JP2009025059A - Emi測定システム及びemi測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2種類のアンテナの内、一方のアンテナを30MHZ 〜1GHZ を測定するMHZ 帯アンテナ12とし、他方のアンテナを1GHZ 以上の周波数帯の測定を行うGHZ 帯アンテナ17として、個別にアンテナ昇降台11、16に設置してアンテナの高さを可変できるようにすると共に、2種類のアンテナはお互いの電波反射影響を抑えるため、被測定装置EUTを中心にして、互いに90°の向きに設置してEMI測定ができるようにした。
【選択図】図1
Description
図5は従来例1の説明図である。以下、図5に基づいて従来例1を説明する。図5に示したように、外界からの電波を遮断した電波暗室1と、前記電波暗室1の外側に設けたEMI測定室2からなり、電波暗室1には、被試験装置を載せる非導電性机(図示省略)と、非導電性机を載せて回転可能なターンテーブル14と、被試験装置(以下、「EUT」とも記す)から放射されるノイズを検出するためのアンテナ(MHZ 帯アンテナ12、GHZ 帯アンテナ17)と、アンテナ昇降台11等を設置する(EUT:Equipment Under Test)。
以下、特許文献1を従来例2として説明する。従来例2には次のような内容が記載されている。
(b) :「超短波帯乃至1GHZ を超える極超短波帯における放射電磁妨害波の測定方法及び装置に係り、とくに超1GHZ 帯(1GHZ 〜18GHZ )における放射電磁妨害波の測定方法及び装置に関して、電波無響室に用いて能率の良い測定作業条件、取得テータの再現性の良い測定作業条件を提供することに関する。」・・・段落番号[0001]参照
(3) :従来例3
以下、特許文献2を従来例3として説明する。従来例3には次のような内容が記載されている。
(b) :「中央制御装置8は、センサ位置移動装置4により磁界センサ3を所定の測定箇所に移動して測定させ、それぞれの測定点での特定周波数のデジタル波形データをデータ記憶装置6に記憶させる。さらに中央制御装置8は全ての測定点を測定したら表示装置9で特定周波数の磁界強度分布を表示させる。このため、任意のデジタル回路1に対して動的に周波数が変化する磁界の強度分布をより正確に測定することができる。」・・・要約の欄を参照
(4) :従来例4
以下、特許文献3を従来例4として説明する。従来例4には次のような内容が記載されている。
(b) :「測定対象物の電子機器EUTを取り囲むように、複数のアンテナ素子120が天球状に配置され、電子機器EUTが発生する不要輻射を複数のアンテナ素子120で受信する。信号処理部により、複数のアンテナ素子120で受信された信号から最大強度の不要輻射を受信したアンテナ素子120を特定する。そして、この特定されたアンテナ素子120と電子機器EUTの位置関係に基づき、最大強度を有する不要輻射の方向を特定する。」・・・要約の欄を参照
(5) :従来例5
以下、特許文献4を従来例5として説明する。従来例5には次のような内容が記載されている。
(b) :「回転手段、前記昇降可能アンテナ、前記スペクトラム解析手段、及び前記画像記録手段について種々の制御を行う制御手段とを有し、前記制御手段には、スペクトラム波形以外の項目を、前記被測定装置を回転させている間に記録するように指示する回転時記録指示手段を設けるように構成する。」・・・要約の欄を参照
以下、前記構成に基づく本発明の作用を説明する。
前記(1) では、測定用制御装置の制御により、ターンテーブルを回転させながら2種類のアンテナにより、2種類の周波数帯域でのEMI測定を同時に行うことができる。
前記(2) では、EMI測定器を少なくとも2台で構成し、MHZ 帯アンテナと、GHZ 帯アンテナを、それぞれ電波暗室の外に設置した専用のEMI測定器に個別に接続してEMI測定を行う。このようにすれば、ターンテーブルを回転させながら同時にEMI測定を行うことにより、面倒な接続変更や設定変更を回避できる。
前記(3) では、両方のアンテナを異なる偏波に設定してEMI測定ができるので、反射波が他のアンテナに入ることを防止できる。
前記(4) では、両方のアンテナの高さを異なる高さに設定しているので、反射波が他のアンテナに入ることを防止できる。
前記(5) では、測定用制御装置の制御により、MHZ アンテナ用のアンテナ昇降台と、GHZ アンテナ用のアンテナ昇降台を、それぞれの周波数に適したアンテナの高さに設定する第1の手順と、前記第1の手順が終了した時点で、それそれのアンテナに接続されたEMI測定器をデータ書き込み状態にする第2の手順と、前記第2の手順が終了した時点で、前記ターンテーブルを回転させ、回転が終了した時点で、それぞれのEMI測定器のデータ書き込みを終了する第3の手順と、前記第3の手順が終了した時点で、測定したデータを取り込む第4の手順とを実行することでEMI測定を行う。このような手順によりEMI測定を行うので、面倒な接続変更や設定変更を回避できる。
図1は本発明の原理説明図である。以下、図1に基づいて、EMI測定システムの概要を説明する。
図2は電波暗室及びEMI測定室の説明図である。以下、図2に基づいて電波暗室及びEMI測定室の詳細な構成を説明する。
以下、図2に基づきEMI測定方法を説明する。EMI測定を行う際の制御は測定用PC23から行う(制御用プログラムを起動して測定時の制御を行う)。
図3は測定用PCの制御によるEMI測定処理フローチャートである。以下、図3に基づいて、測定用PCの制御によるEMI測定処理を説明する。なお、図3においてS1〜S5は各処理ステップを示す。
図4は製品出荷までの全プロセスの概要説明図である。以下、図4に基づいて、製品出荷までの全プロセス(製品に関する市場調査から製品出荷までを含めた情報技術装置の製造方法の全プロセス)の概要を説明する。なお、図4においてS11〜S19は各処理ステップを示す。
前記の説明に対し、次のような構成を付記する。
外界からの電波を遮断したEMI測定用の電波暗室内に、被試験装置を載せて回転させることが可能なターンテーブルと、前記被試験装置から放射された電波の内、周波数帯域の異なる2種類の電波を受信させるための2種類のアンテナを配置し、前記電波暗室外には、前記アンテナからの受信信号を基にEMI測定を行うEMI測定器と、EMI測定全体の制御を行う測定用制御装置を設置し、
前記測定用制御装置の制御により、前記ターンテーブルを回転させながら前記2種類のアンテナにより、2種類の周波数帯域でのEMI測定を同時に行うEMI測定システムであって、
前記2種類のアンテナの内、一方のアンテナを30MHZ 〜1GHZ を測定するためのMHZ 帯アンテナとし、前記他方のアンテナを1GHZ 以上の周波数帯の測定を行うGHZ 帯アンテナとして、個別にアンテナ昇降台に設置してアンテナの高さを可変できるように構成すると共に、前記2種類のアンテナは、お互いの電波反射影響を抑えるため、被測定装置(EUT)を中心にして、互いに90°の向きに設置してEMI測定ができるように構成したことを特徴とするEMI測定システム。
前記EMI測定器を少なくとも2台で構成し、
前記MHZ 帯アンテナと、GHZ 帯アンテナを、それぞれ前記電波暗室の外に設置した専用のEMI測定器に個別に接続したことを特徴とする付記1記載のEMI測定システム。
前記MHZ 帯アンテナを水平方向に設定した場合、前記GHZ 帯アンテナを垂直方向に設定し、前記MHZ 帯アンテナを垂直方向に設定した場合、前記GHZ 帯アンテナを水平方向に設定するように、前記両方のアンテナを異なる偏波に設定して、反射波が他のアンテナに入ることを防止するようにしたことを特徴とする付記1記載のEMI測定システム。
前記アンテナ昇降台により、前記MHZ 帯アンテナと、GHZ 帯アンテナの高さを設定する場合、両方のアンテナの高さを異なる高さに設定して、反射波が他のアンテナに入ることを防止したことを特徴とする付記1記載のEMI測定システム。
外界からの電波を遮断したEMI測定用の電波暗室内に、被試験装置を載せて回転させることが可能なターンテーブルと、前記被試験装置から放射された電波の内、周波数帯域の異なる2種類の電波を受信させるためのアンテナを配置し、前記電波暗室外には、アンテナからの受信信号を基にEMI測定を行うEMI測定器と、EMI測定全体の制御を行う測定用制御装置を設置し、
前記測定用制御装置の制御により前記ターンテーブルを回転させながら、前記2種類のアンテナにより、周波数の異なる2種類の周波数帯域でのEMI測定を同時に行うEMI測定方法であって、
前記測定用制御装置の制御により、MHZ アンテナ用のアンテナ昇降台と、GHZ アンテナ用のアンテナ昇降台を、それぞれの周波数に適したアンテナの高さに設定する第1の手順と、
前記第1の手順が終了した時点で、それそれのアンテナに接続されたEMI測定器をデータ書き込み状態にする第2の手順と、
前記第2の手順が終了した時点で、前記ターンテーブルを回転させ、回転が終了した時点で、それぞれのEMI測定器のデータ書き込みを終了する第3の手順と、
前記第3の手順が終了した時点で、測定したデータを取り込む第4の手順とを実行することでEMI測定を行うことを特徴とするEMI測定方法。
製品に関する市場調査を行い、製品化計画を立てる第1のステップと、
製品化計画を立てた製品に関して製品の設計を行う第2のステップと、
製品の製造及び組み立てを行う第3のステップと、
製品に関して各種の試験を行う第4のステップと、
EMI測定を行う第5のステップと、
EMI測定値は、規制値を満足しているか否かを判断する第6のステップと、
規制値を満足していなければ、原因調査及び対策を行い、製品の設計変更を行い、製品の改造を行う第7のステップと、
EMI測定値が、規制値を満足していると判断したら、製品出荷とする第8のステップを実行することにより、情報技術装置を製造する情報技術装置の製造方法であって、
前記EMI測定を行う第5のステップを実行する際、
30MHZ 〜1GHZ のMHZ 帯アンテナと、1GHZ 以上のGHZ 帯アンテナをそれぞれ個別のアンテナ昇降台に設置し、かつそれぞれ独立したEMI測定器に接続し、ターンテーブルを回転させながら同時にEMI測定を行うことを特徴とする情報技術装置の製造方法。
前記EMI測定を行う第5のステップを実行する際、
2種類のアンテナの内、一方のアンテナを30MHZ 〜1GHZ を測定するためのMHZ 帯アンテナとし、前記他方のアンテナを1GHZ 以上の周波数帯の測定を行うGHZ 帯アンテナとして、個別にアンテナ昇降台に設置してアンテナの高さを可変できるようにすると共に、2種類のアンテナは、被測定装置を中心にして、互いに90°の向きに設置してEMI測定を行うことを特徴とする付記6記載の情報技術装置の製造方法。
2 EMI測定室
11、16 アンテナ昇降台
12 MHZ 帯アンテナ
14 ターンテーブル
17 GHZ 帯アンテナ
21 アンテナ昇降台コントローラ
22、26 EMI測定器
23 測定用パーソナルコンピュータ(測定用PC)
23A 測定用制御装置
24 ターンテーブルコントローラ
38 シールド壁
40 電波吸収体
41 ケーブル
EUT 被測定装置
Claims (5)
- 外界からの電波を遮断したEMI測定用の電波暗室内に、被試験装置を載せて回転させることが可能なターンテーブルと、前記被試験装置から放射された電波の内、周波数帯域の異なる2種類の電波を受信させるための2種類のアンテナを配置し、前記電波暗室外には、前記アンテナからの受信信号を基にEMI測定を行うEMI測定器と、EMI測定全体の制御を行う測定用制御装置を設置し、
前記測定用制御装置の制御により、前記ターンテーブルを回転させながら前記2種類のアンテナにより、2種類の周波数帯域でのEMI測定を同時に行うEMI測定システムであって、
前記2種類のアンテナの内、一方のアンテナを30MHZ 〜1GHZ を測定するためのMHZ 帯アンテナとし、前記他方のアンテナを1GHZ 以上の周波数帯の測定を行うGHZ 帯アンテナとして、個別にアンテナ昇降台に設置してアンテナの高さを可変できるように構成すると共に、前記2種類のアンテナは、お互いの電波反射影響を抑えるため、被測定装置を中心にして、互いに90°の向きに設置してEMI測定ができるように構成したことを特徴とするEMI測定システム。 - 前記EMI測定器を少なくとも2台で構成し、
前記MHZ 帯アンテナと、GHZ 帯アンテナを、それぞれ前記電波暗室の外に設置した専用のEMI測定器に個別に接続したことを特徴とする請求項1記載のEMI測定システム。 - 前記MHZ 帯アンテナを水平方向に設定した場合、前記GHZ 帯アンテナを垂直方向に設定し、前記MHZ 帯アンテナを垂直方向に設定した場合、前記GHZ 帯アンテナを水平方向に設定するように、前記両方のアンテナを異なる偏波に設定して、反射波が他のアンテナに入ることを防止するようにしたことを特徴とする請求項1記載のEMI測定システム。
- 前記アンテナ昇降台により、前記MHZ 帯アンテナと、GHZ 帯アンテナの高さを設定する場合、両方のアンテナの高さを異なる高さに設定して、反射波が他のアンテナに入ることを防止したことを特徴とする請求項1記載のEMI測定システム。
- 外界からの電波を遮断したEMI測定用の電波暗室内に、被試験装置を載せて回転させることが可能なターンテーブルと、前記被試験装置から放射された電波の内、周波数帯域の異なる2種類の電波を受信させるためのアンテナを配置し、前記電波暗室外には、アンテナからの受信信号を基にEMI測定を行うEMI測定器と、EMI測定全体の制御を行う測定用制御装置を設置し、
前記測定用制御装置の制御により前記ターンテーブルを回転させながら、前記2種類のアンテナにより、周波数の異なる2種類の周波数帯域でのEMI測定を同時に行うEMI測定方法であって、
前記測定用制御装置の制御により、MHZ アンテナ用のアンテナ昇降台と、GHZ アンテナ用のアンテナ昇降台を、それぞれの周波数に適したアンテナの高さに設定する第1の手順と、
前記第1の手順が終了した時点で、それそれのアンテナに接続されたEMI測定器をデータ書き込み状態にする第2の手順と、
前記第2の手順が終了した時点で、前記ターンテーブルを回転させ、回転が終了した時点で、それぞれのEMI測定器のデータ書き込みを終了する第3の手順と、
前記第3の手順が終了した時点で、測定したデータを取り込む第4の手順とを実行することでEMI測定を行うことを特徴とするEMI測定方法。
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