JP2010041761A - リニアモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】推力を向上させるための磁性体を設けたリニアモータにおいて、磁性体と軸部材との間に働く吸引力によって軸部材が撓むのを防止できるリニアモータを提供する。
【解決手段】リニアモータの軸部材1には、N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される。軸部材1の周囲を囲むコイルユニット3の外側及び内側の少なくとも一方には、推力を向上するための磁性体4,6が設けられる。コイルユニット3の内側と軸部材1の外側との間には、軸部材1がコイルユニット3に対して軸部材1の軸線方向に相対的に直線運動するのを案内するすべり軸受7が設けられる。
【選択図】図4
【解決手段】リニアモータの軸部材1には、N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される。軸部材1の周囲を囲むコイルユニット3の外側及び内側の少なくとも一方には、推力を向上するための磁性体4,6が設けられる。コイルユニット3の内側と軸部材1の外側との間には、軸部材1がコイルユニット3に対して軸部材1の軸線方向に相対的に直線運動するのを案内するすべり軸受7が設けられる。
【選択図】図4
Description
本発明は、複数のマグネットを有する軸部材が軸部材を囲むコイルに対して相対的に直線運動するリニアモータに関する。
リニアモータの一種として、N極及びS極が軸線方向に交互に形成される軸部材の周囲をコイルユニットで囲んだロッドタイプ(シャフトタイプと呼ばれることもある)のリニアモータが知られている(特許文献1参照)。軸部材には、複数のマグネットが収容される。コイルユニットはU,V,W相からなる三相コイルユニットを複数組み合わせてなる。コイルユニットに三相交流電流を流すと、軸部材の軸線方向に移動する移動磁界が発生する。軸部材は移動磁界により推力を得て、コイルユニットに対して軸部材の軸線方向に直線運動する。
軸部材をコイルユニットに対して相対的に直線運動させるとき、コイルユニットと軸部材との非接触の状態を保つ必要がある。コイルユニットと軸部材が接触すると、コイルの破損を招いたり、コイルの絶縁を保てなくなったりするからである。コイルユニット側には軸部材の直線運動を案内する軸受が設けられる。この軸受には、コイルユニットと軸部材との間に磁気的なすきまを確保できるような案内が要求される。従来のリニアモータにおいては、コイルユニットの軸線方向の両端部に軸部材が直線運動するのを案内する一対のすべり軸受が設けられていた。そして、コイルユニットの内側と軸部材の外側との間に磁気的なすきまとして空間を空けていた。
ところで、リニアモータは減速機を介することなく軸部材を直接直線運動させるという特質を有する。このリニアモータの特質上、リニアモータには推力を向上させることが要請され、特に小型のリニアモータほどこの要請が強い。リニアモータの推力を向上させる手法として、コイルユニットの外側に筒状の磁性体を配置することが行われている。軸部材のマグネットから半径方向に磁性体に向かう磁力線が形成されるので、マグネットに発生する磁力線をコイルユニットの巻線に直交させることができる。マグネットの磁力線をコイルユニットの巻線に直交させることができれば、推力が向上する。しかも、コイルユニットの外側に筒状の磁性体を配置することで、磁性体の外側の空気中に漏れる磁束を低減することができ、マグネットに発生する磁束を効率よくコイルユニットに作用させることができる。
特開2007−97295号公報
しかし、コイルユニットの外側に筒状の磁性体を配置すると、内部のマグネットの吸引力によって軸部材が磁性体に吸引されてしまう。軸部材はコイルユニットの両端部に設けられる一対のすべり軸受で支持されている。軸部材に働く吸引力が原因で一対のすべり軸受間の軸部材が撓んでしまう。軸部材が筒状の磁性体の中心線上に位置する限り、軸部材に働く吸引力のバランスが崩れないので、軸部材が撓むことはない。しかし、軸部材がすべり軸受内で片寄り、筒状の磁性体の中心線からずれると、軸部材に働く周方向の吸引力の不均衡が発生し、これが原因で軸部材が撓んでしまう。推力を上げようとコイルの数を多くし、一対のすべり軸受間のスパンを長くすればするほど、軸部材が撓みやすくなる。このような軸部材の撓みは、軸部材が直線運動するときにコイルユニットの内側に擦るおそれを生じさせたり、すべり軸受内での軸部材の円滑な動きを阻害したりする。
そこで、本発明は、推力を向上させるための磁性体を設けたリニアモータにおいて、磁性体と軸部材との間に働く吸引力によって軸部材が撓むのを防止できるリニアモータを提供することを目的とする。
ところで、ロッドタイプのリニアモータにおいては、コイルユニットの内部には軸部材が通されているので、コイルユニットの内部にコアが配置されることはなかった。したがって、ロッドタイプのリニアモータはコアレスのリニアモータであり、コア付のリニアモータほど推力を向上させることができないと考えられていた。
そこで本発明の他の目的は、コアレスのリニアモータであるにも係わらず、あたかもコア付のリニアモータのように推力を向上させることができるリニアモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される軸部材と、前記軸部材の周囲を囲むコイルユニットと、前記コイルユニットの外側に設けられる外側磁性体、及び前記コイルユニットの内側に設けられる内側磁性体の少なくとも一方と、前記コイルユニットの内側と前記軸部材の外側との間に配置され、前記軸部材が前記コイルユニットに対して前記軸部材の軸線方向に相対的に直線運動するのを案内するすべり案内部と、を備えるリニアモータである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリニアモータにおいて、前記リニアモータは、前記コイルユニットの内側に前記内側磁性体を備え、前記すべり案内部は、前記内側磁性体の内側と前記軸部材の外側との間に配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリニアモータにおいて、前記すべり案内部の内周面には、前記軸部材の外周面に接触する複数の突起が設けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のリニアモータにおいて、前記複数の突起は、前記すべり案内部の内周面を一周し、前記すべり案内部の軸線方向に並べられる複数の円周突起を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される軸部材と、前記軸部材の周囲を囲むコイルユニットと、前記コイルユニットの内側に設けられる内側磁性体と、を備え、前記軸部材のマグネットに発生する磁力と前記コイルユニットに流す電流とによって、前記軸部材が前記コイルユニットに対して相対的に直線運動するリニアモータである。
請求項6に記載の発明は、請求項2又は5に記載のリニアモータにおいて、前記内側磁性体は前記軸部材を囲む筒形状に形成されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のリニアモータにおいて、前記コイルユニットは、前記軸部材の軸線方向に並べられる複数の相別コイルを有し、前記内側磁性体は、前記複数の相別コイルそれぞれの内側に設けられる分割磁性体を有することを特徴とする。
コイルユニットの内側と軸部材の外側との間にすべり案内部を介在させることで、吸引力によって軸部材が外側磁性体及び内側磁性体の少なくとも一方に引き付けられても、軸部材が撓むのを防止することができる。また、すべり案内部を介在させることで、コイルユニットと軸部材との間の磁気的なすきまをすべり軸受自体によって確保できる。したがって、磁気的なすきまを小さくできると同時に絶縁も確保することができる。
コイルユニットの内側に内側磁性体を配置することで、内側磁性体がコイルユニットの磁気回路の一部を形成するようになる。したがって、コアレスのコイルユニットでありながらあたかもコア付のコイルユニットのようにコイルユニットの磁束を向上させることができ、ひいてはリニアモータの推力を向上させることができる。
添付図面に基づいて本発明のリニアモータの一実施形態を詳細に説明する。
図1ないし図3は、本発明の第一の実施形態のリニアモータを示す。図1に示されるように、軸部材であるロッド1はハウジング2を貫通する。ロッド1は軸線方向に直交する断面が円形であり、棒状に細長く伸びる。ハウジング2の軸線方向に直交する断面は四角形である(図3参照)。ハウジング2もロッド1の軸線方向に細長く伸びる。ハウジング2の軸線方向の長さはロッド1の長さよりも短い。ロッド1には、軸線方向に交互にN極及びS極が形成されるよう複数のマグネットが収容される。ハウジング2には、ロッド1を囲むコイルユニット3が収容される。コイルユニット3は複数の相別コイル3a〜3cを軸線方向に重ねてなる。相別コイル3a〜3cはU相,V相及びW相のコイルからなる。U相,V相及びW相の三つのコイルで一組の三相コイルが構成される。複数の三相コイルをロッド1の軸線方向に重ねることでコイルユニット3が構成される。コイルユニット3に三相交流電流を流すと、ロッド1の軸線方向に移動磁界が発生し、ハウジング2に対してロッド1がその軸線方向に相対的に直線運動する。このリニアモータは、例えば電子部品を基板に実装する部品実装装置のヘッドに組み込まれる一軸のアクチュエータとして使用される。
図1ないし図3は、本発明の第一の実施形態のリニアモータを示す。図1に示されるように、軸部材であるロッド1はハウジング2を貫通する。ロッド1は軸線方向に直交する断面が円形であり、棒状に細長く伸びる。ハウジング2の軸線方向に直交する断面は四角形である(図3参照)。ハウジング2もロッド1の軸線方向に細長く伸びる。ハウジング2の軸線方向の長さはロッド1の長さよりも短い。ロッド1には、軸線方向に交互にN極及びS極が形成されるよう複数のマグネットが収容される。ハウジング2には、ロッド1を囲むコイルユニット3が収容される。コイルユニット3は複数の相別コイル3a〜3cを軸線方向に重ねてなる。相別コイル3a〜3cはU相,V相及びW相のコイルからなる。U相,V相及びW相の三つのコイルで一組の三相コイルが構成される。複数の三相コイルをロッド1の軸線方向に重ねることでコイルユニット3が構成される。コイルユニット3に三相交流電流を流すと、ロッド1の軸線方向に移動磁界が発生し、ハウジング2に対してロッド1がその軸線方向に相対的に直線運動する。このリニアモータは、例えば電子部品を基板に実装する部品実装装置のヘッドに組み込まれる一軸のアクチュエータとして使用される。
図4に示されるように、ハウジング2には、コイルユニット3、外側磁性体であるアウタースリーブ4、内側磁性体であるインナースリーブ6、すべり案内部であるすべり軸受7が組み込まれる。アウタースリーブ4はコイルユニット3の外側に配置され、インナースリーブ6はコイルユニット3の内側に配置される。すべり軸受7はインナースリーブ6のさらに内側に配置される。ハウジング2の最も内側に配置されるすべり軸受7がロッド1を支持すると共に、ロッド1が直線運動するのを案内する。
すべり軸受7、インナースリーブ6、コイルユニット3、アウタースリーブ4は組み合わされた状態で射出成形の金型にインサートされる。金型に成形材料を射出することによって、これらをハウジング2に一体に成形することができる。ハウジング2には機械的強度が高いこと、絶縁性が高いこと、熱伝導性の良いことが要求される。これらの要求を満足するために、ハウジング2の成形材料には、ガラスエポキシ等の熱可塑性樹脂、又は絶縁性の金属酸化物粒子を充填材として熱可塑性樹脂に混合したものが用いられる。
図5及び図6は、すべり軸受7、インナースリーブ6、コイルユニット3、アウタースリーブ4を組み立てた状態を示す。上述のように、コイルユニット3はロッド1の軸線方向に重ねられた複数の相別コイル3a〜3cからなる。相別コイル3a〜3cは導線を螺旋状に巻いたものである。複数の円環状の相別コイル3a〜3cはその軸線が一致するように一列に配列される。隣接する相別コイル3a〜3c間には、相別コイル3a〜3c同士を絶縁させるために絶縁材として樹脂製のスペーサ8,9(図6参照)が介在される。
コイルユニット3の外側に配置されるアウタースリーブ4は、コイルユニット3の軸線方向の長さと略等しい。アウタースリーブ4は、コイルユニット3の軸線方向に細長く伸びる分割アウタープレート4aをコイルユニット3の周方向に一定間隔で並べたものである。複数の分割アウタープレート4aを周方向に並べることでアウタースリーブ4が全体として筒形状に形成される。分割アウタープレート4a間にはすきまが空いている。アウタースリーブ4を円筒形状に形成した場合、N極及びS極が交互に形成されるロッド1をアウタースリーブ4内で直線運動させると、アウタースリーブ4内に渦電流が発生する。分割アウタープレート4a間にすきまを空けることによって、渦電流を分断し、渦電流を小さくすることができる。アウタースリーブ4の材質は珪素鋼、鉄等の軟質磁性材料である。コイルユニット3との絶縁を保つために、コイルユニット3とアウタースリーブ4との間には絶縁紙等の絶縁材が介在される。
コイルユニット3の外側にアウタースリーブ4を配置することで、ロッド1のマグネットに発生する磁力線をコイルユニット3の巻線に直交させることができ、またアウタースリーブ4の外側に漏れる磁束を少なくすることができる。マグネットに発生する磁束が効率よくコイルユニット3に作用するので、リニアモータの推力を向上させることができる。
コイルユニット3の内側に配置されるインナースリーブ6は、複数の分割磁性体である複数の分割インナースリーブ6aから構成される。複数の分割インナースリーブ6aは複数の相別コイル3a〜3cの内側に設けられる。すなわち各分割インナースリーブ6aは各相別コイル3a〜3cの内側に設けられる。分割インナースリーブ6aは円筒形状に形成される。分割インナースリーブ6aの外径は相別コイル3a〜3cの内径に等しく、分割インナースリーブ6aの内径はすべり軸受7の外径に等しい。分割インナースリーブ6aの軸線方向の長さは相別コイル3a〜3cの軸線方向の長さよりも短い。分割インナースリーブ6a間にはすきまが空けられる。このすきまはスペーサ9(図6参照)によって埋められる。インナースリーブ6の材質は珪素鋼、鉄等の軟質磁性材料である。コイルユニット3との絶縁を保つために、コイルユニット3とインナースリーブ6との間には絶縁紙等の絶縁材が介在される。
コイルユニット3の内側に筒状のインナースリーブ6を配置することで、コアレスのリニアモータでありながらあたかもコア付のリニアモータのようにインナースリーブ6が磁気回路の一部を形成するようになる。したがって、コイルユニット3の磁束を向上させることができ、ひいてはリニアモータの推力を向上させることができる。上述のアウタースリーブ4だけでもリニアモータの推力を向上させることができる。インナースリーブ6を併用することで更なるリニアモータの推力の向上を図ることができる。
各分割インナースリーブ6aを各相別コイル3a〜3cの内側に設けることで、各分割インナースリーブ6aが各相別コイル3a〜3cの磁気回路を形成するので、各相別コイル3a〜3cのみの磁束を向上させることができる。したがって、隣の相別コイル3a〜3cの磁束が悪影響するのを防止できる。さらに、分割インナースリーブ6aを周方向に分割されない筒状に形成することで、相別コイル3a〜3cの内側に分割インナースリーブ6aを組み込む作業が容易になる。
インナースリーブ6の内側には、すべり軸受7が配置される。すべり軸受7には、摺動性の良い樹脂製の軸受が用いられる。図7に示されるように、すべり軸受7は円筒形状に形成される。すべり軸受7の軸線方向の長さは、コイルユニット3の軸線方向の長さに等しいか、コイルユニット3の軸線方向の長さ以上である。すべり軸受7の外径はインナースリーブ6の内径に等しい。すべり軸受7の内周面には、すべり軸受7の内周面を一周する複数の円周突起10が形成される。複数の円周突起10はすべり軸受7の軸線方向に一定のピッチで形成される。円周突起10の断面形状はロッド1に向かって凸の曲線、例えば円弧に形成される。円周突起10の内径はロッド1の外径に等しい。図8に示されるように、ロッド1とすべり軸受7とは円周突起10の断面の頂点10aで接触する。
ロッド1の軸線方向の直線運動はすべり軸受7によって案内される。ロッド1はすべり軸受7の円周突起10に接触し、又は油膜を挟んで接触しながら、すべり軸受7内をすべり運動する。コイルユニット3とロッド1との間にコイルユニット3の軸線方向の全長に渡って伸びるすべり軸受7を配置することで、ロッド1がアウタースリーブ4及びインナースリーブ6に吸引されても、ロッド1が撓むのを防止することができる。また、コイルユニット3とロッド1との間にすべり軸受7を介在させることで、コイルユニット3とロッド1との間の磁気的なすきまをすべり軸受7自体によって確保することができる。すべり軸受7の厚みを薄くすることで磁気的なすきまを小さくすることができ、推力を向上させることができる。しかも、樹脂は空気よりも絶縁性が高いので、コイルユニット3とロッド1との間を確実に絶縁することができる。
すべり軸受7の内周面の全体がロッド1の外周面に接触していると、ロッド1がすべり軸受7に対して直線運動するときの摩擦抵抗が大きくなる。すべり軸受7の内周面に円周突起10を設けることで、すべり軸受7とロッド1との接触面積を小さくすることができ、ロッド1がすべり軸受7に対して直線運動するときの摩擦抵抗を小さくすることができる。円周突起10はすべり軸受7の内周面を一周しているので、ロッド1が半径方向に位置ずれするのを防止することができる。
図9はロッド1の斜視図を示す。ロッド1は、例えばステンレス等の非磁性材からなるパイプ11を有する。パイプ11の中空空間には、円柱状の複数のマグネット12(セグメント磁石)が互いに同極が対向するように積層される。マグネット12の間には、例えば鉄等の磁性体からなるポールシュー13(磁極ブロック)が介在される。ポールシュー13を介在させることで、マグネット12が形成する磁界を正弦波に近づけることができる。
図10は、リニアモータの作動原理図を示す。パイプ11の中空空間には、界磁マグネットとして、円盤状の複数のマグネット12(セグメント磁石)が互いに同極が対向するように、すなわちN極とN極が、S極とS極とが対向するように、積層される。マグネット12間にはポールシュー13(図9参照)が介在される。ロッド1の周囲には、ロッド1を囲むコイルユニット3が設けられる。コイルユニット3は、U・V・W相からなる三相コイルを複数組み合わせたものである。コイルユニット3に120°ずつ位相が異なる三相電流を流すと、ロッド1の軸線方向に移動する移動磁界が発生する。ロッド1は、移動磁界により推力を得て、移動磁界の速さと同一の速さで直線運動を行なう。
なお、本発明は上記実施形態に限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に具現化できる。例えば上記実施形態では、ロッド1を移動磁界に同期して動作させるリニア同期モータに本発明を適用した例について説明したが、本発明はN極及びS極が交互に形成されるロッドの周囲をコイルユニットで覆う構成のリニアモータであれば、リニア同期モータに限られずリニアステッピングモータにも適用することができる。リニアステッピングモータは、二相、三相等の多相のコイルの励磁電流を切り替えることで、N極及びS極が交互に形成されたロッドを多相のコイルに対して所定のステップ量ずつ相対的に直線運動させるモータである。リニアステッピングモータは与えられたパルス数に比例した量だけ直線運動する。
ハウジングは断面が四角形に限らず、丸型や楕円形でもよい。
すべり軸受の内周面に形成される突起は、すべり軸受の内周面を一周していなくても途中で分断されていてもよい。また、突起はすべり軸受の内周面の周方向に細長く伸びてなくてもすべり軸受の内周面の軸線方向に伸びていてもよい。突起は溝のように伸びていなくても、すべり軸受の内周面に分散された複数の点のように形成されてもよい。
アウタースリーブ及びインナースリーブの一方を省略してもよい。
また、すべり軸受、インナースリーブ、コイルユニット、アウタースリーブの成形方法は射出成形に限らず、樹脂を流し込んで固めてもよい。
1…ロッド(軸部材),2…ハウジング,3…コイルユニット,3a〜3c…相別コイル,4…アウタースリーブ(外側磁性体),6…インナースリーブ(内側磁性体),6a…分割インナースリーブ,7…すべり軸受(すべり案内部),10…円周突起,12…マグネット
Claims (7)
- N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される軸部材と、
前記軸部材の周囲を囲むコイルユニットと、
前記コイルユニットの外側に設けられる外側磁性体、及び前記コイルユニットの内側に設けられる内側磁性体の少なくとも一方と、
前記コイルユニットの内側と前記軸部材の外側との間に配置され、前記軸部材が前記コイルユニットに対して前記軸部材の軸線方向に相対的に直線運動するのを案内するすべり案内部と、を備えるリニアモータ。 - 前記リニアモータは、前記コイルユニットの内側に前記内側磁性体を備え、
前記すべり案内部は、前記内側磁性体の内側と前記軸部材の外側との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。 - 前記すべり案内部の内周面には、前記軸部材の外周面に接触する複数の突起が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のリニアモータ。
- 前記複数の突起は、前記すべり案内部の内周面を一周し、前記すべり案内部の軸線方向に並べられる複数の円周突起を含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のリニアモータ。
- N極及びS極の磁極が軸線方向に交互に形成される軸部材と、
前記軸部材の周囲を囲むコイルユニットと、
前記コイルユニットの内側に設けられる内側磁性体と、を備え、
前記軸部材のマグネットに発生する磁力と前記コイルユニットに流す電流とによって、前記軸部材が前記コイルユニットに対して相対的に直線運動するリニアモータ。 - 前記内側磁性体は前記軸部材を囲む筒形状に形成されることを特徴とする請求項2又は5に記載のリニアモータ。
- 前記コイルユニットは、前記軸部材の軸線方向に並べられる複数の相別コイルを有し、
前記内側磁性体は、前記複数の相別コイルそれぞれの内側に設けられる分割磁性体を有することを特徴とする請求項6に記載のリニアモータ。
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