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JP2010063547A - 鍼治療用指先感染防止シート - Google Patents

鍼治療用指先感染防止シート Download PDF

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Noboru Koda
昇 甲田
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Abstract

【課題】鍼療法時における十分な感染防止効果に加え、指先への貼付が簡単であって、しわが生じ難く、感触に多くを頼っている鍼治療に影響を与えない鍼治療用指先感染防止シートの提供。
【解決手段】キャリヤー、粘着シート及びライナーを含み、粘着シートは、長手方向の最大寸法が30mm〜70mmの範囲、及び幅方向の最大寸法が20mm〜40mmの範囲であり、キャリヤーは1.0N/cm以上、且つ8.0N/cm以下の5%モジュラスを有し、粘着シートは1.0N/cm以下の5%モジュラスを有する、鍼治療用指先感染防止シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、鍼治療用指先感染防止シートに関する。更に詳しくは、鍼治療施術において施術者が患者体液により感染すること及び施術者の常在菌が患者体内へ侵入することを防止するシートに関する。
鍼治療・鍼療法とは、鍼灸師が金属針を患者の経絡部分に導入して物理的な刺激を与え、その刺激に対する人体の反応を利用して疼痛の低減や体調の改善を行う治療方法である。金属針は患者の体内に導入され、血管やリンパ管などを貫通するため、鍼治療においては菌による感染が起きる可能性がある。そのため、また、鍼灸師(施術者)は、通常、滅菌処理された金属針を使用しており、更に、金属針を抜き差しする際の感染を防ぐため、感染防止策を講じることが必要となる場合がある。現在、施術者及び患者間の感染防止手段としては、滅菌手袋や滅菌指サック等が用いられている。
特許文献1には、シール保持体の表面に所定間隔を空けて指先保護シールを剥離可能に貼着したことを特徴とする指先保護シール装着体が記載されている。
特開2007−7221号公報
鍼療法時における十分な感染防止効果に加え、指先への貼付が簡単であって、しわが生じ難く、感触に多くを頼っている鍼治療に影響を与えない感染防止手段が依然として求められている。
本発明は、キャリヤー、粘着シート及びライナーを含み、粘着シートは、長手方向の最大寸法が30mm〜70mmの範囲、及び幅方向の最大寸法が20mm〜40mmの範囲であり、キャリヤーは1.0N/cm以上、且つ8.0N/cm以下の5%モジュラスを有し、粘着シートは1.0N/cm以下の5%モジュラスを有する、鍼治療用指先感染防止シートに関する。
本発明の鍼治療用指先感染防止シートは、十分な感染防止効果を発揮すると同時に、指先への貼付が簡単であり、しわも生じ難い。また、蒸れ等の不快感がなく、装着による違和感もない。よって、鍼治療時において、本発明の鍼治療用指先感染防止シートを使用しても、施術に影響を与えることはない。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら、より詳細な説明を行う。なお、本発明の鍼治療用指先感染防止シートは、以下の実施態様に限定されるものではない。
図1に示すように、本発明の鍼治療用指先感染防止シート1は、キャリヤー2、粘着シート3及びライナー4をこの順序で含む積層体である。かかる鍼治療用指先感染防止シート1を使用する際には、まず、シート1からライナー4を剥がし、キャリヤー2及び粘着シート3を含む積層体を指に貼付する。次いで、かかる積層体を指に貼付した後に、積層体からキャリヤー2を剥がし、粘着シート3の部分を指につけた状態で、施術を行う。
キャリヤー2は、1.0N/cm以上の5%モジュラスを有している。5%モジュラスが1.0N/cmより小さくなると、貼付しようとする際にキャリヤー2の粘着面同士が貼りついてしまったりして作業性が悪くなる。ある態様においては、1.3N/cm以上、又は1.5N/cm以上の5%モジュラスであってもよい。一方、キャリヤー2は8.0N/cm以下の5%モジュラスを有している。キャリヤー2の5%モジュラスが8.0N/cmより大きくなると、剛性が高くなり、柔軟性に欠けるため指へ貼付する際の追従性が悪化し、しわが生じやすい。ある態様によっては、6.0N/cm以下、又は5.0N/cm以下の5%モジュラスであってもよい。
ここで、キャリヤー2の5%モジュラスの測定方法としては、以下の方法に従う。まず、キャリヤー2を12mm幅×約200mm長さに切り出して、サンプルを作製する。次いで、チャック間距離が100mmとなるように定速引張試験機(例:株式会社エー・アンド・デイ製 テンシロン)に固定し、毎分10mmの速度で長さ方向にサンプルを引っ張る。そして、サンプルが元の長さの5%(この場合は5mm)変形したときの荷重を、1cm幅単位あたりの荷重に換算し、得られた値を5%モジュラスとする。
キャリヤー2の材質については、特に、制限はない。指への貼付時に必要となる高い追従性と作業性のバランスという観点から、上記範囲内の5%モジュラスを有するものであれば、素材は限定されない。ただし、実際には、製造時における経済性や入手容易性の観点から、キャリヤー2は樹脂製ものが好ましい。樹脂製のキャリヤーとしては、ポリエチレンフィルム(ポリプロピレンとのブレンド品も含む)、EVAフィルム、ポリウレタンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、アイオノマーフィルム、アクリルフィルムが挙げられる。ある態様においては、ポリエチレン製のキャリヤーを使用することができる。
また、キャリヤー2の厚さについても、特に、制限はなく、キャリヤー2が上記範囲内の5%モジュラスを有するよう適宜調製すればよい。一般的に、キャリヤー2は5〜100μmの厚さであり、ある態様においては、25〜80μmの厚さである。なお、キャリヤー2は一層であっても多層であってもよい。
ある態様においては、1.0〜6.0N/cmの5%モジュラスを有する、25〜80ミクロン厚のポリエチレンフィルムがキャリヤー2として用いられる。
キャリヤー2の形状及び大きさについては、粘着シート3の全体を覆うことができるのであれば、特に制限はない。キャリヤー2と粘着シート3とが同一形状(同一サイズ)であってもよい。キャリヤー2が粘着シート3より小さく、粘着シート3においてキャリヤー2で覆われていない部分が存在する場合には、鍼治療用指先感染防止シート1保存時における衛生面で問題が生じる可能性がある。ある態様においては、粘着シート3の全体を覆い、粘着シート3のサイズより2〜20mm程度大きい(長手方向及び幅方向共に)サイズのキャリヤー2が使用される。
次に、粘着シート3について説明する。粘着シート3は、長手方向の最大寸法(A)が30mm〜70mmの範囲であり、幅方向の最大寸法(B)が20mm〜40mmの範囲である。また、長手方向の最大寸法と幅方向の最大寸法とは異なる寸法であっても、同寸法であってもよい。
ここで、長手方向の最大寸法(A)とは、鍼治療用指先感染防止シートのうち、長手方向に平行な長さとして最も長い寸法を意味し、同様に、幅方向の最大寸法(B)とは、鍼治療用指先感染防止シートのうち、幅方向に平行な長さ(すなわち、長手方向に直交する長さ)として最も長い寸法を意味する。長手方向の最大寸法(A)が30mmより短くなると、指の腹の部分を十分に覆うことができず、最大寸法(A)が70mmを超えると、保護する箇所を大きく越えて貼付されるため、経済的に望ましくないだけではなく、施術の際に悪影響を及ぼす可能性がある。また、幅方向の最大寸法(B)が20mmより短い場合は、指の側面を十分に覆うことができず、また、最大寸法(B)が40mmを超えると、保護する箇所を大きく越えて貼付されるため、経済的に望ましくないだけではなく、施術の際に悪影響を及ぼす可能性がある。
粘着シート3は、1.0N/cm以下の5%モジュラスを有する。5%モジュラスが1.0N/cmより大きいと剛性が高すぎ、柔軟性に欠けるため指へ貼付する際の追従性が悪化し、しわが生じやすい。それに加えて、装着中の違和感が大きくなり、施術に影響が出る可能性がある。なお、粘着シート3における5%モジュラスの下限については、特に制限はないが、5%モジュラスが低くなり過ぎると細菌に対するバリヤー性に支障が出るおそれがあるだけでなく、施術後に粘着シートを指から剥離する際に破れやすくなり、作業性が低下する場合がある。一般的には、粘着シート3の5%モジュラスは、0.05N/cm以上とすることが好ましい。
粘着シート3の5%モジュラスの測定方法としては、キャリヤー2同様、以下の方法に従う。まず、粘着シート3を12mm幅×約200mm長さに切り出して、サンプルを作製する。次いで、チャック間距離が100mmとなるように定速引張試験機(例:株式会社エー・アンド・デイ製 テンシロン)に固定し、毎分10mmの速度で長さ方向にサンプルを引っ張る。そして、サンプルが元の長さの5%(この場合は5mm)変形したときの荷重を、1cm幅単位あたりの荷重に換算し、得られた値を5%モジュラスとする。
粘着シート3の形状については、特に制限はなく、長手方向及び幅方向の寸法が上記した範囲内であればいずれの形状であっても使用可能である。具体的には、三角形、正方形、矩形、多角形、円形、楕円形等の形状を有するシートが使用される。図1に示すように、粘着シート3の角の部分は、面取り加工されていてもよい。ある態様においては、長さ(長手方向の最大寸法)50mm、幅(幅方向の最大寸法)30mm程度の長方形で、角の部分を面取り加工したものが用いられる。
また、図2に示すように、粘着シート3Aは、外周の少なくとも一部に切欠部5を有していても良い。切欠部の位置については特に制限はない。粘着シート3Aに切欠部5を設けることにより、指先部分のような三次元形状を有する部分に貼付する場合でも、より容易に且つしわを生ずることなく、粘着シート3Aをキャリヤー2と共に貼付できる。
粘着シート3Aに切欠部5を設ける場合、しわの発生防止効果を高めるためには、粘着シート3Aの貼付時において、指先側となる部分に、切欠部5を設けることが好ましい。なお、切欠部5の個数についても、特に制限はない。更に、切欠部5は、粘着シート3Aの一方に設けてもよく、また、左右異なる位置に設けても、左右一対となるよう対称の位置に設けても良い。
また、切欠部5の開き角度θは、7.5〜60°の範囲とすることが好ましい。ここで、切欠部5の開き角度θとは、図2に示されるように、切欠部を構成する一方の切欠縁5Aの接線と他の切欠縁5Bの接線とのなす角度をいう。切欠部5の開き角度θが60°より大きくなると粘着シート3Aでカバーされない部分ができる場合があり、感染防止という本来の目的を達成できない場合がある。ある態様においては、開き角度θの上限を45°以下、また30°以下とすることもできる。一方、切欠部5の開き角度θが7.5°よりも小さくなると、しわの発生防止効果が薄れて、しわの発生本数が、切欠部を設けていないものと変わらなくなる傾向が見られる。ある態様においては、開き角度θの下限を15°以上とすることもできる。
切欠部5の深さは、しわ発生防止効果の観点から、7mm以上とすることが好ましい。ここで、切欠部5の深さとは、図2に示されるように、切欠部を構成する一方の切欠縁5Aと他の切欠縁5Bとが交わる点から粘着シート3Aの外周縁までの粘着シート3Aの幅方向に平行な長さCをいう。切欠部5の深さCの上限については、特に制限はなく、粘着シート3Aの長手方向及び幅方向の寸法との関係から適宜決定すればよいが、一般的には10mm以下、ある態様においては8mm以下である。
さらに、図3に示すように、粘着シート3は、長手方向端部にタブ6を有していても良い。粘着シート3にタブ6を設けることにより、指への貼付の際にライナー4を取り除く作業が容易となり、また、施術後の粘着シート3の除去をより簡単に行うことができる。
ある態様においては、上記タブ6は、粘着シート3における指の根元に近い部分に設けられる。また、タブ6は、一般に、粘着シート3のライナー4側に設けられる。
鍼治療用指先感染防止シート1において粘着シート3は、実際の施術時において、指を覆う部分となる。したがって、粘着シート3における指側の面は、指に粘着可能な構造を有している。また、粘着シート3において、指に貼付される面と反対側の面は、施術の際に悪影響を及ぼさない(例えば、蒸れない、指の感触に違和感を与えない)構造となっている。
ある態様においては、粘着シート3の片面に指との貼付用に粘着層を設けることができる。この場合、粘着シート3における粘着層がライナー4側、粘着層を設けられていない面がキャリヤー2側となり、粘着シート3とライナー4とは粘着シート3の粘着層を介して積層されている。なお、粘着シート3とキャリヤー2の積層方法は、後述のとおり、キャリヤー表面への粘着シート基材樹脂溶液の塗布や、キャリヤー表面に低粘着加工をした上で粘着シート基材を貼り合せる等の当業界において公知である一般的手法に従えばよい。
一方の面に指との貼付用に粘着層を設けた粘着シート3は、まず、粘着シート3用の基材を準備し、次いで、この基材の一方の表面に粘着層を設けることにより得ることができる。この場合の基材については、施術の際に悪影響を及ぼさないものであれば、特に限定されない。例えば、点滴の刺入部に感染防止のために使用する透明ドレッシング材や防水絆創膏の基材として広く使われており、追従性や透湿性を有している材料が使用可能である。具体的には、ポリウレタンフィルム、ポリエステルフィルム等が使用できる。基材の厚さについても、施術の際に悪影響を及ぼさないのであれば、特に制限はない。ある態様においては、厚さが約20μmの透湿性の高い伸縮性ポリウレタンフィルムが使用される。なお、基材は一層であっても多層であってもよい。
粘着層については、アクリル系、合成ゴム系、天然ゴム系、シリコーン系その他の粘着剤を適宜使用し、これらの粘着剤を塗布することにより設けることができる。アレルギー性や透湿度、経済性の面からアクリル系粘着剤を使用することが望ましい。粘着剤の塗工方法については、溶剤系、水系、ホットメルト系のいずれかの方法でも塗布可能であり、適宜選択して塗工することができる。また、塗布面積、塗布厚さについても、接着剤特性及びシート形状等に応じて適宜選択できる。ある態様においては、高透湿性のアクリル系粘着剤を30μm厚で基材に全面塗布したものが粘着層として使用される。
粘着シート3において指に貼付される面と反対側の面は、通常の平滑な状態であれば、更に表面処理等を行う必要はない。ある態様においては、表面をマット調にしてすべり性を付与することもできる。
ライナー4については、鍼治療用指先感染防止シート1の保管時における粘着シート3の粘着層の保護と、使用時にライナー4が粘着層から容易に剥離できるという性能を満たすものであれば、特に限定されない。ライナー4は一層であっても多層であってもよい。ある態様においては、剥離処理を行った紙を使用できる。具体的には100μm程度の上質紙に20μm程度のポリエチレンをラミネートしたものにシリコーン系の剥離剤を塗布したものが使用される。
ライナー4の形状及び大きさについては、粘着シート3の全体を覆うことができるのであれば、特に制限はない。一般的には、ライナー4と粘着シート3とは同一形状(同一サイズ)であるが、粘着シート3のサイズより2〜20mm程度大きい(長手方向及び幅方向共に)サイズのライナー4を用いてもよい。ライナー4が粘着シート3より小さく、粘着シート3において粘着層がライナー4で覆われていない部分が存在する場合には、鍼治療用指先感染防止シート1保存時における衛生面で問題が生じる可能性がある。
本発明の鍼治療用指先感染防止シート1の製法については、特に限定はなく、一例として、次の製法が挙げられる。まず、キャリヤー2表面に粘着シート3の基材となる材料を塗布して基材部分を設けたものと、ライナー4表面に粘着剤を塗布して粘着シート3の粘着層を設けたものを用意し、基材と粘着層を貼り合せることにより、粘着シート3がキャリヤー2とライナー4で保護されたシート(原反)を得ることができる。キャリヤー2への基材材料の塗布は溶剤系、ホットメルトなど一般的に知られている工程で塗布することができる。またライナーへの粘着剤の塗布は溶剤系、水系、ホットメルト系など、一般的に知られている方法で塗布することができる。
次に、得られたシート(原反)を所定の形状を有する鍼治療用指先感染防止シート1に加工する。加工方法については、特に制限はない。例えば、刃の高さが2段階に加工された打ち抜き具を用いて、幅広のシート(原反)から鍼治療用指先感染防止シート製品形状に、一回で物理的に打ち抜く方法が挙げられる。ほかにも、レーザー加工などの加工方法により、所定形状の鍼治療用指先感染防止シート1に仕上げることができる。
上述のように、本発明の鍼治療用指先感染防止シートは、鍼治療の際、まず、シート1からライナー4を剥がし、キャリヤー2及び粘着シート3を含む積層体を指に貼付し、次いで、積層体からキャリヤー2を剥がし、図4に示すように、粘着シート3の部分を指につけて用いられる。ある態様においては、親指のみ、人差し指のみ、又は親指及び人差し指の両方(指の腹、側面及び先端部)を粘着シート3で覆い、かかる粘着シート3の存在により物理的に感染を防止する。鍼治療後は、粘着シート3を指から剥がすことで除去する。
本発明の前記鍼治療用指先感染防止シート1は、簡単に、しわも生じさせることなく、しかも粘着シート背面に体の他の部分が触れることなく指に貼付することができる。また、図4及び5に示すように、本発明の前記鍼治療用指先感染防止シート1(粘着シート3)は、装着部分が針に触れる部分周辺に限定されているため違和感が非常に小さく、また、蒸れ等の不快感がなく、鍼治療時において、本発明の鍼治療用指先感染防止シート1を使用しても、施術に影響を与えることはない。
以下、本発明の実施例について更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(例1〜6)
<鍼治療用指先感染防止シートの作製方法>
表1に記載されるキャリヤーと、20μm厚の伸縮性ウレタンフィルム基材にアクリル系粘着剤を塗工することで粘着層を設けた粘着シートと、上質紙にシリコーン処理したライナーとを、キャリヤーと粘着シートの基材とが接合するように、またライナーと粘着シートの粘着層が接合するように、貼り合わせた。次いで、例1〜5については、図1に示される形状に、キャリヤー、粘着シート及びライナーを切り出し、鍼治療用指先感染防止シートを作製した。なお、例1〜例5における長手方向の最大寸法A及び幅方向の最大寸法Bは、表1に示すとおりである。また、例6については、直径20mmの円形状に、キャリヤー、粘着シート及びライナーを切り出し、鍼治療用指先感染防止シートを作製した。
<キャリヤー及び粘着シートの5%モジュラス測定方法>
5%モジュラスの測定方法としては、以下の方法に従った。まず、キャリヤー及び粘着シートをそれぞれ12mm幅×約200mm長さに切り出して、測定サンプルとした。次いで、得られたサンプルを、チャック間距離が100mmとなるように定速引張試験機(例:株式会社エー・アンド・デイ製 テンシロン)に固定し、毎分10mmの速度で長さ方向にサンプルを引張った。そして、サンプルが元の長さの5%(この場合は5mm)変形したときの荷重を、1cm幅単位あたりの荷重に換算し、得られた値を5%モジュラスとした。
<鍼治療用指先感染防止シートの指先への貼付性>
得られた鍼治療用指先感染防止シートの貼付性を、以下の(1)及び(2)の観点から判断した。
(1)キャリヤーと粘着シートの積層体を指先に貼る際に、積層体の剛性が低すぎて貼付時に粘着面同士が貼りついてしまう。
(2)キャリヤーと粘着シートの積層体を指先に貼る際に、積層体の剛性が高すぎて貼付時にしわが多く生じてしまい、上手く貼り付けできない。
(1)又は(2)のどちらにも該当しない場合、貼付性「良」とし、(1)又は(2)のどちらか一方(若しくは両方)に該当する場合、貼付性「不良」とした。結果を表1に示す。
<鍼治療用指先感染防止シートの指先の保護性>
また、得られた鍼治療用指先感染防止シートの保護性を、以下の(1)、(2)及び(3)の観点から判断した。
(1)粘着シートを指先に貼付した際、感染源である金属針が接触する可能性のある指先の範囲(側面も含む)を充分保護している。
(2)粘着シートを指先に貼付した際、保護している部分が本来の目的より広く、粘着シートが必要でない部分にも存在している。
(3)粘着シートを指先に貼付した際、保護している部分が本来の目的より狭く、感染源である金属針が接触する可能性のある指先の範囲(側面も含む)を充分保護していない。
(1)に該当する場合、保護性「良」とし、(2)又は(3)に該当する場合、保護性「不良」とした。
Figure 2010063547
(例7〜13)
<鍼治療用指先感染防止シートの作製方法>
50μm厚のポリエチレン製キャリヤーと、20μm厚の伸縮性ウレタンフィルム基材にアクリル系粘着剤を塗工することで粘着層を設けた粘着シートと、上質紙にシリコーン処理したライナーとを、キャリヤーと粘着シートの基材とが接合するように、またライナーと粘着シートの粘着層が接合するように、貼り合わせた。次いで、キャリヤー、粘着シート及びライナーを、図1に示す形状に切り出した(長手方向の最大寸法A:50mm、幅方向の最大寸法B:30mm)。更に、カッターを用いて、所定形状の切欠部を所定位置に設け、例7〜13の鍼治療用指先感染防止シートを作製した。図2は、例7、9、10及び11における切欠部の開き角度θが45゜である形態を示し、図6は、例8における切欠部の開き角度θが15゜である形態を示し、図7は、例12における切欠部の開き角度θが90゜である形態を示し、図8は、例13における切欠部の開き角度θが0゜である形態(スリット)を示す。例7〜13の鍼治療用指先感染防止シートにおける切欠部の位置D及び深さCは、表2に示す通りである。なお、例10の鍼治療用指先感染防止シートについては、タブを粘着シートとライナーとの間に配置した後に、切り出しを行った。
<鍼治療用指先感染防止シートのしわ防止効果>
得られた鍼治療用指先感染防止シートのしわ防止効果を、以下の方法により評価した。まず、鍼治療用指先感染防止シートを人差し指の先端部分に貼付し、生じるしわの本数を確認した。この確認試験を5回繰り返して行い、各試験で確認されたしわの本数の平均値を求めた。
<鍼治療用指先感染防止シートの除去容易性>
また、得られた鍼治療用指先感染防止シートの鍼治療後の除去容易性を評価した。例10の鍼治療用指先感染防止シートは、タグを設けたことにより、除去開始に必要なきっかけが簡単につかめ、施術後の粘着シート3の除去をより簡単に行うことができることが確認された。
Figure 2010063547
本発明に係る鍼治療用指先感染防止シートの第1の実施形態を示し、(a)は鍼治療用指先感染防止シートの平面図、(b)は(a)のF−F線に沿って切断した断面図である。 本発明に係る鍼治療用指先感染防止シートの第2の実施形態を示す平面図である(ライナーを省略する)。 本発明に係る鍼治療用指先感染防止シートの第3の実施形態を示し、(a)は鍼治療用指先感染防止シートの平面図、(b)は(a)のG−G線に沿って切断した断面図である。 本発明の鍼治療用指先感染防止シートを用いた鍼治療方法を説明する図である。 本発明の鍼治療用指先感染防止シートの一使用態様を説明する図であり、(a)は指先に鍼治療用指先感染防止シートが貼着された手の全体図、(b)は(a)のX−X線に沿って切断した断面図、(c)は(a)のY−Y線に沿って切断した断面図である。 例8における切欠部の開き角度θが15゜である鍼治療用指先感染防止シートの形態を示す平面図である。 例12における切欠部の開き角度θが90゜である鍼治療用指先感染防止シートの形態を示す平面図である。 例13における切欠部の開き角度θが0゜である鍼治療用指先感染防止シートの形態を示す平面図である。
符号の説明
1,1A,1B 鍼治療用指先感染防止シート
2 キャリヤー
3,3A,3B,3C 粘着シート
4 ライナー
5 切欠部
6 タブ

Claims (3)

  1. キャリヤー、粘着シート及びライナーを含む、鍼治療用指先感染防止シートであって、
    粘着シートは、長手方向の最大寸法が30mm〜70mmの範囲、及び幅方向の最大寸法が20mm〜40mmの範囲であり、
    キャリヤーは1.0N/cm以上、且つ8.0N/cm以下の5%モジュラスを有し、
    粘着シートは1.0N/cm以下の5%モジュラスを有する、
    前記鍼治療用指先感染防止シート。
  2. 粘着シートの外周の少なくとも一部に切欠部が形成され、該切欠部は、深さが7mm以上であり、開き角度が7.5〜60°である、請求項1の鍼治療用指先感染防止シート。
  3. 粘着シートの端部にタブが設けられている、請求項1又は2記載の鍼治療用指先感染防止シート。
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