JP2009030060A - 異方性を有する導電性接着シートおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】異方性を有する導電性接着シートを、厚さ方向の中央に配置したコアフィルム1と、コアフィルム1の両面に配置された接着剤層2,3と、球状の導電性微粒子4とで構成する。コアフィルム1に、厚さ方向に貫通する貫通孔10を規則的に形成し、全ての貫通孔10内に、各1個の導電性微粒子4を配置する。
【選択図】図1
Description
特に、微小ビームで加工できるYAGレーザでは、ビーム形状をテーパ状にすることによって貫通孔をテーパ状にすることができる。これにより、導電性微粒子をテーパ状貫通孔の窄まった部分で保持して、第1の接着剤層にはみ出さないようにすることもできる。
本発明で用いるコアフィルムの材料は特に限定されず、種々のエンジニアリングプラスチックを用いることができる。例えは、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリアリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、などである。
コアフィルムとしては、熱可塑性樹脂または加熱により軟化した後に硬化する成分を含有した熱硬化性樹脂を用いることもできる。熱により軟化するコアフィルムを用いる場合には、コアフィルムの軟化温度を接着剤層の軟化温度よりも20℃以上高くする。この軟化温度の差は50℃以上であることが好ましく、80℃以上であることがさらに好ましい。
本発明で使用する導電性微粒子の大きさは、平均粒子径が0.5μmから50μm、好ましくは1μmから20μm、更に好ましくは2μmから10μmとする。導電性微粒子の平均粒子径が0.5μm未満であると、接続パターンの高さのバラツキを吸収できない場合がある。また、50μmを越える大きさでは、ファインパターンの接続には不向きとなる。
本発明で使用する導電性微粒子の形状は、特に球形である必要はなく、多面体、球形粒子に多数の突起状物があるものでも構わない。ただし、扁平状のものは貫通孔に入れ難いので好ましくない。圧縮時に潰れやすい、変形し易い導電性微粒子は、接続パターンとの接触面積を大きくでき、接続パターンの高さのバラツキを吸収できるため好ましい。
本発明の導電性接着シートを構成する接着剤層をなす接着剤としては、例えば、熱硬化性接着剤、熱可塑性接着剤あるいは感圧接着剤等を好適に使用することができる。特に、マイクロカプセル中に硬化剤を含有する化合物を閉じ込め、圧力あるいは熱によりマイクロカプセルが潰れることにより硬化が開始するいわゆる潜在性硬化剤を含有するタイプの接着剤を使用することが好ましい。
そのため、貫通孔のピッチおよび大きさを、接続するパターンの配列ピッチおよび配線幅等に対応させて設定することによって、ファインピッチで配列されているパターンを接続する場合でも、隣り合うパターン間にショートが生じないようにすることができる。また、接続するパターンが導電性微粒子の存在しない位置に配置される、という恐れを無くすことができる。
本発明の導電性接着シートを製造する第1の方法の実施形態について、図2を用いて説明する。
先ず、プラスチックフィルム等からなる支持体5の上に、接着剤溶液(接着剤を溶剤に溶かした液体)を所定の厚さで塗布した後、溶剤を乾燥除去することにより、第1の接着剤層2を形成する。接着剤溶液の塗布方法としては、通常の方法、例えば、ブレードコート法、スプレーコート法、スピンコート法、ロールコート法などが採用できる。
本発明の導電性接着シートを製造する第2の方法の実施形態について、図3〜6を用いて説明する。
先ず、支持体5の上に接着剤溶液を所定の厚さで塗布した後、乾燥することによって、支持体5の上に第1の接着剤層2を形成する。図3(a)はこの状態を示す。この第1の接着剤層2の上に、図3(b)に示すような、貫通孔10を有するコアフィルム1を接合する。図3(c)はこの状態を示す。この接合は、第1の接着剤層2の上にコアフィルム1を載せて加熱することで行う。この加熱温度は、接着剤層2をなす接着剤が硬化しない温度とする。
この第2の方法において、図3(b)に示すような、貫通孔10を有するコアフィルム1を形成する方法としては、(1)図4に示すように、コアフィルム1にレーザ照射を行う方法と、(2)図5に示すように、プレス用金型90,170を用いてコアフィルム1をプレスで打ち抜く方法を採用することが好ましい。
次に、所定の現像処理を行うことによって、感光性樹脂層8の光が当たらなかった部分を除去する。これにより、コアフィルム1の貫通孔10に対応する貫通孔81が感光性樹脂層8に形成される。図6(b)はこの状態を示す。次に、めっき前処理として、この導電性基板7と感光性樹脂層8とからなる板状物の表面を、反応性イオンエッチング等で清浄化する。すなわち、現像後にこの板状物に残存する現像残査を完全に除去する。
次に、電解ニッケルめっきの代わりに電解銅めっきを行うことを除いて、この雄型90の形成方法と同じ方法を実施することにより、雄型90と同じ形状の銅製の型15を作製する。すなわち、この型15は、コアフィルム1の貫通孔10の配置に対応させた突起15aを有する。次に、この型15の突起15a側の面に、リンを含有するニッケルの電解めっきを行ってメッキ層17を形成する。この状態を図6(e)に示す。メッキ層17の厚さは、プレス用金型として必要な強度を発揮できる厚さとする。例えば、突起15aの突出長さの50倍程度とする。
この方法によれば、電解めっき法により貫通孔10内に導電性微粒子4を成長させるため、貫通孔10への導電性微粒子4の配置を容易に行うことができる。
この実施例では、本発明の第1の方法の実施例に相当する方法で導電性接着シートを作製する。この実施例を図2に基づいて説明する。先ず、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用意し、このPETフィルムの表面に、剥離剤としてポリジメチルシロキサンを約50nmの膜厚で被覆した。このPETフィルム(支持体)5の剥離剤が被覆された面に、熱可塑性ポリイミド溶液をブレードコーターを用いて塗布した。次に、この塗布膜から溶剤を乾燥除去することにより、PETフィルム5上に、厚さ10μmの熱可塑性ポリイミドからなる接着剤層(第1の接着剤層)2を形成した。
図8および図9に示す試験用基板30,40,50を用意した。
図8(a)は試験用基板30の一部を示す平面図であり、図8(b)は図8(a)のa−a線断面図である。試験用基板30は、絶縁性基板31の上に、200本の配線32と、各配線32毎に独立に接続された検査用パッド35とを有する。配線32の幅Wは15μmであり、配列ピッチpは30μmであり、厚さhは15μmである。
このようにして得られた2個のテストピースを用いて、隣接する検査用パッド35同士の間の絶縁抵抗を測定した。その結果、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが分かった。
これらの試験結果から、この実施例の導電性接着シートによって、図10(a)に示すように、試験用基板30の配線32と試験用基板40の配線パターン42とが、導電性接着シートの導電性微粒子4によって接続され、図10(a)および図10(b)に示すように、隣り合う配線32間が導電性微粒子4で接続されていない状態になることが分かる。
この実施例では、本発明の第2の方法の実施例に相当する方法により、導電性接着シートを作製する。この実施例を図3および4に基づいて説明する。先ず、厚さ25μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用意し、このPETフィルムの表面に、剥離剤としてポリジメチルシロキサンを約50nmの膜厚で被覆した。このPETフィルムの剥離剤が被覆された面に、エポキシ接着剤溶液をブレードコーターを用いて塗布した。次に、この塗布膜から溶剤を乾燥除去することにより、PETフィルム上に、厚さ12μmのエポキシ接着剤からなる接着剤層を形成した。このPETフィルムと接着剤層とからなるシートを2枚用意した。
これにより、コアフィルム1のエキシマレーザが照射された部分(開口部K1の下側の部分)が除去されて、コアフィルム1の所定位置に貫通孔10が形成された。このコアフィルム1には、直径が8μmである円形の貫通孔10が、図1(b)に示す配置で15μmピッチ(格子点間隔)で規則的に配列されている。図4(b)はこの状態を示す。次に、コアフィルム1からPETフィルム(支持体)5を剥離する。
この実施例2で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないものは無いことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
この実施例では、本発明の第2の方法の実施例に相当する方法により、導電性接着シートを作製する。この実施例を図3、図5、および図6に基づいて説明する。
実施例2と同じ方法で、PETフィルム(支持体)5上に、ポリイミド樹脂からなるコアフィルム1を形成した。ただし、厚さは7μmとした。次に、コアフィルム1からPETフィルム(支持体)5を剥離した。次に、図5に示すように、このコアフィルム1を、雄型90および雌型170からなるプレス用金型(加圧面:2.5cm角)の間に挟み、プレスで打ち抜くことにより、コアフィルム1に貫通孔10を開けた。プレス装置としてはフリップチップボンダーを用い、雄型90および雌型170の位置合わせはCCDカメラを用いた方法で行った。また、プレス圧は3MPaとした。
試験用基板30の配線32の幅Wを20μmとし、配列ピッチpを40μmとした。試験用基板40の配線パターン42の幅を20μmとし、ダミーパターン43の直径W2を20μm、配列ピッチp10を40μmとした。試験用基板50の凸部52のパターンをこれに合わせた。これ以外の点は実施例1と同じである試験用基板30,40,50を作製した。
また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
この実施例では、本発明の第2の方法の実施例に相当する方法により、導電性接着シートを作製する。この実施例を図11に基づいて説明する。先ず、プラスチック製フィルム45の表面に剥離層(熱により発泡が生じて接着力が極端に低下する樹脂層)46が形成されている熱剥離シート(日東電工社製「リバアルファ」)400を用意した。次に、このシート400の剥離層46の上に、ブレードコーターを用いて、実施例1と同じネガ型の感光性樹脂溶液を塗布することによって、感光性樹脂層11を厚さ4μmで形成した。この感光性樹脂層11の上に、厚さ10μmのPETフィルム47を載せた。
この実施例4で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないものは無いことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
この実施例を図7に基づいて説明する。先ず、厚さ100μmのアルミニウム板(導電性基板)7を用意し、その表面に対して亜鉛置換めっき処理を施した。このアルミニウム板7のめっき処理面に、ブレードコーターを用いて実施例1と同じネガ型の感光性樹脂溶液を塗布し、乾燥させることによって、ネガ型の感光性樹脂層11を厚さ10μmで形成した。この感光性樹脂層11の上に厚さ10μmのPETフィルムを載せた。図7(a)はこの状態を示す。ただし、この図では感光性樹脂層11上のPETフィルムが省略されている。
この実施例5で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないものは無いことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
この実施例では、本発明の第3の方法の実施例に相当する方法により、導電性接着シートを作製する。この実施例を図12に基づいて説明する。先ず、実施例1に示す方法で予め用意した、PETフィルム(支持体)5とエポキシ接着剤からなる厚さ10μmの接着剤層2とからなるシートを、図12(a)に示すように、接着剤層(第1の接着剤層)2側を上に向けて置き、その上に厚さ4μmのポリイミド樹脂からなるコアフィルム1を形成した。コアフィルム1の形成は、実施例2で使用したポリイミド樹脂溶液を接着剤層2の上に塗布した後、塗膜から溶剤を乾燥させることで行った。これにより、一方の面に第1の接着剤層が形成されたコアフィルム1を得た。
これにより、PETフィルム6aとコアフィルム1のエキシマレーザが照射された部分が除去されて、コアフィルム1の所定位置に貫通孔10が形成された。このコアフィルム1には、直径が8μmである円形の貫通孔10が、図1(b)に示す配置で15μmピッチ(格子点間隔)で規則的に配列されている。図12(b)はこの状態を示す。
この実施例6で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないものは無いことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
図13(a)に示すように、先ず、実施例2と同じ方法により、厚さ25μmのPETフィルム500上に、厚さ6μmのエポキシ接着剤層510を形成した。このPETフィルム500とエポキシ接着剤層510とからなるシートを2枚用意した。
次に、コアフィルム1として、厚さ4.5μmの全芳香族ポリアミドフィルム(旭化成(株)製の「アラミカ(商品名)」)を用意した。また、ポリスルホン樹脂(Amoco Polymer社製「Udel P−1700」)80重量部と、シアネートエステル樹脂(Ciba−Geigy社製「B−30」)20重量部と、テトラヒドロフラン400重量部とを撹拌混合することにより、接着剤溶液を得た。この接着剤溶液をコアフィルム1の上に塗布して乾燥することにより、コアフィルム1の上に、厚さ6μmのポリスルホン/シアネートエステル接着剤層530を形成した。図13(b)はこの状態を示す。
この実施例7で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないものは無いことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
図14に示すように、コアフィルム1にテーパ状の貫通孔10aを形成した以外は実施例7と同じ方法で、導電性接着シートを得た。テーパ状の貫通孔10aは、マスクパターンを10分の1まで縮小投影することのできるエキシマレーザを用い、図4(a)で、孔径8μmの開口部K1を徐々に縮小しながらレーザ照射を行った。これにより、フィルム面に平行な断面が円形であり、大径部の直径が8μmで小径部の直径が4μmであるテーパ状の貫通孔10aを形成した。
これにより、導電性微粒子4はテーパ状の貫通孔10の窄まった部分で保持されるため、下側の接着剤層(第1の接着剤層)2にはみ出さずに、コアフィルム1内に確実に存在するようになる。
この実施例8で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないものは無いことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
実施例1で使用したエポキシ接着剤溶液に、実施例1で使用した導電性微粒子4を、1.2体積%の割合で添加して混合した。この液体を、剥離剤としてポリジメチルシロキサンが被覆されたPETフィルムの表面に、ブレードコーターを用いて塗布した。次に、この塗布膜から溶剤を乾燥除去することにより、PETフィルム上に、厚さ28μmの導電性接着シートを形成した。この導電性接着シートはPETフィルムを剥がして使用する。
なお、導電性微粒子4のエポキシ接着剤溶液への添加率は、導電性接着シート内での導電性微粒子4の含有率が実施例2と同程度となるように設定した。
この比較例1で作製された導電性接着シートと、実施例1と同じ試験用基板30,40,50とを用いて、実施例1と同じ方法で各2個のテストピースを作製し、実施例1と同じ方法で接続確認試験とショート確認試験を行った。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32のうち4箇所が、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていないことが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間について、全ての絶縁抵抗が1012Ω以上であった。これにより、2個のテストピースの合計400個の全ての配線32について、隣接する全ての配線32間にショートが発生していないことが確認された。
その結果、接続確認試験では、2個のテストピースの合計400個の試験用基板30の配線32の全てが、試験用基板40の配線パターン42と電気的に接続されていることが確認された。また、ショート確認試験では、2個のテストピースの合計398組の検査用パッド間のうち10箇所で、絶縁抵抗が108 Ω以下となった。これにより、これらの10箇所で隣接する配線32間にショートが発生していることが分かった。
2 接着剤層(第1の接着剤層)
3 接着剤層(第2の接着剤層)
4 導電性微粒子
5 支持体
6 カバーフィルム
6a PETフィルム
7 導電性基板
8 感光性樹脂層
9 メッキ層
10 貫通孔
10a テーパ状の貫通孔
11 感光性樹脂層
15 銅製の型
15a 突起
17 メッキ層
20 接着剤層からなるシート
23 接着時のコアフィルムとその両面の接着剤層
30 試験用基板
31 絶縁性基板
32 配線
35 検査用パッド
40 試験用基板
41 ガラス基板
42 配線パターン
43 ダミーパターン
44 検査用パッド
45 フィルム
46 剥離層
47 PETフィルム
50 試験用基板
51 ガラス基板
52 凸部
81 貫通孔
90 雄型(プレス用金型)
91 突起
170 雌型(プレス用金型)
171 凹部
500 PETフィルム
510 エポキシ接着剤層(軟化温度の低い接着剤層)
530 ポリスルホン/シアネートエステル接着剤層(軟化温度の高い接着剤層)
A 導電性微粒子の存在しない位置
B1 基板
B2 基板
h 配線の厚さ
K1 開口部
K 金属マスク
M 露光マスク
P1 接続パターン
P2 接続パターン
p 接続の配列ピッチ
p10 ダミーパターンの配列ピッチ
W 配線の幅
W1 配線パターンの幅
W2 ダミーパターンの直径
Claims (8)
- シート面内に分散配置された導電性微粒子により、シートの厚さ方向のみに導電性を付与する接着シートにおいて、
厚さ方向の中央に配置したコアフィルムの両面に接着剤層が配置され、前記コアフィルムおよび接着剤層は絶縁性であり、コアフィルムには厚さ方向に貫通する貫通孔がフィルム面内に所定配置で複数個形成され、当該貫通孔に導電性微粒子が配置され、
導電性微粒子の平均粒子径は0.5μm以上50μm以下であり、導電性微粒子の粒子径分布の標準偏差は平均粒子径の50%以下であり、コアフィルムの厚さは0.5μm以上50μm以下であり、接着剤層の厚さは1μm以上50μm以下であり、貫通孔の大きさは導電性微粒子の平均粒子径の1倍以上1.5倍以下であることを特徴とする異方性を有する導電性接着シート。 - 導電性微粒子は、銅、金、銀、ニッケル、パラジウム、インジウム、錫、鉛、亜鉛、またはビスマス、またはこれらいずれかの金属の合金、または炭素からなる微粒子、あるいは表面に金属被覆を有する微粒子である請求項1記載の導電性接着シート。
- コアフィルムの両面に配置された接着剤層の少なくとも一方は、軟化温度の差が20℃以上である二種類の接着剤層が、軟化温度の高い方をコアフィルム面側に配置して積層されたものであることを特徴とする請求項1記載の導電性接着シート。
- 請求項1記載の導電性接着シートを製造する方法において、支持体の上に形成された第1の接着剤層の上に、コアフィルムをなす感光性樹脂層を形成した後、フォトリソグラフィで感光性樹脂層をパターニングすることにより、コアフィルムに所定の配置で貫通孔を形成し、前記貫通孔内に導電性微粒子を入れた後に、このコアフィルムの上に第2の接着剤層を形成することを特徴とする導電性接着シートの製造方法。
- 請求項1記載の導電性接着シートを製造する方法において、貫通孔を有するコアフィルムの一方の面に第1の接着剤層を形成し、次いで、前記貫通孔内に導電性微粒子を入れた後に、このコアフィルムの他方の面に第2の接着剤層を形成することを特徴とする導電性接着シートの製造方法。
- レーザ照射によってコアフィルムに貫通孔を形成する工程を含む請求項5記載の導電性接着シートの製造方法。
- 貫通孔の配置に対応させた突起を有する雄型と、前記突起を受ける凹部を有する雌型とからなるプレス用金型を用いて、プレスで打ち抜くことにより、コアフィルムに貫通孔を形成する工程を含む請求項5記載の導電性接着シートの製造方法。
- 請求項1記載の導電性接着シートを製造する方法において、一方の面に第1の接着剤層が形成されたコアフィルムを用意し、このコアフィルムの他方の面側からレーザ照射を行うことにより、このコアフィルムに貫通孔を形成し、次いで、前記貫通孔内に導電性微粒子を入れた後に、このコアフィルムの他方の面に第2の接着剤層を形成することを特徴とする導電性接着シートの製造方法。
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