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JP2009238114A - ストレージ管理方法、ストレージ管理プログラム、ストレージ管理装置およびストレージ管理システム - Google Patents

ストレージ管理方法、ストレージ管理プログラム、ストレージ管理装置およびストレージ管理システム Download PDF

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JP2009238114A JP2008086146A JP2008086146A JP2009238114A JP 2009238114 A JP2009238114 A JP 2009238114A JP 2008086146 A JP2008086146 A JP 2008086146A JP 2008086146 A JP2008086146 A JP 2008086146A JP 2009238114 A JP2009238114 A JP 2009238114A
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Abstract

【課題】仮想ボリューム装置で、スループットが低下しないように動的割当てプールの割当てを行う。
【解決手段】運用管理サーバ2は、仮想ボリューム機構を有するストレージ装置において実ボリュームの仮想ボリュームへの割当てを管理している動的割当てプールを決定する。さらに、業務サーバ3で実行されているアプリケーションのI/O特性を取得し、アプリケーションと、アプリケーションのI/O特性とを対応付けたアプリケーション管理表を作成・維持する。アプリケーション管理表のI/O特性に基づいて、業務サーバ3で実行されるアプリケーションをグループ化したアプリケーショングループを作成し、スループットが低下しないように、作成したアプリケーショングループと動的割当てプールとを対応付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ管理方法、ストレージ管理プログラム、ストレージ管理装置およびストレージ管理システムの技術に関する。
電子商取引の普及やマルチメディアデータの利用の増大に伴い、企業において扱われるデータが急激に増加しつつある。このため、大量のデータを効果的に取り扱うことのできるストレージ・エリア・ネットワーク(Storage Area Network:SAN)に代表されるストレージの集中管理技術が普及しつつある。また、データ容量は右肩上がりで増加する傾向があるため、ストレージ領域の有効活用、およびストレージ運用コストの低減のために、ストレージ装置から業務サーバに予め大きなサイズの仮想的なボリューム(仮想ボリューム)を公開し、業務サーバからデータの書き込み要求があった時に初めて実ボリュームにおけるストレージ領域を動的に割当てる仮想ボリューム機構によるストレージ仮想化のニーズが高まってきている。仮想ボリューム機構においては、仮想ボリュームに対して動的割当ての際に実際に割当てる実ボリューム群を、通常、ストレージ装置の動的割当てストレージプール(以下、動的割当てプール)に格納しておくのが一般的である。
一般的な技術におけるストレージをプール化する技術は、仮想ボリューム機構特有のものではなく、従来のボリューム割当て技術においても、未割当てのボリュームをまとめて管理する技術として存在している。従来のストレージプール(以下、プールと記載)運用法としては、ストレージの特性視点でプールを構成する方法が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。この場合、システム管理者は大きく以下の2つの手順でストレージの運用を行う。
第1の手順として、システム管理者は、プールの定義を行う。ストレージ管理者がストレージ運用管理システムを使って、保有するストレージをボリュームの種別ごとに分類し、この分類ごとにプールを定義して、プールに予め全てのボリュームを格納する。これにより、例えば、ハイエンド向けプールや、アーカイブ向けプールといった、ボリューム種別に対応するプール群が定義されることになり、ストレージ運用管理ソフトウェアの運用管理情報として利用される。この手順は、ストレージ装置導入に伴う事前設定として一括して行われることが多い。
第2の手順として、システム管理者は、業務サーバへのボリューム割当てを行う。アプリケーションの性能期待値(IOPS(Input/Output per Second)、単位時間当たり転送量、Response Timeなど)、信頼性、コストなどの情報(ストレージ要件)に基づいて、どのプールのボリュームを業務サーバへの割当て対象とするかをストレージ管理者が決定する。続いて、ストレージ運用管理システムを使って、プールからアプリケーションが必要とする容量のボリュームを選択してアプリケーションに割当てる。割当て対象とするボリュームは、ストレージ機器内の構成から、選択したボリュームへのアクセスが他のボリュームのパフォーマンスに影響することを考慮した上で決定する。この手順は、ストレージ装置導入後の日々運用として行われることが多い。
また、前記第2の手順でプールを決定する際には、ホスト上のアプリケーションのアクセスパターンがSequential指向かRandom指向かという特性に着目して、割当て対象とするボリュームの種別を決定する技術(例えば、特許文献2参照)が利用されることもある。
特開2004−334561号公報 特開2004−13547号公報
前記した技術は、ストレージ領域を動的に割当てる仮想ボリューム機構の動的割当てプールの管理に適用した場合、動的割当てプールの仮想化レイヤによって、異なるI/O(Input/Output)特性(アクセスパターン、具体例としては、Read/Write比率、Random/Sequential比率、等)を持つアプリケーションからのアクセスが最終的に同一の物理ディスクに対して発生する点で配慮がなされていない。その結果、物理ディスクにおけるアクセス競合によって、ストレージ装置が十分なスループットを発揮できなくなるという問題がある。
このような問題は、物理ディスク固有のスループット低下要因の起因となるものである。例えば、Sequentialアクセスの最中にRandomアクセスが発生すると、ディスクのヘッドシークが発生し、Sequentialアクセスの単位時間当たり転送量が低下したり、Randomアクセスの最中にSequentialアクセスが発生するとSequentialアクセスが長時間ディスクヘッドを占有することになり、Randomアクセスにおいて待ち時間が発生することによりレスポンスタイムが悪くなったりする。
このような背景に鑑みて、本発明は、スループットが低下しないよう動的割当てプールの割当てを行うことを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、アプリケーション実行装置で実行されているアプリケーションのI/O特性を取得し、前記アプリケーションと、前記アプリケーションのI/O特性とを対応付けたI/O特性情報を前記アプリケーション毎に記憶部に格納し、
前記記憶部のI/O特性に基づいて、前記アプリケーションをグループ化し、前記グループと、前記動的割当てプールとを対応付けることを特徴とする。
本発明によれば、スループットが低下しないよう動的割当てプールの割当てを行うことが可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るストレージ運用管理システムの構成例を示すブロック図である。
ストレージ運用管理システム1は、運用管理サーバ2(ストレージ管理装置)、複数の業務サーバ3(アプリケーション実行装置)、複数のストレージ装置4、運用管理端末5を有してなる。
運用管理サーバ2と、運用管理端末5とは、LAN(Local Area Network)などのネットワーク6を介して接続している。運用管理サーバ2と、各業務サーバ3とは、社内LANなどを介して互いに接続されている。業務サーバ3とストレージ装置4とは、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)7を介して互いに接続されている。
運用管理サーバ2、業務サーバ3およびストレージ装置4の概略は、図2〜図4を参照して後記する。運用管理端末5は、例えばパーソナルコンピュータで構成され、図示しない表示部、入出力部、および記憶部などを有する。運用管理端末5は、システムの状況が表示部に表示されると共に、ストレージの運用管理を行うためにシステム管理者が種々の指示を入力したり、監視したりする機能を備える。
(運用管理サーバ)
図2は、本実施形態に係る運用管理サーバの構成例を示すブロック図である。
運用管理サーバ2は、処理装置であるCPU(Central Processing Unit)21、主記憶装置22、ハードディスク装置のような補助記憶装置23およびネットワーク6(図1)や、LANなどを介して通信を行う通信インタフェース25を有してなる。CPU21と、主記憶装置22と、補助記憶装置23と、通信インタフェース25は、バス24を介して互いに接続されている。
補助記憶装置23に保持されているストレージ運用管理プログラムが主記憶装置22に展開され、CPU21によって実行されることにより、主記憶装置22は、アプリケーションソフトウェアとして、ストレージ運用管理部221、業務サーバ管理処理部222およびストレージ装置管理処理部223を実現するソフトウェアを保持する。また、ストレージ運用管理部221は、アプリケーション管理処理部224、動的割当てプール管理処理部225、実ボリューム管理処理部226および仮想ボリューム管理処理部227を有する。
アプリケーション管理処理部224は、業務サーバ3で実行されているアプリケーション321(図3)に固有のI/O特性と要件指標を管理する機能、およびI/O特性に基づいてアプリケーション321をグループ化する機能などを有する。
動的割当てプール管理処理部225は、アプリケーショングループと、図4において後記するストレージ装置4の動的割当てプール44とを対応付ける機能、アプリケーション321のI/O特性に基づいて動的割当てプール44の初期容量を算出する機能、および動的割当てプール44に実ボリューム431を対応付けさせる機能などを有する。
実ボリューム管理処理部226は、後記するストレージ装置4内における実ボリューム431の動的割当てプール44への割当て状態を管理する機能などを有する。
仮想ボリューム管理処理部227は、動的割当てプール44から仮想ボリューム45を作成する機能、および仮想ボリューム45とアプリケーション321との対応付けを管理する機能などを有する。
業務サーバ管理処理部222(I/O特性取得部)は、アプリケーション管理処理部224が、図3において後記する業務サーバ3のI/O情報監視処理部322からアプリケーション特性管理情報331(図3)を取得する機能などを有する。
ストレージ装置管理処理部223は、動的割当てプール管理処理部225、実ボリューム管理処理部226、および仮想ボリューム管理処理部227に、図4において後記するストレージ装置4のストレージ設定処理部421に対してストレージ設定の指示を出させる機能などを有する。
補助記憶装置23は、ストレージ運用管理情報231として、アプリケーション管理表232(I/O特性表)、動的割当てプール管理表233(アプリケーショングループと、動的割当てプールとが対応付けられている情報)、実ボリューム管理表234、仮想ボリューム管理表235およびアプリケーショングループ再構成管理表236を保持している。これらの各表232〜236の構成は、図6〜図10を参照して後記する。
(業務サーバ)
図3は、本実施形態に係る業務サーバの構成例を示すブロック図である。
業務サーバ3は、処理装置であるCPU31、主記憶装置32、ハードディスク装置のような補助記憶装置33およびネットワーク6(図1)や、LANを介して通信を行う通信インタフェース35を有してなる。CPU31と、主記憶装置32と、補助記憶装置33と、通信インタフェース35とは、バス34を介して互いに接続されている。
補助記憶装置33に保持されているストレージ運用管理プログラムが主記憶装置32に展開され、CPU31によって実行されることにより、主記憶装置33は、ストレージ装置4を利用するアプリケーションソフトウェアであるアプリケーション321と、I/O情報監視処理部322を実現するソフトウェアを保持する。
I/O情報監視処理部322は、アプリケーション321の入出力状況を監視し、アプリケーション特性管理情報331として入出力状況を補助記憶装置33に保持する機能、および運用管理サーバ2のアプリケーション管理処理部224(図2参照)に対してアプリケーション特性管理情報331を提供する機能などを有する。
補助記憶装置33は、アプリケーション特性管理情報331として、アプリケーションI/O特性表332とアプリケーションスループット表333とを保持している。アプリケーションI/O特性表332とアプリケーションスループット表333の構成は、図11および図12を参照して後記する。
(ストレージ装置)
図4は、本実施形態に係るストレージ装置の構成例を示すブロック図である。
ストレージ装置4は、処理装置であるCPU41、主記憶装置42、ネットワーク6(図1)やLANを介して通信を行う通信インタフェース48を有する。さらに、ストレージ装置4は、ストレージ装置4とSAN7とを接続する少なくとも1つのPORT44、PORT44を介して業務サーバ3からデータ格納用に利用される少なくとも1つの仮想ボリューム45、仮想ボリューム45に対するストレージプールとして仮想ボリューム45にデータ格納領域を供給する少なくとも1つの動的割当てプール44および動的割当てプール44にデータ格納領域を供給する少なくとも1つのアレイグループ43を有してなる。CPU41、主記憶装置42、通信インタフェース48、各アレイグループ43および動的割当てプール44は、バス47を介して互いに接続されている。また、PORT44、仮想ボリューム45および動的割当てプール44は、接続線を介して互いに接続されている。
アレイグループ内の実ボリューム431に保持されているストレージ運用管理プログラムが主記憶装置42に展開され、CPU41によって実行されることにより、主記憶装置42は、アプリケーションソフトウェアとして、ストレージ設定処理部421を実現するソフトウェアを保持する。
ストレージ設定処理部421は、動的割当てプール44と実ボリューム431とを対応付ける機能、動的割当てプール44から仮想ボリューム45を作成する機能、および仮想ボリューム45がPORT44を介してアプリケーション321からアクセス可能にする機能などを有する。
アレイグループ43は、少なくとも1つの物理ディスクから構成され、動的割当てプール44にデータ格納領域を供給する単位となる少なくとも1つの実ボリューム431を有する。
(処理概略)
図5は、本実施形態における処理の概略を示す図である。
図5では、アプリケーション321のI/O特性(Read/Write比率、およびRandom/Sequential比率)に基づいて、I/O特性の類似したアプリケーション321をグループ化する概念が例示されている。
図5における、グラフ501,502は、アプリケーション321におけるI/O特性をグラフ化したものであり、縦軸は、Read/Write比率を示し、横軸は、Random/Sequential比率を示している。また、「AP1」〜「AP4」は、個別のアプリケーション321を示している。
つまり、グラフ501,502の縦軸において、上に行くほどRead中心のアプリケーション321であることを示し、下にいくほどWrite中心のアプリケーション321であることを示している。また、縦軸の中心は、ReadとWriteとの割合が、ほぼ同じアプリケーション321であることを示している。
同様に、グラフ501,502の横軸において、右に行くほどSequential中心のアプリケーション321であることを示し、左にいくほどRandom中心のアプリケーション321であることを示している。また、横軸の中心は、SequentialとRandomとの割合が、ほぼ同じアプリケーション321であることを示している。
グラフ501より、「AP2」および「AP3」は、類似したI/O特性を示し、「AP1」および「AP4」には、類似したアプリケーション321が存在しないことがわかる。従って、グラフ502に示すように、「AP2」および「AP3」を同一のアプリケーショングループである「AG2」としてグループ化し、「AP1」および「AP4」は、それぞれ「AG1」および「AG3」として、単独のアプリケーショングループとする。
本実施形態は、このようなアプリケーショングループを基に、ストレージ装置4における動的割当てプール44を決定するものである。
(アプリケーション管理表)
次に、図6から図13を参照して、本実施形態で使用される表の構造について説明する。
図6は、運用管理サーバに保持されるアプリケーション管理表の構成例を示す図である。アプリケーション管理表232は、業務サーバ3上で稼動する業務を担うアプリケーション321に関わる情報を管理するための表である。
アプリケーション管理表232は、フィールドとしてアプリケーションID欄2321、Read比率欄2322、Sequential比率欄2323、仮想ボリューム容量欄2324、データ容量欄2325およびアプリケーショングループ欄2326を有する。
欄2321のアプリケーションIDは、アプリケーション321の識別子となる情報で、アプリケーション管理表232における主キーである。欄2322のRead比率は、アプリケーションIDに対応しているアプリケーション321(以下、「対象となるアプリケーション321」と記載)におけるストレージ装置4に対するI/OをReadとWriteとに分類した時のReadが占める割合である。行2327での場合、Read比率は0.4であり、「AP1」における全I/Oの40%がReadのI/Oであることを示す。I/Oの計測単位は、直近の単位時間内を想定しているが、ある時刻から現在までとしてもよい。
欄2323のSequential比率は、対象となるアプリケーション321におけるストレージ装置4に対するI/OをSequentialとRandomとに分類した時のSequentialが占める割合である。行2327での場合、Sequential比率は0.2であり、「AP1」における全I/Oの20%がSequentialのI/Oであることを示す。ここで、SequentialとRandomの判断基準とするデータ長は、何らかの固定値とすることを想定しているが、統計的な平均値または統計的に求められる値としてもよい。
欄2324の仮想ボリューム容量は、対象となるアプリケーション321が利用するデータ格納領域(例えば、ファイルシステム)を作成するに当たり、長期的な運用を考慮して必要とされるボリュームのサイズである。
欄2325のデータ容量は、対象となるアプリケーション321が運用開始された後の当面の期間で、前記した仮想ボリューム45内に実際に書き込まれ格納された状態となるデータの容量を示す。行2327で示される具体例としては、仮想ボリューム容量として、10TBのファイルシステムを作成し、当面の運用で書き込まれた状態となるデータの容量(データ容量)は1TBというケースである。
欄2326のアプリケーショングループは、アプリケーション321をI/O特性に基づいてグループ化した結果におけるアプリケーショングループ名である。なお、図6に示す例は、図5にて例示したアプリケーショングループ構成に対応したものである。
(動的割当てプール管理表)
図7は、運用管理サーバに保持される動的割当てプール管理表の構成例を示す図である。動的割当てプール管理表233は、ストレージ装置4内の動的割当てプール44の状態を管理するための表である。
動的割当てプール管理表233は、フィールドとしてプールID欄2331、アプリケーショングループ欄2332、Read比率欄2333、Sequential比率欄2334、データ容量欄2335、必要容量欄2336、ボリューム種別欄2337およびプール内ボリューム容量欄2338を有する。
欄2331のプールIDは、ストレージ装置4内の動的割当てプール44の識別子となる情報で、動的割当てプール管理表233における主キーである。欄2332のアプリケーショングループは、図5および図6で説明したアプリケーショングループと同様であり、プールIDに1対1対応するものである。なお、図7では、後記する再構成処理のため、一時的に1対1の対応が維持できなくなることを考慮して別フィールドとしているが、一時的な不整合を許容することでプールIDと、アプリケーショングループとを同一フィールドにしてもよい。
Read比率欄2333のRead比率、欄2334のSequential比率、欄2335のデータ容量および欄2336の必要容量は、プールIDに対応するアプリケーショングループおよび当該アプリケーショングループに属するアプリケーション321の特性から導出する。なお、データ容量は、当該アプリケーショングループに属するアプリケーション321が実際に必要とするデータの容量合計値であり、必要容量とは、データ容量を基に算出されるアプリケーションに必要な動的割当てプールの容量である。
必要容量の算出は、後記する式(1)を用いて動的割当てプール管理処理部225によって算出される。欄2337のボリューム種別は、プールIDで示される動的割当てプール44を構成するのに用いられる実ボリューム431の種別である。動的割当てプール44を作成した時点では「未設定」であるが、実ボリューム431との対応を決定する際に、ボリュームの種別(一例としては、「RAID1」、「RAID5」といったRAID構成の種類)が格納される。欄2338のプール内ボリューム容量は、プールIDで示される動的割当てプール44に関連付けられた実ボリューム431の合計容量値が格納される。
(実ボリューム管理表)
図8は、運用管理サーバに保持される実ボリューム管理表の構成例を示す図である。実ボリューム管理表234は、ストレージ装置4内の実ボリューム431の、動的割当てプール44への関連付けの状態を管理するための表である。
実ボリューム管理表234は、フィールドとしてボリュームID欄2341、アレイグループID欄2342、ボリューム種別欄2343、ボリューム容量欄2345およびプールID欄2346を有する。
欄2341のボリュームIDは、ストレージ装置4内の実ボリューム431の識別子となる情報で実ボリューム管理表234における主キーである。ストレージ運用管理システム1内にストレージ装置4が複数ある場合、ボリュームIDがストレージ装置4の識別子を含む形式となるが、ストレージ装置4の識別子をボリュームIDと別フィールドとしてもよい。欄2342のアレイグループIDは、ストレージ装置4内のアレイグループ43の識別子となる情報である。欄2343のボリューム種別は、当該実ボリューム431の種別であり、一例としては、「RAID1」や、「RAID5」といったRAID構成の種類が保持される。欄2345のボリューム容量は、該当する実ボリューム431の容量である。欄2346のプールIDは、該当する実ボリューム431の動的割当てプール44への関連付けの状態を保持し、このプールIDによって、実ボリューム管理表234は、図7の動的割当てプール管理表233と対応付けられている。なお、動的割当てプール44へ割当てられていない場合、例えば「未割当て」がプールID欄2346に格納される。
なお、管理対象であるストレージ装置4内の全ての実ボリューム431の情報は、ストレージ設定処理部421およびストレージ装置管理処理部223を介して予め取得され、実ボリューム管理処理部226によって実ボリューム管理表234に格納されているものとする。
(仮想ボリューム管理表)
図9は、運用管理サーバに保持される仮想ボリューム管理表の構成例を示す図である。仮想ボリューム管理表235は、ストレージ装置4内の仮想ボリューム45の状態を管理するための表である。
仮想ボリューム管理表235は、フィールドとしてボリュームID欄2351、供給元プールID欄2352および割当て先アプリケーションID欄2353を有する。
欄2351のボリュームIDは、ストレージ装置4内の仮想ボリューム45の識別子となる情報で仮想ボリューム管理表235における主キーである。ストレージ運用管理システム1内にストレージ装置4が複数ある場合、ボリュームIDがストレージ装置4の識別子を含む形式となるが、ストレージ装置4の識別子をボリュームIDと別フィールドとしてもよい。欄2352の供給元プールIDは、当該仮想ボリューム45のデータが実際に保持される動的割当てプール44との対応を示し、動的割当てプール管理表233のプールIDに対応する値が格納される。欄2353の割当て先アプリケーションIDは、当該仮想ボリューム45を利用する業務サーバ3内のアプリケーション321を示し、例えば、アプリケーション管理表232におけるアプリケーションID欄2321の値が格納される。
(アプリケーショングループ再構成管理表)
図10は、運用管理サーバに保持されるアプリケーショングループ再構成管理表の構成例を示す図である。アプリケーショングループ再構成管理表236は、新規にアプリケーション321が追加された時、またはアプリケーション321のI/O特性が変化した時の再構成処理で一時的に用いられる表である。
アプリケーショングループ再構成管理表236は、フィールドとしてアプリケーションID欄2361、最新Read比率欄2362、最新Sequential比率欄2363および再構成用一時アプリケーショングループ欄2364を有してなる。
欄2361のアプリケーションIDは、アプリケーション321の識別子となる情報で、アプリケーショングループ再構成管理表236における主キーである。欄2362の最新Read比率は、図6のアプリケーション管理表232におけるRead比率と同じ定義で、当該アプリケーション321における再構成処理実行時のRead比率である。欄2363の最新Sequential比率は、図6のアプリケーション管理表232におけるSequential比率と同じ定義で、当該アプリケーション321における再構成処理実行時のSequential比率である。欄2364の再構成用一時アプリケーショングループは、前記した最新Read比率および最新Sequential比率によって導出された、再構成後の望ましいアプリケーショングループの構成状態を示す。
(アプリケーションI/O特性表)
図11は、業務サーバに保持されるアプリケーションI/O特性表の構成例を示す図である。アプリケーションI/O特性表332は、業務サーバ3上で稼動するアプリケーション321の仮想ボリューム45に対する入出力状況を管理するための表である。
アプリケーションI/O特性表332は、フィールドとしてボリュームID欄3321、アプリケーションID欄3322、Read数欄3323、Write数欄3324、Sequential数欄3325およびRandom数欄3326を有する。
欄3321のボリュームIDは、ストレージ装置4内の仮想ボリューム45の識別子となる情報でアプリケーションI/O特性表332における主キーである。欄3322のアプリケーションIDは、業務サーバ3で実行されているアプリケーション321の識別子となる情報である。欄3323のRead数は、アプリケーションIDに対応するアプリケーション321(以下、アプリケーション321と記載)によるボリュームIDに対応する仮想ボリューム45(以下、仮想ボリューム45と記載)へのアクセスのうち、Read要求が行われた回数である。欄3324のWrite数は、アプリケーション321による仮想ボリューム45へのアクセスのうち、Write要求が行われた回数である。
欄3325のSequential数は、アプリケーション321による仮想ボリューム45へのアクセスのうち、1回のI/Oでのデータ長が、所定の値より長いアクセスの回数である。欄3326のRandom数は、アプリケーション321による仮想ボリューム45へのアクセスのうち、1回のI/Oでのデータ長が、所定の値より短いアクセスの回数である。ここで、SequentialとRandomの判断基準とするデータ長は、所定の固定値とすることを想定しているが、統計的な平均値または統計的に求められる値としてもよい。また、Read数、Write数、Sequential数、Random数の計測単位は、直近の単位時間内を想定しているが、ある時刻から現在まで、または所定の時間帯における回数としてもよい。
(アプリケーションスループット表)
図12は、業務サーバに保持されるアプリケーションスループット表の構成例を示す図である。アプリケーションスループット表333は、業務サーバ3上で稼動するアプリケーション321の仮想ボリューム45に対する入出力状況を管理するための表である。
アプリケーションスループット表333は、フィールドとしてボリュームID欄3331、アプリケーションID欄3332およびResponse Time欄3333を有する。
欄3331のボリュームIDは、ストレージ装置4内の仮想ボリューム45の識別子となる情報でアプリケーションスループット表333における主キーである。欄3332のアプリケーションIDは、アプリケーション321の識別子となる情報である。欄3333のResponse Timeは、アプリケーションIDに対応するアプリケーション321によるボリュームIDに対応する仮想ボリューム45へのアクセスの応答時間である。Response Timeの計測の単位は、直近の単位時間内を想定しているが、ある時刻から現在まで、または所定の時間帯における応答時間としてもよい。
(要件指標付きアプリケーション管理表)
図13は、運用管理サーバに保持される要件指標付きアプリケーション管理表の構成例を示す図である。
要件指標付きアプリケーション管理表232’は、図6に示すアプリケーション管理表232に、ストレージ装置4に関する要件指標を追加した表である。要件指標付きアプリケーション管理表232’は、図6に示すアプリケーション管理表232を代替する表として位置づけられる。なお、図13において、図6と同様の構成要素に対しては同一の符号を付して説明を省略する。
要求Response Time欄2328に格納される要求Response Timeは、アプリケーションIDに対応するアプリケーション321によるストレージ装置4への入出力に関わる応答時間である。欄2328の要求Response Timeは、アプリケーション321が業務で求められるスループットを達成するために必要な性能指標の一つである。なお、本実施形態では、性能指標としてResponse Timeを採用したが、IOPSや、単位時間当たりのデータ転送量など、別の性能指標を使用してもよい。また性能以外の要件指標として、信頼性やコストなどの度合いを要件指標として使用してもよい。
次に、図1から図13を参照しつつ、図14から図17に沿って本実施形態におけるストレージ運用管理処理の流れを説明する。
本実施形態の処理の詳細として、ストレージ運用管理での適用シーンに応じて、(1)すでにインストールされている既存アプリケーション321の動的割当てプール44環境への移行、(2)稼動中の動的割当てプール44環境への新規アプリケーション321の追加、(3)I/O特性の変化によるアプリケーショングループ再構成、(4)要件指標に基づいたアプリケーショングループ再構成、(5)実ボリューム枯渇に伴う動的割当てプール44において、ボリューム種別変更の5つのシーンに対応する実施形態について述べる。
(既存アプリケーションの動的割当てプール環境への移行)
図14は、本実施形態に係る既存アプリケーションの動的割当てプール環境への移行処理の流れを示すフローチャートである。
図14に示す処理動作は、動的割当てプール44の導入直後に、既存アプリケーション321のI/O特性が分かっていて、それらのアプリケーション321を動的割当てプール44の環境で稼動させるように移行をする際に行われる。
ストレージ管理プログラムが起動されると、業務サーバ3のI/O情報監視処理部322は、当該業務サーバ3で実行されているアプリケーション321の動作の監視を行う。そして、I/O情報監視処理部322によって、取得されたアプリケーション321のI/O特性およびスループット情報がアプリケーションI/O特性表332およびアプリケーションスループット表333に格納される。
運用管理サーバ2のアプリケーション管理処理部224は、業務サーバ管理処理部222を介して、業務サーバ3から、アプリケーションI/O特性表332の各欄3321〜3326よりアプリケーションID、Read数、Write数、Sequential数およびRandom数といったアプリケーション321のI/O特性を取得する(S101)。なお、アプリケーションIDは、業務サーバ3にアプリケーション321がインストールされる際に、業務サーバ3によって発行される。そして、アプリケーション管理処理部224は、取得したRead数およびWrite数から、I/O特性に関するRead比率を算出し、Sequential数およびRandom数からI/O特性に関するSequential比率を算出する。そして、アプリケーション管理処理部224は、アプリケーションID、Read比率およびSequential比率をアプリケーション管理表232のアプリケーションID欄2321、Read比率欄2322およびSequential比率欄2323に格納する。この際、一つのアプリケーション321の情報は、アプリケーション管理表232の一つの行として保持される。
このとき、アプリケーション管理表232の仮想ボリューム容量、データ容量は、システム管理者が運用管理端末5経由で、運用管理サーバ2に入力し、アプリケーション管理処理部224がアプリケーション管理表232に登録することを想定しているが、業務サーバ3のI/O情報監視処理部322が、アプリケーション321から仮想ボリューム容量およびデータ容量を取得して、運用管理サーバ2へ送信し、運用管理サーバ2の業務サーバ管理処理部222経由でアプリケーション管理処理部224に入力されるようにしてもよい。なお、ステップS101の時点では、アプリケーション管理表232のアプリケーショングループ欄2326には値は設定されない。また、アプリケーション321のI/O特性を、I/O情報監視処理部322を使わずに、システム管理者がアプリケーション321のI/O特性を机上予測した結果を運用管理端末5から運用管理サーバ2に入力し、アプリケーション管理処理部224が、アプリケーション管理表232に登録するように構成してもよい。
ステップS101の次に、アプリケーション管理処理部224は、アプリケーション管理表232のRead比率欄2322およびSequential比率欄2323を参照し、Read比率とSequential比率を基に算出されるI/O特性の類似度に基づいてアプリケーショングループを作成する(S102)。類似度の計算方法の一例としては、Read比率とSequential比率とを2軸とした時の距離が既定値以下のアプリケーション321を同一グループとするようにアプリケーショングループを作成する方法が考えられる。例えば、既定値として0.3を採用し、図6の「AP1」〜「AP4」に対応するRead比率とSequential比率とから距離を算出すると、「AP2」および「AP3」間の距離のみ規定値内に入っていることから、「AP2」と「AP3」とを同一のアプリケーショングループとしてグループ化する。このような概念を模式的に示したのが、図5である。グループ化の結果はアプリケーション管理表232のアプリケーショングループ欄2326に保持される。
ステップS102の次に、ステップS103を実行する。このステップS103において動的割当てプール管理処理部225は、アプリケーション管理表232のアプリケーショングループを、ストレージ装置4により発行される動的割当てプール44のプールIDに対応させ、動的割当てプール管理表233のプールID欄2331とアプリケーショングループ欄2332に登録することで、アプリケーショングループと、動的割当てプール44とを1対1で対応付ける(S103)。続いて、ステップS103では、動的割当てプール管理処理部225は、アプリケーション管理表232を参照して、対応付けられたアプリケーショングループに属するアプリケーション321のRead比率や、Sequential比率(I/O特性)の平均値(I/O特性値)を算出する(S103)。すなわち、動的割当てプール44ごとのI/O特性値を算出する。平均値の算出は、単純平均でも、容量ベースでの加重平均でもよい。さらに、ステップS103において動的割当てプール管理処理部225は、動的割当てグループごとに対応するアプリケーショングループに含まれるアプリケーション321が必要とするデータ容量の合計値を算出し、動的割当てプール44のデータ容量とし、動的割当てプール管理表233におけるデータ容量欄2335へ格納する。
さらに、動的割当てプール管理処理部225は、アプリケーション管理表232におけるSequential比率とデータ容量から、動的割当てプール44の初期容量として動的割当てプール44への格納が必要な実ボリューム431の容量を算出する。すなわち、I/O特性に基づいて必要な動的割当てプール44の初期容量(必要容量)を算出する(S103)。以下、係数を使った初期容量(必要容量)算出の計算式の一例を式(1)に示す。なお、ここでは計算式で表現したが、Sequential比率と必要容量の関係を定義したテーブルを用意してもよい。
必要容量=min(仮想ボリューム容量,データ容量/(k+Sequential比率×(1−k)))(ただし、0<k<1)・・・(1)
kの値は、ストレージ管理システムで固定しても、アプリケーション321ごとに、あるいはアプリケーション321の種別ごとに、システム管理者が設定できるようにしてもよい。
また、実際に動的割当てプール44から仮想ボリューム45に割当てられたストレージ容量と実際のアプリケーション321のデータ容量とから、アプリケーション321ごとに、またはアプリケーション321の種別ごとに、kの値を設定してもよい。
動的割当てプール管理処理部225は、算出した必要な初期容量を、動的割当てプール管理表233の必要容量欄2336に登録する。
ステップS103に続いて、ストレージ装置管理処理部223は、動的割当てプール管理表233を参照し、該当するプールIDを管理するストレージ装置4のストレージ設定処理部421を呼び出し、呼び出されたストレージ設定処理部421は、ストレージ装置4内に動的割当てプール管理表233に格納されている設定に従った動的割当てプール44を作成する(S104)。
ステップS104の処理が終了すると、動的割当てプール管理処理部225は、動的割当てプール管理表233および予め登録されている実ボリューム管理表234を参照して、ストレージ管理システム内におけるすべての実ボリューム431の容量、Read比率とSequential比率との2軸図におけるアプリケーショングループの相対位置、必要容量などを基に各動的割当てプール44のボリューム種別を決定する(S105)。なお、実ボリューム管理表234は、管理対象であるストレージ装置4内のすべての実ボリューム431の情報が、ストレージ装置4のストレージ設定処理部421と運用管理サーバ2のストレージ装置管理処理部223を介して予め取得され、実ボリューム管理処理部226によって実ボリューム管理表234に格納されているものとする。
ボリューム種別決定におけるロジックの一実施例として、Write中心(すなわち、Read比率が低い値)のアプリケーショングループに対応する動的割当てプール44にはRAID1を、Read中心(すなわち、Read比率が高い値)のアプリケーショングループに対応する動的割当てプール44にはRAID5を割当てるポリシなどが考えられる。そして、全体のボリューム種別の分布の中で、このようなポリシに基づいて動的割当てプール44に対し、順序付けを行い、全体のボリューム構成の中でポリシに基づいて動的割当てプール44を順番にならべ、1つの動的割当てプール44が同一種別の実ボリューム431で構成されるようなロジックにより、動的割当てプール44のボリューム種別を決定する方法が考えられる。
動的割当てプール管理処理部225は、決定されたボリューム種別を動的割当てプール管理表233のボリューム種別欄2337に反映させる。
ステップS105に続いて、仮想ボリューム管理処理部227は、動的割当てプール管理表233を参照し、プール内ボリューム容量が必要容量未満のプールIDに対応する動的割当てプール44を検索する。そして、ストレージ装置管理処理部223は、ストレージ装置4内のストレージ設定処理部421を呼び出し、検索した動的割当てプール44に実ボリューム431の追加を行う(S106)。追加対象の実ボリューム431は、実ボリューム管理表234でプールID欄2346が「未割当て」の実ボリューム431とする。なお、仮想ボリューム管理処理部227は、物理ディスクでのアクセス競合を回避するため、実ボリューム管理表234において、同一のアレイグループIDを持つ実ボリューム431が複数の動的割当てプール44に追加されないように配分する。
そして、仮想ボリューム管理処理部227は、アプリケーション管理表232および動的割当てプール管理表233に格納されている各データを、ストレージ装置管理処理部223を介してストレージ装置4へ送信し、ストレージ装置4のストレージ設定処理部421は、送信された各データに基づいてアプリケーション321が必要とする仮想ボリューム45を作成する(S107)。ステップS107の処理の後、ストレージ設定処理部421は、作成した仮想ボリューム45に関するデータ(ボリュームID、供給元プールIDなど)を運用管理サーバ2へ送信し、運用管理サーバ2の仮想ボリューム管理処理部227は、送信されたデータを仮想ボリューム管理表235に格納する。
そして、ストレージ設定処理部421は、ステップS107で作成された仮想ボリューム45をPORT44と関連付けることで、アプリケーション321からアクセス可能にする。すなわち、ストレージ設定処理部421は、ストレージ装置4の仮想ボリューム45を業務サーバ3のアプリケーション321に公開する(S108)。ストレージ設定処理部421は、ステップS108においてアクセス可能となったアプリケーション321のID(割当て先のアプリケーションID)を取得すると、運用管理サーバ2へ送信する。運用管理サーバ2の仮想ボリューム管理処理部227は、送信された割当て先アプリケーションIDを仮想ボリューム管理表235の割当て先アプリケーションID欄2353に格納する。
(稼動中の動的割当てプール環境への新規アプリケーションの追加)
図15は、本実施形態に係る稼動中の動的割当てプール環境への新規アプリケーションの追加処理の流れを示すフローチャートである。
ストレージ管理プログラムが起動されている状態で、業務サーバ3のI/O情報監視処理部322は、当該業務サーバ3で実行されているアプリケーション321の動作の監視を行う。そして、I/O情報監視処理部322によって、取得されたアプリケーション321のI/O特性およびスループット情報がアプリケーションI/O特性表332およびアプリケーションスループット表333に格納される。
そして、運用管理サーバ2のアプリケーション管理処理部224は、図14のステップS101と同様の処理を行って、追加するアプリケーション321のI/O特性を取得し(S201)、追加されるアプリケーション321に関するI/O特性情報(アプリケーションID、Read比率およびSequential比率)をアプリケーション管理表232のアプリケーションID欄2321、Read比率欄2322およびSequential比率欄2323に追加する(S202)。
続いて、アプリケーション管理処理部224は、ステップS202でアプリケーション管理表232に追加された行と、ステップS202より前にアプリケーション管理表232に登録されていた行とで、I/O特性の類似度の比較を行い、追加されたアプリケーション321と、既存のアプリケーション321との距離が規定値以下のものが存在するか否かを判定する。すなわち、I/O特性が類似したアプリケーション321が存在するか否かを判定する(S203)。I/O特性の類似度の比較は、図14のステップS102で行われた処理と同様の処理である。
ステップS203でI/O特性が類似したアプリケーション321が存在しない場合(S203→No)、ステップS204〜S210の処理を行うことによって、追加したアプリケーション321に対して新たなアプリケーショングループを作成し、このアプリケーショングループに動的割当てプール44を割当てる処理を行う。なお、ステップS204〜S210は、処理の対象が追加されたアプリケーション321であること以外は、図14のステップS102〜S108の処理と同様であるため説明を省略する。
ステップS203で類似したアプリケーション321が存在する場合(S203→Yes)、アプリケーション管理処理部224は、アプリケーション管理表232中の既存の行の中で、ステップS202で追加された行とI/O特性の類似度が最も大きい行(追加されたアプリケーション321とI/O特性の類似度が最も高いアプリケーション321)を参照し、その行のアプリケーショングループを、ステップS202で追加された行のアプリケーショングループ欄2326に反映する。すなわち、アプリケーション管理処理部224は、追加されたアプリケーション321を類似度が最も高い既存のアプリケーション321と同じアプリケーショングループに追加する(S211)。
ステップS211の次に、動的割当てプール管理処理部225は、ステップS211で対象となったアプリケーショングループに対応する動的割当てプール44に対して、図14のステップS103と同様の処理を行い、I/O特性値および必要容量の再計算を行う(S212)。
さらに、仮想ボリューム管理処理部227は、ステップS212で再設定された必要容量とプール内ボリューム容量を比較し、プール内ボリューム容量が必要容量未満であった場合、ステップS106と同様の処理を行って実ボリューム431を動的割当てプール44に対応付ける。すなわち、仮想ボリューム管理処理部227は、割当て済みの実ボリューム431の容量合計値が必要容量未満の場合、対象となっている動的割当てプール44に実ボリューム431を追加する(S213)。
ステップS213の処理後、ストレージ装置4は、ステップS209およびステップS210の処理を行う。
なお、追加されたアプリケーション321のI/O特性が未知のとき、システム管理者が机上計算した追加されたアプリケーション321に関するI/O特性を入力することによって、追加されたアプリケーション321を既存のアプリケーショングループに入れてしまうと、追加されたアプリケーション321の実際のI/O特性が机上計算したI/O特性から乖離する場合がある。つまり、システム管理者が認識しているアプリケーション321のI/O特性と、実際のI/O特性とが異なっている場合がある。このような場合、物理ディスクでのアクセス競合によるスループット低下が生じる可能性がある。
このような状態を回避するため、追加されたアプリケーション321のI/O特性値を不明扱いにして、既存のアプリケーショングループとは独立した新たなアプリケーショングループを生成し、この新たなアプリケーショングループに対して、新たな動的割当てプール44を割当てるようにしてもよい。この場合、業務サーバ3のI/O情報監視処理部322で、追加されたアプリケーション321に関する実際のI/O特性が取得された時点で、図16で後記するアプリケーショングループの再構成が行われ、適切なアプリケーショングループおよび動的割当てプール44が利用されるようになる。
(I/O特性の変化によるアプリケーショングループ再構成)
図16は、本実施形態に係るI/O特性の変化によるアプリケーショングループ再構成処理の流れを示すフローチャートである。なお、図16および図17では、アプリケーショングループを適宜AGと略記する。
図16に示す処理動作は、動的割当てプール44でのアプリケーション運用を開始した後、稼動中のアプリケーション321のI/O特性が変わった場合に、物理ディスクでのアクセス競合によるスループットの低下を回避するためにアプリケーショングループおよび動的割当てプール44の再構成をする際に行われる。なお、図16に示す処理は、例えば、一週間に一回などの周期で、運用管理サーバ2が定期的に行ったり、常にアプリケーション321のI/O特性を監視している運用管理サーバ2が、ネットワーク6を介して運用管理端末5の図示しない表示部にI/O特性の各値を表示し、表示されている値を基に、管理者が運用管理サーバ2へ図16の処理を行わせる指示を送ることで、行われる処理である。
ストレージ管理プログラムが起動されている状態で、業務サーバ3のI/O情報監視処理部322は、稼動中のアプリケーション321の動作を監視し、運用管理サーバ2のアプリケーション管理処理部224は、業務サーバ管理処理部222を介して業務サーバ3からアプリケーション321のI/O特性を再取得し(S301)、再取得した最新のI/O特性情報(アプリケーションID、最新Read比率、および最新Sequential比率)をアプリケーショングループ再構成管理表236のアプリケーションID欄2361、最新Read比率欄2362および最新Sequential比率欄2363に格納する。ステップS301の処理は、図14のステップS101および図15のステップS201と同様の処理であるため、詳細な説明は省略する。
そして、ステップS302で、アプリケーション管理処理部224は、アプリケーショングループ再構成管理表236の最新のI/O特性(最新Read比率、最新Sequential比率)に基づき、図14のステップS102と同様の処理を行うことによって、I/O特性の類似度の算出を行い、アプリケーショングループを再作成する(S302)と、再作成したアプリケーショングループをアプリケーショングループ再構成管理表236の再構成用一時アプリケーショングループ欄2364に格納する。
ステップS304〜S311は、アプリケーション管理表232のアプリケーショングループ(以下、既存アプリケーショングループと記載)ごとに行われる処理である。また、アプリケーショングループ再構成管理表236におけるアプリケーショングループを再構成アプリケーショングループと記載する。
まず、アプリケーション管理処理部224は、対象となっている既存アプリケーショングループと、アプリケーション構成が一致する再構成アプリケーショングループ(AG)が存在するか否かを判定する(S304)。
ステップS304で一致する再構成アプリケーショングループが存在する場合(S304→Yes)、動的割当てプール44の再構成は必要ないので、ストレージ運用管理部221は、ステップS312へ進み、次の既存アプリケーショングループに対して、ステップS304〜S311の処理を繰り返す。
ステップS304で一致する再構成アプリケーショングループが存在しない場合(S304→No)、アプリケーション管理処理部224は、構成するアプリケーション数が増加した再構成アプリケーショングループ(AG)が存在するか否かを判定する(S305)。
具体的には、アプリケーション管理処理部224は、アプリケーション管理表232と、アプリケーショングループ再構成管理表236とを参照して、既存アプリケーショングループを構成しているアプリケーション321を含み、かつ異なるアプリケーション321をも含んでいる再構成アプリケーショングループが存在するか否かを検索する。
ステップS305で、構成するアプリケーション321数が増加した再構成アプリケーショングループ(AG)が存在する場合(S305→Yes)、運用管理サーバ2およびストレージ装置4は、対象となっている再構成アプリケーショングループを対象としてステップS306〜S309の処理を行う。ステップS306〜S309の処理は、図15のステップS212〜S213およびステップS209〜S210と同様の処理であるが、ステップS309において、ストレージ設定処理部421は、アプリケーショングループの再構成前に仮想ボリューム45に格納されていたアプリケーション321のデータを、再構成後にそのままアクセスできるよう、仮想ボリューム45の入れ替えを行う。より具体的には、ストレージ設定処理部421は、アプリケーショングループの再構成前の仮想ボリューム45のデータを、再構成の際ステップS308で作成された仮想ボリューム45にコピーした後、再構成前の仮想ボリューム45の公開形式と同じ形式を利用して、ステップS308で作成された仮想ボリューム45を業務サーバ3のアプリケーション321に公開し、再構成前の仮想ボリューム45を解放する。さらに、前記異なるアプリケーション321のアプリケーション管理表232の対応するアプリケーショングループ欄2326を、既存アプリケーショングループ名に更新する。
ステップS305で、構成するアプリケーション321数が増加した再構成アプリケーショングループが存在しない場合(S305→Yes)、再構成アプリケーショングループ再構成管理表236を参照して、構成するアプリケーション321数が0の再構成アプリケーショングループが存在するか否かを判定する(S310)。なお、ステップS310の処理は、一度行った後、次のループ処理では省略してもよい。
ステップS310で、構成するアプリケーション321数が0の再構成アプリケーショングループが存在しない場合、すなわち既存アプリケーショングループから1つ以上のアプリケーションがなくなり、既存アプリケーショングループに1つ以上のアプリケーションが残っている場合(S310→No)、ストレージ運用管理部221は、ステップS312へ進み、次の既存アプリケーショングループに対して、ステップS304〜S311の処理を繰り返す。なお、ステップS310で、例えば1つのアプリケーショングループが再構成の結果2つ以上のアプリケーショングループに分かれたような場合は、いずれか1つのアプリケーショングループに関してはアプリケーション321のアプリケーション管理表232の対応するアプリケーショングループ欄2326をそのままにし、他のアプリケーショングループに関してはアプリケーション321のアプリケーション管理表232の対応するアプリケーショングループ欄2326に新しいアプリケーショングループ名を設定する。
ステップS310で、構成するアプリケーション321数が0の再構成アプリケーショングループが存在する場合(S310→Yes)、当該アプリケーショングループおよび対応する動的割当てプール44は不要となるため、ストレージ装置管理処理部223は、ストレージ装置4のストレージ設定処理部421に、対応する動的割当てプール44および関連する実ボリューム431の解放を行わせる(S311)。そして、ストレージ運用管理部221は、ステップS312へ進み、次の既存アプリケーショングループに対して、ステップS304〜S311の処理を繰り返す。すべての既存アプリケーショングループに関して、図16に示す処理を終了したら、アプリケーション管理処理部224は、アプリケーショングループ再構成管理表236の各行を削除する。
(要件指標に基づいたアプリケーショングループ再構成)
図17は、本実施形態に係る要件指標に基づいたアプリケーショングループ再構成処理の流れを示すフローチャートである。
図17は、図16に示すアプリケーショングループ再構成の他の例であり、I/O特性ではなく、性能要件によってアプリケーショングループの再構成を行う例である。なお、図17に示す処理は、図16に示す処理を行った後に行ってもよいし、図16に示す処理とは独立して行ってもよい。また、図17の処理は、要件指標が、図13の符号2328に示すような要求Response Timeや、IOPSや、単位時間当たり転送量などである場合は、アプリケーション321におけるこれらの要件指標を運用管理サーバ2が監視しており、運用管理サーバ2は、取得した要件指標を運用管理端末5の図示しない表示部に表示させ、管理者が、表示されている用件指標を基に、図17の処理を行う旨の指示を運用管理サーバ2に送ることによって、運用管理サーバ2が図17の処理を行ってもよい。また、運用管理サーバ2は、アプリケーショングループ内のアプリケーション321に対する要件指標が、所定の値以上に乖離しているか否かを監視し、所定の値以上に乖離したら、図17の処理を開始してもよい。
さらに、要件指標が、信頼性やコストなどの度合いである場合は、管理者がこれらの要件指標を考慮して、運用管理端末5を介して運用管理サーバ2へ図17の処理を行う旨の指示を送ってもよい。
アプリケーション321のI/O特性が類似していても、高負荷のアプリケーション321が同一のアプリケーショングループに入っており、同一の動的割当てプール44を利用する状況下では、同一物理ディスクへのアクセスの集中によりアプリケーション321の要件指標を満たせなくなるケースがある。なお、要件指標とは、アプリケーション321の性能(IOPS、単位時間当たり転送量、Response Time)や信頼性、コストなどの指標(度合い)が考えられ、それぞれ期待値/実測値の区分が考えられる。このような場合に対し、アプリケーショングループの分割による再構成を行う例を図17で示す。ここでは要件指標としてResponse Timeの実測値を採用するが、他の指標、あるいは複数指標の組み合わせを用いてもよい。
要件指標は、業務サーバ3のI/O情報監視処理部322経由でアプリケーション321から取得するか、またはシステム管理者が運用管理端末5を介して入力し、要件指標付アプリケーション管理表232の要求Response Timeに格納される。
運用管理サーバ2のアプリケーション管理処理部224は、定期的に、またはシステム管理者からの運用管理端末5を経由した随時要求に従って、業務サーバ管理処理部222を経由して、業務サーバ3のアプリケーションスループット表333から、現在のスループット(ここではResponse Timeの実測値)を取得する。すなわち、アプリケーション管理処理部224は、業務サーバ3からアプリケーション321の性能要件を取得する(S401)。
そして、アプリケーション管理処理部224は、取得した性能要件に基づいてアプリケーショングループを分割する(S402)。具体的には、アプリケーション管理処理部224は、取得したResponse Time(性能要件)と、要件指標付きアプリケーション管理表232’の要求Response Timeとを比較する。そして、アプリケーション管理処理部224は、要求Response TimeがResponse Timeを上回っていた場合は、性能指標が未達成ということであり、性能要求が未達成のアプリケーション321を含むアプリケーショングループを分割して、当該アプリケーショングループ内の1つ以上のアプリケーション321を含むアプリケーショングループを別に作成する。そして、アプリケーション管理処理部224は、前記作成したアプリケーショングループを、アプリケーション管理表232の対応するアプリケーション321のアプリケーショングループ欄2326に前記作成したアプリケーショングループ名を格納する。
分割のためのポリシの一例として、アプリケーショングループ内で最も要求Response Timeが小さかったものを独立したアプリケーショングループとして作成する方法が考えられるが、他の方法で独立させるアプリケーション321を選択してもよい。別のポリシとして、要求Response TimeがResponse Timeを上回っていた場合、すなわち性能指標が未達成のアプリケーション321のみを含む別のアプリケーショングループを独立して作成する方法も考えられる。
さらに、アプリケーション321によっては時間帯によって要件指標に変動があるケースが考えられるため、要件指標付きアプリケーション管理表232’において、要求Response Timeを時間帯で分割して複数格納してもよい。なお、I/O特性についても、同様に時間帯で分割してアプリケーション321をグループ化する際の判断条件に利用してもよい。
ステップS404〜S412は、アプリケーション管理表232のアプリケーショングループごとに行われる処理である。
まず、アプリケーション管理処理部224は、対象となっているアプリケーショングループがステップS402で分割されたものか否かを判定する(S404)。
ステップS404の結果、分割されたアプリケーショングループでないと判断された場合(S404→No)、処理は必要ないので、ストレージ運用管理部221は、ステップS413へ進み、次のアプリケーショングループに対して、ステップS404〜S412の処理を繰り返す。
ステップS404の結果、分割されたアプリケーショングループであると判断された場合(S404→Yes)、アプリケーション管理処理部224は、新規に作成されたアプリケーショングループか否かを判断する(S405)。
ステップS405の結果、新規作成されたアプリケーショングループでないと判断された場合(S405→No)、図14のステップS103と同様の処理でI/O特性値とデータ容量を再計算し(S412)、当該アプリケーショングループに対応する動的割当てプール44に対応する動的割当てプール管理表233の行の、Read比率欄2332、Sequential比率欄2333、およびデータ容量欄2335を更新する。
ステップ405の結果、新規作成されたアプリケーショングループと判断された場合(S405→Yes)、ステップS406〜S411の処理を行う。ステップS406〜S410の処理は、図15のステップS205〜S209と同様の処理であるため説明を省略する。また、ステップS411は、図16のステップS309と同様の処理であるため説明を省略する。
(実ボリューム枯渇に伴う動的割当てプール44のボリューム種別の変更)
動的割当てプール44の初期作成の後、仮想ボリューム45の容量の拡張をしたり、アプリケーション321のデータ容量が増加したりすることによって、ある動的割当てプール44の必要容量が増加していき、いずれその動的割当てプール44のボリューム種別に関して追加可能な実ボリューム431がなくなるケースが想定される。
その場合、ストレージ装置4のストレージ設定処理部421は、任意のアプリケーショングループとそれに対応する動的割当てプールを選択し、当該動的割当てプールに対応付けられているすべての実ボリューム431を、十分な容量のある別のボリューム種別の実ボリューム431と入れ替えることで、実ボリューム431の枯渇を回避する処理を行ってもよい。
(効果)
本実施形態によれば、I/O特性が類似したアプリケーショングループを作成し、このアプリケーショングループに対して、動的割当てプール44を割当てる。この結果、ある動的割当てプール44内のデータを保持する物理ディスクに対してはI/O特性が類似したアプリケーション321がアクセスする状態が維持されることで、ディスクアクセスにおけるI/O特性の違いによるアクセス競合によるスループット低下が回避でき、ストレージ装置4の性能をより効果的に発揮できる。
また、本実施形態によればI/O特性に基づいてアプリケーション321の実データ容量から動的割当てプール44が初期容量として必要とする容量を算出することで動的割当てプール44の設計を容易化できる。
そして、本実施形態によれば、性能や信頼性およびセキュリティなどのアプリケーション321の要件を満たすように動的割当てプール44を運用する。この結果、ストレージ装置4の性能をより効果的に発揮できる。
さらに、本実施形態によれば、アプリケーション321の運用に伴うI/O特性の変化に応じて、アプリケーショングループを再構成し、この再構成したアプリケーションに対して動的割当てプール44を割当てる。この結果、アプリケーション321の運用中にアプリケーション321の要件が満たされた状態を維持できるという効果がある。
本実施形態に係るストレージ運用管理システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る運用管理サーバの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る業務サーバの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るストレージ装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態における処理の概略を示す図である。 運用管理サーバに保持されるアプリケーション管理表の構成例を示す図である。 運用管理サーバに保持される動的割当てプール管理表の構成例を示す図である。 運用管理サーバに保持される実ボリューム管理表の構成例を示す図である。 運用管理サーバに保持される仮想ボリューム管理表の構成例を示す図である。 運用管理サーバに保持されるアプリケーショングループ再構成管理表の構成例を示す図である。 業務サーバに保持されるアプリケーションI/O特性表の構成例を示す図である。 業務サーバの保持されるアプリケーションスループット表の構成例を示す図である。 運用管理サーバに保持される要件指標付きアプリケーション管理表の構成例を示す図である。 本実施形態に係る既存アプリケーションの動的割当てプール環境への移行処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る稼動中の動的割当てプール環境への新規アプリケーションの追加処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係るI/O特性の変化によるアプリケーショングループ再構成処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る要件指標に基づいたアプリケーショングループ再構成処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ストレージ運用管理システム
2 運用管理サーバ
3 業務サーバ
4 ストレージ装置
5 運用管理端末
6 ネットワーク
7 SAN
43 アレイグループ
44 動的割当てプール
44 PORT
45 仮想ボリューム
221 ストレージ運用管理部
222 業務サーバ管理処理部(アプリケーション特性取得部)
223 ストレージ装置管理処理部
224 アプリケーション管理処理部
225 動的割当てプール管理処理部
226 実ボリューム管理処理部
227 仮想ボリューム管理処理部
231 ストレージ運用管理情報
232 アプリケーション管理表(I/O特性情報)
233 動的割当てプール管理表(アプリケーショングループと、動的割当てプールとが対応付けられている情報)
234 実ボリューム管理表
235 仮想ボリューム管理表
236 アプリケーショングループ再構成管理表
321 アプリケーション
322 I/O情報監視処理部
331 アプリケーション特性管理情報
332 アプリケーションI/O特性表
333 アプリケーションスループット表
421 ストレージ設定処理部
431 実ボリューム

Claims (19)

  1. ストレージ装置における実ボリュームの仮想ボリュームへの割当てを管理している動的割当てプールを決定するストレージ管理装置におけるストレージ管理方法であって、
    前記ストレージ管理装置は、
    アプリケーション実行装置で実行されているアプリケーションのI/O特性を取得し、
    前記アプリケーションと、前記アプリケーションのI/O特性とを対応付けたI/O特性情報を前記アプリケーション毎に記憶部に格納し、
    前記記憶部のI/O特性に基づいて、各アプリケーションのI/O特性の類似度を算出し、前記類似度によって前記アプリケーションを、複数のグループにグループ化し、
    前記グループと、前記動的割当てプールとを対応付けることを特徴とするストレージ管理方法。
  2. 前記記憶部には、前記I/O特性と、前記仮想ボリューム内で実際に前記アプリケーションが使用するデータの容量とが対応付けられて格納されており、
    前記ストレージ管理装置は、
    前記記憶部における前記I/O特性と前記アプリケーションで使用されるデータの容量を基に、前記アプリケーションに必要な動的割当てプールの容量を算出し、前記算出した容量を前記動的割当てプールの初期容量とすることを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理方法。
  3. 前記記憶部には、前記アプリケーションの性能を示す性能要件が、アプリケーション毎に記憶されており、
    前記ストレージ管理装置は、
    前記性能要件を基に、さらに、前記アプリケーションの再グループ化を行うことを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理方法。
  4. 前記ストレージ管理装置は、
    前記動的割当てプールに対して、ボリュームの種別を示すボリューム種別を割当てることを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理方法。
  5. 前記I/O特性とは、前記アプリケーションによるストレージ装置へのアクセス方法の比率であることを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理方法。
  6. 前記性能要件は、アプリケーションによる前記ストレージ装置に対するレスポンス時間であることを特徴とする請求項3に記載のストレージ管理方法。
  7. 前記性能要件は、前記アプリケーションに対する信頼性の高さの度合いであることを特徴とする請求項3に記載のストレージ管理方法。
  8. 前記ストレージ管理装置は、
    前記I/O特性を新たに取得し、
    前記新たに取得したI/O特性を基に、アプリケーションの再グループ化を行うことを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理方法。
  9. 前記再グループ化の結果、前記アプリケーションが割当てられていないグループが存在する場合、
    当該グループに割当てられていた動的割当てプールを解放し、前記動的割当てプールに割当てられていた実ボリュームを解放することを特徴とする請求項8に記載のストレージ管理方法。
  10. 前記ストレージ管理装置は、
    前記I/O特性を新たに取得し、
    前記新たに取得したI/O特性を基に、アプリケーションの再グループ化を行い
    前記再グループの結果、割当てられているアプリケーションの数が増大したグループが存在する場合、
    前記前記動的割当てプールの初期容量を再算出することを特徴とする請求項2に記載のストレージ管理方法。
  11. 前記アクセス方法とは、ランダムアクセスおよびシーケンシャルアクセスであることを特徴とする請求項5に記載のストレージ管理方法。
  12. 前記アクセス方法とは、前記ストレージ装置への書込みおよび前記ストレージ装置からの読込みであることを特徴とする請求項5に記載のストレージ管理方法。
  13. ストレージ装置にアクセスする新たなアプリケーションが追加された場合、入力部または通信手段を介して前記追加されたアプリケーションのI/O特性を取得し、
    前記追加されたアプリケーションのI/O特性から所定の距離以内に存在するグループが存在する場合、前記追加されたアプリケーションを当該グループに追加することを特徴とする請求項1に記載のストレージ管理方法。
  14. 前記追加されたアプリケーションのI/O特性から所定の距離以内に存在するグループが存在しない場合、前記追加されたアプリケーションに対し、新たなグループを生成し、当該グループに基づいて、動的割当てプールの割当てを決定することを特徴とする請求項13に記載のストレージ管理方法。
  15. 前記動的割当てプールにおいて必要な実ボリュームの容量が増大し、前記実ボリュームの容量が不足する状態となったとき、接続されている実ボリュームを、当該実ボリュームより大きな空き容量を有するボリューム種別の実ボリュームに交換することを特徴とする請求項4に記載のストレージ管理方法。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか一項に記載のストレージ管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするストレージ管理プログラム。
  17. ストレージ装置における実ボリュームの仮想ボリュームへの割当てを管理している動的割当てプールを決定するストレージ管理装置であって、
    アプリケーション実行装置で実行されているアプリケーションのI/O特性を取得するアプリケーション特性取得部と、
    前記アプリケーションと、前記アプリケーションのI/O特性とを対応付けたI/O特性情報を前記アプリケーション毎に記憶部に格納し、前記記憶部のI/O特性に基づいて、各アプリケーションのI/O特性の類似度を算出し、前記類似度によって前記アプリケーションを複数のグループにグループ化するアプリケーション管理処理部と、
    前記グループと、前記動的割当てプールとを対応付ける動的割当てプール管理処理部とを有することを特徴とするストレージ管理装置。
  18. 前記記憶部には、前記I/O特性と、前記仮想ボリューム内で実際に前記アプリケーションが使用するデータの容量とが対応付けられて、さらに格納されており、
    前記動的割当てプール管理処理部は、
    前記記憶部における前記I/O特性と前記アプリケーションで使用されるデータの容量を基に、前記アプリケーションに必要な動的割当てプールの容量を算出し、前記算出した容量を前記動的割当てプールの初期容量とする機能をさらに有することを特徴とする請求項17に記載のストレージ管理装置。
  19. ストレージ装置における実ボリュームの仮想ボリュームへの割当てを管理している動的割当てプールを決定するストレージ管理装置と、アプリケーションを実行しているアプリケーション実行装置と、前記ストレージ装置とが互いに接続しているストレージ管理システムであって、
    前記ストレージ管理装置は、
    アプリケーション実行装置で実行されているアプリケーションのI/O特性を取得するアプリケーション特性取得部と、
    前記アプリケーションと、前記アプリケーションのI/O特性とを対応付けたI/O特性情報を前記アプリケーション毎に記憶部に格納し、前記記憶部のI/O特性に基づいて、各アプリケーションのI/O特性の類似度を算出し、前記類似度によって前記アプリケーションを複数のグループにグループ化するアプリケーション管理処理部と、
    前記グループと、前記動的割当てプールとを対応付ける動的割当てプール管理処理部とを有することを特徴とするストレージ管理システム。
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