JP2009171951A - 糖の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記計算式で示されるセルロースI型結晶化度が33%を超えるセルロース含有原料を、ロッドを充填した振動ミルで処理して、該セルロースI型結晶化度を33%以下に低減した非晶化セルロースを調製した後に、該非晶化セルロースにセルラーゼ及び/又はヘミセルラーゼを作用させ糖化する、糖の製造方法。
セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6−I18.5)/I22.6〕×100
〔I22.6は、X線回折における格子面(回折角2θ=22.6°)の回折強度、及びI18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕
【選択図】なし
Description
また、パルプを粉砕機で機械的に処理して、セルロースの結晶化度を低減する方法が知られている(例えば、特許文献2〜5参照)。
特許文献2の実施例1及び4には、シート状パルプを振動ボールミル又は二軸押出機で処理する方法が開示され、特許文献3の実施例1〜3には、パルプをボールミルで処理する方法が開示され、特許文献4の実施例1及び2には、パルプを加水分解等の化学的処理をして得られたセルロース粉体を、ボールミルさらには気流式粉砕機で処理する方法が開示され、特許文献5には、パルプを水に分散させた状態で振動ボールミル等の媒体ミルで処理する方法が開示されている。
しかし、これらの方法は、セルロースの結晶化度を低減させるにあたり効率性及び生産性が満足できるものではない。
しかし、これらの方法は、糖化効率、生産性において満足できるものではない。
すなわち本発明は、下記計算式(1)で示されるセルロースI型結晶化度が33%を超えるセルロース含有原料から調製した非晶化セルロースを糖化する方法であって、該原料から水を除いた残余の成分中のセルロースの含有量が20質量%以上であり、かつ該セルロース含有原料を、ロッドを充填した振動ミルで処理して、該セルロースI型結晶化度を33%以下に低減した非晶化セルロースを調製した後に、該非晶化セルロースにセルラーゼ及び/又はヘミセルラーゼを作用させ糖化する、糖の製造方法である。
セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6−I18.5)/I22.6〕×100 (1)
〔I22.6は、X線回折における格子面(002面)(回折角2θ=22.6°)の回折強度、I18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕
セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6−I18.5)/I22.6〕×100 (1)
〔I22.6は、X線回折における格子面(002面)(回折角2θ=22.6°)の回折強度、I18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕
以下、本発明を詳細に説明するが、本明細書において、セルロースI型結晶化度を単に「結晶化度」ということがある。
本発明に用いられるセルロース含有原料は、該原料から水を除いた残余の成分中のセルロース含有量が20質量%以上、好ましくは40質量%以上、より好ましくは60質量%以上のものである。
本発明に用いられるセルロース含有量とはセルロース量及びヘミセルロース量の合計量を意味する。
前記セルロース含有原料には特に制限はなく、各種木材チップ、剪定枝材、間伐材、枝木材等の木材類;木材から製造されるウッドパルプ、綿の種子の周囲の繊維から得られるコットンリンターパルプ等のパルプ類;新聞紙、ダンボール、雑誌、上質紙等の紙類;稲わら、とうもろこし茎等の植物茎・葉類;籾殻、パーム殻、ココナッツ殻等の植物殻類等が挙げられる。これらの中では、パルプ類、紙類、植物殻類、及び木材類が好ましく、パルプ類や紙類がより好ましい。
市販のパルプの場合、水を除いた残余の成分中のセルロース含有量は、一般には75〜99重量%であり、他の成分はリグニン等を含む。また、市販のシート状パルプのセルロースI型結晶化度は、通常60%以上である。
セルロース含有原料中の水分含量は、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下が特に好ましい。セルロース含有原料中の水分含量が20質量%以下であれば、容易に粉砕できるとともに、後述する粉砕処理により結晶化度を容易に低下させることができ、その後の糖の生産を効率よく行うことができる。
本発明において調製される非晶化セルロースは、セルロースI型結晶化度を33%以下に低下させたものである。セルロースI型結晶化度は、X線回折法による回折強度値からSegal法により算出したもので、下記計算式(1)により定義される。
セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6−I18.5)/I22.6〕×100 (1)
〔I22.6は、X線回折における格子面(002面)(回折角2θ=22.6°)の回折強度、I18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕
結晶化度が33%以下であれば、セルロースの化学反応性が向上し、例えば、セルロースエーテルの製造において、アルカリを加えた際にアルカリセルロース化が容易に進行し、結果としてセルロースエーテル化反応の反応転化率を向上させることができる。この観点から、結晶化度としては、20%以下が好ましく、10%以下がより好ましく、分析でセルロースI型結晶が検出されない0%が特に好ましい。なお、計算式(1)で定義されたセルロースI型結晶化度では計算上マイナスの値になる場合があるが、マイナスの値の場合はセルロースI型結晶化度は0%とする。
ここで、セルロースI型結晶化度とは、セルロースの結晶領域量の全量に対する割合のことである。また、セルロースI型とは、天然セルロースの結晶形のことである。セルロースI型結晶化度は、セルロースの物理的、化学的性質とも関係し、その値が大きいほど、セルロースの結晶性が高く、非結晶部分が少ないため、硬度、密度等は増すが、伸び、柔軟性、水や溶媒に対する溶解性、化学反応性は低下する。
本発明では、前記セルロース含有原料を、ロッドを充填した振動ミルで粉砕処理する。ロッドを充填した振動ミルで粉砕処理することにより、原料中のセルロースを効率的に非晶化させることができる。
本発明で用いられる振動ミルとしては、中央化工機株式会社製の振動ミル、株式会社吉田製作所製の小型振動ロッドミル1045型、ドイツのフリッチュ社製の振動カップミルP−9型、日陶科学株式会社製の小型振動ミルNB−O型等を用いることができる。処理方法としては、バッチ式、連続式のどちらでもよい。
振動ミルに充填するロッドとは棒状の媒体であり、ロッドの断面が四角形、六角形等の多角形、円形、楕円形等のものを用いることができる。
ロッドの材質としては、特に制限はなく、例えば、鉄、ステンレス、アルミナ、ジルコニア、炭化珪素、チッ化珪素、ガラス等が挙げられる。
ロッドの外径としては、好ましくは0.5〜200mm、より好ましくは1〜100mm、更に好ましくは5〜50mmの範囲である。ロッドの長さとしては、粉砕機の容器の長さよりも短いものであれば特に限定されない。ロッドの大きさが上記の範囲であれば、所望の粉砕力が得られるとともに、ロッドのかけら等が混入して粉末セルロースが汚染されることなく効率的にセルロースを非晶化させることができる。
ロッドの充填率は、振動ミルの機種により好適な範囲が異なるが、好ましくは10〜97%、より好ましくは15〜95%の範囲である。充填率がこの範囲内であれば、セルロースとロッドとの接触頻度が向上するとともに、媒体の動きを妨げずに、粉砕効率を向上させることができる。ここで充填率とは、振動ミルの容積に対するロッドの見かけの体積をいう。
振動ミルの処理時間としては、振動ミルの種類、ロッドの種類、大きさ及び充填率等により一概に決定できないが、結晶化度を低下させる観点から、好ましくは0.01〜50hr、より好ましくは0.05〜20hr、更に好ましくは0.1〜10hrである。処理温度は、特に制限はないが、熱による劣化を防ぐ観点から、好ましくは5〜250℃、より好ましくは10〜200℃である。
得られる非晶化セルロースの平均粒径は、この非晶化セルロースを工業原料として用いる際の化学反応性及び取扱い性の観点から、好ましくは25〜150μm、より好ましくは30〜100μmである。特に平均粒径が25μm以上であれば、非晶化セルロースを水等の液体と接触させたときに「ママコ」になることを抑えることができる。
本発明では、振動ミルに供給するセルロース含有原料を前処理することが好ましい。例えば、セルロース含有原料を押出機で処理することで、セルロース含有原料の嵩密度及び平均粒径を、前述の好ましい範囲にすることができる。
セルロース含有原料を押出機に投入する前には粗粉砕しておくことが好ましい。粗粉砕物の大きさとしては、好ましくは1〜50mm、より好ましくは1〜30mmである。1〜50mmに粗粉砕することにより、押出機処理を効率良く容易に行うことができ、粉砕に要する負荷を軽減することができる。
圧縮せん断力を作用させて機械的に粉砕する方法として、従来よく用いられる衝撃式の粉砕機、例えば、カッターミル、ハンマーミル、ピンミル等では、粉砕物が綿状化して嵩高くなり、取扱い性を損ない、質量ベースの処理能力が低下する。一方、押出機を用いることにより、所望の平均粒径及び嵩密度を有する粉砕原料が得られ、取扱い性を向上させることができる。
二軸押出機としては、シリンダの内部に2本のスクリューが回転自在に挿入された押出機であり、従来から公知のものが使用できる。2本のスクリューの回転方向は、同一でも逆方向でもよいが、搬送能力を高める観点から、同一方向の回転が好ましい。
また、スクリューの噛み合い条件としては、完全噛み合い、部分噛み合い、非噛み合いの各形式の押出機のいずれでもよいが、処理能力を向上させる観点から、完全噛み合い型、部分噛み合い型が好ましい。
ニーディングディスク部とは、複数のニーディングディスクで構成され、これらを連続して、一定の位相で、例えば90°ずつに、ずらしながら組み合わせたものであり、スクリューの回転にともなって、狭い隙間にセルロース含有原料を強制的に通過させることで極めて強いせん断力を付与することができる。スクリューの構成としては、ニーディングディスク部と複数のスクリューセグメントとが交互に配置されることが好ましい。二軸押出機の場合、2本のスクリューが、同一の構成を有することが好ましい。
また、押出機によるパス回数としては、1パスでも十分効果を得ることができるが、セルロースの結晶化度及び重合度を低下させる観点から、1パスで不十分な場合は、2パス以上行うことが好ましい。また、生産性の観点からは、1〜10パスが好ましい。パスを繰返すことにより、粗大粒子が粉砕され、粒径のばらつきが少ない粉末状セルロース含有原料を得ることができる。2パス以上行う場合、生産能力を考慮し、複数の押出機を直列に並べて処理を行ってもよい。
上述した処理にて得られた非晶化セルロースは、その結晶化度が低いためにセルラーゼによる酵素処理により、効率よくグルコースもしくは、セロビオース、セロトリオースといったオリゴ糖等の混合物を得ることができる。糖化処理後にエタノール発酵や乳酸発酵に使用する場合等を考慮すると単糖まで分解することが好ましい。ここでいうセルラーゼとは、セルロースのβ-1,4-グルカンのグリコシド結合を加水分解する酵素を指し、エンドグルカナーゼ、エクソグルカナーゼまたはセロビオヒドロラーゼ、及びβ−グルコシダーゼ等と称される酵素の総称である。また、キシラナーゼ等のヘミセルラーゼを同時に作用させることにより、糖化の効率を上げることが可能である。
これらの酵素を単独で用いることもできるが、更に効率的な糖の製造にはこれら酵素を組み合わせて用いることが効果的である。またこれらの酵素に対してβ-グルコシダーゼ等の特定のセルラーゼ成分を更に添加することによって糖製造の効率を向上させることもできる。添加するβ-グルコシダーゼの例としてはアスペルギルス ニガー(Aspergillus niger)由来の酵素(例えば、ノボザイムズ社製ノボザイム188やメガザイム社製β-グルコシダーゼ)やトリコデルマ リーゼ(Trichoderma reesei)、ペニシリウム エメルソニイ(Penicillium emersonii)由来の酵素等が挙げられる。
(1)平均粒径の測定
平均粒径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置「LA−920」(株式会社堀場製作所製)を用いて測定した。測定条件は、粒径測定前に超音波で1分間処理し、測定時の分散媒体として水を用い、温度25℃にて測定した。
(2)嵩密度の測定
嵩密度は、ホソカワミクロン株式会社製の「パウダーテスター」を用いて測定した。測定は、ふるいを振動させて、サンプルをシュートを通じ落下させ、規定の容器(容量100mL)に受け、該容器中の非晶化セルロースの質量を測定することにより算出した。
X線回折強度は、株式会社リガク製の「Rigaku RINT 2500VC X-RAY diffractometer」を用いて以下の条件で測定し、上記計算式(1)に基づいてセルロースI型結晶化度を算出した。
測定条件は、X線源:Cu/Kα−radiation,管電圧:40kv,管電流:120mA,測定範囲:2θ=5〜45°で測定した。測定用サンプルは面積320mm2×厚さ1mmのペレットを圧縮し作製した。X線のスキャンスピードは10°/minで測定した。
(4)水分含量の測定
水分含量は、赤外線水分計(株式会社ケット科学研究所製、「FD−610」)を使用し、150℃にて測定を行った。
(5)セルロース含有量の測定
粉砕したサンプルをエタノール・ベンゼン混合溶剤(1:1)で6時間ソックスレー抽出を行い、さらにエタノールで4時間ソックスレー抽出行って、抽出後のサンプルを60℃で真空乾燥した。得られた試料2.5gに水150mL、亜塩素酸ナトリウム1.0gおよび酢酸0.2mLを加え、70〜80℃で1時間加温した。引き続き亜塩素酸ナトリウムおよび酢酸を加えて加温する操作を繰り返し行い、試料が白く脱色するまで3〜4回処理を繰り返した。白色の残渣をグラスフィルター(1G−3)でろ過し、冷水およびアセトンで洗浄した後、105℃で恒量になるまで乾燥し、残渣重量を求め、下記式によりセルロース含有量を算出した。
セルロース含有量(質量%)=[残渣重量(g)/試料採取量(g)]×100
酵素による糖化反応は以下の様な条件で行った。適当量の非晶化セルロース等の各種セルロース基質を3mLの酵素反応液(100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、30μg/mLテトラサイクリン(防腐剤として添加)、蓋つきスクリュー管(No.5, φ27×55mm マルエム社)に懸濁し、適量の酵素を加えて50℃で振とう攪拌(150rpm、タイテック株式会社製恒温振とう機「BR−15CF」)しながら、所定の時間で反応させた。反応終了後、遠心分離(17,000×g、5分間)によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量を以下に示すDNS法及びHPLC法によって定量した。また対照として未反応の酵素反応液についても同様の解析を行った。
(7)DNS法(生物化学実験法 還元糖の定量法 学会出版センター)による糖の定量
DNS溶液(0.5% 3,5−ジニトロサリチル酸、30%酒石酸ナトリウムカリウム四水和物、1.6%水酸化ナトリウム)1mLに適量の上清液を加え、100℃で5分間加熱発色させ、冷却後、波長535nmで比色定量した。グルコースを標準糖とした検量線より上清中の還元糖量を計算した。なお、本法では生成糖の種類によりグルコースとは発色の程度が異なるため、以下のHPLC法等とは異なる値が得られる場合もある。
(8)HPLC法による糖の定量
Dionex社のDX500クロマトグラフィーシステム;カラム:CarboPac PA1(Dionex社 4×250mm)、検出器:ED40パルスドアンペロメトリー検出器、溶離液:A液;100mM水酸化ナトリウム溶液、B液;1M酢酸ナトリウムを含む100mM水酸化ナトリウム溶液、C液;超純水を用いた。注入から初期濃度A液10%:C液90%、0〜15分A液95%:B液5%のリニアグラジエントにより糖を分析した。標準として0.01%(w/v)のグルコース(和光純薬工業株式会社製)、キシロース(和光純薬工業株式会社製)、キシロビオース(和光純薬工業株式会社製)、セロビオース(生化学工業株式会社製)を用いた。
(9)タンパク質の定量
DCプロテインアッセイキット(Bio Rad社製)を使用し、ウシ血清アルブミンを標準タンパク質とした検量線よりタンパク質量を計算した。
〔シュレッダー処理〕
シート状木材パルプ(Borregard社製「Blue Bear Ultra Ether」、800mm×600mm×1.5mm、結晶化度81%、セルロース含有量96質量%、水分含量7質量%)、をシュレッダー(株式会社明光商会製、「MSX2000−IVP440F」)にかけ、約10mm×5mm×1.5mmのチップ状パルプにした。
〔振動ミル処理〕
得られたチップ状のパルプを振動ミル(中央化工機株式会社製、「MB−1」、容器全容量3.5L)に100g投入し、ロッドとして、直径25mm、長さ218mm、材質ステンレス、断面形状が円形のロッド16本を振動ミルに充填(充填率49%)して、振幅8mm、円回転1200cpmの条件で、3時間処理を行った。振動ミル処理後に得られた非晶化セルロースの平均粒径は80μmであった。また、得られた非晶化セルロースの温度は、処理に伴う発熱により、85℃であった。
処理終了後、振動ミル内の壁面や底部にパルプの固着物等はみられなかった。得られた非晶化セルロースを前記振動ミルから取り出し、得られた非晶化セルロースの平均粒径を測定し、X線回折強度から結晶化度を算出した。結果を表1に示す。
〔押出機処理〕
製造例1と同じ粉砕原料を実施例1と同じシュレッダー処理して得たチップ状パルプを、二軸押出機(株式会社スエヒロEPM製、「EA−20」)に2kg/hrで投入し、せん断速度660sec-1、スクリュー回転数300rpm、外部から冷却水を流しながら、1パス処理した。なお、前記二軸押出機は、完全噛み合い型同方向回転二軸押出機であり、2列に配置されたスクリューは、スクリュー径40mmのスクリュー部と、互い違い(90°)に12ブロックを組み合わせたニーディングディスク部とを有し、2本のスクリューは、同じ構成を有するものである。また、二軸押出機の温度は、処理にともなう発熱により、30〜70℃であった。
押出機処理後に得られたパルプは、平均粒径121μm、嵩密度254kg/m3であった。
〔振動ミル処理〕
次に、押出機処理後に得られたパルプを用いて、製造例1と同様の振動ミル粉砕を行い、非晶化セルロースを得た。粉砕終了後、振動ミル内の壁面や底部にパルプの固着物は見られなかった。結果を表1に示す。
振動ミルに充填したロッドとして、直径30mm、長さ218mm、材質ステンレス、断面形状が円形のロッド13本を振動ミルに充填(充填率57%)し、振動ミルの処理時間を1hrに変更したこと以外は製造例2と同様の方法及び条件で非晶化セルロースを得た。結果を表1に示す。
振動ミルに充填したロッドの本数を14本に変更して振動ミルに充填(充填率62%)した以外は製造例2と同様の方法及び条件で非晶化セルロースを得た。結果を表1に示す。
振動ミルに充填したロッドとして、直径36mm、長さ218mm、材質ステンレスのロッド8本を用いて振動ミルに充填(充填率51%)し、振動ミルの処理時間を1hrに変更したこと以外は製造例2と同様の方法及び条件で非晶化セルロースを得た。結果を表1に示す。
振動ミルに充填したロッドとして、直径30mm、長さ218mm、材質ステンレスのロッド11本を用いて振動ミルに充填(充填率48%)し、振動ミルの処理時間を3hrに変更したこと以外は製造例2と同様の方法及び条件で非晶化セルロースを得た。結果を表1に示す。
セルロース含有原料として、上質紙(製造例7:セルロース含有量83質量%、水分含量5.7質量%)、ダンボール(製造例8:セルロース含有量84質量%、水分含量7.2質量%)、新聞紙(製造例9:セルロース含有量83質量%、水分含量7.7質量%)、籾殻(製造例10:セルロース含有量60質量%、水分含量13.6質量%)を用いて、製造例1に記載の方法及び条件でシュレッダー処理した後、製造例2の方法及び条件で押出機処理した。押出機処理後に得られたセルロース含有原料の性状は、それぞれ製造例7:上質紙/平均粒径71μm/嵩密度274kg/m3、製造例8:ダンボール/平均粒径93μm/嵩密度216kg/m3、製造例9:新聞紙/平均粒径61μm/嵩密度303kg/m3、製造例10:籾殻/平均粒径85μm/嵩密度380kg/m3であった。
更に製造例6の方法及び条件で振動ミル処理を行って、それぞれ非晶化セルロース(製造例7:上質紙/結晶化度0%/平均粒径42μm、製造例8:ダンボール/結晶化度0%/平均粒径48μm、製造例9:新聞紙/結晶化度0%/平均粒径55μm、製造例10;籾殻/結晶化度0%/平均粒径48μm)を得た。
[剪定枝の粗粉砕処理]
セルロース含有原料として、棒状の街路樹の剪定枝(製造例11:φ10mm×300mm、水分含量12質量%)、棒状のみかん木の剪定枝(製造例12:φ10mm×500mm、セルロース含有量64質量%、水分含量22質量%)を用いて、プラスチック粉砕機(森田精機工業株式会社製 JC-2型)にかけ、約2mm×3mm×1mmのチップ状にした。その後、得られたチップ状の街路樹及びみかん木の剪定枝の水含有量をそれぞれ2.3質量%、3.5質量%になるまで乾燥機にて乾燥させた。得られたチップ状のみかん木の剪定枝の嵩密度は、224kg/m3であった。
[剪定枝の振動ミル処理]
得られたチップ状の剪定枝を用いて製造例6の方法及び条件で振動ミル処理を行い、それぞれ非晶化セルロース(製造例11;街路樹の枝/結晶化度0%/平均粒径49μm、製造例12;みかん木の枝/結晶化度0%/平均粒径44μm)を得た。
製造例1と同様にシュレッダー処理を行い、チップ状パルプを得た。次に、このチップ状パルプを、転動ミル(日陶科学株式会社製、「ポットミル ANZ-51S」、容器容積1.0L、10mmφジルコニアボールを1.8kg充填、充填率53%)に100g投入し、回転数100rpmの条件で48時間処理を行った。得られたパルプは、粉末化が起こらず、殆どチップ状のままだった。前記の方法により、得られたパルプのX線回折強度から結晶化度を算出した。結果を表2に示す。
製造例1と同様にシュレッダー処理を行い、チップ状のパルプを得た。次に、このチップ状のパルプを、カッターミル(株式会社ダルトン製、「パワーミルP−02S型」)に500g投入し、回転数3000rpmの条件で0.5hr処理を行った。得られた粉砕品は、綿状化してしまい、非晶化セルロースを得ることはできなかった。結果を表2に示す。
製造例1と同様にシュレッダー処理を行い、チップ状のパルプを得た。次に、このチップ状のパルプを、ハンマーミル(株式会社ダルトン製、「SAMPLE-MILL」)に500g投入し、回転数13500rpmの条件で0.5hr処理を行った。得られた粉砕品は、綿状化してしまい、非晶化セルロースを得ることはできなかった。結果を表2に示す。
製造例1と同様にシュレッダー処理を行い、チップ状のパルプを得た。次に、このチップ状のパルプを、ピンミル(ホソカワミクロン株式会社製、「コロプレックス」)に500g投入し、回転数13000rpmの条件で0.25hr処理を行った。得られた粉砕品は、綿状化してしまい、非晶化セルロースを得ることはできなかった。結果を表2に示す。
製造例1と同様にシュレッダー処理を行い、チップ状のパルプを得た。次いで二軸押出機処理を行い、粉砕機処理を行わずに粉末パルプを得た。前記の方法により、得られた粉末パルプの平均粒径を測定し、X線回折強度から結晶化度を算出した。結果を表2に示す。
製造例7〜10のセルロース含有原料を用いて同様にシュレッダー処理及び押出機処理を行い、または製造例11〜12の街路樹の剪定枝、みかん木の剪定枝についても同様にプラスチック粉砕機による粗粉砕処理を行い、次いで振動ミル処理を行わずに粉末またはチップ状のセルロース(比較製造例6:上質紙/結晶化度71%/平均粒径71μm、比較製造例7:ダンボール/結晶化度71%/平均粒径93μm、比較製造例8:新聞紙/結晶化度56%/平均粒径61μm、比較製造例9:籾殻/結晶化度47%/平均粒径85μm、比較製造例10:街路樹の剪定枝/結晶化度51%/大きさ:2mm×3mm×1mm、比較製造例11:みかん木の剪定枝/結晶化度46%/大きさ:2mm×3mm×1mmを得た。
実施例1として、製造例6における押出機処理とロッドを充填した振動ミル処理によって調製した非晶化セルロース(結晶化度0%、粒径57μm)、ならびに比較例1として同じく製造例6の非晶化セルロース調製時の前処理として押出機処理のみを行って調製した粉末パルプ(結晶化度76%、粒径156μm)のセルラーゼ酵素標品(セルクラスト1.5L、ノボザイムズ社製)による糖化反応を行った。非晶化セルロースまたは粉末パルプ0.15gを3mLの酵素反応液(100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、3%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質0.5%相当)、30μg/mLテトラサイクリン)に懸濁し、50℃で振とう攪拌しながら反応時間18時間、26時間及び42時間の酵素反応を行った。反応終了後、遠心分離によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量をDNS法によって定量(グルコース換算)した。結果を表3に示す。
実施例2〜4として、前述の製造例6の条件で非晶化セルロースを調製した(実施例2〜4:結晶化度0%/平均粒径57μm)。比較例2〜4は、前述の比較製造例5の条件で調製した粉末パルプ(比較例2〜4:結晶化度76%/平均粒径156μm)を使用した。これらの、セルラーゼ酵素標品(セルクラスト1.5L、ノボザイムズ社製)による糖化反応を行った。非晶化セルロースまたは粉末パルプ0.15gを3mLの酵素反応液中、50℃で振とう攪拌しながら3日間の酵素反応を行った。酵素反応液は、実施例2及び比較例2:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、3%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質0.5%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例3及び比較例3:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、1.5%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質0.25%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例4及び比較例4:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、0.6%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質0.1%相当)、30μg/mLテトラサイクリンとした。反応終了後、遠心分離によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量をDNS法によって定量(グルコース換算)した。結果を表4に示す。
実施例2で得られた糖化液上清(反応72時間)を、Dionex社のDX500クロマトグラフィーシステムにて以下に示す方法によって分析した。
カラム:CarboPac PA1(Dionex社 4×250mm)、検出器:ED40パルスドアンペロメトリー検出器、溶離液:A液;100mM水酸化ナトリウム溶液、B液;1M酢酸ナトリウムを含む100mM水酸化ナトリウム溶液、C液;超純水
注入から初期濃度A液10%:C液90%、0〜15分A液95%:B液5%のリニアグラジエントにより分析した。標準として0.01%(w/v)のグルコース(和光純薬工業株式会社製)、キシロース(和光純薬工業株式会社製)、キシロビオース(和光純薬工業株式会社製)、セロビオース(生化学工業株式会社製)を用いた。グルコースは保持時間約5.5分、キシロースは約6.5分、キシロビオースは約14分、セロビオースは約14.5分にピークが現われた。糖化液上清は100倍希釈し、10μLを注入した。結果を表5に示す。
前述の製造例6の条件で調製した非晶化セルロース(結晶化度0%/平均粒径57μm)のセルラーゼ酵素製剤(実施例6〜8:TP−60、明治製菓株式会社製、タンパク質650mg/g、実施例9〜11:ウルトラフロL、ノボザイムズ社製、50mgタンパク質/mL)による糖化反応を行った。非晶化セルロース0.15gを3mLの酵素反応液中、50℃で振とう攪拌しながら3日間の酵素反応を行った。酵素反応液は、実施例6:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、0.83%(w/v)TP−60(タンパク質0.54%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例7:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、0.42%(w/v)TP−60(タンパク質0.28%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例8:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、0.17%(w/v)TP−60(タンパク質0.11%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例9:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、10%(v/v)ウルトラフロL(タンパク質0.5%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例10:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、5%(v/v)ウルトラフロL(タンパク質として0.25%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例11:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、2%(v/v)ウルトラフロL(タンパク質0.1%相当)、30μg/mLテトラサイクリンとした。反応終了後、遠心分離によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量をDNS法によって定量(グルコース換算)した。結果を表6に示す。
実施例12及び13として、前述の製造例6の条件で調製した非晶化セルロース(結晶化度0%/平均粒径57μm)のセルラーゼ酵素製剤(実施例12:セルクラスト1.5L、ノボザイムズ社製、実施例13:セルクラスト1.5L及びβ−グルコシダーゼとしてノボザイム188、ノボザイムズ社製)による糖化反応を行った。非晶化セルロース0.15gを3mLの酵素反応液中、50℃で振とう攪拌しながら3日間の酵素反応を行った。酵素反応液は、実施例12:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、0.6%(v/v)セルクラスト(タンパク質0.1%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例13:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、0.6%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質として0.1%相当)、0.03%(v/v)ノボザイム188(タンパク質0.0075%相当)、30μg/mLテトラサイクリンとした。反応終了後、遠心分離によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量をDNS法によって定量(グルコース換算)した。結果を表7に示す。
実施例12及び13で得られた糖化液上清(反応75時間)を、前述の実施例5と同様に、Dionex社のDX500クロマトグラフィーシステムにて分析した。結果を表8に示す。
実施例16〜18として、前述の製造例7〜9で得られた非晶化セルロース(実施例16:上質紙/結晶化度0%/平均粒径42μm、実施例17:ダンボール/結晶化度0%/平均粒径48μm、実施例18:新聞紙/結晶化度0%/平均粒径55μm)、及び比較例5〜7として、前述の比較製造例6〜8で得られた粉末セルロース(比較例5:上質紙/結晶化度71%/平均粒径71μm、比較例6:ダンボール/結晶化度71%/平均粒径93μm、比較例7:新聞紙/結晶化度56%/平均粒径61μm)を使用し、セルラーゼ酵素標品(セルクラスト1.5L、ノボザイムズ社製)による糖化反応を行った。非晶化セルロースまたは粉末セルロース0.15gを3mLの酵素反応液中、50℃で振とう攪拌しながら3日間の酵素反応を行った。酵素反応液は、実施例16〜17及び比較例5〜6:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、1.5%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質0.25%相当)、30μg/mLテトラサイクリン、実施例18及び比較例7:100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、12%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質2%相当)、30μg/mLテトラサイクリンとした。反応終了後、遠心分離によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量をDNS法によって定量(グルコース換算)した。結果を表9に示す。
実施例19〜21として、前述の製造例10〜12で得られた非晶化セルロース(実施例19:籾殻/結晶化度0%/平均粒径48μm、実施例20:街路樹の剪定枝/結晶化度0%/平均粒径49μm、実施例21:みかん木の枝/結晶化度0%/平均粒径44μm)、及び比較例8〜10として、前述の比較製造例9〜11で得られた粉末あるいはチップ状のセルロース(比較例8:籾殻/結晶化度47%/平均粒径85μm、比較例9:街路樹の剪定枝/結晶化度51%/大きさ:2mm×3mm×1mm、比較例10:みかん木の剪定枝/結晶化度46%/大きさ:2mm×3mm×1mm)を使用し、セルラーゼ酵素標品(セルクラスト1.5L、ノボザイムズ社製)による糖化反応を行った。非晶化セルロースまたは粉末セルロース0.15gを3mLの酵素反応液中、50℃で振とう攪拌しながら3日間の酵素反応を行った。酵素反応液は、100mMクエン酸緩衝液(pH5.0)、3%(v/v)セルクラスト1.5L(タンパク質0.5%相当)、30μg/mLテトラサイクリンとした。反応終了後、遠心分離によって沈殿物と上清液を分離し、上清液に遊離した還元糖量をDNS法によって定量(グルコース換算)した。結果を表10に示す。
表3及び表4の結果から、実施例1〜4に示した本発明の糖の製造方法は比較例1〜4に比べてその生産性が高く、また表5の結果から、生成糖の大部分がグルコースであり、発酵によるエタノールや乳酸の生産のための原料の製造方法として有用であることが分かる。更に表6の結果から酵素製剤の種類を問わず効率的な糖製造が可能であること、また表7及び表8の結果から、セルラーゼ製剤に更にβ−グルコシダーゼを追加することでより効率的な糖製造が可能なことが分かる。更に表9及び表10の結果から、本発明の糖の製造方法は、パルプのみならず、上質紙、ダンボールや新聞紙等の紙類、籾殻等の植物殻類等、また各種木材等、各種セルロース含有原料に対して有効であることが分かる。
Claims (7)
- 下記計算式(1)で示されるセルロースI型結晶化度が33%を超えるセルロース含有原料から調製した非晶化セルロースを糖化する方法であって、該原料から水を除いた残余の成分中のセルロースの含有量が20質量%以上であり、かつ該セルロース含有原料を、ロッドを充填した振動ミルで処理して、該セルロースI型結晶化度を33%以下に低減した非晶化セルロースを調製した後に、該非晶化セルロースにセルラーゼ及び/又はヘミセルラーゼを作用させ糖化する、糖の製造方法。
セルロースI型結晶化度(%)=〔(I22.6−I18.5)/I22.6〕×100 (1)
〔I22.6は、X線回折における格子面(002面)(回折角2θ=22.6°)の回折強度、及びI18.5は、アモルファス部(回折角2θ=18.5°)の回折強度を示す〕 - ロッドを充填した振動ミルの処理時間が、0.01〜50hrである、請求項1に記載の糖の製造方法。
- セルロース含有原料の嵩密度が、100〜500kg/m3である、請求項1又は2に記載の糖の製造方法。
- セルロース含有原料の平均粒径が、0.01〜1mmである、請求項1〜3のいずれかに記載の糖の製造方法。
- セルロース含有原料が、押出機で前処理されたものである、請求項1〜4のいずれかに記載の糖の製造方法。
- 押出機が、二軸押出機である、請求項5に記載の糖の製造方法。
- セルロース含有原料がパルプ類、紙類、植物殻類、及び木材類からなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜6のいずれかに記載の糖の製造方法。
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