JP2010040765A - 電気二重層キャパシタ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】生産性にすぐれ、内部抵抗が小さく、高速充放電に対応したコイン型の電気二重層はキャパシタを提供する。
【解決手段】正極の集電箔と負極の集電箔を反対側に導出し、セパレータを介して対峙させて巻回もしくは折りたたみ構造により正極と負極とセパレータからなるエレメントを作製し、集電箔部を切断して小判型や多角形したエレメントを円形の金属ケースに収納したコイン型電気二重層キャパシタにおいて、積層された集電箔部が各層で引き出されて正極同士、負極同士で接続してあるため、内部抵抗が非常に小さく、インダクタンス成分小さいコイン型電気二重層キャパシタを提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】正極の集電箔と負極の集電箔を反対側に導出し、セパレータを介して対峙させて巻回もしくは折りたたみ構造により正極と負極とセパレータからなるエレメントを作製し、集電箔部を切断して小判型や多角形したエレメントを円形の金属ケースに収納したコイン型電気二重層キャパシタにおいて、積層された集電箔部が各層で引き出されて正極同士、負極同士で接続してあるため、内部抵抗が非常に小さく、インダクタンス成分小さいコイン型電気二重層キャパシタを提供できる。
【選択図】図1
Description
この発明は、電気二重層キャパシタ及びその製造方法に関するものである。
従来の電気二重層キャパシタの代表的な構成を図32に示す。図において、正極集電箔1に正極活物質層2が密着されてなる正極3と負極集電箔4に負極活物質層5が密着されてなる負極6とをセパレータ7を介して対向配置し、電解液8を注入した後、封口ケース9の開口部にガスケット10を介してキャップケース11を配し、キャップケース11の開口端を内側に折り曲げるかしめ加工によりキャップケース11と封口ケース9とにより形成された内部空間を封止して形成される。しかし、当該構造において、セパレータ7を介して対向配置される正極3と負極6の対向面積が狭く、集電量を多くするためには正極活物質層2及び負極活物質層5の厚みを厚くする必要があった。
そこで、複数個のコンデンサ・セルを積層状態とすることで、非常に薄くて大面積の分極性電極がセパレータを挟んで対向しているのと等価になり、集電面積も非常に大きくなる構造とした発明がある(例えば、特許文献1参照)。なお、当該発明において、各コンデンサ・セルはリード部を設け並列接続することにより、コンデンサの内部抵抗を小さくしている。
また、コンデンサの発明ではないが、同様な積層構造を有する電池の発明がある(例えば、特許文献2参照)。
前記特許文献1に係る発明では、電気二重層キャパシタでは電極及びセパレータを円形に打ち抜きそれぞれを積層していくため量産に不向きであるという問題があった。また、セパレータは連続していないため、積層時に電極とセパレータとの間でずれを起こしやすくなるため、積総数を増やすことが難しいという問題もあった。更にリード部が細く、コンデンサの内部抵抗を十分小さくできないという問題もあった。
前記特許文献2に係る発明では、打ち抜いた電極及びセパレータを巻回するため、製造が難しく量産性に優れないという問題があった。また、巻回後にエレメントを打ち抜きや切断により成形する場合、正極と負極の重なりがある部分を打ち抜きや切断により成形する必要があり、正極と負極間の短絡を引き起こしやすいという問題もあった。さらに、特許文献2に係る発明はリチウム電池の構造に関する発明であるため、充放電は通常数時間オーダーで、速くても数分単位であり、単なる巻回構造でも、集電経路によるリアクタンス成分は問題とはならないが、電気二重層キャパシタの場合、1秒以下、長くても数秒程度の瞬間的充放電に対応する必要があるため、単なる巻回構造では集電経路によるリアクタンス成分が発生し抵抗成分が増加するという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、極板群を構成する電気二重層キャパシタにもかかわらず、生産性に優れ量産に対応することができ、また、内部抵抗の小さな電気二重層キャパシタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る電気二重層キャパシタは、帯状の正極集電箔の一辺に沿って正極活物質層が形成された正極と、帯状の負極集電箔の一辺に沿って負極活物質層が形成された負極と、前記正極と前記負極とが前記正極活物質層及び前記負極活物質層を覆うようにセパレータを介して、前記正極活物質層が形成されていない面を有する一辺と前記負極活物質層が形成されていない面を有する一辺とが逆方向となるように重ね合わせられ、折り曲げて巻回したものを打ち抜き加工した後、前記正極活物質層及び前記負極活物質層がそれぞれ束ねられ、円筒形ケース内に収容したものである。
この発明は、生産性に優れ量産に対応し、内部抵抗の小さな極板群を構成する電気二重層キャパシタ及びその製造方法を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの断面図である。図において、略長方形の正極集電箔1の両面で、該略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線に対して非対称となるように正極活物質と導電助剤とをバインダにより結着させた正極活物質層2が正極集電箔1の片方の長辺に沿って密着されて正極3が形成されている。同様に、略長方形の負極集電箔4の両面で、該略長方形の負極集電箔4の短辺の中心線に対して非対称となるように負極活物質と導電助剤とをバインダにより結着させた負極活物質層5が負極集電箔1の片方の長辺に沿って密着されて負極6が形成されている。ここで、正極集電箔1及び負極集電箔4は略長方形であるが、帯状と表現してもかまわない。また、後述するプレス加工により整形されることから、幅等にある程度ばらつきがあってもかまわない。
図1は、本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの断面図である。図において、略長方形の正極集電箔1の両面で、該略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線に対して非対称となるように正極活物質と導電助剤とをバインダにより結着させた正極活物質層2が正極集電箔1の片方の長辺に沿って密着されて正極3が形成されている。同様に、略長方形の負極集電箔4の両面で、該略長方形の負極集電箔4の短辺の中心線に対して非対称となるように負極活物質と導電助剤とをバインダにより結着させた負極活物質層5が負極集電箔1の片方の長辺に沿って密着されて負極6が形成されている。ここで、正極集電箔1及び負極集電箔4は略長方形であるが、帯状と表現してもかまわない。また、後述するプレス加工により整形されることから、幅等にある程度ばらつきがあってもかまわない。
正極3と負極6とを前記略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線と前記略長方形の負極集電箔4の短辺の中心線とが並行となり、かつ、一致しないように電子絶縁性で多孔性のセパレータ7を介して対向配置し交互に対面して積層されるように折り曲げて扁平に巻回しエレメント12を構成する。エレメント12を略円形の金型13でプレスして打ち抜き、小判型エレメント14を形成する。小判型エレメント14の各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4をそれぞれ折り曲げ束ねて溶接し、正極溶接部15及び負極溶接部16を形成する。
上記のように構成された小判型エレメント14は、図1に示すように、周側部にガスケット10を装着した封口ケース9に収容される。封口ケース9内に電解液が注入され、封口ケース9の開口部にガスケット10を介してキャップケース11を被せ、キャップケース11の開口端を内側に折り曲げるかしめ加工によりガスケット10を圧縮し、内部空間を封止して本発明の実施の形態1のおけるコイン型電気二重層キャパシタを形成する。
前記ガスケット10は内部空間を封止する封止材としての役割と同時に、コイン型電気二重層キャパシタのプラス端子となるキャップケース11と、マイナス端子となる封口ケース9との間を絶縁する絶縁材の役割を果たす。従って、前記正極溶接部15はキャップケース4に、前記負極溶接部16は封口ケース9に電気的に接続する必要がある。ここでは正極溶接部15のキャップケース11への電気的接続及び負極溶接部16の封口ケース9への電気的接続は、圧接によって行われている。
以下、この発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの製造方法について詳細に記載する。図2、及び、図3は本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの正極3、及び、負極6の構造を示す図である。基本的な構造、及び、製造方法は、正極3と負極6について違いはないので、以下、正極3について説明し、負極6については正極3との差異のみ説明する。
図2において、正極3は略長方形の正極集電箔1の両面で、該略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線に対して非対称となるように正極活物質と導電助剤とをバインダにより結着させた正極活物質層2が密着されて形成される。ここで、前記正極活物質には、活性炭等の炭素材料を用いる。活性炭の比表面積は100〜3000m2/gであることが好ましく、特に1000〜2500m2/gであることが好ましい。これは比表面積が大きくなりすぎると、かさ密度が小さくなり、比表面積が小さすぎると静電容量が得られないためである。平均粒径は、0.5〜20μmであることが好ましい。炭素材料の平均粒径を小さくした場合、バインダ量が多くなり内部抵抗の増大につながる。また、粒径を大きくした場合、薄膜塗工ができない。このため、更に好ましくは平均粒径が1〜10μmであることが好ましい。
また、活性炭としてカーボンファイバーを用いる場合も直径が0.5〜20μmであることが好ましい。ファイバーの長さは特に指定はない。炭素材料は、下記に挙げるような炭素材原料を炭化、賦活して使用することが好ましい。炭素材原料としては、フェノール樹脂、石油コークス、やしがらなどが挙げられる。賦活方法としては水蒸気賦活法、アルカリ賦活法等が挙げられる。賦活処理をしていない黒鉛系炭素などを用いてもよい。
前記導電助剤としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファーネスブラックなどのカーボンブラックが好ましい。カーボンウィスカー、炭素繊維、天然黒鉛、人造黒鉛なども使用できる。導電助剤量は電極中に1〜20重量%含まれることが好ましく、平均粒径が0.5μm以下であることが望ましい。
前記バインダとしては、水溶剤系、有機溶剤系、溶剤を用いない粉末状のバインダなどが使用可能であり、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリル系ゴム、カルボキシルメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニールアルコール、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリアミドイミド、ポリイミドなどが好ましい。PVDFはホモポリマーでもコポリマーでもよく、セルロース系バインダはアンモニウム塩でもNa塩でもかまわない。バインダは単独で用いても、数種類を混合して用いてもかまわない。バインダ量は分極性電極に1〜20重量%含まれることが好ましい。
正極集電箔1にはアルミ箔を用いる。アルミ箔の厚さは5〜50μm程度が好ましい。アルミ箔の種類は硬質箔でも軟質箔でもよく、電解エッチングや、酸によるエッチングを施したアルミ箔を用いても良い。
次に正極3の製造方法の一例について説明する。例えば、粒径1μmの活性炭粉末とアセチレンブラックとゴム系エマルジョンバインダとセルロース系バインダに溶剤としての水を加えて混合攪拌し、活性炭粉末とアセチレンブラックを均一に分散させたペーストを作製し、このペーストをドクターブレード法などによって正極集電箔1となるアルミ箔上に塗工し正極活物質層2を形成する。塗工した正極活物質層2を乾燥後、ロールプレス機でプレスして厚みを調整し正極3を製造する。また、他の一例としては、活性炭と導電助剤の混合物にバインダとしてポリテトラフルオロエチレンを混合し、混練した後シート状に成形して正極活物質層2を形成し、これを正極集電箔1となるアルミ箔上に導電性接着剤を用いて貼り合わせて正極3を製造する方法もある。
正極活物質層2の厚さは、正極3の折り曲げを考慮すると5〜100μmが好ましく、更に好ましくは、折り曲げた場合に活物資層が割れたり、集電箔が切れたりすることを防ぐことができる10〜50μmの範囲である。ここで、正極3には正極集電箔1の両面に正極活物質層2が形成されない活物質未塗工部が設けておくか加工により活物質未塗工部を形成する。この部分の加工方法は、たとえば正極集電箔1上の略全面に正極活物質層2を形成した後、所定の部分の正極活物質層2を剥ぎ取ることで加工することができる。または、テープなどでマスクを施した後、正極活物質層2を形成し、その後テープを剥がしたりして加工することもできる。
次に負極6の製造方法について説明する。負極6も基本的に正極3の製造方法と同様である。ただし、リチウムイオンキャパシタの場合、負極活物質層5を形成する材料として、黒鉛やハードカーボン等のリチウムイオンを吸蔵放出できる炭素材料や、チタン酸リチウムなどが用いられる。また、負極集電箔4としてアルミ箔の代わりに銅箔を用いる場合がある。たとえば、負極6の製造方法の例として、天然黒鉛とゴム系エマルジョンバインダとセルロース系バインダと溶剤としての水を加えて混合攪拌し、天然黒鉛を均一に分散させたペーストを作製し、該ペーストをドクターブレード法などによって負極集電箔4となる銅箔上に塗工し、乾燥後、プレスして負極6を製造する方法がある。
以上、エレメント12を巻回構造にて形成する場合の正極3及び負極6の製造方法について説明したが、折りたたみ構造をもつ場合は、正極集電箔1及び負極集電箔4の片面にそれぞれ正極活物質層2及び負極活物質層5を形成する。巻回構造を持つ場合、正極集電箔1及び負極集電箔4の片面にそれぞれ正極活物質層2及び負極活物質層5を形成してもかまわないが効率的ではない。
前記セパレータ7には、主に紙製を用いるがポリエチレン又はポリプロピレンなどのポリオレフィン系を材料としたもの、または、ポレオレフィンにシリカ、酸化アルミニウム、酸化ケイ素又はチタン酸バリウムなどの無機フィラーを混合したものを材料としたものその他、フッ素系樹脂を材料としたもの、ポリイミドを材料としたもの、アラミド繊維を材料としたものなどが使用可能である。厚さは8μm〜100μm、空孔率は30%〜95%のものが適している。
次に、エレメント12の製造方法の一例について説明する。図4は本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタのエレメント12の製造途中の一態様を示す構造図である。図において、封口ケース9及びキャップケース11の大きさを考慮し、所定の寸法に切断した正極3、負極6及びセパレータ7を、正極3と負極6とを略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線と略長方形の負極集電箔4の短辺の中心線とが並行となり、かつ、一致しないように、略長方形のセパレータ7、略長方形の正極活物質層2、及び、略長方形の負極活物質層5のそれぞれが略長方形の短辺の略中心でそれぞれ一致するようにセパレータ7を介して対向配置するように積層させる。図4から明らかなように、このように構成されたエレメント12の中間体は、正極集電箔1及び負極集電箔4のそれぞれ正極活物質層2及び負極活物質層5を有しない部分が反対向きとなるよう積層される。
前記エレメント12の中間体を巻回する方法として、例えばセパレータ7と負極6とを同じ位置で重ね、短辺側端部、すなわち巻き始めとなる部分を扁平形の2枚の巻き芯で挟み、巻き芯を半回転させた折位置と正極3の短辺側端部、すなわち正極3の巻き始めとなる部分が一致するように重ねてから巻回する方法がある。図9はこのような巻き方により巻かれたエレメント12の断面を示す。また、セパレータ7と負極6、及び、セパレータ7と正極3を重ねたものを同じ位置で重ね、短辺側端部、すなわち巻き始めとなる部分を扁平形の2枚の巻き芯で挟み、巻き芯を回転させて巻回する方法がある。図10はこのような巻き方により巻かれたエレメント12の断面を示す。
その後、封口ケース9及びキャップケース11の大きさを考慮し、適当な長さで正極3、負極6及びセパレータ7を切断し、巻回構造が持続するように接着テープで固定した後、巻き芯を抜き取り、プレスして扁平形のエレメントを製造する。図5は、このようにして作成されたエレメント7の形状を示す図である。図から明らかなように、エレメント7の形状は上面、すなわち、最終的にキャップケース11に面する面が略長方形の形状になる。図では、巻回上面と巻回側面とか垂直な角を形成しているが、製造条件により角を形成しない場合もある。また、巻回方法として、2枚のセパレータ7の短辺側端部を巻き芯で挟み、半回転以上させてから負極6の短辺側端部をセパレータ7の間に挿入し、正極3の短辺側端部をセパレータ7と巻き芯に巻きつけられたセパレータ7との間に挿入して巻回する方法もある。巻回方法の例は一例でありこの限りではない。なお、上記説明では、巻き取り後に切断しているが、あらかじめ適当な長さに切断した後、巻き取ってもかまわない。
図6はエレメント12を図5で示したAB軸に対して平行に切断した場合の断面図である。図で示すように、エレメント12は、封口ケース9及びキャップケース11との内面での短絡を防止するためセパレータ7を最外周に配置した方が好ましい。また、電子絶縁性を持つ樹脂テープなどの絶縁テープを最外周に配置することで、封口ケース9及びキャップケース11との短絡を防止してもかまわない。しかし、図7で示した断面図に示すように、エレメント12の上面及び下面にそれぞれ負極集電箔4及び正極集電箔1を負極活物質層5及び正極活物質層2が形成されない形で配置し、正極3がキャップケース11に、負極6が封口ケース9に直接接続する構造にすれば、上記絶縁構造をとる必要はない。なお、巻回構造で図7に示すエレメント12を製造する場合は、巻回後、上面及び下面に相当する面に形成された負極活物質層5及び正極活物質層2を除去するか、最初から形成しなければ良い。
図6は、本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの製造方法で製造されたエレメント12の一例を示す断面である。図において、最外周のセパレータ7の内側で負極集電箔4の外側に負極活物質層5が配置されているが、このような負極活物質層5は対応する正極活物質層2を有しないため、蓄電にあまり貢献しない。そこで、このような負極活物質層5を形成しないと不要な活物質層がなくなるためより好ましいが製造工程が複雑化する。また、図8は、本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの製造方法で製造されたエレメント12の他の一例を示す断面である。図において、最外周のセパレータ7の内側で正極集電箔1の外側に正極活物質層2が配置されているが、このような正極活物質層2は対応する負極活物質層5を有しないため、このような配置では、充電時に負極6に対向しない正極活物質層2近傍で不可逆反応が起きる可能性があり好ましくない。
図6において、負極活物質層5の幅を正極活物質層2のそれよりも広くしている。これは、正極活物質層2が負極活物質層5より広くなると、充電電圧が高い場合や使用温度が高い場合に、はみ出した正極部分で選択的にガス発生等の不可逆反応が進行する可能性があり、負極活物質層5が正極活物質層2よりも広い場合には、このような不可逆反応が起きにくいためである。ただし、負極活物質層5の幅と正極活物質層2の幅が同じ、もしくは、正極活物質層2の幅が負極活物質層5のそれよりも広くなるような構造をとってもかまわない。また、リチウム一時電池やリチウムイオン二次電池でも負極活物質層5が正極活物質層2よりも大きな構造をとっているが、これは、リチウム電池の場合は負極端部への電流集中によるリチウム金属の析出が問題となっているためであり、電気二重層キャパシタの場合と理由が異なる。
ここで、セパレータ7と正極活物質層2及び負極活物質層5との位置関係について説明する。図6において、セパレータ7の幅が正極活物質層2及び負極活物質層5の幅より広く、最外周を除いて正極活物質層2と負極活物質層5との間にセパレータ7が必ず存在するように配置されている。このように配置することが望ましいが、正極活物質層2と負極活物質層5との間にセパレータ7が必ず存在しなくても、正極活物質層2と負極活物質層5の絶縁性が確保できれば良い。次に電極の積層数であるが、図6では簡略化の為、正極3が5層、負極6が4層となっているが、外形寸法と蓄積容量との関係で決まるものであり、特にこの限りではない。
図9はエレメント12を図5で示したAB軸に対して垂直に切断した場合の断面図の一例である。図で示すように、AB軸に対して垂直に切断した断面でも、正極活物質層2と負極活物質層5とはセパレータ7を介して対面する構造をとる必要がある。図10はエレメント12を図5で示したAB軸に対して垂直に切断した場合の断面図の他の一例である。図で示す構造では、エレメント12の中心部において、正極活物質層2と負極活物質層5とがセパレータ7を介して対面する構造をとらず、負極活物質層5同士がセパレータ7を介して対面する構造を一部でとっているが、このような構造であってもかまわない。
次に小判型エレメント14の製造方法について図を用いて説明する。図11は本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタの小判型エレメント14のプレス行程を示した概略模式図である。図において、上記説明したように巻回構造にて製造されたエレメント12を円形の金型13でプレスして打ち抜くことにより小判型エレメント14が得られる。図12は上記のようにして打ち抜かれた小判型エレメント14を示した概略外形図である。また、図13及び図14は、図11及び図12を真上から見た図である。図13において、太く示した線は円形の金型13の外形であり、エレメント12の切断部分である。図13及び図14から明らかなように、打ち抜く部分は正極集電箔1及び負極集電箔4及びセパレータ7を重ねて折り曲げて連続している部分であり、正極活物質層2及び負極活物質層5が存在する部分は打ち抜いていない。
ここで、上記内容について図6を用いて説明する。図において、円形の金型13は負極集電箔4側のCで示された範囲、及び、正極集電箔1側のDで示された範囲をプレス加工する。図から明らかなように、切断面では、負極集電箔4と正極集電箔1が重なっている部分は存在しない。仮に負極集電箔4と正極集電箔1が重なっている部分が存在すれば、負極集電箔4と正極集電箔1を構成する各アルミ集電箔のだれや、仮に負極活物質層5又は正極活物質層2の一部が脱落した場合に、負極活物質層5又は正極活物質層2の破片により正極3と負極6との間で電子的又は電気的短絡を引き起こす可能性がある。同様な理由で正極活物質層2が負極活物質層5の内側に配置していれば、正極活物質層2と重なり合っていない負極活物質層5の部分は、万が一切断してもかまわない。また、同様にセパレータ7の正極活物質層2と重なり合っていない部分は切断してもかまわない。
以上のようにプレス加工された小判型エレメント14の各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4をそれぞれ折り曲げ束ねて超音波溶接やスポット溶接などにより溶接し、正極溶接部15及び負極溶接部16を形成する。この場合、折り曲げ加工された各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4は、正極溶接部15及び負極溶接部16までの長さがそれぞれ異なることが考えられる。このような場合には、例えば折り曲げ加工がなされた後、折り曲げ加工された各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4を所定の位置で切断することによりの正極溶接部15及び負極溶接部16の位置を合わせることができる。なお、特に所定の位置にあわせなくても、各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4がそれぞれ接続されていれば、特に問題はない。あえて溶接する必要はない。
このように構成された小判型エレメント14では、各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4をそれぞれ折り曲げて一箇所で束ねているため内部抵抗が非常に小さく、なおかつ、コイル(インダクタンス)成分がほとんど発生しないコイン型電気二重層キャパシタを製造することができる。そのため、大容量の蓄積が可能で充放電時間が非常に短いコイン型電気二重層キャパシタが提供される。さらに、各層の正極集電箔1及び各層の負極集電箔4は、互いに重なり合っていないため、プレス加工時に正極3及び負極6が短絡することを防止することができる。
次に以上のように構成された小判型エレメント14を封口ケース9とキャップケース11に収納する工程について図を用いて説明する。上記のように構成された小判型エレメント14は、図1に示すように、周側部にガスケット10を装着した封口ケース9に収容される。封口ケース9内に電解液8が注入され、封口ケース9の開口部にガスケット10を介してキャップケース11を被せ、キャップケース11の開口端を内側に折り曲げるかしめ加工によりガスケット10を圧縮し、内部空間を封止してコイン型電気二重層キャパシタを形成する。前記ガスケット10は内部空間を封止する封止材としての役割と同時に、コイン型電気二重層キャパシタのプラス端子となるキャップケース11と、マイナス端子となる封口ケース9との間を絶縁する絶縁材の役割を果たす。従って、正極溶接部15はキャップケース11に、負極溶接部16は封口ケース9に電気的に接続する必要がある。ここでは正極溶接部15のキャップケース11への電気的接続及び負極溶接部16の封口ケース9への電気的接続は、圧接によって行われている。
なお、電気的接続は圧接に限られるわけではなく、溶接による接続、導電性接着剤による接続等特に限られない。また、ここでは、絶縁材としてガスケット10を設けたが、パッキンを用いても良い。なお、本実施の形態1に係る発明は、コイン型電気二重層キャパシタに係る蓄電装置にかかる発明であり、特にプラス端子、マイナス端子を固定する必要はないが、便宜上、上記のように規定している。
前記封口ケース9及び前記キャップケース11の材料としては、SUS304、SUS430、SUS430等のステンレス材料などが使用され、接触抵抗を下げるために表面にニッケルなどの良導電体のめっき、または、カーボン等の導電性塗料のコートを形成することもできる。また、封口ケース9及びキャップケース11の内側にアルミニウムを使用したステンレスのクラッド材が使用できる。リチウム一次電池やリチウムイオン二次電池ではマイナス端子となる封口ケース9としてアルミニウムを使用した場合、リチウムとアルミニウムの合金化が起きるため不具合を起こす場合があるが、電気二重層キャパシタの場合はマイナス端子となる封口ケース9としてアルミニウムが使用できる。アルミニウム単体を封口ケース9又はキャップケース11に使用する場合、ケースの強度が弱くなるため、ある程度の厚みが必要となる。この場合の厚みは50μm〜500μm程度である。また封口ケース9又はキャップケース11と小判型エレメント14との間に金属製のスペーサーを挿入して小判型エレメント14と封口ケース9又はキャップケース11との間のギャップを調整してもよい。
前記ガスケット10の材質としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド等の樹脂材料、又は、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム等のゴム系材料が使用できる。アルミニウムを封口ケース9又はキャップケース11に使用する場合、ケースの強度が弱くなるため、ガスケット10の材料に金属融着性を持つ変性ポリプロピレン等を用い、かしめと同時、もしくは、かしめ後に熱処理を施し、金属とガスケットを融着させて密閉性を保つ方法がある。この方法によりアルミニウム金属ケース使用時にも信頼性の高いシールが可能となる。ここでは皿状の金属ケースを正極側、蓋側を負極則としているが、正負が逆でもかまわない。
図15は上記説明した製造方法により製造された本発明の実施の形態1におけるコイン型電気二重層キャパシタを真上から見た透視図である。図において、マイナス端子となる封口ケース9の内側面と小判型エレメント14の正極溶接部15が接触しないように、ガスケット3を配置している。図15のGH軸に対して平行な断面図が本発明の代表図である図1である。図16は図15のGH軸に対して直角な面で切断した場合の断面図である。
前記電解液8は第4級アンモニム塩を有機溶媒もしくはイオン性液体に溶解させたものが使用可能であり、第4級アンモニウム塩以外に第4級オニウム塩でもよい。ここで第4級アンモニウム塩とは第4級アンモニウムイオンと対アニオンとを含むものをいう。特に使用可能な第4級アンモニウムイオンとしてはテトラエチルアンモニウムイオン、トリエチルメチルアンモニウムイオン、ジエチルメチル−2-メトキシエチルアンモニウムイオン、スピロビピロリジウムイオンなどが好ましい。第4級オニウム塩としては、例えばホスホニム塩、スルホニウム塩、テトラエチルホスホニウム塩などを用いることができる。また、対アニオンとしては、テトラフルオロホウ酸イオン(BF4 −)が主に用いられ、ヘキサフルオロリン酸イオン(PF6 −)、過塩素酸イオン(ClO4 −)、ビストリフルオロメタンスルホンイミドイオン(TFSI−)、ビスペンタフルオロエタンスルホンイミドイオン(BETI−)、トリフルオロメタンスルホン酸イオンから選ばれる1種以上が好ましい。またイミダゾリウム系やピリジウム系のイオン性液体を用いても良い。
上記電解液8の溶媒としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、スルホラン、ジメトキシエタン、アセトニトリルなどが挙げられ、これらを単独、または、2種以上の混合溶媒として使用できる。また、イミダゾリウム系やピリジウム系のイオン性液体を溶媒として使用してもよい。
前記封口ケース9の封口は、封口ケース9内に小判型エレメント14を配置し減圧下で電解液を注入し、減圧下でかしめ封口を行う。なお、正極3及び負極6及びセパレータ7に十分電解液8が含浸した後は常圧下で封口してもよい。電解液8を含浸させた小判型エレメント14はかしめ封口前に充放電を行い水分などの不純物をガスとして排出する予備充電を行うのが好ましい。この予備充電は封口ケース9のかしめ封口後行っても良く、小判型エレメント14単独で行っても良い。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、エレメント12を巻回構造にて製造する場合について説明したが、折りたたみ構造で製造しても同様の効果が得られる。なお、本実施の形態2では、エレメント12を折りたたみ構造で製造する以外の工程については、上記実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
上記実施の形態1では、エレメント12を巻回構造にて製造する場合について説明したが、折りたたみ構造で製造しても同様の効果が得られる。なお、本実施の形態2では、エレメント12を折りたたみ構造で製造する以外の工程については、上記実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図18、及び、図19は本発明の実施の形態2におけるコイン型電気二重層キャパシタの正極3、及び、負極6の構造を示す図である。基本的な構造、及び、製造方法は、正極3と負極6について大きな違いはないので、以下、正極3について説明し、負極6については正極3との差異のみ説明する。
図18において、正極3は略長方形の正極集電箔1の片面で、該略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線に対して非対称となるように正極活物質と導電助剤とをバインダにより結着させた正極活物質層2が密着されて形成される。なお、正極集電箔1、及び、正極活物質層2の材料、及び、条件等については、上記実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。また、負極6についても、正極3同様に略長方形の負極集電箔4の片面に負極活物質層5を形成する以外は上記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図20は本発明の実施の形態2におけるコイン型電気二重層キャパシタのエレメント12の製造途中の一工程を示す構造図である。図において、封口ケース9及びキャップケース11の大きさを考慮し、所定の寸法に切断した正極3、負極6及びセパレータ7を、正極3と負極6とを略長方形の正極集電箔1の短辺の中心線と略長方形の負極集電箔4の短辺の中心線とが並行となり、かつ、一致しないように、略長方形のセパレータ7、略長方形の正極活物質層2、及び、略長方形の負極活物質層5のそれぞれが略長方形の短辺の略中心でそれぞれ一致するようにセパレータ7を介して対向配置するように重ね合わせる。図4から明らかなように、このように構成されたエレメント12の中間体は、正極集電箔1及び負極集電箔4のそれぞれ正極活物質層2及び負極活物質層5を有しない部分が反対向きとなるよう重ね合わせられる。
図21は、上記図20で示されたエレメント12の中間体を折りたたんで得られる積層構造を持つエレメント12の断面図である。図のように折りたたんだ場合、正極集電箔1、及び、負極集電箔4の正極活物質層2、及び、負極活物質層5が形成されていない面同士が向き合うため、各層における集電効率に優れる。正極集電箔1、及び、負極集電箔4の積層される層の数、すなわち、折りたたまれた面数は、1以外の奇数であることが好ましい。これは本実施の形態におけるコイン型電気二重層キャパシタは、図1からも明らかなように、通常封口ケース9、及び、キャップケース11で、負極、及び、正極の別を示すような構造をとっているため、折りたたまれた面数が奇数であれば、最下面に配置された正極集電箔1がキャップケース11に、最上面に配置された負極集電箔4が封口ケース9に直接接触することになり、集電がよりスムーズにおこなえる。
なお、折りたたみ構造の場合、正極3、及び、負極6を鋭角に折り曲げる必要があるため、正極活物質層2、及び、負極活物質層5を厚く形成した場合に正極集電箔1、負極集電箔4又はセパレータ7の破断、ないし、正極活物質層2又は負極活物質層5の脱落が起きる可能性がある。そこで、エレメント12を巻回構造にて形成する場合に比べ、正極活物質層2、及び、負極活物質層5を薄く形成するほうが好ましい。具体的には、5〜50μmで形成した場合に正極集電箔1、負極集電箔4又はセパレータ7の破断、ないし、正極活物質層2又は負極活物質層5の脱落が起こりにくい。より好ましくは、30μm以下とするほうが良い。
実施の形態3.
上記実施の形態1では、エレメント12を円形の金型13を用いてプレスして打ち抜くことにより、小判型エレメント14を製造する場合について説明してきたが、封口ケース9及びキャップケース11からなるコイン型の容器に収めることができれば、特に円形の金型13を使用する必要はない。
上記実施の形態1では、エレメント12を円形の金型13を用いてプレスして打ち抜くことにより、小判型エレメント14を製造する場合について説明してきたが、封口ケース9及びキャップケース11からなるコイン型の容器に収めることができれば、特に円形の金型13を使用する必要はない。
図22及び図23は、エレメント12を八角形の金型18を用いてプレスして打ち抜く工程を真上から見た概略図、及び、打ち抜かれた八角形エレメント19である。図22において、太く示した線は八角形の金型18の外形であり、エレメント12の切断部分である。その他の条件等については、上記実施の形態1における円形の金型13を用いてプレス加工した場合と同様であるため説明を省略する。同じく六角形の金型20を用いてプレスして打ち抜く工程を真上から見た概略図、及び、打ち抜かれた六角形エレメント21を図24、及び、図25に示す。説明は八角形の金型18でプレス加工した場合と同様であるため省略する。なお、金型の形状はこれらに限られるわけではなく、例えば図26から図29で示すような形状を持った金型を用いてもかまわない。この場合、例えば図26及び図27で示されるような形状の金型を用いた場合には、1度にプレス加工する必要はなく、正極集電箔1側と負極集電箔4側それぞれに分けて、2度のプレス加工を行っても良い。さらに、図28及び図29で示されるような形状の金型を用いた場合には、正極集電箔1側と負極集電箔4側それぞれに2度に分けて、最大4度のプレス加工を行っても良い。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、正極溶接部15のキャップケース11への電気的接続及び負極溶接部16の封口ケース9への電気的接続を圧接により行っていたが、金属製のリード22を取り付けて、この金属製のリード22と、封口ケース9又はキャップケース11とをそれぞれを超音波溶接やスポット溶接などにより接続してもかまわない。図17は本実施の形態4に係るコイン型電気二重層キャパシタについて、図15で示したGH軸に平行な方向に切断した場合の断面図である。図において、小判型エレメント14の正極集電箔1、及び、負極集電箔4を中央に束ねる形で溶接しているが、特に逆電極と短絡することがなければ、どの位置で束ねて溶接してもかまわない。また、溶接ではなくリベットなどで圧着してもかまわない。
上記実施の形態1では、正極溶接部15のキャップケース11への電気的接続及び負極溶接部16の封口ケース9への電気的接続を圧接により行っていたが、金属製のリード22を取り付けて、この金属製のリード22と、封口ケース9又はキャップケース11とをそれぞれを超音波溶接やスポット溶接などにより接続してもかまわない。図17は本実施の形態4に係るコイン型電気二重層キャパシタについて、図15で示したGH軸に平行な方向に切断した場合の断面図である。図において、小判型エレメント14の正極集電箔1、及び、負極集電箔4を中央に束ねる形で溶接しているが、特に逆電極と短絡することがなければ、どの位置で束ねて溶接してもかまわない。また、溶接ではなくリベットなどで圧着してもかまわない。
実施の形態5.
上記実施の形態1では、圧接による正極溶接部15のキャップケース11への電気的接続及び負極溶接部16の封口ケース9への電気的接続は、正極集電箔1及び負極集電箔4の折り曲げ位置を調整することで、封口ケース9及びキャップケース11に押し付けた場合の折り曲げられた正極集電箔1及び負極集電箔4の持つばね力を利用して、何ら他の部材を用いずに行っていたが、より確実に電気的接触を得るためには、電子絶縁性を有する絶縁スペーサー23を封口ケース9及びキャップケース11それぞれの内側に設け、この絶縁スペーサー23により正極溶接部15及び負極溶接部16をキャップケース11及び封口ケース9の内側に押し付ける構造としたほうが良い。図30は本実施の形態5に係るコイン型電気二重層キャパシタについて、上面(封口ケース9側)から見た透し図である。また、図31は図30で示したIJ軸に平行な方向に切断した場合の断面図である。
上記実施の形態1では、圧接による正極溶接部15のキャップケース11への電気的接続及び負極溶接部16の封口ケース9への電気的接続は、正極集電箔1及び負極集電箔4の折り曲げ位置を調整することで、封口ケース9及びキャップケース11に押し付けた場合の折り曲げられた正極集電箔1及び負極集電箔4の持つばね力を利用して、何ら他の部材を用いずに行っていたが、より確実に電気的接触を得るためには、電子絶縁性を有する絶縁スペーサー23を封口ケース9及びキャップケース11それぞれの内側に設け、この絶縁スペーサー23により正極溶接部15及び負極溶接部16をキャップケース11及び封口ケース9の内側に押し付ける構造としたほうが良い。図30は本実施の形態5に係るコイン型電気二重層キャパシタについて、上面(封口ケース9側)から見た透し図である。また、図31は図30で示したIJ軸に平行な方向に切断した場合の断面図である。
ここで、正極溶接部15及び負極溶接部16は、正極集電箔1及び負極集電箔4をそれぞれ折り曲げて超音波溶接やスポット溶接などにより束ねて構成することを想定しているが、絶縁スペーサー23により正極溶接部15及び負極溶接部16をキャップケース11及び封口ケース9の内側に押し付ける構造とすることで、特に溶接等で固着しなくとも、確実に電気的接触が得られる。また、絶縁スペーサー23は、あらかじめキャップケース11及び封口ケース9の内側に取り付けた状態でかしめてもかまわないし、あらかじめ正極溶接部15及び負極溶接部16に取り付けた状態でかしめてもかまわない。また、独立した部品として製造工程で適当な位置に入れた状態でかしめてもかまわない。
なお、絶縁スペーサー23の材料としては、弾性を有し電解液に不溶な材料であれば使用可能であり、例えばニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、シリコンゴム等のゴム系材料や、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド等の樹脂材料の不織布なども使用できる。絶縁スペーサー23の形状は小判型エレメント14、及び、封口ケース9又はキャップケース11によって得られた空間に収納できる形状であれば良く、例えば図30に示すような弓型(半月形)のものなら小判型エレメント14がコイン型電気二重層キャパシタのケース内で大きく動かないので好ましい。
正極集電箔1 正極活物質層2 正極3 負極集電箔4 負極活物質層5 負極6 セパレータ7 電解液8 封口ケース9 ガスケット10 キャップケース11 エレメント12 円形の金型13 小判型エレメント14 正極溶接部15 負極溶接部16 八角形の金型18 八角形エレメント19 六角形の金型20 六角形エレメント21 金属製のリード22 絶縁スペーサー23
Claims (4)
- 帯状の正極集電箔の一辺に沿って正極活物質層が形成された正極と、
帯状の負極集電箔の一辺に沿って負極活物質層が形成された負極と、
前記正極と前記負極とが前記正極活物質層及び前記負極活物質層を覆うようにセパレータを介して、前記正極活物質層が形成されていない面を有する一辺と前記負極活物質層が形成されていない面を有する一辺とが逆方向となるように重ね合わせられ、折り曲げて巻回したものを打ち抜き加工した後、
前記正極活物質層及び前記負極活物質層がそれぞれ束ねられ、円筒形ケース内に収容したことを特徴とする電気二重層キャパシタ。 - 前記正極活物質層及び前記負極活物質層が前記正極集電箔及び前記負極集電箔の片面に形成されたものを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層キャパシタ。
- 前記正極活物質層及び前記負極活物質層が前記正極集電箔及び前記負極集電箔の両面に形成されたものを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の電気二重層キャパシタ。
- 帯状の正極集電箔の一辺に沿って正極活物質層を塗着して正極を形成し、
帯状の負極集電箔の一辺に沿って負極活物質層を塗着して正極を形成し、
前記正極と前記負極とが前記正極活物質層及び前記負極活物質層を覆うようにセパレータを介して、前記正極活物質層が形成されていない面を有する一辺と前記負極活物質層が形成されていない面を有する一辺とが逆方向となるように重ね合わせて折り曲げて巻回し、その後、打ち抜き加工したものに対して、前記正極活物質層及び前記負極活物質層がそれぞれ束ねられ、円筒形ケース内に収容することを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。
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| JP2008202005A JP2010040765A (ja) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | 電気二重層キャパシタ及びその製造方法 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013026446A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Seiko Instruments Inc | 電気化学セル |
| JPWO2012002359A1 (ja) * | 2010-06-28 | 2013-08-22 | 株式会社村田製作所 | 蓄電デバイスとその製造方法 |
| WO2014054664A1 (en) * | 2012-10-05 | 2014-04-10 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Power storage device |
-
2008
- 2008-08-05 JP JP2008202005A patent/JP2010040765A/ja active Pending
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