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JP2009039751A - 金網およびその製造方法 - Google Patents

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JP2009039751A JP2007207496A JP2007207496A JP2009039751A JP 2009039751 A JP2009039751 A JP 2009039751A JP 2007207496 A JP2007207496 A JP 2007207496A JP 2007207496 A JP2007207496 A JP 2007207496A JP 2009039751 A JP2009039751 A JP 2009039751A
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亮三 林
Masaharu Takahashi
政春 高橋
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Abstract

【課題】第1に、経線の外れ,抜け,抜線,脱落,抜け落ち,ほつれ等が、確実に防止され、もって品質面に優れると共に、第2に、緯線の端が指先や手を傷つける危険が回避され、もって安全面にも優れた、金網およびその製造方法を提案する。
【解決手段】この金網11は、無杼織機で製網され、経線4と緯線5とが縦横に織られてなり、緯線5は、少なくとも端6が、塗布された樹脂Aにて被覆処理されている。例えば緯線5は、端部を内側に折り曲げるタックイン加工が施されており、タックイン9の端6を含む網目7又は8のエリアが、樹脂Aの塗膜にて被覆されている。そして、このような金網11は、無杼織機を使用して製網する際に、緯線5の少なくとも端6について樹脂Aが塗布されると共に、塗布された樹脂Aを乾燥硬化しつつ巻き取られて、製造される。樹脂Aとしては、例えば塗料,接着剤,シリコーン,ニカワ等が使用される。
【選択図】図2

Description

本発明は、金網およびその製造方法に関する。すなわち、金属線材が縦横に織られてなる金網、および、その製造方法に関するものである。
《技術的背景》
図6は、一般的な金網の説明に供し、正面の要部拡大図であり、(1)図は、有杼織機で製網されたものを示し、(2)図は、無杼織機で製網されたものを示す。
金網は、有杼織機又は無杼織機を用いて製網されることが、知られている。そして、有杼織機で製網された金網1は、図6の(1)図に示したように、織り耳2を備えている。これに対し、無杼織機で製網された金網3は、図6の(2)図に示したように、織り耳2が存しない。
すなわち有杼織機では、開口させた経線(縦線材)4の間に、杼(シャトル)を順次左右に飛ばして、緯線(横線材)5を挿入して行くと共に、両端部で折り返して行く。このようにして、緯線5が連続して製網された金網1は、両端部の各折り返し箇所の緯線5にて、それぞれ、織り耳2が湾曲したループ状に形成されている。これに対し、無杼織機では、緯線5を折り返さないので、製網された金網3に織り耳2は形成されない。
有杼織機で製網された金網1は、両端部に上述したように織り耳2が存在している。そこで第1に、両端部の最外側列,第1列目から、経線4が抜け落ちて行くようなことがなく、第2に、両端部の緯線5が危険となることもない。
これに対し、無杼織機で製網された金網3は、両端部に織り耳2が存しない。そこで第1に、経線4が、両端部の最外側列,第1列目から、抜け落ちて行くことが多々あった。すなわち、図面上では左右両端部の最外側列,第1列目の1本、更にはこれと隣接する複数本の経線4が、外へと外れ,抜け,抜線,脱落,ほつれて行き、品質上問題となっていた。
又第2に、両端部の緯線5が、危険となることが多々あった。すなわち、図面上では左右両端部において、各緯線5の左右の端6が、それぞれ隣接する緯線5から外側に飛び出している。各緯線5の端6、つまり切断された各突先が鋸のように並んでおり、金網3を対象とした作業や使用に際し、人体特に指先や手等を傷つける危険が指摘され、安全上問題となっていた。
《従来技術》
図5は、この種従来例の金網の説明に供し、正面の要部拡大図であり、(1)図は、1例を示し、(2)図は、他の例を示す。
このような状況に鑑み、無杼織機で製網される金網3については、従来、図5の(1)図に示したように、緯線5にタックイン加工を施したり、図5の(2)図に示したように、経線4を複数本構成とすることも行われており、もって、抜け落ち防止や危険回避が図られていた。
タックイン加工については、次のとおり。タックイン加工では、各緯線5の飛び出した左右の端6を含む左右端部を、隣接する経線4を折り返し箇所として、内側に織りつつ折り曲げて行き、図中左側に示したように、左右端部の第1列目の網目7まで、更には図中右側に示したように、その次の内側第2列目の網目8まで、その先端6が折り返され、もってタックイン9が形成されていた。
更に、図示例によらず、その内側第3列目の網目10,・・・まで、折り返されることもあった。一般的には、経線4や緯線5の線径に比し、網目7,8,10・・・が大きくなればなるほど、折り返し部であるタックイン9を長くして、より多くの網目7,8,10・・・まで折り返すことにより、経線4の保持力向上が図られていた。
複数本構成については、次のとおり。左右両端部の最外側列,第1列目の経線4を、細い2本以上の複数本構成(図示例では3本構成)とすることも、行われていた。更に図示例によらず、更に内側第2列目,第3列目の経線4についても、同様に複数本構成とすることも、行われていた。勿論、このように複数本を集合させた構成の経線4についても、その線径は、他の経線4の線径と共通に設定されている。
《第1の問題点》
第1に、依然として抜け落ち発生が、指摘されていた。すなわち、無杼織機で製網された金網3については、依然として、経線4の抜け落ち発生が問題となっていた。
まず、図5の(1)図のようにタックイン加工を施しても、経線4の保持力が十分ではなく、経線4の抜け落ち発生が指摘されていた。更にタックイン加工では、タックイン9(つまり緯線5の折り返し)が挿入,形成される網目7,8,・・・の寸法、つまり網目7,8,・・・の上下空間寸法が、緯線5の線径以上であることを要するので、タックイン加工不可能な開口率の小さい金網3も多かった。
他方、図5の(2)図のように、端部の経線4を複数本構成としても、保持力がまだ不十分であり、抜け落ちを防止できないことがあった。特に、経線4や緯線5の線径に対して網目7,8,・・・が大きい場合、つまり開口率の大きい金網3の場合は、抜け落ちが多発していた。
このように、従来のタックイン加工や複数本構成では、ある程度の効果はあるにしても、まだ不十分であり、確実に抜け落ちを防止できないとの指摘があった。
《第2の問題点》
第2に、依然として危険が指摘されていた。すなわち、無杼織機で製網された金網3については、依然として、両端部の緯線5が危険であり問題となっていた。
まず、図5の(1)図のようにタックイン加工を施しても、折り曲げられ,折り返された各タックイン9において、それぞれ緯線5の先端6が露出しており、製造時に切断された突先が、手等を傷つける虞があった。
他方、図5の(2)図のように、端部の経線4を複数本構成としてみても、各緯線5の端6が、経線4から外側に突先していることに変わりはなく、危険が回避される訳ではなかった。
このように、この種従来例のタックイン加工や複数本構成によっては、危険回避は達成されていなかった。
《本発明について》
本発明の金網およびその製造方法は、このような実情に鑑み、上記従来例の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、無杼織機で製網される金網について、第1に、経線の抜け落ちが、確実に防止されると共に、第2に、緯線の危険も回避されるようになる、金網およびその製造方法を提案することを、目的とする。
《請求項について》
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、次のとおりである。まず、請求項1については次のとおり。
請求項1の金網は、無杼織機で製網された金網であって、経線と緯線とが縦横に織られてなり、該緯線は、少なくともその端が、塗布された樹脂にて被覆されていること、を特徴とする。
請求項2については、次のとおり。請求項2の金網では、請求項1において、該緯線は、端部を内側に折り曲げるタックイン加工が施されており、形成されたタックインは、少なくともその先端が該樹脂にて被覆されていること、を特徴とする。
請求項3については、次のとおり。請求項3の金網では、請求項2において、更に、該タックインの端を含む網目のエリアが、該樹脂の塗膜にて被覆されていること、を特徴とする。
請求項4については、次のとおり。請求項4の金網では、請求項1において、更に、該緯線の端から、該緯線の端と隣接する該経線までのエリアが、該樹脂の塗膜にて被覆されていること、を特徴とする。
請求項5については、次のとおり。請求項5の金網では、請求項4において、更に、該経線に隣接する網目までのエリアが、該樹脂の塗膜にて被覆されていること、を特徴とする。
請求項6については、次のとおり。請求項6の金網では、請求項1,4又は5において、緯線の端に隣接する該経線は、細い複数本構成よりなること、を特徴とする。
請求項7については、次のとおり。請求項7の金網では、請求項4又は5において、該緯線の端は、該樹脂の塗膜にて被覆されることなく、外部露出していること、を特徴とする。
請求項8については、次のとおり。請求項8の金網では、請求項1において、該樹脂としては、塗料,接着剤,シリコーン,ニカワ,又はその他の材料が使用されること、を特徴とする。
請求項9については、次のとおり。請求項9の金網の製造方法は、経線と緯線とが縦横に織られた金網の製造方法において、無杼織機を使用して製網する際に、該緯線の少なくとも端に樹脂が塗布される。これと共に、塗布された該樹脂を乾燥硬化しつつ巻き取られ、もって金網が製造されること、を特徴とする。
請求項10については、次のとおり。請求項10の金網の製造方法では、請求項9において、該樹脂の塗布には、ディスペンサー,スプレーガン,塗布バルブやノズル,又は浸漬方式が用いられること、を特徴とする。
《作用等について》
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)この金網は、無杼織機での製網に際し、緯線の端その他の所定エリアに、樹脂を塗布して行く。
(2)そして、塗布された樹脂を乾燥硬化させつつ巻き取られた金網は、緯線の端その他の所定エリアが、樹脂にて被覆されている。
(3)すなわち、製造された金網は、少なくとも緯線の端が、樹脂にて被覆されている。これと共に、緯線のタックインや最外側列等の経線の複数本構成との併用も、考えられる。
(4)これらに加え、樹脂の被覆を、塗膜として広くエリア形成するケースが、代表的である。すなわち、タックインの先端を含む網目や、緯線の端と隣接する端部つまり最外側列の経線まで、更には、その経線に隣接する網目まで、塗膜をエリア形成するケースが代表的である。
(5)さてそこで、本発明の金網にあっては、第1に、緯線の端が樹脂にて被覆されているので、経線が、両端部,最外側列から抜け落ちることは防止される。
(6)この抜け落ち防止は、緯線のタックインや、経線の複数本構成と併用すると、効果的である。そして更に、樹脂の所定エリアへの塗膜形成により、該経線の保持力が強力となり、抜け落ち防止が一段と確実化される。
(7)第2に、この金網では、緯線の端が樹脂にて被覆されており、更に隣接するエリア等まで樹脂を塗膜形成することも、代表的である。このように、緯線の切断された端が樹脂で覆われているので、危険が回避され安全性が向上する。
(8)さてそこで、本発明の金網およびその製造方法は、次の効果を発揮する。
《第1の効果》
第1に、経線の抜け落ちが、確実に防止される。すなわち、本発明の金網およびその製造方法では、少なくとも緯線の端が塗布樹脂にて被覆されており、端部の経線の抜け落ちが阻止される。
そして更に、緯線のタックイン加工を併用した場合や、経線の複数本構成を併用した場合、更には、タックインの端を含むエリアや、緯線の端と隣接する経線までのエリアや、その経線に隣接する網目までのエリア等まで、樹脂塗膜で被覆した場合には、端部の最外側列の経線の保持力が一段と向上し、経線の抜け落ちが確実に防止されるようになる。
このように、無杼織機で製網された金網について、この種従来例や一般例に比し、品質が大きく向上するようになる。
《第2の効果》
第2に、緯線の危険も回避される。すなわち、本発明の金網およびその製造方法では、各緯線の端が、塗布樹脂にて被覆されており、更に、各緯線の端を含みつつ隣接するエリア等まで、塗布樹脂の塗膜で被覆処理されることが、代表的である。
このように、緯線の端が外部露出することなく樹脂で覆われているので、金網の製造,保管,作業,使用等に際し、人体特に指先や手等を傷つける危険は、確実に回避される。もって、無杼織機で製網された金網について、この種従来例や一般例に比し、安全性が向上する。
このように、この種従来例に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
《図面について》
以下、本発明の金網およびその製造方法を、図面に示した発明を実施するための最良の形態に基づいて、詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明を実施するための最良の形態の説明に供し、金網正面の要部拡大図である。そして図1は、第1例を示す。図2の(1)図は、第2例を示し、(2)図は、第3例を示す。図3の(1)図は、第4例を示し、(2)図は、第5例を示す。図4の(1)図は、第6例を示し、(2)図は、第7例を示す。
図7は、金網の全体正面図である。
《本発明の金網11の概要について》
まず図1を参照して、本発明の金網11の概要を、説明する。この金網11は、無杼織機で製網されてなり、経線4と緯線5とが縦横に織られた集合体よりなり、その緯線5は、少なくともその端6が、塗布された樹脂Aにて被覆処理されている。
これらについて、更に詳述する。まず、この金網11は、無杼織機で製網される。すなわち前述したように、図6の(1)図に示した有杼織機で製網された金網1とは異なり、織り耳2が存せず、無杼織機で製網されたものよりなる。
無杼織機としては、クリッパー織機,レピア織機,ウォータージェット織機,エアージェット織機、等々が知られている。
いずれにしても、無杼織機で製網された金網11は、経線(長手方向の縦線材)4と、緯線(左右横幅方向の横線材)5とが、縦横にそれぞれ所定ピッチで織られているが、その緯線5は、折り返されることなく両端部で切断されている(図6の(2)図も参照)。
金網11の経線4や緯線5の素材としては、クロム系合金やニッケル系合金を含むステンレス製のものが代表的であるが、アルミ,その他の金属製のものもある。通常、経線4と緯線5は、同材質,同線径よりなる。
金網11の織り方としては、平織や綾織が代表的であるが、畳織,その他の織り方も勿論可能である。
そして金網11は、その縦横にクロスする多数の経線4と緯線5とで囲まれた、通常は正方形の小孔空間である網目7,8,10,・・・が、多数形成されている。そして、その多孔性に基づき、通気性,通風性,通水性等を備えており、各種用途に使用される。
図7に示したように、その標準規格品では、幅方向の全幅Bの有効幅は91cm又は1mで、長手方向の全長Cは30mである。ヤード・ポンド地域では、幅方向の全幅Bの有効幅は3feet又は4feetで、長手方向の全長Cは100feetである。
そして、18×18メッシュの金網11、即ち経線4にて構成される網目7,8,10,・・・の数が1inch当たり18個あると共に、緯線5にて構成される網目7,8,10,・・・の数が18個ある金網11において、その経線4や緯線5の線径は、例えば0.35〜0.45mm程度であるが、防虫用の場合は通気性が重視され、例えば0.18〜0.23mm程度の細い線を使用し開口面積を大きくしたものが使用される。
さて、この金網11は、このような構成よりなると共に、その各緯線5の少なくともその両端6について、樹脂Aが塗布されており、もって両端6が、塗布,乾燥,硬化された樹脂Aにて、被覆処理されている。
図1に示した例では、各緯線5の左右両端6が、それぞれ、塗布,乾燥,硬化された樹脂Aで、被覆処理されている。このような樹脂Aとしては、塗料,接着剤,ボンド,シリコーン,ニカワ,等々として用いられているエポキシ樹脂,その他熱可塑性や熱硬化性のプラスチック材料から、1種類が選択使用される。
本発明の金網11は、概略このようになっている。
《図2の例について》
次に、図2,図3,図4を参照して、本発明の金網11の各例について、説明する。まず、図2の(1)図の例については、次のとおり。
この金網11の緯線5は、端部を内側に折り曲げるタックイン加工が施されており、形成されたタックイン9の少なくとも先端6が、樹脂Aにて被覆処理されている。すなわち、この金網11の各緯線5は、その左右両端部が、それぞれ端6から内側に折り返されており、折り曲げられた端6つまり、左右に形成された各タックイン9の先端6が、塗布された樹脂Aにて被覆されている。
ところで図示例では、左側端部のタックイン9の先端6は、左端部の第1列目の網目7に位置しており、右側端部のタックイン9の先端6は、右端部の第1列目の次の第2列目の網目8に位置しているが、勿論このような図示例によらず、左右端部共に同じ網目7,8又は10に位置するのが通常例である。(なお、タックイン加工と形成されたタックイン9については、前に詳しく述べた所を参照。)
図2の(2)図の例については、次の通り。この金網11の端部の経線4は、細い複数本構成よりなると共に、勿論、他の経線4に見合った線径よりなる。そしてこれと共に、このような金網11の各緯線5の端6が、それぞれ塗布された樹脂Aにて被覆処理されている。
すなわち、この金網11の左右両端部の最外側列,第1列目の経線4は、それぞれ複数本構成よりなる。そして、このような経線4の左右外側に位置する各緯線5の端6が、それぞれ樹脂Aにて被覆処理されている。(なお、経線4の複数本構成については、前に詳述した所を参照。)
図2の例は、このようになっている。
《図3の例について》
次に、図3の(1)図の例については、次のとおり。この金網11では、タックイン9の先端6を含む網目7,8又は10のエリアが、樹脂Aの塗膜にて被覆処理されている。
すなわち、前述した図2の(1)図の例では、各緯線5の端6つまりタックイン9の先端6のみが、樹脂Aにて被覆処理されていたが、この図3の(1)図の例では、更に、タックイン9の先端6を含む更に広いエリアが、樹脂Aにて被覆処理されている。
図示左側では、左側端部のタックイン9の先端6が位置する、左端部の第1列目の網目7エリアが、周囲の経線4や緯線5をも含みつつ、全体的に被覆処理されている。又、図示右側では、右側端部のタックイン9の先端6が位置する、右端部の第1例目の次の第2例目の網目8エリアが、周囲の経線4や緯線5をも含みつつ、全体的に被覆処理されている。
勿論このような図示例によらず、左右共に同じ網目7,8又は10に、タックイン9の先端6が位置すると共に、左右共に同じ網目7,8又は10エリアが被覆処理されるのが、通常例である。
図3の(2)図の例については、次のとおり。この金網11では、緯線5の端6からこの緯線5の端6と隣接する端部の経線4までのエリアが、樹脂Aの塗膜にて被覆処理されている。そして更に、この端部の経線4に隣接する網目7までのエリアも、樹脂Aの塗膜にて被覆処理することも考えられる。
すなわち、前述した図1や図2の(2)図の例では、各緯線5の端6のみが、樹脂Aにて被覆処理されていたが、この図3の(2)図の例では、各緯線5の端6のみならず、これを含む更に広いエリアが、樹脂Aにて被覆処理されている。
そして図示左側では、各緯線5の左側端部の端6と隣接する端部の経線4、つまり最左外側列,第1列目の経線4を含むエリアまでが、被覆処理されている。又、図示右側では、各緯線5の右側端部の端6と隣接する右端部は、最右外側列,第1列目の経線4のみならず、右端部の第1例目の網目7(つまり、最右第1列目の次の第2列目の経線4)までが、被覆処理されている。
勿論、このような図示例によらず、左右共に同じエリア迄被覆処理されるのが、通常例である。つまり、各緯線5の端6に隣接する経線4のエリアまでか、又は隣接する網目7のエリアまでか、左右共通のエリアで被覆処理されるのが、通常である。
図3の例は、このようになっている。
《図4の例について》
次に、図4の(1)図の例については、次のとおり。この例の金網11では、図3の(2)図の例とは異なり、左右の最外側列,第1列目の経線4が、複数本構成ではなく、他の経線4と同様の1本構成よりなっている。本発明の金網11としては、勿論このような構成のものも可能である。
なお、この図4の(1)図の例について、その他の構成等は、図3の(2)図について前述した所に準じる。
図4の(2)図の例については、次のとおり。この金網11では、緯線5の端6は、樹脂Aの塗膜にて被覆処理されることなく、樹脂Aが塗布されずに外部露出している。
すなわち、この例の金網11では、図3の(2)図の例とは異なり、各緯線5の端6は、樹脂Aにて完全に被覆処理されることなく、若干外部露出している。そして樹脂Aの塗膜は、図示左側の左側端部では、最左外側列,第1列目の経線4を中心に形成され、図示右側の右側端部では、最右外側列,第1列目の経線4と、隣接する網目7や第2列目の経線4とを、中心にして形成されている。
なお、この図4の(2)図の例について、その他の構成等は、図3の(2)図について前述した所に準じる。
本発明の金網11は、このような構成への展開例も可能である。つまり、各緯線5の端6は、隣接する経線4から大きく突出することなく僅かに露出している程度なので、危険がかなり減少すると共に、隣接する経線4の抜け落ちは確実に防止される。
図4の例は、このようになっている。
《本発明の製造方法について》
次に、本発明の金網11の製造方法について、説明する。この製造方法は、経線4と緯線5とが縦横に織られた集合体よりなる金網11の製造方法において、まず、無杼織機を使用して製網する際に、緯線5の少なくとも端6に、樹脂Aが塗布される。これと共に、塗布された樹脂Aを乾燥硬化しつつ巻き取られ、もって金網11が製造されること、を特徴とする。
以上説明した各例の金網11は、このように製造される。すなわち、まず無杼織機を使用して、経線4と緯線5とを織りながら、緯線5の端6や所定のその他のエリア等について、樹脂Aを塗布して行く。それから、塗布された樹脂Aを乾燥硬化させつつ、順次巻き取って行くことにより、本発明の金網11が製造される。
この製造方法では、このように、金網の製造と、樹脂Aの塗布,被覆処理とが、同時進行して行くので、製造中の経線4の抜け落ちや、製造直後の保管中の経線4の抜け落ちも防止される。
この製造方法において、樹脂Aの塗布には、ディスペンサー,スプレーガン,塗布バルブやノズル,又は、浸漬方式が用いられる。すなわち、上述した製網中における樹脂Aの塗布作業は、織機である無杼織機について、横幅方向の左右両側部に塗布機の塗布口を位置させ、もって樹脂Aを供給して実施されるが、樹脂Aを収納した容器への部分浸漬方式も考えられる。
本発明の製造方法は、このようになっている。
《作用等》
本発明の金網11およびその製造方法は、以上説明したように構成されている。そこで、以下のようになる。
(1)本発明の金網11は、経線4と緯線5とを無杼織機に供給しつつ、製網する際に、緯線5の端6その他の所定エリアに、樹脂Aを塗布して行く。
(2)そして、塗布された樹脂Aを乾燥硬化させつつ巻き取られた金網11は、緯線5の端6その他の所定エリアが、樹脂Aにて被覆処理されている。
(3)すなわち、製造された金網11は、少なくとも各緯線5の端6が、塗布樹脂Aにて被覆処理されている(図1を参照)。
そして更に、緯線5のタックイン加工によるタックイン9(図2の(1)図,図3の(1)図を参照)、および、両端部の最外側列等の経線4の複数本構成(図2の(2)図,図3の(2)図,図4の(1)図等を参照)、等との併用が、代表的に考えられる。
(4)更に、これらの場合において、塗布樹脂Aの被覆処理を、これらに加え更に広く塗膜としてエリア形成するケースも、代表的である。
すなわち、タックイン9の先端6を含む網目7,8又は10のエリアや(図3の(1)図を参照)、緯線5の端6と隣接する端部,最外側列の経線4までのエリアや(図3の(2)図の左側や、図4の(1)図の左側を参照)、更には、その経線4に隣接する端部,第1列目の網目7までのエリア(図3の(2)図の右側や、図4の(1)図の右側を参照)まで、樹脂Aで塗膜状に被覆処理するケースも、代表的である。
(5)さてそこで、このような本発明の金網11にあっては、次の第1,第2のようになる。
まず第1に、この金網11では、少なくとも各緯線5の端6が、すべて塗布樹脂Aにて被覆処理されており、このような硬化樹脂Aのかたまりの存在により、両端部,最外側列,第1列目の経線4から、経線4が順次外に外れ,抜け,抜線,脱落,ほつれて行くことが、防止されるようになる。
例えば、防虫用として使用される金網11は、前述したように細い線を使用し開口面積を大きくしたものが使用されるので、経線4の外れ,ほつれ等が顕著化し易い傾向にあるが、これらは確実に防止される。
(6)そして、この金網11において、このような経線4の抜け落ち防止は、緯線5のタックイン9や緯線5の複数本構成と併用すると、効果的となる。
そして更に、樹脂Aを所定エリアへ塗膜として被覆処理することにより、緯線5の端6と共に隣接する経線4が固定されるので、該経線4の保持力が極めて強力となる。もって、この金網11における経線4の抜け落ち防止は、一段と確実化される。
(7)第2に、この金網11では、上述したように各緯線5の端6が、塗布樹脂Aにてすべて被覆処理されている。タックイン9の場合は、その先端6が被覆処理されている。
そして更に、このような各緯線5の端6を含みつつ、上述したように隣接するエリア等まで、塗布樹脂Aの塗膜で被覆処理することも、代表的である。
このように、この金網11では、各緯線5の製造時に切断された切りっ放し突先である端6が、外部に直接露出することなく、すべて樹脂Aで覆われている。
そこで、この金網11は、その製造,保管,作業,使用等に際して、危険が回避され安全性が向上する。特に、塗膜被覆した場合、安全性向上が顕著である。
本発明に係る金網およびその製造方法について、発明を実施するための最良の形態の説明に供し、金網正面の要部拡大図であり、第1例を示す。 同発明を実施するための最良の形態の説明に供し、金網正面の要部拡大図であり、(1)図は、第2例を示し、(2)図は、第3例を示す。 同発明を実施するための最良の形態の説明に供し、金網正面の要部拡大図であり、(1)図は、第4例を示し、(2)図は、第5例を示す。 同発明を実施するための最良の形態の説明に供し、金網正面の要部拡大図であり、(1)図は、第6例を示し、(2)図は、第7例を示す。 従来例の金網の説明に供し、金網正面の要部拡大図であり、(1)図は、その1例を示し、(2)図は、他の例を示す。 一般的な金網の説明に供し、金網正面の要部拡大図であり、(1)図は、有杼織機で製網されたものを示し、(2)図は、無杼織機で製網されたものを示す。 金網の全体正面図である。
符号の説明
1 金網(一般例)
2 織り耳
3 金網(一般例,従来例)
4 経線
5 緯線
6 端(先端)
7 網目
8 網目
9 タックイン
10 網目
11 金網(本発明)
A 樹脂
B 全幅
C 全長

Claims (10)

  1. 無杼織機で製網された金網であって、経線と緯線とが縦横に織られてなり、該緯線は、少なくともその端が、塗布された樹脂にて被覆されていること、を特徴とする金網。
  2. 請求項1に記載した金網において、該緯線は、端部を内側に折り曲げるタックイン加工が施されており、形成されたタックインは、少なくともその端が該樹脂にて被覆されていること、を特徴とする金網。
  3. 請求項2に記載した金網において、更に、該タックインの端を含む網目のエリアが、該樹脂の塗膜にて被覆されていること、を特徴とする金網。
  4. 請求項1に記載した金網において、更に、該緯線の端から、該緯線の端と隣接する該経線までのエリアが、該樹脂の塗膜にて被覆されていること、を特徴とする金網。
  5. 請求項4に記載した金網において、更に、該経線に隣接する網目までのエリアが、該樹脂の塗膜にて被覆されていること、を特徴とする金網。
  6. 請求項1,4又は5に記載した金網において、該緯線の端に隣接する該経線は、細い複数本構成よりなること、を特徴とする金網。
  7. 請求項4又は5に記載した金網において、該緯線の端は、該樹脂の塗膜にて被覆されることなく外部露出していること、を特徴とする金網。
  8. 請求項1に記載した金網において、該樹脂としては、塗料,接着剤,シリコーン,ニカワ,又はその他の材料が使用されること、を特徴とする金網。
  9. 経線と緯線とが縦横に織られた金網の製造方法において、無杼織機を使用して製網する際に、該緯線の少なくとも端に樹脂が塗布されると共に、塗布された該樹脂を乾燥硬化しつつ巻き取られ、もって金網が製造されること、を特徴とする金網の製造方法。
  10. 請求項9に記載した金網の製造方法において、該樹脂の塗布には、ディスペンサー,スプレーガン,塗布バルブやノズル,又は浸漬方式が用いられること、を特徴とする金網の製造方法。
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