[go: up one dir, main page]

JP2009231594A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタ Download PDF

Info

Publication number
JP2009231594A
JP2009231594A JP2008076164A JP2008076164A JP2009231594A JP 2009231594 A JP2009231594 A JP 2009231594A JP 2008076164 A JP2008076164 A JP 2008076164A JP 2008076164 A JP2008076164 A JP 2008076164A JP 2009231594 A JP2009231594 A JP 2009231594A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaas
layer
collector layer
collector
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008076164A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Nogome
雅信 能米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2008076164A priority Critical patent/JP2009231594A/ja
Publication of JP2009231594A publication Critical patent/JP2009231594A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

【課題】コレクタ電流が流れている状態でのオン抵抗および耐圧を両方同時に向上させることが可能なHBTを提供する。
【解決手段】n型のGaAsサブコレクタ層101と、GaAsサブコレクタ層101上に形成されたInGaPコレクタ層102と、InGaPコレクタ層102上に形成されたn型のGaAsスペーサ層103と、GaAsスペーサ層103上に形成されたn型のGaAs第2コレクタ層104およびGaAs第1コレクタ層105と、GaAs第1コレクタ層105上に形成されたp型のGaAsベース層110と、GaAsベース層110上に形成されたn型のInGaPエミッタ層111とを備え、GaAsサブコレクタ層101は、GaAs第2コレクタ層104およびGaAs第1コレクタ層105より高いキャリア濃度を有し、GaAs第2コレクタ層104はGaAs第1コレクタ層105より高いキャリア濃度を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘテロ接合バイポーラトランジスタに関する。
電界効果トランジスタ(以下、FETと記す)又はヘテロ接合バイポーラトランジスタ(以下、Heterojunction Bipoiar Transistor:HBTと記す)等の化合物半導体デバイスは、例えば、携帯電話機の部品の一つである送信用高出力電力増幅器等に用いられている。近年、HBTに対して、高出力特性、高利得特性、および低歪み特性が求められており、これらを実現するために、高い耐圧であって且つ低いオン抵抗を有するHBTの実現が要求されている。
HBTのエミッタ層に使われる材料としてAlGaAsに代わり、近年InGaPが主流になりつつある。InGaPの利点として、In組成0.5付近でGaAsに格子整合すること、GaAsに対するウェットエッチングの選択比が高いこと、GaAsベース層に接合した時の価電子帯不連続量がAlGaAsの場合に比べ大きいこと、AlGaAsに見られたDXセンターのような深い不純物準位が無いこと、表面再結合速度が小さいこと等が挙げられる。
次に、従来のHBTのデバイス構造について、図12の断面図を参照しながら説明する(例えば特許文献1参照)。
GaAs基板500上に、電子濃度5E18cm-3で膜厚600nmのn型GaAsサブコレクタ層501、アンドープで膜厚100nmのInGaPコレクタ層502、電子濃度2E18cm-3で膜厚10nmのn型GaAsスペーサ層503、電子濃度1E16cm-3で膜厚500nmのn型GaAsコレクタ層504、ホール濃度4E19cm-3で膜厚80nmのp型GaAsベース層510、電子濃度3E17cm-3で膜厚30nmのn型InGaPエミッタ層511、電子濃度3E18cm-3で膜厚200nmのn型GaAsエミッタキャップ層512、および電子濃度1E19cm-3で膜厚100nmのn型InGaAsエミッタコンタクト層513が各々この順で成長されている。GaAsサブコレクタ層501上にはコレクタ電極520、GaAsベース層510上にはベース電極521、およびInGaAsエミッタコンタクト層513上にはエミッタ電極522がそれぞれ形成されている。
InGaPコレクタ層502を導入している意味は、特許文献1に詳細に記されているように、コレクタ電流が流れている状態でのエミッタコレクタ間耐圧(BVcex)を向上させるためである。このときの電界強度のピークはコレクタ層とサブコレクタ層との間に発生しており、この位置に衝突イオン化係数がGaAsより小さいInGaPを導入することにより、耐圧を向上させている。
InGaPは成長条件に応じて、結晶での原子の配列状態およびバンドギャップが変化するという性質を持つ。InGaPの成長温度を変化させると、III族元素のInとGaがIII族原子層面内で規則的に配列してオーダー型(CuPt型自然超格子構造)を形成する場合と、不規則に配列してディスオーダー型を形成する場合とが観測される。InGaPがディスオーダー型で成長されているならば、InGaPとGaAsとの間にはおよそ0.2eVの伝導帯不連続(ΔEc)が発生してしまう。そのため、コレクタ電圧に対するコレクタ電流の立ち上がり具合を示すオン抵抗(Ron)が増大する。特許文献1のHBTにおけるInGaPコレクタ層502は、ディスオーダー型を想定しており、この問題を防止するため、特許文献1のHBTではn型GaAsスペーサ層503を導入することにより、実効的なΔEcを小さくし、Ronの増大を防止している。
一方、InGaPが仮にオーダー型で成長されているならば、InGaPとGaAsとの間には伝導帯不連続は殆ど存在せず、それを原因としたオン抵抗の増大は発生しない。ところが、オーダー型ではInGaPとGaAsとの界面に濃度分布状態の異常が発生することが知られているが、原因は明確にされていない。界面準位の密度はおよそ2E12cm-2と言われているが定かでは無い。このため、InGaP層とその上方の層との界面(InGaPのGaAsとの界面)でキャリアの空乏化が起こり、プラスに帯電した状態となる。一方、InGaP層とその下方の層との界面でキャリアの蓄積が起こり、マイナスに帯電した状態となる。その結果、InGaPとGaAsとの間の伝導帯のフラット性に変調が起こされ、この変調はコレクタ電流が流れている場合の障害になるので、オン抵抗が増大する。
なお、図12と同様な構造が特許文献2にも開示されているが、特許文献2ではオーダー型のInGaPを想定している。特許文献2でも、n型スペーサ層をInGaPコレクタ層上に導入している。さらに特許文献3においても、InGaPコレクタ層とGaAsコレクタ層との間にn型スペーサ層を導入する構造が開示されている。なお、n型スペーサ層の電子濃度は耐圧低下の防止から1E18cm-3以下の制限がかけられている。
特開2007−103784号公報(第6図) 特許第3573737号公報 特開2005−39169号公報
ところで、従来の技術である図12のHBTにおいて、n型GaAsスペーサ層503の電子濃度は、Ronを低下させるために、無制限に高くすることは出来ない。なぜなら、電子濃度を仮に5E18cm-3のような高濃度に設定した場合、BVcexが低下してしまうからである。これについて詳述する。
図12のHBTにおいて、n型GaAsスペーサ層503の電子濃度を高くしたときの、コレクタ電流が十分に流れている場合での、コレクタ層内のキャリア濃度(電子濃度)および電界強度(絶対値)の分布を各々図13(a)および図13(b)に示す。なお、図13(a)において、横軸はGaAsベース層510表面からの距離、縦軸はキャリア濃度を示し、図13(b)において、横軸はGaAsベース層510表面からの距離、縦軸は電界強度を示している。
図13(a)に示すように、GaAsコレクタ層504の領域で、エミッタから注入された電子の濃度が設定濃度を上回りマイナスに帯電している。一方、n型GaAsスペーサ層503の領域で、設定された電子濃度(設定濃度)の方が実際の電子濃度を上回りプラスに帯電している。また、InGaPコレクタ層502の領域ではアンドープのためマイナスに帯電している。その結果、図13(b)に示すように、電界強度はn型GaAsスペーサ層503の領域で大きく低下してしまい、InGaPコレクタ層502には僅かしか電界がかからず、InGaPの高耐圧性が生かされていない。この場合、耐圧はGaAsコレクタ層504とn型GaAsスペーサ層503との境界の電界強度で決定されるが、n型GaAsスペーサ層503がこのような高濃度のときは、アンドープ領域で同じ電界強度が発生する場合に比べ、低い臨界電界強度で破壊に至ってしまう。そのため、図12のHBTにおいて、n型GaAsスペーサ層503の電子濃度を高く設定した場合には、十分に高い耐圧を得ることが出来ない。
しかしながら、耐圧を上げようと、図12のHBTにおいてn型GaAsスペーサ層503の電子濃度を例えば5E17cm-3のような低濃度にすると、電界強度のピークはInGaPコレクタ層502にかかり、高耐圧が得られることが期待されるが、逆にオン抵抗が悪化してしまう。ここで、InGaPコレクタ層502をオーダー型とした場合は、前述したようにInGaP層とその上方の層との界面でキャリアの空乏化が起こり、プラスに帯電した状態となる。その結果、InGaPとGaAsとの間の伝導帯のフラット性に変調が起こされ、この変調はコレクタ電流が流れている場合の障害になるので、オン抵抗が増大する。
そこで、本発明は、コレクタ電流が流れている状態でのオン抵抗および耐圧を両方同時に向上させることが可能なHBTを提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタは、n型のGaAsサブコレクタ層と、前記GaAsサブコレクタ層上に形成されたInGaPコレクタ層と、前記InGaPコレクタ層上に形成されたn型のGaAsスペーサ層と、前記GaAsスペーサ層上に形成されたn型のGaAsコレクタ層と、前記GaAsコレクタ層上に形成されたp型のベース層と、前記ベース層上に形成されたn型のエミッタ層とを備え、前記GaAsサブコレクタ層のキャリア濃度は、前記GaAsコレクタ層のキャリア濃度より高く、前記GaAsコレクタ層のキャリア濃度は、前記ベース層と向き合う部分から前記GaAsスペーサ層と向き合う部分に向けて高くなることを特徴としている。ここで、前記GaAsスペーサ層のキャリア濃度は、前記GaAsコレクタ層の最大のキャリア濃度より高くてもよい。
これにより、臨界電界強度が高い低キャリア濃度のGaAsコレクタ層で、耐圧を決める電界強度のピークを発生させることができるので、HBTの高耐圧化を図ることができる。同時に、n型GaAsスペーサ層内に電界強度のピークが発生しないので、耐圧の低下を考慮することなくn型GaAsスペーサ層のキャリア濃度を高くし、オン抵抗を低減することができる。その結果、コレクタ電流が流れている状態でのオン抵抗および耐圧を両方同時に向上させることが可能なHBTを実現できる。
上述したように、本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタは、コレクタ電流が流れている状態でのオン抵抗および耐圧を両方同時に向上させることが出来る。
以下、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタについて、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態のHBTの構造を示す断面図である。
図1に示すように、GaAs基板100上に、電子濃度5E18cm-3および膜厚600nmのn型GaAsサブコレクタ層101、アンドープで膜厚100nmのInGaPコレクタ層102、電子濃度5E18cm-3および膜厚10nmのn型GaAsスペーサ層103、電子濃度4E16cm-3および膜厚400nmのn型GaAs第2コレクタ層104、電子濃度1.4E16cm-3および膜厚600nmのn型GaAs第1コレクタ層105、ホール濃度4E19cm-3および膜厚80nmのp型GaAsベース層110、電子濃度3E17cm-3および膜厚30nmのn型InGaPエミッタ層111、電子濃度3E18cm-3および膜厚200nmのn型GaAsエミッタキャップ層112、ならびに電子濃度1E19cm-3および膜厚100nmのn型InGaAsエミッタコンタクト層113が各々この順で成長されている。これら半導体層のエッチングおよび電極の蒸着処理により、オーミック電極として、GaAsサブコレクタ層101上にコレクタ電極120、GaAsベース層110上にベース電極121、およびInGaAsエミッタコンタクト層113上にエミッタ電極122が形成されている。
このとき、InGaPコレクタ層102はディスオーダー型で成長している。従って、InGaPコレクタ層102の結晶状態は、自然超格子状態となっておらずディスオーダー状態となっている。
次に上記構造を有するHBTの耐圧について考察する。図2(a)および図2(b)は各々十分に高いコレクタ電流が流れている時のコレクタ層内のキャリア濃度(電子濃度)および電界強度(絶対値)の分布を表す図である。なお、図2(a)において、横軸はGaAsベース層110表面からの距離、縦軸はキャリア濃度を示し、図2(b)において、横軸はGaAsベース層110表面からの距離、縦軸は電界強度を示している。
図2(a)に示すように、GaAs第1コレクタ層105の領域およびInGaPコレクタ層102の領域では、実際の電子濃度が設定された電子濃度(設定濃度)を上回っており、マイナスに帯電している。一方、GaAs第2コレクタ層104およびn型GaAsスペーサ層103の領域では、反対にプラスに帯電している。そのため、図2(b)に示すように、電界強度はGaAs第2コレクタ層104とGaAs第1コレクタ層105との境界においてピークを持つ。このように、臨界電界強度の高い低濃度のGaAsコレクタ層の領域で電界強度のピークを発生させることにより、電界強度の占める面積(図2(b)において電界強度を積分した値)である耐圧が大きくなる。n型GaAsスペーサ層103の領域で電界強度が低下しているため、InGaPコレクタ層102の領域で殆ど電界がかかっていない。そのため、InGaPの高耐圧性は生かされているとは言えない。しかし、InGaPはGaAsに対しウェットエッチングの選択性がある。高耐圧型のHBTでは、コレクタ層が1μm程度の厚膜を有しているため、このような厚膜になる程、HBTの製造プロセスの難易度が増大していく。従って、エッチング選択性のあるInGaPを用いることにより、HBTの製造プロセスが容易になるため、HBTに対するInGaPの使用は必須といえる。
GaAs第1コレクタ層105およびGaAs第2コレクタ層104の電子濃度の設定について、図3および図4を用いて説明する。
図3は、GaAs第1コレクタ層105の電子濃度をパラメータとした、BVcexとGaAs第1コレクタ層105およびGaAs第2コレクタ層104の電子濃度の比(コレクタ層濃度比)との関係を表す図である。図4は、コレクタ電流が流れていない状態での、GaAs第1コレクタ層105の電子濃度をパラメータとした、エミッタコレクタ間の耐圧(BVceo)とコレクタ層濃度比との関係を表す図である。
図3に示すように、BVcexは所定のコレクタ層濃度比でピークを持ち、その値はGaAs第1コレクタ層105の電子濃度が高いほど大きい。GaAs第1コレクタ層105の電子濃度が所定値で、GaAs第2コレクタ層104の電子濃度が低いときは、n型GaAsスペーサ層103上に電界強度のピークが来て、この電界強度のピークにより耐圧が決定される。一方、GaAs第2コレクタ層104の電子濃度が高いときは、GaAs第1コレクタ層105とGaAs第2コレクタ層104との境界に電界強度のピークがきて、この電界のピークにより耐圧が決定される。BVcexがピークを持つ濃度条件では、前述した2つの位置で同時に破壊が起きていると考えられる。
図4に示すように、今度は、GaAs第1コレクタ層105の電子濃度が低いほど、BVceoは高くなる。GaAs第1コレクタ層105が所定の電子濃度を有するとき、GaAs第2コレクタ層104の電子濃度が高くなる程、BVceoは低くなっていく。
図3および図4から、GaAs第1コレクタ層105の電子濃度の範囲を1.0E16cm-3以上1.8E16cm-3以下とし、GaAs第2コレクタ層104の電子濃度の範囲を1.0E16cm-3以上7.0E16cm-3以下と設定した。
以上のように、本実施の形態のHBTによれば、コレクタ層にキャリア濃度の異なるGaAs第1コレクタ層105およびGaAs第2コレクタ層104が設けられ、GaAs第2コレクタ層104のキャリア濃度がGaAs第1コレクタ層105のキャリア濃度より高くなるように設定される。従って、低キャリア濃度のコレクタ層の領域で電界のピークが発生するので、HBTの高耐圧化を実現できる。また、高濃度のn型GaAsスペーサ層103に耐圧を決める電界のピークが発生しないので、n型GaAsスペーサ層103のキャリア濃度を高くし、低オン抵抗のHBTを実現できる。
なお、本実施の形態において、GaAs第2コレクタ層104にはそのキャリア濃度が4E16cm-3となるように、GaAs第1コレクタ層105にはそのキャリア濃度が1.4E16cm-3となるように不純物が添加されるとした。しかし、GaAs第2コレクタ層104のキャリア濃度がGaAs第1コレクタ層105のキャリア濃度より高くなるように不純物が添加されればこれに限られない。
また、本実施の形態において、GaAs第1コレクタ層105およびGaAs第2コレクタ層104というキャリア濃度の異なる2つの半導体層を積層することで、n型GaAsスペーサ層103側のキャリア濃度がGaAsベース層110側のキャリア濃度より高くなる濃度分布をコレクタ層内に形成するとした。しかし、n型GaAsスペーサ層103とGaAsベース層110との間に1つのGaAs層のみを形成し、GaAsベース層110側の部分からn型GaAsスペーサ層103側の部分に向けてキャリア濃度が高くなる濃度分布をこの1つのGaAs層内に形成してもよい。この場合、GaAsベース層110側の部分からn型GaAsスペーサ層103側の部分に向けて不純物濃度が高くなるように、半導体層に不純物を段階的もしくは連続的に注入することで濃度分布が形成される。
また、本実施の形態において、n型GaAsスペーサ層103には、そのキャリア濃度が5E18cm-3となるように不純物が添加されるとした。しかし、n型GaAsスペーサ層103には、伝導帯不連続によるオン抵抗の増大を防止することが可能で、かつn型GaAsスペーサ層103の領域で電界強度のピークを発生させないキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。具体的には、2E18cm-3以上という高濃度で、かつGaAsコレクタ層(GaAs第1コレクタ層105およびGaAs第2コレクタ層104)の最大のキャリア濃度である4E16cm-3よりも高いキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。
また、本実施の形態において、GaAsサブコレクタ層101のキャリア濃度は5E18cm-3であるとしたが、GaAs第1コレクタ層105およびGaAs第2コレクタ層104のキャリア濃度より高ければこれに限られない。
(第2の実施の形態)
図5は、本実施の形態のHBTの構造を示す断面図である。
図5に示すように、GaAs基板200上に、電子濃度5E18cm-3および膜厚600nmのn型GaAsサブコレクタ層201、アンドープで膜厚100nmのInGaPコレクタ層202、電子濃度5E18cm-3および膜厚10nmのn型GaAsスペーサ層203、電子濃度4E16cm-3および膜厚250nmのn型GaAs第4コレクタ層204、電子濃度3E16cm-3および膜厚250nmのn型GaAs第3コレクタ層205、電子濃度2E16cm-3および膜厚250nmのn型GaAs第2コレクタ層206、電子濃度1E16cm-3および膜厚250nmのn型GaAs第1コレクタ層207、ホール濃度4E19cm-3および膜厚80nmのp型GaAsベース層210、電子濃度3E17cm-3および膜厚30nmのn型InGaPエミッタ層211、電子濃度3E18cm-3および膜厚200nmのn型GaAsエミッタキャップ層212、ならびに電子濃度1E19cm-3および膜厚100nmのn型InGaAsエミッタコンタクト層213が各々この順で成長されている。これら半導体層のエッチングおよび電極の蒸着処理により、オーミック電極として、GaAsサブコレクタ層201上にコレクタ電極220、GaAsベース層210上にベース電極221、およびInGaAsエミッタコンタクト層213上にエミッタ電極222が形成されている。
このとき、図1と同様にInGaPコレクタ層202は、ディスオーダー型で成長している。従って、InGaPコレクタ層202の結晶状態は、自然超格子状態となっておらずディスオーダー状態となっている。
次に上記構造を有するHBTの耐圧について考察する。図6(a)および図6(b)は各々十分に高いコレクタ電流が流れている時のコレクタ層内のキャリア濃度(電子濃度)および電界強度(絶対値)の分布を表す図である。なお、図6(a)において、横軸はGaAsベース層210表面からの距離、縦軸はキャリア濃度を示し、図6(b)において、横軸はGaAsベース層210表面からの距離、縦軸は電界強度を示している。
図2(a)および図2(b)について行ったのと同様な考察から、この場合は電界強度のピークはGaAs第2コレクタ層206とGaAs第3コレクタ層205との境界で発生している。このように、コレクタ層内で設定濃度が多段階で少しずつ変化している構造では、電界強度のピークからの電界強度の変化が図2(b)に比べてなだらかであるため、電界強度が占める面積で表される耐圧がさらに大きくなる。
以上のように本実施の形態のHBTによれば、第1の実施の形態のHBTと同様の理由により、高耐圧および低オン抵抗のHBTを実現できる。
なお、本実施の形態において、GaAs第4コレクタ層204にはそのキャリア濃度が4E16cm-3となるように、GaAs第3コレクタ層205にはそのキャリア濃度が3E16cm-3となるように、GaAs第2コレクタ層206にはそのキャリア濃度が2E16cm-3となるように、GaAs第1コレクタ層207にはそのキャリア濃度が1E16cm-3となるように不純物が添加されるとした。しかし、GaAs第1コレクタ層207、GaAs第2コレクタ層206、GaAs第3コレクタ層205、およびGaAs第4コレクタ層204の順で電子濃度が高くなるように不純物が添加されればこれに限られない。
また、本実施の形態において、GaAs第1コレクタ層207、GaAs第2コレクタ層206、GaAs第3コレクタ層205、およびGaAs第4コレクタ層204というキャリア濃度の異なる4つのGaAs層を積層することで、n型GaAsスペーサ層203側のキャリア濃度がGaAsベース層210側のキャリア濃度より高くなる濃度分布をコレクタ層内に形成するとした。しかし、n型GaAsスペーサ層203とGaAsベース層210との間に1つのGaAs層のみを形成し、GaAsベース層210側の部分からn型GaAsスペーサ層203側の部分に向けてキャリア濃度が高くなる濃度分布をこの1つのGaAs内に形成してもよい。この場合、GaAsベース層210側の部分からn型GaAsスペーサ層203側の部分に向けて不純物濃度が高くなるように、GaAs層に不純物を段階的もしくは連続的に注入することで濃度分布が形成される。
また、本実施の形態において、n型GaAsスペーサ層203には、そのキャリア濃度が5E18cm-3となるように不純物が添加されるとした。しかし、n型GaAsスペーサ層203には、伝導帯不連続によるオン抵抗の増大を防止することが可能で、かつn型GaAsスペーサ層203の領域で電界強度のピークを発生させないキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。具体的には、2E18cm-3以上という高濃度で、かつGaAsコレクタ層(GaAs第1コレクタ層207、GaAs第2コレクタ層206、GaAs第3コレクタ層205、およびGaAs第4コレクタ層204)の最大のキャリア濃度である4E16cm-3よりも高いキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。
また、本実施の形態において、GaAsサブコレクタ層201のキャリア濃度は5E18cm-3であるとしたが、GaAs第1コレクタ層207、GaAs第2コレクタ層206、GaAs第3コレクタ層205、およびGaAs第4コレクタ層204のキャリア濃度より高ければこれに限られない。
(第3の実施の形態)
図7は、本実施の形態のHBTの構造を示す断面図である。
図7に示すように、GaAs基板300上に、電子濃度5E18cm-3および膜厚600nmのn型GaAsサブコレクタ層301、アンドープで膜厚100nmのInGaPコレクタ層302、電子濃度1E18cm-3および膜厚10nmのn型GaAsスペーサ層303、電子濃度1.4E16cm-3および膜厚1000nmのn型GaAsコレクタ層304、ホール濃度4E19cm-3および膜厚80nmのp型GaAsベース層310、電子濃度3E17cm-3および膜厚30nmのn型InGaPエミッタ層311、電子濃度3E18cm-3および膜厚200nmのn型GaAsエミッタキャップ層312、ならびに電子濃度1E19cm-3および膜厚100nmのn型InGaAsエミッタコンタクト層313が各々この順で成長されている。これら半導体層のエッチングおよび電極の蒸着処理により、オーミック電極として、GaAsサブコレクタ層301上にコレクタ電極320、GaAsベース層310上にベース電極321、およびInGaAsエミッタコンタクト層313上にエミッタ電極322が形成されている。
このとき、InGaPコレクタ層302はオーダー型で成長している。従って、InGaPコレクタ層302の結晶状態は、部分的にまたは完全に(CuPt型)自然超格子状態となっておりオーダー状態となっている。InGaPコレクタ層302がオーダー型であるため、伝導帯不連続によるオン抵抗の悪化は発生しない。しかし、前述したように、オーダー型の場合は、InGaP層とその上方の層との界面でキャリアの空乏化が起こり、プラスに帯電した状態となる。このプラスの帯電を無くすために、InGaPコレクタ層302とその上方のGaAsコレクタ層304との間に低濃度のn型GaAsスペーサ層303が導入される。n型GaAsスペーサ層303からのフリーな電子が空乏領域のプラス電荷と相殺して消滅する。またドナーは電子不足によりプラスに帯電しているわけであるが、InGaPコレクタ層302の下方のGaAsサブコレクタ層301との界面に発生している電子がn型GaAsスペーサ層303(ドナーの領域)に移動し、ドナーのプラス電荷を解消する。こうすることで、プラスの帯電と電子とが打ち消し合い、InGaPコレクタ層302のプラス帯電が消滅する。従って、n型GaAsスペーサ層303の電子濃度は、伝導帯不連続によるオン抵抗の増大を防止する程度に高いものである必要はなく、InGaPコレクタ層302のプラス帯電が消滅する程度、つまり少なくとも1E18cm-3以上で2E18cm-3より下であればよいため、低濃度とされる。
次に上記構造を有するHBTの耐圧について考察する。図8(a)および図8(b)は各々十分に高いコレクタ電流が流れている時のコレクタ層内のキャリア濃度(電子濃度)および電界強度(絶対値)の分布を表す図である。なお、図8(a)において、横軸はGaAsベース層310表面からの距離、縦軸はキャリア濃度を示し、図8(b)において、横軸はGaAsベース層310表面からの距離、縦軸は電界強度を示している。
n型GaAsスペーサ層303の設定濃度が低いことから、このn型GaAsスペーサ層303内で電界強度の傾きが殆ど発生しない。そのため、InGaPコレクタ層302に高電界をかけることが出来て、InGaPの高耐圧性を生かしているといえる。この時、耐圧を決定している電界の位置は、InGaPコレクタ層302とGaAsサブコレクタ層301との界面か、またはn型GaAsスペーサ層303のどちらかである。この位置はInGaPコレクタ層302内、またはn型GaAsスペーサ層303内のキャリア濃度の大小条件により変化する。キャリア濃度が高いところでは、低い電界強度で破壊して耐圧が決定されてしまうため、電界強度が最も高い位置で耐圧を決めているとは限らない。このように、InGaPコレクタ層302がオーダー型の場合は、ΔEcによるオン抵抗の悪化現象は発生しないため、n型GaAsスペーサ層303の電子濃度を従来のHBTの構造(図12のHBTの構造)より低濃度にすることで、InGaPコレクタ層302に高電界を掛けることが出来て、InGaPの高耐圧性が生かされている状況になっている。
以上のように本実施の形態のHBTによれば、オーダー型のInGaPコレクタ層302の上方にはn型GaAsスペーサ層303が設けられる。従って、InGaPとGaAsとの間の伝導帯のフラット性の変調に基づくオン抵抗の増大を解消することができる。また、n型GaAsスペーサ層303のキャリア濃度は低く設定される。従って、InGaPコレクタ層302に高電界がかかるので、HBTを高耐圧化することができる。
また、本実施の形態において、n型GaAsスペーサ層303には、そのキャリア濃度が1E18cm-3となるように不純物が添加されるとした。しかし、n型GaAsスペーサ層303には、InGaPコレクタ層302のプラス帯電が消滅することが可能で、かつn型GaAsスペーサ層303の領域で電界強度のピークを発生させないキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。具体的には、1E18cm-3以上で2E18cm-3より下という低濃度で、かつGaAsコレクタ層304のキャリア濃度である1.4E16cm-3よりも高いキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。
また、本実施の形態において、GaAsサブコレクタ層301のキャリア濃度は5E18cm-3であるとしたが、GaAsコレクタ層304のキャリア濃度より高ければこれに限られない。
(第4の実施の形態)
図9は、本実施の形態のHBTの構造を示す断面図である。
図9に示すように、GaAs基板400上に、電子濃度5E18cm-3および膜厚600nmのn型GaAsサブコレクタ層401、アンドープで膜厚100nmのInGaPコレクタ層402、電子濃度1E18cm-3および膜厚10nmのn型GaAsスペーサ層403、電子濃度4E16cm-3および膜厚400nmのn型GaAs第2コレクタ層404、電子濃度1.4E16cm-3および膜厚600nmのn型GaAs第1コレクタ層405、ホール濃度4E19cm-3および膜厚80nmのp型GaAsベース層410、電子濃度3E17cm-3および膜厚30nmのn型InGaPエミッタ層411、電子濃度3E18cm-3および膜厚200nmのn型GaAsエミッタキャップ層412、ならびに電子濃度1E19cm-3および膜厚100nmのn型InGaAsエミッタコンタクト層413が各々この順で成長されている。これら半導体層のエッチングおよび電極の蒸着処理により、オーミック電極として、GaAsサブコレクタ層401上にコレクタ電極420、GaAsベース層410上にベース電極421、およびInGaAsエミッタコンタクト層413上にエミッタ電極422が形成されている。
このとき、InGaPコレクタ層402はオーダー型で成長している。従って、InGaPコレクタ層402の結晶状態は、部分的にまたは完全に(CuPt型)自然超格子状態となっておりオーダー状態となっている。InGaPコレクタ層402はオーダー型であるため、伝導帯不連続によるオン抵抗の悪化は発生しない。また、InGaPコレクタ層402の上方にはn型GaAsスペーサ層403が設けられるため、InGaPとGaAsとの間の伝導帯のフラット性の変調に基づくオン抵抗の増大を解消することができる。
次に上記構造を有するHBTの耐圧について考察する。図10(a)および図10(b)は各々十分に高いコレクタ電流が流れている時のコレクタ層内のキャリア濃度(電子濃度)および電界強度の分布を表す図である。なお、図10(a)において、横軸はGaAsベース層410表面からの距離、縦軸はキャリア濃度を示し、図10(b)において、横軸はGaAsベース層410表面からの距離、縦軸は電界強度を示している。
図2(a)および図2(b)について行ったのと同様な考察から、臨界電界強度が高い低濃度のコレクタ層の領域で電界強度のピークが発生しており、電界強度の占める面積である耐圧が大きくなる。耐圧を決定している電界強度のピークの位置は、InGaPコレクタ層402とGaAsサブコレクタ層401との界面、n型GaAsスペーサ層403、および低濃度のコレクタ層のうちのどれかである。この位置はInGaPコレクタ層402、またはn型GaAsスペーサ層403、またはn型GaAs第1コレクタ層405とn型GaAs第2コレクタ層404との境界領域のキャリア濃度の大小条件により異なってくる。仮に図7のHBTにおいてn型GaAsスペーサ層303で耐圧が決まっていたのなら、n型GaAsスペーサ層303での電界強度が図8(b)および図10(b)で等しくなり、両図の電界強度の占める面積を比較すると、耐圧は少なくとも図7のHBTよりは図9のHBTの方が大きくなるといえる。
なお、本実施の形態において、n型GaAsスペーサ層403には、そのキャリア濃度が1E18cm-3となるように不純物が添加されるとした。しかし、n型GaAsスペーサ層403には、InGaPコレクタ層402のプラス帯電を消滅することが可能で、かつn型GaAsスペーサ層403の領域で電界強度のピークを発生させないキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。具体的には、1E18cm-3以上2E18cm-3以下という低濃度で、かつGaAsコレクタ層(GaAs第2コレクタ層404およびGaAs第1コレクタ層405)の最大のキャリア濃度である4E16cm-3よりも高いキャリア濃度となるように不純物が添加されればこれに限られない。
また、本実施の形態において、GaAsサブコレクタ層401のキャリア濃度は5E18cm-3であるとしたが、GaAs第2コレクタ層404およびGaAs第1コレクタ層405のキャリア濃度より高ければこれに限られない。
これまで検討したHBTについて、電気測定結果を図11に示す。図11は、図1、図5、図7および図9のHBTについて、所定のIbにおけるIce−Vce測定結果を表す図である。なお、図11において、横軸はVce、縦軸はIceを示している。
前述したように図1、図5および図12のHBTはInGaPコレクタ層がディスオーダー型であり、図7および図9のHBTはオーダー型である。図12のHBTでは、n型GaAsスペーサ層のキャリア濃度が適切なものでなく、InGaPのΔEcのためIceの立ち上がりが悪く、オン抵抗が図1、図5、図7および図9に比べ高い。図1および図5のHBTでは、n型GaAsスペーサ層のキャリア濃度が高いため、Iceの立ち上がりが良く、オン抵抗が低い。また図7および図9のHBTではInGaPがオーダー型であり、かつn型GaAsスペーサ層のキャリア濃度が低いため、ΔEcの問題およびInGaPとGaAsとの間の伝導帯のフラット性の変調の問題が無く、同様にオン抵抗が低い。
また耐圧については、コレクタ層をより多層化した図5のHBTの方が、図1のHBTより高い。図7および図9のHBTと図1および図5のHBTの耐圧の大小は、InGaPコレクタ層、またはn型GaAsスペーサ層、またはn型GaAsコレクタ層内のキャリア濃度の大小条件により変化するが、少なくとも従来の図12のHBTよりは、どのHBTも高い。このようなコレクタ層を多層化する技術については、特開2007−173624号公報および特開2006−60221号公報でも紹介されているが、いずれも本発明のような高濃度のn型GaAsスペーサ層については、触れられていない。
以上、本発明のヘテロ接合バイポーラトランジスタについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、ヘテロ接合バイポーラトランジスタに利用でき、特に携帯電話機等に用いられる送信用高出力電力増幅器等に利用することができる。
本発明の第1の実施形態によるHBTのデバイス構造を表す断面図である。 (a)本発明の第1の実施の形態によるHBTのキャリア濃度分布を表す図である。(b)本発明の第1の実施の形態によるHBTの電界強度分布を表す図である。 本発明の第1の実施の形態によるHBTのコレクタ層濃度を変化させた時の、BVcexとコレクタ層濃度比との関係を表す図である。 本発明の第1の実施の形態によるHBTのコレクタ層濃度を変化させた時の、BVceoとコレクタ層濃度比との関係を表す図である。 本発明の第2の実施の形態によるHBTのデバイス構造を表す断面図である。 (a)本発明の第2の実施の形態によるHBTのキャリア濃度分布を表す図である。(b)本発明の第2の実施の形態によるHBTの電界強度分布を表す図である。 本発明の第3の実施の形態によるHBTのデバイス構造を表す断面図である。 (a)本発明の第3の実施の形態によるHBTのキャリア濃度分布を表す図である。(b)本発明の第3の実施の形態によるHBTの電界強度分布を表す図である。 本発明の第4の実施の形態によるHBTのデバイス構造を表す断面図である。 (a)本発明の第4の実施の形態によるHBTのキャリア濃度分布を表す図である。(b)本発明の第4の実施の形態によるHBTの電界強度分布を表す図である。 本発明の第1〜第4の実施の形態および従来技術によるHBTのIce−Vce電気特性を表す図である。 従来の技術によるHBTのデバイス構造を表す断面図である。 (a)従来の技術によるHBTのキャリア濃度分布を表す図である。(b)従来の技術によるHBTの電界強度分布を表す図である。
符号の説明
100、200、300、400、500 GaAs基板
101、201、301、401、501 GaAsサブコレクタ層
102、202、302、402、502 InGaPコレクタ層
103、203、303、403、503 GaAsスペーサ層
104、206、404 GaAs第2コレクタ層
105、207、405 GaAs第1コレクタ層
110、210、310、410、510 GaAsベース層
111、211、311、411、511 InGaPエミッタ層
112、212、312、412、512 GaAsエミッタキャップ層
113、213、313、413、513 InGaAsエミッタコンタクト層
120、220、320、420、520 コレクタ電極
121、221、321、421、521 ベース電極
122、222、322、422、522 エミッタ電極
204 GaAs第4コレクタ層
205 GaAs第3コレクタ層
304、504 GaAsコレクタ層

Claims (6)

  1. n型のGaAsサブコレクタ層と、
    前記GaAsサブコレクタ層上に形成されたInGaPコレクタ層と、
    前記InGaPコレクタ層上に形成されたn型のGaAsスペーサ層と、
    前記GaAsスペーサ層上に形成されたn型のGaAsコレクタ層と、
    前記GaAsコレクタ層上に形成されたp型のベース層と、
    前記ベース層上に形成されたn型のエミッタ層とを備え、
    前記GaAsサブコレクタ層のキャリア濃度は、前記GaAsコレクタ層のキャリア濃度より高く、
    前記GaAsコレクタ層のキャリア濃度は、前記ベース層と向き合う部分から前記GaAsスペーサ層と向き合う部分に向けて高くなる
    ことを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  2. 前記GaAsスペーサ層のキャリア濃度は、前記GaAsコレクタ層の最大のキャリア濃度より高い
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  3. 前記GaAsコレクタ層は、前記GaAsスペーサ層と向き合うGaAs第2コレクタ層と、前記ベース層と向き合うGaAs第1コレクタ層とから構成され、
    前記GaAs第2コレクタ層のキャリア濃度は、前記GaAs第1コレクタ層のキャリア濃度より高い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  4. 前記GaAs第1コレクタ層のキャリア濃度は、1.0E16cm-3以上1.8E16cm-3以下であり、
    前記GaAsコ第2レクタ層のキャリア濃度は、1.0E16cm-3以上7.0E16cm-3以下である
    ことを特徴とする請求項3記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  5. 前記InGaPコレクタ層の結晶状態は、ディスオーダー状態となっており、
    前記GaAsスペーサ層のキャリア濃度は、2E18cm-3以上である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  6. 前記InGaPコレクタ層の結晶状態は、自然超格子状態となっており、
    前記GaAsスペーサ層のキャリア濃度は、1E18cm-3以上で2E18cm-3より下である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
JP2008076164A 2008-03-24 2008-03-24 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ Pending JP2009231594A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008076164A JP2009231594A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008076164A JP2009231594A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009231594A true JP2009231594A (ja) 2009-10-08

Family

ID=41246655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008076164A Pending JP2009231594A (ja) 2008-03-24 2008-03-24 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009231594A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105870166A (zh) * 2016-04-22 2016-08-17 杭州立昂东芯微电子有限公司 一种铟镓磷异质结双极型晶体管及其制造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105870166A (zh) * 2016-04-22 2016-08-17 杭州立昂东芯微电子有限公司 一种铟镓磷异质结双极型晶体管及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100508894B1 (ko) 헤테로접합 바이폴라트랜지스터 및 이를 이용한반도체집적회로장치
US10636897B2 (en) Semiconductor device having a collector layer including first-conductivity-type semiconductor layers
US7038250B2 (en) Semiconductor device suited for a high frequency amplifier
US20030025179A1 (en) Graded base GaAsSb for high speed GaAs HBT
JP2007103784A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
TWI695504B (zh) 異質接面雙極性電晶體
US9331187B2 (en) Bipolar transistor
TWI643337B (zh) 具有能隙漸變的電洞阻隔層之異質接面雙極性電晶體結構
US7821037B2 (en) Heterojunction bipolar transistor
JP2004071669A (ja) 半導体装置
CN107611175A (zh) 异质结双极晶体管
JP2004207583A (ja) 半導体装置
JP2018101652A (ja) バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP2009231594A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
US7023072B2 (en) Bipolar transistor
JP5681031B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2009094148A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2011009330A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2007128989A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2005012170A (ja) 半導体装置
JP2010287603A (ja) 化合物半導体素子及びその製造方法
JP2009231593A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2003347307A (ja) 半導体装置
JP6096503B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP5519542B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ