JP2009178181A - 浴室殺菌ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘアキャッチャーの髪の毛を捕捉する部分の、全体に殺菌水が流れるようにすることで、使用者が容易にヘアキャッチャーから髪の毛を取り除くことができる浴室殺菌ユニットを提供する。
【解決手段】 洗い場床の端辺に、縦断面視で凹状に形成された排水凹部が形成されており、排水凹部の底部には、上部に開口を有する排水トラップが取設されており、排水トラップの開口には、網目部を有するヘアキャッチャーが着脱可能に取り付けられており、殺菌水吐水部は、排水凹部内に全周から殺菌水が流れるように吐水することを特徴。
【選択図】図1
【解決手段】 洗い場床の端辺に、縦断面視で凹状に形成された排水凹部が形成されており、排水凹部の底部には、上部に開口を有する排水トラップが取設されており、排水トラップの開口には、網目部を有するヘアキャッチャーが着脱可能に取り付けられており、殺菌水吐水部は、排水凹部内に全周から殺菌水が流れるように吐水することを特徴。
【選択図】図1
Description
本発明は、浴室の洗い場に殺菌水を吐水して、細菌の発生を抑制する浴室殺菌ユニットに関する。
従来、殺菌性物質又はイオンを含有する殺菌水を散布して、浴室の細菌の発生を抑制する浴室防汚装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
斯かる浴室防汚装置においては、殺菌水を霧状、粒状、流水状等の形態で、浴室壁や洗い場床に散布することにより、細菌に起因する浴室壁や洗い場床の表面に生じる汚れを防止することができることが開示されている。
特開平9−220273号公報
斯かる浴室防汚装置においては、殺菌水を霧状、粒状、流水状等の形態で、浴室壁や洗い場床に散布することにより、細菌に起因する浴室壁や洗い場床の表面に生じる汚れを防止することができることが開示されている。
洗い場床や浴室壁に散布された水は、洗い場床上を排水勾配に沿って流れ、洗い場床の端部に形成された排水凹部に集水される。排水凹部の底部には、排水トラップが取設されており、この排水トラップの開口には、髪の毛を捕捉するためのヘアキャッチャーが着脱可能に取り付けられている。ヘアキャッチャーに捕捉された髪の毛は、使用者が適宜、取り除くことが必要となるが、ヘアキャッチャーには石鹸カスや皮脂汚れによってヌメリも発生する。ヌメリが発生すると、髪の毛をヘアキャッチャーから取り除くことが困難となる。このような、ヘアキャッチャーに付着するヌメリは、殺菌水を流すことで抑制することができる。
しかし、排水トラップが取設される排水凹部は、上部が排水蓋で覆われており、且つ洗い場床の端辺部に形成されているため、特許文献1のように洗い場床上から排水凹部内に流入する殺菌水のみでは、排水凹部の全周から殺菌水を流入させることができない。同時に、ヘアキャッチャーも全周から殺菌水が流れ込まないことになるため、ヘアキャッチャーの一部で殺菌水が流れない部分が生じてしまうという問題があった。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、ヘアキャッチャーの髪の毛を捕捉する部分の、全体に殺菌水が流れるようにすることで、使用者が容易にヘアキャッチャーから髪の毛を取り除くことができる浴室殺菌ユニットを提供する。
本発明の一態様によれば、浴槽と、前記浴槽に隣接する洗い場床と、殺菌水を生成する殺菌水生成装置と、前記殺菌水生成装置により生成された殺菌水を前記洗い場床に吐水する殺菌水吐水部と、を備えた浴室殺菌ユニットであって、前記洗い場床の端辺には、縦断面視で凹状に形成された排水凹部が形成されており、前記排水凹部の底部には、上部に開口を有する排水トラップが取設されており、前記排水トラップの開口には、網目部を有するヘアキャッチャーが着脱可能に取り付けられており、前記殺菌水吐水部は、前記排水凹部内に全周から殺菌水が流れるように吐水することを特徴とする。
本発明に係る浴室殺菌システムによれば、ヘアキャッチャーの髪の毛を捕捉する部分の、全体に殺菌水が流れるようにすることで、使用者が容易にヘアキャッチャーから髪の毛を取り除くことができる浴室殺菌ユニットを提供することができる。
本発明に係る浴室殺菌ユニットの一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る浴室殺菌システムの全体的な概要を示すものである。
この浴室殺菌システムは、浴槽2と、浴槽2の長辺側に隣接する洗い場床3と、浴槽2側から洗い場床3を隔てて浴槽2に対向する第1の壁面4へ横設された浴室カウンタ5と、浴室殺菌装置1とから構成される。洗い場床3は、排水凹部7内に向かって排水用の下り勾配が取られている。ここで、浴室カウンタ5は、第2の壁面に取り付けられており、浴槽2のリム2aと同一高さ、または低い位置に配置されている。
また、この浴室には、洗い場床3の浴槽2側端辺から、浴槽2の洗い場床3側端辺までを掩蔽するバスエプロン6と、洗い場床3の浴槽2側端辺に、洗い場床3より一段低く形成され、排水トラップ(図示せず)が取設される排水凹部7が設けられ、排水凹部7上面には、洗い場床上の水が排水凹部7内に流入可能な程度の隙間を空けて排水蓋8が載置される。
浴室殺菌装置1は、制御ボックス10と、機能ユニット11と、殺菌水吐水部に該当する散布ノズル12と、リモコン13とを備える。
制御ボックス10は、浴室の天井裏に設置され、リモコン13からの指示により、機能ユニット11内の後述する電磁弁及び電解槽を制御する。機能ユニット11は、殺菌水を生成するユニット(殺菌水生成装置)であり、浴室カウンタ内に内蔵され、その先端には殺菌水を散布する散布ノズル12が接続される。
制御ボックス10は、浴室の天井裏に設置され、リモコン13からの指示により、機能ユニット11内の後述する電磁弁及び電解槽を制御する。機能ユニット11は、殺菌水を生成するユニット(殺菌水生成装置)であり、浴室カウンタ内に内蔵され、その先端には殺菌水を散布する散布ノズル12が接続される。
リモコン13は、浴室前の更衣室等の壁面に設置され、スイッチ13aとLED13bとを備える。スイッチ13aをONにすると、浴室殺菌装置1が作動を開始するとともに、LED13bが点灯し、浴室殺菌装置1が作動中であることを表示する。
浴室カウンタ5内部には、図2に示すように、洗い場水栓(図示せず)に給水/給湯する給水管15及び給湯管16が配管される。このうち給水管15は、分岐されて、機能ユニット11に水を供給する水道水導入管15が接続される。
浴室カウンタ5内部には、図2に示すように、洗い場水栓(図示せず)に給水/給湯する給水管15及び給湯管16が配管される。このうち給水管15は、分岐されて、機能ユニット11に水を供給する水道水導入管15が接続される。
この水道水導入管15の途中には止水栓18が設けられ、この止水栓18を閉めることにより、機能ユニット11を取り外す際にも、浴室の通常の使用に支障を来さないようになっている。
水道水導入管17により導入された水は、機能ユニット11内において殺菌水に変成され、殺菌水導出管19を経由して散布ノズル12へと送られる。
機能ユニット11は、図3(a)に示すように、ケース20内に、水道水導入管17に接続する流入口21を介して順に、電磁弁22、定流量弁23、大気開放弁24、逆止弁25、及び電解槽26が連通され、電解槽26は、流出口27を介して殺菌水導出管に接続される。ここで、流入口および流出口は浴室カウンターの前端部側に配置されるように取設されており、流入口と流出口の軸はそれぞれ対角位置に配置されている。電解槽を介して流入口と流出口を連通するための管路部は、流入口から浴室カウンターの後端部側に直進する往路部と、流出口から浴室カウンターの後端部側に直進する復路部と、往路部および復路部の浴室カウンター後端部側の端部を連通するためにU字状に屈曲すると共に、復路部が往路部に比べて高い位置に配置されるように取り付けられる屈曲部と、を有している。
機能ユニット11は、ケース20内にウレタン樹脂28が充填されて、防水構造とされている。これにより、電気部品の端子部の防水と、通水部からの漏水が防止される。
また、図3(b)に示すように、機能ユニット11の大きさを最小とすべく、流入ロ21と流出口27の軸が、ケース20の対角に位置するように配設される。
リモコン13のスイッチ13aが押されると、制御ボックス10からの指示により電磁弁22が開閉する。そして、電磁弁22が開くことにより通水され、定流量弁23により流量が一定に保たれる。これにより、生成される殺菌水の濃度が一定に保たれると同時に、散布ノズル12から散布される殺菌水の水圧も一定に保たれ、所望の範囲に殺菌水を散布することが可能となる。
また、図3(b)に示すように、機能ユニット11の大きさを最小とすべく、流入ロ21と流出口27の軸が、ケース20の対角に位置するように配設される。
リモコン13のスイッチ13aが押されると、制御ボックス10からの指示により電磁弁22が開閉する。そして、電磁弁22が開くことにより通水され、定流量弁23により流量が一定に保たれる。これにより、生成される殺菌水の濃度が一定に保たれると同時に、散布ノズル12から散布される殺菌水の水圧も一定に保たれ、所望の範囲に殺菌水を散布することが可能となる。
通水状態になると、電解槽26の電極29に通電が開始され、電極29の電気分解が行われて銀イオンが発生する。銀イオンを含有する水は殺菌水として散布ノズル12へ送られる。こうして生成された殺菌水は、逆止弁25により給水管15へと逆流することが防止される。
大気開放弁24は、通電時(電磁弁開)においては閉止状態になって、水が外部に漏出することが防止され、待機時(電磁弁閉)には開放状態になって、逆止弁25より下流側は空気と置換される。これにより、電解槽26内に残存水が残ることが防止される。
電解槽26の電極29は、銀、銀合金または銀メッキ金属により形成され、電極29の電気分解が行われると銀イオンが発生する。この電極29は、図4(a)に示すように、電極29同士が水平になるような位置関係で設置されている。これにより、図4(b)に示すように、待機時に残存水の表面張力による電極の導通状態が回避される。このようにすることで、電解槽をコンパクト(厚みを薄く)にしても、待機時に残存水の表面張力によって電極が導通状態になることを回避できる。
散布ノズル12は、図5に示すように、大別して、殺菌水導出管19に接続されるボディ30と、その先端に軸支される回転体31とから構成される。回転体31はまた、上側部材32と下側部材33とに分割され、ワッシャ34を介して、固定ビス35により、ボディ31の先端に回転自在に取設される(図7参照。)。回転体31はこのように取り外し可能かつ分解可能に形成されているので、その内部及びボディ30の先端を清掃することができる。
回転体31(の下側部材33)には、図6(a)に示すように、4対8個の液体噴出孔33a,33b,33c,33dが設けられる。これらの液体噴出孔33a,33b,33c,33dは、回転体31の回転中心から同一方向へ同一距離偏心して設けられるので、通水状態になると、水流により回転し、洗い場床3ヘ殺菌水を万遍なく散布することができる。
これらのうち、液体噴出孔33aは、図6(b)に示すように、水平に開口するものの、液体噴出孔33bは、図6(c)に示すように、仰角4°に開口する。また、液体噴出孔33cは、図6(d)に示すように、仰角8°に、液体噴出孔33dは、図6(d)に示すように、仰角12°にそれぞれ開口する。
これにより、洗い場床3の散布ノズル近傍から遠方まで、万遍なく散布することができる。なお、各液体噴出孔の仰角は、散布する洗い場床の広さに応じて適宜決定される。
ところで、ボディ30の先端は、図7に示すように、直径D1に形成された軸先端30aのさらに先に直径D2の最先端30bが段落ちして形成される。これに対応して、上側部材32には、軸先端30aが挿通可能な直径D1’の挿通孔32aが形成され、下側部材33には、最先端30bが挿通可能なものの軸先端30aは挿通不能な直径D2’’の挿通孔33eが形成される。
これにより、洗い場床3の散布ノズル近傍から遠方まで、万遍なく散布することができる。なお、各液体噴出孔の仰角は、散布する洗い場床の広さに応じて適宜決定される。
ところで、ボディ30の先端は、図7に示すように、直径D1に形成された軸先端30aのさらに先に直径D2の最先端30bが段落ちして形成される。これに対応して、上側部材32には、軸先端30aが挿通可能な直径D1’の挿通孔32aが形成され、下側部材33には、最先端30bが挿通可能なものの軸先端30aは挿通不能な直径D2’’の挿通孔33eが形成される。
これにより、回転体31を分解した後、誤って上側部材32と下側部材33とを上下逆に取り付けることが防止されるので、液体噴出孔33b,33c,33dは仰角を確保でき、常に上方を指向して開口する。
本実施の形態に係る浴室殺菌システムは上記のように構成されており、以下その殺菌水散布状態について説明する。図8は、殺菌水の散布状態を示す平面図であり、図9は同立面図である。
本実施の形態に係る浴室殺菌システムは上記のように構成されており、以下その殺菌水散布状態について説明する。図8は、殺菌水の散布状態を示す平面図であり、図9は同立面図である。
図8に示すGのエリアは、主に仰角0°の液体噴出孔33aからの殺菌水が散布されるエリアであり、同Hのエリアは、主に仰角4°の液体噴出孔33bからの殺菌水が散布されるエリア、同じく、I及びJのエリアは、それぞれ主に仰角8°及び12°の液体噴出孔33c及び33dからの殺菌水が散布されるエリアである。このように、液体噴出口33a,33b,33c,33dの仰角を異ならせることにより広範囲に亘って殺菌水を散布することが可能となる。
これに対し、図8に示すFのエリアには、殺菌水は直接散布されない。このエリアには、図9に示すように、散布ノズル12より奥側で浴室カウンタが取設される第1の壁面、第1の壁面近傍側の第2の壁面4、または第1の壁面近傍側のバスエプロン6に当たり跳ね返った水、及び跳ね返った後そこから洗い場床3の勾配に沿って流れ下る殺菌水により洗浄される。このように、散布ノズル12が回転して吐水する形態であるため、散布ノズルから離れたエリアG,H,I,Jエリア用の液体噴出孔を設けておけば、必然的に散布ノズル12近傍の洗い場床上は、大量の殺菌水が流れることになる。これにより、洗い場床上全面に殺菌水を行き渡らせることが可能となる。特に、水道圧力のみで、散布ノズル12遠方側まで殺菌水を散布するためには、液体噴出孔の総孔面積に限界があるが、本実施形態では、散布ノズルから離れたエリアG,H,I,Jエリア用の液体噴出孔のみで足りるため、水道水圧のみで洗い場床の全面に殺菌水を行き渡らせることができる。
この点、散布ノズル12は、浴槽2と洗い場床3を隔てて対向する壁面4近傍、すなわち、排水凹部7と対角位置となる水上に取設されるので、散布ノズル近傍においても殺菌水が廻らないエリアはない。このように、浴室カウンタ12における、排水凹部7とは離れた側の散布ノズルが取り付けられているため、カウンターの全面に長時間、殺菌水を直接、吐水することができる。
また、散布ノズル12は、浴室カウンタ5下部に取設されるので、浴室カウンタ5下部が陰になって、殺菌水が廻らないということもない。
他方、液体噴出口33dの仰角は一定以下に抑えられるので、無闇に広いエリアに散布することはなく、経済的であるばかりでなく、図9に示すように、殺菌水は最高位置でも浴槽2のリム2aの高さを超えないので、風呂蓋に殺菌水がかかることもない。
他方、液体噴出口33dの仰角は一定以下に抑えられるので、無闇に広いエリアに散布することはなく、経済的であるばかりでなく、図9に示すように、殺菌水は最高位置でも浴槽2のリム2aの高さを超えないので、風呂蓋に殺菌水がかかることもない。
さらに、殺菌水は、バスエプロン6に向かっても散布されるので、図10に示すように、排水凹部7上の排水蓋8とバスエプロン6との間にできる隙間には、バスエプロン6に当たって流れ落ちる殺菌水によって洗浄される。このように、洗い場床3を流れ落ちる殺菌水だけでは網羅できないエリア(排水凹部におけるバスエプロン6側の端辺であって、特にその中央付近は洗い場床上を流れた殺菌水が流れにくい。)に対しても、排水凹部の上方近傍のバスエプロンに殺菌水を直接吐水することで、排水凹部の全周から殺菌水を流すことが可能となる。ここで、排水凹部の上方近傍のバスエプロンとは、排水ピットの洗い場床とは隣接していないバスエプロン側端辺の直上近傍のバスエプロンのことである。
図11に排水凹部7内の構造を示す。排水凹部7には、凹状に形成された排水凹部が形成されており、前記排水凹部7の底部には、上部に開口を有する排水トラップ100が取設されており、前記排水トラップ100の開口には、網目部を有するヘアキャッチャー90が着脱可能に取り付けられている。図中斜線で排水凹部7に流れこむ殺菌水の流線を示したが、洗い場床3を通って流れこむ流れと、バスエプロン6に当たって流れ落ちる流れにより、排水凹部内において全周から殺菌水が流れこむ。殺菌水の散布ノズル12を、排水凹部内に全周から殺菌水が流れ込むように吐水することで、排水凹部7内の全面に殺菌水を接触させ、ヌメリを引き起こす細菌を増殖させない。
図12に排水トラップに装着されたヘアキャッチャー90を示す。ヘアキャッチャー90は、外周部90aと、網目部90b、中央開口部90c、取っ手部90dからなる。中央開口部90cは、万が一網目部90bがゴミで閉塞した場合、この開口部を通して水を排水トラップに流すようになっている。ヘアキャッチャーの網目部90bは、外方側から内方側に向けて、下り傾斜する傾斜部を有している。殺菌水が前記傾斜部をくだり、中央開口部90cまで到達できるため、網目部90bの全面が殺菌水に接触することが可能となる。髪の毛は、網目部に捕捉され、そこに石鹸カスやシャンプーがからみ、細菌が繁殖する過程で、ヌメリが加わり、掃除する人に不快な思いをさせるが、本発明によれば、ヘアキャッチャーの網目部全面に殺菌水を接触させることができ、ヌメリのない髪の毛となるため、掃除の負荷が軽くなる。また、図12(b)は排水トラップ100断面を示すが、排水トラップ100は、封水部100aとヘアキャッチャー取り付け部100bを有し、取り付け部100bにヘアキャッチャーの外周部90aをはめ込み、ヘアキャッチャーの外れを防止する。排水凹部7に流れ込んだ水は、ヘアキャッチャーの網目部90bを通過し、排水トラップの封水部100aへと流れこむ。このように、網目部に補足された髪の毛にヌメリが発生しないため、使用者は取っ手部を掴み、ヘアキャッチャーを取り外した状態で、容易に髪の毛を網目部から外すことが可能となる。
図13は、排水凹部が洗い場床3の浴槽側端辺のコーナー付近に設けられた実施形態を表す。散布ノズル12は回転するため、ノズルを中心として、円形状に殺菌水が散布される。ノズルの吐水口角度によって、殺菌水の床面の散布領域がGHIJエリアとなる。このように殺菌水を吐水することで、3つの壁面かバスエプロン6のいずれかに殺菌水が当たる。床面のFエリアは、床面に殺菌水が直接当たる吐水口は設けず、壁に当たって床面に流れ落ちた殺菌水が、床の傾斜に従って排水口まで流れる。GHIJエリアに散布ノズル12から直接当たる殺菌水の流れは、排水口から遠ざかる速度成分を有し、壁から流れてくる流れとぶつかり、殺菌水の排水速度を落とす作用を引き起こす。以上により、散布ノズル12から散布された殺菌水が、直接排水口に流れこむのを避け、できるだけ長い時間、床面に殺菌水を滞留させることができる。以上の通り、本実施形態における散布ノズルは、洗い場床上に殺菌水を吐水させる状況においては、排水凹部に向かって下り傾斜している排水勾配に逆らうように吐水させることができる。
本実施形態では排水凹部の上方近傍のバスエプロンおよび第1の壁面42に直接殺菌水がぶつかるように殺菌水を吐水している。従って、散水ノズル12から、バスエプロン6と浴室カウンタ5側が取設される第1の壁面42に直接当たった殺菌水は、コーナー付近に設けられた排水凹部7の4辺のうち、2辺から流れ込み、残り2辺には洗い場床3から流れこむため、排水凹部内に全周から殺菌水が流れ込むようになる。
本発明における殺菌水としては、殺菌性物質又はイオンを含有する水を例示することができる。具体的には、遊離塩素、抗菌性金属(例えば、銀、銅、亜鉛等)又はそのイオン、オゾン、オゾン含有水、結合塩素、有機塩素系消毒液、有機リン酸系消毒液、ベルオクソ
炭酸イオン又はその塩、アルコール系消毒液などを挙げることができる。
炭酸イオン又はその塩、アルコール系消毒液などを挙げることができる。
上述した本実施形態による浴室殺菌ユニットによれば、以下の効果が得られる。
ヘアキャッチャーの髪の毛を捕捉する部分の、全体に殺菌水が流れるようにすることで、使用者が容易にヘアキャッチャーから髪の毛を取り除くことができる。
排水凹部内に全周から殺菌水が流れこむため、排水口内を全体的に清潔に保持できる。殺菌水に接触しない部分があると、そこだけ細菌が繁殖してピンクや黄色になり使用者の不快の原因となるが、本発明はそれが避けられる。
ヘアキャッチャーの髪の毛を捕捉する部分の、全体に殺菌水が流れるようにすることで、使用者が容易にヘアキャッチャーから髪の毛を取り除くことができる。
排水凹部内に全周から殺菌水が流れこむため、排水口内を全体的に清潔に保持できる。殺菌水に接触しない部分があると、そこだけ細菌が繁殖してピンクや黄色になり使用者の不快の原因となるが、本発明はそれが避けられる。
本発明の実施形態は、殺菌水の吐水を回転ノズルによって行う例を示したが、回転ノズルに制限されるものではない。たとえば、1個の固定ノズルから排水口近傍に殺菌水を吐水し、排水凹部の4辺すべてから殺菌水が流れこむようにすることも本発明の範囲に含まれる。また複数のノズルを組み合わせて殺菌水を吐水し、排水凹部の4辺すべてから殺菌水が流れこむようにすることも本発明の範囲に含まれる。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
1 浴槽殺菌装置
2 浴槽
2a リム
3 洗い場床
4 壁面
5 浴室カウンタ
6 バスエプロン
7 排水凹部
8 排水蓋
10 制御ボックス
11 機能ユニット
12 散布ノズル
13 リモコン
13a スイッチ
13b LED
15 給水管
16 給湯管
17 水道水導入管
18 止水栓
19 殺菌水導出管
20 ケース
21 流入口
22 電磁弁
23 定流量弁
24 大気開放弁
25 逆止弁
26 電解槽
27 流出口
28 ウレタン樹脂
29 電極
30 ボディ
30a 軸先端
30b 最先端
31 回転体
32 上側部材
32a 33e 挿通孔
33a,33b,33c,33d 液体噴出孔33 下側部材
34 ワッシャ
35 固定ビス
42 第一の壁面
90 ヘアキャッチャー
90a 外周部
90b 網目部
90c 中央開口部
90d 取っ手部
100 排水トラップ
100a 封水部
100b ヘアキャッチャー取り付け部
2 浴槽
2a リム
3 洗い場床
4 壁面
5 浴室カウンタ
6 バスエプロン
7 排水凹部
8 排水蓋
10 制御ボックス
11 機能ユニット
12 散布ノズル
13 リモコン
13a スイッチ
13b LED
15 給水管
16 給湯管
17 水道水導入管
18 止水栓
19 殺菌水導出管
20 ケース
21 流入口
22 電磁弁
23 定流量弁
24 大気開放弁
25 逆止弁
26 電解槽
27 流出口
28 ウレタン樹脂
29 電極
30 ボディ
30a 軸先端
30b 最先端
31 回転体
32 上側部材
32a 33e 挿通孔
33a,33b,33c,33d 液体噴出孔33 下側部材
34 ワッシャ
35 固定ビス
42 第一の壁面
90 ヘアキャッチャー
90a 外周部
90b 網目部
90c 中央開口部
90d 取っ手部
100 排水トラップ
100a 封水部
100b ヘアキャッチャー取り付け部
Claims (7)
- 浴槽と、
前記浴槽に隣接する洗い場床と、
殺菌水を生成する殺菌水生成装置と、
前記殺菌水生成装置により生成された殺菌水を前記洗い場床に吐水する殺菌水吐水部と、を備えた浴室殺菌ユニットであって、
前記洗い場床の端辺には、縦断面視で凹状に形成された排水凹部が形成されており、
前記排水凹部の底部には、上部に開口を有する排水トラップが取設されており、
前記排水トラップの開口には、網目部を有するヘアキャッチャーが着脱可能に取り付けられており、
前記殺菌水吐水部は、前記排水凹部内に全周から殺菌水が流れるように吐水することを特徴とする浴室殺菌ユニット。 - 前記殺菌水吐水部は、前記ヘアキャッチャーの網目部全面に殺菌水が行き渡るように殺菌水を吐水することを特徴とする請求項1記載の浴室殺菌ユニット。
- 前記ヘアキャッチャーの網目部は外方側から内方側に向けて、下り傾斜する傾斜部を有していることを特徴とする請求項1または2記載の浴室殺菌ユニット。
- 前記ヘアキャッチャーの中央には、前記網目部より上方に開口が配置され、下面まで貫通された筒部を有していることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の浴室殺菌ユニット。
- 前記洗い場床の前記浴槽側端辺から、該浴槽の前記洗い場床側端辺までを掩蔽するバスエプロンを備え、
前記排水凹部は、前記浴槽側端辺の中央付近に形成されており、
前記殺菌水吐水部は、前記洗い場床上の全面に殺菌水が流れるように、
且つ前記排水凹部の上方近傍のバスエプロンに直接殺菌水がぶつかるように殺菌水を吐水することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の浴室殺菌ユニット。 - 前記洗い場床の前記浴槽側端辺から、該浴槽の前記洗い場床側端辺までを掩蔽するバスエプロンを備え、
前記排水凹部は、前記浴槽側端辺のコーナー付近に形成されており、
前記殺菌水吐水部は、前記洗い場床上の全面に殺菌水が流れるように、
且つ前記排水凹部の上方近傍のバスエプロンおよび壁面に直接殺菌水がぶつかるように殺菌水を吐水することを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の浴室殺菌ユニット。 - 前記ヘアキャッチャーは、取っ手部を有していることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の浴室殺菌ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008017131A JP2009178181A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 浴室殺菌ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008017131A JP2009178181A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 浴室殺菌ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009178181A true JP2009178181A (ja) | 2009-08-13 |
Family
ID=41032635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008017131A Pending JP2009178181A (ja) | 2008-01-29 | 2008-01-29 | 浴室殺菌ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009178181A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108343127A (zh) * | 2018-02-14 | 2018-07-31 | 陈淑芳 | 下水道防堵塞装置 |
-
2008
- 2008-01-29 JP JP2008017131A patent/JP2009178181A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108343127A (zh) * | 2018-02-14 | 2018-07-31 | 陈淑芳 | 下水道防堵塞装置 |
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