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JP2009008008A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機 Download PDF

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JP2009008008A
JP2009008008A JP2007169935A JP2007169935A JP2009008008A JP 2009008008 A JP2009008008 A JP 2009008008A JP 2007169935 A JP2007169935 A JP 2007169935A JP 2007169935 A JP2007169935 A JP 2007169935A JP 2009008008 A JP2009008008 A JP 2009008008A
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JP
Japan
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orbiting scroll
orbiting
pressure
end plate
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Pending
Application number
JP2007169935A
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English (en)
Inventor
Atsushi Sakuta
作田  淳
Yoshiyuki Futagami
義幸 二上
Hirofumi Yoshida
裕文 吉田
Masao Nakano
雅夫 中野
Tatsuya Nakamoto
達也 中本
Noboru Iida
飯田  登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
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Publication date
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Publication of JP2009008008A publication Critical patent/JP2009008008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

【課題】旋回スクロールの圧力変形により、固定スクロールと局所的な接触が発生し、能力低下や入力急増、さらには焼付きに至る恐れがある。
【解決手段】旋回スクロール13のラップ先端13cと固定スクロール12のラップ溝底面12d間に隙間を設け、旋回スクロール13の鏡板13aの厚みを外周部13oと中間部13mとボス内周部13iで異なるように形成し、中間部13iにあたる旋回スクロール背面13eにシール部材78を配置し、外周部13oにあたる旋回スクロール背面13eに自転拘束機構14を配置することで、圧力変形を抑制する。
【選択図】図3

Description

本発明は、冷暖房空調装置や冷蔵庫等の冷却装置、あるいはヒートポンプ式の給湯装置等に用いられるスクロール圧縮機に関するものである。
従来、冷凍空調機や冷凍機に用いられるスクロール圧縮機は、一般に、鏡板から渦巻きラップが立ち上がる固定スクロールおよび旋回スクロールを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロールを自転拘束機構による自転の拘束のもとに円軌道に沿って旋回させたとき、圧縮室が容積を変えながら移動することで吸入、圧縮、吐出を行うものである。運転中、旋回スクロールにはその背面から圧力が印加されており、環状のシール部材を境にその内側は高圧、外側は中間圧を印加することで、固定スクロール側に反った状態で押さえつけられている。この圧力変形により、旋回スクロールと固定スクロールの局所的な接触が起こり、入力増大、さらには焼付きに至る恐れがある。そこで旋回スクロールの鏡板を外周部と中間部で厚みを変え、圧力変形を抑制する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
図5は特許文献1に記載された従来の旋回スクロールの断面図である。本来、特許文献1は生産性向上を図るための構成であるが、ここに引用する。図5に示すように、旋回スクロール113の鏡板を中間部113mと外周部113oで厚みを変え、高圧の印加される中間部113mを厚くすることで、旋回スクロール113の鏡板113aの変形を抑制している。
特開2002−174187号公報
前記従来の構成では、旋回スクロールの圧力変形量を低減し、固定スクロール側への反りを抑制しているので、圧力変形による局所的な接触は緩和される。しかしながら、この構成が有効に活用できるのは、旋回スクロールの背面から圧力が印加されていて、この圧力によって旋回スクロールが固定スクロールに押さえつけられている場合のみである。仮に旋回スクロール背面の全領域が吸入圧で、いわゆる低圧型圧縮機の場合には、旋回スクロールの圧力変形が小さいため、旋回スクロールの鏡板の厚みを変える必要性がない。
本発明のスクロール圧縮機は、旋回スクロールを固定スクロールに接触させた状態で運転させ、これにより漏れを抑制すると同時に、旋回スクロールと固定スクロールのラップ高さ関係や旋回スクロールの鏡板の厚みを規制することで、局所的な接触を防止することができる、高効率化と同時に高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロール背面に環状のシール部材を配置し、シール部材によって内側の高圧領域と外側の背圧室とに仕切り、背圧室に吸入圧もしくは一定中間圧を印加することで旋回スクロールを固定スクロールに接触させ、かつ旋回スクロール背面に自転拘束機構を備えることで、旋回スクロールが円軌道に沿って旋回し、これにより圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、吸入、圧縮、吐出の一連の動作を行うスクロール圧縮機において、旋回スクロールのラップ先端と固定スクロールのラップ溝底面間に隙間を設け、
旋回スクロールの鏡板厚みを外周部と中間部とボス内周部で異なるように形成し、中間部にあたる旋回スクロール背面にシール部材を配置し、外周部にあたる旋回スクロール背面に自転拘束機構を配置したものである。
かかる構成によれば、シール部材を境に印加される圧力が異なるため、印加圧力に合わせて旋回スクロールの鏡板の厚みも変更し、圧力変形を抑制することができる。その結果、旋回スクロールを固定スクロールに接触させた状態で運転させることが可能となり、漏れを抑制することで高効率化を図ることができる。また前述したように、旋回スクロールの圧力変形を抑制することが可能となるため、局所的な接触を防止し、入力急増や焼付きに至る恐れを解消することができる。すなわち高効率化と同時に高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
本発明のスクロール圧縮機は、旋回スクロールを固定スクロールに接触させた状態で運転させ、これにより漏れを抑制すると同時に、旋回スクロールと固定スクロールのラップ高さ関係や旋回スクロールの鏡板の厚みを規制することで、局所的な接触を防止することが可能となるため、高効率化と同時に高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の本発明では、鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、旋回スクロール背面に環状のシール部材を配置し、シール部材によって内側の高圧領域と外側の背圧室とに仕切り、背圧室に吸入圧もしくは一定中間圧を印加することで旋回スクロールを固定スクロールに接触させ、かつ旋回スクロール背面に自転拘束機構を備えることで、旋回スクロールが円軌道に沿って旋回し、これにより圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、吸入、圧縮、吐出の一連の動作を行うスクロール圧縮機において、旋回スクロールのラップ先端と固定スクロールのラップ溝底面間に隙間を設け、旋回スクロールの鏡板厚みを外周部と中間部とボス内周部で異なるように形成し、中間部にあたる旋回スクロール背面にシール部材を配置し、外周部にあたる旋回スクロール背面に自転拘束機構を配置したものである。そしてこの構成によれば、シール部材を境に印加される圧力が異なるため、印加圧力に合わせて旋回スクロールの鏡板の厚みも変更し、圧力変形を抑制することができる。その結果、旋回スクロールを固定スクロールに接触させた状態で運転させることが可能となり、漏れを抑制することで高効率化を図ることができる。また前述したように、旋回スクロールの圧力変形を抑制することが可能となるため、局所的な接触を防止し、入力急増や焼付きに至る恐れを解消することができる。すなわち高効率化と同時に高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の本発明では、特に請求項1に記載の自転拘束機構をオルダムリングで構成し、中間部と外周部の厚みの差を、オルダムリングのキー部を除く厚みより大きくしたものである。そしてこの構成によれば、圧縮機構部の軸方向のサイズを維持したまま、旋回スクロールの圧力変形を最大限抑制することが可能となるため、局所的な接触を防止し、入力急増や焼付きに至る恐れを解消することができる。
請求項3に記載の本発明では、特に請求項1または2に記載のボス内周部の鏡板厚みを最も薄くしたものである。そしてこの構成によれば、過負荷時など作動流体の吐出温度が高い条件において、固定スクロールの中心部の熱膨張を旋回スクロールのボス内周部の鏡板が柔軟に変形し、吸収することができる。
請求項4に記載の本発明では、特に請求項1から3のいずれか1つに記載の中間部の鏡
板厚みをボス部と同一にしたものである。そしてこの構成によれば、ボス部が肉厚構造となるため、根元部の応力集中の心配もなく、旋回スクロールに関しては信頼性を向上させることができる。
請求項5に記載の本発明では、特に請求項1から4のいずれか1つに記載のスクロール圧縮機において、作動流体を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としたものである。そしてこの場合、特に高低圧の差が大きくなり、旋回スクロール背面に加わる荷重も増大するので、本発明の効果が顕著に現れ、高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるスクロール圧縮機の縦断面図、図2は図1の圧縮機構部の要部拡大断面図、図3は圧縮機構部の詳細断面図である。以下、スクロール圧縮機について、その動作、作用を説明する。
図1、図2に示すように、本発明のスクロール圧縮機は、密閉容器1内に溶接や焼き嵌めなどして固定したクランク軸4の主軸受部材11と、この主軸受部材11上にボルト止めした固定スクロール12との間に、固定スクロール12と噛み合う旋回スクロール13を挟み込んでスクロール式の圧縮機構2を構成し、旋回スクロール13と主軸受部材11との間に旋回スクロール13の自転を防止して円軌道運動するように案内するオルダムリングなどによる自転拘束機構14を設けて、クランク軸4の上端にある偏心軸部4aにて旋回スクロール13を偏心駆動することにより旋回スクロール13を円軌道運動させ、これにより固定スクロール12と旋回スクロール13との間に形成している圧縮室15が外周側から中央部に移動しながら小さくなるのを利用して、密閉容器1外に通じた吸入パイプ16および固定スクロール12の外周部の吸入口17から冷媒ガスを吸入して圧縮していき、所定圧以上になった冷媒ガスは固定スクロール12の中央部の吐出口18からリード弁19を押し開いて密閉容器1内に吐出させることを繰り返す。
旋回スクロール13のラップ先端13cには、運転中の温度分布を測定した結果をもとに、中心部である巻き始め部から外周部である巻き終わり部にかけて、徐々にハネ高さが高くなるようにスロープ形状が設けられている。これにより熱膨張による寸法変化を吸収し、局所摺動を防止することができる。
また旋回スクロール背面13eには、主軸受部材11に配置されている環状のシール部材78があり、旋回運動を行いながらシール部材78により、シール部材78の内側領域である高圧領域30と、外側領域である低圧もしくは中間圧に設定された背圧室29とに仕切られている。この背面13eの圧力付加により旋回スクロール13は固定スクロール12に安定的に押しつけられ、漏れを低減するとともに安定して円軌道運動を行うことができる。
さらに、固定スクロール12には、旋回スクロール13の背面13eの背圧室29が、常に一定の圧力となるように制御する背圧調整機構9を備えている。
圧縮機運転中は、クランク軸4の下向きの他端にはポンプ25が設けられ、スクロール圧縮機と同時に駆動される。これによりポンプ25は密閉容器1の底部に設けられたオイル溜め20にあるオイル6を吸い上げてクランク軸4内を通縦しているオイル供給穴26を通じて圧縮機構2に供給する。このときの供給圧は、スクロール圧縮機の吐出圧力とほ
ぼ同等であり、旋回スクロール13に対する背圧源ともなる。これにより、旋回スクロール13は固定スクロール12から離れたり片当たりしたりするようなことはなく、所定の圧縮機能を安定して発揮する。
このように供給されたオイル6の一部は、供給圧や自重によって、逃げ場を求めるようにして偏心軸部4aと旋回スクロール13との嵌合部、クランク軸4と主軸受部材11との間の軸受部66に進入してそれぞれの部分を潤滑した後落下し、オイル溜め20へ戻る。高圧領域30に供給されたオイル6の別の一部は、高圧領域30に開口を有する給油経路54を通って、旋回スクロール13の外周部まわりにあって自転拘束機構14が位置している背圧室29に進入し、スラスト摺動部および自転拘束機構14の摺動部を潤滑するのに併せ、背圧室29にて旋回スクロール13の背圧を印加する。
背圧室29は高圧領域30の高圧側との間が環状のシール部材78によってシールされていて、進入してくるオイルが充満するにつれて圧力を増し、所定の圧力を超えると、背圧調整機構9が作用して、圧縮室15の吸入部分に戻され進入する。
このオイル6の進入は所定の周期で繰り返され、この繰り返しのタイミングは吸入、圧縮、吐出の繰り返しサイクルと、背圧調整機構9での圧力設定との関係の組み合わせによって決まり、固定スクロール12と旋回スクロール13との摺動部への意図的な潤滑となる。この意図的な潤滑は前記したように背圧調整機構9による連絡路10の凹部10aへの開口によって常時保証される。吸入口17へと供給されたオイル6は旋回スクロール13の旋回運動とともに圧縮室15へと移動し、圧縮室15間の漏れ防止に役立っている。
図3に示すように、本実施の形態のスクロール圧縮機では、旋回スクロール13に背圧を印加することで、固定スクロール12に押しつけた状態で運転を行っているが、これを安定的に継続するために、旋回スクロール13のラップ13bの高さが固定スクロール12のラップ12bの高さに対し、低く形成している。これにより摺動による摩擦力は、旋回スクロール13のラップ底面13dと固定スクロール12のラップ上面12cの間に作用することになる。さらに、旋回スクロール13のラップ底面13dに外周から中心に向かって溝底面が徐々に深くなるようにスロープを形成することで、旋回スクロール13の鏡板13aと固定スクロール12の外周面の部位12fを接触させている。すなわち、旋回スクロール13に働く力点間距離を軸方向で縮め、また半径方向ではより外周部へと力点を移動させることで、旋回スクロール13の旋回運動の安定化を図っている。
そして運転中、旋回スクロール背面13eには背圧が印加されており、環状のシール部材78を境にその内側には高圧、外側の背圧室29には吸入圧もしくは所定の中間圧を印加することで、旋回スクロール13は固定スクロール12に対して反った状態で押さえつけられている。仮に鏡板13aが一定の厚みであった場合には、旋回スクロール13が大きく反ってしまい、鏡板13aの外周部と固定スクロール12の外周面の部位12fに隙間が発生し、背圧室29と圧縮室15が連通することで、能力低下を引き起こす恐れがある。また旋回スクロール13と固定スクロール12の局所的な接触が起こり、入力増大、さらには焼付きに至る恐れもある。
そこで本発明のスクロール圧縮機では、旋回スクロール13のラップ先端13cと固定スクロール12のラップ溝底面12d間に隙間を設け、旋回スクロール13の鏡板13aの厚みを外周部13oと中間部13mとボス内周部13iで異なるように形成し、中間部13iにあたる旋回スクロール背面13eにシール部材78を配置し、外周部13oにあたる旋回スクロール背面13eに自転拘束機構14を配置する。シール部材78を境に印加される圧力が異なるため、印加圧力に合わせて旋回スクロール13の鏡板13aの厚みを変更することで、圧力変形を抑制することができる。その結果、旋回スクロール13の
鏡板13aの外周部と固定スクロール12の外周面の部位12fに隙間を発生させることなく運転させることが可能となり、背圧室29と圧縮室15の連通を防止することで高効率化を図ることができる。また旋回スクロール13と固定スクロール12の局所的な接触を防止し、入力急増や焼付きに至る恐れを解消することができる。すなわち高効率化と同時に高信頼性を実現するスクロール圧縮機を提供することができる。
また自転拘束機構14をオルダムリングで構成し、中間部13mと外周部13oの厚みの差を、オルダムリングのキー部を除く厚み14hより大きくする。この構成では、圧縮機構部の軸方向のサイズを維持したまま、旋回スクロール13の圧力変形を最大限抑制することが可能となるため、局所的な接触を防止し、入力急増や焼付きに至る恐れを解消することができる。
また過負荷時など作動流体の吐出温度が高い条件においては、固定スクロール12のラップ12bは外周部よりも中心部の熱膨張量が大きいため、旋回スクロール13のラップ溝底面13dと局所摺動を引き起こす恐れがある。この対策として、旋回スクロール13のラップ溝底面13dに形成されたスロープをより拡大する方法もあるが、吐出温度の低い条件ではスロープが隙間となってしまい、性能低下の原因となってしまう。そこでボス内周部13iの厚みを鏡板13aの中で最も薄くする。これにより旋回スクロール13のボス内周部13iの鏡板13aが柔軟に変形し、固定スクロール12のラップ12bの熱膨張を吸収するため、ラップ溝底面13dのスロープを拡大することなく、局所的な接触を防止し、同時に高効率化を図ることができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるスクロール圧縮機の圧縮機構部の旋回スクロール13を示す断面図である。図4において図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図4において、中間部13mの鏡板13aの厚みをボス部13gと同一にする。これにより、ボス部13gが肉厚構造となるため、根元部の応力集中の心配もなく、旋回スクロール13に関しては信頼性を向上させることができる。
最後に、作動流体を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素とした場合、特に特に高低圧の差が大きくなり、旋回スクロール背面13eに加わる荷重も増大するため、本発明の効果が顕著に現れ、高効率化及び高信頼性化を両立したスクロール圧縮機を実現することができる。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、旋回スクロールを固定スクロールに接触させた状態で運転させ、これにより漏れを抑制すると同時に、旋回スクロールと固定スクロールのラップ高さ関係や旋回スクロールの鏡板の厚みを規制することで、局所的な接触を防止することが可能となるため、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等のスクロール流体機械の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の圧縮機構部の要部拡大断面図 本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の圧縮機構部の詳細断面図 本発明の実施の形態2におけるスクロール圧縮機の圧縮機構部の詳細断面図 従来のスクロール圧縮機の圧縮機構部の断面図
符号の説明
12 固定スクロール
12b ラップ
12d ラップ溝底面
12f 外周面の部位
13 旋回スクロール
13a 鏡板
13b ラップ
13c ラップ先端
13d ラップ溝底面
13g ボス部
13i ボス内周部
13m 中間部
13o 外周部
14 自転拘束機構
15 圧縮室
29 背圧室
30 高圧領域
78 シール部材

Claims (5)

  1. 鏡板から渦巻き状のラップが立ち上がる固定スクロール及び旋回スクロールを噛み合わせて双方間に圧縮室を形成し、前記旋回スクロール背面に環状のシール部材を配置し、前記シール部材によって内側の高圧領域と外側の背圧室とに仕切り、前記背圧室に吸入圧もしくは一定中間圧を印加することで前記旋回スクロールを前記固定スクロールに接触させ、かつ前記旋回スクロール背面に自転拘束機構を備えることで、前記旋回スクロールが円軌道に沿って旋回し、これにより前記圧縮室が容積を変えながら中心に向かって移動し、吸入、圧縮、吐出の一連の動作を行うスクロール圧縮機において、
    前記旋回スクロールのラップ先端と前記固定スクロールのラップ溝底面間に隙間を設け、前記旋回スクロールの鏡板厚みを外周部と中間部とボス内周部で異なるように形成し、前記中間部にあたる前記旋回スクロール背面に前記シール部材を配置し、前記外周部にあたる前記旋回スクロール背面に前記自転拘束機構を配置してなるスクロール圧縮機。
  2. 自転拘束機構をオルダムリングで構成し、中間部と外周部の厚みの差を、前記オルダムリングのキー部を除く厚みより大きくしてなる請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. ボス内周部の鏡板厚みを最も薄くしてなる請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 中間部の鏡板厚みをボス部と同一にしてなる請求項1から3のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
  5. 作動流体を、高圧冷媒、例えば二酸化炭素としてなる請求項1から4のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032910A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Panasonic Corp スクロール圧縮機

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