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JP2009010061A - 電極接合構造体 - Google Patents

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茂昭 酒谷
Kentaro Nishiwaki
健太郎 西脇
Shozo Ochi
正三 越智
Eishin Nishikawa
英信 西川
Osamu Uchida
内田  修
Kaori Yano
かおり 矢野
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Abstract

【課題】マイグレーションの発生を防止して隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応することができる電極接合構造体を提供する。
【解決手段】複数の第1の電極を有する第1の回路形成体と、複数の第1の電極にそれぞれ対向して配置された複数の第2の電極を有する第2の回路形成体と、第1の回路形成体と第2の回路形成体との対向領域に配置され両者を接合する絶縁性接着剤樹脂と、絶縁性接着剤樹脂中に分散され、それぞれの第1の電極と、それらに対向するそれぞれの第2の電極とを電気的に接続する導電性粒子と、互いに隣接する第2の電極間に位置し、第2の回路形成体と絶縁性接着剤樹脂との界面において、一方の第2の電極から他方の第2の電極に向かう界面沿いの経路の一部に他方の第2の電極から一方の第2の電極に向かう逆方向の成分を有する経路を形成する逆経路形成部とを備える。
【選択図】図1C

Description

本発明は、回路形成体の電極に他の回路形成体の電極を、導電性粒子を介して電気的に接合する電極接合構造体に関する。
従来、ガラス基板やフレキシブル基板等の回路形成体の電極に、他のガラス基板やフレキシブル基板、あるいは電子部品等の回路形成体の電極を電気的に接合する技術として、数μmから数十μm程度の平均粒子径を有する導電性粒子が分散された絶縁性接着剤樹脂、例えば異方性導電性シートを用いる技術が知られている。この技術は、接合対象となる電極間に異方性導電性シートを配置し、回路形成体を介して異方性導電性シートを圧着ツールで加圧するとともに加熱することで、上記絶縁性接着剤樹脂を溶融させて、導電性粒子を介して電極間を導通させる技術である。
この異方性導電性シートを用いる電極接合技術は、様々な形態の電極接合に適応可能であり、例えば、ガラス基板とフレキシブル基板との電極接合(FOG)、ガラス基板とICチップ部品との電極接合(COG)、フレキシブル基板とICチップ部品との電極接合(COF)、プリント配線基板とICチップ部品との電極接合、フレキシブル基板とフレキシブル基板との電極接合、及びフレキシブル基板とプリント配線基板との電極接合等、幅広く適用されている。
近年、例えばガラス基板とフレキシブル基板との電極接合に代表されるフラットパネルの接合技術においては、電極間に高電圧が印加されるときの接合信頼性の確保とともに、電子機器の高密度化に伴って隣接配線電極間の更なる狭ピッチ化(微細化)が求められている。具体的には、その隣接配線電極間のピッチは、従来求められていた200μm〜100μmから、100μm〜50μm以下まで狭ピッチ化することが求められている。また、例えばガラス基板とICチップ部品との電極接合やフレキシブル基板とICチップ部品との電極接合等の、ICチップ部品をフェイスダウン方式で接合する技術においても、同様に、多機能化に伴いバンプ電極間の更なる狭ピッチ化(微細化)が求められている。具体的には、それらの隣接配線電極間のピッチは、従来求められていた120μm〜80μmから、80μm〜40μm以下まで狭ピッチ化することが求められている。
上記のレベルまで隣接配線電極間の狭ピッチ化が進むと、異方性導電性シートを用いる電極接合技術においては、ショート不良や電気的な接合信頼性の低下等の不具合を生じる可能性が高くなる。例えば、隣接配線電極間の間隔が狭くなると、隣接配線電極間に生じる電界強度(=電圧/配線間隔)が大きくなり、当該電極間の電位差によりイオンマイグレーションが発生しやすくなる。
ここで、イオンマイグレーションとは、配線電極の材料として銅(Cu)や銀(Ag)などの金属を用いたときに、隣接配線電極間において、それぞれの電極中の金属イオンが基板と絶縁性接着剤樹脂との界面を伝って互いの電極に向かって移動し、析出した金属により隣接配線電極間がショートする現象である。特に銀(Ag)は、金属の中でもイオンマイグレーションを起こしやすい材料として知られている。
一方、異方導電性シートの絶縁樹脂として一般によく用いられる熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂は、その製法上、塩素などの不純物イオンが混入することを防止できない部材である。この不純物イオンは、当該樹脂の吸湿時に、イオンマイグレーションを加速させる要因となる。このため、異方導電性シートを用いる電極接合技術(特に、配線電極の材料として銀(Ag)を用いる場合)において、隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応するには、イオンマイグレーションの発生を抑制して、隣接配線電極間の絶縁性を確保することが重要な課題となる。
イオンマイグレーションを抑制する技術としては、例えば、特許文献1(特許2964730号公報)に開示された技術がある。これは、隣接配線電極間にスクリーン印刷により絶縁層バリアを形成する技術である。この絶縁層バリアは、互いに対向する電極の合計高さ(厚さ)以下に形成される。これにより、異方導電性シートを構成する熱硬化型バインダが隣接配線電極間を繋ぐように十分充填できるので接続信頼性を確保できる。さらに、隣接配線電極間に配置した絶縁性バリアがイオンマイグレーションの障壁となるので、ショート不良の発生を抑制することができる。
また、隣接配線電極間にイオンマイグレーションの障壁を形成する他の技術としては、例えば、特許文献2(特開2000―183470号公報)に開示された技術がある。これは、隣接配線電極間において、含水酸化アンチモン及び含水酸化ビスマスからなる粉末状の無機イオン交換体と液状エポキシ樹脂との混合物からなるペーストを隔壁状にスクリーン印刷し、これを硬化させることにより障壁を形成する技術である。
特許第2964730号公報 特開2000−183470号公報
しかしながら、上記特許文献1では、隣接配線電極間が狭ピッチ化されると、イオンマイグレーションを抑えることができず、ショート不良が発生するおそれがある。すなわち、隣接配線電極間が狭ピッチ化されて電界強度が高くなると、当該電界に引かれてそれぞれの電極中の金属イオンの移動が活発になる。これにより、上記絶縁性バリアを越えて互いの電極まで移動する金属イオンの数が増加し、結果、ショート不良が発生することになる。また、絶縁性バリアと基板との界面に沿って金属イオンが移動し、ショート不良が発生するおそれもある。したがって、上記特許文献1では、隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応することが困難である。
また、上記特許文献2では、イオンマイグレーションの障壁をイオン交換体で構成している。しかしながら、イオン交換体の効果は有限であるので、使用を重ねる毎にイオンマイグレーションを抑えることが困難となる。また、障壁と基板との界面に沿って金属イオンが移動し、ショート不良が発生するおそれもある。したがって、上記特許文献2によっても、隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応することは困難である。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、回路形成体の電極に他の回路形成体の電極を、導電性粒子を介して電気的に接合する電極接合において、マイグレーションの発生を防止して隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応することができる電極接合構造体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の第1態様によれば、複数の第1の電極を有する第1の回路形成体と、
上記複数の第1の電極にそれぞれ対向して配置された複数の第2の電極を有する第2の回路形成体と、
上記第1の回路形成体と上記第2の回路形成体との対向領域に配置され両者を接合する
絶縁性接着剤樹脂と、
互いに隣接する上記第2の電極間に位置し、上記第2の回路形成体と上記絶縁性接着剤樹脂との界面において、一方の第2の電極から他方の第2の電極に向かう上記界面沿いの経路の一部に上記他方の第2の電極から上記一方の第2の電極に向かう逆方向の成分を有する経路を形成する逆経路形成部と、
を備える、電極接合構造体を提供する。
本発明の第2態様によれば、上記逆経路形成部は、上記逆方向の成分を有する経路を2つ形成する、第1態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第3態様によれば、上記逆経路形成部は、上記第2の回路形成体上に形成された突起部により構成されている、第1態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第4態様によれば、上記突起部は、上記第2の電極に対して平行に延在している、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第5態様によれば、上記突起部は、上記一方の第2の電極側に位置する面により上記逆方向の成分を有する経路を形成する、第5態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第6態様によれば、上記突起部は、上記第1の回路形成体側に向かって広がるテーパ状の断面形状を有する、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第7態様によれば、上記突起部は、上記第2の回路形成体上に形成される第1の突起形成部と、上記第1の突起形成部材上に形成される第2の突起形成部とを有し、
上記第2の突起形成部の上記第1の突起形成部と隣接する側の面が、上記第1の突起形成部の上記第2の突起形成部と隣接する側の面よりも大きい、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第8態様によれば、上記突起部の高さが、上記第1の電極の高さと上記第2の電極の高さとを合計した高さよりも低い、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第9態様によれば、上記突起部は、上記第2の回路形成体と同質の材料により構成されている、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第10態様によれば、上記突起部は、上記第2の回路形成体と共有結合し得る材料により構成されている、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第11態様によれば、上記突起部は、無機・有機複合材料で構成されている、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第12態様によれば、上記第2の回路形成体は、ガラスを主成分とする第1の材料で構成され、
上記突起部は、ガラスを主成分とし且つ上記第1の材料よりも融点が低い第2の材料で構成されている、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第13態様によれば、上記突起部は、感光性樹脂を含有している、第3態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第14態様によれば、上記逆経路形成部は、上記第2の回路形成体に形成された凹部により構成されている、第1態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第15態様によれば、上記凹部は、上記第2の電極に対して平行に延在している、第14態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第16態様によれば、上記凹部は、上記一方の第2の電極側に位置する面により上記逆方向の成分を有する経路を形成する、第15態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第17態様によれば、上記凹部は、上記第1の回路形成体から離れる方向に向かって広がるテーパ状の断面形状を有する、第14態様に記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第18態様によれば、上記それぞれの第2の電極は、銀で形成されている、第1〜17態様のいずれか1つに記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第19態様によれば、上記絶縁性接着剤樹脂は、熱硬化性の樹脂である、第1〜18態様のいずれか1つに記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の第20態様によれば、さらに、上記絶縁性接着剤樹脂が外部に露出しないように覆い隠す絶縁性封止樹脂を有する、第1〜19態様のいずれか1つに記載の電極接合構造体を提供する。
本発明の電極接合構造体によれば、互いに隣接する第2の電極間に逆経路形成部を設けている。この逆経路形成部により、一方の第2の電極から他方の第2の電極に向かう金属イオンの移動方向を、他方の第2の電極に向かう方向とは逆方向の成分を有する方向に変えることができる。すなわち、一方の第2の電極中の金属イオンが他方の第2の電極に到達することができないようにしている。したがって、マイグレーションの発生を防止することができ、隣接配線電極間の狭ピッチ化(例えば0.1mm以下)に対応することができる。
本発明の記述を続ける前に、添付図面において同じ部品については同じ参照符号を付している。
以下、本発明の最良の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態では、フラットパネルの端子部の接合構造であるガラス基板とフレキシブル基板の接合構造を例にとって説明する。図1Aは、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の構成を模式的に示す平面図であり、図1Bは、図1Aのa−a断面図である。図1Cは、図1Aのb−b断面図であり、図1Dは、図1Cの一部拡大断面図である。図2は、導電性粒子の具体的構成を示す断面図である。
本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体は、複数の第1の電極1Aを有する第1の回路形成体の一例であるフレキシブル基板1と、複数の第1の電極1Aにそれぞれ対向して配置された複数の第2の電極2Aを有する第2の回路形成体の一例であるガラス基板2と、フレキシブル基板1とガラス基板2との対向領域10Xに配置されて両者を接合する絶縁性接着剤樹脂3と、ガラス基板2上で且つ互いに隣接する電極2A,2A間に形成された突起部の一例である絶縁障壁4とを備えている。
フレキシブル基板1の複数の第1の電極1Aは、例えば厚さ10μm〜50μmの銅で形成された銅電極で構成されている。隣接する第1の電極1A,1A間の隙間1Sは、例えば10μm〜50μmで構成されている。
ガラス基板2は、ガラスを主成分とする材料(第1の材料)により構成されている。ガラス基板2の複数の第2の電極2Aは、例えば厚さ1〜10μmの銀で形成された銀電極で構成されている。この銀電極の形成は、例えば、スクリーン印刷やフォトリソグラフ法などによって行うことができる。隣接する第2の電極2A,2A間の隙間は、第1の電極1A,1A間の隙間1Sと同様に、例えば10μm〜50μmで構成されている。
絶縁性接着剤樹脂3は、熱硬化性の樹脂で構成され、例えば、加圧及び加熱されたときに低温で且つ短時間で硬化するアクリル樹脂や、耐熱性、耐吸湿性、接着性、絶縁性等の面で機能的に優れたエポキシ樹脂等で構成されている。この絶縁性接着剤樹脂3は、フレキシブル基板1とガラス基板2との対向領域10Xに隙間無く充填されるように、対向領域10Xの縁部の外側領域10Yにはみ出すよう構成されている(図1B参照)。これにより、絶縁性接着剤樹脂3は、フレキシブル基板1とガラス基板2とを強固に接合している。
絶縁性接着剤樹脂3中には、導電性粒子5が分散されている。導電性粒子5の平均粒径は、数μm(例えば5μm)程度に設定されている。絶縁性接着剤樹脂3中の導電性粒子5の一部は、第1の電極1Aと第2の電極2Aとの間に位置し、それらを電気的に接続している。導電性粒子5は、例えば、図2に示すように、球体のコア5aの周りに金属メッキ5bがされた粒子である。コア5aは、導電性を有する材質、例えば、ニッケル、銅、金、銀、アルミニウム、パラジウム、樹脂等で形成されている。好ましくは、コア5aは、高電流及び高電圧が流せるニッケルで形成される。金属メッキ5bは、錫との接合性が良く、安定性にも優れた金で形成される。
絶縁障壁4は、互いに隣接する第2の電極2A,2A間に平行に帯状に延在している。この絶縁障壁4は、図1Cに示すように、ガラス基板2からフレキシブル基板1に向かって広がるテーパ状(例えば台形状)の断面形状を有するように形成されている。言い換えれば、絶縁障壁4は、上記テーパ状部とガラス基板2の表面とがなす角度θ1が90度よりも小さくなるように形成されている。このような形状は、例えば、露光及びエッチングを行うことにより形成することができる。より具体的には、エッチング処理の時間を制御して、オーバーエッジの状態を積極的に活用することにより、上記形状に絶縁障壁4を形成することができる。なお、露光及びエッチングにより絶縁障壁4を形成する場合、絶縁障壁4のバインダとして感光性樹脂を用いる。
上記形状に形成されることにより絶縁障壁4は、図1Dに示すように、互いに隣接する第2の電極2A,2Aのうち、一方の第2の電極2Aから他方の第2の電極2Aに向かう界面沿いのX方向の経路100の一部に、他方の第2の電極2Aから第2の電極2Aに向かう逆方向(−X方向)の成分(ベクトル)111を有する経路110を形成することができる。これにより、一方の第2の電極2A中の金属イオンは、他方の第2の電極2Aに向けて移動するときに、一方の第2の電極2A側に戻る方向(−X方向)に絶縁障壁4により反射されることになる。すなわち、一方の第2の電極2A中の金属イオンの移動方向が、他方の第2の電極2Aに向かう方向(X方向)とは逆方向(−X方向)の成分111を有する方向に変えられる。したがって、一方の第2の電極2A中の金属イオンは、絶縁障壁4を越えて他方の第2の電極2Aに向かうことができないので、マイグレーションの発生が防止される。
なお、ここでは、当該逆方向の成分111を有する経路110は、絶縁障壁4の一方の第2の電極2A側に位置する面と他方の第2の電極2A側に位置する面とにより2つ形成されている。これにより、一方の第2の電極2A中の金属イオンが絶縁障壁4を越えて他方の第2の電極2Aに向かうことを確実に防止している。
また、絶縁障壁4は、ガラス基板2と同質の材料により構成されている。ここで、「同質の材料」とは、ガラス基板2と絶縁障壁4との界面を第2の電極2A中に含まれる金属イオンが移動することを防止できるように、絶縁障壁4がガラス基板2に一体的に結合(例えば共有結合)できる材料を意味する。例えば、絶縁障壁4の材料としては、無機系の成分を含む材料を用いることができる。また、絶縁障壁4の材料としては、ガラス基板2の材料に合わせて、ガラスを主成分とする材料(例えば、鉛ホウ珪酸ガラスなどの金属酸化物ガラス)を用いることができる。さらに、絶縁障壁4の材料としては、無機・有機複合材料(無機・有機ハイブリット材料)を用いることもできる。一般に、無機材料と無機材料、及び有機材料と有機材料とは接合性が良く、無機材料と有機材料とは接合性が悪いことが知られている。このため、絶縁障壁4の材料を無機・有機複合材料とすることで、無機材料で構成されるガラス基板2及び有機材料で構成される絶縁性接着剤樹脂3と、絶縁障壁4との接合性を良くすることができる。
なお、絶縁障壁4の材料は、ガラス基板2上への絶縁障壁4の形成時にガラス基板2が溶融しないように、ガラス基板2の材料よりも低融点の材料(例えば、低融点ガラス:第2の材料)であることが好ましい。
また、絶縁障壁4の高さは、第1の電極1Aの高さ(厚さ)と第2の電極2Aの高さ(厚さ)とを合計した高さよりも低く設定されている。これにより、互いに隣接する第1の電極1A,1A間に絶縁性接着剤樹脂3が充填されないことを防いで、樹脂絶縁性接着剤樹脂3によるフレキシブル基板1とガラス基板2との接合信頼性を確保している。
次に、図1C、図3A〜図3F、及び図4を参照しつつ、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法について説明する。図3A〜図3Fは、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示す断面図である。図4は、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示すフローチャートである。
なお、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法においては、図3Fに示す圧着ツール20を用いる。この圧着ツール20は、下端部に加熱用ヒータ21を備えるとともに上部にエアシリンダ22を備え、エアシリンダ22に接続されたモータ23が駆動することにより上下動可能に構成されている。
また、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法においては、図示していないが、ガラス基板2を下にした状態で圧着ステージである支持台に載置されて電極接合が行われるものとする。
まず、ステップS1では、図3Aに示すように、ガラス基板2上に複数の第2の電極2Aを形成する。
ステップS2では、図3Bに示すように、それぞれの第2の電極2Aを覆うようにガラス基板2上に絶縁障壁材料層4Aを形成する。
ステップS3では、図3Cに示すように、絶縁障壁材料層4Aに露光及びエッチングを行い、絶縁障壁4を形成する。なお、このとき、絶縁障壁4には感光性樹脂が含まれる。
ステップS4では、図3Dに示すように、内部に導電性粒子5が分散された絶縁性接着剤樹脂3を、絶縁隔壁4上に配置する。
ステップS5では、図3Eに示すように、絶縁性接着剤樹脂3上にフレキシブル基板1を、絶縁性接着剤樹脂3を介してそれぞれの第1の電極1Aがそれぞれの第2の電極2Aと対向するように位置合わせして配置する。
ステップS6では、図3Fに示す圧着ツール20により、フレキシブル基板1を介して絶縁性接着剤樹脂3を加圧及び加熱して、絶縁性接着剤樹脂3を溶融させる。
より具体的には、モータ23を駆動させて圧着ツール20を降下させ、フレキシブル基板1に加熱用ヒータ21の加圧加熱面を接触させる。この接触状態で、さらにモータ23を駆動させて圧着ツール20を降下させるとともに、加熱用ヒータ21を発熱させる。これにより、フレキシブル基板1を介して絶縁性接着剤樹脂3を加圧及び加熱して、絶縁性接着剤樹脂3を溶融させる。
上記ステップS6により、第1の電極1Aと第2の電極2Aとの間に導電性粒子5が配置され、導電性粒子5を介して第1の電極1Aと第2の電極2Aとが電気的に接続される。
以上のステップS1〜6を行うことにより、図1Cに示す本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体を製造することができる。
なお、圧着ツール20による加圧力は、弱すぎると絶縁性接着剤樹脂3が対向領域10Xの縁部の外側領域10Yまで流動せずに接合信頼性を確保できない恐れがあり、強すぎるとスプリングバックが発生する恐れがあるので、適当な加圧力(例えば3MPa程度)となるように設定する。
なお、上記では、絶縁性接着剤樹脂3の加圧及び加熱を、圧着ツール20をフレキシブル基板1に接触させることにより行ったが、圧着ツール20をガラス基板2に接触させることにより行ってもよい。
以上、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体によれば、互いに隣接する第2の電極2A,2A間に、ガラス基板2と同質の材料で構成された絶縁障壁4を設けている。これにより、ガラス基板2と絶縁障壁4との界面を、一方の第2の電極2A中の金属イオンが他方の第2の電極2Aに移動することを防止することができるので、マイグレーションの発生を抑えることができる。また、マイグレーションの発生を抑えることができるので、隣接配線電極間(ここでは、互いに隣り合う第1の電極1A,1A、又は第2の電極2A,2A)の狭ピッチ化(例えば0.1mm以下)に対応することができる。
また、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体によれば、ガラス基板2からフレキシブル基板1に向かって広がるテーパ状の断面形状を有するように絶縁障壁4を形成している。これにより、一方の第2の電極2A中の金属イオンの移動方向が、他方の第2の電極2Aに向かう方向(X方向)とは逆方向(−X方向)の成分111を有する方向に変えられるので、マイグレーションの発生を防止することができる。また、マイグレーションの発生を防止することができるので、隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応することができる。
また、本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体によれば、互いに隣接する電極間に絶縁障壁4を設けているので、当該電極間での導電性粒子5の凝集を抑制できるとともに、第1の電極1Aと第2の電極2Aとの間に多数の導電性粒子5を配置して電気的な導通を確保することができる。これに対して、絶縁障壁4を設けない場合には、絶縁性接着剤樹脂3を加熱及び加圧する製造工程において、多数の導電性粒子5が互いに隣接する電極間に流動することになる。このため、当該電極間で導電性粒子5が凝集してショート不良が発生するおそれがある。また、第1の電極1Aと第2の電極2Aとの間に導電性粒子5を配置(捕捉)することができず、電気的な導通を確保できないおそれもある。
本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の接合技術は、特に、隣接配線電極間の狭ピッチ化が求められる、ガラス基板とフレキシブル基板との電極接合に代表されるフラットパネルの接合技術において、より有効である。また、特に、電極が銀で形成されている場合に絶大な効果がある。
《第2実施形態》
図5を用いて、本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体について説明する。図5は、本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体の構成を示す断面図である。本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体は、絶縁障壁4に代えて突起部の一例である絶縁障壁41を備えている点で第1実施形態の電極接合構造と異なる。それ以外の点については同様であるので、重複する説明は省略し、以下、主に相違点について説明する。
図5において、絶縁障壁41は、ガラス基板2上に形成された第1の突起形成部の一例である第1の障壁42と、第1の障壁42上に形成された第2の突起形成部の一例である第2の障壁43とを有している。第1の障壁42と第2の障壁43とはそれぞれ、互いに隣接する第2の電極2A,2A間に平行に帯状に延在し、図5に示すように矩形の断面形状を有している。また、第1の障壁42と第2の障壁43とはそれぞれ、ガラス基板2と同質の材料、例えば低融点ガラスにより構成されている。また、第2の障壁43は、第1の障壁42よりも融点が高い材料で構成されている。第2の障壁43の第1の障壁42と隣接する側の面(接触面)は、第1の障壁42の第2の障壁43と隣接する側の面よりも大きく形成されている。これにより、第2の障壁43とガラス基板2とが第1の障壁43を介さずに対向する面42aが形成されている。
本発明の第2実施形態においては、この対向面42aにより、一方の第2の電極2Aから他方の第2の電極2Aに向かう界面沿いの経路の一部に、他方の第2の電極2Aから第2の電極2Aに向かう逆方向の成分を有する経路が形成されている。これにより、一方の第2の電極2A中の金属イオンは、絶縁障壁41を越えて他方の第2の電極2Aに向かうことができないので、マイグレーションの発生が防止される。
次に、図6A〜図6Bを参照しつつ、本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法について説明する。図6A〜図6Fは、本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示す断面図であり、図7は、そのフローチャートである。
まず、ステップS21では、図6Aに示すように、ガラス基板2上に複数の第2の電極2Aを形成する。
ステップS22では、図6Bに示すように、ガラス基板2上で且つ互いに隣り合う第2の電極2A,2A間に、スクリーン印刷などにより第1の障壁42を形成する。なお、このとき、第1の障壁42の状態は、ペースト状態にあるものとする。また、このとき、第1の障壁42の幅は、例えば25μmとし、その厚みは、例えば約5μmとする。
ステップS23では、図6Cに示すように、第1の障壁42上に、矩形断面を有する棒状体の第2の障壁43を位置合わせして配置する。このとき、第2の障壁43の幅は、第1の障壁42の幅よりも大きくなるように例えば30μmとし、その厚みは、例えば10μmとする。
ステップS24では、第1の障壁42の全体を融点以上に加熱したのち硬化させる。これにより、ガラス基板と第1の障壁42と第2の障壁43とが、第2の電極2A中の金属イオンがそれらの内部を移動できないように一体化する。
ステップS25では、図6Dに示すように、内部に導電性粒子5が分散された絶縁性接着剤樹脂3を、第2の隔壁43上に配置する。
ステップS26では、図6Eに示すように、絶縁性接着剤樹脂3上にフレキシブル基板1を、絶縁性接着剤樹脂3を介してそれぞれの第1の電極1Aがそれぞれの第2の電極2Aと対向するように位置合わせして配置する。
ステップS27では、図6Fに示す圧着ツール20により、フレキシブル基板1を介して絶縁性接着剤樹脂3を加圧及び加熱して、絶縁性接着剤樹脂3を溶融させる。これにより、第1の電極1Aと第2の電極2Aとの間に導電性粒子5が配置され、導電性粒子5を介して第1の電極1Aと第2の電極2Aとが電気的に接続される。
以上のステップS21〜S27を行うことにより、図5に示す本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体を製造することができる。
本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体によれば、第2の障壁43の第1の障壁42と隣接する側の面を、第1の障壁42の第2の障壁43と隣接する側の面よりも大きく形成することで、一方の第2の電極2Aから他方の第2の電極2Aに向かう界面沿いの経路の一部に、他方の第2の電極2Aから第2の電極2Aに向かう逆方向の成分を有する経路を形成している。これにより、マイグレーションの発生を防止して、隣接配線電極間の狭ピッチ化(例えば0.1mm以下)に対応することができる。
また、本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体によれば、絶縁障壁41を第1の障壁42と第2の障壁43との2つの部材により構成している。これにより、絶縁障壁41がテーパ状の断面形状(図1C参照)を有さなくても、矩形の断面形状を有する第1の障壁42と第2の障壁43とで上記逆方向の成分を有する経路を形成することができる。
なお、上記では、絶縁障壁41を2つの部材により構成したが、それ以上の部材により構成されてもよい。
《第3実施形態》
図8を用いて、本発明の第3実施形態にかかる電極接合構造体について説明する。図8は、本発明の第3実施形態にかかる電極接合構造体の構成を示す断面図である。本発明の第3実施形態にかかる電極接合構造体は、絶縁障壁4に代えて、ガラス基板2に凹部2Bが設けられている点で第1実施形態の電極接合構造と異なる。それ以外の点については同様であるので、重複する説明は省略し、以下、主に相違点について説明する。
図8において、ガラス基板2には、互いに隣接する第2の電極2A,2A間に凹部2Bが形成されている。凹部2Bは、フレキシブル基板1から離れる方向に向かって広がるテーパ状(例えば台形状)の断面形状を有している。言い換えれば、凹部2Bは、上記テーパ状部とガラス基板2の表面とがなす角度θ2が90度よりも小さくなるように形成されている。この形状は、例えばサンドブラスト法などを利用することにより実現することができる。
本発明の第3実施形態においては、この凹部2Bのテーパ状部により、一方の第2の電極2Aから他方の第2の電極2Aに向かう界面沿いの経路の一部に、他方の第2の電極2Aから第2の電極2Aに向かう逆方向の成分を有する経路が形成されている。これにより、一方の第2の電極2A中の金属イオンは、絶縁障壁4を越えて他方の第2の電極2Aに向かうことができないので、マイグレーションの発生が防止される。また、マイグレーションの発生を防止できるので、隣接配線電極間の狭ピッチ化(例えば0.1mm以下)に対応することができる。
《第4実施形態》
図9を用いて、本発明の第4実施形態にかかる電極接合構造体について説明する。図9は、本発明の第4実施形態にかかる電極接合構造体の構成を示す断面図である。本発明の第5実施形態にかかる電極接合構造体は、さらに、絶縁性封止樹脂50を備える点で本発明の第1実施形態の電極接合構造体と異なる。それ以外の点については同様であるので、重複する説明は省略し、以下、主に相違点について説明する。
図9において、絶縁性封止樹脂50は、対向領域10Xの縁部の外側領域10Yに位置する加圧及び加熱後の絶縁性接着剤樹脂3が外部に露出しないように覆う(封止する)よう設けられている。すなわち、絶縁性封止樹脂50は、フレキシブル基板1とガラス基板2との電極接合部を封止するように設けられている。
このように絶縁性封止樹脂50を設けることにより、フレキシブル基板1とガラス基板2との電極接合部に外部から水や腐食性ガス等が侵入することを防ぐことができる。また、第1及び第2の電極1A,2Aや導電性粒子5の酸化が防止され、電気的な導通が阻害されることがないので、高信頼性の接合品質を実現することができる。また、絶縁性封止樹脂50が硬化することにより、電極接合強度が補強され、機械的曲げ強度等に対する信頼性も向上する。
なお、絶縁性封止樹脂50は、シリコーン樹脂や、ウレタン、ポリブタジエンなどのUV硬化性樹脂などで構成されることが好ましい。また、絶縁性封止樹脂50は、熱で硬化するものであっても、光で硬化するものであってもよく、また、光と熱の併用で硬化するものでもよい。
また、絶縁性封止樹脂50の材質としては、作業環境、揮発成分の再付着の問題から、無溶剤型の樹脂が用いられることが好ましい。
さらに、絶縁性封止樹脂50の材質としては、透水性が小さく、イオン不純物も少ない材質が用いられることが好ましい。これにより、高温高湿の環境下において電圧を印加した際に発生するイオンマイグレーションを防止することもできる。
さらに、絶縁性封止樹脂50の材質としては、第1及び第2の電極1A,2Aの接合強度の補強効果を有するとともにフレキシブル基板1の変形にも追従できるように、ある程度の可撓性を有する弾性体であることが好ましい
また、絶縁性封止樹脂50の厚さは、0.1mm〜5.0mmで設定されることが好ましい。絶縁性封止樹脂50の厚さが、0.1mm未満である場合にはフレキシブル基板1とガラス基板2との電極接合部に外部から水や腐食性ガス等が侵入することを防止することが困難となり、5mmを越える場合には絶縁性封止樹脂50が硬化するのに時間を要し、タクトが長くなる。
また、絶縁性封止樹脂50の形成方法としては、ディスペンサを用いて塗布することにより形成する方法が採られることが好ましい。この場合の塗布粘度は、塗布性の観点から2mPa・s〜20Pa・s程度の範囲であることが好ましい。しかしながら、これに限定されることなく、絶縁性封止樹脂50の粘度に応じて、スクリーン印刷、インクジェット、コーターなどにより形成する方法が採られてもよい。
また、絶縁性封止樹脂50を形成するときには、フレキシブル基板1及びガラス基板2と絶縁性封止樹脂50との密着性を向上させるために、予めUV洗浄を行っておくことが好ましい。このようにして電極接合した電極接合構造体は、0.1mmピッチ以下の電極間の狭ピッチ化に対応することができるとともに、長期接合信頼性も優れている。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、上記では、フレキシブル基板1を第1の回路形成体の一例として挙げたが、第1の回路形成体としては、フレキシブル基板の他、ガラスエポキシ配線基板、ポリエチレンテレフタレート基板、ポリカーボネート基板、ポリエチレンナフタレート基板、ポリイミド基板、セラミック基板、ICチップ等の電子部品などが用いられてもよい。
また、上記では、ガラス基板2を第2の回路形成体の一例して挙げたが、第2の回路形成体としては、ガラス基板の他に、フレキシブル基板、ガラスエポキシ配線基板、ポリエチレンテレフタレート(PET)基板、ポリカーボネート基板、ポリエチレンナフタレート(PEN)基板、ポリイミド基板、セラミック基板等が用いられてもよい。この場合、絶縁障壁4は、それらの基板の材料に合わせて、それらの材料と同質の材料で構成すればよい。例えば、第2の回路形成体としてPEN基板やPET基板などの有機基板を採用する場合には、絶縁障壁4は、例えば有機系樹脂や無機・有機複合材料で構成すればよい。 第1及び第2の回路形成体を上記のような構成にすることにより、高い生産性を保ちつつ高品質な電極接合構造体を安価に提供することができる。
また、上記では、導電性粒子5が分散された絶縁性接着剤樹脂3(いわゆるACF)を用いて電極接合を行ったが本発明はこれに限定されない。例えば、絶縁性接着剤樹脂3としてNCF(ノンコンダクティブフィルム)やNCP(ノンコンダクティブペースト)などを用いて電極接合を行うようにしてもよい。この場合、例えば、第1の電極1A上に金属バンプを予め形成し、当該金属バンプをNCF又はNCPを貫通させて第2の電極2Aに接続させること(いわゆるNSD工法)により、電極接合してもよい。また、例えば、第1の電極1A上に導電性ペーストを付けたバンプを予め形成し、当該バンプをNCF又はNCPを貫通させて第2の電極2Aに接続させること(いわゆるSBB工法)により、電極接合してもよい。
また、上記では、互いに隣り合う第2の電極2A,2A間に絶縁障壁4を設けたが、絶縁障壁4は、例えば図10に示すように設けられてもよい。すなわち、絶縁障壁4が第2の電極2A,2Aに直接接触するように構成してもよい。また、互いに隣り合う第1の電極1A,1A間の幅よりも絶縁障壁4の幅が長くてもよい。この場合、絶縁障壁4の高さは、少なくとも第1の電極1Aの高さよりも高く、第1の電極1Aの高さと導電性粒子5の粒径とを合計した高さよりも低く設定する。
また、図1Cでは絶縁障壁4が台形状の突起であるように示し、図8では凹部2Bが台形状の凹部であるように示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図11A又は図11Bに示すような形状であってもよい。絶縁障壁4又は凹部2Bと絶縁性接着剤樹脂3との界面において、一方の第2の電極2Aから他方の第2の電極2Aに向かう界面沿いの経路の一部に、他方の第2の電極2Aから一方の第2の電極2Aに向かう逆方向の成分を有する経路が形成されていればよい。ここでは、このような経路を形成する構成を「逆経路形成部」という。絶縁障壁4及び凹部2Bは、それぞれ逆経路形成部の一例である。
また、上記では、絶縁障壁4を、図1に示すように互いに隣接する第2の電極2A,2Aとの間に平行に帯状に形成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、絶縁障壁4は、多数に分割されていてもよい。また、絶縁障壁4は、マイグレーションが発生するおそれがある部分に部分的に配置されてもよい。
また、上記では、導電性粒子5をコア31と金属メッキ32の2層構成としたが、本発明はこれに限定されず、1層構成としても、2層より多い構成としてもよい。
なお、上記様々な実施形態のうちの任意の実施形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
《実施例》
次に、本発明の第4実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法の具体例の1つである実施例を、図1C、図3A〜図3F、及び図9を参照しながら説明する。まず、各構成要素の具体的構成について説明する。
本実施例において、第1の回路形成体は、厚さ75μmのポリイミドフィルム上に、厚さ32μmの銅で形成した複数の銅電極1AをL/S=50μm/50μmの幅で配置したフレキシブル基板1で構成している。なお、Lは電極の幅を示し、Sは隣り合う電極間の幅を示す。すなわち、上記構成の電極間のピッチは50μm+50μm=100μm=0.1mmである。
また、本実施例において、第2の回路形成体は、厚さ3mmのガラス上に、スクリーン印刷法と焼成により厚さ3μmの銀で形成した複数の銀電極2AをL/S=50μm/50μmの幅で配置したガラス基板2で構成している(図3A参照)。
また、本実施例において、絶縁性接着剤樹脂は、幅3mm、厚さ35μmに形成され、イミタゾールを主な硬化剤とした熱硬化性のエポキシ樹脂シート3で構成している。
また、本実施例において、導電性粒子は、ニッケル粒子5aに、厚さ0.05μmの金メッキ5bを施して平均粒子径5μm程度に形成した導電性粒子5で構成している。
また、本実施例において、絶縁障壁材料層は、感光性樹脂をバインダとして含有する低融点ガラスペースト4Aで構成している。
また、本実施例において、絶縁性封止樹脂は、低圧水銀ランプで2000mJ/cmの積算光量で硬化する光硬化性絶縁性封止樹脂50で構成している。
なお、絶縁性封止樹脂50の材質は、特に不純物塩素イオン濃度が数ppmと低く、吸水率が低く、高温高湿の環境下で電圧を印加した際に発生するイオンマイグレーションに対する耐性が優れているか否かを選定基準とした。
なお、絶縁性封止樹脂50の材質としてエポキシアクリレート系の樹脂を採用した電極接合構造体においては、樹脂の不純物塩素イオン濃度が原料からの混入により比較的高いことから、THB信頼性試験により絶縁不良が発生することを確認している。
以下、本実施例にかかる電極接合構造体の製造方法を説明する。
まず、ガラス基板2の銀電極2Aの形成面側に、スクリーン印刷により低融点ガラスペースト4Aを約10μmの厚さで塗布する(図3B参照)。
次いで、低融点ガラスペースト4Aを乾燥させたのち、互いに隣接する銀電極2A,2A間に約25μmの幅の低融点ガラスペースト4Aが残るように、露光及びエッチングを行う。このとき、エッチング処理の時間を制御してオーバーエッチング状態にする。
次いで、低融点ガラスペースト4Aを融点以上に加熱する。これにより、銀電極2A,2A間に絶縁障壁4が形成される(図3C参照)。この絶縁障壁4には、感光性樹脂が含まれる。
次いで、ガラス基板2の銀電極2Aの形成面側に、導電性粒子5が分散されたエポキシ樹脂シート3を貼り付ける(図3D参照)。
次いで、フレキシブル基板1とガラス基板2との間にエポキシ樹脂シート3が配置されるように、フレキシブル基板1の銅電極1Aとガラス基板2の銀電極2Aとを対向させて位置合わせする(図3E参照)。
次いで、圧着ツール20(例えば、藤倉ゴム工業株式会社製ベロフラムシリンダ)により、フレキシブル基板1を介してエポキシ樹脂シート3を加圧及び加熱して溶融させる。これにより、それぞれの銅電極1A上に電気的に接合された導電性粒子5とぞれぞれの銀電極2Aとを接触させ、その状態でエポキシ樹脂シート3を硬化させて、それぞれの銅電極1Aとそれぞれの銀電極2Aとを電気的に接合する(図3F参照)。
なお、このとき、圧着ツール20による加熱時間、加圧力、及び加圧時間は、例えば180℃、3MPa、及び10秒とする。
次いで、対向領域10Xの縁部の外側領域10Yに位置する加圧及び加熱後のエポキシ樹脂シート3に、UV洗浄を行った後、ディスペンサ(例えば、武蔵エンジニアリング製)を用いて絶縁性封止樹脂50を塗布し、外部に露出しないように覆い隠す(図9参照)。このとき、絶縁性封止樹脂50の塗布量は、例えば、光硬化後の厚さが0.5mm程度となるような量とする。
以上により、本実施例にかかる電極接合構造体の製造が完了する。
上記のようにして製造された電極接合構造体においては、絶縁障壁4を設けているので、隣接配線電極間が0.1mmの狭ピッチでも、マイグレーションの発生が抑えられる。また、絶縁障壁4により導電性粒子5の凝集も防止されるので、ショート不良の発生も抑えられる。また、加圧及び加熱後のエポキシ樹脂シート3を外部に露出しないように絶縁性封止樹脂50により覆い隠しているので、フレキシブル基板1とガラス基板2との電極接合部に外部から水や腐食性ガス等が侵入することを防ぐことができる。また、銅電極1A、銀電極2A、及び導電性粒子5の酸化も防止されて、電気的な導通が阻害されることがないので、高信頼性の接合品質が実現される。また、絶縁性封止樹脂50が硬化することにより、電極接合強度が補強され、機械的曲げ強度等に対する信頼性も向上する。
本発明にかかる電極接合方法及び電極接合構造体は、マイグレーションの発生を防止して隣接配線電極間の狭ピッチ化に対応することができる効果を有するので、回路形成体の電極に他の回路形成体の電極を導電性粒子が分散された絶縁性接着剤樹脂を用いて接合する技術、特にガラス基板とフレキシブル基板との電極接合に代表されるフラットパネルの接合技術に有用である。
本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の平面図である。 図1Aのa−a断面図である。 図1Aのb−b断面図である。 図1Cの一部拡大断面図である。 導電性粒子の断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示す断面図である。 図3Aに続く工程を示す断面図である。 図3Bに続く工程を示す断面図である。 図3Cに続く工程を示す断面図である。 図3Dに続く工程を示す断面図である。 図3Eに続く工程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示す断面図である。 図6Aに続く工程を示す断面図である。 図6Bに続く工程を示す断面図である。 図6Cに続く工程を示す断面図である。 図6Dに続く工程を示す断面図である。 図6Eに続く工程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる電極接合構造体の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態にかかる電極接合構造体の断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる電極接合構造体の断面図である。 絶縁障壁の変形例を示す断面図である。 図10とは別の絶縁障壁の変形例を示す断面図である。 図10とはさらに別の絶縁障壁の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 フレキシブル基板
1A 第1の電極
2 ガラス基板
2A 第2の電極
3 絶縁性接着剤樹脂
4,41 絶縁障壁
4A 絶縁障壁材料層
5 導電性粒子
20 圧着ツール
21 加熱用ヒータ
22 エアシリンダ
23 モータ
50 絶縁性封止樹脂

Claims (20)

  1. 複数の第1の電極を有する第1の回路形成体と、
    上記複数の第1の電極にそれぞれ対向して配置された複数の第2の電極を有する第2の回路形成体と、
    上記第1の回路形成体と上記第2の回路形成体との対向領域に配置され両者を接合する
    絶縁性接着剤樹脂と、
    互いに隣接する上記第2の電極間に位置し、上記第2の回路形成体と上記絶縁性接着剤樹脂との界面において、一方の第2の電極から他方の第2の電極に向かう上記界面沿いの経路の一部に上記他方の第2の電極から上記一方の第2の電極に向かう逆方向の成分を有する経路を形成する逆経路形成部と、
    を備える、電極接合構造体。
  2. 上記逆経路形成部は、上記逆方向の成分を有する経路を2つ形成する、請求項1に記載の電極接合構造体。
  3. 上記逆経路形成部は、上記第2の回路形成体上に形成された突起部により構成されている、請求項1に記載の電極接合構造体。
  4. 上記突起部は、上記第2の電極に対して平行に延在している、請求項3に記載の電極接合構造体。
  5. 上記突起部は、上記一方の第2の電極側に位置する面により上記逆方向の成分を有する経路を形成する、請求項5に記載の電極接合構造体。
  6. 上記突起部は、上記第1の回路形成体側に向かって広がるテーパ状の断面形状を有する、請求項3に記載の電極接合構造体。
  7. 上記突起部は、上記第2の回路形成体上に形成される第1の突起形成部と、上記第1の突起形成部材上に形成される第2の突起形成部とを有し、
    上記第2の突起形成部の上記第1の突起形成部と隣接する側の面が、上記第1の突起形成部の上記第2の突起形成部と隣接する側の面よりも大きい、請求項3に記載の電極接合構造体。
  8. 上記突起部の高さが、上記第1の電極の高さと上記第2の電極の高さとを合計した高さよりも低い、請求項3に記載の電極接合構造体。
  9. 上記突起部は、上記第2の回路形成体と同質の材料により構成されている、請求項3に記載の電極接合構造体。
  10. 上記突起部は、上記第2の回路形成体と共有結合し得る材料により構成されている、請求項3に記載の電極接合構造体。
  11. 上記突起部は、無機・有機複合材料で構成されている、請求項3に記載の電極接合構造体。
  12. 上記第2の回路形成体は、ガラスを主成分とする第1の材料で構成され、
    上記突起部は、ガラスを主成分とし且つ上記第1の材料よりも融点が低い第2の材料で構成されている、請求項3に記載の電極接合構造体。
  13. 上記突起部は、感光性樹脂を含有している、請求項3に記載の電極接合構造体。
  14. 上記逆経路形成部は、上記第2の回路形成体に形成された凹部により構成されている、請求項1に記載の電極接合構造体。
  15. 上記凹部は、上記第2の電極に対して平行に延在している、請求項14に記載の電極接合構造体。
  16. 上記凹部は、上記一方の第2の電極側に位置する面により上記逆方向の成分を有する経路を形成する、請求項15に記載の電極接合構造体。
  17. 上記凹部は、上記第1の回路形成体から離れる方向に向かって広がるテーパ状の断面形状を有する、請求項14に記載の電極接合構造体。
  18. 上記それぞれの第2の電極は、銀で形成されている、請求項1〜17のいずれか1つに記載の電極接合構造体。
  19. 上記絶縁性接着剤樹脂は、熱硬化性の樹脂である、請求項1〜18のいずれか1つに記載の電極接合構造体。
  20. さらに、上記絶縁性接着剤樹脂が外部に露出しないように覆い隠す絶縁性封止樹脂を有する、請求項1〜19のいずれか1つに記載の電極接合構造体。
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