JP2009009670A - 磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構およびこれを用いる検査装置 - Google Patents
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Abstract
磁気ヘッドの交換作業の自動化をすることが可能な磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構およびこれを用いる検査装置を提供することにある。
【解決手段】
この発明は、ヘッドクランプ台の上部からヘッドクランプ台に磁気ヘッドアッセンブリを取付基部を載置すればばねの付勢でクランプすることができる。これにより、ヘッドクランプ台の位置に磁気ヘッドアッセンブリを取付基部をハンドリングロボット等で搬送すればよく、取付基部の位置決めもその取付孔の位置を位置決めピンの位置座標に対応させればよい。
【選択図】 図1
Description
最近では、15mm〜20mm程度のサスペンションスプリングの先端に0.数mm〜1mm角程度の大きさのスライダが付き、薄膜磁気ヘッドとディスクの間隔は、数nm〜十nmの距離までに接近してきている。
このようなHDDの情報記録媒体としての磁気ディスクと、HDDにおいてデータの読み書きを行う磁気ヘッド(磁気ヘッドアッセンブリ)とは、製造段階でそれぞれの検査装置により精密な性能検査が行われている。
また、HDDは、現在では自動車製品や家電製品、音響製品の分野にまで浸透し、2.5インチから1.8インチに、さらには1.0インチ以下のハードディスク駆動装置が各種製品に内蔵され、使用されている。それによりHDDの低価格化と大量生産化の要請がある。そのため、磁気ヘッド検査装置にあっても多量の磁気ヘッドを効率よく検査でき、かつ、検査装置を小型化せよとの要請がある。
磁気ディスクあるいは磁気ヘッドの検査効率を向上するために、複数の検査デッキを設けて検査デッキ間で磁気ヘッドからの信号を分配しあるいは切換えて処理をする検査装置はすでに公知である(特許文献1,2)。
磁気ヘッドの交換中はテストは中止され、磁気ヘッドからの読出信号を受ける測定部はテスト待ち状態に入る。そのため、磁気ヘッドアッセンブリ(磁気ヘッド)の検査効率が落ちる。一方、磁気ヘッドアッセンブリは小さくなり、ヘッドキャリッジのアームの先にあるヘッドクランプ台へ取付孔(突起孔)を介して行う取付作業、そこからの取外作業の作業性はよくない。そのため、ヘッド検査のスループットは、この磁気ヘッドアッセンブリの交換作業に左右されてしまうと言っても過言ではない。
しかも、ヘッドクランプ台と磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構は、ヘッドアクセスの場合の移動質量やヘッドロードと関係しているので自由に設計し、変更することが実際上は難しい。特に、自動化に際してはハンドリングロボットとヘッドクランプ台との磁気ヘッドアッセンブリの受渡し動作とクランプ動作は、現在あるばねによるクランプ動作あるいはその機構を前提として解決していかなければならない問題がある。
以上の問題は、磁気ディスク検査装置の磁気ヘッドアッセンブリの交換をする場合にも当てはまる。
この発明の目的は、このような従来技術の問題点を解決するものであって、磁気ヘッドの検査装置あるいは磁気ディスクの検査装置において、磁気ヘッドの交換作業の自動化をすることが可能な磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構およびこれを用いる検査装置を提供することにある。
この場合、ハンドリングロボットに吸着コレットを設けて、取付基部を吸着コレットに吸着された状態で前記ヘッドクランプ台に載置して吸着を解除するようにすれば、前記磁気ヘッドアッセンブリの前記クランプ時には前記吸着コレットが前記ヘッドクランプ台の上にあって前記吸着コレットによる吸着が解除された状態でクランプすることができる。このことで位置決めクランプの精度を向上させることができる。
その結果、磁気ヘッドの検査装置あるいは磁気ディスクの検査装置において、磁気ヘッドの交換作業の自動化をすることが可能となる。
図1において、10は、磁気ヘッド検査装置あるいは磁気ディスク検査装置の検査ステージであって、1はヘッドクランプ台、2は、首振り位置決め機構、3は突当ブロック、4は貫通孔(図2(a)参照)、5は半球状の突起(図2(a)参照)、6はエアシリンダ、7は磁気ヘッドアッセンブリを支持するヘッドアーム(あるいはキャリッジアーム、以下ヘッドアーム)、8は円筒の吸着コレット(図2(a),図2(b)参照)、11は磁気ヘッドアッセンブリ、そして12は磁気ディスクである。
磁気ヘッドアッセンブリ11は、磁気ヘッド111を先頭に搭載し、根本に取付基部112が設けられ、取付基部112には取付孔113が穿孔されている。
また、ヘッドクランプ台1は、キャリッジアーム7の先端部にボルトねじ等で固定されている。
なお、図1の場合は、磁気ディスク12に対するヘッドローディングの仕方は、磁気ヘッドアッセンブリ11の方向が磁気ディスク12の半径方向(X軸方向)に一致し、これに沿って行われるリニア方式となっている。
X軸方向(半径方向)に沿う位置決めがなされた磁気ヘッドアッセンブリ11を吸着したハンドリングロボット(図示せず)は、首振り位置決め機構2の位置決めピン2aのXY位置座標を基準にして吸着コレット8を位置決めした後、Z方向に所定量降下することで吸着コレット8によりこの位置決めピン2aに磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112の取付孔113を容易に嵌合させることができる。それにより、磁気ヘッドアッセンブリ11をヘッドクランプ台1に載置する。
ブラケット部1bは、キャリッジアーム7にボルト結合されて支持され、これによりヘッドキャリッジにヘッドクランプ台1が支持される。
磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112は、取付孔113と位置決めピン2aとを嵌合させて台座1aに載置される。台座1aには取付基部112が載置される凹部50c(図2(a)参照)が設けられている。
首振り位置決め機構2により位置決めピン2aが垂直面内で図面時計方向に回動して後側に首を振ることで磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112を後ろへと移動させて、磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112の背面を突当側面3aに突き当てる。これにより、図2(b)に示すように、磁気ヘッドアッセンブリ11は、傾斜した位置決めピン2aと突当側面3aとの間で位置決めされるとともにクランプされる。
このとき、磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112の上部に吸着コレット8があって、これと台座1a(図2(a),(b)参照)との間で挟まれた状態で吸着コレット8が磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112を案内する役割を果たしながら、磁気ヘッドアッセンブリ11が位置決めクランプされる。これにより位置決め精度が向上する。
突当側面3aは、真中に矩形の切欠き3bが設けられ、2点で磁気ヘッドアッセンブリ11の取付基部112を押さえる。これに対して断面が矩形の位置決めピン2aも2点で取付孔113と係合し、取付基部112は、前後2点で押圧されて精度の高い位置決めがなされる。
逆T字型の揺動レバー2bの下側端部2eは、水平方向に両側に延びていて、後部側は、ブラケット部1bの下面との間に圧縮されたコイルばね2dが装填されている。このコイルばね2dにより位置決めピン2aは、垂直面内で後側に回動して首を振るように付勢されている(図2(b)の側面断面図参照)。
コイルばね2dの位置に対応して揺動レバー2bの下側端部2eの裏面側には、半球状の突起5が設けられ、この突起5にエアシリンダ6(図1参照)の前進した進退ロッド6aが接触し、コイルばね2dは圧縮された状態にある。この状態で位置決めピン2aは垂直状態に維持され、図2(a)の側面断面図に示すように、正規の座標位置に位置決めされ起立している。このときエアシリンダ6は前進駆動状態にある。
その結果、エアシリンダ6の進退駆動で、ヘッドクランプ台1に載置された磁気ヘッドアッセンブリ11のコイルばね2dによる位置決めクランプとその解除とができる。
なお、エアシリンダ6によるクランプとその解除は制御部(図示せず)によりエアシリンダ6の駆動とその解除により行われる。また、磁気ヘッド111は、ヘッドクランプ台1に仰向けにクランプされているので、図2(a),図2(b)に示すように、ヘッドキャリッジにより磁気ディスク12の裏面側に磁気ヘッド111がロードされる。
一方、磁気ディスク12の表面側に磁気ヘッド111をロードする場合には、前記の状態でヘッドクランプ台1に磁気ヘッドアッセンブリ111をクランプした後にキャリッジアーム7あるいはヘッドクランプ台1を180゜反転させることで可能である。
インライン方式では通常はランプロードとなるので、磁気ヘッドが磁気ディスク12の面から待避したところにヘッドクランプ台1が移動している。
そこで、ヘッドの位置決めクランプとその解除がこの待避した位置で行われる。そのため、図1のキャリッジアーム7は、図3(a)の平面図にキャリッジアーム7aとして示すように、クランク状に90゜折れ曲がっている。なお、70は、ヘッドキャリッジである。
キャリッジアーム7aは、この例では、台座1aに側面で直接結合されていて、これと一体的に形成されている。図3(b)に示されるように図1の背後に水平に延びたブラケット部1bは長く延びておらず、キャリッジアームには結合されていない。
なお、図3(a)に示す114は、磁気ヘッド111に接続される電気的な配線としてのフレキシブル印刷配線基板である。
エアシリンダ6は、磁気ヘッドアッセンブリ111の磁気ヘッド11の先の延長線上の下側でヘッドキャリッジ70を固定するフレーム(図示せず)に取付けられている。
図2(a),(b)に示す突起5は、図3(b)に示されるように、キャリッジアーム7aに下側で揺動レバー2bの下側端部2eの先端側(図面右側)に設けられ、エアシリンダ6がこれに対向して磁気ヘッドアッセンブリ11の下側に水平に配置されている。
その他の構成は図1のものと同じである。エアシリンダ6が後退駆動されたときには、図2(b)と同様な姿勢となって、位置決めピン2aが回動し、磁気ヘッドアッセンブリ11は、傾斜した位置決めピン2aと突当側面3aとの間で位置決めされるとともにクランプされる。
また、実施例では、吸着コレットにより磁気ヘッドアッセンブリを磁気ヘッドが上となる仰向けにトレイに収納して、磁気ヘッドが上となるようにヘッドクランプ台にセットするようにしているが、この発明は、逆に吸着コレットにより磁気ヘッドアッセンブリを磁気ヘッドが下となる俯せにトレイに収納して、磁気ヘッドが下となるようにヘッドクランプ台にセットするようにしてもよい。この場合には、取付孔の突起が上側となるので、ヘッドクランプ台1の吸着コレット8が上部に待避するか、コレット8の吸着孔は位置決め移動できるように大きなものとするとよい。
なお、この明細書および特許請求の範囲におけるトレイはパレットを含むものであり、容器一般を意味するものとする。
3…突当ブロック、4…貫通孔、
5…半球状の突起、6…エアシリンダ、7…ヘッドアーム、
8…吸着コレット、10…検査ステージ、
11…磁気ヘッドアッセンブリ、12…磁気ディスク
1a…台座、2a…位置決めピン、3…突当ブロック、3a…突当側面、
111…磁気ヘッド、112…取付基部、
113…位置決め用の取付孔。
Claims (6)
- 位置決め用の取付孔を取付基部に有する磁気ヘッドアッセンブリをヘッドキャリッジのヘッドクランプ台に前記取付孔を介して前記取付基部を載置して位置決めクランプをする磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構において、
起立する位置決めピンと、ばねと、前記ヘッドクランプ台に載置された前記磁気ヘッドアッセンブリの取付基部の磁気ヘッドと反対側の後端部が突当てられる突当部とが前記ヘッドクランプ台に設けられ、
前記位置決めピンに前記取付孔を嵌合させて前記取付基部を介して前記磁気ヘッドアッセンブリを前記ヘッドクランプ台に載置し、前記位置決めピンを前記突当部に向かって前記ヘッドクランプ台において垂直な面内で前記ばねの付勢により回動させることで前記磁気ヘッドアッセンブリを傾いた前記位置決めピンと前記突当部との間でクランプする磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構。 - 前記ヘッドクランプ台は、前記ヘッドキャリッジのヘッドアームに支持され、前記磁気ヘッドアッセンブリは、吸着コレットに吸着された状態で前記ヘッドクランプ台の上部から前記ヘッドクランプ台に載置され、前記磁気ヘッドアッセンブリの前記クランプ時には前記吸着コレットの吸着が解除されていて前記吸着コレットが前記ヘッドクランプ台上にある請求項1記載の磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構。
- さらに、前記位置決めピンが頭部に植設された揺動レバーと進退駆動機構とを有し、前記揺動レバーは、前記ヘッドクランプ台に設けられた貫通孔を貫通して前記位置決めピンが貫通孔から頭を出して配置され、前記貫通孔の内部で軸支されて前記ばねにより付勢されて回動するものであり、前記進退駆動機構が前記揺動レバーに係合して前記ばねにより付勢に抗して前記揺動レバーの回動が阻止され、前記係合が解除されて前記揺動レバーの回動が解除される請求項2記載の磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構。
- 前記位置決めピンは断面が矩形であり、前記突当部の先端は切欠きがある側面となっている請求項3記載の磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構。
- 請求項1〜4記載の磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構が固定されたヘッドアームを有するヘッドキャリッジにより前記磁気ヘッドアッセンブリにおける磁気ヘッドの検査をする磁気ヘッド検査装置。
- 請求項1〜4記載の磁気ヘッドアッセンブリのクランプ機構が固定されたヘッドアームを有するヘッドキャリッジにより前記磁気ヘッドアッセンブリにおける磁気ヘッドにより磁気ディスクの検査をする磁気ディスク検査装置。
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| JP2013211072A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Hitachi High-Technologies Corp | 磁気ヘッド位置決め装置及び磁気ヘッド検査装置 |
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| JP2007066460A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | 磁気ヘッド評価装置及びそれを用いた磁気ディスク装置の製造方法 |
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2007
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