JP2010060060A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン回転数が過剰にならないようにする。
【解決手段】マニュアルシフトモードが選択された場合、車速および加速度をパラメータとして規定された自動アップ線に従って、オートマチックトランスミッションが自動的にアップシフトするように制御される。マニュアルシフトモードが選択された場合に、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッションがアップシフトすべき車速がより低くなるように自動アップ線が補正される。
【選択図】図9
【解決手段】マニュアルシフトモードが選択された場合、車速および加速度をパラメータとして規定された自動アップ線に従って、オートマチックトランスミッションが自動的にアップシフトするように制御される。マニュアルシフトモードが選択された場合に、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッションがアップシフトすべき車速がより低くなるように自動アップ線が補正される。
【選択図】図9
Description
本発明は、自動変速機の制御装置に関し、特に、自動変速機がアップシフトすべき車速をアクセル開度の変化率に応じて補正する技術に関する。
従来より、車速に応じて自動的に変速を行なう自動変速機が知られている。たとえば、車速ならびにアクセル開度をパラメータとして定められるアップシフト線ならびにダウンシフト線に従って、自動変速機の変速が行なわれる。
ところが、車速に応じてアップシフトが行なわれるので、たとえば車両を急発進すべくアクセル開度が急増された場合などにおいても、車速が増大すると、加速を要求する運転者の意図に反してアップシフトが行なわれ得る。そこで、アクセル開度の変化率に応じてアップシフト線を補正する技術が提案されている。
特開2002−156036号公報(特許文献1)は、エンジンに自動クラッチを介して接続された自動変速機と、エンジンの出力を制御するエンジン用アクチュエータと、自動クラッチの断接を制御するクラッチ用アクチュエータと、自動変速機の変速段切換を制御する変速用アクチュエータと、各アクチュエータの作動を制御する制御ユニットを備え、各アクチュエータの作動が制御ユニットにより連係制御されて自動変速機の変速が自動的に行われるようにした車両用自動変速装置を開示する。この自動変速装置では、アクセル開度の増量が設定量より大きいときに、自動変速機の自動的なアップシフトタイミングを規定するアップシフト側変速線が高車速側へ補正設定される。
この公報に記載の自動変速装置によれば、アクセル開度の増量が設定量より大きくなると、自動変速機での自動的なアップシフトの変速が実行され難くなる。そのため、運転者の要求による車両の加速性が確保される。
特開2002−156036号公報
しかしながら、自動変速機がアップシフトすべき車速が高くなるようにアップシフト線が補正されると、エンジン回転数が高くなり易い。そのため、エンジン回転数が過剰になり得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、エンジン回転数が過剰にならないようにすることができる自動変速機の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る自動変速機の制御装置は、少なくとも車速に応じて自動変速機がアップシフトするように制御するための制御手段と、アクセル開度の変化率が大きいほど、自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正するための補正手段とを備える。
この構成によると、自動変速機は、少なくとも車速に応じてアップシフトするように制御される。アクセル開度の変化率が大きいほど、自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正される。これにより、自動変速機に連結されるエンジンの出力軸回転数(エンジン回転数)が過剰になる前に、アップシフトを行ない易くすることができる。そのため、ギヤ比を小さくすることにより、エンジン回転数を低減することができる。その結果、エンジン回転数が過剰にならないようにすることができる自動変速機の制御装置を提供することができる。
第2の発明に係る自動変速機の制御装置においては、第1の発明の構成に加え、制御手段は、運転者の操作に応じて変速を実行するマニュアルシフトモードが選択された場合に、少なくとも車速に応じて自動変速機が自動的にアップシフトするように制御するための手段を含む。補正手段は、マニュアルシフトモードが選択された場合に、アクセル開度の変化率が大きいほど、自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正するための手段を含む。
この構成によると、自動変速機は、運転者の操作に応じて変速を実行するマニュアルシフトモードが選択された場合に、少なくとも車速に応じてアップシフトするように制御される。また、マニュアルシフトモードが選択された場合に、アクセル開度の変化率が大きいほど、自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正される。これにより、たとえば、ダウンシフトすることによって車両の駆動力を増大するために運転者がマニュアルシフトモードを選択した場合であっても、エンジン回転数が過剰になる前にアップシフトを行ない易くすることができる。そのため、エンジン回転数が過剰にならないようにすることができる。
第3の発明に係る自動変速機の制御装置においては、第1の発明の構成に加え、制御手段は、車速に加えて車両の加速度に応じて自動変速機がアップシフトするように制御するための手段を含む。
この構成によると、車速に加えて車両の加速度に応じて自動変速機がアップシフトするように制御される。この場合、アクセル開度の変化率が大きいほど、加速度の立ち上がりがより遅れ得る。そのため、トルクコンバータのスリップ量が増大することによってエンジン回転数が過剰になった場合においても、アップシフトが行なわれない場合があり得る。そこで、アクセル開度の変化率が大きいほど、自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正される。これにより、エンジン回転数が過剰になる前に、アップシフトを行ない易くすることができる。そのため、エンジン回転数が過剰にならないようにすることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載した車両について説明する。この車両は、FF(Front engine Front drive)車両である。なお、FF以外の車両であってもよい。
車両は、エンジン1000と、オートマチックトランスミッション2000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成するプラネタリギヤユニット3000と、オートマチックトランスミッション2000の一部を構成する油圧回路4000と、ディファレンシャルギヤ5000と、ドライブシャフト6000と、前輪7000と、ECU(Electronic Control Unit)8000とを含む。本実施の形態に係る制御装置は、たとえばECU8000のROM(Read Only Memory)8300に記録されたプログラムを実行することにより実現される。なお、ECU1000により実行されるプログラムをCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録して市場に流通させてもよい。
エンジン1000は、インジェクタ(図示せず)から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。なお、エンジン1000に加えて、もしくは代わりに動力源にモータを用いるようにしてもよい。
オートマチックトランスミッション2000は、トルクコンバータ3200を介してエンジン1000に連結される。オートマチックトランスミッション2000は、所望のギヤ段を形成することにより、クランクシャフトの回転数を所望の回転数に変速する。
オートマチックトランスミッション2000の出力ギヤは、ディファレンシャルギヤ5000と噛合っている。ディファレンシャルギヤ5000にはドライブシャフト6000がスプライン嵌合などによって連結される。ドライブシャフト6000を介して、左右の前輪7000に動力が伝達される。
ECU8000には、エアフローメータ8002と、シフトレバー8004のポジションスイッチ8006と、アクセルペダル8008のアクセル開度センサ8010と、ブレーキペダル8012の踏力センサ8014と、電子スロットルバルブ8016のスロットル開度センサ8018と、エンジン回転数センサ8020と、入力軸回転数センサ8022と、出力軸回転数センサ8024と、油温センサ8026とがハーネスなどを介して接続されている。
エアフローメータ8002は、エンジン1000に吸入される空気量を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。シフトレバー8004の位置(ポジション)は、ポジションスイッチ8006により検出され、検出結果を表す信号がECU8000に送信される。シフトレバー8004の位置に対応して、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段が自動で形成される。
図2に示すように、シフトレバー8004はシフトゲートに沿って移動する。シフトレバー8004のポジションPSHに応じて、「P(パーキング)」レンジ、「R(リバース)」レンジ、「N(ニュートラル)」レンジ、「D(ドライブ)」レンジ、「S(シーケンシャルシフト)」レンジの中からシフトレンジが選択される。
シフトレバー8004がDポジションであることにより、オートマチックトランスミッション2000のシフトレンジにDレンジが選択された場合、1速〜6速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が形成されるように、オートマチックトランスミッション2000が制御される。1速〜6速ギヤ段のうちのいずれかのギヤ段が形成されることにより、オートマチックトランスミッション2000は前輪7000に駆動力を伝達し得る。なおDレンジにおいて、6速ギヤ段よりも高速のギヤ段、すなわち7速ギヤ段や8速ギヤ段を形成可能であるようにしてもよい。形成するギヤ段は、車速とアクセル開度とをパラメータとして実験等により予め作成された変速線図に基づいて決定される。
図3に変速線図を示す。変速線図においては、変速の種類(変速前のギヤ段と変速後のギヤ段の組合わせ)毎にアップシフト線およびダウンシフト線が設定される。
シフトレバー8004がSポジションであることにより、オートマチックトランスミッション2000のシフトレンジにシフトレンジにSレンジが選択されている状態では、マニュアルシフトモード(シーケンシャルシフトモード)でギヤ段を変更することができる。
マニュアルシフトモードでは、運転者がシフトレバー8004を前後に操作することにより、オートマチックトランスミッション2000のギヤ段を一つずつ変更することができる。
たとえば、Sレンジが選択されている状態で運転者がシフトレバー8004を車両前方に向けて操作すると、オートマチックトランスミッション2000がアップシフトされる。
Sレンジが選択されている状態で車両の減速中に運転者がシフトレバー8004を車両後方に向けて操作すると、オートマチックトランスミッション2000がダウンシフトされる。なお、シフトレバー8004の操作方向と変速の種類とは逆であってもよい。
図1に戻って、アクセル開度センサ8010は、アクセルペダル8008の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。踏力センサ8014は、ブレーキペダル8012の踏力(運転者がブレーキペダル8012を踏む力)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
スロットル開度センサ8018は、アクチュエータにより開度が調整される電子スロットルバルブ8016の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。電子スロットルバルブ8016により、エンジン1000に吸入される空気量(エンジン1000の出力)が調整される。スロットル開度は、アクセル開度に応じて変化される。
なお、電子スロットルバルブ8016の代わりにもしくは加えて、吸気バルブ(図示せず)や排気バルブ(図示せず)のリフト量や開閉する位相を変更することにより、エンジン1000に吸入される空気量を調整するようにしてもよい。
エンジン回転数センサ8020は、エンジン回転数NEを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。入力軸回転数センサ8022は、オートマチックトランスミッション2000の入力軸回転数NI(トルクコンバータ3200のタービン回転数NT)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数センサ8024は、オートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOを検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。出力軸回転数NOから車速が算出(検出)される。
油温センサ8026は、オートマチックトランスミッション2000の作動や潤滑に用いられるオイル(ATF:Automatic Transmission Fluid)の温度(油温)を検出し、検出結果を表す信号をECU8000に送信する。
ECU8000は、エアフローメータ8002、ポジションスイッチ8006、アクセル開度センサ8010、踏力センサ8014、スロットル開度センサ8018、エンジン回転数センサ8020、入力軸回転数センサ8022、出力軸回転数センサ8024、油温センサ8026などから送られてきた信号、ROM8300に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
図1に示すように、ECU8000は、エンジン1000を制御するエンジンECU8100と、オートマチックトランスミッション2000を制御するECT(Electronic Controlled Transmission)_ECU8200とを含む。
エンジンECU8100とECT−ECU8200とは、互いに信号を送受信可能であるように構成される。本実施の形態においては、エンジンECU8100からECT−ECU8200に、アクセル開度を表わす信号などが送信される。ECT−ECU8200からエンジンECU8100には、エンジン1000が出力すべきトルクとして定められるトルク要求量などを表わす信号が送信される。
図4を参照して、プラネタリギヤユニット3000について説明する。プラネタリギヤユニット3000は、クランクシャフトに連結された入力軸3100を有するトルクコンバータ3200に接続されている。プラネタリギヤユニット3000は、遊星歯車機構の第1セット3300と、遊星歯車機構の第2セット3400と、出力ギヤ3500と、ギヤケース3600に固定されたB1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620およびB3ブレーキ3630と、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650と、ワンウェイクラッチF3660とを含む。
第1セット3300は、シングルピニオン型の遊星歯車機構である。第1セット3300は、サンギヤS(UD)3310と、ピニオンギヤ3320と、リングギヤR(UD)3330と、キャリアC(UD)3340とを含む。
サンギヤS(UD)3310は、トルクコンバータ3200の出力軸3210に連結されている。ピニオンギヤ3320は、キャリアC(UD)3340に回転自在に支持されている。ピニオンギヤ3320は、サンギヤS(UD)3310およびリングギヤR(UD)3330と噛合している。
リングギヤR(UD)3330は、B3ブレーキ3630によりギヤケース3600に固定される。キャリアC(UD)3340は、B1ブレーキ3610によりギヤケース3600に固定される。
第2セット3400は、ラビニヨ型の遊星歯車機構である。第2セット3400は、サンギヤS(D)3410と、ショートピニオンギヤ3420と、キャリアC(1)3422と、ロングピニオンギヤ3430と、キャリアC(2)3432と、サンギヤS(S)3440と、リングギヤR(1)(R(2))3450とを含む。
サンギヤS(D)3410は、キャリアC(UD)3340に連結されている。ショートピニオンギヤ3420は、キャリアC(1)3422に回転自在に支持されている。ショートピニオンギヤ3420は、サンギヤS(D)3410およびロングピニオンギヤ3430と噛合している。キャリアC(1)3422は、出力ギヤ3500に連結されている。
ロングピニオンギヤ3430は、キャリアC(2)3432に回転自在に支持されている。ロングピニオンギヤ3430は、ショートピニオンギヤ3420、サンギヤS(S)3440およびリングギヤR(1)(R(2))3450と噛合している。キャリアC(2)3432は、出力ギヤ3500に連結されている。
サンギヤS(S)3440は、C1クラッチ3640によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。リングギヤR(1)(R(2))3450は、B2ブレーキ3620により、ギヤケース3600に固定され、C2クラッチ3650によりトルクコンバータ3200の出力軸3210に連結される。また、リングギヤR(1)(R(2))3450は、ワンウェイクラッチF3660に連結されており、1速ギヤ段の駆動時に回転不能となる。
ワンウェイクラッチF3660は、B2ブレーキ3620と並列に設けられる。すなわち、ワンウェイクラッチF3660のアウターレースはギヤケース3600に固定され、インナーレースはリングギヤR(1)(R(2))3450に回転軸を介して連結される。
図5に、各変速ギヤ段と、各クラッチおよび各ブレーキの作動状態との関係を表した作動表を示す。この作動表に示された組み合わせで各ブレーキおよび各クラッチを作動させることにより、1速〜6速の前進ギヤ段と、後進ギヤ段が形成される。
図6を参照して、油圧回路4000の要部について説明する。なお、油圧回路4000は、以下に説明するものに限られない。
油圧回路4000は、オイルポンプ4004と、プライマリレギュレータバルブ4006と、マニュアルバルブ4100と、ソレノイドモジュレータバルブ4200と、SL1リニアソレノイド(以下、SL(1)と記載する)4210と、SL2リニアソレノイド(以下、SL(2)と記載する)4220と、SL3リニアソレノイド(以下、SL(3)と記載する)4230と、SL4リニアソレノイド(以下、SL(4)と記載する)4240と、SLTリニアソレノイド(以下、SLTと記載する)4300と、B2コントロールバルブ4500とを含む。
オイルポンプ4004は、エンジン1000のクランクシャフトに連結されている。クランクシャフトが回転することにより、オイルポンプ4004が駆動し、油圧を発生する。オイルポンプ4004で発生した油圧は、プライマリレギュレータバルブ4006により調圧され、ライン圧が生成される。
プライマリレギュレータバルブ4006は、SLT4300により調圧されたスロットル圧をパイロット圧として作動する。ライン圧は、ライン圧油路4010を介してマニュアルバルブ4100に供給される。
マニュアルバルブ4100は、ドレンポート4105を含む。ドレンポート4105から、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の油圧が排出される。マニュアルバルブ4100のスプールがDポジションにある場合、ライン圧油路4010とDレンジ圧油路4102とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102に油圧が供給される。このとき、Rレンジ圧油路4104とドレンポート4105とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがRポジションにある場合、ライン圧油路4010とRレンジ圧油路4104とが連通させられ、Rレンジ圧油路4104に油圧が供給さ
れる。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
れる。このとき、Dレンジ圧油路4102とドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
マニュアルバルブ4100のスプールがNポジションにある場合、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104の両方と、ドレンポート4105とが連通させられ、Dレンジ圧油路4102のDレンジ圧およびRレンジ圧油路4104のRレンジ圧がドレンポート4105から排出される。
Dレンジ圧油路4102に供給された油圧は、最終的には、B1ブレーキ3610、B2ブレーキ3620、C1クラッチ3640およびC2クラッチ3650に供給される。Rレンジ圧油路4104に供給された油圧は、最終的には、B2ブレーキ3620に供給される。
ソレノイドモジュレータバルブ4200は、ライン圧を元圧とし、SLT4300に供給する油圧(ソレノイドモジュレータ圧)を一定の圧力に調圧する。
SL(1)4210は、C1クラッチ3640に供給される油圧を調圧する。SL(2)4220は、C2クラッチ3650に供給される油圧を調圧する。SL(3)4230は、B1ブレーキ3610に供給される油圧を調圧する。SL(4)4240は、B3ブレーキ3630に供給される油圧を調圧する。
SLT4300は、アクセル開度センサ8010により検出されたアクセル開度に基づいたECU8000からの制御信号に応じて、ソレノイドモジュレータ圧を調圧し、スロットル圧を生成する。スロットル圧は、SLT油路4302を介して、プライマリレギュレータバルブ4006に供給される。スロットル圧は、プライマリレギュレータバルブ4006のパイロット圧として利用される。
SL(1)4210、SL(2)4220、SL(3)4230、SL(4)4240、およびSLT4300は、ECU8000から送信される制御信号により制御される。
B2コントロールバルブ4500は、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104のいずれか一方からの油圧を選択的に、B2ブレーキ3620に供給する。B2コントロールバルブ4500に、Dレンジ圧油路4102およびRレンジ圧油路4104が接続されている。B2コントロールバルブ4500は、SLソレノイドバルブ(図示せず)およびSLUソレノイドバルブ(図示せず)から供給された油圧とスプリングの付勢力とにより制御される。
SLソレノイドバルブがオフで、SLUソレノイドバルブがオンの場合、B2コントロールバルブ4500は、図6において左側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、SLUソレノイドバルブから供給された油圧をパイロット圧として、Dレンジ圧を調圧した油圧が供給される。
SLソレノイドバルブがオンで、SLUソレノイドバルブがオフの場合、B2コントロールバルブ4500は、図6において右側の状態となる。この場合、B2ブレーキ3620には、Rレンジ圧が供給される。
図7を参照して、ECT−ECU8200の機能について説明する。なお、以下に説明するECT−ECU8200の機能は、ハードウエアにより実現するようにしてもよく、ソフトウエアにより実現するようにしてもよい。
ECT−ECU8200は、アップシフト部8202と、補正部8204とを備える。アップシフト部8202は、少なくとも車速に応じてオートマチックトランスミッション2000がアップシフトするように制御する。
より具体的には、アップシフト部8202は、マニュアルシフトモードが選択された場合に、車速および車両の加速度に応じてオートマチックトランスミッション2000が自動的にアップシフトするように制御する。
アップシフト部8202は、図8に示すように、車速および加速度をパラメータとして規定された自動アップ線に従って、オートマチックトランスミッション2000が自動的にアップシフトするように制御する。自動アップ線は、ギヤ段毎に定められる。
車速および加速度が、図8において「A」で示す領域から「B」で示す領域に移行すると、アップシフトが行なわれる。すなわち、車速が自動アップ線で定められる車速を超えた場合、もしくは加速度が自動アップ線で定められる加速度を超えた場合に、アップシフトが行なわれる。さらに言い換えると、車両の加速度に応じて定められる車速よりも実際の車速が大きくなると、アップシフトが行なわれる。
なお、車速はオートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOに比例する。したがって、本実施の形態においては、車速の代わりにオートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOが用いられる。
また、車両の加速度はオートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOの加速度に比例する。したがって、本実施の形態においては、車両の加速度の代わりにオートマチックトランスミッション2000の出力軸回転数NOの加速度が用いられる。
補正部8204は、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッション2000がアップシフトすべき車速がより低くなるように、自動アップ線を補正する。
より具体的には、補正部8204は、マニュアルシフトモードが選択された場合に、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッション2000がアップシフトすべき車速がより低くなるように自動アップ線を補正する。
図9に示すように、アクセル開度の変化率が大きい場合は小さい場合に比べて、標準の自動アップ線との差が車速に関してより大きくなるように、自動アップ線が補正される。
図10を参照して、ECT−ECU8200が実行するプログラムの制御構造について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECT−ECU8200は、マニュアルシフトモードが選択されているか否かを判断する。マニュアルシフトモードが選択されていると(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理はS100に戻される。
S102にて、ECT−ECU8200は、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッション2000がアップシフトすべき車速(出力軸回転数NO)がより低くなるように自動アップ線を補正する。
S104にて、ECT−ECU8200は、自動アップシフト線により規定される車速(車両の加速度に応じて定められる車速)よりも実際の車速が大きいか否かを判断する。自動アップシフト線により規定される車速よりも実際の車速が大きいと(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS100に戻される。
S106にて、ECT−ECU8200は、アップシフトするようにオートマチックトランスミッションを制御する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態における制御装置の動作について説明する。
マニュアルシフトモードが選択されている場合(S100にてYES)、エンジン回転数NEが過剰になるのを防止するため、運転者のシフト操作が行なわれなくても、自動アップシフト線により規定される車速よりも実際の車速が大きいと(S104にてYES)、アップシフトするようにオートマチックトランスミッションが制御される(S106)。
ところが、図11において実線で示すように、車両の加速度は、アクセル開度の変化に遅れて変化する。したがって、アクセル開度に対応して得られる加速度よりも過渡的な加速度が低くなり得る。加速度の遅れは、アクセル開度の変化率が大きいほどより大きくなり得る。
なお、図11においては、アクセル開度が一定である場合のアクセル開度、エンジン回転数NE、加速度および出力軸回転数NOを一点鎖線で示す。アクセル開度を変化させた場合のアクセル開度、エンジン回転数NE、加速度および出力軸回転数NOを実線で示す。
アクセル開度に対応して得られる加速度よりも過渡的な加速度が低い状態では、標準の自動アップ線により規定される車速ではアップシフトが行なわれない。一方、加速度は変化し続ける。そのため、アップシフトが行なわれる前に、図11において実線で示すように、トルクコンバータ3200のスリップ量が大きくなることによってエンジン回転数NEが許容回転数を超え得る。
そこで、エンジン回転数NEが過剰になることを防止すべく、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッション2000がアップシフトすべき車速がより低くなるように自動アップ線が補正される(S102)。
これにより、たとえば、ダウンシフトすることによって車両の駆動力を増大するために運転者がマニュアルシフトモードを選択した場合であっても、エンジン回転数NEが過剰になる前に、アップシフトを行ない易くすることができる。そのため、ギヤ比を小さくすることにより、エンジン回転数NEを低減することができる。その結果、エンジン回転数が過剰にならないようにすることができる。
<参考例>
図12に示すように、アクセル開度と車速(出力軸回転数NO)とをパラメータとして自動アップ線を規定する場合には、図13に示すように、アクセル開度が急増した直後においてエンジン回転数NEが低い状態でも、アップシフトが行なわれ得る。
図12に示すように、アクセル開度と車速(出力軸回転数NO)とをパラメータとして自動アップ線を規定する場合には、図13に示すように、アクセル開度が急増した直後においてエンジン回転数NEが低い状態でも、アップシフトが行なわれ得る。
したがって、この場合、アクセル開度の変化率が大きいほど、オートマチックトランスミッション2000がアップシフトすべき車速がより高くなるように自動アップ線が補正される。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1000 エンジン、2000 オートマチックトランスミッション、3000 プラネタリギヤユニット、3200 トルクコンバータ、3610 B1ブレーキ、3620 B2ブレーキ、3630 C3ブレーキ、3640 C1クラッチ、3650 C2クラッチ、4000 油圧回路、8002 エアフローメータ、8004 シフトレバー、8006 ポジションスイッチ、8008 アクセルペダル、8010 アクセル開度センサ、8012 ブレーキペダル、8014 踏力センサ、8016 電子スロットルバルブ、8018 スロットル開度センサ、8020 エンジン回転数センサ、8022 入力軸回転数センサ、8024 出力軸回転数センサ、8026 油温センサ、8000 ECU、8100 エンジンECU、8200 ECT−ECU、8202 アップシフト部、8204 補正部、8300 ROM。
Claims (3)
- 自動変速機の制御装置であって、
少なくとも車速に応じて前記自動変速機がアップシフトするように制御するための制御手段と、
アクセル開度の変化率が大きいほど、前記自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正するための補正手段とを備える、自動変速機の制御装置。 - 前記制御手段は、運転者の操作に応じて変速を実行するマニュアルシフトモードが選択された場合に、少なくとも車速に応じて前記自動変速機が自動的にアップシフトするように制御するための手段を含み、
前記補正手段は、前記マニュアルシフトモードが選択された場合に、アクセル開度の変化率が大きいほど、前記自動変速機がアップシフトすべき車速がより低くなるように補正するための手段を含む、請求項1に記載の自動変速機の制御装置。 - 前記制御手段は、車速に加えて車両の加速度に応じて前記自動変速機がアップシフトするように制御するための手段を含む、請求項1または2に記載の自動変速機の制御装置。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2011118479A1 (ja) * | 2010-03-26 | 2011-09-29 | アイシン精機株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
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2008
- 2008-09-04 JP JP2008226673A patent/JP2010060060A/ja active Pending
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