JP2010049931A - ダイレクトメタノール型燃料電池、およびダイレクトメタノール型燃料電池用カソード - Google Patents
ダイレクトメタノール型燃料電池、およびダイレクトメタノール型燃料電池用カソード Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 十分なガスネットワークを有し、高い水素イオン伝導性を有するカソード触媒層を備えたダイレクトメタノール型燃料電池用カソードを提供する。
【解決手段】 貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末、および表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有するカソード触媒層を含むカソードである。前記カソード触媒層は、直径3nm〜10μm以下の細孔を有し、前記細孔の全体積の40〜70%は、直径50nm〜10μmの細孔であることを特徴とする。
【選択図】 図4
【解決手段】 貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末、および表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有するカソード触媒層を含むカソードである。前記カソード触媒層は、直径3nm〜10μm以下の細孔を有し、前記細孔の全体積の40〜70%は、直径50nm〜10μmの細孔であることを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
本発明は、ダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)、およびダイレクトメタノール型燃料電池用カソードに関する。
DMFCにおいては、電池内で水素やメタノール等の燃料を電気化学的に酸化させることにより、燃料の化学エネルギーを電気エネルギーに直接変換して取り出される。
DMFCでは、電池出力の向上を図るために、燃料の供給と発生した反応物の移動とのバランスを保つ構造が求められる。フッ素樹脂、シリコーン樹脂およびポリエチレン等の撥水性材料含有層を、燃料極または酸素極内に設けることによって、こうした構造が可能となることが示されている(例えば特許文献1参照)。また、ガス拡散電極でのガス透気度と保湿性とを両立させる構造を備えた固体高分子電解質膜形燃料電池も知られている。
電極での反応の結果、カソード触媒層では多量の水が生成されるので、触媒層は反応ガスの拡散を阻害しない構造であることが必要とされる。従来は、撥水性粒子を混入してカソード触媒層を濡れ難くすることにより、生成水の逸散性の向上を図っていた。しかしながら、撥水性粒子を含有させるとカソード触媒層は濡れ難くなるものの、電解質ネットワークが崩れてしまうおそれが高い。
表面に撥水処理を施したカーボン粉末を導入して燃料ガスの拡散供給パスを確保することによって、フラッディングを抑制することは可能とされている。しかしながら、燃料ガスの拡散供給パスが十分に確保されない場合もある。これは、触媒層の細孔構造が、カーボン種類、撥水処理カーボン粉末の量、カーボン粉末と撥水材とのディスパージョンの粘度などに大きく依存するためである。触媒層の重量に対する撥水材の比率などを制御するだけでは、燃料ガスの拡散供給パスを十分に確保することが困難である。電解質ネットワークを維持しつつ、生成水の散逸性を十分に確保したカソード触媒層を有するDMFCは、未だ得られていないのが現状である。
触媒層の細孔構造は、細孔直径数十μm周辺を境として、一次粒子間の気孔に相当する細孔(一次孔)と、凝集体間で形成される大きな気孔(二次孔)とに分類される。電極中の触媒利用率や電解質による細孔占有率から、前述の2種類の細孔別の電解質の占有率が求められる。一次孔が主に電解質ネットワークとして寄与し、二次孔が反応ガスのネットワークとして寄与しているといわれている。より効果的な反応ガスの拡散性を得るために、反応ガスの拡散性に寄与する二次孔の空間率を高めることが重要である。
低空気送気量によるカソード性能を確認することは、反応ガスの拡散性を確認する有効な方法であり、低空気送気量でも高性能が得られるDMFC用カソードが求められる。
特開2001−283875号公報
本発明は、十分なガスネットワークを有し、高い水素イオン伝導性を有するカソード触媒層を備えたダイレクトメタノール型燃料電池を提供することを目的とする。また、本発明は、低空気送気量でも高活性が得られるダイレクトメタノール型燃料電池用カソードおよびこれを用いたダイレクトメタノール型燃料電池を提供することを目的とする。
本発明の一態様にかかるダイレクトメタノール型燃料電池用カソードは、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末、および表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有するカソード触媒層を含み、前記カソード触媒層は直径3nm以上10μm以下の細孔を有し、前記細孔の全体積の40%以上70%以下は、直径50nm以上10μm以下の細孔であることを特徴とする。
本発明の一態様にかかるダイレクトメタノール型燃料電池用カソードは、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末と、1重量%以上10重量%以下で配合され、表面に撥水材を有するカーボン材と、前記表面に撥水材を有するカーボン材の重量の5%以上を占める炭素繊維とを含有し、直径3nm以上10μm以下の細孔を有するカソード触媒層を含むことを特徴とする。
本発明の他の態様にかかるダイレクトタノール型燃料電池は、燃料極、酸化剤極、および前記燃料極と酸化剤極とに挟持された電解質膜を具備し、前記酸化剤極は、前述のダイレクトメタノール型燃料電池用カソードからなることを特徴とする。
本発明によれば、十分なガスネットワークを有し、高い水素イオン伝導性を有するカソード触媒層を備えたダイレクトメタノール型燃料電池が提供される。また、本発明によれば、低空気送気量でも高活性が得られるダイレクトメタノール型燃料電池用カソード、およびこれを用いたダイレクトメタノール型燃料電池が提供される。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。図面においては、同一の部分には同一の符号を付し、重複する記載は省略する。また、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものと異なる。さらに、図面相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
図1に示すように、一実施形態にかかるダイレクトメタノール型燃料電池(DMFC)のセル100においては、アノード触媒層20とカソード触媒層30とにより電解質膜10が挟持されて、CCM(Catalyst Coated Membrane)25が構成される。アノード触媒層20の外側には、アノードMPL(緻密撥水層)付GDL層(ガス拡散層)110が配置され、カソード触媒層30の外側には、カソードMPL80およびカソードGDL層90が順次配置される。
アノードMPL付GDL層110、アノード触媒層20、電解質膜10、カソード触媒層30、カソードMPL80、およびカソードGDL90を含む積層体は、膜電極複合体(MEA:Membrane electrode assembly)と称される。
GDL層90および110は、一般に多孔質導電性材料から構成され、集電体としての機能も有する。アノードMPL付GDL層110は、アノード触媒層20へ液体燃料を供給し、カソードGDL層90はカソード触媒層30へ酸化剤ガスを供給する。
アノード触媒層20およびカソード触媒層30は、通常、触媒活性物質と導電性物質とプロトン伝導性物質とを含有する多孔質層から構成される。例えば、導電性物質を担持体とした担持触媒と、プロトン伝導性物質とを含む多孔質層によって、触媒層を構成することができる。
なお、触媒層とGDL層との組み合わせが電極と称される。アノード触媒層20とアノードMPL付GDL層110とを燃料極(アノード電極)と称し、カソード触媒層30とカソードMPL80およびカソードGDL層90とを酸化剤極(カソード電極)と称する。
上述したような構成のDMFCが動作される際には、液体燃料貯蔵部(図示せず)から、メタノール水溶液がアノード側の電極に供給される。カソード触媒層30には、酸化剤としての空気が供給される。アノード触媒層20においては、下記反応式(1)で表わされる触媒反応が生じ、カソード触媒層30においては、下記反応式(2)で表わされる触媒反応が生じる。こうした反応が生じることから、触媒層は反応層とも呼ばれている。
CH3OH+H2O → CO2+6H++6e- ・・・(1)
6H++(3/2)O2+6e- → 3H2O ・・・(2)
アノード触媒層20では、メタノールと水とが反応して、二酸化炭素、プロトンおよび電子が生成される。プロトンは、電解質膜10を通過してカソード電極に到達する。一方、カソード触媒層30では、酸素およびプロトンに加えて、外部回路を経由してカソード触媒層30に到達した電子が結合して、水が生成される。
6H++(3/2)O2+6e- → 3H2O ・・・(2)
アノード触媒層20では、メタノールと水とが反応して、二酸化炭素、プロトンおよび電子が生成される。プロトンは、電解質膜10を通過してカソード電極に到達する。一方、カソード触媒層30では、酸素およびプロトンに加えて、外部回路を経由してカソード触媒層30に到達した電子が結合して、水が生成される。
この際、アノード電極およびカソード電極を外部回路に接続しておけば、発生した電子により電力を取り出すことができる。生成した水は、カソード電極から系外へ放出される。一方、アノード電極で発生した二酸化炭素は、液体燃料を直接セルに供給する場合には燃料液相中を拡散し、ガスのみを透過するガス透過膜を介して燃料電池セルの系外へ排出される。
このような構成の燃料電池において優れた電池特性を得るためには、それぞれの電極に、適量の燃料がスムーズに供給されることが求められる。また、触媒活性物質とプロトン伝導性物質と燃料との三相界面において、電極触媒反応が迅速に生じることも必要である。さらに、電子およびプロトンをスムーズに移動させることに加えて、反応生成物を迅速に排出することが求められる。
本発明の実施形態にかかるDMFCにおける電解質膜10は、例えば、所定の寸法のパーフルオロカーボンスルホン酸膜に、過酸化水素および硫酸で前処理を施すことによって作製することができる。パーフルオロカーボンスルホン酸膜としては、例えば、Nafion(商標)112(Dupont社)が挙げられる。こうしたパーフルオロスルホン酸膜は、所定の寸法に切断して用いられる。電解質膜の寸法は、例えば縦10〜100mm横10〜100mm程度とすることができる。
アノード触媒層20は、主として、メタノールおよび水のプロトン、電子および二酸化炭素への反応を促進するために用いられ、アノード触媒層材料をPTFEシートに塗布し、乾燥して作製することができる。アノード触媒としては、例えば、カーボン担持されていないPtRu合金触媒(Johnson & Matthey社製、PtRu Black HiSPEC6000)の他に、触媒貴金属が担持されたカーボン粉末(担持触媒)を用いることも可能である。アノード触媒層材料は、例えばこれらの触媒粉末に水を加え、よく撹拌した後、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldrich SE−29992 Nafion(商標)重量5wt%)に代表されるプロトン伝導性の溶液と有機溶媒を加え、混合分散して調製することができる。
有機溶媒としては、例えば、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール、およびエタノール等が挙げられる。こうした有機溶媒は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。分散処理は、一般的に使用されている分散機(ボールミル、サウンドミル、ビーズミル、ペイントシェーカー、ナノマイザーなど)を用いて行なうことができる。
触媒微粒子としては、本実施形態ではPt系合金触媒を採用する。Pt系合金触媒としては、例えばPtRu合金、PtRuSnおよびPtFeなどを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。活性サイト密度および安定性を考慮すると、平均直径2〜5nm程度の触媒微粒子が好ましい。触媒微粒子は、任意の手法によりカーボン粉末に担持させることができる。例えば、固相反応法、固相−液相反応法、液相法、および気相法などが挙げられる。液相法としては、含浸法、沈殿法、共沈法、コロイド法、およびイオン交換法のいずれの手法を採用してもよい。また、カーボン担持触媒(カーボンナノホーンやナノチューブを含む)に加え、他の担持触媒を用いてもよい。
乾燥後のアノード触媒層20には、1〜10mg/cm2程度の量(Loading量)で触媒が含有されていることが望まれる。
カソード触媒層30は、主として、プロトン、電子および酸素の水への反応を促進するために用いられる。本発明の一実施形態にかかるDMFCにおいては、カソード触媒層30は、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末(以下、電解質で被覆された貴金属担持カーボン粉末触媒とする)、および表面に撥水材を有するカーボン粉末から構成される。
図2には、カソード触媒層30の構成を模式的に示す。カーボン粉末50bの表面が撥水材50aで被覆されて、表面に撥水材を有するカーボン粉末50が構成される。また、カーボン粉末60bに貴金属触媒60aが担持され、表面の少なくとも一部が水素イオン伝導性高分子電解質60cで被覆されて、電解質で被覆された貴金属担持カーボン触媒60が構成される。表面に撥水材を有するカーボン粉末50、および電解質で被覆された貴金属担持カーボン触媒60は、一次粒子と称することができる。こうした一次粒子が集まって、一つの凝集体40が形成される。凝集体40においては、一次粒子間に細孔70が形成され、この細孔は上述した一次孔に相当する。
貴金属触媒が担持されたカーボン粉末としては、例えば、E−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%PtonVulcanXC−72R)、田中貴金属社製のTEC10E70TPM等が挙げられる。触媒微粒子の材料としてはPt系貴金属触媒を使用することが望ましいが、これらに限定されるものではない。活性サイト密度および安定性を考慮すると、平均直径2〜5nm程度の触媒微粒子が好ましい。
触媒微粒子は、任意の手法によりカーボン粉末に担持させることができる。例えば、固相反応法、固相−液相反応法、液相法、および気相法などが挙げられる。液相法としては、含浸法、沈殿法、共沈法、コロイド法、およびイオン交換法のいずれの手法を採用してもよい。また、カーボン担持触媒(カーボンナノホーンやナノチューブを含む)に加え、他の担持触媒を用いてもよい。触媒微粒子が担持されるカーボン粉末の平均粒子径は、20〜80nm程度が好ましい。
水素イオン伝導性高分子電解質としては、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldich SE−20092、Nafion(商標)重量5wt%)、ダウケミカル社製のイオン交換樹脂、その他イオン性共重合体(アイオノマー)等を用いることができる。
撥水材としては、好ましくは撥水性有機合成樹脂、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ペルフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリフッ化ビニル(PVF)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、およびアモルファスフッ素樹脂などが挙げられる。
こうした撥水材で被覆されるカーボン粉末としては、例えば、高導電性カーボンブラック(ケッチェンブラック)、ファーネスブラック(バルカンXC)、アセチレンブラックを用いることができる。適度な比表面積、細孔容量を維持するためには、カーボン粉末の平均粒子径は、20〜80nm程度が好ましい。カーボン粉末の平均粒子径は、例えば、X線回折における触媒金属の回折ピークの半値幅より求められる結晶子径とすることができる。あるいは、透過型電子顕微鏡像より調べられる触媒金属の粒子径の平均値等から、カーボン粉末の平均粒子径を算出することができる。
上述した成分を含有するカソード触媒層の作製にあたっては、まず、カーボン粉末と撥水材とを混合し、所定の温度で焼成して表面に撥水材を有するカーボン粉末(撥水材被覆カーボン粉末)を得る。焼成温度は、撥水材の種類等に応じて適宜決定することができるが、通常、150〜360℃程度である。焼成後には、乳鉢等を用いて20〜100nm程度の寸法に粉砕する。
カーボン粉末の表面全体が完全に撥水材で覆われていれば、撥水材の効果が十分に発揮されるが、必ずしもこれに限定されるものではない。撥水材の効果が損なわれなければ、カーボン粉末の表面の一部が露出していてもよい。
粉砕された撥水材被覆カーボン粉末、貴金属触媒を担持したカーボン粉末、および水素イオン伝導性高分子電解質を有機溶媒とともに混合し、分散してカソード触媒層材料を調製する。
有機溶媒としては、例えば、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール、およびエタノール等が挙げられる。こうした有機溶媒は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。分散処理は、一般的に使用されている分散機(ボールミル、サウンドミル、ビーズミル、ペイントシェーカー、ナノマイザーなど)を用いて行なうことができる。
得られたカソード触媒層材料をPTFEシートに塗布し、乾燥してカソード触媒層が作製される。乾燥後のカソード触媒層には、1〜5mg/cm2程度の量(Loading量)で触媒が含有されていることが望まれる。
本実施形態においては、カソード触媒層30は、直径3nm〜10μmの細孔を有し、この細孔の全体積の40〜70%は、直径50nm〜10μmの細孔で占められる。直径50nm〜10μmの細孔は、ガスネットワークとして寄与するので、その含有量が細孔の全体積の40%未満の場合には効果が得られない。一方、適切な細孔分布が得られないことから、その上限は細孔の全体積の70%に規定される。
カソード触媒層における直径50nm〜10μmの細孔において、直径50nm〜10μmの細孔の全体積の50〜80%が、表面に撥水材を有するカーボン粉末による細孔であることが好ましい。表面に撥水材を有するカーボン粉末の作用によって、反応ガスの拡散性が高められる。
「表面に撥水材を有するカーボン粉末による細孔」の割合は、以下の手順で求めることができる。まず、参照触媒として、電解質で被覆された貴金属担持カーボン触媒60のみの触媒を準備する。この参照触媒の直径x1〜x2(例えばx1=50nm、x2=10μm)の細孔の体積を測定し、これを測定値Aとする。次に、表面に撥水材を有するカーボン粉末50と電解質で被覆された貴金属担持カーボン触媒60を混合したカソード触媒を調製する。このカソード触媒の直径x1〜x2の細孔を測定して、測定値Bとする。
2つの測定値の差(ΔP=B−A)に対応する細孔を、「表面に撥水材を有するカーボン粉末による細孔」と称する。
したがって、(R=(B−A)/B×100)で表わされるRの値が50%以上80%以下であることが、「カソード触媒層における直径x1〜x2の細孔において、直径x1〜x2の細孔の全体積の50〜80%が、表面に撥水材を有するカーボン粉末による細孔である」に対応する。
また、撥水材を有するカーボン粉末は、カソード触媒層の全重量の1〜10%の量で含有されることが好ましい。少なすぎる場合には効果が得られず、過剰に含まれた場合にはプロトンのネットワークの切断、あるいは、撥水材の有する絶縁性による電子伝導性の低下という不都合が生じることから、撥水材の含有量は、カソード触媒層の全重量の1〜5%であることが好ましい。
アノード触媒層およびカソード触媒層は、それぞれPTFEシートに載置した状態で、所定の寸法に切断する。切断されたアノード触媒層20およびカソード触媒層30を電解質膜10に当接して熱圧着する。寸法は、例えば縦10〜100mm横10〜100mm程度とすることができる。その後、PTFEシートを除去することによって、電解質膜10をアノード触媒層20およびカソード触媒層30で挟持することができる。こうして得られる積層体が、CCM25となる。
CCM25のアノード触媒層20の上には、アノードMPL付GDL層110を設ける。アノードMPL付GDL層におけるアノードMPLは、一般的には、撥水性材料と導電性材料とを含むスラリーを用いて形成される。撥水性材料としては、撥水性有機合成樹脂が好ましく、具体的には、PTFE、PFA、FEP、PCTFE、PVDF、PVF、およびETFEなどが挙げられる。導電性材料としては、例えば、ファーネスブラック、アセチレンブラック、および黒鉛化ブラックなどの導電性カーボンが好適である。
アノードGDLの基材としては、炭素を母体とした任意の多孔質シート状支持体を用いることができ、通常は繊維が含有された多孔質基材である。繊維としては、導電性および耐食性を有するカーボン繊維が好適であるが、これに限定されない。メタノールクロスオーバーを抑制するために、アノードGDL厚さは200μm以上であることが好ましく、250μm以上であることがより好ましい。燃料電池の基本的特性を良好に保つためには、アノードGDL厚さは500μm以下であることが好ましく、400μm以下であることがより好ましい。
アノードMPL付きGDL層110の外側には、液体燃料(メタノール)を供給する燃料供給手段(図示せず)が設けられる。メタノール燃料の濃度は、0.5〜3Mが好ましく、0.5〜2Mがより好ましい。
一方、CCM25のカソード触媒層30の上には、カソードMPL80およびカソードGDL層90が順次設けられる。カソードMPL80は、電子伝導性を有するカーボンと前述の撥水性有機合成樹脂により構成することができ、カソードGDL層90は、カーボンペーパー、あるいはカーボン繊維により構成することができる。カソードGDL層90の外側には、カソードGDL層90に酸化剤ガスとしての空気を供給する酸化剤ガス供給手段(図示せず)が配置される。
本実施形態にかかるDMFCに含有されるカソード触媒層は、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末に加えて、表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有し、直径3nm〜10μmの細孔を有する。こうした細孔の全体積の40〜70%は、直径50nm〜10μmの細孔によって占められる。
本実施形態にかかるDMFCに含有されるカソード触媒層は、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末に加えて、表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有し、直径3nm〜10μmの細孔を有する。こうした細孔の全体積の40〜70%は、直径50nm〜10μmの細孔によって占められる。
これらの条件を全て満たしているので、十分なガスネットワークとともに、高い水素イオン伝導性を確保したカソード触媒層を作製することが可能となった。その結果、触媒利用率が高められて十分な電池出力を確保することができ、高い出力を有するダイレクトメタノール型燃料電池が得られた。
次に、本発明の他の実施形態にかかるDMFCについて説明する。他の実施形態にかかるDMFCは、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末と、1〜10重量%で配合され、表面に撥水材を有するカーボン粉末と、前記表面に撥水材を有するカーボン粉末の重量の5%以上を占める炭素繊維とを含有するカソード触媒層を含む酸化剤極を具備する。かかるカソード触媒層は、直径3nm〜10μmの細孔を有する。すなわち、本発明の一実施形態にかかるダイレクトメタノール型燃料電池用カソードによって、酸化剤極が構成される。
図3には、かかるカソード触媒層の構成を模式的に示す。表面に撥水材を有するカーボン材150と、電解質で被覆された触媒160とによって、凝集体140が形成される。表面に撥水材を有するカーボン材150は、カーボン粉末とともに所定の量の炭素繊維を含む。
貴金属触媒が担持されたカーボン粉末としては、例えば、E−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%PtonVulcanXC−72R)、田中貴金属社製のTEC10E70TP等が挙げられる。触媒微粒子の材料としては、Pt系貴金属触媒を使用することが望ましいが、これらに限定されるものではない。活性サイト密度および安定性を考慮すると、平均直径2〜5nm程度の触媒微粒子が好ましい。
触媒微粒子は、任意の手法によりカーボン粉末に担持させることができる。例えば、固相反応法、固相−液相反応法、液相法、および気相法などが挙げられる。液相法としては、含浸法、沈殿法、共沈法、コロイド法、およびイオン交換法のいずれの手法を採用してもよい。また、カーボン担持触媒(カーボンナノホーンやナノチューブを含む)に加え、他の担持触媒を用いてもよい。
触媒微粒子が担持されるカーボン粉末の平均粒子径は、20〜80nm程度が好ましい。
水素イオン伝導性高分子電解質としては、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldich SE−20092、Nafion(商標)重量5wt%)、ダウケミカル社製のイオン交換樹脂、その他イオン性共重合体(アイオノマー)等を用いることができる。
撥水材としては、好ましくは撥水性有機合成樹脂、例えば、PTFE、PFA、FEP、PCTFE、PVDF、PVF、ETFE、およびアモルファスフッ素樹脂などが挙げられる。
こうした撥水材で被覆されるカーボン粉末としては、例えば、ケッチェンブラック、バルカンXCおよびアセチレンブラックを用いることができる。適度な比表面積、細孔容量を維持するためには、カーボン粉末の平均粒子径は、20〜80nm程度が好ましい。カーボン粉末の平均粒子径は、例えば、X線回折における触媒金属の回折ピークの半値幅より求められる結晶子径とすることができる。あるいは、透過型電子顕微鏡像より調べられる触媒金属の粒子径の平均値等から、カーボン粉末の平均粒子径を求めることもできる。
一方、炭素繊維は、平均直径50nm〜1μm程度、比表面積150m2/g以上であることが望ましい。炭素繊維の平均直径は、例えばX線回折における触媒金属の回折ピークの半値幅より求められる結晶子径とすることができる。あるいは、透過型電子顕微鏡像より調べられる触媒金属の粒子径の平均値により炭素繊維の平均直径を求めることもできる。炭素繊維の比表面積は、例えばBET法により求めることができる。なお、カーボン粉末と炭素繊維とを併せて、カーボン材と称する。
適切な炭素繊維を用いることによって、低空気送気量で高いDMFC出力を得ることが可能である。この理由について、本発明者らは次のように推測した。細孔構造以外に担持触媒と空気、水、透過してきた燃料、プロトン伝導性物質との相性、空気拡散、水排出、電極反応の進行に寄与する。なお、カーボンナノファイバーは、作製法、構造、あるいは表面状態によって、種々に分類することができる。例えば構造の観点からは、構成するグラファイトの結晶のC面がファイバーの繊維長方向になるもの(所謂カーボンナノチューブ構造)と、繊維長方向に対してC面が30度以上90度以下の角度で配向しているもの(所謂ヘリングボーン構造やプレートレット構造)とに分類される。
本実施形態においては、ヘリングボーン(Herringbone)またはプレートレット(Platelet)構造を有し、平均直径が50〜400nmで、比表面積が150m2/g以上のカーボンナノファイバー担体を使用することによって、最適な触媒層を作製することができる。炭素繊維の直径、特性、構成が上述の範囲から外れると、燃料電池において安定な高電池出力が得られないおそれがある。さらに、低空気送気量での燃料電池特性の低下も引き起こされる。適切な細孔分布が得られていない、クロスオーバーによる悪影響の抑制力の低下などによる空気拡散、水排出が悪化すると推測される。
本実施形態においては、炭素繊維の含有量は、カーボン材の全重量の5%以上に規定される。炭素繊維の含有量が5重量%未満の場合には、炭素繊維添加の効果が不十分な場合があることが、本発明者らによって見出された。一方、適切な細孔分布が得られない場合があるため、炭素繊維の含有量は、カーボン材の全重量の50%以下程度にとどめることが望まれる。
撥水材を表面に有するカーボン材は、カソード触媒層の全重量の1〜10%の量で含有される。1重量%未満の場合には、添加効果が十分に得られない場合がある。一方、撥水材を表面に有するカーボン材の含有量が10重量%を越えると、プロトンのネットワークの切断、あるいは、撥水材の有する絶縁性による電子伝導性の低下という不都合が生じる。
上述した成分を含有するカソード触媒層の作製にあたっては、まず、カーボン粉末と炭素繊維とを所定の重量比で配合してカーボン材を調製する。得られたカーボン材と撥水材とを混合し、所定の温度で焼成して表面に撥水材を有するカーボン材(撥水材被覆カーボン材)を作製する。焼成温度は、撥水材の種類等に応じて適宜決定することができるが、通常、150〜360℃程度である。焼成後には、乳鉢等を用いて20〜100nm程度の寸法に粉砕する。
カーボン材の表面全体が完全に撥水材で覆われていれば、撥水材の効果が十分に発揮されるが、必ずしもこれに限定されるものではない。撥水材の効果が損なわれなければ、カーボン材の表面の一部が露出していてもよい。
粉砕された撥水材被覆カーボン材、貴金属触媒を担持したカーボン粉末、および水素イオン伝導性高分子電解質を有機溶媒とともに混合し、分散してカソード触媒層材料を調製する。
有機溶媒としては、例えば、1−プロパノール、2−プロパノール、エチレングリコール、およびエタノール等が挙げられる。こうした有機溶媒は、単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。分散処理は、一般的に使用されている分散機(ボールミル、サウンドミル、ビーズミル、ペイントシェーカー、ナノマイザーなど)を用いて行なうことができる。
得られたカソード触媒層材料をPTFEシートに塗布し、乾燥してカソード触媒層が作製される。乾燥後のカソード触媒層には、1〜5mg/cm2程度の量(Loading量)で触媒が含有されていることが望まれる。
本実施形態のカソード触媒層30は、直径3nm〜10μm細孔を有する。この細孔の全体積の50〜90%は、直径50nm〜10μmの細孔で占められることが好ましい。直径50nm〜10μmの細孔は、上述したように、反応ガスのネットワークとして寄与している二次孔に相当する細孔領域であり、反応ガスの拡散性をより高めるために必要である。この細孔の割合が50%未満の場合には十分な効果が得られない。一方、反応領域の十分な表面積、すなわち一次孔孔の十分な細孔体積を確保するため、直径50nm〜10μmの細孔の割合の上限は90%であることが望まれる。
カソード触媒層における直径50nm〜10μmの細孔は、その全体積の50〜80%が、表面に撥水材を有するカーボン材による細孔であることが好ましい。表面に撥水材を有するカーボン材の作用によって、反応ガスの拡散性が高められる。
なお、「表面に撥水材を有するカーボン材による細孔」および「カソード触媒層における直径50nm〜10μmの細孔は、その全体積の50〜80%が表面に撥水材を有するカーボン材による細孔であること」については、上述したとおりである。
本実施形態のカソード触媒層は、すでに説明したような電解質膜やアノード触媒層等の部材と組み合わせて、図1に示すDMFCを作製することができる。
上述したように、本実施形態のカソード触媒層は、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末に加えて、表面に撥水材を有するカーボン材とを含有し、直径3nm〜10μmの細孔を有する。撥水材を有するカーボン材の含有量は、カソード触媒層の全重量の1〜10%に規定され、しかも、カーボン材の重量の5%以上は炭素繊維であり、残部はカーボン粉末である。
こうした条件を全て満たしているので、本実施形態にかかるカソード触媒層は、空気の拡散性に加えて水フラッディングに優れる。かかるカソード触媒層を有するDMFCは、メタノール水溶液燃料のクロスオーバーによる悪影響を抑制することができ、低空気送気量においても、優れた燃料電池特性を得ることが可能となった。
以下、具体例を示して本発明の実施形態を説明する。
(実施例I)
本実施例においては、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末、および表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有するカソード触媒層を含む酸化剤極を有するダイレクトメタノール型燃料電池を作製する。
本実施例においては、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末、および表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有するカソード触媒層を含む酸化剤極を有するダイレクトメタノール型燃料電池を作製する。
(実施例I−1)
貴金属触媒を担持したカーボン粉末としてE−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%PtonVulcanXC−72R)を用い、水素イオン伝導性高分子電解質としては、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldich SE−20092、Nafion(商標)重量5wt%)を用いた。
貴金属触媒を担持したカーボン粉末としてE−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%PtonVulcanXC−72R)を用い、水素イオン伝導性高分子電解質としては、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldich SE−20092、Nafion(商標)重量5wt%)を用いた。
撥水材被覆カーボン粉末は、以下の手法によって調製した。カーボン粉末としては、アセチレンブラック(電気化学工業(株)社製 デンカブラック(粉状品))を用い、撥水材としては、アモルファスフッ素樹脂(旭硝子(株)、撥水材分散液)を用意した。カーボン粉末と撥水材とを1:1の重量比で混合した後、180℃の電気炉内で焼成し、粉砕して撥水材被覆カーボン粉末を得た。
撥水材被覆カーボン粉末、貴金属触媒を担持したカーボン粉末、および水素イオン伝導性高分子電解質を混合してカソード触媒層材料となるスラリーを調製した。得られたスラリーをPTFEシートに塗布し、乾燥してカソード触媒層を作製した。
(実施例I−2)
撥水材で被覆されるカーボン粉末を高導電性カーボンブラック(ケッチェンブラックEC300J)に変更した以外は実施例I−1と同様の手法により、撥水材被覆カーボン粉末を作製した。
撥水材で被覆されるカーボン粉末を高導電性カーボンブラック(ケッチェンブラックEC300J)に変更した以外は実施例I−1と同様の手法により、撥水材被覆カーボン粉末を作製した。
得られた撥水材被覆カーボン粉末を用いる以外は、実施例1と同様の手法によりカソード触媒層を作製した。
(比較例I−1)
撥水材で被覆されるカーボン粉末をアセチレンブラック(電気化学工業(株)デンカブラック(粒状品))に変更した以外は実施例I−1と同様の手法により、撥水材被覆カーボン粉末を作製した。
撥水材で被覆されるカーボン粉末をアセチレンブラック(電気化学工業(株)デンカブラック(粒状品))に変更した以外は実施例I−1と同様の手法により、撥水材被覆カーボン粉末を作製した。
得られた撥水材被覆カーボン粉末を用いる以外は、実施例1と同様の手法によりカソード触媒層を作製した。
(比較例I−2)
撥水材被覆カーボン粉末を用いない以外は、実施例I−1と同様の手法により、カソード触媒層を作製した。
撥水材被覆カーボン粉末を用いない以外は、実施例I−1と同様の手法により、カソード触媒層を作製した。
乾燥後のカソード触媒層におけるPtのLoading量は、実施例および比較例のいずれも6mg/cm2であった。
実施例および比較例のカソード触媒層について、水銀圧入法による細孔構造測定を行なった。図4のグラフには、水銀圧入法による10μm以下の細孔直径領域における積分細孔体積を示す。3nm〜10μm全体の細孔体積に対する50nm〜10μm領域の細孔体積の割合を算出し、下記表1にまとめる。
図4に示されるように、いずれの実施例のカソード触媒層も、撥水材が含有されない比較例I−1、および撥水材被覆カーボン粉末が含有されない比較例I−2と比較して積分細孔体積が高い。50nm〜10μm領域における細孔の割合は、実施例のカソード触媒層では45.1%以上であるのに対し、撥水材が含有されない場合には39.3%にとどまることが上記表1の結果から明らかである。
次に、実施例および比較例のカーボン触媒層を用いてDMFCを作製した。まず、Nafion(商標)112を準備し、縦40mm横50mm程度の寸法に切断した。(G.Q.Lu,et al. Electrochimica Acta 49(2004)821〜828)にしたがって、過酸化水素および硫酸でNafion(商標)112に前処理を施して、電解質膜10を作製した。
Johnson&Matthey社製のPt/Ru合金触媒(Pt/RuBlackHiSPEC6000)と、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldrich SE−29992 Nafion(商標)重量5wt%)とを混合分散して、アノード触媒層材料を調製した。PTFEシート上に塗布し、乾燥してアノード触媒層を作製した。乾燥後のアノード触媒層中のPt/RuのLoading量は、約6mg/cm2であった。
アノード触媒層およびカソード触媒層は、それぞれPTFEシート上に載置した状態で、縦30mm横40mmの寸法に切断した。切断されたアノード触媒層およびカソード触媒層を電解質膜10に押し当て、125℃にて10kg/cm2で約3分間熱圧着した。PTFEシートを除去して、電解質膜10がアノード触媒層20およびカソード触媒層30に挟持された積層体からなるCCM25を得た。CCM25の厚みは約90μm程度であり、アノード触媒層20およびカソード触媒層30の厚みは、いずれも約30μm程度であった。
CCM25のアノード触媒層20の上には、燃料調整層(図示せず)、およびアノードMPL付きGDL層110を順次配置した。アノードMPL付きGDL層110としては、カーボンペーパーTGPH−120(東レ株式会社製)に対し、約30wt%のPTFEにより撥水処理が施されたE−TEK社製TGPH−120、30wt%.Wetproofedを用いた。さらに、アノードMPL付きGDL層110の上には、このアノードMPL付きGDL層110に液体燃料を供給する燃料供給手段(図示せず)を配置した。
CCM25のカソード触媒層30の上には、カソードMPL80およびカソードGDL層90を順次配置した。ここでは、E−TEK社製Elat GDL LT−2500−W(厚さ約360μm)によってMPL層付きカソードGDL層を構成した。MPL層付きカソードGDL層の上には、酸化剤ガスとしての空気を供給する酸化剤ガス供給手段(図示せず)を配置して、図1に示す構成のDMFCを作製した。
得られたDMFCについて、発電試験を行なった。燃料供給手段を用いてアノードGDL層に対して、濃度1.4M、燃料供給量0.7cc/minの燃料(メタノール水溶液燃料)を供給した。さらに、酸化剤供給手段を用いてカソードGDL層から、酸素濃度20.5%、湿度30%、空気供給量35cc/minの空気(酸化剤)を供給し、燃料電池を稼動させて出力電圧の電池特性を評価した。こうした条件は、水が滞留しやすい条件である。
この際、図示しない温度調節器により燃料供給手段および酸化剤供給手段に設けられた図示しない温度センサで測定される温度を60℃とし、空気および燃料の予備加熱は行なわなかった。
上記表2に示されるように、0.15A/cm2における出力電圧は、比較例のDMFCでは最大でも0.39Vであるのに対し、実施例のDMFCでは0.41V以上の出力が得られている。実施例のDMFCは、比較例と比べて高い電圧特性を示しており、カソード触媒層における酸素の拡散性の向上が確認された。
各DMFCに35cc/minの空気(酸化剤)を供給し、0.15A/cm2における出力電圧の安定性を調べた。20時間ずつのセル電圧を平均化して、図5のグラフに示す。
図5に示されるように、実施例のDMFCの場合には、0.012V以内の変動はあるものの、セル電圧の低下が見られず安定的な高いセル電圧を保つことが確認された。これに対して、比較例のDMFCは、20時間経過後に出力電圧が0.040V以上も低下しており、安定した出力電圧が得られないことがわかる。
(実施例II)
本実施例においては、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末と、カソード触媒層の全重量に対して1重量%以上10重量%以下で配合され、表面に撥水材を有するカーボン材(粉末および繊維)とを含有するカソード触媒層を作製する。さらに、得られたカソード触媒層を用いてダイレクトメタノール型燃料電池を得、その特性を調べる。
本実施例においては、貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末と、カソード触媒層の全重量に対して1重量%以上10重量%以下で配合され、表面に撥水材を有するカーボン材(粉末および繊維)とを含有するカソード触媒層を作製する。さらに、得られたカソード触媒層を用いてダイレクトメタノール型燃料電池を得、その特性を調べる。
(実施例II−1)
貴金属触媒を担持したカーボン粉末としてE−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%PtonVulcanXC−72R)を用い、水素イオン伝導性高分子電解質としては、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldich SE−20092、Nafion(商標)重量5wt%)を用いた。
貴金属触媒を担持したカーボン粉末としてE−TEK社製のPt/C触媒(HP40wt%PtonVulcanXC−72R)を用い、水素イオン伝導性高分子電解質としては、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldich SE−20092、Nafion(商標)重量5wt%)を用いた。
撥水材を被覆したカーボン材(繊維および粉末)は、以下の手法によって調製した。カーボン粉末としては、アセチレンブラック(電気化学工業(株)デンカブラック(粉))を用い、炭素繊維としては、平均直径が200nmで、比表面積が約250m2/gのファイバー状繊維を用いた。炭素繊維とカーボン粉末とを3:7の重量比で混合してカーボン材を得、撥水材とカーボン材とを1:1の重量比で混合した。これを180℃の電気炉内で焼成し、粉砕して撥水材被覆カーボン材を得た。
撥水材被覆カーボン材、貴金属触媒を担持したカーボン粉末、および水素イオン伝導性高分子電解質を混合して触媒スラリーを調製した。得られたスラリーをPTFEシートに塗布し、乾燥して実施例II−1のカソード触媒層を作製した。撥水材被覆されたカーボン材の含有量は、カーボン触媒層の全重量の5%であった。
実施例およびのカソード触媒層について、水銀圧入法による細孔構造測定を行なった。3nm〜10μm全体の細孔体積に対する50nm〜10μm領域の細孔体積の割合を算出し、撥水材被覆カーボンの細孔割合とともに下記表4にまとめる。
次に、実施例および比較例のカーボン触媒層を用いてDMFCを作製した。まず、Nafion(商標)112を準備し、縦40mm横50mm程度の寸法に切断した。(G.Q.Lu,et al. Electrochimica Acta 49(2004)821〜828)にしたがって、過酸化水素および硫酸でNafion(商標)112に前処理を施して、電解質膜10を作製した。
Johnson&Matthey社製のPt/Ru合金触媒(Pt/RuBlackHiSPEC6000)と、パーフルオロカーボンスルホン酸溶液(Dupont社製Nafion(商標)溶液 Aldrich SE−29992 Nafion(商標)重量5wt%)とを混合分散して、アノード触媒層材料を調製した。PTFEシート上に塗布し、乾燥してアノード触媒層を作製した。乾燥後のアノード触媒層中のPt/RuのLoading量は、約6mg/cm2であった。
アノード触媒層およびカソード触媒層は、それぞれPTFEシート上に載置した状態で、縦30mm横40mmの寸法に切断した。切断されたアノード触媒層およびカソード触媒層を電解質膜10に押し当て、125℃にて10kg/cm2で約3分間熱圧着した。PTFEシートを除去して、電解質膜10がアノード触媒層20およびカソード触媒層30に挟持された積層体からなるCCM25を得た。CCM25の厚みは約90μm程度であり、アノード触媒層20およびカソード触媒層30の厚みは、いずれも約30μm程度であった。
CCM25のアノード触媒層20の上には、燃料調整層(図示せず)、およびアノードMPL付きGCL層110を順次配置した。アノードMPL付きGDL層110としては、カーボンペーパーTGPH−120(東レ株式会社製)に対し、約30wt%のPTFEにより撥水処理が施されたE−TEK社製TGPH−120、30wt%.Wetproofedを用いた。さらに、アノードMPL付きGDL層110の上には、このアノードMPL付きGDL層110に液体燃料を供給する燃料供給手段(図示せず)を配置した。
CCM25のカソード触媒層30の上には、カソードMPL80およびカソードGDL層90を順次配置した。ここでは、E−TEK社製Elat GDL LT−2500−W(厚さ約360μm)によってMPL層付きカソードGDL層を構成した。MPL層付きカソードGDL層の上には、酸化剤ガスとしての空気を供給する酸化剤ガス供給手段(図示せず)を配置して、図1に示す構成のDMFCを作製した。
得られたDMFCについて、発電試験を行なった。燃料供給手段を用いてアノードGDL層に対して、濃度1.4M、燃料供給量0.7cc/minの燃料(メタノール水溶液燃料)を供給した。さらに、酸化剤供給手段を用いてカソードGDL層から、酸素濃度20.5%、湿度30%の空気(酸化剤)を供給して燃料電池を稼動させて出力電圧の電池特性を評価した。なお、空気供給量は、60cc/minおよび35cc/minの2種類とした。35cc/minは、低空気送気量であるので水が滞留しやすい条件である。
この際、図示しない温度調節器により燃料供給手段および酸化剤供給手段に設けられた図示しない温度センサで測定される温度を60℃とし、空気および燃料の予備加熱は行なわなかった。
実施例のカソード触媒層においては、50nm〜10μmの細孔割合は55%以上であり、最大では80%にも達している。その結果、空気送気量によらず、高いセル電圧を確保することが可能となった。実施例のカソード触媒層は、いずれも撥水材で被覆された炭素繊維を含有し、しかも、撥水材で被覆されたカーボンが所定の割合で含有されていることに起因する。一方、撥水材を有しない比較例II−1では48%にとどまっている。
比較例II−1は、カーボン材に撥水材処理が施されていない以外は、実施例II−1と同様の構成ある。撥水材処理が施されていない場合には、50nm〜10μmの細孔割合を高めることができないことが、実施例II−1と比較例II−1との比較から明らかである。実施例II−1は、空気送気量60cc/minおけるセル電圧が高く、また低空気送気量でのセル電圧低下の度合いも、比較例II−1より低く抑えられている。
比較例II−2は、撥水材被覆カーボン材の含有量が多い以外は、実施例II−1と同様の構成である。撥水材被覆カーボン材が多量に含有されることによって、50nm〜10μmの細孔割合を高めることはできる。しかしながら、プロトンのネットワークの切断、あるいは、撥水材の有する絶縁性による電子伝導性の低下などが引き起こされて、セル電圧が低下した。特に、低空気送気量でのセル電圧の低下が大きい。
比較例II−3は、添加した撥水材の量が少ないため、撥水材添加の効果が十分得られず、セル電圧の低下が生じていることがわかる。
10…電解質膜; 20…アノード触媒層; 25…CCM; 30…カソード触媒層
40…凝集体; 50…表面に撥水材を有する被覆カーボン粉末; 50a…撥水材
50b…カーボン粉末; 60a…貴金属触媒; 60b…カーボン粉末
60c…水素イオン伝導性高分子電解質
60…貴金属触媒を担持しかつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末
70…細孔; 80…カソードMLP; 90…カソードGDL層
110…アノードMPL付GDL層; 100…燃料電池セル
140…凝集体; 150…表面に撥水材を有するカーボン材
160…電解質で被覆された触媒。
40…凝集体; 50…表面に撥水材を有する被覆カーボン粉末; 50a…撥水材
50b…カーボン粉末; 60a…貴金属触媒; 60b…カーボン粉末
60c…水素イオン伝導性高分子電解質
60…貴金属触媒を担持しかつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末
70…細孔; 80…カソードMLP; 90…カソードGDL層
110…アノードMPL付GDL層; 100…燃料電池セル
140…凝集体; 150…表面に撥水材を有するカーボン材
160…電解質で被覆された触媒。
Claims (8)
- 貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末、および表面に撥水材を有するカーボン粉末を含有するカソード触媒層を含み、
前記カソード触媒層は直径3nm以上10μm以下の細孔を有し、前記細孔の全体積の40%以上70%以下は、直径50nm以上10μm以下の細孔であることを特徴とするダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。 - 前記カソード触媒層における前記直径50nm以上10μm以下の細孔の全体積の50%以上80%以下は、前記表面に撥水材を有するカーボン粉末による細孔であることを特徴とする請求項1に記載のダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。
- 前記表面に撥水材を有するカーボン粉末は、前記カソード触媒層の全重量の1%以上10%以下の量で含有され、前記撥水材は、前記カソード触媒層の全重量の1%以上5%以下の量で含有されることを特徴とする請求項1または2に記載のダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。
- 貴金属触媒を担持し、かつ水素イオン伝導性高分子電解質を表面の少なくとも一部に被覆したカーボン粉末と、
1重量%以上10重量%以下で配合され、表面に撥水材を有するカーボン材と、
前記表面に撥水材を有するカーボン材の重量の5%以上を占める炭素繊維と
を含有し、
直径3nm以上10μm以下の細孔を有するカソード触媒層を含むことを特徴とするダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。 - 前記撥水材は、前記カソード触媒層の重量の1%以上5%以下の量で含有されることを特徴とする請求項4に記載のダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。
- 前記炭素繊維は、平均直径が50nm以上1μm以下の炭素繊維を含み、前記カソード触媒層の直径3nm以上10μm以下の細孔の全体積の50%以上90%以下は、直径50nm以上10μm以下の細孔であることを特徴とする請求項4または5に記載のダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。
- 前記カソード触媒層における前記直径50nm以上10μm以下の細孔の全体積の50%以上80%以下は、前記表面に撥水剤を有するカーボン材による細孔であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のダイレクトメタノール型燃料電池用カソード。
- 燃料極、酸化剤極、および前記燃料極と酸化剤極とに挟持された電解質膜を具備し、
前記酸化剤極は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のダイレクトメタノール型燃料電池用カソードからなることを特徴とするダイレクトメタノール型燃料電池。
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