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JP2009208125A - 調質圧延機 - Google Patents

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利幸 白石
Toru Akashi
透 明石
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Abstract

【課題】耐ワークロール摩耗性に優れるとともに、ダル粉の発生を防止して良好な表面性状を有する金属ストリップを製造することが可能な調質圧延機を提供すること。
【解決手段】焼鈍された金属ストリップをワークロールを用いて伸び率で0.4〜1.0%の調質圧延をする調質圧延機において、前記ワークロールの表面粗度が2.0〜8.0μmRaで、ワークロール径が200〜400mmであることを特徴とする調質圧延機、ならびに前記ワークロールの材質がサイアロンセラミックスまたはジルコニアセラミックスであることを特徴とする前記構成の調質圧延機。
【選択図】図2

Description

本発明は、焼鈍された金属ストリップを調質圧延する調質圧延機に関し、特に耐ワークロール摩耗性に優れるとともに、ダル粉の発生を防止して良好な表面性状を有する金属ストリップを安定して製造することが可能な調質圧延機に関する。
なお、調質圧延には、潤滑油を用いて調質圧延する湿式(ウェット)と潤滑油を用いないで調質圧延する乾式(ドライ)の双方を含む。また、板厚が0.1〜1.5mmの金属ストリップを調質圧延する調質圧延機を対象としている。
一般に、焼鈍された金属ストリップは、腰折れやストレッチャーストレイン等の2次加工の際の表面欠陥の発生防止、降伏点伸び解消等の機械的性質の改善、形状改善と表面の平坦化、および用途に適した表面粗度の造り込みなどの目的で調質圧延される。
この調質圧延には、表面を滑らかに仕上げたブライトロールで平滑仕上げするブライト圧延と、ショットダル加工、放電ダル加工、あるいはレーザーダル加工等によって表面に粗い凹凸を付与したダルロールを用いて軽圧下して、金属ストリップにワークロールの表面粗度を転写させるダル圧延とがある。
ところで、後者のダル圧延は、一般に摩擦係数が高く圧延荷重(線荷重)も高いのでワークロールの摩耗が早く、凹凸の転写効率がすぐに低下してしまう。このため、ワークロールを頻繁に交換する必要があるので、生産性が低下するという問題がある。
これを解決する方法としては、ワークロール表面にクロムメッキを施す方法が開示されているが(例えば、特許文献1参照)、ワークロールの耐摩耗性に関しては改善の余地があり、また、メッキ加工による製造コストの増大も招く。
さらに、ダル圧延では、ダル粉と呼ばれる摩耗分が発生するので、これが金属ストリップに付着したときに汚れとなって金属ストリップの表面性状を害したり、プレス加工の際に疵を誘発するという問題がある。
これを解決する方法としては、スタンド内に飛散するダル粉をダクトで吸引する方法や、タッチロールとブラシロールを併用することによってダル粉を除去する方法が開示されているが(例えば、特許文献2〜3参照)、比較的規模の大きな設備投資が必要となるほかメンテナンス費用も発生して、製造コストの増大を招来する。また、これらの解決方法は、発生したダル粉を事後的に除去する消極的な方法であって、ダル粉自体の発生を積極的に防止するものではない。
特開昭62−137111号公報 特開平05−50125号公報 特開2005−254294号公報 プロセストライボロジー、日本塑性加工学会編(コロナ社発行)、1993年3月25日発行、19頁〜22頁
本発明の解決すべき課題は、耐ワークロール摩耗性に優れるとともに、ダル粉の発生を防止して良好な表面性状を有する金属ストリップを安定して製造することが可能な調質圧延機を提供することである。
本発明者は、前記課題を解決すべく、ダル圧延におけるワークロールの磨耗量Wとワークロール径Dとの関係について様々な理論的検討および実験的検討を重ねた結果、従来技術においてはワークロール径Dが大きい方が磨耗量Wが少ないとする考え方が支配的であったが、これとは反対にワークロール径Dが大きい方が摩耗量Wが多く、また、小径のワークロールが大径のワークロールと同じ粗度を得るためには、小径ワークロールの粗度または伸び率を大きくする必要があり、ワークロール径がある程度小さくなると逆に摩耗量Wが増大するという技術的知見を得た。
より具体的には、表面粗度が2.0〜8.0μmRaのワークロール(ダルロール)を用いて伸び率で0.4〜1.0%のダル圧延をする場合には、ワークロール径が400mmを超えると摩耗量Wが増大する傾向にあり、一方200mm未満であっても摩耗量Wが増大するので、ワークロールの磨耗量Wを抑制する観点からは、ワークロール径をその中間範囲である200〜400mmの範囲に設定することが望ましいという技術的知見を得た。
上記の知見に基づき、本発明者は、耐ワークロール摩耗性に優れるとともに、ダル粉の発生を防止して良好な表面性状を有する金属ストリップを安定して製造することが可能な調質圧延機に想到した。その要旨とするところは以下のとおりである。
(1)焼鈍された金属ストリップをワークロールを用いて伸び率で0.4〜1.0%の調質圧延をする調質圧延機において、前記ワークロールの表面粗度が2.0〜8.0μmRaで、ワークロール径が200〜400mmであることを特徴とする調質圧延機。
(2)前記ワークロールの材質が、サイアロンセラミックスまたはジルコニアセラミックスであることを特徴とする前記(1)に記載の調質圧延機。
本発明に係る調質圧延機は、耐ワークロール摩耗性に優れることから、ワークロールを交換する回数が減り、生産性が向上するとともに製造コストを低減することができる。
また、ダル粉が少なくなるので汚れが少なく、高光沢な製品を安定して製造することができる。
以下、図1〜2を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明するが、本発明は、本発明者による理論的検討および実験的検討によって導出された新たな技術的知見に基づいて完成された発明であるので、はじめに前者の理論的検討から導出された技術的知見について説明する。
非特許文献1に開示されているように従来技術においては、ワークロールの摩耗量Wと、線荷重p、摩擦距離L、硬さHの関係については一般に次式で表されてきた。
W∝p・L/H ・・・ (1)
ここで、一般的な冷間圧延における線荷重pはワークロール径Dの平方根に比例し、摩擦距離Lはワークロールの回転回数に比例するのでワークロール径Dに反比例する。したがって、式(1)は次式で表現することができる。なお、摩擦距離Lとワークロールの転動回数については等価と考える。
W∝1/D0.5/H ・・・ (2)
したがって、式(2)から明らかなように、従来技術においてはワークロール径Dが大きい方が磨耗量Wが少ないとする考え方が支配的であった。換言すると、式(2)からはワークロール径が大きい方が摩耗に有利との見解しか得られない。
ただし、ワークロール径が大きくなると設備費の増大や形状制御性の悪化を誘発するので、一般には450〜700mmのものが使われているのが現状である。
しかしながら、本発明者は、同じ伸び率においてダル圧延のようなロール扁平が円弧ではない圧延の場合には、線荷重pはワークロール径Dの1.5〜2.5乗に比例することから、さらには、ワークロール径Dが小さくなると被圧延材への粗度転写効率が小さくなることから、小径のワークロールが大径のワークロールと同じ転写効率を確保するためには、伸び率を大きくするか粗度を粗くする必要があると考えた。伸び率を大きくしたり、あるいは粗度を粗くすると当然ながら圧延荷重は増大する。本発明者は実験により、大径ワークロールと同じワークロール粗度で調質圧延して小径ワークロールでも大径ワークロールと同じ圧延後の金属ストリップの表面粗度を得るために伸び率を増大した際の圧延荷重の増大代、または、大径ワークロールと同じ伸び率で圧延後の金属ストリップの表面粗度を得るために小径ワークロールの粗度を粗くした際の圧延荷重の増大代は、ほぼワークロール径の平方根に比例することを見出した。以上のことから結果的には、線荷重pはワークロール径Dの2〜3乗に比例することとなり、摩耗量は式(3)で表される。
W∝p・L/H ∝D1.0〜2.0/H ・・・ (3)
したがって、当該式によれば、ワークロール径Dが大きい方が摩耗量Wが多く、また、小径のワークロールが大径のワークロールと同じ粗度を得るためには、小径ワークロールの粗度または伸び率を大きくする必要があり、即ち、線荷重は増大するので、ワークロール径がある程度小さくなると逆に摩耗量Wは増大することになる。
なお、ワークロールおよび金属ストリップが摩耗して剥離したものがダル粉であるため、硬さの小さい金属ストリップの摩耗量が圧倒的に多い。これは、式(1)からも明らかである。したがって、ワークロールの摩耗を減らすこととダル粉を減らすことは等価であるといえる。
次に、上記知見の確認実験に使用した調質圧延機(実機)について説明する。
図1は確認実験に使用した調質圧延機の模式図である。この調質圧延機11は、1基の圧延スタンドから構成される6段圧延機であり、上下ワークロール(1a,1b)、上下中間ロール(2a,2b)、および上下バックアップロール(3a,3b)から構成される。
この圧延機は、直径165〜550mmまでのワークロール(1a,1b)を組み替えることによりワークロール径を段階的に変更できる。駆動は中間ロール駆動であり、胴長は2200mmである。
また、上下中間ロール(2a,2b)にはスピンドル(図示しない)が連結されており、電動機(図示しない)によって駆動される。電動機にはパルスジェネレータ(以降、PLGと記す。)が設置されており、その回転数が検出される。そして、この回転数と減速機のギア比およびワークロール径を用いて調質圧延機の圧延速度(V)が測定される。
形状制御手段としては、上下ワークロールチョック(図示しない)を支点として上下ワークロール(1a,1b)の垂直方向の撓みを制御するためのインクリースおよびディクリースベンダー力を付与することが可能なワークロールベンダー(図示しない)とハウジングポストを支点として上下中間ロール(2a,2b)の垂直方向の撓みを制御するためのインクリースおよびディクリースベンダー力を付与することが可能な中間ロールベンダー(図示しない)、および上下の中間ロールをロール幅方向にシフトする中間ロールシフト装置(図示しない)を備える。
中間およびワークロールベンダー力は各ロールベンダーを操作する油圧ポンプの油圧を検出し、油圧シリンダー径を用いて演算することによって測定される。
中間ロールのシフト量は中間ロールを支える中間ロールチョック(図示しない)をスケールを内蔵した油圧シリンダーの位置を調整することにより制御している。
上バックアップロール3aのロールチョック(図示しない)の上部には、圧延荷重検出装置5が配置され、ワークサイドおよびドライブサイドの荷重が検出される。
また、圧延荷重検出装置5の上部には電動圧下装置6が配置されており、金属ストリップSを圧延する際のパスライン調整が行われる。
さらに、下バックアップロール3bのロールチョック(図示しない)の下部には、圧延力を付与するための油圧圧下装置4が配置されている。
調質圧延機11の入側には被圧延材である金属ストリップコイルを払い出すペイオフリール9とタッチロール7が、調質圧延機11の出側にはタッチロール8と圧延後の金属ストリップを巻き取るテンションリール10が配備されている。
図示していないがペイオフリール9とテンションリール10にはスピンドル(図示しない)が連結されており、電動機(図示しない)によって駆動され、調質圧延機の入側および出側の張力を目標値に制御している。
なお、図示していないが、調質圧延機入・出側のタッチロール7,8にはPLGが取り付けられており、調質圧延機入・出側の金属ストリップSの板速度を検出して、伸び率が測定される。
また、図示していないが、調質圧延機入・出側のタッチロール7,8を支持するチョック部にはロードセルが配置されており、調質圧延機入・出側の金属ストリップSに作用する力を検出・演算して調質圧延機入・出側の金属ストリップSに作用する張力が測定される。
次に、確認実験で使用した被圧延材であるが、使用した被圧延材は2種類で、一つは板厚が0.2mm、板幅が1200mmの連続焼鈍炉で焼鈍された金属ストリップであり、0.2%耐力が220MPaの普通鋼である。もう一つは板厚が1.0mm、板幅が1200mmの連続焼鈍炉で焼鈍された金属ストリップであり、0.2%耐力が440MPaの高張力鋼である。
次に、ダル圧延の条件であるが、伸び率は0.8%(ワークロール径φ600mm、ロール粗度3.0μmRa、材質:鍛鋼)を基準とした。
張力は入側50MPa、出側98MPa、圧延速度400m/minとした。
潤滑油を使用する際には、水溶性調質圧延潤滑油を用い圧延機入側にて金属ストリップの表裏面に供給した。
次に、上記知見の確認方法であるが、先ずはじめに板厚0.2mmの金属ストリップを用いて、上記の鍛鋼ロールのワークロール径を変えてダル圧延を行った。
その結果、同一伸び率の場合、ワークロール径が小さくなるほど圧延荷重および被圧延材への粗度転写効率が減少することを確認することができた。
また、ワークロール粗度が同一の場合には、基準圧延状態と同じ転写効率を確保するためには、ワークロール径が小さくなるほど伸び率を増大させる必要があることを確認することができた。
なお、これらの結果は、板厚1.0mmの金属ストリップを用いた場合についても同様の結果となった。
ただし、伸び率を増大させると圧延後の金属ストリップの機械的特性、例えば、前伸びや一様伸びが劣化するため、あるいは板厚不良が発生するために、伸び率には上限を設定する必要がある。そこで、伸び率の上限を、圧延後の金属ストリップの機械的特性の劣化や板厚不良が発生しない1.0%と制限し、上限を超えた場合にはワークロールの表面粗度を変更し、基準状態と同じ粗度が得られるようにした。
この結果、基本的にワークロール径が小さくなるほどワークロールの表面粗度は粗くなり、これに伴いワークロールが小さいほど摩擦係数は大きくなった。
一方、伸び率の下限については、ストレッチャーストレインを防止する観点から0.4%以上とする。
次に、耐ワークロール摩耗性の評価方法であるが、上記圧延条件、すなわち、伸び率上限1.0%、ワークロール径φ600mm、ロール粗度3.0μmRa、伸び率0.8%と同様になるようにワークロール粗度を調整して、連続して圧延を行い耐ワークロール摩耗性を評価した。
耐ワークロール摩耗性の評価指標としては、圧延後の金属ストリップの粗度を測定し、伸び率1.0%まで増大させても2.0μmRaが確保できなくなるまでの圧延長を各ワークロール径毎に求め、その値をワークロール径φ600mmの場合の値で除した演算結果の逆数である耐ワークロール摩耗比なるものを採用した。
その結果を図2に示す。図2に示されるようにワークロール径が大きいと、転動回数は少なくなるものの圧延荷重が増大して耐ワークロール摩耗性が悪化する結果となった。
一方、ワークロール径が小さいと、圧延荷重は減少するものの転動回数は多くなり、また摩擦係数も増大して、耐ワークロール摩耗性が悪化する結果となった。
なお、図2は、板厚0.2mmの金属ストリップを調質圧延したときの結果を示したものであるが、板厚1.0mmの金属ストリップを用いた場合についても同様の結果となった。
さらに当該結果は、伸び率0.8%(ワークロール径φ600mm、ロール粗度3.0μmRa、材質:鍛鋼)を基準としたときの結果であるが、表面粗度が2.0〜8.0μmRaのダルロールを用いて伸び率で0.4〜1.0%の調質圧延する場合についても、当該結果と同様の傾向を示すことが確認された。このような結果となる理由としては、図2に示す評価指標はワークロール径を変化させたときの基準ロールとの相対比較なので、比較するものの中で伸び率や粗度が同じであれば同一の傾向を示すものと考えられる。
これらの結果から本発明者は、表面粗度が2.0〜8.0μmRaのダルロールを用いて伸び率で0.4〜1.0%の調質圧延をする場合には、ワークロール径が400mmを超えると摩耗量Wが増大する傾向にあり、一方200mm未満であっても摩耗量Wが増大するので、ワークロールの磨耗量Wを抑制する観点からは、ワークロール径をその中間範囲である200〜400mmの範囲に設定することが望ましいという技術的知見を得た。さらに好ましくは、ワークロールの磨耗量Wを半減させてロール寿命を基準ロールの約2倍に引き上げる観点から、図2に示すところの耐ワークロール磨耗比が0.5以下の範囲である250〜350mmのワークロール径を用いるのが望ましい。
次に、板厚1.0mmの金属ストリップを用いて、鍛鋼ロールのワークロール径を変えてダル圧延を行った。
ダル粉の発生量の評価方法としては、ワークロール粗度3.0μmRaのものを用いてワークロール径を変えて上記の基準圧延条件で圧延を3Kmほど無潤滑で行い、その時点のストリップ表面に付着した鉄粉量で評価した。
また、ダル粉の発生量の評価指標としては、ワークロール径600mmの場合の鉄粉量を基準として、各ワークロール径毎に鉄粉量を基準値で除した鉄粉発生量比なるものを採用した。
鉄粉発生量比の傾向は、ほぼ図2と同様であったが、鉄粉発生量比の下限は0.8程度であり、著しい効果が得られるという訳ではなかった。したがって、ワークロール径を変えるだけでは著しい効果が得られないことが分かった。
そこで、ワークロール径はφ350mmとし、ワークロール材質を変えてダル圧延をした。比較としてはワークロールφ600mmの鍛鋼ロールを用いた。
使用した材質は、(a)鍛鋼、(b)ハイス、(c)サイアロンセラミックス、(d)アルミナセラミックス、(e)ジルコニアセラミックス、および(f)超硬(WC)の6種であり、これらを材質とするワークロールを作製し、表面粗さを3.0μmRaに調整し、潤滑ありなしで同様の実験を行った。
その結果を表1に示す。
鉄粉は金属ストリップとワークロール、ワークロールと中間ロールの間で発生しているようであり、ヤング率が高い方が良いというものではなかった。
また、相対的にセラミックスは鉄粉発生が少なく良好であるものの、アルミナは強度が不足して高荷重で破損した。
これに対して、サイアロンセラミックスは、鉄粉発生量比が潤滑なしで0.21、潤滑ありで0.19、ジルコニアセラミックスは潤滑なしで0.24、潤滑ありで0.23という結果となり、これらの2種がロール材質として優れていることが分かった。この理由としては、これら2種のセラミックス系材料と金属ストリップ間との凝着が小さい(摩擦係数が小さい)ことによるものと考えられる。鉄粉発生量比が0.3以下であれば、2次加工時に傷が発生することなく、また、簡単な設備(例えばタッチロールによる除去)で表面についたダル粉を除去することができる。
なお、これらの結果は、板厚0.2mmの金属ストリップを用いた場合についても同様の結果となった。
Figure 2009208125
図1に示した調質圧延機を用いて圧延試験を行った。
潤滑は無潤滑で、被圧延材は板厚が0.2mm、板幅が1200mmの連続焼鈍炉で焼鈍された金属ストリップ(コイル単重15ton)であり、0.2%耐力が220MPaの普通鋼である。
ワークロール材質は鍛鋼であり、ワークロール径は350mm(本発明例)と600mm(比較例)で、ロール粗度は伸び率0.8%で圧延された金属ストリップの表面粗度が一致するように加工され、本発明例はロール粗度4.5μmRaで、比較例はロール粗度3.0μmRaである。
張力は入側50MPa、出側98MPa、圧延速度400m/minとした。
そして、板粗度下限(2.0μmRa)、伸び率上限(1.0%)にて何コイル連続して圧延できるかを調査した。
その結果、比較例では平均21コイル、本発明例では平均40コイルであった。すなわち、従来技術ではロール交換を頻繁に行う必要があったが、本発明によればロール寿命が約2倍になることを確認することができた。したがって、本発明に係る調質圧延機によれば、生産性が向上するとともに製造コストを低減することができる。
また、本発明例は比較例と比較して汚れが少なかった。したがって、本発明に係る調質圧延機によれば、ダル粉の発生が少なくなるので高光沢な製品を安定して製造することができる。
確認実験に使用した調質圧延機の模式図である。 ワークロール径と耐ワークロール摩耗比の関係を示す特性図である。
符号の説明
11 調質圧延機
1a,1b ワークロール
2a,2b 中間ロール
3a,3b バックアップロール
4 油圧圧下装置
5 圧延荷重検出装置
6 電動圧下装置
7,8 タッチロール
9 ペイオフリール
10 テンションリール
S 金属ストリップ

Claims (2)

  1. 焼鈍された金属ストリップをワークロールを用いて伸び率で0.4〜1.0%の調質圧延をする調質圧延機において、
    前記ワークロールの表面粗度が2.0〜8.0μmRaで、ワークロール径が200〜400mmであることを特徴とする調質圧延機。
  2. 前記ワークロールの材質が、サイアロンセラミックスまたはジルコニアセラミックスであることを特徴とする請求項1に記載の調質圧延機。
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