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JP2009038101A - 半導体装置 - Google Patents

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Kazumasa Akai
一雅 赤井
Yasuo Oishibashi
康雄 大石橋
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Sanyo Electric Co Ltd
System Solutions Co Ltd
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Abstract

【課題】従来に比して静電破壊に対する耐量(ESD耐量)を向上させた半導体装置を提供することを主たる目的とする。
【解決手段】P型の半導体基板1の表面にN型のエピタキシャル層2が形成され、エピタキシャル層2の表面にはP型のウェル層4が形成されている。ウェル層4の表面の所定領域にはソース層5及びドレイン層6が形成され、チャネル領域上にはゲート電極7が形成されている。ウェル層4の表面には複数のP+型のBG層8が、平面的に見た場合にソース層5で周囲が囲まれるようにして、なおかつゲート電極7が延びる方向に沿って一定間隔をおいて複数形成されている。また、BG層8上にはコンタクトホール14及び配線層18が形成されている。このように、BG層8及びコンタクトホール14は、MOSトランジスタ構造の全面に渡ってバランス良く形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、静電破壊保護素子として好適に用いられる半導体装置に関するものである。
従来より半導体集積回路では、静電気,過電圧,周辺機器から放射される電磁ノイズ等のサージ電圧による破壊(静電破壊)を防止するために、入出力端子の近辺に保護回路(以下、静電破壊保護回路という)が設けられている。
従来の静電破壊保護回路について、図6を参照しながら説明する。図6は、従来の静電破壊保護回路100を示すレイアウト図である。シリコン等から成る半導体基板の表面にはP型半導体層101が形成されている。P型半導体層101の表面上には、ゲート絶縁膜(不図示)を介して複数のゲート電極102が互いに平行に配置されている。なお、各ゲート電極102の一端は共通に接続されている。
また、P型半導体層101の表面には、各ゲート電極102に隣接してN型不純物が注入・拡散されたソース層103及びドレイン層104が形成されている。そして、P型半導体層101の表面上には、N型不純物層(ソース層103層及びドレイン層104)の全体を囲むようにしてLOCOS(Local Oxidation Of Silicon)法等による素子分離絶縁膜(不図示)が形成され、更に、当該素子分離絶縁膜を囲むようにして環状のP型半導体層(ガードリング105)が形成されている。
また、P型半導体層101の表面上には絶縁膜(不図示)が形成され、当該絶縁膜には、ゲート電極102,ソース層103,ドレイン層104,及びガードリング105に至る複数のコンタクトホール(不図示)が形成されている。そして、これらコンタクトホール内に形成された配線層を介して、ドレイン層104は入出力端子と内部回路とを繋ぐ配線に接続され、ゲート電極102,ソース層103,及びガードリング105は接地配線に接続される。このように、静電破壊保護回路100ではNチャネル型MOSトランジスタ構造が保護素子として用いられている。
静電破壊保護回路100の動作について簡単に説明する。入出力端子を通じて過大な正のサージ電圧がドレイン層104に印加されると、ソース層103とドレイン層104との間でブレークダウンが生じ、これによりP型半導体層に電流が流れ込み、ソース層103及びガードリング105を介して接地配線側に電流が流れる。この電流は、ドレイン層104をコレクタ、ソース層103をエミッタとする寄生NPN型バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間の電位を上げることになる。そして、ベース電位が上昇して当該寄生バイポーラトランジスタがオンし、入出力端子から接地配線側に電流が流れる。
また、入出力端子を通じて過大な負のサージ電圧がドレイン層104に印加されると、ガードリング105及びP型半導体層101をアノードとし、ドレイン層104をカソードとするPN接合(寄生ダイオード)を介して電流が流れる。
以上のような動作によって、内部回路は静電破壊から保護される。なお、本発明に関連する技術は、例えば以下の特許文献に記載されている。
特開平5−75118号公報
近年の半導体デバイスの微細化・高集積化により、静電破壊の発生が増大する傾向にある。しかしながら、上述したような従来の静電破壊保護回路では、静電破壊に対する保護が十分でないという問題があった。
そこで本発明は、従来に比して静電破壊に対する耐量(ESD耐量)を向上させた半導体装置を提供することを主たる目的とする。
本発明の主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明の半導体装置は、第1導電型の第1の半導体層と、前記第1の半導体層の表面に形成された第2導電型のソース層及びドレイン層と、前記ソース層と前記ドレイン層との間の前記第1の半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記第1の半導体層の表面に形成された第1導電型の第2の半導体層とを備え、前記第2の半導体層は、前記ソース層でその周囲が囲まれるようにして形成されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置では、従来のようにMOSトランジスタ構造の外部ではなく、MOSトランジスタ構造の内部にバックゲート用の半導体層が形成されている。そのため、サージ電圧が印加された際に、寄生バイポーラトランジスタまたは寄生ダイオードが従来よりも素子領域内で均一に動作する。そのため、電界集中や発熱等のストレス集中が起き難く、従来に比してESD耐量を大幅に向上させることができる。
また、ESD耐量が向上するため、半導体集積回路の保護素子等に必要な面積を小さくすることが出来、チップ面積を微細にすることができる。
次に、本発明の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。図1は第1の実施形態に係る半導体装置を示すレイアウト図であり、図2は当該半導体装置のX−X線に沿った断面図である。
図2に示すように、シリコン等から成るP型の半導体基板1の表面にはN型のエピタキシャル層2が形成され、エピタキシャル層2と半導体基板1の底部との界面には、N+型の埋め込み層3が形成されている。エピタキシャル層2及び埋め込み層3は、半導体基板1にN型不純物(例えばリンイオン)を高濃度に注入し、エピタキシャル成長させることで形成される。エピタキシャル層2の表面には、P型のウェル層4が形成されている。
そして、ウェル層4の表面には複数のMOSトランジスタ構造(本実施形態ではNチャネル型MOSトランジスタ)が形成されている。つまり、ウェル層4の表面の所定領域にはN+型のソース層5が形成され、ソース層5からチャネル長だけ離間してN+型のドレイン層6が同様にして形成され、ソース層5とドレイン層6との間のチャネル領域上にはゲート絶縁膜(不図示)を介してポリシリコン等から成る複数のゲート電極7が形成されている。各ゲート電極7の端部は共通に接続されている。
なお、本実施形態では図1に示すように、ソース層5,ドレイン層6,ゲート電極7が互いに平行に形成されているが、異なるレイアウトに変更することも可能である。例えば、ゲート電極を環状に形成し、ゲート電極で囲まれたウェル層4上にドレイン層6を形成し、ゲート電極の環外のウェル層4上にソース層を形成することもできる。
また、ウェル層4の表面には複数のP+型のバックゲート半導体層(以下、BG層8とする)が、図1に示すように平面的に見た場合にソース層5で周囲が囲まれるようにして、なおかつゲート電極7が延びる方向に沿って一定間隔をおいて島状に形成されている。また、BG層8は最外周のソース層5上のみでなく隣り合うゲート電極7の間のソース層5の表面にも形成されており、MOSトランジスタ構造の全面に渡ってバランス良く形成されている。この点、MOSトランジスタ構造の周囲を囲むようにバックゲート電極としてガードリング105を設けていた従来構造(図6参照)とは構成が大きく異なる。BG層8は、ウェル層4を所定の電位に固定するための不純物層であり、ウェル層4の表面にP型不純物(例えば、ボロンイオン)を高濃度に注入し、拡散させることで形成される。
また、エピタキシャル層2を複数の素子領域に分離するためのP+分離層9が形成されている。P+分離層9は、P型不純物から成る上分離層9a及び下分離層9bがエピタキシャル層2内で重畳して一体化した構成になっており、当該MOSトランジスタ構造が形成された全領域を取り囲むようにして環状に形成されている。上分離層9aは、エピタキシャル層2の上面からボロン(B)等のP型不純物を下方拡散することにより形成される。一方、下分離層9bは、半導体基板1の底部側からボロン(B)等のP型不純物を上方拡散することにより形成される。P+分離層9によって隣り合う素子は電気的に分離されるため、上述したMOSトランジスタ構造に隣接してトランジスタ等の素子を形成することも可能である。
また、エピタキシャル層2の表面上には、素子分離用のフィールド絶縁膜10が形成されている。フィールド絶縁膜10は、例えばLOCOS法により形成される。
また、ゲート電極7上を含めて半導体基板1の表面上には絶縁膜11(例えば、CVD法によるシリコン窒化膜やシリコン酸化膜,BPSG膜等の単層膜あるいは積層膜)が形成されている。当該絶縁膜11には、ソース層5に至るコンタクトホール12,ドレイン層6に至るコンタクトホール13、BG層8に至るコンタクトホール14、ゲート電極7に至るコンタクトホール15がそれぞれ形成されている。各コンタクトホールは、ほぼ均等な間隔で配置されている。本実施形態では、コンタクトホール12とコンタクトホール13、及びコンタクトホール13とコンタクトホール14は、ゲート電極7を挟んでほぼ同一直線上に配置されている。
そして、各コンタクトホール12,13,14,15内にはアルミニウムやチタン等から成る配線層が形成されている。配線層16は、コンタクトホール12の底部でソース層5と接触しており、後述する寄生バイポーラトランジスタ30のエミッタ電極(E)の役割を有する。配線層17は、コンタクトホール13の底部でドレイン層6と接触しており、後述する寄生バイポーラトランジスタ30のコレクタ電極(C)及び寄生ダイオードのカソード電極の役割を有する。配線層18は、コンタクトホール14の底部でBG層8と接触しており、寄生バイポーラトランジスタ30のベース電極(B)及び寄生ダイオードのアノード電極の役割を有する。配線層19は、コンタクトホール15の底部でゲート電極7と接触する。
また、ウェル層4の底部と重畳させるようにしてP型不純物層20を形成することが、後述する寄生バイポーラトランジスタ30や寄生ダイオードの均一な動作を図る上で好ましい。ウェル層4とP型不純物層20とが重畳した領域、すなわちウェル層4の底部での不純物濃度が高くなって低抵抗化されると、各配線層18(ベース電極、アノード電極)と各配線層17(コレクタ電極、カソード電極)との間の距離の違い(ウェル層4の抵抗値の違い)があったとしても、そのことによる寄生バイポーラトランジスタまたは寄生ダイオードの動作への影響は小さくなるからである。P型不純物層20は、例えば下分離層9bと同一工程によって形成することができる。
次に、以上のように構成された半導体装置の動作について図2を参照しながら説明する。
ドレイン層6は、入力端子または出力端子(以下、入出力端子21とする)と内部回路22とを接続する第1の配線23に接続される。なお、内部回路22はアナログ回路やデジタル回路であり、入力回路,出力回路,入出力回路等を含む。そして、ソース層5,BG層8,ゲート電極7はVSS(通常は接地電圧GND)端子24と接続された配線(第2の配線25)に接続される。なお、ドレイン層6は入出力端子21に直接接続することも可能である。
入出力端子21に過大な正のサージ電圧が印加されると、当該サージ電圧は第1の配線23を通してドレイン層6に伝わる。そして、ドレイン層6の電位が所定の電位を越えると、ソース層5とドレイン層6との間でブレークダウンが生じ、これによりP型領域(ウェル層4及びBG層8)をベース、ソース層5をエミッタ、ドレイン層6をコレクタとするNPN型の寄生バイポーラトランジスタ30がオンする。そして、入出力端子21側からVSS端子24側に電流が流れ、ドレイン層6(コレクタ)の電圧が一定値以下に抑えられるため、内部回路22がサージ電圧から保護される。なお、図2に示す抵抗は、ウェル層4の抵抗成分である。
従来(図6参照)は、ガードリング105上に形成された寄生バイポーラトランジスタのベース電極がMOSトランジスタ構造の外部にあった。バイポーラトランジスタの能力は、ベース電極とエミッタ電極及びコレクタ電極との間の離間距離にも依存するため、ベース電極からの距離に応じて寄生バイポーラトランジスタの動作能力が変わる。つまり、図6において、N型不純物層(ソース層103及びドレイン層104)のうちガードリング105に近い外側領域と、ガードリング105から遠い内側領域では、ベース電極(ガードリング105)からの距離(=基板抵抗)が相違するため、寄生バイポーラトランジスタの能力が異なり、素子領域内で不均一に動作していることになる。従って、電流値や発熱量等の違いによってストレス集中が起き、十分なESD耐量の向上を図ることが出来なかったと考えられる。
これに対して本実施形態では、図1に示すように平面的に見た場合に、BG層8及びベース電極(配線層18)がソース層5で囲まれるようにして形成され、かつゲート電極7が延在する方向に沿って一定間隔をおいて複数形成されている。つまり、MOSトランジスタ構造の内部にBG層8及びベース電極(配線層18)がバランス良く点在している。そのため、N型不純物層(ソース層5及びドレイン層6)の外側領域であっても内側領域であっても、ベース電極(配線層18)からの距離(=基板抵抗)の相違は少ない。従って、第1の実施形態の構成によれば、寄生バイポーラトランジスタの動作が場所によって大きく変化することはなく、より均一に動作するためストレス集中が起きず、従来に比してESD耐量を向上させることができる。
一方、入出力端子21に過大な負のサージ電圧が生じた場合を考える。この場合、配線層18をアノード電極、配線層17をカソード電極とする寄生ダイオードを通してVSS端子24側から入出力端子21側に電流が流れ、内部回路22が保護されることになる。
従来(図6参照)は、ドレイン層104に負のサージ電圧が印加されると、ガードリング105上に接続された配線層をアノード電極、ドレイン層104と接続された配線層をカソード電極とする寄生ダイオードを通して電流が流れる。ここで、上記と同様の考えに基づくと、ガードリング105から近い外側領域と、遠い内側領域では、寄生ダイオードの動作能力が変わる。アノード電極とカソード電極との間の距離が相違し、基板抵抗が影響するからである。従って、素子領域内で寄生ダイオードが不均一に動作することとなる。また、基板抵抗の影響を受けて寄生ダイオードのVF(順方向電圧)特性についても不均一であった。従って、従来構造では電流値や発熱量等の違いによってストレス集中が起き、十分なESD耐量の向上を図ることが出来なかったと考えられる。
これに対して本実施形態では、BG層8及び配線層18が、MOSトランジスタ構造内にバランス良く点在しているため、N型不純物層(ソース層5及びドレイン層6)の外側領域であっても内側領域であっても、アノード電極(配線層18)とカソード電極(配線層17)との間の距離(基板抵抗)のばらつきを従来に比して抑えることができ、寄生ダイオードの能力が大きく変化しない。従って、第1の実施形態の構成によれば、寄生ダイオードがより均一に動作し、かつVF特性を大幅に改善することができ、従来に比してESD耐量を向上させることができる。
次に本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。図3は第2の実施形態に係る半導体装置を示すレイアウト図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については同一符号を用い、その説明を省略するか簡略する。
第2の実施形態に係る半導体装置は、ドレイン層6に至るコンタクトホールの位置に特徴がある。つまり、図3に示すように、ドレイン層6のうちゲート電極7を挟んでBG層8と対向する一定の領域Yにはドレイン層6に至るコンタクトホールを配置しないようにしている。他の構成は、上述した第1の実施形態と同様である。
図3に示すように、ある一つのBG層8aに注目した場合、このBG層8aから近いドレイン層6に至るコンタクトホールは近い順にコンタクトホール13a,13b,13cとなる。ここで、仮にBG層8aと対応する一定の領域Yにもコンタクトホールが配置されていたとすると、当該領域Yのコンタクトホール内に形成された配線層をコレクタ電極として形成される寄生バイポーラトランジスタは、コンタクトホール13a〜13cに形成された配線層をコレクタ電極として形成される寄生バイポーラトランジスタとは異なる動作能力を有すると考える。コンタクトホールの位置に応じて、寄生バイポーラトランジスタのコレクタ電極とベース電極との間の距離が変わり、このことは寄生バイポーラトランジスタのベース電極とエミッタ電極・コレクタ電極との間の抵抗値(基板抵抗)の影響が変わることを意味するからである。
従って、この点を考慮すると、第1の実施形態では寄生バイポーラトランジスタの動作特性の不均一な部分が若干生じるといえる。ただし、上記のとおり、従来技術と比較すればその不均一性は大幅に改善されている。
これに対して第2の実施形態では、図3に示すように、ドレイン層6上のうち少なくともBG層8と対応する領域Yにはコンタクトホールを配置しないようにしている。領域Yに配置されたコンタクトホールを除いたということは、ベース電極とエミッタ電極・コレクタ電極との間の基板抵抗が最も小さくなる寄生バイポーラトランジスタを取り除いたということを意味する。そして、基板抵抗が最も小さくなる寄生バイポーラトランジスタを取り除いた分、個々の寄生バイポーラトランジスタの動作能力のバランスが揃うようになった。
そのため、第1の実施形態に比べて、寄生バイポーラトランジスタがより均一にバランスよく動作すると考えられるため、ストレス集中が起きない。また、ドレイン層8に過大な負のサージ電圧が生じた場合も同様に考えることができ、第1の実施形態に比べて寄生ダイオードがより均一に動作し、かつVF特性を改善することができる。従って、正負の両者のサージ電圧に対するESD耐量を従来に比して飛躍的に向上させることができる。
本発明者が行った静電破壊試験によれば、第2の実施形態に係る構成において、正負の両者のサージ電圧に対するESD耐量の向上が確認できた。ガードリング105を採用した従来構造(図6参照)のNチャネル型MOSトランジスタ(NCH)及びPチャネル型MOSトランジスタ(PCH)と、従来構造と同程度のサイズであって、第2の実施形態のように構成した改良構造のNチャネル型MOSトランジスタ及びPチャネル型MOSトランジスタのそれぞれのESD耐量を比較する。図4は、従来構造及び改良構造のマシーンモデル(M.M)とヒューマンボディモデル(H.B.M)に基づき、ドレイン層に正のサージ電圧を印加した場合(A)と、ドレイン層に負のサージ電圧を印加した場合(B)の各試験結果を示している。
図4を参照すると、従来構造で160〜220(V)程度であったマシーンモデルのESD耐量が、改良構造によれば500(V)以上に向上したことが判る。また、従来構造で3200〜3500(V)程度であったヒューマンボディモデルのESD耐量が、改良構造によれば3500(V)以上に向上したことが判る。なお、今回は3500(V)以上の測定を行わなかったが、改良構造が3500(V)よりも大きなESD耐量を有すると考えられる。
また、本発明者はTLP(Transmission Line Pulse)測定試験を行い、スナップバック特性や破壊電流(破壊が起こる電流)を確認した。図5は、図4と同様に従来構造及び改良構造についてドレイン層に正のサージ電圧を印加した場合(A)と、ドレイン層に負のサージ電圧を印加した場合(B)の破壊電流の値を示している。
図5を参照しても、改良構造が従来構造と比較して破壊電流が高い値であり、より大きな電流を流せること(=ESD耐量が高いということ)が明らかである。
以上説明したように、上述した第1及び第2の実施形態では、サージ電圧が印加された際、寄生バイポーラトランジスタまたは寄生ダイオードが素子領域内において従来よりも均一に動作する構成になっている。そのため、ストレス集中が起き難く、従来に比してESD耐量を大幅に向上させることができる。また、ESD耐量が向上しているため、従来と同程度のESD耐量を望む場合であれば、保護素子に必要な面積を大幅に小さくすることが出来、チップ面積を縮小することができる。
また、以上の実施形態では、静電破壊に対する保護素子として本実施形態に係る構造が用いられることを説明したが、このトランジスタ構造は汎用性があり、被保護素子のトランジスタ構造として採用することも可能である。特に、パワー系の出力トランジスタに本実施形態に係る構造を採用することで、静電破壊に強くすることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。例えば、上記実施形態ではNチャネル型MOSトランジスタ構造について説明したが、導電型が異なるだけでPチャネル型MOSトランジスタ構造にも同様に適用できる。本発明は、ESD耐量を向上させたMOSトランジスタ構造として広く適用できるものである。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置と従来構造のESD耐量(V)を示す表である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置と従来構造の破壊電流(A)を示す表である。 従来の半導体装置を説明する平面図である。
符号の説明
1 半導体基板 2 エピタキシャル層 3 埋め込み層 4 ウェル層
5 ソース層 6 ドレイン層 7 ゲート電極 8 BG層
8a BG層 9 P+分離層 9a 上分離層 9b 下分離層
10 フィールド絶縁膜 11 絶縁膜 12 コンタクトホール
13 コンタクトホール 13a〜13c:コンタクトホール
14 コンタクトホール 15 コンタクトホール
16 配線層(エミッタ電極) 17 配線層(コレクタ電極)
18 配線層(ベース電極) 19 配線層 20 P型不純物層
21 入出力端子 22 内部回路 23 第1の配線 24 VSS端子
25 第2の配線 30 寄生バイポーラトランジスタ
100 静電破壊保護回路 101 P型半導体層
102 ゲート電極 103 ソース層 104 ドレイン層
105 ガードリング

Claims (5)

  1. 第1導電型の第1の半導体層と、
    前記第1の半導体層の表面に形成された第2導電型のソース層及びドレイン層と、
    前記ソース層と前記ドレイン層との間の前記第1の半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、
    前記第1の半導体層の表面に形成された第1導電型の第2の半導体層とを備え、
    前記第2の半導体層は、前記ソース層でその周囲が囲まれるようにして形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第2の半導体層は、前記ゲート電極に沿って、間隔をおいて複数形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ドレイン層上に形成された、前記ドレイン層に至る複数のコンタクトホールを有する絶縁膜と、
    前記複数のコンタクトホールを介して前記ドレイン層と接続された配線層とを備え、
    前記複数のコンタクトホールは、前記ゲート電極を挟んで前記第2の半導体層と対向する領域を除いて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の半導体層の底部と重畳する第1導電型の不純物層を備え、
    前記第1の半導体層の底部の第1導電型不純物濃度は、その表面側の不純物濃度よりも高いことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 端子と内部回路とを繋ぐ第1の配線と、
    第1の電圧を供給する第2の配線とを備え、
    前記ドレイン層は前記端子または前記第1の配線と接続され、
    前記ソース層は前記第2の配線と接続され、
    前記第2の半導体層は前記第2の配線と接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体装置。
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