して縮径することにより環状凹部を形成して備えられていたが、嵌合部は小径に打ち抜かれた磁性鋼板を固定子鉄心の端部に配置することにより備えてもよい。また、嵌合部は固定子鉄心の軸線方向端面に環状の溝部を設けて、エンドカバーの環状縁部を嵌入する構成としてもよい。また、図4の固定子100bにおいて蓋部分が固定子の両端部に設けられているが、封止部材の取付けおよび取外し工程を省略することを目的とする場合は、注入時に下側となる固定子の端部のみに蓋部分を設けてもよい。
100a、100b 固定子
10 固定子鉄心
11 中空孔
12 コイル
13a、13b コイルエンド部分
14 モールド樹脂
16a、16b モールド樹脂の外周面
18 リード線
19 リード線用孔
22a、22b エンドカバー
23a、23b 蓋部分
26a、26b 嵌合部
29a、29b 遠位端
31 固定子鉄心の外周面
32a、32b エンドカバーの外周面
40 治具
42 封止部材
50 軸
10 固定子鉄心
11 中空孔
12 コイル
13a、13b コイルエンド部分
14 モールド樹脂
16a、16b モールド樹脂の外周面
18 リード線
19 リード線用孔
22a、22b エンドカバー
23a、23b 蓋部分
26a、26b 嵌合部
29a、29b 遠位端
31 固定子鉄心の外周面
32a、32b エンドカバーの外周面
40 治具
42 封止部材
50 軸
Claims (6)
- コイルと、該コイルを支持する固定子鉄心と、該固定子鉄心の軸線方向端面から突出する該コイルのコイルエンド部分を覆うように該固定子鉄心に取り付けられるエンドカバーと、該コイルと該固定子鉄心と該エンドカバーとの間の空間を充填する樹脂充填材とを具備する電動機において、
前記固定子鉄心と前記エンドカバーとに設けられ、相補的な嵌め合いにより前記固定子鉄心と前記エンドカバーとを互いに結合する嵌合部を具備することを特徴とする電動機。 - 前記エンドカバーは筒状部分を有し、前記嵌合部は、前記固定子鉄心の前記軸線方向端面に形成される環状凹部と、該環状凹部に嵌入される前記エンドカバーの該筒状部分の環状縁部とを含んで構成される、請求項1に記載の電動機。
- 前記エンドカバーの前記筒状部分の外周面と、前記固定子鉄心の外周面とが、同一の仮想筒状面に沿って配置される、請求項2に記載の電動機。
- 前記エンドカバーは、前記環状縁部の反対側で前記筒状部分の内側に張り出す蓋部分を有する、請求項2または3に記載の電動機。
- 前記嵌合部は、すきまばめの嵌め合い構造を有し、該嵌合部に接着剤が配置される、請求項1から4の何れか一項に記載の電動機。
- 前記嵌合部は、しまりばめの嵌め合い構造を有する、請求項1から4の何れか一項に記載の電動機。
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|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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