[go: up one dir, main page]

JP2009518348A - エナミン油およびその製造方法 - Google Patents

エナミン油およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009518348A
JP2009518348A JP2008543767A JP2008543767A JP2009518348A JP 2009518348 A JP2009518348 A JP 2009518348A JP 2008543767 A JP2008543767 A JP 2008543767A JP 2008543767 A JP2008543767 A JP 2008543767A JP 2009518348 A JP2009518348 A JP 2009518348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
atoms
compound
general formula
organic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008543767A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘルツィヒ クリスティアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wacker Chemie AG
Original Assignee
Wacker Chemie AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wacker Chemie AG filed Critical Wacker Chemie AG
Publication of JP2009518348A publication Critical patent/JP2009518348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/04Polysiloxanes
    • C08G77/38Polysiloxanes modified by chemical after-treatment
    • C08G77/382Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon
    • C08G77/388Polysiloxanes modified by chemical after-treatment containing atoms other than carbon, hydrogen, oxygen or silicon containing nitrogen
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/46Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyether sequences

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

本発明は、一般式(E1xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−NR2−R1−(I)の、少なくとも1のSi結合基を有する有機ケイ素化合物であって、アミノケイ素化合物(2)と、一般式(E2xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OH(II)または(E2xZ−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24(III)[前記式中、R1は、1もしくは複数のN原子を有していてよい有機基であり、R2は、水素基であるか、または1〜30個のC原子を有する有機基であり、R4は、水素基であるか、または1〜18個のC原子を有する炭化水素基であり、Yは、OまたはNR2であり、Zは、モノマー、オリゴマーもしくはポリマーの構造を有する二官能性〜六官能性の有機基であり、これはC原子を介して結合しているヘテロ原子を少なくとも10質量%含有しており、E1は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−NR2−R1−のSi−C−結合した基であり、E2は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OHもしくは−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24の基であり、xは、1〜5の整数である]の化合物との反応により製造することができる、有機ケイ素化合物に関する。

Description

本発明は、エナミン油およびその製造方法に関する。
ポリオールもしくはポリアミンから、ジケテンとの反応により、またはエステル交換により、ポリアセトアセテートおよびポリアセトアセトアミドを製造することは、US3668183に記載されている。ジケテンを用いたポリカルビノールの誘導化に関するその他の示唆は、US3542855に記載されている。ポリマー化合物、たとえばポリエーテル、ポリアセテート、ポリエーテルアセタール、ポリエステル、ポリエステルポリオールと、ジケテンまたはアセトアセテートとの反応法は、GB1154726およびGB1218509に開示されている。使用されるポリマーは、少なくとも1のカルビノール基を有しており、これに応じて生成物は少なくとも1のアセトアセチル基を有している。
US6121404は、アセトアセチル化シリコーンポリエトキシレートの製造を記載しており、この場合、末端の、およびまた側位のプロピルポリエトキシレートを有する線状のシロキサンが使用される。反応はジケテンを用いて行われる。
アセトアセチル化ポリオール、ポリエーテルまたはポリエステルは、EP603716によれば、これらの化合物をアミノポリエステルまたはアミノポリエーテルの添加により架橋させることによってエラストマーを製造するために使用される。後者は前者から過剰のポリアミンを添加することによって合成される。
EP481345によれば、予めアルデヒドまたはケトンによりアルジミンまたはケチミンへと反応された、1より多くのアセトアセテート基を有する化合物をポリアミンと混合する場合に、数時間で硬化する被覆材料が得られる。これに匹敵する方法は、US3668183にも記載されており、この場合、ポリアセトアセトアミドを使用することもできる。
EP483583は、ポリアセトアセトアミドまたは−エステルから、空気湿分の非存在下でアミノシランと反応させることによりエラストマーを形成することを記載している。
被膜形成の特別な事例は、US6121404に記載されている。アセトアセチル化シリコーンポリエーテルから水溶液を製造し、該水溶液をアミノシロキサンの添加後に乾燥させ、かつその際にエラストマー被膜が形成される。
本発明は、一般式
(E1xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−NR2−R1− (I)
の、少なくとも1のSi結合基を有する有機ケイ素化合物であって、アミノケイ素化合物(2)と、一般式
(E2xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OH (II)または
(E2xZ−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24 (III)
[前記式中、
1は、1もしくは複数のN原子を有していてよい有機基であり、
2は、水素基であるか、または1〜30個のC原子を有する有機基であり、
4は、水素基であるか、または1〜18個のC原子を有する炭化水素基であり、
Yは、OまたはNR2であり、
Zは、モノマー、オリゴマーもしくはポリマーの構造を有する二官能性〜六官能性の有機基であり、これはC原子を介して結合しているヘテロ原子を少なくとも10質量%含有しており、
1は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−NR2−R1−のSi−C−結合した基であり、
2は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OHもしくは−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24の基であり、
xは、1〜5の整数である]の化合物との反応により製造することができる、有機ケイ素化合物に関する。
1は、有利には1もしくは複数のN原子を有していてよい二官能性の炭化水素基である。
これは窒素不含の形では、アルキレン基、アリーレン基またはアラルキレン基に相応し、その際、アルキレン基が有利である。このための例は、式−CH2−、−C24−および−C612−の二端遊離基である。
窒素を含有する形では、R1は、そのNを有利には、別のN原子から離れて有しており、かつ第2級もしくは第3級アミノ基の形で有している。従って特に有利であるのは、2つのN原子が直接に隣接して存在していないことである。このための例は、式−C36NHC24−、−C36N(CH3)C24−、−C36NHC36−、−C36NHC24NHC24−、−C36N(CH3)C24N(CH3)C24−または−C36NHC36NHC36−の基である。
2は、有利には水素基である。
4は、有利には水素基である。
Yは、有利には酸素基である。
Zは、有利には、少なくとも20質量%、および特に有利には少なくとも25質量%のヘテロ原子含有率を有している。
xは、有利には1である。
本発明はさらに、有機ケイ素化合物(1)の製造方法に関し、この方法は、アミノケイ素化合物と、一般式
(E2xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OH (II)または
(E2xZ−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24 (III)
[前記式中、
1は、1もしくは複数のN原子を有していてよい有機基であり、
2は、水素基であるか、または1〜30個のC原子を有する有機基であり、
4は、水素基であるか、または1〜18個のC原子を有する炭化水素基であり、
Yは、OまたはNR2であり、
Zは、モノマー、オリゴマーもしくはポリマーの構造を有する二官能性〜六官能性の有機基であり、これはC原子を介して結合しているヘテロ原子を少なくとも10質量%含有しており、
2は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OHもしくは−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24の基であり、
xは、1〜5の整数である]の化合物とを反応させることを特徴とする。
アミノケイ素化合物(2)は、有利には第1級アミノ基を有するアミノシロキサンである。場合により該アミノシロキサンはさらに、第2級アミノ基を有していてもよい。
特に有利なアミノケイ素化合物(2)は、式
H−NR2−R1− (IV)
[式中、R1およびR2は、前記の意味を有する]のSi結合した置換基を有する化合物である。
有利には該アミノケイ素化合物(2)は、水素の排除下で化合物(3)に付加する。
有利には化合物(2)は、保護基の試薬、たとえばアルデヒドまたはケトンを用いて予めアミノ基を変換することなく使用される。該化合物は有利には少なくとも1の第1級アミノ基を有する。このための例は、アミノメチル基またはアミノプロピル基である。
アミノケイ素化合物(2)を、「ジアミノ」のモノマー、たとえばアミノエチルアミノプロピルシランまたはアミノエチルアミノイソブチルシランから製造する場合には、これらは第1級アミノ基あたり、同一のSi原子に結合した1の第2級アミノ基を有する。しかし該第1級アミノ基は有利には化合物(3)と反応し、その際、第2級アミノ基は、塩基性中心として維持され、従って、プロトン化されてもよい。
有利には化合物(2)は、0.01〜約10ミリ当量/gの範囲、特に有利には約0.05〜5ミリ当量/gの範囲のアミノ基濃度を有している。有利な粘度は、25℃で約100〜100000mPa・sの範囲であり、その際、500〜50000mPa・sの範囲が特に有利である。
有機化合物(3)は、アミノケイ素化合物(2)の反応相手として、式(II)および(III)に相応する2つの互変異性体の形で使用することができる。これらの化合物は、基礎となっている、自由な価数が水素で飽和されているベース化合物(E2xZ−Y(4)と、ジケテン、アセチルケテン、アルキルジケテン、ジケテン−アセトン付加物またはアセトアセテートとを、文献において公知の反応により反応させることにより得られる。有利であるのは、ジケテンもしくはそのアセトン付加物との反応である。
基「Z」は、その二官能性〜六官能性に基づいて、2〜6個の別の基と結合している有機基である。「E」+「Y」の合計は、この官能性の数に相応する。最も簡単なケースでは、「Z」は、二官能性であり、これが有利でもある。この場合「Z」は、2つのY基に、または1つのY基と1つの単官能性の末端基とに結合している。単官能性の末端基は、飽和もしくは不飽和の炭化水素基であってよく、またはアシル基、たとえばアセテート基、ブチレート基、パルミテート基またはステアレート基であってもよく、またアクリレート基、メタクリレート基またはベンゾエート基であってもよい。
基「Z」は、少なくとも10質量%のヘテロ原子含有率を有する。ヘテロ原子は、O原子、N原子、B原子、P原子およびS原子の群から選択されている。有利にはO原子/N原子であり、特にO原子である。基「Z」は、高い極性ひいては高い親水性を化合物(1)に導入するためのものであり、そのため、ヘテロ原子の含有率が高いことが有利である。特に有利には、基「Z」はポリエーテルまたはポリエステルである。ポリエーテルのための例は、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドまたはポリブチレンオキシド(ポリTHF)ならびに一般式(Ca2aO)na2a[式中、a=2、3または4であり、かつnは、1〜500、有利には1〜100の整数である]のコポリマーでもある。
三官能性〜六官能性の基「Z」は、通常、同じ数の官能性のアルコールからも、アミンからも出発される。たとえばトリメチロールプロパンまたはアンモニアから、エチレンオキシドを用いて「Z」が一般式C25C(CH2(OC24n/33またはN(C24(OC24n-3/33であるベース化合物(4)が得られ、これらの自由な価数は酸素原子(Y)と結合しており、これらは自体、水素により飽和されている。より高い官能価を有する化合物(4)を製造するために、通常は相応してより高い官能価を有するカルビノール化合物またはアミノ化合物を使用する。四官能性は、ペンタエリトリットまたはエチレンジアミンから、六官能性はソルビットまたはトリス−(アミノエチル)アミンからである。
相応するポリエステルは、同一の、もしくは類似の出発化合物から、環式エステル(ラクトン)を一般に公知の方法により開環重合することによって製造することができる。有利なベース化合物(4)は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびこれらのコポリマー、ならびにこれらのモノアルキルエーテルである。後者は「Y」が酸素であり、かつ「E」がアルキル基(メチル、アルキル、ブチル)である特殊な事例である。化合物(3)への反応に関しては、これらの化合物(4)は、単官能性である。アミノケイ素化合物(2)に対して、ここから製造される化合物(3)は同様に単官能性であり、従ってこれらの化合物は極性のポリマーによりアミノ基を飽和するために役立つ。
これに対してポリアルキレングリコールから同様に、化合物(2)に対して二官能性の反応相手(3)が得られ、従ってこれは連鎖延長作用を有する。このようにして、化合物(2)が、分子あたり少なくとも3個のアミノ基を有している場合には、分枝鎖状の生成物(1)を得ることができる。交互のシロキサンポリエーテル構造が生じる。
化合物(3)と、(第1級)アミノケイ素化合物(2)との、本発明によるβ−ケトエナミン(1)への反応は、外部からの加熱なしで自発的に進行するが、しかし熱の供給は(1)の合成を促進する効果がある。基本的に化合物(2)および(3)を広い範囲で相互に組み合わせて反応させることができる。アミノ基に対するβ−ケトカルボニル基(もしくはそのエノール互変異性体)の化学量論的な過剰は、当然のことながら、過剰のβ−ケトカルボニル基を有する生成物を生じ、かつ逆の場合には、過剰のアミノ基を有する生成物が生じる。これを回避するためには、有利には0.8〜1.2、特に有利には0.9〜1.1の第1級アミノ基に対するβ−ケトカルボニル基の化学量論比を使用する。
分子あたり1より多くのβ−ケトカルボニル基(もしくはそのエノール互変異性体)を有するのみの化合物(3)を使用する場合、合成の目的に応じて、たとえば生成物の分子量を調整するために、または極簡単にゲル化作用を回避するために、これらのモル比から逸脱することが必要な場合もある。このような場合には、反応性の基のモル比は約0.1〜約10まで変化してよい。
反応温度は有利には0〜約140℃であり、特に有利には20〜約100℃である。
周囲の圧力は重要ではない。標準圧力下または真空下での反応は有利である。反応水を真空下で除去する場合には、これにより多くの場合、反応速度が向上する。反応水が完全に生成物中で可溶性でない場合にも、反応水を除去することは有利である。というのも、清澄な生成物が得られるからである。
以下の実施例は、本発明をさらに詳細に説明するためのものである。
例1:
25℃で、3−(アミノエチルアミノ)プロピル−メチルシロキシ単位とジメチルシロキシ単位とからなり、かつ粘度980mm2/s(25℃)で、0.293ミリ当量/gのアミン含有率を有する、市販のアミノシロキサン125gを装入する。外部から加熱を行うことなく、平均重合度10.4を有するメチルポリエチレングリコールアセトアセテート10.2gを計量供給する。乳濁した混合物は若干加熱され、かつその際に粘度が高まる。清澄で帯黄色のシロキサンポリエーテルコポリマーが得られるまで攪拌する。1H−NMR分光分析は、アセチル基の信号が2.3ppmでそれ以上検出することができず、かつその代わりにエナミンのメチル基が1.9ppmで一重項として目視可能であることによって、アセトアセテートのエナミンへの完全な反応を示す。該コポリマーは、構造要素(ポリエーテル)−O2C−CH=C(CH3)−NH−C24−NH−C36−(シロキサン)を有している。
例2:
例1と同様に実施するが、ただしその際、例1からのアミノシロキサン125gの代わりに、3−(アミノエチルアミノ)プロピル−ジメチルシロキシ単位とジメチルシロキシ単位とからなり、アミン価0.78を有するテレキルなアミノシロキサン47gを使用する。同量のアセトアセテートを含有する混合物は当初、同様に強く濁っているが、しかし弱い発熱反応で終了時に向かって清澄になる。反応は外部からの加熱を行うことなく約24時間で終了し、これは1H−NMR分光分析により確認される。ポリエーテルおよびシロキサンの間の構造要素は、例1からのコポリマーに相応する。
例3:
例2からのテレキルなアミノシロキサン47gを25℃で、同じモル量のエチレン割合とプロピレン割合とを有し、かつ平均分子量1970gを有するブチル(ポリエチレン)−(ポリプロピレン)−グリコールアセトアセテート35.5gと混合し、その際、原料は完全に非相容性である。良好に攪拌すると、該混合物は50℃で約4時間後に清澄になり、かつ帯黄色の高粘性油状物が得られる。1H−NMR分光分析で、生成物はアセチルピーク(2.3ppm)を同時に欠きながら、エナミンのCH3基の新たな一重項が1.9ppmで認められる。ポリエーテルおよびシロキサンの間の構造要素は、例1からのコポリマーに相応する。
例4:
例3からのポリエーテルアセトアセテート35.5gを、第1級アミノ基のみを有し、かつ第1級/第2級アミノ基の組み合わせを有していないアミノシロキサンと反応させる。ここに、アミノ基含有率0.38ミリ当量/gを有するテレキルなアミノプロピル−PDMS95gを、強力な撹拌下に計量供給する。反応混合物が清澄になった後、50℃でさらに2時間攪拌する。清澄な帯黄色の油状物が得られ、これは1H−NMR分光分析でふたたびエナミンのCH3ピークを1.9ppmで有している。末端基の構造は、構造要素(ポリエーテル)−O2C−CH=C(CH3)−NH−C36−(シロキサン)に相応する。
例5:
平均して44のエチレンオキシ単位を有する脱水されたポリエチレングリコール195.4gを、80℃でジケテン18.0gと反応させてビスアセトアセテートが得られ(触媒はジアザビシクロオクタン0.1g)、かつ過剰のジケテンをその後、真空下で除去する。25℃に冷却後、3−アミノプロピレン末端基を有し、かつ0.52ミリ当量/gのアミン濃度を有するシリコーン油テレキルを合計して192.5g計量供給する。良好な撹拌下に、まず乳白色の混合物がわずかに加熱されて清澄になる。次いで50℃でさらに2時間、後反応させ、かつ約0.25ミリ当量/gのβ−ケトエナミン濃度を有する帯黄色の高粘性油状物が得られる。1H−NMR分光分析で、遊離のアミノプロピル(Si)基は検出されないが、しかし例4の生成物中と同様の構造要素が検出される。該ポリマーは、乳化剤の添加を行わなくても水中で分散可能である。
例6:
例5からの生成物は、末端のβ−ケトエステル基を有しており、これをさらに反応させることができる:該生成物202g(アセトアセテート50ミリ当量/g)を、THF50gで希釈した後、25℃でジメチルアミノプロピルアミン5.2gと混合する。わずかな発熱反応下で2時間後に、β−ケトエナミン基を介して結合しているポリマー部分を有し、かつ第3級アミノ基で末端停止されているテレキルなPDMS−ポリエーテル−コポリマーが得られる。第3級アミノ基の濃度は、0.24ミリ当量/gである。1H−NMR分光分析で、例4の生成物中と同様の構造要素が確認される。
例7:
例5においてと同様に、平均して44のエチレンオキシ単位を有する脱水されたポリエチレングリコール97.7gと、ジケテン9.0gとから、そのビスアセトアセテートを製造し、かつ過剰のジケテンを除去する。強力な撹拌下に、ここで使用されるアミノプロピル−PDMS385g(NH2 200ミリ当量)を供給する。50℃で2時間後に、乳白色の混合物から、なおわずかに濁った、帯黄色の油状物が得られ、その1H−NMR分光分析は、アセトアセテート基に関する信号をもはや有していない。その代わりに、CH3ピークに基づいて、例6からの生成物と同一の構造要素を確認することができる。
該コポリマーは、過剰のアミノプロピレン末端基を、0.20ミリ当量/gの濃度で有している。
例8:
例5に記載のポリエーテルビスアセトアセテートの製造を繰り返す。得られた生成物10.6gを、強力な撹拌下に、例1からの市販のアミノシロキサン68gと混合する。わずかに加熱されて粘度はまず徐々に、次いで次第に顕著に上昇する。なお濁っている混合物を、テフロン型に流す。該コポリマーは硬化してわずかに帯黄色のエラストマーが生じ、そのポリエーテル成分およびシロキサン成分は、構造−O2C−CH=C(CH3)−NH−C24−NH−C36−の要素を介して相互に結合されている。

Claims (8)

  1. 一般式
    (E1xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−NR2−R1− (I)
    の、少なくとも1のSi結合基を有する有機ケイ素化合物であって、アミノケイ素化合物(2)と、一般式
    (E2xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OH (II)または
    (E2xZ−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24 (III)
    [前記式中、
    1は、1もしくは複数のN原子を有していてよい有機基であり、
    2は、水素基であるか、または1〜30個のC原子を有する有機基であり、
    4は、水素基であるか、または1〜18個のC原子を有する炭化水素基であり、
    Yは、OまたはNR2であり、
    Zは、モノマー、オリゴマーもしくはポリマーの構造を有する二官能性〜六官能性の有機基であり、これはC原子を介して結合しているヘテロ原子を少なくとも10質量%含有しており、
    1は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−NR2−R1−のSi−C−結合した基であり、
    2は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OHもしくは−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24の基であり、
    xは、1〜5の整数である]の化合物との反応により製造することができる、有機ケイ素化合物。
  2. 1が、1もしくは複数のN原子を有していてよい二官能性の炭化水素基であり、
    2およびR4が、それぞれ水素基であり、
    Yが、酸素基であり、
    Zが、ヘテロ原子を少なくとも20質量%、および特に有利には少なくとも25質量%含有しており、かつ
    xが、1であることを特徴とする、請求項1記載の有機ケイ素化合物。
  3. ヘテロ原子が、O原子、N原子、B原子、P原子およびS原子の群から、有利にはO原子およびN原子の群から選択されており、特にO原子であることを特徴とする、請求項1または2記載の有機ケイ素化合物。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法において、アミノケイ素化合物と、一般式
    (E2xZ−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OH (II)または
    (E2xZ−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24 (III)
    [前記式中、
    1は、1もしくは複数のN原子を有していてよい有機基であり、
    2は、水素基であるか、または1〜30個のC原子を有する有機基であり、
    4は、水素基であるか、または1〜18個のC原子を有する炭化水素基であり、
    Yは、OまたはNR2であり、
    Zは、モノマー、オリゴマーもしくはポリマーの構造を有する二官能性〜六官能性の有機基であり、これはC原子を介して結合しているヘテロ原子を少なくとも10質量%含有しており、
    2は、単官能性の末端基であるか、または一般式−Y−C(O)−CR4=C(CH24)−OHもしくは−Y−C(O)−CHR4−C(O)−CH24の基であり、
    xは、1〜5の整数である]の化合物とを反応させることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の有機ケイ素化合物の製造方法。
  5. アミノケイ素化合物(2)が、少なくとも1の第1級アミノ基を有するアミノシロキサンであることを特徴とする、請求項4記載の方法。
  6. 化合物(2)が、第1級アミノ基あたり、同一のSi原子に結合している1の第2級アミノ基を有していることを特徴とする、請求項5記載の方法。
  7. 化合物(2)が、0.01〜約10ミリ当量/g、特に有利には約0.05〜5ミリ当量/gの範囲のアミノ基濃度を有していることを特徴とする、請求項5または6記載の方法。
  8. 化合物(2)が、25℃で約100〜100000mPa・sの範囲の粘度を有しており、その際、500〜50000mPa・sの範囲が有利であることを特徴とする、請求項5から7までのいずれか1項記載の方法。
JP2008543767A 2005-12-08 2006-11-23 エナミン油およびその製造方法 Pending JP2009518348A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005058745A DE102005058745A1 (de) 2005-12-08 2005-12-08 Enaminöle und Verfahren zu ihrer Herstellung
PCT/EP2006/068796 WO2007065798A1 (de) 2005-12-08 2006-11-23 Enaminöle und verfahren zu ihrer herstellung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009518348A true JP2009518348A (ja) 2009-05-07

Family

ID=37776411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008543767A Pending JP2009518348A (ja) 2005-12-08 2006-11-23 エナミン油およびその製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7973120B2 (ja)
EP (1) EP1957503A1 (ja)
JP (1) JP2009518348A (ja)
CN (1) CN101296931A (ja)
DE (1) DE102005058745A1 (ja)
WO (1) WO2007065798A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297630A (ja) * 2006-05-04 2007-11-15 Wacker Chemie Ag β−ケトカルボニル官能性有機ケイ素化合物の製造方法
JP2012031411A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Evonik Goldschmidt Gmbh 変性アルコキシル化生成物を使用して製造されるポリマーの貯蔵寿命が延び、かつ、延伸性が増加される、少なくとも1つの非末端アルコキシシリル基を有する変性アルコキシル化生成物
JP2022527531A (ja) * 2019-04-03 2022-06-02 アークサーダ・アー・ゲー アセトアセチル化ポリオールの調製方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015164408A1 (en) 2014-04-21 2015-10-29 Gaco Western, LLC Foam compositions

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189874A (ja) * 1990-11-22 1992-07-08 Nippon Oil & Fats Co Ltd 塗料用樹脂組成物
JPH06220425A (ja) * 1992-12-18 1994-08-09 Tremco Inc 速硬化性、高強度のシーラント
JPH0827273A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Toshiba Silicone Co Ltd 紫外線吸収性シリコーン樹脂粉体の製造方法
JPH11323160A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Shinto Paint Co Ltd 硬化性樹脂組成物
US6121404A (en) * 1998-07-06 2000-09-19 Dow Corning Corporation β-diketo functional organosilicon compounds
JP2001049122A (ja) * 1999-08-13 2001-02-20 Asahi Denka Kogyo Kk 硬化性組成物
JP2006510770A (ja) * 2002-12-19 2006-03-30 シーカ・テクノロジー・アーゲー 3−(n−シリルアルキル)アミノプロペン酸エステル基を含むポリマーおよびその使用
JP2009517360A (ja) * 2005-11-24 2009-04-30 ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト β−ケトカルボニル官能性有機ケイ素化合物の製造方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1154726A (en) 1965-09-16 1969-06-11 Ici Ltd Esters of Polyethers
DE1568494A1 (de) 1966-02-26 1970-03-05 Hoechst Ag Verfahren zur Herstellung von Mono- und Polycetessigsaeureestern
GB1218509A (en) 1969-02-03 1971-01-06 Wacker Chemie Gmbh Process for the production of acetoacetic acid esters
US3668183A (en) * 1970-11-03 1972-06-06 Union Carbide Corp Production of polyenamines
DE4032751A1 (de) 1990-10-16 1992-04-23 Hoechst Ag Fluessiges beschichtungsmittel
DE4034279A1 (de) 1990-10-27 1992-04-30 Bayer Ag Verwendung von alkoxysilylaminen als haerter fuer acetoacetat- oder acetoacetamidgruppen aufweisende kunststoffvorlaeufer

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04189874A (ja) * 1990-11-22 1992-07-08 Nippon Oil & Fats Co Ltd 塗料用樹脂組成物
JPH06220425A (ja) * 1992-12-18 1994-08-09 Tremco Inc 速硬化性、高強度のシーラント
JPH0827273A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Toshiba Silicone Co Ltd 紫外線吸収性シリコーン樹脂粉体の製造方法
JPH11323160A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Shinto Paint Co Ltd 硬化性樹脂組成物
US6121404A (en) * 1998-07-06 2000-09-19 Dow Corning Corporation β-diketo functional organosilicon compounds
JP2001049122A (ja) * 1999-08-13 2001-02-20 Asahi Denka Kogyo Kk 硬化性組成物
JP2006510770A (ja) * 2002-12-19 2006-03-30 シーカ・テクノロジー・アーゲー 3−(n−シリルアルキル)アミノプロペン酸エステル基を含むポリマーおよびその使用
JP2009517360A (ja) * 2005-11-24 2009-04-30 ワッカー ケミー アクチエンゲゼルシャフト β−ケトカルボニル官能性有機ケイ素化合物の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297630A (ja) * 2006-05-04 2007-11-15 Wacker Chemie Ag β−ケトカルボニル官能性有機ケイ素化合物の製造方法
JP2012031411A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Evonik Goldschmidt Gmbh 変性アルコキシル化生成物を使用して製造されるポリマーの貯蔵寿命が延び、かつ、延伸性が増加される、少なくとも1つの非末端アルコキシシリル基を有する変性アルコキシル化生成物
JP2022527531A (ja) * 2019-04-03 2022-06-02 アークサーダ・アー・ゲー アセトアセチル化ポリオールの調製方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7973120B2 (en) 2011-07-05
US20080312398A1 (en) 2008-12-18
EP1957503A1 (de) 2008-08-20
DE102005058745A1 (de) 2007-06-14
WO2007065798A1 (de) 2007-06-14
CN101296931A (zh) 2008-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020049296A1 (en) Preparation of amino-functional siloxanes
EP2289976A2 (de) Siliconpolyethercopolymere und Verfahren zu deren Herstellung
EP2176319A1 (de) Verfahren zur herstellung verzweigter sih-funktioneller polysiloxane und deren verwendung zur herstellung sic- und sioc-verknüpfter, verzweigter organomodifizierter polysiloxane
JPS62195389A (ja) ヒドロキシル基含有シロキサン化合物
JP2014500376A (ja) シリコーンアスパラギン酸共重合体
JP7030974B2 (ja) オキサミドエステル基を有するシロキサンの製造方法
CN101506429B (zh) 含β-酮羰基官能化的硅氧烷聚合物的组合物
EP2528927B1 (en) Silicon polyethers and method of producing the same
CN101421334B (zh) 包含β-酮酰胺基团和通过烯胺键结合的有机聚合物的有机硅化合物及其制备方法
JP2009518348A (ja) エナミン油およびその製造方法
KR100261617B1 (ko) 강성 이격물을 갖는 혁신적인 실록산블럭 공중합체 및 이의 용도
CN103025799B (zh) 用于制备具有氨基甲酸酯-磺酰氨基连接基团的硅氧烷共聚物的方法
CN102741324B (zh) 环氧或环氧丙烷化合物和氨基硅氧烷的非交联反应产物
EP1876198A1 (de) Verfahren zur Herstellung aminofunktioneller Siloxane
RU2462467C1 (ru) Способ получения отвердителя низкомолекулярных эпоксидных смол
Kandpal et al. Studies on the synthesis and reaction of silicone oxirane dendrimer and their thermal and rheological properties
CN121399193A (zh) 在分子链中具有叔氨基的有机聚硅氧烷及其制造方法
JP3779067B2 (ja) ポリシロキサン
JP6801152B2 (ja) アミノアルキル及び不飽和末端を有する二官能性ポリ(アルキレンオキシド)並びにその誘導体
RU2509783C1 (ru) Способ получения отвердителя для среднемолекулярных эпоксидных смол
JPH0327581B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111013