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JP2009038648A - 光ピックアップ用受光アンプ回路、及びそれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ用受光アンプ回路、及びそれを用いた光ピックアップ装置 Download PDF

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JP2009038648A JP2007202031A JP2007202031A JP2009038648A JP 2009038648 A JP2009038648 A JP 2009038648A JP 2007202031 A JP2007202031 A JP 2007202031A JP 2007202031 A JP2007202031 A JP 2007202031A JP 2009038648 A JP2009038648 A JP 2009038648A
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Abstract

【課題】光ピックアップ用受光アンプ回路の消費電力を最小限に抑えて適切に動作させる。
【解決手段】光ピックアップ用受光アンプ回路1は、受光信号を電気信号に変換する受光素子2と、変換された電気信号を増幅するアンプ回路3と、アンプ回路3にて増幅された電気信号を出力するための出力回路5と、アンプ回路3の出力信号を上記アンプ回路の入力に帰還する帰還回路4と、可変バイアス回路7とを備える。可変バイアス回路7は、基準バイアス電流を生成し、内部に有するカレントミラー回路により、上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を出力回路5へ伝達する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流をアンプ回路3へ伝達する。可変バイアス回路7は、抵抗とスイッチとから構成されるスイッチ回路を有し、上記基準バイアス電流を上記スイッチ回路のオンまたはオフにより増減する。
【選択図】図1

Description

本発明は,光ディスクメディアにおける再生及び/または記録可能な装置に用いられる光信号を検出する受光アンプ回路に関するものである。
近年、光ディスクメディア(以下では単にメディアとする)は、記録容量を増大するという目的のために、CD、DVD、BD等の複数のフォーマットが開発されている。これに伴い、光ディスクドライブは、異なるフォーマットのメディアに対応することが求められている。
光ディスクドライブは、光ピックアップ装置を搭載しており、光ピックアップ装置はレーザーダイオード及び受光アンプICを備えている。レーザーダイオードから出力されるレーザー光は、コリメータレンズ、ビームスプリッタ及び対物レンズを介して光ディスクに照射される。光ディスクからの反射光は、対物レンズ、ビームスプリッタ及びスポットレンズを介して受光アンプICに照射される。
レーザーダイオードから出力されるレーザー光の波長の例を挙げると、CDのデータ読み取りに用いる赤外線レーザー光の波長は780nm、DVDのデータ読み取りに用いる赤外線レーザー光の波長は650nm、及びBDのデータ読み取りに用いる青色レーザー光の波長は405nmである。
光ピックアップ装置における受光アンプICは、受光アンプ回路を備え、入射された光信号から、情報信号を再生するとともに、トラッキングやフォーカシングサーボ用の信号を作成し、図示しない信号処理回路や制御回路等の後段回路へ出力する。
パソコンの周辺機器として主に使用される記録可能なCDまたはDVDドライブにおいては、記録時には再生時に比べてより大きなレーザーパワー及びより大光量のレーザー光がLDから出力され、ディスクに照射されるため、ディスクからの反射光が入力される受光アンプ回路においても大きな光入力となる。記録時と再生時の光入力レベルの差に対応するため、受光アンプ回路には、記録/再生それぞれに対応したゲインを切り替える方式が採用されている。光ピックアップ装置によるメディアへの記録時は、メディアに大光量のレーザー光を照射することでメディアの組成を変化させ反射率を変化させる。記録時は、大光量のレーザー光を制御すること、及び小振幅の再生信号を読み取ることの両方を同時に行う必要があるため、受光アンプ回路は、大光量のレーザー光により生じる大振幅のパルス信号を素早く収束させること、即ちセトリング時間を短くすることが要求される。
図9は、従来の光ピックアップ用受光アンプ回路101のブロック図を示している。光ピックアップ用受光アンプ回路101は、受光素子であるフォトダイオード(PD)102、アンプ回路103、帰還回路104、出力回路105、出力端子106及びバイアス回路107から構成される。
アンプ回路103は、フォトダイオード102からの電流信号を電圧信号に変換する。帰還回路104は、帰還抵抗で構成され、アンプ回路3の出力信号をアンプ回路3の入力に帰還するアンプ回路103の出力信号を入力に帰還する。出力回路105は、アンプ回路103の出力信号を、出力端子106を介して外部に出力する。
バイアス回路107は、アンプ回路103や出力回路105が内部に有する図示しないトランジスタが正しい動作点で使用され、アンプ回路103や出力回路105が正常に動作するために必要なバイアス電流を、アンプ回路103や出力回路105に供給するように設計されている。アンプ回路103は、フォトダイオード102で変換された電流信号を電圧信号に変換する回路であり、電流電圧増幅回路を用いる。出力回路105は、変換された電圧信号が、出力端子106に接続される負荷抵抗RLと負荷容量CLとに影響されないように、インピーダンスが低く、ダイナミックレンジを確保できるだけの出力ドライブ能力(電流供給能力)が必要である。
出力回路105は、出力端子106を介して接続されるLSIの入力容量やフレキシブルケーブルの寄生容量等の負荷容量CLが接続される。受光アンプ回路101は、大振幅のパルス信号を出力する場合、負荷容量CL及び負荷抵抗RLの両端に発生する電圧を出力電圧Voまで上昇させる出力電流Iosを出力回路105から供給する。
図10にセトリング時間についての説明図を示す。大振幅のパルス信号が立ち下がる時、及び立ち上がる時の収束時間をセトリング時間という。上述したように、メディアへの記録時は、レーザー光量を制御すること、及び小振幅の再生信号を読み取ることの両方を行う必要があるため、受光アンプ回路は、極力速い応答が求められる。このため、セトリング時間を出来るだけ短くする必要がある。セトリング時間は、単位時間あたりの電圧変化量(スルーレート)dVo/dtと電圧の変化の収束特性、即ちリンギング特性とに依存する。セトリング時間の一つの決定要素であるスルーレートは、出力電流Iosにより負荷容量CLを充電する速度と考えると
dVo/dt=Iosm/CL・・・(1)
で表される。ここで、Iosmは、受光アンプ回路が出力可能な最大の出力電流Ios、即ち出力最大電流を示し、出力ドライブ電流とも呼ばれる。光ピックアップ装置によるメディアへの記録時における、負荷容量CLに対応した受光アンプ回路のパルス応答特性を得るために、出力ドライブ電流Iosmを出力できる能力、即ち出力ドライブ能力をできる限り高くする必要がある。但し、出力ドライブ能力を高くすることにより受光アンプ回路の消費電力が増大するので、この消費電力が大きくなりすぎないように設計する必要がある。
セトリング時間のもう一つの決定要素であるリンギング特性は、アンプ回路の位相余裕に依存している。図11にアンプ回路のオープンループゲインと位相のボード線図を示す。同図を用いて、アンプ回路に接続した帰還回路のゲインによるアンプ回路の位相余裕の増減について説明する。
帰還回路が無い場合の周波数特性は、実線で示す、アンプ回路のオープンループゲインの周波数特性108であるとする。周波数特性108は、周波数の極P1、P2及びP3を有し、アンプ回路に入力される信号の周波数が極P1より高くなると、オープンループゲインは−6dB/オクターブ、極P2以降で−12dB/オクターブ、極P3以降で−18dB/オクターブの傾斜で減少する。このときのアンプ回路の位相は、極P1で−45°、極P2で−135°、極P3で−225°になる。
アンプ回路に帰還抵抗とスイッチとにより構成された帰還回路で帰還をかけた時の帰還回路のゲインとアンプ回路のオープンループゲインの周波数特性との交点周波数における位相に180°を足したものを位相余裕という。
図11では、帰還回路のゲインGとオープンループゲインの周波数特性108との交点周波数fxにおける位相余裕はΦである。帰還回路のゲインを高くしてG1とすると、交点周波数がf1と低くなり、位相余裕がΦ1と大きくなる。逆に帰還回路のゲインを低くしてG2すると、交点周波数がf2と高くなり、位相余裕がΦ2と小さくなる。
位相余裕が大きくなるほど、より優れたリンギング特性、即ちよりリンギングが小さいパルス応答特性を得ることができる。位相余裕がさらに大きくなると、リンギングが全く発生しないパルス応答特性を得ることができる。バイアス回路等によりアンプ回路に外部から入力されるバイアス電流は、上記アンプ回路のオープンループの周波数特性を変化させるので、上記バイアス電流を調整することにより位相余裕を調整することができる。
図12に従来のバイアス回路109を示す。簡単のためトランジスタは電流増幅率hfe=∞、アーリー電圧VA=∞として以下を述べる。+側電源電圧Vccの印加に伴い抵抗Ra、NPNトランジスタQ1、NPNトランジスタQ2及びNPNトランジスタQ3に電流が流れ、抵抗R1にNPNトランジスタQ3で生じたベースエミッタ間電圧VBEが印加される。抵抗R1に電圧が印加されることで、
I1=VBE/R1・・・(2)
の電流がNPNトランジスタQ4に流れ、さらに、NPNトランジスタQ4とコレクタ同士が接続されるPNPトランジスタQ5にも流れる。
PNPトランジスタQ5及びPNPトランジスタQ6は、カレントミラー回路を構成しているので
Ibias=I1・(R2/R3)・・・(3)
の電流がPNPトランジスタQ6に流れる。さらに、PNPトランジスタQ6とコレクタ同士が接続されたNPNトランジスタQ7にも電流Ibiasが流れる。この電流Ibiasは、バイアス回路における基準バイアス電流となる。基準バイアス電流Ibiasは、アンプ回路及び出力回路に流れるバイアス電流の基準となる。
NPNトランジスタQ8及びNPNトランジスタQ9は、NPNトランジスタQ7とカレントミラー回路を構成し、それぞれ
Iamp=Ibias・(R4/R5)・・・(4)
Io=Ibias・(R4/R6)・・・(5)
の電流が流れる。Iampはアンプ回路用バイアス電流、Ioは出力回路用バイアス電流として設定される。
以上のように、図12に示す従来のバイアス回路109から供給されるバイアス電流は一定であるので、従来のバイアス回路109を用いた受光アンプ回路は、出力電流及び消費電力が一定である。従って、従来のバイアス回路109を備える受光アンプ回路は、負荷容量に対応するために出力電流を大きくすると、同時に消費電力も大きくなってしまう。
これに対して、アンプ回路に供給するバイアス電流を変化させることが可能なバイアス回路を備えることにより、アンプ回路の消費電流及び消費電力を低減するバイアス回路が開示されている。例えば、特許文献1には、バイアス電流が可変であるバイアス回路として、ミュート動作時に、アンプ回路に入力されるバイアス電流を供給する電流源のバイアス電圧を下げることにより、バイアス電流を制限してアンプの消費電流を低減するパワーセーブ回路が開示されている。
また、従来のバイアス回路109が、1つのバイアス回路でアンプ回路用バイアス電流及び出力回路用バイアス電流の両方を供給するのに対して、特許文献2には、アンプ回路用バイアス回路と出力回路用バイアス回路とを有することにより、アンプ回路用バイアス電流及び出力回路用バイアス電流を供給することが可能である受光アンプ素子が開示されている。
特開平8−18347号公報(平成8年1月19日公開) 特開2006−203704号公報(2006年8月3日公開)
受光アンプ回路の出力に接続される負荷容量の大きさは、受光アンプ回路に接続される後段回路、及び受光アンプ回路と後段回路との接続に用いるフレキシブルケーブルにより変化する。この変化に対応するため、受光アンプ回路は、内部のアンプ回路のゲインが大きめに設定されている。これにより、受光アンプ回路が出力可能な最大の出力電流は、大きめに設定されている。言い換えると、受光アンプ回路の出力ドライブ能力は、高めに設定されている。そのため、再生/記録時を問わず、受光アンプ回路の出力電流が大きくなる。従って、受光アンプ回路の消費電力が大きくなり、省エネに反するという課題が残る。
また、光ピックアップ装置は、光ディスクのROM、R、RW等の様々なフォーマットに対応するために、多段ゲイン切り替え機能が必要である。そのため、光ピックアップ装置は、再生時に用いられる高ゲイン帰還回路と、記録時に用いられる低ゲイン帰還回路とを備え、これらの帰還回路を切り替えることにより、小振幅の再生信号の読み取り及び記録時における大光量のレーザー光の制御を可能にしている。
再生時に帰還回路のゲインが高い場合は、オープンループゲインの周波数特性より良好な周波数特性とすることにより、帰還回路が無い場合よりも高い周波数(高速)で再生できることが要求される。また、記録時に帰還回路のゲインが低い場合は、パルス応答特性を改善する、即ちセトリング時間をより短くすることにより、再生及び記録の両方を行うことが要求される。
しかしながら、従来の多段ゲイン切り替え機能付き受光アンプ回路は、記録時と再生時とで共通のアンプ回路に接続する帰還回路を切り替えている。従って、オープンループゲインの周波数特性を変化させることが出来ない。
従って、再生時のゲインが高い時における交点周波数が高いオープンループゲインの周波数特性を有する、高速応答が可能なアンプ回路を用いない限り、ゲインが高い時に、周波数が低くなり、応答を高速化することが出来ない。さらに、ここで述べたアンプ回路を用いると、ゲインが低い時の交点周波数はさらに高くなり、位相余裕がさらに小さくなるので、リンギングがより発生しやすくなる。
同様に、記録時のゲインが低い時の位相余裕が、パルス信号にリンギングが全く発生しないほど大きいオープンループゲインの周波数特性を有するアンプ回路を用いない限り、ゲインが低い時に位相余裕が小さく、安定性が低下し、リンギングが発生しやすくなる。即ち、優れたリンギング特性を得ることができない。さらに、ここで述べたアンプ回路を用いると、ゲインが高い時の交点周波数が低くなるので、高速応答が不可能となる。
このように、従来の多段ゲイン切り替え機能付き受光アンプ回路は、ゲインが高い時に、応答を高速化することと、ゲインが低い時に優れたリンギング特性を得ることを両立させることが困難である。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、用途に応じて消費電力を必要最小限に抑えて適切に動作することが出来る光ピックアップ用受光アンプ回路、及びそれを用いた光ピックアップ装置を提供することにある。
本発明の光ピックアップ用受光アンプ回路は、受光信号を電気信号に変換する受光素子と、変換された電気信号を増幅するアンプ回路と、上記アンプ回路にて増幅された電気信号を出力するための出力回路と、上記アンプ回路の出力信号を上記アンプ回路の入力に帰還する帰還回路と、基準バイアス電流を生成する基準バイアス電流生成回路、及び上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を上記出力回路へ供給する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流を上記アンプ回路へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、上記バイアス回路は、上記基準バイアス電流に対応し、上記基準バイアス電流生成回路内部で流れる電流の電流路の抵抗値を変化させる抵抗値可変回路を有していることを特徴とする。
上記発明によれば、上記光ピックアップ用受光アンプ回路を用いた光ピックアップ装置の記録/再生モードにおいて、上記バイアス回路が有する抵抗値可変回路の、上記基準バイアス電流に対応し、上記基準バイアス電流生成回路内部で流れる電流の電流路の抵抗値を変化させることにより、基準バイアス電流を増減し、上記出力回路用バイアス電流と上記アンプ回路用バイアス電流とを増減することが出来る。従って、上記光ピックアップ用受光アンプ回路の出力回路から出力される出力電流を用途に応じて極力削減し、上記光ピックアップ用受光アンプ回路の消費電力を必要最小限に抑えることができる。
本発明の光ピックアップ用受光アンプ回路は、受光信号を電気信号に変換する受光素子と、変換された電気信号を増幅するアンプ回路と、上記アンプ回路にて増幅された電気信号を出力するための出力回路と、上記アンプ回路の出力信号を上記アンプ回路の入力に帰還する帰還回路と、基準バイアス電流を生成する基準バイアス電流生成回路、及び上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を上記出力回路へ供給する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流を上記アンプ回路へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、上記バイアス回路は、上記出力回路用バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第1抵抗値可変回路と、上記アンプ回路用バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第2抵抗値可変回路とを有していることを特徴とする。
上記発明によれば、上記バイアス回路が、上記出力回路用バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第1抵抗値可変回路と、上記アンプ回路用バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第2抵抗値可変回路とを有し、上記第1抵抗値可変回路及び上記第2抵抗値可変回路に上記出力回路用バイアス電流及び上記アンプ回路用バイアス電流をそれぞれ増減する機能を持たせることにより、再生時の応答高速化及び記録時のパルス応答特性改善のために求められるバイアス電流を上記アンプ回路及び上記出力回路それぞれに設定することができる。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記バイアス回路は、上記基準バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第3抵抗値可変回路をさらに有していていてもよい。
上記第3抵抗値可変回路が上記基準バイアス電流を増減させることにより、上記基準バイアス電流及び上記アンプ回路用バイアス電流の両方を増減出来ると共に、上記基準バイアス電流及び上記出力回路用バイアス電流の両方を同時に増減出来るので、上記アンプ回路用バイアス電流及び上記出力回路用バイアス電流を微調整出来る。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記帰還回路が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択して上記アンプ回路に接続することを切り替えることにより、上記帰還回路のゲインを切り替え、上記バイアス回路は、上記帰還回路のゲインの切り替えに対応して上記基準バイアス電流を増減してもよい。
これにより、上記帰還回路のゲインの切り替えに対応して、上記アンプ回路及び上記出力回路に入力されるバイアス電流を増減することにより、記録、再生等の各モードに対応する適切なバイアス電流を設定でき、上記光ピックアップ用受光アンプ受光アンプ回路を用いた光ピックアップ装置の性能を向上し、消費電力を極力削減できる。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記バイアス回路は、上記帰還回路のゲインが低い時に上記基準バイアス電流を多く流してもよい。
これにより、上記帰還回路のゲインが低い場合に上記光ピップアップ装置は記録モードであるので、記録モードにおける上記光ピックアップ用受光アンプ回路の出力電流を増大することでパルスのスルーレートを高くしてセトリング時間を短くすることにより、記録モードにおけるパルス応答特性を改善できる。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記帰還回路が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択して上記アンプ回路に接続することを切り替えることにより、上記帰還回路のゲインを切り替え、上記バイアス回路は、上記アンプ回路用バイアス電流を一定とし、上記帰還抵抗が大きく上記帰還回路のゲインが高い時に上記出力回路用バイアス電流を小さく、上記帰還抵抗が小さく上記帰還回路のゲインが低い時に上記出力回路用バイアス電流を大きくしてもよい。
これにより、上記アンプ回路の出力電流は増減せず、上記出力回路の出力電流のみ増減し、上記アンプ回路の特性を変化させずに上記光ピックアップ用受光アンプ回路の出力電流を増減出来る。従って、記録モードにおいて再生モードよりゲインが低い場合、上記アンプ回路及び上記出力回路両方の出力電流を増大する場合より位相余裕を大きくし、パルスのリンギングの増大やアンプ回路の発振を回避した状態で上記光ピックアップ用受光アンプ回路の出力電流を増大できる。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記帰還回路が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択して上記アンプ回路に接続することを切り替えることにより、上記帰還回路のゲインを切り替え、上記バイアス回路は、上記帰還抵抗が大きく上記帰還回路のゲインが高い時に、上記アンプ回路用バイアス電流を大きく、かつ上記出力回路用バイアス電流を小さくし、上記帰還抵抗が小さく上記帰還回路のゲインが低い時に上記アンプ回路用バイアス電流を小さく、かつ上記出力回路用バイアス電流を大きくしてもよい。
これにより、記録モードよりゲインが高い再生モードの場合に、上記アンプ回路用バイアス電流を大きくして応答周波数を高くすることにより応答を高速化し、かつ受光アンプ回路の出力電流を小さくすることにより消費電力を低減することが出来る。記録モードのゲインが低い場合には、上記アンプ回路用バイアス電流を小さくして位相余裕を大きくすることによりパルスのリンギングを低減し、かつ受光アンプ回路の出力電流を大きくすることによりパルスのスルーレートを高くしてパルス応答特性を改善することが出来る。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記バイアス回路が有するカレントミラー回路は、バイポーラトランジスタのベースがコレクタ−GND間電圧である基準電圧源でバイアスされ、エミッタに抵抗を接続する回路であり、エミッタに接続されている抵抗と並列に抵抗とMOSトランジスタとによるスイッチ回路を備えてもよい。
これにより、上記カレントミラー回路が外部に供給する電流値を決定するので、上記スイッチ回路にMOSトランジスタを用いることで集積回路として受光アンプ回路を作成することが出来、電気的に制御することが出来る。
上記光ピックアップ用受光アンプ回路では、上記カレントミラー回路が有するバイポーラトランジスタのエミッタに接続される抵抗を切り替え、上記カレントミラー回路に流れる電流を増減するMOSトランジスタのゲート端子に接続される入力端子を上記バイアス回路の外部に備えてもよい。
これにより、上記入力端子を介してゲート端子に印加される電圧、即ちゲート電圧を変化させることで、MOSトランジスタのON抵抗の値を変化させ、バイアス電流をアナログ的に調整することができる。
本発明の光ピックアップ装置は、上記のいずれかの光ピックアップ用受光アンプ回路を備えているので、用途に応じて消費電力を必要最小限に抑えて適切に動作することが出来る。
本発明の光ピックアップ用受光アンプ回路、及びそれを用いた光ピックアップ装置は、以上のように、受光信号を電気信号に変換する受光素子と、変換された電気信号を増幅するアンプ回路と、上記アンプ回路にて増幅された電気信号を出力するための出力回路と、上記アンプ回路の出力信号を上記アンプ回路の入力に帰還する帰還回路と、基準バイアス電流を生成する基準バイアス電流生成回路、及び上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を上記出力回路へ供給する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流を上記アンプ回路へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、上記バイアス回路は、上記基準バイアス電流に対応し、上記基準バイアス電流生成回路内部で流れる電流の電流路の抵抗値を変化させる抵抗値可変回路を有しているものである。
それゆえ、用途に応じて消費電力を必要最小限に抑えて適切に動作することが出来る光ピックアップ用受光アンプ回路、及びそれを用いた光ピックアップ装置を提供するという効果を奏する。
本発明の一実施形態について図1〜図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1に本発明に係る光ピックアップ用受光アンプ回路1のブロック図を示す。光ピックアップ用受光アンプ回路1は、受光素子(PD)2、アンプ回路3、帰還回路4、出力回路5、出力端子6、可変バイアス回路7、ロジック回路8、及びスイッチ切り替え信号入力端子9から構成される。
受光素子2、アンプ回路3、帰還回路4、出力回路5、及び出力端子6は、従来の受光アンプ回路101(図12参照)においてそれぞれ対応する受光素子102、アンプ回路103、帰還回路104、出力回路105、及び出力端子106と同一の機能を有している。従って、ここではそれらの説明を省略する。
可変バイアス回路7は、基準バイアス電流を生成し、内部に有するカレントミラー回路により、上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を出力回路5へ伝達する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流をアンプ回路3へ伝達する。
また、可変バイアス回路7は、内部に抵抗とスイッチとから構成されるスイッチ回路を有し、ロジック回路8から与えられるバイアス電流切り替え信号S1〜S5により上記スイッチ回路をオンまたはオフし、可変バイアス回路7のスイッチ回路と並列に接続された抵抗の抵抗値を増減する。ロジック回路8は、スイッチ切り替え信号入力端子9からHI(+側電源電圧Vcc)またはLo(−側電源電圧GND)のデジタル信号であるスイッチ切り替え信号S0を入力されることにより、バイアス電流切り替え信号S1〜S5を生成して可変バイアス回路7へ伝送する。これにより、上記基準バイアス電流のみ、上記アンプ回路用バイアス電流及び上記基準バイアス電流、あるいは上記出力回路用バイアス電流及び上記基準バイアス電流を増減し、これらの電流の増減に基づいて、アンプ回路3及び出力回路5に流れるバイアス電流を増減できる。さらに、可変バイアス回路7は、帰還回路4のゲインが低い時に上記基準バイアス電流を多く流す。可変バイアス回路7に用いるバイアス回路の具体例は後述する。
従って、アンプ回路3及び出力回路5に流れるバイアス電流を光ピックアップ用受光アンプ回路1の用途に応じて極力削減することにより、光ピックアップ用受光アンプ回路1の出力電流を小さくし、光ピックアップ用受光アンプ回路1の消費電力を必要最小限に抑えることが出来る。
図2に本発明に係る他の光ピックアップ用受光アンプ回路10のブロック図を示す。光ピックアップ用受光アンプ回路10は、光ピックアップ用受光アンプ回路1と同様、受光素子2、アンプ回路3、帰還回路4、出力回路5、出力端子6、ロジック回路8及びスイッチ切り替え信号入力端子9を備えるが、それ以外に、アンプ回路用バイアス回路11及び出力回路用バイアス回路12を備える。出力回路用バイアス回路12は、ロジック回路8に接続され、ロジック回路8は、スイッチ切り替え信号入力端子9に接続される。
図1の光ピックアップ用受光アンプ回路1ではアンプ回路3及び出力回路5の両方で同時にバイアス電流が増減してしまうので、アンプ回路3のオープンループゲインの周波数特性と光ピックアップ用受光アンプ回路1の出力電流とが同時に変化し、パルス応答特性のリンギング特性が変化する場合がある。
図2の光ピックアップ用受光アンプ回路10では、アンプ回路用バイアス回路11は、図12に示すバイアス回路109を用い、出力回路用バイアス回路12のみを可変バイアス回路にする。これにより、アンプ回路用バイアス電流を一定とし、上記帰還抵抗が大きく帰還回路4のゲインが高い時に出力回路用バイアス電流を小さくし、上記帰還抵抗が小さく帰還回路4のゲインが低い時に出力回路用バイアス電流を大きくし、アンプ回路3の特性を変化させずに出力ドライブ能力のみを増減することができる。従って、記録モードにおいて再生モードよりゲインが低い場合、アンプ回路3及び出力回路5両方の出力電流を増大する場合より位相余裕を大きくし、パルスのリンギングの増大やアンプ回路3の発振を回避した状態で出力端子6から出力される光ピックアップ用受光アンプ回路10の出力電流を増大できる。
図3に本発明のバイアス電流切り替え機能付きバイアス回路15を示す。バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路15は、図1の可変バイアス回路7及び図2の出力回路用バイアス回路12に用いることができる。バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路15は、図12に示す従来のバイアス回路109に対して、抵抗Rsw1、スイッチSW1、抵抗Rsw2及びスイッチSW2を追加した構成である。抵抗Rsw1とスイッチSW1とを直列に接続してスイッチ回路16を構成し、スイッチ回路16と抵抗R1とを並列に接続している。同様に、抵抗Rsw2とスイッチSW2とを直列に接続してスイッチ回路17を構成し、スイッチ回路17と抵抗R2とを並列に接続している。スイッチSW1は、Hiの信号でONし、Loの信号でOFFするスイッチであり、例えばNチャネルMOSトランジスタを用いる。スイッチSW2は、Loの信号でONし、Hiの信号でOFFするスイッチであり、例えばPチャネルMOSトランジスタを用いる。
基準バイアス電流生成回路18は、基準バイアス電流Ibiasを生成する回路であり、NPNトランジスタQ1〜Q4と、PNPトランジスタQ5及びQ6と、抵抗R1〜R3と、スイッチ回路16及び17とから構成される。基準バイアス電流生成回路18は、図3において一点鎖線で囲まれている。基準バイアス電流生成回路18は、基準バイアス電流IbiasをPNPトランジスタQ6のコレクタからNPNトランジスタQ7のコレクタへ供給する回路である。
スイッチ切り替え信号入力端子9からスイッチ切り替え信号S0を入力されたロジック回路8により、Hiであるバイアス電流切り替え信号S1、及びLoであるバイアス電流切り替え信号S2が入力される場合、スイッチSW1及びスイッチSW2が共にON状態となる。この場合、電源電圧Vccの印加に伴い抵抗Ra、NPNトランジスタQ1、NPNトランジスタQ2及びNPNトランジスタQ3に電流が流れ、合成抵抗R1//Rsw1にNPNトランジスタQ3で生じたベースエミッタ間電圧VBEが印加される。合成抵抗R1//Rsw1にベースエミッタ間電圧VBEが印加されるので
I1=I1_on
=VBE/(R1//Rsw1)
=I1_off・(1+R1/Rsw1)・・・(6)
の電流がNPNトランジスタQ4に流れ、さらに、NPNトランジスタQ4とコレクタ同士が接続されるPNPトランジスタQ5にも流れる。ここで、I1_onは、スイッチSW1がON状態の時にNPNトランジスタQ4及びPNPトランジスタQ5に流れる電流である。また、I1_offは、スイッチSW1がOFF状態の時にNPNトランジスタQ4及びPNPトランジスタQ5に流れる電流であり、
I1_off=VBE/R1・・・(7)
となる。
PNPトランジスタQ5及びPNPトランジスタQ6は、カレントミラー回路を構成しているので
Ibias=Ibias_on
=I1・((R2//Rsw2)/R3)
=Ibias_off・(Rsw2/(Rsw2+R2))・・・(8)
の電流がPNPトランジスタQ6に流れる。さらに、PNPトランジスタQ6とコレクタ同士が接続されたNPNトランジスタQ7にも電流Ibias_onが流れる。ここで、Ibias_onは、スイッチSW2がON状態の時にPNPトランジスタQ6及びNPNトランジスタQ7に流れる電流である。また、Ibias_offは、スイッチSW2がOFF状態の時にPNPトランジスタQ6及びNPNトランジスタQ7に流れる電流であり、
Ibias_off=I1・(R2/R3)・・・(9)
となる。
つまり、スイッチSW1がON状態の時にNPNトランジスタQ4及びPNPトランジスタQ5に流れる電流I1_onは、スイッチSW1がOFF状態の時にNPNトランジスタQ4及びPNPトランジスタQ5に流れる電流I1_offの(1+R1/Rsw1)倍に増大される。同様に、スイッチSW2がON状態の時にPNPトランジスタQ6及びNPNトランジスタQ7に流れる電流Ibias_onは、スイッチSW2がOFF状態の時にPNPトランジスタQ6及びNPNトランジスタQ7に流れる電流Ibias_offに対し(Rsw2/(Rsw2+R2))倍に減少する。このときアンプ回路用バイアス電流Iamp及び出力電流回路用バイアス電流Ioは、図12の従来のバイアス回路109と同じ比率で電流値が増減する。即ち
Iamp=Ibias・(R4/R5)・・・(4)
Io=Ibias・(R4/R6)・・・(5)
となる。
なお、スイッチ回路16及びスイッチ回路17は、必ずしも両方設ける必要は無く、必要に応じてどちらか1つのみを設けても良い。
図4に本発明の他のバイアス電流切り替え機能付きバイアス回路19を示す。バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路19は、図1の可変バイアス回路7及び図2の可変バイアス回路である出力回路用バイアス回路12に用いることが出来、アンプ回路用バイアス電流Iamp及び出力回路用バイアス電流Ioをそれぞれ増減可能なバイアス回路である。
バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路19は、図12に示す従来のバイアス回路109に対して、抵抗Rsw3、スイッチSW3、抵抗Rsw4、スイッチSW4、抵抗Rsw5及びスイッチSW5を追加した構成である。スイッチSW3〜SW5は、Hiの信号でONし、Loの信号でOFFするスイッチであり、例えばNチャネルMOSトランジスタを用いる。
基準バイアス電流生成回路20は、基準バイアス電流Ibiasを生成する回路であり、NPNトランジスタQ1〜Q4と、PNPトランジスタQ5及びQ6と、抵抗R1〜R3とから構成される。基準バイアス電流生成回路20は、図4において一点鎖線で囲まれている。基準バイアス電流生成回路20は、基準バイアス電流IbiasをPNPトランジスタQ6のコレクタからNPNトランジスタQ7のコレクタへ供給する回路である。
バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路19は、図4に示すように、抵抗Rsw3とスイッチSW3とを直列に接続してスイッチ回路21を構成し、スイッチ回路21と抵抗R3とを並列に接続している。同様に、抵抗Rsw4とスイッチSW4とを直列に接続してスイッチ回路22を構成し、スイッチ回路22と抵抗R4とを並列に接続している。さらに、抵抗Rsw5とスイッチSW5とを直列に接続してスイッチ回路23を構成し、スイッチ回路23と抵抗R5とを並列に接続している。なお、抵抗R3、抵抗R4、及び抵抗R5はそれぞれ、カレントミラー回路を構成するNPNトランジスタQ7、NPNトランジスタQ8及びNPNトランジスタQ9のエミッタにそれぞれ接続されている。
基準バイアス電流Ibiasは、図12の従来のバイアス回路109と同様に(3)式より求められる。
スイッチ切り替え信号入力端子9からスイッチ切り替え信号S0を入力されたロジック回路8により、Hiであるバイアス電流切り替え信号S3が入力され、スイッチSW3のみがONの場合、アンプ回路用バイアス電流Iampは
Iamp=Iamp_on3
=Ibias×(R3//Rsw3/R4)
=Iamp_off×(Rsw3/(Rsw3+R3))・・・(10)
となる。ここで、Iamp_on3は、スイッチSW3がON状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iampであり、Iamp_offは、スイッチSW3〜スイッチSW5がOFF状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iampであり、
Iamp_off=Ibias×(R3/R4)・・・(11)
となる。
さらに、Hiであるバイアス電流切り替え信号S4が入力され、スイッチSW4のみがONの場合は、
Iamp=Iamp_on4
=Ibias×(R3/R4//Rsw4)
=Iamp_off×(1+R3/Rsw4)・・・(12)
となる。ここで、Iamp_on4は、スイッチSW4のみがON状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iampである、
つまりスイッチSW3がON状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iamp_on3は、スイッチSW3〜スイッチSW5がOFF状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iamp_offに対し(Rsw3/(Rsw3+R3))倍に減少する。同様に、スイッチSW4のみがON状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iamp_on4は、Loであるバイアス電流切り替え信号S3〜S5が入力されてスイッチSW3〜スイッチSW5がOFF状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iamp_offの(1+R3/Rsw4)倍に増大される。スイッチSW3及びスイッチSW4の両方がON状態であれば、アンプ回路用バイアス電流Iampは、スイッチSW3〜スイッチSW5がOFF状態の時に流れるアンプ回路用バイアス電流Iamp_offの(Rsw3/(Rsw3+R4))×(1+R3/Rsw4)倍となる。
出力回路用バイアス電流Ioについてもアンプ回路用バイアス電流Iampと同様に算出できる。即ち(10)〜(12)式において、電流Iamp、Iamp_on3、Iamp_off及びIamp_on4を電流Io、Io_on3、Io_off及びIo_on4と置き換え、抵抗R4、及び抵抗Rsw4の代わりに抵抗R5、抵抗Rsw5を(10)〜(12)式に代入することで算出できる。
以上のように、バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路19を用いると、再生時の応答高速化及び記録時のパルス応答特性改善のために求められるバイアス電流をアンプ回路3及び出力回路5それぞれに設定することができる。また、バイアス電流切り替え機能付きバイアス回路19は、基準バイアス電流Ibiasを一定とし、内部に有するカレントミラー回路により供給される出力回路用バイアス電流Ioもしくはアンプ回路用バイアス電流Iampを、スイッチ回路21〜スイッチ回路23を用いることにより増減することもできる。さらに、基準バイアス電流Ibias及びアンプ回路用バイアス電流Iampの両方を増減出来ると共に、基準バイアス電流Ibias及び出力回路用バイアス電流Ioの両方を同時に増減出来るので、アンプ回路用バイアス電流Iamp及び出力回路用バイアス電流Ioを微調整出来る。
図5に多段ゲイン切り替え機能付きの光ピックアップ用受光アンプ回路24のブロック図を示す。光ピックアップ用受光アンプ回路24は、光ピックアップ用受光アンプ回路1と同様、受光素子2、アンプ回路3、出力回路5、出力端子6及びスイッチ切り替え信号入力端子9を備えるが、それ以外に、帰還回路25、可変バイアス回路26及びロジック回路27を備えている。
帰還回路25は、多段ゲイン切り替えのために複数のスイッチ回路を並列に接続して構成される。上記複数のスイッチ回路のそれぞれは、帰還抵抗とスイッチとを直列に接続して構成されている。また、帰還抵抗は、スイッチ回路毎に抵抗値が異なり、抵抗値が大きい帰還抵抗を有するスイッチ回路が導通すると、帰還回路25のゲインが高くなる。帰還回路25は、アンプ回路3の両端に接続される。
帰還回路25は、スイッチ切り替え信号入力端子9からスイッチ切り替え信号S0を入力されたロジック回路27から伝送されるゲイン切り替え信号S6〜SNにより、スイッチ回路を1つだけ導通させる。Nは7以上の整数であり、帰還回路がM個のスイッチ回路から構成されている場合、N=M+5となる。帰還回路が導通させるスイッチ回路を切り替えて帰還抵抗を切り替えることにより、帰還回路25のゲインを切り替える構成になっている。
可変バイアス回路26は、帰還回路25のゲインの切り替えに対応して基準バイアス電流を増減し、アンプ回路用バイアス電流及び出力回路用バイアス電流をそれぞれ増減出来る図4のバイアス回路19を用いる。従って、可変バイアス回路26は、ロジック回路27からバイアス電流切り替え信号S3〜S5を入力される。
出力回路5は、ゲインが高い場合には大振幅のパルス応答特性が必要ないので出力電流を小さくし、ゲインが低い場合には大振幅のパルス応答特性が必要であるので出力電流を大きくする。
可変バイアス回路26は、ゲイン切り替え信号S6〜SNにより帰還回路25のゲインが切り替えられると同時に、バイアス電流切り替え信号S3〜S5が入力され、可変バイアス回路26から出力されてアンプ回路3及び出力回路5に入力されるバイアス電流を増減する。例えば、再生モードでは、ゲイン切り替え信号S6〜SNにより帰還抵抗値が大きいスイッチ回路を導通させ、帰還回路25のゲインを高くし、一方で可変バイアス回路26から出力される上記アンプ回路用バイアス電流を大きく、かつ出力回路用バイアス電流を小さくする。
上記構成によれば、再生モードではゲイン切り替え信号S6〜SNにより帰還抵抗値が大きいスイッチ回路を導通させ、帰還回路25のゲインを高くし、可変バイアス回路26から出力される上記アンプ回路用バイアス電流を大きく、かつ出力回路用バイアス電流を小さくして交点周波数を高くする。これにより応答を高速化し、かつ受光アンプ回路の出力電流を小さくすることにより消費電力を低減することが出来る。また、記録モードでは、ゲイン切り替え信号S6〜SNにより帰還抵抗値が小さいスイッチ回路を導通させ、帰還回路25のゲインを低くし、可変バイアス回路26から出力される上記アンプ回路用バイアス電流を小さく、かつ出力回路用バイアス電流を大きくして光ピックアップ用受光アンプ回路24の出力電流を増大する。これにより位相余裕を大きくすることによりパルスのリンギングを低減し、かつ受光アンプ回路の出力電流を大きくすることによりパルスのスルーレートを高くしてセトリング時間を短くし、記録モードにおけるパルス応答特性を改善することが出来る。
光ピックアップ用受光アンプ回路24において、可変バイアス回路26に代えて図2に示す構成のようにアンプ回路用バイアス回路11、出力回路用バイアス回路12をそれぞれ備えることにより、アンプ回路3または出力回路5それぞれのバイアス電流を切り替えることができる。また、可変バイアス回路26を図4に示すアンプ回路用バイアス電流Iampと出力回路用バイアス電流Ioそれぞれを可変するバイアス回路19を用いることにより、アンプ回路3または出力回路5それぞれのバイアス電流を切り替えることができる。
図6にアンプ回路のバイアス電流の増減によるオープンループゲインの周波数特性の変化を説明する図を示す。同図において、アンプ回路のオープンループゲインの周波数特性29は、図11におけるアンプ回路のオープンループゲインの周波数特性108と同一である。即ち、周波数特性29は、周波数の極P1、P2及びP3を有し、アンプ回路に入力される信号の周波数が極P1より高くなると、オープンループゲインは−6dB/オクターブ、極P2以降で−12dB/オクターブ、極P3以降で−18dB/オクターブの傾斜で減少する。
図6において、アンプ回路のバイアス電流を大きくすることで、アンプ回路のオープンループゲインの周波数特性29は、符号30で示される周波数特性となる。これにより、アンプ回路のオープンループゲインの周波数特性29における第一の周波数の極P1は、周波数特性30ではより周波数の高い極P1’に移動し、応答が高速になる。
帰還回路のゲインが、記録時のゲインG2より高い再生時のゲインG1である状態で、アンプ回路のバイアス電流を大きくすると、交点周波数は、ゲインG1と周波数特性29との交点周波数f1から、ゲインG1と周波数特性30との交点周波数f2へと高くなり、応答が高速になる。
反対に、帰還回路のゲインが、記録時のゲインG2である状態で、アンプ回路のバイアス電流を小さくし、周波数特性30から周波数特性29とすると、交点周波数は、f3からf4へと低くなり、位相余裕が大きくなり、パルスに生じるリンギングを低減することが出来る。従って、セトリング時間が短くなり、パルス応答特性が改善される。
以上のように、多段ゲイン切り替え機能付きの光ピックアップ用受光アンプ回路24の帰還回路25に入力されるゲイン切り替え信号に対応して、アンプ回路3及び出力回路5に入力されるバイアス電流を増減することにより、記録、再生等の各モードに対応する適切なバイアス電流を設定でき、多段ゲイン切り替え機能付きの光ピックアップ用受光アンプ回路24を用いた光ピックアップ装置の性能を向上し、消費電力を極力削減できる。
図7(a)にスイッチSW1としてNチャネルMOSトランジスタ31を用いた回路図を、図7(b)にスイッチSW2としてPチャネルMOSトランジスタ32を用いた回路図を示す。実際の集積回路上に機械的なスイッチ回路を構成することは困難なので、MOSトランジスタを電気的にON、OFFさせることによりスイッチとして動作させる。
本実施の形態において、バイアス回路が有するカレントミラー回路は、バイポーラトランジスタのベースがコレクタ−GND間電圧である基準電圧源でバイアスされ、エミッタに抵抗を接続することで電流値を決定している回路であり、エミッタに接続されている抵抗と並列に抵抗及びMOSトランジスタによるスイッチ回路を備えている。
従って、スイッチ回路にMOSトランジスタを用いることで集積回路として受光アンプ回路を作成することが出来、電気的に制御することが出来る。スイッチ回路に用いられるMOSトランジスタは、バイアス回路内のカレントミラー回路が有するバイポーラトランジスタのエミッタに接続される抵抗を切り替え、上記カレントミラー回路に流れる電流を増減する。
−側電源電圧(GND)に接続されるスイッチ回路の例として、図3のスイッチ回路16を、+側電源電圧(Vcc)に接続されるスイッチ回路の例として、図3のスイッチ回路17を示す。スイッチ回路16のスイッチSW1として、NチャネルMOSトランジスタ31を用い、スイッチ回路17のスイッチSW2として、PチャネルMOSトランジスタ32を用いる。
この時MOSトランジスタのON抵抗があるので、電流値の計算式にはMOSトランジスタのON抵抗を考慮する必要がある。スイッチ回路に使用するMOSトランジスタは、ゲート端子に印加される電圧、即ちゲート電圧によりON抵抗の値が変化する。ゲート端子に接続される入力端子をバイアス回路の外部に設け、上記入力端子を介して上記ゲート電圧を変化させることで上記ON抵抗の値を変化させ、バイアス電流の調整がアナログ的に制御することができる。
図8に本実施の形態で述べた光ピックアップ用受光アンプ回路を備える受光アンプIC40を用いた光ピックアップ装置33の光学系の概略図を示す。光ピックアップ装置33は、図示しない光ディスクドライブに搭載されるものであり、この光ディスクドライブにより光ディスク38の再生あるいは記録が行われる。
図8の光ピックアップ装置33は、複数の異なるフォーマットに対応するために、波長の異なる半導体レーザー、即ちレーザーダイオード(LD)34を複数構成し、それぞれのメディアに対応するレーザー光を出力する。また、レーザーダイオード34は、記録時と再生時とでレーザーパワーの異なるレーザー光を出力する。
レーザーダイオード34から出力されたレーザー光は、コリメータレンズ35、ビームスプリッタ36及び対物レンズ37を介して光ディスク38に照射される。光ディスク38から反射されたレーザー光は、対物レンズ37、ビームスプリッタ36、スポットレンズ39を介して、受光アンプ回路を備える受光アンプIC40に照射される。
受光アンプIC40が備える光ピックアップ用受光アンプ回路は、受光アンプIC40に照射されたレーザー光に応じて、情報信号を再生するとともに、トラッキングやフォーカシングサーボ用の信号を作成し、図示しない信号処理回路や制御回路等の後段回路へ出力する。
光ピックアップ装置33に複数構成されるレーザーダイオード34は、光学的に精度良く配置される。即ち、光ディスク38からの反射光が、精度良く受光アンプIC40に照射されるように配置する。
以上のように、本発明の光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24は、受光信号を電気信号に変換する受光素子2と、変換された電気信号を増幅するアンプ回路3と、アンプ回路3にて増幅された電気信号を出力するための出力回路5と、アンプ回路3の出力信号をアンプ回路3の入力に帰還する帰還回路4と、基準バイアス電流Ibiasを生成する基準バイアス電流生成回路18、及び基準バイアス電流Ibiasに応じた出力回路用バイアス電流Ioを出力回路5へ供給する一方、基準バイアス電流Ibiasに応じたアンプ回路用バイアス電流Iampをアンプ回路3へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路15と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、バイアス回路15は、電流I1が流れる電流路の抵抗値を変化させるスイッチ回路16及び17を有していることを特徴とする。
上記発明によれば、光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24を用いた光ピックアップ装置の記録/再生モードにおいて、バイアス回路15が有するスイッチ回路16及び17の、基準バイアス電流Ibiasに対応し、基準バイアス電流生成回路18内部で流れる電流I1の電流路の抵抗値を変化させることにより、基準バイアス電流Ibiasを増減し、出力回路用バイアス電流Ioとアンプ回路用バイアス電流Iampとを増減することが出来る。従って、光ピックアップ用受光アンプ回路1の出力回路5から出力される出力電流を用途に応じて極力削減し、光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24の消費電力を必要最小限に抑えることができる。
本発明の光ピックアップ用受光アンプ回路は、受光信号を電気信号に変換する受光素子2と、変換された電気信号を増幅するアンプ回路3と、アンプ回路3にて増幅された電気信号を出力するための出力回路5と、アンプ回路3の出力信号をアンプ回路3の入力に帰還する帰還回路4と、基準バイアス電流Ibiasを生成する基準バイアス電流生成回路20、及び基準バイアス電流Ibiasに応じた出力回路用バイアス電流Ioを出力回路5へ供給する一方、基準バイアス電流Ibiasに応じたアンプ回路用バイアス電流Iampをアンプ回路3へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路19と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、バイアス回路19は、出力回路用バイアス電流Ioが流れる電流路の抵抗値を変化させることにより出力回路用バイアス電流Ioを増減するスイッチ回路23と、アンプ回路用バイアス電流Iampが流れる電流路の抵抗値を変化させることによりアンプ回路用バイアス電流Iampを増減するスイッチ回路22とを有していることを特徴とする。
上記発明によれば、バイアス回路19が、出力回路用バイアス電流Ioが流れる電流路の抵抗値を変化させるスイッチ回路23と、アンプ回路用バイアス電流Iampが流れる電流路の抵抗値を変化させるスイッチ回路22とを有し、スイッチ回路23及びスイッチ回路22にアンプ回路用バイアス電流Iamp及び出力回路用バイアス電流Ioをそれぞれ増減する機能を持たせることにより、再生時の応答高速化及び記録時のパルス応答特性改善のために求められるバイアス電流をアンプ回路3及び出力回路5それぞれに設定することができる。
光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24では、バイアス回路19は、基準バイアス電流Ibiasが流れる電流路の抵抗値を変化させるスイッチ回路21をさらに有していていてもよい。
スイッチ回路21が基準バイアス電流Ibiasを増減させることにより、基準バイアス電流Ibias及びアンプ回路用バイアス電流Iampの両方を増減出来ると共に、基準バイアス電流Ibias及び出力回路用バイアス電流Ioの両方を同時に増減出来るので、アンプ回路用バイアス電流Iamp及び出力回路用バイアス電流Ioを微調整出来る。
光ピックアップ用受光アンプ回路24では、帰還回路25が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択してアンプ回路3に接続することを切り替えることにより、帰還回路25のゲインを切り替え、バイアス回路15は、帰還回路25のゲインの切り替えに対応して基準バイアス電流Ibiasを増減してもよい。
これにより、帰還回路25のゲインの切り替えに対応して、アンプ回路3及び出力回路5に入力されるバイアス電流を増減することにより、記録、再生等の各モードに対応する適切なバイアス電流を設定でき、光ピックアップ用受光アンプ回路24を用いた光ピックアップ装置の性能を向上し、消費電力を極力削減できる。
光ピックアップ用受光アンプ回路24では、バイアス回路15は、帰還回路25のゲインが低い時にIbias基準バイアス電流を多く流してもよい。
これにより、帰還回路25のゲインが低い場合に光ピップアップ装置33は記録モードであるので、記録モードにおける光ピックアップ用受光アンプ回路24の出力電流を増大することでパルスのスルーレートを高くしてセトリング時間を短くすることにより、記録モードにおけるパルス応答特性を改善できる。
光ピックアップ用受光アンプ回路24では、帰還回路25が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択してアンプ回路3に接続することを切り替えることにより、帰還回路25のゲインを切り替え、バイアス回路19は、アンプ回路用バイアス電流Iampを一定とし、上記帰還抵抗が大きく帰還回路25のゲインが高い時に出力回路用バイアス電流Ioを小さく、上記帰還抵抗が小さく帰還回路25のゲインが低い時に出力回路用バイアス電流Ioを大きくしてもよい。
これにより、アンプ回路3の出力電流は増減せず、出力回路5の出力電流のみ増減し、アンプ回路3の特性を変化させずに光ピックアップ用受光アンプ回路24の出力電流を増減出来る。従って、記録モードにおいて再生モードよりゲインが低い場合、アンプ回路3及び出力回路5両方の出力電流を増大する場合より位相余裕を大きくし、パルスのリンギングの増大やアンプ回路3の発振を回避した状態で光ピックアップ用受光アンプ回路24の出力電流を増大できる。
光ピックアップ用受光アンプ回路24では、帰還回路25が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択してアンプ回路3に接続することを切り替えることにより、帰還回路25のゲインを切り替え、バイアス回路19は、上記帰還抵抗が大きく帰還回路25のゲインが高い時に、アンプ回路用バイアス電流Iampを大きく、かつ出力回路用バイアス電流Ioを小さくし、上記帰還抵抗が小さく帰還回路25のゲインが低い時にアンプ回路用バイアス電流Iampを小さく、かつ出力回路用バイアス電流Ioを大きくしてもよい。
これにより、記録モードよりゲインが高い再生モードの場合に、アンプ回路用バイアス電流Iampを大きくして応答周波数を高くすることにより応答を高速化し、かつ光ピックアップ用受光アンプ回路24の出力電流を小さくすることにより消費電力を低減することが出来る。記録モードのゲインが低い場合には、アンプ回路用バイアス電流Iampを小さくして位相余裕を大きくすることによりパルスのリンギングを低減し、かつ光ピックアップ用受光アンプ回路24の出力電流を大きくすることによりパルスのスルーレートを高くしてパルス応答特性を改善することが出来る。
光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24では、バイアス回路15または19が有するカレントミラー回路は、バイポーラトランジスタのベースがコレクタ−GND間電圧である基準電圧源でバイアスされ、エミッタに抵抗を接続することで電流値を決定している回路であり、エミッタに接続されている抵抗と並列に抵抗とMOSトランジスタ31または32とによるスイッチ回路を備えてもよい。
これにより、電流I1の値を決定するので、スイッチ回路16、17及び21〜23にMOSトランジスタ31または32を用いることで集積回路として光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24を作成することが出来、電気的に制御することが出来る。
光ピックアップ用受光アンプ回路1、10及び24では、上記カレントミラー回路が有するバイポーラトランジスタのエミッタに接続される抵抗を切り替え、上記カレントミラー回路に流れる電流を増減するMOSトランジスタ31または32のゲート端子に接続される入力端子をバイアス回路15または19の外部に備えてもよい。
これにより、上記入力端子を介してゲート端子に印加される電圧、即ちゲート電圧を変化させることで、MOSトランジスタ31または32のON抵抗の値を変化させ、バイアス電流をアナログ的に調整することができる。
本発明の光ピックアップ装置33は、上記のいずれかの光ピックアップ用受光アンプ回路を備えているので、用途に応じて消費電力を必要最小限に抑えて適切に動作することが出来る。
本発明の光ピックアップ用受光アンプ回路、及びそれを用いた光ピックアップ装置は、用途に応じて消費電力を必要最小限に抑えて適切に動作することが出来るので、パソコンに搭載される光ディスクドライブ等に好適に利用することが出来る。
本発明の実施の形態に係る光ピックアップ用受光アンプ回路のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る他の光ピックアップ用受光アンプ回路のブロック図である。 上記両光ピックアップ用受光アンプ回路におけるバイアス電流切り替え機能付きバイアス回路の回路図である。 上記両光ピックアップ用受光アンプ回路における他のバイアス電流切り替え機能付きバイアス回路の回路図である。 本発明の実施の形態に係るさらに他の光ピックアップ用受光アンプ回路のブロック図である。 アンプ回路のバイアス電流の増減によるオープンループゲインの周波数特性の変化を説明する図である。 図7(a)はスイッチ回路にNチャネルMOSトランジスタを用いた回路図であり、図7(b)はスイッチ回路にPチャネルMOSトランジスタを用いた回路図である。 本発明の実施の形態に係る光ピックアップ装置の光学系の概略図である。 従来の受光アンプ回路のブロック図である。 セトリング時間について説明図である。 アンプ回路のオープンループゲインと位相のボード線図である。 従来のバイアス回路の回路図である。
符号の説明
1、10、24 光ピックアップ用受光アンプ回路
2 受光素子
3 アンプ回路
4、25 帰還回路
5 出力回路
6 出力端子
7、26 可変バイアス回路
8、27 ロジック回路
9 スイッチ切り替え信号入力端子
11 アンプ回路用バイアス回路
12 出力回路用バイアス回路
15、19 バイアス回路
16、17 スイッチ回路(抵抗値可変回路)
18、20 基準バイアス電流生成回路
21〜23 スイッチ回路(第3抵抗値可変回路、第2抵抗値可変回路、第1抵抗値可変回路)
29、30 周波数特性
31 NチャネルMOSトランジスタ
32 PチャネルMOSトランジスタ
33 光ピックアップ装置
34 レーザーダイオード
35 コリメータレンズ
36 ビームスプリッタ
37 対物レンズ
38 光ディスク
39 スポットレンズ
40 受光アンプIC
CL 負荷容量
G、G1、G2 ゲイン
GND −側電源電圧
I1 電流
Iamp アンプ回路用バイアス電流
Ibias 基準バイアス電流
Io 出力回路用バイアス電流
Q1〜Q4、Q7〜Q9 NPNトランジスタ
Q5、Q6 PNPトランジスタ
R1〜R5、Ra、Rsw1〜Rsw5 抵抗
RL 負荷抵抗
S0 スイッチ切り替え信号
S1〜S5 バイアス電流切り替え信号
S6〜SN ゲイン切り替え信号
SW1〜Sw5 〜スイッチ
Vcc +側電源電圧
Vo 出力電圧
f1、f2、fx 交点周波数

Claims (10)

  1. 受光信号を電気信号に変換する受光素子と、
    変換された電気信号を増幅するアンプ回路と、
    上記アンプ回路にて増幅された電気信号を出力するための出力回路と、
    上記アンプ回路の出力信号を上記アンプ回路の入力に帰還する帰還回路と、
    基準バイアス電流を生成する基準バイアス電流生成回路、及び上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を上記出力回路へ供給する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流を上記アンプ回路へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、
    上記バイアス回路は、上記基準バイアス電流に対応し、上記基準バイアス電流生成回路内部で流れる電流の電流路の抵抗値を変化させる抵抗値可変回路を有していることを特徴とする光ピックアップ用受光アンプ回路。
  2. 受光信号を電気信号に変換する受光素子と、
    変換された電気信号を増幅するアンプ回路と、
    上記アンプ回路にて増幅された電気信号を出力するための出力回路と、
    上記アンプ回路の出力信号を上記アンプ回路の入力に帰還する帰還回路と、
    基準バイアス電流を生成する基準バイアス電流生成回路、及び上記基準バイアス電流に応じた出力回路用バイアス電流を上記出力回路へ供給する一方、上記基準バイアス電流に応じたアンプ回路用バイアス電流を上記アンプ回路へ供給するカレントミラー回路を有するバイアス回路と、を備える光ピックアップ用受光アンプ回路であって、
    上記バイアス回路は、上記出力回路用バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第1抵抗値可変回路と、上記アンプ回路用バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第2抵抗値可変回路とを有していることを特徴とする光ピックアップ用受光アンプ回路。
  3. 上記バイアス回路は、上記基準バイアス電流が流れる電流路の抵抗値を変化させる第3抵抗値可変回路をさらに有していることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  4. 上記帰還回路が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択して上記アンプ回路に接続することを切り替えることにより、上記帰還回路のゲインを切り替え、
    上記バイアス回路は、上記帰還回路のゲインの切り替えに対応して上記基準バイアス電流を増減することを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  5. 上記バイアス回路は、上記帰還回路のゲインが低い時に上記基準バイアス電流を多く流すことを特徴とする請求項1または4に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  6. 上記帰還回路が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択して上記アンプ回路に接続することを切り替えることにより、上記帰還回路のゲインを切り替え、
    上記バイアス回路は、上記アンプ回路用バイアス電流を一定とし、上記帰還抵抗が大きく上記帰還回路のゲインが高い時に上記出力回路用バイアス電流を小さく、上記帰還抵抗が小さく上記帰還回路のゲインが低い時に上記出力回路用バイアス電流を大きくすることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  7. 上記帰還回路が、抵抗値のそれぞれ異なる複数の帰還抵抗のうち1つを選択して上記アンプ回路に接続することを切り替えることにより、上記帰還回路のゲインを切り替え、
    上記バイアス回路は、上記帰還抵抗が大きく上記帰還回路のゲインが高い時に、上記アンプ回路用バイアス電流を大きく、かつ上記出力回路用バイアス電流を小さくし、上記帰還抵抗が小さく上記帰還回路のゲインが低い時に上記アンプ回路用バイアス電流を小さく、かつ上記出力回路用バイアス電流を大きくすることを特徴とする請求項2に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  8. 上記バイアス回路が有するカレントミラー回路は、バイポーラトランジスタのベースがコレクタ−GND間電圧である基準電圧源でバイアスされ、エミッタに抵抗を接続する回路であり、エミッタに接続されている抵抗と並列に抵抗とMOSトランジスタとによるスイッチ回路を備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  9. 上記カレントミラー回路が有するバイポーラトランジスタのエミッタに接続される抵抗を切り替え、上記カレントミラー回路に流れる電流を増減するMOSトランジスタのゲート端子に接続される入力端子を上記バイアス回路の外部に備えることを特徴とする請求項8に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路。
  10. 上記請求項1ないし9のいずれか1項に記載の光ピックアップ用受光アンプ回路を用いた光ピックアップ装置。
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