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JP2009158328A - 有機el装置の製造方法、有機el装置の検査方法 - Google Patents

有機el装置の製造方法、有機el装置の検査方法 Download PDF

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JP2009158328A JP2007335948A JP2007335948A JP2009158328A JP 2009158328 A JP2009158328 A JP 2009158328A JP 2007335948 A JP2007335948 A JP 2007335948A JP 2007335948 A JP2007335948 A JP 2007335948A JP 2009158328 A JP2009158328 A JP 2009158328A
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JP2007335948A
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Takayuki Kuwabara
貴之 桑原
Susumu Shinto
晋 新東
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】有機膜にダメージを与えずに、かつ簡便にフォトマスクと基板との位置ズレが検査できる有機EL装置の製造方法、有機EL装置の検査方法を提供する。
【解決手段】有機EL装置11の製造方法は、まず、基板上にフォトマスクを配置する。次に、フォトマスクを介して、画素領域51及び画素領域51の外側の領域にある検査領域52にRの発光層材料42aを蒸着する。検査領域52の第1検査部分53には、フォトマスクと基板との位置関係に相当する位置に、Rの発光層材料42aが蒸着する。その後、Rの発光層材料42aの位置ズレを検査する。具体的には、第1検査部分53に紫外線を照射して蒸着パターンを励起させる。そして、蛍光顕微鏡によって、フォトルミネッセンス光を観察し、Rの発光層材料42aの位置ズレを検査する。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板上に有機物をパターンニングしてフルカラーの有機EL装置を製造する有機EL装置の製造方法、有機EL装置の検査方法に関する。
上記した有機EL(Electro Luminescence)装置の製造方法は、基板上にマスクを配置し、マスクを介して基板上に有機膜である発光層を蒸着させる。具体的には、そのマスクを色毎ずらすことによって、RGBの各色発光層を塗り分けていき、フルカラーの有機EL装置を製造する。このマスクの配置位置が悪いと発光層が混色することから、基板の位置に対してマスクの位置を精度よく位置決めする必要がある。そして、基板に成膜した発光層の位置精度検査を行う。
しかしながら、発光層が薄膜のため(例えば、数十nm)、金属顕微鏡等で発光層のエッジを確認しようとしても見分けることが難しく検査ができない。よって、特許文献1に記載のように、発光層に紫外線をあてて励起させ、フォトルミネッセンス光(蛍光)を観察する検査方法が用いられる。
特開2005−310636号公報
しかしながら、発光層は有機膜のため、この有機膜が紫外線によってダメージ(例えば、劣化)を受けるという問題がある。よって、検査を行った有機EL装置を製品として使うことができず、歩留まりが低下するという問題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る有機EL装置の製造方法は、画素領域の一部に成膜させることが可能な第1開口孔と前記画素領域の外側の一部である検査領域に成膜させることが可能な第2開口孔とを有するマスクを、基板上に配置する工程と、前記マスクを介して前記基板上に有機物を成膜する工程と、前記第2開口孔を介して成膜された前記有機物の位置から、前記マスクと前記基板との位置ズレを検査する工程と、を有することを特徴とする。
この方法によれば、マスクの第2開口孔が、画素領域の外側の検査領域に対応する領域に形成されているので、画素領域に加えて検査領域にも有機物を成膜することが可能となる。よって、マスクと基板との位置ズレを検査する際、例えば、有機物に紫外線を照射して位置を確認する検査を、画素領域ではない領域(検査領域)に成膜された有機物を用いて行うことができる。これにより、画素領域に成膜された有機物にダメージ(例えば、劣化)を与えることなく検査を行うことが可能となり、製品の歩留まりを向上させることができる。また、検査によって合否が判断できるので、不良品を引き続く工程に流さないようにすることができる。これにより、かかるコストを抑えることができる。
[適用例2]上記適用例に係る有機EL装置の製造方法において、前記有機物を成膜する工程は、前記有機物は発光層を含み、複数の発光色の前記発光層を有する前記有機物のそれぞれを前記基板上の前記検査領域に成膜することが好ましい。
この方法によれば、有機物のそれぞれの成膜位置を確認することができるので、色毎に成膜したときの、フォトマスクと基板との位置ズレを検査することができる。
[適用例3]上記適用例に係る有機EL装置の製造方法において、前記検査する工程の後、検査結果を基に前記基板又は前記マスクの位置を正規の位置に補正する工程を有することが好ましい。
この方法によれば、位置ズレの検査結果からマスクと基板との位置ズレ量がわかり、このズレた位置から基板又はマスクを移動させて正規の位置に補正するので、画素領域において有機物を正規の位置に近づけて成膜することができる。これにより、有機EL装置の歩留まりを向上させることができる。
[適用例4]上記適用例に係る有機EL装置の製造方法において、前記画素領域に成膜する前に、前記検査領域に成膜及び位置ズレの検査をし、検査結果を基に前記基板又は前記マスクの位置を正規の位置に補正する工程を有することが好ましい。
この方法によれば、検査領域のみに有機物を成膜して位置ズレを検査した後、この検査結果を基に、基板又はマスクを移動させて互いを正規の位置に補正するので、画素領域に成膜する有機物を正規の位置に近づけることができる。これにより、有機EL装置の歩留まりを向上させることができる。
[適用例5]上記適用例に係る有機EL装置の製造方法において、前記成膜する工程と前記補正する工程とは、前記有機物の色毎に交互に繰り返すことが好ましい。
この方法によれば、色毎に位置ズレの検査を行って基板又はマスクの位置を正規の位置に補正するので、複数色の発光層の位置ズレ量を平均で補正する場合と比較して、各色の成膜位置のズレ量を少なくすることができる。
[適用例6]本適用例に係る有機EL装置の検査方法は、画素領域の一部に成膜させることが可能な第1開口孔と前記画素領域の外側の一部である検査領域に成膜させることが可能な第2開口孔とを有するマスクを介して、基板上の前記検査領域に有機物を成膜する工程と、前記検査領域に成膜された前記有機物に紫外線を照射して、フォトルミネッセンス光を検出する工程と、前記検査領域に形成された基準部に対して前記有機物の位置を求める工程と、を有することを特徴とする。
この方法によれば、基板上の検査領域に成膜された有機物に対して紫外線を照射するので、画素領域に成膜された有機物にダメージ(例えば、劣化)を与えることなく検査を行うことができる。また、検査領域の基準部と成膜した有機物との位置関係から、基板と成膜するときに用いたマスクとの位置ズレ量を求めることが可能となり、基板又はマスクの位置を正規の位置に補正することができる。その結果、画素領域において正規の位置に近づけて成膜することができ、製品の歩留まりを向上させることができる。
[適用例7]上記適用例に係る有機EL装置の検査方法において、前記検査領域は、前記画素領域を除いた領域における前記画素領域の対角方向の少なくとも2箇所に形成されていることが好ましい。
この方法によれば、対角方向の少なくとも2箇所に検査領域が形成されているので、2箇所の検査領域に成膜された有機物の位置を比較することにより、基板とマスクとの回転方向の位置ズレを検査することができる。
[適用例8]上記適用例に係る有機EL装置の検査方法において、前記基準部は、前記有機物の成膜位置が良好の範囲又は不良の範囲であることを判断する枠であることが好ましい。
この方法によれば、枠が基準部となっているので、成膜された位置に対して良好と不良とを一目で判断することができる。例えば、枠の内側に有機物が成膜されれば良好と判断し、枠の外側に有機物が成膜されれば不良と判断する。
[適用例9]上記適用例に係る有機EL装置の検査方法において、前記枠は、前記良好と前記不良との境界を示す第1枠と、前記第1枠よりも良好の範囲であることを示す第2枠と、を有することが好ましい。
この方法によれば、第1枠と第2枠とによって、良好の状態を二段階で判断することが可能となるので、基板とマスクとの位置関係をより具体的に知ることができる。これにより、基板又はマスクの位置を補正する際、より正規の位置に近づけて補正することができる。
[適用例10]上記適用例に係る有機EL装置の検査方法において、前記基準部は、前記成膜の位置精度を判断する目盛りであることが好ましい。
この方法によれば、目盛りが基準部となっているので、基板とマスクとの位置関係をより具体的に知ることができる。これにより、基板又はマスクの位置を補正する際、より正規の位置に近づけて補正することができる。
図1は、有機EL装置の構造を示す模式断面図である。以下、有機EL装置の構造を、図1を参照しながら説明する。なお、各構成要素は、断面的な位置関係を示すものであり、相対関係は度外視されている。
図1に示すように、有機EL装置11は、発光領域12において発光が行われるものであり、基板13と、基板13上に形成された回路素子層14と、回路素子層14上に形成された発光素子層15と、発光素子層15上に形成された陰極(共通電極)16とを有する。基板13としては、透光性を有する材料であり、例えば、ガラス基板、石英、プラスチック等が挙げられる(以下、「ガラス基板13」と称する。)。また、図1に示す有機EL装置11は、例えば、発光層42から発した光がガラス基板13側に射出されるボトムエミッション方式である。
回路素子層14は、ガラス基板13上にシリコン酸化膜(SiO2)からなる下地保護膜17が形成され、下地保護膜17上にTFT(Thin Film Transistor)素子18が形成されている。詳しくは、下地保護膜17上に、ポリシリコン膜からなる島状の半導体膜19が形成されている。半導体膜19には、ソース領域21及びドレイン領域22が不純物の導入によって形成されている。そして、不純物が導入されなかった部分がチャネル領域23となっている。
更に、回路素子層14には、下地保護膜17及び半導体膜19を覆うシリコン酸化膜等からなる透明なゲート絶縁膜24が形成されている。ゲート絶縁膜24上には、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)、タングステン(W)などからなるゲート電極25が形成されている。ゲート絶縁膜24及びゲート電極25上には、透明な第1層間絶縁膜26及び第2層間絶縁膜27が形成されている。第1層間絶縁膜26及び第2層間絶縁膜27は、例えば、シリコン酸化膜(SiO2)、チタン酸化膜(TiO2)などから構成されている。ゲート電極25は、半導体膜19のチャネル領域23に対応する位置に設けられている。
半導体膜19のソース領域21は、ゲート絶縁膜24及び第1層間絶縁膜26を貫通して設けられたコンタクトホール28を介して、第1層間絶縁膜26上に形成された信号線29と電気的に接続されている。一方、ドレイン領域22は、ゲート絶縁膜24、第1層間絶縁膜26、第2層間絶縁膜27を貫通して設けられたコンタクトホール31を介して、第2層間絶縁膜27上に形成された画素電極32と電気的に接続されている(図では、ゲート絶縁膜24の貫通の図示を省略)。
画素電極32は、発光領域12(画素)毎に形成されている。また、画素電極32は、透明のITO(Indium Tin Oxide)膜からなり、例えば、平面視で略矩形の形状となっている。なお、回路素子層14には、図示しない保持容量及びスイッチング用のトランジスタが形成されている。このようにして、回路素子層14には、各画素電極32に接続された駆動用のトランジスタが形成されている。
上記した画素電極32を含む発光素子層15は、マトリックス状に配置された発光素子を具備してガラス基板13上に形成されている。詳述すると、発光素子層15は、画素電極32上に形成された機能層33と、機能層33を区画する隔壁34とを主体として構成されている。機能層33上及び隔壁34上には、陰極16が配置されている。画素電極32と、機能層33と、陰極16とによって有機EL素子35が構成されている。
回路素子層14と隔壁34との間には、絶縁層36が形成されている。絶縁層36は、例えば、シリコン酸化膜(SiO2)である。絶縁層36は、隣り合う画素電極32間の絶縁性を確保するために、画素電極32の周縁部上に乗り上げるように形成されている。つまり、画素電極32と絶縁層36とは、平面的に一部が重なるように配置された構造となっている。また、絶縁層36は、発光領域12を除いた領域に形成されていることになる。
隔壁34は、例えば、断面に見て傾斜面を有する台形状に形成されている。隔壁34は、例えば、発光層42を真空蒸着法を用いて形成する際、フォトマスク61(図4参照)と基板側との間に所定の空隙をつくるために用いられる。絶縁層36と隔壁34とは、回路素子層14上に、例えば、格子状に形成されており、発光領域12を区画している。
機能層33は、例えば、正孔注入輸送層41と、発光層42と、電子注入輸送層43とが順に積層されており、これらが隔壁34に囲まれた領域、すなわち開口部44に形成されている。正孔注入輸送層41は、正孔注入層41aと正孔輸送層41bとが積層されて構成されている。電子注入輸送層43は、電子輸送層43aと電子注入層43bとが積層されて構成されている。
発光層42は、エレクトロルミネッセンス現象を発現する有機発光物質(有機物)の層である。画素電極32と陰極16との間に電圧を印加することによって、発光層42には、正孔注入輸送層41から正孔が、また、陰極16から電子が注入される。発光層42において、正孔と電子とが結合したときに光を発する。
陰極16は、電子注入輸送層43及び隔壁34を覆うように形成されている。言い換えれば、陰極16は、発光層42を挟んで画素電極32の反対側に形成されている。陰極16は、例えば、カルシウム(Ca)及びアルミニウム(Al)の積層体である。陰極16の膜厚は、例えば50〜200nmである。
陰極16の上には、水や酸素の侵入を防ぐための、樹脂などからなる封止層(図示せず)が積層されている。封止層は、例えばエポキシ樹脂、アクリル樹脂等からなる。なお、発光素子層15と陰極16とによって有機EL素子35が構成される。
なお、有機EL装置11は、ボトムエミッション方式に限定されず、発光層42から発した光が封止層(図示せず)側に射出されるトップエミッション方式であってもよい。有機EL装置11がトップエミッション方式である場合、ガラス基板13に代えて透明な材料及び不透明な材料のいずれを用いてもよい。この場合、陰極16には透光性を有する導電材料が用いられ、封止層には透光性を有する材料が用いられる。
図2は、有機EL装置の構造を示す模式図である。(a)は、有機EL装置の構造を示す模式平面図である。(b)は、(a)の有機EL装置のA部を拡大して示す模式拡大図である。(c)は、(a)の有機EL装置のB部を拡大して示す模式拡大図である。以下、有機EL装置の構造を、図2を参照しながら説明する。
なお、図2に示す有機EL装置11は、発光層42の材料(発光層材料)を蒸着させたときの状態を示しており、陰極16及び電子注入輸送層43等の図示を省略している。また、有機EL装置11は、例えば、マザーガラスに複数配置されているうちの1つを示している。
図2に示すように、有機EL装置11は、有機EL素子35(図1参照)により得られた光を表示光として出力するようになっており、画素領域51と、検査領域52と、を有する。
画素領域51は、画素56を複数有している。画素56は、表示の最小単位であり、例えば、3つのサブ画素56a〜56cから構成されている。具体的には、画素56は、R(赤),G(緑),B(青)のサブ画素56a,56b,56cで構成されている。
検査領域52は、発光層42を蒸着法によって形成する際、フォトマスク61と有機EL装置11との位置ズレを検査するために用いられ、画素領域51の外側(画素領域51の周囲)に設けられている。具体的には、検査領域52は、有機EL装置11における画素領域51を除く対角の2箇所に形成されている。
1つの有機EL装置11毎に検査領域52が設けられているので、例えば、複数のフォトマスク61(図4参照)を貼りあわせたフォトマスク群で複数の有機EL装置11に蒸着を行うような製造方法の場合、個々のフォトマスク61に位置ズレが生じていたとしても、それぞれの有機EL装置11の位置ズレ検査を行うことができる。
検査領域52には、Rの発光層材料42aの蒸着位置を検査する第1検査部分53と、Gの発光層材料42bの蒸着位置を検査する第2検査部分54と、Bの発光層材料42cの蒸着位置を検査する第3検査部分55と、が形成されている。つまり、R,G,Bそれぞれの色の発光層材料42a,42b,42cの位置ズレを、単独で検査することが可能となっている。
第1検査部分53には、フォトマスク61(開口部71、図4参照)と有機EL装置11との位置ズレ傾向を判断するための、第1枠53aと第2枠53bとが形成されている。第1枠53a及び第2枠53bは、例えば、金属膜でパターンニングされている。第1枠53aは、良好と不良との境界であることを示している。第2枠53bは、第1枠53aの内側に形成されており、第1枠53aよりも位置ズレの程度が良好の範囲であることを示している。なお、第2検査部分54及び第3検査部分55も、第1検査部分53と同様に構成されている。
第1枠53aの大きさは、例えば、20μm×20μmである。具体的には、中心線を境に+側に10μm、−側に10μmの大きさである。第2枠53bの大きさは、例えば、10μm×10μmである。具体的には、中心線を境に+側に5μm、−側に5μmの大きさである。この大きさは、良否の規格に合わせて設定することが望ましい。
第1検査部分53において、Rの発光層材料42aの蒸着位置が第2枠53bの中にあることから、フォトマスク61と有機EL装置11との位置関係が、極めて良好な関係にあることがわかる。
また、第2検査部分54において、Gの蒸着位置が第2枠54b上であることから、Rの蒸着位置より位置精度が低下するものの、フォトマスク61と有機EL装置11との位置関係が良好な関係にあると言える。
また、第3検査部分55において、Bの蒸着位置が規格の境界である第1枠55aより外側にあることから、フォトマスク61と有機EL装置11との位置関係が不良であると言える。
以上のことから、RとGの位置精度が良好であるにもかかわらず、Bの位置精度が不良であるので、この有機EL装置11は不良であると判断できる。R,G,Bの全ての蒸着位置が規格内である場合に、有機EL装置11が良品であると判断できる。
また、検査領域52が有機EL装置11の対角の2箇所に設けられていることにより、フォトマスク61と有機EL装置11との回転方向のズレ(角度位置ズレ)を確認することができる。図2に示す検査領域52では、第1検査部分53、第2検査部分54、第3検査部分55とも、対角の2箇所で蒸着位置に差がないことから、回転方向の大きなズレはないものと判断できる。
図3及び図4は、有機EL装置を製造する際に用いるフォトマスクの製造方法を示す模式断面図である。以下、フォトマスクの製造方法を、図3及び図4を参照しながら説明する。なお、図4(e)に示すフォトマスク61は、例えば、マザー基板に複数並べられて用いられる。つまり、このフォトマスク群を用いることにより、複数の有機EL装置11に対して一度に蒸着処理を行うことができる。又言い換えれば、複数のフォトマスク61が個々に貼り付けられているので、上記したように、有機EL装置11の位置ズレ検査を1つずつ行えるようにすることが好ましい。
フォトマスク61の製造方法は、まず、図3(a)に示すように、面方位が(100)であるウエハ(単結晶シリコン基板)62を用意し、このウエハ62の一方の面(ここでは上面)に、マスクの開口部71,72(図4(e)参照)に対応させた形状の開口部63,64を有するレジストパターン65を形成する。
開口部63は、有機EL装置11の画素領域51(図2参照)のサブ画素56a〜56cの位置に対応している。開口部64は、発光層材料42a〜42cの蒸着位置を検査する検査領域52(図2参照)の位置に対応している。
次に、図3(b)に示すように、ウエハ62をドライエッチング装置内に入れる。そして、ドライエッチング装置内にCCl4ガス(保護膜形成用ガス)を導入して、このウエハ62上に保護膜66を形成する。保護膜66は「−(CCl2n−」で示される重合体からなる。この保護膜66は、レジストパターン65の開口部63,64の側壁63a,64aと底面(シリコンの露出面)63b,64b、及びレジストパターン65の上面に形成される。
次に、図3(c)に示すように、このドライエッチング装置内にSF6ガス(シリコン用のエッチングガス)を導入して、ウエハ62に対するドライエッチングを行う。ここで、開口部63,64の側壁63a,64a(図3(b)参照)の保護膜66は、レジストパターン65の上面及び開口部63,64の底面63b,64bの保護膜66よりもエッチングされ難いため、開口部63,64の側壁63a,64aの保護膜66が残った状態で、ウエハ62の開口部63,64の部分がエッチングされて凹部67,68が生じる。
次に、図3(d)に示すように、このドライエッチング装置内にCCl4ガスを導入して、ウエハ62上に保護膜66を形成する。これにより、シリコンの露出面(ウエハ62の凹部67,68とレジストパターン65の上面に保護膜66が形成される。
次に、図4(a)に示すように、このドライエッチング装置内にSF6ガスを導入してウエハ62に対するドライエッチングを行い、凹部67,68が所定の深さとなるまで、このドライエッチングと保護膜形成を繰り返す。このように、保護膜形成とエッチングを所定の条件で繰り返すタイムモジュール法を採用することにより、レジストパターン65の開口部63,64の位置に、フォトマスク61の開口部71(第1開口孔),72(第2開口孔)に対応する凹部67,68を所定深さで、且つ側壁67a,68aがウエハ62面に対して垂直となるように形成することができる。
なお、タイムモジュール法で使用する保護膜形成用ガスとエッチングガスの組み合わせとしては、上述のCCl4ガスとSF6ガス以外に、CHF3ガスとCF4ガス、CHF3ガスとSF6ガス、C36ガスとCF4ガス等が挙げられる。なお、レジストパターン65は、当初より薄い厚さで残存している。
次に、図4(b)に示すように、レジストパターン65をウエハ62から除去して洗浄を行った後、熱酸化を行ってウエハ62の全面に酸化シリコン膜69を形成する。
次に、図4(c)に示すように、ウエハ62の下面の酸化シリコン膜69に、薄肉部分に対応させた開口部76を形成する。
次に、図4(d)に示すように、ウエハ62を80℃のテトラメチル水酸化アンモニウム(以下「TMAH」と略称する。)の4質量%水溶液に所定時間浸漬する。これにより、開口部76の部分のシリコンが、結晶方位依存性によって異方性ウエットエッチングされる。なお、水酸化カリウム(KoH)を用いて異方性エッチングを施すようにしてもよい。
これにより、壁面77aの面方位が(111)である凹部77が、ウエハ62の開口部76の部分に形成される。その結果、ウエハ62の開口部形成領域75の下面側の部分が除去されて、凹部67,68は貫通穴となる。ウエハ62の開口部形成領域75(図4(e)参照)は、一定厚さ(例えば厚さ20μm)の薄肉部分となる。ウエハ62の下面側の周縁部分78(図4(e)参照)は凸部(厚肉部分)となって残る。
ここで、ウエハ62のTMAH水溶液への浸漬時間は、ウエハ62の薄肉部分の設定厚さに応じて設定する。なお、シリコンと酸化シリコンとの場合のTMAH水溶液のエッチング選択比は1000に近いため、TMAH水溶液を使用することによって、酸化シリコン膜69を比較的薄く設けた場合でも、非常に深いエッチングを比較的短時間で行うことができる。
また、下面側の凹部77の壁面77aは、シリコンの結晶方位(111)に沿って、ウエハ62面の(100)に対して54.74°の角度で斜めに(対向する壁面77a同士の間隔がウエハ62下面から上面に向かって小さくなるように)テーパ状に形成される。
次に、図4(e)に示すように、ウエハ62の全面から酸化シリコン膜69を除去する。以上により、図に示す断面形状を有するフォトマスク61が得られる。詳述すると、フォトマスク61には、1つの画素56において1つの開口部71が形成されている。また、フォトマスク61には、有機EL装置11の検査領域52に蒸着させるための開口部72が形成されている。
図5は、有機EL装置の製造方法を工程順に示す工程図である。図6は、有機EL装置の製造方法のうち、発光層の製造方法を工程順に示す工程図である。図7は、発光層の形成及び検査を行う蒸着装置の構造を示す模式平面図である。以下、有機EL装置の製造方法を、図5〜図7を参照しながら説明する。
図5に示すように、まず、ステップS11では、ガラス基板13上に回路素子層14を形成する。回路素子層14は、TFT素子18や保持容量(図示せず)、及びこれらの配線や駆動回路等を有する。
ステップS12では、回路素子層14上にITO等からなる画素電極32を形成する。具体的には、サブ画素56a〜56c毎に画素電極32を形成する。
ステップS13では、回路素子層14上及び画素電極32上の一部に絶縁層36及び隔壁34を形成する。具体的には、まず、絶縁層36の材料となる、例えば、酸化シリコン(SiO2)を、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等により、回路素子層14及び画素電極32上を覆うように形成する。次に、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、発光領域12に開口部を形成する。次に、同様の方法を用いて、絶縁層36上に隔壁34を形成する。
ステップS14では、画素電極32上に正孔注入輸送層41を形成する。具体的には、画素電極32上に正孔注入層41aを成膜し、正孔注入層41a上に正孔輸送層41bを成膜する。
ステップS15では、正孔注入輸送層41上に発光層42を成膜する。なお、発光層42は、真空蒸着法を用いて成膜する。また、発光層42の形成は、図7に示す蒸着装置81において行われる。以下、蒸着装置81の構造を、図7を参照しながら簡単に説明する。
蒸着装置81は、前工程から蒸着装置81内に有機EL装置11を搬入する搬入チャンバ82と、蒸着装置81内から次工程に有機EL装置11を搬出する搬出チャンバ83とを有する。更に、蒸着装置81は、有機EL装置11にRの発光層材料42aを蒸着するためのR蒸着チャンバ84と、Gの発光層材料42bを蒸着するためのG蒸着チャンバ85と、Bの発光層材料42cを蒸着するためのB蒸着チャンバ86と、を有する。
また、蒸着装置81は、R,G,Bの発光層材料42a〜42cの蒸着位置を検査する検査チャンバ87を有する。検査チャンバ87には、蛍光顕微鏡ユニット(図示せず)が備えられている。蛍光顕微鏡ユニットを用いることにより、有機EL装置11に蒸着したパターン位置を基に、フォトマスク61と有機EL装置11との位置ズレを求めることができる。以下、有機EL装置11に発光層42を形成する方法を、図6を参照しながら説明する。
まず、図6に示すように、ステップS21では、有機EL装置11の画素領域51及び検査領域52に、Rの発光層材料42aを蒸着する。まず、搬入チャンバ82を介して前工程の製造装置からR蒸着チャンバ84の中に、有機EL装置11を搬送する。
次に、有機EL装置11の上方にフォトマスク61を配置する。ここで、フォトマスク61と有機EL装置11とは、隔壁34によって高さ方向に所定の空隙をもって配置される。また、フォトマスク61は、上記の方法で製造されたものを使用する。
そして、Rの発光層材料42aからなるターゲットを用いて真空蒸着を行う。具体的には、上記したフォトマスク61を介して、有機EL装置11の画素領域51及び検査領域52にRの発光層材料42aを蒸着する。Rのサブ画素領域には、Rの発光層42が層形成される。また、検査領域52の第1検査部分53には、Rの発光層材料42a(蒸着パターン)が蒸着する。
ステップS22では、Rの蒸着パターンの位置ズレを検査する。まず、有機EL装置11を、R蒸着チャンバ84から検査チャンバ87に搬送する。次に、有機EL装置11の第1検査部分53に紫外線を照射して蒸着パターンを励起させる。そして、蛍光顕微鏡によって、フォトルミネッセンス光を観察し、Rの蒸着パターンの位置精度を検査する。
検査方法としては、上記したように、蒸着パターンが第1枠53aの中に納まったか、第2枠53bの中に納まったか、又は、第1枠53aより外側に出てしまったかを見て、フォトマスク61の位置ズレを判断する。また、2つの第1検査部分53の蒸着パターンの位置から、フォトマスク61の回転ズレも検査する。ここで求めた位置精度は、後のG,Bの蒸着パターンの位置精度を加えて、次回の蒸着の際のアライメントに反映させる。
ステップS23では、画素領域51及び検査領域52に、Gの発光層材料42bを蒸着する。まず、有機EL装置11を、検査チャンバ87からG蒸着チャンバ85に搬送する。次に、フォトマスク61の開口部71の位置を、Gのサブ画素56bの位置になるようにフォトマスク61を配置する。
その後、Gの発光層材料42bからなるターゲットを用いると共に、フォトマスク61を介して画素領域51と検査領域52の第2検査部分54とにGの発光層材料42bを蒸着する。以上により、Gのサブ画素領域には、Gの発光層42が層形成される。また、検査領域52の第2検査部分54には、Gの発光層材料42b(蒸着パターン)が蒸着する。
ステップS24では、Gの蒸着パターンの位置ズレを検査する。まず、有機EL装置11を、G蒸着チャンバ85から検査チャンバ87に搬送する。次に、有機EL装置11の第2検査部分54に紫外線を照射して蒸着パターンを励起させる。そして、蛍光顕微鏡によって、フォトルミネッセンス光を観察し、上記した方法を用いて、Gの蒸着パターンの位置精度を検査する。
ステップS25では、画素領域51及び検査領域52に、Bの発光層材料42cを蒸着する。まず、有機EL装置11を、検査チャンバ87からB蒸着チャンバ86に搬送する。次に、フォトマスク61の開口部71の位置を、Bのサブ画素56cの位置になるようにフォトマスク61を配置する。
その後、Bの発光層材料42cからなるターゲットを用いると共に、フォトマスク61を介して画素領域51と検査領域52の第3検査部分55とにBの発光層材料42cを蒸着する。以上により、Bのサブ画素領域には、Bの発光層42が層形成される。また、検査領域52の第3検査部分55には、Bの発光層材料42c(蒸着パターン)が蒸着する。
ステップS26では、Bの蒸着パターンの位置ズレを検査する。まず、有機EL装置11を、B蒸着チャンバ86から検査チャンバ87に搬送する。次に、有機EL装置11の第3検査部分55に紫外線を照射して蒸着パターンを励起させる。そして、蛍光顕微鏡によって、フォトルミネッセンス光を観察し、上記した方法を用いて、Bの蒸着パターンの位置精度を確認する。
ステップS27では、検査結果からアライメント補正値を求める。具体的には、以上のステップにより、R,G,Bの発光層材料の蒸着位置を求めることができる。そして、これらの検査結果から、良品率が最も高くなるように、フォトマスク61のアライメント補正値を算出する。つまり、3色の平均で良好となる位置に補正する。そして、この補正値を、次回のR,G,Bの蒸着の際に反映させる。以下、図5を参照しながら、有機EL装置11の製造方法を引き続き説明する。
ステップS16では、発光層42上に電子注入輸送層43を成膜する。具体的には、発光層42上に電子輸送層43aを成膜し、電子輸送層43a上に電子注入層43bを成膜する。
ステップS17では、電子注入輸送層43を覆うように、陰極16を成膜する。具体的には、電子注入輸送層43及び隔壁34を含む基板上の略全体に、例えば、カルシウム膜及びアルミニウム膜からなる陰極16を積層する。
ステップS18では、陰極16を覆うように、封止層(図示せず)を形成する。以上により、有機EL装置11が完成する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)本実施形態によれば、フォトマスク61の開口部72が、画素領域51の外側にある検査領域52に対応する領域に形成されているので、画素領域51に加えて検査領域52にも発光層材料を成膜することが可能となる。よって、フォトマスク61と基板との位置ズレを検査する際、例えば、発光層材料である有機物に紫外線を照射して位置を確認する検査を、検査領域に成膜された発光層材料を用いて行うことができる。これにより、画素領域51に成膜された発光層材料にダメージ(例えば、劣化)を与えることなく検査を行うことが可能となり、製品の歩留まりを向上させることができる。また、検査によって合否が判断できるので、不良品を引き続く工程に流さないようにすることができる。これにより、かかるコストを抑えることができる。
(2)本実施形態によれば、検査領域52に発光層材料を成膜した後に位置ズレの検査を行うので、例えば、封止した後で検査を行う場合と比較して、早く不良品を確認することが可能となり、かかるコストを削減することができる。
(3)本実施形態によれば、検査領域52に第1枠53aや第2枠53bが形成されているので、発光層材料の位置ズレの程度を確認することができる。更に、有機EL装置11の2箇所に検査領域52が設けられているので、フォトマスク61と基板との回転ズレも確認することができる。よって、この位置ズレ情報を生かして基板に対するフォトマスク61の位置を正規の位置に近づけるように補正することができる。その結果、有機EL装置11の歩留まりを向上させることができる。
なお、実施形態は上記に限定されず、以下のような形態で実施することもできる。
(変形例1)
上記したように、有機EL装置11の歩留まりを向上させるために、発光層材料42a〜42cの蒸着位置の検査結果から最も良品率が高くなるようにフォトマスク61のアライメント補正値を算出して、この補正値を次回の蒸着の際に反映させることに限定されず、例えば、封止、チップ分割、パネル検査を行い、その後、塗り分け精度検査を行って良否の判断をした後、良品のみ実装を行うようにしてもよい。
(変形例2)
上記したように、フォトマスク61と基板との位置ズレを修正する方法として、以下のような方法を用いるようにしてもよい。例えば、まず、Rの発光層材料42aを蒸着し、その後、位置ズレを検査する。次に、検査したRの発光層材料42aの蒸着位置から、フォトマスク61と基板との位置ズレの傾向を求め、次のGの発光層材料42bとBの発光層材料42cとの蒸着の際に、フォトマスク61と基板との位置を修正するようにしてもよい。また、各色の発光層材料毎にフォトマスク61と基板との位置ズレ傾向を求め、これを基にフォトマスク61と基板との位置を修正して蒸着処理を行うようにしてもよい。
また、別の方法として、例えば、画素領域51が蒸着されないように覆っておき、検査領域52のみに蒸着して位置ズレを検査してから、画素領域51に蒸着処理を行うようにしてもよい。これによれば、蒸着位置の不良が発生する前に蒸着位置の補正をすることが可能となり、歩留まりを向上させることができる。
(変形例3)
上記したように、検査領域52に第1検査部分53〜第3検査部分55を設けることに限定されず、例えば、検査部分を1箇所のみ設け、この部分に3色の発光層材料を蒸着させるようにしてもよい。これによれば、色が重なって見にくくなる恐れがあるものの、枠のどの部分に蒸着したかを判断することが可能となり、位置ズレの傾向をつかむことができる。
(変形例4)
上記したように、検査領域52が2箇所に設けられていることに限定されず、複数箇所に設けるようにしてもよい。これによれば、2箇所に設ける方法と比較して、より具体的に、フォトマスク61と有機EL装置11との位置ズレ傾向を確認することができる。
(変形例5)
上記したように、第1枠53aと第2枠53bとを設けて位置ズレの傾向(精度)を求めることに限定されず、例えば、目盛りが形成されていてもよい。これによれば、蒸着した位置を目盛りで確認することができるので、より具体的に位置ズレの数値を求めることができる。
(変形例6)
上記したように、1つのフォトマスク61を色発光層42毎に移動させて用いることに代えて、例えば、各色発光層42の蒸着をそれぞれ専用のフォトマスク61を用いて行うようにしてもよい。
有機EL装置の構造を示す模式断面図。 有機EL装置の構造を示す模式図であり、(a)は有機EL装置の構造を示す模式平面図、(b)は(a)の有機EL装置のA部を拡大して示す模式拡大図、(c)は(a)の有機EL装置のB部を拡大して示す模式拡大図。 有機EL装置の製造に用いるフォトマスクの製造方法を示す模式断面図。 有機EL装置の製造に用いるフォトマスクの製造方法を示す模式断面図。 有機EL装置の製造方法を工程順に示す工程図。 有機EL装置の製造方法のうち、発光層の製造方法を工程順に示す工程図。 発光層の形成及び検査を行う蒸着装置の構造を示す模式平面図。
符号の説明
11…有機EL装置、12…発光領域、13…ガラス基板、14…回路素子層、15…発光素子層、16…陰極、17…下地保護膜、18…TFT素子、19…半導体膜、21…ソース領域、22…ドレイン領域、23…チャネル領域、24…ゲート絶縁膜、25…ゲート電極、26…第1層間絶縁膜、27…第2層間絶縁膜、28…コンタクトホール、29…信号線、31…コンタクトホール、32…画素電極、33…機能層、34…隔壁、35…有機EL素子、36…絶縁層、41…正孔注入輸送層、42…発光層、42a…Rの発光層材料、42b…Gの発光層材料、42c…Bの発光層材料、43…電子注入輸送層、44…開口部、51…画素領域、52…検査領域、53…第1検査部分、53a,55a…第1枠、53b,54b…第2枠、54…第2検査部分、55…第3検査部分、56…画素、56a〜56c…サブ画素、61…フォトマスク、62…ウエハ、63,64…開口部、63a,64a…側壁、65…レジストパターン、66…保護膜、67,68…凹部、67a,68a…側壁、69…酸化シリコン膜、71,72…開口孔としてのマスクの開口部、76…開口部、77…凹部、77a…壁面、78…周縁部分、81…蒸着装置、82…搬入チャンバ、83…搬出チャンバ、84…R蒸着チャンバ、85…G蒸着チャンバ、86…B蒸着チャンバ、87…検査チャンバ。

Claims (10)

  1. 画素領域の一部に成膜させることが可能な第1開口孔と前記画素領域の外側の一部である検査領域に成膜させることが可能な第2開口孔とを有するマスクを、基板上に配置する工程と、
    前記マスクを介して前記基板上に有機物を成膜する工程と、
    前記第2開口孔を介して成膜された前記有機物の位置から、前記マスクと前記基板との位置ズレを検査する工程と、
    を有することを特徴とする有機EL装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の有機EL装置の製造方法であって、
    前記有機物を成膜する工程は、前記有機物は発光層を含み、複数の発光色の前記発光層を有する前記有機物のそれぞれを前記基板上の前記検査領域に成膜することを特徴とする有機EL装置の製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の有機EL装置の製造方法であって、
    前記検査する工程の後、検査結果を基に前記基板又は前記マスクの位置を正規の位置に補正する工程を有することを特徴とする有機EL装置の製造方法。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の有機EL装置の製造方法であって、
    前記画素領域に成膜する前に、前記検査領域に成膜及び位置ズレの検査をし、検査結果を基に前記基板又は前記マスクの位置を正規の位置に補正する工程を有することを特徴とする有機EL装置の製造方法。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の有機EL装置の製造方法であって、
    前記成膜する工程と前記補正する工程とは、前記有機物の色毎に交互に繰り返すことを特徴とする有機EL装置の製造方法。
  6. 画素領域の一部に成膜させることが可能な第1開口孔と前記画素領域の外側の一部である検査領域に成膜させることが可能な第2開口孔とを有するマスクを介して、基板上の前記検査領域に有機物を成膜する工程と、
    前記検査領域に成膜された前記有機物に紫外線を照射して、フォトルミネッセンス光を検出する工程と、
    前記検査領域に形成された基準部に対して前記有機物の位置を求める工程と、
    を有することを特徴とする有機EL装置の検査方法。
  7. 請求項6に記載の有機EL装置の検査方法であって、
    前記検査領域は、前記画素領域を除いた領域における前記画素領域の対角方向の少なくとも2箇所に形成されていることを特徴とする有機EL装置の検査方法。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の有機EL装置の検査方法であって、
    前記基準部は、前記有機物の成膜位置が良好の範囲又は不良の範囲であることを判断する枠であることを特徴とする有機EL装置の検査方法。
  9. 請求項8に記載の有機EL装置の検査方法であって、
    前記枠は、前記良好と前記不良との境界を示す第1枠と、前記第1枠よりも良好の範囲であることを示す第2枠と、を有することを特徴とする有機EL装置の検査方法。
  10. 請求項6又は請求項7に記載の有機EL装置の検査方法であって、
    前記基準部は、前記成膜の位置精度を判断する目盛りであることを特徴とする有機EL装置の検査方法。
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