JP2009006561A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連続印字、使用環境、装置内温度等の影響で、レーザダイオード7の光量に変化が生じても、光量の変化を補正して一定とすることで、形成される画像に影響が生じない画像形成装置を提供する。
【解決手段】レーザダイオード7と感光体とを有する画像形成装置において、レーザダイオード7が発するレーザ光の光量を検出する光量検出部8aと、光量検出部8aが出力の基準電圧を記憶する記憶部8cと、光量検出部8aが出力した電圧と記憶部8cが記憶する基準電圧とを比較し、光量検出部8aが出力した電圧と基準電圧が異なる場合、光量検出部8aの出力電圧が基準電圧と一致するように、レーザダイオード7の光量を補正するための補正信号を出力する比較部と、比較部が出力した補正信号に従い、レーザダイオード7の光量を補正する光量補正部8dを有する。
【選択図】図5
【解決手段】レーザダイオード7と感光体とを有する画像形成装置において、レーザダイオード7が発するレーザ光の光量を検出する光量検出部8aと、光量検出部8aが出力の基準電圧を記憶する記憶部8cと、光量検出部8aが出力した電圧と記憶部8cが記憶する基準電圧とを比較し、光量検出部8aが出力した電圧と基準電圧が異なる場合、光量検出部8aの出力電圧が基準電圧と一致するように、レーザダイオード7の光量を補正するための補正信号を出力する比較部と、比較部が出力した補正信号に従い、レーザダイオード7の光量を補正する光量補正部8dを有する。
【選択図】図5
Description
本発明は,感光体の表面の走査・露光を行って画像形成を行うプリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
従来から、プリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置では、画像形成を行う場合、感光体ドラムを所定の電位に帯電させた後、画像データに基づき、露光装置が感光体ドラムを走査・露光して静電潜像を形成し、その静電潜像にトナーを供給して、トナー像を現像し、そのトナー像をコピー用紙等、各種シートに転写して、トナー像を定着させ、画像形成を行うものが存在する(電子写真方式)。
そして、感光体ドラムを走査・露光し静電潜像を形成する場合、光源にレーザダイオードが採用されることがある。レーザダイオードは、形成すべき画像の画像データにあわせ点消灯される。そして、ポリゴンミラー、ポリゴンモータ、fθレンズ等により、レーザダイオードが発したレーザ光が感光体ドラムまで導かれ、感光体ドラムの走査、露光が行われる。
しかし、レーザダイオードは、温度が変化すると閾値電流(レーザダイオードの出力が急速に増加する電流値)、レーザ光の発振波長、光量(光出力)が変化する。即ち、温度によってレーザダイオードの特性が変化する。従って、環境温度や装置内部の温度によって、最適とは言えないレーザ光により感光体ドラムを走査・露光する場合が生じ、形成される画像に影響を与え、例えば、画像の濃度に影響が現れる。
例えば、温度上昇について言えば、レーザダイオード自体の発熱や、レーザ光を偏向させるポリゴンミラーを回転させるポリゴンモータの放熱等で、レーザダイオードの温度が上昇する。特に、連続して画像形成を行った場合、レーザダイオードの温度が上昇する。更に、近年、画像形成装置の処理高速化、高画質化(画像解像度の向上)の要請により、レーザダイオードは高出力化され、又、ポリゴンモータも高速回転化され、レーザダイオードの温度が、尚更、変化し易い状況となっており、走査・露光に最適な光量を維持することが困難な状況である。
この温度によるレーザダイオードの特性変化に対応し、発するレーザ光の光量を一定とするための構成が、特許文献1に記載されている。特許文献1には、例えば、帯電した感光体にレーザ光源から変調されたレーザビーム光を照射して得られた静電潜像をトナーで現像し画像を得る画像形成装置において、レーザ光源に対して電流を供給する供給手段とレーザ光源からの出力光量を検出する検出手段と、この検出手段の検出結果に対応して、レ−ザ光源により出力される光強度が静電潜像を形成し得る所定のレベルで安定するように供給手段が供給する電流値を制御する制御手段とを具備する画像形成装置が開示されている。(特許文献1:請求項2、図3等参照)。
特開平7−89130
特許文献1では、フォトダイオードを用いてレーザダイオードの光量をモニタし、その結果、レーザダイオード駆動電流があらかじめ決められた値となるように閾値電流が設定される(特許文献1:段落0028参照)。しかし、特許文献1記載の発明は、結局のところ、閾値電流を設定し、レーザダイオード駆動電流をあらかじめ決められた値とするに過ぎないものであって、温度変化による閾値電流の変化やレーザ光の波長や光量の変化に完全に対応できないという問題がある。尚、特許文献1には、レーザダイオード駆動電流をどのように定めるか具体的に全く示されていない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、連続印字、使用環境、装置内温度等のレーザダイオードの温度特性により光量に変化が生じても、光量の変化を補正し、光量を一定とすることで、形成される画像に影響が生じない画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため請求項1に係る発明は、画像形成装置において、レーザダイオードと感光体とを有し、前記レーザダイオードは形成すべき画像の画像データにあわせてレーザ光の出射をオン/オフされるとともに、発するレーザ光を光学系部材により偏向させて前記感光体に照射し、前記感光体に静電潜像を形成して画像を形成する画像形成装置において、前記レーザダイオードが発するレーザ光の光量を検出し、検出された光量を電圧として出力する光量検出部と、前記光量検出部が出力する電圧の基準電圧を記憶する記憶部と、前記光量検出部が出力した電圧と前記記憶部が記憶する基準電圧とを比較し、前記光量検出部が出力した電圧と基準電圧が異なる場合、前記光量検出部の出力電圧が基準電圧と一致するように、前記レーザダイオードの光量を補正するための補正信号を出力する比較部と、前記比較部が出力した補正信号に従い、前記レーザダイオードの光量を補正する光量補正部を有することとした。
この構成によれば、光量検出部の出力電圧が、基準となる基準電圧に一致するようにレーザダイオードの光量を補正するから、レーザダイオードの有する特性(例えば温度変化)にもかかわらず、常にレーザダイオードの光量を一定にすることができる。即ち、温度変化の影響を受けるレーザダイオードに流れる電流量を基準としない。従って、感光体ドラムを露光するレーザ光の光量に変動がなく、例えば、露光不足等がなくなり、形成される画像の品質が一定である画像形成装置を提供することができる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1記載の発明において、前記光量検出部は、受光したレーザ光を電流として出力する光電変換部と、前記光電変換部が出力した電流を増幅する電流増幅部と、前記電流増幅部が出力した電流を電圧の出力に変換する電流−電圧変換部を有することとした。
この構成によれば、光量検出部は、光電変換部、電流−電圧変換部という構成を有するようにして構成され、簡易にレーザダイオードの光量を電圧に変換できる。従って、光量について電圧を基準として明確に比較することができる。尚、本発明は好適な実施形態の一例を示す。
又、請求項3に係る発明は、請求項2記載の発明において、前記光電変換部は、前記感光体の静電潜像形成領域外に照射されるレーザ光を受光するように配され、前記光量検出部は、前記光電変換部の出力に基づいて、前記感光体へのレーザ光の照射を同期させるための水平同期信号も出力することとした。
この構成によれば、光電変換部をレーザダイオードの近傍に設けないから、レーザダイオードの発熱の影響を光電変換部が受け難くすることができ、光量の検出をより正確に行うことができる。又、光量検出部は、レーザダイオードの光量を検出するとともに、感光体へのレーザ光の照射タイミングを調整し、感光体の周方向の同じ位置で書き込みが開始されるようにするための水平同期信号の出力も行う。即ち、光量検出部に光量検出部及び水平同期信号出力部としての機能を兼ね備えさせることができ、両機能を別途に設ける場合に比べ、低コスト化、省スペース化を図ることができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記光電変換部はフォトダイオードであり、前記電流−電圧変換部は抵抗で構成されることとした。
この構成によれば、光量検出部を構成する部材は、安価であるから低コスト化を図ることができる。又、光量検出部の構成自体も簡易化することができ、光量検出部の寿命、信頼性を高めることができ、ひいては、レーザダイオードの光量を、長期にわたり正確に検出することができる。
又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4いずれか1項に記載の発明において、前記光量補正部は、レーザダイオードに流すバイアス電流を変化させて、レーザダイオードの光量を補正することとした。
この構成によれば、レーザダイオードの発振までの時間を短くするためにレーザダイオードにあらかじめ流されているバイアス電流を増減することにより、レーザダイオードの光量を補正し、レーザダイオードを駆動させるための電流を一定とせず変動させるから、温度によりレーザダイオードのレーザ光の光量や発振波長が変化にも対応して、レーザダイオードの光量を一定とすることができる。
又、請求項6に係る発明は、請求項1乃至5いずれか1項に記載の発明において、装置内部には、装置内の温度を検知するための温度検知部が設けられ、前記比較部は、温度検知部が所定値以上の温度変化を検出した場合に、前記光量検出部の出力電圧と基準電圧を比較し、補正信号を出力することとした。
この構成によれば、所定値以上温度が変化し、レーザダイオードの光量に大きな変動があると考えられる場合にのみ光量の補正を行うことができ、効率的に光量の補正を行うことができる。例えば、光量の補正を行うための時間を減らすことができる。
上述したように、本発明によれば、温度変化等のレーザダイオードの有する特性によってレーザダイオードの光量が変化しても、常にレーザダイオードの光量を一定にすることができ、形成される画像の品質の高い画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜6を参照しつつ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
まず、本発明は、各種画像形成装置に適用可能であるが、一例として画像形成装置のうちカラー対応のプリンタ1に適用した場合について、図1に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ1の概略構造を示す模型的正面断面図である。
本実施形態におけるプリンタ1は、ネットワーク、ケーブル等により接続される外部コンピュータ100から形成すべき画像の画像データを受け取り、コピー用紙等のシートSに画像形成を行う。そのための構成として、図1に示すように、プリンタ1は、箱形を呈した装置本体内に、中間転写部2、画像形成部3、定着部4、シート供給部5、シート搬送路6等が設けられる。
前記中間転写部2と画像形成部3は、互いに接し装置本体内部の中央部に設けられる。そして、複数の色のトナー像を形成するため、画像形成部3は、4つの画像形成ユニット31を備える。尚、中間転写部2と画像形成部3の詳細は、後述する。
前記定着部4は、画像形成部3で形成され、その後、中間転写部2によりシートSに転写されたトナー像に対し定着処理を施す。定着部4は、内部に発熱体を備えた加熱ローラ41と、加熱ローラ41に圧接する加圧ローラ42とを備える。そして、トナー像が転写されたシートSは、シート搬送路6により加熱ローラ41と加圧ローラ42のニップに進入し、押圧・加熱され、トナー像が定着する。尚、処理完了後のシートSは排出トレイ61に排出される。
前記シート供給部5は、プリンタ1の最下部に設けられ、カセット51、載置板52、ピックアップローラ53等から構成される。カセット51は、プリンタ1から着脱自在であり上面が開口し箱形を呈する。載置板52は、カセット51内部に配され、プリンタ用紙、ラベル用紙、OHPシート、厚紙等、各種のシートSの束を積載し、最上位のシートSをピックアップローラ53に当接させる。ピックアップローラ53は、画像形成の際、シート搬送路6にシートSを1枚ずつ送り出す。
前記シート搬送路6は、シート供給部5から中間転写部2、定着部4を通り、排出トレイ61までシートSを搬送する通路である。シート搬送路6には、適宜、ガイドや搬送ローラ対62が設けられる。
次に、図2に基づき、中間転写部2及び画像形成部3の詳細な説明を行う。図2は、本発明の実施形態に係るプリンタ1の中間転写部2及び画像形成部3の拡大正面模型的断面図である。
前記画像形成部3は、4つの画像形成ユニット31K、31Y、31C、31Mを有する。ここで、画像形成ユニット31Kはブラックの、画像形成ユニット31Yはイエローの、画像形成ユニット31Cはシアンの、画像形成ユニット31Mはマゼンタの画像形成を行う。尚、各画像形成ユニット31K、31Y、31C、31Mは、使用するトナーの色が異なるが、ほぼ同一の構成であるから、以後、特に説明する場合を除き、K、Y、C、Mの文字は省略する。
各画像形成ユニット31は、感光体ドラム32(感光体に相当)、帯電装置33、露光装置34、現像装置35、クリーニング装置36等を備える。感光体ドラム32は、モータ、ギア等からなる駆動機構(不図示)により反時計方向に回転する。トナー像形成の際は、まず、感光体ドラム32の下方に設けられた帯電装置33が、感光体ドラム32の周面を所定の電位に帯電させる。
次に、帯電装置33の更に下方の露光装置34が、入力された画像データに基づく各色に対応したレーザ光(破線で図示)を帯電後の感光体ドラム32の周面に照射し、感光体ドラム32の表面の走査・露光を行って、静電潜像を形成する。尚、露光装置34の詳細については、後述する。
現像装置35は、静電潜像にトナーを供給し、感光体ドラム32上の静電潜像がトナーにより現像される。尚、各画像形成ユニット31は、現像装置35の供給するトナーの色が異なる。本実施形態ではブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色が用いられる。クリーニング装置36は、1次転写後の感光体ドラム32の周面に残ったトナー等を除去して、クリーニングを行う。
次に、中間転写部2について説明する。
中間転写部2は、駆動ローラ21、従動ローラ22、1次転写ローラ23、中間転写ベルト24、2次転写ローラ25等から構成される。
駆動ローラ21は、モータ、ギア等からなる駆動機構(不図示)に接続され、所定の速度で回転駆動する。そして、中間転写ベルト24は、駆動ローラ21、従動ローラ22、1次転写ローラ23に張架され、駆動ローラ21が回転することで、中間転写ベルト24も周回する(図2において時計方向に周回)。
又、1次転写ローラ23は、計4本設けられ、中間転写ベルト24を介し各感光体ドラム32と当接する。又、感光体ドラム32で形成されたトナー像を中間転写ベルト24に1次転写するため、所定のタイミングで1次転写ローラ23に所定の電圧が印加される。
具体的な1次転写順序は、中間転写ベルト24上の1次転写の開始位置で、画像形成ユニット31Mの感光体ドラム32上のマゼンタのトナー像の転写が開始され、次に、マゼンタと同じ1次転写の開始位置で画像形成ユニット31Cによるシアンのトナー像が重ねられ、以下同様に画像形成ユニット31Yによるイエローのトナー像、画像形成ユニット31Kによるブラックのトナー像が重ねられる。これにより、中間転写ベルト24の表面にフルカラーのトナー像が重畳して形成される。
2次転写ローラ25は、中間転写ベルト24を介し駆動ローラ21と当接し、そのニップに重畳して形成されたトナー像と搬送されてきたシートSが重なったタイミングで、所定の電圧が印加され、中間転写ベルト24上のトナー像は、シートSに2次転写される。トナー像を転写されたシートSは、定着部4に送られ、トナー像の定着がなされる。又、2次転写後の中間転写ベルト24は、従動ローラ22と中間転写ベルト24を介し当接するベルトクリーニング装置26によって、残トナー等が除去され、清掃される。
次に、図3に基づき、本発明の実施形態に係る露光装置34の詳細を説明する。図3は、本発明の実施形態に係る露光装置34の構成を説明するための模型的断面図である。
尚、本発明の実施形態に係るプリンタ1はカラー対応であり、感光体ドラム32を4本備えるが、各感光体ドラム32で行われる走査・露光は同様であるから、図3では、説明の便宜上、1本の感光体ドラム32の走査・露光について図示し、説明する。
本実施形態の露光装置34は、レーザ光により、走査・露光を行うユニットとして構成される。具体的には、露光装置34は、レーザダイオード7、ポリゴンミラー71、ポリゴンモータ72、fθレンズ73を内装する。前記レーザダイオード7は、形成する画像データの画素にあわせて、レーザ光の出射をオン/オフされる。言い換えると、画像データにあわせて、点消灯を繰り返す。そして、レーザダイオード7のレーザ光は、ポリゴンミラー71に向けて出射される。
前記ポリゴンミラー71は、周面に複数の平面反射面を持ち、多角柱状に形成される(本実施形態では6角柱)。そして、このポリゴンミラー71は、表面が鏡面加工される。又、ポリゴンミラー71は、ポリゴンモータ72により回転し、このポリゴンミラー71の回転によってレーザ光の照射位置は、感光体ドラム32の軸線方向に沿って移動する(移動方向を実線矢印で図示)。ここで、感光体ドラム32の周面は、一定の電位に帯電されているが、レーザ光が照射された部分では、電荷は消去される。
この感光体ドラム32上でのレーザ光の照射位置の移動を等速とするために、fθレンズ73が配される。fθレンズ73は、光路長の差を修正し、レーザ光の走査速度を一定に補正する。本実施形態では、2枚のfθレンズ73が備えられる。
尚、図3において、破線で示すように、感光体ドラム32上で静電潜像が形成される領域は、感光体ドラム32の全長を使い切るものではなく、感光体ドラム32の両端部で若干静電潜像が形成されない領域が設けられる。
そして、感光体ドラム32の近傍にミラー74が配され、このミラー74に反射したレーザ光は、フォトダイオード75(光電変換部に相当)に受光される。このように、フォトダイオード75は、レーザダイオード7よりも感光体ドラム32の近傍に配され、感光体ドラム32の静電潜像形成領域外に照射されるレーザ光を受光するように配される。尚、フォトダイオード75への光の入射により生じた電流は、レーザダイオード7の光量を検出するために電圧に変換されるとともに、感光体の周方向におけるレーザ光の照射を同期させるための水平同期信号の出力に用いられる(詳細は後述)。
従って、レーザダイオード7の発した光が、フォトダイオード75に入射されるようにレーザ光のポリゴンミラー71への入射角及び入射位置が調整される。言い換えると、感光体ドラム32の静電潜像形成領域外にもレーザ光は照射され、その静電潜像形成領域外に照射されたレーザ光をフォトダイオード75が受光する。
このようにして、水平同期をとり、感光体ドラム32周面上の走査・露光の開始位置を一致させつつ、感光体ドラム32を回転させ、走査露光を繰り返すことで、感光体ドラム32の周方向にも順次静電潜像が形成され、2次元的な静電潜像が感光体ドラム32の周面に形成される。この静電潜像に対し、現像装置35がトナーを供給することで、静電潜像は、トナー像として現像されるのである。
尚、本実施形態におけるプリンタ1はカラー対応であるから、露光装置34内には各色のトナー像形成のため、レーザダイオード7、fθレンズ73、ミラー74、フォトダイオード75を4セット備えることができる。一方、ポリゴンミラー71とポリゴンモータ72は露光装置34内に1つずつ設けられており、各レーザダイオード7の発するレーザ光のポリゴンミラー71への入射角、入射位置を調整することで4本の感光体ドラム32の走査・露光が行われる。
更に、本実施形態に係るレーザダイオード7の近傍には、温度センサ76(温度検知部に相当、例えばサーミスタ)が設けられる。これは、露光装置34内、更にはレーザダイオード7の温度を検知するためのものである。
又、本発明の実施形態に係るレーザダイオード7は、レーザダイオード7自体、若しくは露光装置34内の雰囲気温度が変化しても、光量が一定となるように制御される。そこで、レーザダイオードの特性が温度によって変化する点について、図4に基づき述べる。
図4は、レーザダイオードの温度による特性の変化の一例を示す図であり、(a)は閾値電流と温度の相関の一例を示すグラフであり、(b)は、発振波長と温度の相関の一例を示すグラフである。
図4(a)に示すように、レーザダイオードの温度が上昇するに従い、レーザダイオードの閾値電流Ithも増加する(例えば、10°Cの時、約22〜23mAであるのに対し、60°Cでは、30mAを超える。)。レーザダイオードに流れる電流が閾値電流Ithを超えなければ、反転分布キャリア密度がレーザ発振を起こすために必要な値を超えず、誘導放出も発生しないので、レーザ光がほとんど出射されない。従って、レーザダイオードの温度が上昇すれば、レーザ光を出射させるためにレーザダイオードに流れる電流を増加させる必要がある。一方、温度が下降しても、レーザダイオードに流す電流を変化させなければ、レーザダイオードの光量が強すぎる場合も生じ得る。
次に、図4(b)をみると、レーザダイオードが発するレーザ光の波長Lpは、レーザダイオードの温度が上昇するに従って、長くなる(例えば10°Cの時、約780nmであるのに対し、60°Cの時、約793nmとなる)。これは、温度が高くなると熱の影響によりバンドギャップが狭くなるため、出射する光子のエネルギーが低下することが一因であると言われる。一般に、短波長ほど、光子の持つエネルギーは高いとされるので、温度上昇により波長が大きくなれば、光出力が低下し、光量が減少してしまう場合がある(例えば赤色から赤外方向へ)。
このように、レーザダイオードの温度が変化すると、閾値電流だけでなく、レーザダイオードの種類による部分も大きいが、波長や光量も変化する。特に、近年の画像形成装置の高精細化、処理高速化の要請により、出力の大きいレーザダイオードが採用され、ポリゴンモータの回転数も高速化されている。そうすると、露光装置34には、通常、排熱機構(例えば、冷却ファン)が設けられるものの、レーザダイオードの自己発熱や、ポリゴンモータの放出熱の増大により、レーザダイオードの光量を一定に維持することが困難な状況となっている。レーザダイオードの光量が一定とならなければ、露光にムラが生ずることになり、形成される画像に濃度ムラが生ずる等、弊害が生ずる。
一方、本発明は、レーザダイオード7や、プリンタ1内の温度に変化があっても、レーザダイオード7の光量を一定とし、形成される画像の品質を高めるものである。
そこで、以下、図5及び6に基づき、本発明の実施形態に係るレーザダイオード7の光量を一定とするための構成を説明する。図5は、本発明の実施形態に係るプリンタ1の構成の一例を示すブロック図である。図6は、本発明の実施形態に係るレーザダイオード7の光量を一定とするための構成の一例を示す回路図である。
レーザダイオード7の光量を一定にするための構成として、本実施形態に係るプリンタ1は、光量検出部8a、比較回路8b(比較部に相当)、記憶部8c、光量補正部8d等を有するので、各構成の概略について説明する。
図5に示すように、本発明の実施形態に係るプリンタ1は、レーザダイオード7の光量を検出するための構成として、光量検出部8aを有する。光量検出部8aは、フォトダイオード75(光電変換部に相当)、抵抗81(電流―電圧変換部に相当)等により構成され、レーザダイオード7の光量を検出し、その光量を電圧として出力する。又、感光体ドラム32への走査・露光の水平同期信号を出力するためのシュミットトリガ82等も備える。
前記比較回路8bは、光量検出部8aの出力電圧と、記憶部8cが記憶する基準電圧との比較を行う部分である。そして、比較演算の結果、光量補正部8dに対し、レーザダイオード7の光量を補正する補正信号としてレーザダイオード7の光量をコントロールするための電圧を出力する。又、比較回路8bには、温度センサ76が接続され、温度センサ76は、一定の温度変化があったときのみ、比較回路8bが比較演算を行うようにするためのスイッチとして機能する。
光量補正部8dは、比較回路8bからのレーザダイオード7の光量を補正するための信号を受けて、露光装置34のレーザダイオード7の光量コントロールを行う部分である。この光量コントロールにより、露光装置34のレーザダイオード7の光量は、適正な範囲を維持する。
又、本発明の実施形態に係るプリンタ1には、画像形成部3や中間転写部2等、各構成を制御するため、プリンタ1内部に適宜設けられる基板上に制御部9を有する。そして、制御部9は、CPU91やメモリ92を有し、CPU91は、中央演算処理装置として機能する。メモリ92は、記憶装置であってROMやRAMで構成され、例えば、ROMにはプリンタ1を制御するためのプログラムや制御用データが記憶されている。又、RAMは、CPU91がプリンタ1を制御するために、制御用のプログラム、データを一時的に展開したり、外部コンピュータ100から送信される画像データを記憶したりするために利用される。
そして、制御部9は、露光装置34の制御も行い、形成すべき画像データにあわせ、レーザダイオード7の点消灯をディジタル信号により制御する(図6参照)。即ち、画像データの各ドットについて、レーザダイオード7の点消灯を制御し、画像データの静電潜像を形成する。そして、ポリゴンモータ72の回転速度等の制御を行い、感光体ドラム32の走査・露光の基本的な制御を行う。
次に、図6によりレーザダイオード7の光量を補正するための構成を詳細に説明する。
まず、光量検出部8aは、フォトダイオード75、抵抗81(電流−電圧変換部に相当)、シュミットトリガ82、電流アンプ83(電流増幅部に相当)等で構成される。
前記フォトダイオード75は、感光体ドラム32の静電潜像形成領域外のレーザ光を受光するために露光装置34に設けられたフォトダイオード75である(図3参照)。具体的には、フォトダイオード75は、感光体ドラム32の静電潜像形成領域外に照射されたレーザ光をミラー74の反射により受光する。このフォトダイオード75がレーザ光を受光することにより生じた電流は、電流アンプ83に入力され、増幅される。尚、電流アンプ83には、電流アンプ83を駆動させるための電源84が接続される。
ここで、フォトダイオード75が出力する電流は、レーザダイオード7が発する光量、即ち、フォトダイオード75が受光する光量により変化するので、レーザダイオード7の光量が大きければ、フォトダイオード75の出力電流は大きくなるし、レーザダイオード7の光量が小さければ、フォトダイオード75の出力電流は小さくなる。
そして、フォトダイオード75の出力電流、即ち、電流アンプ83により増幅された電流は、比較回路8bに接続される。そして、電流アンプ83と比較回路8bの間に接続された抵抗81によりフォトダイオード75の出力電流は、最終的に電圧として現れる。これにより、フォトダイオード75の出力が電圧に変換される。そうすると、この電圧は、比較回路8bに入力されることになる。これらの構成により、光量検出部8aは、レーザダイオード7が発するレーザ光の光量を検出し、検出された光量を電圧として出力する。
一方、電流アンプ83と比較回路8bの接続線は分岐され、シュミットトリガ82の一方の端子にも電流アンプ83の出力が接続される。言い換えると、電流アンプ83の出力は、比較回路8bに接続されるとともに、分岐してシュミットトリガ82の一方の端子にも接続される。そうすると、図6に示すように、シュミットトリガ82の一方の端子に、抵抗81により電流−電圧変換された電圧が現れることになる。尚、シュミットトリガ82の他方の端子には、比較用の電源85が接続される。
ここで、シュミットトリガ82とは、高・低の二つの閾値電圧を持つ素子で、入力電圧は、この範囲内から入力が高くなるか低くなるかで状態が変化する素子である。そして、シュミットトリガ82は、一般に、入力と論理が逆になる。具体的に例えると、まず、入力電圧が上側の閾値電圧より下なら、出力はHighとなる。そして入力電圧が上側に達した時、出力はLowに変化する。この状態で、入力電圧が上側の閾値電圧を下まわっても、下側より高い状態であれば、出力はLowのまま維持される。その後、入力電圧が下側の閾値電圧を下まわった時、出力はHighとなる。即ち、シュミットトリガ82は、入力電圧の変動に対し、ヒステリシスを有し、入力電圧に多少ノイズが重畳しても出力が不安定とならない。
要するに、フォトダイオード75がレーザダイオード7のレーザ光を受光した際に、フォトダイオード75の出力する電流は大きく変化するのであるから、シュミットトリガ82は、フォトダイオード75がレーザ光を受光した際、及びレーザ光を受光しない状態になったときに出力が急激に切り替わり、フォトダイオード75のレーザ光の受光を検知することができる。従って、シュミットトリガ82の出力信号は、感光体ドラム32へのレーザ光の照射を同期させるための水平同期信号に利用できる。
そして、フォトダイオード75が出力した電流を電流−電圧変換した電圧は、比較回路8bに入力される。この比較回路8bは、フォトダイオード75の出力が変換された電圧と基準電圧を比較するための回路である。尚、この比較回路8bは、コンパレータのような素子により構成しても良いし、制御部9のCPU91を用いても良く、比較演算ができればよい。
ここで、基準電圧とは、レーザダイオード7の光量が適切である場合のフォトダイオード75の出力電流を抵抗81により電流−電圧変換した場合に比較回路8bに入力される電圧値である。又、この基準電圧の値は、1つの定まった値である必要はなく、一定の範囲を持つようにしてもよい。そして、この基準となる電圧値は、比較回路8bに接続される記憶部8cに記憶される。尚、比較回路8bにCPU91を用いる場合には記憶部8cをROMで構成しディジタル的に記憶しても良いし、基準電圧を出力する回路としてアナログ的に構成しても良い。
例えば、基準電圧としては、プリンタ1の工場出荷の際の製品検査時等における、常温環境下でのフォトダイオード75の出力電流を抵抗81により電流−電圧変換した電圧値を採用し、記憶部8cに記憶させることができる。又、フォトダイオード75の特性のばらつき等を考慮しつつ、一定の電圧の値を記憶部8cに記憶させても良い。
そして、比較回路8bは、比較演算の結果に基づき、光量補正部8dの比較器86に向けて補正信号を出力する。言い換えると、比較器86の一端子に補正信号が入力される。
例えば、補正信号は、光量を変動させない場合に比較回路8bから出力される基準となる電圧の設定値を定めておき、光量を増加させる場合は、設定値よりも補正信号の電圧値を上げ、光量を減少させる場合は、設定値よりも補正信号の電圧値を下げるようにすることができる。後述するように、この補正信号は、最終的にアナログコントローラ87に入力され、アナログコントローラ87は、補正信号の電圧値に従い、レーザダイオード7のバイアス電流を変化させ、レーザダイオード7の光量の増減を行う。
そして、比較回路8bの補正信号に従ってレーザダイオード7の光量を補正する光量補正部8dは、アナログコントローラ87、比較器86、電流量調整抵抗88等により構成される。
上述したように、比較器86の一方の端子には補正信号が入力されるが、比較器86の他方の端子には、順に可変抵抗89、第2フォトダイオード77、ディジタルコントローラ78、レーザダイオード7、電流量調整抵抗88の順に接続された後、アナログコントローラ87が接続される。即ち、ループ状の回路が形成される。
まず、ディジタルコントローラ78は、制御部9から送信される画像データに基づきレーザダイオード7に印加する電圧のON/OFFの制御を行う。即ち、画像データに基づき、レーザ光を感光体ドラム32に照射する場合は、定電圧をレーザダイオード7に印加し、レーザ光を感光体ドラム32に照射しない場合は、電圧の印加をOFFする。言い換えると、レーザダイオード7の点消灯自体の制御を行う。
そして、ディジタルコントローラ78の印加した電圧により、レーザダイオード7に電流が流れる方向には、電流量調整抵抗88が接続された後、アナログコントローラ87が接続される。このアナログコントローラ87は、レーザダイオード7にあらかじめ流しておくバイアス電流をコントロールする。
ここで、バイアス電流とは、レーザダイオードの発光の反応性を高めるため、レーザダイオードにあらかじめ流しておく電流である。レーザダイオードは、閾値電流を超えるとレーザ光の出力が急激に大きくなり、閾値電流を超えない範囲で電流を流しても、ほとんどレーザ光を発しない。そのため、本実施形態では、レーザダイオード7に、閾値電流以下のバイアス電流を流しておく。そして、アナログコントローラ87は、このバイアス電流の量をコントロールするのである。
このバイアス電流量を制御するための信号が比較回路8bから出力される。即ち、アナログコントローラ87は、比較回路8bからの補正信号の電圧値の大小により、バイアス電流の量を増減させる。具体的には、比較回路8bから出力された補正信号は、比較器86の端子に入力される。尚、比較回路8bと比較器86の間にはコンデンサC1が接続され、このコンデンサC1は、比較回路8bの出力電圧を保持する。又、アナログコントローラ87の電位を保持するためにコンデンサC2も設けられる。
一方、比較器86の他端子には、可変抵抗89を介し、第2フォトダイオード77が接続されている。この第2フォトダイオード77とレーザダイオード7で1つのユニットとしてレーザダイオード部7aを構成する(=1つの半導体素子として構成されている)。そして、レーザダイオード7内では、光の反射が繰り返されるが、このレーザダイオード7が発生させた光のエネルギーが一定値を超えたことを第2フォトダイオード77が検知し、この時点でレーザ光が放射される。尚、レーザダイオード部7a自体でも光量を一定にしようとする働きがあるが、この第2フォトダイオード77の特性も温度によって変化するので、その点を含めて、本発明は、レーザダイオード7の光量の補正を行う。
このように、比較器86の端子の片方には、比較回路8bからの電圧としての補正信号が入力され、他方には、第2フォトダイオード77の受光により生じた電圧が入力され、比較器86により、補正信号の電圧を調整し、レーザダイオード7に流れる電流の大きな変動を防ぐ。そして、比較器86の演算結果(出力)がアナログコントローラ87に入力され、この補正信号によりレーザダイオード7に流す電流の量が定められる。
これらの構成により、レーザダイオード7の温度が変わっても、レーザダイオード7の光量はほぼ一定となる。温度上昇により光量が変化し、例えば、光量が増加した場合は、その光量の増加を、フォトダイオード75が検出する。その検出結果を比較回路8bに入力し、比較回路8bが、基準電圧をもとに増加した光量を算出する。そして、増加した光量に応じた補正信号を比較回路8bが出力する(例えば、補正信号は、設定値よりも小さな電圧で出力される)。その補正信号をアナログコントローラ87が受け、レーザダイオード7に流すバイアス電流を減少させる。そうすると、レーザダイオード7の光量補正がなされる。一方、例えば、レーザダイオード7の温度が下がった等により、光量が減少した場合は、同様に、比較回路8bが、例えば、補正信号を、設定値よりも大きな電圧で出力し、これを受け、アナログコントローラ87がレーザダイオード7のバイアス電流を増加させ、レーザダイオード7の光量を上げ、補正を行う。
尚、あまりに頻繁にレーザダイオード7の光量の補正を行うと、画像形成の処理速度や画像の品質に影響が出てしまうこともあり得るので、温度センサ76が所定値以上の温度変化を検出した場合にのみ、比較回路8bがフォトダイオード75の出力を受け付け、レーザダイオード7の光量の補正を行うようにしても良い。そのため、比較回路8bには、温度センサ76が接続される。
ここで、所定値は、例えば1〜6°C、更に詳しくは、3〜5°Cの範囲で定めることができる。3〜5°C程度、温度が変化すれば、レーザダイオード7の光量の変化が画質に影響を与える場合が多くなるからである。尚、プリンタ1に用いるレーザダイオード7が温度変化の影響を受け難いものであれば、所定値の範囲は、5〜10°Cとしてもよいし、温度変化の影響を受け易いものであれば、所定値の範囲を1〜3°Cとしてもよく、要約すれば、1〜10°C程度の間で所定値は適宜設定可能である。
このようにして、上述した本発明の実施形態により、光量検出部8a(フォトダイオード75、抵抗81等)の出力電圧が、基準となる基準電圧に一致するようにレーザダイオード7の光量を補正するから、レーザダイオード7の有する特性(例えば温度変化)にもかかわらず、常にレーザダイオード7の光量を一定にすることができる。従って、感光体ドラム32を露光するレーザ光の光量に変動がなく、例えば、露光不足等がなくなり、形成される画像の品質が一定である画像形成装置(プリンタ1)を提供することができる。
又、光量検出部8aは、光電変換部(フォトダイオード75)、電流−電圧変換部(抵抗81)という構成を有するようにして構成され、簡易にレーザダイオード7の光量を電圧に変換できる。従って、光量について電圧を基準として明確に比較することができる。
又、光電変換部をレーザダイオード7の近傍に設けないから、レーザダイオード7の発熱の影響を光電変換部が受け難くすることができ、光量の検出をより正確に行うことができる。又、光量検出部8aは、レーザダイオード7の光量を検出するとともに、感光体ドラム32へのレーザ光の照射タイミングを調整し、感光体ドラム32の周方向の同じ位置で書き込みが開始されるようにするための水平同期信号の出力も行う。即ち、光量検出部8aに光量検出部8a及び水平同期信号出力部(シュミットトリガ82)としての機能を兼ね備えさせることができ、両機能を別途に設ける場合に比べ、低コスト化、省スペース化を図ることができる。
又、光量検出部8aを構成する部材は、安価であるから低コスト化を図ることができ、又、光量検出部8aの構成自体も簡易化することができ、光量検出部8aの寿命、信頼性を高めることができ、ひいては、レーザダイオード7の光量を、長期にわたり正確に検出することができる。
又、レーザダイオード7の発振までの時間を短くするためにレーザダイオード7にあらかじめ流されているバイアス電流を光量補正部8d(アナログコントローラ87等)によりにより増減することにより、レーザダイオード7の光量を補正し、レーザダイオード7を駆動させるための電流を一定とせず変動させるから、温度によりレーザダイオード7のレーザ光の光量や発振波長が変化にも対応して、レーザダイオード7の光量を一定とすることができる。
又、所定値以上温度が変化し、レーザダイオード7の光量に大きな変動があると考えられる場合にのみ光量の補正を行うことができ、効率的に光量の補正を行うことができる。例えば、光量の補正を行うための時間を減らすことができる。
以下、別実施形態について説明する。上述の実施形態では、タンデム式のカラーのプリンタ1について示したが、ロータリー式のカラーのプリンタ等の画像形成装置にも適用可能であり、更には、モノクロのプリンタ等の画像形成装置にも適用可能である。
又、本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、複写機、複合機、プリンタ等の画像形成装置等に利用可能である。
1 プリンタ(画像形成装置)
32 感光体ドラム(感光体)
7 レーザダイオード
71 ポリゴンミラー(光学系部材)
73 fθレンズ(光学系部材)
75 フォトダイオード(光量検出部8aの一部、光電変換部)
76 温度センサ(温度検知部)
8a 光量検出部
8b 比較回路(比較部)
8c 記憶部
8d 光量補正部
81 抵抗(光量検出部8aの一部、電流−電圧変換部)
82 シュミットトリガ
83 電流アンプ(光量検出部8aの一部、電流増幅部)
87 アナログコントローラ(光量補正部8dの一部)
32 感光体ドラム(感光体)
7 レーザダイオード
71 ポリゴンミラー(光学系部材)
73 fθレンズ(光学系部材)
75 フォトダイオード(光量検出部8aの一部、光電変換部)
76 温度センサ(温度検知部)
8a 光量検出部
8b 比較回路(比較部)
8c 記憶部
8d 光量補正部
81 抵抗(光量検出部8aの一部、電流−電圧変換部)
82 シュミットトリガ
83 電流アンプ(光量検出部8aの一部、電流増幅部)
87 アナログコントローラ(光量補正部8dの一部)
Claims (6)
- レーザダイオードと感光体とを有し、前記レーザダイオードは形成すべき画像の画像データにあわせてレーザ光の出射をオン/オフされるとともに、発するレーザ光を光学系部材により偏向させて前記感光体に照射し、前記感光体に静電潜像を形成して画像を形成する画像形成装置において、
前記レーザダイオードが発するレーザ光の光量を検出し、検出された光量を電圧として出力する光量検出部と、
前記光量検出部が出力する電圧の基準電圧を記憶する記憶部と、
前記光量検出部が出力した電圧と前記記憶部が記憶する基準電圧とを比較し、前記光量検出部が出力した電圧と基準電圧が異なる場合、前記光量検出部の出力電圧が基準電圧と一致するように、前記レーザダイオードの光量を補正するための補正信号を出力する比較部と、
前記比較部が出力した補正信号に従い、前記レーザダイオードの光量を補正する光量補正部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記光量検出部は、受光したレーザ光を電流として出力する光電変換部と、前記光電変換部が出力した電流を増幅する電流増幅部と、前記電流増幅部が出力した電流を電圧の出力に変換する電流−電圧変換部を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記光電変換部は、前記感光体の静電潜像形成領域外に照射されるレーザ光を受光するように配され、
前記光量検出部は、前記光電変換部の出力に基づいて、前記感光体へのレーザ光の照射を同期させるための水平同期信号も出力することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。 - 前記光電変換部はフォトダイオードであり、前記電流−電圧変換部は抵抗で構成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
- 前記光量補正部は、レーザダイオードに流すバイアス電流を変化させて、レーザダイオードの光量を補正することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 装置内部には、装置内の温度を検知するための温度検知部が設けられ、
前記比較部は、温度検知部が所定値以上の温度変化を検出した場合に、前記光量検出部の出力電圧と基準電圧を比較し、補正信号を出力することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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|---|---|---|---|---|
| JP2011043757A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Ricoh Co Ltd | 光書込装置および光書込方法 |
| JP2013132857A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Ricoh Co Ltd | 光書込装置、及び画像形成装置 |
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| JP2018165737A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 富士通株式会社 | 駆動回路及び画像投影装置 |
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2007
- 2007-06-27 JP JP2007169308A patent/JP2009006561A/ja active Pending
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