JP2009221884A - 車両のタンク配設構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気管の熱から還元剤を保護することで熱による還元剤の無駄な消費を低減し、補給サイクルを長期化できる車両のタンク配設構造の実現。
【解決手段】車室フロア6下の車幅方向略中央に、第1の温度T1を超えない水冷エンジン15と変速機16とを有する駆動装置が配設され、前記第1の温度を超える第2の温度T2で反応して浄化成分を発生する還元剤の作用により排気を浄化する選択還元触媒25を備えた車両のタンク配設構造であって、前記エンジンから延びる排気管22が前記駆動装置の左右一方側の前記車室フロア下を通って後方に延設され、前記駆動装置を挟んで他方側の前記車室フロア下に前記還元剤を貯蔵するタンク11,41を配設した。
【選択図】図2
【解決手段】車室フロア6下の車幅方向略中央に、第1の温度T1を超えない水冷エンジン15と変速機16とを有する駆動装置が配設され、前記第1の温度を超える第2の温度T2で反応して浄化成分を発生する還元剤の作用により排気を浄化する選択還元触媒25を備えた車両のタンク配設構造であって、前記エンジンから延びる排気管22が前記駆動装置の左右一方側の前記車室フロア下を通って後方に延設され、前記駆動装置を挟んで他方側の前記車室フロア下に前記還元剤を貯蔵するタンク11,41を配設した。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば熱分解によりアンモニアを発生する還元剤を用いて排気を浄化する選択還元触媒を備えた車両における還元剤のタンク配設構造に関する。
選択還元触媒は、特にディーゼルエンジンにおけるNOx還元触媒の浄化効率を高めるために、例えば、尿素((NH2)2CO)水溶液を触媒上流側の排気管内に添加し、添加された尿素水溶液が排気ガスによって熱分解して発生するアンモニアを利用してNOxを還元するものである(例えば、特許文献1)。
ここで、上記還元剤を貯蔵するタンクは、排気管などの高温の熱源から保護する必要があるとともに、定期的に還元剤を補給する必要がある。このため、特許文献2には、フェンダやエンジンルーム、バンパ、シート下部などの余剰空間に還元剤タンクを配設する構造が記載されている。
特開2004−270609号公報
特開2006−242092号公報
しかしながら、還元剤タンクを上記特許文献2のように車両の各所に分散して配置すると、還元剤タンクや配管のレイアウトが複雑になる。また、重量物である還元剤タンクをフェンダなどの車体側部に配置すると、車体全体の重量配分が偏って旋回性能が悪化することも考えられる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、排気管の熱から還元剤を保護することで熱による還元剤の無駄な消費を低減し、補給サイクルを長期化できる車両のタンク配設構造を実現することである。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る第1の形態は、車室フロア下の車幅方向略中央に、第1の温度を超えない水冷エンジンと変速機とを有する駆動装置が配設され、前記第1の温度を超える第2の温度で反応して浄化成分を発生する還元剤の作用により排気を浄化する選択還元触媒を備えた車両のタンク配設構造であって、前記エンジンから延びる排気管が前記駆動装置の左右一方側の前記車室フロア下を通って後方に延設され、前記駆動装置を挟んで他方側の前記車室フロア下に前記還元剤を貯蔵するタンクを配設した。
第1の形態によれば、排気ガス温度に基づき還元剤の反応温度より低温に管理される水冷エンジンなどの駆動装置を、熱源となる排気系(排気管や触媒などの排気浄化装置)と還元剤タンクの間に挟むように配置することにより、排気系の熱から還元剤を保護することができ、還元剤の補給サイクルを長期化できる。なお、還元剤タンクの容量を、オイル交換や定期点検などのサイクルに合わせて還元剤が消費される容量にすることで、ユーザの補給にかかる手間を増やさずに済む効果がある。
また、第2の形態は、前記タンクと前記駆動装置の間には空間が形成され、当該空間にプロペラシャフトが前後に延設されている。これにより、更にプロペラシャフトが配設される空間を利用して熱伝達を抑制できる。
また、第3の形態は、前記排気管は、前記タンクとで前記駆動装置を挟む部位に前記第2の温度以上に熱せられる排気浄化装置を備える。これにより、排気浄化効率を高めつつ、排気管路の比較的高温部から、好適にタンクを保護できる。
また、第4の形態は、前記タンク及び前記エンジンの後方の前記車室フロア下に燃料タンクが設けられる。これにより、燃料タンクも排気管路の比較的高温部から離間することになるため、燃料の熱害を抑えられると共に、搭載部品の中で比較的大きいエンジンよりも後方に配設されるので、特に車幅方向へタンクを容易に大型化することができる。
また、第5の形態は、前記車両における前記タンクが配設された側の車体側面に、前記車室フロアよりも低い段差部を有する乗降口と、当該乗降口を開閉するドアとが設けられ、前記段差部には前記ドアの全開時に車体側面視で隠れる非開放部が設けられ、当該非開放部に前記還元剤を前記タンクに補給するための補給口が設けられる。これにより、車室フロア下部の還元剤タンクの比較的近くへ配設することが容易となる。また、補給口が乗降口の近くで且つドア全体時に隠れる部位にあるので還元剤の補給が容易でありながら乗降の邪魔になることがない。更に還元剤が万一補給口から漏れ出ることがあっても、段差部があるので車室フロア内への飛散を防止できる。
また、第6の形態は、前記補給口が設けられた車体側面に、燃料を給油するための給油口が設けられる。これにより、補給口と給油口とを同じ車体側面に配置しつつ、誤注入を抑制できる。特に第4の形態において還元剤補給配管や給油配管を短くできるので好適である。
また、第7の形態は、前記選択還元触媒は、前記排気管における前記エンジンよりも後方部位に設けられ、前記タンクの後端部が前記エンジンよりも後方に位置し、前記タンクから前記選択還元触媒に前記還元剤を供給する配管が前記エンジンの後方において車幅方向に延設される。これにより、排気系を無理なくレイアウトしつつ配管を短くでき、ポンピングロスを低減できる。特に還元剤の排気管内への添加に圧縮空気を利用できない車両において、圧力損失を低減できるので、省エネルギおよびポンプの小型化やタンクとの一体化によりコンパクト化を図ることができる。
また、第8の形態は、前記還元剤は前記第2の温度以上で熱分解してアンモニアを発生する尿素水溶液である。これにより、排気ガスの温度で熱分解される尿素水溶液を熱源から保護できる。更に第7の形態に適用した場合には、極寒時に尿素水溶液が凍結しても、パイプの詰まりを素早く省エネルギで解凍でき、素早くエンジンを始動できる。
本発明によれば、排気管の熱から還元剤を保護することで熱による還元剤の無駄な消費を低減し、補給サイクルを長期化できる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る第1の実施形態のタンク配設構造が適用される車両の側面図である。図2は、本発明に係る第1の実施形態の車両のタンク配設構造を示す底面図である。図3は図2のA−A断面図、図4は図2の車体右側から見た側面透視図である。図5は、供給配管の断面図である。
図1は、本発明に係る第1の実施形態のタンク配設構造が適用される車両の側面図である。図2は、本発明に係る第1の実施形態の車両のタンク配設構造を示す底面図である。図3は図2のA−A断面図、図4は図2の車体右側から見た側面透視図である。図5は、供給配管の断面図である。
図1乃至図4に示すように、本実施形態の車両1はミニバンなどに代表される、前輪2と後輪3の間の車体側面に、2列目以降のシートに対して乗員が乗降するために開口する乗降口4と、この乗降口4を開閉するための前後方向にスライド可能なスライドドア5とを備える。図1はスライドドア5を全開とした状態を示している。
車室フロアパネル6の車幅方向略中央Lにはフロアトンネル部7が設けられ、このフロアトンネル部7を挟んで車幅方向両側の車室フロアパネル6上にはフロントシート8が配設される。
上記乗降口4がある車体側面には車室フロアパネル6及びそれより下部の車体フロアパネル9より低い段差を有するステップ10が設けられている。ステップ10にはスライドドア5の全開時に車体側面視でドア前端部で覆われて隠れる非開放部10aが設けられ、当該非開放部10aに還元剤タンク11に還元剤を補給するための補給口12が配置される。更に、上記補給口12より前方の同じ車体側面(Bピラー1A)には燃料タンク13に燃料を補給するための給油口14が配置される。
上記車室フロアパネル6下部前方の車幅方向略中央Lには、第1温度T1を超えないよう水冷により温度管理されるエンジン15と変速機16とからなる駆動装置と、この駆動装置の変速機16から後方に延びるプロペラシャフト17Rが配設されている。本実施形態の車両は、変速機16から後方に延びる後輪プロペラシャフト17Rにより後輪デファレンシャル18R及び後輪ドライブシャフト19Rを介して後輪3を駆動する、所謂フロントエンジンリヤドライブ(FR)車である。37は後輪3のサスペンションである。また、エンジン15は、ディーゼルエンジンに適用した例を説明するが、選択還元触媒を搭載する車両であれば、ガソリンなどの他の内燃機関(但し、空冷は除く)であっても適用できることは言うまでもない。
また、上記車体フロアパネル9下部において車幅方向の両側には1対のサイドフレーム20が延びており、上記駆動装置と左右一方のサイドフレーム20との間の車体フロアパネル9下部の空間には、エンジン15から排気マニホールド21を介してエンジン15下部を車幅方向に横切って後方に延びる排気管22が配置されており、この排気管22におけるクロスメンバ23下部付近に排気浄化装置24が連結され、この排気浄化装置24の下流側には上記第1温度T1よりも高い第2温度T2で反応する還元剤により排気を浄化する選択還元触媒25が連結されている。排気浄化装置24は、例えばディーゼル微粒子除却装置(DPF)や酸化触媒からなる。上記排気浄化装置24及び選択還元触媒25は、排気管22に対して直列に接続されている。更に、排気管22の下流端部にはサイレンサ26が連結され、サイレンサ26近傍の車体フロアパネル9下部にはスペアタイヤ27が支持されている。
上記選択還元触媒25は排気管22においてエンジン15よりも後方部位に配設される。排気浄化装置24は、変速機16を挟んで補給タンク11と反対側に配設され、選択還元触媒25は、後輪プロペラシャフト17Rを挟んで燃料タンク13と反対側に配設される。排気浄化装置24及び選択還元触媒25は、各々に設けられたステー28が車体フロアパネル9に設けられた取付アーム29にラバー30を介して連結されることでサイドフレーム20下部に支持される。
また、上記駆動装置15,16を挟んで排気管22とは反対側のサイドフレーム20との間の車室フロアパネル6下のクロスメンバ23上部には還元剤を貯蔵する還元剤タンク11が配設され、駆動装置15,16及び還元剤タンク11の後方には燃料タンク13が配設されている。換言すると、上記後輪プロペラシャフト17Rは、上記還元剤タンク11及び燃料タンク13と排気管22との間の車幅方向中央Lに形成される空間に配設され、後方に延びている。そして、排気浄化装置24及び選択還元触媒25は、エンジン15や変速機16を挟んで還元剤タンク11及び燃料タンク13とは反対側に配設される。これにより、還元剤タンク11と選択還元触媒25の間にエンジン15や変速機16からなる駆動装置が配置されるので、排気管22の比較的高温部位となる排気浄化装置24や選択還元触媒25の熱から適切に還元剤タンク11を保護することができる。また、燃料タンク13も排気管22の比較的高温部位から離間することになるため、燃料の熱害を抑えられると共に、搭載部品の中で比較的大きいエンジン15よりも後方に配設されるので、特にタンクを車幅方向へ大型化することが容易になる。
上記補給口12と給油口14は、上記還元剤タンク11及び燃料タンク13側の車体側面に配設され、それぞれ補給配管12a及び給油配管14aにより各タンクに接続されている。これにより、補給口12と給油口14とを同じ車体側面に配置しつつ、誤注入を抑制できる。特に、還元剤タンク11の後方に燃料タンク13を配置した構成において、補給配管12aや給油配管14aを短くできるので好適である。
上記還元剤タンク11は、少なくともその後端部がエンジン15よりも後方に位置し、還元剤タンク11から選択還元触媒25に還元剤を供給する供給配管11aがエンジン15の後方で車幅方向に延設される。この構成によって、排気浄化装置を無理なくレイアウトしつつ配管を短くでき、ポンプ/ヒータユニット33のポンピングロスを低減できる。特に還元剤の排気管22内部への噴射に圧縮空気を利用できない小型車両(トラックやバス以外)において、圧力損失を低減できるので、省エネルギおよびポンプの小型化やタンクとの一体化によりコンパクト化を図ることができる。
なお、上記選択還元触媒25は、高温で熱分解してアンモニアを浄化成分として発生する還元剤を用いて排気を浄化する機能を有し、還元剤は第2温度T2(約150℃)でアンモニアを発生する尿素水溶液である。なお、NOxの浄化成分としてはアンモニアが好適であるが、これに限らず、熱分解によりHCやCOなどを発生する他の還元剤であってもよい。尿素水溶液の熱分解温度がおよそ150℃なので、120℃(第1温度T1)を超えることは希な水冷エンジン15や変速機16により十分に排気管22に対する断熱が可能である。よって、排気ガスの温度で分解される尿素液を排気熱から保護できる。なお、尿素水溶液の凍結温度は尿素32.5%濃度(商品名:アドブルー)で−11℃である。よって、本例のように水冷エンジン15や変速機16により還元剤タンク11を排気管22の熱から保護する構成では、極寒時に尿素液が凍結したとしても、パイプの詰まりを素早く省エネルギで解凍でき、エンジンを素早く始動できる。
また、排気管22における選択還元触媒25の直上流部位には、供給配管11aに連結されて還元剤を排気管22内に噴射するインジェクタ31が配設されている。
還元剤タンク11は樹脂製であり、取付バンド32によってサイドフレーム20及び車体フロアパネル9下部に支持される。還元剤タンク11内部には還元剤をインジェクタ31まで圧送するポンプや還元剤を昇温させるヒータからなるポンプ/ヒータユニット33が配設される。
還元剤を供給する供給配管11aは樹脂製であり、図5に示すように、ポンプ/ヒータユニット33からインジェクタ31へ昇温剤を送る往路管34と、インジェクタ31からポンプ/ヒータユニット33へ昇温剤を戻す復路管35と、これら往路管34と復路管35を囲む還元剤供給管36とを有する。
上述したように、本発明は水冷エンジンが冷却水の沸点よりも高温になりにくいことに着目して、熱源と思われがちな水冷エンジンを冷却能力のある断熱材として用いることを特徴としている。具体的な例では、排気温度より低温に温度管理される水冷エンジン15や変速機16からなる駆動装置を排気管22と還元剤タンク11の間に挟むことにより、排気管22の熱から還元剤タンク11内の還元剤を保護することができ、これにより還元剤の無駄な反応を抑えて補給サイクルを長期化できる。なお、オイル交換や定期点検などのサイクルでの還元剤消費量にタンク容量を合わせることで、ユーザの手間を増やすことがなくなる。なお、エンジン冷却水のオーバーヒート温度は、冷却水の種類により一概には言えないが120℃以下、変速機は高温の熱源がなくオイルなどで冷却されるので100℃を大きく上回ることは稀である。
また、ステップ10におけるスライドドア5の全開時に車体側面視で隠れる非開放部10aに還元剤タンク11への補給口12が設けられるので、車体フロアパネル9下部に設けられた還元剤タンク11の比較的近くへの配設が容易となる。また、補給口12が乗降口4に近いので還元剤の補給が容易でありながら乗降の邪魔になることがない。更に還元剤が万一補給口12から漏れ出てもステップ10の段差により車室フロアパネル6への飛散を防止できる。
[第2の実施形態]
図6は、本発明に係る第2の実施形態のタンク配設構造が適用される車両の側面図である。図7は、本発明に係る第2の実施形態の車両のタンク配設構造を示す底面図である。図8は図7のB−B断面図(a)及びC部の拡大図(b)である。
図6は、本発明に係る第2の実施形態のタンク配設構造が適用される車両の側面図である。図7は、本発明に係る第2の実施形態の車両のタンク配設構造を示す底面図である。図8は図7のB−B断面図(a)及びC部の拡大図(b)である。
第1の実施形態は、後輪プロペラシャフト17Rが変速機16から後方に延びて後輪3を駆動する、所謂FR車であって、ステップ10後部の非開放部10aに補給口12が配設されていた。これに対して、第2の実施形態では、変速機16から前方に延びる前輪プロペラシャフト17Fにより前輪デファレンシャル18F及び前輪ドライブシャフト19Fを介して前輪2を駆動するとともに、変速機16から後方に延びる後輪プロペラシャフト17Rにより後輪デファレンシャル18R及び後輪ドライブシャフト19Rを介して後輪3を駆動する、所謂4輪駆動車を対象とした構造である。なお、本実施形態では、4輪駆動車に適用した例を説明するが、所謂フロントエンジンフロントドライブ(FF)車でも適用できることは言うまでもない。
図6乃至図8に示すように、本実施形態では、補給口42が上方に向くように、ステップ10前部のBピラー1Aにより隠れる非開放部10bであって、給油口14の下部に配設される。補給口42は、ステップ10前部に形成された上方に開口する凹部43に連結され、凹部43が蓋体44により開閉可能となっている。また、凹部43の底面と供給配管41aとの間に隙間45が形成されており、還元剤補給時に漏れ出た還元剤が隙間45から外部に排出されるように構成されている。
本実施形態によれば、第1の実施形態の効果に加えて、上記前輪プロペラシャフト17Fが上記還元剤タンク41と駆動装置との間の空間に配設され前方に延びているので、前輪プロペラシャフト17Fが配設される空間を利用して排気管22から還元剤タンク41への熱伝達を抑制できる。
その他の構成については、第1の実施形態と同等の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
1 車体
1A Bピラー
2 前輪
3 後輪
4 乗降口
5 スライドドア
6 車室フロアパネル
7 フロアトンネル部
8 フロントシート
9 車体フロアパネル
10 ステップ
11,41 還元剤タンク
12,42 補給口
13 燃料タンク
14 給油口
15 水冷エンジン
16 変速機
17F 前輪プロペラシャフト
18F 前輪デファレンシャル
19F 前輪ドライブシャフト
17R 後輪プロペラシャフト
18F 後輪デファレンシャル
19F 後輪ドライブシャフト
20 サイドフレーム
21 排気マニホールド
22 排気管
23 クロスメンバ
24 排気浄化装置
25 選択還元触媒
26 サイレンサ
27 スペアタイヤ
28 ステー
29 取付アーム
30 ラバー
31 インジェクタ
32 取付バンド
33 ポンプ/ヒータユニット
34 往路管
35 復路管
36 還元剤供給管
37 サスペンション
1A Bピラー
2 前輪
3 後輪
4 乗降口
5 スライドドア
6 車室フロアパネル
7 フロアトンネル部
8 フロントシート
9 車体フロアパネル
10 ステップ
11,41 還元剤タンク
12,42 補給口
13 燃料タンク
14 給油口
15 水冷エンジン
16 変速機
17F 前輪プロペラシャフト
18F 前輪デファレンシャル
19F 前輪ドライブシャフト
17R 後輪プロペラシャフト
18F 後輪デファレンシャル
19F 後輪ドライブシャフト
20 サイドフレーム
21 排気マニホールド
22 排気管
23 クロスメンバ
24 排気浄化装置
25 選択還元触媒
26 サイレンサ
27 スペアタイヤ
28 ステー
29 取付アーム
30 ラバー
31 インジェクタ
32 取付バンド
33 ポンプ/ヒータユニット
34 往路管
35 復路管
36 還元剤供給管
37 サスペンション
Claims (8)
- 車室フロア下の車幅方向略中央に、第1の温度を超えない水冷エンジンと変速機とを有する駆動装置が配設され、前記第1の温度を超える第2の温度で反応して浄化成分を発生する還元剤の作用により排気を浄化する選択還元触媒を備えた車両のタンク配設構造であって、
前記エンジンから延びる排気管が前記駆動装置の左右一方側の前記車室フロア下を通って後方に延設され、
前記駆動装置を挟んで他方側の前記車室フロア下に前記還元剤を貯蔵するタンクを配設したことを特徴とする車両のタンク配設構造。 - 前記タンクと前記駆動装置の間には空間が形成され、当該空間にプロペラシャフトが前後に延設されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のタンク配設構造。
- 前記排気管は、前記タンクとで前記駆動装置を挟む部位に前記第2の温度以上に熱せられる排気浄化装置を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のタンク配設構造。
- 前記タンク及び前記エンジンの後方の前記車室フロア下に燃料タンクが設けられることを特徴とする請求項3に記載の車両のタンク配設構造。
- 前記車両における前記タンクが配設された側の車体側面に、前記車室フロアよりも低い段差部を有する乗降口と、当該乗降口を開閉するドアとが設けられ、
前記段差部には前記ドアの全開時に車体側面視で隠れる非開放部が設けられ、当該非開放部に前記還元剤を前記タンクに補給するための補給口が設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両のタンク配設構造。 - 前記補給口が設けられた車体側面に、燃料を給油するための給油口が設けられることを特徴とする請求項5に記載の車両のタンク配設構造。
- 前記選択還元触媒は、前記排気管における前記エンジンよりも後方部位に設けられ、
前記タンクの後端部が前記エンジンよりも後方に位置し、前記タンクから前記選択還元触媒に前記還元剤を供給する配管が前記エンジンの後方において車幅方向に延設されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両のタンク配設構造。 - 前記還元剤は前記第2の温度以上で熱分解してアンモニアを発生する尿素水溶液であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両のタンク配設構造。
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