JP2009260184A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】接触抵抗の増加が抑制されたピラー形状の縦型MOSトランジスタを用いた半導体装置を提供する
【解決手段】基部1aと複数のピラー部1Aとを有するシリコン基板1と、基部1aに設けられた一方のソースドレイン領域6と、ピラー部1Aの側面1bを覆うゲート絶縁膜4と、ゲート絶縁膜4を介してピラー部1Aの側面1bを覆うゲート電極5と、ピラー部1Aの上部に設けられた他方のソースドレイン領域12と、他方のソースドレイン領域12と接続されるコンタクトプラグ9とを備え、ピラー部1Aの上面1cの全面にコンタクトプラグ9が接続されていることを特徴とする半導体装置10。
【選択図】図1
【解決手段】基部1aと複数のピラー部1Aとを有するシリコン基板1と、基部1aに設けられた一方のソースドレイン領域6と、ピラー部1Aの側面1bを覆うゲート絶縁膜4と、ゲート絶縁膜4を介してピラー部1Aの側面1bを覆うゲート電極5と、ピラー部1Aの上部に設けられた他方のソースドレイン領域12と、他方のソースドレイン領域12と接続されるコンタクトプラグ9とを備え、ピラー部1Aの上面1cの全面にコンタクトプラグ9が接続されていることを特徴とする半導体装置10。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関するものであり、特に3次元に立体化され、上下にソース/ドレイン拡散層を有するピラー(柱)形状のトランジスタにおいて、上部拡散層と上部拡散層に接続される導体との接触抵抗を低減した半導体装置およびその製造方法に関するものである。
従来、DRAM(Dynamic Random Access Memory)は一つのトランジスタと一つのキャパシタからなる必要最小限の要素でメモリセルを構成し、リソグラフィ技術の進歩に併せて高集積化を達成してきた。
しかしながら、従来から用いられてきたような半導体基板上に平面的にレイアウトされたトランジスタでは、さらなる集積度向上が困難となっている。そこで、この困難性を克服するため特許文献1には、縦方向に3次元化した構成を有するトランジスタが提案されている。
より具体的には、特許文献1に記載された縦方向に3次元化した構成を有するトランジスタは、シリコン半導体がピラー形状に形成され、最上部にドレイン(またはソース)拡散層、中央部にゲート電極で囲まれたチャネル領域、基板側にソース(またはドレイン)拡散層を有するMOSトランジスタが形成されている。
上記のような、ピラー形状のMOSトランジスタを用いた半導体装置である、DRAMのメモリセルを形成する従来の製造方法について、図16〜図21を参照して説明する。なお、図16〜図21は、いずれも(a)に平面図を、(b)は(a)図のA−A’断面を、(c)図は(a)図のB−B’断面を示している。
まず、シリコン基板101を約850℃で10分の条件で熱酸化して、図16に示すように、シリコン基板101の表面にシリコン酸化膜102を形成する。
次に、シリコン酸化膜102上に厚さ100nmのシリコン窒化膜を形成する。このシリコン窒化膜をリソグラフィ技術及びドライエッチング技術により加工して、図17(a)に示すような平面視楕円形状のハードマスク103を形成する。そして、このシリコン窒化膜からなるハードマスク103を用いて、このハードマスク103に被覆されていない領域のシリコン酸化膜102とシリコン基板101とをドライエッチングする。このようにして、図17(b)及び図17(c)に示すように、シリコン基板101の表面に複数の柱状のピラー101Aを形成する。
次に、図18に示すように、約1000℃で1分の熱酸化を行い、ピラー101Aの側壁101aを含むシリコン表面にゲート酸化膜104を形成する。次に、リンをin−situドープしたポリシリコン5をCVD法で基板の全面に堆積し、さらにドライエッチング法によりエッチバックしてピラー101Aの側壁101aに形成したゲート酸化膜104上にゲート電極105を形成する。ここで、図18(b)に示すように、A−A’断面において、ピラー101A,101A間は、ポリシリコン電極105が充填されている。これに対して、図18(c)に示すように、B−B’断面において、ピラー101A,101A間は、ポリシリコン電極105,105間に空隙が存在する。次に、例えばリンを約1×1015cm−2注入して、縦型MOSトランジスタの下部拡散層106を形成する。
次に、例えばプラズマCVD法を用いて層間酸化膜107を基板の全面に形成する。次に、図19に示すように、CMP法を用いて層間酸化膜107を研磨する。ここで、CMP法においては、シリコン窒化膜103をストッパーとし、研磨剤にはセリアを利用する。なお、図19(a)および図19(c)に示すように、CMP研磨後のピラー101A,101A間において、層間酸化膜107の未充填箇所には、ボイド108が生じる。
次に、図20に示すように、シリコン窒化膜103を熱燐酸で選択的に除去する。次に、ピラー101Aの上部101bに、例えばリンを約2.5×1015cm−2注入して、縦型MOSトランジスタの上部拡散層115を形成する。次に、図20に示すように、シリコン酸化膜102をドライエッチングにより除去してピラー101Aの上部101bに形成した上部拡散層115を露出させる。
次に、図21に示すように、層間酸化膜107の開口部から露出した上部拡散層115の開口部115aに接するように、この上部拡散層115上に金属材料を埋め込んで上部電極109を形成する。上部電極109の形成には、公知の方法を用いることができる。例えば、Tiをスパッタ法で形成し、その後、バリア膜となるTiNをCVD法で成長させる。その後、Wを全面に成長させた後、CMP法をもちいてWを研磨し、Wで埋め込まれた上部電極109を形成する。以上のような工程により、従来の縦型MOSトランジスタが形成される。
しかしながら、上述したような従来の工程では、上部電極109の形成工程において、層間酸化膜107を形成する際に生じるボイド108に金属材料が埋め込まれてしまう。したがって、このボイド108に埋め込まれた金属材料と隣接するゲート電極105とがショートするおそれがあるという問題があった。
そこで、上記ショートの問題を回避するために、ピラー形状のMOSトランジスタを用いて、DRAMのメモリセルを形成する従来の他の方法が開示されている。この他の方法について、さらに図22〜図24を参照して説明する。なお、図22〜図24については、いずれも(a)に平面図を、(b)は(a)図のA−A’断面を、(c)図は(a)図のB−B’断面を示している。
他の形成方法は、上述した形成方法において図19に示した工程後、基板の全面にシリコン窒化膜を形成する。その後、このシリコン窒化膜をドライエッチング法によりエッチバックすることにより、図22に示すように、窒化シリコンからなるサイドウォール151を形成する。ここで、ボイド108の内部は、シリコン窒化膜で充填されるので、その後の工程において金属材料が埋め込まれることを回避することができる。
次に、図23に示すように、基板の表面上に層間膜酸化膜152を形成する。次に、図24に示すように、公知のSAC(Self Align Contact)法で、コンタクトホールを形成した後、上部拡散層115の開口部115aに接するように上部電極109を埋め込む。このようにして上部電極109を形成すると、セルフアラインで電極を形成できる。しかしながら、サイドウォール151を形成することにより上部拡散層115の開口部115aの面積が小さくなってしまうため、上部電極109と上部拡散層115との接触面積が減少してしまう。したがって、接触抵抗が増大してしまうという問題があった。
ところで、特許文献2及び特許文献3には、ピラー形状の縦型MOSトランジスタを用いた読み取り専用集積回路(ROM)やDRAMのメモリセルの構成が開示されている。
特開2004−319808号公報
特開2005−303108号公報
特開2005−303109号公報
しかしながら、特許文献2及び特許文献3には、上述したようなピラー101A,101A間に生じるボイド108に起因するショートの問題や、上部電極109と上部拡散層115との接触抵抗が増大するという問題については、特に触れられていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、ソースドレイン領域とコンタクトプラグとの接触抵抗の増加が抑制された縦型MOSトランジスタを用いた半導体装置及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の半導体装置は、基部と前記基部に立設された複数のピラー部とを有するシリコン基板と、前記基部に設けられた一方のソースドレイン領域と、前記ピラー部の側面を覆うゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を介して前記ピラー部の側面を覆うゲート電極と、前記ピラー部の上部に設けられた他方のソースドレイン領域と、前記他方のソースドレイン領域と接続されるコンタクトプラグとを備えた半導体装置であって、前記ピラー部の上面の全面に前記コンタクトプラグが接続されていることを特徴とする。
すなわち、本発明の半導体装置は、基部と前記基部に立設された複数のピラー部とを有するシリコン基板と、前記基部に設けられた一方のソースドレイン領域と、前記ピラー部の側面を覆うゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜を介して前記ピラー部の側面を覆うゲート電極と、前記ピラー部の上部に設けられた他方のソースドレイン領域と、前記他方のソースドレイン領域と接続されるコンタクトプラグとを備えた半導体装置であって、前記ピラー部の上面の全面に前記コンタクトプラグが接続されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置によれば、ピラー部の上面の全面にコンタクトプラグが接続されて構成されている。これにより、ピラー部の上面とコンタクトプラグとの接触面積が大きく確保されているため、ソースドレイン領域とコンタクトプラグとの接触抵抗の増加を抑制することができる。
また、本発明の半導体装置は、前記ピラー部の上面の中心位置と前記コンタクトプラグの底面の中心位置とが一致していることが好ましい。
このような構成を有しているため、コンタクトプラグがピラー部の上面からはみだしてゲート電極とショートするおそれがない。これにより、電気的な信頼性が高い半導体装置を提供することができる。
このような構成を有しているため、コンタクトプラグがピラー部の上面からはみだしてゲート電極とショートするおそれがない。これにより、電気的な信頼性が高い半導体装置を提供することができる。
さらに、本発明の半導体装置は、前記ピラー部の間及び前記コンタクトプラグの間であって前記ピラー部よりも高い位置まで充填されて形成された一方の層間絶縁膜と、前記コンタクトプラグの間であって前記一方の層間絶縁膜上に形成された他方の層間絶縁膜とを有し、前記一方の層間絶縁膜と前記他方の層間絶縁膜とのエッチング選択比が異なることが好ましい。更にまた、本発明の半導体装置は、前記一方の層間絶縁膜は、空隙を有しており、前記空隙には、前記他方の層間絶縁膜が充填されていることが好ましい。
このように、一方の層間絶縁膜中の空隙には他方の層間絶縁膜が充填されているため、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避することができる。これにより、電気的な信頼性が高い半導体装置を提供することができる。
このように、一方の層間絶縁膜中の空隙には他方の層間絶縁膜が充填されているため、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避することができる。これにより、電気的な信頼性が高い半導体装置を提供することができる。
一方、本発明の半導体装置の製造方法は、先のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法であって、シリコン基板上に前記他方の層間絶縁膜と同じ材質からなるハードマスクを形成する工程と、前記ハードマスクを用いて前記シリコン基板に基部とピラー部とを形成する工程と、前記ピラー部の側面にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ピラー部の側面であって前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記シリコン基板の前記基部に一方のソースドレイン領域を形成する工程と、前記ピラー部の間及び前記ハードマスクの間に前記一方の層間絶縁膜を充填して平坦化処理する工程と、前記ハードマスク及び前記一方の層間絶縁膜の上に、前記他方の層間絶縁膜を形成する工程と、前記ハードマスクを除去してコンタクトホールを形成する工程と、前記ピラー部の上部に他方のソースドレイン領域を形成する工程と、前記コンタクトホールにコンタクトプラグを形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明の半導体装置の製造方法によれば、ピラー部を形成するためのハードマスクとピラー部の間及びハードマスクの間に充填する層間絶縁膜とをドライエッチングの選択比が異なる材質を用いて形成している。このため、ハードマスクのみエッチング除去することができ、コンタクトホールをピラー部に対してセルフアラインで形成することができる。これにより、コンタクトプラグとピラー部との位置決め精度が向上すると共に、コンタクトプラグとピラー部の上面との接触面積を大きく確保することができる。したがって、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避すると共に、コンタクトプラグとピラー部の上面との接触抵抗を低減することができる。
また、コンタクトプラグを形成する前に、一方の層間絶縁膜上に他方の層間絶縁膜を積層して形成するため、一方の層間絶縁膜中の空隙には他方の層間絶縁膜が充填される。したがって、コンタクトプラグの形成工程において一方の層間絶縁膜中の空隙にコンタクトプラグを構成する導電性物質が充填されることがない。これにより、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避することができ、電気的接続信頼性が高い半導体装置の製造方法を提供することができる。
以上説明したように、本発明の半導体装置によれば、接触抵抗の増加が抑制されたピラー形状の縦型MOSトランジスタを用いた半導体装置を提供することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法によれば、接触抵抗の増加が抑制されたピラー形状の縦型MOSトランジスタを用いた半導体装置の製造方法を提供することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法によれば、接触抵抗の増加が抑制されたピラー形状の縦型MOSトランジスタを用いた半導体装置の製造方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の適用した実施形態について詳細に説明する。また、以下の各実施形態に係る半導体装置の製造方法については、当該製造方法により製造される半導体装置とともに説明する。尚、以下の図は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の半導体装置の寸法関係とは異なる場合がある。
<第1実施形態>
図1は、本発明を適用した第1の実施形態である半導体装置を模式的に示す図である。また、図2〜図8は、本実施形態の半導体装置の製造方法の各工程を模式的に示す工程図である。なお、図1〜図8は、いずれも(a)に平面図を、(b)に(a)中に示すA−A’線に沿った断面図を、(c)に(a)中に示すB−B’線に沿った断面図をそれぞれ示している。
図1は、本発明を適用した第1の実施形態である半導体装置を模式的に示す図である。また、図2〜図8は、本実施形態の半導体装置の製造方法の各工程を模式的に示す工程図である。なお、図1〜図8は、いずれも(a)に平面図を、(b)に(a)中に示すA−A’線に沿った断面図を、(c)に(a)中に示すB−B’線に沿った断面図をそれぞれ示している。
先ず、本実施形態の半導体装置の構成について説明する。本実施形態の半導体装置は、柱状のボディ部を備えた縦型MOSトランジスタを有する半導体装置である。図1に示すように、半導体装置10は、基部1aと複数のピラー部(ボディ部)1Aとを有するシリコン基板1と、ピラー部1Aの側面1bを覆うゲート絶縁膜4と、このゲート絶縁膜4を介してピラー部1Aの側面1bを覆うゲート電極5と、基部1aに設けられた一方のソースドレイン領域6と、ピラー部1Aの上部に設けられた他方のソースドレイン領域12と、他方のソースドレイン領域12と接続されるコンタクトプラグ9とを備えている。
シリコン基板1は、平坦面からなる基部1aとこの基部1aに立設された複数のピラー部1Aとから構成されている。ピラー部1Aは、シリコンからなる柱状部であり、上面1cは、楕円形状となっている。また、この上面1cの高さは、ほぼ均一とされている。
なお、シリコン基板1は、基板上にシリコン層が形成されたものを用いてもよい。
なお、シリコン基板1は、基板上にシリコン層が形成されたものを用いてもよい。
ゲート絶縁膜4は、シリコン酸化膜から構成されており、ピラー部1Aの側面1bを覆うように設けられている。ゲート電極5は、リン等がドープされたポリシリコンから構成されており、上記のゲート絶縁膜4を介してピラー部1Aの側面1bを覆うように設けられている。
一方のソースドレイン領域6は、ドーパントがイオン注入された不純物拡散領域から構成されており、シリコン基板1の基部1aに設けられている。本実施形態の一方のソースドレイン領域6には、例えばリンが約1×1015cm−2の濃度となるように注入されている。
他方のソースドレイン領域12は、ドーパントがイオン注入された不純物拡散領域から構成されており、シリコン基板1のピラー部1Aの上部に設けられている。本実施形態の他方のソースドレイン領域12には、例えばリンが約2.5×1015cm−2の濃度となるように注入されている。
コンタクトプラグ9は、例えば、Ti,TiN,Wの三層から構成されており、ピラー部1Aの上面1cの全面に接続されて設けられている。また、コンタクトプラグ9は、他方のソースドレイン領域12と接続されている。ここで、コンタクトプラグ9の底面9aの中心位置とピラー部1Aの上面1cの中心位置とが一致している。一方、コンタクトプラグ9の上面9bは、上記底面9aよりもわずかに大きな楕円形状を有している。
図1に示すように、ピラー部1Aの間及びコンタクトプラグ9の間の領域には、一方の層間絶縁膜7が設けられている。この一方の層間絶縁膜7は、本実施形態ではシリコン窒化膜から構成されている。また、この一方の層間絶縁膜7は、ピラー部1Aの間に充填されており、ピラー部1Aよりも高い位置まで充填されて形成されている。
コンタクトプラグ9の間の領域であって、一方の層間絶縁膜7上には、他方の層間絶縁膜11が形成されている。この他方の層間絶縁膜11は、本実施形態ではシリコン酸化膜から構成されている。このように、本発明では、一方の層間絶縁膜7と他方の層間絶縁膜11は相互にエッチング選択比の異なる材質とされている。
図1(c)に示すように、一方の層間絶縁膜7中には、空隙(ボイド)8が存在する。この空隙8には、他方の層間絶縁膜11を構成するシリコン酸化膜が充填されている。このように、本実施形態では、空隙8には導電性物質が埋め込まれていない構成となっているため、ゲート電極5と空隙8との間でショートが生じるおそれがない。
次に、本実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。本実施形態の半導体装置10の製造方法は、シリコン基板上に前記他方の層間絶縁膜と同じ材質からなるハードマスクを形成する工程と、前記ハードマスクを用いて前記シリコン基板に基部とピラー部(柱状部)とを形成する工程と、前記ピラー部の側面にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ピラー部の側面であって前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、前記シリコン基板の前記基部に一方のソースドレイン領域を形成する工程と、前記ピラー部の間及び前記ハードマスクの間に前記一方の層間絶縁膜を充填して平坦化処理する工程と、前記ハードマスク及び前記一方の層間絶縁膜の上に、前記他方の層間絶縁膜を形成する工程と、前記ハードマスクを除去してコンタクトホールを形成する工程と、前記ピラー部の上部に他方のソースドレイン領域を形成する工程と、前記コンタクトホールにコンタクトプラグを形成する工程とから概略構成されている。以下、各工程について詳細に説明する。
(ハードマスク形成工程)
先ず、シリコン基板1上に前記他方の層間絶縁膜11と同じ材質からなるハードマスク3を形成する工程、いわゆるハードマスク形成工程について説明する。ハードマスク形成工程は、先ず、シリコン基板1の表面を熱酸化する。熱酸化は、約850℃で10分間行う。これにより、図2に示すように、シリコン基板1の表面にシリコン酸化膜2が形成される。
先ず、シリコン基板1上に前記他方の層間絶縁膜11と同じ材質からなるハードマスク3を形成する工程、いわゆるハードマスク形成工程について説明する。ハードマスク形成工程は、先ず、シリコン基板1の表面を熱酸化する。熱酸化は、約850℃で10分間行う。これにより、図2に示すように、シリコン基板1の表面にシリコン酸化膜2が形成される。
次に、CVD法等の公知の手法を用いてシリコン酸化膜2上にシリコン酸化膜を積層して形成する。このシリコン酸化膜は、たとえば100nm成長させる。
次に、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてこのシリコン酸化膜を楕円形状にパターニングする。以上のようにして、図3に示すような楕円形状のハードマスク3を形成する。なお、ハードマスク3と他方の層間絶縁膜11は、同じ材質、すなわちシリコン酸化膜から構成されている。
次に、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてこのシリコン酸化膜を楕円形状にパターニングする。以上のようにして、図3に示すような楕円形状のハードマスク3を形成する。なお、ハードマスク3と他方の層間絶縁膜11は、同じ材質、すなわちシリコン酸化膜から構成されている。
(ピラー部形成工程)
次に、前記ハードマスク3を用いて前記シリコン基板1に基部1aとピラー部(柱状部)1Aとを形成する工程、いわゆるピラー部形成工程について説明する。ピラー部形成工程は、図3に示すように、シリコン酸化膜からなるハードマスク3を用いて、シリコン基板1をドライエッチングする。このように、ハードマスク3に被覆されていない領域がエッチングにより除去されることにより、シリコン基板1の表面に凹凸が形成される。すなわち、ハードマスク3に被覆されている領域にピラー部1Aが形成され、ハードマスク3に被覆されていない領域に基部1aが形成される。以上のようにして、シリコン基板1に基部1aとピラー部1Aとを形成する。
次に、前記ハードマスク3を用いて前記シリコン基板1に基部1aとピラー部(柱状部)1Aとを形成する工程、いわゆるピラー部形成工程について説明する。ピラー部形成工程は、図3に示すように、シリコン酸化膜からなるハードマスク3を用いて、シリコン基板1をドライエッチングする。このように、ハードマスク3に被覆されていない領域がエッチングにより除去されることにより、シリコン基板1の表面に凹凸が形成される。すなわち、ハードマスク3に被覆されている領域にピラー部1Aが形成され、ハードマスク3に被覆されていない領域に基部1aが形成される。以上のようにして、シリコン基板1に基部1aとピラー部1Aとを形成する。
(ゲート絶縁膜形成工程)
次に、前記ピラー部1Aの側面1bにゲート絶縁膜4を形成する工程、すなわちゲート絶縁膜形成工程について説明する。ゲート絶縁膜形成工程は、ピラー部1Aの側面1b及び基部1aの表面を熱酸化する。熱酸化は、たとえば1000℃で1分間行う。このようにして、図4に示すように、ピラー部1Aの側面1b及び基部1aの表面にシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜4を形成する。
次に、前記ピラー部1Aの側面1bにゲート絶縁膜4を形成する工程、すなわちゲート絶縁膜形成工程について説明する。ゲート絶縁膜形成工程は、ピラー部1Aの側面1b及び基部1aの表面を熱酸化する。熱酸化は、たとえば1000℃で1分間行う。このようにして、図4に示すように、ピラー部1Aの側面1b及び基部1aの表面にシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜4を形成する。
(ゲート電極形成工程)
次に、前記ピラー部1Aの側面1bであって前記ゲート絶縁膜4上にゲート電極5を形成する工程、すなわち、ゲート電極形成工程について説明する。ゲート電極形成工程は、先ず、CVD法等の公知の手法を用いて、リンをin−situドープしたポリシリコンを基板表面の全面に積層して形成する。次に、ピラー部1Aの側面1b以外に積層されたポリシリコンをエッチバック処理により除去する。以上のようにして、図4に示すように、ピラー部1Aの側面1bであってゲート絶縁膜4上に、ポリシリコンからなるゲート電極5を形成する。
次に、前記ピラー部1Aの側面1bであって前記ゲート絶縁膜4上にゲート電極5を形成する工程、すなわち、ゲート電極形成工程について説明する。ゲート電極形成工程は、先ず、CVD法等の公知の手法を用いて、リンをin−situドープしたポリシリコンを基板表面の全面に積層して形成する。次に、ピラー部1Aの側面1b以外に積層されたポリシリコンをエッチバック処理により除去する。以上のようにして、図4に示すように、ピラー部1Aの側面1bであってゲート絶縁膜4上に、ポリシリコンからなるゲート電極5を形成する。
(ソースドレイン領域形成工程)
次に、前記シリコン基板1の前記基部1bに一方のソースドレイン領域6を形成する工程、すなわち、ソースドレイン領域形成工程について説明する。ソースドレイン領域形成工程は、シリコン基板1の基部1bであって縦型MOSトランジスタの下部拡散層となる領域にイオン注入を行う。イオン注入は、例えば、リンを約1×1015cm−2の濃度となるように注入する。このようにして、図4に示すように、一方のソースドレイン領域6を形成する。
次に、前記シリコン基板1の前記基部1bに一方のソースドレイン領域6を形成する工程、すなわち、ソースドレイン領域形成工程について説明する。ソースドレイン領域形成工程は、シリコン基板1の基部1bであって縦型MOSトランジスタの下部拡散層となる領域にイオン注入を行う。イオン注入は、例えば、リンを約1×1015cm−2の濃度となるように注入する。このようにして、図4に示すように、一方のソースドレイン領域6を形成する。
(一方の層間絶縁膜形成工程)
次に、前記ピラー部1Aの間及び前記ハードマスク3の間に前記一方の層間絶縁膜7を充填して平坦化処理する工程、いわゆる一方の層間絶縁膜形成工程について説明する。一方の層間絶縁膜形成工程は、先ず、CVD法等の公知の手法を用いてピラー部1Aの間及びハードマスク3の間にシリコン窒化膜を充填し、さらにハードマスク3の上面よりも高くなるまで堆積する。この際、ピラー部1A間が離れている領域は、シリコン窒化膜の充填が不十分な箇所が生じ、図5(c)に示すような空隙(ボイド)8が形成される場合がある。
次に、前記ピラー部1Aの間及び前記ハードマスク3の間に前記一方の層間絶縁膜7を充填して平坦化処理する工程、いわゆる一方の層間絶縁膜形成工程について説明する。一方の層間絶縁膜形成工程は、先ず、CVD法等の公知の手法を用いてピラー部1Aの間及びハードマスク3の間にシリコン窒化膜を充填し、さらにハードマスク3の上面よりも高くなるまで堆積する。この際、ピラー部1A間が離れている領域は、シリコン窒化膜の充填が不十分な箇所が生じ、図5(c)に示すような空隙(ボイド)8が形成される場合がある。
次に、CMP研磨方法等の公知の手法を用いて平坦化処理を行う。CMP研磨は、例えば、研磨剤としてシリカを用いて行う。以上のようにして、図4に示されるようなハードマスク3と同じ高さに平坦化処理されたシリコン窒化膜からなる一方の層間絶縁膜7を形成する。
(他方の層間絶縁膜形成工程)
次に、前記ハードマスク3及び前記一方の層間絶縁膜7の上に、前記他方の層間絶縁膜11を形成する工程、すなわち、他方の層間絶縁膜形成工程について説明する。他方の層間絶縁膜形成工程は、CVD法等の公知の手法を用いて、平坦化処理されたハードマスク3及び一方の層間絶縁膜7の上にシリコン酸化膜を堆積して形成する。なお、シリコン酸化膜を堆積する際に、前述した空隙8の内部にもシリコン酸化膜が充填される。このようにして、図6に示されるようなシリコン酸化膜からなる他方の層間絶縁膜11を形成する。
次に、前記ハードマスク3及び前記一方の層間絶縁膜7の上に、前記他方の層間絶縁膜11を形成する工程、すなわち、他方の層間絶縁膜形成工程について説明する。他方の層間絶縁膜形成工程は、CVD法等の公知の手法を用いて、平坦化処理されたハードマスク3及び一方の層間絶縁膜7の上にシリコン酸化膜を堆積して形成する。なお、シリコン酸化膜を堆積する際に、前述した空隙8の内部にもシリコン酸化膜が充填される。このようにして、図6に示されるようなシリコン酸化膜からなる他方の層間絶縁膜11を形成する。
(コンタクトホール形成工程)
次に、前記ハードマスク3を除去してコンタクトホールを形成する工程、すなわちコンタクトホール形成工程について説明する。このコンタクトホール形成工程は、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてシリコン酸化膜からなる他方の層間絶縁膜11をパターニングして行う。ここで、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜のエッチングレートが高い条件でドライエッチングを行うことにより、シリコン酸化膜を選択的に除去することができる。これにより、シリコン窒化膜からなる一方の層間絶縁膜7がストッパーとなり、シリコン酸化膜からなるハードマスク3のみを選択的に除去されてコンタクトホールを形成することができる。このように、コンタクトホールは、自己整合的(セルフアライン)にピラー部1Aの上面1cの全面に形成される。
次に、前記ハードマスク3を除去してコンタクトホールを形成する工程、すなわちコンタクトホール形成工程について説明する。このコンタクトホール形成工程は、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてシリコン酸化膜からなる他方の層間絶縁膜11をパターニングして行う。ここで、シリコン窒化膜に対してシリコン酸化膜のエッチングレートが高い条件でドライエッチングを行うことにより、シリコン酸化膜を選択的に除去することができる。これにより、シリコン窒化膜からなる一方の層間絶縁膜7がストッパーとなり、シリコン酸化膜からなるハードマスク3のみを選択的に除去されてコンタクトホールを形成することができる。このように、コンタクトホールは、自己整合的(セルフアライン)にピラー部1Aの上面1cの全面に形成される。
(ソースドレイン領域形成工程)
次に、前記ピラー部1Aの上部に他方のソースドレイン領域12を形成する工程、すなわち、ソースドレイン領域形成工程について説明する。このソースドレイン領域形成工程は、ピラー部1Aの上部であって縦型MOSトランジスタの上部拡散層となる領域、すなわち、コンタクトホールから露出しているピラー部1Aの上部にイオン注入を行う。イオン注入は、例えば、リンを約2.5×1015cm−2の濃度となるように注入する。このようにして、図7に示すように、他方のソースドレイン領域12を形成する。
次に、前記ピラー部1Aの上部に他方のソースドレイン領域12を形成する工程、すなわち、ソースドレイン領域形成工程について説明する。このソースドレイン領域形成工程は、ピラー部1Aの上部であって縦型MOSトランジスタの上部拡散層となる領域、すなわち、コンタクトホールから露出しているピラー部1Aの上部にイオン注入を行う。イオン注入は、例えば、リンを約2.5×1015cm−2の濃度となるように注入する。このようにして、図7に示すように、他方のソースドレイン領域12を形成する。
(コンタクトプラグ形成工程)
最後に、前記コンタクトホールにコンタクトプラグを形成する工程、すなわちコンタクトプラグ形成工程について説明する。このコンタクトプラグ形成工程は、公知の方法で、他方のソースドレイン領域12と接するようにコンタクトプラグ9を形成する。コンタクトプラグ9の形成は、例えば、Tiをコンタクトホールの内壁にスパッタリングし、その後、CVD法を用いてTiNを成長させる。その後、Wを成長してプラグ部分をWで埋めた後、CMPによりWを研磨して平坦化する。以上のようにして、図7に示されるような本実施形態の半導体装置10を製造する。
最後に、前記コンタクトホールにコンタクトプラグを形成する工程、すなわちコンタクトプラグ形成工程について説明する。このコンタクトプラグ形成工程は、公知の方法で、他方のソースドレイン領域12と接するようにコンタクトプラグ9を形成する。コンタクトプラグ9の形成は、例えば、Tiをコンタクトホールの内壁にスパッタリングし、その後、CVD法を用いてTiNを成長させる。その後、Wを成長してプラグ部分をWで埋めた後、CMPによりWを研磨して平坦化する。以上のようにして、図7に示されるような本実施形態の半導体装置10を製造する。
さらに、図8に示すように、半導体装置10は、相変化材料13を埋め込んで形成し、さらに、その上方にビット線配線14を形成後に保護膜15を形成することにより、相変化メモリとして利用することができる。
以上説明したように、本実施形態の半導体装置10によれば、ピラー部1Aの上面1cの全面にコンタクトプラグ9が接続されて構成されている。これにより、ピラー部1Aの上面1cとコンタクトプラグ9との接触面積が大きく確保されているため、ソースドレイン領域12とコンタクトプラグ9との接触抵抗の増加を抑制することができる。
また、ピラー部1Aの上面1cの中心位置とコンタクトプラグ9の底面9aの中心位置とが一致している構成であるため、コンタクトプラグ9がピラー部1Aの上面からはみだしてゲート電極5とショートするおそれがない。これにより、電気的な信頼性が高い半導体装置10を提供することができる。
さらに、一方の層間絶縁膜7中の空隙8には他方の層間絶縁膜11を構成するシリコン酸化膜が充填されている。このため、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避することができる。これにより、電気的な信頼性が高い半導体装置10を提供することができる。
一方、本実施形態の半導体装置10の製造方法によれば、ピラー部1Aを形成するためのハードマスク3とピラー部1Aの間及びハードマスク3の間に充填する層間絶縁膜7とをドライエッチングの選択比が異なる材質を用いて形成している。このため、ハードマスク3のみを選択的にエッチング除去することができ、コンタクトホールをピラー部1Aに対してセルフアラインで形成することができる。これにより、コンタクトプラグ9とピラー部1Aとの位置決め精度が向上することができると共に、コンタクトプラグ9とピラー部1Aの上面1cとの接触面積を大きく確保することができる。したがって、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避すると共に、コンタクトプラグ9とピラー部1Aの上面1cとの接触抵抗を低減することができる。
また、コンタクトプラグ9を形成する前に、一方の層間絶縁膜9上に他方の層間絶縁膜11を積層して形成するため、一方の層間絶縁膜9中の空隙8には他方の層間絶縁膜11を構成するシリコン酸化膜が充填される。したがって、コンタクトプラグ9の形成工程において一方の層間絶縁膜7中の空隙8にコンタクトプラグ9を構成する導電性物質が充填されることがない。これにより、トランジスタもしくはダイオード間のショートを回避することができ、電気的接続信頼性が高い半導体装置10の製造することができる。
<第2の実施形態>
図9は、本発明を適用した第2の実施形態である半導体装置を模式的に示す図である。また、図10〜図15は、本実施形態の半導体装置の製造方法を模式的に示す工程図である。なお、図9〜図15は、いずれも(a)に平面図を、(b)に(a)中に示すA−A’線に沿った断面図を、(c)に(a)中に示すB−B’線に沿った断面図をそれぞれ示している。先ず、本実施形態の半導体装置の構成について説明する。
図9は、本発明を適用した第2の実施形態である半導体装置を模式的に示す図である。また、図10〜図15は、本実施形態の半導体装置の製造方法を模式的に示す工程図である。なお、図9〜図15は、いずれも(a)に平面図を、(b)に(a)中に示すA−A’線に沿った断面図を、(c)に(a)中に示すB−B’線に沿った断面図をそれぞれ示している。先ず、本実施形態の半導体装置の構成について説明する。
図9に示すように、本実施形態の半導体装置20は、一方の層間絶縁膜17及び他方の層間絶縁膜18の構成が、前述の第1の実施形態の一方の層間絶縁膜9及び他方の層間絶縁膜11の構成と異なるものであり、その他の構成については第1の実施形態と同一である。したがって、本実施形態の半導体装置20については、第1の実施形態の半導体装置10と同一の構成部分については同じ符号を付すると共に説明を省略する。
図9に示すように、ピラー部1Aの間及びコンタクトプラグ9の間の領域には、一方の層間絶縁膜17が設けられている。この一方の層間絶縁膜17は、本実施形態ではシリコン酸化膜から構成されている。一方、コンタクトプラグ9の間の領域であって、一方の層間絶縁膜7上には、他方の層間絶縁膜18が形成されている。この他方の層間絶縁膜18は、本実施形態ではシリコン窒化膜から構成されている。
このように、本実施形態の半導体装置20では、第1の実施形態の半導体装置10の一方の層間絶縁膜7と他方の層間絶縁膜11との材質を入れ替えて構成されている。また、第1の実施形態の半導体装置10と同様に、一方の層間絶縁膜17と他方の層間絶縁膜18とはエッチング選択比が異なる材質によって構成されている。
図9(c)に示すように、一方の層間絶縁膜17中には、空隙(ボイド)8が存在する。この空隙8には、他方の層間絶縁膜18を構成するシリコン窒化膜が充填されている。このように、本実施形態においても第1の実施形態の半導体装置10と同様に、空隙8には導電性物質が埋め込まれていない構成となっているため、ゲート電極5と空隙8との間でショートが生じるおそれがない。
次に、第2の実施形態である半導体装置20の製造方法について説明する。なお、本実施形態の半導体装置20の製造方法については、第1の実施形態の半導体装置10の製造方法と同一の工程については同じ符号を付すると共に説明を省略する。
先ず、シリコン基板1の表面を熱酸化して、図10に示すように、シリコン基板1の表面にシリコン酸化膜2を形成する。
次に、CVD法等の公知の手法を用いてシリコン酸化膜2上にシリコン窒化膜をたとえば100nm積層して形成する。
次に、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてこのシリコン窒化膜を楕円形状にパターニングする。以上のようにして、図11に示すような楕円形状のハードマスク16を形成する。なお、ハードマスク16と他方の層間絶縁膜18は、同じ材質、すなわち本実施形態においてはシリコン窒化膜から構成されている。
次に、CVD法等の公知の手法を用いてシリコン酸化膜2上にシリコン窒化膜をたとえば100nm積層して形成する。
次に、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてこのシリコン窒化膜を楕円形状にパターニングする。以上のようにして、図11に示すような楕円形状のハードマスク16を形成する。なお、ハードマスク16と他方の層間絶縁膜18は、同じ材質、すなわち本実施形態においてはシリコン窒化膜から構成されている。
次に、図11に示すように、シリコン窒化膜からなるハードマスク16を用いて、シリコン基板1をドライエッチングする。このようにして、シリコン基板1に基部1aとピラー部1Aとを形成する。
次に、ピラー部1Aの側面1b及び基部1aの表面を熱酸化して、図12に示すように、ピラー部1Aの側面1b及び基部1aの表面にシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜4を形成する。
次に、CVD法等の公知の手法を用いて、リンをin−situドープしたポリシリコンを基板表面の全面に積層して形成し、その後、ピラー部1Aの側面1b以外に積層されたポリシリコンをエッチバック処理により除去することによってゲート電極5を形成する。
次に、図12に示すように、シリコン基板1の基部1bに一方のソースドレイン領域6を形成する。
次に、CVD法等の公知の手法を用いて、リンをin−situドープしたポリシリコンを基板表面の全面に積層して形成し、その後、ピラー部1Aの側面1b以外に積層されたポリシリコンをエッチバック処理により除去することによってゲート電極5を形成する。
次に、図12に示すように、シリコン基板1の基部1bに一方のソースドレイン領域6を形成する。
(一方の層間絶縁膜形成工程)
次に、本実施形態の一方の層間絶縁膜形成工程は、先ず、プラズマ励起CVD法(PECVD)等の公知の手法を用いてピラー部1Aの間及びハードマスク3の間にシリコン酸化膜を充填し、さらにハードマスク16の上面よりも高くなるまで堆積する。
次に、CMP研磨方法等の公知の手法を用いて平坦化処理を行う。CMP研磨は、例えば、研磨剤としてセリアを用いて行う。以上のようにして、図13に示されるようなハードマスク16と同じ高さに平坦化処理されたシリコン酸化膜からなる一方の層間絶縁膜17を形成する。
次に、本実施形態の一方の層間絶縁膜形成工程は、先ず、プラズマ励起CVD法(PECVD)等の公知の手法を用いてピラー部1Aの間及びハードマスク3の間にシリコン酸化膜を充填し、さらにハードマスク16の上面よりも高くなるまで堆積する。
次に、CMP研磨方法等の公知の手法を用いて平坦化処理を行う。CMP研磨は、例えば、研磨剤としてセリアを用いて行う。以上のようにして、図13に示されるようなハードマスク16と同じ高さに平坦化処理されたシリコン酸化膜からなる一方の層間絶縁膜17を形成する。
(他方の層間絶縁膜形成工程)
次に、本実施形態の他方の層間絶縁膜形成工程は、CVD法等の公知の手法を用いて、平坦化処理されたハードマスク16及び一方の層間絶縁膜17の上にシリコン窒化膜を堆積して形成する。なお、シリコン窒化膜を堆積する際には、空隙8の内部にもシリコン窒化膜が充填される。このようにして、図14に示されるようなシリコン窒化膜からなる他方の層間絶縁膜18を形成する。
次に、本実施形態の他方の層間絶縁膜形成工程は、CVD法等の公知の手法を用いて、平坦化処理されたハードマスク16及び一方の層間絶縁膜17の上にシリコン窒化膜を堆積して形成する。なお、シリコン窒化膜を堆積する際には、空隙8の内部にもシリコン窒化膜が充填される。このようにして、図14に示されるようなシリコン窒化膜からなる他方の層間絶縁膜18を形成する。
(コンタクトホール形成工程)
次に、本実施形態のコンタクトホール形成工程は、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてシリコン窒化膜からなる他方の層間絶縁膜18をパターニングして行う。ここで、シリコン酸化膜に対してシリコン窒化膜のエッチングレートが高い条件でドライエッチングを行うことにより、シリコン窒化膜を選択的に除去することができる。これにより、シリコン酸化膜からなる一方の層間絶縁膜17がストッパーとなり、シリコン窒化膜からなるハードマスク16が選択的に除去されてコンタクトホールを形成することができる。このように、本実施形態においても第1の実施形態と同様に、コンタクトホールが自己整合的(セルフアライン)にピラー部1Aの上面1cの全面に形成される。
次に、本実施形態のコンタクトホール形成工程は、公知のリソグラフィ法及びドライエッチング法を用いてシリコン窒化膜からなる他方の層間絶縁膜18をパターニングして行う。ここで、シリコン酸化膜に対してシリコン窒化膜のエッチングレートが高い条件でドライエッチングを行うことにより、シリコン窒化膜を選択的に除去することができる。これにより、シリコン酸化膜からなる一方の層間絶縁膜17がストッパーとなり、シリコン窒化膜からなるハードマスク16が選択的に除去されてコンタクトホールを形成することができる。このように、本実施形態においても第1の実施形態と同様に、コンタクトホールが自己整合的(セルフアライン)にピラー部1Aの上面1cの全面に形成される。
以降の工程は、第1の実施形態と同様にして、ソースドレイン領域12及びコンタクトプラグ9を形成して、図15に示すような本実施形態の半導体装置20を製造する。
以上説明したように、本実施形態の半導体装置20は、前述した第1実施形態の半導体装置10と同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態の半導体装置20は、前述した第1実施形態の半導体装置10と同様の効果を得ることができる。
本発明の半導体及び半導体装置の製造方法は、縦型ダイオードの構造及び製造方法においても適用することが可能である。より一般には、ピラー部にコンタクトホールを形成する際に利用することができる。
1…シリコン基板、1A…ピラー部、1a…基部、1b…ピラー部の側面、1c…ピラー部の上面、3,16…ハードマスク、4…ゲート絶縁膜、5…ゲート電極、6…一方のソースドレイン領域、7,17…一方の層間絶縁膜、8…空隙、9…コンタクトプラグ、9a…コンタクトプラグの底面、10,20…半導体装置、11,18…他方の層間絶縁膜、12…他方のソースドレイン領域
Claims (5)
- 基部と前記基部に立設された複数のピラー部とを有するシリコン基板と、
前記基部に設けられた一方のソースドレイン領域と、
前記ピラー部の側面を覆うゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜を介して前記ピラー部の側面を覆うゲート電極と、
前記ピラー部の上部に設けられた他方のソースドレイン領域と、
前記他方のソースドレイン領域と接続されるコンタクトプラグとを備えた半導体装置であって、
前記ピラー部の上面の全面に前記コンタクトプラグが接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 前記ピラー部の上面の中心位置と前記コンタクトプラグの底面の中心位置とが一致していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記ピラー部の間及び前記コンタクトプラグの間であって前記ピラー部よりも高い位置まで充填されて形成された一方の層間絶縁膜と、前記コンタクトプラグの間であって前記一方の層間絶縁膜上に形成された他方の層間絶縁膜とを有し、
前記一方の層間絶縁膜と前記他方の層間絶縁膜とのエッチング選択比が異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。 - 前記一方の層間絶縁膜は、空隙を有しており、
前記空隙には、前記他方の層間絶縁膜が充填されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法であって、
シリコン基板上に前記他方の層間絶縁膜と同じ材質からなるハードマスクを形成する工程と、
前記ハードマスクを用いて前記シリコン基板に基部とピラー部とを形成する工程と、
前記ピラー部の側面にゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ピラー部の側面であって前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成する工程と、
前記シリコン基板の前記基部に一方のソースドレイン領域を形成する工程と、
前記ピラー部の間及び前記ハードマスクの間に前記一方の層間絶縁膜を充填して平坦化処理する工程と、
前記ハードマスク及び前記一方の層間絶縁膜の上に、前記他方の層間絶縁膜を形成する工程と、
前記ハードマスクを除去してコンタクトホールを形成する工程と、
前記ピラー部の上部に他方のソースドレイン領域を形成する工程と、
前記コンタクトホールにコンタクトプラグを形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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