JP2010066003A - 電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電気抵抗を測定すべき回路基板が、大面積で、サイズの小さい多数の被検査電極を有するものであっても、当該回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、この電気抵抗測定用電極シートを具えた電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置を提供する。
【解決手段】 本発明の電気抵抗測定用電極シートは、絶縁性シートと、絶縁性シートの表面に、被検査回路基板における被検査電極に対応して形成された、電流供給用電極および電圧測定用電極が互いに離間して配置されてなる複数の検査電極対と、絶縁性シートの裏面に形成され、電流供給用電極および電圧測定用電極のいずれか一方に電気的に接続された中継電極とを有し、絶縁性シートには、電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットが形成されていることを特徴する。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の電気抵抗測定用電極シートは、絶縁性シートと、絶縁性シートの表面に、被検査回路基板における被検査電極に対応して形成された、電流供給用電極および電圧測定用電極が互いに離間して配置されてなる複数の検査電極対と、絶縁性シートの裏面に形成され、電流供給用電極および電圧測定用電極のいずれか一方に電気的に接続された中継電極とを有し、絶縁性シートには、電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットが形成されていることを特徴する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、回路基板の電極間における配線の電気抵抗を測定するための電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置に関する。
近年、電子部品やこれを内蔵した電子機器における信号伝送の高速化の要請に伴って、BGAやCSPなどのLSIパッケージを構成する回路基板やこれらの半導体装置が搭載される回路基板として、電極間における配線の電気抵抗が低いものが要求されている。そのため、このような回路基板の電気的検査においては、その電極間における配線の電気抵抗の測定を高い精度で行うことが極めて重要である。
従来、回路基板の電気抵抗の測定においては、例えば、図29に示すように、被検査回路基板90の互いに電気的に接続された2つの被検査電極91,92の各々に対し、電流供給用プローブPA,PDおよび電圧測定用プローブPB,PCを押圧して接触させ、この状態で、電流供給用プローブPA,PDの間に電源装置93から電流を供給し、このときに電圧測定用プローブPB,PCによって検出される電圧信号を電気信号処理装置94において処理することにより、当該被検査電極91,92間の電気抵抗の大きさを求める四端子法が採用されている。
従来、回路基板の電気抵抗の測定においては、例えば、図29に示すように、被検査回路基板90の互いに電気的に接続された2つの被検査電極91,92の各々に対し、電流供給用プローブPA,PDおよび電圧測定用プローブPB,PCを押圧して接触させ、この状態で、電流供給用プローブPA,PDの間に電源装置93から電流を供給し、このときに電圧測定用プローブPB,PCによって検出される電圧信号を電気信号処理装置94において処理することにより、当該被検査電極91,92間の電気抵抗の大きさを求める四端子法が採用されている。
しかしながら、上記の方法においては、電流供給用プローブPA,PDおよび電圧測定用プローブPB,PCの各々を被検査電極91,92に対して相当に大きい押圧力で接触させることが必要であり、しかも、当該プローブは金属製であってその先端は尖頭状とされているため、プローブが押圧されることによって被検査電極91,92の表面が損傷してしまい、当該回路基板は使用することが不可能なものとなってしまう恐れがある。このような事情から、電気抵抗の測定は、製品とされるすべての回路基板について行うことができず、いわゆる抜き取り検査とならざるを得ないため、結局、製品の歩留りを大きくすることはできない。
このような問題を解決するため、従来、被検査電極に接触する接続用部材が導電性エラストマーにより構成された電気抵抗測定装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、エラストマーにより導電性粒子が結着された導電ゴムよりなる弾性接続用部材が、電流供給用電極および電圧測定用電極の個々に配置されてなる電気抵抗測定装置が開示され、特許文献2には、同一の被検査電極に電気的に接続される電流供給用電極および電圧測定用電極の両方の表面に接するよう設けられた、異方導電性エラストマーよりなる共通の弾性接続用部材を有する電気抵抗測定装置が開示されている。
このような電気抵抗測定装置によれば、電気抵抗を測定すべき回路基板の被検査電極に対し、弾性接続用部材を介して、電流供給用電極および電圧測定用電極が対接されることによって電気的接続が達成されるため、当該被検査電極を損傷させることなく回路基板の電気抵抗の測定を行うことができる。
例えば、特許文献1には、エラストマーにより導電性粒子が結着された導電ゴムよりなる弾性接続用部材が、電流供給用電極および電圧測定用電極の個々に配置されてなる電気抵抗測定装置が開示され、特許文献2には、同一の被検査電極に電気的に接続される電流供給用電極および電圧測定用電極の両方の表面に接するよう設けられた、異方導電性エラストマーよりなる共通の弾性接続用部材を有する電気抵抗測定装置が開示されている。
このような電気抵抗測定装置によれば、電気抵抗を測定すべき回路基板の被検査電極に対し、弾性接続用部材を介して、電流供給用電極および電圧測定用電極が対接されることによって電気的接続が達成されるため、当該被検査電極を損傷させることなく回路基板の電気抵抗の測定を行うことができる。
しかしながら、上記の構成の電気抵抗測定装置によって、電極間における配線の電気抵抗の測定を行う場合には、以下のような問題がある。
近年、回路基板においては、高い集積度を得るために電極のサイズおよびピッチもしくは電極間距離が小さくなる傾向にある。而して、上記の構成の電気抵抗測定装置においては、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極の各々に、弾性接続用部材を介して電流供給用電極および電圧測定用電極の両方を同時に電気的に接続させる必要がある。従って、小さいサイズの被検査電極が高密度で配置された回路基板についての電気抵抗の測定を行うための電気抵抗測定装置においては、小さなサイズの被検査電極の各々に対応して、当該被検査電極が占有する領域と同等若しくはそれ以下の面積の領域内に、互いに離間した状態で電流供給用電極および電圧測定用電極を形成すること、すなわち被検査電極よりも更に小さいサイズの電流供給用電極および電圧測定用電極を極めて小さい距離で離間した状態で形成することが必要である。
また、回路基板の製造方法としては、生産性を向上させるために、一つの基板材料によって、複数の回路基板が連結されてなる回路基板連結体を製造し、その状態で、当該回路基板連結体における各回路基板についての電気的検査を一括して行い、その後、回路基板連結体を切断することにより、分離された複数の回路基板を製造する方法が採用されている。
近年、回路基板においては、高い集積度を得るために電極のサイズおよびピッチもしくは電極間距離が小さくなる傾向にある。而して、上記の構成の電気抵抗測定装置においては、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極の各々に、弾性接続用部材を介して電流供給用電極および電圧測定用電極の両方を同時に電気的に接続させる必要がある。従って、小さいサイズの被検査電極が高密度で配置された回路基板についての電気抵抗の測定を行うための電気抵抗測定装置においては、小さなサイズの被検査電極の各々に対応して、当該被検査電極が占有する領域と同等若しくはそれ以下の面積の領域内に、互いに離間した状態で電流供給用電極および電圧測定用電極を形成すること、すなわち被検査電極よりも更に小さいサイズの電流供給用電極および電圧測定用電極を極めて小さい距離で離間した状態で形成することが必要である。
また、回路基板の製造方法としては、生産性を向上させるために、一つの基板材料によって、複数の回路基板が連結されてなる回路基板連結体を製造し、その状態で、当該回路基板連結体における各回路基板についての電気的検査を一括して行い、その後、回路基板連結体を切断することにより、分離された複数の回路基板を製造する方法が採用されている。
然るに、検査対象である回路基板連結体は、その面積が相当に大きく、また、被検査電極の数も極めて多いものであり、特に多層回路基板を製造する場合には、その製造プロセスにおける工程数が多く、加熱処理による熱履歴を受ける回数が多いため、被検査電極が所期の配置位置から位置ずれした状態で形成されることが少なくない。このように、大面積で、多数の被検査電極を有し、当該被検査電極が所期の配置位置から位置ずれした状態で形成された回路基板について、上記の構成の電気抵抗測定装置によって電気抵抗の測定を行う場合には、被検査電極の各々に、電流供給用電極および電圧測定用電極の両方を同時に電気的に接続させることは極めて困難である。
具体的な一例を挙げて説明すると、図30に示すように、直径Lが300μmの被検査電極Tに係る電気抵抗を測定する場合には、当該被検査電極Tに電気的に接続される電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vの離間距離Dは150μm程度であるが、図31(イ)および(ロ)に示すように、被検査回路基板の位置合わせにおいて、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vに対する被検査電極Tの位置が、図30に示す所期の位置から電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vが並ぶ方向に75μmずれたときには、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vのいずれか一方と被検査電極Tとの電気的接続が達成されず、所要の電気抵抗測定を行うことができない。
このような問題を解決する手段として、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vの離間距離Dを小さくすることが考えられるが、そのような電気抵抗測定装置を作製することは、実際上極めて困難である。
また、被検査電極Tのサイズが極めて小さい例えば直径Lが100μm以下である場合には、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vの離間距離が100μmよりも相当に小さくすることが必要であるため、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vを形成することが極めて困難である。
具体的な一例を挙げて説明すると、図30に示すように、直径Lが300μmの被検査電極Tに係る電気抵抗を測定する場合には、当該被検査電極Tに電気的に接続される電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vの離間距離Dは150μm程度であるが、図31(イ)および(ロ)に示すように、被検査回路基板の位置合わせにおいて、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vに対する被検査電極Tの位置が、図30に示す所期の位置から電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vが並ぶ方向に75μmずれたときには、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vのいずれか一方と被検査電極Tとの電気的接続が達成されず、所要の電気抵抗測定を行うことができない。
このような問題を解決する手段として、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vの離間距離Dを小さくすることが考えられるが、そのような電気抵抗測定装置を作製することは、実際上極めて困難である。
また、被検査電極Tのサイズが極めて小さい例えば直径Lが100μm以下である場合には、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vの離間距離が100μmよりも相当に小さくすることが必要であるため、電流供給用電極Aおよび電圧測定用電極Vを形成することが極めて困難である。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、電気抵抗を測定すべき回路基板が、大面積で、サイズの小さい多数の被検査電極を有するものであっても、当該回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、この電気抵抗測定用電極シートを具えた電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置を提供することにある。
本発明の電気抵抗測定用電極シートは、絶縁性シートと、この絶縁性シートの表面に、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極に対応して形成された、それぞれ電流供給用電極および電圧測定用電極が互いに離間して配置されてなる複数の検査電極対と、前記絶縁性シートの裏面に形成され、前記検査電極対における電流供給用電極および電圧測定用電極のいずれか一方に電気的に接続された中継電極とを有してなり、
前記絶縁性シートには、前記検査電極対の各々における電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットが形成されていることを特徴する。
前記絶縁性シートには、前記検査電極対の各々における電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットが形成されていることを特徴する。
本発明の電気抵抗測定用電極シートにおいては、絶縁性シートの表面に、厚み方向に導電性を示す異方導電性エラストマー層が一体的に形成されていることが好ましい。
本発明の電気抵抗測定用電極シートの製造方法は、上記の電気抵抗測定用電極シートを製造する方法であって、
絶縁性シートの表面に、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極に対応するパターンに従って、複数の検査電極対形成用パッドを形成し、
これらの検査電極対形成用パッドが形成された絶縁性シートに対してレーザー加工を施すことにより、当該検査電極対形成用パッドを2つに切断して電流供給用電極および電圧測定用電極を形成すると共に、当該絶縁性シートにおける電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットを形成する工程を有することを特徴とする。
絶縁性シートの表面に、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極に対応するパターンに従って、複数の検査電極対形成用パッドを形成し、
これらの検査電極対形成用パッドが形成された絶縁性シートに対してレーザー加工を施すことにより、当該検査電極対形成用パッドを2つに切断して電流供給用電極および電圧測定用電極を形成すると共に、当該絶縁性シートにおける電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットを形成する工程を有することを特徴とする。
本発明の電気抵抗測定用コネクターは、上記の電気抵抗測定用電極シートと、
この電気抵抗測定用電極シートの裏面に配置された異方導電性エラストマーシートと、 この異方導電性エラストマーシートの裏面に配置された、前記電気抵抗測定用電極シートの中継電極に対応するパターンに従ってそれぞれ厚み方向に伸びる複数の貫通孔が形成された絶縁性支持シートおよび当該絶縁性支持シートの貫通孔の各々に厚み方向に移動可能に設けられた複数の可動電極を有してなる可動電極シートと
を具えてなることを特徴とする。
この電気抵抗測定用電極シートの裏面に配置された異方導電性エラストマーシートと、 この異方導電性エラストマーシートの裏面に配置された、前記電気抵抗測定用電極シートの中継電極に対応するパターンに従ってそれぞれ厚み方向に伸びる複数の貫通孔が形成された絶縁性支持シートおよび当該絶縁性支持シートの貫通孔の各々に厚み方向に移動可能に設けられた複数の可動電極を有してなる可動電極シートと
を具えてなることを特徴とする。
本発明の回路基板の電気抵抗測定装置は、少なくとも一面に電極を有する回路基板の電気抵抗を測定する回路基板の電気抵抗測定装置であって、
電気抵抗を測定すべき被検査回路基板の一面側に配置される上記の電気抵抗測定用コネクターを具えてなることを特徴とする。
電気抵抗を測定すべき被検査回路基板の一面側に配置される上記の電気抵抗測定用コネクターを具えてなることを特徴とする。
本発明によれば、検査電極対形成用パッドが形成された絶縁性シートに対してレーザー加工を施すことにより、当該検査電極対形成用パッドを2つに切断して電流供給用電極および電圧測定用電極を形成することができるので、電流供給用電極および電圧測定用電極が極めて小さい離間距離で配置されてなる検査電極対が得られ、このような検査電極対は、被検査電極に対する位置ずれの許容度が大きいため、電気抵抗を測定すべき回路基板が、大面積で、サイズの小さい多数の被検査電極を有するものであっても、当該被検査回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〈電気抵抗測定用電極シート〉
図1は、本発明に係る電気抵抗測定用電極シートの一例における構成を示す説明用断面図、図2は、図1に示す電気抵抗測定用電極シートの要部を拡大して示す平面図、図3は、図1に示す電気抵抗測定用電極シートの要部の構成を拡大して示す説明用断面図である。
この電気抵抗測定用電極シート(以下、「測定用電極シート」ともいう。)10は、柔軟な樹脂よりなる絶縁性シート11を有し、この絶縁性シート11の表面には、電気抵抗を測定すべき回路基板(以下、「被検査回路基板」という。)における被検査電極のパターンに対応するパターンに従って、それぞれ電流供給用電極13および電圧測定用電極14が互いに離間して配置されてなる複数の検査電極対12が形成されている。そして、絶縁性シート11には、検査電極対12の各々における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の間に位置する領域にスリット11Sが形成されている。
また、絶縁性シート11の裏面には、適宜のパターンに従って複数の中継電極15が形成されている。図示の例では、中継電極15の各々は、測定用電極シート10をその厚み方向に透視したときに、検査電極対12と重ならない位置に配置されている。そして、中継電極15の各々は、当該中継電極15から絶縁性シート11をその厚み方向に貫通して伸びる短絡部16、および絶縁性シート11の表面に形成され、短絡部16に連結された配線部17を介して、検査電極対12における電流供給用電極13および電圧測定用電極14のいずれか一方に電気的に接続されている。
〈電気抵抗測定用電極シート〉
図1は、本発明に係る電気抵抗測定用電極シートの一例における構成を示す説明用断面図、図2は、図1に示す電気抵抗測定用電極シートの要部を拡大して示す平面図、図3は、図1に示す電気抵抗測定用電極シートの要部の構成を拡大して示す説明用断面図である。
この電気抵抗測定用電極シート(以下、「測定用電極シート」ともいう。)10は、柔軟な樹脂よりなる絶縁性シート11を有し、この絶縁性シート11の表面には、電気抵抗を測定すべき回路基板(以下、「被検査回路基板」という。)における被検査電極のパターンに対応するパターンに従って、それぞれ電流供給用電極13および電圧測定用電極14が互いに離間して配置されてなる複数の検査電極対12が形成されている。そして、絶縁性シート11には、検査電極対12の各々における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の間に位置する領域にスリット11Sが形成されている。
また、絶縁性シート11の裏面には、適宜のパターンに従って複数の中継電極15が形成されている。図示の例では、中継電極15の各々は、測定用電極シート10をその厚み方向に透視したときに、検査電極対12と重ならない位置に配置されている。そして、中継電極15の各々は、当該中継電極15から絶縁性シート11をその厚み方向に貫通して伸びる短絡部16、および絶縁性シート11の表面に形成され、短絡部16に連結された配線部17を介して、検査電極対12における電流供給用電極13および電圧測定用電極14のいずれか一方に電気的に接続されている。
絶縁性シート11を構成する材料としては、高い機械的強度を有する樹脂材料を用いることが好ましく、その具体例としては、液晶ポリマー、ポリイミドなどが挙げられる。
また、電流供給用電極13、電圧測定用電極14、中継電極15、短絡部16および配線部17を構成する材料としては、銅、ニッケル、金またはこれらの金属の積層体などを用いることができる。
絶縁性シート11の厚みは、当該絶縁性シート11が柔軟性を有するものであれば特に限定されないが、例えば5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは8〜30μmである。
検査電極対12における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の離間距離すなわち絶縁性シート11のスリット11Sの幅は、例えば3〜25μmであることが好ましく、より好ましくは5〜15μmである。
また、電流供給用電極13、電圧測定用電極14、中継電極15、短絡部16および配線部17を構成する材料としては、銅、ニッケル、金またはこれらの金属の積層体などを用いることができる。
絶縁性シート11の厚みは、当該絶縁性シート11が柔軟性を有するものであれば特に限定されないが、例えば5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは8〜30μmである。
検査電極対12における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の離間距離すなわち絶縁性シート11のスリット11Sの幅は、例えば3〜25μmであることが好ましく、より好ましくは5〜15μmである。
このような測定用電極シート10は、以下のようにして製造することができる。
先ず、図4に示すように、絶縁性シート11の表面に金属層17Aが形成されてなる積層材料10Aを用意し、この積層材料10Aに、図5に示すように、絶縁性シート11および金属層17Aの各々をその厚み方向に貫通する複数の貫通孔10Hを、形成すべき測定用電極シート10の短絡部16のパターンに従って形成する。次いで、貫通孔10Hが形成された積層材料10Aに対してフォトリソグラフィーおよびメッキ処理を施すことにより、図6に示すように、絶縁性シート11の裏面に中継電極15を形成すると共に、当該中継電極15と金属層17Aとを電気的に接続する、当該絶縁性シート11の厚み方向に伸びる短絡部16を形成する。その後、金属層17Aに対してフォトリソグラフィーおよびエッチンク処理を施してその一部を除去することにより、図7および図8に示すように、絶縁性シート11の表面に、被検査回路基板における被検査電極に対応するパターンに従って配置された複数の検査電極対形成用パッド12Aを形成すると共に、この検査電極対形成用パッド12Aと短絡部17とを電気的に接続する配線部17を形成する。ここで、検査電極対形成用パッド12Aの各々には、それぞれ配線部17および短絡部16を介して、2つの中継電極15に電気的に接続されている。そして、絶縁性シート11に対してレーザー加工を施すことにより、検査電極対形成用パッド12Aを2つに切断して互いに離間して配置された電流供給用電極13および電圧測定用電極14よりなる検査電極対12を形成すると共に、絶縁性シート11における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の間に位置する領域にスリット11Sを形成し、以て、図1〜図3に示す測定用電極シート10が得られる。
以上において、レーザー加工機としては、紫外線レーザー加工機、エキシマレーザー加工機などを用いることができる。
先ず、図4に示すように、絶縁性シート11の表面に金属層17Aが形成されてなる積層材料10Aを用意し、この積層材料10Aに、図5に示すように、絶縁性シート11および金属層17Aの各々をその厚み方向に貫通する複数の貫通孔10Hを、形成すべき測定用電極シート10の短絡部16のパターンに従って形成する。次いで、貫通孔10Hが形成された積層材料10Aに対してフォトリソグラフィーおよびメッキ処理を施すことにより、図6に示すように、絶縁性シート11の裏面に中継電極15を形成すると共に、当該中継電極15と金属層17Aとを電気的に接続する、当該絶縁性シート11の厚み方向に伸びる短絡部16を形成する。その後、金属層17Aに対してフォトリソグラフィーおよびエッチンク処理を施してその一部を除去することにより、図7および図8に示すように、絶縁性シート11の表面に、被検査回路基板における被検査電極に対応するパターンに従って配置された複数の検査電極対形成用パッド12Aを形成すると共に、この検査電極対形成用パッド12Aと短絡部17とを電気的に接続する配線部17を形成する。ここで、検査電極対形成用パッド12Aの各々には、それぞれ配線部17および短絡部16を介して、2つの中継電極15に電気的に接続されている。そして、絶縁性シート11に対してレーザー加工を施すことにより、検査電極対形成用パッド12Aを2つに切断して互いに離間して配置された電流供給用電極13および電圧測定用電極14よりなる検査電極対12を形成すると共に、絶縁性シート11における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の間に位置する領域にスリット11Sを形成し、以て、図1〜図3に示す測定用電極シート10が得られる。
以上において、レーザー加工機としては、紫外線レーザー加工機、エキシマレーザー加工機などを用いることができる。
このような測定用電極シート10によれば、検査電極対形成用パッド12Aが形成された絶縁性シート11に対してレーザー加工を施すことにより、検査電極対形成用パッド12Aを2つに切断して電流供給用電極13および電圧測定用電極14を形成することができるので、電流供給用電極13および電圧測定用電極14が極めて小さい離間距離で配置されてなる検査電極対12が得られ、このような検査電極対12は、被検査電極に対する位置ずれの許容度が大きいため、被検査回路基板が、大面積で、サイズの小さい多数の被検査電極を有するものであっても、当該被検査回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる。
図9は、本発明に係る電気抵抗測定用電極シートの他の例における要部の構成を拡大して示す説明用断面図である。
この測定用電極シート10は、絶縁性シート11の表面に、厚み方向に導電性を示す異方導電性エラストマー層18が一体的に密着乃至接着した状態で形成されていることを除き、図1〜図3に示す測定用電極シート10と同様の構成である。
この測定用電極シート10は、絶縁性シート11の表面に、厚み方向に導電性を示す異方導電性エラストマー層18が一体的に密着乃至接着した状態で形成されていることを除き、図1〜図3に示す測定用電極シート10と同様の構成である。
異方導電性エラストマー層18は、図10に拡大して示すように、絶縁性の弾性高分子物質中に、磁性を示す導電性粒子Pが、厚み方向に並ぶよう配向して連鎖が形成された状態で、かつ、当該導電性粒子Pによる連鎖が面方向に分散した状態で含有されて構成されている。また、異方導電性エラストマー層18には、検査電極対12の各々における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の間に位置する領域にスリット18Sが形成されている
異方導電性エラストマー層18を形成する弾性高分子物質としては、架橋構造を有する高分子物質が好ましい。このような弾性高分子物質を得るために用いることのできる硬化性の高分子物質形成材料としては、種々のものを用いることができ、その具体例としては、ポリブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴムなどの共役ジエン系ゴムおよびこれらの水素添加物、スチレン−ブタジエン−ジエンブロック共重合体ゴム、スチレン−イソプレンブロック共重合体などのブロック共重合体ゴムおよびこれらの水素添加物、クロロプレン、ウレタンゴム、ポリエステル系ゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴムなどが挙げられる。これらの中では、耐久性、成形加工性および電気特性の観点から、シリコーンゴムを用いることが好ましい。
異方導電性エラストマー層18を形成する弾性高分子物質としては、架橋構造を有する高分子物質が好ましい。このような弾性高分子物質を得るために用いることのできる硬化性の高分子物質形成材料としては、種々のものを用いることができ、その具体例としては、ポリブタジエンゴム、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴムなどの共役ジエン系ゴムおよびこれらの水素添加物、スチレン−ブタジエン−ジエンブロック共重合体ゴム、スチレン−イソプレンブロック共重合体などのブロック共重合体ゴムおよびこれらの水素添加物、クロロプレン、ウレタンゴム、ポリエステル系ゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴムなどが挙げられる。これらの中では、耐久性、成形加工性および電気特性の観点から、シリコーンゴムを用いることが好ましい。
異方導電性エラストマー層18に含有される導電性粒子Pとしては、後述する方法により当該粒子を容易に厚み方向に並ぶよう配向させることができることから、磁性を示す導電性粒子が用いられる。このような導電性粒子の具体例としては、鉄、コバルト、ニッケルなどの磁性を有する金属の粒子若しくはこれらの合金の粒子またはこれらの金属を含有する粒子、またはこれらの粒子を芯粒子とし、当該芯粒子の表面に金、銀、パラジウム、ロジウムなどの導電性の良好な金属のメッキを施したもの、あるいは非磁性金属粒子若しくはガラスビーズなどの無機物質粒子またはポリマー粒子を芯粒子とし、当該芯粒子の表面に、ニッケル、コバルトなどの導電性磁性金属のメッキを施したものなどが挙げられる。
これらの中では、ニッケル粒子を芯粒子とし、その表面に導電性の良好な金のメッキを施したものを用いることが好ましい。
芯粒子の表面に導電性金属を被覆する手段としては、特に限定されるものではないが、例えば化学メッキまたは電解メッキ法、スパッタリング法、蒸着法などが用いられている。
これらの中では、ニッケル粒子を芯粒子とし、その表面に導電性の良好な金のメッキを施したものを用いることが好ましい。
芯粒子の表面に導電性金属を被覆する手段としては、特に限定されるものではないが、例えば化学メッキまたは電解メッキ法、スパッタリング法、蒸着法などが用いられている。
導電性粒子Pとして、芯粒子の表面に導電性金属が被覆されてなるものを用いる場合には、良好な導電性が得られることから、粒子表面における導電性金属の被覆率(芯粒子の表面積に対する導電性金属の被覆面積の割合)が40%以上であることが好ましく、さらに好ましくは45%以上、特に好ましくは47〜95%である。
また、導電性金属の被覆量は、芯粒子の0.5〜50質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜30質量%、さらに好ましくは3〜25質量%、特に好ましくは4〜20質量%である。被覆される導電性金属が金である場合には、その被覆量は、芯粒子の0.5〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜20質量%、さらに好ましくは3〜15質量%である。
また、導電性金属の被覆量は、芯粒子の0.5〜50質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜30質量%、さらに好ましくは3〜25質量%、特に好ましくは4〜20質量%である。被覆される導電性金属が金である場合には、その被覆量は、芯粒子の0.5〜30質量%であることが好ましく、より好ましくは2〜20質量%、さらに好ましくは3〜15質量%である。
また、導電性粒子Pの数平均粒子径は、3〜20μmであることが好ましく、より好ましくは5〜15μmである。この数平均粒子径が過小である場合には、後述する製造方法において、導電性粒子Pを厚み方向に配向させることが困難となることがある。一方、この数平均粒子径が過大である場合には、分解能の高い異方導電性エラストマー層18を得ることが困難となることがある。
また、導電性粒子Pの粒子径分布(Dw/Dn)は、1〜10であることが好ましく、より好ましくは1.01〜7、さらに好ましくは1.05〜5、特に好ましくは1.1〜4である。
また、導電性粒子Pの形状は、特に限定されるものではないが、高分子物質形成材料中に容易に分散させることができる点で、球状のもの、星形状のものあるいはこれらが凝集した2次粒子であることが好ましい。
また、導電性粒子Pとして、その表面がシランカップリング剤などのカップリング剤や潤滑剤で処理されたものを適宜用いることができる。カップリング剤や潤滑剤で粒子表面を処理することにより、得られる異方導電性エラストマーシートの耐久性が向上する。
また、導電性粒子Pの粒子径分布(Dw/Dn)は、1〜10であることが好ましく、より好ましくは1.01〜7、さらに好ましくは1.05〜5、特に好ましくは1.1〜4である。
また、導電性粒子Pの形状は、特に限定されるものではないが、高分子物質形成材料中に容易に分散させることができる点で、球状のもの、星形状のものあるいはこれらが凝集した2次粒子であることが好ましい。
また、導電性粒子Pとして、その表面がシランカップリング剤などのカップリング剤や潤滑剤で処理されたものを適宜用いることができる。カップリング剤や潤滑剤で粒子表面を処理することにより、得られる異方導電性エラストマーシートの耐久性が向上する。
このような導電性粒子Pは、異方導電性エラストマー層18中に体積分率で10〜40%、特に15〜35%となる割合で含有されていることが好ましい。この割合が過小である場合には、厚み方向に十分に高い導電性を有する異方導電性エラストマー層18が得られないことがある。一方、この割合が過大である場合には、得られる異方導電性エラストー層18は脆弱なものとなりやすく、必要な弾性が得られないことがある。
また、第1の異方導電性エラストマー層18の厚みは、10〜100μmであることが好ましく、より好ましくは15〜70μmである。この厚みが過小である場合には、十分な凹凸吸収能が得られないことがある。一方、この厚みが過大である場合には、高い分解能が得られないことがある。
このような測定用電極シート10は、以下のようにして製造することができる。
先ず、図1〜図3に示す測定用電極シート10の製造方法と同様にして、絶縁性シート11の裏面に中継電極15を形成すると共に、当該絶縁性シート11の表面に、中継電極15に短絡部16および配線部17を介して電気的に接続された検査電極対形成用パッド12Aを形成する(図3乃至図7参照。)。
先ず、図1〜図3に示す測定用電極シート10の製造方法と同様にして、絶縁性シート11の裏面に中継電極15を形成すると共に、当該絶縁性シート11の表面に、中継電極15に短絡部16および配線部17を介して電気的に接続された検査電極対形成用パッド12Aを形成する(図3乃至図7参照。)。
次いで、図11に示すように、絶縁性シート11の表面に、硬化されて弾性高分子物質となる液状の高分子物質形成材料中に導電性粒子が含有されてなる導電性エラストマー用材料層18Aを形成する。
その後、導電性エラストマー用材料層18Aの表面および絶縁性シート11の裏面に、例えば一対の電磁石を配置し、当該電磁石を作動させることにより、導電性エラストマー用材料層18Aの厚み方向に平行磁場を作用させる。その結果、導電性エラストマー用材料層18Aにおいては、当該導電性エラストマー用材料層18A中に分散されている導電性粒子が、面方向に分散された状態を維持しながら厚み方向に並ぶよう配向し、これにより、それぞれ厚み方向に伸びる複数の導電性粒子による連鎖が、面方向に分散した状態で形成される。
そして、この状態において、導電性エラストマー用材料層18Aを硬化処理することにより、図12に示すように、弾性高分子物質中に、導電性粒子が厚み方向に並ぶよう配向した状態で、かつ、当該導電性粒子による連鎖が面方向に分散された状態で含有されてなる異方導電性エラストマー層18が、絶縁性シート11の表面に一体的に形成される。
その後、導電性エラストマー用材料層18Aの表面および絶縁性シート11の裏面に、例えば一対の電磁石を配置し、当該電磁石を作動させることにより、導電性エラストマー用材料層18Aの厚み方向に平行磁場を作用させる。その結果、導電性エラストマー用材料層18Aにおいては、当該導電性エラストマー用材料層18A中に分散されている導電性粒子が、面方向に分散された状態を維持しながら厚み方向に並ぶよう配向し、これにより、それぞれ厚み方向に伸びる複数の導電性粒子による連鎖が、面方向に分散した状態で形成される。
そして、この状態において、導電性エラストマー用材料層18Aを硬化処理することにより、図12に示すように、弾性高分子物質中に、導電性粒子が厚み方向に並ぶよう配向した状態で、かつ、当該導電性粒子による連鎖が面方向に分散された状態で含有されてなる異方導電性エラストマー層18が、絶縁性シート11の表面に一体的に形成される。
以上において、導電性エラストマー用材料層18Aの硬化処理は、平行磁場を作用させたままの状態で行うこともできるが、平行磁場の作用を停止させた後に行うこともできる。
導電性エラストマー用材料層18Aに作用される平行磁場の強度は、平均で0.02〜2.5テスラとなる大きさが好ましい。
導電性エラストマー用材料層18Aの硬化処理は、使用される材料によって適宜選定されるが、通常、加熱処理によって行われる。具体的な加熱温度および加熱時間は、導電性エラストマー用材料層18Aを構成する高分子物質用材料などの種類、導電性粒子Pの移動に要する時間などを考慮して適宜選定される。
導電性エラストマー用材料層18Aに作用される平行磁場の強度は、平均で0.02〜2.5テスラとなる大きさが好ましい。
導電性エラストマー用材料層18Aの硬化処理は、使用される材料によって適宜選定されるが、通常、加熱処理によって行われる。具体的な加熱温度および加熱時間は、導電性エラストマー用材料層18Aを構成する高分子物質用材料などの種類、導電性粒子Pの移動に要する時間などを考慮して適宜選定される。
その後、異方導電性エラストマー層18が形成された絶縁性シート11に対してレーザー加工を施すことにより、異方導電性エラストマー層18にスリット18Sを形成し、更には、検査電極対形成用パッド12Aを2つに切断して互いに離間して配置された電流供給用電極13および電圧測定用電極14よりなる検査電極対12を形成すると共に、絶縁性シート11における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の間に位置する領域にスリット11Sを形成し、以て、図9に示す測定用電極シート10が得られる。
このような測定用電極シート10によれば、検査電極対形成用パッド12Aが形成された絶縁性シート11に対してレーザー加工を施すことにより、検査電極対形成用パッド12Aを2つに切断して電流供給用電極13および電圧測定用電極14を形成することができるので、電流供給用電極13および電圧測定用電極14が極めて小さい離間距離で配置されてなる検査電極対12が得られ、このような検査電極対12は、被検査電極に対する位置ずれの許容度が大きいため、被検査回路基板が、大面積で、サイズの小さい多数の被検査電極を有するものであっても、当該被検査回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる。
しかも、異方導電性エラストマー層18は、絶縁性シート11の表面に一体的に形成されているため、使用時において、異方導電性エラストマー層18に皺が生ずることが防止され、その結果、繰り返し使用した場合であっても、被検査回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる。
しかも、異方導電性エラストマー層18は、絶縁性シート11の表面に一体的に形成されているため、使用時において、異方導電性エラストマー層18に皺が生ずることが防止され、その結果、繰り返し使用した場合であっても、被検査回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる。
〈電気抵抗測定用コネクター〉
図13は、本発明に係る電気抵抗測定用コネクターの一例における構成を示す説明用断面図である。この電気抵抗測定用コネクター1は、回路基板における電極間の電気抵抗を測定するために用いられるものであって、図9に示す構成の測定用電極シート10と、この測定用電極シート10の裏面に配置された異方導電性エラストマーシート19と、この異方導電性エラストマーシート19の裏面に配置された可動電極シート20とにより構成されている。
図13は、本発明に係る電気抵抗測定用コネクターの一例における構成を示す説明用断面図である。この電気抵抗測定用コネクター1は、回路基板における電極間の電気抵抗を測定するために用いられるものであって、図9に示す構成の測定用電極シート10と、この測定用電極シート10の裏面に配置された異方導電性エラストマーシート19と、この異方導電性エラストマーシート19の裏面に配置された可動電極シート20とにより構成されている。
異方導電性エラストマーシート19は、図14に示すように、絶縁性の弾性高分子物質中に、磁性を示す導電性粒子Pが、厚み方向に並ぶよう配向して連鎖が形成された状態で、かつ、当該導電性粒子Pによる連鎖が面方向に分散した状態で含有されてなるものである。
異方導電性エラストマーシート19を構成する弾性高分子物質および導電性粒子Pとしては、図9に示す測定用電極シート10における異方導電性エラストマー層18を構成する弾性高分子物質および導電性粒子Pと同様のものを例示することができる。
異方導電性エラストマーシート19を構成する弾性高分子物質および導電性粒子Pとしては、図9に示す測定用電極シート10における異方導電性エラストマー層18を構成する弾性高分子物質および導電性粒子Pと同様のものを例示することができる。
異方導電性エラストマーシート19は、以下のようにして製造することができる。
先ず、図15に示すように、それぞれシート状の一面側成形部材30および他面側成形部材31と、目的とする異方導電性エラストマーシート19の平面形状に適合する形状の開口32Kを有すると共に当該異方導電性エラストマーシート19の厚みに対応する厚みを有する枠状のスペーサー32とを用意すると共に、硬化されて弾性高分子物質となる液状の高分子物質形成材料中に導電性粒子が含有されてなる導電性エラストマー用材料を調製する。
そして、図16に示すように、他面側成形部材31の成形面(図16において上面)上にスペーサー32を配置し、他面側成形部材31の成形面上におけるスペーサー32の開口32K内に、調製した導電性エラストマー用材料19Bを塗布し、その後、この導電性エラストマー用材料19B上に一面側成形部材30をその成形面(図16において下面)が導電性エラストマー用材料19Bに接するよう配置する。
以上において、一面側成形部材30および他面側成形部材31としては、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などよりなる樹脂シートを用いることができる。
また、一面側成形部材30および他面側成形部材31を構成する樹脂シートの厚みは、50〜500μmであることが好ましく、より好ましくは75〜300μmである。この厚みが50μm未満である場合には、成形部材として必要な強度が得られないことがある。一方、この厚みが500μmを超える場合には、後述する導電性エラストマー用材料層に所要の強度の磁場を作用させることが困難となることがある。
先ず、図15に示すように、それぞれシート状の一面側成形部材30および他面側成形部材31と、目的とする異方導電性エラストマーシート19の平面形状に適合する形状の開口32Kを有すると共に当該異方導電性エラストマーシート19の厚みに対応する厚みを有する枠状のスペーサー32とを用意すると共に、硬化されて弾性高分子物質となる液状の高分子物質形成材料中に導電性粒子が含有されてなる導電性エラストマー用材料を調製する。
そして、図16に示すように、他面側成形部材31の成形面(図16において上面)上にスペーサー32を配置し、他面側成形部材31の成形面上におけるスペーサー32の開口32K内に、調製した導電性エラストマー用材料19Bを塗布し、その後、この導電性エラストマー用材料19B上に一面側成形部材30をその成形面(図16において下面)が導電性エラストマー用材料19Bに接するよう配置する。
以上において、一面側成形部材30および他面側成形部材31としては、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などよりなる樹脂シートを用いることができる。
また、一面側成形部材30および他面側成形部材31を構成する樹脂シートの厚みは、50〜500μmであることが好ましく、より好ましくは75〜300μmである。この厚みが50μm未満である場合には、成形部材として必要な強度が得られないことがある。一方、この厚みが500μmを超える場合には、後述する導電性エラストマー用材料層に所要の強度の磁場を作用させることが困難となることがある。
次いで、図17に示すように、加圧ロール33および支持ロール34よりなる加圧ロール装置35を用い、一面側成形部材30および他面側成形部材31によって導電性エラストマー用材料19Bを挟圧することにより、当該一面側成形部材30と当該他面側成形部材31との間に、所要の厚みの導電性エラストマー用材料層19Aを形成する。。
その後、一面側成形部材30の裏面および他面側成形部材31の裏面に、例えば一対の電磁石を配置し、当該電磁石を作動させることにより、導電性エラストマー用材料層19Aの厚み方向に平行磁場を作用させる。その結果、導電性エラストマー用材料層19Aにおいては、当該導電性エラストマー用材料層19A中に分散されている導電性粒子が、面方向に分散された状態を維持しながら厚み方向に並ぶよう配向し、これにより、それぞれ厚み方向に伸びる複数の導電性粒子による連鎖が、面方向に分散した状態で形成される。 そして、この状態において、導電性エラストマー用材料層19Aを硬化処理することにより、弾性高分子物質中に、導電性粒子が厚み方向に並ぶよう配向した状態で、かつ、当該導電性粒子による連鎖が面方向に分散された状態で含有されてなる異方導電性エラストマーシート19が製造される。
以上において、導電性エラストマー用材料層19Aの硬化処理は、平行磁場を作用させたままの状態で行うこともできるが、平行磁場の作用を停止させた後に行うこともできる。
導電性エラストマー用材料層19Aに作用される平行磁場の強度は、平均で0.02〜2.5テスラとなる大きさが好ましい。
導電性エラストマー用材料層19Aの硬化処理は、使用される材料によって適宜選定されるが、通常、加熱処理によって行われる。具体的な加熱温度および加熱時間は、導電性エラストマー用材料層19Aを構成する高分子物質用材料などの種類、導電性粒子の移動に要する時間などを考慮して適宜選定される。
その後、一面側成形部材30の裏面および他面側成形部材31の裏面に、例えば一対の電磁石を配置し、当該電磁石を作動させることにより、導電性エラストマー用材料層19Aの厚み方向に平行磁場を作用させる。その結果、導電性エラストマー用材料層19Aにおいては、当該導電性エラストマー用材料層19A中に分散されている導電性粒子が、面方向に分散された状態を維持しながら厚み方向に並ぶよう配向し、これにより、それぞれ厚み方向に伸びる複数の導電性粒子による連鎖が、面方向に分散した状態で形成される。 そして、この状態において、導電性エラストマー用材料層19Aを硬化処理することにより、弾性高分子物質中に、導電性粒子が厚み方向に並ぶよう配向した状態で、かつ、当該導電性粒子による連鎖が面方向に分散された状態で含有されてなる異方導電性エラストマーシート19が製造される。
以上において、導電性エラストマー用材料層19Aの硬化処理は、平行磁場を作用させたままの状態で行うこともできるが、平行磁場の作用を停止させた後に行うこともできる。
導電性エラストマー用材料層19Aに作用される平行磁場の強度は、平均で0.02〜2.5テスラとなる大きさが好ましい。
導電性エラストマー用材料層19Aの硬化処理は、使用される材料によって適宜選定されるが、通常、加熱処理によって行われる。具体的な加熱温度および加熱時間は、導電性エラストマー用材料層19Aを構成する高分子物質用材料などの種類、導電性粒子の移動に要する時間などを考慮して適宜選定される。
可動電極シート20は、図18にも拡大して示すように、測定用電極シート10におけ中継電極15のパターンに対応するパターンに従って複数の貫通孔22が形成された絶縁性支持シート21と、この絶縁性支持シート21の各貫通孔22に、当該絶縁性支持シート21の両面の各々から突出するよう設けられた可動電極25とにより構成されている。 可動電極25の各々は、絶縁性支持シート21の貫通孔22に挿通された円柱状の胴部25aと、この胴部25aの両端の各々に一体に連結されて形成された、絶縁性支持シート21の表面に露出する端子部25bとにより構成されている。可動電極25における胴部25aの長さは、絶縁性支持シート21の厚みより大きく、また、当該胴部25aの径は、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径より小さいものとされており、これにより、当該可動電極25は、絶縁性支持シート21の厚み方向に移動可能とされている。また、可動電極25における端子部25bの径は、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径より大きいものとされている。
絶縁性支持シート21を構成する材料としては、液晶ポリマー、ポリイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアラミド樹脂、ポリアミド樹脂等の樹脂材料、ガラス繊維補強型エポキシ樹脂、ガラス繊維補強型ポリエステル樹脂、ガラス繊維補強型ポリイミド樹脂等の繊維補強型樹脂材料、エポキシ樹脂等にアルミナ、ポロンナイトライド等の無機材料をフィラーとして含有した複合樹脂材料などを用いることができる。
また、絶縁性支持シート21の厚みは、10〜200μmであることが好ましく、より好ましくは15〜100μmである。
また、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径は、20〜80μmであることが好ましく、より好ましくは30〜60μmである。
また、絶縁性支持シート21の厚みは、10〜200μmであることが好ましく、より好ましくは15〜100μmである。
また、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径は、20〜80μmであることが好ましく、より好ましくは30〜60μmである。
可動電極25を構成する材料としては、剛性を有する金属材料を好適に用いることができ、特に、後述する製造方法において、絶縁性支持シート21に形成される金属薄層よりエッチングされにくいものを用いることが好ましい。このような金属材料の具体例としては、ニッケル、コバルト、金、アルミニウムなどの単体金属またはこれらの合金などを挙げることができる。
可動電極25における胴部25aの径r2は、18μm以上であることが好ましく、より好ましくは25μm以上である。この径が過小である場合には、可動電極25必要な強度が得られないことがある。また、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径と可動電極25の各々における胴部25aの径との差は、1μm以上であることが好ましく、より好ましくは2μm以上である。この差が過小である場合には、絶縁性支持シート21の厚み方向に対して可動電極25を移動させることが困難となることがある。
可動電極25における端子部25bの径は、中継電極15の径の70〜150%であることが好ましい。また、可動電極25における端子部25bの径と絶縁性支持シート21の貫通孔22の径との差は、5μm以上であることが好ましく、より好ましくは10μm以上である。この差が過小である場合には、可動電極25が絶縁性支持シート21から脱落する恐れがある。
絶縁性支持シート21の厚み方向における可動電極25の移動可能距離、すなわち可動電極25における胴部25aの長さと絶縁性支持シート21の厚みとの差は、5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは8〜40μmである。これらの移動可能距離が過小である場合には、十分な凹凸吸収能を得ることが困難となることがある。一方、これらの移動可能距離が過大である場合には、絶縁性支持シート21の貫通孔22から露出する可動電極25の胴部25aの長さが大きくなり、検査に使用したときに、可動電極25の胴部25aが座屈または損傷するおそれがある。
可動電極25における胴部25aの径r2は、18μm以上であることが好ましく、より好ましくは25μm以上である。この径が過小である場合には、可動電極25必要な強度が得られないことがある。また、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径と可動電極25の各々における胴部25aの径との差は、1μm以上であることが好ましく、より好ましくは2μm以上である。この差が過小である場合には、絶縁性支持シート21の厚み方向に対して可動電極25を移動させることが困難となることがある。
可動電極25における端子部25bの径は、中継電極15の径の70〜150%であることが好ましい。また、可動電極25における端子部25bの径と絶縁性支持シート21の貫通孔22の径との差は、5μm以上であることが好ましく、より好ましくは10μm以上である。この差が過小である場合には、可動電極25が絶縁性支持シート21から脱落する恐れがある。
絶縁性支持シート21の厚み方向における可動電極25の移動可能距離、すなわち可動電極25における胴部25aの長さと絶縁性支持シート21の厚みとの差は、5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは8〜40μmである。これらの移動可能距離が過小である場合には、十分な凹凸吸収能を得ることが困難となることがある。一方、これらの移動可能距離が過大である場合には、絶縁性支持シート21の貫通孔22から露出する可動電極25の胴部25aの長さが大きくなり、検査に使用したときに、可動電極25の胴部25aが座屈または損傷するおそれがある。
上記の可動電極シート20は、例えば以下のようにして製造することができる。
先ず、図19に示すように、絶縁性支持シート21の一面に易エッチング性の金属層23Aが一体的に積層されてなる積層材料20Bを用意し、この積層材料20Bにおける金属層23Aに対してエッチング処理を施してその一部を除去することにより、図20に示すように、金属層23Aに形成すべき可動電極のパターンに従って複数の開口23Kを形成する。次いで、図21に示すように、積層材料20Bにおける絶縁性支持シート21に、それぞれ金属層23Aの開口23Kに連通して厚み方向に伸びる貫通孔22を形成する。そして、図22に示すように、絶縁性支持シート21の貫通孔22の内壁面および金属層23Aの開口縁を覆うよう、易エッチング性の筒状の金属薄層23Bを形成する。このようにして、それぞれ厚み方向に伸びる複数の貫通孔22が形成された絶縁性支持シート21と、この絶縁性支持シート21の一面に積層された、それぞれ絶縁性支持シート21の貫通孔22に連通する複数の開口23Kを有する易エッチング性の金属層23Aと、絶縁性支持シート21の貫通孔22の内壁面および金属層23Aの開口縁を覆うよう形成された易エッチング性の金属薄層23Bとを有してなる複合積層材料20Aが製造される。 以上において、絶縁性支持シート21の貫通孔22を形成する方法としては、レーザー加工法、ドリル加工法、エッチング加工法などを利用することができる。
金属層23Aおよび金属薄層23Bを構成する易エッチング性の金属材料としては、銅、ニッケルなどを用いることができる。
また、金属層23Aの厚みは、形成すべき可動電極25の移動可能距離などを考慮して設定され、具体的には、5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは8〜40μmである。
また、金属薄層23Bの厚みは、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径と形成すべき可動電極25の各々における胴部25aの径とを考慮して設定される。
また、金属薄層23Bを形成する方法としては、無電解メッキ法などを利用することができる。
先ず、図19に示すように、絶縁性支持シート21の一面に易エッチング性の金属層23Aが一体的に積層されてなる積層材料20Bを用意し、この積層材料20Bにおける金属層23Aに対してエッチング処理を施してその一部を除去することにより、図20に示すように、金属層23Aに形成すべき可動電極のパターンに従って複数の開口23Kを形成する。次いで、図21に示すように、積層材料20Bにおける絶縁性支持シート21に、それぞれ金属層23Aの開口23Kに連通して厚み方向に伸びる貫通孔22を形成する。そして、図22に示すように、絶縁性支持シート21の貫通孔22の内壁面および金属層23Aの開口縁を覆うよう、易エッチング性の筒状の金属薄層23Bを形成する。このようにして、それぞれ厚み方向に伸びる複数の貫通孔22が形成された絶縁性支持シート21と、この絶縁性支持シート21の一面に積層された、それぞれ絶縁性支持シート21の貫通孔22に連通する複数の開口23Kを有する易エッチング性の金属層23Aと、絶縁性支持シート21の貫通孔22の内壁面および金属層23Aの開口縁を覆うよう形成された易エッチング性の金属薄層23Bとを有してなる複合積層材料20Aが製造される。 以上において、絶縁性支持シート21の貫通孔22を形成する方法としては、レーザー加工法、ドリル加工法、エッチング加工法などを利用することができる。
金属層23Aおよび金属薄層23Bを構成する易エッチング性の金属材料としては、銅、ニッケルなどを用いることができる。
また、金属層23Aの厚みは、形成すべき可動電極25の移動可能距離などを考慮して設定され、具体的には、5〜50μmであることが好ましく、より好ましくは8〜40μmである。
また、金属薄層23Bの厚みは、絶縁性支持シート21の貫通孔22の径と形成すべき可動電極25の各々における胴部25aの径とを考慮して設定される。
また、金属薄層23Bを形成する方法としては、無電解メッキ法などを利用することができる。
そして、この複合積層材料20Aに対してフォトメッキ処理を施すことにより、絶縁性支持シート21の貫通孔22の各々に可動電極25を形成する。具体的に説明すると、図23に示すように、絶縁性支持シート21の一面に形成された金属層23Aの表面および絶縁性支持シート21の他面の各々に、形成すべき可動電極25における端子部25bのパターンに対応するパターンに従ってそれぞれ絶縁性支持シート21の貫通孔22に連通する複数のパターン孔24Kが形成されたレジスト膜24を形成する。次いで、金属層23Aを共通電極として電解メッキ処理を施して当該金属層23Aにおける露出した部分および金属薄層23Bの表面に金属を堆積させ、絶縁性支持シート21の貫通孔22内およびレジスト膜24のパターン孔24K内に金属を充填することにより、図24に示すように、それぞれ絶縁性支持シート21の厚み方向に伸びる可動電極25を形成する。
このようにして可動電極25を形成した後、金属層23Aの表面からレジスト膜24を除去することにより、図25に示すように、金属層23Aを露出させる。そして、エッチング処理によって、絶縁性支持シート21の一面から金属層23Aを除去することにより、可動電極シート20が得られる。
このようにして可動電極25を形成した後、金属層23Aの表面からレジスト膜24を除去することにより、図25に示すように、金属層23Aを露出させる。そして、エッチング処理によって、絶縁性支持シート21の一面から金属層23Aを除去することにより、可動電極シート20が得られる。
上記の構成の電気抵抗測定用コネクター1によれば、電流供給用電極13および電圧測定用電極14が極めて小さい離間距離で配置された、図9に示す構成の測定用電極シート10を有することにより、被検査電極に対する位置ずれの許容度が大きいため、被検査回路基板が、大面積で、サイズの小さい多数の被検査電極を有するものであっても、当該被検査回路基板に対する所要の電気的接続を確実に達成することができる。
本発明において、電気抵抗を測定すべき被検査回路基板は、図26(イ)に示すように、一面に形成された一面側被検査電極6のみを有し、当該一面側被検査電極6間に形成された配線パターン8aのみを有する被検査回路基板5であっても、図26(ロ)に示すように、一面に形成された一面側被検査電極6および他面に形成された他面側被検査電極7を有し、一面側被検査電極6と他面側被検査電極7との間に形成された配線パターン8bのみを有する被検査回路基板であっても、図26(ハ)に示すように、一面に形成された一面側被検査電極6および他面に形成された他面側被検査電極7を有し、一面側被検査電極6間に形成された配線パターン8aおよび一面側被検査電極6と他面側被検査電極7との間に形成された配線パターン8bの両方を有する被検査回路基板5であってもよい。
〈回路基板の電気抵抗測定装置〉
図27は、本発明に係る回路基板の電気抵抗測定装置の一例における構成を示す説明図である。この電気抵抗測定装置は、一面に一面側被検査電極6を有すると共に他面に他面側被検査電極7を有する被検査回路基板5について、各配線パターンの電気抵抗測定試験を行うためのものであって、被検査回路基板5を検査実行領域Eに保持するためのホルダー2を有し、このホルダー2には、被検査回路基板5を検査実行領域Eにおける適正な位置に配置するための位置決めピン3が設けられている。
検査実行領域Eの上方には、図13に示す構成の電気抵抗測定用コネクター1および上部側検査ヘッド50aが下からこの順で配置され、更に、上部側検査ヘッド50aの上方には、上部側支持板56aが配置されており、上部側検査ヘッド50aは、支柱54aによって上部側支持板56aに固定されている。一方、検査実行領域Eの下方には、電気抵抗測定用コネクター40および下部側検査ヘッド50bが上からこの順で配置され、更に、下部側検査ヘッド50bの下方には、下部側支持板56bが配置されており、下部側検査ヘッド50bは、支柱54bによって下部側支持板56bに固定されている。
図27は、本発明に係る回路基板の電気抵抗測定装置の一例における構成を示す説明図である。この電気抵抗測定装置は、一面に一面側被検査電極6を有すると共に他面に他面側被検査電極7を有する被検査回路基板5について、各配線パターンの電気抵抗測定試験を行うためのものであって、被検査回路基板5を検査実行領域Eに保持するためのホルダー2を有し、このホルダー2には、被検査回路基板5を検査実行領域Eにおける適正な位置に配置するための位置決めピン3が設けられている。
検査実行領域Eの上方には、図13に示す構成の電気抵抗測定用コネクター1および上部側検査ヘッド50aが下からこの順で配置され、更に、上部側検査ヘッド50aの上方には、上部側支持板56aが配置されており、上部側検査ヘッド50aは、支柱54aによって上部側支持板56aに固定されている。一方、検査実行領域Eの下方には、電気抵抗測定用コネクター40および下部側検査ヘッド50bが上からこの順で配置され、更に、下部側検査ヘッド50bの下方には、下部側支持板56bが配置されており、下部側検査ヘッド50bは、支柱54bによって下部側支持板56bに固定されている。
電気抵抗測定用コネクター40は、検査用回路基板41上に異方導電性エラストマー層45が一体的に形成されて構成されている。
検査用回路基板41の表面(図27において上面)には、互いに離間して配置された電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bよりなる検査電極対が、被検査回路基板5の他面側被検査電極7の配置パターンに対応するパターンに従って配置されている。検査用回路基板41の裏面には、適宜のパターンに従って端子電極43が配置されており、これらの端子電極43の各々は、電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bのいずれかに電気的に接続されている。
検査用回路基板41における電流供給用電極42aと電圧測定用電極42bとの間の離間距離は10μm以上であることが好ましい。この離間距離が10μm未満である場合には、異方導電性エラストマー層45を介して電流供給用電極42aと電圧測定用電極42bとの間に流れる電流が大きくなるため、高い精度で電気抵抗を測定することが困難となることがある。
一方、この離間距離の上限は、各検査電極のサイズと、関連する他面側被検査電極7の寸法およびピッチによって定まり、通常は500μm以下である。この離間距離が過大である場合には、他面側被検査電極7の1つに対して両検査電極を適切に配置することが困難となることがある。
検査用回路基板41の表面(図27において上面)には、互いに離間して配置された電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bよりなる検査電極対が、被検査回路基板5の他面側被検査電極7の配置パターンに対応するパターンに従って配置されている。検査用回路基板41の裏面には、適宜のパターンに従って端子電極43が配置されており、これらの端子電極43の各々は、電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bのいずれかに電気的に接続されている。
検査用回路基板41における電流供給用電極42aと電圧測定用電極42bとの間の離間距離は10μm以上であることが好ましい。この離間距離が10μm未満である場合には、異方導電性エラストマー層45を介して電流供給用電極42aと電圧測定用電極42bとの間に流れる電流が大きくなるため、高い精度で電気抵抗を測定することが困難となることがある。
一方、この離間距離の上限は、各検査電極のサイズと、関連する他面側被検査電極7の寸法およびピッチによって定まり、通常は500μm以下である。この離間距離が過大である場合には、他面側被検査電極7の1つに対して両検査電極を適切に配置することが困難となることがある。
異方導電性エラストマー層45は、検査用回路基板41の検査用電極対のパターンに対応するパターンに従って配置された複数の導電路形成部46と、これらを相互に絶縁する絶縁部47とにより構成されており、導電路形成部46は、検査用回路基板41の検査電極対における電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bの両方の全面に接するよう配置されている。
異方導電性エラストマー層45における導電路形成部46は、弾性高分子物質中に磁性を示す導電性粒子が厚み方向に並ぶよう配向した状態で含有されてなるものである。一方、絶縁部47は弾性高分子物質よりなり、導電性粒子が全く或いは殆ど含有されていないものである。
導電路形成部46は、その厚み方向における導電性が、厚み方向と直角な面方向における導電性より高いことが好ましく、具体的には、面方向の電気抵抗値に対する厚み方向の電気抵抗値の比が1以下、特に0.5以下であるような電気的特性を有するものであることが好ましい。この比が1を超える場合には、導電路形成部46を介して電流供給用電極42aと電圧測定用電極42bとの間に流れる電流が大きくなるため、高い精度で電気抵抗を測定することが困難となることがある。
異方導電性エラストマー層45を構成する弾性高分子物質および導電性粒子としては、段1の異方導電性エラストマーシート17を構成する弾性高分子物質および導電性粒子として例示したものと同様のものを用いることができる。
このような異方導電性エラストマー層45は、適宜の方法例えば特開2000−74965号公報に記載された方法によって形成することができる。
異方導電性エラストマー層45における導電路形成部46は、弾性高分子物質中に磁性を示す導電性粒子が厚み方向に並ぶよう配向した状態で含有されてなるものである。一方、絶縁部47は弾性高分子物質よりなり、導電性粒子が全く或いは殆ど含有されていないものである。
導電路形成部46は、その厚み方向における導電性が、厚み方向と直角な面方向における導電性より高いことが好ましく、具体的には、面方向の電気抵抗値に対する厚み方向の電気抵抗値の比が1以下、特に0.5以下であるような電気的特性を有するものであることが好ましい。この比が1を超える場合には、導電路形成部46を介して電流供給用電極42aと電圧測定用電極42bとの間に流れる電流が大きくなるため、高い精度で電気抵抗を測定することが困難となることがある。
異方導電性エラストマー層45を構成する弾性高分子物質および導電性粒子としては、段1の異方導電性エラストマーシート17を構成する弾性高分子物質および導電性粒子として例示したものと同様のものを用いることができる。
このような異方導電性エラストマー層45は、適宜の方法例えば特開2000−74965号公報に記載された方法によって形成することができる。
上部側検査ヘッド50aは、板状の検査電極装置51aと、この検査電極装置51aの下面に固定されて配置された弾性を有する異方導電性シート55aとにより構成されている。検査電極装置51aは、電気抵抗測定用コネクター1における可動電極25に対応するパターンに従って配列された複数の電極ピン52aを有し、これらの電極ピン52aの各々は、電線53aによって、上部側支持板56aに設けられたコネクター57aに電気的に接続され、更に、このコネクター57aを介してテスターの検査回路(図示省略)に電気的に接続されている。
下部側検査ヘッド50bは、板状の検査電極装置51bと、この検査電極装置51bの上面に固定されて配置された弾性を有する異方導電性シート55bとにより構成されている。検査電極装置51bは、電気抵抗測定用コネクター40における端子電極43のパターンに対応するパターンに従って配列された複数の電極ピン52bを有し、これらの電極ピン52bの各々は、電線53bによって、下部側支持板56bに設けられたコネクター57bに電気的に接続され、更に、このコネクター57bを介してテスターの検査回路(図示省略)に電気的に接続されている。
下部側検査ヘッド50bは、板状の検査電極装置51bと、この検査電極装置51bの上面に固定されて配置された弾性を有する異方導電性シート55bとにより構成されている。検査電極装置51bは、電気抵抗測定用コネクター40における端子電極43のパターンに対応するパターンに従って配列された複数の電極ピン52bを有し、これらの電極ピン52bの各々は、電線53bによって、下部側支持板56bに設けられたコネクター57bに電気的に接続され、更に、このコネクター57bを介してテスターの検査回路(図示省略)に電気的に接続されている。
上部側検査ヘッド50aおよび下部側検査ヘッド50bにおける異方導電性シート55a,55bは、いずれもその厚み方向にのみ導電路を形成する導電路形成部が形成されてなるものである。このような異方導電性シート55a,55bとしては、各導電路形成部が少なくとも一面において厚み方向に突出するよう形成されているものが、高い電気的な接触安定性を発揮する点で好ましい。
このような回路基板の電気抵抗測定置においては、被検査回路基板5がホルダー2によって検査実行領域Eに保持され、この状態で、上部側支持板56aおよび下部側支持板56bの各々が被検査回路基板5に接近する方向に移動することにより、当該被検査回路基板5が電気抵抗測定用コネクター1および電気抵抗測定用コネクター40によって挟圧される。
この状態においては、被検査回路基板5の一面側被検査電極6の各々は、図28に示すように、電気抵抗測定用コネクター1における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の両方に、異方導電性エラストマー層19を介して電気的に接続され、この電気抵抗測定用コネクター1における中継電極15の各々は、異方導電性シート55aを介して検査電極装置51aの電極ピン52aに電気的に接続されている。一方、被検査回路基板5の他面側被検査電極7は、電気抵抗測定用コネクター40の検査用回路基板41の検査用電極対における電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bの両方に、異方導電性エラストマー層45を介して電気的に接続され、この電気抵抗測定用コネクター40の端子電極43の各々は、異方導電性シート55bを介して検査電極装置51bの電極ピン52bに電気的に接続されている。
この状態においては、被検査回路基板5の一面側被検査電極6の各々は、図28に示すように、電気抵抗測定用コネクター1における電流供給用電極13および電圧測定用電極14の両方に、異方導電性エラストマー層19を介して電気的に接続され、この電気抵抗測定用コネクター1における中継電極15の各々は、異方導電性シート55aを介して検査電極装置51aの電極ピン52aに電気的に接続されている。一方、被検査回路基板5の他面側被検査電極7は、電気抵抗測定用コネクター40の検査用回路基板41の検査用電極対における電流供給用電極42aおよび電圧測定用電極42bの両方に、異方導電性エラストマー層45を介して電気的に接続され、この電気抵抗測定用コネクター40の端子電極43の各々は、異方導電性シート55bを介して検査電極装置51bの電極ピン52bに電気的に接続されている。
このようにして、被検査回路基板5の被検査電極6,7の各々が、上部側検査ヘッド50aにおける検査電極装置51aの検査ピン52aおよび下部側検査ヘッド50bにおける検査電極装置51bの検査ピン52bの各々に電気的に接続されることにより、テスターの検査回路に電気的に接続された状態が達成される。この状態が測定可能状態である。 そして、この測定可能状態において、被検査回路基板5の一面側に配置された電気抵抗測定用コネクター1における電流供給用電極13と、被検査回路基板5の他面側に配置された電気抵抗測定用コネクター40における電流供給用電極42aとの間に一定の値の電流を供給すると共に、一面側被検査電極6に電気的に接続された電圧測定用電極14のうち1つの電圧測定用電極14を指定し、当該指定された電圧測定用電極14と、当該電圧測定用電極14に電気的に接続された一面側被検査電極6に対応する他面側被検査電極7に電気的に接続された電圧測定用電極42bとの間の電圧を測定し、得られた電圧値に基づいて、当該指定された電圧測定用電極14に電気的に接続された一面側被検査電極6とこれに対応する他面側被検査電極7との間に形成された配線パターンの電気抵抗値が取得される。そして、指定する電圧測定用電極14を順次変更することにより、全ての配線パターンの電気抵抗の測定が行われる。
上記の回路基板の電気抵抗検査装置によれば、図13に示す構成の電気抵抗測定用コネクター1を有するため、被検査回路基板5が大面積でサイズの小さい多数の一面側被検査電極6を有するものであっても、一面側被検査電極6に対する電気的接続を確実に達成することができ、当該被検査回路基板5についての電気抵抗を高い精度で測定することができる。
1 電気抵抗測定用コネクター
2 ホルダー
3 位置決めピン
5 被検査回路基板
6 一面側被検査電極
7 他面側被検査電極
8a,8b 配線パターン
10 電気抵抗測定用電極シート
10A 積層材料
10H 貫通孔
11 絶縁性シート
11S スリット
12 検査電極対
12A 検査電極対形成用パッド
13 電流供給用電極
14 電圧測定用電極
15 中継電極
16 短絡部
17 配線部
17A 金属層
18 異方導電性エラストマー層
18S スリット
18A 異方導電性エラストマー用材料層
19 異方導電性エラストマーシート
19A 導電性エラストマー用材料層
19B 導電性エラストマー用材料
20 可動電極シート
20A 複合積層材料
20B 積層材料
21 絶縁性支持シート
22 貫通孔
23A 金属層
23B 金属薄層
23K 開口
24 レジスト膜
24K パターン孔
25 可動電極
25a 胴部
25b 端子部
30 一面側成形部材
31 他面側成形部材
32 スペーサー
32K 開口
33 加圧ロール
34 支持ロール
35 加圧ロール装置
40 電気抵抗測定用コネクター
41 検査用回路基板
42a 電流供給用電極
42b 電圧測定用電極
43 端子電極
45 異方導電性エラストマー層
46 導電路形成部
47 絶縁部
50a 上部側検査ヘッド
50b 下部側検査ヘッド
51a,51b 検査電極装置
52a,52b 電極ピン
53a,53b 電線
54a,54b 支柱
55a,55b 異方導電性シート
56a 上部側支持板
56b 下部側支持板
57a,57b コネクター
90 被検査回路基板
91,92 被検査電極
93 電源装置
94 電気信号処理装置
P 導電性粒子
PA,PD 電流供給用プローブ
PB,PC 電圧測定用プローブ
A 電流供給用電極
V 電圧測定用電極
T 被検査電極
2 ホルダー
3 位置決めピン
5 被検査回路基板
6 一面側被検査電極
7 他面側被検査電極
8a,8b 配線パターン
10 電気抵抗測定用電極シート
10A 積層材料
10H 貫通孔
11 絶縁性シート
11S スリット
12 検査電極対
12A 検査電極対形成用パッド
13 電流供給用電極
14 電圧測定用電極
15 中継電極
16 短絡部
17 配線部
17A 金属層
18 異方導電性エラストマー層
18S スリット
18A 異方導電性エラストマー用材料層
19 異方導電性エラストマーシート
19A 導電性エラストマー用材料層
19B 導電性エラストマー用材料
20 可動電極シート
20A 複合積層材料
20B 積層材料
21 絶縁性支持シート
22 貫通孔
23A 金属層
23B 金属薄層
23K 開口
24 レジスト膜
24K パターン孔
25 可動電極
25a 胴部
25b 端子部
30 一面側成形部材
31 他面側成形部材
32 スペーサー
32K 開口
33 加圧ロール
34 支持ロール
35 加圧ロール装置
40 電気抵抗測定用コネクター
41 検査用回路基板
42a 電流供給用電極
42b 電圧測定用電極
43 端子電極
45 異方導電性エラストマー層
46 導電路形成部
47 絶縁部
50a 上部側検査ヘッド
50b 下部側検査ヘッド
51a,51b 検査電極装置
52a,52b 電極ピン
53a,53b 電線
54a,54b 支柱
55a,55b 異方導電性シート
56a 上部側支持板
56b 下部側支持板
57a,57b コネクター
90 被検査回路基板
91,92 被検査電極
93 電源装置
94 電気信号処理装置
P 導電性粒子
PA,PD 電流供給用プローブ
PB,PC 電圧測定用プローブ
A 電流供給用電極
V 電圧測定用電極
T 被検査電極
Claims (5)
- 絶縁性シートと、この絶縁性シートの表面に、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極に対応して形成された、それぞれ電流供給用電極および電圧測定用電極が互いに離間して配置されてなる複数の検査電極対と、前記絶縁性シートの裏面に形成され、前記検査電極対における電流供給用電極および電圧測定用電極のいずれか一方に電気的に接続された中継電極とを有してなり、
前記絶縁性シートには、前記検査電極対の各々における電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットが形成されていることを特徴する電気抵抗測定用電極シート。 - 絶縁性シートの表面に、厚み方向に導電性を示す異方導電性エラストマー層が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気抵抗測定用電極シート。
- 請求項1に記載の電気抵抗測定用電極シートを製造する方法であって、
絶縁性シートの表面に、電気抵抗を測定すべき回路基板における被検査電極に対応するパターンに従って、複数の検査電極対形成用パッドを形成し、
これらの検査電極対形成用パッドが形成された絶縁性シートに対してレーザー加工を施すことにより、当該検査電極対形成用パッドを2つに切断して電流供給用電極および電圧測定用電極を形成すると共に、当該絶縁性シートにおける電流供給用電極および電圧測定用電極の間に位置する領域にスリットを形成する工程を有することを特徴とする電気抵抗測定用電極シートの製造方法。 - 請求項1または請求項2に記載の電気抵抗測定用電極シートと、
この電気抵抗測定用電極シートの裏面に配置された異方導電性エラストマーシートと、 この異方導電性エラストマーシートの裏面に配置された、前記電気抵抗測定用電極シートの中継電極に対応するパターンに従ってそれぞれ厚み方向に伸びる複数の貫通孔が形成された絶縁性支持シートおよび当該絶縁性支持シートの貫通孔の各々に厚み方向に移動可能に設けられた複数の可動電極を有してなる可動電極シートと
を具えてなることを特徴とする電気抵抗測定用コネクター。 - 少なくとも一面に電極を有する回路基板の電気抵抗を測定する回路基板の電気抵抗測定装置であって、
電気抵抗を測定すべき被検査回路基板の一面側に配置される請求項4に記載の電気抵抗測定用コネクターを具えてなることを特徴とする回路基板の電気抵抗測定装置。
Priority Applications (1)
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| JP2008229727A JP2010066003A (ja) | 2008-09-08 | 2008-09-08 | 電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2008229727A JP2010066003A (ja) | 2008-09-08 | 2008-09-08 | 電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置 |
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| JP2008229727A Withdrawn JP2010066003A (ja) | 2008-09-08 | 2008-09-08 | 電気抵抗測定用電極シートおよびその製造方法、電気抵抗測定用コネクター並びに回路基板の電気抵抗測定装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237594A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Micronics Japan Co Ltd | 絶縁測定用プローブユニット及び絶縁測定装置 |
| JP2021135228A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 日本電産リード株式会社 | 較正治具 |
| CN119827841A (zh) * | 2025-01-22 | 2025-04-15 | 中山市新益昌自动化设备有限公司 | 钉接卷绕机导针钉接电阻在线测试装置及方法 |
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2008
- 2008-09-08 JP JP2008229727A patent/JP2010066003A/ja not_active Withdrawn
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