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JP2010055679A - 半導体記憶装置及びその検査方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその検査方法 Download PDF

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JP2010055679A JP2008218507A JP2008218507A JP2010055679A JP 2010055679 A JP2010055679 A JP 2010055679A JP 2008218507 A JP2008218507 A JP 2008218507A JP 2008218507 A JP2008218507 A JP 2008218507A JP 2010055679 A JP2010055679 A JP 2010055679A
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和彦 三木
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Abstract

【課題】本発明は、電流測定を伴うことなく、読み出し回路の動作マージンを判定することができる半導体記憶装置と、その判定方法を提供する。
【解決手段】第1及び第2の入力端を備え、前記第1及び第2の入力端を流れる電流を比較し、その結果を出力するセンスアンプ回路と、前記第1の入力端に接続され、メモリセルを流れるセル電流を前記第1の入力端に流す第1のゲート回路と、前記第2の入力端に前記セル電流のレベル検知の基準となるリファレンス電流を流入出させるリファレンス電流源と、前記第2の入力端に接続された、前記第1のゲート回路のレプリカ回路である第2のゲート回路と、前記第1の入力端に第1状態セル読み出し時のオフセット分に相当する第1の電流を流す第1の電流源と、前記第2の入力端に第2状態セル読み出し時のオフセット分に相当する第2の電流を流す第2の電流源とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特に、半導体記憶装置の読み出し回路に関する。
フラッシュメモリのようにセル電流が少ないメモリセルからデータを読み出す場合、読み出し回路を構成するセンスアンプ回路のオフセット電流や非選択カラムのリーク電流は、誤読み出しの原因となる。特に、高温動作を要求される環境においては、リーク電流が増大し、その影響が無視できなくなる。そのため、リーク電流による誤読み出し防止を図った半導体記憶装置やその制御方法等がいくつか提案されている(特許文献1等)。
一方、オフセット電流やリーク電流等の外乱電流が所定の許容値を超える製品については検査段階においてスクリーニングすることも考慮する必要がある。
しかし、従来の外乱電流やセル電流の測定を伴うスクリーニング方法では、測定に時間を要するため、生産コストの増加を招来することになる。また、レプリカされた読み出し回路を使用したテスト方法では、実際に動作させる読み出し回路との相関を考慮しなければならず、検査結果の信頼性に欠ける点が問題である。
特開平6−251593
本発明は、電流測定を伴うことなく、読み出し回路の動作マージンを判定することができる半導体記憶装置及びその検査方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置は、第1及び第2の入力端を備え、前記第1及び第2の入力端を流れる電流を比較し、その結果を出力するセンスアンプ回路と、前記第1の入力端に接続され、メモリセルを流れるセル電流を前記第1の入力端に流す第1のゲート回路と、前記第2の入力端に前記セル電流のレベル検知の基準となるリファレンス電流を流入出させるリファレンス電流源と、前記第2の入力端に接続された、前記第1のゲート回路のレプリカ回路である第2のゲート回路と、前記第1の入力端に第1状態セル読み出し時のオフセット分に相当する第1の電流を流す第1の電流源と、前記第2の入力端に第2状態セル読み出し時のオフセット分に相当する第2の電流を流す第2の電流源とを有することを特徴とする。
本発明の一態様に係る半導体記憶装置の検査方法は、上記の半導体記憶装置に対し、前記第1及び第2のゲート回路をオフした状態で、前記第1の電流源の予め設定された電流を流し、前記センスアンプ回路から第1の期待値が出力されることを確認する工程と、 前記第1及び第2のゲート回路をオフした状態で、前記第2の電流源の予め設定された電流を流し、前記センスアンプ回路から第2の期待値が出力されることを確認する工程とからなる。
本発明によれば、電流測定を伴うことなく、読み出し回路の動作マージンを判定することができる半導体記憶装置及びその検査方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
(半導体記憶装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し回路部分を示す回路図である。
この半導体記憶装置は、第1及び第2の入力端In1、In2を有するセンスアンプ回路1を備えている。このセンスアンプ回路1の第1の入力端In1には、第1のゲート回路であるカラムセレクタ4を介してセルアレイ2が接続されている。一方、第2の入力端In2には、第2のゲート回路であるレプリカカラムセレクタ5を介して、リファレンス電流源3が接続されている。さらに、第1及び第2の入力端In1、In2には、テスト回路6が接続されている。
センスアンプ回路1は、第1及び第2の入力端In1、In2に流れる電流差を検知・増幅し、その結果を出力するものである。このセンスアンプ回路1の出力SAOUTは、後述するセルアレイ2に含まれるメモリセルMCのデータ読み出しに利用される。なお、第1及び第2の入力端In1、In2を流れる電流には、それぞれ第1及び第2のバイアス電流Ia及びIbが含まれている。
セルアレイ2は、本実施形態ではNOR型で互いに交差する複数のワード線WL及び複数のビット線BLと、これらワード線WL及びビット線BLの各交差部に設けられたメモリセルMCとを有する。メモリセルMCは、ソースが接地線Vss、ドレインがビット線BL、ゲートがワード線WLに接続されたフローティングゲート構造のMOSトランジスタからなるフラッシュメモリである。
リファレンス電流源3は、レプリカカラムセレクタ5及び接地線Vss間に設けられている。これは、選択メモリセルMCのセル電流のレベル検知の基準となるリファレンス電流Irefをセンスアンプ回路1の第2の入力端In2に流すものである。
カラムセレクタ4は、セルアレイ2のビット線BLに対応するNMOSトランジスタTR1、TR2、…を有し、各NMOSトランジスタTRのソースは、それぞれビット線BLに接続されている。他方、全てのNMOSトランジスタTRのドレインは、共通にセンスアンプ回路1の第1の入力端In1に接続されている。このカラムセレクタ4は、複数あるセルアレイ1のビット線BLを択一的にセンスアンプ回路1の第1の入力端In1に接続し、あるいは、全てのビット線BLとセンスアンプ回路1の第1の入力端In1とを切断するものである。ただし、各トランジスタTR1、TR2、…がオフ状態にある場合であっても、図1中点線矢印で示すとおり、オフリーク電流Ileakc0、Ileakc1、…が流れる点に留意する必要がある。
レプリカカラムセレクタ5は、カラムセレクタ4と同様の構造になっており、複数のNMOSトランジスタTR4、TR5、…からなる回路である。したがって、レプリカカラムセレクタ5についても、図1中点線矢印で示すとおり、カラムセレクタ4と同程度のオフリーク電流Ileakr0、Ileakr1、…が生じる。
理想的な読み出し回路は、センスアンプ回路1のオフセット電流Ioffset(=|Ia―Ib|)=0μA、カラムセレクタ4の非選択トランジスタが流すオフリーク電流Ileakcnの総和ΣIleakcnとレプリカカラムセレクタ5の非選択トランジスタが流すオフリーク電流Ileakrnの総和ΣIleakrnとの差分電流ΔΣIleakn=0μAとなる。ここで、In1側のバイアス電流をIa、In2側のバイアス電流をIbとする。この場合、センスアンプ回路1の出力SAOUTは、単純に、選択メモリセルMCに流れるセル電流Icellとリファレンス電流源3を流れるリファレンス電流Irefを比較し、メモリセルMCが第1状態セルであるオンセル、すなわちIcell>Irefであれば“H”、逆にメモリセルMCが第2状態セルであるオフセル、すなわちIcell<Irefであれば“L”となる。
しかし、実際には、センスアンプ回路1のオフセット電流Ioffset及びカラムセレクタ4及びレプリカカラムセレクタ5の非選択トランジスタが流すオフリーク電流の総和(ΣIleakcnとΣIleakrn)の差分電流ΔΣIleaknを0μAにすることは困難である。そこで、これらの影響を考慮すると、センスアンプ回路1の第1及び第2の入力端In1、In2に流れる電流は、それぞれIcell+ΣIleakcn+Ia、Iref+ΣIleakrn+Ibとなる。この場合、後述のような誤動作が生じることになり問題となる。
つまり、選択メモリセルMCがオンセルの場合、Icell>Irefであり、本来センスアンプ回路1の出力SAOUTは“H”となるが、オフセット電流とオフリークの総和差分電流の和I0(=Ioffset+ΔΣIleakn)がIcell<Iref+I0を満たす場合には、入力端In2に流れる電流がIn1に流れる電流よりも大きくなる。その結果、センスアンプ回路1の出力SAOUTは“L”になってしまう。一方、選択メモリセルMCがオフセルの場合、Icell<Irefであり、本来センスアンプ回路1の出力SAOUTは“L”となるが、オフセット電流とオフリークの総和差分電流の和I1(=Ioffset’+ΔΣIleakn’)がIcell+I1>Irefを満たす場合には、入力端In1に流れる電流がIn2に流れる電流より大きくなる。その結果、センスアンプ回路1の出力SAOUTは“H”になってしまう。
補足ではあるが、カラムセレクタ4のオフリーク電流Ileakc0、Ileakc1、…が、IcellおよびIrefに比べ、無視できるほど小さい場合には、レプリカカラムセレクタ5は不要であり、この場合前述の問題は、オンセルの場合はIcell<Iref+(Ib−Ia)、オフセルの場合はIcell+(Ia−Ib)>Irefとして考えられる。
前述の問題(誤動作)を引き起こす条件を持っている製品は、出荷前テストで確実にスクリーニングをしなければならならず、そのためのテスト回路が必要となる。
テスト回路6は、外部から与えられるセンスアンプテストイネーブル信号SATSTENにより制御されるNMOSトランジスタTR7を介して接続され、所定の電流Itestaを流す読み出し回路テスト用電流源7と、外部から与えられるセンスアンプテストリファレンスイネーブル信号SATSTRENにより制御されるNMOSトランジスタTR8を介して接続され、所定の電流Itestbを流す読み出し用テスト用電流源8とから構成されている。テスト回路6は、センスアンプ回路1の第1及び第2の入力端In1、In2を流れる電流に所定の電流Itesta、Itestbを重畳的に与えるものであり、後述するセンスアンプ回路1のテストに用いられる。
(センスアンプ回路1のテスト方法)
次に、本半導体記憶装置の読み出し回路における動作マージン判定方法について説明する。
センスアンプ回路1のオフセット電流Ioffsetのうち、In1側のバイアス電流IaよりもIn2側のバイアス電流Ibの方が大きい場合をオフセット電流ΔIba(=Ib−Ia)とすると、選択メモリセルMCがオンセルの場合に確実に読み出し動作ができるためには、最悪の条件として、Icell>Iref+ΔIba+(ΣIleakrn−ΣIleakcn)の関係が成立しなければならない。一方、センスアンプ回路1のオフセット電流Ioffsetのうち、In2側のバイアス電流IbよりもIn1側のバイアス電流Iaの方が大きい場合をオフセット電流ΔIab(=Ia−Ib)とすると、選択メモリセルMCがオフセルの場合に確実に読み出し動作ができるためには、最悪の条件として、Icell+ΔIab+(ΣIleakcn−ΣIleakrn)<Irefの関係が成立しなければならない。したがって、出荷する半導体記憶装置が確実に正常動作するためには、選択メモリセルMCがオンセル及びオフセルの場合において、それぞれ(1)及び(2)式の条件を具備する半導体記憶装置をスクリーニングする必要がある。
Figure 2010055679
Figure 2010055679
そこで、以下において、上記(1)、(2)式を具備する個体だけをスクリーニングする方法について説明する。
始めに、Itesta≦Max[ΔIba+(ΣIleakrn−ΣIleakcn)]及びItestb≦Max[ΔIab+(ΣIleakcn−ΣIleakrn)]を満たすテスト電流Itesta及びItestbを評価により決定する。ここで、Max[]は、センスアンプ回路1が正常動作するための許容最大電流を表している。
続いて、カラムセレクタ4及びレプリカカラムセレクタ5のNMOSトランジスタTRを全てオフ状態にした上で、センスアンプテストイネーブル信号SATSTEN=“H”、センスアンプテストリファレンスイネーブル信号SATSTREN=“L”に設定し、テスト電流Itestaが第1の入力端In1に流れる状態にする。ここで、Itesta>ΔIba+(ΣIleakrn−ΣIleakcn)となっているテスト個体があれば、センスアンプ回路1の出力SAOUTが“H”となり、Itesta≦ΔIba+(ΣIleakrn−ΣIleakcn)となっているテスト個体があれば、センスアンプ回路1の出力SAOUTが“L”となるので、センスアンプ回路1の出力SAOUTが“L”であれば、上記(1)式を具備していることになる。
続いて、カラムセレクタ4及びレプリカカラムセレクタ5のNMOSトランジスタTRを全てオフ状態にした上で、センスアンプテストイネーブル信号SATSTEN=“L”、センスアンプテストリファレンスイネーブル信号SATSTREN=“H”に設定し、テスト電流Itestbが第2の入力端In2に流れる状態にする。ここで、Itestb>ΔIab+(ΣIleakcn−ΣIleakrn)となっているテスト個体があれば、センスアンプ回路1の出力SAOUTが“L”となり、Itestb≦ΔIab+(ΣIleakcn−ΣIleakrn)となっているテスト個体があれば、センスアンプ回路1の出力SAOUTが“H”となるので、センスアンプ回路1の出力SAOUTが“H”であれば、上記(2)式を具備していることになる。
以上の工程により、(1)、(2)式を具備する個体をスクリーニングすることができる。
この方法によれば、実際に使用されるデータ読み出し部分をそのまま使用できるため、判定結果の信頼性が高い。また、テスト電流Itesta及びItestbを調整可能とすることができるため、判定基準を自由に設定することが可能である。さらに、センスアンプ回路1の出力SAOUTの状態を見るだけで判定結果を得ることができるため、センスアンプ回路1のオフセット電流ΔIab、ΔIbaやカラムセレクタ4及びレプリカカラムセレクタ5のオフリーク電流Ileakcn及びIleakrnを計測する必要がなく、迅速に判定することができる。
(テストシステムの構成)
次に、上記テストをするためのシステムについて説明する。
図2は、上記半導体記憶装置を用いたシステムの概略図である。
このシステムは、PADを有するチップ10と、チップ10のPADに対してテスト電流Itesta及びItestbを与えるテスタ11からなる。
チップ10は、図1に示す半導体記憶装置の他、NMOSトランジスタTR9からなるメモリマクロ9を含んでいる。NMOSトランジスタTR9は、ソースが接地線Vss、ドレインがPAD、ゲートが読み出し回路テスト用電流源7及び8を構成するNMOSトランジスタのゲートにそれぞれ接続されている。また、NMOSトランジスタTR9のゲートとドレインも接続されている。つまり、読み出し回路テスト用電流源7及び8と、NMOSトランジスタTR9は、カレントミラー回路を構成していることになる。したがって、テスタ11から与えた所望の電流をPADを介してNMOSトランジスタTR9に流すことで、読み出し回路テスト用電流源7及び8に、所望のテスト電流Itesta及びItestbを流すことができる。つまり、外部から直接的にテスト電流Itesta及びItestbを調整することができる。
(他のテストシステムの構成)
図3は、上記半導体記憶装置を用いた他のシステムの概略図である。
このシステムは、PADを有するチップ10´と、チップ10´のPADに対してデジタル信号を与えるテスタ11´からなる。
チップ10´は、図1に示す半導体記憶装置の他、バイアス回路12からなるメモリマクロ9´を含んでいる。バイアス回路12は、読み出し回路テスト用電流源7及び8を構成するNMOSトランジスタのゲートにバイアス電圧を供給するもので、PADを介してテスタ11´から与えられるデジタル信号によって制御される。この構成によれば、テスタ11´からのデジタル信号により所望のテスト電流Itesta及びItestbを得ることができるため、電子計算機などからの操作に適したシステムである。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、カラムセレクタ4、レプリカカラムセレクタ5のオフリーク電流Ileakc、Ileakrのみを考慮して回路構成及びこれを用いた読み出し回路における動作マージン判定方法を示した。
しかし、非選択ビット線BLに流れるオフリーク電流Ileakcの他、選択ビット線BLであっても、その選択ビット線BLに接続された非選択メモリセルMCにおいてビット線リーク電流Ibl−leakcが生じる。そこで、以下において、このビット線リーク電流Ibl−leakcを考慮した半導体記憶装置及びそのテスト方法を示す。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し回路部分を示す回路図である。以下、図1と同一の構成要素については、同一符号、同一記号で示す。
この半導体記憶装置は、リファレンス電流源3がレプリカカラムセレクタ5を介さずにセンスアンプ回路1の第2の入力端に接続されている点、及びレプリカカラムセレクタ5を介してセンスアンプ回路1の第2の入力端に接続されたレプリカセルアレイ113がある点を除き、図1と同様である。
レプリカセルアレイ113は、レプリカカラムセレクタ5のNMOSトランジスタTR4のソースに接続されたレプリカビット線RBLを有し、レプリカビット線RBLには、メモリセルMCと同じ複数のレプリカメモリセルRMCが設けられている。
次に、この半導体記憶装置を使用したスクリーニングについて説明する。
本実施形態におけるスクリーニングは、後述するテスト電流Itesta、Itestbの決定方法を除き、第1の実施形態と同様である。
テスト電流Itesta、Itestbの決定は、リファレンス電流源3をオフ、所定のビット線BL0に接続されたカラムセレクタ4のNMOSトランジスタTR1をオン、レプリカビット線RBLに接続されたレプリカカラムセレクタ5のNMOSトランジスタTR4をオン、NMOSトランジスタTR1、TR4以外のNMOSトランジスタをオフした状態で評価する。その際のテスト電流Itesta及びItestbは、それぞれItesta≦Max[ΔIba+(Ibl‐leakr−Ibl‐leakc)+(ΣIleakrn−ΣIleakcn)]及びItestb≦Max[ΔIab+(Ibl‐leakc−Ibl‐leakr)+(ΣIleakcn−ΣIleakrn)]を満たすように決定する。
続いて、カラムセレクタ4のNMOSトランジスタTRのうちのどれか一つだけをオン状態とし、TR4を除くレプリカカラムセレクタ5のNMOSトランジスタTRを全てオフ状態にし、さらにレプリカビット線上のメモリセルMCを含むすべてのメモリセルMCのワード線WLを非選択状態にした上で、センスアンプテストイネーブル信号SATSTEN=“H”、センスアンプテストリファレンスイネーブル信号SATSTREN=“L”に設定し、テスト電流Itestaが第1の入力端に流れる状態にする。ここでセンスアンプ回路1の出力SAOUTが“L”となる個体を不良とする。
続いて、カラムセレクタ4のNMOSトランジスタTRのうちのどれか一つだけをオン状態とし、TR4を除くレプリカカラムセレクタ5のNMOSトランジスタTRを全てオフ状態にし、さらにレプリカビット線上のメモリセルMCを含むすべてのメモリセルMCのワード線WLを非選択状態にした上で、センスアンプテストイネーブル信号SATSTEN=“L”、センスアンプテストリファレンスイネーブル信号SATSTREN=“H”に設定し、テスト電流Itestbが第2の入力端に流れる状態にする。ここでセンスアンプ回路1の出力SAOUTが“H”となる個体を不良とする。
以上の工程により、センスアンプ回路1のオフセット電流ΔIab(ΔIba)、カラムセレクタ4のオフリーク電流Ileakcだけでなく、ビット線リーク電流Ibl−leakcをも考慮したスクリーニングをすることができる。
[第3の実施形態]
図5は、本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し回路部分を示す回路図である。
この半導体記憶装置は、図1に示す半導体記憶装置に対し、外部から与えられるバイアストリミング信号によりリファレンス電流源3をトリミングするバイアス回路214を付加させたものある。このバイアス回路214の出力は、リファレンス電流源3の他、読み出し回路テスト用電流源7及び8にも共通に供給されているため、これら読み出し回路テスト用電流源7及び8を、リファレンス電流源3と連動してトリミングすることができる。
本実施形態によれば、共通のバイアス回路214からリファレンス電流Iref、テスト電流Itesta、Itestbを制御することができるため、リファレンス電流Irefのトリミング結果をテスト電流Itesta、Itestbのトリミングにもフィードバックさせることができる。つまり、リファレンス電流源3ばかりでなく、読み出し回路テスト用電流源7及び8も含め、常に最適な電流トリミングができる。
[第4の実施形態]
第1〜第3の実施形態は、セル電流Icell及びリファレンス電流Iref以外の外乱電流の影響による誤読み出しが生じ得る個体を判定することに適した半導体記憶装置及びそれを使用したスクリーニング方法について説明した。
しかし、読み出し回路テスト用電流源7及び8を実際の半導体記憶装置の読み出しの際にも動作させることで誤読み出しの防止効果も得ることができる。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置を示すブロック図である。
この半導体記憶装置は、読み出し回路テスト用電流源7及び8の替わりに外乱電流相殺用電流源307及び308が設けられている。また、これら外乱電流相殺用電流源307及び308を制御するバイアス回路314、このバイアス回路314に与えるトリミング値が記憶されるトリミング値記憶領域317、センスアンプ回路1の出力SAOUTと期待値とを比較する期待値比較部315、これらバイアス回路314、トリミング値記憶領域317及び期待値比較部315を制御する制御回路316を備える。なお、これら外乱電流相殺用電流源307及び308は、読み出し回路テスト用電流源7及び8と同じものである。
次に、外乱電流相殺用電流Icompa、Icompbの調整方法について説明する。
始めに、全てのビット線BLを非選択にしたり、あるいは、選択ビット線BLに接続された全てのメモリセルMCを非選択にする。これにより、センスアンプ回路1の第1及び第2の入力端には、外乱電流のみが流れる。
続いて、制御回路316から期待値比較回路315に対して、メモリセルMCがオンセルで通常読み出しをした場合のセンスアンプ回路1の出力期待値(以下、「第1の期待値」とする)を設定する。
続いて、外乱電流相殺用電流源307、308をオフした状態で読み出し動作を行う。そして、第1の期待値とセンスアンプ回路1の出力SAOUTを比較し、一致しなかった場合は、外乱電流相殺用電流源307をオンさせ、所定の電流をバイアス回路314から与えた上で再び読み出し動作を行う。その上で、第1の期待値とセンスアンプ回路1の出力SAOUTを比較し、これらが一致するまで、外乱電流相殺用電流Icompaを増やしつつ読み出し動作を繰り返す。その結果、第1の期待値と出力SAOUTが一致した場合、その時点のバイアス設定値を第1のバイアス設定値としてトリミング値記憶領域317に記憶させておく。
続いて、制御回路317から期待値比較回路315に対して、メモリセルMCがオフセルで通常読み出しをした場合のセンスアンプ回路1の出力期待値(以下、「第2の期待値」とする)を設定する。
続いて、外乱電流相殺用電流源308をオンさせ、所定の電流をバイアス回路314から与えた上で読み出し動作を行う。そして、第2の期待値とセンスアンプ回路1の出力SAOUTを比較し、これらが一致するまで、外乱電流相殺用電流Icompbを増やしつつ読み出し動作を繰り返す。その結果、第2の期待値と出力SAOUTが一致した場合、その時点のバイアス設定値を第2のバイアス設定値としてトリミング値記憶領域317に記憶させておく。
以上により得られた、第1及び第2のバイアス設定値により外乱相殺用電流源307及び308を動作させることで、半導体記憶装置の読み出し動作時の誤読み出しを抑制することができる。
本実施形態によれば、外乱電流の影響に対するテスト回路をそのまま用いて、実際の半導体記憶装置の読み出し時の誤動作を軽減させることができる。
[その他]
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、センスアンプ回路でセル電流とリファレンス電流を比較し、データ読み出しを行う半導体記憶装置であれば適用することができる。また、上記実施形態ではNOR型のフラッシュメモリに本発明を適用したが、NAND型のフラッシュメモリ等他のタイプの半導体記憶装置に本発明を適用することもできる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し回路部分を示す回路図である。 同半導体記憶装置を用いたシステムのブロック図である。 同半導体記憶装置を用いた他のシステムのブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し回路部分を示す回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置の読み出し回路部分を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置のブロック図である。
符号の説明
1・・・センスアンプ回路、2・・・セルアレイ、3・・・リファレンス電流源、4・・・カラムセレクタ、5・・・レプリカカラムセレクタ、6・・・テスト回路、7、8・・・読み出し回路テスト用電流源、9、9´・・・メモリマクロ、10、10´・・・チップ、11、11´・・・テスタ、12、214、314・・・バイアス回路、113・・・レプリカセルアレイ、307、308・・・外乱電流相殺用電流源、315・・・期待値比較、316・・・制御回路、317・・・トリミング値記憶領域、BL・・・ビット線、In・・・センスアンプ回路1の入力端、MC・・・メモリセル、RBL・・・レプリカビット線、RMC・・・レプリカメモリセル、TR・・・NMOSトランジスタ。

Claims (5)

  1. 第1及び第2の入力端を備え、前記第1及び第2の入力端を流れる電流を比較し、その結果を出力するセンスアンプ回路と、
    前記第1の入力端に接続され、メモリセルを流れるセル電流を前記第1の入力端に流す第1のゲート回路と、
    前記第2の入力端に前記セル電流のレベル検知の基準となるリファレンス電流を流すリファレンス電流源と、
    前記第2の入力端に接続された、前記第1のゲート回路のレプリカ回路である第2のゲート回路と、
    前記第1の入力端に第1状態セル読み出し時のオフセット分に相当する第1の電流を流す第1の電流源と、
    前記第2の入力端に第2状態セル読み出し時のオフセット分に相当する第2の電流を流す第2の電流源と
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1の電流源は、前記第2の入力端に流れる第2のバイアス電流から前記第1の入力端に流れる第1のバイアス電流を引いた差分と、前記第2のゲート回路のオフリーク電流から前記第1のゲート回路のオフリーク電流を引いた差分とを加えた電流の、前記センスアンプ回路が正常動作する最大許容値と等しいか、それより小さい電流を前記第1の電流として流し、
    前記第2の電流源は、前記第1のバイアス電流から前記第2のバイアス電流を引いた差分と、前記第1のゲート回路のオフリーク電流から前記第2のゲート回路のオフリーク電流を引いた差分とを加えた電流の、前記センスアンプ回路が正常動作する最大許容値と等しいか、それより小さい電流を前記第2の電流として流す
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記リファレンス電流源と第1及び第2の電流源を共通に制御するバイアス回路を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記リファレンス電流の電流値を調整する前記バイアス回路の制御情報を記憶する制御情報記憶部を備え、
    データ読み出し時において、前記バイアス回路が前記制御情報記憶部の制御情報に基づいて前記第1及び第2の電流源を制御する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体記憶装置に対し、
    前記第1及び第2のゲート回路をオフした状態で、前記第1の電流源の予め設定された電流を流し、前記センスアンプ回路から第1の期待値が出力されることを確認する工程と、
    前記第1及び第2のゲート回路をオフした状態で、前記第2の電流源の予め設定された電流を流し、前記センスアンプ回路から第2の期待値が出力されることを確認する工程と
    からなる半導体記憶装置の検査方法。
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