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JP2009148121A - プラグイン車両用充電システム - Google Patents

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JP2009148121A JP2007325173A JP2007325173A JP2009148121A JP 2009148121 A JP2009148121 A JP 2009148121A JP 2007325173 A JP2007325173 A JP 2007325173A JP 2007325173 A JP2007325173 A JP 2007325173A JP 2009148121 A JP2009148121 A JP 2009148121A
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幸徳 原田
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Abstract

【課題】充電コストを一層低くすることができるプラグイン車両用充電システムを提供する。
【解決手段】プラグイン車両に搭載されているバッテリBへの充電を行なうプラグイン車両用充電システムにおいて、電力単価が互いに異なる複数種類の電力源(深夜電力、昼間電力、太陽光発電装置によって発電される電力など)からの電力がそれぞれ流れる複数の電力ラインLが電力ライン切替装置10によって切替可能となっている。これらの複数の電力源のうち電力単価が安い電力源から順に、充電開始時刻から出発予定時刻までの期間を全て利用して、その電力源によって最も多く充電できるようにその電力源に対する一つまたは複数の充電予定期間を設定し、設定した充電予定期間に従ってバッテリBへの充電を行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラグイン車両に搭載されているバッテリを充電するプラグイン車両用充電システムに関する
車両外部から供給される電力によってバッテリの充電が可能なプラグイン車両が知られている。なお、プラグイン車両には、駆動力源としてモータのみを用いるプラグイン電気自動車と、動力源としてエンジンとモータとを用いるプラグインハイブリッド車両とが知られている。
プラグイン車両に搭載されているバッテリを充電するために利用する電力として、深夜電力を利用することが提案されている(たとえば、特許文献1)。深夜電力を利用することにより、充電コストを低く抑えることができる。
また、特許文献1では、翌日の乗車予定時刻を入力すると、乗車予定の日およびその前日に深夜電力によって充電できる時間を算出し、深夜電力によって充電できる時間がバッテリの放電量から計算できる必要充電期間を超えている場合には、深夜電力のみによって充電を行なう。一方、深夜電力によって充電できる時間が必要充電期間に満たない場合には、深夜電力の時間帯が終了した後も昼間電力を用いて充電を継続する。
特開平8−228406号公報
特許文献1に記載の技術では、充電に利用できる電力は、深夜電力と昼間電力の2種類のみであり、仮に、安い電力単価で発電を行なうことができる自家発電装置が備えられているとしても、それを利用して充電を行なうことはできない。
また、仮に、プラグイン車両を数日間利用しない場合であっても、乗車予定の日からその前日までの間の深夜電力時間帯において深夜電力を利用するのみであり、その深夜電力で充電が完了しない場合には、電力単価の高い昼間電力を用いて充電を継続することになり、結果として、充電コストを十分に低くすることができない。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、充電コストを一層低くすることができるプラグイン車両用充電システムを提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、車両外部から供給される電力によってバッテリの充電が可能なプラグイン車両における前記バッテリへの充電を行なうプラグイン車両用充電システムであって、
電力単価が互いに異なる複数種類の電力源によって前記バッテリの充電が可能となっており、
前記複数種類の電力源のうち電力単価が安い電力源から順に、充電開始時刻から出発予定時刻までの期間を全て利用して、その電力源によって最も多く充電できるようにその電力源に対する一つまたは複数の充電予定期間を設定し、設定した充電予定期間に従って前記バッテリへの充電を行なうことを特徴とする。
このようにすれば、複数種類の電力源を電力単価の安い側から順に最大限利用してバッテリへの充電を行なうことになるので、充電コストを低くすることができる。
なお、上記電力源は、異なる発電元から供給される電力を別種類の電力源とするのみでなく、同じ発電元から供給される電力であっても、電力会社から供給される昼間電力と夜間電力のように、電力単価が異なっている場合には、それらは別種類の電力源とする。
請求項2は、前記充電予定期間が設定された後に出発予定時刻が変更された場合には、前記充電予定期間を再設定することを特徴とする。
このようにすれば、出発予定時刻が当初よりも遅い時刻に変更された場合、当初設定された出発予定時刻と変更後の出発予定時刻との間の期間にも安い電力単価の電力源を用いる充電予定期間が再設定されるので、充電コストをより低くすることができる。また、出発予定時刻が当初よりも早い時刻に変更された場合、充電する予定になっていなかった期間を充電予定期間として再設定して、出発時刻までの充電量を増やすことができる。
請求項3は、前記充電予定期間に従って前記バッテリへの充電を行なった場合に予測される前記バッテリの予測充電容量を算出し、その算出した予測充電容量をユーザに通知することを特徴とする。
このようにすれば、ユーザは、通知された予測充電容量が不十分である場合に、出発予定時刻を遅らせて充電容量を増やすことができるかどうかを検討することができる。
請求項4は、前記バッテリへの充電を行なっているときの所定の見直し時期に、前記充電予定期間を再設定することを特徴とする。
このようにすれば、たとえば、太陽光発電装置など、予定した電力が発電できない可能性がある電力源を用いた充電予定期間が設定されている場合であって、その充電予定期間における充電量が予定量よりも低かった場合であっても、充電予定期間が再設定されることにより、当初、充電を行なう予定になっていなかった期間が充電予定期間に追加されれば、出発予定時刻におけるバッテリの充電容量が不十分となってしまうことを抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態のプラグイン車両用充電システムの構成を示すブロック図である。このプラグイン車両用充電システムは、プラグイン車両(図示せず)に搭載されているバッテリBを充電するための装置であり、充電用コンセントCの付近に設置される電力ライン切替装置10と、プラグイン車両に搭載される車両側装置100とを備えている。
充電用コンセントCは、プラグイン車両の所有者の駐車場に配置される屋外コンセントなどである。電力ライン切替装置10は、この充電用コンセントCの付近(たとえば、その駐車場に隣接している家屋内)に配置される。その電力ライン切替装置10には、複数種類の電力ラインL1、L2・・・Lnが入力されている。この電力ラインLは、たとえば、電力ラインL1が、電力会社から供給される商用電力が流れる電力ラインであり、電力ラインL2が、家庭に設置される太陽光発電装置によって発電される電力が流れる電力ラインである。その他にも、バッテリBを充電可能な電力を供給できる電力源からの電力が可能な限り電力ラインLnによって電力ライン切替装置10に入力されるようになっている。なお、他の電力源としては、たとえば、ガスや燃料電池を用いた自家発電装置などが考えられる。また、本実施形態のプラグイン車両用充電システムを工場で用いる場合には、その工場の自家発電装置を電力源としてもよい。
電力ライン切替装置10は、入力される複数の電力ラインLnから一つを選択して充電用コンセントCに電気的に接続する装置であり、車両側装置100の演算制御装置120によって制御される。なお、その演算制御装置120から電力ライン切替装置10への信号の送信には充電ケーブル102を用いることができる。また、車両側装置に無線通信装置を備えるとともに、電力ライン切替装置10に有線接続される無線通信装置を備えて、それら一対の無線通信装置によって信号の送信を行ってもよい。
車両側装置100は、充電ケーブル102、充電回路104、充放電量積算装置106、スピーカ108、ディスプレイ110、データ更新装置112、電力源データ記憶装置114、出発時刻設定装置116、演算制御装置120を備えている。
充電ケーブル102は、その先端に設けられているプラグ103が充電用コンセントCに差し込まれることにより、電力ライン切替装置10と充電回路104とを電気的に接続する。なお、充電ケーブル102の充電回路104側にもプラグが設けられているようになっていてもよい。
充電回路104は、内部に変圧器などを備えており、充電ケーブル102を介して充電用コンセントCから供給される電力をバッテリBへの充電が可能な電力に変換して出力する。なお、この充電回路104内にはコンタクタが備えられており、このコンタクタが演算制御装置120によって制御されることにより、充電回路104からの電力の出力は演算制御装置120によって制御される。
充放電量積算装置106は、充電回路104とバッテリBとの間の電力経路およびバッテリBから車載機器への電力経路に電流センサおよび電圧センサを備えるとともに、それらのセンサに基づいて、バッテリBへ充電される電力量およびバッテリBから放電される電力量を積算する。
スピーカ108には、車室に設けられている通常のものを用いることができる。また、ディスプレイ110には、ナビゲーション装置のものを用いることができる。
データ更新装置112は、次に説明する電力源データ記憶装置114に記憶されている電力源データの更新情報を入力する装置である。このデータ更新装置112は、たとえば、ユーザが直接入力するための入力スイッチとその入力スイッチから入力された情報をもとに電力源データ記憶装置114に記憶されている電力源データの更新を行う制御装置とからなる。また、入力スイッチに代えて、または、入力スイッチに加えて、外部の情報センターと通信を行うことによって更新情報を取得する装置を備えていてもよい。
電力源データ記憶装置114は、たとえば、ハードディスクなど、書換可能な記憶装置であり、電力源データが記憶されている。この電力源データは、電力源毎に電力単価、電力を利用可能な期間、1時間あたりに可能な充電量を定めたデータである。
出発時刻設定装置116は、プラグイン車両に次に乗車して目的地へ出発する出発予定時刻を演算制御装置120へ入力する装置である。この出発時刻設定装置116としては、ディスプレイ110の周囲に設けられたメカニカルスイッチや、ディスプレイ110の表示面に設けられたタッチスイッチを用いることができる。また、携帯電話機などの携帯端末装置と通信可能に構成しておき、その携帯端末装置のスイッチを用いるようにしてもよい。
演算制御装置120は、図示しない内部にCPU、ROM、RAM等を備えており、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMに記憶されたプログラムをCPUが実行することにより、充電予定期間を演算し、また、演算した充電予定期間に従って充電制御処理を実行する。
充電制御処理では、電力ライン切替装置10を充電予定期間に従って切り替えつつ、充電予定期間の間は、充電回路104を制御してバッテリBの充電を行なわせる。なお、充電中は、充放電量制御装置106から、逐次、積算充電量を示す信号を取得し、その積算充電量に基づいてバッテリBの残存充電量を逐次算出する。そして、その残存充電量が目標残存充電量となった場合には、充電回路104へ指示信号を出力して、充電を終了させる。
次に、この演算制御装置120が行なう処理を詳しく説明する。図2、3は、演算制御装置120が行なう処理のうち、充電予定期間の演算処理を示すフローチャートである。この処理は、所定周期で繰り返し実行する。
まず、ステップS10では、出発時刻設定装置116から出発予定時刻の設定要求があったか否かを判断する。設定要求がなかったと判断した場合には、このステップS10を繰り返す。なお、一定期間継続してステップS10が否定判断となった場合には、処理を終了する。一方、設定要求があったと判断した場合には、出発予定時刻の入力を受け付け、その入力に基づいて出発予定時刻を設定する設定モードとした上で、ステップS12へ進む。
ステップS12では、出発時刻設定装置116からの出発予定時刻の入力が完了したか否かを判断する。この判断が否定判断である場合にはステップS14へ進み、肯定判断である場合にはステップS16へ進む。
ステップS14では、設定モードをキャンセルする操作が入力されたか否かを判断する。この判断が肯定判断である場合には、設定モードをキャンセルした上で、ステップS10へ戻る。一方、ステップS14が否定判断である場合にはステップS12へ戻り、設定モードを継続する。
ステップS16では、充電ケーブル102の先端に設けられているプラグ103が充電用コンセントCに接続されているか否かを判断する。この判断は、充電回路104を介して充電ケーブル102の電圧を判断することによって行なう。プラグ103が充電用コンセントCに接続されている場合には、充電ケーブル102の電圧が電力ラインLの電圧となる一方、プラグ103が充電用コンセントCに接続されていない場合には、充電ケーブル102の電圧が0Vとなるからである。
ステップS16が否定判断である場合には、ステップS18にて、プラグ103が接続されていないことを示すメッセージをディスプレイ110およびスピーカ108から出力させる。その後、ステップS16の判断を再度行なう。
ステップS16が肯定判断である場合にはステップS20へ進む。ステップS20では、必要充電量Qを算出する。具体的には、充放電量積算装置106からの信号に基づいてバッテリBの残存充電量を算出し、算出した残存充電量と予め設定されている目標残存充電量との差を必要充電量Qとする。
続くステップS22では、電力源データ記憶装置114に記憶されている電力源データを参照して深夜電力利用可能時間を算出する。この深夜電力利用可能時間は、現在時刻から出発予定時刻までの間に電力源として深夜電力が利用できる全時間である。仮に、出発予定時刻が数日後のある時刻である場合には、出発予定時刻までに深夜電力を利用できる期間が複数期間存在するが、この場合、複数の期間を合計した時間が深夜電力利用可能時間となる。
次のステップS24では、電力源データ記憶装置114に記憶されている電力源データを参照してソーラー電力利用可能時間を算出する。このソーラー電力利用可能時間は、現在時刻から出発予定時刻までの間に太陽光発電装置によって発電される電力を電力源として利用できる全時間である。なお、電力源データにおいて、太陽光発電装置によって発電される電力が利用可能な期間は、たとえば、単純に日照時間帯と同一とされるが、外部から天気情報が逐次取得可能な場合、日照時間帯であって且つ晴天の時間帯を、太陽光発電装置によって発電される電力が利用可能な期間としてもよい。
次のステップS26では、電力源データ記憶装置114に記憶されている電力源データを参照して自家発電電力利用可能時間を算出する。この自家発電電力利用可能時間は、現在時刻から出発予定時刻までの間に自家発電装置によって発電される電力を電力源として利用できる全時間である。なお、ここでの自家発電装置は太陽光発電装置を除く自家発電装置を意味する。
次のステップS28では、その他の電力、すなわち、深夜電力、ソーラー電力、自家発電電力以外であって、電力ライン切替装置10に電力ラインLが入力されている電力に対して、電力利用可能時間を電力源別に算出する。なお、該当する電力源からの電力を入力する電力ラインLが設けられていない場合には、ステップS24乃至ステップS28は、適宜、省略することになる。
ステップS30では、利用可能電力源(すなわち、ステップS22乃至S28にて算出した電力利用可能時間が0よりも大きい電力源)を対象として、その利用可能電力源の中での電力単価順位を、電力源データを参照して決定する。その後、図3のステップS32へ進む。
ステップS32では、ステップS30で決定した電力単価順位が最も上位の電力源(以下、最安電力源という)の最大充電可能時間T1を決定する。具体的には、前述のステップS22乃至S28で算出した電力利用可能時間のうち、最安電力源に対応する電力利用可能時間を最大充電可能時間T1とする。さらに、ステップS32では、電力源データを参照して最安電力源の1時間あたりの充電量C1(kW/h)を決定し、次の式1により、最安電力源で可能な最大充電量Q1を算出する。
(式1) Q1=T1×C1
ステップS34では、上記ステップS32で算出した最大充電量Q1が、ステップS20で算出した必要充電量Qよりも小さいか否かを判断する。この判断が否定判断であれば、最安電力源のみを用いてバッテリBを目標残存充電量まで充電できることになる。この場合にはステップS36へ進む。
ステップS36では、Q1÷C1の計算により必要充電時間を算出し、さらに、その必要充電時間の充電を行なうための具体的な充電期間(一組または複数組の充電開始時刻および充電終了時刻)を決定する。なお、このステップS36を実行する場合には、最安電力源を利用できる期間の全てを充電期間とする必要はないことから、最安電力源を利用できる期間のうちのどの期間を充電期間とするかが問題となるが、たとえば、できるだけ早い時期に充電を完了させるために、最安電力源を利用できる期間のうち現在時刻に近い期間から順に充電期間とする。このステップS36を実行後は、後述するステップS56へ進む。
前述のステップS34が肯定判断となった場合にはステップS38へ進む。ステップS38では、最安電力源を利用することができる全ての期間を、その最安電力源を用いた充電期間に決定する。このステップS38で決定した充電期間において実際に最安電力源を用いて充電を行なうと、充電量はステップS32で算出したQ1となる。
なお、本実施形態では、上記ステップS38または前述のステップS36のいずれか一方を実行することになるが、これによって、最安電力源を最大限利用して目標残存充電量まで充電を行なう充電期間が設定されることになる。
ステップS40では、ステップS30で決定した電力単価順位が最安電力源の次に上位の電力源(以下、第2安値電力源という)の最大充電可能時間T2を決定する。具体的には、現在時刻から出発予定時刻までの間で、第2安値電力源を利用できる期間を電力源データを参照して決定し、その決定した期間のうち、ステップS38にて最安電力源での充電期間に決定されていない期間を合計した時間を第2安値電力源の最大充電可能時間T2とする。さらに、ステップS40では、電力源データを参照して第2安値電力源の1時間あたりの充電量C2(kW/h)を決定し、次の式2により、第2安値電力源で可能な最大充電量Q2を算出する。
(式2) Q2=T2×C2
ステップS42では、ステップS38で決定した充電期間に最安電力源を用いて充電できる充電量(前述のとおりQ1となる)と、ステップS40で算出した最大充電量Q2との和が、ステッS20で算出した必要充電量Qよりも小さいか否かを判断する。この判断が否定判断であれば、最安電力源と第2安値電力源を用いてバッテリBを目標残存充電量まで充電できることになる。この場合にはステップS44へ進む。
ステップS44では、第2安値電力源で充電する必要がある必要充電時間を、(Q−Q1)÷C2の計算により算出する。さらに、その必要充電時間の充電を行なうための具体的な充電期間(一組または複数組の充電開始時刻および充電終了時刻)をステップS36と同様にして決定する。このステップS44を実行後は、後述するステップS56へ進む。
前述のステップS42が肯定判断となった場合にはステップS46へ進む。ステップS46では、ステップS40にて第2安値電力源を利用できると決定した全ての期間を、その第2安値電力源を用いた充電期間に決定する。
以下、ステップS30で電力単価順位を決定した電力源に対して、電力単価順位の順にステップS40乃至S46と同様の処理を実行することになる。すなわち、ステップS48では、第n安値電力源の最大充電可能時間Tnを決定する。具体的には、現在時刻から出発予定時刻までの間で、第n安値電力源を利用できる期間を電力源データを参照して決定し、その決定した期間のうち、第n安値電力源よりも電力単価順位が上位の電力源での充電期間に決定されていない期間を合計した時間を第n安値電力源の最大充電可能時間Tnとする。さらに、電力源データを参照して第n安値電力源の1時間あたりの充電量Cn(kW/h)を決定し、次の式3により、第n安値電力源で可能な最大充電量Qnを算出する。
(式3) Qn=Tn×Cn
そして、ステップS50では、それまでに算出した最大充電量Q1、Q2、・・・Qnの和が、ステッS20で算出した必要充電量Qよりも小さいか否かを判断する。この判断が否定判断であればステップS52へ進み、肯定判断であればステップS54へ進む。
ステップS52では、第n安値電力源で充電する必要がある必要充電時間、および、その必要充電時間の充電を行なうための具体的な充電期間をステップS44と同様にして算出・決定する。このステップS52を実行後は、後述するステップS56へ進む。
ステップS54では、ステップS48にて第n安値電力源を利用できると決定した全ての期間を、その第n安値電力源を用いた充電期間に決定する。その後、ステップS56へ進む。
ステップS56では、上記ステップS34乃至S54を実行することによって決定した各電力源での充電期間および最終充電量(出発予定時刻において予想される残存充電量)をディスプレイ110を通じてユーザに通知する。なお、最終充電量は、ステップS54を実行した場合には、Q1+Q2+・・・Qnとなり、それ以外は、目標残存充電量となる。
続くステップS58では、ユーザが入力した確認結果がOKであるか否かを判断する。この判断が否定判断である場合には、ユーザは、ディスプレイ110から通知された充電期間および最終充電量が不満であり、出発予定時刻の再設定を希望している可能性があるので、前述のステップS12へ戻る。これにより、ユーザは、出発予定時刻を入力し直すことができる。なお、最終充電量が目標残存充電量となっている場合には、ステップS58の判断を省略してもよい。
一方、ステップS58が肯定判断である場合には、ステップS60へ進み、前述の充電制御を開始して、この充電予定期間の演算処理を終了する。
以上、説明した本実施形態によれば、複数種類の電力源を電力単価の安い側から順に最大限利用してバッテリBへの充電を行なうことになるので、充電コストを低くすることができる。
また、本実施形態によれば、ステップS56にて最終充電量(出発予定時刻において予想される残存充電量)が通知されるようになっている。そのため、ユーザは、通知された最終充電量が不十分である場合に、出発予定時刻を遅らせて充電容量を増やすことができるかどうかを検討することができる。
なお、この図2乃至図3に示した充電予定期間の演算処理は、前述のように、所定周期で繰り返し実行するようになっている。従って、充電予定期間が決定された後にも(もちろん、充電中であっても)、ステップS10の判断を所定周期で繰り返すことになる。そのため、出発予定時刻が当初よりも遅い時刻に変更された場合、当初設定された出発予定時刻と変更後の出発予定時刻との間の期間にも安い電力単価の電力源を用いる充電予定期間が再設定されるので、充電コストをより低くすることができる。また、出発予定時刻が当初よりも早い時刻に変更された場合、充電する予定になっていなかった期間を充電予定期間として再設定して、出発時刻までの充電量を増やすことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、充電予定期間を決定した後であっても、ユーザから出発予定時刻の設定要求があった場合には、充電予定期間が再設定されるようになっていたが、さらに、充電中に、所定の見直し時期(たとえば、定期的、あるいは、一つの電力源による充電期間が終了したとき)に、自動的に充電予定期間を再設定するようにしてもよい。このようにすれば、たとえば、太陽光発電装置など、予定した電力が発電できない可能性がある電力源を用いた充電予定期間が設定されている場合であって、その充電予定期間における充電量が予定量よりも低かった場合であっても、充電予定期間が再設定されることにより、当初、充電を行なう予定になっていなかった期間が充電予定期間に追加されれば、出発予定時刻におけるバッテリの充電容量が不十分となってしまうことを抑制できる。
また、前述の実施形態では、現在時刻から充電を開始することとしていたが、充電開始時刻を設定できるようにしてもよい。
本発明の実施形態のプラグイン車両用充電システムの構成を示すブロック図である。 図1の演算制御装置120が行なう処理のうち、充電予定期間の演算処理を示すフローチャートである。 図1の演算制御装置120が行なう処理のうち、充電予定期間の演算処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10:電力ライン切替装置、 100:車両側装置、 102:充電ケーブル、 103:プラグ、 104:充電回路、 106:充放電量積算装置、 108:スピーカ、 110:ディスプレイ、 112:データ更新装置、 114:電力源データ記憶装置、 116:出発時刻設定装置、 120:演算制御装置、 B:バッテリ、 C:充電用コンセント

Claims (4)

  1. 車両外部から供給される電力によってバッテリの充電が可能なプラグイン車両における前記バッテリへの充電を行なうプラグイン車両用充電システムであって、
    電力単価が互いに異なる複数種類の電力源によって前記バッテリの充電が可能となっており、
    前記複数種類の電力源のうち電力単価が安い電力源から順に、充電開始時刻から出発予定時刻までの期間を全て利用して、その電力源によって最も多く充電できるようにその電力源に対する一つまたは複数の充電予定期間を設定し、設定した充電予定期間に従って前記バッテリへの充電を行なうことを特徴とするプラグイン車両用充電システム。
  2. 前記充電予定期間が設定された後に出発予定時刻が変更された場合には、前記充電予定期間を再設定することを特徴とする請求項1に記載のプラグイン車両用充電システム。
  3. 前記充電予定期間に従って前記バッテリへの充電を行なった場合に予測される前記バッテリの予測充電容量を算出し、その算出した予測充電容量をユーザに通知することを特徴とする請求項1または2に記載のプラグイン車両用充電システム。
  4. 前記バッテリへの充電を行なっているときの所定の見直し時期に、前記充電予定期間を再設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプラグイン車両用充電システム。
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