JP2009238465A - シールド電線付きコネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】小型化が可能で、組み付けが容易であり、しかも部品管理が煩雑になることのないシールド電線付きコネクタを提供する。
【解決手段】本発明のシールド電線付きコネクタ1は、記絶縁部材20の周壁21における芯線導通端子10の挿通方向逆側の一端部に、芯線導通端子10の挿通方向に沿ったスリット23が形成されることによって、芯線導通端子10を絶縁部材20の収容孔22内に圧入するときに、スリット23によって絶縁部材20の周壁21が芯線導通端子10の挿通方向に対して垂直な方向に拡がる。
【選択図】図2
【解決手段】本発明のシールド電線付きコネクタ1は、記絶縁部材20の周壁21における芯線導通端子10の挿通方向逆側の一端部に、芯線導通端子10の挿通方向に沿ったスリット23が形成されることによって、芯線導通端子10を絶縁部材20の収容孔22内に圧入するときに、スリット23によって絶縁部材20の周壁21が芯線導通端子10の挿通方向に対して垂直な方向に拡がる。
【選択図】図2
Description
本発明は、シールド電線(同軸ケーブル)の端末部に電気的に接続されるシールド電線付きコネクタ(例えば、アンテナプラグコネクタ)に関するものである。
高周波信号を伝送する場合、高周波対応のシールド電線およびシールド電線付きコネクタが用いられる。そのようなコネクタ付きのシールド電線は、自動車等の車両で車載機器間の高周波信号の伝送にも用いられる。車載用のシールド電線付きコネクタには小型化の要求が強まっている。
シールド電線は、一般的に、芯線の外側に絶縁体を介してシールド導体(編組等)を配し、シールド導体の外周をシースで被覆した構造をなしている。他方、シールド電線付きコネクタは、芯線に接続される芯線導通端子と、芯線導通端子を収容する筒状の絶縁部材と、絶縁部材を収容すると共に、シールド導体が接続される筒状のシールド端子と、を備えた構造をなしている。
芯線導通端子を絶縁部材に装着する方式として、(1)絶縁部材の内部に形成したランスによって芯線導通端子を係止するタイプ、(2)絶縁部材の内部に芯線導通端子を圧入するタイプ、(3)絶縁部材を半割構造とし、半割体で芯線導通端子を挟みながら、絶縁部材をシールド端子に挿入することで、絶縁部材の開きを防止して、芯線導通端子を係止するタイプのものが知られている。
まず、上記(1)のランスタイプのものであって、特許文献1に記載されたシールド電線付きコネクタの構造を説明する。図4は、従来のランスタイプのシールド電線付きコネクタの分解斜視図であり、図5は、シールド電線に装着された状態の、従来のランスタイプのシールド電線付きコネクタの縦断面図である。シールド電線Wは、芯線Waと、芯線Waの外側を包囲する絶縁体(誘電体)Wbと、絶縁体Wbの外側を覆うシールド導体(編組等)Wcと、シールド導体Wcの外周を被覆するシースWdとを備えた構造をなしている。一方、このシールド電線Wの端末に接続されるシールド電線付きコネクタ100は、芯線Waに接続される芯線導通端子110と、この芯線導通端子110を収容する筒状の絶縁部材120と、絶縁部材120を収容すると共に、シールド導体Wcが接続される筒状のシールド端子130とを備えている。絶縁部材120の内部には可撓性を有したランス121が設けられており、このランス121が、絶縁部材120内に挿入された芯線導通端子110の段部111に係合することにより、芯線導通端子110が抜け止め固定されている。
次に、上記(2)の圧入タイプのものについて説明する。図6は、従来の圧入タイプのシールド電線付きコネクタの要部の縦断面図である。この絶縁部材220の筒状の周壁221の内部には、芯線導通端子210によって挿通される収容孔222が設けられ、収容孔222の軸線方向中間部の内周には、収容孔222の入口の内径Aよりも大きな内径を有する環状溝224が形成されている。また、芯線導通端子210は、該芯線導通端子210の挿通方向順側に接続相手側のシールド電線の芯線に接続される電気接続部211を有すると共に、該芯線導通端子210の挿通方向逆側にシールド電線の芯線に接続される芯線接続部213を有するものである。電気接続部211と芯線接続部213の間の部分の外周には、収容孔222の入口の内径Aよりも径が大きく且つ絶縁部材220の環状溝224の内周に嵌まる外径Bを有した係止凸部212が設けられている。
このタイプの場合は、芯線導通端子210の係止凸部212を、絶縁部材220の収容孔222の入口の小径部分(内径Aの部分)を通して、環状溝224まで圧入することにより、芯線導通端子210を係止するようにしている。
次に、上記(3)の半割タイプのものについて説明する。図7は、従来の半割タイプのシールド電線付きコネクタの要部の縦断面図である。この絶縁部材250は、その直径を含む面で周壁が半割りされた2つの半割体250a、250bによって構成される。各半割体250a、250bは、該半割体250a、250bを一体に組み立てた場合の筒状の周壁251の内部には、芯線導通端子210を収容する収容孔252が設けられ、収容孔252の軸線方向中間部の内周に、収容孔252の入口の内径よりも大きな内径を有する環状溝254が形成されている。この2つの半割体250a、250bの間に、前記圧入タイプの場合と同様の芯線導通端子210を挟み、半割体251を閉じたまま、それをシールド端子の中に挿入することで、半割体251が開かないように規制し、それにより、芯線導通端子210を抜けないように固定するようにしている。
特開2006−24499号公報
従来のシールド電線付きコネクタには、上記のようなタイプのものがあるが、それぞれに次のような課題がある。
まず、ランスタイプのシールド電線付きコネクタは、絶縁部材120の内部にランス121を設ける必要があるため、絶縁部材120が大径化し、シールド電線付きコネクタの小型化の障害となる。
また、圧入タイプのシールド電線付きコネクタは、絶縁部材220の収容孔222の入口の内径Aと芯線導通端子210の係止凸部212の外径Bの差が大きいほど、強固な係止力が得られるようになるが、径差を大きくするほど、芯線導通端子210を圧入するのために要する挿入力が大きくなり、組み付けが難しくなる。
また、半割タイプのシールド電線付きコネクタは、絶縁部材250が二部品化するため、組み付けが面倒になる上、部品点数が増えることで管理が煩雑になる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化が可能で、組み付けが容易であり、しかも部品管理が煩雑になることのないシールド電線付きコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るシールド電線付きコネクタは、下記(1)〜(6)を特徴としている。
(1) 内部導体である芯線と、前記芯線の外周面を包囲しながら該芯線の長手方向に延長される内部被覆と、前記内部被覆の外周面を包囲しながら前記長手方向に延長されるシールド部材と、前記シールド部材の外周面を包囲しながら前記長手方向に延長される外部被覆と、を備え、前記長手方向の一端部において、前記芯線、前記内部被覆、及び前記シールド部材それぞれの一端部が露出されたシールド電線と、
前記シールド電線の一端部に取り付けられた端子本体と、
を備えたシールド電線付きコネクタであって、
前記端子本体は、
前記シールド電線の一端部で前記芯線に電気的に接続された、相手方端子に前記芯線を電気的に接続するための導電性金属製の芯線導通端子と、
前記芯線に電気的に接続された状態の前記芯線導通端子によって貫通される収容孔を有する絶縁部材と、
前記芯線導通端子を包囲しながら前記絶縁部材を介して前記芯線導通端子を支持する円筒部が一端部に設けられ、且つ前記シールド電線の一端部で前記シールド部材に電気的に接続されるシールド部材接続部が他端部に設けられた、導電性金属製のシールド端子と、
を有し、
前記絶縁部材の周壁における前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部に、前記芯線導通端子の挿通方向に沿ったスリットが形成されることによって、前記芯線導通端子を該絶縁部材の前記収容孔内に圧入するときに、該スリットによって該絶縁部材の周壁が前記芯線導通端子の挿通方向に対して垂直な方向に拡がる、
こと。
(2) 上記(1)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記絶縁部材の前記収容孔の内周には、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の該絶縁部材の一端部における該収容孔の内径よりも大きな内径を有する環状溝が形成され、
前記芯線導通端子の外周には、前記絶縁部材への挿通方向順側の該芯線導通端子の外径よりも大きく、且つ前記芯線導通端子を該絶縁部材の前記収容孔内に圧入するときに前記環状溝に嵌合される外径を有する係止凸部が設けられる、
こと。
(3) 上記(1)または(2)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記スリットは、前記絶縁部材の周壁における、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部から、該一端部と前記芯線導通端子の挿通方向順側の他端部との間の任意の箇所までの範囲に形成されていること。
(4) 上記(3)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記スリットが、前記前記絶縁部材の周壁の周方向に離間して複数形成されていること。
(5) 上記(3)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記スリットの前記任意の箇所には、前記芯線導通端子の挿通方向に対して垂直な方向の幅が該スリットよりも大きなくり抜き孔が形成されていること。
(6) 上記(1)または(2)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
一つの前記スリットが、前記絶縁部材の周壁における、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部から前記芯線導通端子の挿通方向順側の他端部にかけて形成されており、該スリットにより前記絶縁部材の前記周壁は周方向に切り離されていること。
(1) 内部導体である芯線と、前記芯線の外周面を包囲しながら該芯線の長手方向に延長される内部被覆と、前記内部被覆の外周面を包囲しながら前記長手方向に延長されるシールド部材と、前記シールド部材の外周面を包囲しながら前記長手方向に延長される外部被覆と、を備え、前記長手方向の一端部において、前記芯線、前記内部被覆、及び前記シールド部材それぞれの一端部が露出されたシールド電線と、
前記シールド電線の一端部に取り付けられた端子本体と、
を備えたシールド電線付きコネクタであって、
前記端子本体は、
前記シールド電線の一端部で前記芯線に電気的に接続された、相手方端子に前記芯線を電気的に接続するための導電性金属製の芯線導通端子と、
前記芯線に電気的に接続された状態の前記芯線導通端子によって貫通される収容孔を有する絶縁部材と、
前記芯線導通端子を包囲しながら前記絶縁部材を介して前記芯線導通端子を支持する円筒部が一端部に設けられ、且つ前記シールド電線の一端部で前記シールド部材に電気的に接続されるシールド部材接続部が他端部に設けられた、導電性金属製のシールド端子と、
を有し、
前記絶縁部材の周壁における前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部に、前記芯線導通端子の挿通方向に沿ったスリットが形成されることによって、前記芯線導通端子を該絶縁部材の前記収容孔内に圧入するときに、該スリットによって該絶縁部材の周壁が前記芯線導通端子の挿通方向に対して垂直な方向に拡がる、
こと。
(2) 上記(1)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記絶縁部材の前記収容孔の内周には、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の該絶縁部材の一端部における該収容孔の内径よりも大きな内径を有する環状溝が形成され、
前記芯線導通端子の外周には、前記絶縁部材への挿通方向順側の該芯線導通端子の外径よりも大きく、且つ前記芯線導通端子を該絶縁部材の前記収容孔内に圧入するときに前記環状溝に嵌合される外径を有する係止凸部が設けられる、
こと。
(3) 上記(1)または(2)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記スリットは、前記絶縁部材の周壁における、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部から、該一端部と前記芯線導通端子の挿通方向順側の他端部との間の任意の箇所までの範囲に形成されていること。
(4) 上記(3)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記スリットが、前記前記絶縁部材の周壁の周方向に離間して複数形成されていること。
(5) 上記(3)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
前記スリットの前記任意の箇所には、前記芯線導通端子の挿通方向に対して垂直な方向の幅が該スリットよりも大きなくり抜き孔が形成されていること。
(6) 上記(1)または(2)の構成のシールド電線付きコネクタにおいて、
一つの前記スリットが、前記絶縁部材の周壁における、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部から前記芯線導通端子の挿通方向順側の他端部にかけて形成されており、該スリットにより前記絶縁部材の前記周壁は周方向に切り離されていること。
上記(1)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、芯線導通端子を絶縁部材に挿入する際に、絶縁部材の周壁が絶縁部材の軸線方向とは垂直な方向へ拡がることで、絶縁部材の収容孔を容易に広げることができるので、小さい挿入力で、絶縁部材内に芯線導通端子を挿入することができる。このように、スリットが開くことにより、絶縁部材内への芯線導通端子の挿入力を小さく抑えることができるので、絶縁部材と芯線導通端子を、強固な係止力が得られるように寸法設定しても、組み付けしやすくなる。また、絶縁部材に、芯線導通端子を係止するランスを設ける必要がないので、絶縁部材の小径化が可能であり、それにより、シールド電線付きコネクタの小径化に貢献することができる。また、絶縁部材は半割する必要がなく、1個の部品として構成することができるので、組み付けや部品管理が容易にできる。また、絶縁部材に芯線導通端子を挿入した後に、その絶縁部材をシールド端子の内部に挿入することになるので、シールド端子によって、絶縁部材の拡径を押さえることができ、芯線導通端子の確実な抜け防止を図ることができる。
上記(2)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、絶縁部材の収容孔の内周に形成した環状溝に、芯線導通端子の外周に形成した係止凸部が嵌まることにより、確実に芯線導通端子を絶縁部材に係止することができる。
上記(3)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、各スリットが、絶縁部材の軸線方向の一端から他端の手前までの範囲に形成されているので、絶縁部材の一体性を保ちながら、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材を拡径しやすくすることができる。
上記(4)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、スリットが絶縁部材の周壁に複数設けられているので、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材をより拡径しやすくすることができる。
上記(5)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、スリットによって分け隔てられた絶縁部材が結合している箇所に、スリットよりも幅の大きな孔が設けられているので、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材をより拡径しやすくすることができる。
上記(6)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、1本のスリットを絶縁部材の軸線方向の一端から他端まで形成してあるので、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材をより拡径しやすくすることができる。
上記(2)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、絶縁部材の収容孔の内周に形成した環状溝に、芯線導通端子の外周に形成した係止凸部が嵌まることにより、確実に芯線導通端子を絶縁部材に係止することができる。
上記(3)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、各スリットが、絶縁部材の軸線方向の一端から他端の手前までの範囲に形成されているので、絶縁部材の一体性を保ちながら、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材を拡径しやすくすることができる。
上記(4)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、スリットが絶縁部材の周壁に複数設けられているので、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材をより拡径しやすくすることができる。
上記(5)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、スリットによって分け隔てられた絶縁部材が結合している箇所に、スリットよりも幅の大きな孔が設けられているので、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材をより拡径しやすくすることができる。
上記(6)の構成のシールド電線付きコネクタによれば、1本のスリットを絶縁部材の軸線方向の一端から他端まで形成してあるので、芯線導通端子の圧入の際に絶縁部材をより拡径しやすくすることができる。
本発明によれば、スリットの作用により、小さな挿入力で芯線導通端子を絶縁部材に圧入することができるようになり、絶縁部材と芯線導通端子を、強固な係止力が得られるように寸法設定しても、組み付けしやすくなる。また、絶縁部材に、芯線導通端子を係止するランスを設ける必要がないので、絶縁部材の小径化が可能であり、それにより、シールド電線付きコネクタの小径化に貢献することができる。また、絶縁部材は半割する必要がなく、1個の部品として構成することができるので、組み付けや部品管理が容易にできる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る実施形態のシールド電線付きコネクタの分解斜視図であり、図2は、シールド電線に装着された状態の、本発明に係る実施形態のシールド電線付きコネクタの要部の縦断面図である。
シールド電線Wは、内部導体である芯線Waと、芯線Waの外周面を包囲しながら該芯線Waの長手方向に延長される絶縁体(誘電体。内部被覆と称することもある。)Wbと、絶縁体Wbの外周面を包囲しながら長手方向に延長されるシールド導体(編組等。シールド部材と称することもある。)Wcと、シールド導体Wcの外周面を包囲しながら長手方向に延長されるシースWd(外部被覆と称することもある。)と、を備えている。シールド電線Wは、長手方向の一端部において、芯線Wa、絶縁体Wb、及びシールド導体Wcの一端部が露出されている。
本実施形態のシールド電線付きコネクタは、シールド電線W用のコネクタであって、芯線Waに接続される芯線導通端子10と、芯線Waに電気的に接続された芯線導通端子10を収容孔22に収容する絶縁部材20と、絶縁部材20を収容すると共に、シールド導体Wcが接続される筒状のシールド端子30とを備えたものである。
芯線導通端子10は、絶縁部材20への挿通方向順側に、接続相手側のシールド電線の芯線に電気的に接続される電気接続部11を有し、他方、絶縁部材20への挿通方向逆側に、シールド電線Wの芯線Waに電気的に接続される芯線接続部13を有する。さらに、芯線動通端子10は、電気接続部11と芯線接続部13の間の部分の外周に、前記絶縁部材への挿通方向順側の一端部11aの外径よりも大きい係止凸部12が設けられている。
絶縁部材20の円筒状の周壁21には、芯線導通端子10を絶縁部材20の収容孔22内に圧入するときに、芯線導通端子10の挿通方向とは垂直な方向へ絶縁部材20が拡がることを助けるスリット23が、芯線導通端子10の挿通方向逆側の一端部に、絶縁部材20の軸線方向に沿って形成されている。スリット23は、周壁21の周方向に180°離間して2本設けられている(つまり、2つのスリット23が、収容孔22を挟んで対向するように設けられている。)。各スリット23は、芯線導通端子10の挿通方向逆側の一端部23aから、芯線導通端子10の挿通方向逆側の一端部23aと挿通方向順側の他端部23cとの間の任意の箇所に位置する中央部23bまでの範囲に形成されている。
絶縁部材20の収容孔22の内周における軸線方向中間部には、収容孔22の入口の内径Aよりも大きな内径を有する環状溝24が形成されている。芯線導通端子10の係止凸部12は、収容孔22の入口の内径Aよりも径が大きく、且つ芯線導通端子10を絶縁部材20の収容孔22内に圧入するときに絶縁部材20の環状溝24の内周に嵌合される形状である。
シールド端子30は、導電性金属製によって形成される。シールド端子30は、一端部に、絶縁部材を嵌合し、芯線導通端子10を包囲しながら絶縁部材20を介して芯線導通端子10を支持する円筒部31が設けられ、他端部に、シールド電線Wのシールド部材Wcに電気的に接続されるシールド部材接続部32が他端部に設けられる。図1に示すシールド端子30のシールド部材接続部32は、シールド電線Wの一端部でシールド部材Wcを加締めることによって、シールド部材Wcに電気的に接続される。
絶縁部材20が、このように構成されていることにより、芯線導通端子10を絶縁部材20の収容孔22内に挿入する際に、絶縁部材20の周壁21が絶縁部材20の軸線方向とは垂直な方向へ拡がることで、絶縁部材20の収容孔22の内径を容易に拡げることができる。従って、小さい挿入力で、絶縁部材20内に芯線導通端子10を挿入することができ、絶縁部材20と芯線導通端子10を強固な係止力が得られるように寸法設定しても、組み付けしやすくなる。
また、絶縁部材20に、芯線導通端子10を係止するランスを設ける必要がないので、絶縁部材20の小径化が可能であり、それにより、シールド電線付きコネクタの小径化に貢献することができる。また、絶縁部材20は半割する必要がなく、1個の部品として構成することができるので、組み付けや部品管理が容易にできる。さらに、絶縁部材20に芯線導通端子10を挿入した後に、その絶縁部材20をシールド端子の内部に挿入することになるので、シールド端子によって、絶縁部材20の拡径を押さえることができ、芯線導通端子10の確実な抜け防止を図ることができる。
また、本実施形態では、絶縁部材20の収容孔22の内周に形成した環状溝24に、芯線導通端子10の外周に形成した係止凸部12が嵌まることにより、確実に芯線導通端子10を絶縁部材20に係止することができる。また、スリット23が絶縁部材20の周壁21に2本設けられ、各スリット23が、絶縁部材20の軸線方向の一端から他端の手前までの範囲に形成されているので、絶縁部材20の一体性を保ちながら、芯線導通端子10の圧入の際に絶縁部材20を拡径しやすくすることができる。
続いて、本発明に係る実施形態のシールド電線付きコネクタの変形例について説明する。図3は、本発明に係る実施形態のシールド電線付きコネクタにおける絶縁部材の斜視図であり、図3(a)〜(d)はそれぞれ、スリットの形状の異なる絶縁部材の斜視図である。
図3(a)に示す絶縁部材20Aには、図1及び図2を参照して説明したように、スリット23が、周壁21の周方向に180°離間して2本設けられている。この構成により、芯線導通端子10を絶縁部材20Aに挿入する際に、絶縁部材20Aの周壁21が絶縁部材20Aの軸線方向とは垂直な方向へ拡がることで、絶縁部材20Aの収容孔22を容易に拡径させることができる。
また、図3(b)に示す絶縁部材20Bには、中央部23bに円形のくり抜き孔26が設けられている。このくり抜き孔26により、対向するスリットによって分けられる絶縁部材20Bの両側をより開きやすくすることができる。
また、図3(c)の絶縁部材20Cには、一本のスリット23が、絶縁部材20Cの芯線導通端子10の挿通方向逆側の一端部23aから挿通方向順側の他端23cにかけて形成されている。このスリット23によって、絶縁部材20の収容孔22の周壁21を拡げやすくすることができる。この例は、小さい絶縁部材に適用する場合に好適である。
また、図3(d)の絶縁部材20Dには、3本以上のスリット23が周壁21に形成されている。この例は、大きい絶縁部材に適用する場合に好適であり、3本以上のスリット23を設けることにより、径が大きい絶縁部材であっても、拡径しやすくすることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
1 シールド電線付きコネクタ
10 芯線導通端子
11 電気接続部
12 係止凸部
13 芯線接続部
20A,20B,20C,20D 絶縁部材
21 周壁
22 収容孔
23 スリット
24 環状凹部
30 シールド端子
10 芯線導通端子
11 電気接続部
12 係止凸部
13 芯線接続部
20A,20B,20C,20D 絶縁部材
21 周壁
22 収容孔
23 スリット
24 環状凹部
30 シールド端子
Claims (6)
- 内部導体である芯線と、前記芯線の外周面を包囲しながら該芯線の長手方向に延長される内部被覆と、前記内部被覆の外周面を包囲しながら前記長手方向に延長されるシールド部材と、前記シールド部材の外周面を包囲しながら前記長手方向に延長される外部被覆と、を備え、前記長手方向の一端部において、前記芯線、前記内部被覆、及び前記シールド部材それぞれの一端部が露出されたシールド電線と、
前記シールド電線の一端部に取り付けられた端子本体と、
を備えたシールド電線付きコネクタであって、
前記端子本体は、
前記シールド電線の一端部で前記芯線に電気的に接続された、相手方端子に前記芯線を電気的に接続するための導電性金属製の芯線導通端子と、
前記芯線に電気的に接続された状態の前記芯線導通端子によって貫通される収容孔を有する絶縁部材と、
前記芯線導通端子を包囲しながら前記絶縁部材を介して前記芯線導通端子を支持する円筒部が一端部に設けられ、且つ前記シールド電線の一端部で前記シールド部材に電気的に接続されるシールド部材接続部が他端部に設けられた、導電性金属製のシールド端子と、
を有し、
前記絶縁部材の周壁における前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部に、前記芯線導通端子の挿通方向に沿ったスリットが形成されることによって、前記芯線導通端子を該絶縁部材の前記収容孔内に圧入するときに、該スリットによって該絶縁部材の周壁が前記芯線導通端子の挿通方向に対して垂直な方向に拡がる、
ことを特徴とするシールド電線付きコネクタ。 - 前記絶縁部材の前記収容孔の内周には、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の該絶縁部材の一端部における該収容孔の内径よりも大きな内径を有する環状溝が形成され、
前記芯線導通端子の外周には、前記絶縁部材への挿通方向順側の該芯線導通端子の外径よりも大きく、且つ前記芯線導通端子を該絶縁部材の前記収容孔内に圧入するときに前記環状溝に嵌合される外径を有する係止凸部が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線付きコネクタ。 - 前記スリットは、前記絶縁部材の周壁における、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部から、該一端部と前記芯線導通端子の挿通方向順側の他端部との間の任意の箇所までの範囲に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシールド電線付きコネクタ。
- 前記スリットが、前記前記絶縁部材の周壁の周方向に離間して複数形成されていることを特徴とする請求項3に記載のシールド電線付きコネクタ。
- 前記スリットの前記任意の箇所には、前記芯線導通端子の挿通方向に対して垂直な方向の幅が該スリットよりも大きなくり抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のシールド電線付きコネクタ。
- 一つの前記スリットが、前記絶縁部材の周壁における、前記芯線導通端子の挿通方向逆側の一端部から前記芯線導通端子の挿通方向順側の他端部にかけて形成されており、該スリットにより前記絶縁部材の前記周壁は周方向に切り離されていることを特徴とする請求項1または2に記載のシールド電線付きコネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008080785A JP2009238465A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | シールド電線付きコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008080785A JP2009238465A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | シールド電線付きコネクタ |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2009238465A true JP2009238465A (ja) | 2009-10-15 |
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ID=41252173
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| JP2008080785A Abandoned JP2009238465A (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | シールド電線付きコネクタ |
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| JP (1) | JP2009238465A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2011045952A1 (ja) | 2009-10-15 | 2011-04-21 | シャープ株式会社 | カラーフィルタ基板及び液晶表示装置 |
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2008
- 2008-03-26 JP JP2008080785A patent/JP2009238465A/ja not_active Abandoned
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