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JP2009111909A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP2009111909A
JP2009111909A JP2007284247A JP2007284247A JP2009111909A JP 2009111909 A JP2009111909 A JP 2009111909A JP 2007284247 A JP2007284247 A JP 2007284247A JP 2007284247 A JP2007284247 A JP 2007284247A JP 2009111909 A JP2009111909 A JP 2009111909A
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Hidechika Kumamoto
秀近 熊本
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】上記の問題を解決するためになされたものであり、搬送される原稿の表裏両面側に設置された種類の異なるイメージセンサを用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置において、省電力化を図ることのできる技術を提案する。
【解決手段】画像読取指示がスタートボタンにより行われると(♯1でYES)、制御部は、高速モードで読取動作を行うべき状況であるか高画質モードで読取動作を行うべき状況であるかを判断する(♯2)。制御部は、高画質モードで読取動作を行う状況であると判断した場合には(♯2でYES)、CISへの電力供給を電力制御回路に停止させた上で(♯3)、画像読取動作を行わせる(♯4)一方、高速モードで読取動作を行う状況であると判断した場合には(♯2でNO)、♯3の処理をとばして♯4の処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、原稿の両面を読み取ることが可能な画像読取装置、及びこの画像読取装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリ等の画像形成装置では、自動原稿送り装置(ADF:Automatic Document Feeder)を備えた画像読取装置によって、原稿の表面及び裏面を自動的に読み取っている。この原稿読取では、原稿の表面の画像をイメージセンサが読み取った後、その原稿の表裏を反転させて、原稿裏面の画像を再度イメージセンサが読み取る方式が広く採用されている。
さらには、下記特許文献1に示されるように、原稿トレイからの原稿搬送路において原稿の表裏両面側にそれぞれイメージセンサを設けることで、原稿を反転させることなく1回の原稿搬送(ワンパス)で原稿両面をほぼ同時に読み取る方式を採用した画像形成装置が知られている。この原稿両面をほぼ同時に読み取る方式を採用する画像形成装置では、原稿の一方の面の読み取りは装置本体側に配設された縮小光学系イメージセンサで行い、原稿の他方の面の読み取りは、設置スペース、コスト等の関係上、自動原稿送り装置側に配設された密着光学系イメージセンサで行う場合が多い。
上記特許文献1に示された画像形成装置のように、原稿の表裏面を読み取るイメージセンサの光学的構成が異なると、それぞれに用いられる光源やレンズアレイ等の相違により読取画像の画質に差が生じる。また、この読取画像の画質差が、記録紙の表裏面に形成される画像の画質の差となって現れる。そのため、このような画像形成装置においては、記録紙の表裏面の画質を同一にするために、1枚の原稿を反転させて2度同じイメージセンサ(縮小光学系イメージセンサ)に搬送して当該イメージセンサで原稿の表裏面を読み取らせる両面反転読取モードと、画像の読取時間を短縮するために原稿の表裏面を縮小光学系と密着光学系の2つのイメージセンサを用いてほぼ同時に読み取らせる両面同時読取モードの2つのモードを備えている場合がある。
特開2004−15299号公報
ところで、両面反転読取モードと両面同時読取モードとの2つのモードを備えた前述の画像読取装置においては、複数のイメージセンサを搭載していることにより消費電力量が非常に大きい。したがって、近年、この種の画像形成装置に対して省電力化が強く要求されていた。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、搬送される原稿の表裏両面側に設置された種類の異なるイメージセンサを用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置において、省電力化を図ることのできる技術を提案することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、原稿載置部に載置された原稿を給紙する原稿給紙部と、縮小光学系イメージセンサを有し、前記原稿給紙部によって搬送されてくる前記原稿の一方の面の画像を、前記縮小光学系イメージセンサを用いて読み取る第1読取部と、密着光学系イメージセンサを有し、前記原稿給紙部によって搬送されてくる前記原稿の他方の面の画像を、前記密着光学系イメージセンサを用いて読み取る第2読取部と、前記第1読取部による前記原稿の一方の面の読み取りが終了した後、当該原稿をその他方の面が前記第1読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、前記第1読取部及び第2読取部のうちいずれか一方の読取部により前記原稿の一方の面を読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記一方の読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面反転読取モードと、前記原稿給紙部による一度の原稿搬送で、前記第1読取部が当該原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面同時読取モードのいずれかのモードで、当該各部に原稿読取動作を行わせる制御部と、前記第1及び第2読取部への電力供給を個別に制御する電力制御回路とを備え、前記電力制御回路は、前記両面反転読取モードの設定時、前記第1及び第2読取部のうち使用しない方の読取部への電力供給を停止する画像読取装置である。
この発明によれば、前記両面反転読取モードにおいては、前記第1及び第2読取部のうちいずれか一方の読取部を使用しないことから、電力制御回路は、この使用しない方の読取部への電力供給を停止することで、前記使用しない方の読取部にも電力供給を行う場合に比して、省電力化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置において、当該画像読取装置の消費電力の上限値を設定する入力を行うための上限値設定部を更に備え、前記電力制御回路は、前記上限値設定部により入力された消費電力が予め定められた閾値より小さいときに、前記第1及び第2読取部のうち使用しない方の読取部への電力供給を停止するものである。
この発明によれば、ユーザが入力操作部を用いて予め定められた閾値より小さい消費電力の上限値を設定する入力を行ったときには、当該画像形成装置の消費電力の上限値が前記閾値以下に抑えられるように、前記第1及び第2読取部のうち使用しない方の読取部への電力供給が停止される。これにより、当該画像形成装置の消費電力の上限値が前記閾値以下に抑えられるようにしない構成に比して、前記第1及び第2読取部のうち使用しない方の読取部への電力供給が停止される分、省電力化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像読取装置において、読取モードを前記両面反転読取モードと両面同時読取モードとの中から選択するための第1の入力操作部と、前記第1及び第2読取部の読取動作により得られた画像データで構成される画像がカラー画像であるか否かを検出する検出部と、前記検出部による検出結果に応じて、現在の読取モードの適否を判断し、現在の読取モードが不適であると判断したときには読取モードを他方の読取モードに切り替える判断部と、前記判断部に前記読取モードの適否を判断させる判断モードに設定する入力を行うための第2の入力操作部とを備え、前記電力制御回路は、前記第1の入力操作部により前記両面反転読取モードが選択された場合であって、前記第2の入力操作部により前記判断モードに設定する入力が行われた場合には、前記第1及び第2読取部の両方に電力供給を行うものである。
この発明によれば、第2の入力操作部により前記判断モードに設定する入力が行われると、前記第1及び第2読取部の読取動作により得られた画像データで構成される画像がカラー画像であるか否かが前記検出部により検出され、判断部により、前記検出結果に応じて、現在の読取モードの適否を判断し、現在の読取モードが不適であると判断したときには読取モードが他方の読取モードに切り替えられる。
そして、このような判断モードが、前記第1の入力操作部により両面反転読取モードが選択された場合において設定された場合には、例外的に、前記第1及び第2読取部の両方に電力供給が前記電力制御回路により行われる。これにより、前記第1及び第2読取部の両方に電力が供給されることとなるから、前記検出部による検出処理を確実に実行することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置と、前記読取部の読取動作により得られた画像データに基づいて画像を記録紙に形成する画像形成部とを備える画像形成装置である。
この発明によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明によって得られる作用を奏する。
本発明によれば、搬送される原稿の表裏両面側に設置された種類の異なるイメージセンサを用いて原稿の画像を読み取る画像読取装置及び該画像読取装置を備えた画像形成装置において、省電力化を実現することができる。
以下、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の実施形態について図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態では、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置を、カラーコピー、スキャナ、ファクシミリ、プリンタ等の機能を備えた複合機に集約した形態を例に説明する。
図1は本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の一実施形態である複合機1の内部構成を模式的に示した縦断面図である。複合機1は大きく分けると画像読取装置2と装置本体3とからなる。画像読取装置2は、原稿給紙部21とスキャナ部22とCIS231と操作部5と、更に後述する反転機構及び制御部61(図3参照)を備えてなる。原稿給紙部21はADF(Automatic Document Feeder)を備え、原稿トレイ211、ピックアップローラ212、搬送ドラム213、排紙ローラ214及び排紙トレイ215を有する。原稿トレイ211には、読取対象とされる原稿が載置される。原稿トレイ211に載置された原稿は1枚ずつピックアップローラ212によって取り込まれて搬送ドラム213へ搬送される。搬送ドラム213を経由した原稿は排紙ローラ214によって排紙トレイ215へ排出される。
スキャナ部(第1読取部)22は、原稿の画像を光学的に読み取って画像データを生成するものである。スキャナ部22は、プラテンガラス221、光源222、第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227、結像レンズ228、CCD(Charge Coupled Device)229を備える。このスキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプが用いられ、上記第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225、第1キャリッジ226、第2キャリッジ227及び結像レンズ228により、原稿からの光をCCD229に導くものである。スキャナ部22は、光源222として冷陰極蛍光管等の白色蛍光ランプを用いていることから、光源として3色LED等が用いられる後述のCIS231よりも色再現性に優れる。
プラテンガラス221には、上記原稿給紙部21によらない原稿読取時に、ユーザの手動により原稿が載置される。プラテンガラス221は、光源222及び第1ミラー223は第1キャリッジ226によって支持され、第2ミラー224及び第3ミラー225は第2キャリッジ227によって支持されている。
画像読取装置2の原稿読取方式としては、プラテンガラス221上に載置された原稿をスキャナ部22が読み取るフラットベッド読取モードと、原稿を原稿給紙部21(ADF)によって取り込み、その搬送途中で原稿を読み取るADF読取モードがある。フラットベッド読取モードでは、光源222がプラテンガラス221上に載置された原稿を照射し、主走査方向1ライン分の反射光が第1ミラー223、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。CCD229は一次元のイメージセンサであり、1ライン分の原稿の画像を同時に処理する。第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、主走査方向と直交する方向(副走査方向、矢印Y方向)に移動可能に構成されており、1ライン分の読み取りが終了すると、当該主走査方向と直交する方向に第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227が移動し、次のラインの読み取りが行われる。
ADF読取モードでは、原稿給紙部21が原稿トレイ211に載置された原稿をピックアップローラ212によって1枚ずつ取り込む。このとき、第1キャリッジ226及び第2キャリッジ227は、読取窓230の下方位置に配置される。原稿給紙部21による原稿搬送で、原稿が搬送ドラム213から排紙トレイ215への搬送経路に設けられた読取窓230上を通過するとき、光源222が原稿を照射し、主走査1ライン分の反射光が第1ミラー233、第2ミラー224、第3ミラー225の順に反射して、結像レンズ228に入射する。結像レンズ228に入射した光はCCD229の受光面で結像される。続いて原稿は原稿給紙部21によって搬送され、次のラインが読み取られる。
更に、原稿給紙部21は切換ガイド216、反転ローラ217及び反転搬送路218からなる原稿反転機構(反転部)を有する。この原稿反転機構が、1回目のADF読み取りによって表面(原稿の一方の面)が読み取られた原稿を表裏反転させて読取窓230(スキャナ部22)に再搬送することで、再度CCD229によって裏面(原稿の他方の面)の読み取りが行わせる。この原稿反転機構は、両面読み取り時にのみ動作し、片面読み取り時は動作しない。片面読み取り時及び両面読み取り時において裏面の読み取り後、切換ガイド216は上側に切り替えられ、搬送ドラム213を経た原稿は排紙ローラ214によって排紙トレイ215に排紙される。両面読み取り時における表面読み取り後、切換ガイド216は下側に切り替えられ、搬送ドラム213を経た原稿は反転ローラ217によって反転搬送路218へ搬送される。その後、切換ガイド216は上側へ切り替わり、反転ローラ217が逆回転して原稿を搬送ドラム213へ再給紙する。以下、原稿反転機構を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面反転読取モード又は高画質モードと表記する。
更に、本実施形態の画像読取装置2は、ADF読取モード時において、上記で説明したように原稿の搬送途中でCCD229(スキャナ部22)によって原稿の表面の読み取りを行わせると略同時に(略並行して)、CIS(第2読取部)231によって原稿の裏面の読み取りを行わせることが可能である。この場合、原稿トレイ211から原稿給紙部21により搬送された原稿は、読取窓230上を通過するときにCCD229によって表面が読み取られ、更にCIS231の配置箇所を通過する際に裏面が読み取られる。なお、CIS231では、光源としてRGBの3色LED等が用いられる。このようにCCD229とCIS231を用いることで、原稿給紙部21による原稿トレイ211から排紙トレイ215までの一回の原稿搬送操作(ワンパス)によって原稿の表裏両面の読み取りが可能となる。以下、このようにCCD229とCIS231を用いて原稿の両面を読み取らせるモードを両面同時読取モード又は高速モードと表記する。また、以下の説明においては、スキャナ部22とCIS231との違いを明瞭にするため、スキャナ部22をCCD229と表記するものとする。
ここで、高画質モード(両面反転読取モード)と高速モード(両面同時読取モード)について説明する。高画質モードでは原稿両面の読み取りが同じイメージセンサ(CCD229)によって行われるため、取得した画像データに基づいて両面印刷を行っても、両面の印刷画像の画質に差はない。しかし、高速モードでは原稿の表面はCCD229、裏面はCIS231という異なるイメージセンサで読み取りが行われるため、特にカラー原稿の場合、それぞれのイメージセンサが取得した画像データに基づいて両面印刷を行うと、両面の印刷画像の画質に差が生じる。これは、CCD229、CIS231が原稿読み取りの際に用いる上述した光源の分光分布の違いによるものの他に、CCD229は複数の受光素子がワンチップ上に形成されてイメージセンサとして構成されているのに対し、CIS231においては複数の固体撮像素子が連結されてイメージセンサとして構成されているため固体撮像素子間に感度のバラつきが生じ、これが画質差の原因となっていると考えられる。
従って、本実施形態の複合機1においては、上記画質差の発生を解決するために、ADF読取モードを用いて原稿の両面読み取りを行う際、ユーザは高画質モード(両面反転読取モード)又は高速モード(両面同時読取モード)の何れかを選択することができるようになっている。つまり、両面の印刷画像の画質を揃えたい場合は高画質モード(両面反転読取モード)、両面の印刷画像の画質に差はあっても、読取時間の短縮化を優先させたい場合は高速モード(両面同時読取モード)とする等、ユーザは状況に応じてモードを後述する操作部5を用いて選択することができる。なお、本実施形態における複合機1は、高速モードに初期設定されており、前記読取モードのモード設定操作が何も行われないまま画像形成指示が入力された場合には、高速モードで原稿の画像読取動作が行われるようになっている。
さらに、複合機1は、装置本体3と、装置本体3の左方に配設されたスタックトレイ6とを有している。装置本体3は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。また、装置本体3は、給紙トレイ471と該給紙トレイ471に載置された原稿を1枚ずつ記録部40に向けて繰り出す繰り出しローラ472とを備える。
記録部(画像形成部)40は、感光体ドラム43の表面から残留電荷を除電する除電装置421と、除電後の感光体ドラム43の表面を帯電させる帯電装置422と、スキャナ部22で取得された画像データに基づいてレーザ光を出力して感光体ドラム43表面を露光し、当該感光体ドラム43の表面に静電潜像を形成する露光装置423と、上記静電潜像に基づいて感光体ドラム43上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色のトナー像を形成する現像装置44K,44Y,44M,44Cと、感光体ドラム43に形成された各色のトナー画像が転写されて重ね合わせされる転写ドラム49と、転写ドラム49上のトナー像を用紙に転写させる転写装置41と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着装置45とを備えている。なお、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対するトナーの供給は、図略のトナー供給容器(トナーカートリッジ)から行われる。また、記録部40を通過した記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等が設けられている。
記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部40で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部40の上流域に再度搬送し、記録部40により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ6又は排出トレイ48に排出する。
また、装置本体3の前方には、ユーザが操作画面や各種メッセージ等を視認することができる表示部や、種々の操作命令を入力するための操作ボタンを有する操作部5が備えられている。図2は操作部5の正面図の一例である。この操作部5は、表示部51、タッチパネル52、数字キー群53、各種操作ボタン54〜57、機能選択ボタン58等を備える。表示部51は、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等によって構成され、紙サイズ選択、倍率選択、濃度選択等のユーサーに対する操作案内画面が表示される。この表示部51はタッチパネル52と一体的に形成されている。タッチパネル52は、ユーザによるタッチ操作がなされたら、タッチ位置を検知して検知信号を、後述する制御部61へ出力するものである。
数字キー群53は、例えば、複合機1のコピー機能を動作させる際はコピー枚数を、ファクシミリ機能を動作させる際は送信先の電話番号等を入力するためのものである。節電ボタン54は、複合機1を節電(低電力)モードにするボタンである。スタートボタン55はコピー動作やスキャナ動作等を開始させるボタンであり、ストップ/クリアボタン56はコピー動作やスキャナ動作等の停止、入力操作の取り消しを行うボタンである。リセットボタン57は表示部51の表示や各種設定を初期状態又は標準動作状態にするボタンである。機能選択ボタン58は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を設定するためのボタンである。
図3は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1、図2に示した各部と同一のものには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。複合機1は、原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像処理部64、記録部40、通信部66、電力制御回路67及び制御部61を備えて構成される。
原稿給紙部21は、前記ADF読取モードで原稿のコピーやスキャンが行われる際に、原稿トレイ211に載置された原稿を自動的に取り込んで、CCD229やCIS231による原稿の読み取りが可能なように搬送する。操作部5は、図1に示す操作部5に相当するものである。スキャナ部22、CIS231及び操作部5は、図1、図2に示すスキャナ部22、CIS231及び操作部5に相当するものである。
画像処理部64は、画像データに関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部64は、CCD229又はCIS231によって取得された画像データや、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ、公衆回線で接続されたファクシミリ装置等から通信部66を介して転送されてくる画像データに対して、レベル補正、ガンマ補正等の補正処理、画像データの圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
記録部40は、CCD229又はCIS231によって得られた画像データや、上記パーソナルコンピュータやファクシミリ装置等から通信部66を介して転送された画像データに基づいた画像を記録紙に形成する。
通信部66は、ネットワークインターフェースを用い、ネットワークを介して接続されたコンピュータやファクシミリ装置等の外部装置との間で種々のデータの送受信を行うものである。
電力制御回路67は、スキャナ部22及びCIS231への電力供給を個別に制御するものである。
制御部61は、複合機1の全体動作制御を司るものであり、CPU等によって構成される。上記原稿給紙部21、スキャナ部22、CIS231、操作部5、画像処理部64、記録部40及び通信部66は、制御部61による制御の下で動作する。制御部61は、ユーザから操作部5に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又はHDDに記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1を統括的に制御し、特に本実施形態においては、電力制御部611としての機能を有する。
電力制御部611は、前記電力制御回路67に電力供給に関する指示を出力するものであり、本実施形態においては、省電力化を図るべく、当該複合機1が高画質モード(両面反転読取モード)に設定されているとき、CIS231への電力供給を前記電力制御回路67にオフさせる。
次に、制御部61による電力供給に係る処理について説明する。図4は、制御部61による電力供給に係る処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、スタートボタン55が押下される(画像読取指示が行われる)と(ステップ♯1でYES)、制御部61は、高速モードで読取動作を行うべき状況であるか高画質モードで読取動作を行うべき状況であるかを判断する(ステップ♯2)。制御部61は、高画質モードで読取動作を行う状況であると判断した場合には(ステップ♯2でYES)、CIS231への電力供給を前記電力制御回路67に停止させた上で(ステップ♯3)、画像読取動作を行わせる(ステップ♯4)一方、高速モードで読取動作を行う状況であると判断した場合には(ステップ♯2でNO)、ステップ♯3の処理をとばしてステップ♯4の処理を実行する。
以上のように、本実施形態では、高画質モードにおいては、CIS231は使用しないことから、該CIS231への電力供給を電力制御回路67に停止させることにより、CIS231及びCCD229の両方に電力供給を行う場合に比して省電力化を図ることができる。
なお、本件は、前記実施形態に代えて、又は前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]商用電源の定格電力の関係から、装置におけるピークの消費電力(以下、ピーク電力という)を所望の電力値(例えば1500(W)とか1000(W)など)に収めたい場合がある。本実施形態では、この点を考慮して、前記ピーク電力をユーザが設定する機能を搭載し、さらに、そのピーク電力に応じてCIS231及びCCD229への電力供給のオンオフを制御する機能を搭載している。
具体的には、図5に示すように、本実施形態の複合機1は、図略の設定画面において所定の操作を行うことで、表示部51にピーク電力を低減する入力を行うための入力画面が表示される。通常、複合機1は、ピーク電力が1500(W)であり、省電力を図るため、このピーク電力を低減したい場合に、この入力画面を表示部51に表示させる。図5では、「1500(W)」及び「1000(W)」が指定可能なピーク電力として設定されたピーク電力選択画面が表示されている例を示しており、「1500(W)」の表示領域又は「1000(W)」の表示領域を押圧することで、ピーク電力を指定する入力が行われるようになっている。
例えば複合機1が通常のモードに設定されている場合において、前記入力画面で「1000(W)」が指定された場合には、ピーク電力が1000(W)に低減されたピーク電力低減モードに設定され、複合機1が前記ピーク電力低減モードに設定されている場合において、前記入力画面で「1500(W)」が指定された場合には、ピーク電力が1500(W)に増大された通常のモードに設定される。
電力制御部611(図3参照)は、複合機1が高画質モードに設定されている場合において、通常のモードから前記ピーク電力モードに切り替えられたときに、CIS231への電力供給を前記電力制御回路67に停止させる。
次に、本実施形態における制御部61の電力供給制御処理について説明する。図6は、制御部61による電力供給制御処理を示すフローチャートである。なお、ここでも、「1500(W)」及び「1000(W)」が指定可能なピーク電力として設定されているものとする。
図6に示すように、スタートボタン55が押下される(画像形成指示が行われる)と(ステップ♯11でYES)、制御部61は、高速モードで読取動作を行うべき状況であるか高画質モードで読取動作を行うべき状況であるかを判断する(ステップ♯12)。制御部61は、高画質モードで読取動作を行う状況であると判断した場合には(ステップ♯12でYES)、ピーク電力が1000(W)に設定されているか否かを判断する(ステップ♯13)。
制御部61は、ピーク電力が1000(W)に設定されている場合には(ステップ♯13でYES)、CIS231への電力供給を前記電力制御回路67に停止させた上で(ステップ♯3)、画像読取動作を行わせる(ステップ♯4)一方、ピーク電力が1000(W)に設定されていない場合、すなわちピーク電力が1500(W)に設定されている場合には(ステップ♯13でNO)、ステップ♯13の処理をとばしてステップ♯14の処理を実行する。また、制御部61は、ステップ♯12において高速モードで読取動作を行う状況であると判断した場合にも(ステップ♯12でNO)、ステップ♯13の処理をとばしてステップ♯14の処理を実行する。
以上のように、複合機1が高画質モードに設定されている場合において、特にユーザにより複合機1のピーク電力を低減させる指示が入力されたときに、CIS231への電力供給をオフするようにしたので、ユーザが意図するときに省電力化を図ることができる。なお、ここでは、2つの異なるピーク電力から所望の消費電力を選択できるようにしたが、ピーク電力の設定数は2つに限られず、複数のピーク電力を設定してもよく、それらの中から所望の消費電力を選択できるようにしてもよい。
[2]前記実施形態では、読取モードとして前記両面反転読取モードが設定されているときには、CIS231への電力供給を停止するようにしたが、次のような構成を有する場合には、両面反転読取モードに設定されている場合であっても、例外的にCIS231への電力供給を行うようにするとよい。
すなわち、本実施形態の複合機1は、CCD229及びCIS231の読取動作で得られた画像データで構成される画像がカラー画像であるか否かを検出する検出部と、前記検出部により1枚の原稿に対して得られた2つの画像のうち一方でもカラー画像であるか否かの検出結果に応じて、現在の読取モードの適否を判断し、現在の読取モードが不適切であると判断すると、読取モードを他方の読取モードに自動的に切り替える判断部と、前記判断部の機能を利用するか否かを入力するための入力部とが備えられている。
なお、読取モードの適否の一例を挙げると、例えば、1枚の原稿のうち表面及び裏面の画像の少なくとも一方がカラー画像である場合には、比較的顕著となる、表面の画像と裏面の画像の画質差を解消するため両面反転読取モードで読取動作を行うという場合が好適な場合の一例であり、前記原稿に対して両面同時読取モードで読取動作を行うという場合が不適切な場合の一例である。
このような構成において、前記入力部により前記判断部の機能を利用する旨の入力が行われた場合には、前記検出部及び判断部に動作を行わせるべくCCD229及びCIS231の両方に読取動作を行わせる必要があるため、両面反転読取モードが設定されている状態で、前記検出部及び判断部を動作させる場合には、CIS231にも電力を供給するとよい。なお、検出部、判断部及び入力部は図示を省略している。
これにより、両面反転読取モードに設定されている場合であっても、検出部による検出処理を確実に実行することができる。
[3]前記実施形態では、高画質モードにおいては、CIS231は使用しないことから、該CIS231への電力供給をオフするようにしたが、前記高画質モード及び高速モード以外のモードとして、反転ローラ217及び反転搬送路218からなる前記原稿反転機構を用いて、全ての原稿における表裏両面の画像をCIS231でのみ読み取るモードが備えられている場合に、該モードを用いて原稿の読取動作を行うときには、CCD229は使用しないことから、該CCD229への電力供給をオフするようにすると、CIS231及びCCD229の両方に電力を供給する場合に比して省電力化を図ることができる。
[4]本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記では、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置の構成及び処理の実施形態を図1乃至図6に示したが、これらはあくまでも一例に過ぎず、本発明に係る画像読取装置及び画像形成装置、上述した構成及び制御に限定する趣旨ではない。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機の内部構成を模式的に示した縦断面図である。 操作部の正面図の一例である。 複合機の電気的構成を示すブロック図である。 制御部による電力供給に係る処理を示すフローチャートである。 ピーク電力を選択する入力を行うための入力画面を示す図である。 制御部による電力供給に係る処理の変形形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
2 画像読取装置
5 操作部
21 原稿給紙部
22 スキャナ部
40 記録部
61 制御部
611 電力制御部
67 電力制御回路
229 CCD
231 CIS

Claims (4)

  1. 原稿載置部に載置された原稿を給紙する原稿給紙部と、
    縮小光学系イメージセンサを有し、前記原稿給紙部によって搬送されてくる前記原稿の一方の面の画像を、前記縮小光学系イメージセンサを用いて読み取る第1読取部と、
    密着光学系イメージセンサを有し、前記原稿給紙部によって搬送されてくる前記原稿の他方の面の画像を、前記密着光学系イメージセンサを用いて読み取る第2読取部と、
    前記第1読取部による前記原稿の一方の面の読み取りが終了した後、当該原稿をその他方の面が前記第1読取部に読み取られる状態として反転させて搬送する反転部と、
    前記第1読取部及び第2読取部のうちいずれか一方の読取部により前記原稿の一方の面を読み取り、前記反転部による当該原稿の反転後に、前記一方の読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面反転読取モードと、前記原稿給紙部による一度の原稿搬送で、前記第1読取部が当該原稿の一方の面を読み取り、前記第2読取部が当該原稿の他方の面を読み取る両面同時読取モードのいずれかのモードで、当該各部に原稿読取動作を行わせる制御部と、
    前記第1及び第2読取部への電力供給を個別に制御する電力制御回路とを備え、
    前記電力制御回路は、前記両面反転読取モードの設定時、前記第1及び第2読取部のうち使用しない方の読取部への電力供給を停止する画像読取装置。
  2. 当該画像読取装置の消費電力の上限値を設定する入力を行うための上限値設定部を更に備え、
    前記電力制御回路は、前記上限値設定部により入力された消費電力が予め定められた閾値より小さいときに、前記第1及び第2読取部のうち使用しない方の読取部への電力供給を停止する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 読取モードを前記両面反転読取モードと両面同時読取モードとの中から選択するための第1の入力操作部と、
    前記第1及び第2読取部の読取動作により得られた画像データで構成される画像がカラー画像であるか否かを検出する検出部と、
    前記検出部による検出結果に応じて、現在の読取モードの適否を判断し、現在の読取モードが不適であると判断したときには読取モードを他方の読取モードに切り替える判断部と、
    前記判断部に前記読取モードの適否を判断させる判断モードに設定する入力を行うための第2の入力操作部とを備え、
    前記電力制御回路は、前記第1の入力操作部により前記両面反転読取モードが選択された場合であって、前記第2の入力操作部により前記判断モードに設定する入力が行われた場合には、前記第1及び第2読取部の両方に電力供給を行う請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置と、
    前記読取部の読取動作により得られた画像データに基づいて画像を記録紙に形成する画像形成部とを備える画像形成装置。
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