JP2009290551A - 印刷装置および印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】入力元の異なる画像情報に基づいて印刷された印刷用紙を混在させたくないという要望に応える。
【解決手段】複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置であって、印刷済の印刷用紙を積載する複数の排紙台と、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部と、いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、排紙台優先情報記憶部を参照して、画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を排紙に使用する排紙台として設定する排紙制御部と、排紙に使用する排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する搬送制御部とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置であって、印刷済の印刷用紙を積載する複数の排紙台と、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部と、いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、排紙台優先情報記憶部を参照して、画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を排紙に使用する排紙台として設定する排紙制御部と、排紙に使用する排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する搬送制御部とを備える。
【選択図】 図2
Description
複数の排紙台を備え、複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置およびこのような印刷装置を含む印刷システムに関する。
複数の排紙台を備えた印刷装置が広く用いられている。例えば、特許文献1に記載されているように、複数の排紙台を備えた印刷装置では、排紙中の排紙台が満杯になると、自動的に空いている排紙台を印刷装置が検知して排紙先を変更することで印刷動作を継続することが行なわれている。
特開2007−039236号公報
近年、印刷装置は多機能化が進み、接続されたコンピュータから送られた印刷データに基づく印刷を行なうプリンタ機能に加え、画像読取装置で画像を読み取って印刷を行なうコピー機能、ファクシミリ受信装置でファクシミリデータを受信して印刷を行なうファクシミリ機能等を備えた多機能印刷装置が普及してきている。ここで、プリンタ機能を用いた印刷では、コンピュータが画像情報の入力元となり、コピー機能を用いた印刷では、画像読取装置が画像情報の入力元となり、ファクシミリ機能を用いた印刷では、ファクシミリ受信装置が画像情報の入力元となる。
プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能はそれぞれ印刷内容の性質が異なるため、印刷結果を混在させたくないという要求がある。例えば、ファクシミリ機能による印刷は、ユーザの操作とは無関係に印刷が行なわれることから、ユーザの操作により印刷が行なわれるプリンタ機能、コピー機能を用いた印刷結果に紛れると行方が分からなくなるおそれがある。このため、印刷結果の混在は避けることが望ましいからである。また、ファクシミリ機能による印刷は印刷枚数が少ないことが多く、印刷枚数が多いことが多いプリンタ機能、コピー機能による印刷結果と混在させたくないという理由もある。この要望は、複数の排紙台を備えた印刷装置における印刷開始時の排紙台設定のみならず、排紙台が満杯になった後の排紙先の変更時にも当てはまる。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置において、入力元の異なる画像情報に基づいて印刷された印刷用紙を混在させたくないという要望に応える印刷装置および印刷システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による印刷装置は、複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、前記入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置であって、印刷済の印刷用紙を積載する複数の排紙台と、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部と、いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を排紙に使用する排紙台として設定する排紙制御部と、前記排紙に使用する排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する搬送制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の印刷装置によれば、排紙制御部が、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部を参照し、入力元に応じて排紙に使用する排紙台を設定するため、入力元の異なる画像情報に基づいて印刷された印刷用紙を混在させたくないという要望に応えることができる。
また、前記複数の排紙台に対応して、積載された印刷用紙がその排紙台の最大積載量に応じた所定量に達したことを検出する排紙量検出手段が備えられており、印刷中に、前記排紙に使用する排紙台として設定された排紙台に対応した前記排紙量検出手段が、前記排紙台に積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出すると、前記排紙制御部は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について、対応する排紙量検出手段が積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出していない排紙台の中で最も優先順位の高い排紙台を連続して使用する排紙台として設定し、前記搬送制御部は、前記設定された連続して使用する排紙台に引き続き印刷済の印刷用紙を排紙することが望ましい。
印刷途中に排紙台を変更する場合にも、排紙制御部が、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部を参照し、入力元に応じて排紙に使用する排紙台を設定するため、入力元の異なる画像情報に基づいて印刷された印刷用紙を混在させたくないという要望に応えることができる。
ここで、前記排紙台優先情報記憶部が記憶した入力元毎の排紙台の優先順位は、あらかじめ初期値が設定されているようにすることができる。この場合、複数の異なる画像情報の入力元は、印刷制御装置、画像読取装置、画像受信装置のいずれかを含み、前記排紙台優先情報記憶部にあらかじめ設定された入力元毎の排紙台の優先順位の初期値は、印刷制御装置については、最大積載量が最も多い排紙台の優先順位が最も高く、画像読取装置については、最大積載量が最も多い排紙台の優先順位が最も高く、画像受信装置については、最大積載量が最も少ない排紙台の優先順位が最も高くすることができる。
一般に、入力元が印刷制御装置、画像読取装置の場合は、印刷枚数が多く、入力元が画像受信装置の場合は印刷枚数が少ないと想定される。優先順位の初期値を印刷制御装置については、最大積載量が最も多い排紙台の優先順位が最も高く、画像読取装置については、最大積載量が最も多い排紙台の優先順位が最も高く、画像受信装置については、最大積載量が最も少ない排紙台の優先順位が最も高くすることで、大量の印刷結果は最大積載量の多い排紙台に排紙し、少量の印刷結果を最大積載量の少ない排紙台に排紙することで印刷用紙の混在を効果的に避けることができる。また、前記あらかじめ初期値が設定されている入力元毎の排紙台の優先順位は、ユーザが変更可能であることが望ましい。
上記課題を解決するため、本発明による印刷システムは、印刷条件の設定を行なうプリンタドライバ部を備えたコンピュータと、前記コンピュータを含む複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、前記入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置とを含んだ印刷システムであって、前記コンピュータのプリンタドライバ部は、特定の排紙台を指定しない印刷条件を設定可能であり、前記印刷装置は、印刷済の印刷用紙を積載する複数の排紙台と、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部と、いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を排紙に使用する排紙台として設定する排紙制御部と、前記使用排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する搬送制御部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置において、入力元の異なる画像情報に基づいて印刷された印刷用紙を混在させたくないという要望に応える印刷装置および印刷システムが提供される。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る印刷装置10を含む印刷システムの構成の一例を示すブロック図である。本図に示すように印刷システムは印刷装置10とパーソナルコンピュータ(PC)20とが接続されて構成される。印刷装置10とPC20との接続形態は、代表的には、複数台のPCが印刷装置10を共用するLAN(Local Area Network)接続とすることができるが、印刷装置10とパーソナルコンピュータ(PC)20とが1対1で接続されたローカル接続であってもよい。
印刷装置10は、複数の給紙台を備えており、また、PC20から送られた印刷データに基づく印刷を行なうプリンタ機能に加えて、原稿台に置かれた原稿の画像を読み取って複写を行なうコピー機能、電話回線を介して画像伝送を行なうファクシミリ機能を備えている。このため、印刷装置10は、公衆回線網等の電話回線に接続されている。
PC20は、印刷装置10に対応して開発されたプリンタドライバプログラムがインストールされており、このプログラムをPC20のCPUが実行することにより、プリンタドライバ部210が形成される。これにより、PC20は印刷制御装置として機能する。プリンタドライバ部210は、ユーザからの指示に基づいて、印刷対象となるドキュメント等の印刷データを生成して、印刷装置10に出力する処理を行なう。この際に、プリンタドライバ部210は、印刷品質、印刷枚数、用紙サイズ、用紙種類等の印刷条件の設定を行なうことができ、本実施例では、特に、特定の排紙台を指定しない印刷条件を設定することが可能となっている。
図2は、本実施形態における印刷装置10の機能構成を示すブロック図である。本図に示すように、印刷装置10は、制御部110、通信処理部120、画像読取部130、画像受信部140、操作パネル部150、印刷実行部310、給紙部320、排紙部330、搬送駆動部350を備えている。
通信処理部120は、PC20との通信を行なうために、接続形態に応じたプロトコル処理を行なう。例えば、LAN接続の場合には、TCP/IPによる通信処理を行なう。また、通信処理部120は、画像情報の入力元の1つであるPC20から画像情報である印刷データを受信する。
画像読取部130は、画像情報の入力元の1つであり、原稿台、受光素子、光源、レンズ、走査機構等を備え、原稿台に置かれた原稿の画像データを読み取って電気信号に変換し、画像情報として制御部110に出力する処理を行なう。画像読取部130は、印刷装置10内に設置してもよいし、印刷装置10の外部に設置してもよい。
画像受信部140は、画像情報の入力元の1つであり、電話回線を介して所定の信号形式で送られてきた画像信号を画像データに変換し、画像情報として制御部110に出力する。操作パネル部150は、表示機能と入力機能とを有し、ユーザから設定を受け付けたり、印刷装置10に関する情報を表示したりする。画像受信部140は、印刷装置10内に設置してもよいし、印刷装置10の外部に設置してもよい。
印刷実行部310は、画像形成媒体を用いて印刷用紙に画像形成を行なう機構であり、本実施形態では、印刷用紙を覆う幅を有する印字ヘッド312からインクをライン単位で吐出して印刷を実行するインクジェット方式の機構を採用している。ただし、画像形成媒体として、トナー等を用いる印字方式を採用してもよい。
印刷用紙を供給する給紙部320は、複数の給紙機構を備えている。本実施形態では、外部に露出した給紙台320aと、架台式の第1給紙トレイ320b、架台式の第2給紙トレイ320c、架台式の第3給紙トレイ320d、架台式の第4給紙トレイ320eとの5つの給紙機構が備えられている。それぞれの給紙機構には、複数枚の印刷用紙を重ねた状態でセットすることができる。印刷用紙には、A4、B5等のサイズと、普通紙、インクジェット(IJ)用紙等の用紙種類とが定められており、1つの給紙機構には、同じサイズで同じ用紙種類の印刷用紙をセットするようにする。各給紙機構には、給紙センサが備えられており、用紙切れを検出できるようになっている。
排出された印刷済の印刷用紙を積載する排紙部330は、複数の排紙台を備えている。本実施形態では、フェイスダウンで排紙され、最大積載量の少ない標準排紙トレイ330a、フェイスアップで排紙され、最大積載量が中程度の中量排紙トレイ330b、フェイスアップで排紙され、最大積載量が多い大量排紙トレイ330cが備えられている。それぞれの排紙台には、排紙量センサ(図3参照)が設けられており、排紙量センサは、積載された印刷用紙が最大積載量付近の所定量に達したことを検出する。排紙量センサは、例えば、積載された印刷用紙の重量を検出したり、積み重なった高さを検出することで積載された印刷用紙が所定量に達したかどうかを判断することができる。あるいは、排紙した枚数をカウントすることで積載された印刷用紙が所定量に達したかどうかを判断することができる。
搬送駆動部350は、印刷用紙を搬送する駆動機構であり、モータ等を備えて構成される。また、印字ヘッド312に対向する位置には、印刷時に印刷用紙を所定の印刷搬送速度で搬送する印刷時搬送機構として機能する搬送ベルト352が設けられている。さらに、排紙に用いる排紙台に印刷用紙を導くために搬送路を切り替える切替機構(図3参照)が複数個設けられている。
制御部110は、CPU、メモリ、画像処理装置等を備えて構成され、これらの装置が処理を行なうことで、操作パネル制御部111、排紙台設定記憶部112、給紙制御部113、排紙制御部114、搬送制御部115、画像処理部116、吐出処理部117が形成される。
操作パネル制御部111は、操作パネル部150に表示させる画面や操作パネル部150を介して入力されるユーザの操作を解釈する処理を行なう。特に、本実施形態では、画像情報の入力元毎の排紙台の優先順位に関する設定を受け付けるためのメニュー画面を表示して、ユーザから設定を受け付ける処理を行なう。
排紙台設定記憶部112は、例えば、不揮発性のメモリを用いて構成され、排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に不揮発的に記憶する排紙台優先情報記憶部として機能する。排紙台設定記憶部112が記憶する入力元毎の排紙台の優先順位は、製品出荷時においてあらかじめ初期値が設定されているが、後述するようにユーザが変更可能とすることができる。
このように、本実施形態では、画像情報の入力元毎、すなわち、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能毎に排紙を行なう排紙台の優先順位が初期設定としてあらかじめ印刷装置10の内部的に定められている。表1は、優先順位の初期設定の一例を示している。
表1の例では、PC20から送られた印刷データに基づいてプリンタ機能により印刷を行なう場合は、大量排紙トレイの優先順位が最も高く、次いで、中量排紙トレイ、標準排紙トレイの順となっている。画像読取部130が読み取った画像データに基づいてコピー機能により印刷を行なう場合にも大量排紙トレイの優先順位が最も高く、次いで、中量排紙トレイ、標準排紙トレイの順となっている。一方、電話回線を通じて画像受信部140が受信した画像データに基づいてファクシミリ機能により印刷を行なう場合には、標準排紙トレイの優先順位が最も高く、次いで、中量排紙トレイ、大量排紙トレイの順となっている。
表1の例では、PC20から送られた印刷データに基づいてプリンタ機能により印刷を行なう場合は、大量排紙トレイの優先順位が最も高く、次いで、中量排紙トレイ、標準排紙トレイの順となっている。画像読取部130が読み取った画像データに基づいてコピー機能により印刷を行なう場合にも大量排紙トレイの優先順位が最も高く、次いで、中量排紙トレイ、標準排紙トレイの順となっている。一方、電話回線を通じて画像受信部140が受信した画像データに基づいてファクシミリ機能により印刷を行なう場合には、標準排紙トレイの優先順位が最も高く、次いで、中量排紙トレイ、大量排紙トレイの順となっている。
ここで、排紙台の最大積載量は、大量排紙トレイが最も多く、次いで、中量排紙トレイ、標準排紙トレイの順となっている。また、プリンタ機能およびコピー機能による印刷は、印刷枚数が比較的多いと想定され、ファクシミリ機能による印刷は、印刷枚数が比較的少ないと想定される。
すなわち、本実施形態では、印刷枚数が比較的多いと想定される印刷機能については、初期値として、最大積載量の多い排紙台の優先順位を高く設定し、印刷枚数が比較的少ないと想定される印刷機能については、初期値として最大積載量の少ない排紙台の優先順位を高く設定している。したがって、排紙に用いる排紙台を異ならせるとともに、印刷枚数が排紙台の最大積載量まで達することを防ぐことで、印刷枚数の多い印刷と、印刷枚数の少ない印刷とで印刷済の印刷用紙が混在することを防ぐことができる。
なお、この優先順位は、使用している排紙台の積載量が最大積載量に達し、他の排紙台に排紙を引き継ぐ際にも適用される。このため、排紙台の積載量が最大積載量に達した場合も、中量排紙トレイ330bがバッファの役割を果たし、印刷枚数の多い印刷と、印刷枚数の少ない印刷とで印刷済の印刷用紙が混在することを防ぐことができる。ただし、表1に示した初期設定は例示であって、排紙台の印刷機能毎の優先順位の初期設定は他の設定であってもよい。
給紙制御部113は、印刷条件に応じて、印刷に用いる印刷用紙を給紙する給紙機構を設定し、所定のタイミングで印刷用紙を給紙機構から搬送駆動部350に取り込む制御を行なう。
排紙制御部114は、印刷条件に応じて印刷済の印刷用紙を排紙する排紙台を設定する。特に、本実施形態では、いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を使用排紙台として設定する。そして、設定された排紙台から印刷用紙が排紙されるように、設定された排紙台を搬送制御部115に通知する。また、使用している排紙台に対応した排紙量センサが、その排紙台に積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出すると、排紙台設定記憶部112を参照して、画像情報の入力元について、対応する排紙量センサが積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出していない排紙台の中で最も優先順位の高い排紙台を連続して使用する排紙台として設定する。
搬送制御部115は、搬送ベルト352、その他の駆動機構を含んだ搬送駆動部350における用紙搬送を制御する。具体的には、搬送速度と搬送経路とを設定し、その設定にしたがった用紙搬送を行なうように搬送駆動部350に制御信号を出力する。搬送速度は印字品質、用紙種類等の印刷条件により定められ、搬送経路は、設定された給紙機構、設定された排紙台、両面印刷設定等により定められる。また、本実施形態では、使用排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する処理を行なう。
画像処理部116は、RGB形式の印刷データをCMYK形式に変換し、さらに、印刷実行部310が解釈可能な画像データに変換する処理等を行なう。画像データは、例えば、ドット単位のインクドロップ数を示すデータである。吐出処理部117は、画像データに基づいて印字ヘッド312におけるインク吐出処理を制御する。
図3は、印刷装置10の給紙部320、排紙部330および印刷用紙搬送経路を示す図である。本図に示すように印刷装置10は、給紙機構として備えられた給紙台320a、第1給紙トレイ320b、第2給紙トレイ320c、第3給紙トレイ320d、第4給紙トレイ320eのいずれかから給紙された印刷用紙に対して印字ヘッド312で印刷を行なって、標準排紙トレイ330a、中量排紙トレイ330b、大量排紙トレイ330cのいずれかの排紙台に排紙する。上述のように、標準排紙トレイ330aは、フェイスダウンで排紙され、最大積載量の少ない排紙台であり、中量排紙トレイ330bは、フェイスアップで排紙され、最大積載量が中程度の排紙台であり、大量排紙トレイ330cは、フェイスアップで排紙され、最大積載量が多い排紙台である。
印刷装置10は、印字機構として、用紙搬送方向に直交する方向に伸び、多数のノズルが形成された印字ヘッド312を備えている。印字ヘッド312はインク色毎に独立しており、それぞれの印字ヘッドから黒またはカラーインクを吐出してライン単位でカラー印刷を行なう。
いずれかの給紙機構から1枚ずつ給紙された印刷用紙は、搬送駆動部350を構成するローラ等の駆動機構によって筐体内の給紙系搬送路(図中の黒太線で示される経路)に沿って搬送され、レジスト部Rgに導かれる。ここでレジスト部Rgは、印刷用紙の先端の位置あわせと斜行修正を行なうために設けられており、1対のレジストローラを備えて構成される。給紙された印刷用紙はレジスト部Rgで一時停止し、所定のタイミングで印字機構方向に搬送される。
印刷用紙は、印字ヘッド312の対向面に設けられた環状の搬送ベルト352によって印刷条件により定められる速度で搬送されながら、印字ヘッド312から吐出されたインクによりライン単位で画像形成される。
上面に印刷を施された印刷用紙は、大量排紙トレイ330cに排紙される場合は、切替機構382により大量排紙トレイ330c方向に搬送され、そのまま印刷面を上にして排紙されて大量排紙トレイ330cに積載されていく。中量排紙トレイ330bに排紙される場合には、切替機構382によってさらに筐体内を搬送され、切替機構384により中量排紙トレイ330b方向に搬送さる。そして、そのまま印刷面を上にして排紙されて中量排紙トレイ330bに積載されていく。標準排紙トレイ330aから排紙される場合は、切替機構384とローラ等の駆動機構によってさらに筐体内を搬送される。そして、切替機構386により標準排紙トレイ330a方向に導かれて排紙され、標準排紙トレイ330aに印刷面を下にして積載されていく。
それぞれの排紙台は、筐体から突出したトレイ形状をしており、ある程度の厚みを有している。また、それぞれの排紙台は傾斜しており、傾斜の下位置に形成された壁により、排紙された印刷用紙が、傾斜に沿って滑落する過程で自然に整えられて重なっていくようになっている。
標準排紙トレイ330a、中量排紙トレイ330b、大量排紙トレイ330cとも印刷用紙の最大積載量が定められており、印刷用紙の積載量が最大積載量付近の所定量に達したことを検出する排紙量センサ332a、排紙量センサ332b、排紙量センサ332c、がそれぞれ設けられている。
印刷用紙の両面に印刷を行なう両面印刷の場合は、表面(最初に印刷される面を「表面」、次に印刷される面を「裏面」とする)印刷終了時にはいずれの排紙台にも導かれずに、切替機構386により、さらに筐体内を搬送される。そして、スイッチバック経路SRに引き込まれ、スイッチバックを行ない、搬送路に対して表裏が反転する。表裏反転後に、ローラ等の駆動機構によって再度レジスト部Rgに導かれ、一時停止する。その後、所定のタイミングで印字機構方向に搬送され、表面と同様の手順によって裏面の印刷が行なわれる。裏面の印刷が行なわれ、両面に画像が形成された印刷用紙は、印刷条件に含まれる排紙口の指定にしたがって、いずれかの排紙台に排紙され積載されていく。
印刷装置10では、両面印刷時におけるスイッチバックを、標準排紙トレイ330a内に設けられた空間を利用して行なうようにしている。標準排紙トレイ330a内に設けられた空間は、スイッチバック時に印刷用紙が外部から取り出せないように覆われた構成となっている。これにより、利用者が誤ってスイッチバック動作中の印刷用紙を引き抜いてしまうことを防ぐことができる。また、標準排紙トレイ330aは、本来印刷装置10に備えられているものであり、標準排紙トレイ330a内の空間を利用してスイッチバックを行なうことにより、印刷装置10内に、別途スイッチバック用の空間を設ける必要がなくなる。したがって、筐体のサイズが増大してしまうことを防ぐことができる。さらには、標準排紙トレイ330aとスイッチバック経路とを共用しないため、スイッチバック処理と他の用紙の排紙とを並行して行なうことができる。
次に、印刷装置10の基本的な印刷処理について図4のフローチャートを参照して説明する。上述のように、印刷装置10は、PC20から送られた印刷データに基づく印刷を行なうプリンタ機能に加えて、画像を読み取って複写を行なうコピー機能、電話回線を介して画像伝送を行なうファクシミリ機能を備えている。したがってそれぞれの機能に応じた印刷手順が行なわれる。
まず、印刷処理に先立って、初期設定が行なわれる(S101)。初期設定では、給紙機構毎の印刷用紙のサイズと用紙種類の設定等が行なわれる。また、画像情報の入力元毎の排紙台の優先順位の設定を行なうことができる。排紙台の優先順位の設定については後述する。
初期設定を終えた印刷装置10は、PC20から画像情報として印刷データを受信した場合(S102:Yes)には、画像処理部116が受信した印刷データを画像データに変換する処理を行なって(S103)、印刷実行部310で印刷処理が行なわれる(S108)。
画像受信部140が電話回線を介してファクシミリデータを受信した場合(S104:Yes)は、ファクシミリ画像信号を画像情報である画像データに変換する処理を行なって(S105)、印刷実行部310で印刷処理が行なわれる(S108)。
操作パネル部150を介してユーザから複写操作を受け付けた場合(S106:Yes)は、画像読取部130が画像読取処理を行なって(S107)、印刷実行部310で画像情報である画像データに基づく印刷処理が行なわれる(S108)。
次に、印刷装置10で印刷を行なう場合の排紙制御について説明する。本実施形態では、ユーザが特定の排紙台を指定していない場合には、排紙台設定記憶部112に記憶された印刷機能毎の排紙台優先順位にしたがって使用する排紙台が設定される。
表1に示したように排紙台設定記憶部112に記憶された印刷機能毎の排紙台優先順位には初期値が設定されているが、この優先順位は、ユーザが変更することもできる。まず、簡単のために、ユーザが印刷機能毎の排紙台優先順位の初期値を変更しない場合の排紙制御について説明する。
ユーザは印刷装置10で印刷を行なう場合は、印刷実行に先立ち、用紙サイズ、用紙種類、部数、排紙先等の印刷条件の設定を行なうことができる。ここでは、印刷条件として排紙先の設定に注目して説明する。
印刷条件の設定は、プリンタ機能を用いて印刷を行なう場合は、PC20のプリンタドライバ部210で行ない、コピー機能を用いて印刷を行なう場合は、印刷装置10の操作パネル部150および操作パネル制御部111で行なうことができる。ファクシミリ機能を用いて印刷を行なう場合は、基本的に印刷毎の印刷条件の設定は行なわない。ただし、受信したファクシミリデータを印刷装置10内に格納しておき、格納されているファクシミリデータを指定して印刷を行なう場合には、コピー機能を用いて印刷を行なう場合と同様に印刷装置10の操作パネル部150および操作パネル制御部111で印刷条件の設定を行なうことができる。
図5は、PC20のプリンタドライバ部210で印刷条件の設定を行なう場合の印刷条件設定画面500の一例を示している。本例の印刷条件設定画面500では、印刷条件の設定が複数の項目に分けられており、仕上げに関するメニューページで排紙先に関する設定を行なうようになっている。排紙先に関する設定は、プルダウン形式の排紙先選択メニュー511で設定できるようになっており、さらに、連続排紙を行なうかどうかの設定を連続排紙選択メニュー512でできるようになっている。
ここで、プルダウン形式の排紙先選択メニュー511では、図6に示すように、印刷装置10が備えている排紙台である「標準排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「大量排紙トレイ」に加え、「オート」を選択できるようになっている。ユーザは、特定の排紙台を指定したい場合には、「標準排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「大量排紙トレイ」のいずれかを選択し、排紙台の選択を印刷装置10に委ねる場合には、「オート」を選択すればよい。なお、本メニューを表示する際、プリンタドライバ部210は、印刷装置10と通信を行なって、使用可能な排紙台に関する情報を取得することができる。
また、ユーザは、選択メニュー512で連続排紙を行なうかどうかの設定を行えるようになっている。ここで、連続排紙は、使用している排紙台が満杯になった場合に、他の排紙台に排紙を引き継ぐ排紙方法である。すなわち、連続排紙を行なう設定であれば、使用している排紙台が満杯になると他の排紙台から排紙を行なうことで印刷を継続し、連続排紙を行なわない設定であれば、使用している排紙台が満杯になると排紙エラーとなって印刷処理を中断する。
ユーザは、使用している排紙台が満杯になっても、他の排紙台に排紙を行なうことで印刷を継続させたい場合は、連続排紙を設定し、使用している排紙台が満杯になった際に、印刷結果が複数の排紙台に分散することを避けたい場合は連続排紙を設定しないようにすることができる。
連続排紙を行なうかどうかの設定は、特定の排紙台が指定された場合と「オート」が選択された場合の両方に適用される。すなわち、連続排紙を行なう設定の際には、特定の排紙台が指定された場合であっても「オート」が選択された場合であっても、使用している排紙台が満杯になると、他の排紙台に排紙が引き継がれることになる。
図7は、コピー機能により印刷を行なう際に、印刷装置10の操作パネル部150および操作パネル制御部111で印刷条件の設定を行なうときに操作パネル部150に表示される印刷条件設定画面150aの一例を示している。本例では、コピー排紙先の選択肢としてボタン群151から「オート」「標準排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「大量排紙トレイ」のいずれかを選択することができる。また、印刷条件設定画面150aでもボタン群152から連続排紙を行なうかどうかの設定を行なうことができるようになっている。いずれも設定内容についてはPC20のプリンタドライバ部210で印刷条件を設定する場合と同様である。また、ファクシミリ機能を用いて印刷を行なう場合は、原則として印刷条件として「オート」が選択されているものとして扱う。
次に、画像情報を入力した場合の印刷装置10の排紙制御について図8のフローチャートを参照して説明する。印刷装置10は、画像情報が入力されると、排紙に用いる排紙台を設定する(S101)。図9は、排紙に用いる排紙台を設定する処理の詳細を説明するフローチャートである。本図に示すように、排紙台設定処理では、印刷条件として設定された排紙先で「オート」が選択されているかどうかを判断する(S1011)。
その結果、排紙先として「オート」が選択されていない場合(S1011:No)は、特定の排紙台が指定されていることになるため、ユーザの指示にしたがって指定された特定の排紙台を排紙に用いる排紙台として設定する(S1013)。すなわち、排紙台設定記憶部112の記憶内容にかかわらず、「標準排紙トレイ」が指定されている場合には、標準排紙トレイ330aを排紙に用いる排紙台として設定し、「中量排紙トレイ」が指定されている場合には、中量排紙トレイ330bを排紙に用いる排紙台として設定し、「大量排紙トレイ」が指定されている場合には、大量排紙トレイ330cを排紙に用いる排紙台として設定する。
一方、排紙先として「オート」が選択されている場合(S1012)は、排紙制御部114が、排紙台設定記憶部112を参照して、画像情報の入力元、すなわち、印刷を行なう印刷機能について最も優先順位の高い排紙台を排紙に用いる排紙台として設定する(S1012)。例えば、表1に示したような優先順位が設定されているとすると、プリンタ機能およびコピー機能による印刷を行なう場合には、最も優先順位の高い大量排紙トレイ330cが排紙に用いる排紙台として設定され、ファクシミリ機能による印刷を行なう場合には、最も優先順位の高い標準排紙トレイ330aが排紙に用いる排紙台として設定される。このように、本実施形態では印刷機能に応じて排紙に用いる排紙台が設定される。
排紙台が設定されると、入力した画像情報に基づいた印刷を開始し、設定された排紙台から排紙を行なう(図8:S102)。すなわち、PC20から印刷データが入力された場合は、画像処理部116が印刷データを画像データに変換し、印刷実行部310で印刷が実行され、設定された排紙台から排紙が行なわれる。また、画像読取部130から画像データが入力された場合は、印刷実行部310で印刷が実行され、設定された排紙台から排紙が行なわれ、画像受信部140から画像データが入力された場合は、印刷実行部310で印刷が実行され、設定された排紙台から排紙が行なわれる。以上の印刷・排紙処理を印刷が終了するまで(S103:Yes)繰り返す。
印刷が終了する前(S103:No)に、排紙に用いている排紙台に対応した排紙量センサ332が、排紙台に積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出した場合、すなわち、排紙台が満杯になった場合には(S104:Yes)、印刷条件の設定で、連続排紙が設定されているどうかを判断する(S105)。その結果、連続排紙が設定されていない場合(S105:No)は、排紙エラーとなり(S108)、印刷を中断する。
一方、連続排紙が設定されている場合(S105:Yes)は、排紙台の変更設定を行なう(S108)。図10は、排紙に用いる排紙台を変更設定する処理の詳細を説明するフローチャートである。本図に示すように、排紙台変更設定処理では、まず、排紙可能な排紙台があるかどうかを判断する(S1061)。ここで、排紙可能な排紙台は、対応する排紙量センサ332が積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出していない排紙台を意味する。すなわち、満杯になっていない排紙台である。その結果、排紙可能な排紙台がない場合(S1061:No)は、排紙台の変更は不可であると判定する(S1063)。
一方、排紙可能な排紙台がある場合(S1061:Yes)は、排紙制御部114が、排紙台設定記憶部112を参照して、変更可能な排紙台のうち、印刷を行なう印刷機能について最も優先順位の高い排紙台を排紙に用いる排紙台として設定する(S1062)。
例えば、排紙台設定記憶部112で、ある印刷機能について図11(a)に示すように「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「標準排紙トレイ」の順で優先順位が設定されていたとする。排紙先選択で「オート」が選択されていた場合には、印刷開始時において、図11(b)に示すように、優先順位の最も高い「大量排紙トレイ」が排紙に用いる排紙台として設定される。この状態で大量排紙トレイ330bに対応した排紙量センサ332bが、大量排紙トレイ330bに積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出すると、使用可能な排紙台である「中量排紙トレイ」「標準排紙トレイ」のうち、最も優先順位の高い「中量排紙トレイ」に変更設定される。
また、排紙先選択で、特定の排紙台である「標準排紙トレイ」が指定されていた場合には、印刷開始時において、図11(c)に示すように、指定された「標準排紙トレイ」が排紙に用いる排紙台として設定される。この状態で標準排紙トレイ330aに対応した排紙量センサ332aが、標準排紙トレイ330aに積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出すると、使用可能な排紙台である「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」のうち、最も優先順位の高い「大量排紙トレイ」に変更設定される。
図8のフローチャートに戻って、排紙台変更設定処理(S106)で、排紙台の変更が不可であると判定された場合(S107:Yes)は、排紙エラーとなり(S108)、印刷を中断する。排紙台変更設定処理(S106)で、排紙台の変更設定がなされた場合(S107:No)は、変更設定された排紙台を排紙に使用する排紙台として印刷を継続する(S102)。
以上、画像情報を入力した場合の印刷装置10の排紙制御について説明した。上記の例では、排紙台設定記憶部112が記憶する入力元毎の排紙台の優先順位は、製品出荷時においてあらかじめ初期値が設定されていた。以下では、排紙台の優先順位の設定をユーザが変更する場合について説明する。
ユーザは、印刷装置10の使用状況、例えば、機能毎の印刷枚数の傾向を応じて排紙台の優先順位を変更することができる。すなわち、表1に示した初期値は、プリンタ機能およびコピー機能による印刷が、印刷枚数が比較的多いと想定し、ファクシミリ機能による印刷が、印刷枚数が比較的少ないと想定した結果である。ユーザの使用状況がこの想定に当てはまらない場合等に機能毎の排紙台の優先順位を変更することが望ましい。
排紙台の優先順位の設定変更は、例えば、印刷処理に先立って行なう初期設定(S101)において行なうことができる。ユーザは、排紙台の優先順位の設定を変更する場合は、操作パネル部150のメニュー操作により、図12に示すような排紙先設定画面150bを操作パネル部150に表示させる。本図に示すように、排紙先設定画面150bでは、印刷条件の設定で排紙先を「オート」に選択した場合に優先的に排紙に用いられる排紙台を「標準排紙トレイ」「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」のいずれかから選択できるようになっている。この設定は、「プリンタ」「コピー」「ファクシミリ」の機能毎に独立して行えるようになっている。
例えば、図13に示すように、プリンタ機能について、初期値として、排紙台設定記憶部112に「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「標準排紙トレイ」の順で優先順位が設定されている場合に、ユーザが排紙先設定画面150bで、プリンタ機能について「標準排紙トレイ」を選択したとする。すると、操作パネル制御部111は、「標準排紙トレイ」が最も優先順位が高くなるように排紙台設定記憶部112を書き換える。その他の排紙台については、書き換え前の順位が保たれるようにする。この結果、「標準排紙トレイ」「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」の順に優先順位が変更されることになる。
ユーザの操作に基づいて排紙台設定記憶部112が書き換えられ、優先順位が変更された場合も、画像情報を入力した場合の印刷装置10の排紙制御については、図8のフローチャートを参照して説明した上記の手順と同様に行なうことができる。
なお、図12に示した排紙先設定画面150bでは、印刷機能毎に最も優先順位の高い排紙台を変更可能なようにしていたが、印刷機能毎に排紙台の優先順位自体を変更可能とするようにしてもよい。図14は、印刷機能毎に排紙台の優先順位自体を変更可能な排紙先設定画面150cの一例を示している。本図に示すように、排紙先設定画面150cでは、印刷条件の設定で排紙先を「オート」に選択した場合に排紙に用いられる排紙台の優先順位を「標準排紙トレイ」「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」に対して設定できるようになっている。この優先順位の設定は、「プリンタ」「コピー」「ファクシミリ」の機能毎に独立して行えるようになっている。
例えば、図15に示すように、プリンタ機能について、初期値として、排紙台設定記憶部112に「大量排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「標準排紙トレイ」の順で優先順位が設定されている場合に、ユーザが排紙先設定画面150cで、プリンタ機能について「標準排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「大量排紙トレイ」の順で優先順位を選択したとする。すると、操作パネル制御部111は、優先順位が「標準排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「大量排紙トレイ」の順になるように排紙台設定記憶部112を書き換えるこの結果、「標準排紙トレイ」「中量排紙トレイ」「大量排紙トレイ」の順に優先順位が変更されることになる。
ユーザの操作に基づいて排紙台設定記憶部112が書き換えられ、優先順位が変更された場合も、画像情報を入力した場合の印刷装置10の排紙制御については、図8のフローチャートを参照して説明した上記の手順と同様に行なうことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置において、入力元の異なる画像情報に基づいて印刷された印刷用紙を混在させたくないという要望に応えた印刷装置および印刷システムが提供される。
10…印刷装置、20…PC、110…制御部、111…操作パネル制御部、112…排紙台設定記憶部、113…給紙制御部、114…排紙制御部、115…搬送制御部、116…画像処理部、117…吐出処理部、120…通信処理部、130…画像読取部、140…画像受信部、150…操作パネル部、210…プリンタドライバ部、310…印刷実行部、312…印字ヘッド、320…給紙機構、320…給紙部、330…排紙部、350…搬送駆動部、352…搬送ベルト、382…切替機構、384…切替機構、386…切替機構
Claims (6)
- 複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、前記入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置であって、
印刷済の印刷用紙を積載する複数の排紙台と、
排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部と、
いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を排紙に使用する排紙台として設定する排紙制御部と、
前記排紙に使用する排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する搬送制御部とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記複数の排紙台に対応して、積載された印刷用紙がその排紙台の最大積載量に応じた所定量に達したことを検出する排紙量検出手段が備えられており、
印刷中に、前記排紙に使用する排紙台として設定された排紙台に対応した前記排紙量検出手段が、前記排紙台に積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出すると、
前記排紙制御部は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について、対応する排紙量検出手段が積載された印刷用紙が所定量に達したことを検出していない排紙台の中で最も優先順位の高い排紙台を連続して使用する排紙台として設定し、
前記搬送制御部は、前記設定された連続して使用する排紙台に引き続き印刷済の印刷用紙を排紙することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記排紙台優先情報記憶部が記憶した入力元毎の排紙台の優先順位は、あらかじめ初期値が設定されていることを特徴とする印刷装置。 - 請求項3に記載の印刷装置であって、
前記あらかじめ初期値が設定されている入力元毎の排紙台の優先順位は、ユーザが変更可能であることを特徴とする印刷装置。 - 請求項3に記載の印刷装置であって、
複数の異なる画像情報の入力元は、印刷制御装置、画像読取装置、画像受信装置のいずれかを含み、
前記排紙台優先情報記憶部にあらかじめ設定された入力元毎の排紙台の優先順位の初期値は、
印刷制御装置については、最大積載量が最も多い排紙台の優先順位が最も高く、
画像読取装置については、最大積載量が最も多い排紙台の優先順位が最も高く、
画像受信装置については、最大積載量が最も少ない排紙台の優先順位が最も高いことを特徴とする印刷装置。 - 印刷条件の設定を行なうプリンタドライバ部を備えたコンピュータと、
前記コンピュータを含む複数の異なる入力元から入力元に応じた形式の画像情報を入力し、前記入力された画像情報に基づいた印刷を行なう印刷装置とを含んだ印刷システムであって、
前記コンピュータのプリンタドライバ部は、特定の排紙台を指定しない印刷条件を設定可能であり、
前記印刷装置は、
印刷済の印刷用紙を積載する複数の排紙台と、
排紙台の優先順位を画像情報の入力元毎に記憶した排紙台優先情報記憶部と、
いずれかの入力元から画像情報を入力した際に、特定の排紙台が指定されていない場合は、前記排紙台優先情報記憶部を参照して、前記画像情報の入力元について最も優先順位の高い排紙台を排紙に使用する排紙台として設定する排紙制御部と、
前記使用排紙台として設定された排紙台に印刷済の印刷用紙を排紙する搬送制御部とを備えることを特徴とする印刷システム。
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| JP2008140968A JP2009290551A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 印刷装置および印刷システム |
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