JP2010060071A - 分岐取出し継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂本管からガス等の流体を容易に分岐することができ、穿孔が完了した後はホルソーを確実に保持し、穿孔した開口部を閉塞することなく開口した状態を維持することが可能な分岐取出し継手を提供する。
【解決手段】分岐取出し継手1は、樹脂本管の外周部に固着されるサドル部21と、サドル部から突出するように設けられた筒状の穿孔管部22と、穿孔管部に連通し本管から分岐された流体が送られる筒状の分岐部管接続部23とを有する継手本体2と、穿孔管部の内径側に装着され本管を穿孔する穿孔カッター3と、穿孔管部と穿孔カッターのうち少なくとも一方に係止し、穿孔管部に穿孔カッターを保持する環状の保持部材5とを備え、穿孔カッター3が穿孔管部22に保持されているとき、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】分岐取出し継手1は、樹脂本管の外周部に固着されるサドル部21と、サドル部から突出するように設けられた筒状の穿孔管部22と、穿孔管部に連通し本管から分岐された流体が送られる筒状の分岐部管接続部23とを有する継手本体2と、穿孔管部の内径側に装着され本管を穿孔する穿孔カッター3と、穿孔管部と穿孔カッターのうち少なくとも一方に係止し、穿孔管部に穿孔カッターを保持する環状の保持部材5とを備え、穿孔カッター3が穿孔管部22に保持されているとき、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路が形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガス等の流体が流通している既設のポリエチレン等の樹脂本管から流体を外部に漏洩させずに分岐管を取出し配管する樹脂製の分岐取出し用継手に関する。
従来からガスや配水用の埋設配管には鋳鉄管等に比べ軽量でかつ耐震性に優れたポリエチレン製の管が使用されている。既設の樹脂本管からガス等の流体を分岐させる分岐継手として引用文献1に記載されているものがある。この分岐継手は、樹脂管に融着するサドル部と、穿孔具を内装する第1筒部と、第1筒部に連通する第2筒部とからなり、第1筒部にはその内周部に全長に亘って雌ネジが形成されている。穿孔具は、外周部に雄ネジが形成された雄ネジ部と、雄ネジ部に対して相対回転自在に設けられた円筒状の刃体とからなり、第1筒部に螺合されている。この分岐継手によれば、次の手順により樹脂管からガス等の流体を分岐することができる。先ず樹脂本管にサドル部を融着し、次いで第2筒部に分岐管を例えば電気融着継手(ソケット)で接続する。次いで、回転操作部材が密封回転可能に挿通されたキャップを第1筒部の外周雄ネジ部に螺合して装着する。このとき、回転操作部材の端部はその回転を穿孔具に伝達するように穿孔具に連結される。次いで、回転操作部材を回転させることにより、穿孔具はネジのリードによって樹脂本管に向かって送られる。刃体は雄ネジ部に対して相対回転可能に設けられているので、刃体が樹脂管に当接した後は、刃体は第1筒部の中心軸方向にのみ移動して樹脂管を剪断変形させて樹脂管に穿孔する。穿孔が完了したら、回転操作部材を逆方向に回転させることによって、穿孔具を第1筒部の上端まで引き上げる。次いで、第1筒部からキャップを取り外し、第1筒部には閉止用キャップを装着する。このように、この構造の分岐継手では、樹脂管を穿孔することができるのであるが、穿孔時の刃体の反力を樹脂製の雌ネジのみで受けなければならないので雄ネジ部および雌ネジ部の長さが必然的に長くなるために、第1筒部ひいては分岐継手全体の寸法が大きくなる。また、操作トルクを小さくするために樹脂製の雌ネジのネジピッチを小さくする必要があるが、特に大口径では穿孔径が大きいことからネジ径も大きくなり、ネジ強度を確保するためにピッチも小さく出来ないことから操作トルクが小さくならないという問題があった。
これらの問題点を解決するために、引用文献2には、内面にネジのない円筒状の穿孔管部と、穿孔管部の内径側に挿入して装着されたホルソーと、穿孔管部の内径側に設けられた凹溝に装着されたゴムリングとを備える分岐取出し継手が提案されている。この分岐取出し継手では、穿孔管部の内面およびホルソーの外面にはネジが形成されておらず、ホルソーはその外径側に形成された環状凹溝がゴムリングに係止することによって穿孔管部に保持される。この分岐取出し継手では、穿孔管部に別途装着される穿孔工具によって、ホルソーを樹脂本管に向かって押し込むことにより穿孔され、穿孔後は環状凹溝がゴムリングに係止する位置まで穿孔工具によってホルソーが引き上げられる。このように、この分岐取出し継手は穿孔管部およびホルソー自体に穿孔のためのネジを形成する必要がないので、継手をコンパクトにすることができる。また、穿孔工具を別体に設けることにより、穿孔時のホルソーの送りピッチを容易に変更することができ、穿孔トルクが高い場合は送りピッチを小さくすることでトルクを軽減させることができる。特に、穿孔径が大きいような場合には穿孔トルクが大きくなるので、このような場合にこの構造は有効である。
しかるに特許文献2に記載された分岐取出し継手によれば、穿孔後に環状凹溝がゴムリングに係止した状態で最終閉止用のキャップを穿孔管部に締め込んで装着する際に、キャップとゴムリングとの間で空気が圧縮され、それによってホルソーが押し下げられてホルソーの保持が解除されるおそれがある。
従って、本発明の目的は、樹脂本管からガス等の流体を容易に分岐することができ、かつ穿孔が完了した後はホルソーを確実に保持し、穿孔した開口部を閉塞することなく開口した状態を維持することが可能な分岐取出し継手を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の分岐取出し継手は、樹脂本管の外周部に固着されるサドル部と、前記サドル部から突出するように設けられた筒状の穿孔管部と、前記穿孔管部に連通し前記本管から分岐された流体が送られる筒状の分岐部管接続部とを有する継手本体と、前記穿孔管部の内径側に装着され前記本管を穿孔する穿孔カッターと、前記穿孔管部と前記穿孔カッターのうち少なくとも一方に係止し、前記穿孔管部に前記穿孔カッターを保持する環状の保持部材とを備える分岐取出し継手であって、前記穿孔カッターが前記穿孔管部に保持されているとき、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外を連通する流路が形成されることを特徴とするものである。
この分岐取出し継手は、穿孔作業が完了して、穿孔カッターが穿孔管部内の所定の位置まで引き上げられて穿孔管部に保持された後、最後にキャップにより穿孔管部の端部を閉塞する際に、キャップと穿孔カッターとの間の空間に存在する流体は、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外を連通する流路を通って、穿孔管部の内部に移動する。これにより、連通する流路はキャップと穿孔カッターとの間の空間の流体が圧縮されてその圧力が上昇することがないように作用する。
この分岐取出し継手は、穿孔作業が完了して、穿孔カッターが穿孔管部内の所定の位置まで引き上げられて穿孔管部に保持された後、最後にキャップにより穿孔管部の端部を閉塞する際に、キャップと穿孔カッターとの間の空間に存在する流体は、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外を連通する流路を通って、穿孔管部の内部に移動する。これにより、連通する流路はキャップと穿孔カッターとの間の空間の流体が圧縮されてその圧力が上昇することがないように作用する。
本発明の分岐取出し継手において、前記流路は、前記穿孔カッターの外面に形成された少なくとも1箇所の外周溝により形成されることができる。
また本発明の分岐取出し継手において、前記流路は、前記保持部材の穿孔カッターとの接触部側に形成された少なくとも1箇所の切り欠き溝により形成されていることができる。
また、本発明の分岐取出し継手において、前記流路は、前記保持部材の穿孔カッターとの接触部側に形成された2箇所の切り欠き溝により形成され、前記切り欠き溝は、各切り欠き溝と前記保持部材の中心を結ぶ直線の間の角度が90度となるように設けられていることが好ましい。
本発明によれば、筒状の穿孔管部に環状の保持部材により保持する構造であり、穿孔管部および穿孔カッター自体に、穿孔カッターを保持、穿孔カッターを移動させるためのネジを形成する必要がないのでコンパクトな分岐取出し継手を得ることができる。さらに、本発明によれば穿孔カッターが穿孔管部に保持されているとき、穿孔管部により隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路が形成されているので、穿孔完了後に穿孔管部をキャップにより閉塞してもカッターの保持が解除されることなく、確実に分岐孔の開口状態を維持することができる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る分岐取出し継手の半断面図を示し、図2は穿孔カッターと保持部材の関係を示す平面図および半断面図を示し、図3は本実施の形態に係る分岐取出し継手による本管への穿孔過程を示し、図3(a)は穿孔前、図3(b)は穿孔工具装着、装図3(c)は穿孔途中、図3(d)は穿孔後の各状態を示す。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る分岐取出し継手の半断面図を示し、図2は穿孔カッターと保持部材の関係を示す平面図および半断面図を示し、図3は本実施の形態に係る分岐取出し継手による本管への穿孔過程を示し、図3(a)は穿孔前、図3(b)は穿孔工具装着、装図3(c)は穿孔途中、図3(d)は穿孔後の各状態を示す。
分岐取出し継手1は、ガスが流動する樹脂本管に接合されるサドル部21と、サドル部21から延出される穿孔管部22と、穿孔管部22から分岐された分岐管部23とが一体的に成形された継手本体2と、穿孔管部22の内部に挿入された穿孔カッター3と、穿孔管部22の端部に螺合された閉止用キャップ4とからなる。
サドル部21は、融着される樹脂本管Pの外周とほぼ同じ曲率となるように形成され、その中心には分岐を取り出すための開口210が形成されている。樹脂本管Pと接触する側の内面には通電することにより発熱する電熱線211が、開口210の周りに渦巻き状に埋設されている。電熱線211の両端部には通電用のコネクタピン212が接続されコネクタピンはサドル部21の外表面に突出するように設けられている。このコネクタピン212に通電コントローラ(不図示)のコネクタを装着し通電することにより、電熱線211が発熱され、サドル部21の内面および樹脂本管Pの外面が溶融して融着接合される。
穿孔管部22は、サドル部21から外側に向かって突出し、その内径は樹脂本管Pに穿孔される穿孔径とほぼ同じ径の筒状に形成されている。穿孔管部22の内径側には、端部から所定の位置に1条の環状溝221が形成され、その環状溝221にはゴム等の弾性体からなるリング状の保持部材5が装着されている。また、穿孔管部22の外径側には端部から、雄ネジ部222、外周溝223が順に形成され、外周溝223には第1の閉止Oリング6が装着されている。
分岐管部23は、樹脂本管Pの軸線と平行なる方向に穿孔管部22から分岐され、穿孔管部22とほぼ同じ内外径の筒状に形成されている。この分岐管部23には、例えばソケット型の電気融着継手等によって、分岐配管(不図示)が接続される。
穿孔カッター3は、穿孔管部22の内部に挿入された一端が開放された有底円筒状の金属製の部材であって、開放側の端部には端部に向かって先細りとなる刃部31がリング状に設けられている。他方の端部には、大径部321と小径部322からなるだるま穴32が開けられており後述する穿孔工具が接続できるようになっている。また、穿孔カッター3の胴部側面には穿孔カッターの長さ方向に伸びる溝部33が設けられている。
この穿孔カッター3は、その端面が穿孔管部22の端面と同一平面の位置となるまで穿孔管部22内に挿入され、保持部材5により胴部側面が圧縮されて穿孔管部22内に保持されている。このとき、穿孔カッター3の外面はほぼ全周にわたって保持部材5に密着するが、溝部33では穿孔カッター3と保持部材5が接触しない(図2を参照)。このように、穿孔カッター3の外面には穿孔管部の内外が連通する流路が形成される。
この穿孔カッター3は、その端面が穿孔管部22の端面と同一平面の位置となるまで穿孔管部22内に挿入され、保持部材5により胴部側面が圧縮されて穿孔管部22内に保持されている。このとき、穿孔カッター3の外面はほぼ全周にわたって保持部材5に密着するが、溝部33では穿孔カッター3と保持部材5が接触しない(図2を参照)。このように、穿孔カッター3の外面には穿孔管部の内外が連通する流路が形成される。
この分岐取出し継手1を使用して、以下の手順で樹脂本管Pからガスが分岐される。
(1)樹脂本管への分岐取出し継手、分岐配管の接続(図3(a)を参照)
先ず、分岐取出し継手1は、樹脂本管Pの分岐取出し箇所の外周部にクランプされる。そして、分岐取出し継手は、コネクタピン212に接続された通電コントローラ(不図示)により電熱線に通電することによって樹脂本管Pに融着接合される。そして樹脂本管Pに穿孔を行う前に、分岐管部23に分岐配管(不図示)を例えばソケット型の電気融着継手(不図示)により予め接続して、分岐配管へのガスの流路を形成する。
(1)樹脂本管への分岐取出し継手、分岐配管の接続(図3(a)を参照)
先ず、分岐取出し継手1は、樹脂本管Pの分岐取出し箇所の外周部にクランプされる。そして、分岐取出し継手は、コネクタピン212に接続された通電コントローラ(不図示)により電熱線に通電することによって樹脂本管Pに融着接合される。そして樹脂本管Pに穿孔を行う前に、分岐管部23に分岐配管(不図示)を例えばソケット型の電気融着継手(不図示)により予め接続して、分岐配管へのガスの流路を形成する。
(2)穿孔工具の取り付け(図3(b)を参照)
穿孔カッター3は、穿孔管部22の端部に装着された閉止用キャップ4が取り外されることにより、その端面が露出される。穿孔カッターの端部のだるま穴32に穿孔工具7の推進軸71の端部が挿入される。推進軸71の端部には、だるま穴32の大径部321よりも小径な係止用のつば部711と、だるま穴32の大径部321よりも大径の段部712が形成されており、推進軸71と穿孔カッター3とはだるま穴32の小径部322とつば部711とによって軸方向に外れないように係止される。そして、穿孔工具7は、ナット72が穿孔管部22の端部の雄ネジ部222にねじ込まれて装着される。
穿孔カッター3は、穿孔管部22の端部に装着された閉止用キャップ4が取り外されることにより、その端面が露出される。穿孔カッターの端部のだるま穴32に穿孔工具7の推進軸71の端部が挿入される。推進軸71の端部には、だるま穴32の大径部321よりも小径な係止用のつば部711と、だるま穴32の大径部321よりも大径の段部712が形成されており、推進軸71と穿孔カッター3とはだるま穴32の小径部322とつば部711とによって軸方向に外れないように係止される。そして、穿孔工具7は、ナット72が穿孔管部22の端部の雄ネジ部222にねじ込まれて装着される。
(3)樹脂本管の穿孔(図3(c)を参照)
推進軸71には、端部に回転用のハンドル等の工具(不図示)を連結されるように六角形状に形成され、送り用雄ネジ部713、円柱状の胴部714が形成されており、胴部714とナット72の間にはOリング8が装着され、推進軸71はナット72に対して軸線方向に密封状態でスライド可能に設けられている。推進軸71は穿孔カッター3の先端が樹脂本管Pの外周付近にくるまでスライド移動される。その後、推進軸71は送り用雄ネジ部713がナットの端部に形成された送り用雌ネジ部721にねじ込まれ、そのリードによって螺進される。推進軸71の端部に装着されている穿孔カッター3は、推進軸71と共に移動して樹脂本管Pに押圧され、穿孔カッターの刃部31により樹脂本管Pが穿孔される。穿孔された切片9は筒状の穿孔カッター3の内径側に圧入される。切片9が完全に剪断され穿孔が完了したら、推進軸71は逆回転され送り用ネジ713、721の螺合か解除されるまで後退され、穿孔カッター3は、推進軸71の端部に係止されているので推進軸71の後退と共に後退する。送り用ネジ713、721の螺合が解除されたら、推進軸71は図中上方に向かって、穿孔カッター3の端面が穿孔管部22の端面と同一平面の位置にくるまで引き上げられる。このとき穿孔カッター3は、その外面がほぼ全周にわたって保持部材5に密着されその位置で保持される。
推進軸71には、端部に回転用のハンドル等の工具(不図示)を連結されるように六角形状に形成され、送り用雄ネジ部713、円柱状の胴部714が形成されており、胴部714とナット72の間にはOリング8が装着され、推進軸71はナット72に対して軸線方向に密封状態でスライド可能に設けられている。推進軸71は穿孔カッター3の先端が樹脂本管Pの外周付近にくるまでスライド移動される。その後、推進軸71は送り用雄ネジ部713がナットの端部に形成された送り用雌ネジ部721にねじ込まれ、そのリードによって螺進される。推進軸71の端部に装着されている穿孔カッター3は、推進軸71と共に移動して樹脂本管Pに押圧され、穿孔カッターの刃部31により樹脂本管Pが穿孔される。穿孔された切片9は筒状の穿孔カッター3の内径側に圧入される。切片9が完全に剪断され穿孔が完了したら、推進軸71は逆回転され送り用ネジ713、721の螺合か解除されるまで後退され、穿孔カッター3は、推進軸71の端部に係止されているので推進軸71の後退と共に後退する。送り用ネジ713、721の螺合が解除されたら、推進軸71は図中上方に向かって、穿孔カッター3の端面が穿孔管部22の端面と同一平面の位置にくるまで引き上げられる。このとき穿孔カッター3は、その外面がほぼ全周にわたって保持部材5に密着されその位置で保持される。
(4)穿孔管部の閉止(図3(d)を参照)
図3(d)に示されるように、穿孔工具7のナット72が穿孔管部から取り外されて、穿孔管部の端部に閉止用キャップ4が装着される。閉止用キャップ4は、雌ネジ部41が穿孔管部22の端部外周に形成された雄ネジ部222にねじ込まれることにより装着される。閉止用キャップ4をねじ込むと、先ず閉止用キャップ4の開放端の内径に形成された円筒部42が、穿孔管部の外周に装着された第1の閉止Oリング6に外嵌され密封シールされる。さらに、閉止用キャップ4は、その内径奥側に装着された第2の閉止Oリング10が穿孔管部22の端部に密着するまでねじ込まれ、穿孔管部22の端部が密封シールされる。このように、穿孔管部22は第1、第2の閉止Oリングにより密封される所謂ダブルシール構造となり、万一の施工不良などにより締め付けが不足した場合であっても、円筒部42が第1の閉止Oリング6に外嵌されるまで閉止用キャップ4が締め付けられておれば内部のガスが穿孔管部22からもれ出すことはない。
また、閉止用キャップ4の端部が第1の閉止Oリング6でシールされた後、第2の閉止Oリング10が穿孔管部22の端部に密着するまでの間、第1の閉止Oリング6−穿孔カッター3間のガスは、閉止キャップ4の移動に伴ってその空間内で圧縮されるが、第1の実施の形態に係る分岐取出し継手1によれば、圧縮されたガスは、穿孔カッター3の溝部33により形成された流路を通って穿孔管部22の内部に移動されるので、第1の閉止Oリング6−穿孔カッター3間の空間が加圧されて穿孔カッター3が所定の保持位置から押し下げられることを防止することができる。さらには、保持部材5による保持が解除されて穿孔カッター3が落下することも防止できる。
図3(d)に示されるように、穿孔工具7のナット72が穿孔管部から取り外されて、穿孔管部の端部に閉止用キャップ4が装着される。閉止用キャップ4は、雌ネジ部41が穿孔管部22の端部外周に形成された雄ネジ部222にねじ込まれることにより装着される。閉止用キャップ4をねじ込むと、先ず閉止用キャップ4の開放端の内径に形成された円筒部42が、穿孔管部の外周に装着された第1の閉止Oリング6に外嵌され密封シールされる。さらに、閉止用キャップ4は、その内径奥側に装着された第2の閉止Oリング10が穿孔管部22の端部に密着するまでねじ込まれ、穿孔管部22の端部が密封シールされる。このように、穿孔管部22は第1、第2の閉止Oリングにより密封される所謂ダブルシール構造となり、万一の施工不良などにより締め付けが不足した場合であっても、円筒部42が第1の閉止Oリング6に外嵌されるまで閉止用キャップ4が締め付けられておれば内部のガスが穿孔管部22からもれ出すことはない。
また、閉止用キャップ4の端部が第1の閉止Oリング6でシールされた後、第2の閉止Oリング10が穿孔管部22の端部に密着するまでの間、第1の閉止Oリング6−穿孔カッター3間のガスは、閉止キャップ4の移動に伴ってその空間内で圧縮されるが、第1の実施の形態に係る分岐取出し継手1によれば、圧縮されたガスは、穿孔カッター3の溝部33により形成された流路を通って穿孔管部22の内部に移動されるので、第1の閉止Oリング6−穿孔カッター3間の空間が加圧されて穿孔カッター3が所定の保持位置から押し下げられることを防止することができる。さらには、保持部材5による保持が解除されて穿孔カッター3が落下することも防止できる。
(第2の実施の形態)
図4は本発明の第2の実施の形態に係る分岐取出し継手の半断面図を示し、図5は穿孔カッターと保持部材の関係を示す平面図および半断面図を示す。なお、第2の実施の形態に係る分岐取出し継手は、穿孔カッターより隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路が、保持部材に形成された切り欠き溝により形成されている点以外は図1に示される分岐取出し継手1と同一であるので、同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図4は本発明の第2の実施の形態に係る分岐取出し継手の半断面図を示し、図5は穿孔カッターと保持部材の関係を示す平面図および半断面図を示す。なお、第2の実施の形態に係る分岐取出し継手は、穿孔カッターより隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路が、保持部材に形成された切り欠き溝により形成されている点以外は図1に示される分岐取出し継手1と同一であるので、同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
穿孔カッター3bは、穿孔管部22の内部に挿入された一端が開放された有底円筒状の金属製の部材であって、開放側の端部には端部に向かって先細りとなる刃部31がリング状に設けられている。他方の端部には、だるま穴32が開けられており穿孔工具7が接続できるようになっている。穿孔カッター3bの外周側面は溝などなく円筒状に形成されている。この穿孔カッター3bは、端面が穿孔管部22の端面と同一平面の位置となるまで穿孔管部22内に挿入され、ゴムなどの弾性体からなるリング状の保持部材5bにより胴部側面が圧縮されて穿孔管部22内に保持されている。このとき、穿孔カッター3bの外面はほぼ全周にわたって保持部材5bに密着するが、保持部材5bの内輪側(穿孔カッターの外面に密着する側)には、円周方向の一部が切り欠かれた切り欠き溝51が形成されており、その切り欠き溝上においては穿孔カッター3bの外面と接触しない(図5(b)を参照)。このように、穿孔カッター3bの外面には穿孔管部22の内外が連通する流路が形成される。
この流路によって、第1の実施の形態の分岐取出し継手1の場合と同様に、穿孔後の閉止用キャップ4の装着の際には、第1の閉止Oリング6−穿孔カッター3b間の空間内のガスは穿孔管部22の内部に移動するので、穿孔カッター3bが保持部材5bにより保持されている位置から移動したり、落下することを防止することができる。
また、第2の実施の形態に係る分岐取出し継手によれば、切り欠き溝51を有する保持部材5bは射出成形などによって製作することができるので、第1の実施の形態のように金属製の穿孔カッターの外面に切削により溝を形成するよりも、容易に穿孔管部22の内外が連通する流路を形成することができる。
この流路によって、第1の実施の形態の分岐取出し継手1の場合と同様に、穿孔後の閉止用キャップ4の装着の際には、第1の閉止Oリング6−穿孔カッター3b間の空間内のガスは穿孔管部22の内部に移動するので、穿孔カッター3bが保持部材5bにより保持されている位置から移動したり、落下することを防止することができる。
また、第2の実施の形態に係る分岐取出し継手によれば、切り欠き溝51を有する保持部材5bは射出成形などによって製作することができるので、第1の実施の形態のように金属製の穿孔カッターの外面に切削により溝を形成するよりも、容易に穿孔管部22の内外が連通する流路を形成することができる。
また、図4に示される分岐取出し継手では、穿孔カッターは胴部側面を保持する1本の保持部材により保持されているが、保持力を増すために複数本の保持部材により保持されることもできる。また、図6に示すように穿孔カッターの先端の刃部31が係止するように保持部材5b’を設けることもできる。図7に示すように、穿孔時に穿孔カッターの先端から切片9がはみ出して、切片9の端部のバリ91が穿孔カッターのよりも外側に広がることがあるが、このような場合に図6に示すように穿孔カッターの先端が係止する位置に保持部材を設けると、その保持部材の内輪側の切り欠き溝がバリにより圧縮され、流路が塞がれてしまうおそれがある。したがって、穿孔カッターの先端が係止する保持部材を設ける場合には、その保持部材の内輪側には複数の切り欠き溝を形成することが望ましい。例えば2本の切り欠き溝を形成するのであれば、図8に示すように各切り欠き溝と保持部材の中心を結ぶ直線の間の角度が90度となるように設けられることが望ましい。こうすることにより、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路がバリによって塞がれることを防止することができる。また、この切り欠き溝は大きすぎると、穿孔後に穿孔管部から穿孔工具を取り外し閉止用キャップを装着する際に、内部ガスの漏れ量が多くなることから、切り欠き溝の大きさは環状の保持部材の法線方向に保持部材肉厚の15%以下、接線方向で5mm以内であることが望ましい。
このように第1、第2の実施の形態に係る分岐取出し継手は、穿孔カッター、保持部材に流路が形成されるが、本発明はそれに限定されるものではなく、継手本体の穿孔管部に溝を形成しそれを流路とすることもできる。
1:分岐取出し継手
2:継手本体
21:サドル部、22:穿孔管部、221:環状溝、222:雄ネジ部、223外周溝、23:分岐管部、
3、3b:穿孔カッター
31:刃部、32:だるま穴、321:大径部、322:小径部、33:溝部
4:閉止用キャップ、
41:雄ネジ部、42:円筒部
5、5b:保持部材
51:切り欠き溝
6:第1の閉止Oリング
7:穿孔工具
71:推進軸、711:つば部、712:段部、713:送り用雄ネジ部、714:胴部
8:Oリング
9:切片
91:バリ
10:第2の閉止Oリング
P:樹脂本管
2:継手本体
21:サドル部、22:穿孔管部、221:環状溝、222:雄ネジ部、223外周溝、23:分岐管部、
3、3b:穿孔カッター
31:刃部、32:だるま穴、321:大径部、322:小径部、33:溝部
4:閉止用キャップ、
41:雄ネジ部、42:円筒部
5、5b:保持部材
51:切り欠き溝
6:第1の閉止Oリング
7:穿孔工具
71:推進軸、711:つば部、712:段部、713:送り用雄ネジ部、714:胴部
8:Oリング
9:切片
91:バリ
10:第2の閉止Oリング
P:樹脂本管
Claims (4)
- 樹脂本管の外周部に固着されるサドル部と、前記サドル部から突出するように設けられた筒状の穿孔管部と、前記穿孔管部に連通し前記本管から分岐された流体が送られる筒状の分岐部管接続部とを有する継手本体と、
前記穿孔管部の内径側に装着され前記本管を穿孔する穿孔カッターと、
前記穿孔管部と前記穿孔カッターのうち少なくとも一方に係止し、前記穿孔管部に前記穿孔カッターを保持する環状の保持部材とを備える分岐取出し継手であって、
前記穿孔カッターが前記穿孔管部に保持されているとき、穿孔カッターにより隔てられた穿孔管部の内外が連通する流路が形成されることを特徴とする分岐取出し継手。 - 前記流路は、前記穿孔カッターの胴部側面に形成された溝部により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の分岐取出し継手。
- 前記流路は、前記保持部材の穿孔カッターとの接触する側に形成された少なくとも1箇所の切り欠き溝により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の分岐取出し継手。
- 前記流路は、前記保持部材の穿孔カッターとの接触する側に形成された2箇所の切り欠き溝により形成され、
切り欠き溝は、各切り欠き溝と前記保持部材の中心を結ぶ直線の間の角度が90度となるように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の分岐取出し継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008227462A JP2010060071A (ja) | 2008-09-04 | 2008-09-04 | 分岐取出し継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008227462A JP2010060071A (ja) | 2008-09-04 | 2008-09-04 | 分岐取出し継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010060071A true JP2010060071A (ja) | 2010-03-18 |
Family
ID=42187088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008227462A Pending JP2010060071A (ja) | 2008-09-04 | 2008-09-04 | 分岐取出し継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010060071A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012097824A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Shizuoka Gas Co Ltd | シール方法とホールソー |
| JP2012225470A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Cosmo Koki Co Ltd | バイパス装置及びバイパス装置を備えた流体管 |
| JP2012229756A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Cosmo Koki Co Ltd | バイパス装置及びバイパス装置を備えた流体管 |
| JP2012251643A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Cosmo Koki Co Ltd | カッタ部材 |
-
2008
- 2008-09-04 JP JP2008227462A patent/JP2010060071A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012097824A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Shizuoka Gas Co Ltd | シール方法とホールソー |
| JP2012225470A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Cosmo Koki Co Ltd | バイパス装置及びバイパス装置を備えた流体管 |
| JP2012229756A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Cosmo Koki Co Ltd | バイパス装置及びバイパス装置を備えた流体管 |
| JP2012251643A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Cosmo Koki Co Ltd | カッタ部材 |
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