[go: up one dir, main page]

JP2009011667A - 自動腹膜透析装置 - Google Patents

自動腹膜透析装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009011667A
JP2009011667A JP2007178851A JP2007178851A JP2009011667A JP 2009011667 A JP2009011667 A JP 2009011667A JP 2007178851 A JP2007178851 A JP 2007178851A JP 2007178851 A JP2007178851 A JP 2007178851A JP 2009011667 A JP2009011667 A JP 2009011667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dialysate
dialysis
peritoneal dialysis
circuit
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007178851A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Shigeta
勝美 重田
Hiroshi Kobayashi
弘 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2007178851A priority Critical patent/JP2009011667A/ja
Publication of JP2009011667A publication Critical patent/JP2009011667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

【課題】プライミングに必要な透析液量を考慮した透析液バッグ数量を自動腹膜透析装置に装着し、透析治療の最後で透析液が不足しないようにすること。
【解決手段】腹膜透析回路(APD回路)に複数数量の透析液バッグを接続して腹膜透析を実行する腹膜透析装置において、透析治療を実行するために必要な治療設定情報を入力する入力手段と、前記腹膜透析回路(APD回路)を初期充填する初期透析液量と、前記治療設定情報として入力された1サイクルあたりの注液量と総サイクル回数と、により透析治療に必要な透析液量を演算する透析液量演算手段と、前記透析液量演算手段により求められた透析液量と前記透析液バッグの1バッグ当たりの容量に基づき透析液バッグ数量を演算する透析液バッグ数量演算手段と、前記透析液バッグ数量を報知する報知手段と、を備えた腹膜透析装置。
【選択図】図8

Description

本発明は、患者Kが自宅等で自動的に腹膜透析を行うことができる自動腹膜透析装置に関し、特に、表示画面に患者Kが機械を操作する上で必要とする情報を表示する自動腹膜透析装置に関するものである。
持続携帯式腹膜透析は、腎不全などで腎臓が機能しなくなった際に、腹腔内に透析液を貯留し、腹膜を通して体内の老廃物や水分を取り除く透析療法の一つである。この持続形態式腹膜透析は、患者Kが透析を行いながら学校や仕事に行ける画期的な治療方法である。
しかし、この治療方法は透析液の交換を4〜5回に分けて行う必要があるため、患者Kの生活のクオリティに影響を少なくした透析方法の工夫が必要とされている。
その1つとして、自宅で夜間寝ている間に器械で自動的に腹膜透析を行う自動腹膜透析装置(Automated Peritoneal Dialysis、以下「APD」ともいう)は、日中の透析液の交換作業が不要となるため、患者Kの生活のクオリティ向上に資するとして近年注目されている。
特開2007−44065号公報
腹膜透析療法を受ける患者Kは高齢者が増えつつあり、そのため、本人や介助者が腹膜透析液バッグの交換作業を行うことが増加している。
自動腹膜透析装置で治療を行う場合、装置に接続する透析液の量は「処方された透析液量+APD回路のプライミングを要する透析液量」となる。しかし、高齢の本人や装置の操作に不慣れな介助者が、プライミングに必要な透析液量を考慮することなく透析液バッグを自動腹膜透析装置に装着してしまい透析治療の最後で透析液が不足し、前記自動腹膜透析装置が警報を発し患者Kの安眠を妨害することがある。
そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、表示装置などの報知手段を用いて実際に必要な透析液バッグ数量、透析液バッグの接続手順を本人や介助者に知らせるようにし、本人や介助者が誤設定や誤認識しないようにした自動腹膜透析装置を提供することである。
なお、プライミングについて説明する。腹膜透析装置に用いられる腹膜透析回路(APD回路)は、透析液を流通させるまで管路内には空気などの気体が充満している。腹膜透析治療を開始するにあたり、透析液でこのAPD回路部をまず充填する必要がある。この充填する作業をプライミングと称する。
本願の請求項1に係る発明は、腹膜透析回路(APD回路)に複数数量の透析液バッグを接続して腹膜透析を実行する腹膜透析装置であって、透析治療を実行するために必要な治療設定情報を入力する入力手段を備え、前記入力手段で前記治療設定情報として入力された1サイクルあたりの注液量、総サイクル回数、及び、前記入力手段で入力された、もしくは、腹膜透析装置に予め記憶された前記腹膜透析回路(APD回路)を初期充填する初期透析液量、とにより透析治療に必要な透析液量を演算する透析液量演算手段と、前記透析液量演算手段により求められた透析液量と前記透析液バッグの1バッグ当たりの容量とに基づき実際に必要な透析液バッグ数量を演算する透析液バッグ数量演算手段と、前記透析液バッグ数量を報知する報知手段と、を備えた腹膜透析装置である。
請求項2に係る発明は、前記報知手段は画面表示装置であって、該画面表示装置に前記透析液バッグ数量に応じて透析液バッグの接続を説明するガイド画面を自動的に変更して表示することを特徴とする請求項1に記載の腹膜透析装置である。
請求項3に係る発明は、前記透析液バッグの1バッグ当たりの容量を変更して設定する手段を有する請求項1又は2のいずれか1つに記載された腹膜透析装置である。
請求項4に係る発明は、患者の腹膜に実際に注入可能な透析液量を演算し報知する手段を備えた請求項1〜3のいずれか1つに記載された腹膜透析装置である。
自動腹膜透析装置を用いて腹膜透析を開始する前に、間違いなく必要とする量の透析液バッグを接続することができ、透析治療の最後に透析液不足で自動腹膜透析装置が警報を発生することを無くすことができる。
必要バッグ数に応じて自動腹膜透析装置の表示装置に表示される画面ガイドが自動的に変更されることにより、使用者本人や介助者が必要な透析バッグの接続をひとつずつガイドにそって行える。
内容量の異なる透析液バッグに種類が変更されたとき、バッグの種類に応じて適切な接続数を表示できる。
接続された透析液バッグの数量から、実際に透析可能な総透析液量を演算して報知することも可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明するが、本実施形態に限定されるものではない。
図1(a)は本発明の実施形態である腹膜透析装置1を透析装置本体2とカセット8とともに示した外観斜視図である。また、図1(b)は腹膜透析装置1のブロック図である。図2は全体構成を示した模式図である。両図において腹膜透析装置1は、透析装置本体2とこの透析装置本体2に対して着脱可能に装着される腹膜透析装置用のカセット8とを備えている。
また、図1において透析装置本体2は、カセット8を前面から装着するための二点鎖線図示の開口部21aを有したカセット装着部21と、カセット装着部21を塞ぐ状態と開く状態にするために実線と破線図示の位置に把持部22aを持って回動される蓋部材22と、表示部23と、治療の開始操作を行うための操作部24aと、治療の停止操作を行うための操作部24bとを有している。
入力手段23aを備えた表示部23は、例えば、液晶(LCD)パネル等を備えたタッチパネルで構成されており、タッチパネルの押圧操作で透析に必要となる各種情報の表示と、装置の操作指示を破線図示のスピーカ400aから音声ガイドとともに行うようにして、操作性、利便性を確保している。
図1(b)において、23aは入力手段で、表示部23がタッチパネルのためその機能を兼ねている。12は音声合成ICで基本操作手順、設定入力された治療条件に基づく操作手順等をスピーカ400aで音声ガイドするためのものである。13はポンプ制御部で、設定入力された治療条件に基づきポンプ部を駆動させるものである。14は外部通信部で、医療サイト等との相互通信可能とし、終了した治療条件を患者IDとともにインターネット、電話回線などで送信し、前記医療サイトで、患者IDと治療条件を一対一に対応づけして記憶、表示できるようにし、一元管理できるようにしてもよい。20は記憶部、20aはROM、20bはRAMで、動作条件など各種プログラムが記憶され、CPU100はそれに基づき腹膜透析装置1全体の動作を制御する。また、RAM20bは前回の治療条件や停電などの緊急時に停止した場合の直前までの今回の治療内容を記憶するのである。このため、バックアップするための内部電池を備えている。また、チューブの閉塞を検知する閉塞センサも設けられている。
蓋部材22が実線で示したように閉じた状態を検出するセンサ16aと、カセット8が装填されたことを検出するセンサ16bと、カセット8に接続された接続チューブ85内に気泡が混入したことを検出する気泡センサ14aが図示の位置に配設されている。
透析装置本体2は、メモリカード204が装置の背面から破線図示のカード読取装置203に対して装填可能に設けられており、表示部23の表示内容及び音声の変更や各国別の仕様変更を迅速に行えるように構成されている。また、患者データをメモリカード204に記録して、個別の患者に対応可能にしている。
さらに、上記の二点鎖線図示のカセット装着部21の右側面側には遮蔽板202が破線図示の矢印方向に移動自在に設けられており、カセット8の接続チューブ85に対する機械的な干渉防止をすることでカセット8を装填位置にセットできるように構成されている。
カセット8は、透析装置本体2のカセット装着部21に対して着脱可能な形状のカセット本体81と、カセット本体81から連続形成される下本体フレーム811と、この下本体フレーム811から間隙86を介して対向して設けられた上本体フレーム812とから構成されている。
さらに、カセット本体81には送液用のダイヤフラムポンプ87と加温部83と流路切換部とが図示のように一体的に形成されており、ダイヤフラムポンプ87の周囲をフランジ部材815で取り囲むように構成されている。
次に、図2において、腹膜透析装置1は、透析液回路ユニット3(APD回路)を備えており、透析液回路ユニット3は、患者Kの腹膜内(腹腔内)へ注入(注液)される透析液を収容(収納)する複数の透析液バッグ(透析液容器)4と、濃度の異なる透析液を収容する追加透析液バッグ5と、患者Kの腹膜内から排液される透析液を回収する排液タンク(排液容器)6と、患者Kの腹膜内に留置された透析カテーテル(カテーテルチューブ)7とを接続するように準備される。
ここで、透析液回路ユニット3は、注液チューブ回路31と、追加注液チューブ回路32と、注液/排液チューブ回路33と、排液チューブ回路34とを有している。さらに、透析液回路ユニット3は、カセット8のカセット本体81に設けられ、流路切換部を形成する切換カセット回路82と、加温カセット回路83と、バイパス回路(患者側チューブ回路)84とを有しており、切換カセット回路82は、注液回路821と、追加注液回路822と、注液/排液回路823と、排液回路824とで構成されている。
図2において、注液チューブ回路31の一端側は、複数の分岐チューブ回路35が分岐接続されており、各分岐チューブ回路35の一端は、透析液バッグ4に接続されており、注液チューブ回路31の他端は、注液回路821の一端に接続チューブ85aを介して接続されている。
追加注液チューブ回路32の一端は、追加透析液バッグ5に接続されており、追加注液チューブ回路32の他端は、追加注液回路822の一端に前記接続チューブ85bを介して接続されている。
また、注液/排液チューブ回路33の一端は、注液/排液回路823の他端に接続チューブ85cを介して接続されており、注液/排液チューブ回路33の他端は、透析カテーテル7にトランスファーチューブセット36を介して接続されている。排液チューブ回路34の一端は、排液回路824の他端に接続チューブ85dを介して接続されており、排液チューブ回路34の他端は、排液タンク6に接続されている。
切換カセット回路82に接続されている注液チューブ回路31、追加注液チューブ回路32、注液/排液チューブ回路33および排液チューブ回路34は、カセット8を透析装置本体2に装着したとき、透析装置本体2の前面または前方側側面に位置するようになっている。
なお、各分岐チューブ回路35、追加注液チューブ回路32、注液/排液チューブ回路33および排液チューブ回路34には、それぞれ、流路を開閉するクレンメ(流路開閉手段)37が設けられている。
以上に説明した腹膜透析装置を用いて、患者Kに腹膜透析治療を施療するに際し、透析液バッグを装置に装填する。腹膜透析装置はAPD回路を備えており、透析液を用いて該APD回路を初期充填(以下、「プライミング」ともいう)する必要がある。初期充填するのに必要とされる透析液量は装置に固有の量であって、予め装置に設定されている。
図3を用いてプライミングについて説明する。図3のAPD回路の例では透析液バッグが5つ接続されており、1つの透析液バッグの容量は2000mLである。
図3に示されるように、APD回路は、注液ライン、切換カセット回路、ポンプ部、加温部、腹膜ラインとを有する透析液流路を形成している。透析液を流通する前には前記透析液流路は空の状態で、空気などの気体で充満している。
透析治療を開始する前に流路内の空気などの気体を排気するために、プライミングと称する該透析液流路を透析液で充填する作業を行う必要がある。図3ではプライミングが必要な箇所を斜線で示している。図3の例ではプライミングに必要な合計容量は300mlである。この容量は装置に固有な量であって、あらかじめ腹膜透析装置1に設定しておくことができる。もしくは、患者K本人もしくは介助者が入力手段23aにより入力して設定するようにしてもよい。
腹膜透析治療を実施するために、医師が処方した透析治療設定情報を入力手段23a(図1参照)により透析装置1に入力する。入力作業は、患者K本人若しくは介助者が行う。または、メモリカード204に医師が記憶しておき、メモリカード204を腹膜透析装置1に挿入して読取部203で読み取るようにしている。
実際に必要となる透析液量は、1透析サイクルに必要な透析液量に透析サイクル数を乗算して得られた透析液量にプライミングに必要な透析液量を加算した量である。
透析装置1に接続する透析バッグの数は、実際に必要となる透析液量を1個の透析液バッグの容量で除算することによって求めることができる。除算して剰余が無ければ整数値が実際に必要となる透析液バッグの量である。剰余があれば、除算して求められた整数値に+1をした数値が、実際に必要となる透析液バッグの数量である。
図4は表示部23に表示される必要透析液バッグ数を、治療パターン、初期排液量、注液量、貯留時間、サイクル数、最終注液量、最終濃度変更、透析時間、終了予定時刻、総透析液量、とともに表示する例である。治療パターンとして、NPD/CCPDが表示される。NPDは夜間のみ腹膜透析治療を意味し、CCPDは連続循環式腹膜透析治療を意味する。初期排液量は患者Kの体内に残留していた透析液を最初に対外に排出する際に排出される透析液量である。貯留時間は透析液を患者Kの体内に貯留しておく時間である。サイクル数は透析液の注入、貯留、排気の工程からなるサイクルを何サイクル実行するかを表す。最終注液量は透析液治療が終了し、患者Kの体内に残留透析液量として残留させておく透析液量である。患者Kまたは介助者は医師の処方に基づき、図4に示されるような画面表示に表示される各項目について設定する。
図5は必要バッグ数に応じて、画面ガイドが自動的に変更され、必要なバッグの接続を1つ1つ説明するガイド画面の例である。図5では2000mL(ミリリットル)透析液バッグの画像を表示部23に表示する。患者Kまたは介助者は画面表示に従って1個1個の透析液バッグを透析装置に接続していく。接続すべき透析液バッグの数量は透析装置内で自動的に演算により求められており、その演算結果に基づいて表示部23にバッグの接続を指示する案内画面が表示される。あわせて、音声ガイドにより接続でき、透析液バッグの容量を案内してもよい。表示部23の案内画面に従って接続作業を行えば透析液バッグを過不足無く接続することができる。
図6は1つの透析液バッグの容量を変更した場合の画面表示の例である。接続するバッグの種類を設定し、1バッグ当たりの容量によって適切な接続数を表示することができる。ここでは、接続される透析液バッグの1袋当たりの容量が2500mL(ミリリットル)のものを使用した場合、表示部23に表示される画面の例である。図4の表示と異なるのは、必要透析液バッグ数の表示で、2500mL*4が表示される。あわせて、音声ガイドにより、接続すべき透析液バッグの数量を案内してもよい。
図7は接続するバッグ数に応じて、無駄無く透析が行えるように、使用できる透析液量を自動的に計算することができる。接続するバッグの種類とバッグ数を入力すると、サイクル数とプライミング量から、最大で使用できる透析液量を計算する。1サイクル当たりで使用できる透析液量が表示される。使用する透析液バッグの容量は1袋当たり2000mL(ミリリットル)のものを使用し、使用する数量は4袋(バッグ)である。そして、治療総サイクル数は5回として設定されている。
プライミングの透析液量は前述同様300mL(ミリリットル)とする。そうすると、実際に透析治療に使用できる透析液量は、2000mL*4−300mLとして求められる。図7には総透析液量として7700mLが表示される。この総透析液量を5回のサイクルで治療を実行することから、1サイクルに注入可能な透析液量は7700/5で求められる。図7には1サイクル当たりの注液量として1540mLが表示される。
図8は図4に示される透析治療に実際に必要な透析液バッグ数量を画面表示装置に表示するための処理を行うアルゴリズムを示すフローチャートの例である。以下、各ステップに従って、説明する。透析治療開始設定がなされると、治療設定情報の入力が終了したか否か判断される(ステップA1)。NOであれば、入力が終了するまで待つ。入力が終了したと判断されると、処方された透析液量を、1サイクル透析液量と透析サイクル数を乗算することにより求める(ステップA2)。必要な透析液量をステップA2で求めた処方された透析液量にプライミングに要する透析液量を加算することにより求める(ステップA3)。患者Kないし介助者が透析装置に接続すべき実際に必要な透析液バッグの数量は、ステップA3で求めた必要な透析液量を、透析装置に接続される透析液バッグ1つの容量で除算することにより求める(ステップA4)。ステップA4の演算は余りのある整数演算を行う。ステップA4の演算に剰余があるか否かを判断する(ステップA5)。ステップA4の演算で剰余が無ければ、ステップA4で求めた実際に必要な透析液バッグの数量を表示部に表示し(ステップA6)、終了する。ステップA5の演算で剰余があると判断されると、ステップA4で求めた実際に必要な透析液バッグの数量に1を加算した値を、実際に必要な透析液バッグの数量とする(ステップA7)。そして、ステップA6に行き、ステップA7で求めた実際に必要な透析液バッグの数量を表示部に表示し、終了する。あわせて、音声ガイドにより接続すべき透析液バッグの数量を案内してもよい。
図9は、透析液バッグの接続を行う作業を開始した際の接続案内画面を表示する処理を行うアルゴリズムを示すフローチャートの例である。透析液バッグの接続が開始されると、順番に透析液バッグの接続を指示する説明画面を表示する(ステップB1)。実際に必要な透析液バッグを透析装置に接続したか否かを判断し(ステップB2)、NOであれば、次の透析液バッグの接続を指示する画面表示処理を行う。YESであれば、終了する。
本発明を実施する腹膜透析装置をカセットとともに示した斜視外観図、ブロック図である。 腹膜透析装置の形態を模式的に示す図である。 カセット、加温部、腹膜ライン、および注液ライン、ポンプ部とを有するAPD回路の例を示す図である。 本発明の一実施形態である必要透析液バッグ数を画面表示する例を示す図である。 本発明の一実施形態である必要な透析液バッグの接続をひとつひとつ説明するガイド画面の例を示す図である。 本発明の一実施形態である透析液バッグの種類を変更した際に適切な接続バッグ数量を画面表示するようにした例を示す図である。 本発明の一実施形態である接続される総透析バッグ数量に応じて使用できる透析液量を画面表示するようにした例を示す図である。 透析治療に実際に必要な透析液バッグ数量を画面表示装置に表示するための処理を行うアルゴリズムを示すフローチャートの例を示す図である。 透析液バッグの接続を行う作業を開始した際の接続案内画面を表示する処理を行うアルゴリズムを示すフローチャートの例を示す図である。
符号の説明
1 腹膜透析装置
12 音声合成IC
13 ポンプ制御部
14 外部通信部
14a 気泡センサ
16a、b センサ
2 透析装置本体
20 記憶部
20a ROM
20b RAM
21 カセット装着部
22 蓋部材
23 表示部
23a 入力手段
24a、24b 操作部
203 読取部
3 透析液回路ユニット
31 注液チューブ回路
32 追加注液チューブ回路
33 注液/排液チューブ回路
34 排液チューブ回路
35 分岐チューブ回路
36 トランスファーチューブセット
37 クレンメ
4 透析液バッグ
5 追加透析液バッグ
6 排液タンク
7 透析カテーテル
8 カセット
81 カセット本体
82 切換カセット回路
821 注液回路
822 追加注液回路
823 注液/排液回路
824 排液回路
83 加温カセット回路(加温部)
831 分割加温カセット回路
832 分割加温カセット回路
833 接続管
84 バイパス回路
85a〜85d 接続チューブ
86 間隙
87 ダイヤフラムポンプ
400a スピーカ

Claims (4)

  1. 腹膜透析回路(APD回路)に複数数量の透析液バッグを接続して腹膜透析を実行する腹膜透析装置であって、透析治療を実行するために必要な治療設定情報を入力する入力手段を備え、前記入力手段で前記治療設定情報として入力された1サイクルあたりの注液量、総サイクル回数、及び、前記入力手段で入力された、もしくは、腹膜透析装置に予め記憶された前記腹膜透析回路(APD回路)を初期充填する初期透析液量、とにより透析治療に必要な透析液量を演算する透析液量演算手段と、前記透析液量演算手段により求められた透析液量と前記透析液バッグの1バッグ当たりの容量とに基づき実際に必要な透析液バッグ数量を演算する透析液バッグ数量演算手段と、前記透析液バッグ数量を報知する報知手段と、を備えた腹膜透析装置。
  2. 前記報知手段は画面表示装置であって、該画面表示装置に前記透析液バッグ数量に応じて透析液バッグの接続を説明するガイド画面を自動的に変更して表示することを特徴とする請求項1に記載の腹膜透析装置。
  3. 前記透析液バッグの1バッグ当たりの容量を変更して設定する手段を有する請求項1又は2のいずれか1つに記載された腹膜透析装置。
  4. 患者の腹膜に実際に注入可能な透析液量を演算し報知する手段を備えた請求項1〜3のいずれか1つに記載された腹膜透析装置。
JP2007178851A 2007-07-06 2007-07-06 自動腹膜透析装置 Pending JP2009011667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007178851A JP2009011667A (ja) 2007-07-06 2007-07-06 自動腹膜透析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007178851A JP2009011667A (ja) 2007-07-06 2007-07-06 自動腹膜透析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009011667A true JP2009011667A (ja) 2009-01-22

Family

ID=40353287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007178851A Pending JP2009011667A (ja) 2007-07-06 2007-07-06 自動腹膜透析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009011667A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011105916A1 (de) 2011-06-29 2013-01-03 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Dialysemaschine
JP2015100557A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 テルモ株式会社 可搬型腹膜透析装置
JP2016182255A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 テルモ株式会社 腹膜透析装置およびその制御方法
CN106650248A (zh) * 2016-12-13 2017-05-10 中国船舶重工集团公司第七六研究所 一种腹膜透析远程管理系统及远程管理方法
CN115869480A (zh) * 2022-12-07 2023-03-31 武汉市黄陂区人民医院 肾衰竭腹膜透析仪

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011105916A1 (de) 2011-06-29 2013-01-03 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Dialysemaschine
WO2013000569A1 (de) 2011-06-29 2013-01-03 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Dialysemaschine
US10159776B2 (en) 2011-06-29 2018-12-25 Presenius Medical Care Deutschland Gmbh Dialysis machine
JP2015100557A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 テルモ株式会社 可搬型腹膜透析装置
JP2016182255A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 テルモ株式会社 腹膜透析装置およびその制御方法
CN106650248A (zh) * 2016-12-13 2017-05-10 中国船舶重工集团公司第七六研究所 一种腹膜透析远程管理系统及远程管理方法
CN115869480A (zh) * 2022-12-07 2023-03-31 武汉市黄陂区人民医院 肾衰竭腹膜透析仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1582227B1 (en) Peritoneal dialysis apparatus
JP4387631B2 (ja) 層状化された流体回路組立体及びその製作方法
JP4416368B2 (ja) カートリッジ内に配置された体外流体流パネルを使用する流体処理装置及び方法
EP3243537B1 (en) Autonomous vehicle comprising extracorporeal blood treatment machine
JP2008104737A (ja) 腹膜透析装置
JP2021006307A (ja) 貯水器および使い捨てセットを用いる使用場所での透析流体調製を有する腹膜透析のためのシステムおよび方法
JPH06154314A (ja) 自動腹膜透析装置
JP5985224B2 (ja) 腹膜透析装置
Chaudhry et al. Automated cyclers used in peritoneal dialysis: technical aspects for the clinician
JP2009011667A (ja) 自動腹膜透析装置
EP3903321A1 (en) Sharing dialysis machines
JP4066242B2 (ja) 腹膜透析装置及びその制御方法
US12420001B2 (en) Calculating a depletion time during dialysis
US10987458B2 (en) Method of using a medical fluid generating machine
JP4458346B2 (ja) 持続緩徐式血液ろ過透析装置
US20230293793A1 (en) Wearable automated peritoneal dialysis device
JP2012223248A (ja) 腹膜透析機器管理システム
JP4101577B2 (ja) 腹膜透析装置及び制御方法
JP2003275301A (ja) 腹膜透析システム
JP5042535B2 (ja) 腹膜透析装置及びその制御方法
JPH0663128A (ja) 腹膜透析装置
JP2018153557A (ja) 溶解装置