JP2009199267A - 走行制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】先行車両から送信された情報の自車両における受信強度に基づいて車間距離を取得する場合に、車間距離を正確に取得可能とする。
【解決手段】自車両において、送信装置32から送信された信号の受信装置34における受信強度と、送信装置32から送信された信号の送信強度と、これら送信装置32と受信装置34との間の距離とに基づいて実際の減衰の状態を取得する。この実際の減衰の状態と、先行車両から送信された信号を受信装置34において受信した場合の受信強度とに基づいて先行車両との間の車間距離を取得する。実際の減衰の状態が考慮されるため、車間距離を正確に取得することができる。
【選択図】図1
【解決手段】自車両において、送信装置32から送信された信号の受信装置34における受信強度と、送信装置32から送信された信号の送信強度と、これら送信装置32と受信装置34との間の距離とに基づいて実際の減衰の状態を取得する。この実際の減衰の状態と、先行車両から送信された信号を受信装置34において受信した場合の受信強度とに基づいて先行車両との間の車間距離を取得する。実際の減衰の状態が考慮されるため、車間距離を正確に取得することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、先行車両との間の相対位置関係に基づいて、自車両の走行状態を制御する走行制御装置に関するものである。
特許文献1には、自車両と先行車両との間の距離や相対速度等に基づいて自車両の走行状態を制御する走行状態制御装置であって、先行車両との間で情報の通信を行う通信装置と、先行車両との間の距離を取得する車間距離センサとを含むものが記載されている。
自車両において、先行車両から送信された、その先行車両の走行速度、加減速度等の走行状態を表す情報が受信される。また、自車両と先行車両との間の距離の変化と、自車両の走行状態とに基づいて、先行車両の走行速度、加減速度等の走行状態が推定される。そして、推定された走行状態と、先行車両から送信されて、受信した情報が表す走行状態とを比較して、これらの差の絶対値が小さい場合には追従制御が許可され、これらの差の絶対値が大きい場合には禁止される。車間距離センサは、レーザ光、赤外線、電波を用いて、これらレーザ光等を出力してから受信するまでの間の時間(先行車両で反射して戻ってくるまでの間の時間)に基づいて距離を検出するものである。通信装置においては、搬送波として赤外線が使用される。
特許文献2には、自車両と先行車両との間の距離や相対速度等に基づいて衝突の可能性の有無を検出し、衝突の可能性が有る場合には警報を発したり、自車両を停止させたりする衝突回避装置であって、先行車両との間で情報の通信を行う通信装置と、先行車両との間の距離を検出する装置とを備えたものが記載されている。
自車両において、先行車両から送信された情報が表す先行車両の走行速度と、自車両の走行速度と、先行車両と自車両との間の距離等に基づいて衝突の可能性の有無が取得される。通信装置においては、搬送波として電波、赤外線、超音波が使用される。車間距離を取得する装置としては、(a)先行車両から所定のタイミングで出力されたレーザ光、ミリ波を自車両において受信した場合に、これらの時間差に基づいて距離を取得する装置、(b)先行車両が、車両の前部、後部のそれぞれに発信源(電波、赤外線、超音波を発信する装置)を備えている場合に、自車両において、発信源の各々から送信されたそれぞれの信号の強度差ΔIの強度I自体に対する比率(ΔI/I)が大きい場合は車間距離が小さく、比率が小さい場合は車間距離が大きいと検出する装置が記載されている。
特開平9−282599号公報
特開2005−56016号公報
自車両において、先行車両から送信された、その先行車両の走行速度、加減速度等の走行状態を表す情報が受信される。また、自車両と先行車両との間の距離の変化と、自車両の走行状態とに基づいて、先行車両の走行速度、加減速度等の走行状態が推定される。そして、推定された走行状態と、先行車両から送信されて、受信した情報が表す走行状態とを比較して、これらの差の絶対値が小さい場合には追従制御が許可され、これらの差の絶対値が大きい場合には禁止される。車間距離センサは、レーザ光、赤外線、電波を用いて、これらレーザ光等を出力してから受信するまでの間の時間(先行車両で反射して戻ってくるまでの間の時間)に基づいて距離を検出するものである。通信装置においては、搬送波として赤外線が使用される。
特許文献2には、自車両と先行車両との間の距離や相対速度等に基づいて衝突の可能性の有無を検出し、衝突の可能性が有る場合には警報を発したり、自車両を停止させたりする衝突回避装置であって、先行車両との間で情報の通信を行う通信装置と、先行車両との間の距離を検出する装置とを備えたものが記載されている。
自車両において、先行車両から送信された情報が表す先行車両の走行速度と、自車両の走行速度と、先行車両と自車両との間の距離等に基づいて衝突の可能性の有無が取得される。通信装置においては、搬送波として電波、赤外線、超音波が使用される。車間距離を取得する装置としては、(a)先行車両から所定のタイミングで出力されたレーザ光、ミリ波を自車両において受信した場合に、これらの時間差に基づいて距離を取得する装置、(b)先行車両が、車両の前部、後部のそれぞれに発信源(電波、赤外線、超音波を発信する装置)を備えている場合に、自車両において、発信源の各々から送信されたそれぞれの信号の強度差ΔIの強度I自体に対する比率(ΔI/I)が大きい場合は車間距離が小さく、比率が小さい場合は車間距離が大きいと検出する装置が記載されている。
本発明の課題は、特許文献1,2に記載の走行制御装置における場合とは異なる態様で先行車両との間の相対位置関係を取得可能とすることである。
請求項1に記載の走行制御装置は、自車両と先行車両との間の相対位置関係に基づいて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、(a)前記自車両に設けられた送信装置と、(b)前記自車両の、前記送信装置と間隔を隔てて設けられた受信装置と、(c)その受信装置において受信された前記送信装置から送信された信号に基づいて、その信号の実際の減衰の状態を取得し、その取得した減衰の状態と、前記受信装置において受信された前記先行車両からの信号とに基づいて前記先行車両との間の相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置とを含むものとされる。
自車両の受信装置において自車両の送信装置から送信された信号が受信された場合に、その送信装置が出力する信号の出力強度と、その受信装置において受信された信号の受信強度と、それら送信装置と受信装置との間の距離とに基づいて、実際の信号の伝播の減衰状態が取得される。そして、自車両の受信装置において先行車両から送信された信号が受信された場合に、その信号の受信強度と取得された減衰状態とに基づいて、先行車両との間の相対位置関係が取得される。
送信装置から出力される信号が伝播して受信装置に受信されるまでの間に、信号は減衰するが、その場合の減衰の状態は、送信装置と受信装置との間の距離、信号の種類、環境等によって決まる。例えば、空気中を伝播する場合(吸収、回折、反射等を考慮しない場合)には、受信強度Eiを送信強度Eoで割った値(Ei /Eo)は、送信装置と受信装置との間の距離が大きい場合は小さい場合より小さくなり、信号の波長が短い場合は長い場合より小さくなる。また、信号の伝播速度は、温度や湿度等によって変わるため、周波数が同じ信号(同じ種類の信号の一態様)において、波長が変わり、上述の値(Ei /Eo)も変わる。
本項に記載の走行制御装置において取得される減衰状態は、送信装置と受信装置との間の距離を除く要因による減衰状態をいう。例えば、信号の種類、環境等で決まる減衰の状態であり、同じ種類の信号であれば、環境等で決まる状態をいう。本項に記載の走行状態制御装置において取得された減衰状態は、同じ種類の信号であれば、同じ環境において、同様に生じる減衰状態である。
一方、自車両における送信装置と受信装置との間の環境と、先行車両と自車両との間の環境とは同じであると考えることができる。自車両の送信装置と受信装置との間で伝播される信号と、先行車両と自車両との間で伝播される信号とが同じ種類である場合には、実際の減衰状態も同じとなる。したがって、自車両において取得された実際の減衰の状態、自車両において受信した信号の受信強度Ei、先行車両から送信された信号の送信強度Eoに基づけば、先行車両と自車両との間の距離を正確に取得することができる。
このように、本項に記載の相対位置関係の取得の態様は、特許文献1,2に記載のように、レーザ光、ミリ波が到着するまでの時間に基づいて取得する態様でも、先行車両に設けられた2つの発信源から送信される信号の強度差ΔIの強度Iに対する比率に基づいて取得する態様でもない。本項に記載の相対位置関係の取得の態様は、特許文献1,2に記載されておらず、新しいものである。
自車両において、先行車両において出力された信号の出力強度が取得可能であるものとする。例えば、(a)先行車両に設けられた送信装置が自車両に設けられた送信装置と同じ強度の信号を出力するものであることが、自車両において予めわかっている場合、(b)先行車両から送信される信号に、出力強度の情報が含まれている場合等が該当する。(a)の先行車両から送信される信号の強度が予めわかっている場合には、さらに、少なくとも走行制御が行われる間、一定の強度で信号が出力されることが前提となる。それに対して、(b)のように、出力強度を表す情報も送信される場合には、走行制御の途中で信号の強度が変わっても、相対位置関係を正確に取得することができる。また、車両の各々において同じ送信装置を設ける必要がなくなるため、設計の自由度を高くすることができる。
なお、自車両や先行車両に設けられる送信装置は、走行制御装置に専用に設けられたものであっても、他の車載装置と共通に設けられたものであってもよい。
また、先行車両から送信される信号と自車両の送信装置から送信される信号とは、同じ種類の信号であり、例えば、周波数が同じ信号をいう。
自車両の受信装置において自車両の送信装置から送信された信号が受信された場合に、その送信装置が出力する信号の出力強度と、その受信装置において受信された信号の受信強度と、それら送信装置と受信装置との間の距離とに基づいて、実際の信号の伝播の減衰状態が取得される。そして、自車両の受信装置において先行車両から送信された信号が受信された場合に、その信号の受信強度と取得された減衰状態とに基づいて、先行車両との間の相対位置関係が取得される。
送信装置から出力される信号が伝播して受信装置に受信されるまでの間に、信号は減衰するが、その場合の減衰の状態は、送信装置と受信装置との間の距離、信号の種類、環境等によって決まる。例えば、空気中を伝播する場合(吸収、回折、反射等を考慮しない場合)には、受信強度Eiを送信強度Eoで割った値(Ei /Eo)は、送信装置と受信装置との間の距離が大きい場合は小さい場合より小さくなり、信号の波長が短い場合は長い場合より小さくなる。また、信号の伝播速度は、温度や湿度等によって変わるため、周波数が同じ信号(同じ種類の信号の一態様)において、波長が変わり、上述の値(Ei /Eo)も変わる。
本項に記載の走行制御装置において取得される減衰状態は、送信装置と受信装置との間の距離を除く要因による減衰状態をいう。例えば、信号の種類、環境等で決まる減衰の状態であり、同じ種類の信号であれば、環境等で決まる状態をいう。本項に記載の走行状態制御装置において取得された減衰状態は、同じ種類の信号であれば、同じ環境において、同様に生じる減衰状態である。
一方、自車両における送信装置と受信装置との間の環境と、先行車両と自車両との間の環境とは同じであると考えることができる。自車両の送信装置と受信装置との間で伝播される信号と、先行車両と自車両との間で伝播される信号とが同じ種類である場合には、実際の減衰状態も同じとなる。したがって、自車両において取得された実際の減衰の状態、自車両において受信した信号の受信強度Ei、先行車両から送信された信号の送信強度Eoに基づけば、先行車両と自車両との間の距離を正確に取得することができる。
このように、本項に記載の相対位置関係の取得の態様は、特許文献1,2に記載のように、レーザ光、ミリ波が到着するまでの時間に基づいて取得する態様でも、先行車両に設けられた2つの発信源から送信される信号の強度差ΔIの強度Iに対する比率に基づいて取得する態様でもない。本項に記載の相対位置関係の取得の態様は、特許文献1,2に記載されておらず、新しいものである。
自車両において、先行車両において出力された信号の出力強度が取得可能であるものとする。例えば、(a)先行車両に設けられた送信装置が自車両に設けられた送信装置と同じ強度の信号を出力するものであることが、自車両において予めわかっている場合、(b)先行車両から送信される信号に、出力強度の情報が含まれている場合等が該当する。(a)の先行車両から送信される信号の強度が予めわかっている場合には、さらに、少なくとも走行制御が行われる間、一定の強度で信号が出力されることが前提となる。それに対して、(b)のように、出力強度を表す情報も送信される場合には、走行制御の途中で信号の強度が変わっても、相対位置関係を正確に取得することができる。また、車両の各々において同じ送信装置を設ける必要がなくなるため、設計の自由度を高くすることができる。
なお、自車両や先行車両に設けられる送信装置は、走行制御装置に専用に設けられたものであっても、他の車載装置と共通に設けられたものであってもよい。
また、先行車両から送信される信号と自車両の送信装置から送信される信号とは、同じ種類の信号であり、例えば、周波数が同じ信号をいう。
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、少なくとも、請求の範囲に記載された発明である「本発明」ないし「本願発明」を含むが、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組を、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
(1)自車両と先行車両との間の相対位置関係に基づいて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、
前記自車両に設けられた送信装置と、
前記自車両の、前記送信装置と間隔を隔てて設けられた受信装置と、
その受信装置において受信された前記送信装置から送信された信号の受信強度に基づいて、その信号の実際の減衰状態を取得し、その取得した減衰状態と、前記受信装置において受信された前記先行車両からの信号の受信強度とに基づいて前記相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置と
を含むことを特徴とする走行制御装置(請求項1)。
(2)前記受信装置が、前記自車両の前記送信装置が設けられた位置より前方に設けられた(1)項に記載の走行制御装置(請求項2)。
自車両において、送信装置が、主として自車両より後方の車両に信号を送信するために利用される場合には、自車両の後部に設けることが望ましく、受信装置が、主として自車両より前方の車両からの信号を受信するために利用される場合には、自車両の前部に設けることが望ましい。そして、送信装置と受信装置とは、互いに隔たって設けられる。以上の事情から、自車両において受信装置を送信装置より前方に設けることは妥当なことである。
(3)前記送信装置が、前方および後方の2方向に指向性を有する送信アンテナを含む(1)項または(2)項に記載の走行制御装置。
前方および後方の2方向に指向性を有するものとすれば、後方の車両にも、自車両のより前方に位置する受信装置にも、より確実に信号を送信することができる。換言すれば、後方の車両の受信装置、自車両の受信装置の各々において、信号の受信率を高くすることが可能となる。
(4)前記受信装置が、前方に指向性を有する前方用アンテナと後方に指向性を有する後方用アンテナとを含む(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
前方用アンテナにおいては、先行車両から送信される信号をより確実に受信することができ、後方用アンテナにおいては、自車両の送信装置から送信される信号をより確実に受信することができる。
(5)前記送信装置が、周波数100MHZ以上、500MHZ以下の信号を送信する周波数域信号送信部を含む(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の走行制御装置(請求項3)。
また、送信装置は、特定小電力無線で使用できる周波数領域の信号を送信するものとすることができる。
(6)前記送信装置が、前記自車両の車輪に設けられ、検出装置により検出された車輪の状態を表す情報を無線で送信する送信装置によって構成された(1)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の走行制御装置(請求項4)。
送信装置は、走行制御装置に専用のものでなくても、他の無線の通信装置を備えた車載装置(例えば、車輪状態取得装置)に設けられる送信装置と共通のものとすることができる。
(7)前記受信装置が、前記自車両の車体に設けられ、車輪から送信される情報を受信して、車輪状態を取得する車輪状態取得システムの受信装置によって構成されたものである(1)項ないし(6)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
受信装置についても同様であり、車輪状態取得装置等の無線の通信装置を備えた車載装置の受信装置と共通のものとすることができる。
(8)前記相対位置関係取得装置が、(a)前記送信装置から出力される信号の出力強度と、(b)前記受信装置における前記送信装置から送信された信号の受信強度と、(c)それら送信装置と受信装置との間の距離とに基づいて、前記送信装置から送信された信号の実際の減衰状態を取得する減衰状態取得部を含む(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
(9)前記相対位置関係取得装置が、(x)前記減衰状態取得部によって取得された実際の減衰状態と、(y)前記先行車両から出力される信号の送信強度と、(z)前記受信装置における前記先行車両から送信された信号の受信強度とに基づいて、前記相対位置関係を取得する減衰状態対応相対位置関係取得部を含む(8)項に記載の走行制御装置(請求項5)。
前述のように、先行車両から出力される信号の送信強度は、先行車両からの信号に含まれる場合や、予め自車両において既知である場合等がある。
(10)前記相対位置関係取得装置が、前記相対位置関係として前記先行車両との車間距離を取得する車間距離取得部を含む(1)項ないし(9)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
(11)自車両と先行車両との間の相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置を含み、その相対位置関係取得装置によって取得された相対位置関係に基づいて前記自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、
前記相対位置関係取得装置が、前記先行車両から送信された信号を受信する受信装置と、その受信装置が受信した信号の受信強度と、その信号の実際の減衰の状態とに基づいて前記相対位置関係を取得する取得部とを含むとともに、信号の周波数が500MHZ以下であることを特徴とする走行制御装置。
本項に記載の走行制御装置において、減衰状態は、前述のように(a)自車両において実際に検出された値としたり、(b)その時点の環境に基づいて推定された値としたり、(c)先行車両において取得されて送信されるようにしたりすることができる。例えば、(b)の場合として、減衰状態に影響を与える温度、湿度等を検出し、それに基づいて減衰の状態を推定する場合が該当する。温度、湿度等は、自車両において検出されても、先行車両から送信されるようにしても、その他、道路関連情報等供給システムを介して供給されるようにしてもよい。
本項に記載の走行制御装置において使用される信号は、周波数が500MHZ以下のものであるが、400MHZ以下のものとしたり、300MHZ以下のものとしたり、200HMZ以下のものとしたりすることができる。また、100MHZ以上のものとしたり、200MHZ以上のものとしたり、300MHZ以上のものとしたりすることができる。特に、300〜400MHZの信号を使用することが望ましい。
本項に記載の走行制御装置には、(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
(12)前記送信装置が、後方に指向性を有する送信アンテナを含む(11)項に記載の走行制御装置。
自車両において、実際の減衰の状態が検出されない場合には、自車両の送信装置から送信された信号が自車両の受信装置において受信されるようにする必要性が低い。その場合には、送信装置は、前方への指向性を有さないで後方への指向性を有する送信アンテナを含むものとすることができる。
(13)自車両と先行車両との間の相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置を含み、その相対位置関係取得装置によって取得された相対位置関係に基づいて前記自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、
前記相対位置関係取得装置が、前記先行車両から送信された信号を受信する受信装置と、その受信装置が受信した信号の受信強度と、その信号の減衰状態とに基づいて前記相対位置関係を取得する取得部とを含むとともに、前記信号の周波数が、特定小電力無線で使用できる周波数領域であることを特徴とする走行制御装置。
特定小電力無線で使用できる周波数の信号であれば、免許、資格、届出がなくても使用することができる。特定小電力無線で使用される信号は、300〜400MHZの周波数のものが多い。
本項に記載の走行制御装置には、(1)項ないし(12)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
前記自車両に設けられた送信装置と、
前記自車両の、前記送信装置と間隔を隔てて設けられた受信装置と、
その受信装置において受信された前記送信装置から送信された信号の受信強度に基づいて、その信号の実際の減衰状態を取得し、その取得した減衰状態と、前記受信装置において受信された前記先行車両からの信号の受信強度とに基づいて前記相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置と
を含むことを特徴とする走行制御装置(請求項1)。
(2)前記受信装置が、前記自車両の前記送信装置が設けられた位置より前方に設けられた(1)項に記載の走行制御装置(請求項2)。
自車両において、送信装置が、主として自車両より後方の車両に信号を送信するために利用される場合には、自車両の後部に設けることが望ましく、受信装置が、主として自車両より前方の車両からの信号を受信するために利用される場合には、自車両の前部に設けることが望ましい。そして、送信装置と受信装置とは、互いに隔たって設けられる。以上の事情から、自車両において受信装置を送信装置より前方に設けることは妥当なことである。
(3)前記送信装置が、前方および後方の2方向に指向性を有する送信アンテナを含む(1)項または(2)項に記載の走行制御装置。
前方および後方の2方向に指向性を有するものとすれば、後方の車両にも、自車両のより前方に位置する受信装置にも、より確実に信号を送信することができる。換言すれば、後方の車両の受信装置、自車両の受信装置の各々において、信号の受信率を高くすることが可能となる。
(4)前記受信装置が、前方に指向性を有する前方用アンテナと後方に指向性を有する後方用アンテナとを含む(1)項ないし(3)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
前方用アンテナにおいては、先行車両から送信される信号をより確実に受信することができ、後方用アンテナにおいては、自車両の送信装置から送信される信号をより確実に受信することができる。
(5)前記送信装置が、周波数100MHZ以上、500MHZ以下の信号を送信する周波数域信号送信部を含む(1)項ないし(4)項のいずれか1つに記載の走行制御装置(請求項3)。
また、送信装置は、特定小電力無線で使用できる周波数領域の信号を送信するものとすることができる。
(6)前記送信装置が、前記自車両の車輪に設けられ、検出装置により検出された車輪の状態を表す情報を無線で送信する送信装置によって構成された(1)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の走行制御装置(請求項4)。
送信装置は、走行制御装置に専用のものでなくても、他の無線の通信装置を備えた車載装置(例えば、車輪状態取得装置)に設けられる送信装置と共通のものとすることができる。
(7)前記受信装置が、前記自車両の車体に設けられ、車輪から送信される情報を受信して、車輪状態を取得する車輪状態取得システムの受信装置によって構成されたものである(1)項ないし(6)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
受信装置についても同様であり、車輪状態取得装置等の無線の通信装置を備えた車載装置の受信装置と共通のものとすることができる。
(8)前記相対位置関係取得装置が、(a)前記送信装置から出力される信号の出力強度と、(b)前記受信装置における前記送信装置から送信された信号の受信強度と、(c)それら送信装置と受信装置との間の距離とに基づいて、前記送信装置から送信された信号の実際の減衰状態を取得する減衰状態取得部を含む(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
(9)前記相対位置関係取得装置が、(x)前記減衰状態取得部によって取得された実際の減衰状態と、(y)前記先行車両から出力される信号の送信強度と、(z)前記受信装置における前記先行車両から送信された信号の受信強度とに基づいて、前記相対位置関係を取得する減衰状態対応相対位置関係取得部を含む(8)項に記載の走行制御装置(請求項5)。
前述のように、先行車両から出力される信号の送信強度は、先行車両からの信号に含まれる場合や、予め自車両において既知である場合等がある。
(10)前記相対位置関係取得装置が、前記相対位置関係として前記先行車両との車間距離を取得する車間距離取得部を含む(1)項ないし(9)項のいずれか1つに記載の走行制御装置。
(11)自車両と先行車両との間の相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置を含み、その相対位置関係取得装置によって取得された相対位置関係に基づいて前記自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、
前記相対位置関係取得装置が、前記先行車両から送信された信号を受信する受信装置と、その受信装置が受信した信号の受信強度と、その信号の実際の減衰の状態とに基づいて前記相対位置関係を取得する取得部とを含むとともに、信号の周波数が500MHZ以下であることを特徴とする走行制御装置。
本項に記載の走行制御装置において、減衰状態は、前述のように(a)自車両において実際に検出された値としたり、(b)その時点の環境に基づいて推定された値としたり、(c)先行車両において取得されて送信されるようにしたりすることができる。例えば、(b)の場合として、減衰状態に影響を与える温度、湿度等を検出し、それに基づいて減衰の状態を推定する場合が該当する。温度、湿度等は、自車両において検出されても、先行車両から送信されるようにしても、その他、道路関連情報等供給システムを介して供給されるようにしてもよい。
本項に記載の走行制御装置において使用される信号は、周波数が500MHZ以下のものであるが、400MHZ以下のものとしたり、300MHZ以下のものとしたり、200HMZ以下のものとしたりすることができる。また、100MHZ以上のものとしたり、200MHZ以上のものとしたり、300MHZ以上のものとしたりすることができる。特に、300〜400MHZの信号を使用することが望ましい。
本項に記載の走行制御装置には、(1)項ないし(10)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
(12)前記送信装置が、後方に指向性を有する送信アンテナを含む(11)項に記載の走行制御装置。
自車両において、実際の減衰の状態が検出されない場合には、自車両の送信装置から送信された信号が自車両の受信装置において受信されるようにする必要性が低い。その場合には、送信装置は、前方への指向性を有さないで後方への指向性を有する送信アンテナを含むものとすることができる。
(13)自車両と先行車両との間の相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置を含み、その相対位置関係取得装置によって取得された相対位置関係に基づいて前記自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、
前記相対位置関係取得装置が、前記先行車両から送信された信号を受信する受信装置と、その受信装置が受信した信号の受信強度と、その信号の減衰状態とに基づいて前記相対位置関係を取得する取得部とを含むとともに、前記信号の周波数が、特定小電力無線で使用できる周波数領域であることを特徴とする走行制御装置。
特定小電力無線で使用できる周波数の信号であれば、免許、資格、届出がなくても使用することができる。特定小電力無線で使用される信号は、300〜400MHZの周波数のものが多い。
本項に記載の走行制御装置には、(1)項ないし(12)項のいずれかに記載の技術的特徴を採用することができる。
以下、本発明の一実施例である走行制御装置について図面に基づいて詳細に説明する。
走行制御装置は、図2に示すように、自車両10と先行車両12との間の距離(以下、車間距離と称する。車間距離は、自車両10と先行車両12との相対位置関係の一例である)dXが目標車間距離drefで決まる設定範囲内に保たれるように、自車両10の走行状態を制御する。この走行状態の制御を、クルーズコントロール(追従制御)と称する。
図1において、20は車間ECUであり、22は駆動ECUであり、24はブレーキECUであり、これらは、CAN(Car Area Network)26を介して互いに接続されている。車間ECU20,駆動ECU22,ブレーキECU24は、それぞれ、実行部、記憶部、入出力部等を有するコンピュータを主体とするものであり、これらの間で情報の通信が行われる。
走行制御装置は、図2に示すように、自車両10と先行車両12との間の距離(以下、車間距離と称する。車間距離は、自車両10と先行車両12との相対位置関係の一例である)dXが目標車間距離drefで決まる設定範囲内に保たれるように、自車両10の走行状態を制御する。この走行状態の制御を、クルーズコントロール(追従制御)と称する。
図1において、20は車間ECUであり、22は駆動ECUであり、24はブレーキECUであり、これらは、CAN(Car Area Network)26を介して互いに接続されている。車間ECU20,駆動ECU22,ブレーキECU24は、それぞれ、実行部、記憶部、入出力部等を有するコンピュータを主体とするものであり、これらの間で情報の通信が行われる。
車間ECU20には、クルーズコントロールスイッチ30,1つの送信装置32,1つの受信装置34等が接続されている。
クルーズコントロールスイッチ30は、運転者によって操作可能なものであり、クルーズコントロールの実行を指示する状態と指示しない状態とで切り換えられる。以下、クルーズコントロールスイッチ30を、クルーズコントロールの実行を指示する位置へ操作することをON操作と称する。
送信装置32は、自車両10のルーフの後部に1つに設けられ、前方および後方に強い指向性を有する送信アンテナ40と、通信制御部42とを含む。
送信アンテナ40から無線で送信される信号の周波数(搬送波の周波数)は、300〜400MHZ(FM帯域)のものであり、出力強度(搬送波の強度)は一定である。また、送信アンテナ40からは、予め定められた設定時間毎に信号が送信される。設定時間は、例えば、1sec以下の時間とすることもできる。
通信制御部42は、予め定められた設定時間毎に、送信アンテナ40から送信される情報50(図3参照)を作成する。情報50は、周波数300〜400MHZの搬送波に乗って前方および後方に送信される。情報50は、スタート情報52,識別情報54,その他の情報56,エンド情報58を含む。スタート情報52、エンド情報58は、通信に必要な信号であり、例えば、スタート情報52としての同期信号、エンド情報58としてのチェック信号等が該当する。識別情報54は、車両を識別するための情報であり、自車両10に対応する識別情報と先行車両12に対応する識別情報とは異なる。その他の情報56は、自車両10の走行状態を表す情報、自車両10と先行車両12との間の車間距離を表す情報、自車両10の車載装置の状態(正常であるか異常であるか)を表す情報等が該当する。これらの情報は、CAN26、車間ECU20を経て送信装置32に供給される。
なお、本実施例においては、先行車両12にも、送信装置32と同じものが1つ搭載されているものとする。
クルーズコントロールスイッチ30は、運転者によって操作可能なものであり、クルーズコントロールの実行を指示する状態と指示しない状態とで切り換えられる。以下、クルーズコントロールスイッチ30を、クルーズコントロールの実行を指示する位置へ操作することをON操作と称する。
送信装置32は、自車両10のルーフの後部に1つに設けられ、前方および後方に強い指向性を有する送信アンテナ40と、通信制御部42とを含む。
送信アンテナ40から無線で送信される信号の周波数(搬送波の周波数)は、300〜400MHZ(FM帯域)のものであり、出力強度(搬送波の強度)は一定である。また、送信アンテナ40からは、予め定められた設定時間毎に信号が送信される。設定時間は、例えば、1sec以下の時間とすることもできる。
通信制御部42は、予め定められた設定時間毎に、送信アンテナ40から送信される情報50(図3参照)を作成する。情報50は、周波数300〜400MHZの搬送波に乗って前方および後方に送信される。情報50は、スタート情報52,識別情報54,その他の情報56,エンド情報58を含む。スタート情報52、エンド情報58は、通信に必要な信号であり、例えば、スタート情報52としての同期信号、エンド情報58としてのチェック信号等が該当する。識別情報54は、車両を識別するための情報であり、自車両10に対応する識別情報と先行車両12に対応する識別情報とは異なる。その他の情報56は、自車両10の走行状態を表す情報、自車両10と先行車両12との間の車間距離を表す情報、自車両10の車載装置の状態(正常であるか異常であるか)を表す情報等が該当する。これらの情報は、CAN26、車間ECU20を経て送信装置32に供給される。
なお、本実施例においては、先行車両12にも、送信装置32と同じものが1つ搭載されているものとする。
受信装置34は、車両の前部の、例えば、フロントグリルの、送信装置32から距離d0隔たった位置に設けられる。受信装置34は、前方に強い指向性を有する前方用アンテナ60,後方に強い指向性を有する後方用アンテナ62,処理部63,64を含む。処理部63,64は、それぞれ、前方用アンテナ60,後方用アンテナ62において受信した情報を処理するものであり、本実施例においては、前方用、後方用アンテナ60,62において受信した信号の受信強度をそれぞれ検出する受信強度検出部を備える。受信強度検出部は、例えば、受信した信号の強度に応じた電圧を出力するものとすることができる。検出された受信強度は車間距離ECU20に供給される。
車間ECU20の記憶部66には、図4のフローチャートで表される制御中フラグ設定プログラム、図5のフローチャートで表されるクルーズコントロールプログラム、図8のマップで表されるテーブル68等が記憶されている。
車間ECU20の記憶部66には、図4のフローチャートで表される制御中フラグ設定プログラム、図5のフローチャートで表されるクルーズコントロールプログラム、図8のマップで表されるテーブル68等が記憶されている。
駆動ECU22は、自車両10に設けられた駆動源70の制御を行うものであり、駆動力制御アクチュエータ72を介して駆動源70が接続される。駆動源70は、エンジン等の内燃機関と駆動用電動モータとの少なくとも一方を含む。駆動力制御アクチュエータ72は、駆動源70の出力を制御するものであり、駆動源70がエンジンを含む場合には、スロットルバブルの開度を制御するスロットル開度制御装置、燃料噴射量を制御するインジェクタバルブ制御装置等を含み、駆動源70が電動モータを含む場合には、インバータ等を含む。駆動力制御アクチュエータ72の制御により、駆動源70の出力を制御し、自車両10を加速させたり、減速させたりする。
ブレーキECU24は、自車両10の車輪の回転を抑制するブレーキ80の制御を行うものであり、ブレーキ力制御アクチュエータ82を介してブレーキ80が接続される。ブレーキ力制御アクチュエータ82は、運転者によってブレーキ操作部材84が操作されなくても、ブレーキ80を自動で作動させ得るものである。ブレーキ80は、摩擦力によって車輪の回転を抑制する摩擦ブレーキ80であり、ブレーキ力制御アクチュエータ82は、液圧、あるいは、電動モータの駆動力を押付力として付与するとともに、その押付力を制御する。ブレーキ80が液圧ブレーキである場合には、動力によって液圧を供給可能な動力式液圧源と、ブレーキ80への供給液圧を制御する液圧制御装置とを含み、ブレーキ80が電動ブレーキである場合には、電動モータへの供給電流を制御する電流制御部を含む。ブレーキ80は回生制動ブレーキとすることも可能である。
ブレーキECU24には、ブレーキスイッチ90、車輪速センサ92等が接続されている。ブレーキスイッチ90は、ブレーキ操作部材84の操作状態を検出するものであり、ブレーキ操作部材84がブレーキ80を作動させる操作状態にある場合にON状態となる。車輪速センサ92は、各輪毎に設けられ、車輪の回転速度を検出するものである。ブレーキECU24においては、各輪の回転速度に基づいて車体速度が推定される。これらブレーキスイッチ90のON・OFF状態、推定車体速度を表す情報は、CAN26を介して他のECU等に供給される。
ブレーキECU24は、自車両10の車輪の回転を抑制するブレーキ80の制御を行うものであり、ブレーキ力制御アクチュエータ82を介してブレーキ80が接続される。ブレーキ力制御アクチュエータ82は、運転者によってブレーキ操作部材84が操作されなくても、ブレーキ80を自動で作動させ得るものである。ブレーキ80は、摩擦力によって車輪の回転を抑制する摩擦ブレーキ80であり、ブレーキ力制御アクチュエータ82は、液圧、あるいは、電動モータの駆動力を押付力として付与するとともに、その押付力を制御する。ブレーキ80が液圧ブレーキである場合には、動力によって液圧を供給可能な動力式液圧源と、ブレーキ80への供給液圧を制御する液圧制御装置とを含み、ブレーキ80が電動ブレーキである場合には、電動モータへの供給電流を制御する電流制御部を含む。ブレーキ80は回生制動ブレーキとすることも可能である。
ブレーキECU24には、ブレーキスイッチ90、車輪速センサ92等が接続されている。ブレーキスイッチ90は、ブレーキ操作部材84の操作状態を検出するものであり、ブレーキ操作部材84がブレーキ80を作動させる操作状態にある場合にON状態となる。車輪速センサ92は、各輪毎に設けられ、車輪の回転速度を検出するものである。ブレーキECU24においては、各輪の回転速度に基づいて車体速度が推定される。これらブレーキスイッチ90のON・OFF状態、推定車体速度を表す情報は、CAN26を介して他のECU等に供給される。
CAN26には、また、ディスプレイECU96が接続される。ディスプレイECU96は、インストルメントパネルに設けられたディスプレイ98を制御する。ディスプレイ98には、例えば、クルーズコントロール中であること等が表示可能とされている。
以上のように構成された走行制御装置において、自車両10と先行車両12との間で、常時、情報の通信が行われる。送信装置32から前方および後方に、情報50が予め定められた設定時間毎に送信され、受信装置34において、前方用アンテナ60あるいは後方用アンテナ62において情報50が受信される。
後方用アンテナ62において受信された情報は自車両10の送信装置32から送信された情報50である。受信装置34において受信強度が検出されて、実際の信号の伝播の減衰の状態が取得される。前方用アンテナ60において受信された情報は先行車両12から送信された情報50である。識別情報54が読み込まれて記憶される。
後方用アンテナ62において受信された情報は自車両10の送信装置32から送信された情報50である。受信装置34において受信強度が検出されて、実際の信号の伝播の減衰の状態が取得される。前方用アンテナ60において受信された情報は先行車両12から送信された情報50である。識別情報54が読み込まれて記憶される。
そして、運転者によって、クルーズコントロールスイッチ30がON操作されると、クルーズコントロールが開始される。先行車両12との間の車間距離dXが取得され、目標車間距離drefで決まる設定範囲内に保たれるように、自車両10の走行状態が制御される。また、クルーズコントロールスイッチ30がOFF操作された場合とブレーキ操作部材84が操作された場合(ブレーキスイッチ90がON状態になった場合)との少なくとも一方の場合には、クルーズコントロールが終了させられる。本実施例において、クルーズコントロールの開始条件が、クルーズコントロールスイッチ30がON操作されたことであり、終了条件(解除条件)がクルーズコントロールスイッチ30がOFF操作されたこととブレーキ操作部材84が操作されたこととの少なくとも一方である。
車間ECU20において、図4のフローチャートで表される制御中フラグ設定プログラムが予め定められた設定時間毎に実行される。ステップ1(以下、S1と略称する。他のステップについても同様とする)において、制御中フラグがONにあるか否かが判定される。制御中フラグは、クルーズコントロール中にON状態にあるフラグである。クルーズコントロールの開始条件が満たされるとONとされ、解除条件が満たされるとOFFとされる。
制御中フラグがOFFである場合には、S2において、クルーズコントロールスイッチ30がON操作されたか否かが判定される。ON操作が行われない場合には、制御中フラグはOFFのままであるが、ON操作が検出された場合には、S3において、OFFからONとされる。
それに対して、制御中フラグがONである場合には、S4において、クルーズコントロールスイッチ30がOFF操作されたか否か、ブレーキ操作部材84がブレーキ80を作動させるように操作されたか否かが判定される。いずれの操作も行われない場合には、制御中フラグはONのままであるが、少なくとも一方の操作が行われた場合には、S5において、制御中フラグがONからOFFとされる。
制御中フラグがOFFである場合には、S2において、クルーズコントロールスイッチ30がON操作されたか否かが判定される。ON操作が行われない場合には、制御中フラグはOFFのままであるが、ON操作が検出された場合には、S3において、OFFからONとされる。
それに対して、制御中フラグがONである場合には、S4において、クルーズコントロールスイッチ30がOFF操作されたか否か、ブレーキ操作部材84がブレーキ80を作動させるように操作されたか否かが判定される。いずれの操作も行われない場合には、制御中フラグはONのままであるが、少なくとも一方の操作が行われた場合には、S5において、制御中フラグがONからOFFとされる。
図5のフローチャートで表されるクルーズコントロールプログラムは予め定められた設定時間毎に実行される。
S11において、受信装置34において、情報50が受信されたか否かが判定される。情報50が受信された場合には、S12において、識別情報54が読み込まれ、S13において、その識別情報が自車両を表す識別情報であるか否かが判定される。すなわち、後方用アンテナ62において受信された情報であるか否かが判定されるのである。後方用アンテナ62において情報が受信された場合には、S14において、減衰の状態が取得される。それに対して、識別情報54が自車両を表すものではない場合には、前方用アンテナ60において受信されたのであり、S15において、制御中フラグがON状態にあるか否かが判定され、OFF状態にある場合には、S16において、識別情報54の処理が行われる。
このように、制御中フラグがOFF状態にある間、すなわち、クルーズコントロールが行われない間は、S11〜14,あるいは、S11〜13,15,16が繰り返し実行されて、減衰の状態が取得されたり、識別情報の処理が行われたりする。
S11において、受信装置34において、情報50が受信されたか否かが判定される。情報50が受信された場合には、S12において、識別情報54が読み込まれ、S13において、その識別情報が自車両を表す識別情報であるか否かが判定される。すなわち、後方用アンテナ62において受信された情報であるか否かが判定されるのである。後方用アンテナ62において情報が受信された場合には、S14において、減衰の状態が取得される。それに対して、識別情報54が自車両を表すものではない場合には、前方用アンテナ60において受信されたのであり、S15において、制御中フラグがON状態にあるか否かが判定され、OFF状態にある場合には、S16において、識別情報54の処理が行われる。
このように、制御中フラグがOFF状態にある間、すなわち、クルーズコントロールが行われない間は、S11〜14,あるいは、S11〜13,15,16が繰り返し実行されて、減衰の状態が取得されたり、識別情報の処理が行われたりする。
S14の実行(減衰状態の取得)を、図6のフローチャートに従って説明する。
S41において、後方用アンテナ62において受信された情報の受信強度E1、が取得され、S42において、受信強度E1、送信アンテナ60において送信された情報の送信強度E0、送信装置32と受信装置34との間の距離d0に基づいて、実際の減衰の状態を表す値Kが取得される。
K=(E1/E0)・d0 2
K=C・D2
Cは伝搬効率、Dは減衰係数である。
そして、S43において、減衰の状態を表す値Kが記憶部66に記憶される。減衰の状態を表す値Kは常に更新され、記憶部66には、最新の値Kが記憶されている。
送信装置32から出力される信号が伝播して受信装置34に受信されるまでの間に、信号は減衰するが、その場合の減衰の状態は、送信装置32と受信装置34との間の距離d0、信号の種類、環境等によって決まり、式
Ei =Eo・K/d0 2
で表される。上式より、受信強度Eiは、送信強度Eoが同じである場合に、送信装置32と受信装置34との間の距離が大きい場合は小さい場合より小さくなることが明らかである。また、受信強度Eiは、信号の波長が短い場合は長い場合より小さくなることが知られている。信号の伝播速度は、温度や湿度等によって変わるため、周波数が同じ信号(同じ種類の信号の一態様)において、波長が変わり、受信強度Ei も変わる。上式の減衰の状態を表す値Kは、距離以外の要因での減衰の程度を表すものであり、搬送波の周波数、環境(温度、湿度等)等で決まる。搬送波の種類が同じである場合には、環境で決まると考えることができる。
S41において、後方用アンテナ62において受信された情報の受信強度E1、が取得され、S42において、受信強度E1、送信アンテナ60において送信された情報の送信強度E0、送信装置32と受信装置34との間の距離d0に基づいて、実際の減衰の状態を表す値Kが取得される。
K=(E1/E0)・d0 2
K=C・D2
Cは伝搬効率、Dは減衰係数である。
そして、S43において、減衰の状態を表す値Kが記憶部66に記憶される。減衰の状態を表す値Kは常に更新され、記憶部66には、最新の値Kが記憶されている。
送信装置32から出力される信号が伝播して受信装置34に受信されるまでの間に、信号は減衰するが、その場合の減衰の状態は、送信装置32と受信装置34との間の距離d0、信号の種類、環境等によって決まり、式
Ei =Eo・K/d0 2
で表される。上式より、受信強度Eiは、送信強度Eoが同じである場合に、送信装置32と受信装置34との間の距離が大きい場合は小さい場合より小さくなることが明らかである。また、受信強度Eiは、信号の波長が短い場合は長い場合より小さくなることが知られている。信号の伝播速度は、温度や湿度等によって変わるため、周波数が同じ信号(同じ種類の信号の一態様)において、波長が変わり、受信強度Ei も変わる。上式の減衰の状態を表す値Kは、距離以外の要因での減衰の程度を表すものであり、搬送波の周波数、環境(温度、湿度等)等で決まる。搬送波の種類が同じである場合には、環境で決まると考えることができる。
S16の実行(識別情報の処理)を、図7のフローチャートに従って説明する。記憶部66には、図8に示すように、識別情報IDと、その識別情報と同じ識別情報を含む情報50を受信した回数Nとが対応づけて記憶されており、予め定められた設定時間の間、同じ識別情報を含む情報50が受信されなかった場合には、その情報が消去されるようにされている。また、前方用アンテナ60は前方の指向性が強いため、回数が最も多い識別情報を含む情報を送信した車両は、現時点において、先行車両12であると考えることができる。
S51において、今回読み込まれた識別情報54と同じ識別情報が記憶部66に記憶されているか否かが判定される。同じ情報が記憶されている場合には、S52において、その識別情報IDiに対応する受信回数Niがカウントアップされる。それに対して、同じ情報が記憶されていない場合、すなわち、始めて、取得された識別情報である場合には、その識別情報が回数1と対応づけて記憶される。
S51において、今回読み込まれた識別情報54と同じ識別情報が記憶部66に記憶されているか否かが判定される。同じ情報が記憶されている場合には、S52において、その識別情報IDiに対応する受信回数Niがカウントアップされる。それに対して、同じ情報が記憶されていない場合、すなわち、始めて、取得された識別情報である場合には、その識別情報が回数1と対応づけて記憶される。
そのうちに、クルージングコントロールスイッチ30がON操作されると、S15の判定がYESとなり、S17において、受信した情報50に含まれる識別情報54が先行車両12を表す情報であるか否かが判定される。前述のように、記憶部66に記憶されている最も受信回数N1が多い識別情報ID1と同じであるか否かが判定されるのである。今回受信した識別情報54と受信回数が最も多い識別情報ID1とが同じである場合には、S18において、その受信回数N1がカウントアップされて、S19において、車間距離dXが取得され、S20において、加速・減速制御が行われる。
S19の実行(車間距離の取得)を、図9のフローチャートに従って説明する。S61において、前方用アンテナ60において受信された情報の受信強度E2が取得され、S62において、記憶部66に記憶されている減衰状態を表す値Kが読み込まれ、S63において、車間距離dXが求められる。
dX=√{(E0′・K)/E2}
E0′は、先行車両12の送信装置32の送信強度であるが、本実施例においては、前述のように、先行車両12の送信装置32と自車両10の送信装置32とは同じであるため、送信強度も同じである。
E0′=E0
また、先行車両12の送信装置32から送信される信号の送信強度も一定である。
S19の実行(車間距離の取得)を、図9のフローチャートに従って説明する。S61において、前方用アンテナ60において受信された情報の受信強度E2が取得され、S62において、記憶部66に記憶されている減衰状態を表す値Kが読み込まれ、S63において、車間距離dXが求められる。
dX=√{(E0′・K)/E2}
E0′は、先行車両12の送信装置32の送信強度であるが、本実施例においては、前述のように、先行車両12の送信装置32と自車両10の送信装置32とは同じであるため、送信強度も同じである。
E0′=E0
また、先行車両12の送信装置32から送信される信号の送信強度も一定である。
S20の実行(加速・減速制御)を、図10のフローチャートに従って説明する。S71において、実際の車間距離dXと目標車間距離drefとが比較される。目標車間距離drefは運転者によって設定可能な値(可変値)としたり、予め定められた固定値としたすることができる。実際の車間距離dXが目標車間距離drefより設定値Δd以上大きい場合、
dX−dref>Δd
すなわち、実際の車間距離dXが目標車間距離drefに対して長い場合には、S72において、加速指令が出力される。また、実際の車間距離dXが目標車間距離drefより設定値Δdより小さい場合、
dref−dX<Δd
すなわち、車間距離dXが目標車間距離drefに対して短い場合には、S73において、減速指令が出力される。それに対して、実際の車間距離dXと目標車間距離drefとの差の絶対値が設定値Δd以下である場合、
|dref−dX|≦Δd
には、加速指令も、減速指令も出力されることはない。
加速指令、減速指令は、駆動ECU22,ブレーキECU24の両方に出力される。加速指令が出力された場合には、駆動ECU22において、例えば、燃料噴射量を多くする制御が行われることによりエンジン出力が大きくされたり、インバータの制御により電動モータの出力が大きくされたりする。減速指令が出力された場合には、駆動ECU22において、スロットルバルブの開度が小さくされてエンジン出力が小さくされたり、インバータの制御により電動モータの出力が小さくされたりする場合や、ブレーキECU24によって、自動ブレーキが作動させられる場合等がある。
制御中フラグがONの間、S11〜20が繰り返し実行され、車間距離dXがほぼ一定に保たれる。
dX−dref>Δd
すなわち、実際の車間距離dXが目標車間距離drefに対して長い場合には、S72において、加速指令が出力される。また、実際の車間距離dXが目標車間距離drefより設定値Δdより小さい場合、
dref−dX<Δd
すなわち、車間距離dXが目標車間距離drefに対して短い場合には、S73において、減速指令が出力される。それに対して、実際の車間距離dXと目標車間距離drefとの差の絶対値が設定値Δd以下である場合、
|dref−dX|≦Δd
には、加速指令も、減速指令も出力されることはない。
加速指令、減速指令は、駆動ECU22,ブレーキECU24の両方に出力される。加速指令が出力された場合には、駆動ECU22において、例えば、燃料噴射量を多くする制御が行われることによりエンジン出力が大きくされたり、インバータの制御により電動モータの出力が大きくされたりする。減速指令が出力された場合には、駆動ECU22において、スロットルバルブの開度が小さくされてエンジン出力が小さくされたり、インバータの制御により電動モータの出力が小さくされたりする場合や、ブレーキECU24によって、自動ブレーキが作動させられる場合等がある。
制御中フラグがONの間、S11〜20が繰り返し実行され、車間距離dXがほぼ一定に保たれる。
このように、本実施例においては、実際の車間距離dXを取得する場合に、実際の減衰の状態が考慮されるため、車間距離dXを正確に取得することができる。
また、減衰の状態が、自車両10に設けられた送信装置32から送信された信号が自車両10の受信装置34において受信された場合の受信強度に基づいて取得されるため、実際の周囲の環境に応じた減衰の状態を、自車両10において正確に取得することができる。
さらに、300〜400MHZの搬送波が使用されて車間距離が取得されるのであり、レーザ光、ミリ波を使用して取得されるのではない。そのため、送信装置32,受信装置34のコストダウンを図ることができ、走行制御装置のコストダウンを図ることができる。
また、周波数が300〜400MHZである特定小電力無線で使用される信号は、免許、資格、届出等がなくても、使用できるという利点もある。
さらに、本実施例においては、情報の通信が行われる通信装置(例えば、先行車両12の送信装置32と自車両10の受信装置34とによって構成される)の信号を利用して車間距離が取得されるのであり、換言すれば、通信装置と車間距離を取得する相対位置関係取得装置とが共通のものとされている。特許文献1,2に記載のように、通信装置と車間距離取得装置とが別個に設けられるのではない。したがって、別個に設けられる場合に比較して、コストダウンを図ることができる。
また、減衰の状態が、自車両10に設けられた送信装置32から送信された信号が自車両10の受信装置34において受信された場合の受信強度に基づいて取得されるため、実際の周囲の環境に応じた減衰の状態を、自車両10において正確に取得することができる。
さらに、300〜400MHZの搬送波が使用されて車間距離が取得されるのであり、レーザ光、ミリ波を使用して取得されるのではない。そのため、送信装置32,受信装置34のコストダウンを図ることができ、走行制御装置のコストダウンを図ることができる。
また、周波数が300〜400MHZである特定小電力無線で使用される信号は、免許、資格、届出等がなくても、使用できるという利点もある。
さらに、本実施例においては、情報の通信が行われる通信装置(例えば、先行車両12の送信装置32と自車両10の受信装置34とによって構成される)の信号を利用して車間距離が取得されるのであり、換言すれば、通信装置と車間距離を取得する相対位置関係取得装置とが共通のものとされている。特許文献1,2に記載のように、通信装置と車間距離取得装置とが別個に設けられるのではない。したがって、別個に設けられる場合に比較して、コストダウンを図ることができる。
本実施例においては、車間ECU20のS14を記憶する部分、実行する部分等により減衰状態取得部が構成され、S19を記憶する部分、実行する部分等により減衰状態対応相対位置関係取得部が構成される。
なお、上記実施例においては、自車両10と先行車両12とで、同じ送信装置32(周波数、強度が同じ搬送波の信号が送信される送信装置32)が設けられていたが、互いに異なる送信装置が設けられている場合においても適用することができる。
その場合の一実施例を図11,12に示す。本実施例においては、図11に示すように、送信装置32から出力強度情報150を含む情報152が送信され、車間距離dXの取得(S19の実行)が、図12のフローチャートに従って行われる。S61,62において、受信装置34の前方用アンテナ60において受信された信号の受信強度が取得され、減衰の状態を表す値Kが読み込まれる。そして、S64において、受信装置34において受信された情報152から出力強度E00′が読み込まれ、それを使用して、S65において車間距離dXが取得される。
このように、本実施例においては、先行車両12の送信装置32から送信強度E00′を表す情報150が供給されるため、先行車両12から送信される信号の送信強度E00′が一定でなくても、車間距離dXを正確に取得できるという利点がある。
その場合の一実施例を図11,12に示す。本実施例においては、図11に示すように、送信装置32から出力強度情報150を含む情報152が送信され、車間距離dXの取得(S19の実行)が、図12のフローチャートに従って行われる。S61,62において、受信装置34の前方用アンテナ60において受信された信号の受信強度が取得され、減衰の状態を表す値Kが読み込まれる。そして、S64において、受信装置34において受信された情報152から出力強度E00′が読み込まれ、それを使用して、S65において車間距離dXが取得される。
このように、本実施例においては、先行車両12の送信装置32から送信強度E00′を表す情報150が供給されるため、先行車両12から送信される信号の送信強度E00′が一定でなくても、車間距離dXを正確に取得できるという利点がある。
また、上記実施例においては、走行制御装置に専用に送信装置が設けられていたが、車輪状態取得システムにおいて使用される送信装置と共通とすることができる。その場合の一例を図13〜15に示す。
図13に示すように、自車両10において、車輪200の各々に、タイヤの空気圧を検出して、タイヤ空気圧を表す情報を無線で送信する車輪側装置202が設けられ、車体204に、車輪側装置202から無線で送信された情報を受信して処理する車体側装置206が設けられる。これら車輪側装置202,車体側装置206等により車輪状態取得システム208が構成される。
車輪側装置202は、図14に示すように、タイヤの空気圧(車輪状態の一態様である)を検出する空気圧センサ210と、空気圧情報を送信する送信アンテナ212と、通信制御部214とを含む。通信制御部214において、予め定められた設定時間毎に、空気圧センサ210によって検出されたタイヤの空気圧が読み込まれ、図15に示すように、スタート情報222、識別情報224,空気圧情報226,エンド情報228等を含む情報230が作成されて、送信アンテナ212から無線で送信される。識別情報224は、車両を表す識別情報としたり、車両および車輪位置を表す識別情報としたりすることができる。
車体側装置206は、受信アンテナ240と、受信アンテナ240において受信した情報を処理して、タイヤ空気圧等の車輪状態を取得する情報処理部242とを含む。例えば、情報処理部242において、取得されたタイヤ空気圧が正常な値であるか否かが判定され、空気圧が設定圧より低く異常であると判定された場合には、そのことがディスプレイ98に表示される。
なお、自車両10の受信装置34は自車両10のフロントグリルのほぼ中央部に設けられる。
図13に示すように、自車両10において、車輪200の各々に、タイヤの空気圧を検出して、タイヤ空気圧を表す情報を無線で送信する車輪側装置202が設けられ、車体204に、車輪側装置202から無線で送信された情報を受信して処理する車体側装置206が設けられる。これら車輪側装置202,車体側装置206等により車輪状態取得システム208が構成される。
車輪側装置202は、図14に示すように、タイヤの空気圧(車輪状態の一態様である)を検出する空気圧センサ210と、空気圧情報を送信する送信アンテナ212と、通信制御部214とを含む。通信制御部214において、予め定められた設定時間毎に、空気圧センサ210によって検出されたタイヤの空気圧が読み込まれ、図15に示すように、スタート情報222、識別情報224,空気圧情報226,エンド情報228等を含む情報230が作成されて、送信アンテナ212から無線で送信される。識別情報224は、車両を表す識別情報としたり、車両および車輪位置を表す識別情報としたりすることができる。
車体側装置206は、受信アンテナ240と、受信アンテナ240において受信した情報を処理して、タイヤ空気圧等の車輪状態を取得する情報処理部242とを含む。例えば、情報処理部242において、取得されたタイヤ空気圧が正常な値であるか否かが判定され、空気圧が設定圧より低く異常であると判定された場合には、そのことがディスプレイ98に表示される。
なお、自車両10の受信装置34は自車両10のフロントグリルのほぼ中央部に設けられる。
本実施例においては、先行車両12にも、同様に、車輪状態取得システム208が設けられており、先行車両12の車輪240の各々に車輪側装置202が設けられている。また、自車両10に設けられた車輪側装置202の送信アンテナ212から送信される情報と、先行車両12に設けられた車輪側装置202の送信アンテナ212から送信される情報とでは、搬送波の種類、出力強度は同じである。
自車両10の受信装置34において、後方用アンテナ62により、自車両10の車輪側装置202から送信された情報を受信した場合には、その受信強度に基づいて減衰の状態が取得され、前方用アンテナ60により先行車両12の車輪側装置202から送信された情報を受信した場合には、その取得された減衰の状態と、受信強度とに基づいて車間距離が取得される。
自車両10の受信装置34において、後方用アンテナ62により、自車両10の車輪側装置202から送信された情報を受信した場合には、その受信強度に基づいて減衰の状態が取得され、前方用アンテナ60により先行車両12の車輪側装置202から送信された情報を受信した場合には、その取得された減衰の状態と、受信強度とに基づいて車間距離が取得される。
自車両10の受信装置34においては、車輪側装置202から送信された情報に含まれる識別情報に基づいて減衰の状態を表す値Kを取得したり、先行車両12との車間距離を取得したりする。
例えば、後方用アンテナ62において受信された情報に含まれる識別情報から、その情報が送信された自車両10の車輪側装置202が設けられた車輪の位置が分かる場合には、その車輪との間の距離と受信強度とに基づいて減衰の状態を表す値Kを取得することができる。また、後方用アンテナ62の受信感度を小さくしておけば、後方用アンテナ62において自車両10の左右前輪の車輪側装置202から送信された情報が受信されると考えられる。この場合において、左前輪と受信装置34との間の距離と、右前輪と受信装置34との間の距離とは同じであると考えることができる。
前方用アンテナ60において受信された情報に含まれる識別情報から、その情報を送信した先行車両12の車輪側装置202が設けられた車輪の位置がわかる場合には、減衰状態を表す値Kと受信強度とに基づいて、その先行車両12のその車輪側装置202が設けられた部分(車輪位置)と自車両10との間の距離を取得することができる。また、前方用アンテナ60において受信された情報は先行車両12の左右後輪に設けられた車輪側装置202から送信された情報が受信されると考えられる場合には、左後輪から送信された情報に基づいて取得される車間距離と右後輪から送信された情報に基づいて取得される車間距離とは同じであると考えることができる。
このように、本実施例においては、車輪状態取得システム208において使用される情報を利用して、車間距離が取得される。すなわち、上記実施例における送信装置32が車輪側装置202の通信制御部214および送信アンテナ212から構成されたものとされる。その結果、専用の送信装置32を設ける必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
送信アンテナ212から情報230が送信される送信間隔は、専用の送信装置32から情報が送信される送信間隔より長いことが多い。
例えば、後方用アンテナ62において受信された情報に含まれる識別情報から、その情報が送信された自車両10の車輪側装置202が設けられた車輪の位置が分かる場合には、その車輪との間の距離と受信強度とに基づいて減衰の状態を表す値Kを取得することができる。また、後方用アンテナ62の受信感度を小さくしておけば、後方用アンテナ62において自車両10の左右前輪の車輪側装置202から送信された情報が受信されると考えられる。この場合において、左前輪と受信装置34との間の距離と、右前輪と受信装置34との間の距離とは同じであると考えることができる。
前方用アンテナ60において受信された情報に含まれる識別情報から、その情報を送信した先行車両12の車輪側装置202が設けられた車輪の位置がわかる場合には、減衰状態を表す値Kと受信強度とに基づいて、その先行車両12のその車輪側装置202が設けられた部分(車輪位置)と自車両10との間の距離を取得することができる。また、前方用アンテナ60において受信された情報は先行車両12の左右後輪に設けられた車輪側装置202から送信された情報が受信されると考えられる場合には、左後輪から送信された情報に基づいて取得される車間距離と右後輪から送信された情報に基づいて取得される車間距離とは同じであると考えることができる。
このように、本実施例においては、車輪状態取得システム208において使用される情報を利用して、車間距離が取得される。すなわち、上記実施例における送信装置32が車輪側装置202の通信制御部214および送信アンテナ212から構成されたものとされる。その結果、専用の送信装置32を設ける必要がなくなり、コストダウンを図ることができる。
送信アンテナ212から情報230が送信される送信間隔は、専用の送信装置32から情報が送信される送信間隔より長いことが多い。
なお、自車両10の車輪側装置202から送信される情報を減衰の状態を取得するために使用し、先方車両12の送信装置32から送信された信号を車間距離を取得するために使用することもできる。この場合には、送信装置32を、前方への指向性が強い送信アンテナをする必要がない。
また、走行制御装置の受信装置を、車体側装置206によって構成されたものとすることができる。さらに、車体側装置206の受信アンテナは、車体204の車輪200の近傍にそれぞれ設けることもできる。
また、走行制御装置の受信装置を、車体側装置206によって構成されたものとすることができる。さらに、車体側装置206の受信アンテナは、車体204の車輪200の近傍にそれぞれ設けることもできる。
また、送信装置32からは、識別情報を含む情報が送信されるようにすることは不可欠ではない。受信装置34が前方用アンテナ60を有するため、前方用アンテナ60において受信された情報は先行車両12から送信された情報であるとみなすことができるからである。
さらに、実際の減衰状態を取得することは不可欠ではない。自車両10において、温度、湿度等の環境を検出し、検出された実際の環境に基づいて減衰の状態が取得されるようにすることもできる。例えば、温度、湿度等の環境と、減衰の状態を表す値Kとの関係を予めテーブル化して記憶部66に記録しておけば、温度、湿度等に基づいて減衰の状態を表す値Kを取得することができる。この場合には、送信装置32を、後方への指向性が強い送信アンテナとすることができる。
また、送信装置32から減衰状態を表す値Kを含む情報が送信されるようにすることもできる。減衰の状態を表す値Kは、例えば、先行車両12において取得された値とすることができる。
さらに、先行車両12における信号の反射の状況を予め取得できれば、自車両10の送信装置32から送信されて反射された信号を利用することも可能である。先行車両12において反射した信号の強度と、自車両10の受信装置34における受信強度と、減衰の状態とに基づいて、先行車両12との間の距離を取得することが可能となる。
また、送信装置32から送信される搬送波の周波数は、300〜400MHZに限定しない。レーザ光、ミリ波を利用する場合においても本発明を適用することができる。
さらに、実際の減衰状態を取得することは不可欠ではない。自車両10において、温度、湿度等の環境を検出し、検出された実際の環境に基づいて減衰の状態が取得されるようにすることもできる。例えば、温度、湿度等の環境と、減衰の状態を表す値Kとの関係を予めテーブル化して記憶部66に記録しておけば、温度、湿度等に基づいて減衰の状態を表す値Kを取得することができる。この場合には、送信装置32を、後方への指向性が強い送信アンテナとすることができる。
また、送信装置32から減衰状態を表す値Kを含む情報が送信されるようにすることもできる。減衰の状態を表す値Kは、例えば、先行車両12において取得された値とすることができる。
さらに、先行車両12における信号の反射の状況を予め取得できれば、自車両10の送信装置32から送信されて反射された信号を利用することも可能である。先行車両12において反射した信号の強度と、自車両10の受信装置34における受信強度と、減衰の状態とに基づいて、先行車両12との間の距離を取得することが可能となる。
また、送信装置32から送信される搬送波の周波数は、300〜400MHZに限定しない。レーザ光、ミリ波を利用する場合においても本発明を適用することができる。
本発明は、前述に載の態様の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
10:自車両 12:先行車両 20:車間ECU 22:駆動ECU 24:ブレーキECU 30:クルーズコントロールスイッチ 32:送信装置 34:受信装置 40:送信アンテナ 50:情報 54:識別情報 60:前方用アンテナ 62:後方用アンテナ 63,64:処理部 66:記憶部 152:情報 150:出力強度情報 212:送信アンテナ 240:受信アンテナ 230:情報
Claims (5)
- 自車両と先行車両との間の相対位置関係に基づいて自車両の走行状態を制御する走行制御装置であって、
前記自車両に設けられた送信装置と、
前記自車両の、前記送信装置と間隔を隔てて設けられた受信装置と、
その受信装置において受信された前記送信装置から送信された信号の受信強度に基づいて、その信号の実際の減衰状態を取得し、その取得した減衰状態と、前記受信装置において受信された前記先行車両からの信号の受信強度とに基づいて前記相対位置関係を取得する相対位置関係取得装置と
を含むことを特徴とする走行制御装置。 - 前記受信装置が、前記自車両の前記送信装置が設けられた位置より前方に設けられた請求項1に記載の走行制御装置。
- 前記送信装置が、周波数100MHZ以上、500MHZ以下の信号を送信する周波数域信号送信部を含む請求項1または2に記載の走行制御装置。
- 前記送信装置が、前記自車両の車輪に設けられ、検出装置により検出された車輪の状態を表す情報を送信する送信装置によって構成された請求項1ないし3のいずれか1つに記載の走行制御装置。
- 前記相対位置関係取得装置が、(i)(a)前記送信装置から出力される信号の出力強度と、(b)前記受信装置における前記送信装置から送信された信号の受信強度と、(c)それら送信装置と受信装置との間の距離とに基づいて、前記送信装置から送信された信号の実際の減衰状態を取得する減衰状態取得部と、(ii)(x)その減衰状態取得部によって取得された実際の減衰状態と、(y)前記先行車両から出力される信号の送信強度と、(z)前記受信装置における前記先行車両から送信された信号の受信強度とに基づいて、前記相対位置関係を取得する減衰状態対応相対位置関係取得部とを含む請求項1ないし4のいずれか1つに記載の走行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008039294A JP2009199267A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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|---|---|
| JP2009199267A true JP2009199267A (ja) | 2009-09-03 |
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ID=41142705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2008039294A Withdrawn JP2009199267A (ja) | 2008-02-20 | 2008-02-20 | 走行制御装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2008
- 2008-02-20 JP JP2008039294A patent/JP2009199267A/ja not_active Withdrawn
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