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JP2009240384A - ミシン - Google Patents

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JP2009240384A JP2008087813A JP2008087813A JP2009240384A JP 2009240384 A JP2009240384 A JP 2009240384A JP 2008087813 A JP2008087813 A JP 2008087813A JP 2008087813 A JP2008087813 A JP 2008087813A JP 2009240384 A JP2009240384 A JP 2009240384A
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Masami Okamura
正美 岡村
Toshiaki Kasuga
俊明 春日
Koichi Kondo
耕一 近藤
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Juki Corp
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Abstract

【課題】入力操作が容易なミシンを提供する。
【解決手段】ミシン1は、縫い針8aを支持して上下動する針棒8と、被縫製物を保持して移動可能な布移動機構10と、針落ち位置の運針経路Lを表示すると共に針落ち位置の運針経路L上の形状点Kを入力可能な操作パネル20と、形状点Kの入力に追従して布移動機構10の布保持枠12を移動させるCPU101と、縫製データを記憶するEEPROM104と、運針経路L上の形状点Kを入力可能な外部コントローラ25と、外部コントローラ25を着脱可能に接続するUSBポート23及びUSB端子25aと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、あらかじめ設けられた移動パターンに基づいて被縫製物を移動させて縫いを行うミシンに関する。
近年ミシンの電子化が進んでおり、ミシンの各部を電子制御する制御装置を備えたミシンが知られている。また、かような制御装置を備えたミシンにおいては、ミシンの各種情報を表示すると共にミシンに対する各種入力操作を行うための操作パネルを備えるミシンが知られている(例えば特許文献1)。操作パネルはミシンの各種情報を表示する表示部と、ミシンに対する各種入力操作を行うための操作部とが一体となって設けられており、操作部は表示部に重ねて設けられたタッチパネルであったり、表示部の近傍に設けられたボタンであったりする。また、操作パネルはその形態として、ミシンの所定位置に固定して設けられた固定式と、ミシンに対して着脱可能に設けられた分離式とがある。
また、制御装置及び操作パネルを備えたミシンのひとつとして、縫い針を保持して上下動する針棒と、被縫製物を保持して当該針棒に対して任意に被縫製物を移動させる布移動機構とを備え、針棒を上下動させると共にあらかじめ設けられた針落ち位置の運針経路を含む縫製データに基づいて布移動機構を移動させて縫いを行う所謂電子サイクルミシンが知られている。また、かような電子サイクルミシンにおいて、操作パネルから針落ち位置の運針経路を入力可能なミシンが知られている(例えば特許文献2)。操作パネルから針落ち位置の運針経路を入力すると、布移動機構は布移動機構に保持された被縫製物に対する針落ち位置が当該入力の針落ち位置となる位置へと逐次移動し、オペレータは布移動機構の位置を確認しながら針落ち位置の運針経路を作成する。
特開2003−117273号公報 特開2006−075505号公報
しかしながら、従来のミシンでは、操作パネルから針落ち位置の運針経路を入力することが困難となる場合があった。
例えば、被縫製物を縫製可能なミシンの布移動機構が水平方向の設置面積及びその移動可能範囲が大きなものとなると、布移動機構の保持枠に被縫製物を保持させる作業の都合上、ミシンフレームは布移動機構を挟んでオペレータから離れた位置となる。このようなミシンで固定式の操作パネルを用いて運針経路を作成する場合、針棒を支持するミシンフレームのアーム部に操作パネルが設けられていると、オペレータは布移動機構の保持枠の上方で手を伸ばして操作パネルへの入力を行わなければならず、入力操作がしづらいといった問題点があった。また、ミシンフレームの土台部から立設されてアーム部を支持する立胴部に操作パネルが設けられていると、操作パネルに対する入力操作を行うオペレータの立ち位置から布移動機構の移動前後の位置確認を行いづらかった。つまり、操作パネルに対する運針経路の入力操作と当該運針経路による布移動機構の位置遷移との照らし合わせが困難であるといった問題点があった。
また、分離式の操作パネルを備えたミシンの場合、操作パネルに表示部と操作部とが一体となって設けられているので操作パネルの重量が重くなるため、オペレータによる操作パネルの取り回しが不便となる。また、針落ち位置の運針経路を作成する場合には、その運針経路によっては入力操作における操作回数が多く、長時間を要する場合があり、そのような場合には操作パネルの重量によってオペレータが疲労してしまい、運針経路の作成が困難となるといった問題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、入力操作が容易なミシンを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、縫い針を支持して上下動する針棒と、前記針棒の下方で被縫製物を保持して任意の位置に移動可能な布移動機構と、前記布移動機構に保持された被縫製物に対する針落ち位置の運針経路を表示する針落ち位置表示エリアと当該運針経路上の各位置を指定するための複数の操作キーを表示する操作キー表示エリアとを表示可能な表示部と、当該表示部の前面に設けられて透過性を有し、前記操作キーの表示内容に応じて行われた接触操作を検出するタッチパネルスイッチとを有する操作パネルと、前記運針経路上の各位置の入力に追従して前記布移動機構を移動させる追従制御部と、前記運針経路を含む縫製データを記憶する記憶手段と、を備え、前記針棒の上下動と前記運針経路に応じた前記布移動機構の移動とによって縫目を形成するミシンにおいて、複数の操作ボタンを有し、当該複数の操作ボタンによって前記表示部内の任意の位置を指定入力可能な外部コントローラと、前記外部コントローラを着脱可能に接続する接続手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、前記各操作キーによる各操作を前記外部コントローラの各操作ボタンに割り振る割り振り手段を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載のミシンにおいて、前記割り振り手段によって前記操作パネルの入力内容を前記操作ボタンに割り振られた前記外部コントローラが接続された場合に、自動的に前記操作キー表示エリアを非表示として当該前記操作キー表示エリアまで前記針落ち位置表示エリアを拡大表示するように前記表示部の表示制御を行う第1の表示切替手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のミシンにおいて、前記運針経路上の各位置の入力を前記操作パネル又は前記外部コントローラのいずれか一方から行うよう選択する選択手段と、前記選択手段によって前記外部コントローラから前記運針経路上の各位置の入力を行うよう選択された場合に、前記操作キー表示エリアを非表示として当該前記操作キー表示エリアまで前記針落ち位置表示エリアを拡大表示するように前記表示部の表示制御を行う第2の表示切替手段と、を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載のミシンにおいて、前記操作パネルの針落ち位置の表示エリア内における近接又は接触操作が行われた位置を前記運針経路上の各位置として入力を受け付ける処理を行う直接入力処理部を備え、前記追従制御部は、前記直接入力処理部による入力を受け付ける処理の後に行われる確定の入力を待ってから前記布移動機構を移動させ、前記直接入力制御部は、前記外部コントローラの接続時には、前記操作パネルの針落ち位置の表示エリア内に前記外部コントローラの操作ボタンにより移動操作可能な位置指定用カーソルを表示して前記運針経路上の各位置としての入力を受け付けることを特徴とする。
なお、「外部コントローラによる入力時」は、外部コントローラの接続時としても良いし、請求項3記載の発明と共に請求項4記載の発明を実施する場合には、選択手段による外部コントローラの選択時でも良い。
請求項1記載の発明によれば、外部コントローラによって表示部内の任意の位置を入力可能なので、オペレータは外部コントローラによって運針経路上の各位置の入力を行えばよく、操作パネルに対して入力操作を行える立ち位置にいる必要がなくなる。従って、オペレータは外部コントローラに対する入力操作を行いつつ布移動機構の位置を確認する作業が容易となる。従って、特に大きな被縫製物を対象と摺る布移動機構を備えるミシンであっても、固定式の操作パネルに対する運針経路の入力操作と当該運針経路による布移動機構の位置遷移との照らし合わせが困難であるといった従来のミシンの問題点を解消でき、入力操作の操作性が大幅に向上する。
また、外部コントローラを取り回しが容易で軽量なものとすることによって、従来のミシンにおいて分離式の操作パネルを用いて入力操作を行っていた場合に操作パネルが重く取り回しが不便であったり、操作パネルの重量によってオペレータが疲労して運針経路の入力が困難となることがあった問題点を解消でき、入力操作の操作性がより一層向上する。
請求項2記載の発明によれば、割り振り手段によって操作パネルの各操作キーと外部コントローラの各ボタンとの対応付けが可能となる。つまり、外部コントローラの各ボタンの操作によって操作パネルの各キーの操作と同様の操作が行える。これによって、オペレータは操作パネルの操作内容を外部コントローラに当てはめて入力操作を行えるようになる。よって、オペレータは操作パネルの各キーによる入力操作方法と外部コントローラによる入力操作方法とを個別に習得する必要がなく、操作パネルによる入力操作から外部コントローラによる入力操作への移行を図る際に当該移行作業が非常に容易となり、入力操作の操作性がより一層向上する。
また、ボタンの配列や入力方法が異なる外部コントローラでも割り振り手段による操作パネルの各キーとの対応付けによって入力操作が行えるので、オペレータにとってより操作性の良い外部コントローラを用いて入力操作を行うことができ、入力操作の操作性がより一層向上する。
請求項3記載の発明によれば、第1の表示切替手段は、割り振り手段によって操作パネルの入力内容を操作ボタンに割り振られた外部コントローラが接続された場合に、自動的に操作キー表示エリアを非表示として当該操作キー表示エリアまで針落ち位置表示エリアを拡大表示するように表示部の表示制御を行う。つまり、過去に割り振り手段によって操作パネルの各操作キーと外部コントローラの各ボタンとの対応付けがなされ、当該対応付けの内容がミシンの記憶装置あるいはミシンに接続された記憶媒体等に記憶されていた場合に、第1の表示手段は操作キー表示エリアを非表示として当該操作キー表示エリアまで針落ち位置表示エリアを拡大表示するように表示部の表示制御を行う。
操作パネルがタッチパネル方式の場合は、針落ち位置表示エリアと操作キー表示エリアとの両方を表示する必要が生じるために針落ち位置表示エリアの表示領域を十分に確保できず狭くなることがあるが、請求項3の発明は、上述のように操作キー表示エリアを非表示として当該操作キー表示エリアまで針落ち位置表示エリアを拡大表示するので、表示部の大部分を針落ち位置表示エリアとして用いることが可能となり、針落ち位置表示エリアを広くすることができる。よって、運針経路の入力操作がより行いやすくなり、入力操作の操作性がより一層向上する。
請求項4記載の発明によれば、選択手段によって操作パネル又は外部コントローラのいずれか一方から運針経路上の各位置の入力を行うよう選択可能となる。従って、オペレータは作業環境等の諸条件によって操作パネル又は外部コントローラのいずれか一方のうちより入力しやすい方を用いて運針経路上の各位置の入力を行うことが可能となり、入力操作の操作性がより一層向上する。
また、選択手段によって外部コントローラから運針経路上の各位置の入力を行うよう選択された場合には、第2の表示切替手段が操作キー表示エリアを非表示として当該操作キー表示エリアまで針落ち位置表示エリアを拡大表示するように表示部の表示制御を行う。
これによって、上述の請求項3記載の発明の効果と同様に、表示部の大部分を針落ち位置表示エリアとして用いることが可能となり、針落ち位置表示エリアを広くすることができる。よって、運針経路の入力操作がより行いやすくなり、入力操作の操作性がより一層向上する。
請求項5記載の発明によれば、直接入力処理部は操作パネルの針落ち位置の表示エリア内における接触操作が行われた位置を運針経路上の各位置として入力を受け付ける処理を行う。つまり、直接入力処理部に対する入力操作において、運針経路上の各位置は操作パネルに対する接触操作位置によって決定する。また、追従制御部は、直接入力処理部による入力に対して確定の入力を待ってから布移動機構を移動させる。つまり、確定の入力が行われるまでは追従制御部は動作せず、布移動機構も追従移動しない。
請求項5の発明では、外部コントローラの接続時には、操作パネルの針落ち位置の表示エリア内に外部コントローラの操作ボタンにより移動操作可能な位置指定用カーソルを表示して運針経路上の各位置としての入力を受け付ける。つまり、オペレータは外部コントローラによる入力操作時には位置指定用カーソルを移動操作して運針経路上の各位置の入力操作を行う。従って、位置指定用カーソルの位置が操作パネルに対する接触操作位置と同様に機能し、その後の確定の入力によって追従制御部が動作する。これによって、操作パネルに対する接触操作位置による各位置の入力操作を外部コントローラによる操作で行うことができる。よって、請求項1から4の発明について請求項5記載の発明を適用することで、直接入力処理部に対する入力操作についても請求項1から4の発明による効果を得ることができ、入力操作の操作性がより一層向上する。
本発明の実施の形態を図1〜図14に基づいて説明する。
本実施形態において、ミシンとして電子サイクルミシン1を例に説明する。図1は電子サイクルミシン1の構成を示す斜視図である。電子サイクルミシン1は、縫製を行う被縫製物である布を保持する布保持部としての保持枠12を有し、その保持枠12が針棒8に対し相対的に移動することにより、保持枠12に保持される布に縫い目を形成するミシンである。
ここで、針棒8が上下動を行う方向をZ軸方向(上下方向)とし、これと直交する一の方向をX軸方向(左右方向)とし、Z軸方向とX軸方向の両方に直交する方向をY軸方向(前後方向)と定義する。
図1に示すように、電子サイクルミシン1(以下、ミシン1)は少なくとも、ミシンテーブル5の上面に備えられるミシン本体2と、ミシンテーブル5の下部に備えられ、ミシン本体2を操作するためのペダル9と、ミシン1の各部の制御を行う制御部100を備えている。
(ミシン本体)
まず、ミシン本体2及びペダル9について詳説する。図1に示すように、ミシン本体2は、外形が側面視にて略コ字状を呈するミシンフレーム2を備えている。ミシンフレーム2は、ミシン本体2の上部をなし前後方向に延びるミシンアーム部3aと、ミシン本体2の下部をなし前後方向に延びるミシンベッド部3bと、ミシンアーム部3aとミシンベッド部3bとを連結する立胴部3cとを有している。
また、ミシン本体2は、上軸(図示略)及び下軸(図示略)を回転駆動するミシンモータ5と、上軸の回転により上下動する針棒8と、ミシンモータ5の駆動針棒の下方で被縫製物である布を保持して前後左右の任意の位置に移動可能な布移動機構10と、を有している。以後各部について詳説する。
ミシン本体2は、ミシンフレーム2内に動力伝達機構が配され、回転自在で前後方向に延びる図示しない上軸及び図示しない下軸を有している。上軸(図示略)はミシンアーム部3aの内部に配され、下軸(図示略)はミシンベッド部3bの内部に配されている。
上軸(図示略)は、ミシンモータ5(図2参照)に接続され、このミシンモータ5により回転力が付与される。また、下軸(図示略)は、図示しない縦軸を介して上軸と連結しており、上軸が回転すると、上軸の動力が縦軸(図示略)を介して下軸側へ伝達し、下軸が回転するようになっている。
上軸(図示略)の前端には、上軸の回転によりZ軸方向に上下動する針棒8が接続されており、その針棒8の下端には、縫い針8aが設けられている。
また、下軸(図示略)の前端には、釜(図示略)が設けられている。上軸とともに下軸が回転すると、縫い針8aと釜(図示略)との協働により縫い目が形成される。
なお、ミシンモータ5、上軸(図示略)、針棒8、縫い針8a、下軸(図示略)、釜(図示略)等の接続構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
布移動機構10は、ミシンベッド部3b上に設けられた布板11と、布板11の上方でミシンアーム部3aに支持された保持枠12と、保持枠12が取り付けられる取付部材13と、保持枠12を左右方向に駆動するX軸パルスモータ14と、保持枠12を前後方向に駆動するY軸パルスモータ15と、を備えている。
保持枠12は、ミシンアーム部3aの前端部に配される取付部材13に取り付けられており、その取付部材13にはミシンベッド2b内に配置されたX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15が駆動手段として連結されている(図2参照)。
保持枠12は、被縫製物である布を保持し、X軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の駆動に伴い、保持した布を保持枠12ごと前後左右方向の任意の位置に移動するようになっている。保持枠12の移動と、縫い針8aや釜(図示略)の動作が連動することにより、布に後述する縫製データ(縫い目パターン)に基づく縫い目が形成される。また、後述する縫製データの作成における針落ち位置の運針経路L入力時における布移動機構の移動もX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の駆動によるものである。その詳細は後述する。
ペダル9は、ミシンモータ5の駆動指示を入力し、針棒8(縫い針8a)を上下動させるための操作ペダルとして作動する。すなわちペダル9には、ペダル9が踏み込まれたその踏み込み操作位置を検出するための、例えば、可変抵抗等から構成されるセンサ(踏み込み量検出手段)が組み込まれており、センサからの出力信号がペダル9の操作信号として後述する制御部100に出力され、制御部100はその操作位置、操作信号に応じて、ミシンモータ5を駆動し、動作させるように構成されている。
(制御部)
次に、制御部100について詳説する。図2は制御部100及び制御部100に接続されている各部を示すブロック図である。図2に示すように、制御部100は、各種プログラム及びデータを呼び出して処理するCPU101と、ミシン1の制御に関する各種プログラム及びデータを書き換え不能に記憶するROM102と、CPU101の処理によって生じる各種一時データを格納するRAM103と、後述する縫製データ及びキー設定を含むミシン1の制御に関する各種データを書き換え可能に記憶する「記憶手段」としてのEEPROM104と、ミシン1の各部が接続されるI/Oインターフェース105を備えている。CPU101には、バスを介して、ROM102、RAM103、EEPROM104及びI/Oインターフェース105が接続されている。また、I/Oインターフェース105には、ミシン1(ミシン本体2)のミシンモータ5、X軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15、X軸原点センサ14a、Y軸原点センサ15aやペダル9、ミシン1の各種情報を表示すると共にミシン1に関する各種設定入力が可能な操作パネル20等が接続されている。また、制御部100には操作パネル20のUSB(Universal Serial Bus)ポート23を介して後述する外部コントローラ25が接続されている。以後、各部について詳説する。
CPU101は、ROM102に記憶されている各種制御プログラムやEEPROM104に記憶されている各種データを呼び出して実行処理し、ミシン1(ミシン本体2)の各部を制御する。
ROM102には、ミシン1を制御するための各種制御プログラムや制御データ、各種縫製に関するデータが格納され、記憶されている。
例えば、ROM102には、各種縫い目形状を形成するために、針棒8(縫い針8a)や保持枠11を動作させるための、複数の縫い目パターンに関するデータが記憶されている。
この縫い目パターンとしては、普通縫いである1本のラインを形成するパターンや、一旦縫った普通縫いの上を普通縫いを重ねるように繰り返す重ね縫いのパターンや、縫い目がジグザグに形成されるジグザグ縫いのパターンなどがある。
EEPROM104は、入力された各種データや各種パラメータを記憶する。
特に、EEPROM104は、操作パネル20及び外部コントローラ25を介して入力された縫い目の軌跡に沿って縫いを行うための縫製データが記憶されるようになっている。
縫製データは、上述する縫い目の軌跡のほか、縫い目ピッチや針数、当該縫い目のパターン等をパラメータとして保持するデータの集合であり、各パラメータの一部または複数が異なる複数の縫製データをEEPROM104に記憶可能となっている。縫製作業時には、オペレータによって縫製データのうちひとつが選択されて、制御部100が当該縫製データに応じた縫目が形成されるようミシンモータ5やX軸パルスモータ14、Y軸パルスモータ15その他各部を制御することで縫いが行われる。
また、EEPROM104には操作パネル20上の操作と外部コントローラ25の各ボタンとの対応関係を示すキー設定データも記憶されている。キー設定データについては後述する。
I/Oインターフェース105には、ミシンモータドライバ5aを介してミシンモータ5が接続されている。このミシンモータドライバ5aには、ミシンモータ5の回転数を検出するエンコーダ5bが接続され、フィードバック制御が可能となっている。
さらに、ミシンモータドライバ5aには、縫い針8aが上昇したことを検知する縫い針上位置センサ5cが接続されている。これにより、縫い針8aにより縫い目が形成される際の縫い針数が、制御部100によりカウントされるようになっている。
また、I/Oインターフェース105には、取付部材13の保持枠駆動回路を介してX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15が接続されているとともに、これら両パルスモータの原点位置を検出するX軸原点センサ14a及びY軸原点センサ15aが接続されている。
X軸原点センサ14a及びY軸原点センサ15aは、それぞれ駆動手段としてのX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の原点位置と現在の各パルスモータの回転角度との差異を検出するセンサであり、ミシンベッド部3b内に配置されている。原点位置とは、針棒8が保持枠12の所定位置(例えば中央)に位置する際のX軸パルスモータ14及びY軸パルスモータ15の回転角度である。つまり、布移動機構10の移動前後の位置は、X軸原点センサ14a及びY軸原点センサ15aによる各パルスモータの回転角度と原点位置との差異によって検出される。
(操作パネル)
次に、操作パネル20について詳説する。図1に示すように、操作パネル20はミシンテーブル5の上部に設置されている。操作パネル20は、各種設定状態等を表示する表示部22と、表示部22上を覆うように設けられ、当該表示部の前面に設けられて透過性を有し、前記操作キーの表示内容に応じて行われた接触操作を検出するタッチパネルスイッチ21と、を備えている。操作パネル20による入力操作を行う際には、表示部22に各種入力内容に応じたキー等が表示される。タッチパネルスイッチ21に対する接触操作を行うと、当該接触操作の位置と表示部22に表示されたキー等の位置との対応関係から入力内容を操作パネル20が認識して後述する制御部100へ入力する。CPU101は当該入力に応じてミシンの各部を制御する処理を行う。
また、操作パネル20はその側部にUSBポート23を備えており、USBポート23には外部コントローラ25が着脱可能に接続されている。なお、操作パネル20のUSBポート23は所謂USB(Universal Serial Bus)ハブとして機能するUSB(Universal Serial Bus)ポートであり、USBポート23に接続された機器は後述する制御部100に対して接続されたものとして扱われる。
なお、表示部22の表示内容及び操作パネル20の各キー等による入力処理はCPU101がROM102又はEEPROM104から対応する各種プログラムやデータ等を呼び出して実行処理することで行われる。
(外部コントローラ)
次に、外部コントローラ25について詳説する。図3は外部コントローラ25を示す説明図である。
外部コントローラ25は、操作パネル20のUSBポート23に着脱可能に接続されるUSB(Universal Serial Bus)端子25aと、十字形のボタンであって十字の各端部を押下することで当該端部に個別の入力を行うことが可能な十字ボタンCと、二つの独立したボタンA,Bとを備えている。
USB端子25aが操作パネル20のUSBポート23に接続されると、外部コントローラ25は制御部100に認識されてミシン1の外部接続機器として機能する。従ってUSBポート23及びUSB端子25aは「接続手段」として機能する。
十字ボタンCはその4つの端部が互いに直角となるよう設けられており、各端部に対する押圧入力操作を個別に認識可能に設けられている。また、4つの端部の内隣り合う2つの端部を同時に押圧して入力操作を行うことも可能となっている。ボタンA,Bはそれぞれ押圧による入力操作を認識可能に設けられている。なお、十字ボタンC及びボタンA,Bは各ボタンが設けられた基部25bに対して突出するよう設けられており、各ボタンに対する押圧操作により基部25bに一部が沈み込むように動作することで入力を認識する。
なお、外部コントローラ25はUSB端子25aが先端に設けられたケーブルによりミシン1本体から離れた位置での入力操作を行えるように設けられており、取り回しが容易となっている。また、外部コントローラ25は基部25bが軽量な素材(例えばプラスチック等)で構成されており、外部コントローラ25は軽量となるよう設けられている。
また、外部コントローラ25は所謂USB(Universal Serial Bus)接続機器であり、その基部25b内に設けられた基板上のメモリには制御部100に対して当該外部コントローラ固有の識別情報として機能するベンダIDとプロダクトIDとが記憶されている。ベンダIDは当該外部コントローラの製造元(企業等)に個別に割り振られたIDであり、プロダクトIDは製品(例えば当該外部コントローラ等)に個別に割り振られたIDである。制御部100はベンダIDとプロダクトIDを外部コントローラ25から取得することで外部コントローラ25を個別に識別する。
なお、USBポート23には上述の外部コントローラ25に限らず、他のUSB接続の外部コントローラも接続可能である。さらに、USBポート23に外部接続機器のUSBハブ等を接続してUSBポートのポート数を増やし、複数の外部コントローラを接続することも可能である。
(操作パネルによる縫製データの作成)
次に、従来の方法である操作パネル20からの入力による縫製データの作成について図4を用いて詳説する。操作パネル20からの入力による縫製データの作成時には縫製データ編集画面20Aが操作パネル20の表示部22に表示され、その表示内容に応じたオペレータによるタッチパネルスイッチ21への入力操作によって縫製データの作成が行われる。
図4は操作パネル20の表示部22に表示された縫製データ編集画面20Aを示す説明図である。縫製データ編集画面20Aには少なくとも、保持枠12の移動によって生ずる針落ち位置の運針経路Lを表示する「針落ち位置表示エリア」としての経路表示部Fと、経路表示部F上で移動可能なカーソルとして表示されて針棒の上下動位置と現在の保持枠12との位置関係を示すと共にその移動に伴って保持枠12が当該位置関係に追従するよう移動する現在点Pと、経路表示部Fの下方に表示される表示領域である操作キー表示エリアV内に表示されて現在点Pを表示された矢印の方向に沿って移動させる8方向の移動方向キーV1と、操作キー表示エリアV内に表示されてオペレータによって指定される「運針経路上の各位置」として機能する形状点Kを現在点Pがある位置で設定する確定キーJと、操作キー表示エリアV内に表示されて運針経路Lに設定された形状点Kのうち最近設定された形状点Kを取り消す取り消しキーQと、作成された運針経路Lを縫製データとして保存する決定キーであるEnterキーEと、作成された運針経路Lを抹消するキャンセルキーDと、後述する縫製データ直接指示画面20Eに遷移する直接編集キーTが表示されている。オペレータによって縫製データ編集画面20Aの各キーが表示された位置に対する接触操作が行われると、それぞれのキーに対応した処理が行われる。なお、形状点Kは針落ち位置と一致するとは限らず、複数の針落ち位置を結んだ線状の運針経路Lを入力するための節目となる点を示すものである。
経路表示部Fは、図4に示す経路表示部Fの左右方向がミシン1のX軸方向(左右方向)に、上下方向はY軸方向(前後方向)に対応するよう設定されている。移動方向キーV1のいずれかを操作すると、移動方向キーV1の矢印の方向に沿って現在点Pが経路表示部F上を移動する。なお、経路表示部Fに表示された点Oは、保持枠12の中央(原点)を示す。つまり、経路表示部Fは、針棒8の上下動位置と保持枠12との位置関係の位置関係の変化によって生じる針落ち位置の運針経路Lを表示する。また、CPU101は現在点Pの移動に伴い、経路表示部F上の現在点Pの位置と、針棒の上下動位置と保持枠12の位置とが対応するよう保持枠12を追従移動させる処理を行う。よって、CPU101は当該処理によって「追従制御部」として機能する。オペレータによる現在点Pの操作は、原点やそれまで設定された運針経路Lに対する現在点Pの位置ならびに現在点Pの移動に追従移動する保持枠12の位置を確認しながら行われる。また、経路表示部Fは必ずしも縫製データの運針経路Lを設定可能な全ての範囲を表示しているのではなく、原点Oから離れた位置を表示する場合には原点位置が相対的に移動する所謂スクロール表示が行われる。
また、確定キーJを操作すると、そのとき現在点Pが表示されている位置で形状点Kが設定される。形状点Kが設定されると、当該形状点Kの直前に設定された形状点Kとの間を直線で結ぶ運針経路が新たに設定される。つまり、運針経路Lは形状点Kを設定した順に形状点K同士を結ぶよう設定される。また、取り消しキーQを操作すると、最近設定された最新の形状点Kが取り消されて抹消され、その形状点Kと他の形状点Kとの間を結んでいた直線の運針経路も取り消される。また、保持枠12は残っている形状点Kのうち最後の形状点Kの位置に対応した位置へと戻される。取り消しキーQを複数回操作すると、より新しく設定された形状点Kから順に取り消され、その形状点Kと他の形状点Kとの間を結んでいた直線の運針経路も取り消され、保持枠12の位置も戻される。
また、EnterキーEを操作すると、そのとき表示されている運針経路Lが縫製データとして保存される。縫製時に当該縫製データを選択すると、その運針経路Lに沿って縫目が形成されるよう保持枠12が移動すると共に針棒が上下動する。また、縫製データには運針経路Lの他に、上述のように縫い目のピッチや縫いパターン等も設定されており、針棒の上下動及び保持枠12の移動タイミング等の制御は縫製データに含まれる各種設定内容に応じて行われる。
また、キャンセルキーDを操作すると、そのとき表示されている運針経路Lは抹消され、縫製データとしては保存されない。
(外部コントローラによる入力操作の設定)
次に、操作パネル20の表示内容に対して外部コントローラ25による入力操作を行う場合の設定について図5を用いて詳説する。外部コントローラ25による入力を行う場合、まず利用する外部コントローラを「選択手段」としてのコントローラ選択画面20Bで選択し、当該外部コントローラのボタンと操作パネル20のキー操作との対応付けを「割り振り手段」としてのキー設定画面で行う必要がある。以後その手順について詳説する。
図5は、操作パネル20の表示部22に表示されたコントローラ選択画面20Bを示す説明図である。コントローラ選択画面20Bには少なくとも、操作パネル20及び複数(例えば3つ)のの外部コントローラのそれぞれに対応した選択キーSと、選択キーSの「コントローラ1〜3」のいずれかひとつが選択された状態で操作されることでキー設定を行う旨の入力を行う登録キーIと、選択キーSのいずれかが選択された状態で操作されることで当該選択された選択キーSに対応した操作パネル20又は複数の外部コントローラの何れかひとつによる操作を行う設定をするEnterキーEとが表示されている。
選択キーSはその操作前は周囲に対して突出して見えるよう表示され、操作されることで周囲に対して陥没して見えるよう表示される。つまり、選択前は凸状態、選択後は凹状態となる。また、コントローラ選択画面20Bには図5に示すように、「標準」「コントローラ1〜3」の計4つの選択キーSが表示されているが、このうち「標準」は操作パネル20と対応しており、「コントローラ1〜3」は接続された外部コントローラのそれぞれと対応している。このとき、コントローラ1〜3の順番は、過去にミシン1に接続されたことのある外部コントローラのうち最初にキー設定データ(後述)が設定、記憶された外部コントローラがコントローラ1に、その次にキー設定データが設定、記憶されたコントローラがコントローラ2に、といったように時系列に沿って対応付けられている。
選択キーSのうち「コントローラ1〜3」のいずれかひとつが選択された状態で登録キーIが操作されると、CPU101は後述するキー設定画面を表示し、オペレータによって外部コントローラの各ボタンに対する操作パネル20の各キーの割り振りが行われる。
選択キーSのいずれかひとつが操作された状態でEnterキーEが操作されると、その後の縫製データの作成における各画面への入力操作を当該選択キーに対応したもので行う設定が行われる。このとき「標準」が選択された状態だった場合、CPU101は操作パネル20に上述の縫製データ編集画面20Aを表示させる。一方、「コントローラ1〜3」のいずれか一つが選択された状態だった場合、CPU101は当該選択キーに対応した外部コントローラについて、キー設定データがEEPROM104に記憶されているかどうかのチェック処理を行う。
キー設定データは操作パネル20上に表示された各キーと、外部コントローラの各ボタンとの対応付けの設定であり、CPU101は当該キー設定データがある場合には外部コントローラの各ボタンに対する押下操作を操作パネル20の各キーに対する操作として処理する。また、キー設定データには外部コントローラのベンダID、プロダクトIDが含まれており、CPU101はコントローラ選択画面20Bで選択された外部コントローラのベンダID及びプロダクトIDと、キー設定データに含まれるベンダID及びプロダクトIDとから、キー設定データが当該外部コントローラのキー設定データであるかどうかを判別する。当該外部コントローラのキー設定データがない場合、CPU101は操作パネル20にキー設定画面を表示させる。
キー設定画面は外部コントローラのキー設定データを設定、保存記憶するための操作を行う画面である。キー設定画面は図4に示す縫製データ編集画面20Aとほぼ同様の画面である。ただし、経路表示部F上の現在点P、形状点K及び運針経路Lは表示されない。キー設定画面が表示された際は、オペレータによるキー設定画面上の各キーに対する操作と外部コントローラ25の各ボタンに対する操作とが交互に行われる。以後、外部コントローラ25のキー設定を行う場合について詳説する。
例えば、オペレータによって移動方向キーV1のうち図4に示す上向きの矢印のキーが操作された後、外部コントローラ25の十字ボタンCの図3に示す上側の端部が押下されると、当該キー設定画面上に確認用のポップアップ画面が表示される。ポップアップ画面にはその直前に行われた外部コントローラ25のボタン操作とその前に行われた操作パネル20のキー操作との対応付けを確認する旨のメッセージが表示されると共に、その是非を確認する二つのキー(例えば「はい」と「いいえ」)が表示される。ここで、確認を承認する旨の操作(「はい」のキー操作)を行うと、その直前に行われた外部コントローラ25のボタン操作とその前に行われた操作パネル20のキー操作とが対応付けられて当該コントローラのキー設定データとして記憶される。つまり、以後の操作において外部コントローラ25の十字ボタンCの上側の端部を押下すると、操作パネル20の移動方向キーV1の上向きの矢印を操作した場合と同様の処理を行うよう設定される。操作パネル20の他の各キーと、外部コントローラ25の他の各ボタンについても同様にオペレータによって対応付けの設定が行われ、当該キー設定データに追加されて記憶される。
また、キー設定画面でキャンセルキーDが操作されると、CPU101は操作パネル20の表示内容をキー設定画面から後述する全画面表示画面20Dに切り替える。
図6は操作パネル20の表示部22に表示された全画面表示画面20Dを示す説明図である。
全画面表示画面20Dには少なくとも、保持枠12の移動によって生ずる針落ち位置の運針経路Lを表示する経路表示部Fと、経路表示部F上で移動可能なカーソルとして表示されて針棒の上下動位置と現在の保持枠12との位置関係を示すと共にその移動に伴って保持枠12が当該位置関係に追従するよう移動する現在点Pと、作成された運針経路Lを縫製データとして保存する決定キーであるEnterキーEと、作成された運針経路Lを抹消するキャンセルキーDと、後述する縫製データ直接指示画面20Eに遷移する直接編集キーTが表示されている。なお、全画面表示画面20Dに表示された各構成は、後述する全画面表示画面20Dにおける現在点Pの移動方法を除いて上述の縫製データ編集画面20Aに表示された各構成と同様であるので詳説は省略する。
図6に示すように、全画面表示画面20Dの経路表示部Fは、図5に示す縫製データ編集画面20Aにおいて操作キー表示エリアVが表示されていた部分を含むように(図6の縦方向に)拡大表示されている。つまり、全画面表示画面20Dは、縫製データ編集画面20Aの操作キー表示エリアVを非表示として当該操作キー表示エリアの表示領域だった部分まで針落ち位置表示エリアとしての経路表示部Fを拡大表示したものである。これによって、全画面表示画面20Dの経路表示部Fに対する操作では縫製データ編集画面20Aの場合に比して原点Oから離れた位置の表示の際に行われるスクロール表示が低減され、より運針経路Lを設定可能な全ての範囲を把握した上での形状点K及び運針経路Lの入力操作が行いやすくなっている。
また、CPU101は全画面表示画面20Dを表示すると共に、キー設定画面で設定されてEEPROM104に記憶されたキー設定データによるキー設定に従って外部コントローラ25による操作を全画面表示画面20Dに対して行えるようにする。なお、以後の説明において図3における外部コントローラ25の十字ボタンCの上下左右の端部は図4におけるキー設定画面の移動方向キーV1の上下左右方向の矢印キーと、ボタンAは確定キーJと、ボタンBは取り消しキーQと対応付けられているものとして扱う。また、移動方向キーV1の斜め方向の矢印のキー操作は、それぞれの斜め方向に隣接する方向の矢印に対応した外部コントローラ25の十字ボタンCの2箇所の端部を同時押しすることで行われる。従って、移動方向キーV1、確定キーJ及び取り消しキーQは「操作キー」、十字ボタンC,ボタンA,Bは「操作ボタン」として機能する。なお、キー設定画面における各キーと各ボタンとの対応の割り振りは上述に限定されないことは言うまでもない。
次に、全画面表示画面20Dにおける現在点Pの移動方法について詳説する。全画面表示画面20Dの現在点Pは、外部コントローラ25の十字ボタンCの上下左右及び斜め入力操作に応じて経路表示部F上を移動する。また、外部コントローラ25のボタンAを押下するとそのとき現在点Pが表示されている位置に形状点Kが設定され、当該形状点Kの直前に設定された形状点Kとの間を直線で結ぶ運針経路が新たに設定される。また、外部コントローラ25のボタンBを押下すると最近設定された形状点Kが取り消され、その形状点Kと他の形状点Kとの間を結んでいた直線の運針経路も取り消される。ボタンBを複数回押下すると、より新しく設定された形状点Kから順に取り消され、その形状点Kと他の形状点Kとの間を結んでいた直線の運針経路も取り消される。その他の入力操作及び処理については上述の縫製データ編集画面20Aと同様である。
また、既にキー設定データがEEPROM104に記憶されている外部コントローラ25がコントローラ選択画面20Bで外部コントローラ25が選択された場合には上述のキー設定画面の表示を省略して全画面表示画面20Dを表示すると共に、選択された外部コントローラに対応したキー設定データを呼び出し、そのキー設定に応じて外部コントローラ25による操作を行えるようにする。なお、キー設定データはコントローラ選択画面20Bに表示された「コントローラ1〜3」のそれぞれについて個別に設けられて記憶される。
従って、上述のようにコントローラ選択画面20Bにおいて外部コントローラ25が選択された場合に全画面表示画面20Dを表示するよう制御するCPU101は「第2の表示切替手段」として機能する。
さらに、外部コントローラ25が接続された際、CPU101は当該外部コントローラのキー設定データがEEPROM104に記憶されているかどうかをチェックし、当該キー設定データが記憶されていた場合には自動的に操作パネルの表示内容を全画面表示画面20Dとし、当該外部コントローラによる入力操作を行えるようにする。従って、CPU101は「第1の表示切替手段」としても機能する。
なお、複数の外部コントローラが接続された場合には、いずれかの外部コントローラによる操作を受け付ける設定としてもよいし、いずれの外部コントローラからも操作可能となる設定としてもよい。このとき、いずれか一方の外部コントローラによる操作を受け付ける設定とする場合には、上述のコントローラ選択画面20Bから選択するようにしてもよいし、所定のルールによって自動的にいずれか一方の外部コントローラの操作のみを受け付けるよう設定してもよい。所定のルールは、例えば後(あるいは先)に接続された外部コントローラを優先するルールや、接続するUSBポートの優先順位を設けて優先順位の高いUSBポートに接続された外部コントローラの操作のみを受け付けるルールといったものが挙げられる。
また、キー設定についてはあらかじめ所定のキー設定データをEEPROM104に記憶させておき、外部コントローラの接続時には自動的に当該所定のキー設定を用いるようにしてもよい。
(縫製データ直接指示画面)
次に、縫製データ作成における別の入力方法として機能する縫製データ直接指示画面20Eについて図7及び図8を用いて詳説する。縫製データ直接指示画面20Eは、縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dの直接編集キーTを操作した場合に表示される画面であり、縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dとは異なる入力方法で縫製データの作成を行える画面である。
まず、縫製データ編集画面20Aの直接編集キーTを操作して縫製データ直接指示画面20Eに遷移した場合すなわち操作パネル20に対する操作による縫製データ直接指示画面20Eでの操作について詳説する。図7は、縫製データ編集画面20Aの直接編集キーTを操作して遷移した場合に操作パネル20の表示部22に表示された縫製データ直接指示画面20Eを示す説明図である。
縫製データ直接指示画面20Eには少なくとも、保持枠12の移動によって生ずる針落ち位置の運針経路Lを表示すると共に操作パネル20の針落ち位置表示エリア内における接触操作が行われた位置を運針経路上の各位置として入力を受け付ける処理を行う直接入力処理部Gと、直接入力処理部G上で移動可能なカーソルとして表示されて直接入力処理部Gに対する接触操作位置に移動する現在点P1と、現在点P1がある位置で「確定の入力」を行って運針経路Lの節目となる形状点Kを設定すると共に当該形状点Kの設定に伴って保持枠12を当該形状点Kに対応した位置へ移動させるEnterキーEと、縫製データ直接指示画面20Eによる入力を終了させるキャンセルキーDと、が表示されている。なお、直接入力処理部Gは、図7に示す直接入力処理部Gの左右方向がミシン1のX軸方向(左右方向)に、上下方向はY軸方向(前後方向)に対応するよう設定されている。
直接入力処理部Gは、図7に示す直接入力処理部Gの左右方向がミシン1のX軸方向(左右方向)に、上下方向はY軸方向(前後方向)に対応するよう設定されている。また、直接入力処理部Gに表示された点Oは、保持枠12の中央(原点)を示す。つまり、直接入力処理部Gは経路表示部Fと同様、針棒8の上下動位置と保持枠12との位置関係の位置関係の変化によって生じる針落ち位置の運針経路Lを表示する。オペレータによって直接入力処理部G上の任意の点に対する接触操作が行われると、当該接触操作位置に現在点P1が移動する。また、EnterキーEが操作されるとCPU101はこれを「確定の入力」として扱い、現在点P1が表示された位置に形状点Kが設定され、当該形状点Kの直前に設定された形状点Kとの間を直線で結ぶ運針経路が新たに設定される。このとき、保持枠12が当該形状点Kの位置に対応する位置へと追従移動する。つまり、縫製データ直接指示画面20Eにおける入力操作においては、保持枠12は現在点P1の移動に追従することはなく、形状点Kが設定された場合に当該形状点Kの位置に対応するよう追従移動する。また、キャンセルキーDが操作されると、操作パネル20の表示部22の表示内容が縫製データ編集画面20Aへと遷移する。このとき、それまで縫製データ直接指示画面20Eで設定された運針経路Lは縫製データ編集画面20Aの経路表示部Fに反映される。
次に、縫製データ直接指示画面20Eの直接編集キーTを操作して縫製データ直接指示画面20Eに遷移した場合すなわち外部コントローラ25による縫製データ直接指示画面20Eでの操作について詳説する。図8は、全画面表示画面20Dの直接編集キーTを操作して遷移した場合に操作パネル20の表示部22に表示された縫製データ直接指示画面20Eを示す説明図である。全画面表示画面20Dの直接編集キーTを操作して縫製データ直接指示画面20Eに遷移した場合、上述の縫製データ直接指示画面20Eの表示内容に加えて、外部コントローラ25の入力によって移動すると共にその表示位置での決定指示を入力可能な「位置指定用カーソル」としての矢印カーソルRが表示されている。
全画面表示画面20Dの直接編集キーTを操作して縫製データ直接指示画面20Eに遷移した場合、オペレータによる操作パネル20に対する接触操作は行えない。代わりに、外部コントローラ25の十字ボタンCによる上下左右の入力によって矢印カーソルRが移動すると共に、ボタンAが押下された際の矢印カーソルRの位置に応じて処理が行われる。具体的には、矢印カーソルRの矢先が直接入力処理部G上にある状態でボタンAが押下されると、当該矢先の位置に現在点P1が移動する。また、矢印カーソルRの矢先がEnterキーE上にある状態でボタンAが押下されると、現在点P1が表示された位置に形状点Kが設定され、当該形状点Kの直前に設定された形状点Kとの間を直線で結ぶ運針経路が新たに設定される。このとき、保持枠12が当該形状点Kの位置に対応する位置へと追従移動する。また、矢印カーソルRの矢先がキャンセルキーD上にある状態でボタンAが押下されると、操作パネル20の表示部22の表示内容が全画面表示画面20Dへと遷移する。このとき、それまで縫製データ直接指示画面20Eで設定された運針経路Lは全画面表示画面20Dの経路表示部Fに反映される。
なお、縫製データ直接指示画面20Eは縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dから遷移した際に、それまで縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dで作成された運針経路Lが直接入力処理部Gに反映された状態で表示される。つまり、それまで縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dで作成された運針経路Lの内容を縫製データ直接指示画面20Eに引き継げる。また、上述のように縫製データ直接指示画面20Eで作成した運針経路Lはその遷移元画面(縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20D)の経路表示部Fに反映される。つまり、縫製データ直接指示画面20Eで作成した運針経路Lの内容を縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dに引き継げる。また、これによって縫製データ直接指示画面20Eで作成した運針経路Lを縫製データとして保存又は抹消する入力指示を縫製データ編集画面20A又は全画面表示画面20Dから行える。
(電子サイクルミシンの動作)
次に、外部コントローラ25の設定及び縫製データの作成に関するミシン1の動作について図9及至図14のフローチャートを用いて詳説する。図9は縫製データの作成に関するミシン1の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部100のCPU101は、USBポートに外部コントローラ25の接続があるかどうかチェックする(ステップS1)。外部コントローラ25の接続がない場合は(ステップS1:NO)、CPU101は操作パネル20に縫製データ編集画面20Aを表示させ、操作パネル20に対する入力操作を行う縫製データ編集画面20Aからの運針経路入力へと移行する(ステップS9)。ステップS9の詳細については後述する。
一方、外部コントローラ25の接続がある場合は(ステップS1:YES)、CPU101は外部コントローラ25のベンダID、プロダクトIDを取得する(ステップS2)。このとき、外部コントローラが複数接続されている場合は全ての外部コントローラについて取得する。CPU101はステップS2で得たベンダID、プロダクトIDから当該外部コントローラが過去に接続されたことのない新たな外部コントローラであるかどうか判別する(ステップS3)。ステップS3において、CPU101はEEPROM104に記憶されたキー設定データに含まれるベンダID、プロダクトIDとステップS2で取得したベンダID、プロダクトIDとを比較照合することで外部コントローラ25が過去に接続されているかどうかを判別する。新たなコントローラでない場合(ステップS3:NO)、CPU101は操作パネル20に全画面表示画面20Dを表示させ、外部コントローラ25を用いる全画面表示画面20Dからの運針経路入力へと移行する(ステップS10)。ステップS10の詳細については後述する。
ステップS3において当該外部コントローラが新たなコントローラである場合(ステップS3:YES)、CPU101は操作パネル20にコントローラ選択画面20Bを表示させる(ステップS4)。その後、CPU101はコントローラ選択画面20Bにおいてオペレータによって外部コントローラ25が選択されたかどうかチェックする(ステップS5)。外部コントローラ25が選択されない場合即ち操作パネル20による入力操作が選択された場合(ステップS5:NO)、縫製データ編集画面20Aからの運針経路入力に移行する(ステップS9)。一方、外部コントローラ25が選択された場合(ステップS5:YES)、CPU101はコントローラ選択画面20Bの登録キーIが操作されたかどうかチェックする(ステップS6)。登録キーIが押された場合(ステップS6:YES)、CPU101は操作パネルにキー設定画面を表示させ、キー設定処理へと移行する(ステップS8)。ステップS8の詳細については後述する。一方、ステップS6において登録キーIが操作されなかった場合即ちEnterキーEが操作された場合(ステップS6:NO)、CPU101は選択された外部コントローラ25のキー設定がEEPROM104に記憶されているかどうかチェックする(ステップS7)。キー設定がある場合、全画面表示画面20Dからの運針経路入力へと移行し(ステップS10)、キー設定がない場合はキー設定処理へと移行する(ステップS8)。
次に、図9のステップS8に示すキー設定処理について図10を用いて詳説する。図10はキー設定画面におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。
まず、CPUはキャンセルキーDが操作されたかどうかチェックする(ステップS21)。キャンセルキーDが操作されると(ステップS21:YES)、キー設定は終了する。キャンセルキーDが操作されない限り(ステップS21:NO)、後述するステップS22〜S26の処理を行う。
キー設定画面では、まずオペレータによって操作パネル20のいずれかのキーに対する操作が行われる(ステップS22)。次に、外部コントローラ25のいずれかのボタンに対する操作が行われる(ステップS23)。その後、CPU101はステップS22で操作されたキーとステップS23で操作されたボタンとの対応付けの確認ポップアップ画面を操作パネル20に表示させる(ステップS24)。確認ポップアップ画面で「はい」が選択された場合(ステップS25:YES)、当該外部コントローラ25のキー設定データが更新保存され、EEPROM104に記憶される(ステップS26)。その後、ステップS21の処理に戻る。一方、確認ポップアップ画面で「はい」が選択されない場合すなわち「いいえ」が選択された場合、キー設定データの更新保存は行われずステップS21の処理に戻る。
次に、図9のステップS9に示す縫製データ編集画面20Aからの運針経路入力処理について図11を用いて詳説する。図11は縫製データ編集画面20Aによる運針経路入力処理におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。
縫製データ編集画面20Aにおいて、移動方向キーV1が操作されると(ステップS31:YES)、当該移動方向キーV1の矢印の方向に沿って現在点Pが移動し(ステップS51)、現在点Pの移動に対応した位置へと保持枠12が追従移動する(ステップS52)。
また、取り消しキーQが操作されると(ステップS32:YES)、最近設定された最新の形状点Kが取り消されて抹消され(ステップS53)、その形状点Kと他の形状点Kとの間を結んでいた直線の運針経路も取り消される。また、保持枠12は残っている形状点Kのうち最後の形状点Kの位置に対応した位置へと移動する(ステップS54)。
また、確定キーJが操作されると(ステップS33:YES)、現在点Pが表示されている位置に形状点Kが設定され(ステップS55)、当該形状点Kとそれ以前に設定された最新の形状点Kとの間が直線で結ばれて(ステップS56)、運針経路が追加される。
また、直接編集キーTが操作されると(ステップS57:YES)、CPU101は操作パネル20に縫製データ直接指示画面20Eを表示させ、縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(操作パネル)へと移行する(ステップS34)。ステップS34の詳細については後述する。このとき、縫製データ編集画面20Aの運針経路Lの内容は縫製データ直接指示画面20Eへ引き継がれる。
また、EnterキーEが操作されると(ステップS58:YES)、設定された形状点K及び形状点K同士を結ぶ直線による運針経路Lが縫製データの運針経路として記憶され(ステップS59)、処理が終了する。
また、キャンセルキーDが操作されると(ステップS60:YES)、運針経路Lが抹消され(ステップS61)、処理が終了する。
次に、図9のステップS10に示す全画面表示画面20Dからの運針経路入力処理について図12を用いて詳説する。図12は全画面表示画面20Dによる運針経路入力処理におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。
全画面表示画面20Dが表示されている状態で、外部コントローラ25の十字ボタンCが押下されると(ステップS41:YES)、十字ボタンCの押下された部分に対応した方向に沿って現在点Pが移動し(ステップS51)、現在点Pの移動に対応した位置へと保持枠12が追従移動する(ステップS52)。
また、ボタンBが押下されると(ステップS42:YES)、最近設定された最新の形状点Kが取り消されて抹消され(ステップS53)、その形状点Kと他の形状点Kとの間を結んでいた直線の運針経路も取り消される。また、保持枠12は残っている形状点Kのうち最後の形状点Kの位置に対応した位置へと移動する(ステップS54)。
また、ボタンAが操作されると(ステップS43:YES)、現在点Pが表示されている位置に形状点Kが設定され(ステップS55)、当該形状点Kとそれ以前に設定された最新の形状点Kとの間が直線で結ばれて(ステップS56)、運針経路が追加される。
また、直接編集キーTが操作されると(ステップS57:YES)、CPU101は操作パネル20に縫製データ直接指示画面20Eを表示させ、縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(外部コントローラ)へと移行する(ステップS44)。このとき、全画面表示画面20Dの運針経路Lの内容は縫製データ直接指示画面20Eへ引き継がれる。ステップS44の詳細については後述する。
なお、EnterキーEが操作された場合(ステップS58:YES)あるいはキャンセルキーDが操作された場合(ステップS60:YES)の処理については上述の縫製データ編集画面20Aの処理と同様である。また、上述のステップS9又はステップS10の処理が終了すると、外部コントローラ25の設定及び縫製データの作成に関するミシン1の動作は終了する。
次に、図11のステップS34に示す縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(操作パネル)について図13を用いて詳説する。図13は縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(操作パネル)におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。
縫製データ直接指示画面20Eにおいて、直接入力処理部Gへの接触操作が行われると(ステップS71:YES)、現在点P1が当該接触位置へと移動する(ステップS72)。
また、EnterキーEが操作されると(ステップS73:YES)、現在点P1が表示されている位置に形状点Kが設定され(ステップS74)、当該形状点Kとそれ以前に設定された最新の形状点Kとの間が直線で結ばれて(ステップS75)、運針経路が追加される。また、保持枠12が当該形状点Kの位置に対応する位置へと追従移動する(ステップS75)。
また、キャンセルキーDが操作されると(ステップS77:YES)、処理を終了して縫製データ編集画面20Aからの運針経路入力処理に戻る。このとき、縫製データ直接指示画面20Eの運針経路Lの内容は縫製データ編集画面20Aに引き継がれる。
次に、図12のステップS44に示す縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(外部コントローラ)について図14を用いて詳説する。図14は縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(外部コントローラ)におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。
縫製データ直接指示画面20Eが表示されている状態で、外部コントローラ25の十字ボタンCが押下されると(ステップS81:YES)、十字ボタンCの押下された部分に対応した方向に沿って矢印カーソルRが移動する(ステップS82)。
また、ボタンAが押下されると(ステップS83:YES)、制御部100のCPU101は矢印カーソルRの矢先の位置に応じた処理を行う。具体的には、当該矢先が直接入力処理部G内にある場合は(ステップS84:YES)、当該矢先の位置に現在点P1を移動させる(ステップS85)。また、当該矢先がEnterキーE上にある場合には(ステップS86:YES)、現在点P1が表示されている位置に形状点Kが設定され(ステップS87)、当該形状点Kとそれ以前に設定された最新の形状点Kとの間が直線で結ばれて(ステップS88)、運針経路が追加される。また、保持枠12が当該形状点Kの位置に対応する位置へと追従移動する(ステップS89)。また、当該矢先がキャンセルキーD上にある場合(ステップS90:YES)、処理を終了して全画面表示画面20Dからの運針経路入力処理に戻る。このとき、縫製データ直接指示画面20Eの運針経路Lの内容は全画面表示画面20Dに引き継がれる。
(作用効果)
上述の実施例によれば、外部コントローラ25によって運針経路L上に位置する形状点Kを入力可能なので、オペレータは外部コントローラ25によって形状点Kの入力を行えばいいので、必ずしも操作パネル20に対して入力操作を行える立ち位置にいる必要がなくなる。従って、オペレータは外部コントローラ25に対する入力操作を行いつつ布移動機構10の布保持枠12の位置を確認する作業が容易となる。従って、固定式の操作パネルに対する運針経路の入力操作と当該運針経路による布移動機構の位置遷移との照らし合わせが困難であるといった従来のミシンの問題点を解消でき、入力操作の操作性が大幅に向上する。
また、外部コントローラ25は取り回しが容易で軽量なので、分離式の操作パネルが重く取り回しが不便であったり、操作パネルの重量によってオペレータが疲労して運針経路の入力が困難となることがあるといった従来のミシンの問題点を解消でき、入力操作の操作性がより一層向上する。
さらに、キー設定画面から操作パネル20の各キーと外部コントローラ25の各ボタンとの対応付けが可能となる。つまり、外部コントローラ25の各ボタンの操作によって操作パネル20の各キーによる入力操作と同様の操作が行える。これによって、オペレータは操作パネル20の操作内容を外部コントローラ25に当てはめて入力操作を行えるようになる。よって、オペレータは操作パネルの各キーによる入力操作方法と外部コントローラによる入力操作方法とを個別に習得する必要がなくなり、入力操作の操作性がより一層向上する。
さらに、コントローラ選択画面20Bに対する入力操作によって操作パネル20又は外部コントローラ25のいずれか一方による入力の選択を行える。従って、オペレータは作業環境等の諸条件によって操作パネル又は外部コントローラのいずれか一方のうちより入力しやすい方を用いて運針経路上の各位置の入力を行うことが可能となり、入力操作の操作性がより一層向上する。
さらに、コントローラ選択画面20Bにおいて外部コントローラ25を選択した場合には、CPU101はキー設定データがEEPROM104に記憶されている場合は即座に、記憶されていない場合はキー設定画面におけるキー設定データの設定、記憶を経て全画面表示画面20Dを表示するよう制御する。このとき、全画面表示画面20Dは操作キー表示エリアVを非表示とし、当該操作キー表示エリアが表示されていた領域まで経路表示部Fをを拡大表示する。よって、表示部22の大部分を経路表示部Fとして用いることが可能となり、縫製データ編集画面20Aに比して経路表示部Fを大幅に広くすることができる。よって、運針経路Lの入力操作がより行いやすくなり、入力操作の操作性がより一層向上する。
さらに、外部コントローラ25の接続時には、CPU101が当該外部コントローラのキー設定データのチェックを行い、当該キー設定データがEEPROM104に記憶されていた場合には、操作パネル20の表示内容を自動的に全画面表示画面20Dとする。つまり、一度外部コントローラ25のキー設定を行えばその後は外部コントローラ25を接続するだけでミシン1が外部コントローラ25による入力操作に適した状態となる。従って、オペレータは外部コントローラによる操作を行いたい場合は外部コントローラをミシンに接続するだけでよく、他の煩雑な設定や操作を不要とするので、入力操作の操作性がより一層向上する。
さらに、縫製データ直接指示画面20Eによる運針経路Lの作成において外部コントローラ25を用いる場合は、操作パネル20に外部コントローラ25の操作ボタンにより移動操作可能な矢印カーソルRを表示して形状点Kの入力を受け付ける。従って、矢印カーソルRの位置が操作パネル20のタッチパネルスイッチ21に対する接触操作位置と同様に機能し、その後のEnterキーによる確定の入力によって布移動機構10が動作する。これによって、縫製データ直接指示画面20Eにおける操作パネル20に対する接触操作位置による入力操作を外部コントローラ25による操作で行うことができ、入力操作の操作性がより一層向上する。
(その他)
なお、外部コントローラの形態は上述の外部コントローラ25に限らない。図15は他の外部コントローラ25Aの例を示す説明図である。外部コントローラ25Aは、碁盤目状に配置された1〜9の数字キーC1、数字キーC1に隣接して配置された0キーC2、DEL(Delete)キーB1及びEnterキーA1を備えている。外部コントローラ25Aは所謂テンキーボードであり、接続端子としてUSB(Universal Serial Bus)端子25Aaを備えており、操作パネル20のUSBポート23に接続可能となっている。
外部コントローラ25Aを用いて入力を行う場合は、例えば数字キーC1の8を移動方向キーV1の上向きの矢印と、数字キーC1の2を移動方向キーV1の下向きの矢印と、数字キーC1の4を移動方向キーV1の左向きの矢印と、数字キーC1の6を移動方向キーV1の右向きの矢印と対応付けることで移動方向キーV1の各矢印の向きと数字キーC1の位置関係とを対応付けることが可能である。また、同様に数字キーの1,3,7,9をそれぞれ移動方向キーV1の斜め方向の矢印と対応付けても良い。加えて、DELキーB1を取り消しキーQと、EnterキーA1を確定キーJと対応付けることで上述の外部コントローラ25と同様の操作を行える。この場合、上述の実施の形態の効果に加えて、各ボタンの配列や入力方法が異なる外部コントローラ25Aでも操作パネル20の各キーとの対応付けによって入力操作が行えるので、オペレータにとってより操作性の良い外部コントローラを用いて入力操作を行うことができ、入力操作の操作性がより一層向上する。
無論、外部コントローラ25,25A以外の外部コントローラを用いても良い。例えばマウス等でも良い。また、キー設定についても上述に示す対応関係に限定されないことは言うまでもない。
また、ミシンの各部は本発明の特徴を逸脱しない範囲で他の構成に置き換えても良い。例えば、上述の実施の形態では接続手段としてUSB(Universal Serial Bus)ポート及びUSB(Universal Serial Bus)端子を用いているが、他の接続方法による接続手段でもよい。例えばRS−232Cポート及び端子でも良いし、外部コントローラが着脱可能に接続可能な接続手段であれば何でも良い。また、操作パネル20は接触操作による入力が可能なタッチパネルスイッチ21を有しているが、他の入力方法でもよく、例えば電磁誘導を利用したペンタブレット方式を用いても良い。また、上述の実施の形態では制御部100のCPU101がソフトウェア処理を行うことで各種表示処理及び入力内容に対する処理を行っているが、専用の装置を用いても良い。
電子サイクルミシンの構成を示す斜視図である。 制御部及び制御部に接続されている各部を示すブロック図である。 外部コントローラを示す説明図である。 操作パネルの表示部に表示された縫製データ編集画面を示す説明図である。 操作パネルの表示部に表示されたコントローラ選択画面を示す説明図である。 操作パネルの表示部に表示された全画面表示画面を示す説明図である。 縫製データ編集画面20Aの直接編集キーTを操作して遷移した場合に操作パネル20の表示部22に表示された縫製データ直接指示画面20Eを示す説明図である。 画面表示画面20Dの直接編集キーTを操作して遷移した場合に操作パネル20の表示部22に表示された縫製データ直接指示画面20Eを示す説明図である。 縫製データの作成に関するミシン1の動作を示すフローチャートである。 キー設定画面におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。 縫製データ編集画面20Aによる運針経路入力処理におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。 全画面表示画面20Dによる運針経路入力処理におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。 縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(操作パネル)におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。 縫製データ直接指示画面20Eによる編集処理(外部コントローラ)におけるミシン1の動作を示すフローチャートである。 他の外部コントローラ25Aの例を示す説明図である。
符号の説明
8 針棒
10 布移動機構
12 布保持枠
20 操作パネル
22 表示部
23 USBポート
25 外部コントローラ
100 制御部
101 CPU
102 ROM
104 EEPROM
A,B ボタン
C 十字ボタン
D キャンセルキー
E Enterキー
K 形状点
L 運針経路
J 確定キー
O 原点
P、P1 現在点
Q 取り消しキー
V 移動方向キー

Claims (5)

  1. 縫い針を支持して上下動する針棒と、
    前記針棒の下方で被縫製物を保持して任意の位置に移動可能な布移動機構と、
    前記布移動機構に保持された被縫製物に対する針落ち位置の運針経路を表示する針落ち位置表示エリアと当該運針経路上の各位置を指定するための複数の操作キーを表示する操作キー表示エリアとを表示可能な表示部と、当該表示部の前面に設けられて透過性を有し、前記操作キーの表示内容に応じて行われた接触操作を検出するタッチパネルスイッチとを有する操作パネルと、
    前記運針経路上の各位置の入力に追従して前記布移動機構を移動させる追従制御部と、
    前記運針経路を含む縫製データを記憶する記憶手段と、を備え、
    前記針棒の上下動と前記運針経路に応じた前記布移動機構の移動とによって縫目を形成するミシンにおいて、
    複数の操作ボタンを有し、当該複数の操作ボタンによって前記表示部内の任意の位置を指定入力可能な外部コントローラと、
    前記外部コントローラを着脱可能に接続する接続手段と、を備えることを特徴とするミシン。
  2. 前記各操作キーによる各操作を前記外部コントローラの各操作ボタンに割り振る割り振り手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記割り振り手段によって前記操作パネルの入力内容を前記操作ボタンに割り振られた前記外部コントローラが接続された場合に、自動的に前記操作キー表示エリアを非表示として当該前記操作キー表示エリアまで前記針落ち位置表示エリアを拡大表示するように前記表示部の表示制御を行う第1の表示切替手段を備えることを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  4. 前記運針経路上の各位置の入力を前記操作パネル又は前記外部コントローラのいずれか一方から行うよう選択する選択手段と、
    前記選択手段によって前記外部コントローラから前記運針経路上の各位置の入力を行うよう選択された場合に、前記操作キー表示エリアを非表示として当該前記操作キー表示エリアまで前記針落ち位置表示エリアを拡大表示するように前記表示部の表示制御を行う第2の表示切替手段と、を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のミシン。
  5. 前記操作パネルの針落ち位置表示エリア内における接触操作が行われた位置を前記運針経路上の各位置として入力を受け付ける処理を行う直接入力処理部を備え、
    前記追従制御部は、前記直接入力処理部による入力を受け付ける処理の後に行われる確定の入力を待ってから前記布移動機構を移動させ、
    前記直接入力制御部は、前記外部コントローラによる入力時には、前記操作パネルの針落ち位置表示エリア内に前記外部コントローラの操作ボタンにより移動操作可能な位置指定用カーソルを表示して前記運針経路上の各位置としての入力を受け付けることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のミシン。
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