JP2009175120A - 磁気センサ及び磁気センサモジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】 特に、第1軟磁性体を備える固定抵抗素子と磁気抵抗効果素子との配置を適正化した磁気センサ及び磁気センサモジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】 固定抵抗素子4,5が縦方向(Y1−Y2方向)に略直列に配置されている。固定抵抗素子4,5は、固定磁性層、非磁性層及びフリー磁性層を備える素子部12と、素子部12の上方に位置する第1軟磁性体23を備える。固定抵抗素子4,5を囲む固定抵抗素子形成領域80と磁気抵抗効果素子2,3とが横方向(X1−X2方向)に対向している。また、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子形成領域80との間の領域に第3軟磁性体71が設けられている。第3軟磁性体71は縦方向に長く形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】 固定抵抗素子4,5が縦方向(Y1−Y2方向)に略直列に配置されている。固定抵抗素子4,5は、固定磁性層、非磁性層及びフリー磁性層を備える素子部12と、素子部12の上方に位置する第1軟磁性体23を備える。固定抵抗素子4,5を囲む固定抵抗素子形成領域80と磁気抵抗効果素子2,3とが横方向(X1−X2方向)に対向している。また、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子形成領域80との間の領域に第3軟磁性体71が設けられている。第3軟磁性体71は縦方向に長く形成されている。
【選択図】図2
Description
磁気センサには、磁気抵抗効果素子と固定抵抗素子とで構成されたブリッジ回路が設けられている。磁気抵抗効果素子は、磁化方向が一方向に固定された固定磁性層と、固定磁性層に非磁性層を介して形成されたフリー磁性層との積層構造を備える。
例えば、固定抵抗素子を構成する素子部に磁気抵抗効果素子と同様に磁気抵抗効果を発揮する積層体を用い、素子部の上方に、磁気シールド効果を発揮する軟磁性体を配置する構成にすると、固定抵抗化できる。
例えば図25に示すように、ブリッジ回路を構成する4個の素子を配置する。符号100,101が磁気抵抗効果素子で、符号102,103が固定抵抗素子である。図25に示すY方向が磁気抵抗効果素子100,101の感度軸方向でる。符号104は磁気抵抗効果素子100,101を構成するミアンダ形状の磁気抵抗効果を発揮する素子部、符号105は固定抵抗素子102,103を構成する軟磁性体、符号106は固定抵抗素子102,103を構成するミアンダ形状の素子部である。磁気抵抗効果素子100,101は感度軸方向と平行な縦方向からの磁場に対して感度を持つ。すなわち磁気抵抗効果素子100,101は、感度軸方向と平行な方向からの磁場の作用により、固定磁性層とフリー磁性層との磁化関係に基づき抵抗変化する。
図25に示すように、磁気抵抗効果素子100と固定抵抗素子102、及び磁気抵抗効果素子101と固定抵抗素子103とが夫々感度軸方向(Y方向)に間隔を空けて配列されている。
しかしながら図25に示す素子配置であると、感度軸方向と平行な方向からの磁場が固定抵抗素子102,103を構成する軟磁性体105により増幅されて磁気抵抗効果素子100,101に進入する。このような磁場の増幅効果は、磁気抵抗効果素子100,101に対して磁気飽和を早め磁気感度を低下させる原因となった。
特開2005−183614号公報
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、特に、第1軟磁性体を備える固定抵抗素子と磁気抵抗効果素子との配置を適正化した磁気センサ及び磁気センサモジュールを提供することを目的とする。
本発明は、磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子を備えた磁気センサであって、
前記磁気抵抗効果素子は、磁化方向が固定される固定磁性層と、前記固定磁性層に非磁性層を介して積層された外部磁場を受けて磁化方向が変動するフリー磁性層とを有する素子部を備え、前記固定磁性層の固定磁化方向は感度軸方向であり、
前記固定抵抗素子は、素子幅W1に比べて素子長さL1が長く形成された細長形状の素子部を備え、前記固定抵抗素子を構成する素子部は、前記固定磁性層と、前記固定磁性層に前記非磁性層を介して積層された前記フリー磁性層とを有しており、
前記固定抵抗素子を構成する素子部と間隔を空けて前記素子部に対して磁気シールド効果を発揮する第1軟磁性体が積層配置されており、
前記固定抵抗素子は、前記磁気抵抗効果素子に対して、前記感度軸方向と平行な縦方向に対向しない位置に配置されていることを特徴とするものである。
前記磁気抵抗効果素子は、磁化方向が固定される固定磁性層と、前記固定磁性層に非磁性層を介して積層された外部磁場を受けて磁化方向が変動するフリー磁性層とを有する素子部を備え、前記固定磁性層の固定磁化方向は感度軸方向であり、
前記固定抵抗素子は、素子幅W1に比べて素子長さL1が長く形成された細長形状の素子部を備え、前記固定抵抗素子を構成する素子部は、前記固定磁性層と、前記固定磁性層に前記非磁性層を介して積層された前記フリー磁性層とを有しており、
前記固定抵抗素子を構成する素子部と間隔を空けて前記素子部に対して磁気シールド効果を発揮する第1軟磁性体が積層配置されており、
前記固定抵抗素子は、前記磁気抵抗効果素子に対して、前記感度軸方向と平行な縦方向に対向しない位置に配置されていることを特徴とするものである。
これにより、磁気抵抗効果素子に作用する感度軸方向と平行な縦方向からの磁場が第1軟磁性体により増幅されるのを抑制でき、磁気抵抗効果素子の磁気飽和を防止でき、磁気センサとしての感度を適切に保つことができる。
本発明では、前記固定抵抗素子の少なくとも一部は、前記磁気抵抗効果素子に対して、前記縦方向に直交する横方向にて対向して配置されていることが好ましい。これにより、小さい領域内に磁気抵抗効果素子と固定抵抗素子とを、磁気抵抗効果素子に作用する感度軸方向と平行な縦方向からの磁場が第1軟磁性体により増幅されるのを抑制した状態で適切に配置できる。
また本発明では、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子が前記横方向に略一列に配置される構成にできる。
また本発明では、複数の前記固定抵抗素子が前記縦方向に略直列に配置されている構成にできる。これにより固定抵抗素子の素子部に対する磁気シールド範囲を広くできる。
また本発明では、複数の前記固定抵抗素子の固定抵抗素子形成領域と、前記磁気抵抗効果素子とが前記縦方向に直交する横方向にて対向配置されていることが好ましい。これにより、より効果的に、小さい領域内に磁気抵抗効果素子と固定抵抗素子とを、磁気抵抗効果素子に作用する感度軸方向と平行な縦方向からの磁場が第1軟磁性体により増幅されるのを抑制した状態で適切に配置でき、また上記した固定抵抗素子の素子部に対する磁気シールド範囲も広くできる。
本発明では、前記磁気抵抗効果素子には、前記磁気抵抗効果素子を構成する前記素子部と非接触であり前記感度軸方向と平行な縦方向に対して直交する横方向からの磁場に対して磁気シールド効果を発揮する第2軟磁性体が設けられていてもよい。
また本発明では、前記磁気抵抗効果素子には、前記磁気抵抗効果素子を構成する前記素子部と非接触であり前記感度軸方向と平行な縦方向に対して直交する横方向からの磁場に対して磁気シールド効果を発揮する第2軟磁性体が設けられており、前記第2軟磁性体及び前記固定抵抗素子を構成する前記第1軟磁性体は共に、前記横方向に長い形状で形成されており、
前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗素子の間の領域に、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子の双方に非接触の第3軟磁性体が配置され、前記第3軟磁性体は、前記縦方向に長い形状で形成されるとともに、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子の縦方向への全域に対向する長さ寸法以上で形成されていることが好ましい。これにより感度軸方向と直交する横方向からの磁場の増幅効果を抑制できる。
前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗素子の間の領域に、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子の双方に非接触の第3軟磁性体が配置され、前記第3軟磁性体は、前記縦方向に長い形状で形成されるとともに、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子の縦方向への全域に対向する長さ寸法以上で形成されていることが好ましい。これにより感度軸方向と直交する横方向からの磁場の増幅効果を抑制できる。
本発明では、前記磁気抵抗効果素子を構成する前記素子部は、前記縦方向に複数個、間隔を空けて配置され、各素子部の端部間が接続されてミアンダ形状にされており、各素子部の前記縦方向への両側方、真上、あるいは真下のいずれかに前記第2軟磁性体が前記各素子部と非接触で形成されていることが好ましい。
また本発明では、前記固定抵抗素子を構成する前記素子部は、複数個、素子幅方向に間隔を空けて配置され、各素子部の端部間が接続されてミアンダ形状にされており、
前記固定抵抗素子を構成する各素子部に対して個別に前記第1軟磁性体が配置されていることが好ましい。このとき、前記第1軟磁性体は、さらに、素子幅方向の両側に位置する前記素子部の外側面より外側にも配置されていることが好ましい。これにより固定抵抗素子を構成する素子部に対する磁気シールド効果をより効果的に発揮することが出来る。
前記固定抵抗素子を構成する各素子部に対して個別に前記第1軟磁性体が配置されていることが好ましい。このとき、前記第1軟磁性体は、さらに、素子幅方向の両側に位置する前記素子部の外側面より外側にも配置されていることが好ましい。これにより固定抵抗素子を構成する素子部に対する磁気シールド効果をより効果的に発揮することが出来る。
また、前記固定抵抗素子を構成する前記素子部は、複数個、素子幅方向に間隔を空けて配置され、各素子部の端部間が接続されてミアンダ形状にされており、
一つの前記第1軟磁性体が、前記固定抵抗素子を構成する全ての前記素子部を覆う大きさで形成されている構成でもよい。
一つの前記第1軟磁性体が、前記固定抵抗素子を構成する全ての前記素子部を覆う大きさで形成されている構成でもよい。
また本発明では、前記第1軟磁性体は、前記素子幅W1と同方向への幅寸法W2が前記素子幅W1よりも大きく前記素子部の素子幅の両側から素子幅方向に延出する延出部を備えるとともに、前記素子長さL1と同方向への長さ寸法L2が前記素子長さL1よりも大きく前記素子部の素子長さ方向の両側から素子長さ方向に延出する延出部を備え、且つ前記長さ寸法L2が前記幅寸法W2よりも大きいことが好ましい。これにより、固定抵抗素子を構成する素子部に対する磁気シールド効果をより効果的に発揮することが出来、適切に固定抵抗化できる。
また本発明では、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子を構成する各素子部の積層順及び膜厚が等しいことが好ましい。これにより、固定抵抗素子及び磁気抵抗効果素子の抵抗変化温度係数(TCR)が一致するように高精度に調整できる。
また本発明における磁気センサモジュールは、上記のいずれかに記載の磁気センサを複数有し、少なくとも前記複数の磁気センサのうち一組の磁気抵抗効果素子の感度軸が直交するように各磁気センサが配置されていることを特徴とするものである。例えば、本発明の磁気センサモジュールは地磁気センサとして使用できる。
本発明の磁気センサによれば、磁気抵抗効果素子に作用する感度軸方向と平行な縦方向からの磁場が第1軟磁性体により増幅されるのを抑制でき、磁気抵抗効果素子の磁気飽和を防止でき、磁気センサとしての感度を適切に保つことができる。
図1(a)は第1実施形態における磁気センサの磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子の平面図、図1(b)は、図1(a)に示すC−C線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図2(a)は第2実施形態における磁気センサの磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子の平面図、図2(b)は、図2(a)の素子配置が優れていることを説明するための固定抵抗素子形成領域及び磁気シールド範囲の模式図、図3は図2の形態を改良した磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子の平面図、図4は第3実施形態における磁気センサの磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子の平面図、図5は第4実施形態における磁気センサの磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子の平面図、図6(a)は、磁気抵抗効果素子の平面図、図6(b)は、(a)のA−A線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図7(a)は、図6とは異なる磁気センサの磁気抵抗効果素子の平面図、図7(b)は、図7(a)のA−A線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図8(a)は、図6及び図7とは異なる磁気センサの磁気抵抗効果素子の平面図、図8(b)は、図8(a)のA−A線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図9は図6ないし図8とは異なる磁気抵抗効果素子の平面図、図10(a)は、図6ないし図9とは異なる磁気抵抗効果素子の平面図、図10(b)は、図10(a)のA−A線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図11は、図6ないし図10とは異なる磁気抵抗効果素子の平面図、図12は、図6ないし図11とは異なる磁気抵抗効果素子の平面図、図13は、図6ないし図12とは異なる磁気抵抗効果素子の部分を示す平面図、図14は、図13に示すD−D線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分拡大断面図、図15は好ましい磁気抵抗効果素子の形態の特に素子部の部分を示す部分拡大平面図、図16(a)は、図6ないし図12とは異なる磁気抵抗効果素子の平面図、図16(b)は図16(a)のA−A線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図17は、図6ないし図16とは異なる磁気抵抗効果素子の平面図、図18(a)は、固定抵抗素子の平面図、図18(b)は、図18(a)のB−B線に沿って高さ方向(図示Z方向)に切断し矢印方向から見た部分断面図、図19は図18とは異なる固定抵抗素子の平面図、図20は、図18及び図19とは異なる固定抵抗素子の平面図、図21は、磁気抵抗効果素子の固定磁性層の固定磁化方向及びフリー磁性層の磁化方向と、電気抵抗値との関係を説明するための図、図22は、磁気抵抗効果素子を膜厚方向から切断した際の切断面を示す断面図、図23は、本実施形態の磁気センサの回路図、図24は磁気センサモジュールの斜視図、である。
各図においてX1−X2は、横方向、Y1−Y2方向は横方向に直交する縦方向、Z1−Z2方向は高さ(膜厚)方向である。各実施形態において、磁気抵抗効果素子2,3を構成する固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)はY1方向であり(図22等参照)、Y1方向が感度軸方向である。
本実施形態における磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子を備えた磁気センサ1は例えば携帯電話等の携帯機器に搭載される地磁気センサモジュールとして使用される。
磁気センサ1は、図23に示すように、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5とがブリッジ接続されてなるセンサ部6と、センサ部6と電気接続された入力端子7、グランド端子8、差動増幅器9及び外部出力端子10等を備えた集積回路(IC)11とで構成される。
図1に示す実施形態では、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5とが横方向(X1−X2方向)に略一列に間隔T11を空けて配置されている。ここで「略一列」とは製造誤差のみならず縦方向(Y1−Y2方向)への多少のずれを許容するものである。本実施形態では、各磁気抵抗効果素子2,3の中心O1と、固定抵抗素子の中心O2とが縦方向(Y1−Y2方向)に、引き出し電極のデザイン等で発生する数十μm程度のずれは許容される。上記間隔T11は、30〜100μm程度である。なおここでいう間隔T11とは、磁気抵抗効果素子2,3を構成する素子部12及び第2軟磁性体18と、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12及び第1軟磁性体23との間の最も狭い間隔を指す。図1に示す実施形態では、第1軟磁性体23と第2軟磁性体18との間の間隔である。
図2(a)に示す実施形態では、固定抵抗素子4,5が縦方向(Y1−Y2方向)に間隔T12を空けて略直列に配置されている。図2(a)では、固定抵抗素子4の中心O4と、固定抵抗素子5の中心O5とが縦方向(Y1−Y2方向)にて一致しているが多少横方向(X1−X2方向)にずれて配置されてもよい。具体的には、各固定抵抗素子4,5の中心O4,O5が横方向(X1−X2方向)に、引き出し電極のデザイン等で発生する数十μm程度のずれは許容される。
そして、2個の固定抵抗素子4,5が囲まれる固定抵抗素子形成領域80と各磁気抵抗効果素子2,3とが横方向(X1−X2方向)に間隔T11を空けて配置されている。ここでいう「固定抵抗素子形成領域80」とは、2個の固定抵抗素子4,5が囲まれる領域であり、図2(a)のように、2個の固定抵抗素子4,5を構成する各第1軟磁性体23の外側端面(隣接する他の第1軟磁性体23と対向しない面)を直線的に結んだ領域を指す。
図2(a)の実施形態では、固定抵抗素子4と固定抵抗素子5との間隔T12は、2μm以上であり、固定抵抗内の磁場分布を良くする為には、図18(a)のT13と等しいことが望ましい。図2(a)では、固定抵抗素子形成領域80の中心O3と、磁気抵抗効果素子2,3の中心O1とが横方向(X1−X2方向)で略一致した位置にあるが、中心O1,O3が縦方向(Y1−Y2方向)にずれている形態も許容するものである。
個々の磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5の構成を以下で詳しく説明する。まず磁気抵抗効果素子2,3の構成について説明する。
磁気抵抗効果素子2,3は、図6に示すように、素子幅W3に比べて素子長さL3が長く形成された図示X方向に細長い形状の複数の素子部12が横方向(X1−X2方向)に直交する縦方向(Y1−Y2方向)に所定の間隔を空けて並設され、各素子部12の端部間が接続電極部13により電気的に接続されてミアンダ形状となっている。ミアンダ形状に形成された両端にある素子部12の一方には入力端子7、グランド端子8、出力取出し部14(図23参照)に接続される電極部15が接続されている。接続電極部13及び電極部15は、Al、Ta、Au等の非磁性導電材料である。接続電極部13及び電極部15はスパッタやメッキで形成される。
磁気抵抗効果素子2,3を構成する各素子部12は、全て図22に示す同じ積層構造で構成される。なお図22は、素子幅W3と平行な方向から膜厚方向に切断した切断面を示している。
素子部12は、例えば下から反強磁性層33、固定磁性層34、非磁性層35、およびフリー磁性層36の順に積層されて成膜され、フリー磁性層36の表面が保護層37で覆われている。素子部12は例えばスパッタにて形成される。
反強磁性層33は、Ir−Mn合金(イリジウム−マンガン合金)などの反強磁性材料で形成されている。固定磁性層34はCo−Fe合金(コバルト−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。非磁性層35はCu(銅)などである。フリー磁性層36は、Ni−Fe合金(ニッケル−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。保護層37はTa(タンタル)などである。上記構成では非磁性層35がCu等の非磁性導電材料で形成された巨大磁気抵抗効果素子(GMR素子)であるが、Al2O3等の絶縁材料で形成されたトンネル型磁気抵抗効果素子(TMR素子)であってもよい。また図22に示す素子部12の積層構成は一例であって他の積層構成であってもよい。例えば、下からフリー磁性層36、非磁性層35、固定磁性層34、反強磁性層33及び保護層37の順に積層されてもよい。
素子部12では、反強磁性層33と固定磁性層34との反強磁性結合により、固定磁性層34の磁化方向が固定されている。図6及び図22に示すように、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は、素子幅方向(Y1方向)に向いている。すなわち固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は、素子部12の長手方向と直交している。
一方、フリー磁性層36の磁化方向(F方向)は、外部磁場により変動する。
図21に示すように、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)と同一方向から外部磁場H1が作用してフリー磁性層36の磁化方向(F方向)が外部磁場H1方向に向くと、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)とフリー磁性層36の磁化方向(F方向)とが平行に近づき電気抵抗値が低下する。
図21に示すように、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)と同一方向から外部磁場H1が作用してフリー磁性層36の磁化方向(F方向)が外部磁場H1方向に向くと、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)とフリー磁性層36の磁化方向(F方向)とが平行に近づき電気抵抗値が低下する。
一方、図21に示すように、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)と反対方向から外部磁場H2が作用してフリー磁性層36の磁化方向(F方向)が外部磁場H2方向に向くと、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)とフリー磁性層36の磁化方向(F方向)とが反平行に近づき電気抵抗値が増大する。
図6(b)に示すように磁気抵抗効果素子2,3は基板16上に形成される。磁気抵抗効果素子2,3上はAl2O3やSiO2等の絶縁層17に覆われる。また磁気抵抗効果素子2,3を構成する素子部12間も絶縁層17で埋められる。絶縁層17は例えばスパッタにて形成される。
図6(b)のように絶縁層17の上面は、例えばCMP技術を用いて平坦面に形成されている。ただし、絶縁層17の上面は、素子部12と基板16間の段差に倣って、凹凸面で形成されていてもよい。図7(b)、図8(b)、図10(b)、図18(b)についても同様である。
図6に示すように、磁気抵抗効果素子2,3を構成する各素子部12の間、及び最も外側に位置する素子部12の外側に第2軟磁性体18が設けられている。第2軟磁性体18は例えばスパッタやメッキにて薄膜形成される。第2軟磁性体18は、NiFe、CoFe、CoFeSiBやCoZrNb等で形成される。この形態では第2軟磁性体18の幅寸法W4は素子部12の素子幅W3より小さくなっている。また、第2軟磁性体18の長さ寸法L4は素子部12の素子長さL3よりも長く、図6(a)に示すように、第2軟磁性体18は、素子部12の横方向(X1−X2方向)の両側から長手方向に延出する延出部18aを備える。
図6(b)に示すように、第2軟磁性体18は、素子部12間にある絶縁層17上に形成される。また図示しないが第2軟磁性体18上及び第2軟磁性体18間は絶縁性の保護層にて覆われている。
各寸法について説明する。
磁気抵抗効果素子2,3を構成する素子部12の素子幅W3は、地磁気センサとして使用する場合は形状異方性を利用するため、2〜6μmの範囲内である(図6(a)参照)。また素子部12の素子長さL3は、60〜100μmの範囲内である(図6(a)参照)。また、素子部12の膜厚T1は、200〜300Åの範囲内である(図6(b)参照)。また第2軟磁性体18の幅寸法W4は、この実施形態では、地磁気センサとして使用する場合、1〜6μmの範囲内である(図6(a)参照)。また第2軟磁性体18の長さ寸法L4は、80〜200μmの範囲内である(図6(a)参照)。また、第2軟磁性体18の膜厚T2は、0.2〜1μmの範囲内である(図6(b)参照)。素子部12のアスペクト比(素子長さL3/素子幅W3)は、地磁気センサとして使用する場合は10以上である。また第2軟磁性体18のアスペクト比(長さ寸法L4/幅寸法W4)は、素子部12のアスペクト比以上であると好適である。また第2軟磁性体18の延出部18aの長さ寸法T8は、20μm以上である(図6(a)参照)。
磁気抵抗効果素子2,3を構成する素子部12の素子幅W3は、地磁気センサとして使用する場合は形状異方性を利用するため、2〜6μmの範囲内である(図6(a)参照)。また素子部12の素子長さL3は、60〜100μmの範囲内である(図6(a)参照)。また、素子部12の膜厚T1は、200〜300Åの範囲内である(図6(b)参照)。また第2軟磁性体18の幅寸法W4は、この実施形態では、地磁気センサとして使用する場合、1〜6μmの範囲内である(図6(a)参照)。また第2軟磁性体18の長さ寸法L4は、80〜200μmの範囲内である(図6(a)参照)。また、第2軟磁性体18の膜厚T2は、0.2〜1μmの範囲内である(図6(b)参照)。素子部12のアスペクト比(素子長さL3/素子幅W3)は、地磁気センサとして使用する場合は10以上である。また第2軟磁性体18のアスペクト比(長さ寸法L4/幅寸法W4)は、素子部12のアスペクト比以上であると好適である。また第2軟磁性体18の延出部18aの長さ寸法T8は、20μm以上である(図6(a)参照)。
図6の実施形態における各第2軟磁性体18間の距離(Y1−Y2方向への距離)T3は、第2軟磁性体の幅寸法W4以上で2〜8μmである(図6(b)参照)。また、素子部12と隣接した位置にある第2軟磁性体18とのY1−Y2方向への距離T4は、0<T4<3μmである(図6(b)参照)。また、第2軟磁性体18と素子部12間の高さ方向(Z方向)への距離T5は、0.1〜1μmである(図6(b)参照)。
次に、図7に示す実施形態では、図6と異なって、第2軟磁性体18が各素子部12の真上に絶縁層17を介して配置されている。また図8に示す実施形態では、図1と異なって、第2軟磁性体18が各素子部12の真下に絶縁層17を介して配置されている。図8では基板16上に第2軟磁性体18が形成され、第2軟磁性体18上から第2軟磁性体18間の基板16上にかけて絶縁層17が形成され、絶縁層17上に磁気抵抗効果素子2,3が形成された構成である。図8のように素子部12の真下に第2軟磁性体18を配置する形態では、第2軟磁性体18に対して例えばアニール処理を施したいとき素子部12を形成する前に処理を行うことができ素子部12に対する影響を抑制できる。
図7,図8に示す実施形態でも図6と同様に、第2軟磁性体18の幅寸法W4は素子幅W3より小さくなっている。また第2軟磁性体18の長さ寸法L4は素子長さL3より長く第2軟磁性体18には素子部12の長手方向(X方向)の両側から長手方向に延出する延出部18aが形成されている。
図7,図8に示す実施形態では、幅寸法W4が素子幅W3より小さい第2軟磁性体18が平面視にて素子部12の素子幅W3内に収まるように(素子幅W3方向にはみ出さないように)配置されている。
図7,図8に示す形態における素子幅W3は5〜8μmである。第2軟磁性体18の幅寸法W4は、地磁気センサとして使用する場合、W3より狭くかつ、2〜6μmの範囲内である(図7(a)、図8(a)参照)。
図7(b),図8(b)に示す第2軟磁性体18間の距離(Y1−Y2方向への距離)T6は、6〜10μmである。また第2軟磁性体18と素子部12間の高さ方向(Z方向)への距離T7は、0.1〜1μmである。
本実施形態における磁気センサ1は、縦方向(Y1−Y2方向;素子幅方向)からの地磁気を検知するためのものである。よって図示Y1−Y2方向が感度軸方向であり、横方向(X1−X2方向)が素子部12の長手方向である。固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は感度軸方向であるY1方向に向けられている。
本実施形態では、素子部12と非接触の第2軟磁性体18を設けている。第2軟磁性体18は、素子部12と同様に、横方向(X1−X2方向)に細長い形状で、素子部12及び第2軟磁性体18には磁化容易軸方向が共に同じ方向となる形状異方性が付与される。また第2軟磁性体18の透磁率は素子部12の透磁率よりも大きい。
さらに本実施形態における第2軟磁性体18は、磁気抵抗効果素子2,3を構成する各素子部12の横方向(X方向)の両側から横方向に延出する延出部18aを備える。
このため、横方向(X1−X2方向)から外部磁場が作用しても、磁場は、第2軟磁性体18を優先的に通過しやすい。したがって、第2軟磁性体18は、感度軸方向と直交する横方向への磁気シールド効果を発揮する。一方、感度軸方向(Y1−Y2方向)からの外部磁場(地磁気)に対しては磁気センサとしての感度を保つことができ、地磁気の磁界強度に基づいて電気抵抗値の大きさが変動し、Y1−Y2方向からの地磁気を適切に検知することが出来る。
また本実施形態では、図9のように、第2軟磁性体18の幅寸法W4が素子部12の素子幅W3と同じでも、あるいは、図10のように第2軟磁性体18の幅寸法W4が素子部12の素子幅W3より大きくても、素子部12と第2軟磁性体18との縦方向(Y1−Y2方向)への距離T9(図10(b))や素子部12と第2軟磁性体18との高さ方向への距離T10(図10(b))を併せて適切に調整することで、第2軟磁性体18により、感度軸方向と直交する横方向(X1−X2方向)への磁気シールド効果が適切に発揮され、且つ、感度軸方向(Y1−Y2方向)からの外部磁場(地磁気)に対しては磁気センサとしての感度を保つことが可能である。第2軟磁性体18と素子部12との縦方向(Y1−Y2方向)への距離T9は、0〜3μmの範囲内であることが好ましい。また、素子部12と第2軟磁性体18との高さ方向への距離T10は、0.1〜1μmの範囲内であることが好ましい。第2軟磁性体18間の縦方向(Y1−Y2方向)への距離T12は、2≦T12≦6μmの範囲内であることが好ましい。
また図11に示す実施形態は、図7(a)に示す磁気抵抗効果素子2,3の構成を一部改良したものである。図11では、磁気抵抗効果素子2,3を構成する縦方向(Y1−Y2方向)両側に位置する素子部12の両外側面12aよりもさらに外側に第2軟磁性体24が形成されている。
図11のように、素子部12のさらに外側に第2軟磁性体24を設けることで、感度軸方向と直交する横方向(X1−X2方向)からの磁場に対する磁気シールド効果をより効果的に向上できる。なお図6(a)、図9、図10の実施形態については、既に、素子部12の外側に第2軟磁性体18が存在するが、図6(a)、図9、図10の実施形態においても、そのさらに両側に第2軟磁性体24を設けることで、より効果的に感度軸方向と直交する横方向(X1−X2方向)からの磁場に対する磁気シールド効果を向上させることができる。
図12に示す実施形態では、複数の素子部12が横方向(X1−X2方向)に間隔を空けて並設され、各素子部12の間に空けられた間隔内に中間永久磁石層60が介在している。これにより各素子部12が中間永久磁石層60を介して連結された横方向(X1−X2方向)に帯状に延びる素子連結体61が構成される。素子連結体61は、縦方向(Y1−Y2方向)に間隔を空けて複数本並設され、各素子連結体61の端部間が接続層62にて接続されてミアンダ形状の磁気抵抗効果素子2,3が構成されている。なお前記接続層62は永久磁石でも非磁性の電極であってもよい。
図12の実施形態では、複数の素子部12を、中間永久磁石層60及び接続層62にて連結してトータルの素子長さが長くなるミアンダ形状としているため、素子抵抗を大きくでき、消費電力の低減を図ることが可能である。
また図12の実施形態では、複数の素子部12を中間永久磁石層60を介して連結した素子連結体61を形成し、複数の素子連結体61を素子幅方向に並設して、各素子連結体61の端部間を接続層62により接続している。よって、全ての素子部12を縦方向(Y1−Y2方向)に間隔を空けて並設し、各素子部12の端部間を接続層62で連結した形態に比べて(中間永久磁石層60を設けない形態)、縦方向(Y1−Y2方向)への磁気抵抗効果素子2,3の長さ寸法を小さくできる。
この図12に示す実施形態でも図6等と同様に各素子連結体61間、及び素子幅方向にて最も外側に位置する素子連結体61の外側に第2軟磁性体18が形成されている。なお第2軟磁性体18間の間隔は図10の距離T12と同じで、2≦T12≦6μmである。
図13は図12の変形例である。図13に示す実施形態では、磁気抵抗効果素子2,3は、素子連結体61の端部間を接続する接続層62が、Y方向に直線状(帯状)で形成され、前記接続層62が、絶縁層を介し前記第2軟磁性体18の下側を通っている。すなわち、接続層62と第2軟磁性体18とが高さ方向(図示Z方向)にて交差している。前記接続層62は、Al、Au、あるいはCu等の良導体で形成される。
電極層62は軟磁性体18と電気的に絶縁されていればよく、軟磁性体18の上部に形成されてもよい。
図12では、接続層62が平面的に第2軟磁性体18を迂回するように形成されていたが、図13では、接続層62と第2軟磁性体18とを高さ方向(図示Z方向)にて交差させているため、磁気抵抗効果素子2,3の図示X方向への長さ寸法を小さくできるとともに、磁気抵抗効果に関与しない電極層62の配線抵抗も低減でき、センサ特性が向上する。また接続層62と第2軟磁性体18間の絶縁性が低く、仮にショートしたとしても、ミアンダ形状の為電極層19と交差する側と反対側でショートすることが無く、バイパス回路が発生しないため、センサ特性にさほどの影響は無い。また接続層62を非磁性の良導体で形成することで、接続層62を永久磁石層で形成する形態に比べて寄生抵抗を低減できるし、永久磁石層で形成するとバイアス磁界の影響が第2軟磁性体18に影響しシールド効果が低下するが、本実施形態では、そのような問題も生じない。
図14の断面図に示すように、各素子部12を構成する反強磁性層33、固定磁性層34及び非磁性層35は永久磁石層60の形成位置で分断されておらず一体化している。すなわち、永久磁石層60の形成位置では、素子部12を構成する保護層37及びフリー磁性層36がイオンミリング等で削られて凹部63が形成される。よって凹部63の底面63aには非磁性層35が露出している。なお非磁性層35の一部まで削られて凹部63が形成されてもよい。そして、この凹部63内に永久磁石層60が設けられている。図14の構成により固定磁性層34が分断されないため、固定磁性層34の磁化を図示Y方向に安定化でき、一軸異方性を向上させることができる。また固定磁性層34及び反強磁性層33まで分断して各素子部12間に永久磁石層60を設けた構成では、永久磁石層60と素子部12との電気的コンタクトは各側面となるため寄生抵抗が大きくなりやすいが、本実施形態のように永久磁石層60と素子部12との電気的コンタクトが平面接触となることで寄生抵抗を低減させることが出来る。
また図14に示すように永久磁石層60の上面には、永久磁石層60よりも抵抗値が小さい低抵抗層64が重ねて形成されている。低抵抗層64はAu、Al、Cu等の非磁性の良導体で形成されることが好適である。低抵抗層64は、永久磁石層60と同様にスパッタあるいはメッキ等で形成される。図14に示すように永久磁石層60上に低抵抗層64を重ねて形成することで、より効果的に、寄生抵抗を低減できる。
また永久磁石層60間に挟まれた部分の素子部12のアスペクト比(素子長さL11/素子幅W3)(図15参照)が大きくなると、永久磁石層60からのバイアス磁界が素子部12の全体に適切に供給されなくなる。このため感度軸方向に対して直交方向(X方向)から磁界を作用させ、磁界強度を徐々に強くしていったときの抵抗変化領域にヒステリシスが生じやすくなる。よって直交方向からの磁界(外乱磁場)に対する抵抗変化領域が広がることで、外乱磁場耐性が低下しやすくなる。したがって、素子部12の全体に適切にバイアス磁界を供給して外乱磁場耐性を向上させるため素子部12のアスペクト比は小さいことが好ましい。具体的には素子部12のアスペクト比は3以下であることが好ましく、1より小さいことがより好ましい。
図16に示す実施形態では、磁気抵抗効果素子2,3は、素子幅W3に比べて素子長さL3が長く形成された縦方向(Y1−Y2方向)に細長い形状の複数の素子部12が横方向(X1−X2方向)に所定の間隔を空けて並設され、各素子部12の端部間が接続電極部13により電気的に接続されてミアンダ形状となっている。本実施形態では素子部12間を連結する電極部13,15を素子部12よりも十分に抵抗の小さい材質で形成できるから、素子部12間を永久磁石層で連結していた従来に比べて寄生抵抗を小さくできる。接続電極部13及び電極部15はスパッタやメッキで形成される。
図16の実施形態では、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は、縦方向(Y1−Y2方向)に向いている。すなわち固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は、素子部12の長手方向である。
図16に示すように、各素子部12の横方向(X1−X2方向)の両側には間隔を空けて永久磁石層19が配置されている。永久磁石層19は、横方向(X1−X2方向)と同方向に向く幅寸法がW10で、縦方向(Y1−Y2方向)に向く長さ寸法がL10で形成されている。長さ寸法L10は幅寸法W10より大きく、永久磁石層19は、縦方向(Y1−Y2方向)に延びる細長形状である。
永久磁石層19は、CoPtやCoPtCr等の硬磁性材料で形成される。永久磁石層19は例えばスパッタで形成される。
図16の実施形態では、永久磁石層19から素子部12に横方向(X1−X2方向)からバイアス磁界が供給される。この結果、フリー磁性層36の磁化方向(F方向)は横方向(X1−X2方向)に向けられる。
図16に示す実施形態では、固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)が磁化容易軸方向である縦方向(Y1−Y2方向;素子長さ方向)を向いている。一方、素子幅方向(X1−X2方向)が磁化困難軸方向である。
図16の構成により感度軸方向への磁場に対する磁気感度を良好に保ちつつ、感度軸方向と直交する横方向からの磁場に対して磁気感度を低下させることができる。
図17の実施形態では図16と異なって、横方向(X1−X2方向)の両側に位置する素子部12の外側にのみ一対の永久磁石層19が配置されている。図16のように各素子部12の両側方に永久磁石層19を配置しなくても、素子部12の全体に大きなバイアス磁界を供給できれば、図17のような配置でもよい。
この図16、図17に示す実施形態でも横方向からの磁場に対して磁気シールド効果を発揮する第2軟磁性体18が、横方向(X1−X2方向)を長手方向として形成されている。第2軟磁性体18は、図16(b)に示す永久磁石層19上や素子部12上を覆う図示しない絶縁層(図6(b)の絶縁層17に相当)上に形成される。
次に、磁気センサ1を構成する固定抵抗素子4,5の構成について説明する。
図18(a)に示すように、本実施形態では、固定抵抗素子4,5も磁気抵抗効果素子2,3と同じ素子部12を備える。すなわち、図22で説明した積層構造を備える。固定抵抗素子4,5の素子幅はW1で、素子長さはL1である。固定抵抗素子4,5の素子部12の素子幅W1及び素子長さL1を、磁気抵抗効果素子2,3の素子部12の素子幅W3及び素子長さL3と同等に出来る(図6等参照)。
図18(a)に示すように、本実施形態では、固定抵抗素子4,5も磁気抵抗効果素子2,3と同じ素子部12を備える。すなわち、図22で説明した積層構造を備える。固定抵抗素子4,5の素子幅はW1で、素子長さはL1である。固定抵抗素子4,5の素子部12の素子幅W1及び素子長さL1を、磁気抵抗効果素子2,3の素子部12の素子幅W3及び素子長さL3と同等に出来る(図6等参照)。
また固定抵抗素子4,5を構成する素子部12も端部どうしが接続電極部13を介して接続されミアンダ形状となっている。
図18(a)に示すように固定抵抗素子4,5を構成する各素子部12は横方向(X1−X2方向)を長手方向として形成される。
図1(b)に示すように、固定抵抗素子4,5も磁気抵抗効果素子2,3と同様に基板16上に形成される。そして磁気抵抗効果素子2,3上を覆う絶縁層17にて固定抵抗素子4,5上も覆われ、固定抵抗素子4,5の上方には絶縁層17を介して第1軟磁性体23が配置されている。
第1軟磁性体23は例えばスパッタやメッキにて薄膜形成される。第1軟磁性体23は、NiFe、CoFe、CoFeSiBやCoZrNb等で形成される。
図18では、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12、及び第1軟磁性体23には、磁化容易軸方向が共に同じ方向の形状異方性が付与される。
第1軟磁性体23は、固定抵抗素子4,5を構成する素子幅W1と同方向(X1−X2方向)に幅寸法W2で、素子長さL1と同方向(Y1−Y2方向)に長さ寸法L2で形成される。幅寸法W2は素子幅W1より大きく、第1軟磁性体23は素子部12の素子幅の両側から素子幅方向に延出する延出部23aを備える。また、長さ寸法L2は素子長さL1よりも大きく、第1軟磁性体23は、素子部12の横方向(X1−X2方向)の両側から横方向に延出する延出部23bを備える。また図1(a)に示すように長さ寸法L4は幅寸法W4より大きい。
固定抵抗素子4,5を構成する素子部12の固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は、縦方向(Y1−Y2)に向けられてもよいし、横方向(X1−X2方向)に向けられていてもよい。
素子幅寸法W1は、地磁気センサとして使用する場合は2〜6μm程度、第1軟磁性体23の幅寸法W2は、素子幅W1以上かつ、6〜10μmである(図18(a)参照)。また第1軟磁性体23の長さ寸法L2は、80〜200μmである(図18(a)参照)。第1軟磁性体23のアスペクト比(長さ寸法L2/幅寸法W2)は、10以上である。また各第1軟磁性体23間の距離(X方向への距離)T13は、2μm以上である(図18(b)参照)。
第1軟磁性体23の膜厚は、第2軟磁性体18の膜厚T2と同じであり、第1軟磁性体23と素子部12間の高さ方向(Z方向)への距離T14は、第2軟磁性体18と素子部12間の高さ方向(Z方向)への距離T5と同じである(図6(b)参照)。
磁気抵抗効果素子2,3を構成する素子部12と、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12とに異なる積層構成にものを使用してよいが、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5に同じ素子部12(積層順及び膜厚が等しい)を用いるので、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5の抵抗変化温度係数(TCR)を等しく出来る。また抵抗値も同じであるため、抵抗値を合わせ込むためのパターニング工程が必要ない。
また固定抵抗素子4,5の上方には、固定抵抗素子4,5の素子部12を平面視にて完全に覆うとともに、幅寸法W2より長さ寸法L2を長く形成した細長形状の第1軟磁性体23を対向させることで、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12に流入する外部磁場を適切にシールドできる。また第1軟磁性体23の透磁率は素子部12の透磁率よりも大きい。このため、外部磁場のほとんどが第1軟磁性体23側を流れ、素子部12に流入する外部磁場を非常に小さくでき、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12での単位磁場あたりの抵抗変化率(MR比)を非常に小さくできる。図1に示す磁気センサ1が地磁気センサの場合、地磁気と機器内部で発生する漏洩磁場とを合わせた外部磁場は5〜10Oe程度であり、このとき、固定抵抗素子4,5の単位磁場あたりの抵抗変化率(MR比)を0.2%以下に抑えることが可能になる。
なお、第1軟磁性体23を素子部12の下方に対向させて配置しても同様のシールド効果を得ることが出来る。その場合、磁気抵抗効果素子2,3においても同様に第2軟磁性体18を素子部12の下方に配置してもよい。また、第1軟磁性体23を、素子部12の上下双方に配置してもかまわない。
また、図19に示す他の実施形態では、第1軟磁性体23を一体化している。図19に示す第1軟磁性体23は、固定抵抗素子4,5を構成する全ての素子部12の上方を覆う大きさで形成される。ただし図18に示したのと同様に、図19に示す第1軟磁性体23の素子幅W1方向に向く幅寸法W2は、素子長さL1方向に向く長さ寸法L2より小さくなっている。第1軟磁性体23における素子部12からの延出部の長さ寸法は、X1−X2方向、Y1−Y2方向ともに20μm以上であることが好ましい。
また固定抵抗素子4,5に関しては、図18や図19で説明した構成以外に、例えば図20のように図18の固定抵抗素子4,5を90度回転させ、素子部12及び第1軟磁性体23の長手方向が縦方向(Y1−Y2方向)を向く配置としてもよい。このときの固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)は問わないが、素子長手方向であるY1方向とすれば、磁気抵抗効果素子2,3の固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)と一致し、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5の製造を容易化できる。
図1,図2に示すように本実施形態では、固定抵抗素子4,5は、磁気抵抗効果素子2,3に対して、感度軸方向と平行な縦方向(Y1−Y2方向)に対向しない位置に配置されている。具体的には図1に示す実施形態では、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5とが横方向(X1−X2方向)に略一列で配置されている。また図2に示す実施形態では、2個の固定抵抗素子4,5が縦方向(Y1−Y2方向)に略直列に配置されるとともに、2個の固定抵抗素子4,5を囲む固定抵抗素子形成領域80と磁気抵抗効果素子2,3とが横方向(X1−X2方向)に対向して配置されている。
これにより、磁気抵抗効果素子2,3に作用する感度軸方向と平行な縦方向からの磁場が第1軟磁性体23により増幅されるのを抑制できる。磁気センサ1が地磁気センサとして使用されるとき、携帯機器内で発する機器内部の漏洩磁場の量は地磁気量よりも大きくなりやすい。コンマ数Oe程度の地磁気に対して漏洩磁界は数Oe以上(5〜10Oe程度)と想定される。そして本実施形態では、このような漏洩磁場が、感度軸方向から作用しても、上記したように増幅効果を抑制できるので、磁気抵抗効果素子2,3の磁気飽和を防止でき、磁気センサ1としての感度を適切に保つことができる。
また図1,図2に示す実施形態では、固定抵抗素子4,5と磁気抵抗効果素子2,3とが略横方向(X1−X2方向)にて対向して配列されているので、限られた小さい領域内に磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5を、磁気抵抗効果素子2,3に作用する感度軸方向と平行な縦方向からの磁場が第1軟磁性体23により増幅されるのを抑制した状態で、適切に配置できる。
次に、図2に示す実施形態では、図1に示す実施形態と異なって、固定抵抗素子4,5を縦方向(Y1−Y2方向)に略直列に配置している。このような配置とすることで、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12に対する磁気シールド範囲を広くできる。
磁気シールド範囲を模式図で示したのが図2(b)である。図2(b)の左図には、図1のように固定抵抗素子4,5を横方向に配列したときの各固定抵抗素子4,5の固定抵抗素子形成領域81を示し、図2(b)の右図には、図2(a)の固定抵抗素子形成領域80を示している。図2(b)に示す斜線箇所が磁気シールド範囲である。すなわち図2(b)に示すように、固定抵抗素子形成領域80,81の四隅付近は、外部磁場が比較的大きく磁気シールド効果が小さい箇所である。図2(b)に示すように固定抵抗素子4,5を直列に配置して固定抵抗素子形成領域80を大きくすることで、固定抵抗素子4と固定抵抗素子5との間付近(図2(b)に示す点線領域付近)でも適切に磁気シールド効果が適切に発揮される。このため個々の固定抵抗素子4,5に対する磁気シールド範囲は、図2(a)のように固定抵抗素子4,5を縦方向に略直列に配置することで広くすることが可能になる。
以上説明した図1、図2に示す磁気センサ1は、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5の配置を特徴的構成とした基本形態であり、磁気抵抗効果素子2,3における第2軟磁性体18の形成の有無や、固定抵抗素子4,5に設けられる第1軟磁性体23の長手方向の向き等に左右されない。
上記のように、図1,図2に示す実施形態の磁気抵抗効果素子2,3の構成を図6以降で説明したが、磁気抵抗効果素子2,3では、感度軸と直交する横方向(X1−X2方向)からの磁場に対して感度を持たないようにできれば、その手段が第2軟磁性体18を設けること以外の手段であってもよい。例えば永久磁石層を用いて、素子部12に対して横方向からバイアス磁界を供給する手段がある。すでにそれを実践しているのが図12、図16、図17である。図12、図16、図17に示した実施形態においては、各素子部12の形状異方性と永久磁石層の作用により、感度軸に直交する横方向(X1−X2方向)からの外部磁場に対する感度が十分に低いため、第2軟磁性体18が形成されなくても十分に機能する。ただし、第2軟磁性体18を形成することによってより横方向への感度を小さくすることができる構成となっている。また図6等の構成においても、第2軟磁性体18を設けず、接続電極部13や電極部15を永久磁石層で形成することで、感度軸に直交する横方向(X1−X2方向)からの外部磁場に対する感度を低くできる。
また、図1、図2に示す磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5の配列順は特に限定されない。例えば図1では、配列の真ん中に固定抵抗素子4,5が、その両側に磁気抵抗効果素子2,3が配置されているが、配列の真ん中に磁気抵抗効果素子2,3が、その両側に固定抵抗素子4,5が配置される形態でもよいし、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5とが交互に配列されてもよい。図2では、固定抵抗素子形成領域80が真ん中に位置しているが、磁気抵抗効果素子2,3の外側の側方に配置されてもよい。
また磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子の数は限定されない。図1,図2では図23に示すブリッジ回路を構成すべく磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5を夫々2個ずつ設けたが、磁気抵抗効果素子と固定抵抗素子とが1個ずつでもよいし、磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子が2個より多くてもよい。
図3に示す実施形態は、図2に示す実施形態を改良した構成である。すなわち図3に示す実施形態では固定抵抗素子4,5を構成する素子部12のうち、素子幅方向(縦方向;Y1−Y2方向)の素子部12の外側面12aよりもさらに外側に第1軟磁性体25が設けられている。この結果、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12に対する磁気シールド効果をより効果的に発揮することが可能である。図3に示す斜線部分が比較的、外部磁場が大きい箇所である。図3に示すように第1軟磁性体23のさらに両側に第1軟磁性体25を設けることで、より効果的に素子部12に大きな外部磁場が作用しないようにでき、固定抵抗化を効果的に促進できる。
図4、図5に示す実施形態は、図1、図2に示した実施形態と下記の点で異なる。
図4に示す実施形態には、各磁気抵抗効果素子2,3と各固定抵抗素子4,5との横方向(X1−X2方向)の間に、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5に非接触の第3軟磁性体70が設けられている。第3軟磁性体70の幅寸法はW5で幅寸法W5と直交する長さ寸法はL5である。第3軟磁性体70の幅寸法W5は、2〜20μm程度である。図4に示すように第3軟磁性体70の長さ方向が縦方向(Y1−Y2方向)に向くように第3軟磁性体70が配置されている。また第3軟磁性体70の長さ寸法L5は、第3軟磁性体70の横方向(X1−X2方向)に位置する磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5の縦方向への全域に対向する長さ以上で形成される。すなわち磁気抵抗効果素子2,3の縦方向(Y1−Y2方向)の長さ寸法はL6で、固定抵抗素子4,5の縦方向(Y1−Y2方向)の長さ寸法はL7であるが、第3軟磁性体70の長さ寸法L5は磁気抵抗効果素子2,3の長さ寸法L6以上であり且つ固定抵抗素子4,5の長さ寸法L7以上である。
図4に示す実施形態には、各磁気抵抗効果素子2,3と各固定抵抗素子4,5との横方向(X1−X2方向)の間に、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5に非接触の第3軟磁性体70が設けられている。第3軟磁性体70の幅寸法はW5で幅寸法W5と直交する長さ寸法はL5である。第3軟磁性体70の幅寸法W5は、2〜20μm程度である。図4に示すように第3軟磁性体70の長さ方向が縦方向(Y1−Y2方向)に向くように第3軟磁性体70が配置されている。また第3軟磁性体70の長さ寸法L5は、第3軟磁性体70の横方向(X1−X2方向)に位置する磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5の縦方向への全域に対向する長さ以上で形成される。すなわち磁気抵抗効果素子2,3の縦方向(Y1−Y2方向)の長さ寸法はL6で、固定抵抗素子4,5の縦方向(Y1−Y2方向)の長さ寸法はL7であるが、第3軟磁性体70の長さ寸法L5は磁気抵抗効果素子2,3の長さ寸法L6以上であり且つ固定抵抗素子4,5の長さ寸法L7以上である。
図4に示す実施形態では、第3軟磁性体70は磁気抵抗効果素子2,3の縦方向(Y1−Y2方向)の両端及び固定抵抗素子4,5の縦方向(Y1−Y2方向)の両端から縦方向に延出する延出部70aを有する。
また第3軟磁性体70は、磁気抵抗効果素子2,3を構成する第2軟磁性体18や固定抵抗素子4,5を構成する第1軟磁性体23と同じ絶縁層17上(図1(b)参照)に形成される。
図5に示す実施形態では、各磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子形成領域80との横方向(X1−X2方向)の間に、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5に非接触の第3軟磁性体71が設けられている。第3軟磁性体71の幅寸法はW8で幅寸法W8と直交する長さ寸法はL8である。第3軟磁性体71の幅寸法W8は、2〜20μm程度である。図2に示すように第3軟磁性体71の長さ方向が縦方向(Y1−Y2方向)に向くように第3軟磁性体71が配置されている。また第3軟磁性体71の長さ寸法L8は、第3軟磁性体70の横方向(X1−X2方向)に位置する磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子形成領域80の縦方向の全域に対向する長さ以上で形成される。すなわち磁気抵抗効果素子2,3の縦方向(Y1−Y2方向)の長さ寸法はL6(図23も参照)で、固定抵抗素子形成領域80の縦方向(Y1−Y2方向)の長さ寸法はL9であるが、第3軟磁性体71の長さ寸法L8は磁気抵抗効果素子2,3の長さ寸法L6以上であり且つ固定抵抗素子形成領域80の長さ寸法L9以上である。
図5に示す実施形態では、第3軟磁性体71は磁気抵抗効果素子2,3の縦方向(Y1−Y2方向)の両端及び固定抵抗素子形成領域80の縦方向(Y1−Y2方向)の両端から縦方向に延出する延出部71aを有する。
また第3軟磁性体71は、磁気抵抗効果素子2,3を構成する第2軟磁性体18や固定抵抗素子4,5を構成する第1軟磁性体23と同じ絶縁層17上(図1(b)参照)に形成される。
第3軟磁性体70,71は例えばスパッタやメッキにて薄膜形成される。第3軟磁性体70,71は、NiFe、CoFe、CoFeSiBやCoZrNb等で形成される。
本実施形態では、図1、図2に示した実施形態と同様、磁気抵抗効果素子2,3を構成する素子部12と、固定抵抗素子4,5を構成する素子部12とに異なる積層構成のものを使用してよいが、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5に同じ素子部12(積層順及び膜厚が等しい)を用いるので、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5の抵抗変化温度係数(TCR)を等しく出来る。また抵抗値も同じであるため、抵抗値を合わせ込むためのパターニング工程が必要ない。また、第1軟磁性体23と第2軟磁性体18及び図1,図2に示す第3軟磁性体70を同じ工程で形成できる。
図4,図5では、固定抵抗素子4,5と磁気抵抗効果素子2,3とが略横方向(X1−X2方向)にて対向して配列されており、さらに固定抵抗素子4,5を構成する第1軟磁性体23と、磁気抵抗効果素子2,3を構成する第2軟磁性体18とが共に横方向(X1−X2方向)に長い形状で形成されている。
このような形態では、第1軟磁性体23及び第2軟磁性体18による横方向(X1−X2方向)からの外部磁場の増幅効果が大きくなり、磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5が本来、感度を持たない横方向からの外部磁場に対して感度を持つ、すなわち単位磁場あたりの抵抗変化率(MR比)が大きくなる可能性がある。このような横方向からの外部磁場の増大効果が大きい場合、これを抑制すべく、図4に示す実施形態では、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子4,5との間に、図5に示す実施形態では、磁気抵抗効果素子2,3と固定抵抗素子形成領域80の間に、夫々、第3軟磁性体70,71を配置している。
図4,図5に示すように第3軟磁性体70,71は縦方向(Y1−Y2方向)に長い形状で形成される。また第3軟磁性体70,71は、横方向(X1−X2方向)に対向する磁気抵抗効果素子2,3及び固定抵抗素子4,5の双方の縦方向への全域に対向する長さ寸法以上で形成されている。
これにより、第3軟磁性体70,71には、第1軟磁性体23及び第2軟磁性体18と異なって、磁化容易軸方向が縦方向(Y1−Y2方向)となる形状異方性が付与される。この結果、横方向(X1−X2方向)からの外部磁場の増幅効果を第3軟磁性体70,71にて抑制でき、横方向からの外部磁場に対する第1軟磁性体23及び第2軟磁性体18の磁気シールド効果の低減を抑制できる。
本実施形態における磁気センサ1は例えば、図24に示す地磁気センサ(磁気センサモジュール)として使用される。X軸磁場検知部50、Y軸磁場検知部51、Z軸磁場検知部52では、いずれも図23に示すブリッジ回路のセンサ部が設けられている。X軸磁場検知部50では磁気抵抗効果素子2,3の素子部12の固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)が感度軸であるX方向を向いており、また、Y軸磁場検知部51では磁気抵抗効果素子2,3の素子部12の固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)が感度軸であるY方向を向いており、さらに、Z軸磁場検知部52では磁気抵抗効果素子2,3の素子部12の固定磁性層34の固定磁化方向(P方向)が感度軸であるZ方向を向いている。
X軸磁場検知部50、Y軸磁場検知部51、Z軸磁場検知部52、及び集積回路(ASIC)54はいずれも基台53上に設けられる。X軸磁場検知部50、及びY軸磁場検知部51の磁気抵抗効果素子2,3の形成面はいずれもX−Y平面であるが、Z軸磁場検知部52の磁気抵抗効果素子2,3の形成面はX−Z平面であり、Z軸磁場検知部52の磁気抵抗効果素子2,3の形成面は、X軸磁場検知部50、及びY軸磁場検知部51の磁気抵抗効果素子2,3の形成面に対して直交した関係にある。
本実施形態では、X軸磁場検知部50、Y軸磁場検知部51、及びZ軸磁場検知部52のうち2以上の検知部を基台53上に設けることができる。各検知部において、感度軸方向と直交する方向からの磁場を適切に磁気シールドできるとともに、各検知部の感度軸方向からの地磁気を適切に検知できる。
図24の構成以外に、地磁気センサと加速度センサ等を組み合わせたモジュールとすることもできる。
1 磁気センサ
2、3 磁気抵抗効果素子
4、5 固定抵抗素子
6 ブリッジ回路
7 入力端子
8 グランド端子
9 差動増幅器
10 外部出力端子
11 集積回路
12 素子部
13 接続電極部
14 出力取出し部
16 基板
17 絶縁層
18、24 第1軟磁性体
23、25 第2軟磁性体
33 反強磁性層
34 固定磁性層
36 フリー磁性層
37 保護層
50 X軸磁場検知部
51 Y軸磁場検知部
52 Z軸磁場検知部
60 永久磁石層
61 素子連結体
62 接続層
63 凹部
64 低抵抗層
70、71 第3軟磁性体
80、81 固定抵抗素子形成領域
L1、L3 素子長さ
L2 (第1軟磁性体の)長さ寸法
L4 (第2軟磁性体の)長さ寸法
W1、W3 素子幅
W2 (第1軟磁性体の)幅寸法
W4 (第2軟磁性体の)幅寸法
2、3 磁気抵抗効果素子
4、5 固定抵抗素子
6 ブリッジ回路
7 入力端子
8 グランド端子
9 差動増幅器
10 外部出力端子
11 集積回路
12 素子部
13 接続電極部
14 出力取出し部
16 基板
17 絶縁層
18、24 第1軟磁性体
23、25 第2軟磁性体
33 反強磁性層
34 固定磁性層
36 フリー磁性層
37 保護層
50 X軸磁場検知部
51 Y軸磁場検知部
52 Z軸磁場検知部
60 永久磁石層
61 素子連結体
62 接続層
63 凹部
64 低抵抗層
70、71 第3軟磁性体
80、81 固定抵抗素子形成領域
L1、L3 素子長さ
L2 (第1軟磁性体の)長さ寸法
L4 (第2軟磁性体の)長さ寸法
W1、W3 素子幅
W2 (第1軟磁性体の)幅寸法
W4 (第2軟磁性体の)幅寸法
Claims (15)
- 磁気抵抗効果素子及び固定抵抗素子を備えた磁気センサであって、
前記磁気抵抗効果素子は、磁化方向が固定される固定磁性層と、前記固定磁性層に非磁性層を介して積層された外部磁場を受けて磁化方向が変動するフリー磁性層とを有する素子部を備え、前記固定磁性層の固定磁化方向は感度軸方向であり、
前記固定抵抗素子は、素子幅W1に比べて素子長さL1が長く形成された細長形状の素子部を備え、前記固定抵抗素子を構成する素子部は、前記固定磁性層と、前記固定磁性層に前記非磁性層を介して積層された前記フリー磁性層とを有しており、
前記固定抵抗素子を構成する素子部と間隔を空けて前記素子部に対して磁気シールド効果を発揮する第1軟磁性体が積層配置されており、
前記固定抵抗素子は、前記磁気抵抗効果素子に対して、前記感度軸方向と平行な縦方向に対向しない位置に配置されていることを特徴とする磁気センサ。 - 前記固定抵抗素子の少なくとも一部は、前記磁気抵抗効果素子に対して、前記縦方向に直交する横方向に対向して配置されている請求項1記載の磁気センサ。
- 前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子が前記横方向に略一列に配置される請求項2記載の磁気センサ。
- 複数の前記固定抵抗素子が前記縦方向に略直列に配置されている請求項1又は2記載の磁気センサ。
- 複数の前記固定抵抗素子を囲む固定抵抗素子形成領域と、前記磁気抵抗効果素子とが前記縦方向に直交する横方向にて対向配置されている請求項4記載の磁気センサ。
- 前記磁気抵抗効果素子には、前記磁気抵抗効果素子を構成する前記素子部と非接触であり前記感度軸方向と平行な縦方向に対して直交する横方向からの磁場に対して磁気シールド効果を発揮する第2軟磁性体が設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載の磁気センサ。
- 前記磁気抵抗効果素子には、前記磁気抵抗効果素子を構成する前記素子部と非接触であり前記感度軸方向と平行な縦方向に対して直交する横方向からの磁場に対して磁気シールド効果を発揮する第2軟磁性体が設けられており、前記第2軟磁性体及び前記固定抵抗素子を構成する前記第1軟磁性体は共に、前記横方向に長い形状で形成されており、
前記磁気抵抗効果素子と前記固定抵抗素子の間の領域に、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子の双方に非接触の第3軟磁性体が配置され、前記第3軟磁性体は、前記縦方向に長い形状で形成されるとともに、前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子の縦方向への全域に対向する長さ寸法以上で形成されている請求項2,3又は5に記載の磁気センサ。 - 前記磁気抵抗効果素子を構成する前記素子部は、前記縦方向に複数個、間隔を空けて配置され、各素子部の端部間が接続されてミアンダ形状にされており、各素子部の前記縦方向への両側方、真上、あるいは真下のいずれかに前記第2軟磁性体が前記各素子部と非接触で形成されている請求項6又は7に記載の磁気センサ。
- 前記固定抵抗素子を構成する前記素子部は、複数個、素子幅方向に間隔を空けて配置され、各素子部の端部間が接続されてミアンダ形状にされており、
前記固定抵抗素子を構成する各素子部に対して個別に前記第1軟磁性体が配置されている請求項1ないし8のいずれかに記載の磁気センサ。 - 前記第1軟磁性体は、さらに、素子幅方向の両側に位置する前記素子部の外側面より外側にも配置されている請求項9記載の磁気センサ。
- 前記固定抵抗素子を構成する前記素子部は、複数個、素子幅方向に間隔を空けて配置され、各素子部の端部間が接続されてミアンダ形状にされており、
一つの前記第1軟磁性体が、前記固定抵抗素子を構成する全ての前記素子部を覆う大きさで形成されている請求項1ないし8のいずれかに記載の磁気センサ。 - 前記第1軟磁性体は、前記素子幅W1と同方向への幅寸法W2が前記素子幅W1よりも大きく前記素子部の素子幅の両側から素子幅方向に延出する延出部を備えるとともに、前記素子長さL1と同方向への長さ寸法L2が前記素子長さL1よりも大きく前記素子部の素子長さ方向の両側から素子長さ方向に延出する延出部を備え、且つ前記長さ寸法L2が前記幅寸法W2よりも大きい請求項1ないし11のいずれかに記載の磁気センサ。
- 前記磁気抵抗効果素子及び前記固定抵抗素子を構成する各素子部の積層順及び膜厚が等しい請求項1ないし12のいずれかに記載の磁気センサ。
- 前記磁気抵抗効果素子を構成する素子部に対して、前記縦方向に直交する横方向からバイアス磁界を供給するための永久磁石層が設けられる請求項1ないし13のいずれかに記載の磁気センサ。
- 請求項1ないし14のいずれかに記載の磁気センサを複数有し、少なくとも前記複数の磁気センサのうち一組の磁気抵抗効果素子の感度軸が直交するように各磁気センサが配置されていることを特徴とする磁気センサモジュール。
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